部活動等、有意義に過ごし

(1)
第29号
(2007年度・2学期号)
発行
2
0
0
7年1
1月7日
六甲中学校・高等学校
〒657-001
5 神戸市灘区篠原伯母野山町2丁目4番1号
TEL.
(078)
871-4161
(代表) FAX.
(078)
871-4688 http://www.rokko.
ed.jp
伝える気持ち
学校長
崎
宗一
章で、何かあったら助けてよ、と頼り
にしながら、でも何か言ってくるまで
は、そんなに心配しなくてもよいから
ねと。思いやりもにじませます。
この手紙の主と相手はどんな関係な
んだろう、と想像してみました。色々
考えられるのでしょうが、私にはやは
り親元を離れて暮らす息子からの久々
の手紙のように思えます。そしてこれ
は、親子関係における程よい距離感な
のかもしれません。
もちろんご子息は現在、保護者の皆
様と生活を共にされているわけですか
ら、直接的には当てはまらないのでし
ょうが、
一緒に暮らしているからとい
って、相手の全てが分かる訳ではあり
ません。直接聞いたりしなくても、
様
子を見ながら推し量り、
何か起きたら
しい時には直ぐに手を差し伸べたり、
助けを求めたりできる関係。そんな関
係でありたいと思います。同時に、こ
れは学校と保護者との関係においても
言えることではないでしょうか。
最近、もう少し早く誰かに助けを求
めていてくれていたら、と悔やまれる
長く、そして暑かった今年の夏もよ
うやく終わりました。
しかし、人間とは身勝手な存在で、
いざ中秋の名月を迎え、ススキの原を
眺めると、今度は肌寒さを覚え、温も
りが欲しくなります。
温もりといえば、最近ふと、面白い
新聞記事に目が止まりました。それは、
毎年福井県坂井市で行われている〔日
本一短い手紙コンクール〕についての
記事で、そこに紹介されている「一筆
啓上賞」の作品はなかなか面白いもの
でした。曰く、
飯は食ってる
掃除もしてる。
金もあるから
心配するな。
何か起きたら
電話する。
考えてみますと、これはかなりの名
文です。
〔飯は食ってる〕で体は健康である
ことが分かり、
〔掃除もしてる〕で生
活は荒れてないらしいことが分かりま
す。
〔金もあるから心配するな〕で地
道にそこそこがんばっているらしいこ
とも窺えます。最後の〔何か起きたら
電話する〕これがなかなか泣かせる文
も
校長巻頭言…………………………1
『伝える気持ち』
く
じ
学院の生活…………………………5
保健室だより―1学期を振り返って―
教職員研修会
教務部から…………………………2
警備員の仕事
夏期補習実施報告
「進路の日」の報告
行事報告……………………………6
体育祭
訓育部から…………………………3
携帯電話の危険性〔2〕
海のキャンプ/山のキャンプ
文化祭
校則の意義
事務室から…………………………7
宗教部から…………………………4
前期社会奉仕委員会の活動報告
学校事務室・法人事務室の連絡
母の会より
倫理・宗教研修会『家族について』
ライフオリエンテーションプログラム
学院の動き…………………………8
年間日程/クラブ活動
告知板
六甲会より
事件が多いように思われます。ご子息
にもし〔何か起きたら〕ぜひ学校へお
知らせください。ご子息のためにより
よい結果を出すべく、保護者と学校と
が連携して問題解決をはかりたいと考
えています。
今年度前期の行事報告
6月の体育祭は、体育祭委員の祈り
も空しく、プログラム途中で突然の雨
に見舞われました。しかし、観客の退
避場所への誘導は速やかに行われまし
たし、待ち時間を楽しく過ごしていた
だくべく急遽準備したパフォーマンス
もなかなか見事なものでした。グラウ
ンドの整備についても、力を合わせて
短時間に終了しました。予定外の行動
を実に手際よく処理していく生徒の力
量を感じることができ、嬉しく思いま
した。
バザーはお天気に恵まれ、多くの
方々がお越しになり、楽しんでいただ
きました。バザーをサポートした高1
は、
もてなすことの喜びと大切さを学
んだことと思います。多くの作品を出
していただいた保護者の皆様、バザー
の準備全てを整えていただいた母の会
幹事の皆様、
ありがとうございました。
夏休みは、中1の久美浜キャンプ、
中3の立山キャンプに始まり、補習、
奉仕活動、部活動等、有意義に過ごし
ました。
文化祭も、またまた一時雨に見舞わ
れましたが、文化祭委員を中心に力を
合わせて乗り切りました。雨の中、阪
急六甲へ向かう小学生に傘をさしかけ
言葉をかけた生徒がいたとの話も聞い
ています。
今年度後期も、六甲生が持つ健全さ
を、大切に育んでいきたいと考えてい
ます。
(2)
教務部から
夏期補習実施報告
今年も各学年で夏期補習が実施され
ました。実施科目は例年とほぼ同様で、
高校3年では大学受験に必要な科目は
すべて、高校2年では英語・数学・社
会・理科、高校1年以下の学年では、
英語・数学を中心に開講されました。
各学年の担当者からは次のような報
告がありました。
(西尾 由子)
高3 「全員が最後まで出席してくれ
た。大変価値があった。受講態度もよ
かった」
(英語)
「例年通り、高3にな
るとどの期であっても意識レベルが高
く、受講参加者は全員熱心に取り組ん
だ。特に今年は朝一番の授業にもかか
わらず、遅刻が非常に少なかった」
「ほ
ぼ全員が参加。国公立2次試験レベル
