国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター NATIONAL CENTER HOSPITAL OF NEUROLOGY AND PSYCHIATRY 2015 年度 病院年報 (第 29 号) ANNUAL REPORT 2015 緑の風薫る病院 ―高度な医療をやさしく提供します― 2016 年 10 月発行 序 文 猛暑が去り、 一足飛びで秋が深まってまいりました。2015年度の国立精神・神経医療研究センター 病院の年報をお届けいたします。当院は1940年に「傷痍軍人武蔵療養所」としてスタートしまし たが、変遷を経て、2010年から独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院となり、さらに、 2015年4月より、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院と名前が変わりました。 もともと精神、 神経、 筋疾患、 発達障害の分野の国立高度専門医療センター病院でありましたが、 「国 立研究開発法人」という名称にかわったことで、これまで以上に、より良い医療を皆さまに提供 できるよう、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)内の研究所などと協力して新たな治療 法の開発などを進めるべく、心を新たにいたしました。 この年報では、そのような決意の一端を皆さまにお示しできるものと思います。この1年、い ろいろな取り組みを進めましたが、特筆すべきものとして、2台目SPECT装置の稼働開始、訪問 看護ステーションの独立、 「精神医療の見える化プロジェクト(PECO) 」の導入とそれに伴う新 規アプリケーションの開発、 認知行動療法等の心理療法室の取り組みがあり、 これらは巻頭のトピッ クスにあげましたので、ぜひご覧ください。いずれも病院スタッフが大変力を入れて進めたもの ですが、病院のみならず、NCNP内の脳病態統合イメージングセンター(IBIC) 、精神保健研究所、 認知行動療法(CBT)センター等の協力でなしえたものです。当院ではこのように、患者さん一 人一人に最適な医療を提供すべく、 NCNP内の2つの研究所や4つのセンター内センターの協力で、 様々な活動を行っています。もちろん診療が最も重要ですが、それとともに、より効果の高い安 全な治療、より正確で侵襲性の低い診断などの開発研究、これらの成果を他施設にも広め、わが 国全体の医療レベルを上げるための人材育成、さらに患者さんやご家族、国民一般に私達が日々 格闘している病気についてのご理解を深めていただくための情報発信を行っています。 さらに、もう一つ特筆すべきは経営状態です。私達が望むより良い医療を実践するためには、 盤石な経営基盤が不可欠です。日々の努力により、2014年に比較して約2億円、2011年度に比較 すると約14億円の収入増により、2015年度は何とか医療収支としては黒字になりました。今後 も上記、診療、研究、人材育成、情報発信に加え、経営努力を進め、高度な医療を優しく提供で きる病院として、がんばっていきたいと思います。 どうぞ、2015年度の当院スタッフ全員の努力をご覧いただき、今後もご支援、ご指導賜ります よう、お願いいたします。 2016 年 10 月吉日 病院長 村田 美穂 病院の理念 研究所と一体となって診療と研究に取り組み 、 精神・神経・筋疾患と発達障害の克服を目指します 基本方針 1 . 研究成果を医療に生かします 2 . 高度な医療を優しく提供します 3 . 人材を育て、情報を全国に発信します 目 次 トピックス ………………………………………………………………………………………… 1 Ⅰ 病院概要 1 病院の概要 ………………………………………………………………………………… 7 2 病院の沿革 ………………………………………………………………………………… 8 3 施設の概要 …………………………………………………………………………………10 4 病院が担う政策医療 ………………………………………………………………………12 Ⅱ 病院運営 1 組織 …………………………………………………………………………………………17 2 職員配置状況 ………………………………………………………………………………19 3 経常収支 ……………………………………………………………………………………20 4 施設整備状況 ………………………………………………………………………………21 5 主要医療機器整備状況 ……………………………………………………………………22 6 放射線診療部保有機器構成 ………………………………………………………………23 7 年間主要行事・出来事 ……………………………………………………………………24 Ⅲ 統計 1 医事統計 ……………………………………………………………………………………27 2 疾患別統計 …………………………………………………………………………………34 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部)…………………………………………………………………45 2 司法精神科(第二精神診療部)……………………………………………………………51 3 神経内科 ……………………………………………………………………………………53 4 小児神経科 …………………………………………………………………………………56 5 脳神経外科 …………………………………………………………………………………58 6 総合外科 ……………………………………………………………………………………60 7 総合内科 ……………………………………………………………………………………62 8 遺伝カウンセリング室 ……………………………………………………………………64 9 手術・中央材料部 …………………………………………………………………………65 10 放射線診療部 ………………………………………………………………………………67 11 臨床検査部 …………………………………………………………………………………69 12 身体リハビリテーション部 ………………………………………………………………71 13 精神リハビリテーション部 ………………………………………………………………74 14 医療連携福祉部 ……………………………………………………………………………78 15 薬剤部 ………………………………………………………………………………………82 16 看護部 ………………………………………………………………………………………84 17 栄養管理室 …………………………………………………………………………………86 18 臨床研究推進部 ……………………………………………………………………………88 19 医療安全管理室 ……………………………………………………………………………89 20 院内感染防止対策委員会 …………………………………………………………………90 21 療育指導室 …………………………………………………………………………………91 22 アドボカシー委員会 ………………………………………………………………………92 23 医療情報室 …………………………………………………………………………………93 24 教育・研修室 ………………………………………………………………………………94 25 病院臨床研究推進委員会 専門疾病センター……………………………………………95 26 筋疾患センター ……………………………………………………………………………96 27 てんかんセンター …………………………………………………………………………98 28 多発性硬化症センター ………………………………………………………………… 101 29 パーキンソン病・運動障害疾患センター …………………………………………… 103 30 地域精神科モデル医療センター ……………………………………………………… 105 31 睡眠障害センター ……………………………………………………………………… 107 32 統合失調症早期診断・治療センター ………………………………………………… 109 Ⅴ 研修・教育 1 研修医 …………………………………………………………………………………… 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 ……………………………………… 3 研修・見学等受け入れ状況 …………………………………………………………… 4 看護部教育研修実施状況 ……………………………………………………………… 115 115 128 134 Ⅵ 臨床研究 1 病院研究発表会 ………………………………………………………………………… 2 各科研究会 ……………………………………………………………………………… 3 研究業績 ………………………………………………………………………………… 4 研究補助金 ……………………………………………………………………………… 141 143 151 188 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧……………………………………………………………………… 205 トピックス トピックス 1 放射線部の SPECT 導入 放射線診療部 技師長 宮城 賢治 部長 佐藤 典子 当放射線診療部における核医学検査は、脳の血流を見る脳血流 SPECT 検査、ドーパミンという 神経伝達物質の働きをみるダットスキャン検査、心臓の神経を見る心交感神経シンチグラフィ検査 が多くを占めている。核医学部門では、現在 SPECT-CT 装置 2 台、PET-CT 装置 1 台を稼働させ て業務にあたっている。昨年度までの RI 検査は、Siemens 社の SPECT-CT 装置一台で行っていた が、平成26年にドーパミントランスポーター製剤が保険適応とされ、パーキンソン症候群など脳基 底核変性疾患の診断のためにダットスキャン検査依頼が増加した。そのため、神経内科からの強い 要望により、 2 台目の SPECT 装置として平成27年 7 月から新しく GE 社製の SPECT-CT 装置を増 設し、現在 2 台体制で業務にあたっている。この新規稼働 SPECT 装置には、従来までの CT 吸収 補正用 CT 装置とは異なり診断用 CT 装置が付属しており、形態画像の画質向上により画像診断に 大きく寄与することが期待されている。また、ドーパミントランスポーターイメージを定量的に解 析するソフトである DaT View(AZE) ・Dat QUANT(GE)の両者を使い診断の補助を行っている。 核医学のRI部門では通常の臨床検査業務以外に、 臨床研究支援として、健常例におけるダットスキャ ン検査の画像データを収集し、年齢や性別毎の画像・正常値及びその範囲を評価する多施設共同研 究や、 パーキンソン病発症前の biomarker の特定の為の JPPMI 研究にも参加しており、ダットスキャ ン検査及び心交感神経シンチグラフィ検査を行っている。 これからも放射線診療部では、病院や IBIC をはじめとした研究所と協力し、臨床検査はもちろ ん臨床研究・治験に積極的に参加し、より多くの検査を実施していきたいと考えている。 1 トピックス 2 臨床心理室における心理士業務の拡充について 臨床心理室長 今村 扶美 臨床心理室では、近年 CBT センターと協同して認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy; CBT)の拡充を図るとともに、心理検査が患者様にとってより役立つものになるよう、患者様向 けの心理報告書の発行を開始するなど医療サービスの向上を図ってきました。平成27年度は、個 人 CBT を約900件、集団 CBT を約300件実施し、患者様向け心理報告書を約100件発行しています。 今回は、その概要について紹介いたします。 Ⅰ.認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy; CBT)について CBTは、 ストレスなどで固まって狭まってしまった考えや行動を、 ご自身の力で柔らかくときほぐし、 自由に考えたり行動したりするのをお手伝いする心理療法です。 当院での CBT は、1 対 1 で行う「個人療法」と、同じような問題を抱えた方で集まって行う「グ ループ療法」に大別されます。 「個人療法」は、実施に際して CBT 診察に伴う予約料が別途必要に なりますが、その分、お待たせすることなく十分な時間を確保し、医師とともに個々の患者様に合 わせたオーダーメイドの治療を提供しています。「グループ療法」については、平成28年 9 月現在、 以下の 3 つが運営されています。 ・「こころの健康プログラム」 (全 5 回):様々な精神疾患の方を対象としています。症状や困難 とうまく付き合っていけるように、注意した方がよいサインに早めに気づき、安定した状態を 保つための工夫を話し合い、オリジナルの対処プランを作ります。 ・「成人 ADHD の CBT」(全 6 回) :ものごとを計画立てて行う、集中して作業するといったこ との苦手な方を対象にしています。こうした問題に対応するためのスキルや工夫を身につけて いきます。 ・「対人関係の CBT」 (全12回):感情や状況を読むことや、コミュニケーションをうまく取るこ とが苦手で対人関係にお困りの方を対象にしています。よりよい対人関係を築くことを目的と して、コミュニケーションのコツを体験的に学びます。 Ⅱ.患者様向け心理検査報告書 臨床心理室では、患者様が心理検査を生活場面で活用しやすくなるように、検査結果を患者様向 けに解説した報告書を診断書の一種として有料にて発行さ せていただくサービスを開始いたしました。初年度に100 件以上のご利用があり、 2 年以降はご希望数がさらに多く なっています。就業・就労のほか、自己理解の促進や心理 療法を受ける際の資料として活用することができるとご好 評いただいています。 2 トピックス 3 精神医療の見える化研究プロジェクト (PECO:Psychiatric Electronic Clinical Observation) の当病院での導入と運用 第一精神診療部 吉村 直記 医療情報室 波多野 賢二 精神保健研究所 山之内 芳雄 2006年より当センター社会精神保健研究部によって開発、導入が勧められた、精神科医療におけ る行動制限(隔離・身体拘束)等のデータを集積、解析する、精神科救急医療の質の向上を目的と した行動制限等最適化システム((Coercive measures Database for Optimization :eCODO)が当 院にも導入されていたが、データベースの堅牢性、信頼性、アクセシビリティ等の問題から、発展 的に新しいシステムの開発が検討された。 当センター精神保健計画研究部によって開発された新たなシステム「精神医療の見える化プロ ジェクト」 (Psychiatric electronic clinical observation:PECO)では、 精神科入院医療の質が、外形的なも のからプロセスやアウトカムを求め られるようになったことや、国際的 な比較が可能なベンチマークの策定 を視野に入れ、我が国の精神科入院 医療の動態に関する明確なサーベイ となるよう、基本的なデータと、エ ビデンスに基づいて選定した医療指 標に関するデータを集積している。 また、それらを臨床応用可能なデー タとして、現場にフィードバックす るシステムを構築、運用し、さらに は地域における医療資源必要量の推 定や、医療体制のあり方の検討における資料として活用し、国内外における政策データへの活用を 図ることを目標としている。データの集積については、eCODO での反省を踏まえ、現場の負担を 最大限排するため、電子カルテやレセコンから日常の業務での入力内容がそのままデータ収集され るシステムが構築されている。 2016年 9 月現在、全国の37医療機関が参加し、26施設からデータの収集が行われているが、当院 の電子カルテシステムからのデータ収集に関して課題があった。それは、精神科単科病院を中心に 電子カルテパッケージを提供している電子カルテベンダーによって PECO 用データ収集出力機能 の実装が進んでいたが、当院では一般医療機関向けの電子カルテシステムを使用しているため、そ れらの機能を利用することができなかったことである。その課題を解決するため、当病院医療情 報室波多野室長により、電子カルテシステムからデータを抽出し、PECO へデータ移行するための CSV ファイルに転換する新たなアプリケーションの開発が独自に行われた。 現在は、そのアプリケーションによって収集され、精神保健計画研究部よって解析されたデータ が、当院の行動制限最小化委員会において病棟単位、病院単位の比較検討に用いられ、病院医療の 質の向上に貢献している。また、自動的に一覧性台帳が作成され、 業務量の軽減にも一役買っている。 現在 PECO によって集積されている当院の代表的なデータは以下の通りである。 生年月、性別、入院日、退院日、主診断、副診断の ICD コード 2 ケタ、血糖、コレステロール検査、 リチウム、カルバマゼピン、パルプロ酸、ハロペリドール、ブロムペリドール血中濃度検査の有無、 隔離拘束の有無、時間 3 トピックス 4 訪問看護ステーション独立 副院長 三山 健司 2015年 5 月これまで病院の事業として行ってきた訪問看護を担当する部門が、 病院から独立し、 「指 定訪問看護ステーション 国立精神・神経医療研究センター 訪問看護ステーション」として、正 式に発足した。長年の念願がかなえられた瞬間だった。 訪問看護は、病院の事業としては、診療報酬体系上、訪問看護ステーションの事業の場合に比べ て、同じ労力を投入した場合でも報酬はより少なく算定せざるを得ない。その結果、当センターで も、訪問看護の体制整備がなかなか進まなかった。病院からの訪問看護では収入が限られ、診療報 酬と人件費を中心とした費用とのバランス上、長期的には病院からでは訪問看護の体制を維持する のに展望を開くことに困難があり、厚生労働省との間で、センター内で病院から独立した訪問看護 ステーションを持つことに関して協議を繰り返していた。過去においては「増収の為の訪問看護ス テーション独立」に関してはナショナルセンターとしての業務としては諸般の懸念がもたれて認め られなかった経緯があった。それに対して2014年度に至り、(特に精神科の)入院患者の地域への 移行へのモデルとなり得る業務として、厚生労働省から、病院から独立した訪問看護ステーション の設置に前向きな見解を受ける事が出来るに至った。2014年度中に、2015年度当初よりの「国立精 神・神経医療研究センター 訪問看護ステーション」発足を目指し準備作業を進めた。残念ながら 準備作業が追い付かず、2015年度当初からの発足には至らなかったが、2015年 5 月、正式に「指定 訪問看護ステーション 国立精神・神経医療研究センター 訪問看護ステーション」が発足し、入 院患者のスムーズな在宅移行を目指し、改めて訪問看護業務に注力出来るようになったものである。 これまでの体制整備の歩みを振り返る。 2005年10月 1 日に発足した在宅医療支援室では当初はセンター外の訪問看護ステーションとの連 携で患者の退院後の加療継続維持への援助・緊急時の対応などの整備を進めてきた。 2008年 5 月より地域の訪問看護ステーションでの受け入れが困難な自傷・他害、迷惑行為の既往 のある患者、入退院を繰り返す患者等に対して、PSW と共に訪問看護を開始した(初年度80件)。 2009年度からは「地域中心の精神保健医療福祉」を推進するための精神科救急及び急性期医療の 在り方に関する研究(主任研究者:伊藤潤一郎)に参加、当時の 4 − 1 病棟と連携、急性期のケア マネージメントと地域ケアの連携を開始した。さらに年度途中から、研究費にて、非常勤で訪問看 護専属の看護師と精神保健福祉士の雇用がなされた。その結果この年度の訪問件数369件と格段に 訪問件数が増加した。 2010年度には独立行政法人化に伴い医療連携福祉部の中に在宅支援室が設置され、訪問看護件数 は1015件へと飛躍的に増加した。この中で新規症例15例中 6 例が上記研究に伴い急性期病棟から導 入された。退院後 3 カ月以内の再入院は 1 例に留まり良好な成績を収めた。 2011年度からは「地域精神科モデル医療センター」(「地域生活中心」を推進する、地域精神科医 療モデルづくりとその効果検証に関する研究 主任研究者:伊藤潤一郎)により全病棟で入院早期 からケアマネージメントが開始されるようになり、同センターのアウトリーチ部門として ACT を 目指した訪問看護を開始した。同年の訪問件数1564件、新規症例21例であった。 2012年度まで「 「地域生活中心」を推進する、地域精神科医療モデルづくりとその効果検証に関 する研究(主任研究者:伊藤潤一郎)」に被験者のエントリーを続け、同年は訪問看護件数2506件 新規症例25例であった。 2013年度は訪問件数3146件、新規症例21例であった。 2014年度は訪問件数3827件、新規症例14件であった。 この間研究の終了に伴い、研究費雇用の非常勤職員は、病院直接雇用へと移行することとなり、 実際に診療報酬と、経費のバランスに関わる問題にも直面することとなった。 頭書の様な厚生労働省との協議の結果を踏まえて訪問看護ステーションの独立にこぎつけた結果、 独立後2015年度の訪問件数は5193件、新規症例は23例と、訪問実績は急増している。 今後、現状のマンパワーでの活動に天井も見えるようになりつつあり、規模拡大も含め更なる発 展を望みたい。 4 Ⅰ 病 院 概 要 Ⅰ 病院概要 1 病院の概要 医療機関名 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 所 〒 187-8551 東京都小平市小川東町 4-1-1 TEL 042-341-2711 在 地 交 通 機 関 西武新宿拝島行又は西武遊園地行にて萩山駅(南口)下車、徒歩 5 分 JR 中央線国分寺駅乗換西武多摩湖線青梅街道駅下車、徒歩 5 分 JR 武蔵野線新小平駅下車、徒歩 15 分 病 床 数 医療法病床:474 床 一 般:266 床 精 神:208 床 病 棟 数 一般病棟:5 棟 精神病棟:4 棟 医療観察法病棟:2 棟 収容可能病床:466 床 一 般:260 床 精 神:206 床 管轄保健所 多摩小平保健所(北多摩北部保健医療圏) 診 療 科 目 内科、心療内科、精神科、神経内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外 科、整形外科、脳神経外科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射 線科、麻酔科、歯科(入院患者のみ) 指定医療機関 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、戦傷病者特別援護法、原子爆弾 被爆者に対する援護に関する法律(一般疾病医療)、児童福祉法、覚醒剤取締法、 生活保護法、心神喪失者等医療観察法(指定入院医療機関、指定通院医療機 関)、障害者自立支援法、各種医療保険 施 設 基 準 看護配置 看護師 看護補助者 ・入院患者 7 人に対し 1 名(一般病棟) ・入院患者 10 人に対し 1 名(精神病棟) ・入院患者 7 人に対し 1 名(障害者病棟) ・看護補助加算 3 (精神科病棟) 脳血管疾患等、運動器、呼吸器の各リハビリテーション料Ⅰ、障害児(者) リハビリテーション料、精神作業療法、精神科ショート・ケア(大規模)、 精神科デイ・ケア(大規模)、他 特 色 研修指定病院、臨床指定修練病院 養 護 学 校 名称:東京都立小平養護学校武蔵分教室(1979 年 4 月設置) 小学部 3 学級、中学部 2 学級、高等部 2 学級 環 境 都心の西方約 30Km、小平市の北西に位置し、周辺一帯は、昔の武蔵野の面 影を残し自然に恵まれた環境である。 圏 診療圏は、一般・精神及びデイ・ケアについては、東京 23 区西部地区及び 北多摩地区を主とするが、アルコール・薬物依存症、てんかんなどは、東京 地区全域、関東近県の及び、神経難病は全国に及ぶ。 敷 地 198,001㎡(神経研究所、精神保健研究所を含む) 建 物 建面積 35,094㎡(神経研究所、精神保健研究所を除く) 延面積 73,589㎡(内訳)病棟・診療部門 33,771㎡ その他 39,818㎡ 診 療 7 Ⅰ 病院概要 2 病院の沿革 当院は、第二次世界大戦前に傷痍軍人病院として出発し、戦後、国立武蔵療養所と改称され、1986(昭和 61)年 に国立精神・神経センターに統合された。2008(平成 20)年には国府台病院が国立国際医療研究センターに統合さ れたことに伴い「国立精神・神経センター病院」に名称変更となった。2010(平成 22)年 4 月に独立行政法人化さ れて病院の名称が「独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院」となり、同年 9 月に新病棟開設、電子 カルテ開始などの大きな変化があった。ここでは当院開設以来の歴史を振り返りつつ 2015(平成 27)年度の新たな 動きを紹介する。 1940(昭和 15)年 12 月「傷痍軍人武蔵療養所」 日中戦争の激化の中で傷痍軍人の援護治療を行うために、1935 年以降に国は数多くの結核、精神その他の療養所 を設置した。我が国初の国立精神療養所としての特色を有するものであった。東京府立松沢病院副院長関根真一が 所長に任命され、1940 年 12 月 11 日に「傷痍軍人武蔵療養所」という名称で現在の地に定床 300 床で開設された。傷 病兵の増加に対応するため 1942(昭和 17)年には 800 床に増床された。 1945(昭和 20)年 12 月「国立武蔵療養所」 1945(昭和 20)年 12 月に官制改正により、厚生省所管の「国立武蔵療養所」と改称。広く国民に開放され、女 子患者も収容することになった。その後、1955 年以降、若干の整備がなされ、1964(昭和 39)年には「基本整備計 画」が立てられ、国立精神療養所の基幹施設として、1,000 床を目標に近代化整備が開始された。 この近代化整備構想は、国立武蔵療養所を精神疾患一般の治療と社会復帰の拠点として発展させるのみでなく、 専門病棟を整備し、さらに将来、研究部門も併設して我が国初の脳神経疾患の総合施設とし、神経疾患の病因解明 と治療法の開発に寄与しようとするものであった。 その後、国の重症心身障害児対策の推進に基づき、1972(昭和 47)年に新たに重症心身障害児病棟 80 床の増床 が行われた。また 1978(昭和 53)年 1 月には精神・神経・筋・発達障害の疾患研究を目的とした研究所として「国 立武蔵療養所神経センター」が設置され、これに伴い筋ジストロフィー症などの神経、筋疾患の専門病棟として 120 床が増築されて、合計 1,000 床の病床を持つこととなった。 1984(昭和 59)年 10 月に精神と神経のセンター設立の構想が公表され、国立精神衛生研究所も同じ組織に加え るとして、これが決定された。1986(昭和 61)年 9 月、政令が公布され厚生省設置法の一部を改正する法律の施行 に伴う関係政令が整備された。この中で「国立高度専門医療センター」として既設の国立がんセンター、国立循環 器病センターに続いて「国立精神・神経センター」を置くことが定められた。 1986(昭和 61)年 10 月「国立精神・神経センター 武蔵病院」 国立精神・神経センターの所掌事務は「精神疾患、神経疾患、筋疾患及び精神薄弱その他の発達障害に関し、診 断及び治療、調査研究並びに技術者の研修を行い、並びに精神保健に関し、調査研究及び技術者の研修を行うこと」 とされた。1986 年 10 月 1 日、新設の運営部と武蔵病院(国立武蔵療養所の病院部門)、神経研究所(国立武蔵療養 所神経センター)、精神保健研究所(国立精神衛生研究所)からなる国立精神・神経センターが発足、1987(昭和 62)年 4 月 1 日に精神保健研究所に隣接する国立国府台病院が加わって、センターは、運営部、 2 病院、 2 研究所 の 5 部門によって構成されることとなった。センター病院として再発足した武蔵病院は、その機能を高めるため、 病棟の集約を行い、ほぼ全病棟に 2 名以上のスタッフ医師を配置するとともに、看護基準を高め、医療の充実を図っ た。また、CT、MR 装置を設置し、ポジトロン CT 棟の建設、サイクロトロンの導入が行われた。1995(平成 7 ) 年度に PET、SPECT が導入され、1998(平成 10)年度に MEG 棟(MEG・治験管理室)が整備された。さらに遺 伝子診断その他最先端の診断方法を開発・導入し、センター病院としての体制が整えられた。1999(平成 11)年度 には、4-1 病棟に精神科救急のための施設を整備した。2004(平成 16)年 3 月に研究所 3 号館が完成し、2005(平 成 17)年 3 月に精神保健研究所が小平キャンパスに移転した。さらに同年 7 月には、心神喪失等の状態で重大な他 害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律の定める指定入院医療機関として、全国で初めての医療観察法病 棟(第 8 病棟)が完成し、 9 月より患者受け入れを開始した。2008(平成 20)年 3 月時点の、精神科病棟は 7 病棟 (医療観察法病棟 1 棟を含む)、一般病棟は 6 病棟(重心 2 、筋ジス 1 、神経難病 1 、一般 2 )であった。同年 4 月 に国府台病院が国立国際医療センターに移管されたことに伴い、当院の名称は「国立精神・神経センター病院」に 変更された。 翌年に予定されていた新病院棟へ移行する準備として、2009(平成 21)年 6 月末には精神科病棟のうち 4-3 病棟 (アルコール依存症)が、 9 月末には 4-4 病棟(社会復帰)が集約され、精神科病棟は精神保健福祉法病棟 4 棟、医 療観察法病棟 1 棟、計 5 病棟となった。消化器内科医師の補充など、総合診療基盤の拡充が図られた。 2010(平成 22)年 4 月「独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院」 2010(平成 22)年 4 月から独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院となった。これは当センターを含 8 Ⅰ 病院概要 む全国で 6 施設ある国立高度医療センターが非公務員型の独立行政法人に転換されたもので、同年 4 月 1 日から施 行された「高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律」に基づくものである。独立行政法人化 の準備の一環として同年度末には中期目標・中期計画が定められ、諸規定・就業規則等が整備された。またセンター 全体で 2009(平成 21)年 6 月から建物内禁煙が実施されていたが、2010(平成 22)年 4 月から敷地内禁煙が実施さ れた。また同年 4 月から、当センターと病院のホームページは独立行政法人にふさわしく刷新された。同年 4 月 4 日に 2 番目の医療観察法病棟、第 9 病棟(身体合併症にも対応)が開棟した。 2010(平成 22)年新病院棟が開棟し新病院への移転と電子カルテ導入が実現した。 8 月に建物が完成、入院患者 移送は 9 月 25 日に実施された。医療観察法の 2 つの病棟(68 床)を除く 406 床分の病棟(医療法病床 346 床、重心 病床 60 床)がこの日に移転した。移転の翌日 26 日の正午から電子カルテの運用が開始された。外来は 9 月 27 日∼ 28 日の 2 日間休診し、 9 月 29 日から新棟にて外来診療が開始された。病棟や外来が明るくなり、アメニティが向上 して機能的な診療が行われるようになったが、実際に診療を開始すると診察室の「音漏れ」などの不具合が多数気 づかれたので、診療部と事務部門が協力して改善した。 新病院にふさわしい高度専門的医療を展開するために、同年 11 月に医療福祉連携部に医療連携室、研究所と連 携して診療科横断的・専門的診療を行う仕組みとして専門疾病センターが次々と発足した。2011(平成 23)年に入り、 3 月 11 日に東日本大震災が発生、一時的なエレベーターの停止等はあったが幸い患者・職員・建物には被害は生じ なかった。精神科患者の身体合併症医療について東京都と 4 月に契約が成立し 7 月から患者受入が始まった。福島県・ 福島県立医大・厚労省と連携して 2011(平成 23)年 4 月∼ 6 月末まで福島県いわき市の避難所を中心に被災者支援 を行った( 1 週単位で 12 チーム)。岩手県宮古市等の支援にも参加した。 医療機能評価機構の機能評価受審に向けて 2009 年から準備が行われていたが、2011 年 6 月 28 日∼ 30 日の 3 日間、 訪問審査が実施され、指摘事項について改善した後、11 月 4 日付で認定を受けた。 8 月に厚生労働省独立行政法人評価委員会が開かれセンターの 2010 年度業務実績の評価が示された。「戦略的か つ重点的な研究・開発の推進」に S 評価(中期計画を大幅に上回る)、その他 12 項目に A 評価(上回る)、 1 項目に B 評価(概ね合致)であり、独法化初年度としては概ね高い評価であった。 2012(平成 24)年 6 月に人工呼吸器停止・モニター停止により筋疾患で療養中の患者さんが死亡される事故が発 生した。医療事故調査委員会が組織され中間報告書と医療事故防止対策が策定されるとともに、病院を挙げて継続 的に対策を協議し実施している。また、病院の施設基準では、精神科病棟 4 病棟(計 140 床)が 10 対 1 の看護基準 を取得、医療観察法を除く精神科病棟は平均在院日数が 40 日以下となり、急性期治療を目的とする病棟であること が明確化された。また、 障害者病棟が 7 対 1 の看護基準を取得した。睡眠障害センターが専門疾病センターに加わっ た。さらに医師主導治験では、多発性硬化症を対象とする OCH-NCNP1 の臨床試験が開始され、この試験で当院 は FIH(First in Human:はじめてヒトに投与)投与もできる体制を整えた。また、臨床研究を円滑に実施するこ とを目的に、病院臨床研究推進委員会が発足した。病院経営面では 2012(平成 24)年度は経常収益が 76 億 6 千万 円(前年度 68 億 2 千万円)、経常費用 76 億 2 千万円(前年度 71 億 1 千万円)、経常損益 4 千万円(前年度 3 億円の 赤字)であり、医業収益の増加により初めて黒字となった。 2013(平成 25)年度より精神科病棟( 4 北病棟)にて精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)を立ち上げ、 精神科救急医療に参入し、年間を通して厳しい基準をクリアした。 7 月、当院で OCH-NCNP1 に続いて 2 番目の FIH として当センターの神経研究所で開発された NS065/NCNP01 を用いた筋ジストロフィーに対する治験が開始 された。臨床試験、治験の活性化に伴い、10 月、治験管理室の機能を拡充する方向で組織改編が行われ、新たに臨 床研究推進部が立ち上がった。統合失調症早期診断・治療センターが専門疾病センターに加わった。 2014(平成 26)年度は、水澤英洋病院長を迎え、新たな体制でスタートした。 7 月 1 日に教育研修棟が開棟、図 書館や 200 名以上収容可能なユニバーサルホール等が整備された。日本人科学者として初めて、 口輝彦理事長がゴー ルデン・クレペリン・メダル(Golden Kraepelin Medal)を受賞した。今回の 口理事長の受賞は日本のみならず、 アジアにおいても初めての受賞となった。 2015(平成 27)年 4 月「国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院」 2015 年度独立行政法人の制度の変更があり、当センターは「国立研究開発法人」となり、当院の名称も「国立研 究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院」へと変更となった。年度内の主な出来事は下記の通り。 1 . 2 台目の SPECT 装置として 7 月から新しく GE 社製の SPECT-CT 装置を増設し、 2 台体制で業務にあたるように なった。 2 . 臨床心理室で、CBT に取り組んでいるほか、患者様が心理検査を生活場面で活用しやすくなるように、 検査結果を患者向けに解説した報告書を診断書の一種として有料にて発行するサービスを開始した。希望者が急増 している。 3 . 従前使用していた精神科救急医療の質の向上を目的とした行動制限等最適化システム( (Coercive measures Database for Optimization :eCODO)を当センター精神保健計画研究部によって開発された新たなシ ステム「精神医療の見える化プロジェクト」 (Psychiatric electronic clinical observation:PECO)へ移行させた。 4 . 5 月病院の事業として行ってきた訪問看護の担当部門が、 病院から独立し、 「指定訪問看護ステーション国立精神・ 神経医療研究センター訪問看護ステーション」として、正式に発足した。 9 Ⅰ 病院概要 3 施設の概要 1) 主要建物 2016 年 3 月 31 日現在 建物名称 病棟・診療棟 構造 RC− 5 F 第 6 病棟 エネルギーセンター 中央館 作業療法棟 デイケア棟 レクレーションセンター 1 号館 2 号館 S− 1 F S− 1 F RC− 3 F RC− 1 F RC− 1 F S− 1 F RC− 4 F RC− 3 F 1,845 953 2,113 1,123 500 628 912 862 1,734 850 6,477 1,123 500 628 3,564 2,656 7 号館 RC− 3 F 779 2,421 8 号館 RC− 1 F ( 1 部 2 F) RC− 1 F ( 1 部 2 F) RC− 1 F 2,401 2,451 1F 図書館 2F ゲノム解析センター 3F 医局 1F 閉鎖 2F 閉鎖 3F CBTセンター 病棟 2,429 2,462 病棟 95 9,167 33,122 1,110 950 90 13,941 65,521 4,092 4,058 8 2,068 35,190 8 8,158 73,679 9 号館 SPECT 棟 その他の施設 庁 舎 計 宿舎 看護師宿舎 建面積(㎡) 9,315 RC− 4 F 5 棟 RC− 3 ∼ 8 F 3棟 その他の施設 宿 舎 計 合 計 延面積(㎡) 26,624 備考 1F 神経内科外来・小児外来 脳神経外科・総合内科 ・整形外科・消化器科 リハビリテーション・ 救急外来・放射線診療部 医事課・医療福祉相談室 栄養管理室 食堂・カフェ・売店 2F 精神科外来・治験病棟 臨床検査部・薬剤部・ 歯科・心理検査・眼科 病棟 3F 医局・手術室・病棟 4F 病棟・庭園 5F 病棟 病棟 事務部・医局・看護部 武蔵分教室 療育指導 閉鎖 研究部門除く 研究部門除く 2) 病棟別病床数 医療法病床 474 床 (一般 266 床、精神 208 床) 収容可能病床 466 床 (一般 260 床、精神 206 床) 一般病棟: 5 棟 精神病棟: 4 棟 医療観察法病棟: 2 棟 病床種別 医 療 法 病 床 収容可能 病 床 男・女 一般 50 50 男・女 一般 56 50 脳神経外科・小児神経 男・女 一般 50 50 3 階北病棟 神経内科・消化器外科・内科 男・女 一般 50 50 4 階南病棟 精神科 閉鎖 男・女 精神 35 35 4 階北病棟 精神科(急性期) 閉鎖 男・女 精神 35 35 5 階南病棟 精神科 開放 男・女 精神 35 35 5 階北病棟 精神科(亜急性期) 閉鎖 男・女 精神 35 35 男・女 一般 病 棟 名 区 2 階南病棟 神経内科・筋ジストロフィー 2 階北病棟 神経内科 3 階南病棟 6 病棟 分 重症心身障害 性 別 小 計 10 2016 年 3 月 31 日現在 60 60 406 400 8 病棟 医療観察法 男・女 精神 34 33 9 病棟 医療観察法 男・女 精神 34 33 小 計 68 66 合 計 474 466 六小通り 青梅街道駅北 至青梅街道 職員駐車場 車場 研究所入口 至新小平駅 研究所 研 2号館 2号 号 号館 1号館 動物画像 解析施設 研究所 本館 機能訓練棟 機 機能訓練 練棟 正門 MRI棟 り 萩山通 名木百選「桐」 〒 小型実験 動物研究施設 コスモ ホール(3階) 中央館 中央 (管理棟) (管理 (管 (1F図書館、 ユニバーサル ホール) 教育研修棟 総合実験動物 研究施設 特殊診療棟 7号館/ 認知行動療法 センター3階 MEG棟 2号館 研究所3号館 (1Fセミナールーム) 総合受付 診療棟 ATM 病棟 8病棟 研究所4号館 レクリエーション テラピーセンター SPECT棟 分教室・ 洗濯棟 小平市プー 小平市プール クラスター IBIC棟 研究棟 TMC棟 エネルギー センター センタ 療育 指導棟 ゴミ置場 リネン棟 リネ リ ネン ネン ン棟 棟 6病棟 営繕棟 営繕棟 棟 荻山公園前 国立精神・神経医療研究センター(NCNP) 国立研究開発法人 独立行政法人 B棟 新B棟 I棟 職員駐車場 C棟 北側通用門 至萩山駅 H棟 グラウンド 小平市グラウンド A棟 新C棟 新A棟 J棟 外来者専用駐車場 K棟 保育所 N棟 9病棟 Ⅰ 病院概要 3) 建物配置図 11 Ⅰ 病院概要 4 病院が担う政策医療 当センターの使命は、病院と研究所が一体となり、センターが担う政策医療分野である精神疾患、 神経疾患、筋疾患及び発達障害の克服を目指した研究開発を行い、その成果を基に高度先駆的医療 を提供するとともに、全国への普及を図ることにある。当院は、神経研究所、精神保健研究所と連 携して、精神・神経・筋疾患及び発達障害分野の疾患の病因・病態の解明、診断・治療法の開発や 人材育成、モデル的医療の開発、政策提言等を実施し、 4 分野の疾患に係る高度専門医療機関とし て、先駆的な役割を果たしている。 1)診療 精神疾患領域については、統合失調症、うつ病等の気分障害、神経症、認知症、アルコール・薬 物などの物質依存症等の疾患を対象に、それぞれの分野についての専門外来や専門疾病センターを 設置するとともに、入院医療を提供し、高度の専門医療を実施している。また、日本で最初に開棟 した医療観察法病棟では、国内最大の66床を有し、全国31指定入院医療機関の牽引役として、裁判 所、検察庁、保護観察所と強力な連携を図っている。 精神科急性期病棟入院患者の中でも頻回入院者など特に重篤な患者を主たる対象として、再入院 率の減少や転院率の減少等を目的としたケアマネジメント・アウトリーチサービスを提供するなど して、入院時から地域ケアを見通した医療の提供を行っている。2015年 5 月より、在宅支援室の訪 問看護部門を、精神科リハビリのデイケアスタッフが協働する訪問看護ステーションとして設置・ 運営しており、 訪問看護件数は2015年度5193件にも達した。退院前ケア会議も2015年度344件開催した。 神経・筋疾患については、パーキンソン病に対する深部脳刺激療法やてんかんに対する定位脳手 術を行っており、その他、多発性硬化症、ジストニア、高次脳障害、筋ジストロフィーやミオパチー 等の難病、希少疾患、難治性疾患に係る高度の専門医療を提供している。2015年に「難病の患者に 対する医療等に関する法律」が施行され、多発性硬化症など306疾患が指定難病として指定され医 療費助成の対象とされた。当院ではこれらの疾患に対し、遺伝子診断を含めた正確な診断とともに、 多職種また診療科横断的に包括的かつ専門的治療を実施している。 とくに、多発性硬化症センター、筋疾患センター、てんかんセンター、パーキンソン病・運動障 害疾患センター、地域精神科モデル医療センター、睡眠障害センター、統合症早期診断・治療セン ターの 7 つの専門疾病センターでは病院、研究所の壁を取り払い、より包括的な診療を進めるとと もに、新たな診断・治療法の開発に取り組んでいる。 2)研究 脳とこころの科学研究が重要視され、日本医療研究開発機構(AMED)でも「脳とこころの健 康大国実現プロジェクト」が実施されており、当センターでも認知症研究開発事業及び障害者対策 総合研究開発事業(身体・知的等障害分野、精神障害分野、及び神経・筋疾患分野)における研究 を実施している。 日本の難病の研究は難病指定が入力する難病患者データベースを中心とした厚生労働省の行う難 治性疾患等政策研究事業と日本医療研究開発機構(AMED)が行う難病克服プロジェクトが互い に連携をして実施しているところである。この中で、当センターでも、運動失調症、ミトコンド リア病、難治性筋疾患、プリオン病などの厚労省研究班、未診断疾患イニシアチブ(Initiative on Rare and Undiagnosed Diseases : IRUD)などの AMED 研究班を実施している。 IRUD は、本院が、厚生労働省、日本医療研究開発機構(AMED)と連携し、成人疾患におけ る主幹病院となって全国12ヶ所のブロック拠点機関と連携し、成人の未診断疾患について診断、バ イオリソース・臨床情報の登録、遺伝子解析を行うもので、2015年度は 2 名の患者解析を開始した。 12 Ⅰ 病院概要 昨今は橋渡し研究や臨床研究の重要性がますます増している。当院内では精神・神経疾患研究開 発費による研究班が数多く発足しており、特に臨床応用に資するものや、患者 QOL 向上に直結す る研究が行われている。また、両研究所とも密接な連携のもとに共同研究等を行っており、研究所 に所属する医師等が病院で臨床業務に、逆に病院の医師等が研究所の研究に参加するといった、診 療・研究の垣根のない交流により、臨床研究を推進させている。一方で、「死の谷」を越え、研究 成果を臨床現場まで繋げるためには、シーズを生み出す高い研究技術、十分な医療管理技術、バラ ンスの良い組織力、そして開発戦略等が必要である。 当センターでは、トランスレーショナル・メディカル・センター(TMC)で、研究所が産出し てきた先端的医療のシーズを病院のニーズへ橋渡し、実際に医薬品や診療技術として実用化するた めの専門人材の育成を行うとともに、病院の臨床研究推進部が、医師主導治験を含む病院における 臨床研究実施を推進している。また、2014年度末には、厚労省により「人を対象とする医学系研究 に関する倫理指針」に基づく質の高い審査体制が整備されていることの認定を受けた。 3)教育研修 2004年度から開始されている卒後臨床研修については、2015年度は協力型病院として 4 施設から の初期研修医24名を受け入れた。また後期研修医についても全国から専門医を目指しつつ臨床研究 を行う志を持った優秀な医師が集まっており、2015年 4 月 1 日現在の後期研修医等の若手医師(レ ジデント)は60名である。その他、研究所同様、診療科サマーセミナーや NIRS(光トポグラフィー)、 包括的暴力防止プログラム (CVPPP) 等の外部向けの研修も積極的に行い、我が国における精神保健・ 医療・福祉の質を向上させた。 4)情報発信 当該分野における病因・病態の解明や標準的な治療法については、各種ガイドラインを精神・神 経疾患研究開発費を利用して、作成・普及しているところである。また、ホームページや市民公開 講座等での研究成果公開に加え、2014年から精神・神経疾患領域に関する正しい基礎知識を学ぶ場 としてジャーナリスト向け「メディア塾」を開催しており、患者を含めた国民への保健医療情報発 信に努めている。 13 Ⅱ 病 院 運 営 Ⅱ 病院運営 1 組織 1 組 織 㸦ᖺ᭶᪥⌧ᅾ㸧 岡崎 光俊 村 田 美 穂 水 澤 英 洋 六 精神先進医療科医長 メディカル・ ゲノムセンター 水澤英洋(事務取扱) 脳 病 態 統 合 イメージングセンター 副栄養管理室長(欠) 栄 養 主 任 栄 養 主 任 認 知 行 動 療 法 センター 上 級 専 門 職 外 来 部 長 水澤英洋(事務取扱) RI 検 査 主 任 17 Ⅱ 病院運営 1 組織 身体リハビリテーション部長 身体リハビリテーション科医長 村田 美穂 (作業療法主任) 身体作業療法主任 言語療法主任 身体作業療法士長 言語聴覚士長 精神リハビリテーション部長 平林 直次 精神リハビリテーション科医長(併) 精神作業療法士長 副精神作業療法士長 (作業療法主任) 第一精神作業療法主任 第二精神作業療法主任 第一心理療法主任 臨床心理室長 第二心理療法主任 医療連携係長 医療連携室医長 在宅支援係長(欠) 三山 健司 臨床研究推進部長 小牧 宏文 臨床研究・治験推進室長(併) 副臨床研究・治験推進室長(併) 臨床研究・治験主任 研究管理・調整室長(併) 副研究管理・調整室長(欠) 臨床研究・治験推進係長 専 門 副 看 護 師 長 職 田島 芳夫 薬歴管理主任 牛島 品子 副 看 護 師 長 (臨床教員)( 併 ) 専 門 看 護 室 長(併) 副 看 護 師 長 副 看 護 師 長 クラスター病棟師長 18 Ⅱ 病院運営 2 職員配置状況 2 職員配置状況 2016 年 3 月 31 日現在 計 長 1 総 1 務 部 企画経営部 財務経理部 1 1 2 1 4 1 2 3 1 4 1 6 2 2 4 1 1 2 1 7 5 12 1 1 15 1 2 6 2 11 3 4 7 1 8 6 15 1 1 1 1 15 5 11 16 4 12 5 1 2 14 17 39 24 16 24 24 1 15 1 9 20 386 20 596 20 631 2 6 2 11 3 4 7 1 8 6 15 1 1 1 1 病 1 1 4 1 1 1 1 7 2 5 3 1 2 3 7 3 5 3 3 1 1 2 1 1 1 15 5 11 7 4 3 4 1 1 院 1 1 2 10 22 34 3 7 7 1 1 8 8 1 1 3 3 2 1 1 1 1 2 4 1 1 2 10 13 36 21 1 1 1 2 24 24 62 62 5 9 5 1 1 2 11 14 37 23 1 1 29 29 3 6 6 1 8 9 1 1 6 102 109 6 102 109 1 1 1 1 1 1 2 2 2 14 17 17 6 1 8 1 35 306 36 312 36 312 5 363 5 373 5 373 1 1 1 3 3 5 5 1 1 1 13 1 1 13 13 2) 診療科別職員数 区 精 分 神 総 科 内 長 病 院 長 副 院 長 部 1 長 医 長 医 2 9 1 1 科 神 経 内 科 心 療 内 科 消 化 器 科 1 循 環 器 科 1 1 1 10 形 外 7 1 5 2 3 3 25 2 7 3 計 54 6 1 3 1 1 1 1 1 1 1 2 放 1 1 1 8 29 24 合 計 2 1 臨 床 検 査 科 線 22 1 身体リハビリテーション科 科 3 1 3 精神リハビリテーション科 1 2 1 1 酔 25 1 1 射 3 2 13 科 歯 1 3 脳 神 経 外 科 麻 上級専門 チ ー フ レジデント 非常勤医師 専門修練医 修 練 医 レジデント 1 小 児 神 経 科 整 師 科 外 科 1 4 3 6 科 1 計 室 師 医療社会事業専門員 護 師 長 長 医療社会事業専門職 計 師 1 合 職 療養介助職 祉 医療福祉相談室長 導 看 護 部 長 他 主 任・ 保 育 士 福 主 任・ 児 童 指 導 員 指 准 看 護 計 の 長 師 長 職 副 看 護 師 長 看 医療職(三) 副 部 そ 計 院 室 長・ 技 師 長 長 部 長 医 医 能 他 長 員 俸 部 副院長・部長・室長 医療職(二) 基本年俸、医療職(一) 副 職 計 の 年 総 長 上 級 専 門 職 総 務 部 長 総 務 課 人 事 課 研究所事務室 計 企 画 経 営 課 企画医療研究課 計 財務経理部長 財 務 経 理 課 医 事 室 計 監 査 室 病 院 長 副 院 長 専 門 職 第一精神診療部 第二精神診療部 神経内科診療部 小児神経診療部 脳神経外科診療部 総 合 内 科 部 総 合 外 科 部 外 来 部 手術・中央材料部 放射線診療部 臨 床 検 査 部 身体リハビリテーション部 精神リハビリテーション部 医療連携福祉部 医 療 情 報 室 教 育・ 研 修 室 臨床研究推進部 医療安全管理室 薬 剤 部 看 護 部 計 合 計 そ 等 部局等 務 課 長・ 室 長 事 部 長 基本給等 技 院 役 1) 部局別職員数 1 1 1 6 50 11 132 19 Ⅱ 病院運営 3 経常収支(国立精神・神経医療研究センター全体分) 3 経常収支(国立精神・神経医療研究センター全体分) 年 度 区 分 経 常 収 益 (A)=(b)+(c) 業 務 収 医 経 業 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 12,435,852 14,060,767 14,027,104 15,407,193 15,208,119 (b) 7,818,747 8,619,990 9,074,282 10,321,098 10,630,230 益 (a) 6,731,735 7,396,821 7,588,507 7,908,783 8,132,850 益 収 2011 年度 (単位:千円、%) 研 修 収 益 24,515 35,185 42,847 37,837 32,371 研 究 収 益 1,062,496 1,187,984 1,442,928 2,374,477 2,464,989 教 育 収 益 0 0 0 0 0 その他業務収益 0 0 0 0 20 そ の 他 経 常 収 益 (c) 4,617,105 5,440,777 4,952,822 5,086,095 4,577,889 用 (B)=(f)+(g) 13,200,905 14,355,104 14,248,729 15,855,380 15,580,624 業 務 費 用 (f)=(d)+(e) 13,156,407 14,305,917 14,205,503 15,799,182 15,539,048 医 業 費 用 (d) 7,069,769 7,376,790 7,445,245 7,997,170 8,050,646 常 費 給 与 費 3,719,900 3,872,239 3,985,925 4,287,875 4,421,902 材 料 費 1,146,512 1,289,078 1,239,509 1,353,527 1,449,700 委 託 費 533,421 526,879 490,653 526,580 536,420 設 備 関 係 費 1,244,578 1,274,806 1,318,579 1,373,283 1,260,845 研 究 研 修 費 1,969 2,020 1,350 1,292 1,361 費 423,390 411,768 409,229 454,614 380,417 医 業 外 費 用 (e) 6,086,638 6,929,127 6,760,258 7,802,011 7,488,403 経 給 与 費 3,196,724 3,453,340 3,561,702 3,948,961 3,726,058 材 料 費 363,438 345,497 336,463 654,250 640,589 費 2,303,207 2,636,092 2,322,965 2,608,452 2,477,495 減 価 償 却 費 223,270 494,198 539,128 590,349 644,261 そ の 他 経 常 費 用 (g) 44,498 49,187 43,226 56,199 41,575 医 業 収 支 差 額(a − d) ▲ 338,034 20,031 143,262 ▲ 88,388 82,205 医 業 収 支 率(a / d) 95.2 100.3 101.9 98.9 101.0 収 支 差 額( A − B ) ▲ 765,053 ▲ 294,337 ▲ 221,624 ▲ 448,187 ▲ 372,504 94.2 97.9 98.4 97.2 97.6 経 収 支 率( A / B ) 注:計数は、各々の四捨五入によっているのため、端数が合計と一致しないものがある。 20 Ⅱ 病院運営 4 施設整備状況 4 施設整備状況 No 名 称 構 造 建 築 年 次 備 1 2 号館 RC−3F 1966.3 2 宿舎A棟 RC−4F 1967.3 3 宿舎B棟 RC−4F 1967.3 4 宿舎C棟 RC−4F 1968.9 5 1 号館 RC−4F 1969.12 6 中央館 RC−3F 1972.9 1F外来・医事課・放射線診療部・薬剤部 2F臨床検査部 3F運営局・医局・看護部 7 7 号館 RC−3F 1978.3 3F CBT センター 8 宿舎H棟 RC−4F 1978.3 1F図書館、2Fゲノム解析センター、3F医局 9 宿舎I棟 RC−4F 1978.3 10 宿舎J棟 RC−3F 1978.3 11 宿舎K棟 RC−3F 1979.3 12 特殊診療棟 RC−2F 1981.3 13 作業療法棟 S−1F 1981.3 14 機能訓練棟 RC−2F 1982.9 15 作業療法棟 RC−1F 1985.9 16 冷房機械棟 RC−1F 1987.7 17 MR 棟 RC−1F 1989.3 18 ポジトロン CT 棟 RC−2F 1994.2 19 MEG 棟 RC−2F 1999.3 2F治験管理室 20 8 号館 RC−1F 2005.7 一部増築 H 22. 6 竣工 21 ハートフルレジデンス RC−8F 2006.5 増築部分 H 19.3 竣工 22 9 号館 RC−1F 2010.6 23 保育園 24 病棟・診療棟 25 第 6 病棟 26 エネルギーセンター 27 教育研修棟 28 SPECT 棟 RC−1F 2015.6 S−1 2010.6 RC−5F 2010.9 S−1 2010.9 S−1 2010.9 RC−4F 2014.6 考 21 Ⅱ 病院運営 5 主要医療機器整備状況 5 主要医療機器整備状況 取 22 得 年 月 日 品 名 数量 単位 金 額 供 用 先 2015.08.04 経皮血液ガスモニタリングシステム TOSCA 500 1 式 3,240,000 小児神経診療部 2015.08.31 気管支ファイバースコープ FB-15RBS 1 式 2016.02.18 除細動器 TEC-5631 TEC-5621 3 台 4,212,000 医療機器中央管理室 2016.02.29 セントラルモニタ PU-611R 1 式 9,288,000 医療機器中央管理室 2016.02.29 ポータブル心電計 ECG-2320 1 式 2016.03.18 陽圧式人工呼吸器 2 台 2016.03.22 脳神経外科ナビゲーションシステム 1 式 615,600 総合外科部 896,400 臨床検査部 5,778,000 医療機器中央管理室 62,856,000 脳神経外科 Ⅱ 病院運営 6 放射線診療部保有機器構成 6 放射線診療部保有機器構成 室 名 04 骨密度測定室 (骨塩定量装置) 装 置 名 取得年月 ホロジック・QDR Explorer W 2006 年 7 月 02 一般撮影室 島津 RAD speed Pro 2010 年 9 月 05 一般撮影室 GE Discovery XR656 2014 年 3 月 03 X 線 TV 撮影室 (X TV 装置 ) 日立 CUREVISTA 2010 年 9 月 01 CT 撮影室 (CT 装置 ) シーメンス SOMTOM Sensation Open 2007 年 2 月 アンギオ撮影室 (連続血管撮装置) フィリップス Allura Xper FD20 2010 年 9 月 手術室 (外科用イメージ) シーメンス SIREMOBIL Compact LX 2007 年 3 月 朝日 MPX-8800 2004 年 2 月 朝日 MX-60N 2004 年 2 月 モリタ MAX-FM 1989 年 3 月 歯科撮影室 朝日 KX − 60L 日立シリウス 130HT 2007 年 2 月 日立シリウス 130HT 2007 年 2 月 日立 シリウス Ubiquitas 2009 年 3 月 CALNEO U 2010 年 9 月 CALNEO MT 2010 年 9 月 FCR Speedia 2010 年 9 月 FCR5000 PLUS 2002 年12月 FCR5502 2004 年 2 月 FCR VEROCITY 2004 年 2 月 07 MRI 撮影室 シーメンス MAGNETOM Verio 2010 年 9 月 06 MRI 撮影室 フイリップス Achieva 3.0T TX 2010 年 9 月 サイクロトロン装置 住友重機 MH-20 2011 年 3 月 02 PET CT 室 (PET CT 装置 ) シーメンス True Point Biograph16 2010 年 9 月 SPECT 室 1 , SPECT 室 2 (SPECT CT 装置 ) シーメンス SymbiaT 6 GE Discovery NM/CT 670 2010 年 9 月 2015 年 7 月 直接撮影 移動型 CR 装置 23 Ⅱ 病院運営 7 年間主要行事 ・ 出来事 7 年間主要行事・出来事 24 2015. 04. 01 2015. 04. 16 新規採用者オリエンテーション(∼ 2 日) 職務発明審査委員会 2015. 05. 21 2015. 05. 08 2015. 05. 18 職務発明審査委員会 自殺総合推進センター在り方検討会 職務発明審査委員会 2015. 06. 10 2015. 06. 25 2015. 07. 08 公明党・青年委視察 会計実施検査 平成27年審議会高度専門医療研究評価部会(事前説明)) 2015. 07. 22 2015. 07. 29 2015. 08. 05 2015. 08. 19 第 1 回 NCNP 自殺予防研修 医政局医療経営支援課視察 平成27年審議会高度専門医療研究評価部会(年度評価) 平成27年審議会高度専門医療研究評価部会(期間評価) 2015. 08. 20 2015. 08. 21 2015. 09. 08 2015. 09. 15 2015. 09. 17 2015. 10. 14 2015. 10. 16 2015. 10. 22 2015. 10. 30 2015. 11. 10 2015. 11. 19 2015. 12. 08 2015. 12. 17 2015. 12. 22 2016. 01. 07 2016. 01. 18 職務発明審査委員会 第 2 回 NCNP メディア塾 厚生労働省職員視察 ヤマト福祉財団見学 職務発明審査委員会 第 2 回 NCNP 自殺予防研修 動物慰霊祭 職務発明審査委員会 6 NC 事務職員研修(∼31日) 財務省理財局職員視察 職務発明審査委員会 消防・防災訓練 精神・神経疾患研究開発費中間・事後評価部会 職務発明審査委員会 連携大学山梨大学院合同シンポジウム 職務発明審査委員会 2016. 02. 29 病院機能評価コンサル事前調査(∼ 3 月 2 日) 2016. 03. 09 2016. 03. 17 2016. 03. 22 精神保健研究所研究報告会 職務発明審査委員会 消防・防災訓練 Ⅲ 統 計 1 医事統計 2 疾患別統計 精神科(一般) 精神科(医療観察) 小児神経科 神 経 内 科 脳神経外科 外 科 整 形 外 科 消化器内科 循環器内科 心 療 内 科 リハビリ科 合計 < 退院患者数 > 精神科(一般) 精神科(医療観察) 小児神経科 神 経 内 科 脳神経外科 外 科 整 形 外 科 消化器内科 循環器内科 心 療 内 科 リハビリ科 合計 < 入院患者数 > 精神科(一般) 精神科(医療観察) 小児神経科 神 経 内 科 脳神経外科 外 科 整 形 外 科 消化器内科 循環器内科 心 療 内 科 リハビリ科 合計 < 在院患者数 > 医事統計① 4月 3.1 0.1 4.1 5.1 0.5 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 13.1 4月 3.2 0.1 4.1 5.2 0.4 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.2 4月 134.4 59.2 106.9 99.5 15.4 0.1 1.8 4.8 0.2 0.5 0.0 422.8 5月 2.6 0.1 3.2 4.2 0.7 0.0 0.1 0.2 0.0 0.0 0.0 11.2 5月 2.5 0.0 2.9 4.1 0.7 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 10.5 5月 134.4 60.0 103.6 96.5 17.0 1.0 2.6 3.4 0.0 0.0 0.0 418.5 6月 3.1 0.2 3.9 5.2 0.6 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.2 6月 2.9 0.2 4.4 5.5 0.5 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 13.6 6月 121.9 57.3 104.7 100.0 13.9 0.4 1.4 1.7 0.0 0.0 0.0 401.3 7月 3.4 0.1 4.5 5.8 0.5 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 14.4 7月 3.2 0.2 4.8 5.9 0.6 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 14.9 7月 123.3 57.1 108.5 104.6 15.7 1.2 1.7 1.0 0.0 0.0 0.0 413.1 8月 2.7 0.0 5.0 5.4 0.7 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 14.1 8月 3.1 0.0 4.6 5.2 0.5 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.8 8月 128.0 58.5 103.8 101.9 20.3 3.8 1.3 0.5 0.3 0.0 0.0 418.4 9月 3.3 0.2 3.9 4.9 0.8 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.4 9月 3.2 0.1 4.2 5.2 0.6 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.6 9月 132.7 57.8 102.2 103.1 13.9 0.8 1.4 0.7 0.4 0.0 0.0 413.0 10 月 3.2 0.1 4.2 5.5 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 13.2 10 月 3.2 0.2 4.0 5.5 0.5 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 13.5 10 月 125.1 57.4 103.4 107.7 14.2 0.3 1.8 0.0 0.2 0.0 0.0 410.1 11 月 2.9 0.1 3.8 5.2 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 12.8 11 月 2.9 0.0 4.2 5.0 0.5 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 12.7 11 月 133.4 58.4 100.7 102.1 20.5 0.9 2.4 0.1 0.0 0.7 0.0 419.2 12 月 3.0 0.0 4.0 5.5 0.6 0.1 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 13.4 12 月 2.9 0.2 3.7 5.1 0.5 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 12.7 12 月 130.1 59.2 105.3 99.1 16.0 1.4 2.4 1.2 0.1 0.2 0.0 415.0 2015 年度 診療科別 1 日平均患者数(入院) 1月 2.8 0.1 3.4 4.4 0.5 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 11.4 1月 2.6 0.1 3.7 4.6 0.4 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 11.6 1月 126.6 60.9 104.2 99.4 17.1 2.2 1.2 1.7 0.3 0.0 0.0 413.6 2月 3.7 0.1 4.0 5.0 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 13.2 2月 3.9 0.0 4.3 5.1 0.4 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.9 2月 128.6 58.9 109.0 101.7 15.4 1.7 1.1 1.5 0.0 0.0 0.0 417.9 3月 3.5 0.1 4.5 5.6 0.7 0.1 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 14.6 3月 3.9 0.1 5.0 5.7 0.5 0.1 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 15.4 3月 129.6 57.7 110.1 105.2 13.7 2.3 1.6 1.0 0.5 0.2 0.0 421.9 2015 年度 年度平均 3.1 0.1 4.0 5.1 0.6 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.2 2015 年度 年度平均 3.1 0.1 4.2 5.2 0.5 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 13.3 2015 年度 年度平均 129.0 58.5 105.2 101.7 16.1 1.3 1.7 1.5 0.2 0.1 0.0 415.4 Ⅲ 統計 1 医事統計 27 28 実 績 実 績 2013 年度 2014 年度 (月) 4月 総 合 内 科 0.2 0.2 (初診) 0.1 0.7 1.0 (再診) 1.0 0.2 0.2 (初診) 0.0 心 療 内 科 7.3 8.9 (再診) 9.0 12.0 11.4 (初診) 10.2 精 神 科 256.4 247.8 (再診) 243.2 6.2 6.5 (初診) 6.5 神 経 内 科 86.4 93.5 (再診) 91.1 0.3 0.1 (初診) 0.3 消化器内科 5.6 5.2 (再診) 5.0 0.0 0.1 (初診) 0.0 循環器内科 4.6 4.7 (再診) 4.4 3.6 3.6 (初診) 4.0 小児神経科 52.6 54.1 (再診) 51.2 0.1 0.1 (初診) 0.3 外 科 2.6 3.1 (再診) 2.7 0.0 0.1 (初診) 0.1 整 形 外 科 3.7 4.2 (再診) 4.9 0.8 0.7 (初診) 1.0 脳神経外科 14.7 15.3 (再診) 16.2 0.0 0.0 (初診) 0.0 リハビリ科 21.3 20.6 (再診) 19.1 0.4 0.5 (初診) 0.3 放 射 線 科 0.0 0.0 (再診) 0.0 2.4 2.5 (初診) 2.2 歯 科 5.4 5.6 (再診) 5.2 6,403 6,388 (初診) 530 合 計 112,580 113,064 (再診) 9,515 ( 延 患 者 数 ) 118,983 119,452 (合計) 10,045 26.2 26.2 (初診) 25.2 合 計 461.4 463.4 (再診) 453.1 ( 1 日平均) 487.6 489.6 (合計) 478.3 診 療 科 名 医事統計② 0.4 0.9 0.1 10.8 11.4 249.8 6.1 100.9 0.1 5.1 0.1 5.4 2.7 50.9 0.2 2.8 0.0 3.2 1.1 16.8 0.0 21.9 0.5 0.1 2.3 5.9 448 8,542 8,990 24.9 474.6 499.5 5月 0.0 1.3 0.3 8.5 9.9 214.4 8.0 87.1 0.3 4.5 0.0 4.2 4.1 52.5 0.2 2.5 0.0 5.6 1.0 13.2 0.0 18.3 0.6 0.0 2.8 5.4 597 9,186 9,783 27.1 417.5 444.6 6月 0.0 0.9 0.2 9.1 12.7 232.3 6.3 96.7 0.1 5.0 0.1 3.9 4.4 54.0 0.0 2.3 0.1 4.6 1.2 15.5 0.0 20.3 0.5 0.0 2.2 5.0 615 9,890 10,505 28.0 449.5 477.5 7月 0.2 0.9 0.2 9.1 9.8 223.6 6.8 86.5 0.0 3.1 0.0 4.2 4.6 56.2 0.1 1.9 0.1 4.9 0.8 14.1 0.0 18.2 0.3 0.0 2.3 4.7 529 8,974 9,503 25.2 427.3 452.5 8月 0.3 1.4 0.1 8.8 11.1 242.4 7.1 98.5 0.2 5.7 0.0 4.9 3.7 55.9 0.3 2.8 0.0 4.5 0.8 16.3 0.1 20.0 0.5 0.0 2.4 4.8 502 8,857 9,359 26.4 466.2 492.6 9月 0.2 1.4 0.0 9.2 11.1 238.2 7.2 95.3 0.1 4.3 0.2 3.4 3.4 53.0 0.1 2.5 0.0 5.4 0.7 16.0 0.0 18.5 0.4 0.0 2.8 5.8 556 9,516 10,072 26.5 453.1 479.6 10 月 2015 年度 診療科別1日平均患者数(外来) 0.2 1.5 0.2 8.9 9.8 241.1 6.6 96.1 0.2 5.2 0.1 4.2 3.7 57.6 0.1 2.3 0.0 5.0 0.8 18.5 0.1 18.5 0.6 0.0 3.1 6.3 480 8,836 9,316 25.3 465.1 490.4 11 月 0.2 1.1 0.2 10.1 11.2 245.9 7.0 102.7 0.2 4.2 0.1 4.5 3.9 60.7 0.2 2.4 0.3 4.9 0.7 15.5 0.1 18.4 0.7 0.1 2.4 5.4 513 9,042 9,555 27.0 475.9 502.9 12 月 0.1 1.1 0.1 9.9 9.8 246.8 6.7 98.3 0.2 4.9 0.0 3.5 3.5 56.6 0.2 2.8 0.0 5.3 0.7 16.2 0.1 18.5 0.6 0.1 2.2 4.6 456 8,906 9,362 24.0 468.7 492.7 1月 0.2 1.3 0.1 8.4 10.6 233.4 7.0 92.3 0.1 4.5 0.2 3.4 3.2 54.0 0.1 2.1 0.1 3.5 0.9 16.0 0.0 15.9 1.2 0.2 2.3 4.8 513 8,791 9,304 25.7 439.6 465.3 2月 0.4 1.6 0.1 9.6 10.0 239.4 6.6 97.1 0.0 5.3 0.1 4.3 4.2 59.4 0.0 2.5 0.0 5.5 0.7 15.3 0.0 17.4 1.5 0.0 2.5 5.8 580 10,189 10,769 26.4 463.1 489.5 3月 0.2 1.2 0.1 9.3 10.6 237.5 6.8 95.2 0.2 4.7 0.1 4.2 3.8 55.2 0.2 2.5 0.1 4.8 0.9 15.8 0.0 18.8 0.6 0.0 2.5 5.3 6,319 110,244 116,563 26.0 453.7 479.7 計 Ⅲ 統計 1 医事統計 掲 経 内 リ ハ ビ リ 科 4,034.00 4,557.00 リ ハ ビ リ 科 計 科 合 内 科 合 総 線 歯 射 放 本 29 46,548,900.02 661,625.00 1,884.00 116,563.00 87,972.00 46,252.00 219,079.00 355,380.02 134,870.01 424,017.00 154,472.40 134,632.00 2,267,958.10 14,743,150.26 13,499,853.66 13,819,638.57 基 199,016,829.00 79,827.00 1,017,523.00 336.00 172.00 2,281.00 科 心 科 1,032.00 循 環 器 内 科 内 1,186.00 消 化 器 内 科 療 1,181.00 科 外 整 形 科 外 628.00 24,748.00 科 脳 神 経 外 科 内 神 経 14,326.00 患 者 延 べ 数 小 児 神 経 科 科 60,198.00 療 (外来) 精 神 科( 一 般 ) 診 医事統計④ 計 450,006,051.18 0.00 合 39,562.00 109,659.40 178,970.00 科 心 内 124,046.00 循 環 器 内 科 療 1,336,702.00 3,146,974.00 1,684,263.60 外 科 形 消 化 器 内 科 1,890,566.00 整 1,266,511.20 科 27,732,951.00 105,118,261.00 外 14,484,862.60 科 101,740,731.67 脳 神 経 外 科 神 33,644,549.00 特 小 児 神 経 科 102,431,420.19 本 600,890.00 基 精神科(医療観察) 116,765,173.80 科 25,745,726.00 療 (入院) 精 神 科( 一 般 ) 109,883,710.72 診 医事統計③ 合 計 680,668,893.18 13,510,998.00 149,221.40 203,873.00 2,354,225.00 4,831,237.60 3,157,077.20 42,217,813.60 197,202,702.67 164,046,244.19 117,366,063.80 135,629,436.72 総 A 類 61,986,200.00 572.00 7,713.00 12,458.00 474,264.00 211,567.00 182,793.00 1,606,339.00 39,709,161.00 14,172,381.00 236,698.00 5,372,254.00 掲 81,393,844.00 578,836.00 169,212.00 1,058,219.00 4,265,704.00 900,153.00 548,464.00 1,105,885.00 601,893.00 520,820.00 1,979,915.00 26,559,464.00 5,282,987.00 37,822,292.00 特 合 計 127,942,744.02 1,240,461.00 257,184.00 1,104,471.00 4,484,783.00 1,255,533.02 683,334.01 1,529,902.00 756,365.40 655,452.00 4,247,873.10 41,302,614.26 18,782,840.66 51,641,930.57 総 類 12,319,997.00 26,540.00 25,779.00 2,442.00 0.00 10,910.00 23,785.00 216,017.00 80,226.00 42,807.00 149,018.00 5,501,886.00 1,361,656.00 4,878,931.00 A 診療科別1日平均診療点数(外来) 31,646,013.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 3,675,738.00 27,970,275.00 0.00 0.00 福祉サービス費 診療科別1日平均診療点数(入院) 類 C 18,061,576.00 42,699.00 11,381.00 1,055,777.00 13,048.00 32,160.00 166,760.00 133,190.00 361,493.00 123,545.00 1,133,311.00 9,073,878.00 552,518.00 類 16,299,166.00 84,507.00 100,227.00 0.00 80,190.00 319,031.00 357,229.00 749,714.00 108,802.00 168,080.00 690,194.00 5,609,039.00 3,353,616.00 4,678,537.00 C 類 24,150,173.00 467,876.00 14,475.00 36,560.00 219,950.00 270,208.00 268,970.00 1,575,397.00 11,642,923.00 3,556,610.00 88,670.00 6,008,534.00 内訳 ) 特掲 類 5,361,816.00 B 21,828,748.00 5,871.00 13,919.00 21,592.00 50,686.00 219,345.00 62,543.00 1,564,715.00 13,597,758.00 924,092.00 142,450.00 5,225,777.00 B 内訳 ) 特掲 類 類 34,713,105.00 425,090.00 31,825.00 0.00 4,172,466.00 538,052.00 690.00 6,964.00 51,372.00 186,388.00 7,392.00 6,374,661.00 15,197.00 22,903,008.00 D 2015 年度 91,051,708.00 12,857,709.00 3,455.00 9,217.00 272,623.00 2,445,854.00 1,376,260.00 22,986,500.00 26,836,391.00 14,991,466.00 133,072.00 9,139,161.00 D 2015 年度 Ⅲ 統計 1 医事統計 30 67 73 56 60 50 74 90 759 63.3 27.3 12.8 16.4 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 合計 一ヶ月 平均 救 急 外 来 患 者 総 数 9月 神 63 精 8月 経 63 神 7月 児 32 小 6月 328 40 32 21 25 25 30 32 18 21 18 154 17 14 9 12 7 15 15 18 15 6 197 20 16 12 15 18 24 16 21 19 6 脳 外 科 1.8 21 3 0 3 1 2 1 0 3 5 0 3 リハビリ 17 0.1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 そ の 他 14 57 10 12 5 5 4 3 4 3 3 2 4 救 急 車 38 250 30 23 21 15 15 27 25 19 18 15 21 察 76 警 5月 503 59 51 29 45 40 46 41 44 45 17 52 0.5 41.9 6 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0 3 そ の 他 446 55 44 23 46 30 39 35 40 39 16 45 239 28 27 21 9 19 24 23 14 20 9 26 285 36 26 22 15 16 33 27 24 26 8 33 473 54 48 28 45 40 40 40 39 37 24 42 6.2 37.2 19.9 23.8 39.4 74 7 3 6 5 7 10 9 9 4 7 5 126 13 11 10 7 6 19 14 10 8 5 13 0.1 10.5 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 6.7 80 10 5 7 4 2 9 8 8 9 3 7 9 0 0 1 0 1 0 0 2 3 0 2 0 科 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5.8 0.8 0.0 69 12 10 4 4 7 5 5 4 6 0 11 1 夜 8 深 10 勤 0 日 36 夜 19 準 19 院 34 入 2 宅 34 帰 0 送 21 転 2 神 0 精 0 療 経 13 診 神 12 転 帰 児 28 帯 小 院 間 外 入 時 脳 55 搬 送 状 況 そ の 他 4.8 20.8 診 療 内 訳 夜間・休日外来急患状況一覧(診療科分類) 2015 年度 2南1名 3南1名 3北7名 4南2名 4北4名 5南1名 5北3名 2南5名 3南9名 3北4名 4南3名 4北9名 2北2名 5北1名 3北3名 4北5名 2南2名 2北2名 3南8名 3北6名 4南2名 4北5名 5北1名 2北1名 3南6名 3北7名 4南2名 4北7名 5北1名 2北2名 3南6名 3北5件 4南3名 4北6名 5南2名 5北3名 2 北 1 名 3 南10名 3 北 3 件 4 南11名 4北8名 2南1件 2北1名 3南6名 3北1件 4南1名 4北1名 6 病棟 1 件 2南1件 3南3名 3北4件 4北6名 5北1件 3南6名 3北6名 4南2名 4北7名 5北1名 2南2名 3南9名 3北4名 4南2名 4北7名 5北2名 2北2名 3 南14名 3 北 7 名 4南2名 4北9名 5北2名 入院病棟 4月 医事統計⑤ Ⅲ 統計 1 医事統計 Ⅲ 統計 1 医事統計 診療科別患者数及び平均在院日数(過去3年) (医療観察病棟及び重心病棟を除く) 医事統計⑥ 診 療 精 科 神 科 小 児 神 経 科 神 経 内 科 脳 神 経 外 科 外 整 科 形 外 科 消 化 器 内 科 循 環 器 内 科 心 リ 療 ハ 内 ビ 科 リ 2013 年度 2014 年度 2015 年度 平均在院患者数 122.4 128.5 129.0 新入院患者数 1,309 1,175 1,141 平均在院日数 30.2 38.6 39.7 平均在院患者数 35.9 35.3 35.6 新入院患者数 888 881 879 平均在院日数 15.0 14.7 14.9 平均在院患者数 92.4 93.8 101.7 新入院患者数 1,656 1,831 1,895 平均在院日数 19.9 18.4 19.3 平均在院患者数 14.0 14.5 16.1 新入院患者数 129 152 185 平均在院日数 33.7 28.0 26.4 平均在院患者数 1.5 1.1 1.3 新入院患者数 22 14 16 平均在院日数 11.9 14.5 14.9 平均在院患者数 1.5 1.3 1.7 新入院患者数 24 17 26 平均在院日数 12.7 16.6 19.8 平均在院患者数 2.0 2.7 1.5 新入院患者数 54 35 20 平均在院日数 12.1 24.3 22.2 平均在院患者数 0.3 0.2 0.2 新入院患者数 5 4 7 平均在院日数 10.2 14.6 7.0 平均在院患者数 0.4 0.3 0.1 新入院患者数 6 4 1 平均在院日数 22.3 31.5 24.0 平均在院患者数 2.0 0.2 0.0 新入院患者数 33 1 0 平均在院日数 22.1 32.0 0.0 31 32 一 般 疾 患 医 療 観 察 精 神 一 般 16 0 8 24 11 0 0 11 一 般 疾 患 一 般 診 療 科 筋ジストロフィー 重症心身障害 合 計 0 0 医 療 観 察 精 神 科 0 0 5 30 7 6 12 19 歳 0 分 15 歳∼ 20.1% 29.2% 比 率 (%) 14 歳 86 125 患者数 ( 人 ) 7 歳∼ 0.0% 18.0% 比 率 (%) 6 歳以下 0 11 患者数 ( 人 ) (人) 計 2 30.4% 45.3% 比 率 (%) 7.1% 45 67 患者数 ( 人 ) 5 1.8% 1.8% 比 率 (%) 17.9% 1 1 患者数 ( 人 ) 比 率 (%) 28.4% 30.6% 比 率 (%) 患者数 ( 人 ) 38 未満 未満 41 1 ヶ月 14 日 患者数 ( 人 ) 分 精 神 一 般 区 医事統計⑧ 合 重症心身障害 一 般 診 療 科 筋ジストロフィー 精 神 科 区 医事統計⑦ 3.5% 15 0.0% 0 0.0% 0 1.4% 2 3.5% 2 8.2% 11 未満 3 ヶ月 29 歳 47 11 8 11 6 11 20 歳∼ 39 歳 11 15 49 8 1 12 9 88 21 2 14 16 35 1 59 歳 68 6 4 14 19 25 0 0.7% 3 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0 5.3% 3 0.0% 5年 3 年∼ 69 歳 54 0 2 24 6 22 60 歳∼ 5.8% 25 0.0% 0 10.7% 3 0.0% 0 36.8% 21 0.7% 3年 1 年∼ 50 歳∼ 4.4% 19 0.0% 0 3.6% 1 1.4% 2 26.3% 40 歳∼ 49 歳 1 0.7% 1年 6 ヶ月∼ 年 齢 5.4% 23 1.6% 1 0.0% 0 1.4% 2 19.3% 19 30 歳∼ 9 6.7% 6 ヶ月 3 ヶ月∼ 年齢別入院患者数 11.7% 50 0.0% 0 14.3% 4 9.5% 14 0.0% 0 23.9% 32 未満 2 ヶ月 在 院 期 間 在院期間別入院患者数 0 1 16.1% 69 72.1% 44 35.7% 10 9.5% 14 0.0% 0 0.7% 以上 10 年 100.0% 428 100.0% 61 100.0% 28 100.0% 148 100.0% 57 100.0% 134 合計 79 歳 44 0 5 26 1 12 70 歳∼ 13 0 0 8 0 5 80 歳以上 428 61 28 148 57 134 合計 (対象:2016.3.31 の在院患者) 3.0% 13 8.2% 5 10.7% 3 1.4% 2 5.3% 3 0.0% 10 年 5 年∼ (対象:2016.3.31 の在院患者) Ⅲ 統計 1 医事統計 Ⅲ 統計 1 医事統計 初診患者の居住地域別患者数 医事統計⑨ 診 診 療 科 野 区 27 16 3 4 5 練 馬 区 84 62 32 1 13 3.3% 東久留米市 68 36 14 5 10 2.3% 板 橋 区 19 12 12 2 3 0.8% 西東京 市 71 67 33 1 15 3.2% 豊 島 区 9 15 4 0 4 0.5% 清 29 11 10 1 3 0.9% 目 黒 区 14 7 1 1 0 0.4% 神 神 科 北多摩北部保健医療圏 武蔵村山市 43 16 6 1 1 1.1% 735 331 153 28 167 24.0% (各科における上記地域の割合) 28.4% 他の診療科 中 5.9% 二次医療圏 小計 脳神経外科 10.6% 30 市 小児神経科 108 6 都 道 府 県 市 区 町 村 神 経 内 科 14 22 精 他の診療科 68 80 瀬 脳神経外科 神 経 内 科 121 平 小児神経科 科 314 210 精 市 東村山 市 小 比 率 0.9% 文 京 区 7 6 4 0 2 0.3% 都 品 川 区 13 12 6 0 5 0.6% ( 23 区 ) 中 央 0.3% 東 京 20.0% 16.6% 13.5% 32.5% 区 4 7 6 0 0 東大和 市 78 33 7 3 10 2.2% 千 代 田 区 1 2 0 0 2 0.1% 立 市 73 23 7 3 12 2.0% 北 10 9 5 2 5 0.5% 小金井 市 24 14 10 3 11 1.1% 墨 田 区 9 2 3 0 1 0.3% 国分寺 市 58 21 13 2 11 1.8% 足 立 区 19 11 11 2 4 0.8% 0.3% 国 京 (2015 年度 初診料算定患者より) 科 比 率 都道府県 市区町 村 東 療 川 立 区 市 24 8 4 1 6 0.7% 台 東 区 9 6 1 1 0 八王子 市 60 40 13 1 10 2.1% 大 田 区 15 14 9 2 3 0.7% 昭 島 市 28 18 5 2 0 0.9% 東 京 都 23 区 小 計 399 311 155 29 83 16.6% 調 布 市 10 12 7 2 2 0.6% (各科における上記地域の割合) 15.4% 18.8% 16.8% 13.9% 16.1% 府 中 市 37 21 15 2 10 1.4% あきる野市 20 8 2 0 3 0.6% 0.9% 東 京 都 小 計 1745 954 438 91 354 (各科における上記地域の割合) 67.5% 57.5% 47.5% 43.8% 68.9% 60.8% 野 市 31 13 5 1 3 生 市 13 8 0 0 2 0.4% 埼 県 393 313 205 37 56 17.0% 三 鷹 市 20 9 9 4 8 0.8% 神 奈 川 県 153 144 87 31 18 7.4% 武蔵野 市 29 16 11 1 3 1.0% 千 葉 県 102 51 64 12 20 4.2% 4 4 2 1 2 0.2% 山 梨 県 21 21 5 3 2 0.9% 栃 木 県 9 9 7 3 0 0.5% 城 県 37 17 19 7 1 1.4% 馬 県 24 17 31 5 4 1.4% 32.7% 江 市 羽 村 市 14 8 1 2 1 0.4% 青 梅 市 26 17 5 3 3 0.9% 多 摩 市 14 4 3 1 3 0.4% 町 田 市 24 20 8 2 2 1.0% 関東地区 小計 739 572 418 98 101 稲 城 市 6 5 2 0 1 0.2% 北海道地区 2 4 1 1 0 0.1% 西多摩 郡 15 9 1 0 1 0.4% 東 都 東 北 地 区 10 16 12 3 2 0.7% 以 諸 島 3 1 0 0 0 0.1% 1,346 643 283 62 271 44.2% (各科における上記地域の割合) 52.0% 38.8% 30.7% 29.8% 52.7% 飾 京 都 ( 23 区 ) 玉 狛 東京都(23 区以外) 小計 東 関東地区 都 日 (23 区以外) 福 群 京 外 北 陸 地 区 7 14 10 1 1 0.6% 中 部 地 区 31 54 19 3 2 1.9% 近 畿 地 区 4 11 2 3 0 0.3% 中 国 地 区 5 8 6 1 0 0.3% 0.2% 区 13 4 6 1 1 0.5% 四 国 地 区 3 4 2 1 0 江戸川 区 12 11 8 0 1 0.4% 九 州 地 区 8 13 4 5 1 0.5% 江 区 14 4 9 2 2 0.5% 東 京 都 以 外 小 計 809 696 474 116 107 37.4% 区 9 9 5 0 2 0.4% (各科における上記地域の割合) 31.3% 42.0% 51.4% 55.8% 20.8% 3 5 5 1 2 0.2% 東 港 荒 川 区 渋 谷 区 9 13 5 1 0 0.3% 海 新 宿 区 21 11 2 1 5 0.8% そ の 他( 不 明・ 不 定 ) 杉 並 区 48 31 7 2 15 2.0% 世田谷 区 30 42 11 6 8 1.2% 外 1 3 7 0 0 31 5 4 1 53 (人) 合 計 2,586 (人) 1,658 923 208 0.2% 1.6% (%) 514 100.0% 33 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 精神科 外来新患患者数 疾患別統計① 疾 患 名 症状性を含む器質性精神障害 2011 2012 427 2013 401 2014 362 2015 355 309 精神作用物質使用による精神および行動の障害 114 102 81 111 87 統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害 222 315 352 328 320 気分感情障害 419 774 699 676 588 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 466 516 546 606 504 生理的障害および身体要因に関連した行動症候群 215 52 19 24 171 成人の人格および行動の障害 25 28 24 23 23 精神遅滞 42 18 33 23 29 心理的発達の障害 54 51 65 45 66 小児期、青年期に通常発症する行動および情緒の障害 14 6 12 28 31 てんかん 376 460 509 347 414 その他 371 108 85 80 68 2,745 2,831 2,787 2,646 2,610 合 計 神経内科 外来新患患者数 疾患別統計② 疾 患 名 パーキンソン病 年 度 2011 2012 2013 2014 2015 262 287 280 339 281 その他のパーキンソン症候群 71 94 87 107 105 ジストニア 85 77 84 105 124 脊髄小脳変性症 62 70 97 97 127 運動ニューロン疾患 小 計 多発性硬化症 25 39 47 48 74 505 567 595 696 711 94 95 112 145 138 165 152 201 176 220 末梢神経障害 73 79 84 95 94 脳血管障害 36 34 41 43 22 筋疾患 34 年 度 認知症 52 41 58 56 71 その他 324 546 563 616 618 小 計 744 947 1059 1131 1163 合 計 1,249 1,514 1,654 1,827 1,874 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 小児神経科 外来新患患者数 疾患別統計③ 疾 患 名 年 度 2011 2012 2013 2014 2015 筋ジストロフィー症(高 CK 血症含む) 96 99 86 75 81 その他の筋疾患 28 41 37 43 55 脊髄性筋萎縮症 6 6 2 6 4 末梢神経障害 7 6 12 13 7 脊髄小脳変性症 12 13 4 8 6 脳変性疾患 10 1 8 7 3 不随意運動症 19 23 13 15 16 脱髄疾患 15 6 0 1 1 代謝異常症(ミトコンドリア病を含む) 33 16 25 22 20 1 1 0 0 0 39 10 19 20 13 4 0 2 0 1 脊椎・脊髄疾患 先天奇形(脳奇形を含む) 水頭症 神経皮膚症候群 9 4 4 5 9 染色体異常 23 8 6 8 10 神経感染症・脳症・脳炎 15 14 7 3 4 てんかん 302 365 286 301 394 熱性けいれん 7 7 4 4 4 精神発達遅滞 61 62 55 55 40 運動発達遅滞 11 25 40 32 38 脳性麻痺(重複障害を含む) 13 14 15 8 15 1 1 3 3 1 脳血管障害 頭痛 2 8 12 6 3 頭部外傷 0 1 1 1 1 脳腫瘍 2 3 1 1 1 自閉症・注意欠陥多動性障害・広汎性発達障害 91 92 114 125 121 神経症・心因反応・他の小児精神疾患 10 12 32 13 11 言語発達遅滞 3 9 9 7 2 学習障害 15 11 11 18 24 睡眠障害 1 9 1 7 2 睡眠時無呼吸 0 2 1 1 0 夜尿症 0 0 0 0 0 大頭 0 0 0 0 0 遺伝カウンセリング 顔面神経麻痺 その他 計 ̶ 0 0 0 0 1 1 0 0 0 27 8 32 33 25 864 878 842 841 912 (再来新患を含む) 35 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 疾患別統計④ 脳神経外科 外来新患患者数 疾 患 名 てんかん 年 度 2011 2012 172 2013 147 2014 146 2015 157 198 頭痛 5 4 4 5 1 めまい 0 5 2 0 0 14 18 10 13 5 脳血管障害 頭部外傷 4 10 5 2 4 13 15 11 11 6 慢性硬膜下血腫 6 4 0 1 1 パーキンソン病 1 5 9 5 3 脳腫瘍 不随意運動症 2 6 6 8 7 認知症 2 9 9 6 2 12 6 11 13 15 5 3 7 7 3 正常圧水頭症 トゥレット症候群 その他 計 20 12 11 13 252 232 239 258 身体リハビリテーション科 外来処方件数 疾患別統計⑤ 疾 8 244 患 名 年 度 2011 2012 2013 2014 2015 筋疾患 398 224 408 680 956 パーキンソン病関連疾病 224 217 456 538 417 SCD・MSA 43 33 78 123 120 MND 35 13 42 51 88 末梢神経疾患 22 30 22 25 33 MS 25 9 39 55 42 7 1 5 3 2 CVD 脳性麻痺 14 8 13 15 4 整形外科疾患 12 17 11 5 9 その他の神経疾患 24 25 49 131 271 その他の小児疾患 43 47 37 110 177 廃用症候群 5 3 4 0 0 嚥下障害 8 4 0 20 7 36 5 26 27 38 896 636 1,190 1,783 2,164 その他 計 ※延べ処方件数(2013 年度より) 疾患別統計⑥ 遺伝カウンセリング室 遺伝カウンセリング件数(保険診療) 疾 患 年 度 2011 2012 2013 2014 2015 デュシャンヌ型筋ジストロフィー 17 17 14 28 28 ベッカ−型筋ジストロフィー 13 15 21 10 16 1 5 4 1 1 12 12 6 7 7 5 3 2 2 3 − 18 28 19 22 48 70 75 67 77 福山型筋ジストロフィー 脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 筋強直性ジストロフィー 計 36 名 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 精神科 新入院患者数 疾患別統計⑦ 疾 患 名 症状性を含む器質性精神障害 年 度 2011 2012 41 精神作用物質使用による精神および行動の障害 2013 82 2014 78 2015 82 72 48 55 28 40 34 統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害 374 317 371 344 356 気分感情障害 228 326 400 335 325 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 79 84 84 95 93 生理的障害および身体要因に関連した行動症候群 12 8 6 12 11 成人の人格および行動の障害 22 22 33 22 25 精神遅滞 17 19 22 29 19 心理的発達の障害 4 11 16 14 29 小児期、青年期に通常発症する行動および情緒の障害 2 2 3 14 6 201 207 253 198 190 77 50 60 27 22 1,105 1,183 1,354 1,212 1,182 てんかん その他 合 計 神経内科 新入院患者数 疾患別統計⑧ 疾 患 名 パーキンソン病 年 度 2011 2012 2013 2014 2015 270 360 346 405 308 その他のパーキンソン症候群 58 74 103 115 138 ジストニア 28 26 21 38 36 脊髄小脳変性症 72 91 103 130 154 運動ニューロン疾患 42 76 73 65 113 470 627 646 753 749 多発性硬化症 小 計 200 201 294 315 317 筋疾患 233 219 217 220 284 末梢神経障害 98 84 83 118 109 脳血管障害 10 10 6 6 11 認知症 18 32 37 36 41 その他 208 393 373 395 394 小 計 767 939 1010 1090 1156 合 計 1,237 1,566 1,656 1,843 1,905 37 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 小児神経科 新入院患者数 疾患別統計⑨ 疾 患 名 筋ジストロフィー 年 度 2011 2012 127 2013 147 2014 171 2015 229 184 その他の筋疾患 52 70 84 80 75 末梢神経疾患 13 10 30 15 8 7 8 3 20 13 脊髄小脳変性症、小脳失調症 脳変性疾患 39 33 3 7 7 不随意運動、ジストニア 22 28 10 10 8 脱髄疾患 14 10 2 1 5 代謝異常症(ミトコンドリア) 35 32 74 71 74 脊椎変形症・脊髄疾患 8 12 15 9 18 先天奇形(関節拘縮) 62 92 60 69 82 水頭症 神経皮膚症候群 4 1 8 9 2 10 31 11 22 53 染色体異常 12 15 11 15 58 神経感染症、脳炎後遺症 72 86 61 82 90 248 307 511 587 561 てんかん 精神運動発達遅滞 29 28 60 65 98 脳性麻痺 35 58 52 57 119 脳血管障害 1 1 2 2 28 12 21 5 8 9 小児交互性片麻痺 0 3 6 6 8 小児精神疾患(自閉症) 1 3 4 6 7 神経症・心因反応 4 6 2 1 0 学習障害 0 0 0 1 0 脳腫瘍 睡眠障害 0 1 2 2 2 その他(頭痛、胃腸炎) 2 3 67 56 11 809 1,006 1,254 1,430 1,520 合 計 疾患別統計⑩ 脳神経外科 新入院患者数 疾 患 名 機能性疾患:難治性てんかん 機能性疾患:パーキンソン病・不随意運動症 2011 2012 2013 2014 2015 151 79 109 124 137 21 41 35 40 45 脳血管障害:虚血性脳血管障害(脳梗塞など) 1 1 1 0 1 脳血管障害:他の脳血管障害(脳出血・AVM) 1 1 1 0 脳腫瘍 5 5 1 0 5 頭部外傷 1 1 0 1 1 慢性硬膜下血腫 1 水頭症 13 その他 合 38 年 度 計 11 1 1 4 8 13 17 2 5 1 3 6 196 143 157 183 216 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 臨床検査部遺伝子検査診断室 遺伝学的検査件数 疾患別統計⑪ 疾 患 名 年 度 2011 年 Duchenne 型/ Becker 型筋ジストロフィー 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 44 85 62 85 91 福山型先天性筋ジストロフィー 4 9 4 2 0 肢帯型筋ジストロフィー 1C 型 3 4 3 2 3 肢帯型筋ジストロフィー 2A 型 31 32 40 25 23 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー 69 101 109 113 137 眼咽頭型筋ジストロフィー 17 28 26 30 22 Emery-Dreifuss 型筋ジストロフィー 13 18 15 12 11 筋強直性ジストロフィー 1 型 25 13 30 20 24 筋強直性ジストロフィー 2 型 12 5 10 4 11 X連鎖性ミオチュブラーミオパチー 14 5 7 6 6 縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー 25 67 56 45 40 2 7 2 1 2 正常酸マルターゼのリソゾーム性糖原病(Danon 病) 138 125 142 144 113 球脊髄性筋萎縮症(Kennedy 病) ミトコンドリア病(MELAS,MERRF,CPEO,Leigh 脳症等) 7 4 6 2 3 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA) 6 1 1 2 1 セントラルコア病、類縁疾患 悪性高熱症感受性 6 8 7 6 10 16 9 6 13 19 脊髄性筋萎縮症 「REMUDY」によるジストロフィン遺伝子 DNA 分離 その他の疾患・研究・保存用 合 計 ( の べ 数 ) 14 14 10 12 11 79 61 56 56 40 123 161 162 173 239 648 757 754 753 806 身体リハビリテーション科 入院患者処方件数 疾患別統計⑫ 疾 患 名 年 度 2011 2012 2013 2014 2015 筋疾患 376 368 1,032 1,051 1,008 パーキンソン病関連疾病 336 458 1,125 1,264 1,198 SCD・MSA 73 93 192 259 304 MND 52 76 159 181 225 末梢神経疾患 44 59 126 40 49 101 105 263 278 344 18 22 18 48 38 114 14 312 311 314 66 60 55 42 53 MS CVD 脳性麻痺 整形外科疾患 その他の神経疾患 36 74 523 799 830 その他の小児疾患 151 219 704 548 480 65 108 129 16 0 廃用症候群 嚥下障害 その他 合 計 0 3 30 7 6 301 155 121 207 278 1,733 1,814 4,789 5,051 5,127 ※延べ処方件数(2013 年度より) 39 40 14 22 70 糖尿病 胃潰瘍 高血圧症 心臓病 合 計 その他 健康教室 形態調整食 456 78 21 4 アレルギー 4 肥満症 142 貧血症 脂質異常症食 4 62 901 48 137 446 14 30 5 37 165 31 19 肝臓病 痛風 2011 74 53 21 2 1 1 1 3 2 28 9 13 集 団 指 導 2012 2013 栄養管理室 栄養食事指導実施数 2014 2015 8 7 1 42 1 150 652 6 46 58 12 271 71 21 824 1330 211 28 199 1 125 51 37 116 40 16 77 53 24 21 253 232 99 10 89 4 2 2 53 174 14 892 4 86 68 24 309 77 7 818 1708 184 21 2 233 152 28 24 110 45 19 87 58 29 165 165 175 26 149 3 1 2 136 202 892 51 44 18 363 68 10 737 1784 185 39 194 119 19 23 109 33 16 95 25 70 139 67 72 273 12 261 109 155 787 75 36 27 416 81 4 0 1016 1690 126 220 19 253 146 43 40 126 29 14 16 15 1 27 8 19 83 83 0 集 団 指 導 集 団 指 導 集 団 指 導 集 団 指 導 在宅 個 人 指 導 在宅 個 人 指 導 在宅 個 人 指 導 在宅 個 人 指 導 在宅 訪問 訪問 訪問 訪問 訪問 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 入院 外来 件数 入院 外来 指導 個人指導 4 患 名 腎臓病 疾 疾患別統計⑬ Ⅲ 統計 2 疾患別統計 Ⅲ 統計 2 疾患別統計 手術統計 疾患別統計⑭ 手 術 内 脳神経外科 側頭葉てんかん焦点切除術 前頭葉てんかん焦点切除術 中心回焦点切除術 後頭葉てんかん焦点切除術 頭頂葉てんかん焦点切除術 側頭葉後頭葉てんかん焦点切除術 多葉切除術 大脳半球離断術 脳梁離断術 視床下部過護腫定位凝固術 AVM 切除+側頭葉切除術 頭蓋内電極留置術 迷走神経刺激術 視床下核刺激術 視床 CM/Pf 刺激術 淡蒼球 Gpi 刺激術 視床 Vim 核刺激術 視床 Vim 核凝固術 刺激装置留置・交換術 脳腫瘍生検術(定位的) 脳腫瘍摘出術 硬膜下血腫洗浄術 後頭蓋減圧術 定位的レザバー留置術 のう包切除術 塞栓術 シャント術 その他 小 計 外科 PEG 腫瘤切除 IVH ポート 切開排膿 ヘルニア根治術 虫垂切除 胆摘術 気管切開 内痔核結紮術 腹腔鏡下胆嚢摘出術 消化管腫瘍切除 噴門形成 開腹胃瘻造設術 開腹ドドレナージ 咽頭気管分離 胸腔鏡下ブラ切除術 肝腫瘍切除 イレウス解除 経皮胆嚢ドレナージ 乳腺 直腸脱 その他 小 計 筋・神経・皮膚生検 小児神経科 神経内科 小 計 整形外科 脊椎手術 観血的整復固定 人工関節置換 筋腱延長術 デブリードマン 関節手術 その他(脊髄刺激装置埋込術等) 小 計 歯科 全麻下抜歯・歯科治療 全麻下腫瘍切除 その他 小 計 計 訳 2011 年 度 2013 2012 2014 2015 12 6 2 1 2 15 9 15 6 1 1 4 16 11 1 2 2 6 4 2 3 − 8 1 2 1 4 2 − 10 1 3 3 − 1 1 − 9 5 89 3 7 5 6 5 9 8 3 13 1 2 2 2 3 9 8 9 2 2 13 3 5 3 8 9 15 2 5 9 24 11 2 9 1 1 11 1 2 2 1 1 1 3 5 2 1 26 2 3 3 31 7 1 − 9 2 − 3 2 1 − − − − − − − − − 22 9 3 10 9 124 5 10 99 8 6 113 10 4 126 37 7 2 43 8 4 4 6 1 35 1 5 10 2 3 1 2 1 2 2 2 2 4 14 2 4 1 1 12 7 1 1 3 7 4 1 5 5 1 1 1 2 1 1 1 6 1 4 1 1 8 64 11 94 98 4 69 3 1 12 43 41 20 61 30 30 60 47 33 80 47 29 76 41 37 78 5 5 1 1 1 5 3 6 1 1 3 1 20 5 7 10 1 1 2 8 34 5 15 4 2 1 4 8 39 3 7 4 17 31 11 11 9 16 243 10 1 1 12 310 11 311 11 297 9 287 精神科 mECT 926 860 717 649 716 血漿交換 400 325 394 466 694 13 13 3 41 Ⅳ 業 務 状 況 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部 ) 1 精神科(第一精神診療部) 1)概要 (1)目的 精神科の診療目標は、統合失調症と気分障害をはじめとする精神障害の高度先進的な診療を 行い、臨床研究を推進することにある。 (2)主な業務内容 精神科の診療は、精神科外来、精神保健福祉法による一般精神科病棟(4 南、4 北、5 南、5 北の 4 個病棟)、および医療観察法による医療観察法病棟(8 および 9 病棟)に区分されるが連 携して運営されている。このうち精神科外来と一般精神科 4 個病棟を記載する。 精神科では、疾患ごとに専門診療グループを構成し、専門外来―入院治療―精神科リハビリ テーション―臨床研究を分担している。2010 年 9 月末の新病院移転後は、病診連携・病病連携 を推進し、新規の外来および入院患者を増やすことにより、病態解明研究や治療法の開発など の臨床研究を強化することを目標としている。 更に、精神科病棟における短期入院(平均在院日数の短縮化)による診断・治療方針の策定 と治療、措置入院の後方転送受け入れなどによる精神科地域救急医療への参画、精神障害者の 身体合併症医療の受け入れを重点課題としている。 精神保健指定医の付加的業務として、厚生労働省の精神保健監査指導と東京都の精神鑑定を 分担している。レジデント等の臨床教育と精神保健指定医および専門医資格取得にむけての指 導も重要な業務である。 精神科外来 1)実績 精神科外来患者は 1 日平均 247.7 名で、減少傾向にはあるものの依然として当センター病院 外来で最も患者数が多い。新患患者は 1 日平均 10.6 名である。再来患者数の減少は当センター 精神科が独法化を機に急性期を中心とした診療体制に移行すべく、治療目標達成後や症状や治 療法が固定している患者様に地域の医療施設に転院をお願いしてきた成果と考えられる。新患 枠は、一般新患・専門外来・医療連携の 3 種類で病院連携枠を通して医療連携推進に努めている。 専門外来はてんかん・うつ病・睡眠障害・物忘れ(認知症)・薬物依存(アルコールを除く)・ 修正型電気けいれん療法(mECT) ・統合失調症の 7 種類であり、臨床研究も同時に行っている。 一般・専門ともに予約から実際の診察まで 2 週間程度の期間を要するが、連携枠は早ければ 2 ―3 日、 遅くとも 1 週間程度で対応するように努力している。2015 年度の新患延べ新患人数は 2,519 名(院内紹介も含むので医事統計と異なる)で、最も多いのが F3 気分障害 14.7%次いで G40 てんかんが 14%、F5 生理的障害および身体的要因に関連した行動障害 13.3%、F0 症状性を含 む器質性精神障害 13.2%(表 1)の順であった。新患総数は 2014 年度に比べて 740 名減少した。 他院からの新患紹介率は 78.08%(医療連携室の直接調査なので医事統計と異なる)で、認知症・ てんかん・睡眠障害のセカンドオピニオンは合計 16(てんかん:14、認知症:1、睡眠障害:1) 件と 2014 年度(合計 37 件)より 21 名減少した。 院内他科とのリエゾン診療は 2013 年度から緩和ケア専門看護師とも連携し、緩和ケアにも 寄与している。週 1 回のラウンドは外来医長 1 名、精神科レジデント医師 2 名、精神科専門看 護師 1 名、臨床心理士 1 名、ソーシャルワーカー 1 名の計 5 名で行い、延べ 38 名の患者を診療 している。 治験を含む臨床研究においては、治験の実施件数の半数以上を外来で実施した。治験以外の 臨床研究面では両研究所と連携を図り臨床研究の推進に積極的に寄与した(神経研究所疾病研 究第 3 部;統合失調症や気分障害の髄液検査など、精神保健研究所成人保健研究部;PTSD な ど、精神保健研究所精神生理研究部;睡眠障害)。6NC バイオバンク事業も軌道に乗り 2015 年 3 月末で登録者数が 2,000 を超えた。 2)特徴 各専門外来が充実し、各専門外来または研究所と連携して臨床研究を推進している点と難治 統合失調症患者へのクロザピン適応や mECT の適応に関してワーキンググループや委員会を 設置して多職種で検討の上実施している点が大きな特徴と言える。 3)展望 外来と病棟が連携して精神科急性期診療の強化を図りつつ、医療研究センター病院の使命と しての高度専門医療や治験を含む臨床研究をより一層推進する。 45 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部 ) 表 1 精神科外来新患統計 ICD-10 国際疾病分類(2006)による精神科新患の診断名 疾 患 名 人数 F0 症状性を含む器質性精神障害 % 332 13.2 F1 精神作用物質使用による精神および行動の障害 69 2.7 F2 統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害 217 8.6 F3 気分(感情)障害 370 14.7 F4 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 267 10.3 F5 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群(含睡眠障害) 334 13.3 F6 成人のパーソナリティおよび行動症候群 16 <1.0 F7 精神遅滞(知的障害) 25 <1.0 F8 心理的発達の障害 76 3.0 F9 小児期・青年期に通常発症する行動および情緒の障害 21 <1.0 354 14.0 438 17.4 2,519 100 G40 てんかん その他・不明 合 計 ※精神科外来で初診時診断名を確認できた患者の統計なので医事統計とは数値が若干異なります。 精神科入院病棟 1)実績 2010 年 9 月 25 日の新病棟に移転後、精神科 4 病棟 140 床体制での診療体制となっている。 患者のプライバシーの確保とアメニティの向上、入院治療環境の改善を目指して全室個室で運 営されている。140 室中、保護室(16 床)、準保護室(8 床)、無菌室(2 床)、および個室 15 床(平 成 27.12.1、11 床増)の合計 41 床(29.2%)は特室料金が不要である。また、生活保護および 非課税世帯の患者は特室料が免除されている。特室の有料での利用状況は、平成 27 年度末月 (H28.3)の実績で、税抜き 2000 円室(73 室) 79.1%、5000 円室(16 室) 75.6%、10000 円室 (10 室) 35.2%であった。 4 病棟がそれぞれ専門外来と連携し、専門的な治療を展開している(表 1)。 平成 23 年 7 月から、東京都精神科患者身体合併症医療事業に第 II 型(平日昼間に身体疾患を併 発した都内の精神科病院の入院中の精神科患者に対する医療)で参画している。平成 24 年度 は平均在院日数の短縮により 10:1 看護基準が達成された。また平成 25 年 4 月から、4 北病棟 は精神科救急入院料病棟(いわゆるスーパー救急病棟)として運営を開始した。平成 26 年 2 月 から、4 南病棟を閉鎖病棟とした。この目的は精神科病棟全体が急性期化・救急化することに 伴い、入院体制をより充実させることにある。 表 1 精神科入院病棟別機能と平均入院数、年間入院数、平均在院日数 病 棟 名 機能 入院数 / 病床数 新 入 院 数 平均在院日数 4 南 ( 閉鎖 ) てんかん,急性期治療 31.5/35 334 31.9 4 北 ( 閉鎖 ) 精神科救急,急性期治療,措置入院 32.5/35 257 45.4 5 南 ( 開放 ) 気分障害,神経症性障害,睡眠障害 32.6/35 298 37.1 5 北 ( 閉鎖 ) 急性期治療,鑑定入院 32.4/35 252 41.1 129.0/140 1141 38.3 小 計 1 年間の新入院数は 1141 名(2014 年度より− 33 名)であった。平均在院日数は、精神科 4 病 棟全体では 38.3 日(2014 年度より +1.2 日)となった(表 1)。平均在院患者数は 129.0 人(病床 利用率 92.1%) (表 2―1)、 年間入院数は 1141 人(表 2―2)、平均在院日数は 38.3 日であった(表 2―3) 。 長期在院患者の転院を進め、急性期型への転換により長期入院患者は減少している。在院期 間別の入院患者数の推移を表に記す。在院期間 1 年以上の患者は 2 名(1.5%)である(表 3) 。 46 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部 ) 診療時間外の外来受診者は 248 人であり、このうち 63 名が入院している。 東京都精神科患者身体合併症医療事業に第 II 型(平日昼間に身体疾患を併発した都内の精神 科病院の入院中の精神科患者に対する医療)を昨年度より継続している。東京都福祉保健局 障碍者施策推進部 精神保健・医療課からの依頼(東京都ルート)は 24 件であった。精神科 病院・クリニック等からの合併症診療依頼などは医療連携福祉部経由などの東京都ルート以外 が 22 件あり、 総依頼件数は 46 件であった。このうち、 実際に当院で入院治療したのは 35 件であっ た。身体疾患の受け入れ診療科は、外科 6 件、整形外科 2 件、脳外科 1 件、循環器科 1 件、消化 器内科 7 件、神経内科 15 件、小児科 3 件。手術件数は 6 件であり、主要な疾患は、消化管出血、 胃潰瘍、胆石症、脱肛、水頭症、骨折、パーキンソン、血便、悪性腫瘍(乳癌、大腸がん)の 外科治療、鼠径ヘルニア、などであった。 医療研究センター病院として臨床研究を推進するために、4 個病棟が、多職種が協力して専 門性を持った治療チームを構成することを目標として診療活動を行っている。各病棟の活動は のちに記す。 病棟・外来を基盤として、多くの臨床研究を行っている。神経研究所 疾病研究第 3 部、ト ランスレーショナルメディカルセンター(TMC)バイオリソース管理室とは、統合失調症や 気分障害に関する研究(4 北、5 南病棟)、難治性気分障害を対象とする治療反応性予測因子に 関する研究(5 南病棟)、脳脊髄液バイオマーカーに関する研究(全病棟)を行っている。精 神保健研究所 社会復帰部とは、難治性精神疾患の社会復帰に関する研究(4 北)をモデル事 業として行っている。6NC バイオバンク事業にも参加している(全病棟)。 表 2―1 精神科入院病棟の平均入院患者数の推移 病 棟 名 1 2007 2008 日 2009 平 均 2010 入 2011 院 患 2012 者 数 2013 2014 2015 4 南 (1-4) 38.9 36.4 32.0 29.2 30.5 30.0 28.5 31.4 31.5 4 北 (4-1) 43.0 41.4 42.4 33.1 31.9 32.0 32.0 32.3 32.5 5 南 (3-1) 5 北 (4-2) 40.3 44.3 39.0 41.3 37.8 39.9 32.4 30.4 31.6 31.2 31.8 31.6 31.2 30.6 32.7 32.2 32.6 32.4 4-3 43.9 33.4 21.8 / / / 4-4 40.0 34.7 24.6 / / / 計 250.4 226.2 169.9 125.0 125.3 125.4 122.4 128.5 129.0 の 入 院 数 2011 2012 2013 257 303 392 2014 325 2015 334 表 2―2 精神科入院病棟の年間入院数の推移 1 年 間 病 棟 名 2007 2008 2009 2010 4 南 (1-4) 157 167 151 221 4 北 (4-1) 175 197 189 217 269 306 322 268 257 5 南 (3-1) 228 217 202 181 214 309 367 333 298 5 北 (4-2) 138 158 172 170 158 212 228 248 252 4-3 98 74 25 / / / 4-4 計 46 842 39 852 23 763 / 789 / 898 / 1130 1309 1174 1141 2013 23.0 36.0 2014 32.4 43.0 2015 31.9 45.4 表 2―3 精神科入院病棟の平均在院日数の推移 平 均 在 院 病 棟 名 2007 2008 2009 2010 2011 4 南 (1-4) 86.6 77.9 73.2 45.8 40.4 4 北 (4-1) 92.0 86.9 87.4 52.9 41.4 日 数 2012 33.0 36.2 5 南 (3-1) 64.2 64.5 66.8 64.1 49.6 35.3 28.7 33.2 37.1 5 北 (4-2) 117.4 89.3 80.3 60.4 65.2 45.8 37.0 42.3 41.1 4-3 164.9 133.8 58.5 / 4-4 281.4 253.6 132.9 / 計 107.5 93.4 78.3 55.1 37.1 38.3 / / 51.5 37.1 30.2 47 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部 ) 表 3 精神科入院患者 在院期間別推移 在院期間 1999 2004 <3m 107 146 3-6m 64 59 6m-1y 56 29 1-3y 86 43 3-5y 16 25 5-10y 31 36 10-20y 27 23 >=20y 40 25 total 427 386 1 年以上 % 46.8 39.4 2009 87 27 28 31 6 5 4 1 189 24.9 2010 95 13 6 5 2 2 3 0 126 9.5 2011 100 4 2 2 2 1 1 1 123 5.7 2012 111 6 7 2 1 0 1 1 129 3.9 2013 116 6 0 2 0 0 0 1 125 2.4 2014 119 9 0 1 1 0 0 1 131 2.3 2015 125 9 1 1 0 0 0 1 137 1.5 2)特徴と展望 現在は 4 北が精神科救急入院料病棟として、他の 3 病棟が 10:1 看護基準で運営されている。 新病棟で電子カルテが導入され先進的医療を行うハードウエア環境が整った。精神保健研究 所、神経研究所、TMC,CBT センターと連携した臨床研究も実績を上げつつある。今後は、医 療研究センター病院の実績を上げるために、目標とする臨床研究課題を選定し推進する体制を 組む必要がある。 4 南病棟 1)概要 (1)目的 4 南病棟は、精神科疾患患者を対象とした急性期∼亜急性期閉鎖病棟としての機能を担って いるが、特にてんかん患者の専門的治療を行うことに特徴がある。 (2)主な業務内容 ① てんかんに関する高度専門医療。H28 年 3 月 1 日現在、てんかん専門医 3 名が在籍し ている。 ② 長時間ビデオ脳波検査によるてんかんの精密診断。 ③ 急性期および亜急性期の精神科患者一般の入院治療。精神科救急対象でない患者で閉鎖 病棟が適している患者を主に受け入れている。 ④ 外部からの精神科疾患と身体疾患の合併症治療依頼の受け入れ。 ⑤ 脳波判読に関する相談の受付 ⑥ 一般精神科レジデントの研修。 ⑦ 他院よりのてんかん研修医師の受け入れ。 (3)スタッフ紹介 病棟医長(渡辺裕貴;精神科医長)、常勤医師(渡辺さつき;精神科医師)、病棟師長(山口 しげ子、看護師長) 、副病棟師長 2 名、その他 レジデント医師、看護師、看護助手、クラー クなど、各数名∼十数名。その他の職員名については、「Ⅶその他 2 職員名簿」を参照 2)実績 (1)2015 年度の入院患者数は 334 人であり、他科からの転入が 27 名、転出が 16 名あった。主 な疾患内訳は、てんかん 231 名(69%)、統合失調症および近縁疾患 57 名(17%)、感情障 害および近縁疾患 26 名(8%)、器質性精神障害 8 名(2%)、である。 (2)てんかん専門病棟として、長時間ビデオ脳波同時記録を年間 102 件施行した。 (3)多職種チーム医療の推進を行っている。週 1 回の多職種病棟カンファレンスを行っている。 (4)週に 1 回のてんかん発作ビデオカンファ(病棟)、週に 1 回のてんかんセンター各科合同カ ンファレンスを行っている。 3)特徴と展望 本病棟は国内でも唯一の閉鎖病棟・保護室を有する精神科てんかん専門医療施設である。そ のため、精神症状を有するてんかん患者や精神疾患との鑑別を要する患者、行動面に問題を有 する難治てんかん患者に対する、主に関東圏を主とした外部・広域からの診療要求が多い。て んかん患者には、解離性障害やうつ病の合併が多く、主病名が「てんかん」であるため、これ らは統計上には表れないが、特に解離性障害に関する治療経験が多い。また、毎年、外部の精 神科や神経内科の医師などが、てんかんの専門的診療技術を学ぶ目的で当病棟へ数か月程度の 臨床研修を受けている。ナショナルセンター病院としての当院の使命として国内の医療レベル の向上への貢献となるため、今後も他の医療施設からの研修は受け入れていくとともに、高度 48 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部 ) な専門医療レベルを維持していく方針を堅持したいと考えている。 4 北病棟 1)実績 入院総数は昨年度 249 名のところ、今年度 230 名と若干減少し、平均在院日数 45.4 日と、 昨年度 43.0 日に比べ若干延長した。稼働率は 92.9%と昨年度の 94.1%より低下したが、依然 として高い水準を維持した。平均在院日数は若干延長しているものの、全国的な救急、急性期 病棟のデータに比較すると依然として短く、比較的早期での自宅退院を積極的に行っているこ とを反映している。 入院時の入院形態は、任意入院 55 名(23.9%) 、医療保護入院 146 名(63.5%)、応急入院 8 名(3.5%)、措置入院 21 名(9.1%) 、鑑定入院が 0 名と、医療保護入院が昨年度 163 名から若 干減少しているほかは昨年度とほぼ同数であった。先般の精神保健福祉法の改正により、医療 保護入院に必要な要件が緩和され、応急入院の必要性が低下し、応急入院数が低下することが 予想されたが、ほぼ昨年度と同等であった。 2) 特徴と展望 当病棟は、統合失調症を中心に精神疾患全般の急性期治療を専門的に担当する、ハイケアユ ニット 8 床と一般個室病床 27 床を合わせた計 35 床の高規格閉鎖病棟である。地域の精神科救 急システム、いわゆるマクロ救急のうち措置入院の受け入れを担当し、地域や当院通院患者の ミクロ救急における入院治療を担当する役割も担っている。入院直後から、多職種による最適 な治療の提供、行動制限の最少化、退院後の生活を視野に入れたソーシャルワークなどに積極 的に取り組み、早期の退院を目指したチーム医療を展開している。また、それらの精神科急性 期医療と並行して、当センターのミッションである臨床研究(tDCS を用いた認知症の BPSD への介入研究など)や治験を積極的に推進し、センター内の各研究所、部門が行っているバイ オバンクや PECO(Psychiatric Electronic Clinical Observation)等の各種事業や臨床研究 にも協力している。 昨年度は、救急入院料の算定に必要な基準を十分に満たし、地域の精神科救急に引き続き貢 献したと考えられるが、今年度も、現在の取り組みをさらに強化し、精神科救急及び急性期医 療の発展に寄与することを目指している。 5 南病棟:うつ・ストレスケア病棟 1)実績 2015 年度は、新入院患者数が 322 名、1 日平均患者数が 32.6 名、病床利用率は 93.1%、平 均在院日数が 37.0 日であった。前年度とほぼ同様の運営であった。うつ症状(気分障害)検 査入院パッケージ(6 泊 7 日)が 32 名、光トポグラフィー、睡眠検査入院プログラム(1 泊 2 日) が 27 名、7 泊、14 泊など変則的な検査入院が 6 名であり合計 65 名が検査入院した。以上より、 2015 年度は効率的に病床が利用されたとできる。6 泊以上の検査入院は依然申込が多く、質の 高い診断や状態の評価の高いニーズが存在することが分かる。 転棟を含めた入院患者の内訳は、平均年齢が 47.0 歳、入院時診断は気分障害圏(F3)229 名(71.1%) 、統合失調症圏(F2)27 名(8.4%) 、不安障害圏(F4)22 名(6.8%) 、睡眠障害 26 名(8.1%) 、その他 18 名(5.6%)であった。修正型電気けいれん療法(mECT)は 328 回 の治療回数(116 回の増加)であった。検査入院を除く全例を多職種カンファレンスで検討し て治療方針を決定し情報を共有した。 2)特徴と展望 5 南病棟は 35 床全室個室(保護室 4 床含む)の男女混合開放病棟である。うつ・ストレス 関連障害を対象とした専門的な診断と治療を行う病棟として診療・研究・教育を行っている。 看護方式はモジュール型プライマリーナーシングである。入院患者の年代は幅広く、病状、病 識、セルフケアレベルなど患者毎の状態に応じた治療を提供している。毎週多職種カンファレ ンスを開催し、専門的な視点からの診断、治療計画を作成する多職種チーム医療を実践してい る。具体的な治療としては、エビデンスに準拠した標準的な薬物療法、個別・集団認知行動療 法(CBT) 、作業療法、運動療法に加え、リラクゼーションとしてのヨガを実施し、リラック スした状態で治療を受けられるようなプログラムとなっている。また、経頭蓋磁気刺激(TMS) や認知トレーニングなどの最新の臨床研究も行っている。2015 年度は医療者の教育にも力を 注いで多職種チーム医療の質を高め、プログラムの改善を図った。今後は、医療の質を高める ことに加えて、治験や臨床研究の推進、非薬物療法の普及などを進め、臨床と研究、教育が高 い次元で融合できる病棟へ発展させていくことが目標である。 49 Ⅳ 業務状況 1 精神科(第一精神診療部 ) 5 北病棟 1)概要 (1)目的 5 北病棟は、精神科疾患患者を対象とした急性期∼亜急性期閉鎖病棟としての機能を担って いる。 (2)主な業務内容 ① 急性期および亜急性期の精神科患者一般の入院治療 ② 入院での臨床研究や治験への参加 ③ 認知症を含む老年期精神障害の検査・評価 ④ クロザピン治療導入 ⑤ 修正型電気けいれん療法(外部からの依頼を含む) ⑥ 精神科疾患と身体疾患の合併症治療(外部からの依頼を含む) ⑦ 刑事鑑定入院と医療観察法鑑定入院 ⑧ 医療観察法通院処遇中の患者の精神保健福祉法による入院治療 2)実績 (1)2015 年度の入院患者数は 253 人であり、内訳は、統合失調症 53%、気分障害 20%、発達障 害 3%、パーソナリティ障害 2%、認知症 6%、薬物依存症 1%、その他 15%であった。また、 身体合併症患者は 5 人、鑑定入院は 11 人であった。 (2)多職種チーム医療の推進を行っている。実績として多職種病棟カンファレンス、多職種に よる病棟集団療法を各々毎週行った。 (3)月 1 回の退院促進会議の開催。 (4)初期研修医師の受け入れ。2015 年度は 7 名(各 1 か月)。 (5)看護学生の実習の受け入れを 12 回(55 名)行った。 (6)向精神薬の二重盲検試験の治験 6 人(統合失調症を対象とした治験 5 人、アルツハイマー病 を対象とした治験 1 人) 、治験のための短期検査入院(統合失調症を対象)6 人・のべ 15 回 3)特徴と展望 閉鎖病棟での診療分担は原則として 4 北病棟が救急を担当し、その他の急性期患者の治療を 5 北病棟が担っている。5 北病棟はこれまでクロザピン治療、身体合併症治療、鑑定入院など の特殊業務も担いつつ、幅広い精神神経疾患の入院治療を行ってきた。2015 年度からは当院 の最先端の脳画像検査(MRI、脳血流 SPECT、MIBG シンチ、DAT スキャン、脳波)や脳 脊髄液検査等を駆使して、認知症を中心とした老年期精神疾患の評価・検査入院を開始してい る。また、2015 年度から初めて、上述のような向精神薬の二重盲検の治験を多数例と、治験 の中での短期検査入院を多数行った。 毎朝医師・看護師の全員が参加し、全患者に関するカンファレンスを行っている。さらに多 職種による協働が不可欠であるため、毎週医師、看護師、作業療法士、心理士、薬剤師、ソー シャルワーカーが一堂に会してカンファレンスを行うとともに、症例に応じた個別化した対応 を行うように努めている。また、次世代を担うレジデントの教育は重要な使命であり、精神保 健福祉法に基づいた幅広い精神疾患患者の診断、治療を行いつつ、精神保健指定医や精神科専 門医の取得のための教育を行っている。 今後は 2015 年度から始まりつつある治験や IBIC や各種疾患センター、研究所と連携した 臨床研究をさらに促進し、国立研究開発法人の高度専門ナショナルセンターとしての機能を強 化していく。また、常勤職員のみならず、レジデント医師にも積極的にその一端を担うことが 望まれ、常勤医の指導の下、研究発表や症例報告を行っている。 50 Ⅳ 業務状況 2 司法精神科(第二精神診療部 ) 2 司法精神科(第二精神診療部) 1)概要 (1)目的 司法精神科の目的は、重大な他害行為を起こし、医療観察法による入院処遇または通院処遇の 対象となった精神障害者に必要な入院医療または通院医療を提供し社会復帰を促進することである。 (2)主な診療機能 医療観察法病棟には 8 病棟と 9 病棟があり、両病棟とも 34 床(うち保護室 1 床)からなる。9 病棟は、2010 年 4 月 4 日、我が国で初めての身体合併症対応機能を持つ医療観察法病棟として 開設された。また、当院は 2011 年 5 月 20 日指定通院医療機関としての指定を受け、小平市及 び東村山市の住民を対象として、社会復帰調整官や地域関連機関と連携し、通院医療を提供し ている。 また、本年度より厚生労働省から重度精神疾患標準的治療法確立事業を受託し、全国の指定 入院医療機関をネットワーク化し、行政や研究に利用可能な基礎的データの収集体制の構築に 着手した。 (3)スタッフ構成 第二精神診療部長(平林直次) 8 病棟:病棟医長(田口寿子)、医師 2 名、レジデント 1 名、看護師長(大迫充江)、看護副 師長 3 名、看護師 39 名、作業療法士 2 名、心理療法士 3 名、精神保健福祉士主任(島田明裕、9 病棟と兼務)、精神保健福祉士 2 名。 9 病棟:病棟医長(大森まゆ)、医師 2 名、レジデント 1 名、看護師長(山口容子)、副看護 師長 3 名、看護師 39 名、作業療法主任(村田雄一)、作業療法士 2 名、心理療法士 3 名、精神保 健福祉士 2 名。 通院多職種チーム:医師 2 名(併任)、専門看護師 1 名(併任)、心理療法士 1 名(併任)、作 業療法士 1 名(併任) 、精神保健福祉士 2 名(専任 1 名を含む) 2)実績 (1)入院および通院対象者の概要 入院対象者の診断名、対象行為、事件地、退院数については病棟別・男女別に一覧表に示した。 8 病棟及び 9 病棟の年間入院数はそれぞれ 15 名、18 名(転院 2 名)、退院数はそれぞれ 17 名(転 院 3 名)、 18 名(転院 1 名、死亡 1 名)であった。両病棟の入院対象者の診断内訳は、F2:23 名(69.7%) 、 F3:6 名(18.2%)、F1:3 名(9.1%)であり、統合失調症が最多であった。また、通院対象者 については、2014 年度より継続中の 3 名に新規通院対象者 1 名を加え 4 名の対象者に通院医療 を提供した。そのうち 1 名が順調に通院処遇を終了した。 2015年度 医療観察病棟入院数 入 院 数 新規入院 8 病棟 9 病棟 男 男 11 転院 8 病棟 女 11 事 件 地 男 3 14 1 東京 5 1 1 北海道 2 千葉 3 2 埼玉 1 2 2*1 うち合併症転院 計 女 2015年度入院者 事件地別内訳 4 16*2 2015年度入院者 対象行為別内訳 9 病棟 女 1 1 城 * 1 クロザピン導入(循環器疾患合併) 1 名、m-ECT1名 福島 * 2 入院以前に身体合併症判明 3 名 山梨 男 8 病棟 女 対 象 行 為 男 2 0 殺人 5 0 殺人未遂 1 1 傷害 3 0 傷害致死 1 8 1 1 放火 1 1 0 放火未遂 2 1 0 強盗 (悪性リンパ腫+膀胱がん 1 名、肝がん 1 名、 長野 心房細動+睡眠時無呼吸症 1 名) 1 1 0 強盗未遂 高知 1 1 0 強制猥褻 4 16 2 計 11 9 病棟 女 計 11 1 2 男 女 1 1 0 0 6 0 0 0 5 1 2 4 2 0 16 2 *対象行為を重複で行った者はなし 51 Ⅳ 業務状況 2 司法精神科 ( 第二精神診療部 ) 2015年度入院者 診断別内訳 2015年度 医療観察法病棟退院数 8 病棟 男 退院 12 うち処遇終了 男 男 女 2 15 2 1 4 1 うち死亡 2 1 14 3 15 9 病棟 女 男 女 主診断 副診断 主診断 副診断 主診断 副診断 主診断 副診断 F0 1 F1 1 1 F2 9 2 3 F3 2 1 1 転院 計 8 病棟 9 病棟 女 1 2 F4 5 10 2 3 1 F5 F6 F7 1 F8 4 1 1 F9 計 12 2 3 2 16 9 2 1 (2)医療の内容 薬物療法や m-ECT に加え、多職種チームによる各種の治療プログラム(疾病教育および服 薬心理教育、物質使用障害プログラム、内省プログラム、作業療法など)を実施した。また、 CPA-J と呼ばれるケアマネジメントや、対象者の外出・外泊を活発に行うことにより退院を 促進した。 9 病棟においては、身体合併症を持つ 3 名の対象者を受け入れた。その転帰は、精神症状及 び身体症状も改善し退院地の指定入院医療機関に転院 1 名、当院で医療継続 1 名、緩和ケア 1 名であった。 (3)各種の会議 医療の質や地域連携を確保する組織体制として、治療評価会議(週 1 回)、運営会議(月 1 回)、 倫理会議(原則月 1 回)、外部評価会議(年 2 回程度)、地域連絡会議(年 1 回程度)を実施した。 また、通院医療に関しては拡大通院多職種チーム会議(月 1 回)を開催した。 3)特徴と展望 我が国初の医療観察法病棟である 8 病棟に加え、我が国で唯一の身体合併症医療の提供可能 な 9 病棟をあわせると我が国最大の指定入院医療機関であり、指定入院医療機関の中心的存在 として、高度専門医療を引き続き提供することが期待されている。 52 Ⅳ 業務状況 3 神経内科 3 神経内科 1)概要 (1)目的 神経内科はパーキンソン病等の神経変性疾患、多発性硬化症等の神経免疫性疾患、筋ジスト ロフィー等の筋疾患を診療の柱とし、ナショナルセンターとして、国内外のこれらの難治性疾 患を多数例診療し、診断困難例における確定診断を行うと共に、新たな治療法開発や治療法の 均てん化に貢献することを目的としている。さらに神経内科をめざす若い医師の後期研修及び、 神経内科専門医資格取得後の subspeciality の研修により、より高度な神経内科医療の人材を 育てる。当院で開発された医療技術・情報を国内に広めることも重要な目的の一つである。ま た、神経内科医療においては医療スタッフのみならず、患者、家族が疾患について正確に理解 することも極めて重要であり、この患者・家族教育も当科の業務の目的の一つとしている。 (2)主な業務内容 ①外来診療 病棟総回診日である水曜日を除く毎日午前午後で、新患外来 1―2 診、再来診療 5―6 診、及 びセカンドオピニオン外来を行っている。常勤スタッフ全員と、併任医師である神経研究所山 村隆部長、西野一三部長、佐藤和貴朗室長、久野貞子前副院長、青木吉嗣医師が担当した。セ カンドオピニオン外来については、神経内科部長及び医長と山村部長が担当した。 特に他科 との連携を緊密にして診療成果の向上と患者の利便性を図る目的で、筋ジストロフィー外来と して、毎月第 4 火曜日に神経内科、小児科、リハビリテーション科、整形外科の専門医が待機 し同じ時間内に診療を行い、また脳深部刺激術後のパーキンソン病患者は脳外科と神経内科が 同一受診日に両科が緊密な連絡の上で診療を行う等の工夫をしている。 ②入院診療 2 南病棟は小児科と混合で筋ジストロフィー患者を中心とする自立支援法に基づく入院患者 など比較的長期の入院や筋疾患のレスパイト入院を、2 北病棟はパーキンソン病等変性疾患を 中心に障害者病棟の入院(平均在院日数 23.5 日)を、3 北病棟では内科系、外科系との混合病 棟(平均在院日数 14.8 日)で緊急入院を含む急性期対応と多発性硬化症および筋疾患を中心と した病棟として、 3 つの病棟を分けて運営している。なお、2 南病棟は 2014 年 9 月より治験ユニッ トを新設した。今後、 神経内科関連の治験もこの 2 南病棟の治験ユニットを使用する予定である。 病棟担当スタッフは患者の安心感と各スタッフの専門性を生かすために長期的なローテーショ ンとし、レジデントは教育のために 6―12 ヶ月で担当病棟を交代し、より多くの患者、疾患を 経験できるように配慮している。 2014 年度より、神経研究所山村部長らが開発した多発性硬化症治療薬 OCH の医師主導治験 が MS 患者を対象とした STEP2 を荒木学専門職、岡本智子医長を中心に開始され、2015 年度 も継続した。その他、2012 年 3 月より開始したパーキンソン病関連疾患の評価及びリハビリの ためのプラグラムであるブラッシュアップ入院は軌道に乗り、遠方にお住まいの患者さんも年 に 1 回の専門施設での評価指導を希望されることも増えている。リハビリテーション科と共同 で行っている小脳失調症早期リハビリテーションプログラム(入院)も順調に進み、目に見え る効果をあげており、患者会からの問い合わせも増えている。2015 年度終了時点でのべ 19 人 がプログラムに参加している。 ③その他 これらの業務に加え、当科では学会等での発表、医師、コメデイカル向けの研究会での教育 講演のほか、患者会や公開講座等での講演を積極的に行っている。(業績ページ参照) パーキンソン病・運動障害疾患センター(PMD センター)及び、多発性硬化症センターの診 療部門は神経内科が中心となり院内各科との強い連携のもとに活動を進めた。 53 Ⅳ 業務状況 3 神経内科 (3)スタッフ構成 神経内科診療部長:村田美穂、医長:大矢寧、坂本崇、岡本智子、高橋祐二、山本敏之、塚本 忠地域連携室長の他スタッフ 6 人レジデント 8 人で構成されている。 2)実績 (1)外来患者数とその内訳 1 日平均外来患者数は医事統計②に示すように 95.2 人、新患 6.8 人と順調に増加している。 外来患者は都全域、埼玉県、神奈川県など近隣の都府県のほか、広く日本中から来院され、 海外からの外来受診者は 1 名、入院は 4 名であった。(医事統計⑨参照) 外来新患の疾患別内訳は表 1 に示すように、パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患、多 発性硬化症を初めとする免疫性疾患、筋ジストロフィーを主体とする筋疾患を中心として、極 めてバリエーションにとみ、しかも神経内科の専門的医療を必要とする分野の患者が非常に多 い。有病率から考えると非常に多くの患者が当院に集まっており、神経系の国立高度先進医療 センターとしての役割を充分に担っており、また国民からの期待が高いこともこの数字が物語っ ていると考えられる。 セカンドオピニオン外来 当科ではセカンドオピニオン目的の新患が多く、説明に 1 時間以上を要することも多いため、 2006 年 8 月からセカンドオピニオン外来を開設した。2015 年度のセカンドオピニオン外来の総 数は 101 件であり、2014 年度の 72 件から大幅に増加した。主な疾患としては、多発性硬化症・ 視神経脊髄炎 35 名、パーキンソン病 20 名、多系統萎縮症 8 名、筋萎縮性側索硬化症 6 名、脊髄 小脳変性症 6 名、大脳皮質基底核変性症 6 名であった。 (2)入院患者数とその内訳 上記のように 3 病棟をそれぞれの機能に合わせて運営している。さらに、ベッド数の制約上 通常の担当病棟で対応できない場合には、他の関連する病棟に入院を受け入れるなど、綿密な 連携と協力にうえに運営された。3 階北病棟は内科、外科、整形外科、リハビリテーション科 等との混合病棟であり、パーキンソン病の肺炎での入院等は内科との併診とすることで、より 良い全身管理さらに神経内科治療、リハビリテーションへの移行をより適切に行うことができ た。また、整形外科との連携により、痙縮に対するバクロフェン髄注療法(ITB)、下肢仏痛 緩和のための脊髄刺激療法(SCS)を積極的に導入し、治療効果を得ている。 1 日平均在院患者数は 101.7 人、1 日平均新入院は 5.2 人であった。1 日平均在院患者数が昨年 度(93.8 人)と比較して顕著に増加している。診断困難患者の紹介数増加、きめ細やかな薬剤 調整、合併症に対する積極的な加療の結果であると考えられる。(医事統計①参照) 神経内科の新入院患者総数は 2014 年度は 1831 人と 2013 年度より 200 人近く増加したが、 2015 年度はさらに 1874 名に増加した。一方で、平均在院日数は 19.3 日と昨年とほぼ同様であっ た。 (医事統計⑥参照) 疾患別入院患者数は表 1 に示すとおりである。外来新患同様、パーキンソン病、 多発性硬化症、 筋疾患を中心にパーキンソン症候群、脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患、末梢神経障害な どが多く、分布はほぼ例年通りであった。 3)特徴と展望 当科の特徴は神経内科疾患のうち、いわゆる神経難病に特化し、神経変性疾患、神経免疫性 疾患、筋疾患について広く国内全域の患者を対象にしていることで、この分野ではわが国で最 も多くの患者を診療している。患者を中心に内科、外科、リハビリテーション科、脳外科、整 形外科、精神科等関連科との連携の上に診療を進めているのも当科の特徴である。さらに、臨 床観察の中から、パーキンソン病の腰曲がり、首下がりなど姿勢異常の病態解明と新規治療法 54 Ⅳ 業務状況 3 神経内科 の開発を進めた。免疫性疾患については神経研究所との強い連携により、引き続き新規治療法 の開発、臨床研究を進めていく。遺伝性神経疾患については積極的に遺伝子検査を行い、診断 精度の向上に貢献している。 現在筋ジストロフィーについては、患者登録制度「Remudy」を小児科、筋疾患センター、 患者会との連携で進めている。パーキンソン病及びその関連疾患は当院のみで 1200 例以上診 療しているため、当院の患者について、患者登録を開始した。また、パーキンソン病の治験・ 臨床研究推進のために、パーキンソン病患者さんの組織であるパーキンソン病臨床研究支援チー ム(Team JParis)を開始した。治験・臨床研究に興味のある患者さんに治験等に関して正し い知識を持っていただくとともに、症状評価により、新たな臨床研究等とのマッチングを行う 組織である。その他の筋疾患や神経変性疾患等、いわゆる希少疾患については当科が中心にな り、患者会との連携で all Japan の体制で患者登録システムの構築を進めている。 2014 年度より開始したパーキンソン病運動症状発症前コホート研究はパーキンソン病等に おける神経保護薬(Disease Modifying therapy)開発を進める基盤となる重要な研究であるが、 お金も人手も必要である。病棟業務が多忙を極める中で臨床と並行して進めることには困難も 伴うが、非常に重要な研究であり、NCNP が中心となって行う価値がありかつ、行うべき研 究として、神経内科スタッフ、レジデント、さらに NCNP 内各部署のスタッフのご協力のも とに、進めていく。2015 年度終了時点で 29 名の登録が得られている。 神経疾患の遺伝子検査を積極的に進めている。2015 年度は 56 名の患者に対して遺伝子診断 を行った。そのうち 33 例(58.9%)において病原性変異を認め、診断を確定した。内訳は、脊 髄小脳変性症 23 例(SCA31:8 例、SCA6:7 例、MJD:5 例、DRPLA:2 例、AR-SACS:1 例)、家族性筋萎縮性側索硬化症(SOD1 変異)3 例、球脊髄性筋萎縮症 2 例、ハンチントン病 2 例、遺伝性プリオン病 1 例、発作性失調症 2 型 1 例、発作性運動誘発性ジスキネジア 1 例であっ た。機動的に遺伝子診断を行い、迅速に臨床の現場にフィードバックする事により、診断精度 向上、遺伝カウンセリング、レジデント教育に貢献した。 医師、コメデイカル等への研修とともに、患者家族教育に積極的にかかわり、ナショナルセ ンターとしてよりよい神経難病医療を推進していきたい。 表 1 疾患別統計 疾患別統計② 神経内科 外来新患患者数 疾患別統計⑧ 神経内科 新入院患者数 年 度 疾 患 名 2011 2012 2013 2014 2015 パ ー キ ン ソ ン 病 262 287 280 339 281 その他のパーキンソン症候群 71 94 87 107 ジ 85 77 84 ス ト ニ ア 年 度 疾 患 名 2011 2012 2013 2014 2015 パ ー キ ン ソ ン 病 270 360 346 405 308 105 その他のパーキンソン症候群 58 74 103 115 138 105 124 ジ ア 28 26 21 38 36 ス ト ニ 脊 髄 小 脳 変 性 症 62 70 97 97 127 脊 髄 小 脳 変 性 症 72 91 103 130 154 運動ニューロン疾患 25 39 47 48 74 運動ニューロン疾患 42 76 73 65 113 小 計 505 567 595 696 711 小 計 470 627 646 753 749 症 94 95 112 145 138 多 症 200 201 294 315 317 患 165 152 201 176 220 筋 患 233 219 217 220 284 害 73 79 84 95 94 末 109 害 36 34 41 43 22 脳 知 症 52 41 58 56 71 認 の 他 324 546 563 616 618 そ 744 947 1059 1131 1163 小 計 1,249 1,514 1,654 1,827 1,874 合 計 多 発 性 筋 末 脳 硬 化 疾 梢 血 認 そ 神 経 管 障 障 小 計 合 計 発 性 硬 化 疾 梢 血 神 経 害 98 84 83 118 害 10 10 6 6 11 知 症 18 32 37 36 41 の 他 208 393 373 395 394 767 939 1010 1090 1156 管 障 障 1,237 1,566 1,656 1,843 1,905 55 Ⅳ 業務状況 4 小児神経科 4 小児神経科 1)概要 (1)目的 広い小児科分野の中で、とくに小児神経学(成人で言えば、神経内科と精神科の両方を包含 する)を専門とする部門が小児神経科である。①小児神経学に関するわが国最高峰の高度専門 的医療を提供することが当科の使命である。その実績により日本全国から多くの患者さんをご 紹介いただいている。 また、②優れた小児神経科医を育成すること、③小児神経学における新しい知見を広く発信 することも当科の重要な責務である。 (2)主な業務内容 診療に関しては、①小児における難治性てんかんの診断と治療、②神経筋疾患(特に筋ジス トロフィー)の診断と治療、③中枢神経変性・代謝性疾患などの稀少疾患の診断と治療が、最 も主要な業務である。他にも発達障害を含め小児神経学に関する全ての診療に対応している。 研究活動として小児神経学に関する多くの論文発表・学会発表を国内外で行っている。 教育活動は、 レジデント医師の教育・研修を行うほかに、 全国で講演活動を行い、 年に 1 回「NCNP 小児神経セミナー」を開催して全国の多くの若い小児科医師に講習を行い、小児神経科医療に 関連した診断・治療マニュアルなどを発行している。 (3)スタッフ構成 小児神経診療部長:佐々木征行(全体を統括)、主任医長:須貝研司(重症心身障害病棟(6 病棟)医長、てんかんセンター長兼任)、医長:中川栄二(外来部長兼任)、小牧宏文(障害者 (主に筋疾患)病棟(2 南病棟)医長、臨床研究推進部長および筋疾患センター長兼任)、齋藤 貴志(一般小児神経科病棟(3 南病棟)医長)、医師:石山昭彦(一般小児神経科病棟(3 南病棟) および障害者病棟(2 南病棟:主に筋疾患))、医師:竹下絵里(3 南病棟および 2 南病棟)、医師: 本橋裕子(重症心身障害病棟(6 病棟))。その他のスタッフについては、 「Ⅶその他 2 職員名簿」 の小児神経診療部の項目を参照。 2)実績 平成 27 年度の小児神経科一日平均在院患者数は 105.2 人で過去最高を記録した。これらは以下 の 3 個病棟の合計入院患者数の平均である。 (1)一般小児神経科病棟(3 南病棟) 平成 27 年度の年間を通した病床利用率は、平均在院患者数 38.9 人(77.7%)でまだ十分に高 いとは言えないものの平成 26 年度よりも 2.2 人(5%)増加した。新入院患者数は当院最多(年 間 1,405 人で前年比 74 人増)で、平均在院日数は当院最短(9.2 日)の病棟である。 この病棟は多様な疾患を受け入れている。入院患者は日本全国から紹介されるだけでなく、 一部は国外からも紹介される。①難治性てんかんの内科的治療・手術適応検査および脳外科的 治療、そしてその術前・術後管理と術後長期定期評価、②筋疾患の診断治療および定期評価、 ③難治で希少な疾患を含む小児神経疾患の診断治療と緊急時の対応(とくにけいれん重積、肺 炎などの急性期治療)を行った。ハイケア病室(HCU)を持ち、てんかん術後を初めとした 重症患者の集中治療の役割も担っている。小児神経科では外来・入院いずれにも難治な進行性 疾患患者が多く、年々重症化も進んでいる。筋疾患では非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)を積 極的に取り入れ、気管切開患者も含めて 30 名以上で在宅人工呼吸療法を行っている。筋疾患 患者の NPPV 導入・定期評価や、重症心身障害児を中心としたレスパイト入院も積極的に受 け入れた。てんかんの治験入院も積極的に受け入れている。また筋ジストロフィーの治験入院 は主に 2 南病棟を利用した。 56 Ⅳ 業務状況 4 小児神経科 (2)障害者病棟(2 南病棟) 主な対象は筋疾患の長期契約入所者である。これに加えて重症心身障害の契約入所者の一部 も当病棟で受け入れた。この他に短期での契約入院受け入れも行った。神経内科と合わせて平 成 27 年度の平均病床利用率は 82%であった。平成 26 年度と比較して 8%の増加を示した。 平成 26 年度後半より治験用病室が利用開始となった。平成 27 年度は筋ジストロフィーなど の治験入院が大きく増加した。平成 27 年度の新規入院数は 209 人となり、平成 26 年度の 124 人 から 85 人増加した。 (3)重症心身障害病棟(6 病棟) 重症心身障害児(者)が契約入所している病棟である。60 床での運営となっている。長期 契約入所者の自然減によって、平成 27 年度は 60 床のうち 10 床をレスパイト用病床として、主 に在宅重症心身障害児(者)のレスパイトなどの短期入院に活用した。 平成 27 年度は 441 人(平成 26 年度より 54 人増)、3 南病棟と合わせて 611 人(前年度より 45 人増) の短期入院 (小児神経科だけでなく外科、 整形外科、 歯科などの検査治療入院含む) を受け入れた。 特に他の施設で受け入れ困難な人工呼吸器使用者を常に 2 名ずつ受け入れ、3 南病棟と合わせて、 人工呼吸器装着者 84 人、気管切開者 99 人を受け入れた。平成 27 年度の年間を通した一日平均 入院患者数は 59.6 人で病床利用率は 99.3%と非常に高率であった。 (4)外来 小児神経科の専門外来を行った。初診は全て予約制である。再来も基本的に全て予約制であ る。平成 27 年度の 1 日平均外来患者数は 59.0 人で平成 26 年度の 57.6 人に比べて 1.4 人の増加であっ た。新患の 7 割以上は紹介患者で、日本全国から紹介される。大学病院や全国の主要病院から 紹介を受けることが多いのが特徴である。初診時に筋疾患センター、てんかんセンターを指名 される患者も多く、専門センターが活用されている。 外来担当医は、常勤医師 8 名に加えて、埜中征哉名誉院長には筋疾患外来を、神経研究所の 後藤雄一部長には主に遺伝相談を、精神保健研究所の稲垣真澄部長には学習障害・発達障害外 来を担当していただいた。常勤医師は週に 2 日から 4 日を外来日としている。 レジデント医師は、交代で外来での予診聴取や急患対応などを行った。 3)特徴と展望 入院病床は、一般小児神経科病棟、障害者(筋疾患)病棟、重症心身障害病棟に分けてはい るが、入院対象は各病棟で重なり合っており、それぞれの病棟が有機的に効率よく利用された。 研究活動も活発に行った。平成 27 年度に刊行された論文は英文だけで 10 編を越えている。 国際学会および国内学会での発表も活発に行った。てんかんの診断と治療、脳外科手術標本を 材料とした研究、筋疾患の診断と治療(特に Duchenne 型筋ジストロフィーの治験)、先天性 遺伝性疾患の診断と治療に関する研究、発達障害での薬物治療の治験などが中心で、当センター 神経研究所や当院脳神経外科あるいは放射線診療部との共同研究が多い。またセンター外の多 くの施設とも共同研究を行っている。 今後も国内随一の小児神経科専門部門として充実した診療および研究を継続していきたい。 57 Ⅳ 業務状況 5 脳神経外科 5 脳神経外科 1)概要 (1)主な業務内容 当部門では、難治性てんかんや、パーキンソン病、ジストニア、トウレット症候群などの運 動異常症を中心に、機能的脳神経外科領域で高度な専門医療を行っている。一般脳神経外科領 域においても、特発性正常圧水頭症や、慢性硬膜下血腫などの外傷性疾患、髄膜腫等の良性脳 腫瘍について対応している。 病棟業務としては、毎朝の 30 ∼ 60 分間の診療ミーティング、月・火・水の手術、木曜の総 回診があり、更に麻酔医、看護師を交えた術前カンファレンスを週 1 ∼ 2 回行っている。また、 包括医療が必要な難治の神経疾患が主体であるため、他部門のスタッフを交えた多職種カンファ レンスを積極的に行っており、小児神経科、精神科、神経内科、リハビリーテーション科、臨 床検査部と合同で毎週月、木にてんかんマネージメントカンファレンスを行い、手術症例につ いては、月 1 回放射線診療部、病理部門とのカンファレンスを行っている。さらに、チーム医 療の質を高める目的で、病棟に新たに配属される看護師を対象に、脳神経外科学一般、てんか ん外科、脳深部刺激療法などをテーマに勉強会を行っている。また、市民あるいは医師を対象 とした講演会やセミナーをスタッフが担当している。 (2)スタッフ 2015 年度は、 昨年に引き続き、大槻泰介(診療部長)、高橋章夫(医長) 、金子裕、 開道貴信(医長) 、 池谷直樹の 5 名のスタッフで診療を行った。入院患者に対しては、池谷、開道、高橋、金子医 師が主治医として診療にあたり、小児患者については、小児神経科医も担当医に加わり、連携 して診療活動を行っている。金子医師はビデオ脳波モニタリング、頭蓋内脳波記録、脳機能マッ ピングなどの病棟における神経生理検査を担当するとともに、脳磁図検査室長も併任しており、 脳磁図を用いたてんかん焦点診断や感覚誘発反応に加え、高度な脳機能の解析・診断を行って いる。開道医師は、主に運動異常症の手術および診療を担当した。また、8 月 1 日から 9 月 30 日の 2 カ月にわたって、タイより Pritsana Punyawai 先生を受け入れ、てんかんの臨床及び外 科手術を研修してもらった。 2015 年 12 月 31 日付で大槻泰介診療部長・てんかんセンター長が退職し、2016 年 1 月以降は 高橋章夫医長のもとで脳神経外科診療が継続されている。大槻医師は 18 年間にわたり診療部 長を務め、てんかん診療の地域医療連携促進と全国てんかん診療ネットワークの構築に功績を あげ、日本を代表する機能的脳神経外科拠点に NCNP 脳神経外科を発展させた。日本てんか ん学会、日本定位機能神経外科学会、日本ニューロモジュレーション学会の理事を務め、2006 年に第 29 回日本てんかん外科学会、 2012 年に第 14 回乳幼児けいれん研究会・国際シンポジウム、 2014 年に第 28 回日本ニューロモジュレーション学会を主催された。 2)実績 (1)外来 2015 年度の外来新患患者数は昨年度より増加した。傾向は例年と同様で、特にてんかん患 者の増加が目立った(医事統計①)。地域別新患数をみると、東京都以外の地域が半数以上を 占めており(医事統計①) 、広く全国各地より当科に患者が紹介されていることがわかる。 (2)病棟 新入院患者は前年度に続き増加傾向にある。主な疾患はてんかんおよび運動異常症である (医 事統計①) 。 58 Ⅳ 業務状況 5 脳神経外科 3)特徴と展望 脳神経外科は、主に難治性てんかん、運動異常症などの機能的疾患に対して、関連各科と共 同で最新の神経科学に基づいた高度な外科的治療を行っており、その件数は国内でも有数である。 脳機能画像を駆使して行う乳幼児のてんかん外科は、国内外で高い評価を受けている。とり わけ当院が主導している乳児期の重篤なてんかん性脳症に対する早期外科治療は、発達予後を 含む長期成績が優れていることが明らかになり、全国および海外からも患者が紹介されてきて いる。また根治手術の対象にならない小児難治てんかんについては、従来の脳梁離断術に加え、 迷走神経刺激療法を積極的に取り入れている。成人を含む学童期以降の患者については、発作 抑制だけではなく、機能温存を重視した新たな手術戦略を確立、成果を上げつつある。 運動異常症については、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアの他、特に脳性麻痺後の 不随意運動やトウレット症候群などの希少な難治疾患に対し、高精度の脳深部刺激療法を行っ ているが、当科では全身麻酔下、両側の脳深部電極留置、パルス発生装置の接続、埋め込みま での全ての過程を 1 回の手術で行っており、患者の苦痛がなく、入院期間も短期間で済むこと が大きな特徴で、長期入院管理が困難な重度の運動異常症についても対応可能である。特発性 正常圧水頭症と遅発性ジストニアについても積極的に外科的治療に行っており、当科と神経内 科、精神科の 3 科が共同で包括的治療に取り組み、患者の日常生活能力の改善に貢献している。 今後、関連臨床科や研究所と連携しながら、神経難病における革新的な外科治療戦略を確立 し、新しい知見を世界に向けて発信していくことが、我々に課せられた重要な責務であろう。 59 Ⅳ 業務状況 6 総合外科 6 総合外科 1)概要 (1)目的 総合外科は、2010 年 4 月の独立行政法人化に伴い外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、婦人 科、眼科、耳鼻いんこう科、歯科の各科が協力して、精神・神経・筋疾患および発達障害患者 等の診療にあたることを目的として発足した。 (2)主な業務内容 常勤医が配置されているのは、外科、歯科、整形外科で、皮膚科、眼科、耳鼻いんこう科に ついては他院からの診療応援による非常勤医による診療体制であった。泌尿器科及び婦人科に ついては医師が確保できていない。 (3)スタッフ構成 総合外科部長(三山健司)、その他については以下の各科のスタッフ構成を参照。 外科 1)概要 (1)目的 日常の、外来での外傷・熱傷等から、入院での手術の適応となる疾患までの対応。 (2)主な業務内容 消化器疾患(食道、胃、肝、胆・膵、脾、結腸、直腸の疾患)、乳腺・甲状腺疾患、小児外科疾患、 深部静脈血栓、下肢静脈瘤、ヘルニア、痔核、体表疾患、気胸などを主な診療対象疾患とし、 緊急手術を含めて、各診療ガイドラインに沿った標準的な診断、治療を行っている。更に院内 の褥創の症例に対応すべく、認定看護師と共に定期的な褥創回診を施行している。 (3)スタッフ構成 総合外科部長(三山健司)、外科医長(豊田宏之)、TMC 併任医師 1 名、他非常勤医師 1 名。 2)実績 医事および手術統計に見る通り、外来患者数微減、外科で入院の患者数微増(他診療科に入 院中に手術施行し、術後は副主治医として担当する患者も多数ある)、手術数は 2011 年度より 参加した東京都の「精神科患者身体合併症医療事業」の他、他医療機関との連携体制の整備の 効果も有ってか、増加傾向であった。 3)特徴と展望 国立精神・神経医療研究センター病院の外科として、他の病院では対応しにくい、精神・神 経疾患の患者の外科治療にも積極的に取り組んでいる。それらの患者については、他医療機関 との連携(紹介)の体制を整え、東京都の「精神科患者身体合併症医療事業」以外の医療機関 との連携体制も整備し手術適応の患者を受け入れている。 TMC 併任医師、週 2 日勤務の非常勤医の協力も得て、患者サービス拡充に努めている。 整形外科 1)概要 (1)目的 当院利用患者の一般的整形外科疾患の対応及び難病・肢体不自由に対する整形外科的アプロー チを行う目的で設置された。 (2)主な業務内容 ①当院かかりつけ患者の一般整形外科外来診療、②院内で発生した急性整形外科疾患への対 応、③院内コンサルテーション対応、④整形外科疾患の装具診、⑤障害者スポーツ診療などを 行っている。 60 Ⅳ 業務状況 6 総合外科 (3)スタッフ構成 整形外科医長(松井彩乃) 非常勤医師 定時 3 名 脊椎診(筋ジス外来)、股関節診、上肢診 各月 1 回 不定期 3 名 脊椎診(神経疾患の側弯症)、脊椎診(専門手術)、足診 各年 1 ∼ 3 回程度 2)実績 (1)かかりつけ患者の一般的整形外科疾患診断治療 外来患者延べ 1223 人(予約外受診含む)の外来診療を行った。手術症例は 32 件であった。 (2)院内で発生した急性整形外科疾患への対応 院内での転倒等による外傷に対して必要な診断処置を行った。 (3)コンサルテーション対応 一般整形外科延べ 409 人、筋ジス外来延べ 43 人、股関節専門診延べ 145 人、上肢専門診 62 件 の院内コンサルテーション診療を行った。 (4)整形外科疾患の装具診 小児の麻痺性尖足や成人の外反母趾、偏平足、脊椎側弯症等に対し、延べ 251 件の装具診察 を行った。 (5)障害者スポーツ診療 院外活動として東京都多摩障害者スポーツセンターでの月 1 回の医療相談、東京都主催の障 害者スポーツ大会の会場待機などを行った。 3)特徴と展望 東京都精神科身体合併症事業における診療依頼を含め、精神疾患、神経難病における一般的 手術から専門性の高い手術まで、非常勤医師と連携し当院もしくは専門病院での診療が可能な 体制が整った。手術枠の確保が難しいため曜日変更を行い毎週手術が可能な体制を整えること になった。より高度な専門医療の提供や学術的研究のためには現在の常勤医 1 名では外来およ び病棟診療の容量に限界があり今後の課題である。当院の役割とニーズに適合した診療内容へ と変化していく必要がある。 歯科 1)概要 (1)目的および主な業務内容 当院入院中の精神・神経・筋疾患および発達障害患者に対して原疾患による臨床症状に配慮 した歯科・口腔外科領域の治療および専門的口腔ケアによる予防を行うことである。 (2)スタッフ紹介 歯科医長(福本裕)、看護師 1 名 他歯科技工士 1 名 2)実績 1 日平均患者数は 7.8 人(前年度 8.1 人)、患者 1 人 1 日当たり診療点数は、658.4 点(前年度 631.0 点)と患者数は減少したが、診療点数は増加した。全身麻酔症例は 9 名で、その内訳は、 歯科治療 7 名、下顎水平埋伏智歯抜歯 1 名、および腫瘍切除手術 1 名であった。 3)特徴と展望 咀嚼機能の分析、口腔細菌叢の検討などの臨床研究を通して、精神・神経・筋疾患および発 達障害患者の生活の質の向上を図っていきたい。 61 Ⅳ 業務状況 7 総合内科 7 総合内科 1)概要 (1)目的 総合内科は 2010 年 4 月より新たに新設された診療科で、消化器内科、循環器科、心療内科で 構成されている。総合内科の目的は、それぞれの診療科の特色を生かした診療を行うとともに、 他科診療患者の内科疾患の診療を行うことである。 (2)主な業務内容 消化器内科、循環器内科、心療内科の外来診療及び入院患者への対応を行っている。同時に 総合内科外来を担当し、糖尿病、肺炎、尿路感染症などの専門領域以外の内科疾患に対応して いる。また NCNP 職員の内科診療、産業医の業務を担当している。心療内科と消化器内科が 連携して過敏性腸症候群 (IBS)の専門外来を行っている。外来患者を対象とした禁煙外来を行っ ている。栄養サポートチーム、呼吸サポートチーム、臨床検査部と栄養管理室による合同ラウ ンドに参加して、栄養障害、呼吸障害、生活習慣病の診断、治療に関わっている。 (3)スタッフ構成 総合内科部長:瀬川和彦。その他については以下の各科スタッフ構成を参照。 (4)特徴と展望 過敏性腸症候群専門外来では、専門的知識を有する消化器内科医及び心療内科医が診断、検 査、治療を行っており、希望者には認知行動療法を紹介している。 消化器内科 1)概要 (1)目的 消化器内科の目的は①すべての消化器疾患に対応し、診断・治療を行うこと、②消化器疾患 の中でも特に過敏性大腸症候群や機能性ディスペプシアに代表される機能性消化管障害や、ク ローン病、潰瘍性大腸炎といった炎症性疾患を専門として質の高い診療を行い、これらの臨床・ 基礎研究の情報を発信することである。 (2)主な業務内容 外来診療として、新患・再来の診療を行っている。入院が必要な患者に対しては、主に 3 階 北病棟に入院とし、治療を行っている。また他科からの内科系診療依頼に対しては、原則とし て元の診療科との併診という形で診療にあたっている。上部・下部内視鏡検査、腹部エコーを 行っている。 (3)スタッフ構成 消化器内科医長:有賀元、非常勤医師:大和滋 2)実績 1 日当たりの平均入院患者数 1.5 名、平均外来患者数新患 0.1 名、再診 4.7 名であった。疾患 の内容としては、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性疾患、過敏性腸症候群、機能性ディ スペプシアなどの機能性消化管障害、逆流性食道炎、胃十二指腸潰瘍、直腸潰瘍、S 状結腸軸 捻転、大腸ポリープ、胃癌、大腸癌、膵腫瘍、肝腫瘍、呼吸器感染症、尿路感染症などであっ た。上部・下部内視鏡検査の実施件数は増加しており、大腸ポリープ切除などの内視鏡治療も 施行している。腹部エコーの件数も増加しており、内科診療に貢献している。 3)特徴と展望 消化器内科の特徴は、一般的な消化器疾患の診療に幅広く対応しつつ、中でも機能性消化管 障害と炎症性腸疾患に焦点をあて、専門性の高い診療を行うことである。これらの疾患は、ス トレスにより増悪する「ストレス関連疾患」とされるが、その病態は十分に解明されておらず、 臨床の場では治療に難渋することも多い。これらの疾患に関する情報を発信することは、当セ ンターのミッションに合致するものと思われる。 62 Ⅳ 業務状況 7 総合内科 循環器科 1)概要 (1)目的 当院で診療中の患者の循環器系の症候、疾患について診断を行い、院内でできる診療を行う とともに高度の診療が必要な場合は適切な医療機関へ紹介する。 (2)主な業務内容 2 回 / 週の循環器科外来を行うとともに、 入院患者のコンサルテーションには適宜対応している。 循環器系の検査として心エコーを実施している。12 誘導心電図、ホルター心電図、血管エコー の判読を行っている。虚血性心疾患については当院で精査ができないため、疑われる患者につ いては希望する医療機関へ紹介している。 (3)スタッフ構成 総合内科部長:瀬川和彦 2)実績 1 日当たりの平均入院患者数 0.2 名、平均外来患者数新患 0.1 名、再診 4.2 名であった。主な 対象疾患は、高血圧、脂質異常症、不整脈、心不全などである。 3)特徴と展望 筋ジストロフィー患者(特にデュシェンヌ型、ベッカー型、福山型筋ジストロフィー、筋強 直性ジストロフィー)の心筋障害について、定期的に心エコー検査を行い、心機能障害がある 場合は治療を行っている。また筋ジストロフィーの臨床治験に関わる心機能検査を担当してい る。筋ジストロフィーの心筋障害に対する臨床経験を積みながら、新しい知見を発信していく ことが当センターのミッションと考えている。 心療内科 1)概要 (1)目的 各診療科が診療する患者の身体の症候、疾患のなかで、発症契機や症状の進展に心理社会的 ストレスが関わっているケースについて、ストレスと症状との関わり(心身相関)の理解が必 要で一般的治療のみでは治りにくい患者を診療することを目的としている。 (2)主な業務内容 診療内科の治療対象となる代表的疾患として、過敏性腸症候群、本態性高血圧症、緊張型頭 痛、仏痛性障害があり、外来及び入院にて治療を行っている。まお、摂食障害は人格障害や他 の精神障害を合併して問題行動を起こす場合が多く、原則として外来診療とし、必要に応じて 他の医療機関へ紹介している。 (3)スタッフ構成 心療内科医師:富田吉敏、精神保健研究所心身医学研究部:安藤哲也、同:菊池裕絵 2)実績 1 日当たりの平均入院患者数 0.1 名、平均外来患者数新患 0.1 名、再診 9.2 名であった。主な 対象疾患は、緊張性頭痛、過敏性腸症候群、慢性仏痛などの心身症、不安障害、身体表現性障 害、摂食障害などであった。臨床心理士による心理療法、自律訓練法、リラクゼーション法の 指導も行った。 3)特徴と羨望 心身症をはじめとするさまざまなストレス関連疾患を診療、研究の対象とする。 63 Ⅳ 業務状況 8 遺伝カウンセリング室 8 遺伝カウンセリング室 1)概要 (1)目的 遺伝子検査は精神・神経疾患の病因検索に不可欠の検査法となってきており、その際に遺伝 子や遺伝に関する情報を患者およびその家族に正確に説明することが不可欠である。しかし、 これらは日常診療の中でおこなうことは困難であり、専門のスタッフが時間をかけて行う遺伝 カウンセリングが必要である。 (2)主な業務内容 保険適用されている遺伝子検査前後の遺伝カウンセリングに加えて、発症前診断や出生前診 断に関する相談、一般的な遺伝に関する相談などを行っている。また、臨床遺伝専門医をめざ す医師や遺伝カウンセラーの教育も行っている。 (3)スタッフ構成 遺伝カウンセリング室長:後藤雄一 (臨床遺伝専門医、責任指導医)、臨床遺伝専門医:中川栄二、 清水玲子(指導医)、石山昭彦、竹下絵里、認定遺伝カウンセラー:杉本立夏、小松有希子(研 究生)、顧問:埜中征哉(名誉院長) 2)実績 2015 年度の遺伝カウンセリングの実数は初診 52 件、再診 57 件であった。保険適用の遺伝病 学的検査前後のカウンセリングはそれぞれ 68 件と 63 件であった。総数は 240 件であり、過去 最多となった。 㑇ఏ࢝࢘ࣥࢭࣜࣥࢢデ⒪ᐇ⦼ ⮬⏤デ⒪ 㻝㻞㻜 㻢㻜 㻞㻜 㻝㻜 㻞 㻥 㻟㻟 ึデ 㻢㻞 㻠㻡 㻝㻠 㻟㻟 㻢㻟 㻢㻜 㻡㻣 㻠㻜 㸦ᖺᨵṇ㸧 㻝㻤 㻣㻝 㻠㻢 㻡㻜 㸦ᖺᨵṇ㸧 㻡㻣 㻞㻣 㻝㻣 㻝㻤 㻠㻢 㻠㻜 㻠㻤 㻠㻠 㻟㻞 㻝㻣 㻝㻟 㻝㻡 㻝㻠 㻞㻢 㻞㻟 㻞㻤 㻟㻢 㻟㻞 㻡㻥 㻡㻣 㻢㻟 㻠㻢 㻡㻥 㻠㻝 㻢㻤 㻢㻟 㻠㻥 㻡㻞 㑇ఏᏛⓗ᳨ᰝ ࢝࢘ࣥࢭࣜࣥࢢ 㸦ಖ㝤㍕㸧 㻜 デ 㻝㻜㻜 㻤㻜 ࢝࢘ࣥࢭࣜࣥࢢ ᳨ᰝ๓ ↓ᩱ ᳨ᰝᩱ Ⅼ デ⒪㈝ ㄆᐃ㑇ఏ 㑇ఏᏛⓗ᳨ᰝ ࢝࢘ࣥࢭࣜࣥࢢᩱ್ୖࡆ ᚩ ࢝࢘ࣥࢭ ᑐࡍࡿ᳨ᰝ๓ᚋࡢ ㄆᐃ㑇ఏ࢝࢘ࣥࢭ࣮ࣛࡢ 㛤ጞ ࣮ࣛ᥇⏝ ᑐᛂ ᖖ᥇⏝ ᳨ᰝᚋ Ⅼ 3)特徴と展望 遺伝学的診断や遺伝子治療に対する一般社会や患者家族からの期待は高まっており、特にゲ ノム医療の推進が国を挙げての課題となっている。その状況において遺伝カウンセリングの重 要性が増しており、質の高い遺伝医療が求められている。それらに対応した活動を臨床検査部 遺伝子検査診断室やメディカル・ゲノムセンターと連携して進めるとともに、に、当院で計画・ 実施されている遺伝子関連治療などの先端的医療を行う際に必要な医療スタッフに対する教育 も重要で、緊急の課題と考えている。 64 Ⅳ 業務状況 9 手術・中央材料部 9 手術・中央材料部 1)概要 (1)目的 各科による手術が安全に確実に遂行されることを目的に、人員・機材・環境を常に良好な状 態に管理・維持している。手術・中央材料部は、手術室、中央材料室、ME 室からなる。病院 の中核機能の一つとして、各科が手術を行い(手術室)、医療器材の洗浄・滅菌・管理・供給 を行い(中央材料室)、医療機器の点検、管理、指導、運用等を行っている(ME 室)。 (2)主な業務内容 手術室では、 脳神経外科では、 主にてんかん、パーキンソン病などに対する機能的脳外科手術を、 外科・整形外科では合併症(精神、神経、筋疾患)を有する患者の手術を、神経内科及び小児 神経では筋生検・神経生検を、歯科では全身麻酔下の歯科治療を行っている。また、血管造影 検査、全身麻酔下の修正型電気けいれん療法(mECT)を行っている。mECT は、ECT 委員 会の承認を受けた重症うつ病、双極性障害、及び統合失調症に対して行われている。 中央材料室は医療器材の洗浄、滅菌、管理を行い、病院全体に供給を行っている。 ME 室では臨床工学士による ME 機器の管理、点検、整備を行い、正しく機器が使用される ように指導を行い、病院全体の効率的な ME 機器の運用を図っている。また医師の指示のもと 血漿交換を行っている。 (3)スタッフ構成 部長(大槻泰介:脳神経外科診療部長併任)、麻酔科医(中井哲慈)、手術室・中材師長(田 代正春)、看護師 8 名、臨床工学士 2 名(安田聖一ほか 1 名) 、技術補助員 1 名 2)実績 (1)手術室 2015 年度に実施された手術件数は計 287(前年 297)件で、内訳は脳神経外科 126(113)件、 外科 43(69)件、整形外科 31(39)件、神経内科 37(29)件、小児神経科 41(47)件、全麻 下の歯科治療 9(11)件であった。mECT は総数 716(649)件で、 その一部は触法病棟にて行っ た。血管造影検査は 22(5)件であったが、全例脳血管撮影で、てんかん外科症例に対するワ ダテストが行われた。mECT を除く全身麻酔の総数は 228(251)件であった。手術症例につ いては基本的に術前カンファランスと麻酔スタッフによる術前訪問を行ない、週 1 回手術室及 び ME スタッフがミーティングを行い、業務の円滑な遂行を図っている。 (2)中央材料部 スーパーソニック洗浄装置、ジェットウォッシャーによる洗浄を行い、低温プラズマ滅菌器、 オートクレーブによる滅菌、手術器械の組み立てを行っている。 (3)ME 人工呼吸器、輸液ポンプ、除細動器などの ME 機器の点検整備を行うほか、694(466)件の 血漿交換療法を行った。 (4)手術部会 毎月定例の手術部会を開催し、各科、各病棟と前月までの症例に対して検討を行い、リスク の洗い出しと対策の立案を行っている。 65 Ⅳ 業務状況 9 手術・中央材料部 3)特徴と展望 当院における手術は、精神・神経・筋疾患を合併した患者に対して行われることが多い。脳 神経外科手術としては、てんかん、パーキンソン病、トゥレット症候群などに対する機能的脳 外科手術及び認知症外来からの正常圧水頭症の手術が行われている。乳幼児てんかんの症例数 が多いのが当施設の特徴である。外科においては精神・神経筋等に合併症を有する患者の経皮 的胃瘻造設、IVH ポート埋込、腫瘍切除、開腹によるイレウス解除・逆流防止手術、腹腔鏡・ 胸腔鏡手術等が行われている。整形外科においても、 合併症を有する患者の整形外科手術を行っ ており、症例数が増加している。脊椎手術、大 骨等の骨折手術・人工骨頭置換、筋腱の延長 術などが行われている。また神経内科、小児神経により筋生検、神経生検が多数行われている。 歯科では重身病棟の患者を中心に全身麻酔下での歯科治療、抜歯を行っている。 精神・神経筋の合併疾患があって、認知機能や身体機能が低下しているために、リスクが増 加する場合がある。術前の関係スタッフによる調整を綿密にして安全な周術期管理を目指して いる。症例により、ME やリハビリスタッフが術前から関与することも多い。また放射線科ス タッフ、検査・病理・輸血のスタッフの積極的な支援を受けている。 mECT は ECT 委員会の承認を受けた重症のうつ病、双極性障害、統合失調症の患者に全身 麻酔を導入してから行っている。ECT ユニットは手術室に隣接して配置されており、安全か つ快適な治療環境の維持に努めている。触法病棟の対象症例については、触法病棟で mECT が施行されることが多いが、その場合麻酔医が出向いて麻酔管理を行っている。 今後の展望としては、 合併疾患を有する症例の増加が予想される。外科・整形外科疾患では精神・ 神経筋合併症を有する患者の手術を目的とした近隣医療機関からの紹介が多い。mECT につ いても、近医からの ECT 目的での入院があり、施行件数を維持している。 ME 室では、院内の医療機器への点検・整備の更なる改善に努めている。神経疾患患者に対 する血漿交換療法件数は大幅に増加した。2015 年度は特に女性の新規患者数の増加が目立った。 中央材料室と連携して、衛生材料のディスポ化、効率的運用に努めている。 66 Ⅳ 業務状況 10 放射線診療部 10 放射線診療部 1)概要 (1)目的 放射線診療部は画像検査の安全な遂行と正確な画像診断を担うため設置された。 (2)主な業務内容 ①単純写真・CT・MRI・核医学・超音波などの画像の撮影、②撮影された画像の読影と診断、 ③画像を用いた研究、④レジデントの教育を行っている。 (3)スタッフ構成 医師は放射線診療部長(佐藤典子 部長)、他 5 名(うちレジデント 3 名)。診療放射線技師 は診療放射線技師長(宮城賢治 技師長)、他 10 名。 2)実績 (1)体制 2015 年 度 は SPECT-CT1 台 増 え、MRI(3T)2 台、CT(40 列 )1 台、SPECT-CT2 台、 PET-CT1 台、X 線検査装置、血管撮影装置、X 線 TV 装置、超音波装置、骨塩定量検査装 置などの体制で臨んだ。IBIC 棟内のサイクロトロンはホットラボの Good Manufacturing Practice(GMP)化に向けてハード面、ソフト面に必要な投資を行い、GMP 化に沿った製剤 提供環境の整備を継続している。 (2)検査実績 放射線診療部全体として 2014 年度を上回る業績であった。主要な検査である MRI、CT、核 医学検査で増加した。引き続き、画像診断管理加算 2(遅くとも撮影日の翌診療日までに、少 なくとも 8 割以上の読影結果が報告される)の取得を継続しており、全体として診療点数の点 で病院経営に貢献している。また、院外からの紹介検査も総数 227(前年度 205)件、内訳は MRI136(109)件、CT7(13)件、核医学 84(83)件となり、前年度より増加している。 2011 年度∼ 2015 年度 放射線診療部検査人数推移 検 査 項 目 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 C T 検 査 3632 3973 3982 4222 4496 M R 検 査 5000 5315 5524 5449 5800 エックス線検査 5578 5882 5941 6429 7333 影 21 14 7 12 22 エ ッ ク ス 線 TV 379 550 532 566 652 ポ ー タ ブ ル 834 1269 1269 1095 1089 血 管 撮 SPECT 検 査 1753 2035 2113 2217 2573 P E T 査 428 694 711 465 631 超 音 波 検 査 80 42 51 42 46 骨 塩 定 量 検 査 605 889 968 1026 1211 検 67 Ⅳ 業務状況 10 放射線診療部 7,000 6,000 5,000 㻯㼀 ᳨ᰝ 4,000 㻹㻾 ᳨ᰝ 3,000 ᰾་Ꮫ᳨ᰝ 㻔㻿㻼㻱㻯㼀㻗㻼㻱㼀㻕 2,000 1,000 0 2011ᖺᗘ 2012ᖺᗘ 2013ᖺᗘ 2014ᖺᗘ 2015ᖺᗘ 3)特徴と展望 診療と同時に MRI を中心とした研究も行っており多くの実績を残している。他施設からの 研究生が在籍し、共同研究も盛んに行っている。2014 年 1 月よりパーキンソン症候群とレビー 小体型認知症における黒質線条体ドーパミントランスポーターの分布を反映した画像が得られ る「ダットスキャン静注」を用いた SPECT 検査の受け入れを本格的に開始した。ダットスキャ ンについては多施設共同臨床研究も視野に入れて積極的に取り組んでいく。また、近い将来に 向け高度先端医療を全国に発信する事を目標に、最新放射線医療機器の画像解析や診断技術等 の臨床研究分野でのスキルアップに積極的に取り組んでいる。 68 Ⅳ 業務状況 11 臨床検査部 11 臨床検査部 1)概要 (1)目的 臨床検査部は診療部門に精度の高い検査結果を迅速に提供すると共に様々な研究活動への貢 献や協力体制確立を目指して、日々業務に取り組むことを目的としています。 (2)主な業務内容 ①検体部門:尿一般検査・糞便検査・ 刺液検査・血液検査・生化学検査・免疫検査・輸血検査・ 微生物検査・TAU・βアミロイド検査 ②病理部門:病理診断・細胞診断・病理解剖・電子顕微鏡・ブレインバンク ③生理部門:心電図検査・筋電図(誘発)検査・脳波(誘発)検査・呼吸機能検査・超音波検査・ 睡眠ポリグラフ(PSG、MLST、簡易 PSG) ・脳磁図(MEG) ・長時間脳波ビデ オ記録検査・光トポグラフィ−検査・重心動揺検査・聴力検査・嗅覚検査 ④遺伝子部門:遺伝学的検査・MGC 検体受付・筋バンク(凍結筋・DNA・培養細胞) (3)スタッフ紹介 臨床検査部長:吉田寿美子、 臨床検査部医長:齊藤祐子、 遺伝子検査診断室医長:後藤雄一 (MGC センター長等併任) 、睡眠障害検査室医長:亀井雄一、MEG 検査室医長:金子 裕(脳神経外 科併任) 、他医師 2 名、臨床検査技師長:内野厳治、検査技師 22 名、技術職員 2 名、心理療法士 2 名、事務 3 名 2)実績 臨床検査部検体部門は、栄養管理部門と合同で行っている病棟ラウンドによって検体件数が 増加を示していたが、2015 年 6 月から生化学検査 1 件当たりの検査件数の見直し(生化学検査 前年比 83%)や保険適応外検査支出先(病院から依頼先診療部門)の変更を行った結果、生化 学検査、免疫検査(免疫検査対前年度比 92%)いずれも検体件数は減少した。 (表 1) TMC 臨床開発部のバイオリソ−ス事業も軌道に乗り、さらに 2012 年の診療報酬改正で TAU 蛋白検査が保険収載となって以来、hTAU・p TAU・βアミロイド依頼件数は増加を示し前 年比 128%の伸び率で有り、近隣の施設からの検査依頼(前年比 141%)も増加している。 病理部門では、解剖数が 9 件(院内 2 件、院外 11 件) 、解剖率が(解剖数 / 死亡退院患者数) 11%であり、全国でも低下の一途をたどる解剖率(2011 年度 2.1%)と比較しても高い水準を維 持しているものの年々減少傾向にある。また、ブレインバンク登録者による他院からの解剖受 け入れは増加している。 (表 2) 微生物検査室では、感染対策管理加算Ⅰ + Ⅱ取得のため ICT メンバーとして、年 6 回の地域 連携カンファレンスおよび、年 2 回の病院相互ラウンドを実施ししている。また今年度診療報 酬の改定により新たに 1 週間に 1 回の病棟ラウウンドおよび 1 月に 1 回の各部門のラウウンドに も加わり、ICT メンバーの一員として院内感染防止に努めている。 生理部門では、終夜睡眠ポリグラフ検査は、2014 年度に引き続き 8 枠 / 週で実施している。検 査件数は精密 PSG278 件、MSLT73 件、簡易 PSG162 件の実績である。脳磁図(MEG)検査 は年間 221 件の検査を実施しており、関東圏内の大学病院・てんかん専門病院などからの依頼 も増加している。また長時間ビデオ脳波検査も年間 1,865 件実施している。超音波検査件数は 2、 444 件と前年比 111%で心臓超音波 107%と増加したが腹部エコーは医師退職により依頼検査 件数は前年比 94%であった。うつ症状鑑別診断補助としての「光トポグラフィー検査」件数は 216 件と先進医療の話題性がうすれ前年度比 87%に減少した。 遺伝子検査診断室では、MGC ゲノム診療開発部と連携して筋病理診断と遺伝子診断の統合 的筋疾患診断を提供しており、院内外からの依頼総数は 1,499 件と年々増加している。当室は、 それらの検体の受付関連業務や、血液からの DNA 調製の大半を担い、また各種の遺伝学的検 査 186 件を実施した。そのうち、院内の保険適用検査は 63 件、DMD 遺伝子 79 エクソン全シー クエンス解析をはじめとする自費診療検査は 24 件の実績であった。 (表 3、疾患別統計⑪) 3)特徴と展望 臨床検査部の特徴は、生理部門の神経生理学検査であり、脳波・脳誘発・筋電図・誘発筋電図・ 長時間ビデオ脳波・脳磁図(MEG) ・睡眠障害(PSG・MSLT)検査が数多く実施されている。 特に MEG 検査は、時間周波数解析や空間フィルターなどの新技術をいち早く取り入れて質の 高い医療を提供している。2014 年 4 月より保険収載となった光トポグラフィー検査は、日本一 の検査件数を誇り、他施設に先駆けて臨床検査技師が検査と 1 次判読を行い、医師による 2 次 判読で判定するシステムを取り入れている。その知識や技術の普及と啓蒙を目指し、2015 年 6 月 20 日に「平成 27 年度第 1 回光トポグラフィー講習会」 (参加者 23 名) 、 2015 年 11 月 14 日に「平 成 27 年度第 2 回光トポグラフィー講習会」 (参加者 22 名)を検査部主導で開催した。光トポグ 69 Ⅳ 業務状況 11 臨床検査部 表 1 臨床検査件数の年次別推移 年 度 一 般 検 査 件 数 刺 液 検 査 件 数 血 液 検 査 件 数 生 化 学 検 査 件 数 免 疫 検 査 件 数 微 生 物 検 査 件 数 検 体 検 査 小 計 生 理 検 査 ※1 その他の生理検査※2 生 理 検 査 小 計 総 検 査 件 数 2011 年 60,171 504 125,307 330,925 38,477 7,596 562,980 16,573 39,584 56,157 619,137 2012 年 72,311 563 137,482 362,266 36,025 8,041 616,688 22,973 43,828 66,801 683,489 2013 年 71,309 698 137,200 392,478 38,323 9,207 649,215 23,035 41,432 64,467 713,682 2014 年 75,622 556 146,705 411,463 39,697 8,238 682,281 30,022 50,195 80,217 762,498 2015 年 72,749 699 144,767 343,069 36,554 8,359 606,197 27,906 54,442 82,348 688,545 ※ 1:心電図 ・ 脳波 ・ 筋電図 ・ 超音波 ・ 聴力 ・ 重心動揺 ・ 光トポグラフィー ・PSG・MEG 検査 ※ 2:※ 1 以外の生理検査 表 2 病理検査件数の年次別推移 年 組 細 電 解 解 外 織 検 胞 診 検 子 顕 微 剖 剖 部 委 託 度 査 査 鏡 件 件 解 剖 数 数 数 数 率 数 2011 年 242 82 63 13 50% 3 2012 年 266 84 83 10 52% 3 2013 年 272 153 53 11 50% 2 2014 年 231 129 46 7 36% 3 2015 年 221 117 45 9 11% 7 2014 年 1,388 820 726 56 9 2015 年 1,499 884 772 63 24 表 3 遺伝子検査件数の年度別推移 年 度 総 依 頼 件 数 筋 病 理 診 断 受 付 数 遺 伝 子 診 断 受 付 数 保 険 適 応「 遺 伝 学 的 検 査 」 自 費 診 療 の「 遺 伝 学 的 検 査 」 2011 年 1,163 690 632 44 8 2012 年 1,327 768 728 58 16 2013 年 1,352 795 732 54 26 ラフィーの施設基準に「国立精神・神経医療研究センターが実施している所定の研修を終了し た常勤の医師が 1 名以上配置されている。 」という一文が盛り込まれ、当センターの光トポグラ フィー講習会がより一層、重要なものとなった。 また 2016 年度から下肢超音波検査導入、PSG 検査枠増枠及び実施日の集束を図り病室の効率 的運用を関連部門と協力して新たな体制構築を検討している。 睡眠障害センターと共催で、 2015 年 10 月 17 日に 「不眠症の認知行動療法セミナ−ベーシックコー ス」 (参加者 37 名)2015 年 10 月 18 日に「不眠症の認知行動療法セミナ−アドバンスコース」 (参 加者 12 名)を開催した。 病理部門では、1997 年にネットワーク型の脳バンク「Research Resource Network(RRN) 」 を立ち上げ、凍結組織を含めたリソースを研究や教育目的のため外部施設へ提供していた。さ らに 2006 年には「パーキンソン病および関連神経疾患の生前同意登録に基づく脳バンク」とし ての運用を開始した。2010 年からは、対象疾患を全神経疾患と非精神・神経疾患まで拡大し、 現在の登録者数は 210 名となっている。すでに登録者 23 例の剖検が実施され、脳バンクシステ ムが有効に活用されている。また、 2011 年 10 月に開設された現 MGC 棟内に 「脳フリーザー室」 「脳 ホルマリン保存室」を設置し、ブレインバンクの試料を一括管理している。2015 年度からバイ オバンクの傘下にブレインバンクが位置づけられ、さらにオールジャパンでのブレインバンク の運営に向けてグランドデザインの構築を行った。 遺伝子検査診断室は、 MGC ゲノム診療開発部、 神経研究所(疾病研究第一部、 疾病研究第二部) と連携して、神経・筋疾患について筋病理検査や遺伝子検査を組合せた統合的診断を提供して いる。他施設からの積極的な受け入れ(全体の約 8 割)により、 ナショナルセンターとして神経・ 筋疾患の全国的な診断センターおよびバイオリソース拠点(筋レポジトリー)の役割を果たし ている。その中で当室は、MGC 検体受付窓口業務、DNA サンプル調製、保険診療及び実費診 療のものを中心とした遺伝学的検査などを担当している。さらに、治験推進のための「神経・ 筋疾患患者登録サイト Remudy」の構築・運営にも参画している。 今後の展望として、 「ルーチン業務の拡大」 ・ 「迅速で正確な報告体制」 ・ 「研究協力の強化」を 3 本柱として臨床に貢献出来る臨床検査部を目指している。臨床からの要望を柔軟に対応でき るスタッフ育成にも力を入れている。 また 2016 年度には ISO15189 を取得し、国際的にも認められる検査結果を臨床に提供出来る 体制の構築を行う。 70 Ⅳ 業務状況 12 身体リハビリテーション部 12 身体リハビリテーション部 1)概要 (1)目的 身体リハビリテーション部の目的は、精神・神経・筋疾患、発達障害に関するリハビリテー ションを実施するとともに、新規リハビリテーション技術の開発と臨床応用ならびに全国への 普及を図ることである。 (2)主な業務 身体リハビリテーション部の臨床業務は、高度専門リハビリテーション医療を提供すること であり、理学療法、作業療法、言語聴覚療法から構成される。またリハビリテーションに関す る研究・教育・研修業務を行う。 (3)スタッフ紹介 身体リハビリテーション部長:村田美穂、身体リハビリテーション科医長:小林庸子、医師: 早乙女貴子、理学療法士長:佐藤福志、作業療法士長:粟沢広之、言語聴覚療法主任:織田千 尋、他のスタッフについては、「Ⅶその他 2 職員名簿」の身体リハビリテーション部を参照。 12-1 身体リハビリテーション科 当科は入院患者に対するリハビリテーションサービスの充足を目標に 2011 年度から順次スタッ フが増員され、2015 年度は理学療法士 21 名、作業療法士 11 名、言語聴覚士 3 名の体制となり、 診療業務量の確保と効率化に加え、リハビリテーションを入院目的の一部とした、他科の入院 サービスの多様化、他部門との連携、研究協力、神経筋疾患のリハビリテーションに関する国 内での情報共有と発信等に昨年以上に力を入れることができた。また、作業療法部門のサービ ス向上のため、2016 年度に向け増員の計画を進め、2 名増員をする予定となった。 入院患者については、神経内科・小児神経科を主とした院内他科からのコンサルテーション に対応し、各科主治医や MSW と連携し、患者及び家族への指導や環境調整に関する助言にも 力を入れた。前年に引き続き、パーキンソン病に対する LSVT ○ RBIG,LOUD、パーキンソ ン病関連疾患のブラッシュアップ入院、SCD 早期集中リハビリテーション入院で、集中的な リハビリテーションのメニューを提供してきた。 外来では、他科主治医からのコンサルテーション患者のリハビリ導入や助言、入院でのリハ ビリテーション対応のフォローアップ、地元施設との連携や申し送り、介護保険や地域サービ スを探しにくい若年の筋疾患患者のフォローアップを中心に対応をしている。パーキンソン病 を対象としては、介護保険非該当の方に対して外来集中リハビリテーションを行っている。 スタッフの熟練度と増員に伴い、診療効率が改善し、総診療報酬は 33,494,835 点(前年度比 99.7%) 、 スタッフ 1 人あたりの診療実績も前年度に引き続き維持している。実績点数の増減はスタッ フ数の増減によるところが最も多く、2015 年度は育児休業の影響が最も大きかったと考える。 昨年同様、理学療法士・作業療法士の病棟担当制を継続し、各科主治医及び病棟スタッフとの 連携・効率化を図ってきた。 昨年度に引き続き、MDCTN の研究としての筋疾患の運動評価の検討、筋疾患治験の運動 機能評価を行っており、当科の人件費に対する検討方法も定着してきた。筋疾患のいくつかの 治験に対して治験担当理学療法士による運動機能評価項目の決定や評価方法の研修への関与が 開始となった。 12-1-1 理学療法 1)概要 (1)目的 当院入院・外来患者の理学療法を手段とした身体・生活機能および QOL の維持改善、及び、 関連領域のリハビリテーション手段の開発と普及。 71 Ⅳ 業務状況 12 身体リハビリテーション部 (2)主な業務内容 当院入院・外来患者に対する理学療法の提供(主に運動機能・呼吸機能の評価・維持・改善・ セルフマネージメントの助言・など)、及び理学療法に関する研究・教育・研修。 2)実績 2015 年度は、3 月に 1 名退職、4 月に 1 名採用となり、21 名体制となった。診療報酬は、 19,920,495 点(2014 年度 19,928,920 点) (評価料、指導料含まず)。理学療法士 1 日一人当たり の実施単位数は、平均 18.2 単位(2014 年度 18.2 単位) 2010 年度から関わり始めた治験・臨 床研究における運動機能評価の業務は、今年度 5 件であった(2014 年 6 件)。企業からの依頼 により、評価手順書の作成、評価者研修会の開催などにも関わった。年間の治験業務にかかわっ た時間数は、年間全体で 740 時間(2475 単位相当)であった。治験業務でのセンターへの貢献 の他、筋ジストロフィー市民公開講座への協力、てんかん家族会の開催など行った。また、呼 吸サポートチーム(RST)回診、NST、褥瘡回診、病棟カンファレンスに参加した。 3)特徴と展望 筋疾患・パーキンソン病関連疾患に加えて、センター内の横断疾病センターを中心に、理学 療法の役割を果たす体制を確立していく。 12-1-2 身体作業療法 1)概要 (1)目的 当院入院・外来患者の作業学療法を手段とした身体・生活機能および QOL の維持改善及び、 関連領域のリハビリテーション手段の開発と普及。特に、生活に関連する動作・家族の状況・ 家屋や地域サービス環境・意欲などについての援助。 (2)主な業務内容 当院入院・外来患者に対する作業療法の提供(主に上肢・日常生活動作・生活環境等の評価・ 維持・改善・セルフマネージメントの助言・など)、及び作業療法に関する研究・教育・研修。 2)実績 当部門は 2014 年度より 11 名体制であったが、入院及び外来患者への実施量が少なかったこ と、土曜・祝日出勤の必要性が高くなったことにより、2016 年度に向けて 2 名の増員を計画し、 求人活動をおこなった。年間の診療報酬は 9,039,585 点となり、2014 年度の 9,505,715 点と比べ 466,130 点の減収となった。これは、育児休業者 1 名、休職者 1 名の影響によるもので、療法士 一人あたりの平均実施単位数は、昨年同様目標の 18 単位を達成している。 取り組みとしては、年代別の筋ジストロフィー患者・家族向け治療プログラム(MD倶楽部) を継続した。また、第 12 回及び第 13 回筋ジストロフィー市民公開講座(6/13,9/13)にパネルディ スカッション、講演、医療相談などを実施した。 3)特徴と展望 作業療法の特徴は、筋ジストロフィー、重症心身障害(児)、パーキンソン病、多発性硬化症、 さらには小児難治性てんかん術後を含め、小児神経領域、神経内科領域、脳神経外科領域を対 象としており、今後、さらに、心身両面に配慮した包括的リハビリテーション体制の強化が期 待されている。 12-1-3 言語聴覚療法 1)概要 (1)目的 当院入院・外来患者の言語機能、発声発語器官の機能、摂食・嚥下機能の評価および訓練。 機能改善につながる訓練法の開発、情報の発信。 72 Ⅳ 業務状況 12 身体リハビリテーション部 (2)主な業務内容 当院入院・外来患者に対する言語聴覚療法(言語機能、発声発語器官の機能、摂食・嚥下機 能の評価及び訓練)の提供、及び言語聴覚療法に関する研究・教育・研修。 2)実績 2015 年度は、8 月から新しい言語聴覚士を迎え、織田主任、佐藤、中山、高橋の 4 人態勢となっ た。業務実績としては、部門で一人当たり平均 18 単位 / 日の目標をほぼ達成できている。また 臨床では、 摂食嚥下の食事評価表の作成やパーキンソン病患者様用の自主トレーニングメニュー 作成を行うなど、内容を充実させるために日々努力している。学会発表や書籍の分担執筆など、 研究や情報発信にも力を入れている。 3)特徴と展望 筋疾患・パーキンソン病関連疾患に対する言語聴覚関連の評価法の確立および訓練法の開発 を行い、当院から外に向けて情報を発信していく。患者様の言語症状および嚥下症状の改善に 役立つ臨床および研究に、これからも力を注いでいきたい。 73 Ⅳ 業務状況 13 精神リハビリテーション部 13 精神リハビリテーション部 1)概要 (1)目的 精神リハビリテーション部の目的は、精神障害者に対するリハビリテーションを実施すると ともに、精神保健研究所と連携し、新規リハビリテーション技術の開発と臨床応用ならびに全 国への普及を図ることである。 (2)主な業務 精神リハビリテーション部の臨床業務は、精神に関する高度専門リハビリテーション医療を 提供することであり、デイケア、精神科作業療法、臨床心理検査及び心理療法、医療観察法病 棟におけるリハビリテーション業務から構成される。またリハビリテーションに関する研究・ 教育・研修業務を行う。 (3)スタッフ構成 精神リハビリテーション部長:平林直次、精神リハビリテーション科医長:坂田増弘、デイ ケア看護師長:武田裕美、精神作業療法士長:大島真弓、臨床心理室室長:今村扶美。各部署 のスタッフ構成は、デイケア(看護師 5 名、作業療法士 3 名、精神保健福祉士 1 名、ピアスタッ フ 3 名)、 作業療法(精神保健福祉法病棟 3 名、医療観察法病棟 5 名、訪問看護ステーション 2 名)、 臨床心理室(臨床心理士 17 名、医師 1 名)であった。 精神科デイケア部門と精神科入院作業療法部門を合わせて、精神リハビリテーション部とし て運用することで、利用者の入院・外来の別や病期に関わらず、最適なリハビリテーションプ ランを継続的に提供することが可能な体制を構築している。また、多職種による多面的なリ ハビリテーションの実現のため、臨床心理室、医療福祉相談室、薬剤部、栄養管理室といっ た病院各部門との協力体制を築いている。当科は病院の 1 部門であると同時に、専門疾病セン ターである「地域精神科モデル医療センター」の臨床活動を、訪問看護ステーション(PORT: Psychiatric Out-Reach Team)とともに担っている。入院に頼らない地域生活中心の医療の 実現のため、利用者の日常生活技能の向上および就労支援に力を注いでいる。 精神リハビリテーション科】 デイケア 1)概要 (1)目的 デイケアの目的は、個別性の高いケアマネジメントと、医療的意義の明確な治療プログラム を提供し、精神症状の改善、日常生活・社会生活能力の改善を図り、限定された期間で社会復 帰を実現することである。また、もうひとつの目的は、入院部門や外来部門、訪問看護部門、 地域の医療・保健・福祉機関との連携を通して、我が国におけるデイケアモデルを構築し、広 く普及することである。 (2)主な業務内容 主な臨床業務は、①治療プログラムの提供、②個別のケアマネジメント、③院内他部門や他 施設との連携の促進等である。また、厚生労働科学研究班の多施設共同研究への参加や、多職 種の学生実習の受け入れ等を行っている。 2)実績 多施設共同の就労支援研究に継続して取り組むとともに、地域精神科モデル医療センターの 臨床部門のひとつを構成し、より機能を高めたデイケア診療の実現に引き続き取り組んだ。多 職種チームによるストレングスモデルを用いたケアマネジメントの導入、家族心理プログラム の継続、他部門との連携強化と共同研究の実施、就労研究への取り組みとその発表を行った。 また、多職種チーム医療に関する年 1 回のワークショップを、2014 年に引き続き主催し、日本 各地からの参加者を得た。ピアスタッフは雇用継続し業務内容を拡大した。受付スタッフを再 74 Ⅳ 業務状況 13 精神リハビリテーション部 配置しピアスタッフも関わることで対応強化を図った。また復職支援認知行動療法を開始した。 1 日通所者数は約 69.6 名、そのうち 1 日利用のデイケアは年間平均 22.6 名、半日利用のショー トケアは年間平均 22.4 名であった。また、 デイケアからの一般企業への就労者数は、27 名であった。 2015 年度 デイケア業務統計 デ イ ケ ア 診 療 日 数 デ イ ケ ア 換 算( 人 ) 復職支援デイケア診療日数 復職支援デイケア換算(人) 月 間 実 利 用 者 数( 人 ) 1 日 平 均 利 用 者 数 デイケア デイケア(新規加算) のべ人数 ショートケア ショートケア(新規加算) 入院中体験デイケア インテイク 担当多職種面接 面接 担当者面接 地域ケア会議 就労 就労支援 復職 (リワーク 退職 を除く) 就労後訪問支援 定着支援(電話、メール) 企業含む 就労訓練 ・ 実習 面接 ・ 見学等、 同行 4月 5月 6月 20 47.61 17 48.11 21 49.4 252 65.7 445 157 527 210 0 5 123 108 6 5 0 0 13 388 2 9 229 64.0 441 133 412 154 0 8 99 109 7 1 0 0 16 403 2 9 236 66.2 532 153 513 192 3 10 125 151 9 4 0 1 12 373 0 5 7月 8月 9月 10 月 21 48.7 20 50.65 18 50.06 20 52.3 253 66.0 473 190 486 232 4 10 105 122 8 0 1 0 9 313 0 3 254 68.6 431 224 452 264 1 10 113 136 11 2 0 1 7 311 1 5 251 66.9 396 201 386 222 0 4 111 121 12 1 0 0 4 312 2 3 261 69.5 477 202 435 276 1 7 112 132 11 1 0 1 11 557 1 3 11 月 18 53 11 4.1 250 73.5 415 260 404 244 1 8 101 129 6 0 0 0 5 364 1 9 12 月 18 54 11 6.2 250 75 423 303 359 265 1 8 106 104 7 2 0 0 6 436 2 6 1月 18 51 12 5.9 251 73 382 277 374 282 0 5 80 98 12 2 0 0 8 475 3 12 2月 19 50.1 12 5.7 251 73.1 382 296 386 316 2 3 97 98 2 5 0 0 10 414 5 11 3月 20 50.5 13 4.9 258 73.9 412 261 423 380 1 8 118 121 11 4 2 0 11 574 2 11 平均 合計 19.2 50.5 11.8 5.36 250 69.6 5209 2657 5157 3037 14 86 1290 1429 102 27 3 3 112 4920 21 86 3)特徴と展望 当院のデイケアの特徴は、①エビデンスに基づく治療プログラムの導入、②社会参加を実現 するシステムの構築、③個別のケアマネジメントの強化による個人目標の設定とケアプランの 作成といった、利用者の地域生活の質の向上に資する医療的機能の高さにある。 また、上述の臨床実践や研究活動・研修活動を通して、我が国におけるデイケアの将来像を 示すことが求められている。 精神科作業療法 1)概要 (1)目的 精神科作業療法の目的は、健康的な側面・潜在能力に着目し精神症状の安定・改善、コミュ ニケーション・適応力、生活技能の向上を図り、個別のニーズに応じ家庭復帰、復学、復職を 支援・援助することである。 (2)主な業務内容 主な臨床業務は、精神保健福祉法病棟及び医療観察法病棟における入院作業療法の実施、外 来作業療法の枠組みを利用したデイケアへの導入である。また、多職種チーム会議やケア会議 に参加し、治療計画やケア計画の評価・作成を行う。研究・教育業務も重視し、各種の研究に 参加し、多職種・多施設からの見学・研修を受け入れている。 2)実績 2014 年同様、入院作業療法担当者の専任制を継続し、デイケア担当作業療法士との連携の 強化に努めた。作業療法士 2 名を増員し、訪問看護ステーションと入院作業療法の強化を図り、 土曜日の作業療法実施を 5 月より開始した。土曜の件数は 1,802 件。訪問看護は 1,316 件となった。 医療観察法病棟では、外出・外泊時の地域訪問作業療法を継続的に実施した。施設外からの研 修・臨床実習・見学を積極的に受け入れた(表 :2015 年度精神科作業療法実施件数参照) 。 