I/B/E/S GLOSSARY © Thomson Reuters 2009. All Rights Reserved. トムソン・ロイターは、本書を発行するにあたり、本書に記載される情報が、現在または将来においても正確であること、或 いは当該情報を使用することにより、関連サービス又は機器が正しく、誤りなく稼動することを、保証するものではありませ ん。トムソン・ロイター、その代理人、及びその従業員も、本書に記載される情報に依拠したことから発生する如何なる損 失又は損害に関し、如何なるユーザーに対しても又は如何なるユーザーを介しても、何らの責任も負わないものとします。 本書は、トムソン・ロイターの機密・専有情報を含みます。トムソン・ロイターの書面による明示的な承認がない限り、一部 又は全部の如何を問わず、本書を再発行・再配信、開示又は使用することは禁止されています。 如何なるソフトウェア(そのコード、スクリーン、ストラクチャー、セキュエンス、系統を含むがそれらに限定されない)及びド キュメンテーションは、各国の著作権法及び国際条約の条項により保護されています。本書は、米国及び各国の輸出管 理規則の規制対象です。 本書は、お客様及びトムソン・ロイター間で存在する契約書において規定される、両当事者間の法的義務、責任又は関係 を修正・変更するものではなく、また修正・変更を意図するものでもありません。 目次 はじめに : .................................................................................................................... 1 グローバルなカバレッジ ............................................................................................................. 1 幅広いプロダクト ........................................................................................................................ 1 グロッサリーについて ................................................................................................ 2 その他のユーザーガイド............................................................................................. 2 I/B/E/S の慣例 ............................................................................................................. 3 収益予想データベースへの企業の追加 ........................................................................................ 3 会計期間の定義 ............................................................................................................................ 3 発行済み株式数 ............................................................................................................................ 3 ベーシックと希薄化 .................................................................................................................... 3 Thomson Financial 更新サイクル ................................................................................................ 3 予想値と実績値 ............................................................................................................................ 4 株価データ ................................................................................................................................... 4 1 週間前データと計算方法 .......................................................................................................... 4 4 週間前データと計算方法 .......................................................................................................... 4 1ヶ月前データと計算方法 ........................................................................................................... 4 セクター、産業分類 .................................................................................................................... 4 純利益と継続事業 ........................................................................................................................ 5 合併と買収の取り扱い ................................................................................................................. 5 トップダウンとボトムアップ ...................................................................................................... 5 速報予想 ...................................................................................................................................... 5 単独 / 連結フラグ ......................................................................................................................... 5 連結企業 ...................................................................................................................................... 5 親企業 .......................................................................................................................................... 6 子会社を持たない企業 ................................................................................................................. 6 数値以外のデータコード ............................................................................................................. 6 会計基準 ...................................................................................................................... 7 FAS123(R) Stock Option Expensing ........................................................................................... 7 International Financial Reporting Standards (IFRS) .................................................................... 7 企業データ .................................................................................................................. 9 アグリゲイト ( 集計 ) データ..................................................................................... 31 Appendix ................................................................................................................... 43 I/B/E/S Glossary I/B/E/S Glossary はじめに : Thomson Reuters は金融情報サービス市場で最も質の高いデータとアプリケーションを、包括的に 提供しています。Thomson Reuters の優れたソリューションにより、データを管理、分析、統合し、 必要なデータのみをスムーズにワークフローに取り入れることができます。 Thomson Reuters のアナリスト予想、リサーチレポートは全世界の機関投資家の間で最も信頼性が 高い情報として活用されています。 業界で最も幅広い製品群とサービスは、70ヶ国以上で顧客のデシジョンメーキングなどに貢献して います。 グローバルなカバレッジ Thomson Financial は 60ヶ国以上の企業に関する信頼性の高いアナリスト情報をタイムリーに提供 しています。データベースには新しい企業やデータ項目、レポートが追加され、カバレッジが日々 拡張されています。データ項目は EPS に加え歳入、純利益、EBITDA、税引き前利益など 20 項目 の以上予想データが収録されています。 幅広いプロダクト I/B/E/S Global Aggregates : 国、地域、セクター、産業レベルを、個別株式と同様の手法で分析 が可能です。アセットアロケーション、クロスボーダー評価、指数投資に不可欠なアグリゲイト ( 集計 ) 収益予想を提供します。適切な国に対するタイムリーな投資は、個別銘柄の選択よりも重要 な場合があります。