の難問を解きどの生徒たちも制限時間
いっぱいまでよく考えていた」
「参加
者はモチベーションも高く、8
0分があ
っという間だった」
(数学)
「受講状況
は良好」
(社会)
「夏休みの後半は暑さ
のせいもあるが、気力を持続させるこ
とが難しい」
「補習のおまけとして神
戸大理学部の出前授業を入れたが、こ
ちらは高2の数名も参加し、内容も充
実しており、来年もやったほうがよ
いように感じた」
(理科)
高2 「参加率は公欠を除くと9割
以上」
(英語)
「参加状況良好、受講
状態良好」
(数学)
「出席率は9
0パー
セント以上で、最初から最後まで変
わらず出席してくれた。演習にも熱
心に取り組み大変積極的な受講状
態」
(理科)
高1 「受講状態は良好」
(数学)
中3 「全 員 出 席、良 好」
「雰 囲 気
よく補習ができた。高校進学判定が
迫っているせいか、今まで補習から
逃げていた生徒にもやる気が見られ
るようになってきた」
「参加状況も
受講状況もよかった。積み上げ型の
教科は、反復が大切。定着した知識
を土台に、よい2学期のスタートが
切れることを期待したい」
中2 「サボる者がいなかった。た
だこちらが期待していたところまで
達していなかった3名に、後日指導
した」
中1 「参加した子どもたちは積極
的で、対象者以外も参加を希望」
2
0
0
7年度 夏期補習一覧
学年
表注:8/1
8〜1
9,8/2
5〜2
6を除く
科
目
中 数学1
1 英語
数学1
中 英語Ⅰ
2
英語Ⅱ
中 数学1 数学2 英作
3
期
日
①8/1〜2②8/2
4
7/3
1〜8/3
8/2
5
対象者
指名
指名/希望者
指名
①8/1②8/2
2③8/2
7
指名
①7/2
5②7/2
7
指名
8/2
3
・
2
4
指名
数学1(ハイレベル)
①8/2
0
・
2
1②8/2
3
・
2
4 希望者
数学1(ベーシック)
8/2
7〜3
0
指名/希望者
①7/2
3〜2
5
指名/希望者
高 英読
1
英読
②8/2
3
指名
英作
8/1
7
指名
上級数学 中級数学 英語 8/2
3〜2
9
高 補充物理 地形図特講
2 補充化学
8/1
6〜2
2
希望者
希望者
①8/16〜22②8/23〜29 希望者
医系生物 理系生物
8/1
6〜2
2
希望者
古文上級 倫理
7/2
3〜7/2
7
希望者
CT数学演習 上級英読
〃
希望者
中級英読 基礎英読
〃
希望者
〃
希望者
理系化学補充授業
古文初級 CT世界史
7/3
0〜8/3
希望者
論述日本史 上級英作
〃
希望者
共数・確率 物理
〃
希望者
理系・医系生物(前)
〃
希望者
高 古文中級 漢文
3
論述現代文 論述世界史
8/1
6〜8/2
2
希望者
〃
希望者
京大文数 理系化学
〃
希望者
理系・医系生物(後)
〃
希望者
政治経済 CT地理
日本史補充授業
8/2
3〜2
9
希望者
〃
希望者
理系数学 共数・数列
〃
希望者
共数・ベクトル 中級英作
〃
希望者
CTタイムトライアル
〃
希望者
「進路の日」の報告
高1
六甲の高1では職業研究という長
期的観点から文理選択を決めます。
高校入学オリエンテーションや進路
指導主任による授業中の話を通して
6
7期生諸君の意識向上を図ってきま
した。その一環として5月2
6日(土)
に「進路の日」を設けました。
進路指導主任は進路選択の基本的
姿勢として、
「自分自身を知る」こ
とと、
「他者から見た自己」と自己
認識との溝の理解の必要を説き、理
解を深める作業を生徒諸君に課しま
した。この理解は大学受験時の重要
なモチベーションとなります。
ベネッセ・コーポレーション山田
高幹氏は適性検査のデータの見方や
活用法、今後の学習法について話を
されました。5
7期麻尾佳史氏(パナ
ソニック)と5
0期藤原唯人氏(弁護
士)
の講話がありました。麻尾氏は、
会社の部署ごとの仕事内容につい
て、文系から進む部署か理系から進
む部署かを生徒に問いながらお話を
進め、聴く者を飽きさせない構成と
内容でした。藤原氏は自らの体験か
ら「高校時代はoutputよりもinput
の時」とお話されました。生徒諸君
へのインパクトの大きさは、講話後
の講師を囲む懇談会への出席者の多
さと、充実した質疑応答から窺い知
ることができます。
ただ「進路の日」のインパクトは
一時的な打ち上げ花火で終わってし
まうことが多いのも事実です。6
7期
生諸君にはその後も授業での話や、
ご家族の職業に関する聴き取り調査
や夏休みの職業研究レポートを通し
て、進路選択を主体的に考える端緒
を提供し続けました。(置村 公男)
高2
高2進路の日は6月1
6日(土)に
行われ、
「大学入試に向けての具体
的な準備」をテーマに、4種類の講
演が行われました。
まずは、事前に受けた「進路適性
検査」
の結果をふまえ、
受験専門家で
あるベネッセ・コーポレーションの
山田高幹さんより
「将来を真剣に考
える」
と題して、
適性検査の結果分析
とともに、
「学校での授業をきちんと
中心にすえることこそが合格の最短
コースである」
とお話がありました。
続いて、浪人生活を経験したOB
2名に、
「僕はなぜ浪人したか〜同
じ過ちを繰り返さぬために」という
題で講演をしていただきました。講
師の6
2期・吉田哲也さんと6
3期・中
村陽一さんは、ともに一浪した後に