75 Ⅳ 業務状況 13 精神リハビリテーション部 精神リハビリテーション部 精神リハビリテーション科 精神科作業療法 2015年度実績 訪問看護ステーション OT 訪問件数 入院作業療法 4月 103 4月 5月 103 5月 6月 7月 108 6月 8月 103 7月 9月 102 8月 10 月 109 9月 99 10 月 11 月 114 11 月 12 月 116 12 月 1月 2月 92 1月 3月 114 2月 合計 153 3月 1316 合計 21 22 26 26 26 23 26 23 23 23 24 26 289 実施患者数 161 150 159 155 154 146 162 152 156 143 156 164 1858 算定件数 760 862 891 944 1142 993 1085 1003 914 926 955 1014 11489 199 149 133 228 167 193 157 150 143 152 131 1802 31 33 43 37 45 32 42 35 42 48 54 442 5 8 1 3 2 1 1 2 4 4 31 稼働日数 土曜実施件数 個別 OT 新規処方数 デイケア移行ケース 3)特徴と展望 精神科作業療法には、入院早期からの、退院後の生活への円滑な移行と就労を視野に入れた 治療展開が求められている。また、多職種チームの中で、作業療法士には、利用者の健康的な 側面・潜在能力に着目した評価と動機づけに関わる役割が期待されている。今後さらなる発展 と全国への普及が期待される。 【臨床心理室】 1)概要 (1)目的 臨床心理室の目的は、心理検査および心理療法の実施、開発、普及である。 (2)主な業務 臨床心理室は、 「臨床心理室」 「デイケア」 「医療観察法」の 3 部門で業務を行っており、常勤 9 名、 非常勤 9 名が所属している。臨床心理室は心理検査および個別心理療法、デイケアは集団力動 を中核とした治療、医療観察法病棟は個別心理療法、心理検査および集団療法を主な業務とし ている。他にすべての部署で教育および研究活動を行っている。 2)実績 臨床心理室で施行した心理検査実施総数は 4,075 件である。また、CBT センターと協同し て、個別認知行動療法を 912 件実施したほか、2013 年 10 月からは集団認知行動療法を開始し、 2015 年度は 3 つのグループを運営して延べ 306 件実施した。デイケアは、一日のデイケアと半 日のショートケアがあり、多職種チームで集団プログラムを提供し、定期的に個別面接および 多職種チーム面接を行いながら社会復帰に向け目標設定を行っている。年間延べ 732 件のグルー プ活動を行い、886 件の個別面接と 1,332 件の多職種面接を行ったほか、年間延べ 130 名の心理 実習生を受け入れた。医療観察法病棟で行った個別面接は年間 1,700 件である。5 つの集団療 法を運営し、参加者は年間延べ 1,772 人であった。その他に外出・外泊の付き添いが年間で 74 件であった。 3)特徴と展望 心理療法士の対象とする疾患は精神科だけでなく、神経内科、小児神経科、脳外科、心療内 科など多岐にわたっており、2015 年度の心理検査オーダー数は精神科 1,789 件(74.3%)、その 他 620 件(25.7%)となっている。また、2005 年に医療観察法が施行されてからは、精神疾患 に加え触法行為のために社会復帰がより困難になっている患者に対し、心理士が臨床心理学的 援助に取り組んでいる。2012 年からは、各部門の心理士が連携し、外来において個別および 集団認知行動療法を実施するようになり、実績を挙げている。 心理士に対する潜在的なニーズは高いと思われるため、外来や病棟における心理的援助をよ り拡充することが期待されている。 76 Ⅳ 業務状況 13 精神リハビリテーション部 2015 年度 臨床心理室心理検査統計 10 122 7 4 8 5 19 5 17 2 8 1 4 4 9 1 0 5 6 0 0 3 の 他 190 151 78 29 18 7 4 29 4 5 7 5 3 18 13 12 1 1 1 236 157 42 27 21 18 14 12 9 8 7 7 6 5 5 4 4 4 183 141 77 21 18 6 72 11 3 0 2 5 3 1 11 1 1 791 116 8 2 3 2639 2558 3 2517 3186 886 電話相談 1,132 86 心理教育 561 集団療法 801 グループ活動 6,491 家族心理教育 108 多職種チーム面接 1,332 ケア会議 72 就労者数 15 心理実習・研修生受け入れ 130 デイケアとしては、チーム支援と就労支援に特に力を入れている。 就労支援については、就労後の定着支援や職場での困りごとなどの 相談も電話で行っているため、電話相談や個別面接が増加の傾向に ある。アウトリーチやケア会議をすることで手厚い支援を継続して いる。また、家族心理教育を定期的に開催し、家族への支援も行った。 2015 年度 医療観察法病棟心理療法士業務統計 心理面接 心理検査 物質使用障害プログラム SST 内省プログラム CBT 入門 メタ認知トレーニング その他 そ 231 70 46 30 46 13 9 49 2 15 7 9 8 18 11 14 4 1 523 173 30 71 38 23 7 12 7 個別面接 アウトリーチ 会議 2 1 1 459 101 43 37 34 20 14 13 11 10 10 6 6 4 4 3 3 2 2 2 1 1 1 1 15 114 156 374 78 144 43 14 38 8 1 12 6 0 667 177 23 63 9 119 5 15 1 5 105 0 54 0 7 0 4 4 0 1 0 0 1 27 0 0 3 17 216 134 54 23 15 33 50 8 0 10 3 1 1 2 0 10 1 0 0 1166 52 1 0 0 4075 集団プログラム 3 2 7 1 2 3 41 2 2 2 14 74 135 270 38 109 44 10 41 12 1 4 1 個別 5 6 18 1 2 5 53 6 2 2 2015 年度 デイケア心理療法士業務統計 13 389 282 215 54 52 39 27 13 7 3 2 1 チーム支援 その他 知能・発達検査 94 36 121 3 53 33 156 11 7 7 12 243 302 169 48 66 63 111 14 11 2 2 2 2 410 37 79 32 102 16 集団 人 格 検 査 BDI- Ⅱ 描画(HTP、バウム他) MMPI(三京房新版) PF スタディ SCT(K・SCT、精研式) ロールシャッハ・テスト POMS 新版 TEG Ⅱ/小児エゴグラム SDS YG 性格検査 STAI CMI CES-D WAIS- Ⅲ WISC- Ⅳ MMSE(Mini-Mental State) ビネー式知能検査(田中、鈴木) レーヴン色彩マトリックス検査 AQ 長谷川式簡易痴呆診査スケール K・ABC WISC- Ⅲ STRAW PARS コース立方体組み合せ検査 CAARS PVT(絵画語い発達検査) (新版)SM 社会生活能力検査 グッドイナフ人物画知能検査 新版 K 式 CBCL SCTAW JART ITPA WPPSI フロスティッグ視知覚発達検査 Conners DN-CAS 大脇式精薄児用知能検査 FDT(親子関係診断検査) ADHD-RS WMS-R SLTA(標準失語症検査) リバーミード AVLT K・WCST Y-BOCS COGNISTAT MMS 記憶検査 CAT(標準注意検査法) FAB(前頭葉機能検査) クレペリン検査(横田式短縮版) WAB 失語症検査 BADS(遂行機能) 記銘力検査(三宅式など) Rey の図 ベントン視覚記銘検査 ベンダー・ゲシュタルト・テスト MEDE CAS(標準意欲評価法) CBT 検査 保険点数 80 点その他 保険点数 280 点その他 保険点数 450 点その他 その他 合計 11 85 157 188 52 88 83 107 25 20 2 3 10 5 486 個別 テスト名\年度 運営会議 ・ 治療評価会議 担当多職種チーム会議 地域ケア会議 外出 ・ 外泊 同伴 裁判所提出書類作成 研究活動等 1,700 34 160 (710) 79 (185) 116 (241) 30 (356) 54 (280) 233 921 190 74 107 30 ( )内の数値は、累計患者数 77 Ⅳ 業務状況 14 医療連携福祉部 14 医療連携福祉部・訪問看護ステーション 1)概要 (1)目的 医療連携福祉部は、他の医療機関との連携を推進し、患者の受療と生活の支援を通じて「高 度な医療を優しく提供する」という当院の理念を日常診療において実践することを目的とする。 (2)主な業務内容 在宅支援室は退院に困難を有する患者の退院調整・退院支援と退院後の支援(訪問看護等)、 医療連携室は予約取得業務を扱うとともに他の医療機関との患者紹介・逆紹介等を通じて病診・ 病病連携を推進し、医療福祉相談室は患者相談等に従事しアドボカシーにも寄与する。今年度 は 5 月 1 日付でこれ 在宅支援室が担当していた訪問看護業務を訪問看護ステーションとして 病院から独立させ、担当者の所属先も異動した。また訪問看護ステーション独立に伴い退院調 整副看護師長を 5 月 1 日付で新たに配置した。 (3)スタッフ構成 医療連携福祉部長:三山健司(特命副院長)、その他は以下の各スタッフ構成を参照。 在宅支援室 1)概要 (1)目的 在宅支援室は、精神・神経・筋・発達障害の在宅支援を担うために設置されている。 (2)主な業務内容 ① 精神障害者の退院調整及におけるケースマネジメント ② 一般科関連の退院調整を実施している。 (3)スタッフ構成 在宅支援室長 塚本 忠(医師) 、4 月 30 日まで在宅支援係長 富沢明美(看護師長)、その 他常勤看護師 4 名、非常勤看護師 1 名、在宅支援室担当医療社会事業専門員 1 名、非常勤作業 療法士 2 名。5 月 1 日付で退院調整副看護師長 花井亜紀子、在宅支援室担当医療社会事業専 門員 1 名 アウトリーチチームの医師としては、坂田増弘精神リハビリテーション科医長、その他医師 1 名、レジデント 1 名が併任。 2)実績 (1)一般科関連の退院調整 2015 年度は退院調整のシステム化を検討・実施した。入院時に病棟看護師が退院困難要因 の抽出(スクリーニング)し、主治医・看護師・リハビリテーション科、地域関係機関と連携 し退院調整を行った。その結果、退院調整看護師の関わった退院調整実績は 160 件、指導料・ 加算額の総計は 138,480 点であった。 3)特徴と展望 長期在院患者の退院促進後の生活支援と状態悪化時の危機介入などの支援を展開してきた。 今後は、よりスムーズな在宅移行に向け、院内の退院調整のシステム化を再度評価することと、 病棟看護師の退院支援における教育に力を入れていきたい。 医療連携室 1)概要 (1)目的 他の医療機関・福祉機関との連携業務及び患者の予約取得業務に携わる。 78 Ⅳ 業務状況 14 医療連携福祉部 (2)主な業務内容 ① 他の医療機関・福祉機関から紹介された患者の予約に関する業務。 ② 紹介元への返書(診療情報提供書)管理。 ③ 病院内から依頼された、連携医療機関の検索業務。 ④ 近隣医療機関および当院への複数回の患者紹介があった医療機関に、当院の「連携医療 機関」としての登録を促し、「医療連携ニュース」を作成し配布。 ⑤ 当院から他医療機関の予約取得や、他院への診療情報提供書の送付。 ⑥ 「予約センター」に入る、患者(及びその関係者)からの電話による予約の取得業務。 ⑦ 東京都精神科 (3)スタッフ紹介 医療連携室長:塚本忠(医師)、医療連携係長:谷本和則、その他、非常勤事務員(連携・ 予約各 4 名)。連携業務の内容が複雑であり非常勤事務員が定着しづらい問題がある。 2)実績 連携医療機関の登録数は 2015 年度に 8 機関増加し、386 医療機関となった。2015 年 4 月から の 1 年間の予約取得状況・精神科患者身体合併症医療受入数を別表にまとめた。 2015 年度月別医療連携室の実績 ○新患予約取得診療科別統計 医療機関から連携室経由/予約センター経由 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 精神科 62/143 58/168 93/171 79/162 72/125 74/153 84/126 56/149 58/130 60/147 60/174 69/174 神経内科 31/115 26/129 40/126 46/135 38/90 30/110 45/126 37/113 30/105 36/115 34/101 44/115 小児神経科 7/53 7/78 11/86 23/92 10/50 23/48 17/56 16/60 15/53 11/54 15/63 16/51 脳神経外科 5/16 3/18 1/25 7/15 4/15 2/11 5/13 2/11 1/9 10/14 5/10 2/16 心療内科 0/2 0/5 1/1 1/7 0/2 2/0 0/2 0/4 1/2 0/1 2/1 1/3 循環器科 0 0 0/3 1/0 0 0/3 0/3 0 0/1 0/2 0/1 0/2 消化器内科 1/1 0/2 5/2 1/2 0/2 2/3 1/3 0/2 1/1 1/3 2/0 0 総合内科 2/1 0/6 0/2 0/2 0/4 0/4 0/4 1/0 1/1 0/1 1/6 0/1 0 0 0 0 0 0 0/1 0 0 0 0 0 外科 リハ科 1/3 5/3 4/0 0/1 0/1 1/2 5/1 1/0 2/0 1/1 1/0 3/0 整形外科 1/0 0 1/0 0 1/0 0 0 1/0 2/0 0 0 0 放射線科 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 110/334 99/409 合 計 156/416 158/416 125/289 134/334 157/335 114/339 111/302 119/338 120/356 135/362 ○転帰 医療機関から連携室経由/予約センター経由 通 院 53/193 52/250 72/254 76/229 51/145 68/186 83/167 65/190 47/157 38/181 55/185 53/206 初診時に入院申込 28/35 23/42 36/52 37/47 37/40 36/46 33/35 16/29 34/43 21/35 26/51 21/36 他院・他科へ紹介 1/8 2/7 3/7 6/7 1/5 3/7 2/8 5/6 3/7 3/9 5/6 5/12 終診 15/51 11/48 25/48 29/79 21/51 12/41 22/77 11/66 16/42 43/65 21/55 31/53 キャンセル・変更 13/47 11/62 20/54 10/54 15/48 15/54 17/48 17/48 11/53 14/48 13/59 25/55 ○連携室・予約センター 再来予約取得/その他問い合わせ その他 505/1648 526/1589 596/1910 508/1837 457/1615 493/1653 462/1747 425/1483 418/1438 592/1727 517/1490 512/1573 ○セカンドオピニオン外来予約 合計 精神科 5 1 5 3 2 2 3 2 2 3 4 5 37 小児神経科 5 2 7 2 5 2 4 6 3 5 5 3 49 神経内科 8 11 8 10 9 7 13 10 14 14 9 16 129 合計 18 14 20 15 16 11 20 18 19 22 18 24 215 依頼数 3 4 5 1 0 4 3 0 1 2 1 0 24 承諾 2 1 4 0 0 1 2 0 1 1 1 0 13 ○精神科患者身体合併症医療受入数 合計 中止 0 0 1 0 0 2 1 0 0 1 0 0 5 お断り 1 3 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 6 問合せ 1 5 6 5 5 11 1 10 6 5 入院 1 1 1 1 0 2 2 0 1 1 10 外来 0 0 1 2 0 1 2 0 1 3 10 ○外国人受入 合計 55 79 Ⅳ 業務状況 14 医療連携福祉部 3)特徴と展望 ナショナルセンターとしての当院の使命である「精神・神経・筋疾患、発達障害の克服のた めの研究・高度医療を遂行する」ためには、当院の臨床研究対象である疾患患者の確保が必須 であるが、そのためには当院と日頃から付き合いのある医療機関・(保健所・学校などの)福 祉関係との連携が欠かせない。他医療機関から、患者の紹介 Fax を受けた際には、15 分以内 を目標として予約取得している(即日の受診・入院希望に関してはこの限りではない)。今年 度からこれ 医事室が担当だった予約取得業務の担当となり、担当者の所属先も異動した。 当院での連携医療機関登録制度として「医療連携ニュース」の発行、連携医証の発行などを おこなった。今後は、連携医療機関との懇親会の企画、講習会や CC、CPC への登録医の参加 の実現化を目指しながら、連携内容を充実させていく予定である。 医療福祉相談室 1)概要 (1)目的 医療福祉相談室では、精神保健福祉士および社会福祉士(医療ソーシャルワーカー、以下 MSW)が福祉の立場から患者さんとご家族が抱える心理的及び社会的問題を解決して生活の 安定をはかり、多職種チームの一員として、高度専門医療が有意義な人生につながるように支 援を行っている。 (2)主な業務内容 入院関係では、神経内科・小児神経科・脳外科・内科・外科などの一般病棟 2 つと、神経難 病病棟、筋ジストロフィー病棟の障害者病棟 2 つ、重症心身障害者病棟 1 つ、精神保健福祉法 の精神病棟 4 つ、医療観察法の精神病棟 2 つの合計 11 病棟を担当している。それぞれの特殊性 を持ちながらも入院相談、退院時の地域調整、転院調整などを行っている。また、地域の医療 機関や保健所等からの入院依頼や、精神科患者の修正型電気けいれん療法(mECT)の受け入 れ相談窓口を担当している。また、重症心身障害児者については障害者総合支援法によるショー トステイの受け入れ調整窓口も担当している。小児神経科領域については、児童福祉機関や学 校との連携も多い。 外来関係では、アウトリーチを含めた在宅療養の支援や、就労、介護、経済的相談などの心 理社会的な生活支援、精神科デイケアと薬物依存グループワークでの支援、未受診者等からの 受診に関する面接・電話相談を担当している。 前掲の医療観察法領域は、退院支援と通院での地域定着支援を通じて、法務省の社会復帰調 整官や地域の保健医療・福祉等の関係機関の担当者と連携している。 また、患者さんやご家族などからの苦情や要望を受け止め、各部署の責任者による対応を依 頼し、よりよい権利救済がはかれるようにアドボカシー委員会の事務局を担当している。 外来受付のボランティア活動をしている家族会むさしの会と月例で意見交流会を持ち、コーディ ネーターをしつつ患者家族ならではの発想を病院運営に活かせるように外来委員会等でフィー ドバックしている。 (3)スタッフ構成 医療福祉相談室長(漆畑)、第二医療社会事業専門職(島田)、他、常勤 13 名、非常勤 6 名。 欠員 1 名。なお、精神保健福祉士 19 名、社会福祉士 9 名。うち両資格所持者 9 名。 2)実績 2015 年度の相談者(実人数)10,305 人。内訳:入院患者 5,632 人、外来患者 4,673 人。相談内 容:退院転院 6,170 件、受診受療 4,000 件、社会参加等 2,192 件、心理社会的問題 3,649 件、経済 的問題 1,421 件。 アドボカシー取扱件数 13 件(前年度 15 件)。 3)特徴と展望 医療福祉相談室の特徴は、MSW が福祉職として医療チームに参加することにある。世界保 健機関憲章(条約昭和 26 年 6 月 26 日第 1 号)が各国政府に自国民の「健康」実現責任を課して 80 Ⅳ 業務状況 14 医療連携福祉部 いる。この「健康」は、「肉体」 ・「精神」と並ぶ「社会的福祉」の部分を医療福祉相談室が担 当している。つまり、ソーシャルウエルビーイングの部分であり、患者さん本人の価値観で生 活を安定させ、納得して満足のいく人生を送ることができるように支援するものである(国際 ソーシャルワーカー連盟)。ただし、日本国においてソーシャルウエルビーイングは未だ定着 過渡期にある。そこで、今後この本質に焦点をあてた MSW 業務の標準化や均てん化の使命を 果たしていきたい。 訪問看護ステーション(5 月 1 日付発足) 1)概要 (1)目的 在宅支援室での精神障害者の訪問看護を実施していたが、2015 年 5 月 1 日にセンター内に、 「指 定訪問看護ステーション 国立精神・神経医療研究センター 訪問看護ステーション」として 独立した。 (2)主な業務内容 入院当初からの病棟と連携をして地域移行に向けての関わりを行い、その後の退院後の訪問 看護の導入と地域生活における安定や自己実現の支援を実践している。 (3)スタッフ構成 施設長:三山健司(病院特命副院長) 管理者:富沢明美 他 看護師 常勤 4 名 非常 勤 1 名 非常勤作業療法士 2 名 2)実績 2015 年度の訪問総数は 5193 件であり、新規の介入利用者は 23 名であった。 3)特徴と展望 精神科の長期在院患者の退院促進後の生活支援と状態悪化時の危機介入などの支援を展開し てきた。今後は、ACT を目指した体制の確立のための業務改善をすること、小平地区でのモ デル的精神科医療を地域とともに検討していくことを課題とする。 81 Ⅳ 業務状況 15 薬剤部 15 薬剤部 1)概要 (1)目的 医療チームの一員として他職種スタッフと連携し医療の質向上、医療安全の確保、効率的な 薬物療法実施のため薬剤師の専門性を活かし患者さん本位の医療に貢献する。 (2)主な業務 薬剤部の業務は、調剤、抗がん剤の無菌的調製、服薬指導、医薬品情報管理、感染管理、安 全管理等々多岐にわたっている。外来においては、積極的な院外処方せんの発行により院外処 方せん発行率は 88.3%(2015 年度)となっているが、近年の複雑化する薬物療法に対応するた め医師と連携し厳密な管理下で使用されなければならない医薬品については院内で調剤してい る。入院されている患者さんにはくすりへの理解を深めてもらい患者さん自身が積極的に治療 へ参加できるよう服薬指導を行っている。各種チーム医療に薬剤師が参加し、より良質な医療 を提供すべく薬学的提言を行っている。 (3)スタッフ構成 薬剤部長(田島芳夫)、副薬剤部長 2 名(栗井良卓、山岸美奈子) 、主任薬剤師 2 名(白井毅、 大竹将司)、常勤薬剤師 5 名、非常勤薬剤師 3 名、調剤助手 2 名。 2)実績 (1)調剤業務 当院は、統合失調症、神経難病、重症心身障害、重症てんかん等の患者さんが多く、処方内 容が複雑であり調剤に当たっては細心の注意が必要となる。疾患の特性から摂食嚥下障害のあ る患者さんも多く、錠剤を粉砕し調剤することも多い。錠剤の粉砕は、調剤も煩雑でまた味や 安定性の面でも問題があるので服用の直前に微温湯で懸濁させ投与する簡易懸濁法を推進して いる。 表 1 年 2015 年度薬剤部業務統計 度 入院 注射処方せん枚数 外来 入院 処 方 せ ん 枚 数 外来院内 外来院外 院 外 処 方 せ ん 発 行 率 入院 ( 点 ) 調 剤 料 外来 ( 点 ) 入院 ( 件 ) 調剤技術基本料請求件数 外来 ( 件 ) 実施患者数 請求患者数 請求件数内訳 2.ハイリスク薬管理 薬 剤 管 理 指 導 料 請求件数内訳 3.1 及び 2 以外 * 請求件数(上記内訳の合計) ( 麻薬加算件数 ) 退 院 時 薬 剤 情 報 管 理 指 導 料 件 数 薬剤師が行った提供件数 薬 剤 情 報 提 請求件数 供 料 ( 件 数 ) ( 手帳記載加算件数 ) 無菌製剤処理料 1 総実施件数 無 菌 製 剤 処 理 料 無菌製剤処理料 2 総実施件数 院 内 製 剤 加 算 請 求 件 数 後 発 医 薬 品 使 用 後発医薬品使用体制加算 2 請求件数 2011 16,133 7,681 55,099 5,199 70,829 93.2% 1,030,491 47,195 4,306 3,267 2,711 2,711 4,449 926 5,375 3 812 4,686 2,308 20 50 228 27 0 2012 16,053 7,688 58,246 5,145 71,683 93.3% 1,061,981 46,546 3,939 3,306 3,802 3,802 5,561 1,948 7,509 7 1,408 4,597 2,589 39 19 32 11 2,742 2013 16,381 7,567 62,026 5,229 71,821 93.2% 982,348 43,643 4,011 3,181 3,954 3,954 4,782 2,095 6,877 16 1,645 4,757 2,548 44 11 92 67 3,662 2014 16,925 7,969 70,189 9,089 74,726 89.2% 945,343 40,134 3,600 3,029 4,814 4,675 6,277 2,633 8,910 15 2,035 9,089 2,460 72 8 242 63 3,747 2015 16,227 7,843 78,240 9,820 74,415 88.3% 948,381 35,805 3,509 2,699 4,982 4,443 6,939 2,115 9,054 21 2,125 9,822 2,286 106 0 124 54 3,908 (2)病棟業務 近年、患者さんを中心とした多職種協働のチーム医療が求められている。当院でも感染管理、 栄養管理、医療安全管理チームなどへ薬剤師が積極的に参加しその専門性を活かした医療を行っ ている。国の政策による後発医薬品の使用促進等により患者さんが入院される際に持ち込む持 参薬についても、後発医薬品が増えており医師、看護師が識別できないものも多くなっている。 これらの医薬品について薬剤師が薬学的管理を行うことで規格違い、用法用量違い等を未然に 防いでいる。全ての入院患者さんに対し服薬指導が行えるよう努めているところでもある。 82 Ⅳ 業務状況 15 薬剤部 (3)医薬品管理 薬事委員会では、当院で採用する医薬品の臨床的及び薬学的な評価、医薬品の採用及び整理、 在庫医薬品の適切な管理と使用方法等その他薬事全般について審議している。2015年度は、11 回開催され、後発医薬品への切替えも薬剤部主導で積極的に行っている。 院内採用医薬品1,076品目(2016年3月末現在)のうち後発医薬品は296品目となっている。 後発医薬品の採用率は、数量ベースで68.3% であった。 クロザピンのように使用が制限されている医薬品にも対応し調剤に当たっては厳正な管理を 行っている。また、ゼプリオン水懸筋注など重篤な副作用が報告されている医薬品については 患者さんの検査値等について薬剤師がチェックをした上で調剤に当たっている。 3)特徴と展望 2015年度の医薬品購入額は、8億27百万 円であったが(図1)、マイオザイム点滴 静注用、グロブリン製剤、ボトックス注 用、リスパダールコンスタ筋注用の4品目 で全購入金額の5割を越えている。中枢神 経用薬が購入費全体の約30%(図2)を占 めており、中枢神経用薬のうち精神神経 用薬が42%、抗てんかん薬が17%、抗パー キンソン薬が15% と当院の特徴が医薬品購 入費にも現れている(図3)。近年、高額 な医薬品が増えており医薬品購入費は年々 増加している(図1)。 図 2 2015 年度薬効別医薬品購入比(金額) 2% 2% 2% 図 1 医薬品購入費の推移 ་⸆ရ㉎ ㈝ ᥎⛣ 900 ⓒ 800 700 600 500 ὀᑕ 400 እ⏝ ෆ⏝ 300 200 100 0 2011 2012 2013 2014 図 3 2015 年度中枢神経用薬内訳(金額) ୰ᯡ⚄⤒⏝⸆ 8% 29% ⢭⚄⚄⤒⏝ 4% ⏕≀Ꮫⓗ〇 15% ௦ㅰᛶ་⸆ရ 8% 42% ᮎᲈ⚄⤒⣔⏝ 䝩䝹䝰䞁 25% ᾘჾᐁ⏝⸆ 䛭䛾䛾୰ᯡ⚄⤒ ⣔⏝⸆ ᢠ䛶䜣䛛䜣 17% 㣴ᙉኊ⸆ 24% 2015 ᢠ䝟䞊䜻䞁䝋䞁 21% 䛭䛾 䛭䛾 2014年2月の理事会で薬剤師の増員が認められ2014年度より薬剤師は常勤10名、非常勤3名の 13名となった。2015年度に薬剤師の増員はなされていないが、引き続きより多くの患者さんの もとへお伺いしくすりへの理解を深めていただきアドヒアランスの向上に努めていきたい。ま た、医薬品の適正使用と医療安全の確保にも薬剤師は欠かすことのできない職種であり、積極 的に関与していきたい。 医療技術の高度化や医薬分業の進展によって、高い資質を有する薬剤師が求められるように なり薬学教育は2006年から6年制となった。実践的な能力を養うため病院薬局と調剤薬局のそ れぞれで11週間の実務実習が2010年より行われることとなり、国家試験を受けるためにはこの 実務実習の履修が必須となっている。当院でも2010年から薬学部の学生を受け入れている。今 後は、学生の受入数を増やし近隣の大学とも協力し有能な薬剤師を世に送り出していきたいと 思っている。 表 2 日 本 薬 科 大 学 明 治 薬 科 大 学 帝 京 平 成 大 学 2015 年度薬学部実習生受入状況 Ⅰ期 5 月11日∼ 7 月24日 1名 ― 1名 Ⅱ期 9 月 7 日∼11月20日 ― 1名 ― Ⅲ期 1 月 7 日∼ 3 月23日 ― 1名 1名 83 Ⅳ 業務状況 16 看護部 16 看護部 1)概要 (1)目的 看護部は、病院の基本理念に基づき、患者の生命の尊厳と権利を尊重し、創造的で科学的根 拠に基づいた先駆的な看護と心に寄り添った看護を提供するとともに、看護の実践を集積して 臨床研究を推進し、精神・神経看護を国内外に情報発信することを目的とする。 (2)主な業務内容 看護部は看護の質向上を図るための人材育成、チーム医療の推進、安全なケアの提供を各看 護単位及び各種委員会の活動により実施している。また、目標患者数確保や入院基本料を維持 するための病床管理、経費節減など病院経営へも積極的に参画している。 (3)スタッフ構成 看護部長:牛島品子、副看護部長:岡田伸司、西村武彦 看護職員は下記参照。 2)実績 (1)看護職員の状況 2015 年 4 月は、看護師 382 名、非常勤看護師 14 名、療養介助員 21 名、看護助手 19 名(非常 勤看護助手 16 名含む)でスタートした。4 月の採用者は、35 名(新卒 28 名、既卒 7 名)、既卒 者の 7 名は、他国立関係施設より転勤異動者であった。退職者は 22 名、退職理由の内訳は進学 2 名、他医療機関への就職 5 名、健康上の理由 1 名、定年 1 名、家族の看病 3 名、転居 3 名、家 事専念 1 名、その他 6 名であった。 図 1 看護師総数 (4/1 現在 ) 図 2 採用者 ・ 退職者の推移 (2)クリニカルラダー申請及び承認の実績 看 護 1 段階 2 段階 申 請 総 数 28 21 実 績 総 数 28 19 達 成 率 100.0% 90.5% (3)学会発表・座長・研修講師の実績 学 会 区 分 全 国 学 会 国 際 学 会 地 発 表 者 12 座 長 3 研 修 講 師 9 師 3 段階 41 31 75.6% 方 合 4 段階 会 研 究 6 31 27 87.1% 会 施 2 計 121 105 86.8% 設 合 12 計 12 3 29 (4)研修参加状況 主 催 区 分 厚生労働省 参加者数 84 NHO本部 国立看護大学校 看 護 協 会 東 NHOグループ 11 5 4 京 都 そ 8 の 他 合 計 56 84 Ⅳ 業務状況 16 看護部 (5)専門看護師、認定看護師有資格者数 精神看護専門看護師 2 名、感染管理認定看護師 2 名、摂食嚥下障害看護認定看護師 1 名、皮 膚排泄ケア認定看護師 1 名、慢性呼吸器疾患看護認定看護師 1 名、緩和ケア認定看護師 1 名の 8 名が、それぞれの分野で活躍している。また、新たな認定看護師の育成として、日本看護協会 の認知症看護認定看護師養成研修に 1 名合格し 2016 年度受講予定である。 (6)2015 年度の看護部の概要 ① 5 月 1 日 精神科の在宅支援強化に向けて、 在宅支援室が訪問看護ステーションに移行した。 ② 6 月 23 日∼ 26 日、10 月 20 日∼ 23 日 包括的暴力防止プログラム(CVPPP)トレーナー 養成研修を 2 回開催し、計 51 名の修了者を輩出、さらに、フォローアップ研修を開催し、 23 名が受講した。 ③ デイケアでは 11 月よりリワーク(復職支援)プログラムを CBT センターと協力して立ち 上げた。 ④ 院内口腔ケア認定看護師を新たに 7 名養成し延べ 19 名となった。 ⑤ 静脈注射の教育・研修を実施し 26 名の認定者を輩出し、認定者は延べ 156 名となった。 ⑥ 専門看護師・認定看護師がそれぞれの専門分野における専門的知識・技術を教育するため の臨床教育研修を 38 回開催し延べ 368 名が受講した。 ⑦ 医療サービス検討委員会での取り組みは 13 部署で 15 題の取り組みがされ 3 月 23 日に報告 会を開催した。 3)特徴と展望 看護部では、人材育成において院内認定看護師制度を推進している。2014 年度より育成を 開始している院内口腔ケア認定看護師は、認定看護師の補助的役割や病棟で教育的な活動をす ることで看護の質向上に貢献している。2015 年度は院内呼吸器ケア認定看護師と院内行動制 限最小化認定看護師の制度構築にむけた準備をし、2016 年度に運用開始する予定である。院 内認定看護師制度は看護の質の向上に貢献することはもちろんだが、看護師が院内認定を目指 し、院内認定看護師が看護協会の認定看護師を目指すようなキャリアアップモデルとして位置 づけられることを期待する。 病院経営の参画においては、看護単位毎に設定された目標患者数を達成することや入院基本 料算定要件を満たすための取り組みを実施している。 精神科病棟は急性期に特化した機能を持っており、精神科救急病棟と精神科入院基本料 10:1 の病棟で構成されている。それらの算定要件を維持するために、毎朝ベッドコントロー ル会議で算定要件の実績をモニターしながら病床管理を行っている。2015 年度は平均在院日 数 40 日を維持しつつ病床利用率を上げることを意識して取り組み、平均在院日数が 38.3 日(前 年度 37.1 日)、病床利用率が 92.1%(前年度 91.8%)と 2014 年度と比較し良い結果が得られた。 今後さらに病床利用率を上げるためには、認知症への対応など地域のニーズを取り入れた病棟 運営を検討していく必要がある。 一般病棟 7:1 算定病棟においては、 平成 28 年度の診療報酬改定において 「一般病棟用の重症度、 医療・看護必要度」の基準を満たす割合がさらに厳しくなることに対応するため重症度の高い 患者を積極的に受け入れている。また毎週ベッドコントロール会議を開催し、障害者病棟を含 めた病床管理により算定基準維持に努めているが、病床利用率が 87.6%(前年度 84.1%)と低く、 病床利用率を上げるための方策を進めていく必要がある。 看護部が健全な病院経営に貢献するためには、病床利用率の向上と経費節減に積極的に取り 組んでいくことが求められる。その為に適正な人員配置や、効率性、安全性を考慮した業務改 善及び看護方式の検討が今後の課題となる。 85 Ⅳ 業務状況 17 栄養管理室 17 栄養管理室 1)概要 (1)目的 栄養管理室が担う業務は、入院(外来)患者様に食事サービスと医療サービスを適切に提供 することであり、これにより患者様への貢献及び病院の評価を高め経営改善に資する一助とな すと私達は考えている。 (2)主な業務内容 大別すると食事サービスと医療サービスである。 食事サ−ビスは、患者様個々の症状と嗜好に合わせた食事や選択性をもたせたメニュー等に より満足される食事を提供することであり、食事環境として適切な食器の使用や食堂での喫食、 衛生面に配慮し、安心・安全な食事提供も患者様に満足される要素である。 医療サービスは、適切に精度管理された治療食の提供や栄養食事指導、入院栄養管理計画や カンファレンスに参加してコ・メディカルとして栄養サポートチ−ム、褥瘡対策チ−ム、臨床 検査部・栄養管理室合同ラウンドチ−ム、作業療法の一環としての家事技能プログラム・健康 教室プログラム等のチ−ム医療に参画することと考えている。 (3)スタッフ紹介 今泉博文(栄養管理室長)、阿部裕二(第一栄養主任)、と他 5 名の管理栄養士と調理師 4 名 が総合内科部に属し、運営している。 2)実績 (1)全般 2015 年度においては、昨年に続きノロウイルス、 インフルエンザ等が長期間流行した年であった。 また、大きな天候不順が無く、精白米・野菜等の作柄も良好で食材の納品等に支障なく無事 に食事提供できましたことに感謝したい。 (2)入院時食事療養関係 2015 年度入院時食事療養総数 403,082 食(内特別加算食総数 163,196 食)で、特別食の比 率が 40.5%で前年度 40.9%に対して 0.5%下降した。デイケア食においては、 総数 7,902 食であった。 (3)アレルギー除去食対応関係 2014 年度においては、登録アレルギ−コメントで最も多かったのは、卵アレルギ−で、全 体の 2 割を占め、そば、さば、ピ−ナッツ、エビ、カニアレルギ−等であった。また、複合す るアレルギ−除去食が年々増加してきている。 アレルギ−除去食対応述べ患者数は、306 名で述べ提供食数は、約 13,000 食であった。 (4)栄養食事指導関係 全体の個人栄養食事指導件数を疾患別にみると、脂質異常症 38%と最も多く、次いで、糖 尿病 20%心臓病 8%、と多かった。外来患者では、脂質異常症が半数強を占め、糖尿病、肥満症、 を合わせて 81%であった。入院患者では、脂質異常症、心臓病、糖尿病、肥満症で 53.5%を占 めた。 また、 2015 年度個人栄養指導算定件数 2,049 件、 個人栄養指導非算定件数件 657 件で総合計 2,706 件を達成した。 (5)管理栄養士臨地実習受託関係 学生の実習指導等に関しては、養成施設と実習受け入れ施設双方の連携が求められますが、 実務経験者として、後進である管理栄養士・栄養士を目指す学生に指導を行うことは、先輩と しての責務と考える。 東京農業大学、和洋女子大学、城西大学、十文字学園大学、人間総合科学大学、文教大学 7 養成大学を受託し、延べ臨地実習人数 640 名となった。 (6)栄養サポートチーム(nutrition support team:NST) 栄養サポートチーム(NST)は管理栄養士、内科・外科医師、看護師、薬剤師、臨床検査 86 Ⅳ 業務状況 17 栄養管理室 技師により構成され、 主治医からの依頼および血液検査による著明な低栄養状態の患者に介入し、 食事の総カロリーや種類、内服薬、点滴の内容等につき助言を行った。週 1 回 NST 回診を行い、 2015 年度においては、依頼件数 115 件、ラウンド件数 114 件、基礎代謝量測定件数 389 件であっ た。NS T勉強会は、3 回開催した。 (7)臨床検査部・栄養管理室合同ラウンドチ−ム 定期生化学検査・心電図検査・腹部エコ−検査の実施推進による生活習慣病等を含む身体疾 患と精神・神経疾患の改善をめざすとともに、チ−ム医療における栄養管理からのアプロ− チによる患者の入院から退院までとその後の通院、在宅までのト−タル支援の一助になるた めに臨床検査部・栄養管理室合同ラウンドチ−ムを発足した。対象は当院入院患者で、スク リ−ニングにより検査項目 AST、ALT、γ -GTP、UA、BUN、CRE、K、GIu、HbA1c、 T-CHO、TG、HDL-C、LDL-C に対し異常値あるいは、入院時検査が実施されていない患者 のリストを作成する。そのリストを基に病棟師長と主治医に対して、各種提案を実施して、そ の内容を電子カルテの掲示板へ入力とした。 合同ラウンド病棟は、重度心身障害者病棟を除く全病棟とした。なお、ラウンド実施者は、 臨床検査部長(精神科医長)・総合内科部長(循環器科医長)・臨床検査技師長・栄養管理室長 の 4 名で実施した。2015 年度における実績は下記のとおりである。 ① ラウンド実施件数 45 件 ② ラウンド時提案件数 568 件 ③ 病名登録(病名確定)252 件 ④ 追加検査提案件数(血液検査・生理検査含む)222 件 ⑤ 食事変更提案件数 98 件 ⑥ 栄養指導提案件数 534 件 また、臨床検査部・薬剤部・栄養管理室合同ラウンドチ−ム(外来患者バ−ジョン)におい ては、糖尿病と高脂血症治療薬を処方されている患者リストから、血液検査と栄養指導有無を 確認後外来主治医に各種提案を電子カルテの掲示板に入力を実施した。 2015 年度実績は各種提案掲示板入力実施患者数 296 件であった。 3)特徴と展望 栄養管理室は、当院の対象疾患である精神疾患、神経難病、筋疾患等で不規則になりがちな 生活習慣および栄養管理上の諸問題に対してチ−ム医療を基本とし、貢献していきたい。 総合内科部栄養管理室 入院時食事療養数等 入院 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 食事療養数合計 ( 食 ) 504,829 482,341 456,403 387,208 362,334 387,225 392,634 388,899 404,521 403,082 加算特別食 ( 食 ) 95,810 95,190 103,815 111,895 125,058 167,372 177,215 167,187 165,484 163,196 特別食加算率 19.0% 19.7% 22.7% 28.9% 34.5% 43.3% 45.3% 42.9% 40.9% 40.5% デイ・ナイトケア 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 デイケア食(食) 10,068 ナイトケア食 (食) 8,968 7,314 7,934 551 690 942 984 9,705 13,941 13,941 9,889 8,254 7,902 栄養管理実施加算状況 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 栄養管理実施加算件数 157,073 149,621 143,455 134,176 115,733 122,078 管理栄養士臨地実習受託状況 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 延べ実習人数 60 60 60 100 292 474 425 520 380 640 87 Ⅳ 業務状況 18 臨床研究推進部 18 臨床研究推進部 1)概要 (1)目的 病院における臨床研究の強化を図るために、治験管理室の機能に加え、臨床研究データの品 質管理などを担う臨床研究推進部が 2013 年 10 月 1 日に設置された。具体的には、適切な研究 計画の実施や正確な評価の促進などに関わる「臨床研究・治験推進室」、臨床研究の実施体制 や品質管理に関する支援を行う「研究管理・調整室」の 2 つの部門からなる。なお、品質管理 に関する業務は 7 月より TMC で行うことに変更された。 (2)主な業務内容 ① 臨床研究・治験推進室 臨床研究コーディネーター(CRC)による各科の臨床研究支援に参加された患者のサポー ト、製薬会社との対応、臨床試験審査委員会の事務局業務、治験薬の管理業務、関係資料 の保管・管理 ② 研究管理・調整室 多施設共同臨床研究において NCNP 内に設置される中央事務局の支援、病院臨床研究推 進委員会事務局の業務。 (3)スタッフ紹介 臨床研究推進部長:小牧宏文(医師)、①臨床研究・治験推進室長:中村治雅(医師)、副臨 床研究・治験推進室長:山岸美奈子(薬剤師) 、臨床研究・治験推進係長:藤生江理子(看護師)、 臨床研究・治験推進主任:吉安美和子(薬剤師) 、臨床研究コーディネーター:15 名、ローカルデー タマネージャー 1 名、事務:5 名 ②研究管理・調整室長:小牧宏文(併任・医師) 、研究管理・ 調整室 副師長:近藤保代(看護師)、事務:2 名 2)実績 (1)治験などの実施件数および症例数 2015 年度の治験実施状況は、総契約課題数 65 件、実施症例数 222 例(うち国際共同治験 113 例)。 医師主導治験については 4 件(うち、早期探索的臨床試験 2 件)実施し、デュシェンヌ型筋ジ ストロフィー対象の 2 試験は 11 月末に終了報告を提出した。また First in Human 試験として、 企業治験を契約締結した。 (2)患者および国民への治験の啓発 治験市民講座として 2015 年 9 月に「うつ病治療の最前線・そして未来へ」、2016 年 3 月に「発 達障害の診断と治療の最前線」を開催し、治験に関する普及啓発に努めた。 (3)NCNP 主幹の多施設共同臨床研究の支援 多施設共同臨床研究の中央事務局 2 つを支援。現在も支援継続中である。 3)特徴と展望 精神・神経・筋疾患における革新的な治療法を開発することが当センターに期待されており、 研究所で見出したシーズをヒトに初めて投与する早期探索的臨床試験や医師主導治験も実施し てきた。今後は国際的枠組みも視野に入れた多施設共同臨床研究への、当センターの積極的な 関与を支援・推進することがさらに求められていくであろう。引き続き臨床研究・治験の円滑 かつ効率的な運営・実施、多施設共同臨床研究の推進を目指していきたい。 88 Ⅳ 業務状況 19 医療安全管理室 19 医療安全管理室 1)概要 (1)目的 医療安全管理室は、平成 16 年に組織横断的に院内の医療安全を担うため設置された。 (2)主な業務内容 ①医療事故情報の収集分析、②事故調査と対策の立案、③教育研修、④予防活動、⑤医療機器 安全管理、および⑥医薬品安全管理 (3)スタッフ構成 医療安全管理室長(瀬川 和彦 総合内科部長)、医療安全管理係長(梅津 珠子 看護師 長) 、感染管理認定看護師(小澤 慎太郎 副看護師長)、医療機器安全管理責任者(安田 聖 一 臨床工学技士)、医薬品安全管理責任者(田島 芳夫 薬剤部長) 2)実績 (1)医療事故件数と対応 2015 年度に報告されたヒヤリハットの件数は 2689 件で、その内訳は多い順に内服、転倒転 落、食事であった。アクシデントの件数は 48 件で、その内訳は多い順に転倒転落、怪我、チュー ブ管理であった。今年度の特徴としては、患者影響レベルⅢb以上が 48 件と 2014 年に比べて 7 件増加しており、転倒転落は 18 件で前年度より 3 件増加、怪我が 9 件と前年度より 5 件減少 している。チューブ管理は前年度 0 件が 6 件と増加している。また自傷・自殺行為等は 5 件と 前年度と同じ。チューブ管理については、医療者の確認と注意を徹底することを周知している。 (2)医療安全のための委員会の開催 ・医療安全管理委員会を、毎月開催した。 ・リスクマネジメント部会は月 1 回(8 月以外)開催した。 医療事故防止を目的に部会を転倒転落・内服・医療機器・チューブ管理・患者間違いの 5 つ のワーキンググループに分け活動をした。 (3)医療安全対策予防及び周知 ヒヤリハットニュースを 16 回発行した。 医療安全研修を 51 回実施した。(詳細は V 研修・教育を参照) 3)特徴と展望 当院における医療安全管理の特徴は、対象疾患である精神疾患、神経難病、筋疾患等で生じ やすい医療安全上の課題に対応して発展してきた。主に転倒転落、怪我、自殺についてである。 転倒転落に関しては、入院時過去 1 年間の転倒歴や対策について、電カル掲示板で情報共有が できる確認方法で転倒転落防止に努めた。また環境面では、緩衝マットや離床センサーの積極 的な活用について現場で指導を行い必要な備品の調査も行った。今後は転倒転落に対する適切 なアセスメントと予防を実践することで、転倒しても怪我をしない対策に努める。怪我につい ては、当院の特徴を踏まえた日頃のケアの注意点、観察のポイントについて整形外科医による 研修会を定期開催している。自殺予防については、職員の研修教育を行っている。また、自殺 アセスメントシートを見直し、適切なアセスメントのもと自殺予防対策を行っていく。 医療安全対策の標準化を推進するとともに、医療安全の質の向上を目的に NC 全体で医療安 全相互チェックの実施がされた。今後も継続的に課題の達成に向けて医療安全の質向上を目指す。 89 Ⅳ 業務状況 20 院内感染防止対策委員会 20 院内感染防止対策委員会 1)概要 (1)目的 当院における院内感染症(疑いを含む)の発生を未然に防止するとともに、感染症が発生し た場合は、その対応を、迅速かつ適切に行うことにより速やかに終息を図ることを目的とする。 (2)主な業務内容 当院の院内感染に関する①調査及び防止対策の立案、②防止対策の実施及び指導、③職員の 教育及び研修、④情報収集及び広報、⑤マニュアル作成、⑥その他必要と認められる事項を行う。 (3)スタッフ構成 財務経理部長(中澤)、総務課長(平田)、医事室長(西沢智明)、医事専門職(谷口和則)、入院・ 外来係長(山谷浩)院長(水澤英洋)、副院長(中込和幸)、各診療部長 5 名、感染防止推進部 会長(三山健司) 、薬剤部長(田島芳夫)、栄養管理室長(今泉博文)、臨床検査技師長(内野厳治)、 感染対策担当薬剤師 1 名、臨床検査技師(細菌検査担当)1 名、看護部長(牛島品子)、副看護 部長(西村武彦、岡田伸二)、医療安全管理者 1 名、感染管理認定看護師 1 名 2)実績 (1)感染症対応 2015 年度に対応した代表的な感染症事例は A 群β溶連菌感染症の精神科集団発生(対象者: 15 名)であった。 針刺し事例は 25 名が対象(針刺し 7 名、切創 2 名、血液曝露 4 名、咬創 3 名、引っ掻き 9 名) (2)感染管理のための委員会の開催 院内感染防止対策委員会は毎月開催し、規定・マニュアルを 26 項目(36 回)改訂した。 感染防止推進部会と看護部感染対策委員会は月 1 回同日に開催。全部署への感染対策活動の 周知、実践を目的に開催し、環境ラウンド、感染症対策教育を行った。 (3)感染対策及び周知 ICT ニュースを 26 回、その他感染症関連情報を 43 回発信した。 (4)感染対策研修 全職員対象の研修を 2 回開催し、共に合格率 100%であった。 (5)診療報酬に対する取り組み 感染管理対策加算Ⅰに対する取り組みとして、公立昭和病院と連携し、加算Ⅱの 5 施設対象 に地域連携カンファレンスを年 6 回開催(うち主催は 2 回、共催が 2 回)。 感染防止対策地域連携加算に対する取り組みとして、公立昭和病院・多摩北部医療センター と、相互ラウンドを実施。 3)特徴と展望 当院における感染対策の特徴として、免疫抑制剤の使用や神経難病・筋疾患等の影響による 易感染患者や、理解力・認知力の低下が著しい精神疾患患者といった対象者の特性を常に考慮 して対応する必要性が挙げられる。 易感染患者の存在は感染症の単発事例のみならず、院内でのアウトブレイクを引き起こすリ スクが高いと考えられる。そのため当院においては、感染症発生時の迅速かつ適切な対応を行 う上で、こういった現状を常に考慮しなければならない。 精神疾患患者に対しては、セルフケア能力の低下が引き起こす感染症発生のリスクも大きい ため、患者教育が非常に重要になる。これまでも病棟のリンクスタッフを中心に、精神科病棟 においては手洗い指導を毎年実施しているが、今後も継続しアウトブレイクの予防に努める必 要がある。 院内の感染対策は、発足後 12 年目を迎えた ICT が中心となり活動している。感染症対策に 関してのリーダーシップは ICT が担っているが、各部署でのリーダーシップはリンクスタッ フに負うところが大きい。そのためにも、感染防止推進部会を通し、メンバーの育成に注力し ていきたい。 90 Ⅳ 業務状況 21 療育指導室 21 療育指導室 1)概要 (1)目的 児童福祉法における「医療型障害児入所施設」での契約及び措置による重症心身障害児・肢 体不自由児(進行性筋ジストロフィー症)、障害者総合支援法における「療養介護」での契約 による重症心身障害者・進行性筋ジストロフィー症者への身体能力、日常生活能力の維持・向 上、レクリエーション活動等の社会参加活動、コミュニケーション等を支援するとともに、利 用契約者の自己実現を支援することにより、生活の質(QOL)の向上を図ることを目的とする。 (2)主な業務内容 医療と福祉そして教育が連携しながら行うことを基本とし、サービス等利用計画に基づいて 作成された個別支援計画にから利用契約児・者の成長発達の促進や QOL の向上、さらに自己 実現への支援を行っている。 その中で児童指導員は、利用契約者の活動に必要不可欠な社会資源の利用と、行政機関、院 内各部門、利用契約者家族、後見人、地域社会等との連絡調整や相談を通して支援を行ってい る。また、サービス管理責任者として個別支援計画作成の中心的役を果たしている。 保育士は、日中活動支援の中心となり、療育活動や様々な行事を通して生活経験の拡大を図 るとともに、心身の安定と体調に配慮しながら生活範囲の拡大や生活支援を行っている。また、 児童発達管理責任者として個別支援計画作成の中心的役を果たしている。 (3)スタッフ構成 小児神経診療部長(佐々木征行)、療育指導室長(今井雅由)、主任保育士(鈴木志保子)、 児童指導員 3 名、保育士(常勤 4 名、非常勤 5 名) 2)実績 (1)医療型障害児入所施設・療養介護(重症心身障害児・者) 身体的機能、年齢、能力に配慮した生活リズムの獲得、嚥下機能の改善と摂食支援、姿勢保 持を考慮した車椅子作製等の ADL 支援、生活空間の拡大、社会や地域、人との交流を目的と した誕生会、季節行事、バス遠足、グループ活動を実施した。また残存機能の維持や感受性の 維持向上を目的とした集団療育や個別支援を実施する中で QOL 向上につながる支援を実施した。 (2)医療型障害児入所施設(進行性筋ジストロフィー症児) 学習支援や趣味の活動への支援、社会や地域、人との交流をバス遠足や外出活動、季節行事 を実施。また精神面への支援、自己実現を目的とした個別活動への支援を行った。 (3)療養介護(進行性筋ジストロフィー症者) 利用者の多くが人生の中途で病気となり在宅での生活が困難となって入院に至っている為、 利用者御自身の自主性を尊重し、療養介護生活の拠点として、豊で文化的な生活が送られるよ う余暇活動の支援や行事を実施した。また医療・看護と連携しながら外出支援を実施した。 3)特徴と展望 個別支援計画に基づき、成長発達を促すこと、QOL の向上に向けたサービスを提供してい くことが大きな特徴である。今後とも障害福祉制度変革に対応する中で、院内各部門との連携 及び院外各機関と連絡調整を図りながら QOL の向上と、様々なニーズに対応していきたい。 特に 2016 年(平成 28 年)4 月 1 日施行予定である障害を理由とする差別の解消の推進に関する 法律への対応は重要課題である。また高度専門医療センターとしての情報発信を進めたいと考 える。 91 Ⅳ 業務状況 22 アドボカシー委員会 22 アドボカシー委員会 1)概要 (1)目的 アドボカシー委員会は、患者さんと家族からの苦情・要望・その他の相談をうけて、病院と してその権利擁護等を図るために組織された。事務局は医療福祉相談室である。 2008 年 8 月 1 日より、当院利用者(患者さんと家族)等の苦情・要望、相談、医療安全に関 する問題に対応するために総合相談室運営委員会が組織され、「医療なんでも相談窓口」が設 置された。2011 年 4 月 1 日より、医療福祉相談室が窓口となった。2011 年 7 月 1 日に、当院の アドボカシー機能(患者の権利擁護機能)をより強化するために総合相談室運営委員会を廃止 し、アドボカシー委員会がスタートした。 (2)主な業務内容 アドボカシー委員会は月 1 回開催される。 患者・家族の相談等は医療福祉相談室が受け止める。ただし、患者・家族は直接に医事室他 の部門に申し出ることを妨げない。医事室での対応、および「ご意見箱」による投書を含めて、 アドボカシー委員会で対応を協議し、適切で整合性ある対応をはかっている。 なお、相談内容によって医療安全管理が必要な場合には、医療福祉相談室長は受付・報告書 を医療安全係長に報告している。また、苦情それ自体は適法な主張であるが、暴行脅迫等犯罪 的な態様や内容をともなう場合は違法性を帯びてくる。その場合には、迷惑行為防止対策委員 会との連携をはかっている。 (3)スタッフ構成(2015 年 4 月 1 日) 委員長(中込和幸副院長)、委員は外来部長(中川栄二)、精神科外来医長(吉田寿美子)、 看護部長(牛島品子)、副看護部長(岡田伸司)、医療安全管理係長(梅津珠子)、外来師長(武 藤直子)、医事室長(西沢智明)、医療福祉相談室長(漆畑眞人)、医療福祉相談室職員(月当 番制常勤室員全員)、総務係長(上野明宏)。 2)実績 2008 年以降の医療なんでも相談窓口と 2011 年度以降の医療福祉相談室で受けた苦情要望の 件数は、以下のとおりである。 2015 年度 2014 年度 2013 年度 2012 年度 2011 年度 2010 年度 2009 年度 2008 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 0 1 3 0 1 1 1 2 1 1 1 1 2 1 3 0 2 0 0 0 1 1 0 5 0 2 3 2 0 0 1 0 0 0 1 3 3 1 4 3 4 3 4 1 4 0 1 0 5 1 3 0 0 2 2 5 1 0 2 6 3 2 3 0 3 5 3 2 2 0 2 5 5 2 2 5 0 3 1 2 3 4 3 2 3 3 5 0 4 5 6 3 計 13 15 12 28 27 30 32 29 3)特徴と展望 医療福祉相談室が医療なんでも相談窓口を引き継いで以降、苦情要望の件数は減少した。精 神保健福祉士および社会福祉士(医療ソーシャルワーカー、以下MSW)が受容傾聴しつつ整 理していくと、相談者の言いたい内容が解きほぐされていく。MSWは、医療を受ける権利な どの生存権や自由権等を擁護して生活の安定を図ることを目指しており、単に不満を聞いてい わゆるガス抜きをして終了させることはない。当院の「アドボカシー委員会」システムも院内 の苦情解決機構として有効に機能している。 なお、平成 24 年度の診療報酬改定で「患者サポート体制充実加算」が新設された。全国的 にもアドボカシー委員会の業務標準化と均てん化が求められていることから、当病院での実践 を全国に発信できるように質を高めていきたい。 92 Ⅳ 業務状況 23 医療情報室 23 医療情報室 1)概要 (1)目的 2010 年度の新病院オープンと同時に稼働開始した病院情報システム(電子カルテシステム・ オーダリングおよび部門システム)の構築・運用・管理を行うために設置された部署である。 (2)主な業務内容 電子カルテシステムをはじめとする病院情報システムの運用管理、利用者からの操作問い合 わせ・障害連絡対応、システム改善に向けた課題・要望案件の対応、診療データ二次利用によ る診療および臨床研究支援などの業務を行っている。 (3)スタッフ構成 医療情報室長:波多野賢二 ほか業務委託オペレータ 2 名 2)実績 (1)病院情報システムの運用 平日日中は業務委託オペレータ 2 名による体制で、利用者から電話やメールで寄せられる操 作に関する問い合わせ・障害連絡等への対応を行っている。それに加え、システム運用維持に 欠かせない利用者管理、サーバ・ネットワークおよび端末管理・マスタメンテナンス等の業務 を実施している。2015 年度は、 全システム停止につながるような大きなトラブルの発生もなく、 メンテナンス作業による若干の停止を除き、ほぼ全日のシステムの連続稼働を果たした。 (2)システムの環境整備と改善に向けた取り組み 利用者から寄せられる、システムに関する問題点、改善が望まれる要望は、システム課題と して進 管理し、逐次システムベンダと協議を重ね対応を進めている。定期的に課題の対応状 況のチェックを行い、病院情報委員会等で報告を行っている。さらに、来年度に予定されてい るシステムの全面更新に向けて、病院各部門への聞き取りを行い、次期システムの仕様策定に 着手している。 (3)情報システム利用者研修 毎年 4 月の新採用者オリエンテーションにおいて、集合講義形式の研修を実施している。研 修では、端末の操作方法に加え、診療情報セキュリティについて利用者への周知を行っている。 (4)データ二次利用による診療・臨床研究支援 医療研究センターの病院部門として、病院情報システムに日々蓄積される診療データを二次 利用し、診療および臨床研究を支援する取り組みを行っている。NCNP バイオバンク等の臨 床研究情報システムと電子カルテシステムの情報連携環境の整備を進め、臨床研究データベー スに向けての患者の臨床情報の抽出・送信の仕組みを稼働させている。 3)特徴と展望 精神神経領域の高度先進医療と疾患研究を担う当センターのミッションに対し、情報技術の 面から貢献することが当室の役割である。電子カルテを含むフルパッケージの病院情報システ ムの運用を担いつつ、研究部門との情報連携支援も担当する部署としては、マンパワーも利用 できるリソースも大変限られているのが現状であるが、可能な範囲で目標達成に向け努力して いきたい。 93 Ⅳ 業務状況 24 教育 ・ 研修室 24 教育・研修室 1)概要 (1)目的 各科における初期・後期臨床研修医への教育を円滑に行うために、病院としての体制の構築、 支援を行うことを目的としている。 (2)主な業務内容 主な業務内容は、初期臨床研修医を協力型病院として受け入れること、後期臨床研修医受け 入れのために、レジデント教育プログラムの作成、レジデントリクルート、レジデント採用の 選考などである。 (3)スタッフ構成 教育・研修室長 2011.4.1 ∼ 2011.10.31 大和滋(総合内科診療部長) 、2011.11.1 ∼有馬邦正(第 一精神診療部長、特命副院長、副院長)、2014.4.1 ∼中込和幸。 2)実績 (1)初期臨床研修医の受け入れ 初期臨床研修医の教育に関して、当センターは協力型病院に指定されており、基幹型病院で ある災害医療センター・公立昭和病院・東京北医療センター・多摩北部医療センターの 4 施設 から精神科 24 名を受け入れた。 (2)後期臨床研修医の受け入れ 平成 27 年 10 月から 12 月にかけて合計 3 回の後期臨床研修医採用試験を実施した。平成 28 年 度の新規採用レジデント・チーフレジデント・上級専門修練医総数は、 精神科 6 名、神経内科 6 名、 放射線科 3 名、小児神経科 8 名、司法精神医学 1 名、リハビリテーション科 1 名で合計 25 名であっ た。平成 28 年 3 月時点でレジデント 50 名、チーフレジデント 6 名、上級専門修錬医 1 名であった。 3)特徴と展望 精神神経領域の専門医を育成することは当センターの重要なミッションである。また、当セ ンターで専門教育を受けた医師らが全国で活躍することは医療の均てん化に繋がる。レジデン トの教育は各科に任せられている状況であるが、当室としては、当センターの特徴を生かし、 全体としてのシステムの改善、研修環境の整備などに取り組んでいきたい。 94 Ⅳ 業務状況 25 病院臨床研究推進委員会 25 病院臨床研究推進委員会 1)概要 (1)目的 平成 24 年度に NCNP 発のシーズによる医師主導 First in human 試験が開始され、平成 25 年 度にも新たな First in human 試験が開始された。その他にも多くの侵襲を伴う介入研究が当 院で行われるようになった。病院臨床研究推進委員会は、これらの臨床研究のさらなる推進の ため、安全性の確保と実施体制の問題を解決することを目的とする。 (2)主な業務内容 当該研究の安全性、当院での実施体制(実施するために必要な手順、必要な準備などの助言 を含む)の検討。 (3)スタッフ構成 委員長は、中込元副院長(現 精神保健研究所長)が務め、平成 28 年 1 月 1 日より岡崎特命 副院長が務めている。水澤院長、村田副院長、三山特命副院長、小牧臨床研究推進部長、牛島 看護部長、小川企画医療研究課長の計 7 名で委員を構成し、近藤臨床研究推進部研究管理・調 整室副看護師長が事務を担当している。 2)実績 原則的に毎月第 4 金曜日 8 時から 9 時まで開催された。平成 27 年度は、審議事項として 8 件、 報告事項として 14 件が取り上げられ、安全性、実施体制に関する検討が行われた。 3)特徴と展望 今後ますます、当院で臨床研究を安全かつ適切に推進するために、研究課題そのものについ ての検討とともに、当院として研究を推進しやすい環境を整えるための議論を進め、対応策を 打ち出していく予定である。 95 Ⅳ 業務状況 26 筋疾患センター(Muscular Disease Center) 26 筋疾患センター(Muscular Disease Center) 1)概要 (1)目的 筋疾患の診療を包括的に行う、多部門多職種が連携した診療・研究チームである。当センター は、数十年にわたる筋疾患の診療、研究の実績を有しており、また 40 年以上にわたり運営さ れてきた筋ジストロフィー研究班でも中心的な役割を担ってきた。筋疾患センターは、それら の経験をもとに、集学的(multidisciplinary approach)な手法を用いて、筋疾患の医療の進 歩に貢献していくことを目的としている。 (2)主な業務内容 多部門連携の診療体制の構築、専門外来(小児神経診療部、神経内科診療部、身体リハビリ テーション部、整形外科など)、症例検討会、市民公開講座、トランスレーショナルリサーチ を念頭においた病院、研究所、トランスレーショナル・メディカルセンターと密に連携した研 究グループを構築し、臨床研究・治験を強力に推進している。 (3)スタッフ構成 筋疾患センター長(小牧宏文)、 小児神経診療部(小牧宏文、佐々木征行、石山昭彦、竹下絵里、 本橋裕子)、神経内科診療部(大矢寧、森まどか、村田美穂)、身体リハビリテーション部(小 林庸子、佐藤福志、岩田恭幸、矢島寛之)、外科(三山健司)、飲みこみ外来(山本敏之)、歯科(福 本裕)、メディカルゲノムセンター・遺伝カウンセリング室(後藤雄一、竹下絵里、杉本立夏) 、 臨床研究推進部(太幡真紀、中村治雅、小牧宏文)、トランスレーショナル・メディカルセンター (小牧宏文、木村円、竹内芙美)、神経研究所疾病研究第一部(青木吉嗣、西野一三、武田伸一) 2)実績 (1)診療 日本全国から筋疾患の診療の紹介をうけている。日本の筋病理診断センター的な役割を担っ ている。当センター神経研究所疾病研究第一部と病院が連携し、最新の知見に基づく正確な診 断を提供している(小児神経診療部、神経内科診療部)。毎月第 4 火曜日に専門外来(小児神 経診療部、神経内科診療部、整形外科、身体リハビリテーション部)を開設している。またそ の時間にあわせて家族、患者同士のコミュニケーション、自立活動をはかるためのプログラム も行っている。噛み合わせが悪い、口腔ケアなどの問題に対する歯科治療を提供している (歯科)。 安静時エネルギー消費量などをもとに客観的な評価も利用し、栄養士などによる栄養相談を提 供している(小児神経診療部、 神経内科診療部、 栄養管理室)。誤嚥や飲み込みの問題に対して 「の みこみ外来」による正確な評価と対応を検討している(のみこみ外来)。経口摂取のみでの栄 養維持が困難となった場合など、外科を中心とした胃ろうの造設・管理を行っている(外科)。 筋疾患に対して適切な整形外科的対応を提供している(整形外科)。筋疾患をもつ麻酔にはい くつかの注意点があるが、病態に応じた適切な麻酔を提供している(麻酔科) 。当院通院患者・ 家族が主体となって運営している筋ジストロフィー家族会の運営をサポートしている。患者会 主催の患者相談会、患者家族対象とした外部講演会(東筋協、遠位型ミオパチー患者会、日本 筋ジストロフィー協会、保健所主催の講演会など)、患者会誌などへの医療情報提供を行って いる。 (2)合同臨床検討会(Clinical myology conference)(詳細はⅤ教育・研究を参照) 研究所(疾病研究第一部)、病院(神経内科診療部、小児神経診療部、身体リハビリテーショ ン部など)との合同の臨床カンファランスを実施した。 96 Ⅳ 業務状況 26 筋疾患センター(Muscular Disease Center) (3)論文、講演 原著論文、総説、講演など多くの実績がある。重複するので、各科の業績を参考のこと。 (4)市民公開講座 医療の均てん化を目標に年 1 回開催している。今年度は 6 月に開催し、 約 132 名の参加者のもと、 講演、ハンズオン(実技指導、医療相談)を行った。 (5)臨床研究 研究所と病院、トランスレーショナル・メディカルセンターが緊密に連携し、希少疾病であ る筋疾患の臨床試験を含む先進医療を開発していくための体制作りを 2007 年より行っている。 治験に向けた準備の一環として、筋ジストロフィー研究班を通して筋ジストロフィー患者登録 システムの計画立案と実施に参画している。本システムはジストロフィン異常症患者対象とし て 2009 年 7 月より正式に稼働を始め、当センターにある筋ジストロフィー患者登録センターが 管理運営を担当している(Remudy)。登録患者数は 1500 名を越えている。現在は縁取り空胞 を伴う遠位型ミオパチー、筋強直性ジストロフィーでも登録事業を継続している。臨床試験に 備えるべく、難治性筋疾患の実態調査研究を行っている。米国小児医療センターを中心とした 筋ジストロフィー臨床研究グループ(CINRG)の正式メンバーとなり、エクソンスキップの 治験などを推進していく基盤体制作りを行っている。ヨーロッパの神経筋疾患臨床研究グルー プ(Treat-NMD)との連携を積極的に行っている。アジア・オセアニア筋学センターならび に世界筋学会で中心的な役割を果たし、先端医療情報の交換を積極的に行っている。研究所と 病院内のみでなく、規制当局(厚生労働省や医薬品機構などの医薬品の認可を担当する組織) や製薬企業などとも積極的に意見交換を行っている。Treat-NMD、Newcastle 大学との共同 研究で、ジスフェルリノパチー臨床アウトカム研究を行っている。デュシェンヌ型筋ジストロ フィーにおける心臓イベントの発生と予防に関する国際共同研究を行っている。ベッカー型筋 ジストロフィーと精神疾患の臨床研究を精神科、臨床検査部、神経研究所、トランスレーショ ナル・メディカルセンターなどと共同で実施している。筋ジストロフィー臨床試験ネットワー クを 2012 年 12 月に発足させ、 当センターでネットワーク事務局を運営している。筋ジストロフィー 臨床試験ネットワークを用いた運動機能評価に関わるアウトカムメジャー多施設共同研究を実 施している。 3)特徴と展望 筋疾患センターは多部門が有機的に連携した活動を展開している。当センターの特徴を生かし、 診療、臨床研究、トランスレーショナルリサーチの推進が図れていると考えている。筋ジスト ロフィー臨床試験ネットワークと Remudy が連携することで、医師主導治験や治験の患者組 み入れに貢献した。今後は国が推進しているクリニカル・イノベーション・ネットワーク構想 を見すえ、国立精神・神経医療研究センターが筋疾患における医薬品開発に今以上に寄与でき る体制の実現を目指していきたい。 97 Ⅳ 業務状況 27 てんかんセンター 27 てんかんセンター 1)概要 (1)目的 てんかんは、乳幼児・小児から成人・高齢者に至る様々な年令層に発症する非常に多い神経 疾患であり(全国 100 万人)、てんかん医療の発展には、乳幼児から高齢者までの幅広い年令 層を対象とする幅広い診療科横断的な対応と、病態解明のための神経科学研究、社会医学的対 応が不可欠である。当てんかんセンターは、てんかんの診断・治療・研究・教育及び社会活動 に関わる包括的な医療・研究事業を全センター的に推進するために設立され、センター内の各 部門の協力の下、小児神経科・精神科・脳神経外科・神経内科のてんかん専門医が連携し、診 断から薬物治療、外科治療までの高度なてんかん専門医療を行い、外科手術を含めた早期の適 切な治療を行っててんかんによる脳障害の発生を未然に防ぎ、小児では発達障害の改善と予防、 成人では生活の自立と就労等、QOL 向上を目指し、研究所と連携しててんかんの原因や病態 の解明を目指している。 (2)おもな事業内容 ①難治てんかんの診断と治療、リハビリテーション、②てんかんに関する基礎および臨床研 究の推進、③多施設共同研究・臨床治験の推進、④新規治療技術の開発、⑤てんかん専門医及 びコメディカルの育成、⑥てんかんの社会啓発、⑦地域診療ネットワークの構築、⑧国内外の 学会及びてんかん診療施設との協力活動、等を行ってきている。 (3)スタッフ構成 てんかんセンター長:大槻泰介(脳神経外科部長)、2016 年 1 月より須貝研司(小児神経科 主任医長)小児神経科:佐々木政行(部長)、中川栄二(外来部長)、齋藤貴志(医長)、石山 昭彦(医師) 、 竹下絵里(医師) 、 神経外科:高橋章夫(医長)、開道貴信(医長)、金子 裕(医師)、 池谷直樹(医師)、精神科:岡崎光俊(部長)、渡邊裕貴(医長)、渡邊さつき(医師)、村田佳 子(上級修練医)、病理部:齋藤裕子(医長)、看護部:大柄昭子(3 南師長)、大桑朋子(3 南 副師長)、山口しげ子(4 南師長)、検査部:近野さつき(脳波検査技師)、医療福祉部:漆畑 眞人(室長) 、 疾病研究二部:伊藤雅之(室長)、病態生化学:星野幹雄(部長)、田谷真一郎(室長) 、 早瀬ヨネ子(研究員)、知的障害研究部:稲垣真澄(部長)、安村 明(研究員)、IBIC 画像研 究部:花川 隆(部長) 2)実績 (1)診療 平成 27 年 1 月∼ 12 月におけるてんかんの外来新患数は合計 875 名(小児神経科 321、脳神経 外科 203、精神科 351)、新入院患者数は合計 804 名(小児神経科 467、脳神経外科 131、精神科 206)、てんかん外科手術件数は 74 件(うち小児 50 件)であった。ビデオ脳波モニタリングの 症例数は合計 527 名(小児神経科 332、脳神経外科 84、精神科 108、神経内科 3)、のべ件数は 1664 件(小児神経科 800、脳神経外科 306、精神科 547、神経内科 11) 、平均検査日数は、小児 神経科 2.4 日、脳外科 3.6 日、精神科 5.1 日、神経内科 3.7 日であった。手術検体 42 件を病理お よび研究所に提出した。 年度別てんかん外来新患数 1200 ⢭⚄⛉ ⬻እ⛉ 1000 年度別てんかん入院数 900 ⢭⚄⛉ 800 ⬻እ⛉ ᑠඣ⛉ 700 800 ᑠඣ⛉ 600 500 600 400 400 300 200 200 100 0 0 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 98 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 Ⅳ 業務状況 27 てんかんセンター 年度別手術件数 80 70 ㏞㉮⚄⤒่⃭ 㢌ෆ㟁ᴟ␃⨨ ᐃ䞉จᅛ ⬻ᱱ㞳᩿ ከⴥ䞉༙⌫㞳᩿ 60 ⓶㉁ษ㝖 50 40 30 20 10 0 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (2)教育 毎週、症例検討会、手術症例検討会、てんかん朝ゼミを各 1 回、てんかん外科 CPC を月に 1 回開催し、診療内容容の向上とレジデント教育を行っている。27 年度、当センターレジデン ト出身者 8 名(小児神経科 7、精神科 1)がてんかん専門医を受験し、全員合格した(43/50 名 合格)。看護師 2 名が専門性の高い全国てんかんセンター協議会のてんかん診療ツール作成委 員として活動した。 (3)研究 1)診療情報の解析(小児、精神、脳外、放射線)、2)手術検体の病理学的、遺伝子学的研究(病理、 疾病研究二部、脳外)、 3)脳磁図解析(脳外、小児、精神)、発達・行動解析(小児、知的障害部)、5) 当施設が主導した国際多施設共同研究(Far East Asian Survey for Catastrophic Epilepsy in infancy and childhood)の論文発刊、6)病院部門の原著論文は、PubMed 掲載論文数は 5 本、 医学中央雑誌掲載論文数は 4 本、7)てんかん関連データベースの作成:2005 年 4 月∼ 2016 年 12 月の小児神経外来の新患のうちてんかん、けいれん性疾患、熱性けいれんを示すもの 2941 名、新病院開設の 2010 年 9 月末∼ 2015 年 10 月までの 3 南病棟の入院の小児神経科患者実数の うちてんかんを示すもの 1029 名を抽出し、臨床情報を入力。2011 年 1 月∼ 2015 年 11 月までの てんかんセンター新患台帳 4878 名(小児神経科 1558、脳神経外科 973、精神科 2256)、入院台 帳 3476 名(小児神経科 1804、脳神経外科 539、精神科 1133)を作成。 (4)社会活動・政策への貢献 大槻前てんかんセンター長の尽力により、全国てんかん診療ネットワークの構築(機能明示、 約 1100 施設)、全国てんかんセンター協議会の設立と中心的運営、てんかんアクションプラン の提言を行い、厚労省のてんかん地域診療連携体制整備事業の開始、長時間脳波と脳波判読料 の大幅な増点となった。厚労科研費による希少難治てんかんレジストリ研究班で扱った 27 の 疾患のうち、20 の難治てんかんが平成 27 年度からの指定難病となり、その中の 2 疾患を難病 センター web サイトで担当した。 日本てんかん学会、 国際抗てんかん連盟の様々な委員会活動に委員長、委員として参加し、また、 日本のてんかん学会、小児神経学会、神経学会の 4 つのてんかん関係ガイドライン作成に参画した。 3)特徴と展望 当施設の特徴は、小児神経科・脳外科・精神科・神経内科という幅広い領域の日本てん かん学会専門医を 14 名(うち、指導医 7 名)擁し、また、3T-MRI2 台、PET、SPECT2 台、 MEG、NIRS、ビデオ脳波モニタリングユニット 8 台などのてんかんに対する高度診断機器を 備え、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の難治性てんかんに対応し、乳幼児てんかんの外科 治療からてんかん性精神病合併、術後精神症状など、多施設では治療困難な症例に対応できて いることである。てんかん診療施設として人的にも物的にも充実した資源を有するので、これ を最大限に活用し、また神経研究所、精神保健研究所をはじめ、センター内各部門との連携を 深めることで臨床研究・基礎研究を推進し、多くの政策提言などの社会的貢献を果たせる施設 に成長することが課題である。 99 Ⅳ 業務状況 27 てんかんセンター 一方で、地域との診療連携拠と全国のてんかん診療拠点としての役割も重要であり、1)て んかん 3 次 ・4 次診療(先端機器による高度な診断、てんかん外科、包括支援、薬物療法の向上 など)と診療結果のアピール、2)若手医師の養成(脳波セミナー、診断・治療シンポジウム 開催など)、3). 地域のプライマリケア医師 ・ 保健師 ・ 社会福祉士などへの教育 ・ 啓発活動、4) 市民公開講座などによる一般市民への啓発活動、5)地域のてんかん地域診療連携ネットワー クの形成、検査技師に対する脳波技術講習セミナー、看護師に対するてんかんケアセミナー、6) NCNP 内のてんかんに関する専門的な相談支援体制の確立、などを目指す必要がある。 100 Ⅳ 業務状況 28 多発性硬化症センター(Multiple Sclerosis Center) 28 多発性硬化症センター(Multiple Sclerosis Center) 1)概要 (1)目的 多発性硬化症センターは、 国立精神・神経医療研究センターで多発性硬化症および関連疾患 (視 神経脊髄炎など)の臨床と研究にかかわる部門が連携し、最先端のレベルの診療と臨床研究を 包括的に行う。NCNP は多発性硬化症の基礎研究では国際的に見ても最先端のレベルにあるが、 その学術的成果を臨床レベルの向上、新規治療法の開発につなげることを目的とする。 (2)主な業務内容 多部門の医師・研究者が参加する診療カンファレンス、招聘講師による MS カンファレンス、 海外著名研究者による特別講演などの開催を行う他、患者団体と共催で開催するシンポジウム やフォーラムの企画・実行、患者・家族・医療関係者を対象にした医療講演会の実施、NCNP における患者向け講演会・医療相談会、啓蒙的書籍の原稿執筆などを担当する。また、NCNP 神経研究所で得られた治療・診断技術のシーズを元に行うトランスレーショナルリサーチと臨 床研究で中核的な役割を担う。いずれも MS の医療レベルの向上に直結するものである。 (3)スタッフ構成 多発性硬化症センター長(山村隆)、病院神経内科医師(岡本智子 *、林幼偉、荒木学)、病 院精神科(野田隆政)、病院放射線科(佐藤典子)、神経研究所免疫研究部(* 佐藤和貴郎、大 木伸司、門脇淳、中村雅一、能登大介、松岡貴子、Ben Raveney、木村公俊、池口亮太郎、 三宅幸子、佐久間啓)* 運営幹事 2)実績 (1)診療 全国各地から診療やセカンドオピニオンの紹介をうけている。近年我が国で承認された新薬、 外来ステロイドパルス療法、血液浄化療法(免疫吸着療法)、免疫抑制療法など、全国的に見 ると充分には普及していない治療法の経験が豊富にある。また視神経脊髄炎(NMO)に対す る新規治療として、関節リウマチ治療薬トシリズマブ(抗 IL-6 受容体抗体)の適応外使用も 開始し、世界中から注目されている。 (2)カンファレンス MS 診療カンファレンス(各 30-45 分)は年間約 30 回実施し、招聘講師による MS カンファ レンス(各 2 時間)を 3 回開催した。 (3)論文 二次進行型多発性硬化症(SPMS)で特徴的に増加し、中枢神経系の慢性炎症に関与する 新しいリンパ球(Eomes+ Th 細胞)を同定した(Raveney et al. Nature Comm 2015)。得 られた成果は MS センターの活動を活用して得られたトランスレーション研究の成果であり、 SPMS の新しい診断や治療の観点から注目を集めている。また、MS 患者の腸内細菌叢で、ク ロストリジウム細菌を含む 19 種類の菌種が減少していることを明らかにした(Miyake et al. PLOS ONE 2015)。成果は新聞、インターネットなどで広く紹介され、腸内環境の改善によ る MS の予防や治療との関連で話題になっている。その他に、抗アルファインテグリンα 4 抗 体が、病原性 T 細胞よりも、制御性 T 細胞の脳内浸潤を強く抑制する可能性などについて論文 で報告した(Kimura et al. Neurol: Neuroimmunol & Neuroinflamm) 。また MS と NMO に 関する 20 編の英文・和文の総説を発表した。 101 Ⅳ 業務状況 28 多発性硬化症センター(Multiple Sclerosis Center) (4)講演 シンポジウム特別講演やワークショップ講演(日本抗加齢医学会総会、日本インターフェロ ン・サイトカイン学会、日本神経免疫学会、日本臨床免疫学会、PACTRIMS 2015、日本神経 治療学会、FOCIS 2015、ECTRIMS2015 など)に加えて、医師対象の講演会、患者教育講演 会などで MS センターのメンバーが数多くの講演を行った。 (5)多発性硬化症フォーラム開催 NPO 法人 MS キャビンと共催で第 12 回多発性硬化症フォーラムを平成 27 年 12 月 13 日に東 京六本木(六本木アカデミーヒルズ)で開催した。参加者数は約 500 名であり、難病患者を対 象とした企画としては国内最大規模のものである。 (6)専門外来 MS の診療経験が豊富な医師 5 名(山村、岡本、林、荒木、佐藤)が担当し、MS や NMO の診療にあたった。MS 新患外来は週に 5 枠を設けた他、再診枠も充分に確保した。MS は再 発時の対応が重要なために、症状悪化時の予約外診療は平日の診療時間内であれば受け付けて いる。 (7)治験 抗インターロイキン 6 受容体抗体の NMO に対する適応拡大を目指した臨床研究および NCNP で開発された MS の新規治療薬 OCH の医師主導治験を実施した。また企業治験につい ても、MS 関係薬剤 3 治験、NMO 関係薬剤 3 治験に参加した。 (8)基盤研究 MS と NMO の鑑別診断を容易にし、個々の病態の特徴を明らかにするための免疫学的研究 を実施した。主にフローサイトメーターを用いた研究が主体となっているが、MS/NMO で増 加しているリンパ球の解析等、国際的にも高い水準の研究を進めている。 3)特徴と展望 多発性硬化症(MS)や視神経脊髄炎(NMO)の診断技術や治療法は日夜進歩している。 病院と研究所を横断する組織である多発性硬化症センター(略称 MS センター)では、基礎 と臨床のスタッフが参加する会議を定期的に開き、MS の基礎、トランスレーション研究、臨 床研究をシームレスに展開している。なお MS センターでは狭義の MS に限らず、免疫異常が 関与し同じ方法論を応用できる疾患、NMO や慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)なども 取り扱っている。我が国の多発性硬化症患者数は 1980 年には 1,000 人程度であったが現在は 15,000 人を超え、将来は 5 万人に達すると推定されている。急速な疾病構造の変化に伴い、国 民から求められる神経内科医療研究の内容は変貌を遂げていることは事実であり、その中で多 発性硬化症診療の重みは大きくなってきている。国民の期待に応じた成果を上げつつ、多発性 硬化症センターがそれに相応しい評価を受けて、成長、発展することを目指して行きたい。 102 Ⅳ 業務状況 29 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Parkinson disease & Movement Disorder Center:略称 PMD センター) 29 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Parkinson disease & Movement Disorder Center:略称 PMD センター) 1)概要 (1)目的 パーキンソン病・運動障害疾患センター(以下 PMD センター)は、パーキンソン病、進行 性核上性まひ、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、ハンチントン病、ジ ストニアなどすなわち運動障害疾患(Movement Disorder)を対象に、 ①国立精神・神経医療研究センター病院及び研究所の総力を挙げて、その疾病だけなく、その 疾病をもつ一人の人間である患者さん一人ひとりに適切な、最高の医療を提供する。 ②新しい治療法、診断法を開発する。 ③患者さん、 ご家族、医療関係者、国民全体に PMD に関して正しい知識をもっていただけるよう、 また研究開発にご協力いただけるよう、公開講座、出版物、IT などを通じて情報を発信する。 ことを目的としている。 (2)主な業務内容 神経内科、リハビリテーション科、脳外科、精神科等の診療科や、看護部、検査部、遺伝カ ウンセリング室等の多部門連携の診療体制の構築、院内及び神経研究所との連携で新たな治療 法や早期診断法の開発などの臨床研究や基礎研究を進める。さらに、国内外の医療スタッフの 研修、患者を始め国民全体への PMD に関する教育を進めている。 (3)スタッフ構成 PMD センター長(村田美穂)、神経内科(塚本忠、坂本崇、高橋祐二、山本敏之、向井洋 平、斎藤勇二)、リハビリテーション科(小林庸子)、脳外科(高橋章夫、開道貴信)、精神科 (野田隆政、亀井雄一)、臨床検査部(斉藤祐子)、遺伝カウンセリング(後藤雄一、佐藤有希 子)、看護部(三好智佳子)、薬剤部(北浦 円)、神経研究所(和田圭司、永井義隆、北条浩 彦) 、CBT センター(堀越勝)をコアメンバーに各診療科や、検査部、看護部、リハビリテーショ ン部のスタッフが参加している。 2)実績 (1)パーキンソン病の姿勢障害(腰曲がり)の分類、新規治療法の開発とその臨床応用 腰曲がりを分類し、その責任筋へのリドカイン筋注とリハビリテーションによる治療法を開 発したがより簡便に臨床応用できるように、評価法決定のための評価指標の簡略化を達成した。 (2)パーキンソン病関連疾患の評価入院システム(ブラッシュアップ入院)の実践と解析 今年度の入院は 84 人、累積 243 人、のべ 302 人で、2 回目 28 人、3 回目以上 14 人であった。 REM 睡眠行動障害(RBD)先行の有無により PD 患者の認知症進展の経過について検討を進めた。 (3)パーキンソン病臨床研究支援チーム(Team JParis) 昨年度開始したパーキンソン病臨床研究支援チーム (Team JParis) について、 臨床データベー ス作成のための年 1 回の評価外来(月 1 回)に加え、通常は他院受診中の患者のための評価外 来を実施した。臨床症状によるマッチング後の治験参加率は 56%で、治験参加の説明が極め てスムーズとなった。 (4)PD リハビリ手帳作成 パーキンソン病患者に運動を習慣付けさせるための PD リハビリ手帳を作成した。まず、早 期患者を対象として作成し、早期患者でブラッシュアップ入院前に配布し、入院中のリハビリ の効果の向上にも役立てた。 103 Ⅳ 業務状況 29 パーキンソン病・運動障害疾患センター(Parkinson disease & Movement Disorder Center:略称 PMD センター) (5)パーキンソン病のうつ・不安のための CBT の確立 パーキンソン病のうつ・不安のための CBT を開発し、オープン研究で有意な効果を得た。 来年度から RCT を行うために準備を進めている。 (6)J-PPMI 研究 AMED その他の研究費を用いて REM 睡眠行動障害(RBD)患者を対象にパーキンソン病 運動症状発症前コホート研究を開始した。当院のほか国内 4 か所の施設との共同研究であるが、 PMD センターが核になり、NCNP の様々な部署の協力を受けて進めた。本研究はパーキンソ ン病運動症状発症前の臨床的、画像的、血液脳脊髄液等のバイオマーカーとその変化を明らか にして、病態解明と神経保護薬開発の基盤となることを目指すものである。 3)特徴と展望 PMD は現在わが国で 16 万人程度の患者がいるパーキンソン病を除いてはほとんどが 1000数万人程度の希少疾患である。当センターでは 1300 人程度を診療しており単一施設としては わが国で最も多いと考えられ、この実績を生かした臨床的な分類、新たな治療法・ケアの方法 論の開発、さらに病態解明、治療法開発のための基礎研究を進めていること、その成果を基 にした医療関係者向けの研修、患者家族向けの教育を進めていることが特徴である。さらに PMD センターでは対象疾患の臨床データや検査結果、血液、脳脊髄液、DNA などを収集し 患者に理解と協力を求めている。この一環として、生前同意に基づくブレインバンク(link: http://www.brain-bank.org/index.html)を推進している。 本センターが対象とする疾患では心理的要因が症状に及ぼす影響が強いことも明らかになっ ており、さらにパーキンソン病のうつ・不安、睡眠障害やジストニアに対する CBT の開発を 進める。リハビリテーションについては、パーキンソン病ではより早期の導入と習慣化、脊髄 小脳変性症ではリハビリテーションプログラムの確立を目指す。今後、院外の在宅支援スタッ フに対する研修なども進めていきたいと考えている。 104 Ⅳ 業務状況 30 地域精神科モデル医療センター 30 地域精神科モデル医療センター 1)概要 (1)目的 地域精神科モデル医療センターは、統合失調症、双極性障害、重症うつ病など重度の精神障 がいを持つ人の地域生活支援を目的とした、センター多部門が連携する実践・研究チームである。 具体的には、利用者の地域生活を可能にする早期退院支援、急性期ケースマネジメント、在宅 訪問(アウトリーチ)、デイケアにおける多職種によるリハビリテーション・生活支援・就労 支援などの効果的な実践の開発を通し、精神障がい者に最良のサービスを提供することを目的 としている。 (2)主な業務内容 当センターは、センター病院精神リハビリテーション部・訪問看護ステーション・精神保健 研究所社会復帰研究部の 3 部門が核となり連携して活動を実施している。具体的には、入院早 期から退院を意識したサービスの提供やケースマネジメントの実施、病棟スタッフとリハビリ テーションスタッフとの円滑な連絡体制の構築、地域滞在を実現させる多職種アウトリーチ活 動の実施、あるいはデイケアでのケースマネジメントや就労支援などの提供があげられる。そ の活動においては、病院第一精神診療部、医療相談室、薬剤部、管理栄養部など多部門の協力 を得ている。 (3)スタッフ構成 地域精神科モデル医療センター長:坂田増弘(病院精神リハビリテーション部) 病院:平林直次、岡崎光俊、武田裕美、大島真弓 訪問看護ステーション:富沢明美 社会復帰研究部:藤井千代、佐藤さやか、山口創生 2)実績 (1)主たる活動 精神障がい者の地域生活を支援にするために、下記の活動を実施した。 ① 訪問チームは訪問看護ステーション PORT として病院から独立、ACT(包括的地域生 活支援)に準じる 24 時間週 7 日のサービスの提供を開始した。 ・スタッフの状況:常勤換算 7.4 人を維持、看護師(常勤 4、非常勤 1) ・作業療法士(病 院併任 2)に加えて、病院医療相談室の PSW1 名が参加 ・年間訪問件数:前年度(H26)3827 件から、今年度 5193 件に増加 ② デイケアにおける個別支援、就労支援の強化、均てん化の試み ・スタッフ数常勤換算で 12.4 名のうち、 ピアスタッフ 2.4 名(非常勤 3 名)を引き続き配置。 就労支援専門員(PSW)を継続して配置するとともに、新たに看護師 1 名を就労支援スタッ フに転換。集団プログラムも併用した、個別援助付き雇用の就労支援サービスを提供 ・多職種チーム(MDT)によるケースマネジメント→ストレングスモデルの採用と、デ イケアスタッフのアウトリーチ(訪問)活動も含む就労継続を支える生活支援を実施。 ・一般企業への新規就労者 27 名、 復職者 3 名、合計 30 名(このうち 5 名は 2 回就職)であり、 3 年連続で同水準を維持。 ・デイケア主催での多職種チーム医療に関するワークショップを開催(年 1 回 2 月) 、全国 41 施設より参加者を得た。 105 Ⅳ 業務状況 30 地域精神科モデル医療センター (2)合同臨床検討会および運営会議(詳細はⅤ教育・研究を参照) ケースカンファレンス(デイケア・訪問看護ステーショ各々毎週 1 回)、訪問看護ステーショ ン運営ミーティング(毎週 1 回)、デイケア在籍者レビュー(月 1 回)、デイケア・作業療法運 営会議(月 2 回)、臨床チームリーダーミーティング(毎週 1 回)を実施した。 (3)論文、講演 原著論文、総説、講演など多くの実績がある。重複するので、各科の業績を参考のこと。 (4)臨床研究 1 .リカバリー志向型の Shared decision making のモデル開発および効果検証研究 利用者のリカバリーの促進に資する、協働的意思決定(Shared decision making : SDM)の実施を容易にするピアスタッフと共同したシステム SHARE の開発、そしてそ の効果検証を目的とした国際的に初の無作為化比較対象試験を実施した(最終分析対象者 54 名)。分析の結果、利用者 - 医師間の信頼関係やコミュニケーションを向上させ、抗精 神病薬の減薬に寄与する可能性が示唆された。 (平成 25-27 年度科学研究費助成事業(基盤研究(B) 「精神科医療でのリカバリー志向 の共同意思決定を促進する PC ツールの開発と効果検証」 (研究代表者:伊藤順一郎)) 2 .精神科デイケアから地域への早期移行に関する支援モデル構築と評価 本研究は 1)ケアマネジメント、2)アウトリーチ支援、3)エビデンスのある集団プロ グラムを支援要素とする新しいデイケアにおける支援モデルを開発し、このモデルに沿っ た支援が長期かつ高頻度のデイケア利用者の地域移行にどのような影響を及ぼすか検討 する事を目的とした。年度末までに追跡が終了した 12 名について分析を実施した結果、 就職を希望していた 5 名のうち 2 名が就労し、地域支援機関への移行を希望していた 4 名 は全員が新しい支援機関につながった。またアウトリーチ支援の前後評価では利用者の QOL や主観的ウエルビーイングに有意な改善が認められた。医療経済的検討においては、 医療費の抑制効果が期待できることが示された。 (平成 27 年度精神・神経疾患研究開発費 26-5「精神科デイケアから地域への早期移行に 関する支援モデル構築と評価」(研究代表者:坂田増弘)) 3)特徴と展望 ・核となる 3 部の強力な連携の下、病院と研究所の情報交換や勉強会に留まらず、診療報酬改 定や総合福祉法見直し等の厚生労働行政に資する臨床・研究活動を継続、政策提言を行うこ とを重視している。 ・デイケアからのアウトリーチによる利用者の地域移行の促進、医療機関による重症精神障が い者の就労支援、訪問看護ステーションによる家族支援、アウトリーチ活動と組み合わせた 認知行動療法など新たな臨床的課題に対応する研究活動のプラットフォームとして運営して いく。 ・臨床的にはデイケア利用期間短縮に伴う利用者減に対応すべく、 PORT や他の専門疾病センター や認知行動療法センターとの連携のもと、 サービスの質を維持しつつ、 利用者数の増加を図る。 ・デイケアのみならず、PORT においても就労支援機能の強化を目指す。 ・レジデントおよび、他施設から医師を受け入れることを想定しての研修プログラムを整備する。 106 Ⅳ 業務状況 31 睡眠障害センター(Sleep Disorders Center) 31 睡眠障害センター(Sleep Disorders Center) 1)概要 (1)目的 睡眠障害に対して、診療科や専門分野を超えたチームにより高度専門的医療を行うとともに、 研究所と協力して新しい診断法・治療法の開発に取り組むことを目的として設置された。 (2)主な業務内容 総合的医療の提供、臨床研究の推進、情報発信と教育、である。 (3)スタッフ構成 センター長(亀井雄一)、精神診療部(野田隆政、山田麻紀、渡辺さつき、都留あゆみ)、神 経内科診療部(村田美穂、向井洋平)、歯科(福本裕)、臨床検査部(吉田寿美子、内野巌治、 竹内豊、木村綾乃、鈴木みのり)、看護部(宇都宮智、山口容子、坂本岳之、井澤美智子)、薬 剤部(原恵子)、リハビリテーション部(浪久悠)、精神保健研究所・精神生理研究部(三島和 夫、肥田昌子、北村真吾、元村祐貴、綾部直子)、神経研究所・疾病研究第三部(功刀浩)、神 経研究所・疾病第四部(皆川栄子) 2)実績 (1)総合的医療の提供 睡眠障害専門外来の新患患者数は 463 名、PSG 検査は 351 件、簡易 PSG 検査は 190 件であっ た。PSG 検査 351 件のうち、神経内科疾患患者の PSG 検査は 97 件、精神疾患患者の PSG は 80 件であった。精神・神経疾患に併発した睡眠障害に対し、疾患に応じた治療を診療科横断的に 実施した。少数例ではあるが、小児神経疾患の PSG を実施し、診断と治療に貢献した。概日 リズム睡眠障害に対する高照度光治療を中心とした入院による時間生物学的治療プログラム(入 院病棟 5 南病棟)を 22 症例行った。生体リズム測定に基づく入院治療プログラムは、日本で も当センターのみが実施している試みである。また、看護師、臨床心理士、薬剤師が中心とな り 5 南病棟において睡眠教室を開催した。 (2)臨床研究の推進 パーキンソン病をはじめとする神経変背疾患の包括医療に関する研究(主任研究者 村田美穂) において、睡眠関連症状は身体的健康度よりも精神的健康度の方に影響を与えており、RBD 症状があることと、入眠潜時が長いこと、日中の覚醒度が低いこと、が精神的健康度を下げる こと、を明らかにした。 睡眠医療プラットホーム(Research Platform for Advanced Sleep Medicine; PASM)を 用いて実施する臨床研究ネットワーク、運用システム、リソースの構築に関する研究(主任 研究者 三島和夫)の、PASM 機能強化部分を担当した。自記式で睡眠日誌をつけなくても、 アクチグラフを装着してもらうことにより画面上で睡眠日誌が確認できるようになった。また、 心理尺度を定期的に PASM 上でチェックしてもらい、症状の推移と睡眠や睡眠リズムとの関 連を外来で見える化させることにより、治療アドヒアランスを向上させている。PASM を新 規活用した患者は、今年度は 87 人であった。 原発性不眠症に対する CBT-I の有効性に関するランダム化比較試験を行った。睡眠薬服用 後も不眠症状が残遺している治療抵抗性不眠症患者を対象として CBT-I を実施し、その有効 性を検討した。その結果、 CBT-I 群では通常治療(Treatment as Usual: TAU)群と比較して、 不眠重症度は有意に改善した。治療抵の原発性抗性不眠症に CBT-I が有効であることが示され、 睡眠薬の減薬にもつながることが期待できる結果であった。 薬剤部と共同で、ベンゾジアゼピン系薬物を多剤併用している患者に対し、薬剤師による教 107 Ⅳ 業務状況 31 睡眠障害センター(Sleep Disorders Center) 育的介入により減薬できるかどうか検討した。対象は当院デイケアに通院中の患者 21 名。ベ ンゾジアゼピン系薬物に関する冊子を用いた介入をした結果、ベンゾジアゼピン系薬剤の処方 量が有意に減少した。冊子を用いた教育的介入が、ベンゾジアゼピン系薬剤の多剤併用を抑制 できる可能性が示された。 (3)情報発信と教育 日本睡眠学会認定医療機関として、レジデント教育、睡眠専門医育成、症例検討会(週 1 回)、 レクチャー(月 1 回)などを行った。症例検討会とレクチャーはオープンなものとし、多職種 からの参加があった。また、睡眠医学セミナーを 2 回実施した。これは、睡眠医学研究に関す る講演会であり、外部講師を招聘して行った。院内外からの医療関係者の参加があった。さら に、メンバーによる市民公開講座や教育講演などの啓発活動を 27 回行った。今年度は、小・ 中学校からの依頼が 8 件と多かった。 10 月には不眠症に対する認知行動療法セミナーを開催し、 CBT-I を実施できる人材育成を行っ た。今年度は、 CBT-I を今後開始する人向けのベーシックセミナーと、現在 CBT-I を実施しており、 より良い CBT-I の実施を希望している人向けのアドバンスセミナーの 2 つのセミナーを実施した。 3)特徴と展望 睡眠障害は様々な診療科にまたがる疾患であるが、診療する医療機関の多くは睡眠時呼吸障 害であり、不眠症・過眠症・概日リズム睡眠障害などを専門的に診療できる医療機関は非常に 少ない。また、精神・神経疾患に併存する睡眠障害は、診断・治療の上で大きな問題となるが、 これも専門的に診療できる医療機関はほとんどない。当センターは、すべての睡眠障害に対し て、多部門の連携のもと最新の検査・治療が可能であることが特徴である。特に、概日リズム 睡眠障害、過眠症、不眠症の非薬物治療、精神・神経疾患に併存する睡眠障害などの他施設で は治療困難な睡眠障害に対応できるのが大きな特徴である。今後、診療と研究をより有機的に 融合させ、新たな臨床研究や基礎研究の結果を臨床応用する試みなどを推進していきたい。さ らに、最新の情報を発信するとともに、睡眠医療に関するスペシャリストの育成にも力を注い でいきたい。 108 Ⅳ 業務状況 32 統合失調症早期診断・治療センター 32 統合失調症早期診断・治療センター 1)概要 (1)目的 統 合 失 調 症 早 期 診 断・ 治 療 セ ン タ ー(Early Detection and Intervention Center for Schizophrenia:EDICS)は、統合失調症の臨界期である顕在発症後約 2 年以内の患者を対象に、 専門外来での検査、 診断及び初期治療を行うこと、 レジストリを構築することにより、 画像、 髄液、 心理検査等のデータ収集し、縦断的なフォローアップにより、社会機能的転帰の予測指標の抽 出及び、転帰改善のための治療アプローチの開発、登録患者に対し定期的な情報提供を行うこ と、患者手帳を用いて心理教育を行うこと等を目的として、2013 年 12 月に設立された。 (2)主な業務内容 ① 統合失調症専門外来 ② 約 3 か月間を目安とした初期治療 ③ 患者手帳の作成と、運用 ④ 患者手帳を用いた精神科専門看護師による心理教育(4 回 1 クール) (3)スタッフ構成 中込和幸(精神保健研究所長)、住吉太幹(トランスレーショナル・メディカルセンター 情報管理・解析部長) 、岡崎光俊、吉村直記、池澤聡、竹田和良、蟹江絢子、柴岡三智、東麻衣、 松井眞琴、福田優菜(第一精神診療部)熊地美枝、佐伯幸治(看護部)、菊池安希子(司法精 神医学研究部)、 藤井千代(社会復帰研究部)、今泉博文(総合内科部栄養管理室)、根岸典子(医 療連携福祉部) 、市川暁(薬剤部) 、 田紗綾香、萩谷久美子、米田恵子、小澤幸世、高橋真梨 (臨床研究推進部) 2)実績(2015 年 4 月∼ 2016 年 3 月) (1)専門外来 187 件 (2)レジストリ登録 23 件 (3)患者手帳を用いた心理教育 15 件 (4)統合失調症勉強会の開催 6 回 3)特徴と展望 統合失調症早期診断・治療センターは、病院看護部、医療相談室、薬剤部、 栄養科、リハビリテー ション部、研究所、バイオバンク事業などと協働し、多職種による早期の治療的介入、心理教 育、治験や臨床研究、最近のトピックス等の情報提供等を行うことにより、最も効果が期待で きる統合失調症臨界期に対する包括的な専門医療を提供する。 今後、広報活動を積極的に行い、レジストリへの登録をさらに増やし、データの蓄積および 解析を行っていくとともに、認知矯正療法等、心理社会的治療方法の開発を行っていく。 109 Ⅴ 研修・教育 Ⅴ 研修・教育 1 研修医 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 1 研修医 1)精神科(協力型病院として) 2004 年度から新研修医制度が始まり、専門病院である当院は協力型病院となっている。従っ て、 当院で研修を行う研修医は、 必修化された短期間精神科研修を行うローテーターのみである。 医師の初期研修の一環として、4 施設から合計 24 名の精神科研修をうけいれた。依頼元は、 国立病院機構東京災害医療センター(研修者 14 名)、公立昭和病院(7 名)、多摩北部医療セン ター(1 名)、東京北医療センター(2 名)であった。 研修医は、4 北(精神科救急閉鎖病棟) 、5 南(うつストレスケア、開放病棟) 、5 北(急性期・ 亜急性期閉鎖病棟)の 3 病棟の一つに配属され、4 週間から 6 週間、配属病棟で副主治医を務 める共に、この期間中に外来陪席、配属外の各病棟・診療部門等の訪問を行った。研修内容は、 気分障害、統合失調症、認知症などのプライマリケアレベルの診断と治療である。短期間の研 修ではあるが、 当院での精神科初期研修の経験を契機に、当院のレジデントに応募する者がいる。 2)精神リハビリテーション部 認知行動療法研修・実践コース 本コースの特徴と目的は、認知行動療法に関する質の高いスキルを身につけ真に認知行動療 法を臨床実践できる医師を育てることである。さらに、希望者には認知行動療法に関する研究 の機会を提供し、本領域における研究能力を習得することを目的とする。 在籍者:蟹江絢子の 1 名が在籍した。 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 1)精神科コース 3 年間のレジデント課程ならびにチーフレジデント・上級修練医課程がある。 (1)レジデント課程 まず、 レジデント課程は、 2 年間の初期研修を経験した医師が対象となる後期研修課程である。 統合失調症や気分障害、脳器質性または症状性の精神障害、神経症性障害、パーソナリティ 障害、てんかん、睡眠障害、並びにアルコール・薬物関連精神障害等の精神科医療全般を対象 とするが、特に専門分野毎に集中した診断と治療のための研修プログラムを通じて、多岐にわ たる精神障害に対して責任ある精神科診療が可能となるための専門的知識と技術を習得すると 共に、臨床研究への関心も培うことを目的とする。本課程を通じて、『精神保健福祉法』の定 める「精神保健指定医」の資格取得に求められる精神科臨床経験を得ることができる。更に日 本精神神経学会精神科専門医の研修項目を網羅することにより、精神科専門医の資格取得を可 能にしている。更に、レジデント研修は専門研修に対する要求も多彩であり、単なる「精神保 健指定医」の資格取得の枠にとらわれず、意欲ある医師には臨床研究に参加することを勧めて いる。精神科コースのレジデントは、司法精神医学病棟(8、9 病棟)で短期間の司法精神医 学研修コースに参加することができる。 