PRESS RELEASE 2010年10月14日新車購入補助金終了後の「ガリバー次期戦略」中古車の新たな“チャネル戦略”と“ターゲット戦略”を策定 2010 年 10 月 17 日（日）より展開クルマとの新しいつきあい方を提案する株式会社ガリバーインターナショナル（本社:東京都千代田区、代表取締役会長: 羽鳥兼市、以下：ガリバー）は、新車購入補助金が終了を迎えた今、改めて中古車の魅力をより多くの人に伝えるべく、「ガリバーの次期戦略」として、新たな“チャネル戦略”と“ターゲット戦略”を策定し、2010 年 10 月 17 日（日）より、以下の施策を順次展開いたします。 2010 年 9 月 7 日受け付け分で新車購入補助金が打切りとなり、同月の新車販売台数は 13 ヵ月ぶりにマイナスに転じました。また、同様の経済政策を実施したドイツでは、制度終了後の新車市場が前年比 3 割減という状態で半年以上推移しており、日本の新車市場においても同様の現象が起きると予測されています。※3 項グラフ参照一方、こうした環境のもとで中古車の価値は改めて見直される局面を迎えており、ガリバーが中古車のリーディング企業だからこそできる新たな“チャネル戦略”と“ターゲット戦略”にもとづく様々な施策を通じて、より一層の中古車価値の向上を推進してまいります。まず、新たな“チャネル戦略”では、来店・お客様宅訪問のほかに顧客接点の幅を大きく広げました。ビジネスモデルの優位性※を強化するために新たなローコストチャネルを開発し、キャンペーンを始めとする施策を通じて買い方の提案をいたします。 ※4 項資料参照具体的には以下 2 つのチャネルを展開いたします。 ①ウェブサイトをベースとしながら、コールセンターのオペレーターがお客様と電話とメールで商談するクルマの通信販売を 2010 年 11 月 16 日（火）より開始いたします。毎日 500 台が入れ替わる鮮度の高い約 6,000 台の在庨の中から、全国一律の条件でお客様に最適な 1 台をお選びいただけます。 ②革新的なデバイスである iPad を活用したクルマの乗り換え提案を 2010 年 10 月 17 日（日）より開始いたします。コンパクトで機動性に優れ、操作性の高い iPad を活用することでショッピングモールなど限られた空間で限られた時間内にお客様にストレスなく、より多くのクルマをご紹介することができます。次に、新たな“ターゲット戦略”では、新車補助金制度で最も購入意欲が向上したファミリー層のお客様のご期待に応えるべくファミリーの中心であるママ（子どもを持つ主婦）に着目し、「ママとクルマの研究所」（以下：ママ研）の設立を通じてママ達との忌憚のない意見交換から生まれた新しいサービスを提供いたします。具体的には以下の 3 つの施策を展開いたします。 ①購入価格の比較だけでなく、リセールバリュー（売却するときの価値）を想定した車の乗り換え提案を行います。 ②「ママ研」の活動の中で特に高い要望があった「ベビーカー買取サービス」施策をエリアおよび期間限定で実施いたします。 ③お店づくりにママの声を反映させたモデル店舗第 1 号店を 2010 年 10 月 29 日（金）東京・世田谷にオープンいたします。ガリバーでは、今後もクルマと新しいつきあい方を広げるため、お客様に喜ばれるサービスを次々とご提案してまいります。 ※iPad は Apple Inc.の商標です。 ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ガリバーインターナショル東京都千代田区丸の内 2-7-3 東京ビル 25 階広報部 TEL：03-5208-5501 FAX：03-5208-5511 MAIL：[email protected] 参考資料 ■施策の詳細 1．チャネル戦略 ①通販サイト掲載の車両（掲載数約 6,000 台）についてコールセンターのオペレーターがお客様と電話やメールを活用しご提案します。お客様はご自宅など店頭以外の場所にいながら商談から契約まで行うことができます。 2009 年 1 月よりテストマーケティングを開始し、現在では販売台数が月間 200 台ペースの実績が出ているため、今後はお客様の用途に合ったご提案ができるよう内容を充実させていきます。【開始日】2010 年 11 月 16 日（火）【エリア】全国 ②コンセプトを 0.01 坪の究極の展示場とし、コンパクトで機動性に優れ、操作性の高い iPad を活用することで限られた空間で限られた時間内にお客様にストレスなく、より多くのクルマをご紹介することができます。ショッピングモール内で iPad を活用した乗り換えのご提案を行います。【開始日】2010 年 10 月 17 日（日）【エリア】関西（大阪府から順次開始） ※iPad は Apple Inc.