京都大学に合格した先輩で、ともに
「現役時代は日頃の準備を十分にで
きなかった。明確な目標設定がなく、
楽をしたいという気持ちに流されて
いくうち、受験日が来てしまった」
という現役時代の苦い思い出を、後
輩たちのためにあえて発表してくれ
ました。
最後は進路主任より、今春の大学
入試結果の総括とともに、
「気持ち
を少しでも早く切り替えて、目標に
向かっていってほしい」との激励が
ありました。いずれの講演も、
「目
標を明確にし、一日一日の授業を大
切に」というメッセージで、生徒た
ちにとっては、常日頃言われている
この基本をもう一度確認し、心新た
に日々の学習に臨むよい機会となっ
たのではないでしょうか。
(西山 隆之)
(3)
訓育部から
携帯電話の危険性〔2〕
前号でも触れましたように、携帯電
話・インターネットには様々な危険が
潜んでいます。子どもたちをその危険
にさらさないためにも、家庭で取り組
むべき課題をあげておきたいと思いま
す。
ひとつ目は、有害情報を子どもに見
せないようにすることです。現在、イ
ンターネットの各プロバイダーや携帯
電話会社が、有害情報をカットするフ
ィルタリングシステムというサービス
があります。フィルタリングというの
は、インターネット上のさまざまな情
報の中から、有害な物だけを遮断する
技術です。保護者が有害と考えるサイ
トに子どもがアクセスできないように
します。
次に、各家庭で携帯電話・インター
ネットを使う際のルールを作ったうえ
で、
子どもに使わせるということです。
そして最後に、子どもたちの使いこな
しているパソコンや携帯電話につい
て、保護者の皆様が実際に使ってみて、
よく理解するということです。
フィルタリングソフトを利用するこ
とも、子どもを有害情報から守るひと
つの手段ですが、フィルタリングソフ
トは全部の有害情報をカットできるわ
けではありません。どんなに基準を強
めても、すりぬけてくる情報は必ずあ
ります。したがって、さらに安心して
利用するために、家庭でインターネッ
トを利用する際のルールを決めること
が必要になってきます。そのルールと
しては、
主に次の3つが考えられます。
①子どもたちがインターネットを使う
時間帯を決めること。中高生は、自
分で生活リズムを作ることが難し
く、ゲームと同じで、インターネッ
トも際限なく続けてしまうもので
す。保護者が生活のリズム作りを助
け、その中にインターネットをする
時間を設けるという形を取ってくだ
さい。
②インターネットを使う場所を、居間
など、親の目が届く場所に限定する
こと。親の目が届いている場所では、
後ろめたいことはできないもので
校則の意義
7
0期中学1年生の学年訓育を務めま
す西野と申します。
この半年間、新たに六甲生となった
7
0期生に対して、生活習慣・態度につ
いて継続的に指導してまいりました。
そこで、私が心掛けましたことは、本
校の決まりを教条的に押し付けるので
はなく、その意義をできるだけ噛み砕
いて説明しようということでした。
校則に関して、
「当たり前のことを
きちんと守る」という心構え、規律を
重んじる姿勢が大切であることは言う
までもありません。それにとどまらず、
「束縛するもの」として受け止められ
がちな「校則」を、教師がどのように
意味付けているのかを知った上で、今
度は自分たちでとらえ直していく、そ
のような道筋をつけることが、私の目
標でした。
学校生活の中で、例えば、乱れた服
装について注意をすると、生徒たちは、
「うっかりしていてすみません」とい
う具合で素直に身を正します。ところ
が、そんな彼らが、その直後に、いっ
そうだらしない格好をしているのを目
にしなければならないことがありま
す。
教師の前(学校)では、それなりに
調子を合わせるが、その実、決して校
則そのものを尊重していない姿勢が垣
間見られたときは、残念に思われてな
りません。
「外見から人の中身は判断できな
い」
、
「周囲に迷惑をかけているわけで
はない」
「自分のしていることは常識
の範囲内だ」などといった彼らの言い
分には、いずれも底流に「そもそもこ
と細かな校則に何の意義があるのか」
という投げっ放しの問いかけがあるよ
うに見受けられます。それに対して、
校則は、生活上のルールにとどまらず、
この学校を積極的にデザインするもの
なのだと、私は返答したいように思う
のです。
伝統的な六甲生の姿は、長年地域に
見守られてきた、期待される姿です。
また、制服・制鞄・頭髪などを「六甲
生らしく」整えた姿は、かつて自分た
す。また、たとえ子どもが危険な目
にあっていても、すぐに対応するこ
とも可能です。
③フィルタリングソフトを入れるこ
と。家庭のパソコンでのインターネ
ット利用と違い、携帯電話の利用に
ついては親の目が届きにくいので、
よりいっそうの注意が必要です。
また、携帯電話を使いすぎていない
か注意してください。月々の利用限度
額を決め、その中で使用させることを
習慣づけてください。携帯電話は、一
定の金額を支払えば使い放題という料
金体系が一般的になりつつあり、どれ
だけ使用したのかが分かりづらいとい
う欠点がありますが、料金請求書の欄
には利用した明細が表示されているの
で、子どもたちが実際にどれだけ使っ
ているのかをチェックしてみましょ
う。
以上のような危険性を認識したうえ
で、なお携帯電話を持たせるのであれ