115 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 (2)チーフレジデント・上級修練医課程 レジデント課程を修了した、あるいはこれに相当する知識と技術、並びに経験を有する者を 対象として、精神疾患の診断・治療・研究に求められる高度に専門的な知識と技術を獲得し、 精神疾患の専門的医療と臨床研究に従事することが可能な医師を育成することを目的とする課 程である。チーフレジデント・上級修練医から常勤医師に採用されることがある。 (3)2015 年度の主な内容 日本精神神経学会の精神科専門医制度が平成 19 年に開始されたことから、第一精神診療部 長が精神科研修教育担当者となり、研修教育を行っている。研修委員会では、スタッフ医師と レジデントの委員が参加し、教育研修プログラムを精神科専門医制度カリキュラムに基づくよ う充実、改編を行った。初期 ・ 中期クルズスの項目立ても専門医制度のカリキュラムに対応す るように改編されたが、今年度は研修手帳を活かした指導医による評価法も一段と充実したも のとなった。診療部長のもとでスモールグループによるスーパービジョンも継続している。 2015 年度のレジデントは、1 年が 8 名、2 年が 9 名、3 年が 8 名で計 25 名、チーフレジデント 4 名、 上級修練医 1 名である。2015 年度に日本精神神経学会精神科専門医を取得した者 2 名であった。 2)司法精神医学コース 我が国でも医療観察法が 2005 年に施行され、続いて 2009 年には裁判員裁判制度が開始され、 精神鑑定や司法精神医療に関する専門的知識を持つ精神科医に対する社会的ニーズがかつてな いほどの高まりを見せている。本プログラムは、このような背景を踏まえ、司法精神医療の専 門的知識・経験を持つ精神科医を養成することを目的とした実践的教育プログラムである。 在籍者:山下真吾、中島 遊、竹田康二の 3 名が在籍した。 3)神経内科コース 神経内科では 3 年目からの通常の後期研修コースのほか、すでにある程度一般病院で神経内 科の経験があるが、一般病院では十分研修できない神経変性疾患、免疫性疾患、筋疾患等を経 験するために、当院での研修を希望する、あるいは現在勤務中の病院神経内科の上司より推薦 された研修をうけいれる場合も多い。2015 年度は卒後 3 年目 1 名、4 年目 1 名、6 年目 3 名、7 年 目 2 名、8 年目 2 名、9 年目 1 名が研修を行った。また、1 名は神戸大学医学部附属病院神経内科) から 1 年の予定で研修を受け入れた。 (1)プログラムの名称 国立精神・神経医療研究センター病院 神経内科レジデント教育プログラム (2)プログラムの目的と特徴 目的は神経内科専門医に求められる神経疾患の診断・治療に関する知識と技術を修得し、社 会に対して責任を持って独立した神経内科の専門医療が行えるようになることである。 神経、精神疾患の高度専門医療施設である当院の特徴をいかし、神経内科の研修のみならず、 精神科、脳外科、小児神経科との連携により神経系全般に対しての知識と経験を深めることが 可能である。さらに、同キャンパス内の神経研究所、精神保健研究所のセミナー等に参加する ことにより基礎研究の考え方にふれながら、臨床研修を積むことが可能である。当科ではとく にパーキンソン病、ハンチントン病などの神経変性疾患、多発性硬化症などの免疫性疾患、筋 ジストロフィーなどの筋疾患を専門にしているので、これらの疾患の臨床診断、遺伝子診断、 治療、生活指導までの包括的に研修することが可能である。 日本神経学会認定教育施設であるので、3 年間の臨床研修により、日本神経学会の専門医試 験を受験することが可能である。研修は同学会の定めたガイドラインに基づき、神経内科専門 116 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 医として必要な診断・治療・生活指導などの知識と技術を習得する。 なお、病棟は現在約 100 床(神経変性疾患を中心とする障害者病棟 50 床、筋疾患を中心とす る筋ジストロフィー病棟 10 床、急性期病棟 40 床)である。 ★専門研修修練医制度 なお、当院の後期研修プログラムは 3 年間であるが、本人の希望と選抜により「専門研修修練医」 として、神経内科のなかでもサブスペシャリテイーを追求し、一部基礎研究も含めたより専門 的な研修が可能である。 さらに、一定のカリキュラムの履修により、提携を結んでいる山梨大学・千葉大学・東京医 科歯科大学大学院の博士号取得が可能である。 (3)指導医リスト 当科スタッフは全員神経内科専門医であり、スタッフ全員でレジデントの指導に当たっている。 (4)研修内容と到達目標 日本神経学会卒後研修到達目標に準拠する。 ① 診察 神経内科の診断で最も重要な問診と神経学的診察法を学ぶ。画像診断や遺伝子診断の発達し た現在もやはり、新しい疾患や新しい治療法の発見は自分の五感を使い、患者さんからすべて の情報を引き出すことである。問診と診察により診断を組み立てる過程を身につける。 ② 検査 研修到達目標にあるように針筋電図、 神経伝導速度などの生理検査については 1 人で検査ができ、 かつ結果の判定ができるようになる。神経筋病理については指導のもと、一人で神経・筋生検、 および簡単な染色をして、所見を取れるようにする。また CPC を担当する。当院臨床検査部、 神経研究所疾病研究第一部には 10000 例をこえる筋疾患バンクがあり、年間 700 例をこえる検 体の診断を行っているので、神経筋病理専修期間中はこのバンクを生かして研修する。遺伝子 検査の適応、インフォームドコンセントの取得、検査方法について学び、実際の応用例を経験 する。 画像診断は病棟主治医期間は毎週の放射線科医とのフィルムカンファレンスにて研修した。 ③ 治療 当院ではパーキンソン病、ハンチントン病、ジストニアなどの movement disorder、ALS、 脊髄小脳変性症などの変性疾患、多発性硬化症をはじめとする免疫性疾患、筋ジストロフィー をはじめとする筋疾患を専門としており、比較的稀少な疾患を多数経験可能である。パーキン ソン病については薬物コントロールによりかなりの ADL の改善を得ている。さらに機能外科 が専門である脳外科との連携により適応症例については外科治療も進めている。神経内科病棟 の一部は障害者病棟であるので、時間をかけて丁寧に薬物コントロールをすることや、外科適 応症例を選ぶことで ADL、QOL の改善を得ることを学び、実践する。それぞれの疾患の薬物 治療を学ぶとともに、リハビリテーション部、ソーシャルワーカーなどとの連携により患者さ んおよびご家族への生活指導も重要な治療の一部であり、これについても学ぶ。ジストニアに ついても多数の症例を内服薬およびボツリヌス治療および外科治療を組みあせての治療法を学 ぶ。多発性硬化症も軽症例から治療困難症例までを多数経験することにより、様々な治療法を 学ぶ。筋ジストロフィーをはじめとする筋疾患は診断とともに、呼吸・循環管理をはじめとす る全身管理を学ぶ。さらに筋ジスの遺伝子治療などの臨床研究も始まろうとしており、これら の先端医療にも参加する。 ④ 遺伝カウンセリング 神経疾患は遺伝性疾患も多く、遺伝子診断をする場面も多いが、遺伝子診断の特殊性を十分 に認識する必要がある。当院は日本人類遺伝学会の認定を受けた教育施設であるので、3 年間 117 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 の教育により臨床遺伝専門医受験資格を得ることが可能である。遺伝カンファレンスに出席し 遺伝カウンセリングの実際について研修することが可能である。 ⑤ 臨床研究 3 年間の研修中に症例報告も含め 2 本の論文を書くことを目標にしている。自分の考えを筋 道をもってまとめ、相手に理解していただける論文を書くことは論理的思考の訓練に重要であ る。2 − 3 年目には臨床研究プロジェクトに参加したり、臨床研修中に抱いた素朴な疑問や興 味の一部を明らかにすべく、計画をたてデータを集め科学的に結論を導き出す訓練をする。パー キンソン病は 1200 例程度多発性硬化症 400 例・脊髄小脳変性症 300 例と多いほか、稀少な疾患 の症例が集積しているため、これらを利用して臨床研究を進めることが可能である。神経変性 疾患を中心にゲノムリソースの集積を進めており、ゲノム拠点との連携等を通じた遺伝子解析 研究の実施体制が整っている。また研修の一環として、特に 2 年目以降に日本神経学会総会で 臨床研究の発表を行うことが求められている。 ⑥ 行事 当科独自の行事としては、毎週水曜日の回診、神経内科ジャーナルクラブ、神経内科クリ ニカルカンファレンス(CC)、毎週月曜日昼休みに L-dopa test 勉強会のほか、毎週月曜日朝、 レジデントが主体となり若手スタッフの指導の下、レジデント勉強会を行っている。他科との 合同カンファレンスとしては、月曜日夕のてんかんカンファ(脳外科、小児科、精神科)、木 曜午後の TMC での筋生検検討会、金曜日朝の筋疾患カンファ(小児科)、などが行われた。 さらにリハビリ科とは毎月定期的にカンファレンスを行い、 患者情報・治療方針を検討している。 また、基礎研究の入門として、レジデントを主体として神経研究所第 4 部永井室長、IBIC 花 川室長らとそれぞれ月 1 回の勉強会を開催している。 参考:日本神経学会 神経内科卒後研修到達目標 臨床神経 1998:38:593-619 4)小児神経科コース (1)プログラムの目的と特徴 小児科医が小児神経専門医を目指すためのプログラムである。当科では初期臨床研修(総合 研修ローテーション)修了後すぐには受け入れない。本コースをとるためには、小児科専門医 取得のための後期臨床研修、すなわち一般小児科(新生児科を含む)研修を最低 3 年間行って いることを条件とする。従って最短でも卒後 6 年目以降の研修となる。本プログラムは原則 3 年コー スであるが、2 年コースで受入れる場合もある。毎年 4 月 1 日開始とする。 多くの患者診療を行うことによって、小児神経科医としてのオールラウンドな診療技術の向 上と多くの最新知識を含めた必要な知識や技能を得ることを最大の目的とする。診療に当たっ て対象疾患は決して小児神経科疾患だけに限らず、全人的に患者の健康上の問題を把握しケア する力を身につけることを目指す。 当科では知的障害や身体障害などをもつ患者が多い。すべての患者・家族の人格と人権を尊 重することが大切である。重篤な疾患や重度の障害をもつ患者が多いので、常に真伨な態度で 患者や家族と接し、医療技術だけでなく心理的援助も行うことができる医師を養成する。 他科の医師や病院内職員とも良好な人間関係を築くことが大切である。 自己の意見を適切に発表でき、後進医師の指導もできるようにする。 ここで得た技術や知識を最大限に発揮することにより、将来の小児神経のリーダーとして、 そして地域の核となるような人間味あふれる小児神経科医を育成する。 118 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 (2)研修内容と到達目標 必須項目 【診 療】 ①最初の 2 年間は小児神経疾患・筋疾患病棟と重症心身障害病棟に配属され、入院患者の担当 医となって責任を持って診療に当たる。診療録の作成・記載、検査治療の実施、そして退院 抄録の作成などを遅滞なく行うことが求められる。希望に応じて他科の短期研修が入ること もある。3 年目は選択制とし、基礎系選択(神経研究所、精神保健研究所、臨床病理、放射 線科など)半年間、臨床系選択(小児神経科、神経内科、精神科、脳外科、リハビリテーショ ン科など)半年間としている。 ②小児神経科外来では、外来当番制をとり新患患者の予診とりや救急患者などの診療・処置な どを行う。入院時に受け持った患者の主治医として外来フォローを行う場合がある。1 ヶ月 間は外来専属として外来診療を学ぶ。 ③小児神経科当直を行い、救急患者や入院患者の対応を行う。 【検 査 および 診 療】 ④画像カンファレンスで画像診断技術の基礎的知識から最新知識まで身につけ、多数の画像を 読む力をつける。 ⑤神経生理学的検査を実際に行い、基礎的手技から所見の解釈の仕方まで学習して、多数の結 果を読む。脳波や誘発電位や筋電図などに習熟する。 ⑥筋生検を実際に行い、検体採取から検体処理、そして結果の読み方まで総合的に学習する。 そして神経・筋疾患患者の包括的医療にも習熟する。 ⑦てんかん精査に関する一連の検査を実際に行い、検査及び結果評価に習熟する。 てんかん外科の術前評価と術後管理にも習熟する。 ⑧多くの遺伝性神経疾患について、病因・病態から確定診断法および治療法まで学ぶ。 【学 習】 ⑨症例カンファレンスを担当し、特定の疾患についてじっくりと深く勉強する。 ⑩病院内外の研究会・学会に参加し、症例報告や研究報告を行う。一人で準備から発表までで きるように訓練する。 ⑪抄読会で英語論文を読む。他にも多数の英語論文を熟読し、英語論文が日常的に読解できる ようにする。 ⑫ Subspecialty 勉強会に参加し、小児神経学に関する幅広い専門知識を身につける。 ⑬近隣の自治体で行われる乳幼児健診に参加し、発達スクリーニングを行う。 ⑭近隣の特別支援学校の修学旅行に付き添い、学校における障害児の生活に触れる。 努力項目 ①自分が学会で発表した症例報告や研究報告は、できるだけ論文の形で残すようにする。ただ し、論文発表の権利は原則レジデント退職後 1 年間までとする。 ②院外の重症心身障害児施設などの当直等を行うことにより、施設の業務を知る。 ③学会やセミナーなどに出席し、知識を増やし、人の繋がりも増やす。 ④指導医より、研究テーマが与えられたときは必ずやり遂げるよう努力する。 ⑤自身のテーマに沿った研究を行うため神経研究所等での研修を認めることがある。 【週間スケジュール】 毎朝 8 時より勉強会。8 時 45 分より朝のミーティングを行う。 回診・症例検討会などの重要行事は、水曜日に集中している。 119 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 AM PM 8:00 8:45 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 月 勉強会 神経解剖 病棟・外来 病棟・外来 てんかん 症例検討会 火 勉強会 神経病理 病棟・外来 病棟・外来 遺伝カウンセリング勉強会 (月 1 回 15:30 ∼ 16:30) 神経生理学 勉強会 水 画像 カンファレンス 病棟・外来 木 勉強会 てんかん 病棟・外来 金 勉強会 筋疾患 病棟・外来 抄読会、 新患・退院 カンファレンス 回診 病棟・外来 筋病理カンファ (TMC 15:00 ∼) てんかん 病理 遺伝 勉強会 症例検討会 てんかん手術 検討会 病棟・外来 8:45 ∼ 9:00 朝のミーティング (3)指導医リスト 1 )小児神経診療部長、特命副院長:佐々木 征行 新潟大医 昭和 58 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、小児神経学会理事、重症心身障害学会評議 員、身体障害者福祉法指定医 2 )小児神経科主任医長、てんかんセンター長:須貝 研司 東京大医 昭和 56 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医・指導医、臨床神経生 理学会認定医(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)、小児神経学会評議員、てん かん学会理事、身体障害者福祉法指定医 3 )外来部長、小児神経科医長:中川 栄二 筑波大医 平成元年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医・指導医、臨床遺伝専 門医、小児精神神経学会認定医、こどもの心相談医、臨床薬理学会指導医、小児 神経学会評議員、てんかん学会評議員、重症心身障害学会評議員、身体障害者福 祉法指定医 4 )臨床研究推進部長、筋疾患センター長、小児神経科医長:小牧 宏文 熊本大医 平成 2 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、臨床遺伝専門医、臨床薬理学会指導医、小 児神経学会評議員、身体障害者福祉法指定医 5 )小児神経科医長:齋藤 貴志 筑波大医 平成 11 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、てんかん学会専門医、身体障害者福祉法指 定医 6 )小児神経科医師:石山 昭彦 富山医科薬科大医 平成 12 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、臨床遺伝専門医、てんかん学会専門医、身 体障害者福祉法指定医 7 )小児神経科医師:竹下 絵里 獨協医大 平成 15 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、臨床遺伝専門医、身体障害者福祉法指定医 8 )小児神経科医師:本橋 裕子 横浜市大医 平成 12 年卒 小児科学会専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法指定医 他に、埜中征哉名誉院長 神経研究所 後藤雄一部長、伊藤雅之室長、精神保健研究所 稲垣 真澄部長など 学会研修施設:小児神経学会研修施設、てんかん学会研修施設、臨床遺伝専門医研修施設 120 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 5)放射線診療部 4 月から新しく木村有喜男(秋田大学卒、自治医科大学放射線科)が医長となり、伊藤裕太(千 葉大学卒、筑波大学放射線科)が医員となった。レジデントとして、住田薫(東京大学卒、東 京大学放射線科)、曽根大地(東京大学卒、東京大学精神科)、横山幸太(金沢大学卒)は継続 となった。当部門では医療研究生、技術研究生も積極的に受け入れ、外部にも開かれた環境で 活発に研究活動が行われている。 (1)プログラムの名称 国立精神・神経医療研究センター病院放射線診療部レジデント教育プログラム (2)プログラムの目的と特徴 放射線診療に携わる医師のための、特に中枢神経の画像診断に重点を置いた 3 年間の研修プ ログラムである。放射線科診断医の主な診療業務は、様々な画像検査を行い、それに基づく診 断をし、レポートを作成し、依頼医にその情報を伝えることである。当科では大学病院と同様 のあらゆる放射線診療機器が備わっており、幅広くかつ高度な放射線科診療研修を行うことが 可能である。また他科や近隣施設とのカンファレンスを通じて他科の医師との協力体制を会得 する。本プログラムでの目的の第一は、放射線科診断医として必要な診療技術と知識を修得す ることであり、第二の目的は中枢神経の画像診断専門医をめざすべく、さらに深い専門知識と、 研究のアプローチの方法を学ぶことである。放射線科は病院内の複数の科と協力して、精神疾患、 神経・筋疾患の幅広い診療・研究を行っているだけでなく、センター内の脳病態統合イメージ ングセンターや神経研究所、認知行動療法センターといった研究施設とも共同研究を行っている。 当施設は日本医学放射線学会の専門医修練機関 (2016.4 より特殊修練機関に変更) であるので、 初期研修後の放射線科専攻医としての 3 年間のうち 2 年間を当院にて研修することができる。 放射線科専門医(旧一次試験)取得後であれば、2 年間の研修にて診断専門医試験(旧二次試験) の受験資格を得ることができる。研修は同学会の定めた放射線科専門医研修ガイドラインに基 づき、放射線科医として必要な知識と技術を習得する。 (3)指導医リスト 放射線診療部部長:佐藤 典子 群馬大医 昭和 62 年卒、 日本医学放射線学会診断専門医、日本磁気共鳴学会評議員、 、日本神経放射線学 会評議員、PET 核医学認定医、第 1 種放射線取扱主任者 放射線診療部医長:木村 有喜男 秋田大医 平成 16 年卒 日本医学放射線学会専門医、日本核医学専門医 放射線診療部医師:伊藤 裕太 千葉大医 平成 16 年卒、 日本医学放射線学会診断専門医、PET 核医学認定医 IBIC センター長:松田 博史 金沢大医 昭和 54 年卒、 日本医学放射線学会診断専門医、日本核医学会専門医、日本認知症学会専門医、 PET 核医学認定医、第 1 種放射線取扱主任者 IBIC 臨床脳画像診断研究室 室長:今林 悦子 横浜市大医 平成 5 年卒、 日本医学放射線学会診断専門医、日本核医学会専門医、PET 核医学認定医、第 1 種放射線取扱主任者 (4)プログラムの内容 必須項目 ①単純写真、CT、MRI、SPECT、PET の基本的な読影能力を身につける。 ② CT、MRI、SPECT、PET の原理と画像化の過程を理解する。また実際に検査に付き、検 査法を理解、習得する。 121 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 ③上記検査に立ち会う際に、疾患に応じて適切な撮像方の指示が出せる。 ④中枢神経における一般的な疾患の概念を理解し、正しい診断にいたる検査を立案し、読影す ることができる。 ⑤検査に使用する造影剤の副作用を理解し、副作用発生時には適切な対処をする。 ⑦診断レポートの記載が正しくできる。 ⑧チーム医療のうえで他の医師及び医療メンバーと強調する習慣を身につける。 ⑨他科のカンファレンスに参加し、臨床サイドの考え方を理解し、より良い医療を行う姿勢を 身につける。 努力項目 ①中枢神経領域における比較的稀な疾患概念を理解し、正しい診断にいたる検査を立案し、読 影することができる。 ②超音波検査法にて臓器の描出、診断ができる。 ③日本放射線学会専門医取得に取り組む。 ④日本核医学学会専門医取得に取り組む。 ⑤研究課題に取り組み論文を作成する。 ⑥精神・神経医療研究センターあるいは多摩地区、関東地区で開催される各種研究会に積極的 に参加する。 ⑦国内外で開催される関連学会に出席、発表する。 症例検討会 毎週水曜日夕方の画像カンファレンスに参加し、レジデントが症例提示を行う。 毎週水曜日の昼にスタッフが講義する Radiology Conference に出席する。 院内の他科との合同カンファンレンスである、 臨床病理検討会(CPC)、てんかん病理カンファ レンスにて画像所見のプレゼンテーションを行う。 また、毎月行われる院外の神経放射線科医が各病院からの good case を持ち寄るカンファレ ンスにも積極的に参加する。 研修評価 研修開始にあたり、研修内容および評価表を各研修医に配布し、これを記載することにより、 自己評価を行う。指導医は自己評価結果を随時点検し、研修医の到達目標達成を援助する。 6)臨床検査部 神経病理(中枢・末梢神経系)コース 1 名(佐野輝典) 神経病理短期研修として 3 か月コース 2 名(小松泰子) (松本千尋) (1)プログラムの名称 臨床遺伝・遺伝カウンセリングコース (2)プログラムの目的と特徴 本プログラムは、臨床遺伝学の専門的知識と技術を修得し、主に神経・筋疾患分野における 遺伝性疾患の遺伝子診断、遺伝カウンセリング能力を高め実践することを目的とする 3 年間の 研修プログラムである。 本プログラムの特徴は、遺伝カウンセリングの実践や遺伝子診断技術の取得を通して、神経・ 筋疾患の遺伝子医療を適切に行う能力を養成し、臨床遺伝専門医の資格取得を目指す点にある。 神経・筋疾患の多くは遺伝性疾患であり、現在のところ根治療法のないものが多い。当院の 遺伝カウンセリング室では、各診療科の臨床症例の検討、遺伝子検査診断室で行っている遺伝 子診断技術、及び、トランスレーショナル・メディカルセンター(TMC)や神経研究所で行っ ている先端診断法の開発、病態解明および治療法の開発に関する研究成果などに立脚して、正 122 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 確かつ最新の遺伝医学情報を提供している。このような特長を生かし、臨床症例経験、遺伝学 的検査技術、研究開発を通した総合的な遺伝医学的医療を担う医師を養成する。 また当院における遺伝カウンセリングは、単に正確で最新の遺伝医学的情報を提供するだけ にはとどまらず、来談する患者・家族のニーズを的確に把握し、その家系に予想される心理社 会的、倫理的な問題にも十分配慮しながら、臨床遺伝専門医、各科担当医、認定遺伝カウンセ ラーがチームを組んで行っている。遺伝カウンセリングスタッフや各科医師が参加するカウン セリング前後のカンファレンス、個々の検討会を通して、問題を多角的にとらえ全人的な遺伝 カウンセリングを行う医師を養成する。 応募資格は小児科、 内科、産婦人科領域等での臨床経験 2 年以上で、 週 4 日以上勤務が可能な者。 神経疾患医療に従事した経験のあることが望ましいが、必要に応じて当院での臨床実習を経験 できるように考慮する。 (3)指導者リスト 遺伝カウンセリング室 医長:後藤 雄一 北海道大 1982 年卒 医博 臨床遺伝専門医・責任指導医 小児科専門医 小児神経学会専門医 外来部長:中川 栄二(遺伝カウンセリング室併任)筑波大 1989 年卒 医博 臨床遺伝専門医、小児科学会専門医、小児神経学会専門医、てんかん学会専門医 副院長、神経内科部長:村田 美穂 筑波大大学院 1992 年修了 医博 内科学会専門医、神経学会専門医 神経内科医長:高橋 祐二 東京大学大学院 2003 年卒 医博 臨床遺伝専門医、内科学会専門医、神経学会専門医 小児神経科医:竹下 絵里(遺伝カウンセリング室併任)獨協医大 2003 年卒 医博 臨床遺伝専門医、小児科学会専門医 小児神経学会専門医 *加えて、小児神経科、神経内科、神経研究所に、臨床遺伝専門医が 4 名在籍しており、必要 に応じて実地指導が受けられる。 (4)研修内容と到達目標 ①臨床遺伝学的知識と技術の習得 遺伝医学、分子生物学の各種テキストおよび文献を精読の上、遺伝子診断技術の知識を深め、 病院臨床検査部遺伝子検査診断室、TMC 臨床開発部、神経研究所での実習を通して、最新 技術を習得する。 PCR 法、サザンブロッティング法、塩基配列決定法、バイオインフォマティクス、生化 学的検査法、など ②遺伝カウンセリングの実践:各種筋疾患、神経変性疾患、精神疾患等の遺伝カウンセリング の陪席、及び経験を通して、以下の遺伝カウンセリングの実践能力を取得する。 疾患ごとの遺伝医学的特徴の把握と適確な情報提供 来談者(当事者)の抱える問題の把握 来談者との信頼関係の形成および適切な援助 血縁者の遺伝的素因や疾患への配慮 来談者の自律的意思決定の尊重 倫理的・法的な問題の評価、必要に応じた来談者への提示や問題解決 他の医師、コメディカルスタッフ、院内外の関係各所との連携、など ③臨床症例の検討:自ら遺伝カウンセリング症例を経験し、遺伝カウンセリングカンファレン スで症例提示を行う。実践した遺伝カウンセリングの主訴、家系図、家族背景、遺伝医学的 問題、心理社会的問題、倫理的問題などの検討を通して、自己分析能力、第三者の評価を受 容する能力を養う。 ④臨床実習:必要に応じて、神経内科、小児神経科、精神科等での臨床実習を行う。 123 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 ⑤その他:当院は臨床遺伝専門医研修施設に認定されており、遺伝医学セミナーや日本人類遺 伝学会・日本遺伝カウンセリング学会への参加など、臨床遺伝専門医資格の取得に関わる活 動については、できるだけ配慮を行う予定である。また、2012 年度から、当院が主催する「遺 伝カウンセリングセミナー」を実施している。 (5)週間スケジュール ①遺伝勉強会:月曜日 19:00 ‐ 20:00 に、臨床遺伝学の講義やセミナーを行っており、 遺伝学の基礎知識を修得する。小児神経科、神経内科、精神科レジデントや病院内のコメディ カルスタッフ等と合同で行う。 ②遺伝カウンセリング外来:月、木曜日 9:00 ‐ 17:00 の遺伝カウンセリング外来におい て、遺伝カウンセリングの陪席、および症例を担当する。 ③遺伝カウンセリングカンファレンス:第 4 火曜日 16:30-17:30 遺伝カウンセリングカンファ レンスに出席する。遺伝カウンセリングの症例とその特徴や問題点を、遺伝医学的、心理社 会的、倫理的側面から検討する。担当症例は自ら発表する。 ④遺伝病学的検査前後の遺伝カウンセリング:院内各科から遺伝病学的検査の依頼があったと きに、検査前カウンセリングおよび結果説明のカウンセリングを行う。不定期。 (1)プログラムの名称 神経病理(中枢・末梢神経系)コース (2)プログラムの目的と特徴 本プログラムは、中枢・末梢神経疾患の病理形態学的評価技法を習得し、神経病理学的診断 方法を実習することを目的とする研修プログラムである。主要な対象疾患は中枢神経系ではパー キンソニズム、認知症、脊髄小脳変性症を主とする神経変性疾患、慢性精神疾患、末梢神経系 は小児・成人・高齢者における各種末梢神経疾患である。 近年の神経科学の飛躍的進歩に伴い、画像を含めた臨床診断技術は向上し、遺伝子診断が可 能となった疾患も多い。しかし、神経疾患の大部分は最終診断確定のためには剖検病理診断が 必須である。また、精神・神経疾患の病態を理解するためには、脳を肉眼的・組織学的・細胞 病理学的に検索し、原因蛋白の異常な蓄積等を同定することが不可欠である。脳を直接調べる 神経病理学的検索の機会は、実質的には剖検脳と外科手術組織の検索に限られている。当院に は臨床的に十分な記録がある剖検例約 1000 例が蓄積されており、これを比較検討の資料とす ることができる。 今日の精神・神経疾患の病理診断に必須となっている、免疫組織化学による病因分子の局在 同定をはじめとする各種診断技術を習得する。分子レベルで精神・神経疾患の病態・病因を理 解し、組織学的所見と合わせて、総合的な診断を下させる医師を養成する。 実際には、神経内科、小児科、精神科の臨床医が、細胞レベルで病態を理解するとともに、 臨床病理関連を実習するのに適している。 (3)指導者リスト 臨床検査部室長:齊藤 祐子 東北大医 1992 年卒、医学博士 日本神経病理学会評議員、日本神経学会専門医・指導医、日本内科学会認定医、 死体解剖資格 非常勤医師:澁谷 誠 東京医科大学八王子医療センター 中央検査部 日本病理学会学術評議員・認定病理医、日本神経病理学会評議員、日本脳腫瘍病 理学会評議員、日本臨床細胞学会専門医、死体解剖資格、病理学会認定研修医指 導資格、厚労省認定研修医指導資格 124 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 非常勤医師:鈴木 衣子 ノースカロライナ大学神経病理 名誉教授 米国病理専門医、米国神経病理専門医 (4)研修内容と到達目標 必須項目 ①中枢神経系肉眼的所見の評価と記載方法の習得 脳の外傷、炎症、循環障害、腫瘍、変性などの肉眼的変化を正確に評価し記載する方法を習 得する。また、診断に必要な部位の組織切り出しの基本的な考え方を理解する。 ②組織学的所見の評価と記載方法の習得 中枢神経系病理で通常用いられる HE 染色、KlÜver-Barrera 標本、Bodian 標本を検索して 病変の質と程度を正確に評価する方法に習熟する。また、特殊染色の選択法を学ぶ。 ③検体の処理方法の習得 剖検病理検体と外科手術組織を、その疾患に対応した部位を、凍結、ホルマリン固定、グル タルアルデヒド固定などの適切な固定方法により処理する方法を習得する。 ④組織標本の作成と組織学的染色法の習得 パラフィン切片の作成、ルーチン染色を自分で行えるようにする。 ⑤免疫組織化学法の習得 各種の分子に対する免疫染色法を習得し、その判定が出来るようにする。 ⑥蛍光抗体法技法の習得 蛍光抗体法による抗原物質の局在同定法を実習する。 ⑦電子顕微鏡的検索技法の習得 電子顕微鏡用の試料固定、樹脂包埋、超薄切片作成、電子顕微鏡による観察の技法を習得す る。また免疫電顕法の理論を学ぶ。 ⑧神経病理診断レポートの作成 特定の症例を受け持ち、肉眼所見、組織学的所見、免疫組織化学的所見、電顕所見を記載し、 これらを総合して神経病理学的診断をつける。また臨床神経病理検討会(CPC)で病理所 見を報告する。 ⑨病理活動に関連した法制度、各種倫理指針等を理解する。 死体解剖保存法および関連通達、医学研究に関する倫理指針、学会等のガイドラインを理解 する。 ⑩病態解明研究 任意の精神・神経疾患について、病理形態学的な手法を用いて病態解明研究を行う。 ⑪代表的な精神・神経疾患の病理組織学的所見を理解する。 各種神経変性疾患、多発性硬化症、脳血管障害、筋ジストロフィーなどの代表的な疾患の標 本を一通り検索し、特殊染色を選択し病理診断ができるよう理解する。 ⑫ブレインバンクの機構の理解と実施 神経・精神疾患の病態解明に必須である、ブレインバンクの意義並びに組織機構を理解し検 体保存を実際に行う。他施設からの検体の要望に応じて、凍結材料の切り出しを行う。 努力項目 ①神経内科、小児神経科、精神科、脳外科などの臨床各科の代表的な疾患の病態を理解する。 ②研究成果を各種学会および雑誌に発表する。 ③神経研究所疾病研究第一部と臨床検査部 DNA 診断・治療室が共同で行う筋病理診断のカンファ レンスに参加し、筋病理診断の専門的知識を習得する。 125 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 (5)スケジュール ①臨床病理検討会(clinico-pathological conference,CPC) 年間 10 回程度開催される。当病院での剖検例について、臨床症状および臨床診断の検討に 引き続き、病理学的所見と病理診断をプレゼンテーションする。 ②病理解剖および脳の肉眼的検索 病理解剖に際しては、 中枢神経系の検索方法、 写真撮影方法、 検体の処理などを実習する。また、 固定後に脳の肉眼検索と組織標本作成部位の選択(切り出し)を行う。剖検例は施設によっ て、疾患の性質が異なる。そこで、当施設が主催している生前同意の神経・精神疾患ブレイ ンバンクの剖検協力病院であり、対象疾患の異なる東京都健康長寿医療センター病理から週 一回、同施設のブレインカッティングをネットカンファランスで配信している。 ③脳外科病理組織の診断 週に 1-2 回(水曜と月曜) 、脳外科手術組織が病理検査室に提出される。肉眼所見の検索の後、 凍結、組織学的検索用固定、電顕検索用固定を行い、組織所見のレポート作成を行う。 ④末梢神経生検の検体処理および診断 パラフィン包埋切片、ときほぐし標本、エポン包埋厚切り切片、超薄切片の所見の記載、診 断を行う。 ⑤組織所見に関する検討会 1 週間に 2 度、東京都健康長寿医療センターと合同で、組織所見の合同カンファランスを行う。 ⑥病態解明研究 症例検討の合間に、個々にテーマを持って、研究を行う。連携大学院等で学位取得も可能である。 (1)プログラムの名称 睡眠医学コース (2)プログラムの目的と特徴 本プログラムの目的は、睡眠障害の診断・検査法・治療に関する知識と技術を習得し、睡眠 障害に対する専門医療が行えるようになることである。 近年、生活様式の変化、ストレスの増加、高齢化などにより、睡眠障害や睡眠異常の患者数 が急激に増加している。日本成人の 4 ∼ 5 人に 1 人が不眠に関する訴えをもっており、睡眠不 足と合わせ、睡眠障害は国民病といわれている。睡眠障害は精神疾患において必発症状である ばかりでなく、多くの身体疾患でも併発する場合が多い。呼吸・循環器疾患領域では重要な併 発症であり、生活習慣病とも密接な関係がある。睡眠障害の適切に診断・治療することが、併 発疾患の治療や予後、QOL を改善させることにつながり、睡眠医療はすべての診療科におい て必須の分野である。 当院は精神・神経疾患の高度専門医療機関として、長年にわたる睡眠障害の専門医療を行っ てきた実績がある。睡眠時無呼吸症候群をあつかう医療機関は多いが、過眠症や睡眠時随伴症、 概日リズム睡眠障害など睡眠障害を総合的に診療できる医療機関は、日本でもまだ少ない。当 院ではほとんどすべての睡眠障害を経験し、日本睡眠学会認定医に必要な症例を集めることが 可能である。また精神保健研究所では、睡眠障害に関する基礎的先端研究を行っており、病態・ 治療研究に参加することも可能である。 睡眠障害の病態・病因を理解し、検査所見と合わせて、総合的な診断を下し、適切な治療を 行える医師を育成する。3 年間の臨床研修により、日本睡眠学会の睡眠医療認定医に必要な知 識習得とケースレポート作成が可能である。 (3)指導者リスト 臨床検査部長:吉田 寿美子 山形大医 1987 年卒、医学博士 日本精神神経学会専門医、日本精神神経学会指導医、日本医師会認定産業医 126 Ⅴ 研修・教育 2 レジデント・チーフレジデント・専門修練医 臨床検査部 睡眠障害検査室長:亀井 雄一 山梨医科大医 1988 年卒 医学博士 日本精神神経学会専門医、日本睡眠学会睡眠医療認定医 日本睡眠学会評議員、 日本生物学的精神医学会評議員 精神保健研究所 精神生理研究部長:三島 和夫 秋田大医 1987 年卒 医学博士 日本精神神経学会専門医、日本睡眠学会睡眠医療認定医 日本睡眠学会理事、日 本時間生物学会理事 (4)研修内容と到達目標 必須項目 ①診察:指導医の指導のもと、睡眠障害を適切に診断するための診察法を学ぶ。確定診断、鑑 別のための睡眠障害に関する評価法を理解し、実際に使えるようにする。精神疾患、神経疾 患に併存する睡眠障害に対するリエゾン・コンサルテーションの実際を指導医とともに経験 する。種類の異なる睡眠障害 5 症例についてケースレポートを作成する。 ②検査:終夜睡眠ポリグラフ検査、睡眠潜時反復検査を施行し、検査の実施と検査結果を判読 する能力をつける。診断や効果判定などのための、アクチグラフや簡易ポリグラフ検査、酸 素飽和度モニターなどについても、検査の実施と結果判定ができるようになる。 画像診断のための CT、MRI、SPECT、NIRS などの検査実施と読影についても研修する。 各種検査の判定は、臨床検査部と精神保健研究所精神生理研究部などとの合同カンファレン スなどに出席し、研修を行う。 ③治療:睡眠障害の病態に応じた薬物療法を理解し、適切な薬物選択を出来るようにする。薬 物療法だけでなく、CPAP、口腔内装具、高照光療法、時間生物学的治療法などの治療法に ついても習熟し、検査から診断・治療まで一貫した診療をできるようにする。 不眠症に対する認知行動療法を学び、実施能力を身につける。 努力項目 ①症例報告 経験した症例のなかから、特徴のあるものを学会および雑誌にて発表する。 ②日本睡眠学会認定医所得 日本睡眠学会の定める睡眠医療認定医師の資格を取得する。 ③臨床研究 自分の興味のある疾患について、病態生理研究を行う。あるいは精神保健研究所 精神生理研究部において基礎的研究に参加する。 7)身体リハビリテーション部 レジデントとして 2015.4.1 ∼ 2016.3.31 遠藤聡医師を受け入れた。身体リハビリテーション部 でのレジデント受け入れは、2002 年以来のことである。 (1)プログラムの目的 リハビリテーション科医師としての基本的な診療知識・技術を取得し、リハビリテーション チームの一員として診療できることを目的とする、最短 1 年間の研修プログラムである。横断 的に障害を評価し、患者の日常生活動作能力と QOL の改善を目指したリハビリテーション医 療を提供する。日本リハビリテーション医学会専門医を目指す研修の一部とする、またはそれ に順ずることを目指している。 (2)研修内容と到達目標 ①入院または外来の神経内科・小児神経科・脳神経外科・精神科・整形外科からのリハビリテー ション依頼患者に対して、患者の機能評価・リハビリテーションのゴール設定・リハプログ ラム作成を行う。特に代表的な神経筋疾患である、パーキンソン病・脊髄小脳変性症・多発 性硬化症・筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー、その他の発達障害等の疾患経過につい 127 Ⅴ 研修・教育 3 研修・見学等受け入れ状況 て多数経験できる。また、補装具・歩行補助具・車椅子・福祉機器及び地域リハビリテーショ ンサービスに関する知識を深め、導入ができるようになる。 ②摂食嚥下チーム、呼吸ケアサポートチームの一員として多科多職種と協同して、チームアプ ローチを行う。 ③希望に応じて、院内他科の回診や勉強会等への参加、数ヶ月のローテーションなども可能で あり、関連分野の最新知識を得ることができる。(他科へのローテーションの意向に関して は事前に要相談) ④神経筋疾患の呼吸リハビリテーション、神経筋疾患の IT 機器利用・入力装置適合、パーキ ンソン病や脊髄小脳変性症の集中的運動訓練、筋ジストロフィーの社会参加支援等、精神・ 神経専門医療機関としての当院リハビリテーション科の専門的治療に参加し、課題を解決す る方法をともに考えることにより、自らリハビリテーション医療を展開する技量を養う。 ⑤指導医より、学会発表・論文作成の奨励、テーマ選定の助言等を行っている。目指す受験資 格に必要な部分については必修とする。また、指導医とともにリハビリテーション科職員の 研究に対する協力と助言を行うことにより研究参加の経験を多く積むことができる。 (3)指導医 常勤医師 2 名、非常勤医師 1 名、併任医師(整形外科)1 名が、日本リハビリテーション医 学会専門医であり、各々のニーズに合わせて指導体制を確保し、研修プログラムを準備する。 3 研修・見学等受け入れ状況 1)精神科 (1)精神科夏季学生研修(2015 年度) 例年、全国医学生、初期臨床研修医、看護師等を対象に精神科夏季研修を実施してきた。医 学生や初期臨床研修医を対象とした講演会である第 5 回 NCNP 精神医学サマーセミナーを 8 月 1 日(土)に開催した。 (2)短期研修・見学 後期専門研修先を決めるための 1 日見学者が増加傾向のため、1 日∼ 2 日間の短期研修や病 院見学者を受け入れた。 (3)医学部学生実習 医学部学生実習は平林直次第二精神診療部長、坂田増弘医長がコーディネートと指導に当たっ ている。2002 年度より防衛医科大学学生 74 名が、精神科 BSL の施設見学プログラムの一環と して、隔週火曜日 5 ∼ 7 名ずつ当院の 1 日見学実習を行なっている。また岡山大学と九州大学 より 1 週間の医学部 6 年生選択臨床実習として各 1 名ずつ受け入れ、岡崎光俊第一精神診療部長、 渡辺裕貴医長がコーディネートと指導に当たっている。プログラムは、院内では、m-ECT(中 井哲滋麻酔科医長) 、うつストレスケア病棟(野田医長)、てんかん専門病棟(渡辺雅子医長)、 デイケア(坂田医長)の見学、研究所は神経研究所疾病研究第 3 部(功刀浩部長)、精神保健 研究所においては各研究部門が交代で 1 時間の講義を行い、昼食時は当院研修医・レジデント のランチョンの抄読会に出席という内容である。 また年間数回ではあるが、山梨医科大学から施設見学や見学実習を受け入れた。 これらの学生見学実習にはレジデントが交替で対応した。 128 Ⅴ 研修・教育・研究 3 研修・見学等受け入れ状況 2)司法精神科 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 部 門 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 医療観察病棟 日 2015.4.9 2015.4.14 2015.5.18 2015.5.22 2015.6.5 2015.6.8 2015.6.11 2015.6.19 2015.6.22 2015.7.1 2015.7.1 2015.7.6 2015.7.7 2015.7.29 2015.8.3 2015.8.3 2015.8.4 2015.8.5 2015.8.7 2015.8.10 2015.8.10 2015.8.20 2015.9.2 2015.9.3 2015.9.7 2015.9.7 2015.9.7 2015.9.7 2015.9.8 2015.9.8 2015.9.9 2015.9.15 2015.9.15 2015.9.16 2015.9.17 2015.9.29 2015.10.5 2015.10.6 2015.10.7 2015.10.14 2015.10.14 2015.10.15 2015.10.27 2015.10.28 2015.10.28 2015.11.5 2015.11.9 2015.11.10 2015.11.16 2015.11.24 2015.11.30 2015.12.1 2015.12.3 2015.1.27 2015.12.8 2015.12.10 2015.12.22 2015.12.24 2016.1.4 2016.1.18 2016.1.27 2016.2.1 2016.2.1 2016.2.16 2016.2.19 2016.3.2 2016.3.11 2016.3.22 2016.3.23 ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ 程 研修・実習 見学 研修 ・ 見学者所属施設 職 種 人数 2015.4.9 2015.4.14 2015.5.20 2015.5.22 2015.6.5 2015.6.10 2015.6.11 2015.6.19 2015.6.22 2015.7.1 2015.7.1 2015.7.9 2015.7.7 2015.7.29 2015.8.7 2015.8.7 2015.8.4 2015.8.5 2015.8.7 2015.8.14 2015.8.14 2015.8.20 2015.9.2 2015.9.3 2015.9.7 2015.9.11 2015.9.11 2015.9.11 2015.9.8 2015.9.8 2015.9.11 2015.9.15 2015.9.16 2015.9.16 2015.9.17 2015.9.30 2015.10.5 2015.10.6 2015.10.7 2015.10.14 2015.10.14 2015.10.15 2015.10.29 2015.10.28 2015.10.28 2015.11.5 2015.11.9 2015.11.10 2015.11.20 2015.11.24 2015.12.3 2015.12.1 2015.12.3 2015.12.7 2015.12.8 2015.12.10 2015.12.22 2015.12.24 2016.1.29 2016.1.20 2016.1.27 2016.2.29 2016.3.31 2016.2.17 2016.2.19 2016.3.2 2016.3.11 20116.3.23 2016.3.23 見学 見学 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 見学 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 研修・実習 研修・実習 研修・実習 見学 見学 見学 研修・実習 見学 国立精神・神経医療研究センター 法務省企画課 目白大学 目白大学 府中刑務所 大阪府立精神医療センター 順天堂大学 看護大学校 看護大学校 東北福祉大学 なるかわ病院 看護大学校 昭和大学附属烏山病院 医政局総務課 日本福祉教育専門学校 文京学院大学 東京医療保健大学 東京医療保健大学 寝屋川サナトリウム 昭和女子大学 東京家政大学 東京大学医学部付属病院 韓国国立病院 東京大学医学部 東京保護観察所 日本社会事業大学 大妻女子大学 帝京平成大学 東京保護観察所 医政局 横浜市立大学 英国 東京保護観察所 おかやま触法障害者内省研究会 横浜市立大学 東京保護観察所 法務省 法務省 北海道大学病院 国立精神・神経医療研究センター 米国マデイソン市精神保健福祉 国立精神・神経医療研究センター 国立療養所多磨全生園 法務省 大阪府立精神医療センター 東京地方裁判所 法務省 法務省 長野県立こころの医療センター駒ケ根 帝京平成大学 城県立こころの医療センター 国立療養所多磨全生園 国立療養所多磨全生園 法務省 法務省 スウエーデン司法精神療養所 国立精神・神経医療研究センター 国立精神・神経医療研究センター 豊島病院 城県立こころの医療センター 国立精神・神経医療研究センター 豊島病院 豊島病院 北九州医療刑務所 東京工科大学作業療法学科 東京ソテリア 医療監査法人 札幌保護観察所 英国 心理士 職員 学生 学生 職員 精神保健福祉士 医師 学生 学生 学生 看護師 学生 多職種チーム 課長他 学生 学生 学生 学生 作業療法士 学生 学生 医師、学生 医師、看護師、事務 医師、学生 社会復帰調整官 学生 学生 学生 社会復帰調整官 課長他 学生 医師他 社会復帰調整官 社会復帰調整官他 学生 社会復帰調整官 社会復帰調整官 社会復帰調整官 Ns、OT、PSW OT プログラムデイレクターコーディネーター OT 看護学生 社会復帰調整官 医師 裁判官 社会復帰調整官 社会復帰調整官 医師、Ns、OT 教授、講師 CP、Ns 看護学生 看護学生 社会復帰調整官 社会復帰調整官 医師 OT OT 医師 看護師 医師 医師 医師 看護師 学生 医師その他 職員 社会復帰調整官 医師 2 3 6 6 4 3 1 4 4 1 2 4 10 5 1 1 2 3 1 1 1 4 3 15 2 1 1 1 2 8 1 3 1 8 1 2 2 2 4 1 2 1 2 27 2 17 2 2 3 8 2 2 2 2 2 2 1 1 1 2 1 1 1 2 1 10 4 1 1 目 的 ピアレビュー Ns:看護師、PSW:精神保健福祉士、CP:心理療法士、OT:作業療法士 129 Ⅴ 研修・教育 3 研修・見学等受け入れ状況 3) 神経内科 (1)神経内科短期臨床研修セミナー 神経内科では 2003 年度より初期研修医、神経内科初学者を主な対象に、神経内科の面白さ を伝える目的で 7 月に神経内科短期臨床研修セミナーを開催している。 2015 年度は 7 月 15-16 日に全国より 24 名の参加者を対象に行った。講師は当センターの豊富 な人材を活用し、神経内科スタッフ及び、水澤英洋院長、山村隆神経研究所部長、斉藤祐子臨 床検査部医長、今林悦子 IBIC 室長、中村治雅 TMC 室長 が担当した。講義に加え、診察や検 査実習等、神経内科臨床の基礎から神経内科臨床及び研究の面白さまでを伝える充実した内容 で参加者の満足度も高かった。参加者と当科スタッフ、レジデントとの交流のみならず、参加 者同士の交流も深まった。今後も毎年開催予定である。 (2) 短期見学 当科での後期研修を希望しての見学は随時行った。基本的には回診日である水曜日の見学を 勧めており、当科の診療内容、回診、カンファレンスを通じてレジデントの活躍状況と、スタッ フからの教育の内容を経験してもらっている。また、スタッフ、レジデントからも積極的に話 をすることで、当科の状況を理解してもらうよう、勤めている。結果、この見学者の中から次 年度以降に当院での研修を希望する者もあり、教育という面での当院の使命に寄与するものと 考える。 2015 年度は国内各地の基幹病院から 10 名の見学者を受け入れた。 また、学生実習の受け入れも行っている。平成 27 年度は徳島大学・群馬大学の 5 年生各 1 名 が 1 週間∼ 2 週間実習を行った。病院実習の延長にとどまらず、積極的に臨床の現場また研究 の最先端を垣間見ることができて有意義であったとの感想であった。 4)遺伝カウンセリング室 (1)国立精神・神経医療研究センター遺伝カウンセリングセミナー 第 6 回:筋萎縮性側索硬化症、球脊髄性筋萎縮症、脊髄性筋萎縮症(2015 年 9 月 26 日∼ 27 日) を実施した。遺伝医療に携わる医師・看護師・認定遺伝カウンセラー・認定遺伝カウンセラー 養成課程の学生などが遺伝カウンセリングに関する研修を受けた。参加者は 24 名であった。 (2)臨床遺伝専門医・認定遺伝カウンセラー研修 院内小児神経科レジデント、神経内科レジデントをはじめ、院外の希望者など含め 4 名が当 センター病院で専門医を取得すべく研修を受けている。また、お茶の水女子大学大学院遺伝カ ウンセリングコースの学生を 4 名、東北大学大学院遺伝カウンセラー養成課程の学生を 2 名、 順天堂大学医学部の学生を 1 名受け入れた。 5)臨床検査部 (1)「平成 27 年度第 1 回光トポグラフィ−検査講習会」2015 年 6 月 20 日(土) 光トポグラフィー検査について・機器説明(午前) 、機器操作の基礎・機器を用いた測定実習・ ノイズ波形について・波形の判読(午後)について講習を行った。 参加者:23 名 (2)「第 6 回不眠症の認知行動療法セミナ−ベーシックコ−ス」2015 年 10 月 17 日(土) 不眠症に対する認知行動療法の理論と基礎技量の習得を目的として行った。 参加者:37 名 (3)「第 6 回不眠症の認知行動療法セミナ−アドバンスコ−ス」2015 年 10 月 18 日(日) 不眠症に対する認知行動療法の理論と基礎技量の習得した方を対象に、より実践的な治療法 を身につけることを目的として行った。 参加者:12 名 (4) 「平成 27 年度第 2 回光トポグラフィ−検査講習会」2015 年 11 月 14 日(土) 光トポグラフィー検査について・機器説明(午前) 、機器操作の基礎・機器を用いた測定実習・ ノイズ波形について・波形の判読(午後)について講習を行った。 参加者:22 名 130 Ⅴ 研修・教育 3 研修・見学等受け入れ状況 (5)東京大学神経内科の若手医師病理実習を計 3 名受け入れ (2015 年 7 月∼ 9 月 1 名 2015 年 10 月∼ 12 月 1 名 2016 年 1 月∼ 3 月 1 名) エスクロール基本神経病理学を副読本とし,週 2 回の東京都健康長寿センターとの神経病理 カンファレンスを通じて,神経病理学に関する基本事項を修得した.研修期間中に各 1 名あた り 1 症例を受け持ち,東京大学で行われる CPC(臨床病理カンファレンス)を行った。 (6)神経疾患ブレインバンク「第 15 回市民講演会」 2015 年 9 月 19 日(土曜日) 会場:NCNP・ユニバーサルホール 脊髄小脳変性症(SCD)・多系統萎縮(MSA)の現在から未来のバイオバンク 参加者:63 名 (講演会をインターネット配信にて中継) (7)東京都健康長寿医療センター主催・NCNP 共催「ブレインバンク公開講座」 2016 年 2 月 6 日(土曜日) 会場:東京都健康長寿医療センター 健やかなこころとからだのために 参加者:130 名 (講演会をインターネット配信にて中継) 6)身体リハビリテーション部 <学生実習> 日程 2015.5.7 ∼ 2015.7.8 研修者所属施設 職種 人数 徳島健祥会福祉専門学校 理学療法士 2015.5.11 ∼ 2015.6.20 国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 理学療法士 1 実習 2015.6.8 ∼ 2015.7.26 宝塚医療大学 保健医療学部 理学療法学科 理学療法士 1 実習 2015.6.8 ∼ 2015.8.1 埼玉医科大学保健医療学部 理学療法学科 理学療法士 1 実習 2015.6.8 ∼ 2015.8.1 東京工科大学 作業療法学科 作業療法士 1 実習 2015.6.25 社会医学技術学院 理学療法学科夜間部 理学療法士 2 実習 2015.6.29 ∼ 2015.8.29 多摩リハビリテーション学院 理学療法士 1 実習 2015.8.24 ∼ 2015.8.29 東京工科大学 作業療法学科 作業療法士 1 実習 2015.8.24 ∼ 2015.10.17 帝京科学大学医療科学部 理学療法学科 理学療法士 1 実習 2015.8.31 ∼ 2015.10.10 東京工科大学 医療保健学部 理学療法学科 理学療法士 1 実習 2015.9.7 東京工科大学 作業療法学科 作業療法士 1 実習 2015.10.26 ∼ 2015.12.29 社会医学技術学院 理学療法学科昼間部 理学療法士 1 実習 2016.1.12 ∼ 2016.3.4 首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 理学療法士 1 実習 2016.1.18 ∼ 2016.2.5 東京 YMCA 医療福祉専門学校 作業療法士 1 実習 2016.2.29 ∼ 2016.3.4 東京工科大学 作業療法学科 作業療法士 2 実習 2016.2.29 ∼ 2016.3.18 上智大学大学院言語聴覚研究コース 言語聴覚士 1 実習 ∼ 2015.9.12 目的 1 実習 <研修・見学> 日程 研修者所属施設 2015.5.1 国立病院機構 医王病院 2015.8.18 日本大学第二高等学校 2015.9.11 埼玉県総合リハビリテーションセンター 2015.10.23 職種 人数 副院長 1 見学 作業療法士 1 見学 理学療法士 1 見学 高校 2 年生 1 見学 理学療法士 1 見学 理学療法士 3 見学 2015.11.18 ネパール トリブバン大学 医師 1 見学 2016.1.26 北多摩地区地域施設の PT 理学療法士 2 見学 2016.01.26 金沢医療センター 言語聴覚士 1 見学 鹿児島愛心会中山クリニック 理学療法士 1 見学 鹿児島生協病院 理学療法士 2 見学 ネパール トリブバン大学 理学療法士 1 見学 2016.3.7 2016.3.9 ∼ 2016.3.8 目的 131 Ⅴ 研修・教育 3 研修・見学等受け入れ状況 7)精神リハビリテーション部 研修・見学等受け入れ No. 日 程 研修・実習 見学 研修・見学者所属施設 職種 1 2 3 4 5 6 7 8 2015.4.16 2015.4.23 2015.4.27 2015.4.30 2015.4.30 2015.5.11 ∼ 2015.7.3 2015.5.14 2015.5.28 見学 見学 見学 見学 見学 研修・実習 見学 見学 三鷹駅前こころのクリニック 東京大学大学院精神看護分野 さっぽろ駅前クリニック北海道リワークプラザ 名古屋市立大学看護学部 白梅学園大学子ども学部発達臨床学科 東北福祉大学 作業療法学科 4 年生 東京保護観察所 国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科 9 2015.5.28 見学 長野刑務所 10 2015.6.1 研修・実習 西八王子病院 11 12 13 14 15 2015.6.1 ∼ 2015.7.17 2015.6.24 ・ 2015.6.26 2015.6.25 2015.6.25 2015.7.14 研修・実習 埼玉県立大学 作業療法学科 4 年生 見学 大泉病院 見学 旭川保護観察所 見学 旭川保護観察所 見学 足立病院 16 2015.7.6 見学 社会医学技術学院 作業・理学療法学科 1 年生 17 2015.7.23 見学 国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科 18 2015.7.23 見学 長野刑務所 19 20 21 22 23 24 25 2015.8.13 2015.8.13 2015.8.17 2015.8.20 2015.8.24 2015.9.7 2015.9.7 26 2015.10.1 ∼ 2015.11.26 見学 千葉中央看護専門学校 27 2015.10.15 見学 公益社団法人被害者支援都民センター 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 2015.12.8 2015.12.10 2015.12.10 2015.12.10 2015.12.10 2015.12.10 2016.1.25 ∼ 2016.3.18 2016.1.28 2016.1.28 2016.1.28 2016.2.18 2016.2.22 ∼ 2016.2.26 2016.2.29 ∼ 2016.3.4 2016.3.3 2016.3.9 見学 東京都障害者就労支援連携強化事業研修として 見学 厚生労働省 精神・障害保健課 見学 厚生労働省 精神・障害保健課 見学 厚生労働省 精神・障害保健課 見学 厚生労働省 精神・障害保健課 見学 三交病院 臨床心理室 研修・実習 東京工科大学 作業療法学科 4 年生 見学 公益社団法人被害者支援都民センター 見学 公益社団法人被害者支援都民センター 見学 東京地方検察庁特別公判部 見学 さいたま保護観察所処遇部門 研修・実習 東京工科大学 作業療法学科 3 年生 研修・実習 東京工科大学 作業療法学科 2 年生 見学 東大病院精神科医局 後期研修医 見学 高月病院 アルコール病棟 ∼ 2015.7.6 ∼ 2015.9.24 ∼ 2015.8.21 ∼ 2015.10.16 ∼ 2015.9.11 ∼ 2015.9.18 見学 東京大学大学院公共健康医学専攻精神保健学 見学 千葉中央看護専門学校 研修・実習 東京工科大学 作業療法学科 3 年生 見学 東京大学大学院健康科学・看護学 研修・実習 社会医学技術学院 作業療法学科 4 年生 研修・実習 東京都立松沢病院 研修・実習 埼玉県立大学 作業療法学科 3 年生 人数 目的 臨床心理士 学生・看護師 精神保健福祉士 准教授 教授 作業療法学生 保護観察官 医師(任意研修医) 薬剤担当処遇カウ ンセラー 1 2 1 1 1 1 2 1 作業療法士 2 デイケア・ 作業療法研修 1 臨床実習 3 デイケア研修 1 SMARPP 見学 1 SMARPP 見学 1 作業療法研修 作業療法学生 作業療法士 社会復帰調整官 保護観察官 作業療法士 作業療法士・ 理学療法士 医師(任意研修医) 薬剤担当処遇カウ ンセラー 研究生 教員 精神看護学 作業療法学生 看護学生 作業療法学生 作業療法士 作業療法学生 専任教員 精神看護学担当 心理療法士 犯罪被害相談員 支援員 依存症対策専門官 主査 障害保健係 係長 課長補佐 臨床心理士 作業療法学生 臨床心理士 犯罪被害相談員 検察官検事 保護観察官 作業療法学生 作業療法学生 医師 看護師 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 臨床実習 SMARPP 見学 SMARPP 見学 1 SMARPP 見学 3 見学実習 1 SMARPP 見学 1 SMARPP 見学 1 1 2 3 1 1 2 SMARPP 見学 SMARPP 見学 評価実習 SMARPP 見学 臨床実習 デイケア見学 評価実習 1 SMARPP 見学 1 SMARPP 見学 5 1 1 1 2 2 1 1 1 1 2 1 2 1 2 デイケア見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 臨床実習 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 SMARPP 見学 評価実習 評価実習 SMARPP 見学 SMARPP 見学 8)薬剤部 薬学部学生実習 医療技術の高度化や医薬分業の進展によって、高い資質を有する薬剤師が求められるように なり薬学教育は 2006 年から 6 年制となった。実践的な能力を養うため 5 年次に病院薬局と調剤 薬局のそれぞれで 11 週間の実務実習が 2010 年より行われることとなり、国家試験を受けるた めにはこの実務実習の履修が必須となった。当院でも 2010 年から薬学部の学生を受け入れている。 日本薬剤師研修センターの認定実務実習指導薬剤師が中心となり薬剤師全員で指導に当たって いる。2014 年度からは近隣の薬科大学 2 校と契約を結び学生を受け入れている。2015 年度は 5 名を受け入れ、2016 年度は 6 名の受け入れを予定している。大学とも協力し有能な薬剤師を世 に送り出していきたいと思っている。 薬学部実務実習(11 週間)受入状況 年度 期間 2012年度 Ⅰ期 Ⅱ期 2013年度 Ⅲ期 Ⅰ期 Ⅱ期 2014 年度 Ⅲ期 Ⅰ期 Ⅱ期 2015 年度 Ⅲ期 Ⅰ期 Ⅱ期 2016 年度 予定 Ⅲ期 5.14 ∼ 7.27 9.3 ∼ 11.16 1.7 ∼ 3.22 5.13 ∼ 7.26 9.2 ∼ 11.15 1.6 ∼ 3.21 5.12 ∼ 7.27 9.1 ∼ 11.16 1.7 ∼ 3.24 5.11 ∼ 7.24 9.7 ∼ 11.20 1.7 ∼ 3.23 受入 合計 132 ― 1名 2名 1名 2名 ― 3名 1名 1名 ― 3名 2名 2名 1名 5名 2名 Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 5.9 ∼ 7.22 9.5 ∼ 11.18 1.10 ∼ 3.27 2名 2名 6名 2名 Ⅴ 研修・教育 3 研修・見学等受け入れ状況 9) 医療福祉相談室 (1)研修受け入れ 法務省全国保護観察所初任者研修として、2015 年 10 月 28 日に、社会復帰調整官 27 名を受け 入れた。 (2)実習受け入れ 1 精神保健福祉士学生実習(第Ⅰ期)として、2015 年 7 月 27 日∼ 8 月 14 日(3 週間)、昭和 女子大学(4 年生)、東京家政大学(4 年生)、文京学院大学(4 年生)、日本福祉教育専門 学校(1 年生)、から各 1 名、合計 4 名を受け入れた。 2 精神保健福祉士学生実習(第Ⅱ期)として、2015 年 8 月 24 日∼ 9 月 11 日(3 週間)、日本 社会事業大学(4 年生)、大妻女子大学(4 年生)、帝京平成大学(4 年生)、から各 1 名、 合計 3 名を受け入れた。 3 看護学生実習(統合看護実習Ⅱ)として、2015 年 5 月 18 日、19 日、20 日、21 日に、目白 大学看護学部(4 年生)3 名を受け入れた。 (3)見学受け入れ 1 東京大学大学院医学系研究科および同大学医学部健康総合学科の見学として、2015 年 9 月 3 日に、13 名を受け入れた。 2 東京地方裁判所の見学として、2014 年 11 月 5 日に、裁判官 17 名を受け入れた。 3 ルーテル学院大学社会福祉学科の見学として、2016 年 3 月 4 日に、第 3 学年学生 3 名、教 員 2 名を受け入れた。 4 国立研究開発法人国立成育医療センターの見学として、2015 年 9 月 24 日に、同センター 職員で看護部長 1 名、社会福祉士 1 名、介護福祉士 1 名を受け入れた。 5 デイケア就労支援について、2015 年 4 月 28 日に、ハローワーク新宿職員 2 名、株式会社 M.R.S2 名を受け入れた。 6 デイケア就労支援について、2015 年 5 月 12 日に、ハローワーク新宿職員 4 名を受け入れた。 7 デイケア就労支援について、2015 年 5 月 19 日に、昭和電工職員 2 名、東京中小企業家同友 会職員 3 名を受け入れた。 8 デイケア就労支援について、2015 年 6 月 30 日に、ハローワーク新宿職員 1 名、日本無線職 員 2 名を受け入れた。 9 デイケア就労支援について、2015 年 7 月 14 日に、ハローワーク品川職員 3 名、ソラスト職 員 2 名、エイジェック職員 2 名を受け入れた。 10 デイケア就労支援について、2015 年 7 月 28 日に、ハローワーク飯田橋職員 4 名 道頓堀職 員 2 名を受け入れた。 11 デイケア就労支援について、2015 年 8 月 11 日に、ハローワーク新宿職員 2 名、ソラスト職 員 2 名を受け入れた。 12 デイケア就労支援について、2015 年 9 月 8 日に、ハローワーク木場職員 3 名を受け入れた。 13 デイケア就労支援について、2015 年 9 月 15 日に、ハローワーク飯田橋職員 1 名、サクラヘ ルスサポート職員 2 名を受け入れた。 14 デイケア就労支援について、2015 年 10 月 13 日に、エイジェック職員 2 名、三菱 UFJ リサー チ職員 1 名 SG 職員 1 名を受け入れた。 15 デイケア就労支援について、2015 年 10 月 20 日に、オレンジページ職員 3 名、ハローワー ク新宿職員 2 名、セイシン企業職員 2 名を受け入れた。 16 デイケア就労支援について、2015 年 10 月 27 日に、電通職員 2 名、サクラヘルスサポート 職員 2 名、あいはーとみなと職員 1 名、港区障害者事業団職員 1 名、移行支援事業所職員 1 名を受け入れた。 17 デイケア就労支援について、2015 年 11 月 10 日に、SG 職員 1 名を受け入れた。 18 デイケア就労支援について、2015 年 11 月 17 日に、SONY 職員 3 名 就労移行支援事業所 アプローズ職員 1 名を受け入れた。 19 デイケア就労支援について、2015 年 11 月 24 日に、キリン職員 2 名 ハローワーク新宿職 員 1 名 ウェルズトウキョウ職員 3 名を受け入れた。 20 デイケア就労支援について、2015 年 12 月 8 日に、SG 職員 1 名、エイジェック職員 5 名を 受け入れた。 21 デイケア就労支援について、2016 年 1 月 26 日に、小平市就労支援センターほっと職員 6 名 を受け入れた。 22 デイケア就労支援について、2016 年 2 月 23 日に、ハローワーク品川職員 3 名を受け入れた。 23 デイケア就労支援について、2016 年 3 月 8 日に、昭和大学附属烏山病院職員 1 名を受け入れた。 24 デイケア就労支援について、2016 年 3 月 22 日に、ハローワーク千葉職員 3 名を受け入れた。 25 デイケア就労支援について、2016 年 3 月 29 日に、Y`s テーブルコーポレーション職員 3 名 を受け入れた。 133 Ⅴ 研修・教育・研究 4 看護部教育研修実施状況 10)療育指導室(保育実習) 2015.08.21 ∼ 09.04(11 日間) 鶴見大学短期大学部 2 年生 4 人 2015.11.30 ∼ 12.11(10 日間) 東京工学院専門学校 2 年生 2 人 2016.02.15 ∼ 03.01(11 日間) 浦和大学こども学部 2 年生 2 人 2016.03.03 ∼ 03.17(11 日間) 鶴見大学短期大学部 1 年生 4 人 11) 栄養管理室 1 2 3 4 5 6 7 8 9 部 門 日 程 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 栄養管理室 2015.5.25 ∼ 2015.6.19 2015.6.29 ∼ 2015.7.24 2015.8.3 ∼ 2014.8.21 2015.8.24 ∼ 2014.9.11 2015.9.14 ∼ 2015.10.9 2015.9.14 ∼ 2015.10.9 2016.2.1 ∼ 2016.2.26 2016.2.29 ∼ 2016.3.25 2016.2.29 ∼ 2016.3.25 施設名 文教大学 城西大学 東京農業大学 東京農業大学 人間総合科学大学 和洋女子大学 十文字学園女子大学 十文字学園女子大学 人間総合科学大学 職 種 人 数 目 的 学生 学生 学生 学生 学生 学生 学生 学生 学生 4 4 6 6 4 1 4 4 2 臨地実習 臨地実習 臨地実習 臨地実習 臨地実習 臨地実習 臨地実習 臨地実習 臨地実習 4 看護部教育研修実施状況 1)看護部教育目的 (1)各職種に応じた臨床実践能力を育成する (2)NCNP の職員として品格のある行動ができる態度を育成する 2)看護師教育目標 (1)患者・家族の人権を尊重し、倫理的配慮ができる態度を育成する (2)看護を科学的に捉える視点を持ち、看護実践に役立てることができる看護師を育成する ①専門的知識と看護の技術に優れた看護師の育成 ②根拠のある看護が実践できる看護師の育成 ③患者および家族の安全と安楽を確保し、質の高い看護が提供できる看護師の育成 (3)チームの中でよりよい人間関係の確立ができ、多職種医療を推進できる看護師を育成する (4)自己研鑽を積み重ねることで成長・成熟し、看護に魅力を感じることができる看護師を育成 する。 (5)国内外の医療情勢を踏まえた広い視野に立ち、総合的な判断や意思決定ができる看護師を育 成する (6)臨床研究を推進し、質の高い看護を社会に情報発信できる看護師を育成する 3)介護職員・看護助手・クラーク教育目標 (1)患者・家族の人権を尊重し、倫理的配慮ができる態度を育成する (2)患者・家族の安全と安楽を担保する業務実践能力を育成する 134 Ⅴ 研修・教育 4 看護部教育研修実施状況 4)教育内容 対象者 コース 研修テーマ 1段階︵新採用者︶ 新採用者 オリエンテーション 1段階 参加数 実施日 ・センターの概要、病院 組 織、 看 護 部 の 理 念、 1 専門職業人としての 自覚を養い早期に職 看護部教育について 場適応する ・専門職看護師としての 1 - 1 専門職業人としての責任ある行 2 センターの組織を理 職業倫理と責務 動をとることができる 解し医療チームへの 1 - 2 新しい職場環境にスムーズに適 ・職業人としての接遇 新採用者オリエンテーションプログラ 参加意識、業務に対 ・感染防止、医療安全 応できる す る 意 欲、 自 主 性、 2 - 1 病院、看護部の目標を理解し専 ム参照 ・精神保健福祉法 責任感を育成する ・病院経営の考え方 門職業人としての行動を とる ・看護過程の展開・看護 3 患者の人権擁護につ ことができる いて理解できる 記録 I・C の必要性につい ・人権擁護、インフォー て理解できる ムドコンセント ・電子カルテ操作 28名 4/1 (水) 4/2 (木) 4/3 (金) 4/6 (月) 看護技術に自信をもって 実践に活かそう 看護の基本的な知識・技 1 看護手順に沿って、看護技術を実 施できる <吸引・経管栄養・採血・筋 術を身につける 2 看護技術の原理・原則が理解できる 肉注射・与薬・点滴準備> 当院の特徴を踏まえた必要とされる看 護技術を中心とした、講義と演習 ・吸引・経管栄養 ・採血 ・筋肉注射 ・与薬・指示確認 ・点滴準備 28名 4/20 (月) 8:30∼17:15 心電図モニターの講義・演習 (株)日本光電担当者が原理・原則に 基づき体験させながら直接指導する 看護技術に自信をもって 輸液ポンプ・シリンジポンプの講義・ 実践に活かそう <心電図モニター・輸液 看護の基本的な知識・技 1 看護手順に沿って、看護技術を実 演習 施できる ポンプ・シリンジポンプ・ 術を身につける 2 看護技術の原理・原則が理解できる (株)テルモ担当者が原理・原則に基 づき体験させながら直接指導する 急変時の行動・静脈注射 急変時の行動について、基礎的な対応・ の知識> 応援要請・必要物品の確認を行い所属 病棟でもシュミレーションを実施 28名 5/8 (金) 8:30∼17:15 1 フィジカルアセスメントを用いて、 さっそく現場で実践した フィジカルアセスメント 胸部がアセスメントできる 胸部・腹部のフィジカルアセスメント の知識・技術を身につけ 2 フィジカルアセスメントを用いて、 の講義と演習 くなる フィジカルアセスメント る 腹部がアセスメントできる 28名 7/3 (金) 13:30∼17:15 日常の看護業務において、 1 看護業務と倫理について考えるこ とができる 考えてみよう!看護と倫 倫理的に考える方法を知 2 患者の人権について考えることが 理 る できる 講義「看護倫理について」 GW「看護業務におけるジレンマと看 護倫理」 事前課題を基に、看護場面でジレンマ と感じることを出し合い、患者の人権 や看護業務と看護倫理について討議 28名 10/7 (水) 13:30∼17:15 1 多重業務の優先順位が考えられる 1 業務が重なった場合 2 他者に適切な依頼ができる の安全を配慮した判 3 コミュニケーションの必要性がわかる 断と行動を学ぶ 4 メンバーシップを発揮しチームに 2 メンバー間の協力の 協力する方法を考えることができ 必要性が理解できる る GW:事例検討を事前課題とし、その 根拠や優先順位についてディスカッシ ョンする。その後、ロールプレイング を行い体験型の演習を実施 講義「メンバーシップとは」 28名 12/2 (水) 8:30∼17:15 GW「事前課題のレポートをもとに自 看護師としての自己の学 1 1 年間の自己の看護を振り返るこ 己の 1 年間を振り返り、自己課題につ いて考える」 自分の看護を振り返ろう びを振り返り、次年度の 2 とができる 2 年目の自己の課題を考えること 講義「 2 年目の看護師に求めるもの」 課題を考える ができる 発表「 2 年目に向けて」 28名 2/10 (水) 13:30∼17:10 1 看護倫理を知り、看護ケアの中で グループの中で事前課題をプレゼンテ 対象を理解し、患者・家 倫理問題に気づくことができる ーションし、その中から 1 又は 2 事例 族の人権を尊重した看護 自分の看護を見つめてみ が提供できるためのスキ 2 他の人の抱えている看護倫理問題 を倫理綱領と照らし合わせて事例検討 を共有することができる よう ルを身につけることがで 3 倫理綱領に基づいた個別的な看護 を行い、その結果を発表 講義「看護と倫理について」 きる ケアを考えることができる 20名 6/24 (水) 13:30∼17:15 講義 「ケアのコミュニケーションスキル」 基本的な問題の捉え方、会話のリズム、 コミュニケーションの基 1 コミュニケーションの基本的技術 を理解できる コミュニケーションセミ 本的技術を学び、看護実 感情練習、共感練習、ケアの型、ラポ 2 演習を通してコミュニケーション ール形成のトレーニング等講義と演習 ナー 践の中で活用できる 技術を実践することができる を繰り返し行う 19名 9/29 (火) 8:30∼17:15 19名 10/26(月) 8:30∼12:00 恐れるな!多重業務 2段階 ベーシックコース チームで看護をしよう 目 的 目 標 研修内容 メンバーシップ・リーダ 1 リーダーシップ・メンバーシップ 講義 「リーダーシップ研修∼チーム の基礎が理解できる ーシップの基礎を学び、 看護チームの一員として 2 看護チームに協力するための行動 力を高める∼」 演習を取り入れた講義形式 役割が発揮できる を見出すことができる 3段階 1 1 年間の自分の看護について振り 返り、自分の成長を客観的に見つ めることができる プライマリーナースとし 2 患者へのケアを倫理的側面も含め 自分の看護を振り返ろう て看護実践能力を養う て総合的に考えることができる 3 プライマリナースとしての次年度 の課題を見出すことができる 発表「自分の看護の振り返り」 GW「自分の看護を通してこの 1 年間 で成長したこと・プライマリーナース としての自分の課題」 19名 1/27 (水) 13:30∼17:15 1 - 1 リーダーシップについての理解 を再確認することができる 1 - 2 看護チーム内でのリーダーシッ プを発揮する為の行動を計画す ることができる 2 - 1 コーチングの基本的な考え方を学ぶ 2 - 2 相手の考えを受容することができる 2 - 3 コーチングを活かした指導を考 えることができる 2 - 4 ロールプレイを通して事例の指 導場面を振り返ることができる 2 - 5 場面を振り返り、コーチングの スキルについて考えることがで きる 2 - 6 ロールプレイでコーチングのス キルを実践できる 2 - 7 コーチングを今後の指導場面に 活かせるように考えることがで きる 講義「コーチングについて」 「リーダーシップについて」 演習、ロールプレイングを取り入れた 講義形式 39名 5/29 (金) 13:30∼17:15 28名 1/29 (金) 13:30∼17:15 1 2 段階で学んだリー ダーシップについて 1 学んだリーダーシッ 再確認し、自己の役 プを振り返ろう 割の中でのリーダー 2 コーチング技術を身 シップについて計画 につけ指導実践能力 することができる を養う 2 役割モデルとして効 果的な指導方法を身 につける 1 コーチングの技術を活かし、リー 1 看護チームにおける ダーシップを発揮しながら部署内 リーダーシップを理 での問題の改善に向けた取り組み 解し、リーダーとし について発表ができる やってみた!コーチング ての役割を発揮でき 2 取り組んだ内容を発表、および他 発表 &リーダーシップ る 者の発表を聞いてリーダーシップ、 2 コーチングの技術を コーチングに対する学びを深める 活かすことができる ことができる 135 Ⅴ 研修・教育・研究 4 看護部教育研修実施状況 対象者 コース 研修テーマ 目 的 目 標 研修内容 4段階 ベーシックコース 実施日 講義「問題解決技法とは何か:概論」 質の高い看護実践と指導 1 SWOT 分析を実施できる 問 題 解 決 技 法 ∼ SWOT 的役割を果たし、SWOT 2 病棟の問題を SWOT 分析に当て GW「ブレーンストーミング」 講義「SWOT 分析について」 分析を学ぶ はめて考えることができる 分析を理解できる GW「SWOT 分析」 26名 5/27 (水) 13:30∼17:15 1 SWOT 分析を実施できる 事 例 を 通 し、SWOT 分 析 か ら SWOT 分 析 の 理 解 を 深 2 BSC・アクションプランへと展開 SWOT 分析を活用できる め、問題解決策の計画に することができる つなげることができる 3 展開の流れを把握し、病棟の問題 解決を計画することができる 26名 6/29 (月) 13:30∼17:15 26名 2/24 (水) 13:30∼17:15 プリセプターシップを 実践した 2 ヶ月評価 1 2 ヶ月間の指導方法と指導効果を 1 プリセプターを実践 評価することができる した 2 ヶ月の経過と 2 プリセプティが専門職業人として、 評価 成長ができるように教育的、精神 グループにて情報交換 事例検討「新人指導でうまくいった場 2 新人指導を通じて効 的に支援ができる 果的だったこと・困 3 他のプリセプターの指導方法を参 面・困っている場面」 っていることの意見 考にし、今後の指導方法を考える 交換 ことができる 20名 6/8(月) 13:30∼15:00 プリセプターシップを 実践した 6 ヶ月評価 GW「新人指導で悩んだこと、それを プリセプターシップを効 1 プリセプターの役割が理解できる どう乗り越えたか」 「 6 か月評価のな 果的に発揮し、新人指導 2 指導効果を評価し、今後の12か月 かで、うまくいったこと・困難だった ができる 指導案を考えることができる こと」についてディスカッション 15名 10/5 (月) 13:30∼15:00 プリセプターシップを 実践した 9 ヶ月評価 1 プリセプターの役割が理解できる プリセプターシップを効 2 プリセプティが専門職業人として 成長・発達できるように教育的・ 果的に発揮し、新人指導 精神的に支援できる ができる 3 指導効果を評価することができる グループにて情報交換 GW「プリセプターを実践しての 9 か 月評価」 「プリセプターを行って、自分自 身が得たもの」 16名 1/6 (水) 13:30∼15:00 19名 3/9 (水) 13:30∼15:30 24名 7/1 (水) 10:00∼11:40 9名 10/14 (水) 14:30∼16:00 10名 12/9 (水) 14:30∼16:00 23名 7/13 (月) 10:00∼11:30 9名 10/29 (木) 14:30∼16:00 11名 12/14 (金) 14:30∼16:00 講義 「事例を通したSWOT分析 実践編」 GW 講義「BSC アクションプランへの展開」 GW 看護の専門職の視点から 1 SWOT 分析を実践し問題解決し たことを他者に発表することがで SWOT 分 析 を 活 用 し、 問 題 を SWOT 分 析 で 洗 きる 発表 病棟内で問題解決したこ い出し、問題解決を実践 したことを報告すること 2 他の発表者の実践した内容を聞き とを発表しよう 今後の参考とすることができる ができる プリセプター プリセプター連絡会 参加数 1 プリセプターの役割を知る 2 新人看護師の傾向を知ることができる 次年度の新人を迎える準 プリセプターの役割を学 び、新人教育の準備をす 3 プリセプターの役割をふまえて自 講義「プリセプターの知識」 備をしよう GW「どんなプリセプターになりたいか」 己の役割を考えることができる ることができる 4 指導案の必要性を認識し、取り組 む準備ができる 全看護師 段階以上 静脈注射研修 静脈注射における当院の 1 静脈注射実施のための基本的な知 識を習得する 基準を認識し、安全に実 2 末梢静脈留置針を挿入するための 施できる 技術を習得する 3 療養介助専門員 療養介助員 療養介助員研修 看護助手 看護助手研修 確認テスト(筆記試験) 静脈注射の実際(DVD「静脈注射を より安全・確実に Vol. 2 」視聴) 静脈留置針の操作演習 静脈注射研修 Ⅱ 介護過程の展開 事例発表「患者の全体像と、立案した 介護過程展開の実際につ 事例を通して実際に介護過程を展開す 援助計画」 いて学ぶ ることができる 意見交換 個別援助計画の立案 10名 6/15 (月) 13:30∼14:30 適切な接遇とは 1 病院職員として看護部の服装規定 に従って身だしなみを整えることが 病院職員として適切な接 できる 遇が実践できる 2 病院職員として患者に対する適切 な対応ができる 21名 7/6 (月) 13:30∼14:30 7/8 (水) 14:00∼15:00 33名 1/13 (水) 14:00∼15:00 1/18 (月) 13:30∼14:30 18名 7/6 (月) 13:30∼14:30 7/8 (水) 14:00∼15:00 33名 1/13 (水) 14:00∼15:00 1/18 (月) 13:30∼14:30 13名 7/6 (月) 13:30∼14:30 7/8 (水) 14:00∼15:00 講義 GW「こんな身だしなみは嫌だ、こん な対応は嫌だと思う身だしなみおよび 対応」 1 移乗に関連した安全ポイントが理 講義演習 身につけよう!安全安楽 安全安楽を考えた患者移 解できる な移乗 乗が理解できる 2 ボディメカニクスを使用した移乗 座位から端座位にし車椅子へ移乗 車椅子から入浴用車いすへ移乗 が理解できる 適切な接遇とは 1 病院職員として看護部の服装規定 に従って身だしなみを整えることが 病院職員として適切な接 できる 遇が実践できる 2 病院職員として患者に対する適切 な対応ができる 講義 GW「こんな身だしなみは嫌だ、こん な対応は嫌だと思う身だしなみおよび 対応」 1 移乗に関連した安全ポイントが理 講義演習 解できる 身につけよう!安全安楽 安全安楽を考えた患者移 2 ボディメカニクスを使用した移乗 座位から端座位にし車椅子へ移乗 な移乗 乗が理解できる 車椅子から入浴用車いすへ移乗 が理解できる クラーク クラーク 研修 136 静脈注射研修 Ⅰ 講義(DVD 視聴) 「看護業務と法的責任」 「薬剤の基礎知識と管理」 「静脈注射の基本知識と合併症」 「静脈注射における感染管理」 適切な接遇とは 1 病院職員として看護部の服装規定 に従って身だしなみを整えることが 病院職員として適切な接 できる 遇が実践できる 2 病院職員として患者に対する適切 な対応ができる 講義 GW「こんな身だしなみは嫌だ、こん な対応は嫌だと思う身だしなみおよび 対応」 Ⅴ 研修・教育 4 看護部教育研修実施状況 対象者 コース 研修テーマ 目 的 研修内容 参加数 実施日 慢性呼吸器疾患看護コース① 「人工呼吸法にまつわるトラブルシュ ーティング∼初級編」 35名 7/3 (金) 17:45∼19:00 慢性呼吸器疾患看護コース① 「人工呼吸法にまつわるトラブルシュ ーティング∼基礎 - 応用編」 18名 12/11(金) 17:45∼19:00 皮膚・排泄ケアコース 「失禁ケア」 8名 9/15 (火) 17:45∼19:15 緩和ケアコース① 「難病ケアと緩和ケア∼ QOL を高める アプローチ」 5名 7/1 (水) 17:45∼19:00 緩和ケアコース② 「がん疾患の症状マネジメント∼仏痛 コントロールを中心に∼ 8名 12/10(木) 17:45∼19:00 14名 6/18 (木) 17:45∼19:15 4名 7/16 (木) 17:45∼19:15 8名 9/4 (金) 17:45∼19:15 3名 10/2 (金) 17:45∼19:15 5名 12/4 (金) 17:45∼19:15 10名 2/5 (金) 17:45∼19:15 12名 5/14 (木) 17:45∼19:00 6名 7/22 (水) 17:45∼19:00 「口腔ケア応用編①」 16名 5/22 (金) 17:45∼19:00 「口腔ケア応用編②」 13名 6/5 (金) 17:45∼18:45 感染対策基礎コース 実践事例から考える 看護職の倫理 神経・筋疾患を持った患 者・家族に対する専門的 知識・技術を習得し、質 の高い看護実践能力を身 につけることができる 口腔ケア マスターコー ス 目 標 1 徐々に身体的機能が低下する患者 「現場での基本的な感染対策実践法」 の心理過程および身体的特徴を理 解し、看護援助ができる 2 先天性疾患・慢性疾患を伴って、「事例検討 1 」 キャリーオーバーした患者に与え る身体的・心理的・社会的影響を 「事例検討 2 」 理解することができる 3 神経・筋疾患をもった患者・家族 の心理的・社会的影響を理解し、 「事例検討 3 」 支援することができる 4 神経・筋疾患をもった患者の摂食 障害の知識を習得し看護実践に活 「事例検討 4 」 かすことができる 5 在宅に向けて看護援助を継続する ために、関連部署と連携すること 「事例検討 5 」 ができる 6 終末期にある患者・家族の心理過 程を理解し、援助することができ 「口腔ケア基礎編」 る 7 患者・家族へ倫理的配慮をした看 「口腔ケア基礎編」 護実践ができる 臨 床 全 看 教 護 育 修 「精神疾患患者の摂食嚥下の問題と看護」 7名 7/24 (金) 17:45∼19:00 摂食嚥下看護 神経難病コース 「神経難病における摂食嚥下看護のポ イント」 5名 11/6 (金) 17:45∼19:15 摂食嚥下看護 筋疾患コース 「NPPV と嚥下」 10名 11/27(金) 17:45∼19:00 「薬について知ろう ①」 18名 5/21 (木) 17:45∼19:00 「薬について知ろう ②」 15名 6/19 (金) 17:45∼19:00 「睡眠と睡眠障害について知ろう」 15名 6/23 (火) 17:45 19:00 「うつ病の看護」 13名 6/15 (月) 17:45∼19:00 「統合失調症の看護」 21名 7/9 (木) 17:45∼19:00 「てんかんの看護」 12名 10/8 (木) 17:45∼19:00 6名 1/20 (水) 17:45∼19:00 6名 2/17 (月) 17:45∼19:00 8名 5/8 (金) 17:45∼18:45 6名 7/10 (金) 17:45∼18:46 4名 9/11 (金) 17:45∼18:47 6名 11/13(金) 17:45∼18:48 4名 1/8 (金) 17:45∼18:49 3名 3/11 (金) 17:45∼18:50 「こころを認知神経科学から理解する ∼認知機能について∼」 12名 5/29 (金) 17:45∼19:00 「精神疾患に対する新しい介入∼認知 機能への介入について∼」 4名 1/29 (金) 17:45∼19:00 11名 10/19(月) 17:45∼19:00 第 1 回 「精神科集団プログラム体験 参加とレビュー」 6名 7/14 (火) 9:30∼16:30 第 2 回 「精神科集団プログラム体験 参加とレビュー」 6名 11/18(水) 9:30∼16:30 第 3 回 「精神科集団プログラム体験 参加とレビュー」 5名 2/16 (火) 9:30∼16:30 精神看護領域基礎編 精神科入門コース 師 研 摂食嚥下看護 精神科コース 精神看護領域基礎編 精神科看護ベーシックコ ース 「感情活用スキルアップ①講義編」 精神看護領域基礎編 コニュニケ―ション スキルアップコース 精神看護領域実践編 事例検討コース 精神障碍者及びその家族 への質の高い看護を提供 するために、精神領域に 関する専門的知識、技術 を習得し、臨床実践能力 を高める 1 精神領域における基本的な知識、「感情活用スキルアップ②実践編」 技術を習得及び再確認できる 2 コミュニケーション能力を高め、 第 1 回目 「精神科看護 事例検討会」 看護ケアやチーム医療の充実に活 かすことができる 3 事例検討の進め方を理解し、困難 第 2 回目 「精神科看護 事例検討会」 事例の捉え方やスタッフ間のエン パワメントができる 4 精神科領域における最新の知識・ 第 3 回目 「精神科看護 事例検討会」 技術を知り、日々のケアに活かす ことができる 5 社会資源や地域生活を知ることで、 第 4 回目 「精神科看護 事例検討会」 幅広い視野に立った看護ケアに活 かすことができる 第 5 回目 「精神科看護 事例検討会」 第 6 回目 「精神科看護 事例検討会」 精神看護領域実践編 アドバンスコース 「感情調節困難者へのアプローチ」 精神科集団プログラム 体験ツアー 137 Ⅵ 臨床研究 Ⅵ 臨床研究 1 病院研究発表会 1 病院研究発表会 2016 年 3 月 8 日(火)13:30 ∼ 於:ユニバーサルホール 13:30 【開会の辞】 国立精神・神経医療研究センター病院 院長 水澤英洋 【第Ⅰセッション】 座長:齋藤貴志 小児神経科医長 13:40∼13:50 1. 鉄硫黄アッセンブリング調節障害は嚢胞を伴う白質脳症をひきおこす ○石山昭彦(医師)1,3、小牧宏文1、中川栄二1、須貝研司1、佐々木征行1、 佐藤典子2、西野一三3、坂井千香4、後藤雄一4 1 )小児神経科、2 )放射線診療部、3 )神経研究所疾病研究第一部、 4 )神経研究所疾病研究第二部 13:50∼14:00 2. White matter abnormalities in patients with temporal lobe epilepsy and amygdala enlargement: comparison with hippocampal sclerosis and healthy subjects ○曽根大地(医師)1、松田博史2、太田深秀2、舞草伯秀2、佐藤典子1 1 )放射線診療部、2 )脳病態統合イメージングセンター 14:00∼14:10 3. 片側巨脳症における機能的半球切除術後の非罹患側の脳波経過と発達予後 〇高橋孝治(医師)1、中川栄二1、齋藤貴志1、竹下絵里1、本橋裕子1、 石山昭彦1、小牧宏文1、須貝研司1、高橋章夫2、大槻泰介2、佐々木征行1 1 )小児神経科、2 )脳神経外科 14:10∼14:20 4. 筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャー研究 ○岩田恭幸(理学療法士)1、矢島寛之1、竹下絵里2、立森久照3、脇田瑞木1、 渡部琢也1、立石貴之1、佐藤䮤志1、小牧宏文2,4、小林庸子1、村田美穂1,5 1 )身体リハビリテーション科、2 )小児神経科、3 )精神保健研究所 精神保健計画研究部、4 )臨床研究推進部、5 )神経内科 14:20∼14:30 5. Duchenne 型筋ジストロフィー患者を対象とした定期評価の取り組み ○立石貴之(理学療法士)1、早乙女貴子1、小林庸子1、小牧宏文2 1 )身体リハビリテーション部、2 )小児神経科 14:30∼14:40 …☆…休 憩( 10分間)…☆… 【第Ⅱセッション】 座長:向井洋平 神経内科医師 14:40∼14:50 6. 異常リン酸化タウ蓄積症 (タウオパチー) におけるErbB4の免疫組織学的検討 ○松本千尋(医師)1,2、髙橋祐二1、長野清一3、藤ヶ崎純子4、村山繁雄4、 村田美穂1、齊藤祐子2 1 )神経内科診療部、2 )臨床検査部、3 )神経研究所疾病研究第五部、 4 )東京都健康長寿医療センター 14:50∼15:00 7. デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の咀嚼能力に影響する因子について ○福本裕(歯科医師)1、山本敏之2、大矢寧2、森まどか2、小牧宏文3、 小林庸子4、村田美穂2,4 1 )歯科、2 )神経内科、3 )小児神経科、4 )リハビリテーション科 15:00∼15:10 8. ALS 患者の深呼吸を維持する呼吸リハビリ機器 LIC TRAINER Ⓡの有 効性と製品開発について ⃝寄本恵輔(理学療法士)1、有明陽佑1、早乙女貴子1、小林庸子1、 奥田美奈子3、田中尚美4、関根敦5、村田美穂1,2 1 )身体リハビリテーション部、2 )神経内科、3 )TMC BD 室、 4 )企画戦略室広報グループ、5 )カーターテクノロジーズ株式会社 15:10∼15:20 9. 当院における神経・筋エコー検査―臨床・病理連関との可能性― ○佐野輝典(医師)1、坂本崇2、石山昭彦3、吉田寿美子1、齊藤祐子1 1 )臨床検査部、2 )神経内科診療部、3 )小児神経診療部 15:20∼15:30 10. 治療を目指した GNE ミオパチー自然歴研究 ○森まどか(医師)1、大矢寧1、林由起子2*、三橋里美2、矢島寛之3、 米本直裕4、埜中征哉5、木村円6、武田伸一7、野口悟2,西野一三2、村田美穂1 1 )神経内科、2 )神経研究所疾病研究第一部、3 )リハビリテーション科、 4 )精神保健研究所、5 )小児神経科、6 )トランスレーショナル・メディ カルセンター、7 )神経研究所、*現 東京医科大学神経生理学教室 141 Ⅵ 臨床研究 1 病院研究発表会 15:30∼15:40 …☆…休 憩( 10分間)…☆… 【第Ⅲセッション】 座長:横井優磨 精神科医師 15:40∼15:50 11. 重大な暴力の既往がある統合失調症罹患者の認知機能の特徴について ○柏木宏子(医師)1、池澤聰2、大森まゆ1、中込和幸3、平林直次1 1 )第二精神診療部、2 )第二精神診療部、3 )精神保健研究所 15:50∼16:00 12. 社会認知機能検査である心の状態推論質問紙の日本語版 (SCSQ:Social Cognition Screening Questionnaire)の妥当性の検証 ○蟹江絢子(医師)1、中込和幸2 1 )精神リハビリテーション部、2 )精神保健研究所 16:00∼16:10 13. 精神科病棟における患者満足度に関連する看護ケアの検討 ○佐伯幸治(看護師)1、太田薫1、緒方直通2、佐藤功1、保谷美紀1、 村田琢磨1、三宅美智3、山之内芳雄3 1 )看護部、2 )筑波大学大学院 人間総合科学研究科、 3 )精神保健研究所 精神保健計画研究部 16:10∼16:20 14. 統合失調症者と担当看護師の関係とその関連要因 ○浅利悠子(看護師)1、森千鶴2 1 )看護部9病棟、2 )筑波大学医学医療系 16:20∼16:30 15. Probable AD/MCI due to AD における脳萎縮と MoCA-J/MMSE スコ アの関連 ○小川雅代(臨床心理士)1,2、舞草伯秀2、Jaroslav Rokicki2、今林悦子2,3、 松田博史2,3 1 )臨床研究推進部、2 )脳病態統合イメージングセンター、3 )放射線 診療部 16:30∼16:40 …☆…休 憩( 10分間)…☆… 【第Ⅳセッション】 座長:田代正春 看護師長 16:40∼16:50 16. 医療機関から治験のプロトコルを改善するために ―Motivation の上がるプロトコルを目指して― ○塚本祥子(看護師)1、藤生江理子1、山岸美奈子1、中村治雅1,2、 小牧宏文1,3 1 )臨床研究推進部、2 )TMC 臨床研究支援部、3 )小児神経診療部 16:50∼17:00 17. 当院における成人発症神経・筋疾患の発症前診断実施報告 ○杉本立夏(遺伝カウンセラー)1、竹下絵里1,2、清水玲子1、南成祐3、 井上健4,5、森まどか6、髙橋祐二6、村田美穂6、後藤雄一1,2,3,4 1 )外来部遺伝カウンセリング室、2 )小児神経診療部、 3 )臨床検査部遺伝子検査診断室、4 )神経研究所疾病研究第二部、 5 )第一精神診療部、6 )神経内科診療部 17:00∼17:10 18. 