I/B/E/S Aggregates は的確な市場選択に必要なデータを提供します。56ヶ国の 主要指数に関して、ボトムアップ収益予想を始め、関連データを提供します。 I/B/E/S History : I/B/E/S History はバックテストや調査に理想的なデータベースです。米国企業は 1976 年、その他の国は 1987 年から、40,000 社以上のデータを収録しています。 Thomson ONE : 全世界をカバーする幅広いコンテンツとパワフルな分析ツールの統合によって、 機関投資家にリアルタイムの高品質なワークフローソリューションを提供します。 First Call、I/B/E/S、Datastream、Worldscope など様々なデータベースや第 3 者機関のデータを組 み合わせ、市場やポートフォリオ、個別銘柄のモニター、投資機会の分析と判断などにご利用頂け ます。アドインを利用することにより、Excel 上からこれらのデータに直接アクセスすることも可 能です。 Datastream Advance : Datastream の幅広いデータベースを最大限に利用する Windows ベースの アプリケーションです。アドインを使って Microsoft Office 上でデータの取得や加工が可能です。 1 I/B/E/S Glossary グロッサリーについて このグロサーリーは I/B/E/S Global Estimate データベースに含まれる金融、統計データ項目をご理 解いただくために作られています。グロッサリーは以下の 3 つの章で構成されています。 • Thomson Financial の慣例 :企業データで使用される重要な項目を解説します • 会計基準 : FAS123 及び IFRS について解説します • 企業データ :企業レベルで使用される項目の定義です • 集計データ : I/B/E/S Global Aggregate で使用される項目の定義です その他のユーザーガイド 以下の I/B/E/S データユーザーガイドをご用意しています。 ご希望のお客様はヘルプデスクまでお問い合わせ下さい。 • I/B/E/S on Datastream: Datastream アプリケーション上で I/B/E/S データをご利用いただく ためのコード、使用方法、データ定義などを解説しています。 • I/B/E/S Global Aggregates: 指数や国単位での収益予想や成長予想を提供しています。 予想項目の種類、定義などを解説しています。 2 I/B/E/S Glossary I/B/E/S の慣例 Thomson Reuters ではデータの収集や収録に関して以下の慣例を定めています。 収益予想データベースへの企業の追加 新たな企業をユニバースに追加する場合、以下の 2 つの基準を満たしていることが必要です。 1. 最低 1 人のアナリストが予想を提供していること。 2. 株価、配当など補助的なデータが十分に入手可能なこと 会計期間の定義 Thomson ONE Analytics は最長で向こう 5 年、4 四半期、長期成長予想を収録しています。アナリ ストがこの期間を超えた範囲で予想を行うことはほとんどありません。また、企業によって決算期 末が異なるため、予想利益の会計年度を特定するために、FY1、FY2…という表示を行います。 直近の会社発表値は **0 (** は FY、Q、SAN) で表示されます。よって企業発表による直近の年間の 値は FY01、四半期は Q0、半期は SAN0 となります。この期間に基づいて対応する予想期間を判断 することができます。FY0 の期末日付が 2004 年 12 月であれば、FY1 は 2005 年 12 月までの 1 年 間の予想値を示していることとなります。四半期、半期も同様に、Q0 が 2005 年 3 月で終了する場 合、Q1 は 2005 年 6 月までの四半期を表します。この場合 Q1 は企業会計年度の第 1 四半期 ではな く、予想基準での第 1 四半期を指す点にご注意ください。 発行済み株式数 米国企業の場合、アナリストから提供されるデータは通常1種類の普通株式を基準です。2 種類の 株式を発行している企業の場合、I/B/E/S では投資可能な株式を基準に選択します。 米国以外の国では、企業が数種類の株式を発行している場合があります。このような場合、I/B/E/S はアナリストの大多数が採用している基準に従います。また、株式の市場性や外国人投資家も購入 できる株式であるかなどの事項が考慮されます。 ベーシックと希薄化 希薄化は転換社債、ワラント、新株引受権など、普通株式に転換可能な有価証券が発行されている 場合に発生します。“完全希薄化調整後の予想利益”は、転換可能な有価証券が全て転換されてい ると仮定するので、1 株当たり利益 (EPS) は、発行済みの普通株式のみに基づくベーシック EPS よ りも小さな値になります。Thomson Financial におけるアナリストの予想ベースは、アナリストの 大多数数が採用している基準に従っています。あるアナリストが大多数と異なる基準で予想を提供 する場合でも、Thomson Financial からアナリストに予想基準の変更を求めることはありません。 Thomson Financial 更新サイクル TF の月次データの更新日は様々な定義がありますが、すべて同一の日を指します。 1. 各月 14 日から 20 日の間の木曜日 2. 3. 第 3 金曜日前の木曜日 オプション権利行使期限の週の木曜日 週次データの更新日は毎週木曜日です。 1. 暦年換算レポートでは、Thomson Financial は企業が決算発表を行ったか否かにかかわらず、全銘柄の 表示を同時に更新します。これによって例外として表示が更新された後でも、FY0 に予想値が残る場 合があります。この場合、実績値が発表された後に FY0 の数値が修正されます。 3 I/B/E/S Glossary 予想値と実績値 企業の実績利益は、発表され次第データベースに取り入れられます。米国とカナダの企業が発表し た利益は受信後、直ちに予想値と比較できるように調整が加えられ、リアルタイム製品上で提供さ れます。更新は 1 日に 5 回行われます。四半期毎の決算報告がほとんど行われていない北米以外の 地域に関して、Thomson Financial は会社発表の利益を通信社、新聞社、証券会社など様々なソー スから入手しています。 会計年度の移行は、企業の決算期末日の翌日に行われるわけでありません。Thomson Financial の データベースでは、企業が業績発表を行うまでは予想値はそのまま残されます。米国企業は決算期 末から 90 日以内に業績発表を行いますが、他の国では 6ヶ月後に発表される場合もあります。発表 までの期間に関わらず、FY1 の数値は、企業が業績発表を行うまで予想値のままです。 暦年化データ (Global Aggregate) の場合は例外として、Thomson Financial の暦年化基準に従って 対象企業の決算期は一斉に移行します。移行の時点で決算発表が行われていない企業の場合、FY0 の値は発表後に修正されます。 株価データ 更新頻度 – 日次またはオンラインデータの場合、財務レシオや派生商品の算出には前日の終値が使 用されます。これらの製品では、株価が 0.5%以上変化した銘柄と、予想値が修正された全銘柄に ついてリアルタイム ( 可能な場合のみ ) または前日の終値が表示されます。 その他のデータでは、米国の株価は毎週水曜日、その他の国の銘柄は毎週火曜日に更新されます。 出所 – ブラジルの株価は ILX、それ以外の全ての株価は Interactive Data Corp. から収録されます。 1 週間前データと計算方法 Thomson Financial の週次更新は毎週木曜日に実施されます。この時点で全ての 1 週間前データは 前週木曜日時点のデータに置換えられます。週次製品の前週比はこの基準値と比較して算出されま す。リアルタイム及び日次製品の場合、現在値は更新毎に変化しますが、比較される基準値は次回 の週次更新まで変わりません。例えば月曜日に EPS 予想が修正された場合、前週比は月曜日の値と 前週の木曜日の値を用いて算出されます。 4 週間前データと計算方法 Thomson Financial の週次更新は毎週木曜日に実施されます。この時点で全ての 4 週間前データは 4 週前の木曜日時点のデータに置換えられます。週次製品の 4 週前比はこの基準値と比較して算出 されます。リアルタイム及び日次製品の場合、現在値は更新毎に変化しますが、比較される基準値 は次回の週次更新まで変わりません。例えば月曜日に EPS 予想が修正された場合、4 週前比は月曜 日の値と前週の木曜日の値を用いて算出されます。 1ヶ月前データと計算方法 Thomson Financial の週次更新は毎週木曜日に実施されます。この時点で全ての 1ヶ月前データは、 最後の月次更新のデータに置換えられます。リアルタイム及び日次製品の場合、現在値は更新毎に 変化しますが、比較される基準値は次回の月次更新まで変わりません。例えばある月の 10 日に EPS 予想が修正された場合、前月比は 10 日の値と前月の月次更新の値を用いて算出されます。 セクター、産業分類 Thomson Financial は現在、独自の基準で企業を産業別に分類しています。米国企業の場合、基本 的には S&P 500 産業分類に則していますが、Thomson Financial ではより大きく幅広いユニバース に対応するために新しい産業が追加されています。米国以外の企業の場合は、モルガンスタンレー・ キャピタル・インターナショナル(MSCI)の産業分類を基本にしていますが、この場合にも同様に 新たな産業が加えられています。 4 I/B/E/S Glossary 純利益と継続事業 アナリストの殆どは、場合継続事業ベースで収益を予想します。つまり、予想値には非継続事業、 特別損益、経常外損益が含まれません。企業発表の利益は、予想利益との関連性を保つため、アナ リストの予想利益に合わせて、年間ベース、四半期間ベースで発表利益を調整しています。このた め Thomson Financial の実績値は Compustat などと異なる場合があります。 合併と買収の取り扱い Thomson Financial がカバーする 2 社が合併した場合、合併後の新会社の過去からの継続性を保つ ために、一方を買い手 ( 存続会社 ) としてデータベースに残します。新会社の CUSIP/SEDOL のコー ド、社名、コード番号などが変更された場合でも、買い手企業の Thomson Financial 企業コード (I/ B/E/S ticker) は存続します。買収完了日以降、被買収企業に関する全てのデータは提供されません。 Thomson Financial のヒストリカルデータベース "I/B/E/S History” では、買収された企業のデータは 買収実行日に消去されます。 トップダウンとボトムアップ 株価指数を対象とした予想には、トップダウン予想とボトムアップ予想があります。トップダウン 予想値は、株価指数を 1 つの銘柄として取り扱うマーケットストラテジストが予想する数値です。 ボトムアップ予想値は、指数構成銘柄の予想 EPS を発行済株式数で加重平均して集計します。 トップダウン予想値とボトムアップ予想値には、以下のような違いがあります。 Top Down Bottom Up マーケットストラテジストによる収益予想 諸償却を含む 発表利益は株価指数毎に発表された実績値に基づく 実績値は株価指数の過去の銘柄構成を反映 多数のアナリスト収益予想の集計値 利益を“継続事業”に基づいて予想 Thomson Reuters が実績値を基に集計 実績値は株価指数の現在の銘柄構成を反映 計算式は以下のとおりです。 Io * Sum(Ci*Si) / Sum(Pi*Si) Io = 本日の株価指数値 Ci = 指数に含まれ、コンセンサス EPS 平均を持つ各企業のコンセンサス EPS 平均 Si = 指数に含まれ、コンセンサス EPS 平均を持つ各企業の発行済み株式数 Pi = 指数に含まれ、コンセンサス EPS 平均を持つ各企業の株価 上記の算式を用いることにより、ある企業が特定のデータを持たない場合、集計値の算出から除外 することができます。 