2000 年 5 月 23 日 Lear/NHK 共同 R&D プレスリリースシートの共同開発会社の設立についてニッパツ(本社：横浜市、社長：前田次啓)とリア社(本社：米国ミシガン州ｻｳｽﾌｨｰﾙﾄﾞ、代表：ケネス・ウェイ会長兼 CEO)は、リア社独自の”人と車を結び付ける手法”(People Vehicle Interface Methodology−PVI 手法)を用いて日本国内及びアジア市場向け自動車用シートを共同開発する合弁会社を設立し、両社の協力関係を拡大強化することに関してこのほど合意した。 (注) リア社の PVI 手法とは、①市場調査解析、②企画デザイン、③開発設計、④構造解析、 ⑤生産技術開発、⑥実験評価の６つの柱からなる革新的シート開発手法である。１．新会社の概要設立： 2000 年 9 月所在地：横浜市金沢区、ニッパツのシート生産本部内業務内容：自動車用シートに関する販売、技術、R&D 出資比率： 50/50 従業員：ニッパツ 3 名、リア社 2 名の設計開発技術者を派遣してスタートする。その他：資本金、代表者等詳細について現在詰めている。２．新会社の特徴リア社の革新的な PVI 手法を使い、日本国内およびアジアの消費者やカーメーカーのニーズを満たす様デザインされたシートを開発するとともに、自動車用内装品やシートシステムという領域でも、消費者の嗜好やカーメーカーのニーズを実現する。３．両社の提携関係両社は、米国と欧州で相互の技術ライセンス契約や日系カーメーカーへのシート売込みについて戦略的提携関係にある。新しい合意内容は、1987 年より始まった両社のグローバルな協力関係を一層促進するものである。両社の合弁会社：ゼネラル･シーティング･オブ･アメリカ社：1987 年設立、米国インディアナ州フランクフォート市 SIA 社(富士重工といすゞの合弁)向けシートを製造ゼネラル･シーティング・オブ・カナダ社：1987 年設立、カナダオンタリオ州ウッドストック市 CAMI 社(GM とスズキの合弁)向けシートを製造ゼネラル・シーティング・タイランド社：1996 年設立、タイ国ラヨン県 AAT 社(Ford とマツダの合弁)及びボルボ社向けシートを製造以上