ば、普段から携帯電話やインターネッ
ト関連の事件について子どもたちと話
し合い、家庭で責任を持って管理する
ようにしてください。
(住吉 晃)
ちにとってそうであったように、来た
るべき新入生にとって憧れの的であ
り、その具体的なイメージでもあるの
です。そうしてみますと、校則とは、
校内に限った特殊なルールに過ぎない
のではなく、むしろ、校外に向けて己
が矜持を表現するものだとさえ言える
と思うのです。
先月、第4代生徒会長に、高校2年
生の三浦太郎君が選出されました。そ
の立会演説の際に、彼が「自治」とい
う言葉を繰り返し用いていたことが思
い起こされます。そこには、生徒たち
が自らを律していくという高い志が感
じられました。六甲生たちが、長く存
続する、いわば伝統的な規則のひとつ
ひとつについて、その当初の意義を再
認識し再検討していくことは、すばら
しく建設的なことです。それが緒に就
いたのです。
以上、訓育活動の教育的意義につい
て申し述べました。保護者の皆様には、
今後とも変わらぬご理解とご協力をお
願い申し上げます。ありがとうござい
ました。
(西野 宏志)
(4)
宗教部から
前期社会奉仕委員会の活動報告
今年の夏休み期間中も、例年通り社
会奉仕委員会主催の奉仕活動が、
中3
・
高1・高2の生徒によって行われまし
た。宿泊を伴う活動が、3泊4日の岡
山県長島愛生園・奈良県御杖村のレー
ベンスシューレ・1泊2日のゆめの作
業所でした。レーベンスシューレ・長
島愛生園は、例年並みの参加人数でし
た。
一昨年、
参加者が1名で、施設側に
迷惑をおかけすることになった「ゆめ
の作業所」のデイキャンプ(障害者介
助活動)については、今年は中3から
2名、高1から4名の参加があり、主
催者の方も感謝しておられました。
日帰りの奉仕作業は合計1
4の施設で
草刈り・窓ふき・清掃・車椅子のクリ
ーニング・入所者との交流などの体験
をしてきました。この他、六甲近辺の
清掃活動も2回行いました。教員とし
て引率してみると、多くの生徒がとて
も真面目に仕事に取り組んでくれるこ
とを実感します。
しかし、
ミーティング
で施設の方から「何か質問はありませ
んか?」と言われても、沈黙するばか
りの生徒が多いのが残念です。この「奉
仕作業」の時間がもっと生き生きした
ものになることを願ってやみません。
今年は、4月に行われた「あしなが
学生募金」を「夏の奉仕作業」の代わ
りとすることを認めたため、
「あしな
が学生募金」の参加者は延べ1
0
0名を
越えました。生徒の中には「仕方なく
参加する、学校に課せられたノルマ」
として「奉仕作業」を受け止める傾向
が根強いのも事実で、夏の作業より「あ
しなが学生募金」の方が楽だから、と
倫理・宗教研修会『家族について』
毎日の生活の
中では、子ども、
家族のことなど
誰にでも色々な
問題があるもの
です。問題をど
のように捉える
かによって、解決の糸口は見つけやす
くなったり、
見えなくなったりします。
8月にイエズス会4校(栄光学園・
広島学院・泰星学園・六甲学院)合同
の倫理・宗教研修会(テーマ『家族に
ついて』
)が行われました。そこで学
んだことは、家族の問題を個人の問題
ではなく、関係の問題であると捉える
方が、
解決しやすいということでした。
例えば、父親は優しく、母親は厳し
い、子どもは反抗的な家族がいたとし
ます。それを①個人の問題と捉えると
いうのは、父親が優しすぎるのが問題
だ(あるいは母親が……、子どもが…
…)と考えることです。他方、②関係
の問題と捉えるのは、母親が厳しくす
ると、子どもは反抗的になり、父親は
ライフオリエンテーションプログラム
去る8月8日〜1
1日にイエズス会の
主催で、姉妹校4校の高校生を対象に
ライフオリエンテーションプログラム
と呼ばれる研修会が、本校で実施され
ました。これは、高校生に自分の持っ
ている能力と可能性を自覚し、その能
力を生かして社会に貢献できる人間と
なってもらうことを目的に開かれまし
た。参加者は合計2
8名で、本校からは
8名(高1・3名、高2・5名)が参
加しました。
スタッフは、上智大学文学部講師の
サリ先生、下関労働教育センター所長
で海外の事情にも詳しい林神父、昨年
まで六甲で教鞭を取り企業経験も豊富
な柴田神学生など多彩で、このプログ
ラムに対するイエズス会の意気込みを
感じました。プログラムは、講話、ゲ
ーム、作業、歌、祈り、と多岐にわた
り、生徒諸君が熱心に話を聞き、作業
や発表に積極的に取り組んでいる姿が
印象的でした。
4校の生徒たちは、当初ぎこちない
雰囲気がありましたが、アイスブレー
キング・ゲームや共同作業を進めるう
ちに打ち解けて、4日間の研修が終わ
るころにはメールアドレスのリストを
作成するまで交友関係が深まっていき
ました。
このプログラムは初の試みであり、
考えた者もいたようです。
「夏の奉仕作業」には文字通りの「勤
労奉仕活動」
という側面と「社会活動」
、
すなわち「体験学習」という側面があ
ります。
「奉仕の精神」も大切ですが、
社会の現実を学び、よりよい世界を建
設するという使命を自覚してゆく上
で、この「社会活動」の側面は大切だ
と考えます。
「小さいけれども重たい
一歩を気楽に踏み出そう」というのが
この活動の趣旨なのかもしれません。
(岩下 伸雄)
「いいじゃないか」と優しく言う。す