速報予想 アナリストから提供された予想値は、製品上で公開される前に様々な検証が実施されます。この作 業によって、常にデータに質を最高な状態に保つことができます。検証は可能な限り迅速に行われ ますが、予想値の更新には一定の時間を要します。 より速報性を重視するユーザーのために、自動 チェック機能によるリアルタイム予想暫定予想値をリリースしました。 “Smart Verification Criteria” と呼ばれるデータテストを通過した予想値がリアルタイムで提供されます。これらの予想値は、詳 細チェックが終了した予想値に書き換えられます。 単独 / 連結フラグ 企業に対する予想値が単独基準か連結基準かを表します。この基準は、大多数のアナリストが予想 する基準によって決定します。 連結企業 親会社が 20% 以上の採決権を持つ株式を保有する場合、企業は連結企業として扱われ、企業内の取 引を除いた後に親会社と収益を合算します。 5 I/B/E/S Glossary 親企業 当該企業の純利益に、被投資会社から受け取る配当、利息、使用許諾量を含む収益が含まれる場合、 親企業として扱います。 子会社を持たない企業 子会社を持たない企業の場合、デフォルトで連結企業として扱われます。これは、市場の大勢が連 結企業であるためです。 数値以外のデータコード NA データがありません ( 計算に必要なデータが無い場合 )。 NM 計算結果データが無意味な値です (EPS が 0 以下の場合の PER など計算結果がデータとし て適当でない場合 )。 VL 非常に大きい値です。 –VL 非常に大きいマイナス値です。 成長率、予想変化率の計算 : 6 –+ マイナス ( または0 ) から0 ( またはプラス ) へ増加。 N+ マイナス値が減少 ( ‐ 10 から -5 など )。 N– マイナス値が拡大 (0 から -1、-3 から -5 など )。 0 変化なし。 I/B/E/S Glossary 会計基準 各国のアナリストが採用する会計基準は様々で、複雑です。Thomson Financial データベースで採用 されている市場の基本的な基準についてはヘルプデスクにお問い合わせ下さい。 FAS123(R) Stock Option Expensing FA123(R)は米国の公開企業に対して従業員保有の株式オプションの対価を算出し、損益計算書上で の減価償却を義務付た規制で、2005 年 6 月 15 日以降に開始する決算期から適用されています。 Thomson Financial ではこの規制に対応する新コンテンツを拡充しました。規制の適用については アナリスト予想の多数基準によります。 International Financial Reporting Standards (IFRS) European Union は 2005 年に欧州企業に対し、連結決算報告書に Financial Reporting Standards (IFRS) を採用することを定める規定を採用しました。例外として、一部企業は 2007 年まで採用の 延期が認められています。一般的には 2005 年 1 月 1 日以降に開始する決算期の連結決算報告書か ら IFRS 規制が適応されており、決算期間が 12ヶ月の企業の場合は 2005 年 12 月 31 日に年度末を 迎える企業が最初の適応対象となります。 四半期決算の企業は 2005 年 3 月 31 日、半期決算の場合 は 6 月 30 日が第 1 回の IFRS 基準報告書です。欧州に続き、一部アジア諸国、オーストラリア、 ニュージーランドでも IFRS を採用しています。Thomson Financial の予想値はアナリストの多数が 採用する基準に従います。 7 I/B/E/S Glossary 8 I/B/E/S Glossary 企業データ Actual EPS, CPS or DPS:EPS、CPS、DPS 実績値 特定会計年度の 1 株当り利益 (EPS)、 1 株当りキャッシュフロー(CPS)、1 株当り配当 (DPS) の実績値 Actual EPS, CPS or DPS - Last Four Quarters or Two Semi-Annuals: EPS、CPS、DPS の実績値 - 直近 4 四半期 /2 半期 四半期決算企業の場合、EPS、CPS、DPS の直近 4 四半期間、半期決算企業の場合、EPS、CPS、 DPS のの直近 2 半期の実績値合計 American Depository Receipt (ADR) Indicator:米国預託証券 (ADR) 指標 * ある企業の株式が ADR で取引されている場合に "Y" と表示します 米国預託証券 (ADR): 米国以外の企業の発行株式を間接的に保有していることを裏付ける米銀発行の証券 で、原株式は企業居住国の銀行で保管される Analyst:アナリスト 予想データを提供している調査機関の部署名または個人名 Activation Date:有効日 予想値がデータベースに保存された日付 Announce Date:発表日 ブローカー定めた予想値の有効日 Announcement Date:決算発表日 企業が特定決算期の決算発表を行った日付 Basic/Diluted Indicator:ベーシック / 完全希薄化指標 予想値 (EPS、配当、実績など ) の基準がベーシック / 完全希薄化かを示す 9 I/B/E/S Glossary Beta:ベータ 株価指数の動きに対する銘柄の感応性を、週次の相対価格変化の 156 計測点に添う直線の傾きで表 します。計測点は指数の週次価格変化率に対する個別銘柄の週次価格変化率の比率と等しく、傾き は最小2乗法を用いて計算され、以下の式の "b" と等しくなります。 y = a ; b*x ( 傾きは、x に対する y の相対変化を表す ) 算出は全ての負債を除いたレバレッジ無しの基準に基づいています。これにより、負債を企業の資 本構造に組み込んだ利益効果を取り除き、より正確なボラティリティが測定可能です。各市場のベ ンチマーク指数は次の表のとおりです。 Country Argentina Australia Austria Belgium Brazil Canada China Colombia Czech Republic Denmark Finland France Germany Greece Hungary Indonesia Ireland Italy Japan Malaysia Index Argentine Merval Index Australia All Ordinary ATX Index BEL 20 Bovespa Stock Exchange TSE 300 Shanghai Stock Exchange Index Bogota Stock Exchange Index Prague PX 50 KFX Helsinki Stock Exchange General Index CAC 40 DAX Athens Stock Exchange BUX-Hungary Jakarta Composite Index ISEQ Overall Milan MIB 30 TOPIX Kuala Lumpur Composite Index Country Index Norway Pakistan Peru Philippines Poland Portugal Russia Singapore Slovak Republic South Africa Spain Sri Lanka Sweden Switzerland Taiwan Thailand United Kingdom United States Venezuela OBX Total Stock Exchange Pakistan Stock Exchange Lima Stock Exchange PSE All Share WIG PSI 20 RTSI DBS 50 SAX JSE Overall Index IBEX 35 Colombo All Share AFV General Index Swiss Market Index Taipei WTD Prices Bangkok SET Index FT All Share S&P 500 Caracas Stock Exchange Book Value Per Share(BPS):1 株当り純資産額 有形資産総額から総負債と営業権償却を引いた値を、発行済み普通株式数の加重平均値で除した値。 企業における 1 株当りの実質価値を表します。Thomson Financial は BPS の予想値と実績値を提供 します。 Capital Expenditure / CAPEX(CPX): 設備投資 企業が特定期間に於いて、不動産、工場施設、設備などの物的試算を購入または改善するために費 やした資金を刺します。Thomson Financial は BPS の予想値と実績値を提供します。 Cash Flow Per Share (CPS):1 株当たりキャッシュフロ- 10 • 投資・資金調達前の営業キャッシュフローを、当該年度の発行済み普通株式数の加重平均値で 除した値。投資活動には、土地、工場、ビル等の不動産取引が含まれる。手可能な範囲で CPS の予想値と実績値を提供します。 • 資金調達には配当支払、借入、株式売却等に関わる支出 / 収入が含まれます。入利払いは営業 活動の一部と見なされます。 • I/B/E/S の CPS は企業の営業キャッシュフローを表します。基本的な計算式は以下の通りです。 Operating Cash flow - maintenance capital = Distributable Cash flow per unit. • CPS は税引き後基準で算出されます。 • I/B/E/S 予想項目には DCFPU (Distributable Cash Flow per Unit) は含まれません。この項目は、 Payout Ratio と同様に産業固有と見なされています。企業が営業キャッシュフローを提供して いない場合に限り、I/B/E/S は DCFPU 予想を CPS として採用し、Footnote A(Accounting difference) を付けてフィルターアウトします。 I/B/E/S Glossary Coefficient of Variation:分散係数 特定期間における予想の標準偏差を予想の平均値の割合として計算した値で、予想値の平均に対す る相対的なバラツキを示します。分散係数が小さければ、予想のバラツキが平均値付近に比較的集 中していることを表します。逆に分散係数が大きければ、予想のバラツキが大きくアナリストの間 で企業の将来に対する見方が割れていることになります。 計算式は以下のとおりです。 S= 標準偏差 X= 予想平均 Coefficient of Variation (CV) – Industry Relative (Share Weighted) : 分散係数-産業相関(加重平均 ) 特定決算期の企業の分散係数と、その企業が属する産業の加重平均分散係数との相関を表します。 分散係数は予想の標準偏差を予想の平均値の割合として計算したもので、予想値の平均に対する相 対的なバラツキを示します。分散係数が小さければ、予想のバラツキが平均値付近に比較的集中し ていることを表します。逆に分散係数が大きければ、予想のバラツキが大きくアナリストの間で企 業の将来に対する見方が割れていることになります。 分散係数―産業相関(発行済み株式数加重)は以下の式で計算されます。ここで、n は産業に含ま れる企業を示します。 Coefficient of Variation, One Month Ago: 分散係数、1ヶ月前値 1ヶ月前時点における、特定決算期の予想の標準偏差を平均予想値の割合として計算した分散係数 の値。