尿路感染症由来 Escherichia coli の O 抗原血清型と薬剤感受性 〇望月規央(臨床検査技師)1,6、小澤慎太郎6、久保木久美子6、白井毅2,6、 武蔵裕子1、内野厳治1、齊藤祐子1、吉田寿美子1、福本裕3,6、中川栄二4,5、 三山健司5,6 1)臨床検査部、2)薬剤部、3)歯科、4)小児神経科、5)外科、6)ICT 17:10∼17:20 19. アルツハイマー病・シェーグレン症候群による脊髄症合併剖検例の髄液 バイオマーカー ○佐藤綾子(臨床検査技師)¹、田港朝也³、川添僚也³、岡本智子³、 岩城真理子²、佐野輝典¹、金丸和富⁴、村山繁雄⁴、服部功太郎²、村田美穂³、 後藤雄一²、内野厳治¹、吉田寿美子¹、齊藤祐子¹ 1 )臨床検査部、2 )MGC バイオリソース部、3 )神経内科、 4 )東京都健康長寿医療センター 17:20∼17:30 20. ご本人用「心理検査報告書」の活用状況と有用性に関する検討 ○出村綾子(心理療法士)、島田隆生、柴田菜生、橋爪悠里、梅垣弥生、 原秀人、久保山武成、吉橋美里、川原加奈、今村扶美 臨床心理室 142 17:30 【閉会の辞】 国立精神・神経医療研究センター 病院 副院長 村田美穂 18:00∼20:00 【表彰式・懇親会】 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 2 各科研究会 1)臨床検討会 日 程 演 題 担当科 演 者 2015.05.12 てんかんと診断されていた心因性非てんかん発作の症例 精神科 堀井 大輔 2015.07.14 特異な歩行障害を呈した Chorea Acanthocytosis の姉弟例 神経内科 若杉 憲孝 2015.09.08 特異顔貌を伴い、 発達遅滞がみられた 1 歳女児∼奇形症候群へのアプローチ∼ 小児神経科 井上 道雄 2015.11.10 脳深部刺激療法によって救済しえた重症トゥレット症候群の症例 脳神経外科 開道 貴信 2016.07.17 整形外科とニューロモデュレーション 整形外科 松井 彩乃 2)精神科 精神科研究会 日 程 題名及び内容 講 師 2015 年度 第 1 回精神医療セミナー 「日常臨床における力動 2015.04.21 布施未来(病院 第一精神診療部 医師) 精神医学入門」 2015 年度 第 2 回精神医療セミナー 「薬理作用からみた非定 宮田久嗣(東京慈恵会医科大学 精神医 2015.05.19 型抗精神病薬の臨床特性と使い方のコツ ―持効性注射剤を 学講座教授) どのように使いこなすのか―」 2015.06.16 2015 年度 第 3 回精神医療セミナー 「てんかん診療とその症 須江洋成(東京慈恵会医科大学 臨床検 状の精神医学的理解」 査医学講座 教授) 2015.07.21 2015 年度 第 4 回精神医療セミナー 「脳神経外科における 開道貴信(病院 脳神経外科 医師) ニューロモデュレーション」 坂田増弘(病院 第一精神診療部 医長) 2015 年度 第 5 回精神医療セミナー 「地域精神科モデル医療 藤井千代(精神保健研究所 社会復帰研 2015.09.15 究部 部長) センターの 5 年間 成果と展望」 佐藤さやか(同 精神保健相談研究室長) 2015.10.20 2015 年度 第 6 回精神医療セミナー 「PET を用いた精神神 髙野晴成(病院 第一精神診療部 医長) 経疾患の臨床研究と治験」 2015 年度 第 7 回精神医療セミナー 「より良いアウトカムを 張 賢徳(帝京大学医学部附属溝口病院 2015.11.17 目指した軽症うつ病の治療戦略」 ∼薬物療法と精神療法の融 精神神経科 教授) 合を目指して∼ 2015.12.15 2015年度 第 8 回精神医療セミナー 「Cognitive Enhancement 池澤 聰(病院 第一精神診療部 医長) in Schizophrenia 統合失調症の認知機能増強法」 2016.01.19 2015 年度 第 9 回精神医療セミナー 「脳卒中後のうつとアパ 木村真人(日本医科大学千葉北総病院 シー」 メンタルヘルス科 部長・病院教授) 2016.02.16 2015 年度 第 10 回精神医療セミナー 「精神科医が遭遇するて 渡邊さつき(病院 第一精神診療部 医師) んかん」 143 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 精神科 CC 日 程 症 例 病棟名 担 当 2015.04.28 てんかんと診断されていた心因性非てんかん発作の症例 4 南病棟 堀井 大輔 2015.05.26 双極性障害から心的外傷後ストレス障害に診断を変更した38歳女性例 5 南病棟 小林なほか 2015.06.23 妄想性うつ病からDLBへと診断が変更された 1 例 9 病棟 吉川 大輝 2015.07.28 薬剤抵抗性のcatatoniaの一例 5 北病棟 成田 瑞 2015.09.29 幻覚妄想と抑うつを呈した薬物抵抗性老年期精神障害の一例 4 北病棟 中嶋愛一郎 2015.10.27 自己免疫性辺縁系脳炎が疑われる症例 4 南病棟 渡邊さつき 2015.11.24 老年期に幻覚妄想を呈した 1 例 5 南病棟 都留あゆみ 2015.12.22 医療観察法病棟入院処遇にあたり、診断に難渋した一例 8 病棟 武田 直也 松田 太郎 2016.01.26 殺人、死体損壊後逮捕勾留された後約 1 年にわたって緘黙状態となった一例 5 北病棟 山下 真吾 3)神経内科 神経内科CC 日 程 症 例 担当 2015.06.10 腸管ベーチェット病に対し抗 TNF- α抗体使用中に急性の認知機能障害、白質脳症を呈した78歳 男性 田港 2015.06.17 運動後の疲労感・筋痛・筋強直・高 CK 血症を繰り返す16歳男性 松本 2015.06.24 皮膚寄生虫妄想を認めた、DLB 患者の一例 藤堂 2015.09.09 急激な運動開始により不随意運動が誘発される20歳男性 青嶋 2015.09.16 発症 5 か月で歩行・摂食不能となり、CK 著明高値を認めた73歳男性 田崎 2015.09.30 経過23年で歩行障害が進行し MRI で小脳萎縮を認める spastic ataxia の53歳女性例 川添 2015.10.07 認知機能障害および頻発するミオクローヌスを発症し、 経過 7 年で ADL 全介助に陥った36歳女性 田港 2015.10.14 経過 3 か月で進行性に四肢筋力低下・嚥下障害を認めた63歳男性 水野 2015.10.21 乳児期に哺乳力低下・定頸の遅れを指摘され,運動・精神発達遅滞と嚥下障害を認めた21歳男性 若杉 2015.10.28 運動機能と知能の発達遅延、 近位筋優位の筋委縮と筋力低下、 高CK血症を認め、 筋ジストロフィー が疑われた42歳男性例 藤堂 2015.11.04 13歳で発症し、多発性筋炎または筋ジストロフィーが疑われ、診断までに 5 年を要した治療歴 8 年の慢性筋炎の24歳女性例 濱 2015.11.11 経過 2 年で認知機能障害が進行し、パーキンソニズムが出現、肺炎を機に寝たきりとなった68歳 男性例 青嶋 2015.11.25 免疫治療で M 蛋白血症が消失した Sporadic late onset nemaline myopathy の一例 水野 2015.12.16 28歳で発症し、下肢遠位筋・屈筋群優位の筋力低下が緩徐に進行した44歳男性 田崎 難治性の顔面痛とヒステリー様の不随意運動を主訴とする adult-onset Niemann-Pick 病 C 型疑 2016.01.06 いの28歳女性例 川添 2016.01.13 筋病理まとめ( 5 症例) 水野 2016.01.20 Floppy infant で出生、呼吸機能障害・嚥下障害・精神発達遅滞があり、非進行性の経過をとっ た24歳女性 2016.02.03 Pompe 病に伴う脳血管障害 藤堂 2016.02.10 脳性麻痺と考えられていたシャルルヴォア・サグネ型痙性失調症の35歳女性例 青嶋 神経内科短期臨床研修セミナー 日 程 内 容 2015.7.21-22 第11回 国立精神・神経医療研究センター神経内科短期臨床研修セミナー 参加者24名 144 若杉 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 4)小児神経科 日 付 タイトル 担当医 指導医 2015.04.01 発作性の脱力と知的障害、眼球運動障害を示す14歳男児例 平出 竹下 2015.04.08 常染色体優性遺伝形式を取る進行性の側弯症を認める 3 歳男児例 小橋 本橋 2015.04.15 10か月時からの急速な退行、腱反射減弱をみとめた男児 澁谷 佐々木 2015.04.22 てんかん発症に自己免疫的機序の関与が疑われる 8 歳女児 高橋 須貝 斎藤 中川 2015.05.20 小児神経学会予演 2015.06.03 呼吸不全に下肢の麻痺が合併した女児例 2015.06.10 新生児期より嚥下障害を認める女児 木許 小牧 2015.06.17 意識減損を伴った顔面と四肢のぴくつきが群発する脳性麻痺例 上田 本橋 2015.06.24 失調と錐体路徴候がみられた 3 歳男児 平出 石山 2015.07.01 大脳形成異常に皮膚症状を伴う女児 住友 佐々木 2015.07.08 小児神経セミナー予演 澁谷 本橋 2015.07.15 成績不振、物忘れ、集中力の低下を主訴に来院した13歳男児 岩渕 齋藤 2015.07.22 乳児期にてんかん外科手術を行った結節性硬化症の一例 山本 竹下 2015.07.29 乳児期早期に発症したてんかんの一例 斎藤 須貝 2015.08.05 幼児期に関節のやわらかさを指摘された男児 大野 小牧 2015.08.12 先天性難聴を合併したてんかん性脳症の乳児例 米衛 齋藤 2015.08.19 凹足、筋力低下と錐体路徴候がみられた 8 歳児 澁谷 中川 2015.08.26 前額部突出と発達遅滞を認める 1 歳女児 井上 石山 2015.09.02 特異顔貌、母斑、重度精神運動発達遅滞を呈した女児例 岩渕 竹下 2015.09.09 1 か月時にてんかんを発症し、経過中に退行がみられた 6 歳男児 平出 佐々木 2015.09.16 高度徐脈をきたしたライ様症候群後遺症の一例 高橋 本橋 2015.09.30 網膜色素変性症と大脳形成異常を合併した家族例 大野 須貝 2015.10.07 学会演題検討 2015.10.14 視床出血のみられた片側巨脳症の一例 上田 中川 2015.10.21 ワクチン接種後全身 植松 小牧 2015.10.28 著名な側弯、運動発達遅滞、眼球運動障害の見られる 4 歳女児 木許 齋藤 2015.11.04 筋緊張低下、発達遅滞、髄 山本 石山 2015.11.11 学会演題検討 2015.11.18 感冒症状の 1 週間後に左下肢の麻痺が出現した 1 歳女児例 米衛 本橋 2015.11.25 片麻痺にてんかんを合併した 1 歳女児 住友 竹下 2015.12.02 小眼球症と発達遅滞を合併した 3 歳男児 大野 佐々木 2015.12.09 骨格異常と発達遅滞が見られた乳児例 斎藤 竹下 2016.01.06 突然の下肢の強直が続く女児例 山本 齋藤 2016.01.13 経過中 NCSE を合併した小脳萎縮の男児例 住友 中川 2016.01.20 両側性脳波異常、 異所性灰白質を認め 5 歳時に発症したてんかんの女児例 木許 須貝 2016.01.27 急速に心機能が悪化し死亡した重症心身障害児の一例 岩渕 小牧 2016.02.03 発達の遅れと睡眠障害の見られる 4 歳女児 大野 石山 2016.02.10 早期発症てんかん性脳症の 1 歳女児 小橋 竹下 2016.02.17 腸閉塞を反復した 5 番染色体短腕欠失症候群の一例 高橋 本橋 2016.02.24 けいれん発作の抑制によりジストニアの悪化を繰り返した SCN 2 A の ミスセンス変異を伴う難治てんかんの一例 米衛 須貝 2016.03.02 発達の遅れ、構音障害、不器用のみられた 6 歳男児 井上 佐々木 2016.03.09 突発性の視覚症状を訴える男児例 大野 中川 2016.03.16 気管内出血を認めた副腎白質ジストロフィーの37歳男性 澁谷 小牧 2016.03.23 修了報告会 怠感、運動障害を発症した 5 歳男児例 化遅延のみられた 1 歳女児 145 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 臨床筋疾患カンファレンス(clinical myology conference: )CMC 146 日 付 2015.04.10 症例・演題 レクチャー:オリエンテーション・骨格筋画像所見の診かた 担 当 小児神経科:石山昭彦 2015.04.17 レクチャー:診察所見の取り方;神経内科編 神経内科:森まどか 2015.04.24 レクチャー:診察所見の取り方;小児神経科編 小児神経科:小牧宏文 2015.05.01 症例検討 1 「早産・新生児仮死後から人工呼吸器管理を要し筋力低下を伴 う 1 歳男児」 小児神経科:渋谷郁彦 2015.05.08 症例検討 2 「中枢神経病変、眼病変を伴う重度の発達遅滞を認めた乳児例」 小児神経科:高橋孝治 2015.05.15 レクチャー:電気生理検査 1 神経内科:大矢寧 2015.06.12 レクチャー:筋病理 疾病一部:西野一三 2015.06.19 症例検討 3 「運動後の疲労感・筋痛・筋のこわばり・高 CK 血症を繰り返 す16歳男性」 神経内科:松本千尋 2015.06.26 レクチャー:電気生理検査 2 神経内科:大矢寧 2015.07.03 症例検討 4 「運動後の筋痛に高 CK 血症を伴う15歳男児」 小児神経科:井上道雄 2015.07.10 症例検討 5 「筋緊張低下と股関節、膝関節の可動域制限を認める 1 歳10ヵ 月の男児例」 小児神経科:米衛ちひろ 2015.07.17 レクチャー / 実習:MMT/ROM ① リハビリテーション科 PT: 藤原舞 2015.07.24 症例検討 6 「筋力低下に変動がみられる 9 歳女児」 小児神経:大久保真理子 2015.07.31 レクチャー:神経筋疾患のリハビリテーション リハビリテーション科: 小林庸子 2015.08.07 レクチャー / 実習:MMT/ROM ② リハビリテーション科 PT: 藤原舞 2015.08.28 症例検討 7「運動発達の遅れがあるが知的発達は年齢相応な 1 歳 5 ヵ月男児」 小児神経科:斎藤良彦 2015.09.04 症例検討 8 「新生児期に呼吸障害で発症し日単位で筋力変動を示す兄弟例」 小児神経科:平出拓也 2015.09.11 レクチャー / 実習:MMT/ROM ③ リハビリテーション科 PT: 藤原舞 2015.09.18 症例検討 9 「発症 5 か月で歩行・摂食不能となり、CK 著明高値を認めた 73歳男性」 神経内科:田 麻美 2015.09.25 症例検討10「肥大型心筋症と発達遅滞、高乳酸血症を認めた 1 歳 3 か月の 男児例」 小児神経科:米衛ちひろ 2015.10.09 症例検討11「指先の力が入らないことで気付かれた緩徐進行性筋力低下の 7 歳例」 小児神経科:住友典子 2015.10.16 レクチャー:筋ジストロフィーの治療研究 小児神経科:本橋裕子 2015.10.30 レクチャー:リハビリテーションで用いられる装具 リハビリテーション科: 早乙女貴子 2015.11.13 症例検討12「高 CK 血症で診断にいたる乳幼児期デュシェンヌ型筋ジスト ロフィー」 小児神経科:小橋孝介 2015.11.20 レクチャー:神経筋疾患の遺伝カウンセリング 小児神経科:竹下絵里 2015.12.04 症例検討13「筋原性酵素上昇を伴う不明熱の 9 歳男児」 小児神経科:井上道雄 2015.12.11 症例検討14「筋力低下と早期からの呼吸障害を認める10歳女児」 小児神経科:上田理誉 2015.12.18 症例検討15「13歳で発症し、多発性筋炎または筋ジストロフィーが疑われ、 神経内科:濱由香 診断までに 5 年を要した治療歴 8 年の慢性筋炎の24歳女性例」 2015.12.25 症例検討16「筋ジストロフィーとの鑑別を要した緩徐進行性筋力低下の 8 歳女児例」 小児神経科:渋谷郁彦 2016.01.15 症例検討17「高 CK 血症と運動時の筋痛を認めた19歳の女性」 小児神経科:米衛ちひろ 2016.01.22 症例検討18「ミオパチー顔貌、頸部筋力低下、遠位筋優位の筋力低下を認 めた13歳の女性」 小児神経科:山本寿子 2016.01.29 症例検討19「皮質形成異常に高 CK 血症、深部感覚障害、便失禁を認めた 17歳男児例」 小児神経科:植松賢司 2016.02.05 症例検討20 「側彎、 低身長、 高口蓋等の特異顔貌、 呼吸不全を認めた14歳女児」 小児神経科:住友典子 2016.02.12 症例検討21 「運動時に出現する筋痛を反復し、 横紋筋融解症を来した13歳男児」 小児神経科:斎藤良彦 2016.02.19 レクチャー:次世代シークエンスの解析と実際 疾病一部:三橋里美 2016.02.26 症例検討22「Pompe 病における認知症と脳血管障害の検討」 神経内科:藤堂紘行 2016.03.04 症例検討23 「著明な慢性呼吸不全症状を呈した歩行可能な先天性ミオパチー 小児神経科:小橋孝介 の 1 例」 2016.03.18 症例検討24「片側下肢の萎縮を認めた 9 歳女児例」 小児神経科:山本寿子 2016.03.25 症例検討25「緩徐進行性に近位筋優位の筋力低下を認める 3 歳女児例」 小児神経科:大野武 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 5)遺伝カウンセリング室 遺伝カウンセリングカンファレンス 日 程 タイトル 2015.06.02 筋萎縮性側索硬化症家系からの相談 2015.06.23 統合失調症の夫婦からの相談 2015.07.28 球脊髄性筋萎縮症家系からの相談 2015.10.27 ハンチントン病の父をもつ女性からの相談 2015.11.17 ハンチントン病の父をもつ女性からの相談(第 2 報) 2015.12.22 ハンチントン病の父をもつ女性からの相談(第 3 報) 2016.01.26 ハンチントン病の父と妹をもつ男性からの相談(第 2 報) 2016.02.23 ハンチントン病の父をもつ女性からの相談(第 3 報) 2016.03.22 脊髄小脳変性症の父をもつ男性からの相談 6)身体リハビリテーション部 日 程 研究会名 講 師 2015.06.03 臨床筋カンファレンス(呼吸リハビリテーション・学校住 小林 宅環境整備・パソコン入力支援) 2015.06.15 排痰手技について 看護師向け 2015.08.26 てんかん家族会講義 2015.08.07 臨床筋カンファレンス(MMT) 理学療法士 2015.09.11 臨床筋カンファレンス(MMT) 理学療法士 2015.10.30 臨床筋カンファレンス(神経筋疾患患者の機能障害 歩行 早乙女 障害について) 理学療法士 7)精神リハビリテーション部 日 程 題名及び内容 講 師 2015.04.05 スタッフ研修 「リカバリーとその支援」 2015.04.24 家族勉強会①利用している社会資源とそのメリット 2015.05.29 家族勉強会②「リカバリー支援とストレングスモデル」 2015.06.26 家族勉強会③グループワーク「就労や地域に活動の幅を広 げることに対する心配事」 2015.07.24 家族勉強会④「くすりの話」 2015.08.28 家族勉強会⑤「ピアスタッフ 2 名による、 リカバリーストー ピアスタッフ:友保、松谷 リー」 2016.03.04 デイケア研修:グループワーク 1「事例紹介」 就労の可能性について考えてみましょう 2016.03.04 デイケア研修:グループワーク 2 就労を実現するためにできることについて考えてみま しょう 2016.03.04 デイケア研修: 「リカバリーとストレングスモデル」 2016.03.04 2016.03.04 デイケア研修:リカバリーストーリーの紹介 「働いています」 坂田医長 清澤精神保健福祉士 (訪問型職場適応援助者) 坂田医長 原薬剤師 坂田医長 デイケア利用者 2 名 デイケア研修:企業・ハローワークから見た就労支援の 現状 東京労働局 ハローワーク新宿 医療機関への期待 147 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 8)臨床検査部 臨床病理検討会(CPC) 日 程 回 症 例 会 場 2015.04.14 第 525 回 半年の経過で上肢脱力、呼吸困難が進行し、右胸水を伴った筋萎縮性側索硬化 ユニバーサル ホール 症の 80 歳男性 2015.06.09 第 526 回 経過 25 年の CIDP に 4 年の経過の認知機能障害を合併し、低血糖と肺水腫で ユニバーサル 死亡した 83 歳女性 ホール 2015.09.01 第 527 回 胃瘻造設するも麻痺性腸閉塞のために CV ポートを必要とした全経過 15 年の ユニバーサル MELAS の 44 歳女性剖検例 ホール 2015.09.01 第 528 回 経過 10 年のパーキンソン病で、膵臓癌にて死亡した 61 歳女性(生前同意ブレ ユニバーサル インバンク登録例) ホール 2015.10.13 第 529 回 経過 13 年の長期経過をたどった ALS の 78 歳男性例 2015.12.08 第 530 回 65 歳頃左上肢の rigospasticity・ミオクローヌス・失行で発症し、大脳皮質基 ユニバーサル 底核変性症と臨床的に考えられた 72 歳女性例 ホール 2016.02.09 第 531 回 ネマリンミオパチーと診断され、呼吸不全と心肥大を合併し、突然死亡した 67 ユニバーサル 歳男性 ホール ユニバーサル ホール 9)2015 年度 臨床研究推進部 27 年度 治験推進室勉強会 実施・評価 月 日 148 内 容 講師名 6 月 19 日 (金) 第 1 回勉強会 ① 第 17 回 CRC 養成フォローアップ研修会 ② 初級者臨床研究コーディネーター養成研修報告 ① CRC 山本 ② CRC 手島 近藤副師長 6 月 26 日 (金) 滋賀医大研究倫理について 7月1日 (水) 出席者数 室内 他部署 24 0 DVD 講習 6 0 滋賀医大研究倫理について DVD 講習 6 0 7月2日 (木) 滋賀医大研究倫理について DVD 講習 17 0 7 月 10 日 (金) ① オーストラリアの CRC と日本の CRC の違いについて ② NCNP について ① 松嶋由紀子(慶応大) Cindy Hall Katrina Brosnan ② 住吉太幹部長 16 0 9 月 18 日 (金) ① 日本病院薬剤師会第 18 回 CRC 養成研修会報告 ② 第 15 回 CRC あり方会議報告 ① 帶包、車田 ② 鈴木(久)、手島 21 0 10 月 2 日 (金) ① 日本病院薬剤師会第 18 回 CRC 養成研修会報告 ② 第 15 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議報告 ① 柳 ② 藤生、山本 17 0 10 月 30 日 治験のデータ不正問題について (金) 武井利充顧問 23 0 11 月 20 日 ① 日本臨床精神神経薬理学会 (金) ② 日本臨床免疫学会 ① 津野 ② 塚本 22 0 12 月 25 日 日本臨床薬理学会 (金) 黒津、山口、杉原、柳 11 0 2016 年 1 月 25 日 (月) 海外研修修了者からの臨床薬理学会の将来への提言 中村室長 20 8 2月8日 (月) 神経難病創薬の臨床開発における課題と解決に向けて:患者登 中村室長 録、ネットワークを踏まえて 22 7 23 1 25 0 ① 津野 ② FDA 査察につい て:吉安主任、モ ニタリング・監査 について:近藤副 師長、AMEDにつ いて:鈴木智恵子 2 月 26 日 (金) ① 平成 27 年度上級者 CRC 養成研修 ② 第 26 回関信地区国立病院等治験連絡会 3 月 25 日 (金) ① 人を対象とする医学系研究に関わる教育・研修セミナー ①藤生師長 臨床研究の倫理を考える ②柳、車田、帶包 ② 第 18 回 CRC 養成研修フォローアップ研修 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 10)医療安全管理室 <医療安全研修会> 日 程 2015.04.02 2015.04.03 2015.04.21 2015.04.27 ∼ 2015.04.28 2015.04.30 2015.07.01 ∼ 2015.07.02 2015.05.08 2015.05.11 ∼ 2015.05.15 2015.05.18 2015.06.03 2015.06.24 2015.07.01 2015.07.30 2015.08.10 09.16 ∼ 17 11.30 12.10 2015.08.24 2015.09.03 2015.09.09 2015.09.15 2015.09.18 2015.09.28 2015.09.29 ∼ 2015.09.30 2015.10.01 2015.10.14 2015.11.24 2016.01.07 2016.01.19 2016.01.25 2016.02.02 2016.02.08 2016.02.23 2016.03.08 ∼ 2016.03.09 2016.03.09 2016.03.08 2016.03.29 2016.03.22 2016.03.24 2016.03.24 2015.06.23 ∼ 2015.06.26 2015.10.20 ∼ 2015.10.23 2015.05.13 ∼ 2016.03.09 研 修 名 当院における医療安全管理体制 新採用者オリエンテーション 患者確認について 看護部新採用者研修 Trilogy E 70 ケアサイト使用方法 受講者数 90 38 11 143 看護部新採用者研修 LTV Trilogy BiPAP の取扱い方 TrilogyO 2 /100 /E70 A 40 取扱い方 呼吸生理 オートセットCについて 酸素療法 28 92 11 20 39 9 32 レジェンドエアーの取扱い方 74 フルカリック説明会 医療用ガスについて 心電図モニター ViVo40 の取扱い方 VELIA について パピーテン 看護部中途採用者研修 トリロジー回路について 窒息事故事例検討会 窒息事故報告会研修会 MRI 検査の安全講習 VS INTEGRA 事例から学ぶ薬剤の取り違い防止 骨折、脱臼事例から学ぶ観察とケアのポイント 転倒転落による事故の法律問題と対策 カルディオライフ 障害者虐待防止・権利擁護研修 伝達講習会 TEC-5631 セントラルモニター CNS6101 TEC-5600 シリーズ CVPPP 13 63 31 18 6 11 6 9 92 99 36 8 73 57 103 14 57 22 24 18 19 BLS 95 合 計 1461 <全職員医療安全研修会> 2015.06.11 医療メディエーション∼当事者の声を聴くことと事実調査 720 2016.02.04 ∼ 2016.03.11 医療安全研修 e-ラーニング 887 149 Ⅵ 臨床研究 2 各科研究会 <感染症研修会> 日 程 2015.04.02 2015.04.03 2015.04.06 2015.04.09 2015.05.15 2015.05.19 2015.05.20 2015.05.21 2015.06.18 2015.07.08 2015.08.06 2015.09.02 2015.09.16 2015.11.05 2015.11.27 ∼ 2015.12.18 2015.11.25 2015.12.04 2015.12.04 2015.12.28 2016.02.04 ∼ 2016.03.11 研 修 名 新採用者オリエンテーション 看護部新採用者研修 武蔵分教室教員講習会 臨床検査部勉強会 デイケア勉強会 デイケア勉強会 デイケア勉強会 4 北病棟手洗い勉強会(患者) 臨床教育研修 栄養科手洗い研修 9 病棟職員勉強会(環境整備) 栄養科手洗い研修 栄養科手洗い研修 6 病棟職員勉強会 感染対策セミナー 受講者数 90 38 18 16 33 10 9 6 14 2 10 2 2 13 874 療育指導室(汚物片付け隊) 12 4 北病棟勉強会(汚物片付け隊) 2 北病棟勉強会(インフルエンザ、手指衛生) 2 南病棟勉強会(汚物片付け隊) 6 11 5 感染対策セミナー 887 合 計 2058 11) 医療福祉相談室 スキルアップのための自主講座 日 程 2015.04.24 2015.05.22 2015.06.26 2015.07.24 2015.08.28 2015.09.25 2015.10.23 2015.11.27 2015.12.25 2016.01.29 2016.02.26 2016.03.25 150 テ ー マ 精神保健福祉法(医療保護入院) SMARPP(依存症治療) 障害者総合支援法 より良い接遇 介護保険制度 生活保護制度 前期 研修報告 障害年金 デイケア・PORT 医療観察法 東京都内 医療機関の動き 後期 研修報告 担当者 荻野、 和知、 上代 和知 原 ・ 小河原 和知 ・ 若林 伩田 ・ 千野根 三輪 ・ 漆畑 2015 齋藤 ・ 原 ( 静 )・ 三輪 齋藤 ・ 島田 清澤 ・ 間所 宮坂 ・ 福田 齋藤 ・ 昇 根岸 ・ 千野根 ・ 齋藤 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 3 研究業績 1) 精神科(第一精神診療部) (1)刊行論文 ①原著論文 1 Morita T,Kosaka H,Saito DN,Fujii T,Ishitobi M,Munesue T,Inohara K,Okazawa H,Kakigi R,Sadato, N: Neural correlates of emotion processing during observed self-face recognition in individuals with autism spectrum disorders.Research in Autism Spectrum Disorders 2016; 26:16‒32 2 Song MJ,Choi HI,Jang SK,Lee SH,Ikezawa S,Choi KH: Theory of mind in Koreans with schizophrenia: A meta-analysis.Psychiatry Res 2015; 229(1-2) :420-425 3 Kashiwagi H,Kuroki N,Ikezawa S,Matsushita M,Ishikawa M,Nakagome K,Hirabayashi N,Ikeda M: Neurocognitive features in male patients with schizophrenia exhibiting serious violence: a case control study. Annals of General Psychiatry 2015; 14(46) :1-6 4 Takamiya A,Kishimoto T,Watanabe K,Mimura M,Kito S: Transcranial magnetic stimulation for bipolar disorder with catatonic stupor: a case report.Brain Stimul 2015; 8(6): 1236-1237 5 Murata Y,Watanabe O,Taniguchi G,Sone D,Fujioka M,Okazaki M,Nakagawa E,Watanabe Y,Watanabe M: A case of autoimmune epilepsy associated with anti-leucine-rich glioma inactivated subunit 1 antibodies manifesting electrical shock-like sensations and transparent sadness.Epilepsy Behav Case Rep 2015; 4:91-93 6 Pu S,Nakagome K,Yamada T,Yokoyama K,Matsumura H,Yamada S,Sugie T,Miura A,Mitani H,Iwata M,Nagata I,Kaneko K: Suicidal ideation is associated with reduced prefrontal activation during a verbal fluency task in patients with major depressive disorder.J Affect Disord 2015; 181:9-17 7 Pu S,Nakagome K,Yamada T,Matsumura H,Yokoyama K,Kaneko K,Kurosawa Y: Association between fish consumption and prefrontal function during a cognitive task in male Japanese workers: A multi-channel near-infrared spectroscopy study.PLoS One 2015; 10(4) :e0123972 8 Pu S,Nakagome K,Itakura M,Yamanashi T,Sugie T,Miura A,Satake T,Iwata M,Nagata I,Kaneko K: Self-reported social functioning and prefrontal hemodynamic responses during a cognitive task in schizophrenia.Psychiatry Res 2015; 234(1) :121-129 9 Ota M, Noda T, Sato N, Okazaki M, Ishikawa M, Hattori K, Hori H, Sasayama D, Teraishi T,Sone D, Kunugi H: Effect of electroconvulsive therapy on gray matter volume in major depressive disorder.J Affect Disord 2015; 186:186-191 10 Soshi T,Noda T,Ando K,Nakazawa K,Tsumura H,Okada T: Impulsivity is associated with early sensory inhibition in neurophysiological processing of affective sounds.Front Psychiatry 2015; 6(141) :1-12 11 Soshi T,Noda T,Ando K,Nakazawa K,Tsumura H,Okada T: Neurophysiological modulation of rapid emotional face processing is associated with impulsivity traits.BMC Neurosci 2015; 16(87):1-17 12 Omachi Y,Ito K,Arima K,Matsuda H,Nakata Y,Sakata M,Sato N,Nakagome K,Motohashi N: Clinical impact of(11)C-Pittsburgh compound-B positron emission tomography carried out in addition to magnetic resonance imaging and single-photon emission computed tomography on the diagnosis of Alzheimer's disease in patients with dementia and mild cognitive impairment.Psychiatry Clin Neurosci 2015; 69(12) :741-751 13 Ota M,Sato N,Okamoto T,Noda T,Araki M,Yamamura T,Kunugi H. : Neuromyelitis optica spectrum disorder and multiple sclerosis: Differentiation by a multimodal approach.Mult Scler Relat Disord 2015; 4(6) : 515-520 14 Sone D,Ito K,Taniguchi G,Murata Y,Nakata Y,Watanabe Y,Okazaki M,Sato N,Matsuda H,Watanabe M: Evaluation of amygdala pathology using(11)C-methionine positron emission tomography/computed tomography in patients with temporal lobe epilepsy and amygdala enlargement.Epilepsy Res 2015; 112:114121 15 Kimura Y,Ichise M,Ito H,Shimada H,Ikoma Y,Seki C,Takano H,Kitamura S,Shinotoh H,Kawamura K,Zhang MR,Sahara N,Suhara T,Higuchi M:PET Quantification of Tau Pathology in Human Brain with 11C-PBB3.J Nucl Med 2015; 56(9) :1359-65 16 佐藤彰秀,青木真由美,高野香奈子,千葉 晃,川名貴洋, 口輝彦: 抗うつ薬における性機能障害 うつ病患者 を対象とするアンケート調査.臨床精神薬理 2015; 18(10):1321-1332 17 佐藤慎一,前田 彰,入江 伸,首藤典史,船渡川 隆,河西武彦,齋藤智久,大場康博,Martin-Facklam Meret, 平安良雄, 口輝彦: 健康成人男性を対象とした bitopertin の単回経口投与試験における安全性、忍容性及び薬物 動態の検討.臨床精神薬理 2015; 18(6):785-799 18 長島杏那,松尾淳子,野田隆政,木下裕紀子,石田一希,平石萌子, 口輝彦,功刀 浩: 研究と報告 気分障害患 者における強迫性パーソナリティ傾向と認知機能との関連.精神医学 2016; 58(2)65-72 ②総説 1 Teraishi T, Hori H, Sasayama D, Matsuo J, Ogawa S, Ota M, Hattori K, Kajiwara M, Higuchi T, Kunugi H:(13) C-tryptophan breath test detects increased catabolic turnover of tryptophan along the kynurenine pathway in patients with major depressive disorder.Sci Rep 2015; 5:15994 2 Matsuo J,Kamio Y,Takahashi H,Ota M,Teraishi T,Hori H,Nagashima A,Takei R,Higuchi T,Motohashi N, Kunugi H: Autistic-like traits in adult patients with mood disorders and schizophrenia. PLoS One 2015; 10 (4) : e0122711 3 Higuchi T,Kamijima K,Nakagome K,Itamura R,Asami Y,Kuribayashi K,Imaeda T : A randomized, double-blinded,placebo-controlled study to evaluate the efficacy and safety of venlafaxine extended release and a long-term extension study for patients with major depressive disorder in Japan.Int Clin Psychopharmacol 2016; 31(1) :8-19 151 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 4 Hattori K,Ota M,Sasayama D,Yoshida S,Matsumura R,Miyakawa T,Yokota Y,Yamaguchi S,Noda T, Teraishi T,Hori H,Higuchi T,Kohsaka S,Goto Y,Kunugi H: Increased cerebrospinal fluid fibrinogen in major depressive disorder.Sci Rep 2015; 5:11412 5 池澤 聰,野田隆政,住吉太幹,中込和幸: うつ病の認知機能障害(特集 うつ病に対する新しい治療の試み).精 神科治療学 2015; 30(5) :679-685 6 池澤 聰: 認知機能障害の治療総論(特集 日常診療に活かす認知機能障害の病態・評価・治療).精神科治療学 2015; 30(11) :1443-1352 7 池澤 聰: 統合失調症の認知機能障害の診断と治療をめぐる課題と展望.臨床精神薬理 2015; 18(12):1503-1511 8 岡崎光俊,中込和幸: カテゴリカルかディメンジョナルか 臨床現場でディメンジョナルな見方は有用か ?.精神科 2016; 28(3) :227-230 9 宇佐美政英,佐竹直子,渡部京太: 関係者会議に携わって感じたこと(特集 集団精神療法は多職種チームにいか に生かされるか).集団精神療法第 31(1)2015; 11-20 10 野田隆政: 他科に聞くシリーズ うつ病の診断と治療.日本臨床内科医会会誌 2015; 30(1) :104-108 11 野田隆政: Conference Report 第 12 回日本うつ病学会総会.精神科臨床 Legato 2015; 1(3):32-33 12 野田隆政: うつ病の電気けいれん療法は長期的転帰を改善するか.精神科 2015; 27(2):122-126 13 長島杏那,松尾淳子,野田隆政,木下裕紀子,石田一希,平石萌子, 口輝彦,功刀浩: 研究と報告 気分障害患 者における強迫性パーソナリティ傾向と認知機能との関連.精神医学 2016; 58(1):65-72 14 吉村直記: 統合失調症とは(特集 統合失調症患者の理解と支援).調剤と情報 2015; 21(6) :14-15 ③著書 1 中島亨、鬼頭伸輔: 反復経頭蓋磁気刺激.外来精神科診療シリーズ.メンタルクリニックでの薬物療法・身体療法 の進め方,中山書店,東京,2015; 278-283 2 小林なほか: 第 15 章 物質関連障害および嗜癖性障害群.日本語版「精神科診断戦略」 : モリソン先生の DSM-5 徹底 攻略(DSM-5 Made Easy: The Clinician's Guide to Diagnosis)原著:James Morrison,監訳:松崎朝樹,医学書院, 東京,2016; pp406-417 3 酒井明夫,丹羽真一,松岡洋夫監修,佐竹直子: 災害時のメンタルヘルス.医学書院,東京,2016; 186-187 4 佐竹直子: PART1 統合失調症を知る 統合失調症の基礎知識.DVD 本人・家族のための新しい!統合失調症講座, COMHBO 地域精神保健福祉機構,千葉,2015 5 佐竹直子: 精神看護学② 精神障害をもつ人の看護.新体系 看護学全書,メヂカルフレンド社,東京,2016; 170177 6 髙宮彰紘、鬼頭伸輔: うつ病に対する neuromodulation.精神医学の基盤[2] .うつ病診療の論理と倫理,学樹書院, 東京,2015; 183-19 7 武田直也: トゥレット障害、運動障害、コミュニケーション障害.日本語版「精神科診断戦略」,原著:James Morrison,監訳:松崎朝樹,医学書院,東京,2016; pp36-45 8 武田直也: レム睡眠行動障害.日本語版「精神科診断戦略」,原著:James Morrison,監訳:松崎朝樹,医学書院,東京, 2016; pp334-337 9 武田直也: 勃起障害.日本語版「精神科診断戦略」,原著:James Morrison,監訳:松崎朝樹,医学書院,東京, 2016; pp348-350 10 武田直也: 女性オルガズム障害.日本語版「精神科診断戦略」,原著:James Morrison,監訳:松崎朝樹,医学書院, 東京,2016; pp360-363 11 武田直也: 物質離脱.日本語版「精神科診断戦略」,原著:James Morrison,監訳:松崎朝樹,医学書院,東京, 2016; pp393-367 12 野田隆政,中澤佳奈子,西優子,佐藤秀樹,野村茉未: E.特定の病態におけるせん妄治療.増補改訂 せん妄の臨 床指針〈せん妄の治療指針第 2 版〉,星和書店,東京都,2015; 113-123 13 野田隆政,中澤佳奈子: 第 6 章多発性硬化症.認知症などの器質性疾患の前触れとしてのうつ病・うつ状態,医薬ジ ャーナル社,大阪府,2016; 70-74 14 野田隆政: Part5-7 他剤からエスシタロプラムへの切り替えのポイントと注意点.エスシタロプラムのすべて,先端 医学社,東京都,2016; 179-185 15 口輝彦:「うつ病への疑問に答える うつ病医療のさらなる前進に向けて」日本評論社,東京,2016 16 村田佳子,渡辺雅子: 免疫介在性脳炎(成人) .臨床てんかん学,医学書院,東京,2015; 184-187 17 村田佳子,渡辺雅子: てんかんに伴う精神症状、心因性非てんかん性発作(PNES)の診断と治療.外来精神科診療 シリーズ part II,中山書店,東京,2015; 164-172 18 村田佳子: てんかんにみられるコミュニケーション障害,第 1 節 医学的知識の整理.気になるコミュニケーション の診かた,医歯薬出版株式会社,東京,2015; 120-129 ④雑誌・刊行物 1 口輝彦,祖父江逸郎: 生き生きとした心豊かな長寿社会の構築をめざして(第 9 回) 若い人から高齢者にも目を 向けた社会づくりを.Aging & Health 2015; 23(4) :6-11 2 口輝彦,神庭重信,張 賢徳:【うつ病診療の論理と倫理】うつ病の理解と抗うつ薬の適切な使い方 過去・現在・ 未来.精神医学の基盤 2015; 1(2) :088-100 3 Papakostas George I, 口輝彦: 不眠を合併したうつ病の治療.臨床精神薬理 2015; 18(4) :466-475 4 口輝彦: 長期入院精神障碍者の地域移行に向けた保健所の役割「わが国の精神医療改革の現状と課題」.第 74 回日 本公衆衛生学会総会シンポジウム『公衆衛生情報』1 月号 5 口輝彦: 精神疾患の根本治療薬開発は可能か ? .JPEC BULLETIN 研修センターニュース Mar. 2016 公益財団法 人 日本薬剤師研修センター,2016; 262(1) ⑤研究班報告書 1 中込和幸,三島和夫,山之内芳雄: 向精神薬の処方実態に関する研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総 合研究事業)平成 27 年度総括・分担研究報告書,2016.3 2 野田隆政:「多用途生体情報計測システムを用いた衝動性、攻撃性の客観的アセスメント法の開発」国立研究開発法 152 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 人国立精神・神経医療研究センター精神・神経疾患研究開発費 27-2 司法精神医療の均てん化の促進に資する診断、 アセスメント、治療の開発と普及に関する研究 平成 27 年度総括研究報告書,pp31-36,2016. 3 (2)学会発表等 ①特別講演、シンポジウム 1 Ikezawa S: The dissemination process of cognitive remediation in Japan.The 12th World Congress of The World Association for Psychosocial Rehabilitation,Grand Hilton Seoul,Korea,2015. 11. 3-5 2 Kito S: The latest advances in understanding TMS antidepressant neurobiology.12th World Congress of Biological Psychiatry,WFSBP Congress 2015,Athens,Greece,2015. 6.14-18 3 Satake N: What Is Effect of Introduction of Recovery in Japan?.World Congress of Psychiatry(WPA) Regional Congress OSAKA Japan 2015,Japan Osaka,2015. 6.6 4 Satake N: Psychiatric outreach service in Asian countries: their outcome and issues: outreach service in Japan.The 12th World Congress of The World Association for Psychosocial Rehabilitation,Grand Hilton Seoul,Korea,2015. 11.3-5 5 鬼頭伸輔: 経頭蓋磁気刺激概論.磁気刺激によるうつ病治療の実際.第 2 回磁気刺激療法研究会,大阪,2015.5.10 6 鬼頭伸輔: うつ病の TMS と DBS:抗うつ機序と神経ネットワーク.第 18 回日本薬物脳波学会, 和歌山,2015.6.26-27 7 鬼頭伸輔: 神経画像学から見る経頭蓋磁気刺激の抗うつ機序.第 6 回 Stimulation Therapy 研究会,広島,2015.9. 5-6 8 鬼頭伸輔: 磁気けいれん療法の展望.第 45 回日本神経精神薬理学会・第 37 回日本生物学的精神医学会合同年会, 東京, 2015.9.26 9 鬼頭伸輔: Transcranial magnetic stimulation modulates resting EEG functional connectivity in treatmentresistant depression.第 45 回日本臨床神経生理学会学術大会,大阪,2015. 11.5-7 10 鬼頭伸輔: 経頭蓋磁気刺激(TMS)の国内への導入に向けた現況と展望.第 45 回日本臨床神経生理学会学術大会, 大阪, 2015.11.5-7 11 佐竹直子:諸外国における強制入院と強制治療の現状−入院における強制治療と強制通院制度(CTO)について−. 第 111 回日本精神神経学会学術総会 委員会シンポジウム,大阪,2014.6.4 12 野田隆政: 高齢者うつのケア;非薬物療法によるアプローチ.第 16 回日本認知症ケア学会,札幌,2015.5.23-24 13 岸泰宏,八田耕太郎,高木俊輔,和田健,小田原俊成,野田隆政,西村勝治: ワークショップ「若手医師・多職種 のためのせん妄の予防と治療」.第 28 回日本総合病院精神医学会総会,あわぎんホール,2015.11.27-28 14 口輝彦: 2014 年ゴールデン・クレペリン・メダル受賞報告.第 12 回日本うつ病学会総会、第 15 回日本認知療法学 会(同時開催・合同企画),東京,2015.7.17 15 口輝彦: 長期入院精神障碍者の地域移行に向けた保健所の役割「わが国の精神医療改革の現状と課題」 .第 74 回日 本公衆衛生学会総会シンポジウム,長崎,2015. 11.4 16 藤井 猛: 抑うつ気分と海馬機能に関する高解像度機能的 MRI 研究.第 8 回日本不安症学会学術大会 シンポジウム 不安と情動のニューロイメージング,千葉,2016.2.6-7 17 横井優磨: 臨床研究の質を高めるための臨床研究教育プログラムの意義と活用.第 45 回日本神経精神薬理学会・第 37 回日本生物学的精神医学会合同年会,東京,2015.9.26 18 渡辺雅子:てんかんのある女性の妊娠・出産を支えるには?.第 111 回日本精神神経学会学術総会 委員会シンポジウム, 大阪,2015. 6.5 ②国際学会 1 Moriguchi S,Takano H,Nagashima T,Takahata K,Yokokawa K,Ito T Ishii T,Kimura Y,Mimura M, Yamada M,Tetsuya Suhara: Evaluation of norepinephrine transporter in major depressive disorder using positron emission tomography Society of Biological Psychiatry,Fairmont Royal York Hotel,Toronto, Ontario-Canada,2015. 5.14-16 ③一般学会 1 池澤 聰,日比慎太郎,大森まゆ,田口寿子: クロザピン誘発性無顆粒球症の回復から 4 年後に、血球貪食症候群を 発症した統合失調症の男性症例.第 25 回日本臨床精神神経薬理学会,東京,2015.10.28-30 2 岡崎光俊,新満奈緒子,村田佳子,谷口豪,渡邊さつき,渡辺雅子,渡辺裕貴: BDI-II と MMPI,NEO-PI-R を用 いたてんかん患者の抑うつ評価についての検討.第 49 日本てんかん学会,長崎,2015.10.30-31 3 長谷川崇,鬼頭伸輔: 休職者の臨床背景と職場ストレス因に関する予備的調査.第 111 回日本精神神経学会学術総会, 大阪,2015. 6.4 4 鬼頭伸輔、長谷川崇、野田隆政、石井久史、中島亨、古賀良彦: うつ病治療における経頭蓋磁気刺激の神経生物学 的作用機序.第 32 回日本脳電磁図トポグラフィ研究会・第 3 回宮古島神経科学カンファレンス合同学術集会,沖縄, 2015.11. 20-21 5 鬼頭伸輔: 経頭蓋磁気刺激による治療抵抗性うつ病の治療と機能的結合の変化:TMS-EEG 研究.第 18 回日本ヒト 脳機能マッピング学会,京都,2016. 3.7-8 6 倉持泉,安間尚徳,渡邉敬文,竹田康二,南博之,布施未来,村田佳子,渡邊さつき,渡辺裕貴:心因性非てんか ん性発作と後頭葉てんかんを併発し治療に苦慮した一例.第 49 日本てんかん学会,長崎,2015.10.30-31 7 小林なほか,岡 光俊,目黒百合子,豊澤あゆみ,今岡岳史,髙野晴成,中込和幸: クロザピンハンドブックの草 稿に関する予備的アンケート調査.第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015.6.5 8 佐竹直子,高田知二,野口正行,小林孝文,早川達郎,中嶋義文,平俊浩,小石川比良来,佐藤茂樹,黒木宜夫: 総合病院精神科基礎調査 2014 第 1 報.第 28 回日本総合病院精神医学会総会,徳島,2015. 11.27-28 9 曽根大地,小竹理紗,立森久照,岡崎光俊,大槻泰介,竹島正: てんかんセンター専門外来における成人てんかん 患者の保健医療福祉等ニーズ調査の報告.第 9 回日本てんかん学会関東甲信越地方会,東京,2015. 6.13 10 豊澤あゆみ,岡 光俊,目黒百合子,小林なほか,今岡岳史,髙野晴成,中込和幸,有馬邦正: クロザピンプレス クリーニングシートを用いたクロザピン適応患者に関する調査. 第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015.6.5 11 豊澤あゆみ,亀井雄一,大沢知隼,綾部直子,栗山健一,三島和夫: 不眠を主訴に来院した患者の適切な診断と睡眠 薬処方に関する検討.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会,栃木,2015. 7.3 153 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 12 石郷岡純,大森哲郎,中込和幸,岩田仲生:JUMPs 研究における中間解析結果.第 111 回日本精神神経学会学術総会, 大阪,2015. 6.4 13 中澤佳奈子,安藤久美子,津村秀樹,岡田幸之:医療観察法通院処遇対象者における処遇終了に関連する要因の検 討―処遇期間による比較から―.第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015.6.5 14 長島杏那,野田隆政, 口輝彦,功刀浩: 男性の気分障害患者における性ホルモンの検討.第 12 回日本うつ病学会総会, 東京,2015. 7.17-19 15 上田一貴,高橋智博,野田隆政: 製品の形状感性に関わる認知神経メカニズム.日本機械学会 2015 年度年次大会, 北海道大学工学部,2015.9.13-16 16 高橋智博,上田一貴,野田隆政: 製品形態の美的感性に関わる認知神経メカニズム.日本機械学会第 25 回設計工学・ システム部門講演会,信州大学工学キャンパス,2015.9.23-25 17 野田隆政,守口善也,瀬戸山志緒里,花川隆,中込和幸: 機能的磁気共鳴画像同時計測による近赤外線スペクトロ スコピー(NIRS)信号のバイオマーカーとしての有用性の検討.第 37 回日本生物学的精神医学会,東京,2015.9. 24-26 18 曽雌崇弘,野田隆政,安藤久美子,中澤佳奈子,岡田幸之: ホワイトノイズの聴覚抑制は衝動性特性と関連する. 第 45 回日本臨床神経生理学会学術大会,大阪,2015.11.5-7 19 井澤美智子,坂本岳之,原恵子,野中克磨,大沢知隼,石塚裕大,宇都宮智,野田隆政,亀井雄一: ストレスケア 病棟における睡眠教室の試み 生活習慣と不眠時頓服薬使用頻度の比較検討.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会, 栃木,2015.7.3 20 原恵子,井澤美智子,坂本岳之,野中克磨,大沢知隼,石塚裕大,宇都宮智,野田隆政,亀井雄一: ストレスケア 病棟における睡眠教室の試み 多職種によるプログラム作成とその問題点.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会,栃木, 2015.7.3 21 山本舞,北村慎吾,三井寺浩幸,亀井雄一,稲田健,石郷岡純,三島和夫:睡眠薬依存の実態と背景要因に関する 厚労省多施設共同調査報告.第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015.6.4 22 三井寺浩幸,千先純,北村真吾,綾部直子,榎本みのり,中込和幸,三島和夫: 日本における睡眠薬処方の経年変 化―2005 年から 2013 年の大規模診療報酬データの活用.第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015. 6.6 23 三井寺浩幸,千先純,北村真吾,綾部直子,榎本みのり,中込和幸,三島和夫: 日本における睡眠薬処方の経年変 化―2005 年から 2013 年の大規模診療報酬データの活用.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会,栃木,2015. 7.3 24 三井寺浩幸,高野晴成,吉川大輝,今岡岳史,坂田増弘,松本俊彦:エアダスターの長期吸入により有機溶剤中毒 に類似した経過を った 1 例.東京精神医学会第 105 回学術集会,2015. 11.14 25 堀 弘明,篠山大明,寺石俊也,山本宜子,中村誠二,太田深秀,服部功太郎,金 吉晴, 口輝彦,功刀 浩: 服薬 していない外来うつ病患者における末梢血遺伝子発現プロファイル 網羅的遺伝子発現と候補遺伝子発現の統合的解析. 第 45 回日本生物学的精神医学会・第 37 日本神経精神薬理学会合同年会,東京,2015. 9.24-26 26 布施未来,竹田康二,南博之,倉持泉,村田佳子,渡邊さつき,渡辺裕貴: Bilateral perisylvian polymicrogyria にてんかんと統合失調症様症状を伴った一例.第 9 回日本てんかん学会関東甲信越地方会,東京,2015. 6.13 27 鵜飼克行,藤城弘樹,渡辺雅子,小阪憲司: 一過性てんかん性健忘(TEA)とレビー小体病(LBD)の臨床症状の 類似性について∼ 2 自験例での考察∼.第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015. 6.5 ④研究会・院外集会 1 倉持泉: 精神科てんかん病棟においてビデオ脳波が診断に有効であった症例.かわごえクリニック脳波てんかん研究会, 埼玉,2015.9.10 2 倉持泉: 入眠時にミオクローヌスを呈してんかんを疑われた症例. かわごえクリニック脳波てんかん研究会, 埼玉, 2016. 3.10 3 口輝彦: 今,求められるこころの健康.第 14 回身体疾患不安・抑うつ Q&A の会,名古屋,2015. 6.13 (3)講演 1 岡崎光俊: 脳波の基礎.第 1 回多摩脳波セミナー,東京,2015. 7.16 2 岡崎光俊:てんかんを正しく知るために.第 2 回 NCNP メディア塾,東京,2015. 8.21 3 佐竹直子: 精神障害者の社会復帰および精神障害者福祉.平成 27 年度精神保健指定医研修会(更新・第 54 回),東京, 2015.8.7. 4 佐竹直子: 精神障がい者の理解・精神科疾患における薬物療法.精神科訪問看護基本療養費算定要件研修会,東京, 2015.8.21 5 佐竹直子: 精神科医の役割、危機介入と倫理,精神保健研究所研修 第 13 回医療における包括型アウトリーチ研修, 東京,2015. 9.3 6 中込和幸:人の役に立つ精神科の研究を目指して∼症状の改善よりリカバリー∼.NCNP 治験市民講座「うつ病治療 の最前線・そして未来へ」,東京,2015. 9.5 7 口輝彦: 気分障害に関する最近の話題.昭和大学,東京,2015. 6.8 8 口輝彦: うつ病の治療と抗うつ薬の現状と未来.NCNP 治験市民講座「うつ病治療の最前線・そして未来へ」 ,東京, 2015.9. 5 9 口輝彦: 職場のメンタルヘルス∼ストレスチェックの実際について.第 7 回千代田区女医の会 学術講演会,東京, 2015.11.27 10 口輝彦: うつ病診断と治療の現状と課題.「うつ病を知る日」三重県県民公開講座,三重,2015.10.4 11 野田隆政:「ECT の総論」.日本精神神経学会第 5 回 ECT 講習会,東京医科歯科大学(東京),2016.2.27 12 渡邊さつき:てんかんの脳波.第 2 回多摩脳波セミナー,東京,2015. 9.3 13 渡辺裕貴: 副作用で考えるてんかんの薬物療法.Tama Epilepsy Forum 2015,立川,2015.4.8 14 渡辺裕貴: てんかんの ABC.第 3 回佐賀てんかん診療研究会,佐賀,2015.4.23 15 渡辺裕貴: 女性を通しててんかん治療の生涯 QOL を考える.Epilepsy Forum Nagoya,名古屋,2015. 4.24 16 渡辺裕貴: てんかん診療における精神科医の役割.第 5 回トランスレーショナルてんかん研究会,新潟市,2015.5.15 5.29 17 渡辺裕貴: てんかん治療と精神科.Epilepsy Forum in Gifu 2015,岐阜,2015. 154 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 渡辺裕貴: 高齢者てんかんと類似疾患の鑑別.Epilepsy Seminar in Nagano,長野,2016. 6.10 渡辺裕貴: 精神科におけるてんかんの診断と治療,東邦大学学術講演会,東京,2015.6.29 渡辺裕貴: 女性てんかん、高齢者てんかんに対する治療戦略.St.Luke's Epilepsy Forum,聖路加国際病院(東京), 2015.7.8 新宿,2015.9.29 渡辺裕貴: 思春期から高齢期における女性のてんかん治療.Conference for Women with Epilepsy, 渡辺裕貴,岡崎光俊,村田佳子,渡邊さつき: 症例検討・ハンズオンセミナー,第 3 回多摩脳波セミナー,東京, 2015.10.1 渡辺裕貴: てんかん治療と精神科.高齢者てんかんを考える会,金沢,22015.10.8 渡辺裕貴: 高齢者てんかんと類似疾患の鑑別.てんかんセミナー京都,京都,2015.11.7 渡辺裕貴: てんかんの診断と治療∼精神疾患との類似性と鑑別.第 5 回さいたま神経生理てんかん研究会,さいたま, 2015.11.20 渡辺裕貴: てんかん診療における精神科医の役割.てんかんを考える会,横浜,2015.11.27 渡辺裕貴: てんかんと精神疾患の類似性と鑑別.てんかん治療を考える会,大阪,2015.12.5 渡辺裕貴: てんかん治療での新規抗てんかん薬の役割.東京都臨床薬学研究会,立川,2015.12.16 渡辺裕貴: てんかんの診断と治療∼精神疾患との類似性と鑑別.てんかん講演会,所沢,2016.2.10 渡辺裕貴: 高齢者てんかんと類似疾患の鑑別.宇治おうばく病院講演会,宇治,2016.3.11 渡辺裕貴: てんかんと精神疾患の類似性と鑑別.精神科学術講演会,府中,2016.3.18 (4)その他 1 口輝彦: ラジオ『ウィークエンド ケアタイム ひだまりハウス ― うつ病・認知症について語ろう』,日本放送, 毎日曜午前 6:25 ∼ 6:54 隔週出演 2 渡辺裕貴: 多摩脳波セミナー講師,第 3 回多摩脳波セミナー,立川,2015.10.1 2)司法精神科 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Hiroko Kashiwagi,Noriomi Kuroki,Satoru Ikezawa,Masateru Matsushita,Masanori Ishikawa,Kazuyuki Nakagome,Naotsugu Hirabayashi,Manabu Ikeda: Neurocognitive Features in Male Patients with Schizophrenia Exhibiting Serious Violence: A Case Control Study. Annals of General Psychiatry 2015; 14 (46) : 1-6 2 Hirofumi Nishinaka,Jun Nakane,Takako Nagata,Atsushi Imai,Noriomi Kuroki,Noriko Sakikawa,Mayu Omori,Osamu Kuroda,Naotsugu Hirabayashi,Yoshito Igarashi,Kenji Hashimoto: Neuropsychological Impairment and Its Association with Violence Risk in Japanese Forensic Psychiatric Patients: A Case-Control Study.PLOS ONE 2016; 11(1) : 1-14 3 赤城真理子,遊亀誠二,日高洋介,梶尾勇介,柏木宏子,池田 学: 発熱後に精神症状や認知機能低下を伴った抗 NMDA 受容体脳炎が疑われた 1 例.九州神経精神医学 2015; 61(1) : 9-13 4 植田 賢,石川智久,前田兼宏,柏木宏子,遊亀誠二,福原竜治,池田 学: アルツハイマー病との鑑別を要した 左前部視床梗塞後の軽度認知障害例.精神医学 2016; 58(1) : 81-85 ②研究班報告書 1 田口寿子: 再び重大な他害行為を行った対象者及び再入院者に関する全国調査.日本医療研究開発機構委託研究 (長寿・ 障害総合研究事業) 「医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究」平成 27 年度総括・分担研究開発報告書 2016; 25-30 2 永田貴子: 指定入院医療機関退院後の予後に影響を与える因子の同定に関する研究.日本医療研究開発機構委託研 究(長寿・障害総合研究事業) 「医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する 研究」平成 27 年度総括・分担研究開発報告書 2016; 11-24 3 平林直次: 重複障害を持つ対象者の心理社会的治療の開発と導入に関する研究.日本医療研究開発機構委託研究 (長寿・ 障害総合研究事業) 「医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究」平成 27 年度総括・分担研究開発報告書 2016; 53-73 4 平林直次: 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究.日本医療研究 開発機構委託研究(長寿・障害総合研究事業),平成 27 年度総括・分担研究報告書 2016; 1-9 5 平林直次: 医療観察法病棟における重症患者の調査研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業(精 神障害分野)) 「精神障害者の重症度判定及び重症患者の治療体制等に関する研究」平成 27 年度総括・分担研究報告書, 2016; 77-93 6 平林直次: 医療観察法病棟における重症患者の調査研究.厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業(精 神障害分野)) 「精神障害者の重症度判定及び重症患者の治療体制等に関する研究」平成 25 ∼ 27 年度総合研究報告書, 2016; 73-80 7 平林直次: 司法精神医療における多職種チーム医療のフィディリティ測定とそのフィードバックによる均てん化、 ならびに高機能化、機能分化の推進. 「27-2 司法精神医療の均てん化の促進に資する診断、アセスメント、治療の開 発と普及に関する研究」平成 27 年度総括研究報告書,2016; 49-53 (2)学会発表 ①特別講演・シンポジウム 1 Hiroko Kashiwagi: The pathway for forensic psychiatric cases in Japan which involve a serious offense,with a focus on the Medical Treatment and Supervision Act.WPA Regional Congress,大阪,2015. 6.5 2 平林直次: 医療観察法入院医療の課題.第 111 回日本精神神経学会学術総会,大阪,2015. 6.6 3 平林直次: 医療観察法による医療とその課題.第 40 回群馬精神医学会および特別教育講演(日本精神神経学会専門 医制度 生涯教育研修会),群馬,2015.10.31 155 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 ②一般学会 1 永田貴子,高橋 昇,野村照幸,今井淳司,崎川典子,前上里泰史,大鶴 卓,村田昌彦,中根 潤,西岡直也, 村杉謙次,眞瀬垣実加,山本哲裕,山本暢朋,松尾康志,谷所敦史,山本紗世,笹川礼好,山田竜一,竹林 宏, 小澤篤嗣,仲田明弘,柏木直子,花立鈴子,磯村信治,橋口初子,三沢孝夫,西中宏吏,平林直次: 医療観察法移 行通院対象者における標準化死亡比(SMR).第 11 回日本司法精神医学会大会,愛知,2015.6. 19 2 南ひかる,南 博之,船田大輔,竹田和良,大町佳永,松田太郎,池澤 聰,大森まゆ,田口寿子,平林直次: 医 療観察法入院処遇対象者の知的機能に関する調査.第 11 回日本司法精神医学会大会,愛知,2015.6.20 3 南 博之,南ひかる,船田大輔,竹田和良,大町佳永,松田太郎,池澤 聰,大森まゆ,田口寿子,平林直次: 医 療観察法入院処遇対象者の性差に関する調査−対象行為後の居住形態に焦点をあてて−.第 11 回日本司法精神医学 会大会,愛知,2015.6.19 (3)講演 1 平林直次: 医療観察法施行 10 年のふりかえり.平成 27 年度北海道運営連絡協議会,札幌,2015. 9.4 2 平林直次: 重大な他害行為を行った精神障害者 −重複障害と治療戦略−.第 15 回多摩 Schizophrenia 研究会,東京, 2015.10.22 (4)その他 1 田口寿子: 医療観察法による通院医療.日本精神病院協会 平成 27 年度 精神保健判定医等養成研修,東京,2015.8. 28-29 2 田口寿子: 精神鑑定のすすめ ― 精神科医は鑑定から何を学べるか?.日本精神神経学会 第 3 回司法精神医学研修, 京都,2015. 9.26 3 田口寿子: 医療観察法による入院医療−理解を深めていただくために.ヤンセンファーマ Web 講演会,東京,2015. 11.30 4 田口寿子: 統合失調症の精神鑑定.日本司法精神医学会 第 7 回刑事精神鑑定ワークショップ,東京,2015.12.12-13 5 田口寿子: 責任能力が争われた配偶者殺人の一鑑定例.第 16 回東京精神鑑定研究会,東京,2015. 12.19 6 田口寿子: 統合失調症と知的障害の一例.精神保健判定医事例検討会,埼玉,2016. 1.9 7 平林直次: 心神喪失者等医療観察制度対象者の事例検討.平成 27 年度東京保護観察所社会復帰調整官室勉強会, 東京, 2015.5.15 8 平林直次: 厚生労働省研究班 研究報告 7 月 15 日定点調査結果∼各施設へのフィードバック∼.第 11 回医療観察 法関連職種研修会,岡山,2015. 6.27 9 平林直次: 円滑な地域生活への移行等を図るための生活環境調整の工夫等について.平成 27 年度処遇指針開発研究会, 東京,2015. 7.3 10 平林直次: 指定入院医療機関における医師の役割.平成 27 年度指定(入院・通院)医療機関従事者机上研修会,東京, 2015.9.10 11 平林直次: 医療観察法医療の治療戦略.平成 27 年度医療観察法 MDT 研修,東京,2015. 10. 8-9 12 平林直次: 心神喪失者医療観察法.第 1 回(新規)精神保健指定医研修会,東京,2015. 10.30 13 平林直次: 司法精神医学 司法精神医学の基礎と実践.第 8 回社会復帰調整官初任研修,東京,2015. 11.6 14 平林直次: 医療観察制度対象者の処遇の実際.平成 27 年度精神保健福祉研修(後期)【医療と司法のはざまにいる精 神障害者の支援】研修,東京,2015. 12.21 3)神経内科 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Eric Vallabh Minikel,Sonia M.Vallabh,Monkol Lek,Karol Estrada1,Kaitlin E.Samocha1,J.Fah Sathirapongsasuti,Cory Y.McLean,Joyce Y.Tung,Linda P.C.Yu,Pierluigi Gambetti,Janis Blevins, Shulin Zhang,Yvonne Cohen,Wei Chen,Yamada M,Hamaguchi T,Sanjo N,Mizusawa H,Nakamura Y, Kitamoto T,Steven J.Collins,Alison Boyd,Robert G.Will,Richard Knight,Claudia Ponto,Inga Zerr, Theo F.J.Kraus,Sabina Eigenbrod,Armin Giese,Miguel Calero,Jesús de Pedro-Cuesta,Stéphane Haïk, Jean-Louis Laplanche,Elodie Bouaziz-Amar,Jean-Philippe Brandel,Sabina Capellari,Piero Parchi,Anna Poleggi,Anna Ladogana,Anne H.O Donnell-Luria,Konrad J.Karczewski,Jamie L.Marshall,Michael Boehnke,Markku Laakso,Karen L.Mohlke,Anna Kähler,Kimberly Chambert,Steven McCarroll,Patrick F.Sullivan,Christina M.Hultman,Shaun M.Purcell,Pamela Sklar,Sven J.van der Lee,Annemieke Rozemuller,Casper Jansen,Albert Hofman,Robert Kraaij,Jeroen G.J.van Rooij,M.Arfan Ikram,André G.Uitterlinden,Cornelia M.van Duijn,Exome Aggregation Consortium(ExAC)†,Mark J.Daly and Daniel G.MacArthur:Quantifying prion disease penetrance using large population control cohorts.Science Translational Medicine 2016; 20(8) :322-329 2 Mitoma H,K.Adhikari,D.Aeschlimann,P.Chattopadhyay,M.Hadjivassiliou,C.S.Hampe,J.Honnorat,B. Joubert,Kakei S,J.Lee,M.Manto,Matsunaga A,Mizusawa H,Nanri K:Consensus Paper:Neuroimmune Mechanisms of Cerebellar Ataxias.Cerebellum 2016; 15(2) :213-232 3 Mizutani S,Usui N,Yokota T,Mizusawa H,Taira M,Katsuyama N:Depth perception from moving cast shadow in macaque monky.Behavioural Brain Research 2015; 288:63-70 4 Yui D, Nishida Y, Nishina T, Mogushi K, Tajiri M, Ishibashi S, Ajioka I, Ishikawa K, Mizusawa H, Murayama S, Yokota T:Enhanced Phospholipase A2 Group 3 Expression by Oxidative Stress Decreases the InsulinDegrading Enzyme.PLoS One 2015; 10(12) :e0143518.doi:10. 1371/journal.pone. 0143518. 5 Murakami M,Nishina K,Watanabe C,Yoshida-Tanaka K,Piao W,Kuwahara H,Horikiri Y,Miyata K,Nishiyama N,Kataoka K,Yoshida M,Mizusawa H,Yokota T:Enteral siRNA delivery technique for therapeutic gene silencing in the liver via the lymphatic route.Sci Rep 2015; 5:17035.doi:10.1038/ srep17035. 156 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 Yamada K,Kobayashi H,Bo R,Takahashi T,Purevsuren J,Hasegawa Y,Taketani T,Fukuda S,Ohkubo T, Yokota T,Watanabe M,Tsunemi T,Mizusawa H,Takuma H,Shioya A,Ishii A,Tamaoka A,Shigematsu Y,Sugie H,Yamaguchi S:Clinical,biochemical and molecular investigation of adult-onset glutaric acidemia type II:Characteristics in comparison with pediatric cases.Brain Dev 2016; 38(3) :293-301 Ichijo M,Ishibashi S,Li F,Yui D,Miki K,Mizusawa H,Yokota T; Sphingosine-1-Phosphate Receptor-1 Selective Agonist Enhances Collateral Growth and Protects against Subsequent Stroke.PLoS One. 2015 Sep 14;10(9) :e0138029.doi:10. 1371/journal.pone. 0138029.eCollection 2015.PMID:26367258 Ichijo M,Iwasawa E,Numasawa Y,Miki K,Ishibashi S,Tomita M,Tomimitsu H,Kamata T,Fujigasaki H,Shintani S,Mizusawa H:Significance of Development and Reversion of Collaterals on MRI in Early Neurologic Improvement and Long-Term Functional Outcome after Intravenous Thrombolysis for Ischemic Stroke.AJNR Am J Neuroradiol 2015; 36(10) :1839-1845 Aikawa T,Mogushi K,Iijima-Tsutsui K,Ishikawa K,Sakurai M,Tanaka H,Mizusawa H,Watase K:Loss of MyD88 alters neuroinflammatory response and attenuates early Purkinje cell loss in a spinocerebellar ataxia type 6 mouse model.Hum Mol Genet 2015; 24(17) :4780-4791 Kobayashi A,Teruya K,Matsuura Y,Shirai T,Nakamura Y,Yamada M,Mizusawa H,Mohri S,Kitamoto T: The influence of PRNP polymorphisms on human prion disease susceptibility:an update.Acta Neuropathol 2015; 130(2) :159-170 Yokote H,Mizusawa H:Maltiple sclerosis and neuromyelitis optica spectrum disorders:some similarities in two distinct diseases.Neural Regeneration Research 2016; 11(3) :410-411. Raveney BJ,Oki S,Hohjoh H,Nakamura M,Sato W,Murata M,Yamamura T.Eomesodermin-expressing T-helper cells are essential for chronic neuroinflammation.Nat Commun.2015;6:8437 Murata M,Hasegawa K,Kanazawa I,Fukasaka J,Kochi K,Shimazu R; Japan Zonisamide on PD Study Group.Zonisamide improves wearing-off in Parkinson s disease:A randomized,double-blind study.Mov Disord. 2015;30(10):1343-50 Uruha A,Hayashi YK,Oya Y,Mori-Yoshimura M,Kanai M,Murata M,Kawamura M,Ogata K,Matsumura T, Suzuki S,Takahashi Y,Kondo T,Kawarabayashi T,Ishii Y,Kokubun N,Yokoi S,Yasuda R,Kira J, Mitsuhashi S,Noguchi S,Nishino I.:Necklace cytoplasmic bodies in hereditary myopathy with early respiratory failure.J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2015;86(5):483-489 Nishioka K,Oyama G,Yoshino H,Li Y,Matsushima T,Takeuchi C,Mochizuki Y,Mori-Yoshimura M, Murata M,Yamashita C,Nakamura N,Konishi Y,Ohi K,Ichikawa K,T erada T,Obi T,Funayama M,Saiki S, Hattori N. :High Frequency of beta-propeller protein-associated neurodegeneration(BPAN)among patients with intellectual ddisability and young-onset parkinsonism. .Neurobiol Aging.,2015;36(5):2004.e9-2004. e15 Motoki T,Shimizu-Motohashi Y,Komaki H,Mori-Yoshimura M,Oya Y,Takeshita E,Ishiyama A,Saito Y, Nakagawa E,Sugai K,Murata M,Sasaki M. :Treatable renal failure found in non-ambulatory Duchenne muscular dystrophy patients. .Neuromuscul Disord.,2015; 25(10):754-757 Saito Y,Shioya A,Sano T,Sumikura H,Murata M,Murayama S. :Lewy body pathology involves the olfactory cells in Parkinson s disease and related disorders.Mov.Disord. 2016;31(1):135-8 Murata M,Hasegawa K,Kanazawa I,Shirakura K,Kochi K,Shimazu R,The Zonisamide PD Study Group.:Randomized placebo-controlled trial of Zonisamide in patients with Parkinson s diseas.Neurol Clin Neurosci. 2016;4(1):10-15 Kimura K,Nakamura M,Sato W,Okamoto T,Araki M,Lin Y,Murata M,Takahashi R,Yamamura T.: Disrupted balance of T cells under natalizumab treatment in multiple sclerosis.Neurol Neuroimmunol Neuroinflamm 2016;3(2):e210 Nishikawa A,Mori-Yoshimura M,Segawa K,Hayashi YK,Takahashi T,Saito Y,Nonaka I,Krahn M,Levy N, Shimizu J,Kimura E,Goto Y,Yonemoto N,Aoki M,Nishino I,Oya Y,Murata M.:Respiratory and cardiac function Japanese Patients with dysferlinopathy.Muscle Nerve. 2016; 53(3):394-401 Mitsui J,Matsukawa T,Sasaki H,Yabe I,Matsushima M,Durr A,Brice A,Takashima H,Kikuchi A,Aoki M, Ishiura H,Yasuda T,Date H,Ahsan B,Iwata A,Goto J,Ichikawa Y,Nakahara Y,Momose Y,Takahashi Y,Hara K,Kakita A,Yamada M,Takahashi H,Onodera O,Nishizawa M,Watanabe H,Ito M,Sobue G, Ishikawa K,Mizusawa H,Kanai K,Hattori T,Kuwabara S,Arai K,Koyano S,Kuroiwa Y,Hasegawa K, Yuasa T,Yasui K,Nakashima K,Ito H,Izumi Y,Kaji R,Kato T,Kusunoki S,Osaki Y,Horiuchi M,Kondo T,Murayama S,Hattori N,Yamamoto M,Murata M,Satake W,Toda T,Filla A,Klockgether T,Wullner U,Nicholson G,Gilman S,Tanner C.M,Kukull W.A,Stern M.B,Lee V.M,Trojanowski J.Q,Masliah E,Low P.A,Sandroni P,Ozelius L.J,Foroud T.& Tsuji,S.Variants associated with Gaucher disease in multiple system atrophy.Annals of clinical and translational neurology 2,417-426,2015. Fujisawa T,Yamaguchi N,Kadowaki H,Tsukamoto Y,Tsuburaya N,Tsubota,A,Takahashi H,Naguro I,Takahashi Y,Goto J,Tsuji S,Nishitoh H,Homma K.& Ichijo H.A systematic immunoprecipitation approach reinforces the concept of common conformational alterations in amyotrophic lateral sclerosis-linked SOD1 mutants.Neurobiol Dis,2015. Higuchi Y,Hashiguchi A,Yuan J,Yoshimura A,Mitsui J,Ishiura H,Tanaka M,Ishihara S,Tanabe H, Nozuma S,Okamoto Y,Matsuura E,Ohkubo R,Inamizu S,Shiraishi W,Yamasaki R,Ohyagi Y,Kira JI,Oya Y, Yabe H,Nishikawa N,Tobisawa S,Matsuda N,Masuda M,Kugimoto C,Fukushima K,Yano S,Yoshimura J, Doi K,Nakagawa M,Morishita S,Tsuji S,Takashima H.Mutations in MME cause an autosomal-recessive Charcot-Marie-Tooth disease type 2.Ann Neurol 2016 Mar 17 doi:10.1002/ana.24612 Ota M,Sato N,Okamoto T,Noda T,Araki M,Yamamura T,Kunugi H.:Neuromyelitis optica spectrum disorder and multiple sclerosis:Differentiation by a multimodal approach. .Mult Scler Relat Disord. 4(6), 515 - 520,11,2015,4(6) :515-520,2015 157 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 25 Furusawa Y,Hanakawa T,Mukai Y,Aihara Y,Taminato T,Iwata Y,Takei T,Sakamoto T,Murata M: Mechanism of camptocormia in Parkinson's disease analyzed by tilt table-EMG recording.Parkinsonism Relat Disord.2015 Jul;21(7):765-70. 26 濵 由香,森まどか,大矢 寧,小牧宏文,齊藤祐子,漆葉章典,西野一三,村田美穂 13 歳で発症し,多発性筋炎または筋ジストロフィーが疑われ,診断までに 5 年を要した治療歴 8 年の慢性筋炎の 24 歳 女性例 第 86 回 Neuromuscular conference. 2015.12.19 ②総説 1 水澤英洋:神経内科は内科の一部門なのでしょうか.Modern Physician4 創刊 35 周年記念特大号神経内科診療のギモン. 2015;35(4):374-376 2 水澤英洋:プリオン病(BSE と変異型 CJD).シリーズ・動物由来感染症(最終回)公衆衛生情報 2015;45(2) : 20-21 3 水澤英洋:神経難病と新しい難病法とのかかわり− SCD・MSA 診療の進歩とともに−. (平成 27 年度春季医療講演会) 全国脊髄小脳変性症(SCD)・多系統萎縮症(MSA)友の会ニュース 2015;215:9-17 4 中村治雅,水澤英洋:神経疾患患者の動向.月刊臨床と研究別冊 2015;92(6):695-698 5 水澤英洋:プリオン病の現状とその克服への展望.日本内科学会雑誌 2015;104(9):1783-1801 6 水澤英洋:プリオン病のサーベイランスと臨床研究.医薬品医療機器 レギュラトリーサイエンス 2015; 46(10): 658-666 7 南里和紀,三苫 博,水澤英洋:免疫性神経・筋疾患 自己免疫性脳炎・脳症自己免疫性小脳失調症.新領域別症 候群シリーズ No.34 別冊日本臨床免疫症候群(第 2 版)その他の免疫疾患を含めて I 2015;121-125 8 水澤英洋:小脳疾患の診断の流れ小脳の病態:小脳疾患の診療の最前線.医学のあゆみ 2015; 255(10) :985-986 9 高橋祐二,水澤英洋:脊髄小脳変性症の全体像小脳の病態.小脳疾患の診療の最前線(各論)医学のあゆみ 2015; 255(10):1017-1025 10 水澤英洋,川田裕美:新しい難病制度を知る.第 13 章医療行政・研究開発 内科 12 2015;116(6) :1248-1255 11 村田美穂,髙橋良輔,武田 篤,坪井義夫:パーキンソン病の進歩―病態解明そして新規治療はどこまで進んだか 日医雑誌 2015;144(8):1561-1574 12 村田美穂:ドパミントランスポーターシンチグラフィ 神経内科 2015;82(2) :129-134 13 向井洋平,村田美穂:Lewy 小体病とは Clinical Neuroscience 2015;33(3) :288-292 14 村田美穂:パーキンソン病発症前コホート研究 BIO Clinica2015;30(8):23-27 15 村田美穂:非運動症状に対する治療 Clinical Neuroscience2015;33(9):1059-1062 16 村田美穂:パーキンソン病の治療―変貌する概念と治療戦略―エディトリアル カレントテラピー 2015;33(10):7 17 村田美穂:加齢に伴う運動障害と Parkinson 病 日本内科学会雑誌 2015;104:1572-1577 18 村田美穂:パーキンソン病の薬物治療(老年医学)Geriat.Med:2016;54(3) :225-228 19 高橋祐二:筋萎縮性側索硬化症(ALS)の分子遺伝学 Update ALS の病因遺伝子 ERBB4(ALS19).神経内科 82(4) 349-355(2015.4) 20 大矢 寧:筋ジストロフィー up to date 鑑別診断のポイント.Clinical Neuroscience 2016;34(3):309-312 21 大矢 寧:神経疾患治療ノート 封入体筋炎(inclusion body myositis;IBM).Clinical Neuroscience 2016;34(1) : 121-122 22 大矢 寧:神経内科での血管炎.日本臨床 2015;73 巻増刊 7 免疫性神経疾患:692-699(2015. 09) 23 大矢 寧:サルコイドニューロパチー.末梢神経 2015;26(1):39-47(2015.06) 24 大矢 寧,水澤 英洋:MYH7 遺伝子変異による Laing 型遠位型ミオパチー(第 14 番染色体に連鎖した常染色体性優 性遺伝性遠位型ミオパチー).日本臨床 2015;別冊骨格筋症候群(上)73-79(2015.05) 25 岡本智子:Uhthoff 現象.脊椎脊髄ジャーナル,28(4):368-369,2015 26 向井洋平.SWEDDs(Scans without Evidence of Dopamine Deficit) .Current Therapy. 2015.33(10):89. 27 向井洋平,村田美穂.SWEDDs(Scans without Evidence of Dopamine Deficit) .Brain Nerve. 2016. 68(1) :73-81. 28 金澤恭子,人見健文,井内盛遠,池田昭夫:DC 脳波の新展開.Annual Review 神経 2015,287-294,2015 29 金澤恭子,池田昭夫:発作時 DC 電位の実際の記録・解析.臨床神経生理学,43(6):489-496,2015 ③著書 1 水澤英洋:小脳萎縮症.編集委員会:南山堂医学大辞典 第 20 版 南山堂,東京,2015;1156 2 水澤英洋:脊髄小脳失調症.編集委員会:南山堂医学大辞典 第 20 版 南山堂,東京,2015; 1368 3 水澤英洋:脊髄小脳変性症.編集委員会:南山堂医学大辞典 第 20 版 南山堂,東京,2015; 1369 4 中田勝己,水澤英洋:Topics 神経難病医療の課題と展望 広域医療搬送. 省次,西澤正豊:アクチュアル脳・神 経疾患の臨床 すべてがわかる神経難病医療神経疾患の臨床 中山書店,東京,2015; 369-371 5 津田忠治,室伏広治,森 郁恵,野村泰伸,水澤英洋,下郡智美,宮下保司:脳を守る IV 章.運動失調をきたす小 脳の病態とその診断・治療.NPO 法人脳の世紀推進会議編集(津本忠治,室伏広治,森郁恵,野村泰伸,水澤英洋, 下郡智美,宮下保司):スポーツと脳 脳を知る・創る・守る・育む 16 KUBA PRO,東京,2015;97-131 6 高橋祐二,水澤英洋:脊髄小脳変性症(SCD).尾崎承一:難病辞典 学研メディカル秀潤社,東京,2015;35-40 7 水澤英洋:II.診察の進め方 部位別の身体診療神経所見.福井次矢,奈良信雄:内科診断学第 3 版 医学書院,東京, 2016;154-169 8 水澤英洋:21 運動失調の診かた.平山恵造,廣瀬源二郎,田代邦雄, 原茂樹:臨床神経内科学 改訂 6 版 南山堂, 東京,2016;213-218 9 水澤英洋:神経疾患各論 15Creutzfeldt-Jakob 病. 16Wernicke 脳症. 17 ペラグラ脳症. 18 抗利尿分泌異常症候群あ るいはバソプレシンホルモン分泌過剰症. 19 橋中心性髄 崩壊症.20 橋本脳症. 21 感染と薬剤の両方が関与する脳症. 平山恵造,廣瀬源二郎,田代邦雄, 原茂樹:臨床神経内科学改訂 6 版 南山堂,東京,2016; 312-322 10 林 幼偉,山村 隆:多発性硬化症の動物モデル.増刊号:免疫性神経疾患,日本臨床社,第 1 章:総論,73-80, 2015 11 Shin'ichi Takeda Yuko Miyagoe-suzuki Madoka Mori-Yoshimura:Clinical Aspects of GNE Myopathy and Translational Medicine.Translational Research in Muscular Dystrophy,Springer, ,153-163,2016 158 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 12 髙橋祐二:神経内科研修ノート (2015)1 章 C1.遺伝性疾患のインフォームドコンセント,第 3 章 遺伝子検査 13 金澤恭子,松本理器:後頭葉てんかん.臨床てんかん学,医学書院,東京,374-376,2015 14 濵 由香,豊田一則:血栓溶解療法薬 Pocket drugs 2015 福井次矢監修 医学書院 2015 ④雑誌・刊行物 1 村田美穂:パーキンソン病の最新知識,病気とのつきあい方について 日本経済新聞 2016.2.1 2 村田美穂:外食チェーン社長 松村厚久さん若年性パーキンソン病抱え仕事に奔走「越えられない試練ない」 産経 新聞 2015.12.31 3 村田美穂:若年性パーキンソン病と闘う飲食業社長「越えられない試練ない」 産経ニュース 2015.12.31 4 村田美穂:その震え,本態性振戦?気軽に医師へ相談を 東奥日報 2015.12.14 5 村田美穂:その震え,本態性振戦かも,症状あれば相談,治療法も 京都新聞 2015.11.22 6 村田美穂:高齢者の震えー病気かも 原因不明の「本態性振戦」 信濃毎日新聞 2015.11.17 7 村田美穂:その震え本態性振戦かも・・・症状あれば医師に相談有効な治療法も 佐賀新聞 2015.11.10 8 村田美穂:その震え本態性振戦かも/症状あれば医師に相談 下野新聞 2015.11.5 9 村田美穂:手足の震え,病気の疑い/日本で多い「本態性振戦」 沖縄タイムス 2015.11.5 10 村田美穂:その震え震え本態性振戦かも 中国新聞 2015.10.30 11 村田美穂:本態性振戦/治療可能 手足の震え 琉球新報 2015.10. 27 12 村田美穂:加齢で現れる手足の震え本態性振戦かも 宮崎日日新聞 2015.10.23 13 村田美穂:手足の「震え」病気かも 患者が多い 「本態性振戦」 秋田魁新報 2015.10.23 14 村田美穂:手足の震え諦めないで 高齢者に多い本態性振戦 岩手日報 2015.10.23 15 村田美穂:高齢者に多い手足の震え「本態性振戦」の場合も 河北新報 2015.10.23 16 村田美穂:手足の震え 病気の可能性 高齢者に多い「本態性振戦」 北海道新聞 2015.10.20 17 村田美穂:手足の震え「本態性振戦」かも 外出,食事でストレス軽く 熊本日日新聞 2015.10.20 18 村田美穂:手足の震え受信してみて 愛媛新聞 2015.10. 19 19 村田美穂:パーキンソン病 月刊ことぶき 2015.10;53-56 20 村田美穂:三本の矢でパーキンソン病と闘おう !! サンケイスポーツ 2015.5.14 21 村田美穂:パーキンソン病とつきあう 産経新聞 2015.4.21 22 坂本 崇:ジストニアの脳神経外科的治療【内服・ボツリヌス治療で効果が低い例に外科治療を勧める】 日本医事 新報 ⑤研究班報告書 1 水澤英洋,山田正仁,北本哲之,中村好一,金谷泰宏,佐藤克也,黒岩義之,原田雅史,村山繁雄,齋藤延人,太組一朗,佐々 木秀直,青木正志,小野寺理,三條伸夫,田中章景,大塚 貴,望月秀樹,阿部康二,村井弘之,古賀雄一,桑田一夫, 田村智英子,塚本 忠:プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患政策研究事業 H26- 難治等(難)- 指定 -002 平 成 27 年度 総括・分担研究報告書 研究代表者水澤英洋 2015:1-5 2 水澤英洋,山田正仁,北本哲之,中村好一,金谷泰宏,佐藤克也,黒岩義之,原田雅史,村山繁雄,齋藤延人,太組一朗,佐々 木秀直,青木正志,小野寺理,三條伸夫,田中章景,大塚 貴,望月秀樹,阿部康二,村井弘之,古賀雄一,桑田一夫, 田村智英子,塚本 忠:プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患政策研究事業 H26- 難治等(難)- 指定 -002 平 成 26 年度∼平成 27 年度 総合研究報告書 研究代表者水澤英洋 2015;1-5 3 水澤英洋,石川欽也,宇川義一,吉良潤一,桑原 聡,佐々木秀直,佐々木真理,祖父江元,髙嶋 博,瀧山嘉久, 武田 篤, 省次,中島健二,西澤正豊,宮井一郎,吉田邦広,若林孝一,金谷泰宏,大西浩文,高橋祐二:運 動失調症の医療基盤に関する調査研究.厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業難治性疾患政策研究 事業 H26- 難治等(難)- 一般 -030 平成 27 年度総括・分担研究報告書 研究代表者水澤英洋 2015;1-14 4 水澤英洋,和田圭司,永井義隆,長野清一,荒木 亘,長谷川成人,功刀 浩,村田美穂,塚本 忠,横井優磨, 堀越 勝,松田博史:認知症疾患の克服.精神・神経疾患研究開発費 27-9 平成 27(2015)年度研究報告書 2015; 341-362 英文 385 5 松山晃文,石井正三,五十嵐隆,水澤英洋,金倉 譲,磯 博康,新谷 歩,倉田真由美,秋丸裕司,大倉華雪:難 病医療支援ネットワークのあり方の検討.厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等克服研究事業難治性疾患等政策 研究事業難治性疾患政策研究事業 H27- 難治等(難)- 指定 -001.難病対策の推進に寄与する実践的プラットホーム 提供にむけた研究班.平成 27 年度 総括・分担研究報告書 研究代表者:松山晃文 2015;427-429 6 山田正仁,水澤英洋,堂浦克美,堀内浩幸,西田教行,佐々木真理,齊藤延人,岩崎 靖,高尾昌樹,坪井義夫, 濱口 毅,細矢光亮,長谷川俊史,楠原浩一,野村恵子,岡 明,吉永浩美,鈴木保宏,砂川富正,西條政幸, 三浦義治,原由紀子,雪竹基弘,阿江竜介,鈴木忠樹:プリオン病のサーベイランス,感染予防,および臨床研究 コンソーシアム JACOP の推進.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患政策研究事業 H26- 難治等(難)- 一般 -028.プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する調査研究班. 平成 27 年度 総括・分担研究報告書 研究代表者:山田正仁 2015;13-16,90 7 高橋祐二,水澤英洋,佐々木秀直,西澤正豊,中島健二,祖父江元, 省次,吉良潤一,桑原 聡,瀧山嘉 久,髙嶋 博,吉田邦広,宇川義一:運動失調症の医療基盤に関する調査研究.運動失調症患者登録・自然歴調査 J-CAT 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)研究事業 H26- 難治等 (難)- 一般 -030 平成 27 年度総括・分担研究報告書 研究代表者水澤英洋 2015;33-35 8 村田美穂:非運動症状,DAT 画像を含めた臨床情報とリンクした孤発性および家族性パーキンソン病患者の DNA 収 集に関する研究 厚生労働科学研究委託費 (難治性疾患等克服研究事業)(難治性疾患実用化研究事業) ))次世代 シークエンサーを用いた孤発性の神経難病の発症機構の解明と治療法開発に関する研究」平成 27 年度分担研究報告 書 2015;35-36 9 向井洋平,村田美穂:SWEDD の全国調査 厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患政策研究事業)H26- 難治等(難) −一般− 085 神経変性疾患領域における調査研究班 平成 27 年度分担研究報告書 2015;90-92 10 村田美穂:パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 精神・神経疾患研究開発費 27-4 主任研究者村田美穂 平成 27(2015)年度 総括研究報告書 2015; 200-218 英文 377 159 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 11 村田美穂:パーキンソン病など Lewy 小体病における認知症発症予測因子に関する研究 精神・神経疾患研究開発費 27-9 認知症疾患の克服をめざす基礎・臨床融合研究班 分担研究報告書 平成 27(2015)年度 2015; 355-356 (2)学会発表等 ①特別講演・シンポジウム 1 Sanjo N,Hamaguchi T,Tsukamoto T,Nakamura Y,Kitamoto T,Yamada M,Yokota T,Mizusawa H: Surveillance of Prion Disease in Japan.Asian Pacific Prion Symposium 2015 in Kanazawa,Kanazawa Japan, 2015.9.4 2 Masakazu Nakamura,Manabu Araki,Yasuko Hirakawa,Hiromi Yamaguchi,Wakiro Sato,Youwei Lin, Tomoko Okamoto,Miho Murata,Sachiko Miyake,and Takashi Yamamura:IL-6 signal blockade therapy may suppress plasmablast-mediated pathology in relapsing-remitting multiple sclerosis via modulating its differentiation.第 1 回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム 東京 20150830 3 村田美穂:パーキンソン病に対する DMT 開発における DAT imaging 第 55 回日本核医学会総会 2015. 11. 5-7 東京 4 村田美穂:DLB の様々な病態に対する治療 第 9 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス 2015. 10.15-17 東京 5 坂本 崇:顔面領域のジストニアに対するボツリヌス治療.顔面神経学会ランチョンセミナー 2015.6.11 6 坂本 崇:さまざまなジストニアに対するボツリヌス治療.日本ボツリヌス療法学会シンポジウム 2015.10. 3 ②国際学会 1 Furukawa F,Sanjo N,Higuma M,Kitamoto T,Hizume M,Nakamura Y,Sakai K,Nozaki I,NoguchiShinohara M,Nakamura Y,Yukamoto T,Murayama S,Koshi K,Matsukawa T,Tsuji S,Goto J,Yamada M,Mizusawa H,Yokota T:Clinical features in Gerstmann-Straeussler-Scheinker-syndrome with P105L mutation.Prion 2015 International Research Congress,Fort Collins USA,2015. 5.29 2 Hamaguchi T, Sasaki K, Noguchi-Shinohara M, Nozaki I, Takumi I, Sanjo N, Nakamura Y, Kitamoto T, Saito N, Mizusawa H,Yokota T:A comparative study of dura mater graft-associated Creutzfeldt-Jakob disease between Japan and other countries.Prion 2015 International Research Congress,Fort Collins USA,2015. 5. 26-29 3 Minikel EV,Vallabh SM,Lek M,Estrada KO,Samocha KE,Sathirapongsasuti JF,Mclean CY,Tung JY, Yu LPC,Gambetti P,Blevins J,Zhang S,Cohen Y,Chen W,Yamada M,Hamaguchi T,Sanjo N,Mizusawa H, Nakamura Y,Kitamoto T,Collins SJ,Boyd A,Will RG,Knight R,Ponto C,Zerr I,Kraus TFJ,Eigenbrod S, Giese A,Calero M,Oedro-Cuesta J,Haiek S,Laplanche JL,Bouaziz-Amar E,Brandel JP,Capellari S,Parchi P, O'Donnell-Luria AH, Karczewski KJ, Marshall JL, Boehnke M, Laakso M, Mohlke KL, Kaehler A, Chambert K, McCarroll S,Sullivan PF,Hultman CM,Purcell SM,Sklar P,Lee SJ,Rozemmuller A,Jansen C,Hofman A,Kraaij R,Rooij JGJ,Ikram MA,Uitterlinden AG,Duijn CM,Daly MJ,MacArthur DG:Assessing the pathogenicity of rare PRNP Variants by comparing case and control allele frequency.Prion 2015 International Research Congress,Fort Collins USA,2015. 5.29 4 Hamaguchi T,Sakai K,Nozaki I,Noguchi-Shinohara M,Sanjo N,Nakamura Y,Kitamoto T,Murayama S, Satoh K,Harada M,Mizusawa H,Yamada M:Clinical diagnosis of MM2-cortical type sporadic CreutzfeldtJakob disease.Asian Pacific Prion Symposium 2015 in Kanazawa,Kanazawa Japan,2015. 9.4(poster) 5 Furukawa F,Sanjo N,Kobayashi A,Hamaguchi T,Yamada M,Kitamoto T,Sakai K,Nozaki I,NoguchiShinohara M,Sanjo N,Nakamura Y,Kitamoto T,Mizusawa H:Amyloid β 42 deposition in the brain of the GSS with the P105L mutation.Asian Pacific Prion Symposium 2015 in Kanazawa,Kanazawa Japan,2015. 9.4 (poster) 6 Tsukamoto T,Sanjo N,Hamaguchi T,Nakamura Y,Kitamoto T,Yamada M,Mizusawa H:(Prion Disease Surveillance Committee,Japan) :CJD with M232R:Its clinicopathological features.Asian Pacific Prion Symposium 2015 in Kanazawa,Kanazawa Japan,2015. 9.4(poster) 7 Sanjo N,Hamaguchi T,Tsukamoto T,Nakamura Y,Kitamoto T,Yamada M,Yokota T,Mizusawa H: (Prion Disease Surveillance Committee,Japan) :Surveillance of prion diseases in Japan.Asian Pacific Prion Symposium 2015 in Kanazawa,Kanazawa Japan,2015. 9.4(symposium) 8 Sakai K,Hamaguchi T,Noguchi-Shinohara M,Nozaki I,Takumi I,Sanjo N,Nakamura Y,Kitamoto T,Saito N, Mizusawa H,Yamada M:Sensory disturbance in Creutzfeldt-Jakob disease:a comparative study of the sporadic and dura mater graft-associated cases.Asian Pacific Prion Symposium 2015 in Kanazawa,Kanazawa Japan,2015. 