ると母親が厳しくする……と捉えるこ
とです。①では、解決するためには個
人が変わる必要があります(3人とも
問題なら3人が変わらないといけませ
ん)
。しかし②では、誰が変わっても、
もしくはその間のやりとりの何が変わ
っても、そこから変化は起きることが
想像できるでしょう。
人は自分の持っている枠組み・価値
観で物事を捉え、判断し行動しますが、
うまくいかないときには、捉え方を変
えてみることも大切だと改めて感じた
研修でした。
(梶原 成子)
内容の細部や宿泊施設の見直し等、改
善すべき点はありますが、これからの
社会をになう高校生に将来の進路を考
えるヒントを提供する場として、また
4校の生徒の交流の機会を提供する場
としても大変よい企画であり、今後も
続けてもらいたいと願っております。
(松浦 明生)
(5)
学院の生活
保健室だより
―1学期を振り返って―
1学期、夏休みを過ごした子どもた
ちは、またひと回り大きくたくましく
なったように感じます。
今春は、麻疹感染による相次ぐ大学
での休校や、夏になって熱中症による
死亡者の増加など、いつもとは少し違
った感じでした。
本校におきましても、麻疹の既往歴、
予防接種状況のアンケート調査を実施
させていただきました。その際には保
護者の皆様にもご協力いただきありが
とうございました。本校では流行が騒
がれている間の感染者はなく、夏休み
中1名の感染報告を受けましたが、そ
しやすいため、本人はもちろん、ご家
の後は、感染の拡大も罹患報告もあり
族の皆様も十分な睡眠、栄養ある食事
ません。
をとり体調管理に心がけてください。
熱中症におきましては、こまめな水
(梶原 なおみ)
分補給を心がけるなど個々に注意でき
ていたようで、クラブ
1学期保健室来室者数(4月〜7月)
活動中もキャンプ中に
件
も、特にひどい症状や
250
病院搬送を必要とする
200
重症者もなく、みんな
150
元気に過ごすことがで
きました。
100
2学期は、9月の文
50
化祭、1
1月の強歩大会
0
など学校行事も多く体
4月
5月
6月
7月
けが
151
170
231
47
も疲れやすくなってい
病気
38
72
140
22
ます。気温の変化の激
その他
52
50
43
11
しい季節柄、体調を崩
教職員研修会
本年度も夏期休暇中の8月3
1日に教
職員研修会が行われました。本年度の
研修は、教務部からの提案を受けて教
員間で討議を行うという方式で行いま
した。昨年度から学院通信紙上でお知
らせいたしていますように、教務部で
は生徒の学力向上につながるような学
習環境の見直しに向けて、具体策の検
討に入ってきています。学力向上には
生徒・教員相互の努力研鑽が大きな要
素を占めていることは言うまでもあり
ませんが、それだけでなく、カリキュ
ラム編成や授業管理、授業以外の補習
授業のあり方など、いわばハード面の
改善もまた重要な要素であると考えて
います。
研修会では教務部から「少人数授業」
「土曜補習」
「学習合宿」の3つのテー
マについて具体的提案がなされ、6つ
のグループに分かれて、3時間にわた
る検討がなされました。グループ別討
議終了後、各グループから討議内容の
警備員の仕事
正門での警備を始めてから、今年の
1
1月で2年半が経ちます。暑さ寒さの
厳しい折は大変ですが、教職員の皆様
の協力や保護者の方の励ましで日々頑
張っております。
主な業務は、登校時に道路を横切る
生徒の通学路への誘導です。周辺は交
通量も増加し、生徒は会話に夢中にな
ったり、テスト前は教科書を見ながら
歩いたり、周りが見えていないことが
多いので、誘導しております。次は第
3グラウンド門の施錠・解錠です。朝
8時1
5分に一度施錠し、授業終了間際
に解錠を行います。
日中は正門で来校者の入出門管理を
行っております。日々、保護者の方を
始め、さまざまな方が来校されます。
そのため、正門前にてバッジや来訪カ
ード等をお渡しして、来校された方の
行き先・用件を把握、お帰りの際には
バッジや来訪カードを回収して、退校
の確認を行っております。ご来校時に
はご迷惑をお掛けしますが、子どもた
ちの安全確保のためにご協力の程よろ
しくお願いします。
一日の終わりには、子どもたちが正
門を通らず第3グラウンドから下校す
るように指導を行っております。正門
前の道には歩道がありませんので、安
全確保のため門番を務めています。
こうして正門に立っておりますと、
最近気になることがあります。いつも
掃除当番が綺麗にしている学校内です
が、ゴミやペットボトル等が毎日と言
ってよいほど、投げ捨てられているこ
とです。特に本館の中央玄関付近のゴ
結果が報告され研修会を終了しまし
た。この研修会で行われた各テーマに
関する検討の結果は、今後の具体策の
実行段階で取り入れられていくことに
なりますが、各グループからの報告で
は、教務部提案を評価する意見もある
一方、提案の実行に際して解決すべき
問題点、あるいは提案のデメリットも
指摘されました。具体策の実施に至る
にはさらなる検討が必要です。具体的
な実施内容や方法につきましては、決
まり次第、学院通信などでお知らせす
る予定です。
(谷川 啓次)
ミは多くの来訪者の目にもつきます。
六甲は素晴らしい学校です。子どもた
ちが主体的に行事等に取り組んでいる
様子など、他の学校には無いものがあ
ります。普段の学校生活においても、