Thomson Financial は "1ヶ月前 " の値をローリング 4 週間方式を用いて計算します。 Coefficient of Variation, One-Month Percent Change: 分散係数、1ヶ月変化率 1ヶ月前時点と現在の分散係数の変化率をパーセント表示します。Thomson Financial では "1ヶ月前 " の値は 4 週間のローリング方式を用いて計算されます。 計算式は以下のとおりです。 CVm = 分散係数 CVm-1 = 1ヶ月前の分散係数 Company Estimate(Japan):会社予想 ( 日本企業 ) 日本企業は法律で業績予想の発表を義務づけられています。Thomson Financial は会社発表による 予想 1 株当たり利益をアナリストの予想利益と同じセクションに同じフォーマットで提供していま す。なおこのデータは予想値のコンセンサスの計算 ( 予想 EPS 平均値など ) からは除外されます。 Company Name:企業名 アナリストが一般的に用いる企業名です ( 略称を用いる場合もあります )。 11 I/B/E/S Glossary Confirnation Date 最新の予想の日付または同じ値の予想値が確認された日付を表します。 Contributor:情報提供機関 Thomson Financial に予想を提供している調査機関の名称。 Currency Code:通貨コード 通貨の略号 ( 米ドルの通貨コードは USD など )。 Currency Name:通貨名 通貨の正式名称 ( 例えば US dollars など )。 Current Estimate:現在の予想データ 調査機関から提供された、ある企業を対象とする特定決算期の最新予想値。 Current Estimate Date:現在の予想データの日付 現在の予想データが Thomson Financial のデータベースに入力された日付。 CUSIP/SEDOL:CUSIP/SEDO CUSIP はスタンダードアンドプアーズ (S&P) 社が米国株式 (ADR 含む ) とカナダ株式に付与してい る数字とアルファベットからなる 8 桁のコードです。 SEDOL はロンドン証券取引所が設定した 6 桁の数値コードです。Thomson Financial では各銘柄の 国コード (Exchange Country Code) を頭につけて銘柄の国籍を特定できるようにしています。 Dilution Factor:希薄化係数 ベーシック ( 希薄化未調整 ) 利益と完全希薄化調整後利益の差を示す係数。企業が普通株式に転換 可能な証券 ( ワラント、転換社債など ) を発行している場合、希薄化が行われます。希薄化係数は 会社発表の直近ベーシック EPS と完全希薄化調整後 EPS の比率を用いて計算されます。 Dividends per Share (DPS):1 株当たり配当 年度換算化された企業の普通株式に対する配当金を、その年の発行済み普通株式数の加重平均値で 除した値。米国では DPS は源泉徴収税を差し引く前に算出されますが、米国以外では、源泉徴収税 差し引き後に算出される場合もあります。Thomson Financial は DPS の予想値と実績値 ( 入手可能 な場合 ) を提供しています。 Earnings per Share (EPS):1 株当たり利益 EPS は 1 株当りの収益を測定する項目で、アナリストが証券の評価に用いる項目です。企業の継続 事業からの収入を発行済み株式数で除して求めます。アナリストによって収益に特定の項目を含む か否かが異なる場合、I/B/E/S は大多数のアナリストが採用する基準を標準とし、異なる基準の予想 値は予想平均の算出から除かれます。EPS の予想値と実績値を提供しています。 12 I/B/E/S Glossary Earnings per Share . Alternate (EPX) : 1 株当り利益 ( 代替 ) 企業の継続事業からの収入を発行済み株式数で除した値で、1 株あたりの収益を測定します。予想 値がアナリストの大多数が採用する基準と異なる場合、予想平均から除外され、EPX として提供さ れます。EPX の予想値と実績値を提供しています。 Earnings per Share, Before Goodwill (EBG):1 株当り営業権償却前利益 営業権償却前利益 (EBG) は、企業の営業権償却考慮前の 1 株当たり利益を示します。営業権が経常 利益の一部として扱われる国の場合 ( フランスなど )、償却された項目は収益に足し戻されて計算さ れます。よって EBG は、常に営業権償却後の利益に基づいて算出される1株当たり利益 (EPS) と は区別されます。EBG は企業の継続的事業からの収益を発行済み株式数の加重平均値で除して求め られます。Thomson Financial は EBG の予想値と実績値 ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 IFRS の導入により、欧州およびアジア諸国では営業権は償却されず、特別項目として会計処理され ます。この変更により、当該国の企業は EBG を別項目として扱う必要がなくなりました。これらの 国では、Thomson FinancialはEPSとGPS (valuation EPSおよびfully-reported EPS)のみ収集します。 Earnings per Share - Cash (CSH) : 1 株当り現金収益 企業の順収益に減価償却、営業権償却、先払い試算 ( 現金外 ) を加え、発行済み株式数の加重平均 で除した値です。実績及び予想値が提供されます。 Earnings per Share - Fully Reported (GPS) GPS は公的もしくは報告された 1 株当り利益で、純利益 ( 継続事業 ) を発行済み株式数の期中平均 で除した値です。企業が特別項目や営業権償却を有する場合、各項目控除後の値が用いられます。 北米では GAAP 基準 1 株当り利益と呼ばれ、SEC ファイリングに報告される Generally Accepted Accounting Principles に基づき算出されます。 International Financial Reporting Standards (IFRS) を導入している国では、IFRS 規則に基づく項目 が全て含まれます。Thomson Financial では予想と実績の GPS( 入手可能な場合 ) を提供しています。 Earnings Before Interest and Taxes(EBI):支払利息および支払税控除前利益 企業の支払利息および所得税差し引き前の利益を示します。EBIT は、債権者に対する支払い ( 債券 を含む ) や法人税等の税金の支払いを行う前の利益を計ります。一般的に、税引き前利益に支払利 息を足し戻し、資本利息を控除して算出されます。Thomson Financial は EBIT の予想値と実績値 ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 数値はチリ、コロンビア、インドネシア、日本、韓国、トルコ、ベネズエラは十億単位、その他の 国は百万単位で表示されます。 Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, and Amortization(EBT): 支払利息、支払税および減価償却費控除前利益 企業の支払利息、支払税および減価償却費控除前の実質収益力を計ります。一般的に、税引き前利 益に減価償却費と利息費用 ( 資本利息を除く ) を足し戻して算出されます。Thomson Financial では EBITDA の予想値と実績値 ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 数値はチリ、コロンビア、インドネシア、日本、韓国、トルコ、ベネズエラは十億単位、その他の 国は百万単位で表示されます。 Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, and Amortization Per Share(EBS) :支払利息、支払税および減価償却費控除前利益 EBITDA をその年の発行済み普通株式数の加重平均値で除した値です。Thomson Financial では EBS の予想値と実績値 ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 13 I/B/E/S Glossary End Date:決算期末 特定決算期に対応した月末や年末を表します。例えば FY1(12/07) と表示されている場合は、決算期 "FY1" の期末が 2007 年 12 月末であることを示します。 Enterprise Value (ENT) : 企業価値 企業価値 (ENT) は時価総額に負債、少数持株分、優先株を加え、現金及び現金同等項目を差引いた 値です。現金同等項目とは、企業のバランスシート上で即時現金変換可能な項目と定義します。例 えば、銀行預金、上場株式、債券などが該当します。実績企業価値は決算期末の株価終値を用いて 算出します。 Exchange:取引所 株式の主要上場取引所の名称を表示します。 Exchange Code:取引所コード 株式の主要上場取引所を示すアルファベット 1 文字のコード。例えば、カナダのトロント証券取引 所のコードは“J”です。 Exchange Country Code:取引所の国コード 株式の主要上場取引所の国籍を表す ISO ( 国際標準化機構:International Standards Organization) 規 定の 2 文字の国コード。例えば、ロンドン証券取引所の国コードは "GB" です。 Exchange Country Local Interest Rate:主要上場市場国内金利 主要上場取引所の所在国の国内金利 ( または国債利回り ) です。例えばニューヨーク証券取引所を 主要上場取引所にしている株式の場合、米国の金利が該当します。 Exchange Country Local Interest Rate – Long Description:上場市場国内金 利名称 主要上場市場国の国内金利の正式名称を表示します。例えば米国に上場する銘柄の場合、"United States Government Bond - 10 Year" と表示されます。 Exchange Country Local Interest Rate – Short Description:上場市場国内金 利略称 主要上場市場国の国内金利の正式名称を表示します。例えば米国に上場する銘柄の場合、"US 10yr Gvt Bond" と表示されます。 Exchange Country Local Interest Rate Date:上場市場国国内金利の日付 国内金利 (「主要上場市場国内金利」参照 ) が Thomson Financial のデータベースに入力された日付 を表示します。 Exchange Rate Applied:適用為替レート 企業の決算報告が準拠している通貨とユーザーが任意に選択した通貨と為替レート。例えば、日本 円建てで決算報告を行っている企業の業績をポンド建てで表示したい場合、使用される日本円とポ ンドとの為替レートが適用為替レートとなります。 14 I/B/E/S Glossary First Call Calendarization :First Call の暦年化 米国、カナダ、ADR、南米諸国の企業は以下の規則で暦年化されます。 例:2004 年の暦年データの算出 企業の決算期末月に従って、四半期データの合計を使用します。 1 (January) : 2005 年年次データ 2, 3, 4 (February, March or April) :2004 年 q4 + 2005 年 q1, q2, q3 5, 6, 7 (May, June or July):2004 年 q3, q4 + 2005 年 q1, q2 8, 9, 10 (August, September or October) : 2004 年 q2, q3, q4 + 2005 年 q1 11, 12 (November or December :2004 年年次データ または、上記規則に従ってブローカー毎に全予想値を合計します ( 四半期データが報告されると、 Thomson Financial はアナリスト予想ではなく報告値または修正報告値を使用します )。 