9.4(poster) 9 Sanjo N,Tsukamoto T,Furukawa F,Higuma M,Mizue M,Kitamoto T,Hizume M,Nakamura Y,Satoh K, Kitamoto T,Yamada M,Yokota T,Mizusawa H:Human prion diasese in Japan:A prospective surveillance from 1999.XXII World Congress of Neurology,Santiago Chile,2015. 10.31-11.5(poster) 10 Murai H,Nakamura Y,Kitamoto T,Tsuboi Y,Sanjo N,Yamada M,Mizusawa H,Kira J:Clinical and epidemiological survey of Gerstmann-Straussler-Scheinker disases with codon 102 mutation in Japan.XXII World Congress of Neurology,Santiago Chile,2015. 10.31-11. 5(poster) 11 Satake W,Ando Y,Suzuki M,Tomiyama H,Nagai Y,Kashihara K,Murayama S,Mochizuki H,Nakashima K, Hasegawa K,Takeda A,Wada K,Tsuji S,Yamamoto M,Murata M,Hattori N,Toda T:Exome association study and 2nd SNP-GWAS of Japanese Parkinson s disease.19th International Congress of Parkinson s Disease and Movement Disorders Sandiego,CA,USA June 14-18,2015 12 Murata M,Odawara T,Hasegawa K,Tamai Y,Nakamura M,Shimazu R,Kosaka K.Zonisamide improves th parkinsonism in patients with DLB:A double-blinc randomized placebo-controlles study. 19 International Congress of Parkinson s Disease and Movement Disorders Sandiego,CA,USA June 14-18,2015 13 Shinmei I,Murata M,Horikoshi M:Cognitive behavioral therapy for Japanese PD patients with depression. 5th Asian and Oceanian Parkinson s Disease and Movement Disorders Congress Manira,Philippines March 11-13,2016 160 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 14 Mukai Y,Watanabe H,Mochizuki H,Hattori N,Takahashi R,Murata M:The overview of the Japan Parkinson s Progression Markers Initiative(J-PPMI).5th Asian and Oceanian Parkinson s Disease and Movement Disorders Congress Manira,Philippines March 11-13,2016 15 Todo H,Saitoh Y,Watanabe S,Mukai Y,Sakamoto T,Murata M:Attenuation of antecollis increases the blood concentration level of the levodopa in patients with the Parkinson s disease and related disorders.5th Asian and Oceanian Parkinson s Disease and Movement Disorders Congress Manira,Philippines March 1113,2016 16 Genetic aspects of sporadic spinocerebellar degeneration in the Japanese population.Yuji Takahashi, Masahiro Kanai,Shoko Watanabe,Miho Murata.The 65th American Society of Human Genetics Annual Meeting,San Francisco,USA(2015) 17 Immunohistochemical analysis of ErbB4,a causative gene product for ALS19,in the spinal cord of sporadic ALS patients.Yuji Takahashi,Ayako Shioya,Chihiro Matsumoto,Terunori Sano,Shigeo Murayama,Miho Murata and Yuko Saito.The 67th American Academy of Neurology Annual Meeting,Washington DC,USA (2015) 18 Kimitoshi Kimura,Masakazu Nakamura,Wakiro Sato,Tomoko Okamoto,Manabu Araki,Youwei Lin,Miho Murata,Ryosuke Takahashi,Takashi Yamamura:Effect of Natalizumab on Inflammatory and Regulatory T Cells in Multiple Sclerosis.FOCIS 2015 San Diego,USA:2015. 6.24-2015. 6.27 19 Masakazu Nakamura,Yasuko Hirakawa,Manabu Araki,Youwei Lin,Wakiro Sato,Tomoko Okamoto,Miho Murata,Sachiko Miyake,Takashi Yamamura:IL-6 Signal Blockade May Suppress Plasmablast-mediated Inflammation in Multiple Sclerosis Through Skewing its Differentiating Pathways.FOCIS 2015 San Diego, USA:2015.6.24‒2015.6.27 20 Todo H,Saitoh Y,Wakasugi N,Sakamoto T,Murata M:Two siblings with discordant gait disturbance. The 15ht Anniversary International Parkinson Disease Symposium in Takamatsu,the Kagawa International Hall,Kagawa,Japan:2016. 2.5 ③一般学会 1 橋詰 淳,勝野雅央,鈴木啓介,坂野晴介,須賀徳明,矢部一郎,青木正志,森田光哉,金井数明,水澤英洋,山本知孝, 長谷川一子,西澤正豊,宮嶋裕明,刈田典生,中島健二, 野 彰,内野 誠,田中章景,祖父江元:球脊髄性筋 萎縮症患者に対するリュープロレイン酢酸塩長期使用の効果.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.21 2 石橋 晢,一條真彦,李フェイ,水澤英洋,横田隆徳:S1PR1 exxpression and endothelial cell proliferation after focal ischemia in mice.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 3 一條真彦,李フェイ,三木一徳,石橋 晢,水澤英洋,横田隆徳:S1PR1 agonist exert a neuroprotective effect via enhancing collateral growth.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 4 沼沢祥行,服部高明,石合純夫,小林 禅,藤田恭平,八木洋輔,網野猛志,大津信一,町田 明,石原正一郎, 鎌田智幸,冨満弘之,新谷周三,小寺 実,石橋 晢,三條伸夫,水澤英洋,横田隆徳:橋・中脳梗塞で注意障害・ 前頭葉機能障害・構成障害・アパシー・うつが生じうる.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.20. 5 吉田雅幸,桑名 仁,神田英一郎,藍 真澄,小笹由香,鈴木美和,二井菜保子,甲畑宏子,石川欽也,水澤英洋: 発症前遺伝子診断の際に必要なもの∼日本神経学会代議員アンケート結果より∼.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟, 2015.5.20 6 大森博之,原 暁生,石川欽也,水澤英洋,安東由喜雄:脊髄小脳変性症 6 型,31 型とその合併症例を有する家系の 追跡調査.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.21 7 銭谷怜史,三條伸夫,石川欽也,桑原宏哉,水澤英洋,横田隆徳:脊髄小脳変性症症例における甲状腺自己抗体と 小脳失調の重症度の検討.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.21 8 古 川 迪 子, 三 條 伸 夫, 日 詰 正 樹, 小 林 篤 史, 北 本 哲 之, 山 田 正 仁, 水 澤 英 洋, 横 田 隆 徳:V180I 変 異 遺 伝 性 Creutzfeldt-Jakob 病の病理学的,生化学的特徴解析の解析.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.22 9 浜口 毅,坂井健二,野崎一朗,篠原もえ子,三條伸夫,中村好一,北本哲之,村山繁雄,佐藤克也,原田雅史, 水澤英洋,山田正仁:MM2 皮膚型孤発性 Creutzfeldt-Jakob 病の臨床診断基準案の作成.第 56 回日本神経学会学術 大会,新潟,2015.5.22 10 三浦義治,岸田修二,中道一生,西條政幸,三條伸夫,雪竹基弘,浜口 毅,水澤英洋,山田正仁:本邦発症の進 行性多巣性白質脳症に関する疫学調査と塩酸メフロキンの効果に関する検討.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟, 2015. 5.22 11 Ishiguro T,Fujikawa N,Sato N,Ueyama N,Yokota T,Wada K,Mizusawa H,Nagai Y,Ishikawa K: Expanded UGGAA repeat RNA associated with SCA31 causes progressive neurodegeneration in Drosophila. 第 38 回日本神経科学大会 Neuroscience 2015,神戸,2015. 7.28 12 Honda T,Matsumura K,Hashimoto Y,Ishikawa K,Mizusawa H,Nagao S,Ito M:Dynamics of cerebellar internal models dueing prism adaptation of human hand-reaching task.第 38 回日本神経科学大会 Neuroscience 2015,神戸,2015.7.28 13 Hagiwara J,Mogushi K,Aikawa T,Watase K,Ishikawa K,Mizusawa H,Tanaka H:Analysis of gene expression and spicing patterns in the cerebellum of spinocerebellar ataxia type 6 knockin mice using RNAseq.第 38 回日本神経科学大会 Neuroscience 2015,神戸,2015. 7.29 14 三浦義治,中道一生,岸田修二,西條政幸,高橋健太,鈴木忠樹,三條伸夫,阿江竜介,澤 洋文,奴久妻総一, 原由紀子,雪竹基弘,浜口 毅,水澤英洋,山田正仁:本邦発症の進行性多巣性白質脳症患者サーベイランスの現 状と課題 - 厚生科研 PML 研究班 PML サーベイランス報告 -.第 20 回日本神経感染症学会総会学術大会,長野,2015. 10.23 15 浜口 毅,坂井健二,野崎一朗,篠原もえ子,三條伸夫,中村好一,北本哲之,村山繁雄,佐藤克也,原田雅史, 水澤英洋,山田正仁:MM2 皮質型孤発性 Creutzfeldt-Jakob 病の臨床診断への試み.第 20 回日本神経感染症学会総 会学術大会,長野,2015.10.23 16 大久保卓哉,山田健治,山口清次,水澤英洋,横田隆徳:仏痛コントロール不良なグルタル酸尿症 2 型成人例に対す る bezafibrate 内服治療の試み.第 33 回日本神経治療学会総会,名古屋,2015. 11.26-28 161 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 162 田港朝也,坂本 崇,北佳保里,金澤恭子,髙橋祐二,岡本智子,花川 隆,村田美穂:動作開始時の不随意運動 及び構音障害を呈した 33 歳男性例 第 50 回亀山正邦記念神経懇話会(KSK)2015. 12.5 京都 塚本 忠,若杉憲孝,古澤嘉彦,村田美穂:パーキンソン病における前庭機能評価:自覚的視覚的鉛直検査と前庭 誘発筋電位 第 9 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス 2015. 10.15-17 東京 佐野輝典,古澤嘉彦,横山幸太,佐藤典子,澁谷 誠,長谷川成人,村田美穂,久野貞子,齋藤祐子:明らかな Wearing-off および dopa 反応性の嚥下障害を呈した PSP-parkinsonism の一剖検例 第 9 回パーキンソン病・運動障 害疾患コングレス 2015.10.15-17 東京 向井洋平,坂本 崇,渡辺宏久,望月秀樹,髙橋良輔,服部信孝,村田美穂:The Japan Parkinson s Progression Markers Initiative(J-PPMI)の概要 第 9 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス 2015. 10.15-17 東京 村田美穂,三原雅史,長谷川一子,Jeon Beom Seok,Tsai Chon-Haw,横山雅行,Chatamra Krai,Benesh Janet: レボドパ - カルビドパ配合経腸用液の有効性と安全性:東アジア人進行期パーキンソン病患者における治験結果 第 9 回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス 2015. 10.15-17 東京 藤堂紘行,齋藤勇二,渡邉祥子,向井洋平,村田美穂:首下がりの改善により L-dopa 効果持続時間が延長したパー キンソン病の 57 歳女性例 第 214 回日本神経学会関東・甲信越地方会 2015. 9.5 東京 若杉憲考,斎藤勇二,向井洋平,山本敏之,坂本 崇,中村雅之 佐野輝典,村田美穂:特異な歩行障害を呈した chorea acanthocytosis の姉弟 第 213 回日本神経学会関東・甲信越地方会 2015.6.6 東京 磯部 隆,森まどか,大矢 寧,西野一三,村田美穂:甲状線腫,シェーグレン症候群があり,約 10 年の経過で暖 徐に筋力低下を来たした肉芽腫性筋炎の 62 歳女性 第 213 回日本神経学会関東・甲信越地方会 2015.6.6 東京 中村雅一,荒木 学,松岡貴子,佐藤和貴郎,林 幼偉,岡本智子,村田美穂,荒浪利昌,三宅幸子,山村 隆: Mechanistic insight into IL-6 signal blockade therapy for multiple sclerosis. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5. 20-23 新潟 Saito Y,Murata M,Sakata M:Brain Bank for Neurological diseases.第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5. 20-23 新潟 Shioya A,Mori-yoshimura M,Oya Y,Murata M,Hasegawa M,Tamaoka A,Saito Y:Tau pathology in the brains in cases of myotonic dystrophy.第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 Matsumoto C,Shioya A,Sano T,Takahashi Y,Murata M,Saito Y:Immunohistochemical analysis of T-cell infiltration in sporadic ALS.第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 Sano T,Shioya A,Matsumoto C,Murata M,Saito Y:Relationship between the degree of the pTDP-43 NCIs and disease duration in ALS.第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 Satake W,Ando Y,Suzuki M,Tomiyama H,Nagai Y,Murayama S,Mochizuki H,Nakashima K,Obata F, Hasegawa K,Takeda A,Wada K,Tsuji S,Yamamoto M,Murata M,Hattori N,Toda T:Exome Association 5.20-23 新潟 Stud and 2nd SNP-GWAS of Parkinson s disease.第 56 回日本神経学会学術大会 2015. Nakamura M,Araki M,Matsuoka T,Sato W,Lin Y,Okamoto T,Murata M,Aranami T,Miyake S, Yamamura T:Mechanistic insight into IL-6 signal blockade therapy for multiple sclerosis.第 56 回日本神経学 会学術大会 2015.5.20-23 新潟 Murata M,Odawara T,Hasegawa K,Tamai Y,Nakamura M,Kosaka K:A Placebo-Controlled Exploratory study of Zonisamide for Parkinsonism in DLB.第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 Takahashi Y,Shioya A,Matsumoto C,Sano T,Uchino A,Murayama S,Murata M,Saito Y:Immunohistochemical analysis of ErbB4 in sporadic ALS patients 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 川添僚也,塩谷彩子,村山久美子,田中洋子,森まどか,大矢 寧,竹下絵里,後藤雄一,斎藤祐子,村田美穂: Heteroplasmy of mitochondrial DNA mutation at position 3243 in two autopsycases.第 56 回日本神経学会学術 大会 2015.5.20-23 新潟 荒木 学,松岡貴子,村田美穂,山村 隆:Efficacy of tocilizumab in neuromyelitis opticaspectrum disorders. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 吉野浩代,西岡健弥,大山彦光,李 元哲,松島隆史,竹内千仙,望月葉子,森まどか,村田美穂,山下 力,中村憲道, 小西洋平,大井和起,市川桂二,寺田達弘,小尾智一,舩山 学,斉木臣二,服部信孝:Clinicogenetic study of beta-propeller protein-associated neurogeneration.第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 向井洋平,磯部 隆,古澤嘉彦,坂本 崇,村田美穂:牛乳での L-dopa 合剤服用の有効性の検討 第 56 回日本神経 学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 金井雅裕,髙橋祐二,渡邉荘子,村田美穂:当施設における脊髄小脳変性症の分子疫学の解明.第 56 回日本神経学 会学術大会 2015.5.20-23 新潟 東原真奈,園生雅弘,石山昭彦,長島 優,上杉春雄,森まどか,村田美穂,村山繁雄,小牧宏文:小児神経筋疾 患の診断における表面筋電図の定量解析法(Clustering Index 法)の有用性 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 若杉憲考,向井洋平,古澤嘉彦,坂本 崇,村田美穂:パーキンソン病の姿勢異常における正中軸偏位の検討.第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 磯部 隆,古澤嘉彦,山本敏之,小林 恵,川端康尋,向井洋平,坂本 崇,村田美穂:パーキンソン病患者にお ける嗅覚障害と非運動症状との関連. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 塚本 忠,小林 恵,西野 希,村田美穂:パーキンソン病患者の錯視図形注視時の視点追跡検査.第 56 回日本神 経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 古澤嘉彦,鈴木一平,小川順也,勝田若菜,寄本恵輔,車 大輔,坪内綾香,中柴 淳,阿部優子,若杉憲考,松本千尋, 向井洋平,早乙女貴子,小林庸子,中島 孝,村田美穂:パーキンソン症候群のすくみ足に対する下肢装着型ロボ ットの有効性の検討. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5. 20-23 新潟 田港朝也,山本敏之,古澤嘉彦,向井洋平,川添僚也,金井雅裕,村田美穂:嚥下造影検査で誤嚥した進行性核上 性麻痺患者の予後の検討. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 滝澤歩武,水野由輝郎,磯部 隆,小松奏子,松本千尋,金井雅裕,田港朝也,川添僚也,向井洋平,古澤嘉彦, 村田美穂:多系統委縮症患者(MSA-P)に対する L- ドパ合剤の有効性の評価 第 56 回日本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 坂本 崇,小林 恵,新明一星,堀越 勝,村田美穂:遅発性ジストニア患者のパーソナリティの特徴 第 56 回日 本神経学会学術大会 2015.5.20-23 新潟 小林 恵, 坂本 崇, 新明一星,堀越 勝, 村田美穂:局所性ジストニア患者のパーソナリティの特徴∼健常者との比較. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015. 5.20-23 新潟 網膜色素変性症を伴う家族性片麻痺性片頭痛における病因遺伝子探索.高橋祐二,滝澤歩武,古澤嘉彦,石浦浩之, 三井 純,森下真一, 省次,村田美穂.第 43 回日本頭痛学会総会 東京(2015) 大矢 寧,早乙女貴子,小林庸子:Duchenne 型筋ジストロフィー(DMD)の脊柱側弯・胸郭変形例の右下葉肺炎. 第 56 回日本神経学会学術大会 2015-05-22 P-121-5 大 矢 寧, 遠 藤 ゆ か り, 齋 藤 祐 子, 埜 中 征 哉, 西 野 一 三: 先 天 性 ネ マ リ ン ミ オ パ チ ー と 診 断 し て い た tubular aggregate myopathy の成人女性例.第 56 回日本神経病理学会総会学術大会 2015. 6.4 福岡 P1-E03, Neuropathology 2015;35 suppl.p124 佐藤和也,大矢 寧,古和久朋,沼倉里枝,池村雅子,西野一三,清水 潤,齋藤祐子,村山繁雄, 省次: SS-1 乳幼児期に発症し慢性進行性の四肢・体幹の筋力低下を認めた 52 歳男性例.第 56 回日本神経病理学会総会学 術大会 2015.6.4 福岡 P1-E03,Neuropathology 2015;35 suppl.p77 林 幼 偉, 三 宅 幸 子, 山 村 隆:Inverse vaccination for multiple sclerosis model by superior dominant peptide.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟県新潟市:2015. 5.21 木村公俊,中村雅一,佐藤和貴郎,岡本智子,荒木 学,林 幼偉,村田美穂,山村 隆:ナタリズマブ投与中の 多発性硬化症患者における炎症性・制御性 T 細胞の動態.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟県新潟市:2015.5.21 中村雅一,荒木 学,松岡貴子,佐藤和貴郎,林 幼偉,岡本智子,村田美穂,荒浪利昌,三宅幸子,山村 隆: Mechanistic insight into IL-6 signal blockade therapy for multiple sclerosis.第 56 回日本神経学会学術大会.新 潟県新潟市:2015.5.22 小松奏子,林 幼偉,岡本智子,山村 隆,村田美穂:NMO 患者における血漿交換療法後の増悪因子の検討.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟県新潟市:2015.5.22 能登大介,荒木 学,佐藤和貴郎,林 幼偉,岡本智子,村田美穂,三宅幸子,山村 隆:免疫修飾薬 OCH の医師 主導治験におけるバイオマーカー解析.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟県新潟市:2015.5.20 林 幼偉,佐藤和貴郎,荒木 学,岡本智子,山村 隆:二次進行型多発性硬化症(SP-MS)に対する複合型免疫療法. 第 27 回日本神経免疫学会学術集会.:2015.9.15 森まどか,林由起子,村田美穂,武田伸一,西野一三,木村 円:GNE ミオパチー患者登録事業.第 112 回日本内 科学会総会・講演会.京都:2015.4.10 - 2015.4.12 水野由輝郎,森まどか,吉田寿美子,南成 祐,服部功太郎,大矢 寧,小牧宏文,大町佳永,藤井 猛,竹下絵里, 関口正幸,西野一三,村田美穂:ベッカー型筋ジストロフィーと精神疾患.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟: 2015.5.20 - 2015.5.23 Madoka Mori-Yoshimura,Kazuhiko Segawa,Narihiro Minami,Yasushi Oya,Hirofumi Komaki,Ikuya Nonaka,Ichizo Nishino,Miho Murata:A retrospective study of respiratory and cardiac function in Japanese patients with calpainopathy(LGMD2A) .第 56 回日本神経学会学術大会.新潟:2015.5.20 - 2015. 5.23 水野由輝郎,森まどか,岡本智子,漆葉章典,齊藤祐子,西野一三,大矢 寧,村田美穂:Sporadic Late onset nemalin myopathy の 2 症例.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会. :2015.6.3 - 2015. 6.5 山本敏之,森まどか,大矢 寧,村田美穂:筋強直性ジストロフィー患者の嚥下障害のスクリーニング.第 56 回日 本神経学会学術大会.新潟:2015.5.20 - 2015. 5.23 遠藤麻貴子,五郡直也,森まどか,太幡真紀,矢島寛之,田丸武志,坂元千佳子,立石貴之, 田 愛,中山貴博, 中村治雅,佐藤福士,瀬川和彦,佐藤典子,村田美穂,武田伸一,和田圭司,松岡 豊,木村 円:ジスフェリノ パチー臨床研究アウトカム研究における関係者間連携体制の構築 - 国際共同臨床研究支援に関する実際と課題.第 2 回筋ジストロフィー医療研究会.大阪:2015.10.23 - 2015. 10.24 木村 円,中村治雅,三橋里美,森まどか,竹内芙実,小牧宏文,西野一三,川井 充,武田伸一:Remudy の DMD/BMD のナショナルレジストリー.第 2 回筋ジストロフィー医療研究会.大阪:2015. 10.23 - 2015. 10.24 水野由輝郎,森まどか,田崎麻美,岡本智子,齊藤祐子,西野一三,大矢 寧,村田美穂:免疫治療により首下が りの改善がみられた Sporadic lete onset nemaline myopathy の一例.第 215 回日本神経学会関東・甲信越地方会. 東京:2015.12.5 岡本智子,坂本 崇,大矢 寧,佐藤和貴郎,池口亮太郎,山村 隆,村田美穂:慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP) の臨床像と治療.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟:2015.5.20 ‒ 2015.5.23 池口亮太郎,佐藤和貴郎,千原典夫,荒浪利昌,岡本智子,村田美穂,清水優子,北川一夫,山村 隆:慢性炎症 性脱髄性多発神経炎におけるヘルパー T 細胞ケモカイン受容体に関する研究.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟: 2015.5.20 ‒ 2015. 5.23 1 2 2 1 2 岡本智子 ,佐藤和貴郎 ,池口亮太郎 ,村田美穂 ,山村 隆 :免疫介在性ニューロパチーの臨床像と治療.第 27 回日本神経免疫学会学術集会 岐阜:2015.9.15 - 2015. 9.16 木村公俊,中村雅一,佐藤和貴郎,岡本智子,荒木 学,林 幼偉,村田美穂,髙橋良輔,山村 隆:ナタリズマ ブ投与中の多発性硬化症患者における,炎症性・制御性 T 細胞動態と治療反応性.第 27 回日本神経免疫学会学術集 会 岐阜:2015.9.15 - 2015.9.16 池口亮太郎,佐藤和貴郎,千原典夫,荒浪利昌,岡本智子,村田美穂,清水優子,北川一夫,山村 隆:慢性炎症 性脱髄性多発神経炎における T 細胞ケモカイン受容体.第 26 回日本末梢神経学会学術集会 松本 2015.9.19.長野: 2015.9.18 - 2015.9.19 木村公俊,中村雅一,佐藤和貴郎,岡本智子,荒木 学,林 幼偉,村田美穂,髙橋良輔,山村 隆:多発性硬化 症患者に対するナタリズマブ投与による,炎症性・制御性 T 細胞の不均衡.第 43 回日本臨床免疫学会総会 神戸: 2015.10.22 佐藤綾子 1,田港朝也 3,川添僚也 3,岡本智子 3,岩城真理子 2,佐野輝典 1,小松奏子 1,3,森本 悟 4,金丸和富 4,村山繁雄 4, 服部功太郎 2,村田美穂 3,後藤雄一 2,水澤英洋 3,内野厳治 1,吉田寿美子 1,齊藤祐子 1:アルツハイマー病・シェー グレン脊髄症合併例の髄液バイオマーカー.第 20 回日本神経精神医学会 石川:2015. 12. 11‒2015. 12. 12 163 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 73 74 Youwei Lin,Sachiko Miyake,Takashi Yamamura:Hybrid Treg possessed high antigen-specificity and stabilized in under antigen stimulation.第 44 回日本免疫学会学術集会.札幌:2015. 11.20 Saitoh Y,Fujikake N,Okamoto Y,Wada K,Nagai Y:p62 plays a protective role in neurodegenerative diseases model flies.第 56 回日本神経学会学術大会.新潟(新潟コンベンションセンター・ホテル日航新潟) :2015. 5. 20. (3)講演 1 水澤英洋:プリオン病の現状とその克服への展望. 第 112 回日本内科学会総会・講演会,京都,2015.4.12 2 水澤英洋:神経難病と新しい難病法とのかかわり.全国脊髄小脳変性症・多系統萎縮症友の会平成 27 年度春季医療講演会, 東京,2015. 5.2 3 水澤英洋:免疫性神経疾患の克服を目指して.第 16 回東京神経免疫研究会,東京, 2015.6.26 4 水澤英洋:脊髄小脳変性症.第 11 回国立精神・神経医療研究センター 神経内科短期臨床研修セミナー, 東京, 2015.7. 21 5 水澤英洋:認知症の早期発見と臨床検査̶現状と展望−.第 33 回関東臨床免疫化学研究会,東京,2015.10.24 6 水澤英洋:小脳疾患の患者さんの診察から運動学習の基礎メカニズムに迫る.東京医科歯科大学平成 27 年度第 3 回 リサーチセミナー.東京,2015.10.27 7 Mizusawa H:Burden and genetics of parkinson s disease in Asian oceanian region. XXII World Congress of Neurology,Santiago Chile,2015. 10.31-11.5 8 Mizusawa H:Prion encephalopathies.XXII World Congress of Neurology,Santiago Chile,2015. 10.31-11.5 9 Mizusawa H:Announcement of WCN 2017,Kyoto,Japan.XXII World Congress of Neurology,Santiago Chile,2015. 10.31-11. 5 10 水澤英洋:プリオン病の克服をめざして.北海道医師会認定生涯教育講座学術講演会,札幌,2016.2.10 11 水澤英洋:成人おける稀少・未診断疾患イニシャチブ(成人 IRUD) .成人における未診断疾患に対する診断プログ ラムの開発に関する研究. 2015 年度 AMED6 事業合同成果報告会 疾患克服への挑戦 ライフサイエンスの現状と未来 への展望.東京,2016.2.12 12 村田美穂:「パーキンソン病の治療と新薬についての最新情報」小平市パーキンソン病友の会設立 30 年記念 パーキ ンソン病医療講演会 小平市パーキンソン病友の会 ルネ小平 2015.11.19 13 村田美穂:「ここまでよくなるパーキンソン病」パーキンソン病市民公開講座 仙台国際センター 2015.12.26 14 坂本 崇:ボツリヌス治療,その可能性. 水俣病研究班市民公開講座 2015.2.24 15 坂本 崇:ジストニアの診断と治療.第 4 回声のケアと治療を考える会 2015. 4.9 16 坂本 崇:脳卒中後痙縮のボツリヌス治療−麻痺した筋肉を動かしやすくするには? 三次市市民公開講座 2015. 5. 8 17 坂本 崇:ジストニア百態. Workshop on PD in Kobe 2015.10.8 18 向井洋平:パーキンソン病の薬の上手な飲み方,東京都東久留米市立西部地域センター,2015. 5.16 19 向井洋平:パーキンソン病治療薬∼今あるお薬と,これからのお薬∼,東京都パーキンソン病友の会秋の旅行, 2015.10.21 20 向井洋平:パーキンソン病関連疾患の知識と理解∼疾患編∼,多摩小平保健所,2015.11.27 (4)その他 1 水澤英洋:アンバサダーの活躍 誘致成功案件「第 23 回世界神経学会」2017 年 9 月 16 日∼ 21 日京都,MICE アンバ サダー.観光庁:2015.4 2 水澤英洋:脳、神経、筋肉、感覚・・・神経内科は患者さんをトータルで診て最適な診療を行います 神経内科を ご存知ですか? グラクソ・スミスクライン株式会社(提供).読売新聞:2015.5 3 水澤英洋:作製協力(夏風邪と間違われやすい病気について)テレビ東京系列全国ネット「主治医が見つかる診療所」 : 2015.5 4 水澤英洋:こんなときは神経内科に行こう!.パーキンソン病と脳・神経の病気を知るセミナー in 徳島.徳島新聞: 2015.5 5 水澤英洋:第 39 回パーキンソン病友の会全国総会・全国大会の 城県開催に寄せて全国パーキンソン病友の会 第 6 回定時社員総会・通算第 39 回全国大会( 城大会):2015.6 6 水澤英洋:平成 27 年度春季医療相談会回答者(平成 27 年 5 月 2 日(土)品川区立総合区民会館きゅりあん) 全国脊 髄小脳変性症(SCD) ・他系統委縮症(MSA)友の会ニュース(平成 27 年度春季医療相談会報告)No. 216:4-25: 2015.8 7 水澤英洋:G7 伊勢志摩サミットに向けた各国学術会議の共同声明 2016 執筆小委員会 日本学術会議.東京: 2016.2 8 水澤英洋:ニュース 金澤一郎氏がご逝去 難病と在宅ケア.21(12):64-64,2016. 3 9 水澤英洋:プリオン病国際会議 5 月に東京で克服へ活動促進.日経産業新聞:2016.3 10 水澤英洋:論点 日本先頭にプリオン病克服を.読売新聞:2016.3 11 岡本智子: 「CIDP の治療戦略と展望」.第 33 回日本神経治療学会総会ランチョンセミナー.名古屋:2015.11.26 12 村田美穂:「抗パーキンソン病薬の使い分け」ハッピーフェイスセミナー in 徳島 2016. 2.4 徳島 13 村田美穂:「パーキンソン病の治療 update」ハッピーフェイスセミナー in Niigata 2016. 2.4 新潟 14 村田美穂:「パーキンソン病の治療 update」神経難病フォーラム 2016.2.3 山口 15 村田美穂:「パーキンソン病の診断と治療 up to date」獨協越谷医療圏臨床神経懇話会 2015.11.19 埼玉 16 村田美穂:「パーキンソン病のトータルケアを目指して」ハッピーフェイスセミナー 2015.11.7 三重 17 村田美穂: 「パーキンソン病の治療」ドパミンアゴニストについて考える会 2015.10.2 高知 18 村田美穂: 「パーキンソン病の薬物治療」 第 3 回パーキンソン病と神経科学研究会 2015.7.3 京都 19 村田美穂:「パーキンソン病治療の最近の話題」佐賀パーキンソン病フォーラム 2015.4.10 佐賀 20 村田美穂:ダイアモンドダイニング社長 松村厚久氏 ドキュメント取材 フジテレビジョン『Mr.サンデー』内 特集コーナーにて 2016.1.10 放送 21 坂本 崇:音楽家のジストニア New Zero 2015. 10.27 164 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 22 23 24 25 26 27 28 坂本 崇:脳性麻痺と診断され放置されていた瀬川病の症例. 世界仰天ニュース 2015.10.28 林 幼偉:多発性硬化症における疲労症状に対するカルニチンの効果.神経疾患におけるカルニチンカンファレンス(大 塚製薬).東京:2015.11.30 齊藤勇二:疾患モデルショウジョウバエを用いた神経変性疾患の治療研究.第 2 回 NCGM-NCNP 合同若手会.東京 (NCNP) :2016. 1.22 田港朝也,坂本 崇,北佳保里,金澤恭子,高橋祐二,岡本智子,花川 隆,村田美穂:動作開始時の不随意運動 および構音障害を呈した 33 歳男性例.KSK.京都:2015. 12.5 Kyoko Kanazawa,Takeshi Inoue,Akio Ikeda:Slow or DC shifts as the index of epileptogenicity:a possible role of glia,第 56 回日本神経学会(教育講演) ,新潟,2015.5.21 金澤恭子:高齢者てんかんの治療 - 非薬物療法を中心に -.神経内科・脳卒中科セミナー.東京. 20160209. 小嶋暖加,本間 温,金澤恭子,田中正尚,野崎知永,深尾絵里,猪瀬悠理,近藤恵理香,石川 治,堤 一生: 脳卒中の病病連携 ∼ rt-PA 静注療法から引き続き血管内治療を行った症例の検討∼.第 59 回公立昭和病院臨床研 究発表会.東京:2016.2.18 (5)班会議発表 1 能登大介,佐藤和貴郎,荒木 学,林 幼偉,岡本智子,村田美穂,三宅幸子,山村 隆:免疫調節性糖脂質リガ ンド OCH の医師主導治験:バイオマーカーの変化.厚生労働省難治性疾患(神経免疫疾患 政策および実用化研究 班平成 27 年度合同班会議.東京:2016. 1.20 2 中村雅一,荒木 学,佐藤和貴郎,林 幼偉,岡本智子,山村 隆:中枢神経系自己免疫疾患に対するトシリズマブ治療. 厚生労働省難治性疾患(神経免疫疾患 政策および実用化研究班平成 27 年度合同班会議.東京:2016. 1.20 3 水野由輝郎,森まどか,西川敦子,三橋里美,園生雅弘,大矢 寧,西野一三,村田美穂:幼児期より右に顕著な 両下肢遠位筋力低下・筋萎縮を認めた 37 歳男性.第 85 回 NeuroMuscular Conference.東京:2015. 8.1 4 濱 由香,森まどか,小牧宏文,漆葉章典,大矢 寧,齊藤祐子,西野一三,村田美穂:小児期に発症し筋ジスト ロフィーが疑われた,治療歴 8 年の炎症性筋疾患 24 歳女性例.第 86 回 NeuroMuscular Conference.東京:2015. 12.19 5 松本千尋,濱 由香,佐野輝典,森まどか,西野一三,埜中征哉:呼吸不全と心肥大を合併し,突然死した先天性 ネマリンミオパチーの 67 歳男性例.第 87 回 NeuroMuscular Conference.東京:2016. 3.12 6 小松奏子,田港朝也,佐野輝典,岡本智子,横山幸太,佐藤典子,西野一三,澁谷 誠,村田美穂,齊藤祐子:経 過 25 年の緩徐進行性の末梢神経障害を呈した 83 歳女性,剖検例.第 85 回 Neuro Muscular Conference 東京 2015. 8. 1.東京:2015.8.1 7 坂本 崇 1,佐野輝典 1,岡本智子 1,池口亮太郎 2,佐藤和貴郎 2,高松直子 3,野寺裕之 3,和泉唯信 3:CIDP 患者に おける正中神経肘部エコーの検討.「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究」班 班会議. 東京:2015.12.3 8 佐藤和貴郎 1,池口亮太郎 1,岡本智子 2,松岡貴子 1,村田美穂 2,山村 隆 1,三宅幸子 3:慢性炎症性脱髄性多発神 経炎における自然リンパ球に関する研究.「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究」班 班 会議.東京:2015.12.3 9 池口亮太郎 1,佐藤和貴郎 1,岡本智子 2,坂本 崇 2,村田美穂 2,山村 隆 1:慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP における T 細胞ケモカイン受容体に関する研究. 「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究」 班 班会議.東京:2015.12.3 10 岡本智子 1,佐藤和貴郎 2,坂本 崇 1,林 幼偉 1,山本敏之 1,村田美穂 1,山村 隆 2:免疫介在性ニューロパチー と鑑別が困難であった症例における検討.「難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究」班 班 会議.東京:2015.12.3 11 中村雅一 1,2,荒木 学 2,佐藤和貴郎 1,2,林 幼偉 1,2,3,岡本智子 2,3,山村 隆 1,2,:中枢神経系自己免疫疾患に対す るトシリズマブ治療.「厚生労働省難治性疾患(神経免疫疾患)政策および実用化研究」班 班会議.東京:2016. 1. 20 - 2016.1.21 12 能登大介 1,4,〇佐藤和貴郎 1,2,荒木 学 1,2,林 幼偉 1,2,3,岡本智子 2,3,村田美穂 3,三宅幸子 4,山村 隆 1,2,3:免 疫調節性糖脂質リガンド OCH の医師主導治験:バイオマーカーの変化. 「厚生労働省難治性疾患(神経免疫疾患) 政策および実用化研究」班 班会議.東京:2016.1.20 - 2016. 1.21 13 村田美穂,斎藤勇二,渡邉荘子,髙橋祐二:パーキンソン病関連疾患患者 DNA 及び臨床データ収集の進 状況と問 題点 日本医療研究開発機構 難治性疾患実用化研究事業「次世代シークエンサーを用いた孤発性の神経難病の発 症機構の解明と治療法に関する研究」班班会議 2016.3.4 神戸 14 坂本 崇,村田美穂:福祉用 HAL の臨床研究 日本医療研究開発機構 難治性疾患実用化研究事業 稀少難治性脳・ 脊髄疾患の歩行障害に対する生体電位駆動型下肢装着型補助ロボット(HAL-HN01 を用いた新たな治療実用化の ための他施設共同医師主導治験の実施研究班班会議 2016.1.23 東京 15 向井洋平,村田美穂:Scans without Evidence of Dopamine Deficit(SWEDD の全国調査結果 厚生労働科学研 究費補助金 神経変性疾患領域における基盤的調査研究班班会議 2015.12.18-19 東京 16 向井洋平,古澤嘉彦,坂本 崇,村田美穂:パーキンソン病 / パーキンソン病類縁疾患患者の姿勢異常に対するリド カイン筋注療法の簡略化について.精神・神経疾患研究開発費「パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包 括医療に関する研究」,東京,2015. 12.5 17 齊藤勇二,村田美穂:パーキンソン病など Lewy 小体病における認知症発症予測因子に関する研究.精神・神経疾 患研究開発費(27-9)「認知症疾患の克服をめざす基礎・臨床融合研究」班 平成 27 年度班会議.東京(NCNP): 2015.12.10 165 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 4)小児神経診療部 (1)刊行論文 ①原著論文 (英文) 1 Okubo M,Fujita A,Saito Y,Komaki H,Ishiyama A,Takeshita E,Kojima E,Koichihara R,Saito T, Nakagawa E,Sugai K,Yamazaki H,Kusaka K,Tanaka H,Miyake N,Matsumoto N,Sasaki M: A family of distal arthrogryposis type 5 due to a novel PIEZO2 mutation.Am J Med Genet Part A. 2015 May; 167(5) : 1100-6. 2 Sasaki M,Ohba C,Iai M,Hirabayashi S,Osaka H,Hiraide T,Saitsu H,Matsumoto N: Sporadic infantileonset spinocerebellar ataxia caused by missense mutations of the inositol 1,4,5-triphosphate receptor type 1 gene.J Neurol. 2015 May; 262(5) :1278-84. 3 Motoki T,Shimizu-Motohashi Y,Komaki H,Mori-Yoshimura M,Oya Y,Takeshita E,Ishiyama A,Saito T,Nakagawa E,Sugai K,Murata M,Sasaki M: Treatable renal failure found in non-ambulatory Duchenne muscular dystrophy patients.Neuromuscul Disord. 2015 Oct; 25(10) :754-7. 4 Ohba C,Haginoya K,Osaka H,Kubota K,Ishiyama A,Hiraide T,Komaki H,Sasaki M,Miyatake S, Nakashima M,Tsurusaki Y,Miyake N,Tanaka F,Saitsu H,Matsumoto N: De novo KIF1A mutations cause intellectual deficit,cerebellar atrophy,lower limb spasticity,and visual disturbance.J Hum Genet. 2015 Dec; 60(12) :739-42. 5 Honda R,Saito Y,Okumura A,Abe S,Saito T,Nakagawa E,Sugai K,Sasaki M: Characterization of ictal slow waves in epileptic spasms.Epileptic Disord. 2015 Dec 1; 17(4) :425-35. 6 Koichihara R,Saito T,Ishiyama A,Komaki H,Yuasa S,Saito Y,Nakagawa E,Sugai K,Shiihara T,Shioya A,Saito Y,Higuchi Y,Hashiguchi A,Takashima H,Sasaki M: A mild case of giant axonal neuropathy without central nervous system manifestation.Brain Dev. 2016 Mar; 38(3) :350-3. 7 Ono Y,Saito Y,Maegaki Y,Tohyama J,Montassir H,Fujii S,Sugai K,Ohno K: Three cases of right frontal megalencephaly: clinical characteristics and long-term outcome.Brain Dev 2016 Mar; 38(3) :302-9. 8 Murata Y,Watanabe O,Taniguchi G,Sone D,Fujioka M,Okazaki M,Nakagawa E,Watanabe Y,Watanabe M: A case of autoimmune epilepsy associated with anti-leucine-rich glioma inactivated subunit 1 antibodies manifesting electrical shock-like sensation and transparent sadness.Epilepsy Behav Case Reports 2015; 4: 91‒3. 9 Kimura T,Kitaura H,Masuda H,Kameyama S,Saito Y,Sugai K,Otsuki T,Nakazawa A,Morota N, Yamamoto T,Iida K,Nakagawa M,Mizuno T,Takahashi H,Kakita A: Characteristic expression of p57/ Kip2 in balloon cells in focal cortical dysplasia.Neuropathology.2015 Oct; 35(5) :401-9. 10 Fukasawa T,Kubota T,Negoro T,Maruyama S,Honda R,Saito Y,Itoh M,Kakita A,Sugai K,Otsuki T, Kato M,Natsume J,Watanabe K: Two siblings with cortical dysplasia: Clinico-electroencephaolgraphic features.Pediatr Int. 2015 Jun; 57(3) :472-5. (邦文) 1 小林瑛美子,中川栄二,宮武千晴,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行: 日本脳炎 ワクチン接種後てんかん発作が急性増悪した一例.てんかん研究.2015; 33:76-82. 2 元木崇裕,佐々木征行,石井敦士,廣瀬伸一: 左右非対称性異常眼球運動とジストニア姿位を初発症状とした小児 交互性片麻痺の 1 例.脳と発達.2016; 48(2):133-6. 3 高橋純一,安村明,中川栄二,稲垣真澄: 発達障害の診断と治療 生理学的指標に基づいた知見 ADHD 児を対象と した SCP 訓練効果の検証,認知神経科学 2015; 16(3-4):179-87. 4 安村明,高橋純一,福田亜矢子,中川栄二,稲垣真澄: 発達障害の診断と治療 生理学的指標に基づいた知見 ADHD 児における実行機能の検討 干渉抑制機能の観点から,認知神経科学 2015; 16(3-4):171-8. 5 福本裕,望月規央,三山健司,榎園崇,中川栄二,小澤慎太郎,岡田尚巳: 重症心身障害児(者)における唾液と 喀痰に共通して分離される医療・介護関連肺炎原因菌について.環境感染 2015; 30(4) :249-56. 6 眞柄慎一,高橋章夫,斎藤義朗,中川栄二,開道貴信,金子裕,佐々木征行,大槻泰介: 頭頂葉内側(楔前部、帯 状回後部)に病変を有する小児てんかん 2 例の比較検討.てんかん研究 2015; 32(3) :541-7. 7 竹下絵里,小牧宏文,石山昭彦,齋藤貴志,斎藤義朗,中川栄二,須貝研司,南成祐,佐々木征行: ジストロフィ ノパチーにおけるけいれん合併の頻度と特徴.小児科診療 2015; 78(3) :410-1. 8 久保田一生,仲村貞郎,稲垣真澄,中川栄二: 注意欠如・多動性障害における脳波異常と薬物治療の検討,小児科 臨床 2015; 68(11):2083(107). 9 松村剛,小牧宏文,川井充: 本邦におけるデュシェンヌ型筋ジストロフィーの診療実態.臨床神経学. 2015; 55: 637-45. 10 瀬川和彦,小牧宏文,森まどか,大矢寧: 心房中隔欠損症を合併したデュシェンヌ型筋ジストロフィーの 1 例.心臓. 2015; 47:610-4. ②総説 1 Sasaki M: SPECT findings in autism spectrum disorders and medically refractory seizures.Epilepsy Behav. 2015 June; 47:167-71.Review. 2 竹下絵里: ジストロフィノパチーとけいれん.疾患の認知機能障害,Brain and Nerve 2016; 68: 128-36. 3 中川栄二,小嶋絵美子,元木崇裕: てんかんの免疫療法.小児科診療,2015; 2:247-52. 4 中川栄二: 小児てんかんの成立機序の解明と診断・治療・発達評価の開発.てんかん治療研究振興財団,研究年報 2015; 26:31-40. 5 中川栄二: 抗てんかん薬の作用機序.小児内科 2015; 47(9) :1481-4. 6 中川栄二: けいれん発作への対応.ともしび 2016 年 2 月号 9 頁. 7 須貝研司: てんかんの管理−抗てんかん薬.小児内科 2015; 47(11) :1940-5. 8 竹内芙実,小牧宏文: Duchenne 型筋ジストロフィーのステロイド治療 update.脳と発達. 2015; 47:266-71. 9 小牧宏文: 臨床研究のデータ管理は ? 精神科.2015; 27:151-3. 166 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 ③著書 1 佐々木征行: 朝の分の抗てんかん薬を飲み忘れた.小児内科 特集日常診療 Q&A. 2015; 47(5) :698-9. 2 佐々木征行,須貝研司,稲垣真澄編: 国立精神・神経医療研究センター小児神経科診断・治療マニュアル.改訂第 3 版.診断と治療社.東京.2015.4 月 3 竹下絵里: 染色体異常.小児リハビリテーション評価マニュアル.診断と治療社.東京.2015:183-5. 4 竹下絵里,小牧宏文: ネマリンミオパチー 新生児重症ネマリンミオパチー.骨格筋症候群(第 2 版)∼その他の神 経筋疾患を含めて∼[上].日本臨牀 別冊骨格筋症候群(上).日本臨牀社.大阪.2015:429-33. 5 竹下絵里: MERRF.小児科診療.診断と治療社.東京.2016:110. 6 本橋裕子,小牧宏文: 良性先天型ネマリンミオパチー.日本臨床別冊骨格筋症候群(上).日本臨床社.大阪.2015.5 月 7 本橋裕子,小牧宏文: Duchenne 型筋ジストロフィー.Clinical Neuroscience. 2016(34):313-5. 8 須貝研司: 発達からみたてんかん発作.兼本浩祐ほか(編):臨床てんかん学.医学書院,東京,2015:142-6. 9 須貝研司: 脳性麻痺・重症心身障害児に伴うてんかん.兼本浩祐ほか(編) :臨床てんかん学.医学書院,東京, 2015:238-9. 10 須貝研司: 早期ミオクロニー脳症.兼本浩祐ほか(編):臨床てんかん学.医学書院,東京,2015:362-4. 11 須貝研司: 非進行性疾患のミオクロニー脳症.兼本浩祐ほか(編):臨床てんかん学.医学書院,東京,2015:394-6. 12 須貝研司: 薬物療法:難治てんかん.荒木信夫(総編集)、 貞俊(担当編集):神経内科外来シリーズ 4 てんか ん外来.メジカルレビュー,東京,2016:68-80. 13 須貝研司: 意識障害ほか 21 .佐々木征行、須貝研司、稲垣真澄(編) :国立精神・神経医療研究センター小児神経 科診断・治療マニュアル 改訂第 3 版.診断と治療社,東京,2015:2-8 ほか 164 頁. 14 小牧宏文:【筋ジストロフィー up to date】治療とケア ケアの現状.Clinical Neuroscience.2016; 34:352-4. 15 小牧宏文: LMNA-related congenital muscular dystrophy.骨格筋症候群(第 2 版)―その他の神経筋疾患を含め て―[ 上 ].日本臨床(別冊骨格筋症候群(上) .日本臨床社.2015; 177-80. 16 石山昭彦: セントラルコア病、マルチミニコア病.骨格筋症候群(第 2 版)―その他の神経筋疾患を含めて―[ 上 ]. 日本臨床(別冊骨格筋症候群(上).日本臨床社.2015; 423-8. 17 石山昭彦:【筋ジストロフィー up to date】筋生検−実際と判読のポイント−.Clinical Neuroscience.2016; 34:302-5 18 石山昭彦: 画像診断−はじめに何をどう読むか?− 筋痛・筋力低下.小児内科.東京医学社.東京 2015; 47(6): 1073-9 (2)学会発表 ①特別講演・シンポジウム 1 佐々木征行: 初めて脳波を読む人のために.モーニング実践講座.第 118 回日本小児科学会学術集会.大阪国際会議 場,大阪,2015.4.19 2 佐々木征行: 小児の不随意運動の診かた.第 9 回東海地区小児神経セミナー,名古屋市立大学病院中央診療棟 3 階大 ホール,名古屋,2015.9.12 3 佐々木征行: 小児神経科医の目指すもの.第 50 回新潟小児神経学研究会, コープシティ花園, ガレッソホール,新潟市, 2016.2.13 4 竹下絵里: 筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャーの現状.筋ジストロフィー臨床試験ネットワ ーク第 4 回ワークショップ,ステーションコンファレンス東京 602 会議室,東京,2015. 7.25 5 中川栄二: 小児てんかんの成立機序の解明と診断・治療・発達評価の開発.第 26 回てんかん治療研究振興財団研究報告会, 大阪,2015.3.6 6 中川栄二: 小児のてんかん(診断から治療まで).第 25 回日本小児看護学会学術集会,東京,2015.7. 25 7 中川栄二: 精神・神経症状からみるてんかん(発達障害とてんかん) .第20回認知神経科学会学術集会,東京,2015. 8. 9 8 須貝研司: 成人に持ち越した小児期発症てんかん患者の移行医療をめざして. 第 29 回日本医学会総会, 京都, 2015. 4. 12 9 須貝研司: 小児てんかん重積状態の治療戦略.第 57 回日本小児神経学会学術集会,大坂,2015.5.28 10 須貝研司: 作用機序を応用したてんかん治療.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015.10.31 11 須貝研司: ビデオセッション てんかんの脳波と症例−小児.第 45 回日本臨床神経生理学会・第 52 回臨床神経生理 学会技術講習,大坂,2015.11.6 12 須貝研司: 小児のけいれん重積 Up to date.第 81 回沖縄小児神経研究会,南風原町,沖縄,2015.6.26 13 須貝研司: 抗てんかん薬の作用機序と臨床応用.第 276 回長野県周産期カンファランス,安曇野市,2016.2.3 14 齋藤貴志,須貝研司: てんかん性脳症患者診療での新規抗てんかん薬の使用状況.第 49 回日本てんかん学会,長崎, 2015.10.31 15 大槻泰介,須貝研司,馬場啓至,井上有史,小林勝弘,小国弘量,廣瀬伸一,山本 仁,亀山茂樹,Heung-Don Kim,Guoming Luan,Seung-Chul Hong: スパスムを呈する乳幼児てんかん性脳症の予後− FACE sutudy の解 析より−.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015. 10.30 16 小牧宏文: 患者登録・診療ガイドライン.第 29 回医学会総会 2015,京都,2015. 4.12 17 小牧宏文: エクソンスキッピング治療.第 32 回小児神経筋疾患懇話会,東京,2015. 8.22 18 小牧宏文: 神経筋疾患小児の慢性期呼吸障害を対象とした非侵襲的呼吸管理.第 48 回日本呼吸器学会総会,倉敷, 2015.10.24 ②国際学会 1 Sasaki M,Ohba C,Iai M,Hirabayashi S,Osaka H,Hiraide T,Saitsu H,Matsumoto N: Sporadic infantileonset spinocerebellar ataxia caused by missense mutations of the inositol 1,4,5-triphosphate receptor type 1 gene(ITPR1).The 13th Asian and Oceanian Congress of Child Neurology,Taipei,Taiwan,May 15,2015. 2 Sasaki M: Brain MRI findings in patients with AHC with severe deterioration.The 4th Symposium ATP1A3 in disease,Bethesda,MD,USA,Aug 28,2015. 3 Nakagawa E,Nakamura S,Kubota K,Ohkubo M,Yasumura A,Inagaki M: EEG abnormality and pharmacotherapy for developmental disorders Asian Society for Pediatric Research,Osaka,Apr 17-19,2015. 167 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 4 Nakagawa E,Takeshita E,Motohashi Y,Ishiyama A,Saito T,Komaki H,Sugai K,Sasaki M: Treatment of TRH for Patients with SSPE.The 13th Asian and Oceanian Congress of Child Neurology,Taipei,May 14-17, 2015. 5 Nakagawa E: Sleep disturbance in developmental disorders,5th International Conference on Neurology & Epidemiology,Gold Coast,Australia,November 18-20,2015. 6 Nakagawa E,Yuasa S,Takahashi A,Sugai K,Sasaki M,Otsuki T: Evaluation of burst-suppression pattern after hemispherotomy in hemimegalencephaly.The 2nd Neurology and Neurosurgery Conference(NeuroConf 2015)Guilin,China,December 18-20,2015. 7 Sugai K: Migrating partial seizures in infancy.2015 Asia Oceanian Congress of Child Neurology,Taipei, Taiwan,May 13,2015. 8 Sugai K: Basics of involuntary movements: Video,surface EMG and neuroimagings in pediatric neurological disoeders. 2015 Asia Oceanian Congress of Child Neurology,Taipei,Taiwan,May 15,2015. 9 Sugai K,Saito T,Nakagawa E,Motohashi Y,Ishiyama A,Takeshita E,Komaki H,Sasaki M,Otsuki T: CBZ- or VPA-unresponsive focal seizures in non-idiopathic and non-lesional focal epilepsies and effective antiepileptic drugs for such seizures in children and young adults.The 69th Annual Meeting of American Epilepsy Society,Philadelphia,USA,Dec 7,2015. 10 Komaki-H,Nagata T,Saito T,Masuda S,Takeshita E,Tachimori H,Sasaki M,Takeda SI: Exon 53 skipping of the dystrophin gene in patients with Duchenne muscular dystrophy by systemic administration of NS-065/NCNP-01: a phase 1,dose escalation,first-in-human study.20th World Muscle society Congress, Brighton,UK,September 30,2015. 11 Ishiyama A,Sakai C,Endo Y,Hayashi Y,Mitsuhashi S,Noguchi S,Saito Y,Nakagawa E,Komaki H,Sugai K, Sasaki M,Sato N,Nonaka I,Goto Y,Nishino I: Mutations in iron-sulfur cluster assembly gene IBA57 cause progressive cavitating leukoencephalopathy.the 20th World Muscle society Congress,Brighton,UK,Sep 30Oct 4th,2015. 12 Kohashi K,Ishiyama A,Takeshita E,Motohashi Y,Saito T,Nakagawa E,Komaki H,Sugai K,Nishino I, Saito W,Takaso M,Sasaki M: Early scoliosis surgery may prevent deterioration of respiratory function in Ullrich congenital muscular dystrophy.the 20th World Muscle society Congress,Brighton,UK,Sep 30- Oct 4th,2015. 13 Inoue M, Ishiyama A, Komaki H, Takeshita E, Shimizu-Motohashi Y, Saito T, Nakagawa E, Sugai K, Minami N, Goto Y,Sasaki M: Type-specific selectivity pattern of skeletal muscle images in spinal muscular atrophy.the 20th World Muscle society Congress,Brighton,UK,Sep 30- Oct 4th,2015. 14 Higashihara M,Sonoo M,Ishiyama A,Nagashima Y,Uesugi H,Yoshimura-Mori M,Murata M,Murayama S,Komaki H,Sasaki M: Quantitative Analysis of Surface Electromyography for Pediatric Neuromuscular Disorders.The American Academy of Neurology 67th Annual Meeting,Washington,DC,USA,April 18-25, 2015. ③一般学会 1 Sasaki M,Ishii A,Saito Y,Hirose S: Genotype-phenotype correlations in Japanese patients with alternating hemiplegia of childhood(AHC).第 57 回日本小児神経学会学術集会,大阪,2015.5.29 2 Sugai K,Saito Y,Yuasa S,Saito T,Motohashi Y,Takeshita E,Ishiyama A,Komaki H,Nakagawa E,Sasaki M: Migrating partial seizures in infancy in Japan: 14 personal experience and 23 reported cases.第 118 回日 本小児科学会学術集会・ASPR2015,大坂,2015.4.16 3 Sugai K,Honda R,Saito T,Motohashi Y,Takeshita E,Komaki H,Nakagawa E,Sasaki M,Takahashi A, Kaido T,Kaneko Y,Otsuki T: SSEP N20 and developmental autcome after hemispherotomy in Ohtahara syndrome with hemimegalencephaly.第 57 回日本小児神経学会学術集会,大阪,2015,5. 30 4 Sugai K,Saito T,Motohashi Y,Ishiyama A,Takeshita E,Komaki H,Nakagawa E,Sasaki M,Otsuki T: CBZ- or VPA-unresponsive focal seizures in non-idiopathic and non-lesional focal epilepsies and effective antiepileptic drugs in children and young adults.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015.10.30 5 竹下絵里,磯島豪,小牧宏文,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 日本人デュシ ェンヌ型筋ジストロフィーの疾患特異的成長曲線の作成.第 118 回日本小児科学会学術集会,大阪国際会議場 / リー ガロイヤルホテル大阪.大阪,2015.4.17-2015.4.19 6 竹下絵里,小牧宏文,津野良子,立森久照,三好和久,山宮育郎,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々 木征行: Duchenne 型筋ジストロフィーの尿中プロスタグランジン代謝物の検討.第 57 回日本小児神経学会学術集会, 帝国ホテル大阪.大阪,2015.5.28-2015.5. 30 7 中川栄二,仲村貞郎,久保田一生,大久保真理子,安村明,稲垣真澄: 発達障害に対する脳波異常および薬物療法. 第 118 回日本小児科学会学術集会,大阪,2015.4.17-19 8 小林朋佳,鈴木浩太,加我牧子,稲垣真澄,山下裕史朗,平 美智夫,林隆,中川栄二,渡部京太: 発達障害診療に おける保護者支援のあり方 −母親 401 名の「子育て」経験の解析− 第 57 回日本小児神経学会学術集会,大阪, 2015.5.28-30 9 澁谷郁彦,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,西野一三,佐々木征行: 若年性皮膚筋炎の下肢骨格筋 MRI 画像についての検討.第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝国ホテル大阪.大阪, 2015.5.28-2015. 5.30 10 久保田一生,須貝研司,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,佐々木征行: てんか ん発作型別の SISCOM 解析と MRI 病変との一致度.第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝国ホテル大阪.大阪, 2015.5.28-2015.5.30 11 馬場信平,須貝研司,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,池谷直樹,開道貴信,金子裕, 高橋章夫,大槻泰介,佐々木征行: てんかん焦点同定における発作時 easy Z-score Imaging System(eZIS)の有効性. 第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝国ホテル大阪.大阪,2015.5.28-2015.5.30 168 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 平出拓也,石山昭彦,瀬川和彦,竹下絵里,本橋裕子,小牧宏文,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,後藤雄一,佐々 木征行: MELAS 患者における WPW 症候群の合併.第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝国ホテル大阪.大阪, 2015.5.28-2015.5.30 小橋孝介,石山昭彦,米川貴博,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,小牧宏文,須貝研司,埜中征哉,西 野一三,斎藤亘,高相晶士,佐々木征行: Ullrich 型先天性筋ジストロフィーの進行性呼吸機能障害に対する外科的 側彎矯正の効果の検討.第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝国ホテル大阪.大阪,2015. 5.28-2015.5.30 元木崇裕,小牧宏文,森まどか,大矢寧,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行, 村田美穂: 青年期に腎機能の悪化を認めた Duchenne 型筋ジストロフィー.第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝 国ホテル大阪.大阪,2015.5.28-2015. 5.30 澤井康子,中川栄二,石山昭彦,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行: 大脳形成異 常を伴った neck myoclonia with absence seizures の 1 例.第 57 回日本小児神経学会学術集会,帝国ホテル大阪.大阪, 2015.5.28-2015.5.30 井上道雄,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,南成祐,後藤雄一,佐々木征行: 脊髄性筋萎縮症における下肢骨格筋画像の筋選択性の特徴.第 57 回日本小児神経学会学術集会, 帝国ホテル大阪.大阪, 2015.5.28-2015.5.30 小橋孝介,石山昭彦,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,小牧宏文,須貝研司,才津浩智,松本直通,佐々 木征行: 新生児期より全身の筋緊張亢進と難治てんかんを認めた GABRA1 遺伝子変異陽性の男児例.第 63 回日本 小児神経学会関東地方会,千葉市総合保健医療センター大会議室.千葉,2015.9.5 住友典子,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,齊藤裕子,黒田文人, 佐々木征行: 上肢遠位優位の運動神経障害を主症状とした Distal acquired demyelinating symmetric neuropathy (DADS)の一例.第 64 回日本小児神経学会関東地方会,きゅりあん小ホール.東京,2016. 3.5 斎藤良彦,齋藤貴志,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,中川栄二,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行,成田綾: 末 梢血リンパ球空胞化を契機に診断に至った I-cell 病の 1 乳児例.第 64 回日本小児神経学会関東地方会,きゅりあん小 ホール.東京,2016.3.5 小橋孝介,中川栄二,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,才津浩智,中島光子,松本直通, 加藤光広,石井敦士,廣瀬伸一,佐々木征行: SCN 2A 遺伝子変異を認めた難治てんかんの 3 例.第 49 回日本てん かん学会学術集会,長崎ブリックホール / 長崎新聞文化ホール.長崎,2015. 10.30-2015.10.31 高橋孝治,中川栄二,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行,高橋章夫, 大槻泰介: 片側巨脳症における機能的半球離断術後の非罹患側の脳波経過と発達.第 49 回日本てんかん学会学術集会, 長崎ブリックホール / 長崎新聞文化ホール.長崎,2015. 10.30 上田理誉,中川栄二,大野武,渋谷郁彦,粟嶋勇也,高橋佳代子,杉森光子,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志, 小牧 宏文,須貝研司,佐々木征行: Myoclonic encephalopathy in nonprogressive disorders の 3 例.第 49 回日本 てんかん学会学術集会,長崎ブリックホール / 長崎新聞文化ホール.長崎,2015. 10.30 小橋孝介,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 重症心身障害児(者) における骨折診断方法の検討. 第 41 回日本重症心身障害学会学術集会,一橋大学一橋講堂. 東京, 2015.9.18-2015. 9.19 井上道雄,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 重症心身障 害児(者)経鼻胃管使用者における胃酸分泌抑制薬による pH チェッカーへの影響.第 41 回日本重症心身障害学会 学術集会,一橋大学一橋講堂.東京,2015.9.18 澁谷郁彦,元木崇裕,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 反復する血尿を契機に膀胱腫瘍がみつかった副腎白質ジストロフィーの 1 例.第 41 回日本重症心身障害学会学術集会, 一橋大学一橋講堂.東京,2015.9.18 澁谷郁彦,石山昭彦,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 延髄オリー ブ核に異常信号を伴った下肢有意の hereditary motor neuropathy(HMN)の女児例.第 21 回小児神経症例検討会 (蔵 王セミナー),かみのやま温泉月岡ホテル.山形,2016. 2.27 住友典子,井上道雄,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,齋藤貴志,中川栄二,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行: 2 歳で急性脳症として発症し、3 歳時に非けいれん性てんかん重積(NCSE)を認めた男児.第 21 回小児神経症例検討 会(蔵王セミナー),かみのやま温泉月岡ホテル.山形,2016. 2.27 竹下絵里: 筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャーの現状と課題.第 1 回日本筋学会学術集会,国 立精神・神経医療研究センター.東京,2015.8.8 Shimizu-Motohashi Y,Sugai K,Saito T,Takeshita E,Ishiyama A,Komaki H,Nakagawa E,Sasaki M: The th unmet needs in the respite service for the family with neurological disorder: The 118 Annual Meeting of the Japan Pediatric Society,Osaka,April 16,2015. Shimizu-Motohashi Y,Asakura Y,Motohashi N,Belur NR,Baumrucker MG,Asakura A: Glucocorticoidinduced muscle membrane stabilization in mdx mice during pregnancy.The first Annual Meeting of Japan Muscle Society,Tokyo,August 8,2015. 高橋孝治,齋藤貴志,石山昭彦,竹下絵里,本橋裕子,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,伊藤雅之, 加藤竹雄: てんかん発作にステロイドパルス療法が奏功した自己免疫性限局性脳炎の 6 歳女児例.第 9 回てんかん学 会関東甲信越地方会,東京,2015.6.13 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 深部白質虚血を 回避した運動野およびその近傍のてんかん外科手術の 1 例.第 9 回てんかん学会関東甲信越地方会,東京,2015. 6. 13, 中川栄二: 発達障害における脳波異常と薬物の検討.第 62 回日本小児保健協会学術集会,長崎,2015. 6.20 上田理誉,中川栄二,本橋裕子,竹下絵里,石山昭彦,斎藤貴志,小牧宏文,須貝研司,高橋佳代子,杉森光子,佐々 木征行: 意識減損を伴った四肢と顔面のぴくつきが群発する重度精神運動発達遅滞の 2 例. 2015 年多摩小児神経懇話会, 東京,2015. 6.20 中川栄二: 発達障害における入眠時脳波異常と睡眠障害.第 50 回日本発達障害学会,東京,2015. 7.4 中川栄二: 精神・神経症状からみるてんかん 発達障害とてんかん.第 20 回認知神経科学会学術集会,東京,2015. 8. 9 中川栄二,澁谷郁彦,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行: 発達障害における睡眠 障害と治療.第 41 回日本重症心身障害学会学術集会,東京,2015.9.18 169 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 38 39 中川栄二: 双極性障害を併存した MLC の 1 例.第 56 回日本児童青年精神医学会総会,横浜,2015.9.29-10.1 中川栄二,竹下絵里,石山昭彦,齋藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行: てんかん性脳症における免疫グロ ブリン療法の効果.第 49 回日本てんかん学会学術集会,長崎,2015. 10.30 40 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 海馬硬化を伴 う内側側頭葉てんかんに対する早期手術 ―術前後 IQ の検討― 第 49 回日本てんかん学会学術集会,長崎,2015. 10.30 41 高橋章夫,大槻泰介,池谷直樹,開道貴信,金子裕,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行: 頭部前屈を伴 う小児難治てんかんに対する脳梁離断術.第 49 回日本てんかん学会学術集会,長崎,2015. 10.30 42 福山哲広,平野悟,佐々木拓,中嶋英子,笛木昇,中川栄二,加藤光広,石井敦士,廣瀬伸一,平林伸一: SCN2A 遺伝子変異を有する早期発症てんかん性脳症の 2 例のてんかん発作と脳波所見の変遷: 第 49 回日本てんかん学会学 術集会,長崎,2015.10.30 43 中川栄二: 小児てんかんと発達障害.第 49 日本てんかん学会学術集会,長崎,2015.10.30 44 安村明,中川栄二,山下裕史朗,宮島祐,小枝達也,相原正男,小池敏英,稲垣真澄: 発達障害児の非侵襲的脳機 能評価の現在地(これまで)と目的地(これから)近赤外分光法(NIRS)を用いた ADHD 児における認知機能の発 達的変化.第 45 回日本臨床神経生理学学会,大阪,2015. 11.6 45 中川栄二: 難治性てんかんに対する免疫グロブリン療法の適応について.第 36 回日本臨床薬理学会,東京,2015. 12.10 46 住友典子,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行,齊藤裕 子,東原真奈,西野一三: 伝導ブロックを伴う上肢優位の緩徐進行性遠位優位の筋力低下の 7 歳男児例.第 86 回 NeuroMuscular Conference,東京,2015. 12.19 47 齋藤貴志,中川栄二,池谷直樹,髙橋章夫,須貝研司,佐々木征行,大槻泰介: 乳児の半球離断術後にみられた電 解質異常.全国てんかんセンター協議会総会.仙台大会 2016,仙台,2016. 1.9 48 石山昭彦,東原真奈,園生雅弘,長島優,上杉春雄,森まどか,村田美穂,村山繁雄,小牧宏文,佐々木征行: 小 児神経筋疾患における表面筋電図定量解析(Clustering Index 法の導入と有用性の検討) .第 57 回日本小児神経学会 学術集会,帝国ホテル大阪.大阪,2015. 5.28-2015. 5.30 49 石山昭彦,高橋孝治,Jantima Tanboon,猪野直美,内藤朋巳,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,小牧宏文,中川 栄二,須貝研司,三橋里美,野口悟,石黒秋生,金井雅代,大山昇一,西野一三,佐々木征行: ISPD 変異によるα -dystroglycanopathy 乳児例.第 63 回日本小児神経学会関東地方会,千葉市総合保健医療センター大会議室.千葉, 2015.9.5 ④研究会・院外集会 1 竹下絵里,岩田恭幸,矢島寛之: 筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャー研究.精神・神経疾患 研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 27 年度 班会議,JA 共済ビルカンファレンスホール.東京,2015. 11.27 2 竹下絵里: デュシェンヌ型筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャー研究.国立研究開発法人国立精神・ 神経医療研究センター 平成 27 年精神・神経疾患研究開発費 筋ジストロフィー合同班会議,JA 共済ビルカンファレ ンスホール.東京,2016. 1.8 3 中川栄二: ADHD の抑制機能障害の病態解明.発達障害の包括的診断・治療プログラム開発に関する研究(主任研 究者 稲垣真澄)平成 27 年度 第一回班会議,あすか会議室.東京,2015. 6.7 4 中川栄二: 発達障害を伴う小児てんかんの臨床病態の解明.精神・神経疾患研究開発費てんかんの成立機序の解明と診断・ 治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二)平成 27 年度 第一回班会議,NCNP コスモホー ル.小平,2015. 6.14 5 中川栄二: ADHD の抑制機能障害の病態解明.発達障害の包括的診断・治療プログラム開発に関する研究(主任研 究者 稲垣真澄)平成 27 年度 第二回班会議,あすか会議室.東京,2015. 11.22 6 中川栄二: 発達障害を伴う小児てんかんの臨床病態の解明.精神・神経疾患研究開発費てんかんの成立機序の解明と診断・ 治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二)平成 27 年度 第二回班会議,NCNP コスモホー ル.小平,2015. 11. 29 7 須貝研司: 乳児期早期発症のてんかん性脳症.厚生労働省科学研究費補助金 希少難治性てんかんのレジストリ 構築による総合的研究(主任研究者 井上有史)平成 27 年度第 1 回班会議,フクラシア東京ステーション,東京, 2015. 7.4 8 須貝研司: 乳児期早期発症のてんかん性脳症.厚労科研費 希少難治性てんかんのレジストリ構築による総合的研究(主 任研究者 井上有史)平成 27 年度第 2 回班会議,フクラシア東京ステーション,東京,2015. 11.14 9 須貝研司: 小児てんかん臨床情報のデータベース化とデータベースに基づいた治療方法の開発.精神・神経疾患研 究開発費てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二) 平成 27 年度第 1 回班会議,NCNP コスモホール.小平,2015. 6.14 10 須貝研司: 小児てんかん臨床情報のデータベース化とデータベースに基づいた治療方法の開発.精神・神経疾患研 究開発費てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二) 平成 27 年度第 2 回班会議,NCNP コスモホール.小平,2015. 11.29 11 須貝研司: 精神・神経疾患バイオバンクにおける患者情報登録.精神・神経疾患研究開発費精神・神経疾患バイオ バンクにおける試料と情報の統合的管理と利活用推進のための基盤研究(主任研究者 後藤雄一)平成 27 年度班会議, NCNP TMC 会議室.小平,2015. 12.13 12 小牧宏文: 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備、研究班の概要.国立研究開発法 人国立精神・神経医療研究センター 平成 27 年精神・神経疾患研究開発費 筋ジストロフィー合同班会議,JA 共済ビ ルカンファレンスホール.東京,2016. 1.8 13 石山昭彦,岩渕恵美,小牧宏文,佐々木征行,中山貴博,久留聡: 高 CK 血症における骨格筋画像解析の検討.精神・ 神経疾患研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文) 平成 27 年度 班会議,JA 共済ビルカンファレンスホール.東京,2015. 11.27 14 久留聡,中山貴博,石山昭彦: IBIC を用いた肢帯型筋ジストロフィーの骨格筋画像解析.精神・神経疾患研究開発 170 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 15 16 17 費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 27 年度 班会議, JA 共済ビルカンファレンスホール.東京,2015.11.27 中山貴博,石山昭彦,村上てるみ,石垣景子,久留聡: IBIC-LG: LGMD1C の臨床画像の特徴.精神・神経疾患研 究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 27 年 度 班会議,JA 共済ビルカンファレンスホール.東京,2015. 11.27 井上道雄,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,南成祐,後藤雄一,佐々木征行: 脊髄性筋萎縮症における 下肢骨格筋画像の筋選択性の特徴.精神・神経疾患研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨 床研究と体制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 27 年度 班会議,JA 共済ビルカンファレンスホール.東京,2015. 11.27 小橋孝介,石山昭彦,米川貴博,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,小牧宏文,須貝研司,埜中征哉,西 野一三,斎藤亘,高相晶士,佐々木征行: Ullrich 型先天性筋ジストロフィーの進行性呼吸機能障害に対する外科的 側彎矯正の効果の検討.精神・神経疾患研究開発費 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体 制整備班(主任研究者小牧宏文)平成 27 年度 班会議,JA 共済ビルカンファレンスホール.東京,2015. 11.27 (3)講演 1 佐々木征行: 小児神経学入門. 第 21回小児神経セミナー, 国立精神・神経医療研究センター病院コスモホール, 2015. 7. 14 2 佐々木征行: 神経放射線診断学. 第21回小児神経セミナー, 国立精神・神経医療研究センター病院コスモホール, 2015. 7. 16 3 佐々木征行: 小児交互性片麻痺の最近の話題.第 12 回小児交互性片麻痺家族の会,大阪,2015.8.6 4 竹下絵里: 遺伝子検査と遺伝カウンセリング.第 21 回小児神経セミナー,国立精神・神経医療研究センター病院コ スモホール,2015.7.17 5 中川栄二: 発達障害を伴うてんかんの薬物治療.第 13 回武蔵野エピレプシー・カンファレンス,東京,2015.2.28 6 中川栄二: 小児神経領域の薬物治療の進歩(てんかんと発達障害),第 315 回所沢医師会,所沢,2015.4.28 7 中川栄二: てんかんと発達障害.むさしの国分寺クリニック勉強会,東京,2015. 5.26 8 中川栄二: 小児てんかん こう診断し、こう治療する.第 24 回仙台てんかん医学市民講座,仙台,2015. 6.6 9 中川栄二: 小児脳波の基礎とビデオ脳波でみるてんかん.日本大学脳波学術講演会 小児脳波セミナー,東京,2015. 7. 7 10 中川栄二: 発達障害に対する薬の使い方.国立精神・神経医療研究センター小児神経セミナー,小平,2015.7.17 11 中川栄二: 新しい抗てんかん薬の開発について −てんかんの診断と治療−.てんかん市民公開講座,東京,2015. 8. 1 12 中川栄二: てんかんの診断と治療(治療薬を中心に).東京都立看護職員研修会,東京,2015. 8.3 13 中川栄二: てんかんの基礎知識と発達の問題(学齢期の問題を中心に).第 10 回学齢期のてんかんセミナー,東京, 2015.8.17 .第 17 回乳幼児のてんかんセミナー,東京, 14 中川栄二: てんかんの基礎知識と発達の問題(乳幼児の問題を中心に) 2015.8.17 15 中川栄二: 発達障害の誤解を解く(発達障害の診断と薬物治療の課題).第 2 回 NCNP メディア塾,東京,2015.8.21 16 中川栄二: てんかんの基礎知識と発達の問題(乳幼児の問題を中心に).第 17 回乳幼児のてんかんセミナー,東京, 2015.11.6 17 中川栄二: 小児科でのてんかん診療について.横浜てんかんを考える会,横浜,2015.11.27 18 中川栄二: 小児領域におけるビデオ脳波の応用.多摩てんかん地域診療ネットワーク懇話会,東京,2016. 1.27 19 中川栄二: 治験市民講座.発達障害とてんかんの診断と治療の最前線,東京,2016. 3.13 20 須貝研司: 抗てんかん薬の選択と使い方の基本、重症児者のてんかんの治療のポイント.第 45 回重症障害児(者) 医療医師講習会,東京,2016. 3.12 21 須貝研司: てんかんの診断と治療.第 21 回国立精神・神経医療研究センター小児神経セミナー,小平市,2015.7.16 22 須貝研司: 不随意運動ビデオ.第 21 回国立精神・神経医療研究センター小児神経セミナー,小平市,2015.7.17 23 須貝研司: てんかんの医学的理解と対応.第 9 回看護師(特別支援学校)スキルアップ講習会,東京,2015. 7.27 24 須貝研司: てんかん脳波の判読(ビデオセッション).第 10 回臨床神経生理技術講習会,東京,2015. 8.2 25 小牧宏文: ミトコンドリア病. 第 21回小児神経セミナー, 国立精神・神経医療研究センター病院コスモホール, 2015. 7. 16 26 小牧宏文: 神経筋疾患の診断と治療.みやこ小児神経臨床懇話会,2015. 6.20 27 小牧宏文: デュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象としたエクソンスキッピング療法を中心とした治療研究の現状 ∼希少疾病の医薬品開発における臨床医の役割∼第 3 回 Kumamoto Muscle Conference,2016. 1.15 28 石山昭彦: 小児の神経伝導検査と筋電図.第 21 回小児神経セミナー,国立精神・神経医療研究センター病院コスモホール, 2015.7.15 (4)その他 新聞・雑誌 1 中川栄二: CNS today プライマリケアで診る CNS 疾患発達障害神経科学的根拠の基づく診断・治療に向けて. Medical Tribune Vol. 48,No. 47,20 面.2015.11.19 2 中 川 栄 二: CNS today プ ラ イ マ リ ケ ア で 診 る CNS 疾 患 総 括 専 門 医 が 語 っ た CNS 疾 患 診 療 の ポ イ ン ト. MedicalTribune Vol.48,No.51,22 面. 2015.12.17 3 中川栄二: 発達障害とてんかん 発達障害で多いてんかん併存.Japan Medicine MONTHLY 11 面.9.25,2015 4 須貝研司: 医療ルネサンス No.6205 難病の子とふたりで.読売新聞,2015.12.9 5 須貝研司: 私の処方 熱性けいれんの再発予防.日経メディカル 2015.4:77. 6 加藤天美,宇川義一,兼本浩祐,川井謙介,須貝研司: 特別座談会 てんかん診療の multidisciplinarity −各科の エキスパートが教える最新知識.脳神経外科速報 2015; 25(10) :1051-60. テレビ 1 中川栄二: どう向き合う?夫の発達障害.NHKあさイチ.2015.5. 25 ラジオ 1 中川栄二: 自己免疫性脳炎の診断と治療.日経ラジオ.2016.2.10 171 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 社会的活動 1 小牧宏文:筋ジストロフィーの臨床試験.筋ジストロフィー市民公開講座,名古屋,2015.9.13 2 小牧宏文:筋ジストロフィー治験の現状.日本筋ジストロフィー協会全国大会,東京,2015.5.16 3 小牧宏文:筋ジストロフィーの臨床試験.国立精神・神経医療研究センター第 12 回筋ジストロフィー市民公開講座, 東京,2015. 6.13 5)脳神経外科 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Otsuki T,Kim HD,Luan G,Inoue Y,Baba H,Oguni H,Hong SC,Kameyama S,Kobayashi K,Hirose S, Yamamoto H,Hamano SI,Sugai K,FACE study group: Surgical versus medical treatment for children with epileptic encephalopathy in infancy and early childhood: Results of an international multicenter cohort study in Far-East Asia(the FACE study) .Brain Dev.2015;[Epub ahead of print] 2 Kimura T,Kitaura H,Masuda H,Kameyama S,Saito Y,Sugai K,Otsuki T,Nakazawa A,Morota N, Yamamoto T,Iida K,Nakagawa M,Mizuno T,Takahashi H,Kakita A: Characteristic expression of p57/ Kip2 in balloon cells in focal cortical dysplasia.Neuropathology.2015; 35(5):401-9. 3 Kwan P,Cabral-Lim L,D'Souza W,Jain S,Lee BI,Liao W,Lim SH,Otsuki T,Tan CT,Wantanabe M: CAOA Research Task Force: Research priorities in epilepsy for the Asia-Oceanian region.Epilepsia. 2015; 56(5):667-73. 4 Sone D,Kaido T,Watanabe M,Murata Y,Taniguchi G,Otsuki T: Adult-onset refractory epilepsy with hypothalamic hamartoma and no gelastic seizures successfully treated by stereotactic thermocoagulation: A case report.Seizure. 2016; 37:32-34. 5 Schrock LE,Mink JW,Woods DW,Porta M,Servello D,Visser-Vandewalle V,Silburn PA,Foltynie T, Walker HC,Shahed-Jimenez J,Savica R,Klassen BT,Machado AG,Foote KD,Zhang JG,Hu W,Ackermans L, Temel Y,Mari Z,Changizi BK,Lozano A,Auyeung M,Kaido T,Agid Y,Welter ML,Khandhar SM, Mogilner AY,Pourfar MH,Walter BL,Juncos JL,Gross RE,Kuhn J,Leckman JF,Neimat JA,Okun MS: Tourette Syndrome Association International Deep Brain Stimulation(DBS)Database and Registry Study Group.Mov Disord. 2015; 30(4) :448-71. 6 Fukasawa T,Kubota T,Negoro T,Maruyama S,Honda R,Saito Y,Itoh M,Kakita A,Sugai K,Otsuki T, Kato M,Natsume J,Watanabe K: Two siblings with cortical dysplasia: Clinico-electroencephaolgraphic features.Pediatr Int. 2015; 57(3):472-5. 7 眞柄慎一,高橋章夫,斎藤義朗,中川栄二,開道貴信,金子裕,佐々木征行,大槻泰介: 頭頂葉内側(楔前部、帯 状回後部)に病変を有する小児てんかん 2 例の比較検討.てんかん研究 2015; 32(3) :541-547. 8 開道貴信,大槻泰介,高橋章夫,金子裕,池谷直樹: 難治性チックに対する視床刺激療法.機能的脳神経外科 2015; 54:33-8. ②著書 1 髙橋章夫,大槻泰介:乳幼児の片側巨脳症、臨床てんかん学、兼本浩祐ら編、医学書院、東京、2015; pp574-576 (2)学会発表 ①特別講演・シンポジウム 1 大槻泰介:意識とは何かーてんかん発作における高次認知機能障害ー. 第 20 回認知神経科学会学術集会,東京, 2015.08. 08-09 2 Otsuki T,Kim HD,Luan G,Inoue Y,Baba H,Oguni H,Hong SC,Kameyama S,Kobayashi K,Hirose S, Yamamoto H,Hamano S,Baba K,Takahashi A,Kaido T,Sugai K,FACE study group:スパズムを呈する乳 幼児てんかん性脳症の治療予後̶FACE study の解析よりー.日本てんかん学会,長崎,2015.10.30-31 3 高橋章夫,大槻泰介,池谷直樹,開道貴信,金子裕,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:小児難治性て んかんに対する脳梁離断術.第 39 回日本てんかん外科学会 ミニシンポジウム,仙台,2016.1.22 ②国際学会 1 Otsuki T: Far-east Asia catastrophic epilepsy(FACE)study report.Annual Meeting of Korean Epilepsy Society,Korea,2015. 