小さなことかもしれませんが、各自が
ゴミの片付けなどを心掛けることでお
互いの協力が生まれ、さらに素晴らし
い学校になるのではないでしょうか。
今後も子どもたちが安心して学校生
活を送れるように、安全管理に励みた
いと思います。
(藤田 栄一)
(6)
行事報告
体育祭
6月9日(土)
、6
6回目となる今年
の体育祭は、
「遖(あっぱれ)
」をテー
マとして6
5期池永体育祭委員長のもと
で開催されました。六甲の体育祭は、
学年やクラスの枠を超えて学校全体が
ひとつになることが伝統となっていま
す。下級生として指導を受けてきた学
年が、今度は上級生として下級生を指
導します。放課後の2週間の練習を通
して、生徒全員が体育祭に対する気持
ちを共有し、試行錯誤を繰り返しなが
ら体育祭を完成へと導いていきます。
その過程で子どもたちは大きく成長
海のキャンプ
今年度よりキャンプ責任者を命じら
れました。前任の住吉同様、安全に気
を配りながら、日頃できない自然の中
山のキャンプ
今年度、私は立山キャンプ引率直前
に気胸を発症し、奉職以来、初めてキ
ャンプの引率をしない夏を過ごすこと
となりました。健康の大切さを実感す
るとともに、キャンプ引率に関わった
先生方ならびにキャンプに参加した生
徒たちに多大なご迷惑をおかけしまし
たことをここにお詫び申し上げます。
さて、今年度のキャンプは雨にたた
られました。梅雨明けが遅く、台風の
影響などもあって、連日のように雨が
続き、なかなか日程がこなせなかった
文化祭
第4
8回文化祭は9月1
5、1
6日の両日
にわたって行われました。4月2
0日の
し、また六甲生としての絆をお互い深
めていくのです。午前中激しい雷雨に
見舞われ、このまま中止になるかとも
思われましたが、幸い昼前に雨が上が
りました。再開に向けて役員たちはグ
ラウンドで水溜りをひとつひとつ丁寧
にスポンジを使って取り除く一方、講
堂では機転を利かし、ダンスなどのパ
フォーマンスを行って、来ていただい
たお客様を退屈させないような工夫も
見せました。プログラムの一部を変更
することになりましたが、役員の地道
な努力により、体育祭を午後の総行進
から満員のお客様の前で再開すること
ができました。六甲生はこの日にかけ
る思いを体全体で表現し、体育祭に係
わるすべての人を感動へと導き、誰も
が「遖!」とうなるような体育祭とな
りました。
六甲学院体育祭は来年度6
6期生が志
を受け継ぎます。来年もどうぞご期待
ください。
(安達 英二)
での共同生活体験の充実に努めてまい
りたいと存じます。
子どもたちの班分けは、例年は、テ
ントでの生活班と、水練時の泳力別班
の2本立てですが、今年はこれを改め、
泳げない子ども以外、基本的に生活班
のまま水練を実施してみました。メニ
ューも遊泳指導ではなく、ボート漕ぎ、
水中眼鏡と救命胴衣でプカプカ浮き、
水球もどきなどで臨みました。生活班
と同じため初めから仲がいいこと、ま
た特に今年の海は冷たく、波が高めで
あったため、遊泳より安全で取り組み
やすかったことがメリットでした。反
面、明確な目標を持ちにくく、何とな
く終わってしまった観もあります。例
年、遊泳指導中心でも子どもたちは十
分海を楽しんでおり、生活班による水
練実施の是非については今後の検討課
題と捉えています。オリンピックと称
するレクリエーション大会、クイズラ
リーによる漁師町散策、キャンプファ
イヤー・肝試しは例年通り楽しみまし
た。
食事の準備、片付け・作業・行事は、
中1指導員を含む久美浜指導員の高校
生計1
5名が担当してくれました。六甲
の先輩としてあるべき姿を伝えてくれ
たと感謝しています。 (西本 忠夫)
と聞いております。数年前までは、そ
のような天候不順の際の行動判断は教
員同士で行っておりました。しかしな
がら、高山においては小さな判断ミス
が事故につながる可能性もあります。
山岳経験豊かな教員が少なくなってき
た現在では、安全上の配慮からプロの
ガイドを雇っております。毎年同じ方
に来ていただいておりますので、六甲
のキャンプの様子もよく理解してくれ
ており、大変助かっております。
今年度は、そのガイドさんからの提
案を元に、縦走に備えて行う2日目の
足慣らし登山を利用して、新たに登山
指導プログラムを導入しました。雪道
や岩場の歩き方など、大変有意義なも
のだったとのことです。
少しずつではありますが変わり続け
ていく立山キャンプを、皆様にはこれ
からも見守り続けていただきますよう
お願い申し上げます。
(岡 岳志)
文化祭委員長選挙以来、委員長に選任
された田中佑來君を中心に、
「宴(う
たげ)
」をテーマにかかげ、自分たち
のみが楽しむための文化祭ではなく、
来てもらったお客様に楽しんで帰って
もらうことを目標としながら、高校2
年生(6
6期)を中心として全員が一丸
となって日々準備を進めてきました。
当日は、途中で小雨がぱらつくよう
な不安定な天候でしたが、そうしたト
ラブルにもあわてることなくてきぱき
と適切な対応をすすめていきました。
そして、終わったあとには、役員の生
徒たちの顔には、疲れた表情のなかに
も非常に充実し、満足した顔がたくさ
ん見受けられました。もちろん、高校
生の行うことですので、不十分な面、
いたらぬ面もあったとは思いますが、
それぞれの生徒たちが自分たちのうま