注 : 決算期末が 2 月 ~10 月の企業は、算出に組入れるためには 4 期の連続した四半期データが必要 です。あるブローカーが間の 1 期について予想値を公表していない場合、当該ブローカーは暦年 平均算出から除外されます。 Calyr_cur_mean は上記方法による合計値です。 合計対象となるブローカーが無いなど、十分な四半期データが取得できない場合、以下の配分方法 を用いて暦年化されます。 1. 四半期末月へのラウンド 暦年化予想値が無い場合、以下の法則に従って最も近い四半期の該当月に予想値を当てはめます。 最初の数字が決算来末、2 番目の数字が算式の応答月です。 1 = 12 2=3 5=6 8=9 11 = 12 3=3 6=6 9=9 12 = 12 4=3 7=6 10 = 9 2. 有効なブローカーの値を月次配分します。 算式: exx = (f*e1+(12-f)*e2)/12 exx = calendarized EPS w/ prorating f = rounded fiscal year-end month e1 = annual for 2004 e2 = annual for 2005 3. calyr_cur_mean は、全てのブローカーの値を上記方法によって算出した exx の平均値です。 15 I/B/E/S Glossary Five Year Historical EPS Growth:直近 5 年間の EPS 年平均成長率 過去 5 年間における 1 株当たり利益 (EPS) の年率換算された平均成長率です。この値は発表利益の 対数にあてはまる最小二乗法で求めた曲線 ( 対数一次線形 ) の傾きを測定して、パーセントで表示 されます。4 四半期ローリング EPS が入手できる場合は、曲線を直近 21 データ ( 最低 11 データ ) に適合させ、傾きに 4 を乗じて累乗化し、1年あたりの成長率を求めます。半期データの場合は、 曲線を直近 11 データ ( 最低 6 データ ) に適合させ、傾きに 2 を乗じて累乗化し、1年あたりの成長 率を求めます。年度データの場合には、曲線を直近 6 データ ( 最低 3 データ ) に適合させ、傾きを 累乗化して EPS の年平均成長率を計算します。成長率がゼロやマイナスのデータは計算から除外さ れます。 Five Year Historical EPS Stability:直近 5 年間の EPS 年平均成長率の安定性 過去 5 年間の EPS 成長率の一貫性を見る尺度です。算出値が小さければ小さいほど、EPS が一定 の水準で安定的に伸びていたことを示します。EPSの年平均成長率と組み合わせて利用することで、 過去 5 年間の EPS 成長率を多面的に捉えることができます。会社発表の実績 EPS 値と直近 5 年間 のヒストリカル成長傾向線の格差 ( 絶対値 ) の割合を、傾向線 EPS 値で除した値をパーセント表示 します。 計算式は以下のとおりです。 Earnings(xi)= 収益実績 Trend(xi)= トレンドライン =a*eb*xi ごとの算出収益 ( 期間 i におけるトレンドポイント ) n= 観測点の数 Five Year Historical EPS Growth Industry Relative (Share Weighted): 直近 5 年間の EPS 成長率、産業相関(加重平均 ) ある企業の直近 5 年間の実績に基づく 1 株当たり利益 (EPS) 年率平均成長率を、当該企業が属する 産業の同期間における加重平均された実績 EPS 年率平均成長率と比較した値。単純に企業の EPS 年率平均成長率を、産業の EPS 年率平均成長率で除して求められます ( 直近 21 四半期の純利益の 対数回帰線を用いて算出 )。 計算値が> 1 ならば、企業の年率平均成長率は産業平均を上回る 計算値が< 1 ならば、企業の年率平均成長率は産業平均を下回る 計算値が= 1 ならば、企業の年率平均成長率は産業平均と等しい Flash Mean: フラッシュ平均 特定決算期について、直近 4 週間に発表された予想値のみの平均 Flash Mean, Number of Estimates:フラッシュ平均の予想数 特定決算期について、直近 4 週間に発表された予想値数 Funds From Operations (FFO):営業キャッシュフロー 不動産やその他の投資信託について信託キャッシュフローを定義する場合に使われます。収益に減 価償却が足し戻されます。FFO の類似用語に Funds Available for Distribution (FAD) がありますが、 これは FFO から信託財産に対する資本投資とモーゲージ償却を差し引いたものです。Thomson Financial では予想と実績の FFO( 入手可能な場合 ) を提供します。 Gross Margin (Gross Profit Margin) (GRM) : 総利益 企業の総売り上げ収入から販売費用を差し引き、売上利益で除した値で % 表示されます。 16 I/B/E/S Glossary Growth, FY1/FY0:成長率、FY1/FY0 予想 1 株当たり利益 ( キャッシュフロー、配当 ) の前年度 (FY0) 実績に対する今年度 (FY1) の成長 率をパーセント表示します。計算式は以下のとおりです。 EPS(t1)=FY1 の EPS 予想平均 EPS(t0)=FY0 の実績 Growth, FY2/FY1:成長率、FY2/FY1 予想 1 株当たり利益 ( キャッシュフロー、配当 ) の今年度 (FY1) に対する翌年度 (FY2) の成長率を パーセント表示します。計算式は以下のとおりです。 EPS(t2)=FY2 の EPS 予想平均 EPS(t1)=FY1 の EPS 予想平均 Growth, FY3/FY2:成長率、FY3/FY2 予想 1 株当たり利益 ( キャッシュフローまたは配当 ) の翌年度 (FY2) に対する翌々年度 (FY3) の成 長率をパーセント表示します。計算式は以下のとおりです。 EPS(t3)=FY3 の EPS 予想平均 EPS(t2)=FY2 の EPS 予想平均 Growth, Industry Relative, FY1/FY0:成長率、産業相対、FY1/FY0 企業の予想 1 株当たり利益 ( キャッシュフロー、配当 ) の前年度 (FY0) 実績に対する今年度 (FY1) 成 長率を、企業が属する産業の同期間の集計予想成長率と比較します。計算式は以下のとおりです。 産業集計値は発行済み株式数加重、ボトムアップ集計方式で計算されています。 計算値が> 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均を上回る 計算値が< 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均を下回る 計算値が= 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均と等しい Growth, Industry Relative, FY2/FY1:成長率、産業相対、FY2/FY1 企業の予想 1 株当たり利益 ( キャッシュフロー、配当 ) の今年度 (FY1) に対する翌年度 (FY2) 成長 率を、企業が属する産業の同期間の集計予想成長率と比較します。計算式は以下のとおりです。 計算値が> 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均を上回る 計算値が< 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均を下回る 計算値が= 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均と等しい 17 I/B/E/S Glossary Growth, Industry Relative, FY3/FY2:成長率、産業相対、FY3/FY2 企業の予想 1 株当たり利益 ( キャッシュフロー、配当 ) の翌年度 (FY2) に対する翌々年度 (FY3) 成 長率を、企業が属する産業の同期間の集計予想成長率と比較します。計算式は以下のとおりです。 計算値が> 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均を上回る 計算値が< 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均を下回る 計算値が= 1 ならば、企業の予想成長率は産業平均と等しい High Estimate:予想最高値 ある企業を対象とする特定決算期の全予想値の中で最も高い値を表示します。 Home Country Code:居住国の国コード 企業の所在国の国コードを表示します。 注 : 企業の主要上場取引所の所在国と異なる場合があります。 Index, One-Month Percent Change:株価指数、1ヶ月変化率 企業の所在国における指標株価指数の過去 4 週間の変化率を示します。 Indicated Annual Dividend:予想年間配当 米国企業は、株式分割調整後の直近四半期の実績配当を 4 倍して求めます。米国以外の企業の場合、 支払い頻度が国によって異なるため、Interactive Data Corp. の予想配当データを使用しています。 Industry Name:産業名 対象企業と類似した業務を営む会社のグループです。産業の割当と分類は I/B/E/S が行います。 I/B/E/S は独自の方法により企業を 3 レベル ( セクター / 産業 / グループ ) に分類しています。米国 企業の分類は S&P500 を基本とし、その他の国は MSCI の分類を元にしています。更に、I/B/E/S は トロント SE300、Dow Jones 株式指数など特別な分類によるレポートを提供しています。 Interest Rate:金利 企業の所在国の長期国債 (7-10 年債 ) の現在の利回りを表示します。 Interim Period Indicator:中間期の指標 中間期データの期間を示します。”Q" は四半期の予想と実績値、"S" は半期の予想と実績値を表しま す。米国、カナダ、メキシコ、日本企業の大半に関しては四半期データを収録しています。 ISO Display Country Code:ISO 規定の国コード 企業の所在国を ISO ( 国際標準化機構:International Standards Organization) が規定したアルファ ベット 2 文字の国コードで表示します。 Local Government Interest Rate:国債利回り 企業の所在国における長期国債の現在の利回り。Thomson Financial では、10 年国債の利回りを使 用していますが、例外としてシンガポールに関しては 7 年国債の利回りを表示します。 18 I/B/E/S Glossary Local Government Interest Rate Date:国債利回りの日付 Thomson Financial データベースの国債利回りが更新された日付。新しいデータが入手可能な場合、 毎週金曜日の午前中にデータが更新されます。 Local Identifier:ローカルコード 企業の主要上場取引所の証券コード。米国企業の場合、ティッカーの最初の 4 文字を表示します。 米国以外の企業に関しては多くの場合、取引所が定めたコードをローカルコードとして表示します。 Local Interest Rate – Short Description:各国の金利略称 各国の金利を表示する際の略称。