6.12 2 Otsuki T: Hemispherotomy.Annual Meeting of Korean Epilepsy Society,Korean,2015.6.12 3 Otsuki T: Catastrophic epilepsy in children.Shanghi International Epilepsy Symposium,Shanghi,2015. 6. 28 4 Takahashi A,Otsuki T,Ikegaya N,Kaido T et al: Epilepsy surgery for epileptic encephalopathy in infancy. 69th Annual Meeting of American Epilepsy Society,Philadelphia,2015.12.4-8 5 N.Ikegaya,T.OOtsuki T.Kaido,Y.Kaneko,A.Takahashi,T.Saito,E.Nakagawa,K.Sugai,M.Sasaki: Resective surgery for epileptogenic lesion adjacent to the pyramidal tract -7 cases report-.69th Annual Meeting of American Epilepsy Society,Philadelphia,2015. 12.7 6 Sugai K,Saito T,Nakagawa E,Motohashi Y,Ishiyama A,Takeshita E,Komaki H,Sasaki M,Otsuki T: CBZ- or VPA-unresponsive focal seizures in non-idiopathic and non-lesional focal epilepsies and effective antiepileptic drugs for such seizures in children and young adults. 69th Annual Meeting of American Epilepsy Society,Philadelphia,2015. 12.7 7 Nakagawa E,Yuasa S,Takahashi A,Sugai K,Sasaki M,Otsuki T: Evaluation of burst-suppression pattern after hemispherotomy in hemimegalencephaly.The 2nd Neurology and Neurosurgery Conference(NeuroConf 2015),Guilin,China,2015.12.18-20 ③一般学会 1 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:3 次元的高密度 頭蓋内電極留置を施行した運動前野限局性皮質異形成を病因とする難治性てんかんの一例.第 39 回関東機能的脳外 科カンファレンス,東京,2015. 4.4 172 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 2 Sugai K,Honda R,Saito T,Motohashi Y,Takeshita E,Komaki H,Nakagawa E,Sasaki M,Takahashi A, Kaido T,Kaneko Y,Otsuki T: SSEP N20 and developmental autcome after hemispherotomy in Ohtahara syndrome with hemimegalencephaly.第 57 回日本小児神経学会学術集会,大阪,2015,5. 30. 3 馬場信平,須貝研司,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,斎藤貴志,小牧宏文,中川栄二,池谷直樹,開道貴信,金子裕, 高橋章夫,大槻泰介,佐々木征行:てんかん焦点同定における発作時 easy Z-score Imaging System(eZIS)の有効 性.第 57 回日本小児神経学会学術集会,大阪,2015. 5.28-30 4 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:深部白質虚血 を回避した運動野およびその近傍のてんかん外科手術の 1 例.第 9 回日本てんかん学会関東甲信越地方会,東京, 2015.6.13 5 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:錐体路に近接 するてんかん原性病変の切除手術 − 7 症例の検討−.日本脳神経外科学会第 74 回学術総会,東京,2015. 10.14 6 高橋章夫,大槻泰介,池谷直樹,開道貴信,金子裕,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:てんかん性ス パズムを伴う小児難治てんかんに対する脳梁離断術.日本脳神経外科学会第 74 回学術総会,札幌,2015.10.15. 7 金子裕,高橋章夫,開道貴信,池谷直樹,大槻泰介,岡崎光俊:テンペレートマッチングによる spike 波形の自動検 出.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015. 10.30 8 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:海馬硬化を伴 10.30 う内側側頭葉てんかんに対する早期手術 −術前後IQの検討−.第 49 回てんかん学会学術集会,長崎,2015. 9 Sugai K,Saito T,Motohashi Y,Ishiyama A,Takeshita E,Komaki H,Nakagawa E,Sasaki M,Otsuki T: CBZ- or VPA-unresponsive focal seizures in non-idiopathic and non-lesional focal epilepsies and effective antiepileptic drugs in children and young adults.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015.10.30 10 高橋章夫,大槻泰介,池谷直樹,開道貴信,金子裕,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:頭部前屈発作 を伴う小児難治てんかんに対する脳梁離断術.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015.10.31 11 高橋孝治,中川栄二,竹下絵里,本橋裕子,石山昭彦,斎藤貴志,小牧宏文,須貝研司,佐々木征行,高橋章夫, 大槻泰介:片側巨脳症における機能的半球離断術後の非罹患側の脳波経過と発達.第 49 回日本てんかん学会学術集会, 長崎,2015. 10.30-31 12 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,星野英紀,花川隆:EEG-fMRI を用いたてんかん患者の認知 機能研究−側頭葉てんかん患者の 1 例.第 42 回多摩てんかん懇話会,東京,2015. 12.12 13 斎藤貴志,中川栄二,池谷直樹,髙橋章夫,須貝研司,佐々木征行,大槻泰介:乳児の半球離断術後にみられた電 解質異常.全国てんかんセンター協議会総会 仙台大会 2016,仙台,2016.1.9 14 池谷直樹,大槻泰介,開道貴信,金子裕,高橋章夫,斎藤貴志,中川栄二,須貝研司,佐々木征行:小児例におけ る Insular epilepsy surgery 後の発達・認知機能の検討.第 39 回日本てんかん外科学会,東京,2016. 1.21 ④研究会・院外集談会 1 高橋章夫:多重脳機能画像を用いたてんかんの診断と外科的治療方法の開発.精神・神経疾患研究開発費 てんか んの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二)平成 27 年度第 1 回班会議,NCNP コスモホール(小平),2015.6.14 2 開道貴信:脳神経外科てんかん臨床情報のデータベース化と臨床治験ネットワークの構築.精神・神経疾患研究開 発費 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二)平 成 27 年度第 1 回班会議,NCNP コスモホール(小平),2015.6.14 3 大槻泰介:てんかん診療ネットワークとの連携.厚生労働省科学研究費補助金 希少難治性てんかんのレジストリ 構築による総合的研究(主任研究者 井上有史)平成 27 年度第 1 回班会議,フクラシア東京ステーション(東京), 2015.7.4 4 大槻泰介:てんかん診療ネットワークとの連携.厚生労働省科学研究費補助金 希少難治性てんかんのレジストリ 構築による総合的研究(主任研究者 井上有史)平成 27 年度第 2 回班会議,フクラシア東京ステーション(東京), 2015.11. 14 5 高橋章夫:多重脳機能画像を用いたてんかんの診断と外科的治療方法の開発.精神・神経疾患研究開発費 てんか んの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二)平成 27 年度第 2 回班会議,NCNP コスモホール(小平),2015.11.29 6 開道貴信:脳神経外科てんかん臨床情報のデータベース化と臨床治験ネットワークの構築.精神・神経疾患研究開 発費 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究(主任研究者 中川栄二)平 成 27 年度第 2 回班会議,NCNP コスモホール(小平),2015.11.29 ⑤その他 1 高橋章夫:会長.第 39 回関東機能的脳外科カンファレンス,東京,2015. 4.4 (3)講演 1 高橋章夫:「最近のてんかん外科治療について」 .てんかん市民公開講座,国分寺,2015.8.1 2 大槻泰介:手術で治る小児てんかん.べーテル市民講座,2015.11.21 3 大槻泰介:てんかん患者への最新の外科治療戦略、イーケプラ適応追加記念講演会,甲府,2015.4.7 4 大槻泰介:てんかん診療ネットワーク,横浜,2015.4.10 5 高橋章夫:「ライフステージに合わせたてんかんの治療」.第 2 回利根沼田てんかんセミナー,沼田,2015. 4.24 6 高橋章夫:「てんかんの外科的治療ーより良きてんかんの診療連携を目指してー」 .第 2 回東毛てんかん診療を考える 会,太田,2015.5.29 7 大槻泰介:機能的脳神経外科.第 32 回脳神経外科生涯教育研修会,東京,2015. 6.20 8 高橋章夫: 「小児てんかん外科」.NCNP 小児神経セミナー,NCNP,2015.7.17 9 高橋章夫:「中枢神経系感染・てんかん」.群馬大学医学部医学科脳脊髄病態外科学講義(M4) ,前橋,2015. 9.24 10 高橋章夫:「てんかんの外科的治療」.第 5 回東信てんかん治療研究会,軽井沢,2015. 11.6 11 高橋章夫:「てんかんの外科的治療、小児てんかん外科を中心に」.前橋赤十字病院 セミナー,前橋,2015. 11.26 12 高橋章夫:神経救急の臨床 Vol.2「てんかん∼発作への対応と重積に対する救急治療」.神経疾患に親しみ強くなる 会 第 6 回教育セミナー,東京,2015.12.26 173 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 (4)その他 記事 1 大槻泰介:てんかん医療̶理解と支援の仕組みをー 私の視点.朝日新聞,2015.11.12.朝刊 17 面 6)総合外科 (1)刊行論文 原著論文 1 福本 裕,望月規央,中川栄二,小澤慎太郎,三山健司,岡田尚巳: 重症心身障害児(者)における唾液と喀痰に 共通して分離される医療・介護関連肺炎原因菌について.環境感染誌 2015; 30:249-56 (2)学会発表等 ①一般学会 1 福本裕,山本敏之,大矢寧,森まどか,小牧宏文,小林庸子,村田美穂: デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の 開咬が咀嚼能力に与える影響について.第 21 回日本摂食嚥下リハビリテーション学会,京都,2015. 9.11 2 小澤慎太郎,久保木久美子,望月規央,白井毅,福本裕,中川栄二,三山健司: 当院のマイコプラズマ感染症対応の 課題.第 31 回日本環境感染学会総会,京都,2016. 2.20 3 望月規央,小澤慎太郎,久保木久美子,白井毅,福本裕,中川栄二,三山健司: 尿路感染症由来 Escherichia coli の O 抗原血清型と薬剤感受性.第 31 回日本環境感染学会総会,京都,2016.2.20 4 福本裕,山本敏之,大矢寧,森まどか,小牧宏文,小林庸子,村田美穂: デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者の 咀嚼能力に影響する因子について.平成 27 年度病院研究発表会,東京,2016. 3.8 5 望月規央,小澤慎太郎,久保木久美子,白井毅,武蔵裕子,内野厳治,齊藤祐子,吉田寿美子,福本裕,中川栄二, 三山健司: 尿路感染症由来 Escherichia coli のO抗原血清型と薬剤感受性.平成27年度病院研究発表会,東京,2016. 3. 8 ②研究会・院外集談会 1 福本裕: 院内感染予防としての口腔ケア∼誤嚥性肺炎との関連∼.第 22 回感染対策地域連携カンファレンス,東京, 2015.11.26 2 福本裕: 重症心身障害児(者)における唾液と喀痰に共通して分離される医療・介護関連肺炎原因菌について.多 摩障害者歯科を考える会,東京,2016. 3.31 (3)講演 1 福本裕: 院内口腔ケア認定看護師更新研修.口腔ケアの基礎編,看護臨床教育研修.東京,2015. 5.14 2 福本裕: 日和見感染について.東京歯科大学微生物学講義,東京,2015. 7.13 3 福本裕: 重度障害児の歯科治療について.小児神経科勉強会,東京,2015. 9.14 4 福本裕: 院内口腔ケア認定看護師研修.口腔ケアステップアップコース.看護臨床教育研修,東京,2015. 9.18 5 福本裕:4 南病棟での窒息事故患者の咀嚼について.窒息事故事例検討会,東京,2015. 11.24 6 福本裕: 義歯誤飲のトラブルをどう避ける.窒息事故事例検討会,東京,2016. 1.7 7 三山健司: 精神疾患・認知症と栄養.東京医療保健大学講義,東京,2016. 1.19 8 福本裕: 歯みがきについて.9 病棟ヘルスプロモーション学習会,東京,2016. 2.23 7)総合内科 (1)学会発表 ①一般学会 1 瀬川和彦,森まどか,大矢寧,小牧宏文: 左室収縮能の低下したデュシェンヌ型筋ジストロフィー、ベッカー型筋 ジストロフィーの症候性心不全、心不全死の検討.第 112 回日本内科学会講演会,みやこめっせ 京都,2015. 4.12 8)遺伝カウンセリング室 (1)刊行論文 ①総説 1 後藤雄一:ミトコンドリア DNA 検査.SRL 宝函 2015; 36: 44-46 2 後藤雄一:ミトコンドリア脳筋症:遺伝子型と表現型.Heart View 2016; 20:42-47 3 後藤雄一:ミトコンドリア病.めまい平衡医学 2016; 75:1-6 ③著書 1 後藤雄一:遺伝子検査,筋ジストロフィー up to date,Clinical Neuroscience 2016; 34:287-288 2 後藤雄一:ミトコンドリア病.小児科診療ガイドライン̶最新の診療指針̶(第 3 版)(編集:五十嵐隆),総合医学 社,東京,2016; pp. 313-316 3 後藤雄一:MELAS.骨格筋症候群(第 2 版) (下),日本臨床,大阪,2015; pp.190-194 4 後藤雄一:MERRF.骨格筋症候群(第 2 版)(下),日本臨床,大阪,2015; pp.195-197 5 後藤雄一:慢性進行性外眼筋麻痺症候群、kearns-Sayre 症候群.骨格筋症候群(第 2 版)(下),日本臨床,大阪, 2015; pp. 198-201 6 後藤雄一:Pearson 症候群.骨格筋症候群(第 2 版) (下),日本臨床,大阪,201; pp. 202-204 7 後藤雄一:乳児致死型ミトコンドリア病.骨格筋症候群(第 2 版)(下),日本臨床,大阪,2015; pp. 214-21 8 後藤雄一:ミトコンドリア遺伝関連.日常診療のための検査値のみかた(編集:野村文夫、村上正巳、和田隆志、末 岡栄三朗),中外医学社,東京,2015; pp. 7202-725 9 後藤雄一:遺伝子検査−遺伝子検査の「心構えと原則」,小児神経科診断・治療マニュアル改訂第 3 版(編集:佐々木征行, 須貝研司,稲垣真澄) ,診断と治療社,東京,2015; pp. 230-231 10 後藤雄一:ミトコンドリア脳筋症の治療,小児神経科診断・治療マニュアル改訂第 3 版(編集:佐々木征行,須貝研 司,稲垣真澄),診断と治療社,東京,201; pp. 346-350 174 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 11 後藤雄一:ミトコンドリア病.小児科診療ガイドライン̶最新の診療指針̶(第 3 版)(編集:五十嵐隆),総合医学 社,東京,2016; pp. 313-316 (2)学会発表等 ①特別講演、シンポジウム 1 小松(佐藤)有希子: 神経・筋疾患の遺伝カウンセリング.第 1 回認定遺伝カウンセラーアドバンスト研修会,東京, 2015.11.22 ②研究会・院外集談会 1 後藤雄一:ミトコンドリア病の遺伝子・ゲノム解析の現状と課題,イルミナゲノムサミット 2015,東京,2015.6. 4 9)放射線診療部 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Sumida K,Inoue K,Takanashi JI,Sasaki M,Watanabe K,Suzuki M,Kurahashi H,Omata T,Tanaka M, Yokochi K,Iio J,Iyoda K,Kurokawa T,Matsuo M,Sato T,Iwaki A,Osaka H,Kurosawa K,Yamamoto T, Matsumoto N,Maikusa N,Mastuda H,Sato N. : The magnetic resonance imaging spectrum of PelizaeusMerzbacher disease: A multicenter study of 19 patients. Brain Dev 2016. 01. 13; pii: S0387-7604(15) 00261-2.doi: 10. 1016/j.braindev. 2015.12.007.[Epub ahead of print]:261-262. 2 Sone D,Ota M,Yokoyama K,Sumida K,Kimura Y,Imabayashi E,Matsuda H,Sato N. : Noninvasive evaluation of the correlation between regional cerebral blood flow and intraventricular brain temperature in temporal lobe epilepsy. Magn Reson Imaging 2015. 12.17;pii: S0730-725X(15)00313-6.doi: 10. 1016/j. mri. 2015.12.018.[Epub ahead of print]:313-316. 3 Sone D,Ito K,Taniguchi G,Murata Y,Nakata Y,Watanabe Y,Okazaki M,Sato N,Matsuda H,Watanabe M: Evaluation of amygdala pathology using(11)C-methionine positron emission tomography/computed tomography in patients with temporal lobe epilepsy and amygdala enlargement. Epilepsy Res 2015; 112 ():114-121. 4 Sone D,Kaido T,Watanabe M,Murata Y,Taniguchi G,Otsuki T: Adult-onset refractory epilepsy with hypothalamic hamartoma and no gelastic seizures successfully treated by stereotactic thermocoagulation. A case report Seizure 2016; 37():32-34 5 Sone D,Sato N,Yokoyama K,Sumida K,Kanai M,Imabayashi E,Saito Y,Matsuda H.: Striatal glucose hypometabolism in preadolescent-onset dentatorubral-pallidoluysian atrophy. J Neurol Sci 2016; 360() : 121-124 6 Ota M, Noda T, Sato N, Okazaki M, Ishikawa M, Hattori K, Hori H, Sasayama D, Teraishi T, Sone D, Kunugi H: Effect of electroconvulsive therapy on gray matter volume in major depressive disorder. J Affect Disord 2015; 186():186-191 7 Murata Y,Watanabe O,Taniguchi G,Sone D,Fujioka M,Okazaki M,Nakagawa E,Watanabe Y,Watanabe M:A case of autoimmune epilepsy associated with anti-leucine-rich glioma inactivated subunit 1 antibodies manifesting electrical shock-like sensations and transparent sadness. Epilepsy Behav Case Rep 2015; 4 ():91-93 8 Sumida K,Sato N,Ota M,Sakai K,Nippashi Y,Sone D,Yokoyama K,Ito K,Maikusa N,Imabayashi E,Matsuda H,Yamada K,Murata M,Kunimatsu A,Ohtomo K: Intraventricular cerebrospinal fluid temperature analysis using MR diffusion-weighted imaging thermometry in Parkinson's disease patients, multiple system atrophy patients,and healthy subjects. Brain Behav 2015; 5(6): e003409 曽根大地、渡辺雅子、村田佳子、谷口豪、茂木太一、藤岡真生、眞下文、渡辺裕貴:高齢者てんかんのピットフォ ール − 老年期において初めて診断された Jeavons 症候群(eyelid myoclonia with or without absences)の一例. てんかん研究(0912-0890) 2015;33(1):90-95 10 Ota M,Noda T,Sato N,Hattori K,Hori H,Sasayama D,Teraishi T,Nagashima A,Obu S,Higuchi T, Kunugi H.: White matter abnormalities in major depressive disorder with melancholic and atypical features: a Diffusion tensor imaging study. Psychiatry Clin Neurosci 2015;69(6):360-368 11 Ota M,Wakabayashi C,Sato N,Hori H,Hattori K,Teraishi T,Ozawa H,Okubo T,Kunugi H. : Effect of L-theanine on glutamatergic function in patients with schizophrenia. Acta Neuropsychiatr 2015; 27(5) : 291-296 12 Sumida K,Sato N,Ota M,Sakai K,Nippashi Y,Sone D,Yokoyama K,Ito K,Maikusa N,Imabayashi E,Matsuda H,Yamada K,Murata M,Kunimatsu A,Ohtomo K.: Intraventricular cerebrospinal fluid temperature analysis using MR diffusion-weighted imaging thermometry in Parkinson's disease patients, multiple system atrophy patients,and healthy subjects. Brain Behav 2015;Epub ahead of print 2015; () doi:10. 1002/brb3.34013 Ota M,Sato N,Okamoto T,Noda T,Araki M,Yamamura T,Kunugi H.: Neuromyelitis optica spectrum disorder and multiple sclerosis: Differentiation by a multimodal approach. Mult Scler Relat Disord 2015; 4(6):515-520 14 Ota M, Noda T, Sato N, Okazaki M, Ishikawa M, Hattori K, Hori H, Sasayama D, Teraishi T, Sone D, Kunugi H. : Effect of electroconvulsive therapy on gray matter volume in major depressive disorder.Journal of Affective Disorders,186(): 186-191,2015 15 Omachi Y,Ito K,Arima K,Matsuda H,Nakata Y,Sakata M,Sato N,Nakagome K,Motohashi N.:Clinical impact of 11C-Pittsburgh compound-B positron emission tomography carried out in addition to magnetic resonance imaging and single-photon emission computed tomography on the diagnosis of Alzheimer's disease in patients with dementia and mild cognitive impairment.psychiatry and Clinical Neurosciences 2015; Epub ahead of print(): doi:10.1002/pen. 12326- 175 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 16 17 Sone D,Ito K,Taniguchi G,Murata Y,Nakata Y,Wanatabe Y,Okazaki M,Sato N,Matsuda H,Watanabe M.: Evaluation of amygdala pathology using 11C-methionine positron emission tomography/computed tomography in patients with temporal lobe epilepsy and amygdala enlargement. Epilepsy.Res. 2015; 112():114-121 Adachi Y,Sato N,Saito Y,Kimura Y,Nakata Y,Ito K,Kamiya K,Matsuda H,Tsukamoto T,Ogawa M:Usefulness of SWI for the Detection of Iron in the Motor Cortex in Amyotrophic Lateral Sclerosis. J NeuroimagingSclerosis, 2015; 25(3): 443-451 ②総説 1 曽根大地,松田博史:ピンポイント小児医療 てんかんの診断 てんかんの機能的画像診断.小児内科,2015;47(9) : 1476-1480 ③著書 1 曽根大地: Chapter 12 成人の人格・行動障害 性同一性障害 性嗜好障害.精神神経疾患ビジュアルブック.学 研メディカル秀潤社,東京,2015;pp303-310 2 曽根大地,佐藤典子:13.1 てんかんの臨床と画像検査.脳の MRI.メディカルサイエンスインターナショナル,東京, 2015;pp867-872 3 佐藤典子:Torosa-Hunt 症候群,海綿静脈洞膿瘍.まるわかり 頭頸部領域の画像診断.秀潤社,東京,2015; pp324-327 4 高橋晶,住田薫,横山幸太,佐藤典子:神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性び慢性認知症、血管内リンパ腫、 Gliomatosis cerebri(GC).こう読む 認知症 原因診断のための脳画像.ぱーそん書房,東京,2015;pp280-290 (2)学会発表 ①特別講演・シンポジウム 1 佐藤典子:代謝疾患による脳ののう疱性病変.第 35 回日本画像医学会.東京 ステーションカンファレンス東京, 東京, 2016.2.26 2 佐藤典子:手術適応となるてんかん疾患の画像診断―国立精神・神経センター病院の症例より―.第 39 回日本脳神 経 CI 学会総会,東京 日経ホール,2016.1.29 3 佐藤典子:機能画像が有用な認知症疾患と MRI が有能な認知症疾患.地域連携カンファレンス,前橋,2015.10.20 4 曽根大地:シンポジウム 25 てんかんは精神医学の生きた教科書である:意識を構築する脳機能.第 111 回日本精神 神経学会,大阪,2015.6 ②国際学会 1 Hirozane M,Murata Y,Sone D,Taniguchi G,Watanabe S,Okazaki M,Watanabe M,Watanabe Y: Naming,sentence production,and narrative in patients with mesial temporal lobe epilepsy. 2015 International Neuropsychological Society Mid-Year Meeting, Sydney, 2015.7.1 ‒ 2015. 7.4 ③一般学会 1 曽根大地、小竹理沙、立森久照、岡崎光俊、大槻泰介、竹島正:てんかんセンター専門外来における成人てんかん 患者の保健医療福祉等ニーズ調査の報告.第 9 回日本てんかん学会関東甲信越地方会,東京,2015. 6 2 廣實真弓,逸見功,高橋真知子,村田佳子,曽根大地,渡邊さつき,布施未来,谷口豪,岡崎光俊,渡辺雅子,渡辺裕貴: 側頭葉てんかん患者に対する文構成テストの実施方法についての検討.第 49 回日本てんかん学会,長崎,2015.10 3 横山幸太,松田博史,今林悦子,曽根大地,伊藤祐太:SPECT/CT における CT 画像を用いた標準脳変換による 123I-FP-CIT の定量的評価.第 55 回日本核医学会学術総会,東京,2015. 11 4 廣實真弓,曽根大地,村田佳子,布施未來,岡崎光俊,渡辺雅子,渡辺裕貴:カテゴリー特異的な呼称障害を呈し た側頭葉てんかん患者 3 例.第 39 回日本高次脳機能障害学会,東京,2015. 12 5 曽根大地、池村雅子、齊藤祐子、國井尚人、谷口豪:側頭葉てんかんに伴う 桃体腫大の神経病理.第 112 回日本神 経病理学会関東地方会,東京,2016. 3 6 松田博史,佐藤典子,齊藤祐子:認知症 MRI-VBM と症候・病理の関連.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟, 2015.05.20 ‒ 2015.5.23 7 松井秀司,和田恵子,舟橋満寿子,柳恵子,松田光展,赤星惠子,椎木俊秀,鶴岡広,佐藤典子:言語発達遅滞を 主訴に来院し、片側性多小脳回と上位頸椎形成不全を伴う 22q11. 2 欠失症候群と診断した 1 例.第 64 回日本小児神経 学会関東地方会,東京 きゅりあん小ホール,2016. 3.5 8 遠藤麻貴子,五郡直也,森まどか,太幡真紀,矢島寛之,田丸武志,坂元千佳子,立石貴之, 田愛,高徳傳,足 立明子,中山貴博,中村治雅,佐藤福士,瀨川和彦,佐藤典子,村田美穂,武田伸一,和田圭司,松岡豊,木村円: ジスフェリノパチー臨床アウトカム研究における関係者間連携体制の構築―国際共同臨床研究支援に関する実際と 課題.第 2 回筋ジストロフィー医療研究会,大阪,2015. 10.23 ‒ 2015.10. 24 9 佐野輝典,古澤嘉彦,横山幸太,佐藤典子,澁谷誠,長谷川成人,村田美穂,久野貞子,齊藤祐子:明らかな wearing-off および dopa 反応性の嚥下障害を呈した PSP-parkinsonism の一剖検例.第 9 回パーキンソン病・運動障 害疾患コングレス,東京,2015. 10.15 ‒ 2015.10.17 10 小松奏子,田港朝也,佐野輝典,岡本智子,横山幸太,佐藤典子,西野一三,澁谷誠,村田美穂,齊藤祐子:経過 25 年の緩徐進行性の末梢神経障害を呈した 83 歳女性、剖検例.第 85 回 Neuro Muscular Conference,東京,2015. 8. 1 11 木村有喜男:BPAN の 1 例、イメージインタープリテーション.第 51 回日本医学放射線学会秋季臨床大会,盛岡, 2015.10.3 12 木村有喜男:頭部外傷の画像診断.第 39 回日本脳神経 CI 学会総会,東京,2016. 1.30 ④研究会・院外集談会 1 木村有喜男,太田深秀,佐藤典子:MRI を用いた CHIPS スコアによる多発性硬化症患者における認知機能に関する 研究.平成 27 年度班会議,国立精神・神経医療研究センター神経研究所第一会議室,2016. 1.14 2 木村有喜男,太田深秀,佐藤典子:多発性硬化症に対する新規免疫就職役の実用化に関する研究.平成 27 年度班会議, 国立精神・神経医療研究センター神経研究所第一会議室,2016. 1.14 176 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 (3)その他 1 佐藤典子:代謝疾患による脳ののう疱性病変.第35回日本画像医学会,東京 ステーションカンファレンス東京,2016. 2. 26 2 曽根大地:PTSD 既往をもつ 22 歳男性に生じた中等度うつ病エピソード. 第 10 回東京 NaSSA 講演会,東京,2015. 9 3 曽根大地:教育講演:てんかん臨床と脳画像診断.第 512 回 NR 懇話会,東京,2015.12 4 曽根大地:パネルディスカッション:てんかん診療に対する各科からのアプローチ・精神神経科.本郷てんかん講演会, 東京,2016.1 5 木村有喜男:中枢神経・頭頚部放射線検査の要点.第 35 回診療放射線技師研修会,自治医科大学研修センター,下野市, 2015.6.4 10)臨床検査部 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Kitamura S,Enomoto M,Kamei Y,Inada N,Moriwaki A,Kamio Y,Mishima K: Association between delayed bedtime and sleep-related problems among community-dwelling 2-year-old children in Japan.Journal of Physiological Anthropology 2015; 34:12 2 Toyoda H,Miyagawa T,Koike A,Kanbayashi T,Imanishi A,Sagawa Y,Kotorii N,Kotorii T,Hashizume Y,Ogi K,Hiejima H,Kamei Y,Hida A,Miyamoto M,Imai M,Fujimura Y,Tamura Y,Ikegami A,Wada Y, Moriya S,Furuya H,Takeuchi M,Kirino Y,Meguro A,Remmers EF,Kawamura Y,Otowa T,Miyashita A, Kashiwase K, Khor SS, Yamasaki M, Kuwano R, Sasaki T, Ishigooka J, Kuroda K, Kume K, Chiba S, Yamada N, Okawa M, Hirata K, Mizuki N, Uchimura N, Shimizu T, Inoue Y, Honda Y, Mishima K, Honda M, Tokunaga K: A polymorphism in CCR1/CCR3 is associated with narcolepsy.Brain Behav Immun 2015; 49:148-155 3 Miyagawa T,Toyoda H,Kanbayashi T,Imanishi A,Sagawa Y,Kotorii N,Kotorii T,Hashizume Y,Ogi K,Hiejima H,Kamei Y,Hida A,Miyamoto M,Ikegami A,Wada Y,Takami M,Fujimura Y,Tamura Y, Omata N,Masuya Y,Kondo H,Moriya S,Furuya H,Kato M,Kojima H,Kashiwase K,Saji H,Khor S-S, Yamasaki M,Ishigooka J,Wada Y,Chiba S,Yamada N,Okawa M,Kuroda K,Kume K,Hirata K,Uchimura N, Shimizu T,Inoue Y,Honda Y,Mishima K,Honda M,Tokunaga K: An association analysis of HLA-DQB1 with narcolepsy without cataplexy and idiopathic hypersomnia with/without long sleep time in a Japanese population.Human Genome Variation 2015; 2:15031 4 Iwadare Y,Kamei Y,Usami M,Ushijima H,Tanaka T,Watanabe K,Kodaira M and Saito K: Behavioral symptoms and sleep problems in children with anxiety disorder.Pediatrics International 2015; 57:690-693 5 Koichihara R,Saito T,Ishiyama A,Komaki H,Yuasa S,Saito Y,Nakagawa E,Sugai K,Shiihara T,Shioya A,Saito Y,Higuchi Y,Hashiguchi A,Takashima H,Sasaki M: A mild case of giant axonal neuropathy without central nervous system manifestation.Brain Dev 2016; 38(3):350-353 6 Saito Y,Shioya A,Sano T,Sumikura H,Murata M,Murayama S: Lewy body pathology involves the olfactory cells in Parkinson s disease and related disorders.Mov Disord 2016; 31(1) :135-138 7 Taniguchi-Watanabe S,Arai T,Kametani F,Nonaka T,Masuda-Suzukake M,Tarutani A,Murayama S, Saito Y,Arima K,Yoshida M,Akiyama H,Robinson A,Mann DM,Iwatsubo T,Hasegawa M: Biochemical classification of tauopathies by immunoblot,protein sequence and mass spectrometric analyses of sarkosylinsoluble and trypsin-resistant tau.Acta Neuropathol 2016; 131(2):267-280 8 Shioya A,Saito Y,Arima K,Kakuta Y,Yuzuriha T,Tanaka N,Murayama S,Tamaoka A: Neurodegenerative changes in patients with clinical history of bipolar disorders.Neuropathology 2015; 35(3) :245-253 9 Fukasawa T,Kubota T,Negoro T,Maruyama S,Honda R,Saito Y,Itoh M,Kakita A,Sugai K,Otsuki T, Kato M,Natsume J,Watanabe K: Two siblings with cortical dysplasia: Clinico-electroencephalographic features.Pediatr Int 2015; 57(3) :472-475 Takao M, Hatsuta H, Sumikura H, Nakano Y, Nogami A, Saito Y, Arai T, Nishiyama K, Murayama S: 10 Uchino A, Incidence and extent of TDP-43 accumulation in aging human brain.Acta Neuropathol Commun 2015; 3:35 11 Sumikura H,Takao M,Hatsuta H,Ito S,Nakano Y,Uchino A,Nogami A,Saito Y,Mochizuki H,Murayama S: Distribution of α -synuclein in the spinal cord and dorsal root ganglia in an autopsy cohort of elderly persons.Acta Neuropathol Commun 2015; 3:57 12 Nogami A,Yamazaki M,Saito Y,Hatsuta H,Sakiyama S,Takao M,Kimura K,Murayama S: Early stage of progressive supranuclear palsy: A neuropathological study of 324 consecutive autopsy cases.Journal of Nippon medical school 2016; 82(6) :266-273 13 Ishigami A,Masutomi H,Handa S,Nakamura M,Nakaya S,Uchida Y,Saito Y,Murayama S,Jang B, Jeon YC,Choi EK,Kim YS,Kasahara Y,Maruyama N,Toda T: Mass spectrometric identification of citrullination sites and immunohistochemical detection of citrullinated glial fibrillary acidic protein in Alzheimer's diseasebrains.J Neurosci Res 2015; 93(11) :1664-1674 14 Kametani F,Obi T,Shishido T,Akatsu H,Murayama S,Saito Y,Yoshida M,Hasegawa M: Mass spectrometric analysis of accumulated TDP-43 in amyotrophic lateral sclerosis brains.Sci Rep 2016; 6:23281 15 Adachi Y,Sato N,Saito Y,Kimura Y,Nakata Y,Ito K,Kamiya K,Matsuda H,Tsukamoto T,Ogawa M: Usefulness of SWI for the Detection of Iron in the Motor Cortex in Amyotrophic Lateral Sclerosis.J Neuroimaging 2015; 25(3) :443-451 16 Sone D,Sato N,Yokoyama K,Sumida K,Kanai M,Imabayashi E,Saito Y,Matsuda H: Striatal glucose hypometabolism in preadolescent-onset dentatorubral-pallidoluysian atrophy.J Neurol Sci 2016; 360(15): 121-124 17 亀井雄一,鈴木みのり,大沢知隼: 医師からみた CBT-I の有用性.睡眠医療 2015; 9:447-451 18 松丸祐大,日出山拓人,前川理沙,椎尾康,呉壮香,田村浩一,齊藤祐子: 嚥下性肺炎と呼吸勤麻痺により死亡し た筋萎縮症側索硬化症疑いの 88 歳女性.逓信医学 2015; 67(4) :43-52 177 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 ②総説 1 亀井雄一: 睡眠関連摂食障害.ねむりとマネージメント 2015; 2:35-37 2 齊藤祐子: アルツハイマー病と嗜銀顆粒性認知症の鑑別のポイント.老年精神医学雑誌 2015; 26(8):891-899 3 齊藤祐子: 生検診断の可能性について.Clinical Neuroscience 別冊 2015; 33(9):1041-1043 4 村山繁雄,齊藤祐子: 糖代謝異常からみた認知症の脳病理.Progress in Medicine 2015; 35(9) :51-55 5 齊藤祐子,鈴木衣子,村山繁雄: ニーマン・ピック病 C 型とアルツハイマー病との関係.ニーマン・ピック病 C 型 の診断と治療 2015; 1:31-35 6 鈴木みのり,大沢知隼,亀井雄一: 睡眠の記録と評価―睡眠日誌と生理学的記録を中心にー.精神療法 2015; 41: 822-828 7 南成祐: 眼咽頭型筋ジストロフィー.Clinical Neuroscience 筋ジストロフィー up to date 2016; 34(3):330-331 ③著書 1 亀井雄一: 昼夜が逆転しリズム障害に陥るこども.睡眠障害の子どもたち 合同出版,東京,2015; 88-102 2 吉田寿美子: 精神疾患、自殺,不慮の事故,虐待,暴力.衛生・公衆衛生学―社会や環境のシステムと健康との関 わり― アイ・ケイコーポレーション,東京,2016; 116-121 ④研究班報告書 1 井上道雄,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,南成祐,後藤雄一,佐々木征行: 脊髄性筋委縮症における下肢骨格筋画像の筋選択性の特徴.国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究 開発費「筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備」(主任研究者:小牧宏文)平成 27 年 度班会議,東京,2015. 11.27 2 大久保真理子,三橋里美,後藤加奈子,南成祐,西野一三: IonPGM 次世代シークエンサーを用いた DMD 遺伝子解析. 国立精神・神経医療研究センター 精神・神経疾患研究開発費「国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患 ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」(主任研究者:木村円)平成 27 年度班 会議,東京,2015. 11.26 3 南成祐,西川敦子,三橋里美,村山久美子: 神経・筋疾患患者レジストリーの運用と展開のための遺伝子診断シス テムに関する研究 −眼咽頭型筋ジストロフィーの遺伝子診断について−.国立精神・神経医療研究センター 精神・ 神経疾患研究開発費「国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な 難治性疾患への展開を目指した研究」(主任研究者:木村円)平成 27 年度班会議,東京,2015. 11.26 4 森まどか,三橋里美,竹内芙実,米本直裕,水野由輝郎,南成祐,吉田寿美子,村田美穂,武田伸一,木村円: ベ ッカー型筋ジストロフィー病態解明のために−登録データ 解析とアンケート調査―.国立精神・神経医療研究 センター 精神・神経疾患研究開発費「国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリー の活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」 (主任研究者:木村円)平成 27 年度班会議,東京,2015.11.27 (2)学会発表等 ①特別講演・シンポジウム 1 亀井雄一: 睡眠薬減薬のために−診断の観点から−. 日本睡眠学会第 40 回定期学術集会シンポジウム, 栃木, 2015. 5. 14 2 齊藤祐子: グリア細胞病態と軸索変性に関する最近の知見.第 34 回日本認知症学会学術集会,東京,2015. 10.3 3 齊藤祐子: 後天性白質病変の病理.第 35 回日本画像医学会,東京,2016. 2.26 ②国際学会 1 Inoue M, Ishiyama A, Komaki H, Takeshita E, Shimizu-Motohashi Y, Saito T, Nakagawa E, Sugai K, Minami N, Goto Y,Sasaki M: Type-specific selectivity patterns of skeletal muscle images in spinal muscular atrophy. 20th International Congress of the World Muscle Society,Brighton,UK,2015. 10.1 2 Sengoku R,Sumikura H,Saito Y,Nishina Y,Miyagawa S,Komatsu T,Ikemura M,Saito Y,Kanemaru K, Murayama S: Skin biopsy is useful for diagnostic tool of Lewy body disease.The MDS 19th International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disorders,San Diego USA,2015.6.14 3 Murayama S,Obata M,Saito Y,Akatsu H,Takao M: Japanese Brain Bank Network for Neuroscience Research.AAIC 2015,Washington DC,2015. 7.18 4 Takahashi Y,Shioya A,Matsumoto C,Sano T,Murayama S,Murata M,Saito Y: Immunohistochemical analysis of ErbB4,a causative gene product for ALS19,in the spinal cord of sporadic ALS patients.The 67th American Academy of Neurology Annual Meeting,Washington DC USA,2015.4.18 5 Ogawa S,Hattori K,Sasayama D,Yokota Y,Matsumura R,Matsuo J,Ota M,Hori H,Teraishi T,Yoshida S, Noda T,Ohashi Y,Sato H,Higuchi T,Motohashi N,Kunugi H: Reduced cerebrospinal fluid ethanolamine concentration in major depressive disorder.ACN2015 12th Asian Congress of Nutrition,横浜,2015.5.16 6 Hattori K,Ota M,Sasayama D,Yoshida S,Noda T,Teraishi T,Hori H,Kunugi H: Increased cerebrospinal fluid fibrinogen delineates a subgroup of major depressive disorder.WPA REGIONAL CONGRESS OSAKA Japan 2015,大阪,2015.6.4 ③一般学会 1 Matsumoto C,Shioya A,Sano T,Takahashi Y,Murata M,Saito Y: Immunohistochemical analysis of T-cell infiltration in sporadic ALS.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.20 2 Shioya A,Mori-yoshimura M,Oya Y,Murata M,Hasegawa M,Tamaoka A,Saito Y: Tau pathology in the brains in cases of myotonic dystrophy.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 3 Nogami A,Yamazaki M,Saito Y,Hasegawa M,Hastuta H,Ikeuchi T,Sakiyama Y,Takao M,Katayama Y, Kimura K,Murayama S: Preclinical PSP and CBD-immunochemical and molecular pathological study.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.20 4 Murayama S, Saito Y: Brain Bank for Aging Research Project, Tokyo, Japan. 第 56 回日本神経学会学術大会, 新潟, 2015.5.20 20 5 Saito Y,Murata M,Sakata M:Brain Bank for Neurological diseases. 第56回日本神経学会学術大会, 新潟,2015. 5. 6 Nagai Y,Tomioka I,Isibashi H,Motohashi H,Takayama O,Saito Y,Minakawa E,Popiel A,Puentes S, 178 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 Yamamoto K,Noguchi S,Nisino I,Wada K,Kohsaka S,Seki K: Establishment of transgenic marmoset models of a polyglutamine disease.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 Kimura T,Masuda H,Kameyama S,Saito Y,Sugai K,Ohtsuki T,Nakazawa A,Morota N,Yamamoto T,Iida K, Nakagawa M,Mizuno T,Takahashi H,Kakita A: Characteristic p57/Kip2 Expression in Balloon Cells in Focal Cortical Dysplasia.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 Sano T,Shioya A,Matsumoto C,Murata M,Saito Y: Relationship between tha degree of the pTDP-43 NCIs and disease duration in ALS.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 Takahashi Y,Shioya A,Matsumoto C,Sano T,Uchino A,Murayama S,Murata M,Saito Y: Immunohistochemical analysis of ErbB4 in sporadic ALS patients. 第56回日本神経学会学術大会, 新潟, 2015. 5. 20 Hattori K,Yoshida S,Goto Y,Kunugi H: Collection of cerebrospinal fluid bioresource and multiple omics approaches to psychiatric disorders.第 38 回日本神経科学大会,神戸,2015. 7.28 井上道雄,石山昭彦,小牧宏文,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,中川栄二,須貝研司,南成祐,後藤雄一,佐々木征行: 脊髄性筋委縮症における下肢骨格筋画像の筋選択性の特徴.第 57 回日本小児神経学会学術集会,大阪,2015.5.28 大矢寧,遠藤ゆかり,齊藤祐子,埜中征哉,西野一三: 先天性ネマリンミオパチーと診断していた tubular aggregate myopathy の成人女性例.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015. 6.3 佐藤和也,大矢寧,古和久朋,沼倉里枝,池村雅子,西野一三,清水潤,齊藤祐子,村山繁雄, 省次: 乳幼児期 に発症し慢性進行性の四肢・体幹の筋力低下を認めた 52 歳男性例.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡, 2015.6.3 大久保真理子,石山昭彦,湯浅正太,竹下絵里,本橋裕子,齋藤貴志,小牧宏文,中川栄二,須貝研司,齊藤祐子,佐々 木征行:急速な下肢運動退行に球麻痺症状を伴う4 歳女児例. 第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会, 福岡, 2015. 6. 3 肥田昌子,北村真吾,片寄泰子,加藤美穂,小野浩子,角谷寛,内山真,海老澤尚,井上雄一,亀井雄一,大川匡子, 高橋清久, 三島和夫: 概日リズム睡眠障害と PER3 反復配列・OPN4 多型の関連解析.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会, 栃木,2015.7.2 元村祐喜,大場健太郎,寺澤悠理,綾部直子,野崎健太郎,北村真吾,肥田昌子,守口善也,亀井雄一,三島和夫: 原発性不眠症患者は報酬処理に関連する脳部位の活動低下を示す:fMRI 研究.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会, 栃木,2015.7.2 豊澤あゆみ,亀井雄一,大沢知隼,綾部直子,栗山健一,三島和夫: 不眠を主訴に来院した患者の適切な診断と睡眠 薬処方に関する検討.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会,栃木,2015. 7.2 大沢知隼,亀井雄一,古澤嘉彦,村田美穂: パーキンソン病に併存する不眠症に対する高照度光治療の効果 .日本 睡眠学会第 40 回定期学術集会,栃木,2015. 7.2 亀井雄一,大沢知隼,鈴木みのり,向井洋平,古澤嘉彦,村田美穂: パーキンソン病に併発する不眠症に対する認 知行動療法の試み.日本パーキンソン病コングレス,水戸,2015.6.24 松田悠,亀井雄一,熊地美枝,梅津珠子,岡崎光俊,中込和幸: 当院における入院中の自殺未遂・既遂患者の特徴. 東京精神医学会,東京,2015.11.14 豊澤あゆみ,亀井雄一,大沢知隼,綾部直子,栗山健一,三島和夫: 不眠を主訴に来院した患者の適切な診断と睡眠 薬処方に関する検討.不眠研究会,東京,2015. 12.5 肥田昌子,北村真吾,片寄泰子,加藤美恵,小野浩子,角谷寛,内山真,海老澤尚,井上雄一,亀井雄一,大川匡子, 高橋清久,三島和夫: 日本人集団における時計遺伝子の関連解析.第 22 回日本時間生物学会学術大会,東京,2015. 11.21 川添僚也,塩谷彩子,村山久美子,田中洋子,森まどか,大矢寧,竹下絵里,後藤雄一,齊藤祐子,村田美穂: Heteroplasmy of mitochondrial DNA mutatiom at position 3243 in two autopsy cases.第 56 回日本神経学会学術 大会,新潟,2015.5.20 木村綾乃,亀井雄一,古澤嘉彦,村田美穂: パーキンソン病における RWA の経時的変化.日本睡眠学会第 40 回定 期学術集会,栃木,2015.7.2 松本千尋,塩谷彩子,佐野輝典,高橋祐二,村田美穂,齊藤祐子: Immunohistochemical a nalysis of ErbB4 in sporadic ALS patients.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015. 6.3 池村雅子,齊藤祐子,新井冨生,村山繁雄,深山正久: 皮膚におけるプロテアーゼ耐性αシヌクレイン沈着の検討. 第 104 回日本病理学会総会,愛知,2015. 4.30 仙石錬平,齊藤陽子,仁科裕史,江口桂,東原真奈,宮川晋治,小松鉄平,隅蔵大幸,池村雅子,齊藤祐子,金丸和富, 村山繁雄: Lewy body disease の診断補助に皮膚生検はなりうる.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5.20 松本英之, 仙石錬平, 齊藤祐子,角田幸雄, 村山繁雄,今福一郎: パーキンソン病の突然死.後方視的臨床病理学的検討. 第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015.5.20 伊藤慎治,高尾昌樹,初田裕幸,舟辺さやか,隅蔵大幸,杉山美紀子,野上茜,内野彰子,金丸和富,新井冨生, 齊藤祐子,深山正久,村山繁雄: 中枢神経系・末梢自律神経系におけるレビー病理の進展と分布に関する組織病理 学的検討.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 清家尚彦,付永娟,増田浩,遠山潤,亀山茂樹,齊藤祐子,須貝研司,高橋章夫,大槻泰介,高橋均,柿田明美: 幼児のてんかん原性側頭葉嚢胞性病変:血管周囲性に未分化細胞の配列を認めた 3 例の臨床病理像.第 56 回日本神 経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 鵜沼敦,川辺美穂,上坂義和,伊藤慎治,村山繁雄,齊藤祐子: 延髄外側症候群と顔面麻痺との関連について.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 佐々木拓也,前川理沙,徳重真一,日出山拓人,椎尾康,岸田由紀子,田村浩一,隅蔵大幸,村山繁雄,齊藤祐子: An autopsy case of neuronal intranuclear inclusion disease which progressed relatively rapidly presenting with atypical neuroradiological and neuropathological.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015. 6.3 小幡真希,村山繁雄,高尾昌樹,隅蔵大幸,中野雄太,赤津裕康,齊藤祐子: 高齢者ブレインバンク 2014 年度年次報告. 第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 齊藤祐子,山田光則,武田篤, 場郁子,陣内研二,女屋光基,尾方克久,藤村晴俊,大慎司,小西吉裕,大島健 一,長谷川一子,村田美穂,村山繁雄,高梨雅史,柿田明美,西澤正豊,吉田眞理,渡辺宏久,谷池雅子,横田修: Brain Bank for Neurological disease,第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 179 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 35 原範和,菊池正隆,宮下哲典,初田裕幸,齊藤祐子,村山繁雄,春日健作,池内健,桑野良三: アルツハイマー病 の血清バイオマーカーとしてのマイクロ RNA 解析.第 34 回日本認知症学会学術集会,青森,2015.10.1 36 佐藤準一,紀嘉浩,石田剛,齊藤祐子,有馬邦正: Alzheimer 病脳の neuritic plaque における PLD3 の集積.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 37 池村雅子,齊藤祐子,新井冨生,深山正久,村山繁雄: 皮膚におけるプロテアーゼ耐性αシヌクレイン沈着の検討. 第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 38 木村正志,増田浩,亀山茂樹,齊藤祐子,須貝研司,大槻泰介,中澤温子,師田信人,山本貴道,飯田幸治,中川正法, 水野敏樹: Characteristic p57/Kip2 Expression in Balloon Cells in Focal Cortical Dysplasia.第 56 回日本神経病 理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 39 原恵子,井澤美智子,坂本岳之,野中克磨,大沢知隼,石塚裕大,宇都宮智,野田隆政,亀井雄一: ストレスケア 病棟における睡眠教室の試みー多職種によるプログラム作成とその問題点― .日本睡眠学会第 40 回定期学術集会, 栃木,2015. 7.2 40 井澤美智子,坂本岳之,原恵子,野中克磨,大沢知隼,石塚裕大,宇都宮智,野田隆政,亀井雄一: ストレスケア 病棟における睡眠教室の試みー生活習慣と不眠時頓服薬使用頻度の比較検討―.日本睡眠学会第 40 回定期学術集会, 栃木,2015. 7.2 41 松田博史,佐藤典子,齊藤祐子: 認知症における MRI-VBM と症候・病理の関連.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟, 2015. 5.20 42 佐野輝典,塩谷彩子,松本千尋,村田美穂,齊藤祐子:Relationship between the degree of the pTDP-43 NCIs and disease duration in ALS.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 43 佐野輝典,塩谷彩子,松本千尋,西野一三,山本敏之,村田美穂,長谷川成人,齊藤祐子:経過 8 年で pTDP43 陽性 所見が軽度であった筋萎縮性側索硬化症の一部検例.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 44 佐野輝典,古澤嘉彦,横山幸太,佐藤典子,澁谷誠,長谷川成人,村田美穂,久野貞子,齊藤祐子: 明らかな wearing-off および dopa 反応性の嚥下障害を呈した PSP-parkinsonism の一剖検例.第 9 回パーキンソン病・運動障 害疾患コングレス,東京,2015.10.15 45 高橋祐二,塩谷彩子,松本千尋,佐野輝典,内野彰子,村山繁雄,村田美穂,齊藤祐子:Immunohistochemical analysis of ErbB4 in sporadic ALS patients.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015. 6.3 46 水野由輝郎,森まどか,吉田寿美子,南成祐,服部功太郎,大矢寧,小牧宏文,大町佳永,藤井猛,竹下絵里,関口正幸, 西野一三,村田美穂:ベッカー型筋ジストロフィー患者と精神疾患.第 56 回日本神経学会学術大会,新潟,2015. 5. 22 47 水野由輝郎,森まどか,岡本智子,齊藤祐子,西野一三,大矢寧,村田美穂: SLONM の 2 症例.第 56 回日本神経 病理学会総会学術研究会,福岡,2015.6.3 48 齊藤崇,永田哲也,増田智,青木吉嗣,岩沢和,後藤加奈子,舘澤薫,金澤みゆき,南成祐,竹下絵里,太幡真紀, 鈴木麻衣子,山口和夫,中村治雅,立森久照,西野一三,後藤雄一,佐々木征行,小牧宏文,武田伸一: デュシェ ンヌ型筋ジストロフィーにおけるエクソン 53 スキッピングを目的としたモルフォリノ・アンチセンス・オリゴヌク レオチド NS-065/NCNP-01 のファースト・イン・ヒューマン試験.第一回日本筋学会学術集会,東京,2015. 8.8 49 塩谷彩子,森まどか,大矢寧,村田美穂,長谷川成人,玉岡晃,齊藤祐子: 筋強直性ジストロフィーにおけるタウ 病理の検討.第 56 回日本神経病理学会総会学術研究会,福岡,2015. 6.3 50 服部功太郎,篠山大明,吉田寿美子,功刀 浩: 精神疾患脳脊髄液バイオマーカーの構築とバイオマ zk ーカーの探索. 第 45 回日本神経精神薬理学会・第 37 回日本生物学的精神医学会合同年会,東京,2015. 9.25 51 太田深秀,吉田寿美子,服部功太郎,寺石俊也,功刀浩: 統合失調症に対するオキシトシン点鼻投与の効果.第 25 回日本臨床精神神経薬理学会,東京,2015.10.30 ④研究会・院外集談会 1 大矢寧,杉本立夏,瀬川和彦,南成祐,西野一三:筋生検されていながら診断されていなかったジストロフィン異 常症の発症保因者の 30 代女性例.第 2 回筋ジストロフィー医療研究会,大阪,2015.10.24 2 澁谷 誠,齊藤祐子,住友典子,中川栄二,佐々木征行,大槻泰介:てんかん発作を呈した小児右頭頂葉内側腫瘍の 1 例. 第 111 回関東臨床神経病理懇話会,東京,2015. 12.26 3 渋川茉莉,仙石錬平,中野雄太,藤ヶ崎純子,齊藤祐子,金丸和富,村山繁雄:物忘れ外来受診時に軽度認知障害(MCI) を認め、8 か月後に画像上進行性脳萎縮を呈し全身疾患で死亡した 87 歳男性例.第 112 回関東臨床神経病理懇話会,東京, 2016. 3.26 4 曽根大地,池村雅子,齊藤祐子,國井尚人,谷口 豪:側頭葉てんかんに伴う 桃体腫大の神経病理.第 112 回関東 臨床神経病理懇話会,東京,2016.3.26 5 佐野輝典,古澤嘉彦,横山幸太,佐藤典子,澁谷 誠,長谷川成人,村田美穂,齊藤祐子:明らかな wearing-off お よび dopa 反応性の嚥下障害を呈し臨床上パーキンソン病と診断されていた 73 歳男性剖検例.第 110 回関東臨床神経 病理懇話会,東京,2015. 7.4 6 松本千尋,濵 由香,佐野輝典,森まどか,西野一三,埜中征哉,澁谷 誠,村田美穂,齊藤祐子,大矢 寧: 呼吸不全と心肥大を合併し、突然死した先天性ネマリンミオパチーの 67 歳男性例.第 87 回 Neuro Muscular Conference(NMC),東京,2016. 3.12 7 太田深秀,吉田寿美子,功刀浩: 統合失調症に対するオキシトシン点鼻投与の効果.第 48 回精神神経系薬物治療研 究報告会,大阪,2015.12.4 (3)講演 1 齊藤祐子,村田美穂,板東杏太,髙橋祐二,杉本立夏,後藤雄一:脊髄小脳変性症(SCD)・多系統萎縮症(MSA) の現在から未来とバイオバンク.神経疾患ブレインバンク第 15 回市民講演会,東京都小平市,2015. 9.19 2 村山繁雄,齊藤祐子,秋山治彦,山口晴保:次世代のために∼本邦ブレインバンクの取組み∼健やかなこころとか らだのために.ブレインバンク公開講座,東京都板橋区,2016.2.6 (4)班会議発表 1 齊藤祐子,柿田明美,吉田眞理,村山繁雄,横田修,谷池雅子,本吉慶史,井上悠輔,村田美穂,水澤英洋,後藤雄一: 現状報告「生前同意ブレインバンク、RRN から日本ブレインバンクネットへ」.27-6 厚生労働省精神・神経疾患研究 180 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 開発費「精神・神経疾患バイオバンクにおける試料と情報の統合的管理と利活用推進のための基盤研究」班会議.東京: 2015.12.13 11)身体リハビリテーション部 (1)刊行論文 ①原著論文 1 齋藤弘,内田学,寄本恵輔,石井啓介,蓮沼雄人,中村大祐,鈴木浩子: ALS 患者に対する MIC トレーニングが PCF に及ぼす影響.臨床福祉ジャーナル.2015; 12: 58-62. 2 Hiraoka K,Ae M,Ogura N,Sano C,Shiomi K,Morita Y,Yokoyama H,Iwata Y,Jono Y,Nomura Y,Tani K, Chujo Y: Monaural Auditory Cue Affects the Process of Choosing the Initial Swing Leg in Gait Initiation.J Mot Behav. 2015; 47(6):522-6. 3 Furusawa Y,Hanakawa T,Mukai Y,Aihara Y,Taminato T,Iwata Y,Takei T,Sakamoto T,Murata M: Mechanism of camptocormia in Parkinson's disease analyzed by tilt table-EMG recording.Parkinsonism Relat Disord. 2015; 21(7) :765-70. ②総説 1 小林庸子: パーキンソン病におけるリハビリテーション.◆変貌するパーキンソン病治療.月間カレントテラピー 2015; 33(10): 1007-1013 2 小林庸子: リハビリテーション.【筋ジストロフィー up to date】治療とケア.Clinical Neuroscience 2016; 34(3) : 349-351 3 小林庸子: パーキンソン病の非薬物療法.特集「高齢者における神経変性疾患」 .老年医学 2016; 54(3): 229-234 4 寄本恵輔,小野充一: 緩和ケア モナッシュ大学から学ぶオーストラリアの緩和ケア・心のケア.難病と在宅ケア 2015; 21(3): 44-49 5 寄本恵輔,有明陽佑: ALS 医療 ALS の呼吸障害に対する LIC TRAINER の開発 球麻痺症状や気管切開後であっ ても肺の柔軟性を維持・拡大する呼吸リハビリテーション機器.難病と在宅ケア 2015; 21(7): 9-13 6 有明陽佑: 病院から在宅に繋ぐリハビリテーション 病院勤務の理学療法士の立場から. 【難病患者の在宅リハビリ の継続】難病と在宅ケア 2015; 21(9) : 28-30 ③著書 1 小林庸子: 5 脊髄性筋萎縮症 A Modified Hammersmith Functional Motor Scale(MHFMS).小児リハビリテー ション評価マニュアル,診断と治療社,東京,2015; 156-159 2 小林庸子: 神経難病のリハビリテーション.アクチュアル脳・神経疾患の臨床「すべてがわかる神経難病医療」 ,中 山書店,東京,2015; 188-195 3 小林庸子,和田侑雄: CMT の補装具療法.シャルコー・マリー・トゥース病診療マニュアル(改訂 2 版),金芳堂,京都, 2015; 79-93 4 大竹弘哲,宮口琢磨,小林庸子: CMT の外来診療のコツ.シャルコー・マリー・トゥース病診療マニュアル(改訂 2 版),金芳堂,京都,2015; 157-159 5 小林庸子,田中勇次郎: 心理的課題と QOL.神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ,メジカルビュー社, 東京,2015; 119-135 6 菊地 豊,小林庸子,田中勇次郎,望月 久: 多発性硬化症.神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ,メ ジカルビュー社,東京,2015; 260-284 7 寄本恵輔: 呼吸障害.神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ.呼吸障害,メジカルビュー社,東京, 2015; 93-116 8 粟沢広之,織田千尋,斉藤紀久代,脇田瑞木,矢島寛之,有明陽佑,板東杏太: 疾患別リハビリテーションの実際. 神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ,メジカルビュー社,東京,2015; 285-314 9 織田千尋: MyD 摂食嚥下 発声・構音.神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ,メジカルビュー社, 東京,2015; 298-299 10 織田千尋: FSHD 背食嚥下障害 コミュニケーション.神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ,メ ジカルビュー社,東京,2015; 303-304 11 織田千尋: コミュニケーション 摂食嚥下障害.神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ,メジカルビュー社, 東京,2015; 313 ④研究報告書 1 小林庸子: パーキンソン病のリハビリテーション.神経難病地域リハビリテーション研修会 in 箱根記録集(小森哲夫) : 139-162,2015 2 小林庸子、小森哲夫、有明陽介、板東杏太、勝田若菜、花井亜紀子、日野 創、田中勇次郎:神経難病に対するリ ハビリテーションの研修について.平成 27 年度厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等克服研究事業(難治性疾 患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事))) 「難病患者への支援体制に関する研究」班 総括・分担研究報告書, 2016.3 3 小林庸子、小森哲夫、有明陽介、板東杏太、勝田若菜、花井亜紀子、日野 創、田中勇次郎:神経難病に対するリハ ビリテーションの研修に関する実態調査.平成 26 27 年度厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等克服研究事業(難 治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事) )) 「難病患者への支援体制に関する研究」 班 総合・分担研究報告書, 2016.3 4 小林庸子: 脊髄小脳変性症患者に対する 4 週間集中バランストレーニングの効果について.厚生労働省精神・神経疾 患研究開発費 27-4「パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究」班(分担) ,2016.3 5 小林庸子: デュシェンヌ型筋ジストロフィーのリハビリテーションに関するエビデンス創出と均てん化.厚生労働省精神・ 神経疾患研究開発費 26-6「筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備」班 (分担),2016.3 (2)学会発表 ①国際学会 1 Bando K,Sato F,Furusawa Y,Murata M: Side of symptom onset not affects freezing of gait in Parkinson's 181 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 disease.World Confederation for Physical Therapy Congress 2015(WCPT 2015).Singapore: 2015.5.1-5.4 Yorimoto K,Ariake Y: Adaptation and serviceability of maximum insufflation capacity training for patients with Ayotrophic lateral sclerosis.World Confederation for Physical Therapy Congress 2015(WCPT 2015). Singapore: 2015. 5.1 -5.4 ②一般学会 1 小林庸子,大矢寧,早乙女貴子,櫻井とし子,松井彩乃: シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)の下肢装具選定. 第 52 回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟市,2015.5.28 - 5. 30 2 小林庸子,日野創: 神経難病に対するリハビリテーションの研修に関する実態調査.第 52 回日本リハビリテーショ ン医学会学術集会,新潟市,2015.5.28 - 5.30 3 早乙女貴子,櫻井とし子,大矢寧,小林庸子,村田美穂: 筋強直性ジストロフィー患者の下肢装具・車椅子使用状 況に関する調査.第 52 回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟市,2015. 5.28 - 5. 30 4 日野 創,小林庸子: 神経難病のリハビリテーション.第 52 回日本リハビリテーション医学会学術集会,新潟市, 2015. 5. 28 - 5.30 5 寄本恵輔: 神経筋疾患患者における新しい呼吸理学療法について ―バックバルブマスクを利用した Lung Insufflation Capacity トレーニング機器の開発について―. 第 50 回日本理学療法学術大会, 千代田区,2015.6.5 - 6.7 6 近藤夕騎,佐藤福志,板東杏太,小林庸子: すくみ足を呈するパーキンソン病患者に対して眼球トレーニングが著 効した一例―方向転換時のすくみ足に着目して―.第 50 回日本理学療法学術大会,千代田区,2015.6.5 - 6. 7 7 齋藤弘,内田学,寄本恵輔,石井啓介,蓮沼雄人,中村大祐,鈴木浩子: ALS 患者に対する MIC トレーニングが PCF に及ぼす影響 ラン検定を用いた時系列効果検証.第 50 回日本理学療法学術大会,千代田区,2015.6.5 - 6. 7 8 早乙女貴子,寄本恵輔,粟沢広之,織田千尋,中山慧悟,花井亜紀子,岡本 智子,高橋 祐二,小林庸子: 独居 ALS 患者のリハビリテーション経験.第 20 回日本緩和医療学会学術大会,横浜市,2015. 6.18-6. 20 9 寄本恵輔,安部 猛,鷹田佳典,塚本恵里香,小野充一: 医学部における臨床死生学の教育実態について −緩和ケ アに関する教育から学ぶ−.第 20 回日本緩和医療学会学術大会,横浜市,2015.6.18-6.20 10 花井亜紀子,富沢明美,北浦 円,寄本恵輔,粟沢広之,早乙女貴子,高橋 祐二: ALS 患者における緩和ケアの実 践 多職種連携の支援により独居生活においてオピオイドが使用できた症例.第 20 回日本緩和医療学会学術大会, 横浜市,2015. 6.18-6.20 11 有明陽佑: 一方向弁を使用した最大強制吸気量 (Lung Insufflation Capacity:LIC) 機器の信頼性・妥当性評価について. 第 37 回日本呼吸療法学会,京都市,2015.7.17-7.18 12 寄本恵輔: 一方向弁を使用した最大強制吸気量(Lung Insufflation Capacity;LIC)の安全性評価 について−新規 医療機器申請に向けて−.第 37 回日本呼吸療法学会,京都市,2015. 7.17-7.18 13 寄本恵輔: 球麻痺で発症した ALS 患者に対する Lung insufflation capacity を用いた新しい呼吸理学療法.第 34 回 関東甲信越ブロック理学療法士学会,山梨,2015. 9.5 -9. 6 14 中山剛,井上剛伸,我澤賢之,木下崇史,山口純,前野崇,小林庸子, 口智和,木之瀬隆,萩山泰地: 肢体不自 由者用ロボットアームの操作習熟に関する研究.第 31 回ライフサポート学会生活生命支援医療福祉工学系学会連合 大会,福岡市,2015. 9.7 -9.9 15 中山慧悟: パーキンソン症候群患者の食事評価と嚥下造影検査の関連.第 21 回日本摂食嚥下リハビリテーション学会, 京都市,2015. 9.11- 9.12 16 寄本恵輔 有明陽佑,小林庸子: 球麻痺で発症した ALS 患者に対する Lung insufflation capacity を用いた呼吸理学 療法 最大強制吸気量(MIC)との比較.第 69 回国立病院総合医学会,札幌市,2015. 10.2-10.3 17 佐藤敦史,石川秀俊,上村光弘,毛利篤人,林茂樹,寄本恵輔,加藤太郎: ネパールにおける呼吸リハビリテーシ ョンの視察と研修生の受け入れについて.第 69 回国立病院総合医学会,札幌市,2015. 10.2-10. 3 18 阿部恭子,寄本恵輔,轟大輔,松井彩乃: 半側空間無視を呈する慢性期脳卒中患者における免荷歩行(Body Weight-Supported Overground Training) 訓練効果の一例.第 69 回国立病院総合医学会,札幌市,2015. 10.2-10.3 19 寄本恵輔,有明陽佑,小林庸子: 球麻痺で発症した ALS 患者に対する Lung insufflation capacity を用いた呼吸理学 療法 最大強制吸気量(MIC)との比較.第 69 回国立病院総合医学会,札幌市,2015. 10.2-10.3 20 岩田恭幸,城野泰朋,水澤裕貴,平岡浩一: 一次感覚野への経頭蓋磁気刺激による一次運動野半球間抑制.第 45 回 日本臨床神経生理学会学術大会,大阪市,2015.11.5-11.7 21 水澤裕貴,城野泰朋,岩田恭幸,平岡浩一: 歩行開始時予測的姿勢制御の動作変換または中止による抑制.第 45 回 日本臨床神経生理学会学術大会,大阪市,2015.11.5-11.7 22 城野泰朋, 岩田恭幸,水澤裕貴,平岡浩一: 手指筋の緊張性収縮が隣接筋運動野の興奮性および抑制性回路に与える影響. 第 45 回日本臨床神経生理学会学術大会,大阪市,2015. 11.5-11. 7 23 平岡浩一,阿江実乃里,小倉奈々,佐野千沙,塩見啓悟,森田祐司,横山遥香,岩田恭幸,城野靖朋,野村佳史,谷 惠介, 中條雄太: 単耳聴覚性歩行開始合図が振出下肢選択におよぼす影響.第 45 回日本臨床神経生理学会学術大会, 大阪市, 2015.11.5-11.7 24 矢島寛之,小林庸子,四津有人: シャルコー・マリー・トゥース病のカーボン製短下肢装具適応について.第 31 回 日本義肢装具学会学術大会,横浜市,2015. 11.7-11. 8 25 近藤夕騎: 歩行可能期の Duchenne 型筋ジストロフィー 5 歳男児への関わり方−側彎マネージメントに着目して−. 第 6 回北多摩ブロック学術集会,小平市,2016.2.21 26 阿部恭子: 足底挿板を使用したトレーニングがパーキンソン病における後方重心の修正に有効であった症例.第 6 回 北多摩ブロック学術集会,小平市,2016.2.21 ③研究会・院外集談会 1 小林庸子: リハビリテーションの目指すもの∼ナラティブ(利用者の語りを通して援助する)アプローチ.西多摩 地域リハビリテーション支援センター平成 27 年度研修会,羽村市,2015. 4.18 2 小林庸子: 神経難病へのリハビリテーションの意味と現状.神経難病リハビリテーションハンズオン 第 56 回日本神 経学会学術大会,新潟市,2015.5.22 3 小林庸子: 難病リハビリテーションに関する研修会について全国調査結果の報告.第 5 回神経難病リハビリテーショ ン研究会,名古屋,2015. 11.28 4 小林庸子,小森哲夫,日野 創,田中勇次郎: 神経難病リハビリテーションに対する研修.「難病患者への支援体制 2 182 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 に関する研究」班(西澤班)班会議,千代田区,2016.1.9 小林庸子: 当院のパーキンソン病リハビリテーションメニュー ∼姿勢障害と体力低下の予防への注目,生活の中で の継続と地域連携への期待∼.第 2 回多摩地区パーキンソン病研究会,小平市,2016. 2.18 福本 裕,山本敏之,大矢 寧,森まどか,小牧宏文,小林庸子,村田美穂: デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者 の咀嚼能力に影響する因子について.平成 27 年度 病院研究発表会,小平市,2016. 3.8 寄本恵輔: 神経筋疾患のリハビリテーション−評価とリハビリのポイント−. 「重症難病リハビリテーション研修会」 鹿児島県重症難病医療ネットワーク連絡協議会,鹿児島市,2015.10.31 寄本恵輔,笠原良雄,小林庸子: 呼吸理学療法の手技と実際.第 11 回神経難病の包括的呼吸ケアワークショップハ ンズオン,品川区,2015.10.10 寄本恵輔: 多専門職種の中でずば抜けた臨床力を持つ理学療法士になる―脳と肺を楽しく学び,リスク管理を極める―. TAP 研究会,江戸川区,2015.5.24 寄 本 恵 輔: 神 経 筋 疾 患 患 者 に お け る 新 し い 呼 吸 理 学 療 法 に つ い て ― バ ッ ク バ ル ブ マ ク ス を 利 用 し た Lung Insufflation Capacity トレーニング機器の開発について―.呼吸リハビリ勉強会,千葉市,2015.6.12 寄本恵輔: 神経筋疾患のリハビリテーション−評価とリハビリのポイント.第 61 回 JA 長野厚生連理学療法士会研究 会・研修会,長野市,2015.10.25 寄本恵輔: 呼吸研修.東京都理学療法士協会北多摩ブロック研修会,小金井市,2015.11.10,11.17 寄本恵輔: 医療依存度が高い患者へのリハビリテーションの意義−神経難病を通した在宅リハの役割−.徳島県在 宅連携事業,吉野川市,2015. 12. 13 寄本恵輔: 回復期・在宅期のリスク管理と呼吸リハビリ.小金井リハビリ連絡会,小金井市,2015.3.5 寄本恵輔,有明陽佑,早乙女貴子,小林庸子,奥田美奈子,田中尚美,関根 敦,村田 美穂: ALS 患者の深呼吸を 維持する呼吸リハビリ機器 LIC TRAINER ○ R の有効性と製品開発について.平成 27 年度 病院研究発表会,小平市, 2016.3.8 寄本恵輔: リハビリテーションの意義.共用品ネット,港区,2016.3.26 板東杏太,高橋祐二,早乙女貴子,有明陽佑,勝田若奈,近藤夕騎,小林庸子: 脊髄小脳変性症患者に対する 4 週間 集中バランストレーニングの効果について.精神・神経疾患研究開発費「パーキンソン病をはじめとする神経変性 疾患の包括医療に関する研究」班会議(村田班),小平市,2015.12.5 立石貴之,早乙女貴子,小林庸子,小牧宏文: Duchenne 型筋ジストロフィー患者を対象とした定期評価の取り組み. 平成 27 年度病院研究発表会,小平市,2016.3.8 岩田恭幸,矢島寛之,竹下絵里,立森久照,脇田瑞木,渡部琢也,立石貴之,佐藤䮤志,小牧宏文,小林庸子,村田美穂: 筋ジストロフィーの臨床試験におけるアウトカムメジャー研究.平成 27 年度 病院研究発表会,小平市,2016. 3.8 森まどか,大矢 寧,林由起子,三橋里美,矢島寛之,米本直裕,埜中征哉,木村 円,武田伸一,野口 悟,西野 一三,村田美穂: 治療を目指した GNE ミオパチー自然歴研究.平成 27 年度病院研究発表会,小平市,2016. 3.8 織田千尋: 構音障害に関する患者志向型臨床研究の経験.第 5 回 CRT 臨床研究入門講座ワークショップ, 小平市,2015.7. 10 ‒7. 11 織田千尋: 会話が弾む,喉が鳴る!パーキンソン病の声と飲みこみのリハビリテーション.第 8 回パーキンソン病体 操教室 in KMC,金沢市,2015. 11.7 織田千尋: 嚥下障害を合併した炎症性筋疾患患者へのバルーン法導入の試み.難病嚥下研究会 第 2 回セミナー, 小平市, 2016.3.16 織田千尋: 会話が弾む,喉が鳴る!パーキンソン病の声と飲み込みのリハビリテーション.第 8 回パーキンソン病体 操教室 in KMC,金沢市,2015.11.7 中山慧悟: パーキンソニズム改善後も嚥下障害を認めたパーキンソン病 75 歳男性例.難病嚥下研究会第 2 回セミナー, 小平市,2016. 3.19 (3)講演 1 板東杏太: SCD・MSA のの現在から未来とバイオバンク.神経疾患ブレインバンク第 15 回市民講演会「脊髄小脳 変性(SCD)多系統委縮症(MSA)の現在から未来とバイオバンク) ,小平市,2015.9.19 2 矢島寛之: 内反凹足に対するストレッチについて.2015 秋横浜交流会,横浜市,2015. 10.3-4 3 小林庸子・粟沢広之: 学校生活・仕事に対するリハビリテーション科のかかわり.筋ジストロフィー市民公開講座 @名古屋,名古屋市,2015. 9.13 4 小林庸子: CMT 病のリハビリテーション.CMT 市民公開講座,京都,2015.7.11 5 小林庸子: CMT 病のリハビリテーション.CMT 市民公開講座,金沢,2015.10.18 6 小林庸子: CMT 病のリハビリテーション.CMT 市民公開講座,東京,2016.1.17 7 小林庸子: 全国の神経難病リハ研修実態報告とネットワークづくりのお願い.神経難病地域リハビリテーション研 修会 in 医王,金沢市,2016. 3.5 8 小林庸子: 当院のパーキンソン病リハプログラムと効果−早期リハ,集中リハ,腰曲り,言語療法−.神経難病地 域リハビリテーション研修会 in 医王,金沢市,2016. 3.5 (4)その他 ①国際貢献 1 寄本恵輔: JICA 草の根技術協力事業(パートナー型)「ネパール・カトマンズ盆地における呼吸器疾患患者の早期 社会復帰支援に向けての取り組み―呼吸リハビリテーションの普及」トリブバン大学医学部教育病院の医療従事者 を対象にした呼吸リハビリテーションの技術指導(指導者養成研修) ,2015.8.8 -17 2 寄本恵輔: カトマンズ盆地における呼吸器疾患患者の早期社会復帰支援に向けての取り組み -2015-2017 −呼吸リハ ビリテーションの普及− JICA 国際協力による草の根(パートナ型)事業:ネパール国バクタプール郡の病院及び診 療所において呼吸リハビリテーションの実践,COPD をはじめとする慢性呼吸器疾患患者の呼吸困難,運動能力及び 生活の質の改善とともに,地域住民の予防意識の向上を目的とした,研修,患者・家族教育,予防啓発セミナーの 開催等,第一陣派遣 2015. 8.6-19,第三陣派遣 2016.2. 6-14 183 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 12)精神リハビリテーション部 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Masaya Ito,Yasuyuki Okumura,Masaru Horikoshi,Noriko Kato,Yuki Oe,Mitsuhiro Miyamae,Naotsugu Hirabayashi,Ayako Kanie,Atsuo Nakagawa and Yutaka Ono: Japan Unified Protocol Clinical Trial for Depressive and Anxiety Disorders(JUNP study): study protocol for a randomized controlled trial.BMC Psychiatry,2016; 16(71): 1-15 2 谷渕由布子,松本俊彦,今村扶美,若林朝子,川地拓,引土絵未,高野歩,米澤雅子,加藤隆,山田美紗子,和知彩, 網干舞,和田清: 薬物使用障害患者に対する SMARPP の効果:終了 1 年後の転帰に影響する要因の検討.日本アル コール・薬物医学会雑誌 2016; 51(1): 38-54 ②総説 1 今村扶美: 医療観察法下での対象者に病識を持たせる試み.精神科治療学 2015; 30(10): 1339-1343 2 今村扶美: 薬物・アルコール依存症からの回復支援プログラム∼「SMARPP」.こころの健康 2015; 30(2): 2-6 3 伊藤正哉,堀越勝,牧野みゆき,蟹江絢子,成澤知美,片柳章子,正木智子,高岸百合子,中島聡美,小西聖子, 森田展彰,今村扶美,樫野正美,平林直次,古川壽亮: 心的外傷後ストレス障害に対する認知処理療法−犯罪被害 後のトラウマ治療を中心に−.精神科治療学 2016; 31(2) : 221-225 ③著書 1 松本俊彦、今村扶美: SMARPP24 物質使用障害治療プログラム.金剛出版,東京,2015 2 Fredric N.Busch,Barbara L.Milrod,Meriamne B.Singer,Andrew C Aronson(著),貝谷久宜(監訳),鈴木 敬生,坂井俊之,鈴木菜実子(訳): パニック症と不安症への精神力動的心理療法.金剛出版,東京,2015; 157-264 (2)学会発表等 ①特別講演・シンポジウム 1 今村扶美: シンポジウム 医療観察法におけるアルコール・薬物問題.平成 27 年度アルコール・薬物依存関連学会 合同学術総会,神戸,2015.10.12 2 浪久悠: てんかん診療における作業療法士の関わり.第 48 回日本てんかん学会学術集会,長崎,2015.10.30-31 (3)その他 1 今村扶美: 医療機関における薬物依存症治療 ∼ SMARPP の理論と方法を中心に∼.平成 27 年度薬物依存対策研修研修, 東京,2015.8.10 2 今村扶美,大森まゆ,鈴木敬生,若林朝子,上野昭子,和田舞美: グループワーク.平成 27 年度 指定医療機関従 事者研修会,東京,2015. 9.11 3 今村扶美: ワークショップ SMARPP の理念と実際.平成 27 年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会,神戸, 2015.10.11 4 今村扶美: デモセッション.平成 27 年度 依存症治療拠点病院事業,東京,2015. 11.11 5 今村扶美: グループワーク.平成 27 年度 依存症治療拠点病院事業,東京,2015. 11.11 6 今村扶美: 事例研究.薬物重点処遇事例研究協議会,東京,2015. 11.30 7 今村扶美: 心理士の役割.指定入院医療機関従事者病棟研修,愛知,2016. 1.26 8 今村扶美: 内省プログラム.指定入院医療機関従事者病棟研修,愛知,2016. 1.26 9 今村扶美: 医療観察法病棟における 薬物依存症支援.依存症回復施設職員研修事業プログラム,横浜,2016. 2. 3 10 今村扶美: 事例検討会.依存症回復施設職員研修事業プログラム,横浜,2016. 2.3 11 今村扶美: SMARPP の概要と実際.埼玉県立精神保健福祉センター研修会,埼玉,2016. 3.3 13)医療連携福祉部 (1)刊行論文 ①原著論文 1 Yoshinori Sugiura,Jun Sasaki,Tomoko Sugiura,Akemi Ito and Yoshihiko Tanno(2015):Appraisals and control strategies for intrusive thoughts of failure,dirt,and aggression.In A.M.Columbus(Ed.), Advances in Psychology Research,Volume 102,Nova Science Publishers,2015; 2nd Quarte 103-116 ②雑誌・刊行物 1 漆畑眞人: 「神経難病と新しい難病法とのかかわり」 :難病と在宅ケア 21 巻 8 号(株) 日本プランニングセンター,東京, 2015.11.1 2 齋藤睦美、昇多加代、漆畑眞人: 「たいせつな生活と人生を支えるために」,Remudy 通信 第 15 号,国立研究開発法 人 国立精神・神経医療研究センターTMC神経・筋疾患患者登録センター(Remudy)患者情報登録部門,2015. 11, (2)学会発表等 ①特別講演、シンポジウム 1 漆畑眞人: 「患者の権利を守るために∼「医療基本法」を学ぼう∼弁護士小林洋二報告 特別講演座長」.第 35 回日 本医療社会事業学会,京都,2015.5.30 2 漆畑眞人: 「患者の意思決定支援を考える ∼ソーシャルワーク援助にできること∼(シンポジウム座長) 」.第 69 回 国立病院総合医学会,札幌,2015. 10.2 (3)講演 1 漆畑眞人: 「医療ソーシャルワーカーについて ―チームアプローチ論―」.学校法人敬心学園日本福祉教育専門学校, 東京,2015.7.18 2 漆畑眞人: 「国立病院ソーシャルワーカー協議会のこれから」 .国立病院ソーシャルワーカー協議会九州支部研修, 福岡, 2015.7.11 184 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 三澤孝夫・若林朝子:事例検討(通院開始事例・グループワーク) .平成 27 年度 精神保健判定医等養成研修会,福 岡,2015.7.9 島田明裕・小河原大輔・若林朝子:事例検討(通院開始事例・グループワーク) .平成 27 年度 精神保健判定医等養 成研修会,東京,2015.8.31 若林朝子:SMARPP ワークブックを用いた外来個人療法.平成 27 年度 第 7 回薬物依存症に対する認知行動療法研 修 NCNP 精神保健研究所,東京,2015.11.9 若林朝子:薬物依存症者の回復支援.平成 27 年度 法務省保護局 薬物処遇重点実施研修 法務省,東京,2015. 11.30 若林朝子・井上薫子・鈴木孝男:医療観察法関連機関の連絡協議会実践.第 2 回医療観察法医療従事者上級研修 精 神・神経科学振興財団,東京,2015.12.5 井上薫子・内田泰正・小河原大輔・澤恭弘・島田明裕・鈴木孝男・千野根理恵子・福田章子・三澤孝夫・女鹿美穂子・ 若林朝子:「ケア計画、クライシスプランの位置づけ② 入院処遇から通院処遇へ円滑な移行におけるケアマネジメ ントの活用−処遇実施計画とクライシスプランを中心に―」講義・事例検討(グループワーク).第 2 回医療観察法 医療従事者上級研修 精神・神経科学振興財団,東京,2015.12.5 若林朝子:司法精神医療福祉研究会の活動.通院医療等研究会,東京,2016.2.6 若林朝子:SMARPP の実践と意義 物質使用関連障害対象者支援セミナー.旭川保護観察所,旭川,2016.2.25 「てんかんの子どもに対する支援について」.NCNP小児てんかん患者の家族会,NCNP 漆畑眞人・三輪 満: ケア会議室,東京,2015.11.25 小河原大輔: 「精神障がい(精神疾患)の理解と当事者へのかかわり方について」.精紳保健福祉ボランティアの会「ひ だまり」,小平市福祉会館第 2 集会室,東京,2015. 6.27 小河原大輔:「精神保健福祉士の業務」.指定通院医療機関従事者研修,精神・神経科学振興財団,東京,2015.10.9 小河原大輔: 「司法福祉領域におけるアディクション支援−生きづらさに寄り添う支援に携わる−」.日本アルコー ル関連ソーシャルワーカー協会 第 30 回全国大会 設立 30 周年記念大会分科会,神奈川,2015. 11.15 清澤康伸:「精神障害者の就労支援」.NCNPむさしの会,東京,2015. 4.25 清澤康伸:第 3 回医療における個別就労支援研修.NCNP精神保健研究所,東京,2015. 9.3 清澤康伸:「精神障害者を雇用するにあたってのポイント」.ハローワーク品川主催企業セミナー,東京,2015. 9.15 清澤康伸:「精神科における就労支援」.第 69 回国立病院総合医学会シンポジスト,北海道,2015.10.2 清澤康伸:「精神障害者雇用について」.オレンジページ株式会社企業セミナー,東京,2015. 1.5 清澤康伸:「これからの精神障害者雇用について」.ハローワーク新宿主催企業セミナー,東京,2016. 2.25 14)薬剤部 (1)刊行論文 ①著書 1 山岸美奈子: 治療薬マニュアル 2016,医学書院,東京,2016;277-508 (2)学会発表等 ①一般学会 1 山岸美奈子: 被験者ケアのためのリサーチナースと CRC の協働∼ CRC の立場から∼.第 15 回 CRC と臨床試験のあ り方を考える会議,神戸国際展示場,2015.9.12 ‒ 2015.9.13 2 原恵子: 多職種による睡眠教室の試み.日本睡眠学会,栃木県総合文化センター,2015. 7.2 ‒ 2015. 7.3 (3)その他 1 山岸美奈子: CRC のキャリアパスと 自らが目指す CRC 像.平成 27 年度 初級者臨床研究コーディネーター養成研修, 国立病院機構本部,2015.5.25 ‒ 2015.5.29 15)看護部 (1)刊行論文 ①著書 1 宇都宮智: 急性期で治療を受けている患者の理解と看護.これからの精神看護学 病態生理をふまえた看護実践の ための関連図,ピラールプレス,2015; 372-380 2 坂本岳之: 認知行動療法.これからの精神看護学 病態生理をふまえた看護実践のための関連図,ピラールプレス, 2015; 76-79 (2)学会発表 ①特別講演・シンポジウム 1 大迫充江:医療観察法病棟で コカインが使用されました.第11回医療観察法関連職種研修会,岡山,2015. 6. 26 ‒ 2015. 6. 27 2 瓶田貴和: 医療観察法病棟における服薬アドヒアランス向上に向けた取り組み.第 25 回日本精神保健看護学会学術集会, つくば国際会議場,2015.6.27 ‒ 2015.6.28 3 熊地美枝: 統合失調症発症早期の方へ 手帳を活用した心理教育の実践 ∼ SDM(Shared Decision Making)の推進 を目指して∼.日本精神保健看護学会第 25 回シンポジウム,筑波,2015. 6.27 ‒ 2015.6.28 4 西村武彦:PECO システムの活用について∼管理者の立場から∼.第 40 回 日本精神科看護学術集会 企画セミナー, ビッグパレットふくしま,2015.6.18 ‒ 2015.6.20 5 赤城いちよ:精神科病棟でてんかん患者を看るということ.全国てんかんセンター協議会総会(仙台大会 2016),仙 台国際センター,2016.1.9 ‒ 2016.1.10 ②一般学会 1 宮崎真理子: 看護師のアルコール依存症患者に対する社会的距離の関連.