くいったこと、そしてとりわけうまく
いかなかったことを十分に振り返りな
がら、この貴重な経験をこれからの人
生に活かしていってもらえたら、と思
っています。
(小林 信三)
(7)
事務室から
事務室から
2
0
0
7年度も、はや2学期がスタート
いたしました。本年はいつにも増して
暑い日が続きましたが、夏休み中に学
校施設の更新を行いました。その内容
は下記のとおりです。
①渡り廊下(本館から講堂に至る)
の屋根ガラスの取替
②一部教室の出入口扉の取替
③本館西出入口の土間の補修
④小講堂、プール棟の屋根の全面塗
装
⑤第3運動場東通学路の全面補修
⑥立山学舎の整備(避難梯子の設置、
調理釜の取替他)
今後も快適な教育活動が行えるよう
努力してまいります。
<学校事務室>
(1)欠席届について
インフルエンザ等、学校指定伝染病
で欠席される場合、治療期間中であっ
ても、毎朝規定の時間(8時から8時
3
0分)内にご連絡ください。学校指定
伝染病と診断された場合、治癒後登校
する際に、届簿に『診断書』を添えて
提出すれば、当該期間「欠席」扱いに
はなりません。なお、次のいずれかを
『診断書』の代用とすることができま
す。
①「届簿」の学校宛提出分(右半分)
に、医師が診断結果、治療期間を記
入し、署名・捺印されたもの
②任意の様式に、医師が診断結果、治
療期間を記入し、署名・捺印された
もの
(2)メール連絡網について
2
0
0
5年より導入しましたメール連絡
網は、全学年への一斉メールの形式と
なっており、用途も全校行事に関する
連絡に限られておりました。このたび
新たに学年やクラブ単位でのメール連
絡が可能となりましたので、今後はさ
らにきめ細かな情報、さまざまな用途
でのご連絡が行えるようになるものと
思われます。
なお、メール連絡網へのご登録その
他ご不明な点につきましては事務室
(0
7
8−8
7
1−4
1
6
1)担 当 植 松・樋 口
にお問合わせください。
(3)制服等の販売について
制服・校内着・カバン等は、販売日
に本校西広場にてお求めいただけま
す。交換・修理等に関しては、直接指
定業者へお問い合わせください。
母の会より
文化祭・体育祭・バザーのご報告
今年の6月9日(土)の体育祭は突然の雷雨にみまわれましたが、生徒た
ちの冷静な判断と迅速な対応でつつがなく終了いたしました。六甲生に潜在
する素晴らしさを垣間見た瞬間でございました。アイスクリームやパン・お
にぎりの販売も順調に行われました。
6月2
3日(土)のバザー当日は素晴らしい晴天に恵まれ、たくさんのお客
様にお越しいただき、心から感謝いたしております。また、六甲のバザーを
毎年楽しみにしてくださる方が大勢いらっしゃることを大変うれしく思って
おります。昨今の経済情勢の中、バザー商品の売れ行きに多少の不安もあり
ましたが、おかげさまで完売させていただき、無事にバザーを終えることが
できました。教職員、伯友会、伯宝会(母の会元幹事の会)
、出展していた
だいた方、高1の皆さん、ご協力いただいた全ての会員の皆様に心より感謝
申し上げます。
9月1
5日(土)
、1
6日(日)の文化祭も、天候が不安定にもかかわらず、
多数の来校者に恵まれ無事終了することができました。お手伝いいただきま
したお母様方に重ねて御礼申し上げます。
体育祭・文化祭委員の力強い仕事ぶり、
バザーでお手伝いしてくださった高
1生の素直な仕事ぶりにふれ、
あらためて六甲生の素晴らしさを感じました。
1
1月より新幹事長、福田佳子さんに引継ぎをいたします。母の会の伝統を
大切にし、また、時代に沿った母の会作りを皆様とともに歩んでいきたいと
考えております。今後とも、母の会へのご理解とご協力をよろしくお願い申
し上げます。
(前幹事長 追立 政子)
<販売予定日>
1
1月9日、3
0日、1
2月7日、1月1
1日、
2月1日、1
5日、3月1
4日
*制服:畑洋服店(0
7
8−8
1
1−5
1
5
6)
*校内着:太陽の町(0
8
2
3−8
2−6
5
0
1)
*制カバン:ディアー商会
(0
6−6
3
5
1−7
8
2
6)
*標準靴・トレーナー:塩谷スポーツ
(0
7
8−5
7
6−0
8
7
0)
(4)2
0
0
8年度中学入試について
出願書類の販売を1
0月1
1日より開始
しております。
代金は5
0
0円です。
<法人事務室>
今後納入をしていただく納付金につい
て
(1)授業料について
2
0
0
7年度第3期分授業料等(授業料・
諸費補填金・校友会費)の自動振替は
2
0
0
8年1月2
5日(金)に予定しており、
振替合計金額は1
2
7,
2
0
0円となります。
詳しい案内は3学期の始業式にご子息
を通じて配布させていただきます。
(2)高校入学者(現中学3年生対象)
2
0
0
8年度六甲中学校から六甲高等学
校への入学者(6
8期生)は、高等学校
への入学金(1
2
5,
0
0
0円)の納入が必
要です。3学期終業式の日に、案内と
振込用紙をご子息を通じて配布します
ので、3月2
6日(水)までにお振込く
ださるようお願いします。
(3)授業料軽減補助について
兵庫県の授業料軽減補助は6
5期・6
6
期・6
7期の高校生が対象ですが、申請
受付は終了いたしました。現在7月に
申請をされた方の事務手続きが進行中
です。申請が認められますと例年、1
2