例えば日本の場合、"JPN 10yr Gvt Bnd" と表示します。 Local Interest Rate – Long Description:各国の金利名称 各国の金利を表示する際の正式名称。例えば、日本の金利は " Japan Government Bonds - 10 Year" と表示します。 Long Term Growth Rate (LTG):予想長期成長率 アナリストから直接提供される値で、I/B/E/S が算出するものではありません。計算方法はアナリス トによって異なりますが、一般的に企業の次のビジネスサイクルまでの営業利益の年間成長率を表 し、予想対象期間は 3~5 年です。算出方法が一定しないため、平均値よりも極端値の影響をうけに くい中央値の使用を推奨します。 Low Estimate:予想最低値 ある企業を対象とする特定決算期の全予想値の中で最も低い値を表示します。 Market Capital Per Analyst:アナリスト 1 人あたりの時価総額 ある企業の時価総額を、その企業を対象とする特定決算期の予想を提供しているアナリストの数で 割った値を示します。計算式は以下のとおりです。 Market Capitalization:時価総額 時価総額 (Market Cap) は、企業の株式の市場価値を現地通貨で表示したものです。発行済み株式数 を Thomson Financial データベースの最新株価で掛けて算出します。この計算に用いられる発行済 み株式数は、アナリストが利益予想に用いた株式だけを対象とするため、全ての株式を必ずしも含 むわけでは有りません。 Mean:平均値 特定決算期の予想値の単純平均値を表示します。計算式は以下のとおりです。 x= 個別アナリストの予想 n= 予想総数 19 I/B/E/S Glossary Mean, One Month Ago:平均値、1ヶ月前 1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 時点における特定決算期の予想値の単純平均。予想値は 4 週間のサイク ルで更新されるため、対象となる期間の長さが異なる場合があります。計算式は以下のとおりです。 (xm-1)i=1ヶ月前の個別アナリストの予想 n= 予想総数 Mean One-Month Difference:平均値、1ヶ月前との差 1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 時点と現在の平均予想値の差を現地通貨で表示します。 計算式は以下のとおりです。 Mean, One Month Difference = Mc-Mm-1 Mc= 現在の予想平均 Mm-1=1ヶ月前の予想平均 Mean, One-Month Percent Change:平均値、1ヶ月の変化率 1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 時点と現在の平均予想値の変化率をパーセント表示します。 計算式は以下のとおりです。 Mc= 現在の予想平均 Mm-1=1ヶ月前の予想平均 Mean, One Week Ago:平均値、1 週間前 直近週次更新時点の予想値の単純平均値を表示します。計算式は以下のとおりです。 (xw-1)i=1 週間前の個別アナリストの予想 n= 予想総数 Mean, One-Week Difference:平均値、1 週間前との差 直近の週次更新と現在の平均予想値の差を現地通貨で表示します。計算式は以下のとおりです。 Mean, One Week Difference = Mc-Mw-1 Mc= 現在の予想平均 Mw-1=1 週間前の予想平均 Mean, One-Week Percent Change:平均値、1 週間の変化率 直近の週次更新時点と現在の平均予想値の変化率をパーセント表示します。一方の現在データが日 次で更新されるのに対し、比較対象となる週次データは毎週金曜日に更新される値を使用するため、 必ずしも 1 週間前の値と比較するわけではないという点にご注意下さい。変化率の比較対象期間の 範囲は、1営業日 ( 現在のデータが月曜日の予想値の場合 ) から5営業日 ( 木曜日の予想値 ) に及ぶ ということになります。計算式は以下のとおりです。 Mc= 現在の予想平均 Mw-1=1 週間前の予想平均 20 I/B/E/S Glossary Mean, Three Months Ago:平均値、3ヶ月前 3ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 時点における予想の単純平均値を表示します。 計算式は以下のとおりです。 (xm-3)i=3ヶ月前の個別アナリストの予想 n= 予想総数 Mean, Three-Month Difference:平均値、3ヶ月前との差 3ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 時点と現在の平均予想値の差を現地通貨ベース で表示します。計算式は以下のとおりです。 Mc= 現在の予想平均 Mm-3=3ヶ月前の予想平均 Mean, Three-Month Percent Change:平均値、3ヶ月の変化率 3ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 時点と現在の平均予想値の変化率をパーセント 表示します。計算式は以下のとおりです。 Mc= 現在の予想平均 Mm-2=3ヶ月前の予想平均 Median:中央値 ある企業について特定期のアナリスト予想を昇順に並べた際に中央に位置する値。総予想値数が偶 数の場合、中央の 2 つの値の平均をとります。 例えば、サンプル内の予想値が (5.0, 27.0, 28.0, 30.0, 39.0) だった場合、中央値は 28.0 です。 サンプル内の予想値が偶数の場合、中央の 2 つの予想値の平均値が中央値となります。例えば、予 想値が (3.0, 6.0, 7.0, 8.0) だった場合、中央値は 6.5 となります。 Median, One Month Ago:中央値、1ヶ月前 1ヶ月前時点における,特定決算期の予想値の中央値を表示します。予想値は 4 週間のサイクルで 更新されるため対象となる期間の長さが異なる場合があります。 Morgan Stanley Capital International Perspective Flag:MSCIP フラグ 表示されている銘柄が MSCIP(Morgan Stanley Capital International Perspective) の構成銘柄である か否かを示します。 表示は次のとおりです。 0 :銘柄は MSCIP に含まれません。 1 :銘柄は MSCIP に含まれ、Thomson Financial は MSCI の発表実績利益を採用しています。 9 :銘柄は MSCIP に含まれますが、Thomson Financial では MSCI の発表実績利益を採用しません。 注 : このフラグは銘柄が MSCIP に含まれるかどうかを示すものです。表示が "0" の銘柄であっても他の MSCI 指数の構成銘柄に必ずしも含まれていないわけではありません。 21 I/B/E/S Glossary Net Asset Value (NAV):純資産価値 純資産価値は企業の証券の総簿価です。通常、無形資産 ( 営業権、特許権等 ) から流動負債および 長期負債を引いた値を総資産から差し引いて求められます。純資産価値は 清算時における企業の証 券の基本価値を示すので、割安株の特定に役立ちます。 チリ、コロンビア、インドネシア、日本、韓国、ベネズエラは十億単位、その他の国は百万単位で 表示されます。 Net Debt(NDT):純負債 短期および長期の有利子負債から現金を差し引いて求められます。Thomson Financial では予想と 実績の純負債 ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 Net Income (NET):純利益 純利益は企業の税引き後収益を表します。この項目は国によって経常外項目の扱いが異なるため、 定義が様々です。多くの場合、純利益は経常外項目は除いた継続事業からの収益のみに限定されま す。日本を始めいくつかの国では、報告書の純利益には全ての特別項目が含まれます。また東南ア ジア諸国などにおける最近の会計基準変更では、特別項目と除外項目の再分類が行われ、過去に含 まれなかった項目が純利益に含まれるようになっています。Thomson Financial では予想と実績の 純利益 ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 数値はチリ、コロンビア、インドネシア、日本、韓国、ベネズエラは十億単位、その他の国は百万 単位で表示されます。 Number of Estimates:予想値数 ある企業を対象とする特定決算期の予想値の数を表示します。 Number of Estimates, Industry Relative:予想値数、産業相対 ある企業を対象とする特定決算期の予想値数と、その企業が属する産業を対象とする同期間の平均 予想値数の相対を表示します。計算式は以下のとおりです。 Number of Estimates Lowered:下方修正された予想値数 ヒストリーデータを含まないサービス:過去 4 週間に直前の予想値から下方修正されている予想値 の数です。新しい予想値と複数回の修正は除外されます。例えば、過去 4 週間の間にあるアナリス トが予想値を 1.50 から 1.90 に上方修正し、その後再び 1.90 を 1.75 に下方修正したとします。こ の場合、直前の予想値に対する下方修正分(1.90 → 1.75)だけが計算に含まれます。 ヒストリーデータを含むサービス:直近の月次更新時の予想値に対して、その更新時以降に下方修 正された予想値の数です。新しい予想値と複数の予想修正は除外されます。例えば、あるアナリス トが予想値を 1.80( 直近の月次更新時の値 ) から 1.70 へ下方修正した後、1.70 から 1.75 に上方修 正した場合、直近の月次更新時の値のみが比較対象とされるため、1 回の下方修正分(1.80 → 1.75) として計算されます。 22 I/B/E/S Glossary Number of Estimates Raised:上方修正された予想値数 ヒストリーデータを含まないサービス:過去 4 週間に直前の予想値から上方修正されている予想値 の数です。新しい予想値と複数回の修正は除外されます。例えば、過去 4 週間の間にあるアナリス トが予想値を 2.50 から 2.10 に下方修正し、その後再び 2.10 を 2.30 に上方修正したとします。こ の場合、直前の予想値に対する上方修正分(2.10 → 2.30)だけが計算に含まれます。 ヒストリーデータを含むサービス:直近の月次更新時の予想値に対して、その更新時以降に上方修 正された予想値の数です。新しい予想値と複数の予想修正は除外されます。例えば、あるアナリス トが予想値を 2.30( 直近の月次更新時の値 ) から 2.50 へ上方修正した後、2.50 から 2.40 に下方修 正した場合、直近の月次更新時の値のみが比較対象とされるため、1 回の上方修正分(2.30 → 2.40) として計算されます。 Number of Estimates, One Month Ago:予想値数、1ヶ月前 4 週間前時点における、ある企業を対象とする予想値の数を表示します。 Number of Estimates, One-Month Percent Change:予想値数、1ヶ月変化率 4 週間前時点と現在の予想値数の変化率をパーセント表示します。 Number of Estimates, Three Months Ago:予想値数、3ヶ月前 3ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 時点における予想値の数を表示します。 