日本精神保健看護学会.つくば国際会議場: 2015.6.27 - 2015.6.28 2 小澤慎太郎:当院のマイコプラズマ感染症対応の課題∼職員集団感染を経験して∼.第 31 回日本環境感染学会総会・ 185 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 学術集会.国立京都国際会館およびグランドプリンスホテル京都:2016.2.19 - 2016.2. 20 大迫充江: 医療観察法病棟に勤務する 看護師に求められるスキル ∼文献レビューからの検討∼.第 46 回 日本看護 学会精神看護学術集会 .大阪: 2015.9.18 - 2015. 9.19 坂本岳之: ストレスケア病棟における睡眠教室の試み−生活習慣と不眠時頓服薬使用頻度の比較検討−.日本睡眠 学会第 40 回定期学術集会.宇都宮: 2015. 7.2 - 2015. 7.3 吉田愛恵: 看護学生の精神障害者観に影響を及ぼす要因に関する研究.国立病院総合医学会.ロイトン札幌: 2015. 10.2 - 2015.10.3 木下二郎:医療観察法病棟における早期のセイフティプラン活用の試みを通して.国立病院総合医学会.ロイトン札幌: 2015.10.2 ‒ 2015.10.3 田村千恵子:自立したパーキンソン病関連疾患患者への退院支援の取り組み.国立病院総合医学会.ロイトン札幌: 2015.10.2 ‒ 2015.10.3 花井亜紀子:神経・筋疾患専門病院における緩和ケア認定看護師の活動報告と課題.国立病院総合医学会.ロイトン札幌: 2015.10.2 ‒ 2015.10.3 熊地美枝: 医療観察法病棟における常時観察をめぐる相互作用体験 ―常時観察を経験した入院対象者の語りから―. 第 11 回日本司法精神医学会大会.名古屋: 2015.6.19 - 2015. 6.20 臼井晴美: 医療事故データベースからの食物窒息事故の解析.日本摂食嚥下リハビリテーション学会.国立京都国際会館: 2015.9.11 - 2015.9.12 木下愛未:健常者における遂行機能と TAC-24 を用いたストレス対処行動との関連について.第 35 回日本看護科学 学会学術集会.広島国際会議場:2015.12. 5 ‒ 2015.12.6 徳永恵美子:パーキンソン病関連疾患をもつ入院患者に対する退院支援の現状調査.第 20 回日本難病看護学会学術集会. 大田区産業プラザ PiO:2015.7.24 ‒ 2015.7.25 (3)その他 1 宮崎真理子: 看護師の精神障害者に対する社会的距離とその関連要因―統合失調症・アルコール依存症・躁うつ病 を比較して―. 城県立中央病院看護研究発表会. 城県立中央病院: 2016.2.27 2 大迫充江: 指定入院医療機関における 看護師の役割 指定入院医療機関における 看護師の役割 .平成 27 年度指定入 院医療機関従事者研修会 .東京: 2015.9.10 - 2015. 9.11 3 大迫充江: 平成 26 年度「医療観察法 MDT 研修」振り返り 事例からみる リスクアセスメント・マネジメント.医療 観察法 MDT 研修.東京: 2015. 10.9 4 大迫充江: 医療観察法病棟で 違法薬物が使用されました.医療観察法上級者研修.東京: 2015. 11.27 - 2015.11.28 11.28 5 大迫充江: 外出泊中の無断離院.医療観察法上級者研修.東京: 2015.11.27 - 2015. 6 臼井晴美: 精神科における栄養の入り口を考える.全国精神科栄養士協議会.関内ホール: 2015. 7. 4 7 大迫充江: 医療観察法における看護の役割.平成 27 年度精神保健判定医等養成研修会.福岡: 2015.8. 7 16)栄養管理室 (1)刊行論文 ①雑誌・刊行物 1 功刀浩・今泉博文:食事療法はじめの一歩シリ−ズ「うつ病の毎日ごはん」 学校法人香川栄養学園(女子栄養大学 出版部) 2015. 4.1 18 ∼ 21 地 2 今泉博文:月刊 メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」4 月号 特集「食べること 動くこと」 域精神保健福祉機構(コンボ) 2015. 4.15 3 今泉博文:乱れた食生活うつの一因…食事指導で精神疾患改善 2015.5.14 読売新聞・夕刊 4 今泉博文・ 川修貳・伊澤正利・稲毛順子・田中寛・調所勝弘・服部富子・藤井茂・古畑公:栄養士になるための 臨床栄養学実習 別冊 食事療養実務実習書 学建書院 2016.2.1 5 阿部裕二:ダメダメ指導にさようなら栄養指導の○と× Nutrition Care メディカ出版 8 巻 12 号 2015.12.1 6 阿部裕二:職域事業部会の紹介 医療事業部会 栄養かながわ 公社神奈川県栄養士会 106 号 2016. 1.1 7 阿部裕二:BOOK REVIEW 日本栄養士会雑誌 公社 日本栄養士会 59 巻 2 号 28 2016.2.1 8 今泉博文・ 川修貳・篠原能子・田中寛・田中弘之・登坂三紀夫・永井豊・服部富子・藤井茂:栄養士のための給 食実務論 第 3 版 学建書院 2016.2.1 (2)学会発表等 ①一般学会 1 阿部裕二・鷹羽智子・小林麻里子・熊澤勇介・笠原康平・正願智美・上田亜矢・伊籐恵祐・今泉博文:パーキンソ ン病における安静時エネルギー消費量についての検討.第 19 回 関東信越国立病院管理栄養士協議会学会,2015.6.21 (3)講演 1 今泉博文:精神疾患の栄養管理 淑徳大学看護栄養学部 臨床栄養学Ⅳ講義 2015.10.6 2 今泉博文:精神疾患と食事の関係∼今日からできる「食」のコツ∼.東京都練馬区健康部光が丘保健相談所 精神保 健講演会,2015.12.11 3 今泉博文:精神疾患患者への栄養指導の実際 栄養学若手研究者の集い 第 49 回サマーセミナー・テ−マ「脳と健康 と栄養」:最新の脳研究から実践栄養まで,2015. 8.30 4 阿部裕二:精神科栄養士が知っておくべき 10 のテーマ.平成 27 年度栃木県精神科栄養士研修会,2016.2.24 5 正願智美:平成 27 年度重症心身障害児(者)療育研修伝達講習.関東信越国立病院管理栄養士協議会研修会,2016.3.5 17)臨床研究推進部 (1)刊行論文 ①総説 1 水澤英洋: 神経疾患患者の動向.臨床と研究 2015; 92(6) : 695-698 186 Ⅵ 臨床研究 3 研究業績 2 中村治雅: 臨床研究ネットワーク−希少疾患、筋ジストロフィーの医薬品開発に向けての基盤整備−.CLINICAL NEUROSCIENCE 2016; 34(3): 363-364 3 小牧宏文: 臨床研究のデータ管理は ? 精神科.2015; 27:151-153 ②著書 1 中村治雅:「ラミクタール錠」.革新的医薬品審査のポイント.日経 BP 社,東京,2015; 102-105 2 中村治雅:「献血ベニロン -I 静注用」.革新的医薬品審査のポイント.日経 BP 社,東京,2015; 176-178 3 中村治雅:「リリカカプセル」.革新的医薬品審査のポイント.日経 BP 社,東京,2015; 179-182 4 山岸美奈子: 治療薬マニュアル 2016.医学書院,東京,2016; 277-508 ③その他 1 中村治雅: 17th ASENT 2015 17th American Society for Experimental Neuro Therapeutics(ASENT)報告.神 経治療学,2015; 32(6): 957-958 (2)学会発表等 ①特別講演・シンポジウム 1 中村治雅: 臨床研究・治験における患者レジスリーとは ? その必要性と意義、現状について.第 15 回 CRC と臨床試 験のあり方を考える会議 2015 in KOBE,神戸,2015.9.12 2 中村治雅: 難病治療薬開発の課題克服に向けて・患者レジストリー Remudy の現状.臨床発実用化マネジメント人 材養成拠点 第 4 回シンポジウム,東京,2015. 10. 29 3 中村治雅: 海外研修修了者からの臨床薬理学会の将来への提言.第 36 回日本臨床薬理学会学術総会, 東京,2015.12.09 4 中村治雅: 神経難病創薬の臨床開発における課題と解決に向けて:患者登録、ネットワークを踏まえて.平成 27 年 度日本医療研究開発機構研究費 創薬基盤推進研究事業(研究委託事業)第 47 回ヒューマンサイエンス総合研究セミ ナー,東京,2015.12.18 5 山岸美奈子: 被験者ケアのためのリサーチナースと CRC の協働∼ CRC の立場から∼.第 15 回 CRC と臨床試験のあ り方を考える会議,神戸,2015.9.13 ②一般学会 1 中村治雅,木村円,三橋里美,森まどか,西野一三,川井充,武田伸一 : 希少疾患の治療法開発に向けた患者登録 の役割 Remudy 患者情報登録システムの運用を通して.第 112 回 日本内科学会総会・講演会,京都,2015. 4.12 2 中村治雅,武田伸一: 患者数が非常に少ない希少疾患の医薬品承認審査の検討.第 56 回 日本神経学会学術大会,新 潟,2015.5.20 3 竹内芙実,小牧宏文,中村治雅,米本直裕,柏原康佑,木村円,武田伸一: 日本におけるデュシェンヌ型筋ジス トロフィーに対するステロイド治療の動向(Trends with steroid therapy for Duchenne muscular dystrophy in Japan).第 57 回 日本小児神経学会学術集会,大阪,2015.5.30 4 木村円,中村治雅,三橋里美,森まどか,竹内芙実,小牧宏文,西野一三,川井 充,武田伸一,筋ジストロフィー 臨床研究 登録 Remudy 班: DMD/BMD のナショナルレジストリー Remudy が進める臨床研究基盤.第 56 回 日本 神経学会学術大会,新潟,2015.5.22 5 太幡真紀: 筋ジストロフィ−臨床試験ネットワークによる被験者リクルート支援.日本臨床試験学会,愛知県,2016. 3. 11 ‒ 2016.3.12 6 津野良子: 国立精神・神経医療研究センターにおける治験市民講座を通した治験の普及・啓発の取組み .第 15 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議,神戸,2015.9.12 ‒ 2015.9.13 7 塚本祥子、藤生江理子、吉安美和子、 山岸美奈子、中村治雅、住吉太幹: 医療機関からプロトコルの改善をするために!. 第 15 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議,神戸,2015.9.12 ‒ 2015. 9.13 8 鈴木智恵子:治験包括データベースの構築∼他部署との情報の共有を目指して∼第 15 回 CRC と臨床研究のあり方を 考える会議,神戸,2015.9.12 ‒ 2015. 9.13 ③研究会・院外集談会 1 中村治雅: 今後の希少疾患患者レジストリーについて Remudy の先を見据えて.「国際協調に基づく臨床研究基盤 としての神経筋疾患 ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究」平成 27 年度班会議, 東京,2015. 11.27 2 中村治雅: Remudy の今後の発展について クリニカルイノベーションネットワークを見据えて.平成 27 年度精神・ 神経疾患研究開発費 筋ジストロフィー合同班会議,東京,2016. 1.8 ④その他 1 中村治雅: 新しい未来のために, 皆で作る患者登録システム REMUDY を通して.青森県筋ジストロフィー市民公開講座, 青森,2015.6.27 2 中村治雅: 希少疾患患者登録と今後の展望 Remudy の取り組みも踏まえて.慶應義塾大学医学部眼科学教室カン ファレンス,東京,2015.7.16 3 中村治雅: 希少疾患への治験戦略 症例の登録(Remudy の経験から).Japanese Consortium for Age-related Neurodegenerative disorders,東京,2015. 8.29 4 中村治雅: 新しい治療の開発手順,難病でのむずかしさ.埼玉県難病医療連絡協議会講演会,大宮,2015.10.27 5 中村治雅: 臨床研究デザインワークショップ.第 33 回 日本神経治療学会総会.名古屋: 2015. 11. 27 - 2015.11.28 6 中村治雅: 希少疾患、難病における疾患レジストリーを活用した医薬品開発 クリニカルイノベーションネットワー ク構想を踏まえて.臨床研究資格制度講習会,山梨,2016. 2.18 7 中村治雅: 難病治療薬開発の課題克服に向けて ∼我が国における取り組み∼.ファイザー株式会社「RDD2016」プ レスセミナー,東京,2016.2.23 8 中村治雅:当局の経験からみたウルトラオーファンドラッグ開発・申請の留意点.技術情報協会セミナー,東京,2016. 3. 14 9 山岸美奈子: CRC のキャリアパスと 自らが目指す CRC 像.平成 27 年度 初級者臨床研究コーディネーター養成研修, 東京,2015. 5.25 ‒ 2015.5.29 187 188 川 井 井 賀 田 牧 林 本 川 中 亀 向 有 坂 小 小 山 瀬 和 敏 庸 宏 増 洋 雄 栄 彦 之 子 文 弘 元 平 一 二 崇 小 小 小 小 坂 安 三 三 稲 山 本 子 坂 智 山 中 本 章 俊 中 岡 橋 高 光 信 中 中 中 崎 岡 貴 司 二 牧 牧 牧 牧 田 藤 島 島 垣 村 村 川 川 川 川 川 川 宏 宏 宏 宏 増 哲 和 和 真 栄 栄 栄 栄 栄 栄 文 文 文 文 弘 也 夫 夫 澄 隆 隆 二 二 二 二 二 二 主 任 研 究 者 波多野 賢 二 道 開 研 栄 者 中 貝 須 給 夫 川 中 受 研究課題(上段:班研究課題、下段:分担研究課題) 心筋ストレインエコーによる心筋障害早期診断の検討 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備 非接触非侵襲摂食嚥下機能評価装置(NESSiE)による筋ジストロフィー患者の嚥下運動の検討 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備 デュシェンヌ型筋ジストロフィーのリハビリテーションに関するエビデンス創出と均てん化 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備 研究統括 筋ジストロフィーのエビデンス創出を目的とした臨床研究と体制整備 研究総括 精神科デイケアから地域への早期移行に関する支援モデル構築と評価 過敏性腸症候群の診断ツールの開発 心身症・摂食障害の研究ネットワーク拠点整備と治療プログラムの開発 神経疾患研究での PASM の有用性検証、研究用リソースの収集 睡眠医療プラットフォーム PASM を用いて実施する臨床研究ネットワーク、運用システム、リソースの構築に関する研究 PASM 用診断アルゴリズムの精度向上、医療機関紹介マップの作成 睡眠医療プラットフォーム PASM を用いて実施する臨床研究ネットワーク、運用システム、リソースの構築に関する研究 ADHD の抑制機能障害の病態解明 発達障害の包括的診断・治療プログラム開発に関する研究 難治性ニューロパチーの診断と治療 難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究 CIDP の治療と診断技術の開発に関する研究 難治性ニューロパチーの診断技術と治療法の開発に関する研究 てんかん臨床情報データベースの整備 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究 多重脳機能画像を用いたてんかんの診断と外科的治療方法の開発 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究 成人てんかん臨床情報のデータベース化と精神症状を有する成人てんかんの治療方法の開発 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究 脳神経外科てんかん臨床情報のデータベース化と臨床治験ネットワークの構築 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究 小児てんかん臨床情報のデータベース化とデータベースに基づいた治療方法の開発 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究 発達障害を伴う小児てんかんの臨床病態の解明 てんかんの成立機序の解明と診断・治療法開発のための基礎・臨床の融合的研究 )精神・神経疾患研究開発費 4 研究補助金 26-6 26-6 26-6 26-6 26-5 26-4 26-2 26-2 25-6 25-4 25-4 25-3 25-3 25-3 25-3 25-3 25-3 課題番号 500 800 700 26,100 3,500 1,300 750 1,000 1,000 200 250 800 800 800 800 800 2,000 (千円) 受給金額 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 村 込 吉 田 林 田 田 田 井 井 林 本 橋 藤 本 西 中 住 野 平 野 村 野 亀 向 小 山 髙 後 坂 雄 祐 敏 庸 洋 雄 隆 美 隆 直 隆 太 和 武 崇 一 二 之 子 平 一 政 穂 政 次 政 幹 幸 彦 村 村 円 円 込 込 込 和 和 和 幸 幸 幸 村 村 村 村 村 村 村 村 村 田 田 田 田 田 田 田 田 田 美 美 美 美 美 美 美 美 美 穂 穂 穂 穂 穂 穂 穂 穂 穂 安 藤 久美子 安 藤 久美子 中 中 中 山之内 芳 雄 木 祐 南 成 木 森 まどか ジストニアの病態生理と治療に関する研究 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 神経変性疾患の遺伝カウンセリングの研究 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 脊髄小脳変性症の包括的臨床遺伝学実践モデルの確立と普及 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 非侵襲的生体電気インピーダンス測定器による神経変性疾患患者の嚥下の検討 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 脊髄小脳変性症のリハビリテーションにおける効果検証及びパーキンソン病リハビリテーションの地域連携モデルの構築 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 首下がり治療法開発・普及 / 腰曲がり治療法開発・普及 / 発症早期のパーキンソン病患者の情報・検体収集 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 パーキンソン病に併存する不眠症に対する認知行動療法の開発と展開に関する研究 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 PD 患者の軽度不安症状に対するセルフトレーニングとしての簡易版注意訓練法(ATT)の開発 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 研究総括 パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の包括医療に関する研究 多用途生体情報計測システムを用いた衝動性、攻撃性の客観的アセスメント法の開発 司法精神医療の均てん化の促進に資する診断、アセスメント、治療の開発と普及に関する研究 司法精神医療における多職種チーム医療のフィデリティ測定とそのフィードバックによる均てん化、ならびに高機能化、機能 分化の推進 司法精神医療の均てん化の促進に資する診断、アセスメント、治療の開発と普及に関する研究 機能ドメインに関連した治療効果の予測、評価に関するバイオマーカーの検討 精神疾患の機能ドメインに基づく新しい治療法の開発 Negative Valence System に関連する臨床評価法の開発 精神疾患の機能ドメインに基づく新しい治療法の開発 Negative Valence Systems と認知機能との関連に関する研究 精神疾患の機能ドメインに基づく新しい治療法の開発 医療の質指標における患者・家族の満足度に関する研究 精神科医療の質の評価と均てん化に関する研究 神経・筋疾患患者レジストリーの運用と展開のための遺伝子診断システムに関する研究 国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究 遺伝性神経・筋疾患における患者登録システムの構築と遺伝子診断システムの確立 総合評価 国際協調に基づく臨床研究基盤としての神経筋疾患ナショナルレジストリーの活用と希少な難治性疾患への展開を目指した研究 27-4 27-4 27-4 27-4 27-4 27-4 27-4 27-4 27-4 27-2 27-2 27-1 27-1 27-1 26-10 26-7 26-7 900 900 900 900 900 900 900 900 11,000 1,600 1,600 10,000 11,000 11,000 1,300 454 530 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 189 190 藤 野 澤 田 本 井 佐 高 水 村 塚 横 優 美 英 晴 典 磨 忠 穂 洋 成 子 水 水 水 水 松 松 後 藤 齊 子 後 吉 田 寿美子 祐 後 司 研 澤 澤 澤 澤 田 田 藤 藤 藤 英 英 英 英 博 博 雄 雄 雄 洋 洋 洋 洋 史 史 一 一 一 一 貝 二 雄 須 栄 藤 川 中 後 佐々木 征 行 藤 齋 志 佐々木 征 行 佐々木 征 行 貴 主 任 研 究 者 給 者 受 精神医療地域ネットワークならびにポータブルデバイスの活用法の開発研究 認知症疾患の克服をめざす基礎・臨床融合研究 レビー小体型認知症(DLB)における認知障害と早期バイオマーカーの研究 認知症疾患の克服をめざす基礎・臨床融合研究 パーキンソン病など Lewy 小体病における認知症発症予測因子に関する研究 認知症疾患の克服をめざす基礎・臨床融合研究 研究全体の統括 認知症疾患の克服をめざす基礎・臨床融合研究 ドーパミントランスポータ PET/SPECT の標準化に関する研究 精神・神経疾患での脳画像撮像および解析手法の標準化に関する研究 精神・神経疾患における核磁気共鳴画像診断臨床応用に関する検討 精神・神経疾患での脳画像撮像および解析手法の標準化に関する研究 オールジャパンのブレインバンク構築のためのグランドデザイン作成のための検討および NCNP 主導の神経疾患ブレインバン クの運営の継続 精神・神経疾患バイオバンクにおける試料と情報の統合的管理と利活用推進のための基盤研究 精神・神経疾患バイオバンクにおける利活用推進に関する研究 精神・神経疾患バイオバンクにおける試料と情報の統合的管理と利活用推進のための基盤研究 精神・神経疾患バイオバンクにおける患者情報登録 精神・神経疾患バイオバンクにおける試料と情報の統合的管理と利活用推進のための基盤研究 精神・神経疾患バイオバンクの構築と病態解明 精神・神経疾患バイオバンクにおける試料と情報の統合的管理と利活用推進のための基盤研究 運動症状を主症状とする先天性発達期脳障害の疫学に関する検討 運動症状を主症状とする先天性発達期脳障害に関する研究 不随意運動および失調を来す小児疾患の研究 運動症状を主症状とする先天性発達期脳障害に関する研究 研究課題(上段:班研究課題、下段:分担研究課題) 27-9 27-9 27-9 27-9 27-8 27-8 27-6 27-6 27-6 27-6 27-5 27-5 課題番号 1,000 1,000 1,000 5,000 2,000 2,000 12,500 500 300 300 1,000 3,000 (千円) 受給金額 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 俊 クロザリル錠25mg・100mg 特定使用成績調査 研 究 課 題 名 田 牧 添 田 本 本 小 川 村 山 岡 智 敏 美 僚 宏 伸 宏 牧 武 貴 小 藤 齋 美 光 田 村 美 美 伸 田 村 田 田 村 和 和 岡 込 武 込 輝 口 中 輝 口 中 美 田 村 美 英 研 田 貝 須 雄 田 藤 後 栄 村 川 中 一 太 野 西 直 恭 本 坂 宏 中 村 本 吉 坂 牧 村 小 山 子 之 穂 也 文 一 文 一 俊 志 穂 穂 穂 幸 幸 彦 彦 穂 穂 伸 子 司 一 二 三 崇 崇 記 隆 文 コパキソン皮下注シリンジ 特定使用成績調査(全例調査) アミティーザ ® カプセル 24 μ g 特定使用成績調査 ダットスキャン静注の使用成績調査 タモキシフェン錠 20mg「バイエル」有害事象 詳細報告書 デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者を対象としたTAS-205の臨床第Ⅱ相試験(仮称)(治験実施計画書番号:10053040) デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者を対象としたTAS-205の臨床第Ⅱ相試験(仮称)(治験実施計画書番号:10053040) デュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象としたNS-065/NCNP-01の臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験 デュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象としたNS-065/NCNP-01の臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験 クロザリル錠の有害事象詳細調査 ミダフレッサ静注0. 1% 使用成績調査 ME2125のwearing off現象を有するパーキンソン病患者を対象とした長期投与試験(第II/III相) ME2125のwearing off現象を有するパーキンソン病患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験(第II/III相) パーキンソニズムを伴うレビー小体型認知症患者を対象としたAD-810Nの検証的試験〔第 3 相試験〕 ME2112の統合失調症患者を対象とした長期投与試験(第III相) ME2112の急性増悪期統合失調症患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較による検証的試験(第III相) ME2112の統合失調症患者を対象とした長期投与試験(第III相) ME2112の急性増悪期統合失調症患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較による検証的試験(第III相) パーキンソン病患者を対象としたHP-3000の第Ⅲ相長期投与試験 L-DOPA併用パーキンソン病患者を対象としたHP-3000の第Ⅲ相並行群間比較試験 NPC-15の臨床薬理試験(DLMO) NPC-15の臨床薬理試験(DLMO) アフィニトール特定使用成績調査 結節性硬化症 EPI-743のリー脳症患者を対象とした継続投与試験(DA201021) イノベロン錠 特定使用成績調査 −Lennox-Gastaut症候群患者に対するイノベロン錠の長期投与に関する調査−(全例調査) BYM338の封入体筋炎を対象とした後期第Ⅱ・Ⅲ相試験(CBYM338B2203) ナーブロック®筋注2500単位 特定使用成績調査−A型ボツリヌス毒素からの切替例に関する調査 ナーブロック®筋注2500単位 使用成績調査−痙性斜頸に関する調査−(全例調査) エビリファイ特定使用成績調査(双極性障害) ジレニアカプセル0.5mg 使用成績調査(多発性硬化症) 献血ヴェノグロブリンIH 5 %静注特定使用成績調査(多発性筋炎・皮膚筋炎) 光 者 献血ヴェノグロブリンIH 5 %静注特定使用成績調査(多発性筋炎・皮膚筋炎) 究 森 まどか 岡 研 2)受託研究 4,170 463 618 31 428 261 577 535 31 1,081 266 266 2,219 536 536 483 483 534 534 191 114 93 1,479 556 618 463 927 46 2,286 93 2,131 519 (千円) 受給金額 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 191 192 DS-5141b 第I/II相試験-デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者を対象としたDS-5141bの非盲検試験- ジレニアカプセル0.5㎎有害事象詳細調査 島 和 夫 NPC-15の第Ⅱ/Ⅲ相試験 幸 子 研 究 課 題 名 三 恭 智 者 デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者を対象としたNS-065/NCNP-01の臨床第Ⅰ/Ⅱ相試験−用量設定試験− 田 岩 究 岩 田 恭 幸 / 脇 田 瑞 木 / 矢 島 寛 之 本 岡 研 1,362 4,024 2,626 31 (千円) 受給金額 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 既存の抗てんかん薬でコントロール不良な難治性部分発作を有するてんかん患者を対象とした E2007 の継続長期投与試験 Copolymer 1 の再発寛解型多発性硬化症(RRMS)に対する第Ⅱ相試験−多施設共同、非盲検、非対照、単一群長期試 験− 強直間代発作を有するてんかん患者に対する L059(レベチラセタム)併用投与時における安全性、忍容性及び有効性を 評価するための多施設共同、非盲検、長期継続投与試験 アルツハイマー型認知症患者に対する抗アミロイドベータ抗体 Solanezumab の有効性および安全性を検討する継続試験 光俊 / 渡邉雅子 / 渡邊さつき 渡邉裕貴 / 岡 山村隆 / 大矢寧 / 岡本智子 / 林幼偉 / 森まどか / 荒木学 / 坂本 崇 / 塚本忠 / 川添僚也 / 佐野輝典 / 佐藤和貴郎 / 田港朝也 / 向 井洋平 岡 光俊 / 渡邉裕貴 / 渡邉雅子 / 中川栄二 / 村田佳子 / 渡邊 さつき 坂田増弘 / 岡 難治性部分発作を有するてんかん患者を対象とした他剤併用時における perampanel (E2007)の有効性及び安全性を評価する , 二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験(非盲検継続投与期を含む) 金子裕 / 大槻泰介 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 岡 章夫 / 中川栄二 / 開道貴信 / 齋藤貴志 595 Multicenter, Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Efficacy and Safety Study of BG00012 in Subjects From the Asia-Pacific Region With Relapsing-Remitting Multiple Sclerosis アジア地域の再発寛解型多発性硬化症患者を対象に BG00012 の有効性及び安全性を評価する多施設共同無作為化二重盲 検プラセボ対照試験 二次性全般化発作を含む部分発作を有する日本人及び中国人の成人てんかん患者に対する LACOSAMIDE 併用投与にお ける安全性及び有効性を評価するための多施設共同、非盲検、非対照、長期継続投与試験 ステロイドパルス療法により十分な治療効果が得られなかった抗アクアポリン 4 抗体陽性の視神経脊髄炎関連疾患患者 を対象とした NPB-01 の前期第Ⅱ相探索試験(パイロット試験) 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)患者を対象とした FTY720 0.5㎎ 1 日 1 回経口投与における有効性及び安全性 を評価する二重盲検 , ランダム化 , 多施設共同 , プラセボ対照 , 並行群間比較試験 軽度アルツハイマー型認知症の進行に対する受動免疫の効果:Solanezumab(LY2062430)とプラセボの比較 S-877503 の小児注意欠陥・多動性障害患者を対象とした第 2 / 3 相臨床試験(継続長期投与試験) KPS-0373 の脊髄小脳変性症患者を対象とした長期継続投与試験 山村隆 / 荒木学 / 岡本智子 / 佐藤和貴郎 / 林幼偉 / 森まどか / 佐野輝典 / 坂本崇 / 塚本忠 / 田港朝也 / 松本千尋 / 向井洋平 中川栄二 / 大槻泰介 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 岡 光俊 / 小 牧宏文 / 高橋章夫 / 渡邉雅子 / 渡邉裕貴 / 石山昭彦 / 開道貴 信 / 金子裕 / 齋藤貴志 / 村田佳子 / 渡邊さつき / 渡邊さつき 山村隆 / 荒木学 / 岡本智子 / 大矢寧 / 坂本崇 / 塚本忠 / 佐藤和 貴郎 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 田港朝也 / 佐野輝典 / 髙 橋祐二 / 小松奏子 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 向井洋平 / 川添 僚也 岡本智子 / 荒木学 / 村田美穂 / 大矢寧 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚 本忠 / 佐藤和貴郎 / 森まどか / 山村隆 / 山本敏之 / 林幼偉 / 田 港朝也 / 松本千尋 / 小坂眞紀 / 山上明子 / 川添僚也 / 向井洋 平 / 河本ひろ美 / 岩佐真弓 / 齊藤勇二 / 水野由輝郞 / 若杉憲 孝 坂田増弘 / 塚本忠 / 横井優磨 / 松田太郎 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 稲 垣真澄 / 齋藤貴志 / 加我牧子 村田美穂 / 荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚 本忠 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 向井洋平 65 324 8,966 506 1 227 555 M071754 の長期投与試験―点頭てんかんを対象としたオープンラベル試験― 1,313 22 2,716 54 1,252 534 840 受給金額 (千円) 中川栄二 / 佐々木征行 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 齋藤貴志 / 山 廣子 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 大久保真理子 / 井上道雄 / 小 橋孝介 / 澁谷郁彦 / 高橋孝治 / 平出拓也 / 岩渕恵美 / 上田理 誉 / 大野武 / 木許恭宏 / 斎藤良彦 / 住友典子 / 山本寿子 / 米衛 ちひろ / 寺田久雄 光俊 / 高橋 自閉性障害の小児患者を対象としたアリピプラゾール(OPC-14597) 1 mg ∼ 15mg の長期継続投与試験(第Ⅲ相試験) 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 稲 垣真澄 / 齋藤貴志 光俊 / 塚本忠 / 松田太郎 E0302 の筋萎縮性側索硬化症に対する長期投与試験 研 究 課 題 名 坂本崇 / 村田美穂 / 大矢寧 / 塚本忠 / 林幼偉 / 山本敏之 / 岡本 智子 / 森まどか / 髙橋祐二 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 向井洋平 研 究 者 3)受託研究(治験) Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 193 194 6,461 9,282 1,514 既存治療で十分な効果が得られない,継続した重度の運動合併症を有する進行期パーキンソン病患者を対象とした, ABT-SLV187 の安全性,忍容性及び有効性を検討する 2 部構成長期継続投与試験 A MULTICENTER, RANDOMIZED, ADDITION TO BASELINE TREATMENT, DOUBLE-BLIND, PLACEBOCONTROLLED, PHASE 3 STUDY TO EVALUATE THE EFFICACY AND SAFETY OF SA237 IN PATIENTS WITH NEUROMYELITIS OPTICA(NMO)AND NMO SPECTRUM DISORDER(NMOSD) 視神経脊髄炎(NMO)及び NMO 関連(NMOSD) A Randomized, Double-Blind, Parallel-Group, Placebo-Controlled Study of SM-13496 for the Treatment of Bipolar I Depression (SM-13496 の双極 I 型障害の大うつ病エピソードの患者を対象としたランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験) 村田美穂 / 三山健司 / 有賀元 / 坂本崇 / 塚本忠 / 山本敏之 / 天 野智文 / 川添僚也 / 田港朝也 / 松本千尋 / 豊田宏之 / 向井洋 平 / 小松奏子 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 田中由紀子 山村隆 / 荒木学 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 佐藤 和貴郎 / 森まどか / 林幼偉 / 佐野輝典 / 田港朝也 / 松本千尋 / 小松奏子 / 向井洋平 / 川添僚也 / 水野由輝郞 吉村直記 / 野田隆政 / 横井優磨 / 布施未来 / 髙野晴成 / 佐竹 直子 / 松田太郎 デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するタダラフィルの無作為化二重盲検プラセボ対照第 III 相試験 治療抵抗性うつ病を対象とする適応療法プロトコルで esketamine 点鼻薬の安全性及び有効性を評価する二重盲検二重ラ ンダム化プラセボ対照試験(SYNAPSE) CN-801 の第Ⅲ相臨床試験−特発性過眠症に伴う日中の過度の眠気を対象とした二重盲検比較試験− CN-801 の長期投与試験−特発性過眠症に伴う日中の過度の眠気を対象としたオープンラベル試験− TS-091 のナルコレプシー患者を対象とした第Ⅱ相二重盲検群間比較試験 二次性進行型多発性硬化症患者を対象に Siponimod(BAF312)の有効性及び安全性を評価する多施設共同,ランダム化, 二重盲検,並行群間比較,プラセボ対照,可変投与期間試験 アルツハイマー型認知症患者を対象とした T-817MA の臨床第Ⅱ相試験−ランダム化,プラセボ対照,二重盲検,多施設 共同試験− デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者を対象とした TAS-205 の第 I 相単回・反復投与試験 EPI-743 のリー脳症患者を対象とした臨床試験〔継続投与試験〕 小牧宏文 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 中川栄二 / 齋藤貴志 / 石 山昭彦 / 大久保真理子 / 竹下絵里 野田隆政 / 吉田寿美子 / 亀井雄一 / 吉村直記 / 藤井猛 / 山田麻 紀 / 堀井大輔 / 山下真吾 / 安間尚徳 / 鬼頭伸輔 / 安藤久美子 亀井雄一 / 三島和夫 / 都留(豊澤)あゆみ / 三井寺浩幸 亀井雄一 / 三島和夫 / 都留(豊澤)あゆみ / 三井寺浩幸 三島和夫 / 亀井雄一 / 都留(豊澤)あゆみ / 三井寺浩幸 山村隆 / 荒木学 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 佐藤 和貴郎 / 向井洋平 / 森まどか / 林幼偉 / 佐野輝典 / 松本千尋 / 小坂眞紀 / 山上明子 / 河本ひろ美 / 岩佐真弓 横井優磨 / 坂田増弘 / 吉村直記 / 塚本忠 / 布施未来 / 柴岡三 智 小牧宏文 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 中川栄二 / 齋藤貴志 / 石 山昭彦 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 大久保真理子 / 井上道雄 / 小 橋孝介 / 澁谷郁彦 / 高橋孝治 / 平出拓也 / 岩渕恵美 / 上田理 誉 / 大野武 / 木許恭宏 / 斎藤良彦 / 住友典子 / 山本寿子 / 米衛 ちひろ 小牧宏文 / 佐々木征行 / 石山昭彦 / 大久保真理子 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 井上道雄 / 小橋孝介 / 澁谷郁彦 / 高橋孝治 / 平出 拓也 368 6,372 6,124 43 3,457 840 2,392 2,803 865 2,909 378 封入体筋炎患者を対象に,身体機能,筋力及び運動機能を指標として,BYM338 静脈内投与の有効性,安全性及び忍容性 を 52 週後に評価し,さらに最長投与 2 年後まで長期安全性を評価する主要なランダム化,二重盲検,プラセボ対照,多 施設共同,並行群間比較,用量設定,後期第 II 相/第 III 相試験 森まどか / 村田美穂 / 大矢寧 / 岡本智子 / 小林庸子 / 瀨川和 彦 / 川添僚也 / 松本千尋 / 小松奏子 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 吉村直記 / 野田隆政 / 横井優磨 / 布施未来 / 髙野晴成 / 佐竹 A Long-Term Study of SM-13496in Patients with Bipolar I Disorder 直子 / 松田太郎 (SM-13496 の双極Ⅰ型障害患者を対象とした長期投与試験) 227 A Multicenter, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Study to Evaluate the Safety and Efficacy of Oral Prolonged-Release Fampridine(BIIB041)in Japanese Subjects with Multiple Sclerosis Followed by an Open-Label Safety Extension 日本人多発性硬化症患者を対象 岡本智子 / 荒木学 / 佐藤和貴郎 / 山村隆 / 林幼偉 / 田港朝也 / 川添僚也 / 松本千尋 / 向井洋平 / 齊藤勇二 / 水野由輝郞 / 若 杉憲孝 受給金額 (千円) 研 究 課 題 名 研 究 者 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 10,284 9,880 5,185 歩行可能なデュシェンヌ型筋ジストロフィー男児を対象とした PF-06252616 の安全性,有効性,薬物動態および薬力学を 評価する第 2 相,無作為化,二重盲検,プラセボ対照比較,用量漸増試験 AN OPEN-LABEL STUDY TO DETERMINE SAFETY, TOLERABILITY, AND EFFICACY OF LONG-TERM ORAL LACOSAMIDE(LCM)AS ADJUNCTIVE THERAPY IN CHILDREN WITH EPILEPSY 抗精神病薬の一定治療を受けている統合失調症患者を対象に BI 409306 の 4 用量を 12 週間経口投与した場合の有効性,安 全性及び忍容性を評価する二重盲検,プラセボ対照,ランダム化,第 II 相試験 L-DOPA 併用パーキンソン病患者を対象とした HP-3000 の第Ⅲ相並行群間比較試験 早期パーキンソン病の治療における、TVP− 1012 の 1 mgを投与したときの有効性及び安全性を検討する、プラセボ 対照の第 3 相多施設共同無作為化二重盲検並行群間比較試験 早期パーキンソン病の治療における、TVP− 1012 の 1 mgを投与したときの安全性及び有効性を検討する、第 3 相多 施設共同非盲検継続長期投与試験(TVP− 1012 /CCT− 001 試験からの継続投与試験) Wearing off 現象を伴うパーキンソン病の治療における、レボドパ併用下で TVP − 1012 の 0. 5mg 又は 1 mg を投与した ときの有効性及び安全性を検討する、プラセボ対照の第 2 / 3 相多施設共同無作為化二重盲検並行群間比較試験 早期 アルツハイマー病を対象とした AZD3293 の 24 カ月投与における有効性、安全性、忍容性、バイオマーカーへの影響 及び薬物動態を検討する多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験(AMARANTH 試験) パーキンソニズムを伴うレビー小体型認知症患者を対象とした AD-810N の探索的試験〔第 3 相試験〕 M2112 の急性増悪期統合失調症を対象としたプラセボ対照二重盲検比較による検証的試験(第 III 相) 小牧宏文 / 瀨川和彦 / 石山昭彦 / 竹下絵里 / 本橋裕子 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 齋 藤貴志 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 井上道雄 / 大久保真理子 / 小 橋孝介 / 澁谷郁彦 / 高橋孝治 / 平出拓也 中込和幸 / 住吉太幹 / 池澤聰 / 髙野晴成 / 野田隆政 / 吉村直 記 / 竹田和良 / 横井優磨 村田美穂 / 荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚 本忠 / 向井洋平 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 川添僚也 / 田 港朝也 / 松本千尋 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 金澤恭子 / 齊藤 勇二 村田美穂 / 荒木学 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 向 井洋平 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 川添僚也 / 田港朝也 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 青嶋陽平 / 田 麻美 / 濵由香 / 藤堂紘行 村田美穂 / 荒木学 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 向 井洋平 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 川添僚也 / 田港朝也 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 青嶋陽平 / 田 麻美 / 濵由香 / 藤堂紘行 村田美穂 / 荒木学 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚本忠 / 向 井洋平 / 森まどか / 山本敏之 / 林幼偉 / 川添僚也 / 田港朝也 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 青嶋陽平 / 田 麻美 / 濵由香 / 藤堂紘行 松田博史 / 今林悦子 塚本忠 / 荒木学 / 岡本智子 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 坂田増弘 / 髙野晴成 / 髙橋祐二 / 向井洋平 / 山本敏之 / 横井優磨 / 吉村 直記 髙野晴成 / 岡 光俊 / 池澤聰 / 坂田増弘 / 野田隆政 / 吉村直 記 / 佐竹直子 / 竹田和良 / 船田大輔 / 横井優磨 / 柴岡三智 / 松 田太郎 / 松田悠 / 山下真吾 10,278 3,806 4,046 7,508 2,857 47,244 16,676 4,366 パーキンソン病患者を対象とした HP-3000 の第Ⅲ相長期投与試験 2,975 村田美穂 / 荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙橋祐二 / 塚 本忠 / 森まどか / 山本敏之 / 向井洋平 / 林幼偉 / 佐野輝典 / 田 港朝也 / 松本千尋 / 小松奏子 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 / 川添 僚也 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 アルツハイマー型認知症に伴う行動障害に対するアリピプラゾール(OPC-14597)の有効性,安全性を検討する,多施設 共同,プラセボ対照,無作為化,二重盲検,並行群間比較試験 横井優磨 / 坂田増弘 / 吉村直記 / 髙野晴成 / 布施未来 / 船田 大輔 22 7,991 NPC-15 の第Ⅱ相試験 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 齋藤貴志 / 石 山昭彦 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 稲垣真澄 11 三島和夫 / 亀井雄一 / 三井寺浩幸 / 稲川拓磨 / 都留(豊澤) NPC-15 の臨床薬理試験(DLMO) あゆみ 統合失調症患者を対象としたアリピプラゾール IM デポ注射剤(OPC-14597IMD)の三角筋内への反復投与による薬物動 態及び安全性を検討する非盲検, 多施設共同試験(臨床薬理試験) 野田隆政 / 中込和幸 / 吉村直記 / 佐藤英樹 / 藤井猛 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 195 196 5,764 3,425 3,286 軽度から中等度アルツハイマー病日本人患者を対象に Aducanumab(BIIB037)の安全性、忍容性、薬物動態、及び免疫 原性を評価する無作為化二重盲検プラセボ対照単回及び反復投与用量漸増試験 森まどか / 村田美穂 / 瀨川和彦 / 大矢寧 / 岡本智子 / 小林庸 封入体筋炎患者を対象に BYM338 静脈内投与の長期有効性,安全性,及び忍容性を評価する,後期第 II 相/第 III 相試験 子 / 早乙女貴子 / 川添僚也 / 青嶋陽平 / 田 麻美 / 濵由香 / 若 (CBYM338B2203 試験)の継続投与試験 杉憲孝 ME2125 の wearing off 現象を有するパーキンソン病患者を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験(第Ⅱ / Ⅲ相) ME2125 の wearing off 現象を有するパーキンソン病患者を対象とした長期投与試験(第Ⅲ相) DS-5141b 第 I/II 相試験―デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者を対象とした DS-5141b の非盲検試験― コントロールが不十分な強直間代発作を有する特発性全般てんかん患者に対する Lacosamide 併用療法における有効性及 び安全性を評価するための二重盲検、無作為化、プラセボ対照、並行群間比較、多施設共同試験 コントロールが不十分な強直間代発作を有する特発性全般てんかん患者に対する Lacosamide 長期併用療法における安全 性及び有効性を評価するための非盲検、多施設共同、継続試験 髙野晴成 / 坂田増弘 / 塚本忠 / 横井優磨 向井洋平 / 村田美穂 / 荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙 橋祐二 / 塚本忠 / 山本敏之 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 森まどか / 林幼偉 / 青嶋陽平 / 川添僚也 / 田 麻美 / 田港朝也 / 藤堂紘 行 / 濵由香 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 向井洋平 / 村田美穂 / 荒木学 / 大矢寧 / 岡本智子 / 坂本崇 / 髙 橋祐二 / 塚本忠 / 山本敏之 / 金澤恭子 / 齊藤勇二 / 森まどか / 林幼偉 / 青嶋陽平 / 川添僚也 / 田 麻美 / 田港朝也 / 藤堂紘 行 / 濵由香 / 水野由輝郞 / 若杉憲孝 小牧宏文 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 齋藤貴志 / 中川栄二 / 石 山昭彦 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 井上道雄 / 岩渕恵美 / 上田理 誉 / 大久保真理子 / 大野武 / 木許恭宏 / 小橋孝介 / 斎藤良彦 / 澁谷郁彦 / 住友典子 / 高橋孝治 / 山本寿子 / 米衛ちひろ 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 齋 藤貴志 / 竹下絵里 / 本橋裕子 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 石山昭彦 / 齋 藤貴志 / 竹下絵里 / 本橋裕子 3,175 1,265 2,630 5,628 4,259 てんかん重積状態あるいはてんかん頻発状態の患者にロラゼパムを静脈内投与したときの有効性,安全性および薬物動態 を評価する多施設共同,非盲検,無対照試験 中川栄二 / 佐々木征行 / 須貝研司 / 小牧宏文 / 齋藤貴志 / 石 山昭彦 / 竹下絵里 / 本橋裕子 / 井上道雄 / 岩渕恵美 / 上田理 誉 / 上田理誉 / 大久保真理子 / 大野武 / 木許恭宏 / 小橋孝介 / 斎藤良彦 / 斎藤良彦 / 澁谷郁彦 / 住友典子 / 高橋孝治 / 平出 拓也 / 山本寿子 / 米衛ちひろ / 渡邉裕貴 3,930 受給金額 (千円) M2112 の統合失調症患者を対象とした長期投与試験(第 III 相) 研 究 課 題 名 髙野晴成 / 岡 光俊 / 池澤聰 / 坂田増弘 / 野田隆政 / 吉村直 記 / 佐竹直子 / 竹田和良 / 船田大輔 / 横井優磨 / 柴岡三智 / 松 田太郎 / 松田悠 / 山下真吾 研 究 者 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 幸 澤 水 英 洋 次 ( 江 藤 文 夫 ) 仁 ) ) ) ) ) ( 安 西 信 雄 ) 直 正 有 史 有 史 正 志 健 二 仁 林 田 井 上 井 上 青 木 中 島 小 坂 ( 荻 島 創 一 ) ( 西 澤 正 豊 ) 平 子 和 円 ( 松 山 晃 文 ) 込 山 ( ( ( ( ( 庸 洋 中 村 円 洋 洋 洋 洋 一 水 澤 英 洋 大 槻 泰 介 須 貝 研 司 小 牧 宏 文 村 田 美 穂 佐々木 征 行 林 小 英 幸 木 英 英 英 英 雄 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 障害者対策総合研究事業 (精神障害分野) 障害者対策総合研究事業 (身体・知的等障害分野) 澤 水 和 彦 村 澤 澤 澤 澤 藤 森 まどか 込 中 昭 木 水 水 水 水 後 研究代表者 難治性疾患等政策研究事業 障害者対策総合研究事業 (精神障害分野) 難治性疾患等克服研究事業 (難治性疾患政策研究事業) 難治性疾患等克服研究事業 (難治性疾患政策研究事業) 山 石 難治性疾患等政策研究事業 洋 忠 洋 二 文 森 まどか 英 英 祐 宏 難治性疾患等政策研究事業 澤 本 澤 橋 牧 水 塚 水 髙 小 研究者名 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 難治性疾患等政策研究事業 研究費の種類 4)厚生労働科学研究費補助金 障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス等利用者の対象範囲に関する研究 精神障害者の重症度判定及び重症患者の治療体制等に関する研究 患者団体等が主体的に運用する疾患横断的な患者レジストリのデータの収集・分析による 難病患者の QOL 向上及び政策支援のための基礎的知見の収集 プリオン病及び遅発性ウィルス感染症に関する調査研究 希少難治性てんかんのレジストリ構築による総合的研究 希少難治性てんかんのレジストリ構築による総合的研究 希少難治性筋疾患に関する調査研究 神経変性疾患領域における基盤的調査研究 遺伝性白質疾患の診断・治療・研究システムの構築 難病患者への支援体制に関する研究 難病対策の推進に寄与する実践的プラットホーム提供に向けた研究 向精神薬の処方実態に関する研究 プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究 プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究 運動失調症の医療基盤に関する調査研究 運動失調症の医療基盤に関する調査研究 ミトコンドリア病の調査研究 難治性筋疾患の疫学・自然歴の収集および治療開発促進を目的とした疾患レジストリー研 究 難治性筋疾患の疫学・自然歴の収集および治療開発促進を目的とした疾患レジストリー研 究 研究課題名 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 代表 分担 分担 代表 分担 代表 分担 分担 300 1,000 200 200 200 1,300 700 300 0 0 0 2,400 500 300 交付金額 (千円) 33,000 1,000 14,506 900 0 外部機関所属の者は( )書きとする。 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 197 198 田 本 井 野 井 村 坂 向 西 亀 文 平 林 直 次 永 田 貴 子 田 口 寿 子 大 森 ま ゆ 竹 田 和 良 竹 田 康 二 松 田 太 郎 池 澤 聰 蟹 江 絢 子 武 田 直 也 南 博 之 南 ひかる 大 迫 充 江 今 村 扶 美 宏 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 牧 平 平 平 平 平 平 平 平 平 平 平 平 平 平 武 村 村 村 村 大田黒 祥 子 小 川 田 田 田 田 村 伸 伸 伸 伸 和 研究代表者 隆 一 一 一 一 隆 彦 林 林 林 林 林 林 林 林 林 林 林 林 林 林 田 田 田 田 田 田 直 直 直 直 直 直 直 直 直 直 直 直 直 直 伸 美 美 美 美 美 次 次 次 次 次 次 次 次 次 次 次 次 次 次 一 穂 穂 穂 穂 穂 ( 高 橋 良 輔 ) 村 希 平 崇 穂 樹 一 雄 洋 美 直 花 谷 池 穂 武 美 田 村 武 武 昭 文 山 関 森 まどか 山 石 宏 学 穂 武 牧 小 美 彦 木 田 荒 村 研究者名 障害者対策総合研究開発事業 創薬基盤推進研究事業 創薬基盤推進研究事業 再生医療実現化拠点ネットワーク プログラム 再生医療実現化拠点ネットワーク プログラム 再生医療実現化拠点ネットワーク プログラム 再生医療実現化拠点ネットワーク プログラム 脳科学研究戦略推進プログラム 脳機能ネットワークの全容解明プ ロジェクト 脳機能ネットワークの全容解明プ ロジェクト 脳機能ネットワークの全容解明プ ロジェクト 脳機能ネットワークの全容解明プ ロジェクト 脳機能ネットワークの全容解明プ ロジェクト 脳機能ネットワークの全容解明プ ロジェクト 研究費の種類 5)日本医療研究開発機構委託研究開発契約 デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン・スキップ治療薬の臨床開発に資する バイオマーカーの探索 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 急性および慢性神経障害における神経回路網とその代償機構の解明 急性および慢性神経障害における神経回路網とその代償機構の解明 急性および慢性神経障害における神経回路網とその代償機構の解明 急性および慢性神経障害における神経回路網とその代償機構の解明 急性および慢性神経障害における神経回路網とその代償機構の解明 急性および慢性神経障害における神経回路網とその代償機構の解明 脳卒中の BMI リハビリテーションを支える神経可塑性の多次元可視化 疾患特異的 iPS 細胞を活用した筋骨格系難病研究 疾患特異的 iPS 細胞を活用した筋骨格系難病研究 疾患特異的 iPS 細胞を活用した筋骨格系難病研究 疾患特異的 iPS 細胞を活用した筋骨格系難病研究 ドラッグ・リポジショニングによる視神経脊髄炎(NMO)の治療薬開発に関する研究 神経変性疾患に対する革新的創薬研究のための新たな霊長類モデルの確立 研究課題名 代表者 分担者 分担者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 分担者 実施担当 13,910 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 実施担当 実施担当 0 0 29,589 0 0 0 0 0 責任者 責任者 代表者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 交付金額 (千円) 0 0 外部機関所属の者は( )書きとする。 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 吉 村 直 記 吉 田 寿美子 石 山 昭 彦 杉 本 立 夏 齊 藤 勇 二 水 澤 英 洋 佐 藤 典 子 村 田 美 穂 荒 木 学 岡 本 智 子 林 幼 偉 鈴 木 久仁子 林 幼 偉 荒 木 学 岡 本 智 子 水 澤 英 洋 髙 橋 祐 二 小 村 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 後 後 後 中 竹 杉 小 臨床研究・治験推進研究事業 牧 川 下 本 宏 栄 絵 立 文 二 里 夏 武 後 後 昭 里 後 武 武 南 久美子 山 石 絵 本 本 林 林 林 俊 俊 直 直 直 彦 彦 次 次 次 田 藤 藤 藤 藤 藤 藤 藤 田 田 伸 雄 雄 雄 雄 雄 雄 雄 伸 伸 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 山之内 芳 雄 本 田 学 西 野 一 三 西 野 一 三 永 井 義 隆 水 澤 英 洋 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 山 村 隆 水 澤 英 洋 水 澤 英 洋 松 後 下 竹 二 穂 文 美 彦 川 中 栄 美 宏 扶 松 平 平 平 オーダーメイド゙医療の実現プログ ラム オーダーメイド゙医療の実現プログ ラム オーダーメイド゙医療の実現プログ ラム オーダーメイド゙医療の実現プログ ラム ゲノム医療実用化推進研究事業 ゲノム医療実用化推進研究事業 ゲノム医療実用化推進研究事業 田 牧 村 輔 今 大 障害者対策総合研究開発事業 田 剛 子 子 船 涼 貴 障害者対策総合研究開発事業 澤 澤 宮 三 冨 小 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 障害者対策総合研究開発事業 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 医療観察法における、新たな治療介入法や、行動制御に係る指標の開発等に関する研究 精神医学・救急医学・法医学が連携した危険ドラッグ使用の病態・症状対応法の開発に関 する研究 精神医学・救急医学・法医学が連携した危険ドラッグ使用の病態・症状対応法の開発に関 する研究 精神科病院の入院処遇における医療水準の向上システムの開発に関する研究(27260501) 音響情報を用いた認知症行動・心理症状に対する新規非薬物療法の開発 遺伝性ミオパチーの次世代型統合的診断拠点形成 遺伝性ミオパチーの次世代型統合的診断拠点形成 プリオノイド蛋白質の凝集・伝播を標的とした神経コンフォメーション病の治療法開発 運動失調症の分子病態解明・治療法開発に関する研究 多発性硬化症の新規免疫修飾薬の実用化に関する研究 多発性硬化症の新規免疫修飾薬の実用化に関する研究 多発性硬化症の新規免疫修飾薬の実用化に関する研究 多発性硬化症の新規免疫修飾薬の実用化に関する研究 多発性硬化症の新規免疫修飾薬の実用化に関する研究 多発性硬化症の新規免疫修飾薬の実用化に関する研究 二次進行型多発性硬化症の画期的な新規治療薬の開発に関する研究 二次進行型多発性硬化症の画期的な新規治療薬の開発に関する研究 二次進行型多発性硬化症の画期的な新規治療薬の開発に関する研究 成人における未診断疾患に対する診断プログラムの開発に関する研究 成人における未診断疾患に対する診断プログラムの開発に関する研究 新規配列連結型核酸医薬品を用いたデュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン・スキッ プ治療の実用化に関する研究 新規配列連結型核酸医薬品を用いたデュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン・スキッ プ治療の実用化に関する研究 知的障害及び遺伝性筋疾患(肢体型筋ジストロフィー類縁疾患)の原因遺伝子並びに多発 性硬化症におけるインターフェロン治療効果に関するゲノム研究 知的障害及び遺伝性筋疾患(肢体型筋ジストロフィー類縁疾患)の原因遺伝子並びに多発 性硬化症におけるインターフェロン治療効果に関するゲノム研究 知的障害及び遺伝性筋疾患(肢体型筋ジストロフィー類縁疾患)の原因遺伝子並びに多発 性硬化症におけるインターフェロン治療効果に関するゲノム研究 知的障害及び遺伝性筋疾患(肢体型筋ジストロフィー類縁疾患)の原因遺伝子並びに多発 性硬化症におけるインターフェロン治療効果に関するゲノム研究 メディカル・ゲノムセンター等におけるゲノム医療実施体制の構築と人材育成に関する研究 メディカル・ゲノムセンター等におけるゲノム医療実施体制の構築と人材育成に関する研究 メディカル・ゲノムセンター等におけるゲノム医療実施体制の構築と人材育成に関する研究 デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン 53 スキップ治療薬による早期探索的臨 床試験 分担者 実務担当 実務担当 実務担当 実務担当 実務担当 実務担当 実務担当 分担者 分担者 研究員 分担者 分担者 協力者 協力者 代表者 分担者 分担者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 協力者 代表者 分担者 協力者 協力者 協力者 協力者 補助者 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 18,800 0 0 0 0 0 0 0 0 0 18,000 0 0 0 0 0 0 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 199 200 村 渡 水 村 小 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業 臨床研究・治験推進研究事業 難治性疾患等実用化研究事業 林 田 澤 邉 田 澤 庸 美 英 裕 美 英 子 穂 洋 貴 穂 洋 穂 水 美 難治性疾患実用化研究事業 田 洋 村 英 難治性疾患実用化研究事業 澤 水 今 井 雅 由 小 牧 宏 文 中 込 和 幸 中 込 和 幸 瀨 川 和 彦 小 牧 宏 文 吉 田 寿美子 齊 藤 祐 子 認知症研究開発事業 長寿・障害者総合研究事業 障害者対策総合研究事業 障害者対策総合研究事業 障害者対策総合研究事業 障害者対策総合研究事業 障害者対策総合研究事業 障害者対策総合研究事業 障害者対策総合研究事業 雄 雄 雄 雄 伸 一 一 一 一 一 ( 中 川 正 法 ) ( 武 田 篤 ) ( 山 田 正 仁 ) ( 前 原 健 寿 ) ( 戸 田 達 史 ) ( 桑 田 一 夫 ) ( 中 島 孝 ) (宮野前 健) ( 戸 田 達 史 ) ( 橋 本 謙 二 ) ( 水 野 雅 文 ) ( 松 村 剛 ) ( 松 村 剛 ) ( 糸 川 昌 成 ) ( 加 藤 忠 史 ) 藤 藤 藤 藤 田 ( 鳥 羽 研 二 ) 武 後 後 後 後 穂 佐々木 征 行 中 川 栄 二 竹 下 絵 里 杉 本 立 夏 美 成育疾患克服等研究事業 成育疾患克服等研究事業 成育疾患克服等研究事業 成育疾患克服等研究事業 田 研究代表者 村 研究者名 臨床研究・治験推進研究事業 研究費の種類 デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対するエクソン 53 スキップ治療薬による早期探索的臨 床試験 原因不明遺伝子関連疾患の全国横断的症例収集・バンキングと網羅的解析 原因不明遺伝子関連疾患の全国横断的症例収集・バンキングと網羅的解析 原因不明遺伝子関連疾患の全国横断的症例収集・バンキングと網羅的解析 原因不明遺伝子関連疾患の全国横断的症例収集・バンキングと網羅的解析 時間軸を念頭に適切な医療・ケアを目指した、認知症の人等の全国的な情報登録・連携シ ステムに関する研究 重症心身障害データベースの構築・利活用のあり方と政策提言に関する研究 福山型筋ジストロフィーの臨床評価法の確立 血液バイオマーカーを用いたうつ病と双極性障害の鑑別診断法の開発に関する研究 精神疾患に対する早期介入とその体制の確立のための研究 筋強直性ジストロフィー治験推進のための臨床基盤整備の研究 筋強直性ジストロフィー治験推進のための臨床基盤整備の研究 カルボニルストレス関連分子による統合失調症バイオマーカーの探索 双極性障害の神経病理学に基づく診断法の開発 (死後脳の収集、保存、神経病理学的解析) 稀少難治性脳・性髄疾患の歩行障害に対する生体電位駆動型下肢装着型補助ロボット (HAL-HN01)を用いた新たな治療実用化のための多施設共同医師主導治験の実施研究 JACOPの運営と患者登録、自然歴調査、医師主導治験プロトコール作成 (プリオン病 に対する低分子シャペロン治療薬の開発) 非運動症状、DAT画像を含めた臨床情報とリンクした孤発性及び家族性パーキンソン病 患者のDNA収集【次世代シークエンサーを用いた孤発性の神経難病の発症機構の解明と 治療法開発に関する研究】 焦点性てんかんにおけるてんかん原性領域とその周辺領域での画像的所見と神経生理学的 性質の関連性に関する研究 (MRI特殊撮影解析等画像解析) 遺伝性プリオン病患者登録・評価・介入ユニット(trial unit)の構築【プリオン病及び遅 発性ウイルス感染症の分子病態解明・治療法開発に関する研究】 重度臭覚障害を呈するパーキンソン病を対象としたドネぺジルの予後改善効果に関する研 究 シャルコー・マリー・トゥース病の診療向上に関するエビデンスを構築する研究 研究課題名 分担 分担 分担 分担 0 800 195 800 650 7,800 分担 分担 1,196 0 1,900 2,080 1,000 500 0 2,000 2,350 91,700 0 0 0 0 0 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担 分担者 協力者 協力者 協力者 協力者 分担者 交付金額 (千円) Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 齊 髙 佐 中 中 野 野 山 竹 中 蟹 竹 横 池 藤 蟹 坂 水 齊 基盤研究 C 基盤研究 C 基盤研究 C 基盤研究 C 基盤研究 C 基盤研究 C 基盤研究 C 挑戦的萌芽研究 若手研究B 若手研究B 若手研究B 若手研究B 若手研究B 基盤研究B 基盤研究B 科学技術試験研究委託事業 研 新学術領域研究 基盤研究 C 基盤研究 C 研究費の種類 6)その他 井 澤 井 江 田 澤 藤 田 江 込 田 込 田 田 本 優 絢 増 英 祐 和 絢 和 和 和 隆 隆 敏 和 祐 祐 典 藤 橋 藤 込 者 究 磨 聰 猛 子 弘 洋 子 良 子 幸 良 幸 政 政 之 幸 子 二 子 名 吉 村 橋 藤 太 祐 典 幹 實 二 子 田 明 田 田 和 一 和 和 良 星 良 良 横 井 優 磨 池 澤 聰 藤 井 猛 蟹 江 絢 子 伊 藤 順一郎 ( 渡 瀬 啓 ) 齊 藤 祐 子 竹 新 竹 竹 最 上 多美子 ( 熊 野 宏 昭 ) (八 田 耕太郎) ( 若 杉 葉 子 ) 住 木 髙 佐 研 究 代 表 者 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク エクソームを基盤とした統合的ゲノム解析による片頭痛の分子病態解明 外科治療を見据えた難治性てんかんの多角的画像研究 経頭蓋直流刺激による統合失調症の認知機能の改善:脳機能画像による反応予測法の 開発 治療フィデリティと目標設定は認知矯正療法の効果に影響を与えるか うつ病の病態維持に関わる前頭葉機能異常と注意制御機能訓練の治療効果 神経炎症を視点にしたせん妄の予測、予防、治療に関する総合研究 パーキンソン症候群患者の口腔期障害が嚥下機能・全身状態に及ぼす影響 認知リハビリテーションによる統合失調症ワーキングメモリ障害の改善メカニズムの解 明 認知リハビリテーションによる統合失調症ワーキングメモリ障害の改善メカニズムの解 明 パーキンソン病のうつへの認知行動療法、及び家族を含めた支援プログラムの開発 統合失調症におけるワーキングメモリ障害の神経基盤解明とリハビリテーション法の開 発 アルツハイマー病のうつに対する新治療ー経頭蓋直流電気刺激の無作為割付対照試験 統合失調症の視覚認知リハビリテーション:社会認知・社会的機能への般化を目指して 脳画像の統計的パターン認識を用いた大うつ病と双極性障害の鑑別診断補助 強迫性障害への家族を含めた曝露反応妨害法の有効性の検討:ランダム化比較試験 精神科医療でのリカバリー志向の共同意思決定を促進する PC ツールの開発と効果検証 リソソーム蓄積を標的とした SCA 6 の治療法開発 PET疾患診断研究拠点 研究課題名 代表 代表 代表 代表 分担 分担 分担 代表 分担 分担 代表 分担 分担 分担 分担 分担 分担 代表 代表 780 1,040 1,170 1,690 650 130 2,420 0 130 260 2,210 130 520 13 130 195 1,950 1,170 1,040 交付金額 (千円) 外部機関所属の者は( )書きとする。 Ⅵ 臨床研究 4 研究補助金 201 Ⅶ そ の 他 感染管理認定 看護師 認定看護師 看護師長 感染防止に関する情報の共有化を図り、 各部署の感染防止対策実施状況を評価する。 褥瘡防止・栄養サポートに関する教育と 病棟での対策 摂食・嚥下に関する教育と病棟での対策 研究の計画・調査・分析・まとめまでの 一連のプロセスを指導して看護研究を推 進する。 感染リンクナース会 褥瘡・NSTリンクナー ス会 摂食・嚥下リンクナー ス会 看護研究推進部会 看護部長 看護管理に関する事項を審議し円滑な運 営と、副看護師長としての資質の向上を 図る。 副看護師長会議 認定看護師 看護部長 看護部管理運営会議 第 1 精神診療 部長 精神科・医療観察科病棟部門および外来 の医療業務に関する情報伝達 精神科診療部合同会議 診療部長 病院長 病院の運営・管理に関する事項について 審議する。 診療部科長会議 医療業務に関する情報伝達、意見交換 企画戦略室長 事務部門の主要事項の協議、情報共有及 び各係の連携強化 事務部門会議 看護管理に関する事項を審議し円滑な運 営と、 看護師長としての資質の向上を図る。 病院長 センター病院の運営・経営に関する報告 及び協議事項、その他センター管理上必 要な事項を各部門・各委員会により伝達、 周知する。 病院管理診療・経営 会議 医師全体会 病院長 企画戦略室長、病院長、副院長、特命副院長、総務部長、企画経 営部長、財務経理部長、看護部長、副看護部長、総務課長、人事 課長、企画経営課長、企画医療研究課長、財務経理課長、監査室 長、労務管理室長、情報管理室長、医事室長、医事専門職、薬剤 部長、療育指導室長、医療福祉相談室長、臨床検査技師長、診療 放射線技師長、作業療法士長、理学療法士長、栄養管理室長、第 一心理療法主任、各病棟看護師長、在宅支援係長、教育・研修係長、 医療安全管理係長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、神経 内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、手術部 長、外来部長、総合外科部長、総合内科部長、リハビリテーショ ン部長、放射線診療部長、臨床検査部長、医療情報室長、臨床研 究推進部長、遺伝カウンセリング室長、地域連携室医長、各診療 科医長、各診療科医師 副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師 副看護部長、摂食・嚥下認定看護師、摂食・嚥下リンクナース 看護師長、皮膚排泄ケア認定看護師、NST リンクナース、副看 護師長 ICT看護師長、感染管理認定看護師、感染リンクナース 看護部長、副看護部長、副看護師長 看護部長、副看護部長、各看護師長 看護師長 輪番 輪番 輪番 皮膚・排泄ケ ア認定看護師 摂食・嚥下認 定看護師 輪番 輪番 輪番 (各師長) 医局書記 輪番 各自 各自 医事専門職 総務課長 労務管理室長 監査室長 書 記 感染管理認定 看護師 輪番 輪番 (各師長) 医局長 第 1 精神診療 部長 当該病棟所属医師、副看護部長、当該病棟看護師長、医事専門職、 薬剤部長、医療福祉相談室長、臨床検査技師長、診療放射線技師 長、作業療法士長、理学療法士長、栄養管理室長、臨床心理室長 医師全員 病院長 病院長、副院長、各診療部長、診療科長、医局長、看護部長、薬 剤部長、医事室長 企画戦略室長 病院長 病院長、副院長、特命副院長、看護部長、副看護部長( 1 名)、 薬剤部長、企画戦略室長、総務部長、企画経営部長、財務経理部 長、総務課長、人事課長、企画経営課長、企画医療研究課長、財 務経理課長、医事室長 病院長 センター病院の運営に関することを協議 する。 病院幹部会議 事務部門の室長以上 総長 総長(理事長)、理事、監事、企画戦略室長、神経研究所長、精 神保健研究所長、TMC長、MGC 長、病院長、副院長、特命副 院長、IBIC長、CBTセンター長、総務部長、企画経営部長、 財務経理部長、看護部長 総長 理事会で決定した重要事項の遂行および、 センターの所掌事務に関する企画及び立 案並びに調整に関する事務を行うほか、 理事会で審議する事項の協議を行う。 司 会 運営会議 組 織 構 成 理事長(総長)、理事、監事 理事長(総長) 陪席:企画戦略室長、神経研究所長、精神保健研究所長、病院長、 理事長(総長) 総務部長、企画経営部長、財務経理部長 委員長 センターの業務の運営に関する重要事項 を審議し、決定する。 審 議 事 項 理事会 会議(委員会等)名 1 国立精神・神経医療研究センター会議及び委員会一覧表 第 1 金曜日 年5回 第 2 水曜日 (5・7・9・10・1月) 年4回 第 4 火曜日 (4・7・10・2月) 第 4 金曜日 第 1 木曜日 第 1・3 火曜日 第 3 火曜日 第 1 火曜日 第 1 火曜日 隔週木曜日 第 4 月曜日 第 1・3 月曜日 第 1・3 月曜日 第 2 木曜日 開 催 日 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧 205 206 看護師長 看護部長 看護師長 看護師長 副看護部長 副看護部長 交代制 病院長 病院長 治験・臨床研究に関する知識・技術の向 上と支援 看護の専門的領域に関する知識・技術の 向上と支援及び組織横断的活動における 問題解決に関すること。 CVPPPの院内研修指導者養成におけ る実技指導方法とポイントの確認及び講 義方法の確認 CVPPP研修・暴力に関する研修 リスクマネージメントに関する対策と教 育研修 看護助手として業務遂行上必要な事項に 関すること。 療養介助員として業務遂行上必要な事項 に関すること。 ヒヤリハット・医療事故報告 8 病棟入院対象者の評価 9 病棟入院対象者の評価 8 病棟入院対象者の状態報告と治療方針 確認 9 病棟入院対象者の状態報告と治療方針 確認 8 ・ 9 病棟の運営状況や治療内容に関す る情報公開及びその評価 8 ・ 9 病棟の状況及び医療観察法の施行 状況の報告 医療観察法病棟における治療の倫理性及 び医療の質を確保する 精神科合併症患者の受入準備、体制、運 用方法等 治験リンクナース会 専門看護室会議 CVPPP指導者養成 研修検討会 看護部リスク検討会 看護助手会議 療養介助員会議 リスクマネージメント 部会 8 病棟治療評価会議 9 病棟治療評価会議 8 病棟運営会議 9 病棟運営会議 医療観察法病棟外部 評価会議 医療観察法病棟地域 連絡会議 医療観察法病棟倫理 会議 精神科患者身体合併症 医療事業 副院長 第二精神診療 部長 病院長 病院長 交代制 総合内科部長 委員長 審 議 事 項 会議(委員会等)名 医事係 医事係 第二精神診療 部長 第二精神診療 部長 院長 院長 第二精神診療 部長 副院長 病院長、副院長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、看護部 長、司法精神医学研究部長、副看護部長、司法精神科医長、病棟 師長、医事室長 病院長、副院長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、看護部 長、司法精神医学研究部長、副看護部長、司法精神科医長、病棟 師長、医事室長 病院長、副院長、看護部長、第二精神診療部長、司法精神科医長、 医療観察法病棟看護師長、多摩小平保健所長、小平市健康福祉部 長、精神医学の専門家 1 名、法律関係者 1 名、精神保健福祉関係 者1名 病院長、副院長、第二精神診療部長、司法精神科医長、医療観察 法病棟師長、小平市住民 、東村山市住民、関東信越厚生局・東 京保護観察所立川支部・多摩小平保健所・小平警察署・小平市・ 東村山市・小平消防署の職員 第二精神診療部長、司法精神科医長、医療観察法病棟師長、精神 医学専門家(外部)数名 副院長、総合内科部長、精神科診療部長、総合外科部長、副看護 部長( 2 名)、総合内科消化器科医長、総合内科消化器科医師、 精神科医長( 2 名)、精神科医師、総合外科医師、病棟師長( 2 名 / 3 北病棟、 5 北病棟)、外来師長、医療福祉相談室長、企画経 営課長、医事室長、医療連携室係員、入院・外来係長、臨床検査 部長 医療連携室 医事係 医事係 医事係 医事係 交代制 医事係 交代制 医事係 輪番 輪番 輪番 輪番 輪番 輪番 書 記 第二司法精神科医長、 8 病棟看護師長、多職種各 1 名以上 総合内科部長 輪番 輪番 副看護部長 輪番 輪番 輪番 司 会 第一司法精神科医長、第三司法精神科医長、 9 病棟看護師長、多 職種各 1 名以上 総合内科部長、医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、臨床検査 技師、放射線技師、理学療法士、作業療法士、療育指導室長、社 会福祉士、心理士、管理栄養士、診療報酬指導係長 副看護部長、療養介助員 副看護部長、看護助手 副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師、リスクマネージメ ント委員 副看護部長、インストラクター看護師、トレーナー看護師 看護部長、副看護部長、各専門領域担当者 副看護部長、副看護師長、治験リンクナース委員 組 織 構 成 隔月 1 回 月2回 年1回 年2回 第 3 水曜日 第 1 水曜日 毎週火曜日 毎週月曜日 月1回 年4回 第 2 水曜日 (5・7・11・1月) 年4回 第 1 水曜日 (6・9・11・2月) 第 4 木曜日 第 2 水曜日 第 1 水曜日 (毎月) 第 4 水曜日 (奇数月・ 6 ・ 10月開催) 開 催 日 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧 臨床検査部長 副院長 図書館長 センター病院における輸血業務を円滑に かつ適正に行うための総合的、具体的な 対策を検討、実施することを目的とする。 センター病院における感染管理体制の確立、 感染管理のための具体的方策および院内 感染発生時の対応等必要な事項を審議する。 図書館の円滑な運営について審議し、こ れを推進することを目的とする。 輸血療法委員会 院内感染防止対策 委員会 図書委員会 副院長 入院患者の栄養状態改善のために、患者の 栄養状態を評価し、診療計画を立案、治療 上の指導及び提言を行うことを目的とする。 薬事委員会 NST委員会 (特命)副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、脳神経 当院で採用する医薬品の臨床的及び薬学 外科診療部長、総合外科部長、総合内科部長、放射線診療部長、 的な評価、医薬品の採用及び整理、在庫 (特命)副院長 臨床検査部長、医長若干名、薬剤部長、看護部長、副看護部長、 (1 医薬品の適切な管理と使用方法等その他 名)、病棟師長(若干名) 、医療安全管理係長、財務経理部長、財 薬事全般について審議する。 務経理課長、医事室長 臨床検査部運営委員会 総合内科部長 委員長 副委員長 副院長 センター病院における臨床検査の能力の 向上を図るため、臨床検査の精度向上、 外部委託検査等、臨床検査部の運営全般 について審議する。 治験に係る受託研究 審査委員会 栄養管理の充実と向上とその適正な運営 を図る。 副院長 副院長、特命副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、総 合外科部長、総合内科部長、外来部長、脳神経外科診療部長、財 務経理課長、医事室長、副看護部長、外来師長、臨床検査部長、 臨床検査技師長、副臨床検査技師長、臨床検査部医長 副院長 治験等に関する研究以外の研究を行う場合、 研究の目的・内容条件、研究結果の報告方 法について審議する。治験等に関する研究 を受託研究として行う場合、合、医薬品G CP省令の規程に基づいて調査審議する 臨床試験審査委員会 栄養管理委員会 副院長 副院長 治験を実施することの倫理的、科学的及 び医学的・薬学的観点からの妥当性に関 する事項及び治験実施中又は終了時に行 う調査事項を審議する 放射線安全管理委員会 副院長 臨床検査部長 副院長 図書館長 副院長、第一精神診療部長、 神経内科診療部長、総合内科部長、小児 神経診療部長、脳神経外科診療部長、総合外科部長、放射線診療部 長、 麻酔科医長、臨床検部長、薬剤部長、財務経理課長、 医事室長、看 護部長、副看護部長、医療安全管理係長、手術・中材師長、3 南師長、 臨床検査技師長、 副臨床検査技師長、輸血担当臨床検査技師 病院長、副院長、医療安全管理係長、第一精神診療部長、第二精 神診療部長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科 診療部長、手術部長、外来部長、総合外科部長、総合内科部長、 リハビリテーション部長、放射線診療部長、臨床検査部長、衛生 管理者、感染防止推進部会長、薬剤部長、栄養管理室長、臨床検 査技師長、臨床検査技師、看護部長、副看護部長、感染管理認定 看護師、医療機器安全管理者、財務経理部長、総務課長、医事室 長、医事専門職、入院・外来係長 図書館長、図書館長補佐、企画医療研究課長、医療係長、図書館員、 神経研部長、精神保健研部長、看護部長、総務課長、財務経理課長、 企画経営課長、研究所事務室長、医事室長、情報管理室長、病院部長 総合内科部長 副院長、総合内科部長、総合外科部長、診療科医長( 4 名)、 医師( 2 名) 、副看護部長、看護師長、副看護師長( 2 名)、薬剤師、臨床 検査技師、栄養管理室長、管理栄養士、言語聴覚士、医事係長 総合内科部長、臨床検査部長、神経内科医師、財務経理課長、看 護部長、副看護部長、病棟師長( 3 名)、栄養管理室長、副栄養 管理室長、栄養主任、調理師長 副院長、薬剤部長、総合内科部長、小児神経診療部長、看護部長、 免疫研究部長、精神薬理研究部長、、総務部長、企画経営課長、 企画医療研究課長、医事室長、臨床検査部長、知的障害研究部長、 神経内科診療部長 副院長 技師長 副院長、放射線施設責任者、放射線取扱主任者、安全管理責任者、 管理区域立ち入りに関する注意事項、放 施設管理責任者、産業医、管理区域担当者 射線障害の発生防止のため規程の作成及 健康管理担当者(労務管理室長)、施設管理担当者(医事専門職) び改廃、予防規程の改正に関すること、 放射線診療部長 (整備係長) 放射線同位元素等並びに放射線発生装置 医療安全担当者(医療安全係長) の取り扱い管理、放射線障害の発生防止 委員(手術室師長、外来師長、サイクロオペレーター、契約係長) に必要な事項を審議する。 副院長、薬剤部長、総合内科部長、小児神経診療部長、看護部長、 免疫研究部長、精神薬理研究部長、総務部長、企画経営課長、企 画医療研究課長、医事室長、臨床検査部長、知的障害研究部長、 外部委員 3 名、神経内科診療部長 委員長 神経研究所長、精神保健研究所長、企画戦略室長、総合内科部長、 看護部長、TMCセンター長、外部有識者各 7 名(自然科学 2 名、 人文社会科学 3 名、一般 2 名) 東京薬科大学 名誉教授 司 会 倫理委員会 組 織 構 成 委員長 審 議 事 項 センター職員が行う人及び人由来の試料 を対象とした医学系研究及び医療行為に ついて、関連法律等の趣旨に沿って倫理 的配慮及び科学的妥当性が確保されてい るかどうか審査あるいは判断する。 会議(委員会等)名 企画医療 研究課 医療安全 管理係長 臨床検査部 医事係 栄養管理室 副薬剤部長 副臨床検査 技師長 臨床検査 推進部 臨床検査 推進部 診療放射線 技師長 倫理委員会 事務局 書 記 随時 第 2 月曜日 奇数月 年4回 第 4 木曜日 第 1 木曜日 必要の都度 原則 月1回 原則 月1回 年1回 原則 月1回 開 催 日 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧 207 208 副院長 総務部長 総務部長 副院長 副院長 副院長 外来部長 企画戦略室長 監事 副院長 副院長 診療録等を適正に保管及び管理するため に必要な事項を審議する。 職員の健康管理及び安全及び衛生の確保 に関する必要な具体的諸事項について審 議する。 保有個人情報の管理に係る重要事項の決定、 連絡調整を行うことを目的とする。 NST褥そう管理について 医療安全に係る必要な事項を定め、適切 な医療安全管理を推進し、安全な医療の 提供に資すること 査定減等を受けた診療の原因究明とその 対策について 関係医療機関等からの要請に適切に対応 し緊密な連携を図る事、関係医療機関等 の医療従事者との症例検討会等を通じ協 力して診療を進めること 外来診療の一層の向上を図り、もって適 正かつ円滑な管理運営をするために必要 な諸事項について審議する。 センターにて行われる入札案件について 審議する。 「独立行政法人の契約状況の点検 ・ 見直し に つ い て、 平 成21年11月17日 閣議 決定 」 に基づきセンターの契約の点検、見直し を行う。 病床管理に関しての管理・運営・調整に 関する審議及び病床利用率向上への対応 策の検討 病院業務運用に特化した情報システムの 検討を行う。 センター全体の情報システム基盤・デー タ 2 次利用などの検討を行う。 診療録等管理委員会 安全衛生委員会 個人情報管理委員会 NST褥そう合同 委員会 医療安全管理委員会 診療報酬委員会 医療連携運営委員会 外来委員会 契約審査委員会 契約監視委員会 病床管理委員会 病院情報委員会 総合内科部長 委員長 審 議 事 項 会議(委員会等)名 総合内科部長 副院長 副院長 副院長 外来部長 総合内科部長、総合外科部長、外科医長、 精神科医長、神経科医師長、 リハビリテーション科医長、歯科医長、看護師、薬剤師、臨床検 査技師、管理栄養士、言語聴覚士、事務職 副院長、医療安全管理係長、第一精神診療部長、第二精神診療部 長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、 手術部長、外来部長、総合外科部長、総合内科部長、リハビリテー ション部長、放射線診療部長、臨床検査部長、薬剤部長、看護部 長、リスクマネージメント部会長、副看護部長、感染管理認定看 護師、医療機器安全管理責任者、財務経理部長、総務課長、医事 室長、医事専門職、入院・外来係長 副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、 脳神経外科診療部長、 総合内科部長、総合外科部長、 放射線診療部長、 臨床検査部長、リハビリテーション部長、 薬剤部長、臨床検査技師長、 診療放射線技師長、看護部長、副看護部長、財務経理部長、企画経営 課長、医事室長、医事専門職、入院・外来係長、医事業務委託者 副院長、医療連携室医長、医療福祉相談室長、医療社会事業専門職、 第一精神診療部長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神 経外科診療部長、総合外科部長、総合内科部長、精神科外来医長、 リハビリテーション部長、副看護部長、外来師長、在宅支援係長、 医事室長、医事専門職、医療連携室員 外来部長、小児神経診療部長、脳外科部長、臨床検査部長、診療 科医長( 4 名)、薬剤部長、副看護部長、看護師長( 2 名)、診療 放射線技師長、臨床検査技師長、医療福祉相談室長、医事専門職、 入院・外来係長、研究所事務室長、副院長、特命副院長、在宅支 援室医長、臨床心理室長、臨床工学技士、遺伝カウンセリング室 員、医療情報室長 監事 副院長 総合外科部長 監事、外部有識者 病院長、副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、外来部 長、総合内科部長、各診療科医長(11名)、看護部長、副看護部長、 看護師長(12名)、医療福祉相談室長、医事室長、医事専門職、入院・ 外来係長、特命副院長、臨床検査部長、財務経理部長、企画経営 課長、財務経理課長 副院長、医療情報室長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、 小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、手術部長、総合外科部長、 リハビリテーション部長、放射線診療部長、臨床検査部長、薬剤 部長、副看護部長、看護師長、医療安全管理係長、治験管理室長、 栄養管理室長、総務部長、財務経理課長、地域・在宅支援室長、 主任児童指導員、医療社会事業専門職、第一心理療法主任、情報管 理室長、企画医療研究課長、研究所事務室長、医事室長、医事専門職 企画戦略室長 総務部長 総括個人情報保護管理者(総務部長)、個人情報保護管理者(各 研究所所長、TMC長、病院長)、総務課長、文書管理係長 企画戦略室長、副院長、総務課長、企画医療研究課長、外部委員 総務部長 副院長 副院長 財務経理部長 看護部長 財務経理課長 医事室長医事専門 職 診療記録管理係長 薬剤部長 臨床検査技師長 臨床放射線技師 長 第一精神診療部長 神経内科診療部長 小児神経診療部長 脳神 経外科診療部長 総合内科部長 総合外科部長 放射線診療部長 臨 床検査部長 リハビリテーション部長 第五精神科医長 第二神経内 科医長 第二小児神経科医長 データマネージメント室長 治験管理 室長 医療安全管理係長 看護師長 2 名 診療情報管理士 総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者 1 名、産業医、安 全委員 1 名、衛生委員 2 名 司 会 組 織 構 成 医事専門職 入院・外来 係長 監査室長 財務経理課 入院・外来 係長 医事専門職 入院・外来 係長 医療安全 管理係長 栄養管理室 文書管理係長 職員係長 診療記録 管理係長 書 記 第 4 水曜日 第 4 月曜日 必要の都度 月1回 第 3 月曜日 必要の都度 毎月 最終金曜日 第 2 月曜日 年4回 随時 月1回 第 2 月曜日 開 催 日 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧 企画戦略室長 副看護部長 認定看護師 副院長 副院長 看護業務に関する検討を看護倫理に基づき、 最新の医療状況に応じた看護業務全般の 改善、充実を図るための企画・運営に関 すること。 広報活動に関する重要な企画及び実施並 びに活動状況及び推進に関することを審 議する。 看護管理に関するテーマについて検討 各病棟における慢性呼吸器疾患看護につ いての課題を見出し、水準の高い看護を 提供する。 患者教育プログラムの開発、普及及び臨 床スタッフの人材育成に関すること。 医療ガス設備の安全管理に関すること。 病院における迷惑行為への対応及び再発 防止に関すること。 専門疾病センターを設置に関すること。 クリティカルバスの開発・実践研究に関 すること。 看護業務委員会 広報委員会 看護師長検討会 RSTリンクナース会 患者教育プログラム 検討会 医療ガス安全管理 委員会 迷惑行為対策委員会 専門疾病センター 審査会 クリティカルバス 委員会 診療、研究、その他の業務の高度化及び 効率化を推進及び情報資産の適正な管理 を図るための必要な体制等の整備に関す ること。 看護師長 看護記録及び情報システムの運用に関す ること。 看護記録情報システム 委員会 情報委員会 看護師長 実習指導に関する事項及び実習指導者の 教育研修 実習指導委員会 企画戦略室長 副院長 副院長 副看護師長 副院長 副院長 副院長 副院長、第一病棟部長、第二病棟部長、外来部長、看護部長、副 看護部長、医療安全管理者、外来師長、医事室長 副院長、TMCセンター長、外来部長、第一精神診療部長、神経 診療部長、看護部長、神経研究所長補佐、精神保健研究所長補佐、 医事室長、企画医療研究課長 副院長、医事室長、栄養管理室長、検査部長、リハビリテーショ ン部長、手術部長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、小児 神経診療部長、放射線診療部長、外来部長、精神科医長、一般科 医長、薬剤部長、看護部長、副看護部長、精神科病棟看護師長、 一般病棟看護師長 企画戦略室長 副院長 副院長、第一精神診療部長、神経内科診療部長、手術・中央材料部長、 麻酔科医長、医療安全管理係長、薬剤部長、副看護部長、手術室・ 中央材料室師長、財務経理課長、第一契約係長、営繕専門職 企画戦略室長、神経研究所、精神保健研究所、病院及び訪問看護 ステーション代表者各 2 名、 TMC、 MGC、IBIC 及び CBT センター 代表者各 1 名、総務部、企画経営部及び財務経理部代表者各 1 名、 企画医療研究課長、情報管理室長 委員長 認定看護師 輪番 企画戦略室長 輪番 輪番 委員長 輪番 副院長 副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師、作業療法士 副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師 副看護部長、看護師長 企画戦略室長(委員長)、総務部長(副委員長)、神経研究所部長 2 名、精神保健研究所部長 2 名、TMC部長、IBIC部長、メ ディカル・ゲノムセンター部長、CBT部長、副院長、副看護部 長 1 名、医長 1 名、訪問看護ステーション施設長、総務課長、人 事課長、研究所事務室長、企画経営課長、企画医療研究課長、情 報管理室長、財務経理課長、医事室長、広報係長、臨床研究顧問、 情報システム顧問 副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師 副看護部長、 看護師長( 2 名)、副看護師長( 3 名)、看護師( 7 名) 副看護部長、看護師長、副看護師長、看護師 副看護部長、教育担当看護師長、看護師長、副看護師長、看護師 教育担当看護 師長 院内教育企画運営に関すること。 看護教育委員会 看護師長 副院長、第一精神診療部長、第二精神診療部長、看護部長、副看 護部長、精神科病棟医長、精神科病棟看護師長、医療福祉相談室長、 第一心理療法主任、医事室長、医事専門職、診療報酬指導係長 副院長 精神障害者に対する適正な医療の提供、 特に精神保健及び精神障害者福祉に関す る法律に基づく適正な行動制限実施等の 啓蒙と確認 行動制限最小化委員会 看護部長 副院長、神経内科診療部長、第 1 精神診療部長、外来部長、総合 内科部長、財務経理部長、薬剤部長、総務課長、医事室長、副看 護部長、入院外来係長、臨床検査技師長、放射線技師長、医療福 祉相談室長 看護部長 病院における医療サービスの質の検討、 患者満足度調査の分析結果に基づく改善 策の検討等の事項について審議する。 医療サービス検討 委員会 副院長 副院長、外来部長、精神科外来医長、看護部長、副看護部長、医 療安全管理係長、外来師長、医療福祉相談室長、医療福祉相談室 職員 1 名、総務課職員 1 名、医事職員 1 名 副院長 患者・家族からの相談及び苦情、要望に 適切に対応し、良質な医療を提供するこ とを目的とする。 アドボカシー委員会 司 会 組 織 構 成 委員長 審 議 事 項 会議(委員会等)名 情報管理室 看護部 企画医療 研究課 医事室長 整備係長 輪番 輪番 輪番 広報係長 輪番 輪番 輪番 輪番 医事専門職 入院・外来 係長 医療福祉 相談室 書 記 月1回 月1回 必要の都度 必要の都度 年1回 第 3 金曜日 (5・7・9・11・1・3月) 第 3 木曜日 (年 7 回) 神経 5 ・10・12月 精神 6 ・11・ 2 月 第 2 火曜日 必要の都度 第 2 木曜日 第 2 金曜日 第 3 水曜日 第 3 木曜日 第 3 月曜日 第 2 月曜日 月1回 開 催 日 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧 209 210 総務課 総務課 研究担当の 院長、特命副院長、特命副院長、副院長、看護部長、外来診療部 副院長 長、臨床研究推進部長、企画医療研究課長 (特命副院長を 含む) 副院長、副看護部長、小児神経診療部長、財務経理課長、医事室 長、療養介護及び医療型障害児支援サービスを提供する病棟の医 師、及び看護師長、療育指導室長、主任児童指導員、主任保育士、 医療福祉相談室長、医療社会事業専門員 病院で行われる臨床研究・医師主導治験 研究担当の が安全かつ円滑に進められるように、手 副院長 順の確認・指導、実施病棟の調整、各関 (特命副院長を 係部門の調整等を行っている。 含む) 副院長 TMC長 副院長 理事長(総長)、理事、監事、企画戦略室長、神経研究所長、精 理事長(総長) 理事長(総長) 神保健研究所長、病院長、TMC長、MGC長、IBIC長、C BTセンター長、、副院長、特命副院長、総務部長、企画経営部長、 財務経理部長、看護部長、図書館長、監査室長 手術部長 当センターのミッションに照らして、歴 史資料館のあるべき姿の構想、立案に関 すること。 患者の安全と安楽な呼吸ケア、呼吸リハ ビリ及び人工呼吸器の管理に横断的に取 り組み、呼吸管理の質の向上を目指すこ とを目的とする。 内部統制に関して必要な事項。 センター全体で対応すべきリスクの評価、 理事長(総長)、理事、監事、企画戦略室長、神経研究所長、精 当該リスクへの対応策のとりまとめ及び 理事長(総長) 神保健研究所長、病院長、TMC長、MGC長、IBIC長、C 当該対応策の推進状況の点検並びに委員 BTセンター長、、副院長、特命副院長、総務部長、企画経営部長、 理事長(総長) 会が必要と認めた事項。 財務経理部長、看護部長、図書館長、監査室長 手術部長 障害者総合支援法に基づく療養介護及び 医療型障害児入所支援サービスの適正か つ効果的であって安全な運営を図る。 1.手術室の管理運営に関すること 2.手術室の施設・整備に関すること 3.手術室の医療機器に関すること 4.手術室に関する職員に必要な教育、訓 練に関すること 5.その他手術に関すること 1.手術実績報告 2.各部門から手術室運営全般に関わる、 意見調整、周知、審議 障害者総合支援法運営 委員会 アーカイブズ会議 RST委員会 内部統制委員会 リスク管理委員会 手術室管理運営委員会 手術部会 手術部長 手術部長 手術部長、総合外科部長、麻酔科医長、外科医長、整形外科医長、 歯科医長、神経内科医長、小児神経科医長、第二精神科医長、副 看護部長、手術室・中央材料室看護師長、臨床工学士、 3 南看護 師長、 3 北看護師長、 4 北看護師長、 5 南看護師長、 5 北看護師 長 副院長 TMC長 手術部長、薬剤部長、総合外科部長、麻酔科医長、外科医長、整 形外科医長、歯科医長、副看護部長、手術室・中央材料室看護師長、 財務経理課長、医事室長、放射線診療部長、臨床検査医長、臨床 工学士、医療情報室長、医療安全管理者 副院長、小児科医長、神経内科医長、小児科医師、リハビリ科医師、 看護師長( 1 名)、慢性呼吸器疾患看護認定看護師、 理学療法士長、 医療安全管理係長、臨床工学技士、入院・外来係長、副看護部長 TMC長、副院長、看護部長、精神保健計画研究部長、流動研究 員、総務課長、企画経営課長、財務経理課長 療育指導室長 副院長 病院臨床研究推進 委員会 副院長 副院長、医局長、医長( 2 名)、理学療法士長、臨床検査技師長、 医療福祉相談室長、副看護部長、看護師長( 2 名)、副看護師長、 研究係長、第一契約係 病院研究発表会に関すること。 副院長 副院長、特命副院長、第一精神診療部長、外来部長、看護部長、 薬剤部長、総務係長、入院 ・ 外来係長、企画戦略室 病院研究発表会運営 委員会 副院長 病院年報に関すること。 病院年報編集委員会 病院長 病院長、副院長、外来部長、第一精神診療部長、第二精神診療部 長、神経内科診療部長、小児神経診療部長、脳神経外科診療部長、 総合内科部長、総合外科部長、手術・中央材料部長、放射線診療 部長、臨床検査部長、リハビリテーション部長、教育・研修室長 病院長 レジデント及び専門修練医の募集、採用、 研修計画及び評価に関すること。 手術室 看護師長 手術室 看護師長 入院・外来 係長 総務課 保育士 − 副院長室 副院長室 企画医療 研究課 倫理委員会 事務局 レジデント委員会 委員長 疾病研究第五部長、精神保健計画部長、疾病研究第一部長、社会 復帰研究部長、第一精神診療部医長、神経内科医長、臨床研究支 援室長 総合外科部長 書 記 倫理事前審査委員会 司 会 センター職員が行う人及び人由来の試料 を対象とした医学系研究及び医療行為に ついて関連法律等の趣旨に沿って倫理的 配慮及び科学的妥当性が確保されている がどうかを審査案件ごとに毎に整理し、 倫理委員会による審査を円滑にする。 組 織 構 成 委員長 審 議 事 項 会議(委員会等)名 第 2 金曜日 原則年 1 回 (4月第 3 木曜日) 原則年 4 回 ( 6 月、 9 月、 12月、 3 月) 原則年 4 回 ( 6 月、 9 月、 12月、 3 月) 第 3 木曜日 必要の都度 第 2 木曜日 第 4 金曜日 必要の都度 必要の都度 必要の都度 原則月 1 回 開 催 日 Ⅶ その他 1 会議及び委員会一覧 国立研究開発法人 国立精神 ・ 神経医療研究センター 2015 年度 病院年報(第 29 号) 発 行 発 行 者 編集委員長 印 刷 2016 年 10 月 村田 美穂 三山 司 有限会社 新和印刷 国立精神・神経医療研究センター病院 〒187 8551 東京都小平市小川東町 4 1 1 電話 042 341 2711 国立研究開発法人
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