月末または1月中旬には給付できる予
定です。
(4)本校における私学助成の状況
本校では、2
0
0
6年度に県から 総 額
3
0
7,
1
4
4千円の経常費補助を受けてい
ます。これは、人件費や教育研究費な
どの学校の運営経費に対する補助で、
生徒一人当たりに換算しますと
2
7
8,
7
1
5円になります。また、これと
は別に経済的理由で学資負担が困難な
生徒に対し、授業料軽減補助を2,
2
3
0
千円受けており、これらの補助により、
教育条件の向上や保護者負担の軽減に
役立てています。
(五百住 敬)
(8)
学院の動き
<いままでの記録>
9月
3日(月)
4〜14日(金)
15日(土)
1
6日(日)
1
8日(火)
2
0日(木)
2
1日(金)
2
8日
(金)
6日
(土)
7日
(日)
8日
(月)
1
1日
(木)
1
5日
(月)
18〜2
3日
(火)
1
1月
2日
(金)
7日
(水)
1
0月
2学期始業式
文化祭準備期間(短縮授業)
文化祭(午後一般)
文化祭
文化祭代休
生徒総会・生徒会長選挙
後期委員選挙
後期委員錬成会
高2保護者会
赤い羽根募金(中1)
赤い羽根募金(中2)
第1回中学入試説明会
宗教部講演会
中間考査
校外学習
保護者会
クラブ活動
5月 テニス
6月 弓道
県高校総体 団体5位
県高校総体 団体4位
全国中学生大会県予選 個人1位 高田 匡(中3)
7月 バドミントン 神戸市中学総体 団体3位
個人ダブルス3位 杉山昴平 水田 昇(中3)
陸上競技
県高校ユース神戸地区予選 砲丸投2位 中村主彬(高1)
8月 弓道
高体連神戸支部秋季大会
団体 近的1位・総合1位(六甲C)
阿部貴晃(高1) 岸本光司(高2) 安井健馬(高1)
遠的2位・総合3位(六甲A)
岩崎俊樹(高2) 善本 佑(高2) 友枝勇樹(高2)
個人 総合1位・遠的3位 善本 佑
総合2位・近的2位 安井健馬
総合4位 阿部貴晃
総合5位 南口浩平(高1)
テニス
近畿中学総体 ダブルス・ベスト8 若林健太 後藤優太(中2)
神戸市学年別大会 シングルス準優勝 後藤優太
ダブルス優勝 若林健太 後藤優太
神戸市新人戦 シングルス優勝
後藤優太
準優勝 若林健太
ダブルス優勝 若林健太・後藤優太
バスケットボール 県私学大会 Bリーグ準優勝
9月 弓道
県高校秋季大会
団体 遠的2位(六甲A)
松原拓真(高1) 阿部貴晃 善本 佑
個人 遠的1位 善本 佑
<<<
告
知
板
>>>
保護者のための聖書研究会
下記の日程で保護者の皆様のための聖書研究会を行っています。途中からでも結構
<これからの予定>
(変更の可能性があります。)
11月
1
0日
(土)
16日
(金)
2
1日
(水)
1
2月
3日
(月)
8日
(土)
10〜1
4日
(金)
1
7日
(月)
2
2日
(土)
26〜2
9日
(土)
(木)
29〜1/3日
1月
7日
(月)
1
9日
(土)
2
1日
(月)
2
4日
(木)
2
5日
(金)
2月
7日
(木)
9日
(土)
19〜2
2日
(金)
2
3日
(土)
3月6〜1
1日
(火)
1
2日
(水)
13〜1
5日
(土)
1
9日
(水)
21〜2
3日
(日)
24〜2
8日
(金)
第2回中学入試説明会
中3写真撮影(身分証明書)
強歩大会
創立記念日
高3保護者会
期末考査
献血
クリスマスメッセージ・
終業式
中2スキー
学校閉鎖
始業式
中学入試A日程・センター試験
センター自己採点
中学入試B日程
家庭学習日
卒業式予行
卒業式
高1研修旅行
合格者登校
期末考査
家庭学習日
答案返却
終業式・中学卒業式
巡礼・黙想
追認考査
六甲会より
平成1
9年6月5日の保護者会に
おいて、六甲会定時総会を開催し、
2
0
0
6年度収支決算、2
0
0
7年度収支
予算、2
0
0
7年度役員選任が承認可
決されました。それにより、下記
の方々が新役員になられましたの
で、ご報告申し上げます。
(会長
永 修三)
理事 岩
幹季様
(6
9期 岩 遼明君の保護者)
理事 濱谷 義治様
(6
9期 濱谷 渉君の保護者)
ですので、奮ってご参加ください。場所はすべて生徒研修所です。
火曜講座 安芸神父 「聖書に親しむ」 第4火曜日 1
0:0
0〜1
2:0
0
水曜講座 吉村教諭 「聖書のメッセージを探る」
第2、第4水曜日 1
0:4
5〜1
2:1
5
金曜講座 赤松神父 「イスラエルの歴史と預言者」
第1、第3金曜日 1
1:0
0〜1
2:3
0
生徒会長選挙
さる9月2
0日(木)
、生徒総会が開かれ、第4代生徒会長に高2の三浦太郎君が選
出されました。任期は1年です。
宗教部講演会
さる1
0月1
5日(月)
、宗教部主催による中村哲氏の講演会が行われました。詳細は
次号でご紹介いたしますが、生徒たちが時間いっぱいまで使って熱心に質問をして
いた姿が印象的でした。
編・集・後・記
今号より、石光前教頭に代わり『学院
通信』の編集を担当いたします。どうぞ
よろしくお願いいたします。◆記録的な
猛暑も終わり、ようやく秋めいてきまし
た。1
0月半ばから、生徒の制服にも冬服
が目立つようになりました。数年前の卒
業生で、真冬でも夏服で通学した剛の者
がいましたが、今年は夏服着用がいつま
で続くのか、興味を持ちながら生徒の登
下校を見ている今日このごろです。
(松浦 明生)