Number of Estimates, Three-Month Percent Change:予想値数、3ヶ月変化率 3ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 時点と現在の予想値数の変化率をパーセント表 示します。 Operating Profit (OPR):営業利益 営業利益は、営業活動によって発生する企業の収益 ( 営業収益 ) と費用及び支出 ( 営業費用 ) の差で 求められます。本来の営業活動から得た収益ではない営業外収益は含まれず、支払利息や税金など の営業外費用は差し引かれません。Thomson Financial では予想と実績の営業利益データ ( 入手可能 な場合 ) を提供しています。 数値はチリ、コロンビア、インドネシア、日本、韓国、ベネズエラは十億単位、その他の国は百万 単位で表示されます。 一部の押収およびアジア諸国では、EBIT は総売り上げから総営業費用を差し引いて求められます。 この場合、EBIT は営業利益に近くなります ( 日本は除外 ) P/E Ratio – Actual:株価収益率―実績 企業の直近株価と、当該企業が発表した直近の実績 1 株当たり利益 (EPS) に基づいて計算された株 価収益率です。計算式は以下のとおりです。 P/E Ratio = Latest Closing Price Reported EPS P/E Ratio – Estimate:株価収益率―予想 企業の直近株価と、当該企業の特定決算期の予想平均年率 1 株当たり利益 (EPS) に基づいて計算さ れる株価収益率です。例えばある企業の FY1 株価収益率は、その企業の直近株価を FY1 の EPS 平 均予想値で割って算出します。計算式は以下のとおりです。 P/E Ratio = Latest Closing Price Mean EPS 23 I/B/E/S Glossary P/E, Industry Relative (Share Weighted):株価収益率、産業相関(加重平均 ) 特定決算期の企業の予想株価収益率と、その企業が属する産業の加重平均された予想株価収益率と の相関を表します。計算式は以下のとおりです。 price IndustryRelativeP/E Ratio = cal FYX EPS ∑ shares ∗ price n i i i =1 ∑ shares ∗ cal FYX EPS n i i i =1 P/E Growth Ratio (PEG):株価収益率と成長率の比率 特定決算期における企業の株価収益率と成長率の比率を表示します。計算式の分子には特定決算期 の株価収益率、分母には同期間の成長率を用いて計算します。計算式は以下のとおりです。 FY1 PEG: FY2 PEG: FY3 PEG: 12-Month-Forward PEG: 12-Month-Forward PEG*: 24-Month-Forward PEG: 24-Month-Forward PEG*: (FY1 P/E) / (FY1/FY0 Growth) (FY2 P/E) / (FY2/FY1 Growth) (FY3 P/E) / (FY3/FY2 Growth) (12-Month-Forward P/E) / (Long Term Growth Median) (12-Month-Forward P/E) / (12-Month-Forward Growth) (24-Month-Forward P/E) / (Long Term Growth Median) (24-Month-Forward P/E) / (24-Month-Forward Growth) * 注 : Thomson Financial Active Express のデータには違う計算式が使われています。 Parent/Consolidated Indicator:単独/連結の表示 企業のデータが単独ベースであるか、連結ベースであるかを示します。Thomson Financial の予想 ベースは、アナリストの大多数が採用している基準に従っています。 連結企業:親会社の営業活動にともなう純利益に加え、持ち株比率 20%以上の子会社の営業活動か ら発生する純利益も EPS の計算に加えられます。 単独企業:1 株当たり利益 (EPS) は、親会社の営業活動から発生する純利益に、子会社から受け取 る配当金、利息および特許料などを加えて算出されます。 Pharmaceutical Sales : 医薬品売上 個別医薬品の販売に関わる収益を表します。I/B/E/S では全世界の医薬品企業に関し、四半期及び年 次の販売実績及び予想を収集しています。予想データはアナリスト別詳細及び予想平均レベルで提 供されています。これらのデータは事業関連、化学材料、使用目的など様々なレベルでリンクされ、 個別の薬品だけでなく、関連原料や企業連携によるグローバルな売上予想に利用できます。 Pre-Tax Profit (PRE) : 税引前利益 法人所得税支払前の純利益を示します。必要に応じて、特別損益と経常外損益も差し引かれて算出 されます。I/B/E/S では予想と実績の税引き前利益データ ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 数値はチリ、コロンビア、インドネシア、日本、韓国、ベネズエラは十億単位、その他の国は百万 単位で表示されます。 Previous Estimate:直近の1つ前の予想値 調査機関から提供された、ある企業の特定決算期における直近の1つ前の予想値を表示します。 Previous Estimate Date:直近の1つ前の予想値が提供された日付 直近の 1 つ前の予想値が Thomson Financial データベースに入力された日付を表示します。 24 I/B/E/S Glossary Price Date:直近株価の取引日 Thomson Financial データベースにおける直近株価 ( 終値 ) の取引日を表示します。 Price, Fifty-Two Week High:株価、直近 52 週間最高値 直近 52 週間における特定銘柄の株価 ( 終値 ) の最高値を表示します。 Price, Fifty-Two Week Low:株価、直近 52 週間最安値 直近 52 週間における特定銘柄の株価 ( 終値 ) の最安値を表示します。 Price Latest:直近株価 Thomson Financial データベースにおける特定銘柄の直近株価 ( 終値 ) を表示します。 注 : 取引が少ない銘柄に関しては、直近の売買成立日の株価を採用します。 Price, One Month Ago:株価、1ヶ月前値 1ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル- 4 週間 ) 時点における株価を表示します。 Price, One-Month Percent Change:株価、1ヶ月変化率 1ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル- 4 週間 ) 時点と現在の株価の変化率をパーセン ト表示します。計算式は以下のとおりです。 Pc= 現在の株価 Pm-1= 前月の株価 Price, Three Months Ago:株価、3ヶ月前値 3ヶ月 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 前時点における株価を表示します。 Price, Three-Month Percent Change:株価、3ヶ月変化率 3ヶ月前 (Thomson Financial データ更新サイクル ) 時点と現在の株価の変化率をパーセント表示し ます。計算式は以下のとおりです。 Pc= 現在の株価 Pm-3=3ヶ月前の株価 Price Target (PTG) :目標株価 アナリストがある銘柄に対し、特定期間に到達すると予想した株価レベルです。個別アナリストの 目標株価は複数期間を対象としていますが、サマリーレベルでは 12ヶ月以内を対象とします。 Rank (#):順位 (#) 特定企業のThomson Financialユニバースにおける現在の分類に基づいた相対的順位を表示します。 Recommendations:売買推奨 特定企業に対するアナリストの格付けを示します。 25 I/B/E/S Glossary Recommendations Mapping to a Standardized Scale:売買推奨 の標準化 売買推奨は、Thomson ONE Analytics の Estimates>Detail-Single Period セクションで提供されてい ます。表示は Broker Text, Normalized Text, Code から選択できます。Broker Text は提供ブローカー が使用した語をそのまま表示します。Normalized Text と Code はブローカーによって異なるテキス トを Thomson Financial が標準化したものです。コードの意味は以下の通りです。 1.Strong Buy 積極買い 2.Buy 買い 3.Hold 継続保有 4.Underperform アンダーパフォーム 5.Sell 売り Return on Assets (ROA):総資産利益率 総資産利益率(ROA)は利益指標の一つで、企業の投資収益率を計ります。ROA は、企業の財務構 造(企業の財務レバレッジレベルなど)を考慮しない事業効率を計る指標で、一般的に財務コスト 控除前利益を総資産(期中平均)で除して算出されます。Thomson Financial では予想と実績の ROA データ ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 ROA はパーセント表示されます。 Return on Equity (ROE):株主資本利益率 株主資本利益率(ROE)は利益指標の一つで、企業の投資収益率を、株主資本がどれだけ効率的に 使われているかによって計ります。ROE は、企業の純利益を普通株式資本金 ( 期中平均 ) で除して 算出されます。このように ROA とは異なり、一般的に ROE の算出にあたり債権者に支払われる利 息支払いが利益から差し引かれた純利益が用いられるため、企業の財務レバレッジが考慮された指 標です。Thomson Financial では予想と実績の ROE データ ( 入手可能な場合 ) を提供しています。 ROE はパーセント表示されます。 Revenue (SAL):売上高 売上高は、企業の主要な事業活動からの正味収入を表します。非金融企業正味収入 ( 正味売上高 ) は、ほとんどの市場において総収入 / 総売上から輸送費他営業コストを差し引いた値です。収益の 定義は市場によって異なりますが、一般的には決算期末時点の請求書発行に基づきます。 銀行の収入は一般的に正味利息収入と利息以外収入の合計と定義されます。正味利息収入は、利息 収入から利息費用を差し引いたものとされ、通常、貸付利息、準備預金利息、他行への預金利息、 銀行間取引から発生する利息 ( 銀行間マネー・マーケットオペレーション – IMMO) および有価証券 利息などを含みます。正味利息外収入には、一般的に委託手数料や取引手数料、証券売買損益、為 替差損益および引受手数料などが含まれます。 保険会社では、正味保険収益に正味金融収益を加えたものが一般的に収入とされます。正味保険収 益は、通常、保険収益から保険費用を差し引いたものとされ、保険料、再保険料や積立保険料など を含みます。また、正味金融収益は同様に金融収益から金融費用を差し引いたものとされ、主に純 利息、純受取配当金および為替差損益などを指します。 Review / Confirmation Date:レビュー日 Thomson Financial が予想を提供している調査機関に最新予想値の見直しの確認をとった日付。 Same Store Sales: 既存店売上 1 年以上営業を継続している小売または飲食店における売上成長率を表します。既存店と新規店の 売上成長に占める割合を判断することができます。北米企業の売上収益及び成長予想を月次、四半 期、年次で収集しています。