の商標です。 2．ターゲット戦略「ママとクルマの研究所」設立 '家族の幸せ’の代弁者である 0 歳～6 歳までの子どもを持つ主婦 32 名で構成された「ママとクルマの研究所」（以下：ママ研）を設立しました。子どものこと、家族のことを常に優先に考えているのは母親ですが、クルマの話となると主導権は父親である男性が握る傾向にあり、提供側も男性目線のサービスや提案になりがちでした。（「ママ研」メンバーのアンケート回答結果から）そこでガリバーは「ママ研」を設立し、家族目線のクルマ選びを提案ができるよう 2010 年 5 月から約 4 ヵ月に渡り、座談会や店舗見学会を通じて家族目線のカーライフを提案するには何が必要かを議論してまいりました。 ①リセールバリューを想定した乗り換え提案購入時だけの価格で判断するのではなく、売却時を想定した乗り換え（リセールバリュー※）をご提案することで最終的に損をしない買い方の提案を行います。 ※ リセールバリューとは・・・クルマを手放す際の売却予想価格のこと。ガリバーは年間約 60 万台もの車両を独自のデータベースと査定士のノウハウに基づき値付けを行っています。これらのデータとノウハウを基に、より精密な予測が可能となります。【実施対象店舗】福岡日赤通り店、福岡小田部店、福岡空港店、大野城南バイパス店、春日店の計 5 店舗より順次導入 ②ベビーカー買取サービス「ママ研」の活動の中で高い要望があった施策のうちの 1 つを期間限定で実施します。【買取対象物】ベビーカー、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシート【買取フロー】 ①ガリバー店舗に対象物をお持ちいただき、スタッフがキズや汚れを確認し、お預かりします。 ②提携リサイクルショップがガリバー店舗に引き取りに来ます。 ③提携リサイクルショップから買取価格の連絡が入り次第、お客様に買取価格をご連絡いたします。 ④提携リサイクルショップからお客様の口座に入金をさせていただきます。【実施期間】2010 年 11 月 6 日（土）～2010 年 12 月 26 日（日）まで【実施対象店舗】福岡日赤通り店、福岡小田部店、福岡空港店、大野城南バイパス店、春日店の計 5 店舗 ③お店づくりにママの声を反映 2010年10月29日（金）にオープンするガリバー世田谷成城店（東京都世田谷区千歳台4-1-19） ※環八桜丘店のリニューアルとなります。【ママの声を反映させた箇所】お子様を配慮したキッズコーナーにリニューアルします。・スペースがこれまでの 4.4 ㎡から 16 ㎡と大幅に拡大・空調に配慮した場所に設置お子様連れのママに配慮した作りにリニューアルします。・ベビールームを新設、オムツ交換や授乳が可能に・パウダールームにオムツ交換台設置 ■市場状況新車購入補助金が終了したドイツの新車販売台数同月比推移 ■ガリバーのビジネスモデル優位性 ◆ 自動車流通の入口と出口を押さえている（買取と小売） ◆ 高い在庨回転率（買い取ったクルマは約 2 週間で卸し現金化） ◆ 小規模店舗展開（画像販売により展示スペース丌要） ■ガリバーの目指す〝自動車の流通革命〟とこれまでの取り組みガリバーは 1994 年 10 月、自動車の流通革命という大きな目標を掲げ、福島県郡山市で創業しました。以来、中古車の買い取りを事業の中核として位置づけ、本部一括査定をすることで査定価格にバラつきをなくし、全国一律価格での買い取りに注力してきました。一方、車を適正価格で流通させるためには、車が発生する源泉である「買い取り」から、再び市場に出ていく「小売」まで押さえる必要があるという考えから、2008 年より中古車小売事業の強化を開始し、保証の充実など中古車を安心して購入できる「品質の向上」サービスやライフスタイルに合わせた乗り換えを可能にする「買い方提案」など様々な施策を打ち出してまいりました。また、こうした施策を行う中で、人気車種やニーズには地域によって明確な違いがあることも明らかになってきたため、地域性を踏まえた取り組みの第一弾として 2010 年 5 月 22 日（土）より関西エリアを中心に“徹底比較”コンセプトの店舗展開を開始しました。＜株式会社ガリバーインターナショナル概要＞社名：株式会社ガリバーインターナショナル設立：1994 年 10 月 12 日本社：東京都千代田区丸の内 2 丁目 7 番 3 号代表者：代表取締役会長羽鳥兼市事業内容：自動車の買取・販売事業、その他自動車流通に関わる事業資本金：41 億 5,700 万円（2010 年 2 月 28 日現在）店舗数：全国約 420 店舗（2010 年 2 月 28 日現在）従業員数：2,253 名（2010 年 2 月 28 日現在）