予想値は個別または連結基準で提供され、詳細及びサマリーレベルで 提供されます。ディスカウントストア、デパート、専門店、レストラン、ファストフード店などが 対象とされます。 26 I/B/E/S Glossary Secondary EPS Mean : 第 2 基準 EPS 北米における FAS123(R) または欧州・アジアにおける IFRS 移行期のアナリスト予想の、少数基準 EPS 予想平均を表します。アナリストの予想状況により、新規制への以降済みの場合と移行前の場 合があります。第 2 基準 EPS には固有のフットノートが付与されます。第 2 基準 EPS は EPS 及び 代替 EPS で算出されます。 Sector Name:セクター名 マーケットを構成する、類似した産業(Industry)から成るグループの名称です。Thomson Financial では企業を独自の基準で 3 段階 ( セクター、産業、グループ ) に分類しており、( 米国およびそれ以 外の国の ) 企業は 11 種類のセクターに分類されます。また Thomson Financial では、トロント証券 取引所 300 種のセクター分類 (14 種から成る ) など、特別な分類スキームに基づくレポートも提供 しています。 Shares Outstanding:発行済み株式数 市場において取引可能な普通株式数。株式数の表示は百万単位です。この数値は、予想値が算出さ れている株式のみを対象とします。 Standard Deviation:標準偏差 特定決算期の予想値のバラツキを計る統計的尺度です。標準偏差は、予想平均値からの偏差平均を 現地通貨建てでとったものです。 計算式は以下のとおりです。 n ∑ (x − x) 2 i Standard Deviation = i =1 n −1 where : x x = individual analysts' estimates = mean forecast n = number of estimates Standard Deviation, One Month Ago:標準偏差、1ヶ月前 標準偏差によって、1ヶ月前(Thomson Financial データ更新サイクル-4週間)時点における特 定決算期の予想値のバラツキを計ります。 計算式は以下のとおりです。 n Standard Deviation, One Month Ago = ∑ (x i =1 (m−1) i − x( m −1) ) 2 n −1 where : x m−1 x m−1 n = individual analysts' estimates as of one month ago = mean forecast as of one month ago = number of estimates 27 I/B/E/S Glossary Standard Deviation, One Week Ago:標準偏差、1週間前 標準偏差によって、1週間前時点における特定決算期の予想値のバラツキを計ります。計算式は以 下のとおりです。 ∑ (x( n w −1) i i=1 − x (w −1) ) 2 n −1 where x w-1 = individual analysts estimates as of one week ago x w-1 = the mean forecast as of one week ago n = number of estimates Standard Deviation, Three Months Ago:標準偏差、3ヶ月前 標準偏差によって、3ヶ月前(Thomson Financial データ更新サイクル)時点における特定決算期の 予想値のバラツキを計ります。計算式は以下のとおりです。 n Standard Deviation, Three Month Ago = ∑ (x i =1 (m − 3) i − x (m− 3) ) 2 n −1 where : x m− 3 x m− 3 = individual analysts' estimates as of three months ago = mean forecast as of three months ago n = number of estimates SUE:予想外利益スコア 予想外利益 (Standardized Unanticipated Earnings-SUE) スコアは、特定決算期の企業の実績 EPS と サプライズ平均 EPS との標準偏差を表示します。計算式は以下のとおりです。 SUE = Actual EPS − Surprise Mean Standard Deviation EPS 予想値が全て同じ値をとる場合は、SUE スコアは算出することはできません。この場合、次 のコードが表示されます。 =NC, 実績 EPS がサプライズ平均と同じ場合 –NC, 実績 EPS がサプライズ平均よりも低い場合 +NC, 実績 EPS がサプライズ平均よりも高い場合 Surprise Mean:サプライズ平均 決算発表時における特定決算期の予想値の単純平均を表示します。 Surprise, Percent:サプライズ、パーセント差 ある企業の特定決算期における実績 EPS とサプライズ平均 EPS 値の差を、パーセント表示します。 計算式は以下のとおりです。 SurprisePercent= 28 ActualEPS − SurpriseMean EPS * 100 SurpriseMean EPS I/B/E/S Glossary Surprise Number of Estimates:サプライズ予想値数 決算発表時における、対象企業に対する特定決算期の予想値の数を示します。 Surprise Price:サプライズ株価 決算発表日前日の株価の終値を表示します。 Surprise Standard Deviation:サプライズ標準偏差 標準偏差によって決算発表日時のサプライズ平均予想値のバラツキを計ります。計算式は以下のと おりです。 n ∑ x − (∑ x ) 2 2 n(n − 1) where : x = individual analysts' estimate n = number of estimates Thomson Financial Country Code:Thomson Financial の国コード Thomson Financial が定めた、企業の所在国を示す 2 文字の国コードを表示します。 注 : 企業の主要上場取引所の所在国と異なる場合があります。 Thomson Financial は主要地域ごとに独自のコードを設定しています。ISO 国コードを使用するこ ともできますが、Thomson Financial コードとは異なる場合があります。例えば、IBES のドイツの コードは "ED" ですが、ISO は "DE" です。 Twelve-Month-Forward Growth Rate:12ヶ月先成長率 特定企業の、向こう 12ヶ月先予想 EPS 成長率を表示します。12ヶ月先成長率は、常に向こう 12ヶ 月間の予想値を月割りで用いて算出されます。例えば、現在日が5月であれば、12ヶ月先成長率は FY1 の予想値の 7/12 と FY2 の予想値の 5/12 の和として計算されます。6月であれば、FY1 予想値 のの 6/12 と FY2 予想値の 6/12 の和となります。 Twelve-Month-Forward Growth, One-Month Change: 12ヶ月先成長率、1ヶ月の変化率 1ヶ月前時点と現在の向こう 12ヶ月先予想成長率の変化率をパーセント表示します。計算式は以下 のとおりです。 12 Month Fwd Growth m−1 − 12 Month Fwd Growth where : 12 Month Fwd Growth = Expected earnings growth rate for next 12 months 12 Month Fwd Growthm −1 = Expected earnings growth for the 12 months forward commencing 1 month ago 29 I/B/E/S Glossary Twelve-Month-Forward Growth, Three-Month Change: 12ヶ月先成長率、3ヶ月の変化率 3ヶ月前時点と現在の向こう 12ヶ月先予想成長率の変化率をパーセント表示します。計算式は以下 のとおりです。 12 Month Fwd Growth m− 3− 12 Month Fwd Growth where : = Expected earnings growth rate the for next 12 months 12 Month Fwd Growth 12 Month Fwd Growth m− 3 = Expected earnings growth for the 12 months forward commencing 3 months ago Yield:利回り 年間配当金の収益率を示す尺度として、現在の株価に対する年間配当予想の割合をパーセント表示 します。 計算式は以下のとおりです。 ⎛ ⎞ IAD ⎟⎟ * 100 Yield = ⎜⎜ ⎝ Current Price ⎠ 30 I/B/E/S Glossary アグリゲイト ( 集計 ) データ 個別企業レベルのデータに加え、国別、セクター別、産業別のアグリゲイト ( 集計 ) データを算出 しています。 Calendarization (暦年化) 個別企業レベルのデータは、集計に先立ち下記の規則に従って暦年化されます。 • 1 月から 5 月の間に会計年度末を迎える企業のデータを暦年化する場合、前年度 (FY0) の集計 に含めます。 • 6 月から 12 月の間に会計年度末を迎える企業のデータは、今期 (FY1) の集計に含めます。 この場合、5 月が区切りになるため、Thomson Financial では「5 月ロールバック」と呼びます。 例えば、2006 年 1 月に会計年度末を迎える企業のデータは、暦年化する事により 2005 年の集計に 含めます。2006 年 8 月に年度末を迎える企業のデータは、2006 年の集計に含まれます。 下の表は企業 9 社の会計年度末を表しています。 Company AT&T CORPORATION ABBOTT LABS ADC TELECOM ADELPHIA COMM CORPORATION ALUMINUM COMPANY OF AMERICA AMERICA ONLINE INC DEL AMERICAN MED RESPONSE INC AMERICAN PACIFIC CORP AMERICAN STORES CO FY0 年度末 FY1 年度末 FY2 年度末 0512 0512 0510 0603 0512 0506 0512 0509 0601 0612 0612 0610 0703 0612 0606 0612 0609 0701 0712 0712 0710 0803 0712 0706 0712 0709 0801 下の表は上記と同じ 9 社を暦年化した場合の年度末を表しています。 Company AT&T CORPORATION ABBOTT LABS ADC TELECOM ADELPHIA COMM CORPORATION ALUMINUM COMPANY OF AMERICA AMERICA ONLINE INC DEL AMERICAN MED RESPONSE INC AMERICAN PACIFIC CORP AMERICAN STORES CO 2005 0512 0512 0510 0603 0512 0506 0512 0509 0601 2006 0612 0612 0610 0703 0612 0606 0612 0609 0701 2007 0712 0712 0710 0803 0712 0706 0712 0709 0801 集計 データの計算に使われる各企業データは 12 月を年度末とする暦年ベースに換算されています。 例外として、日本では大くの企業が会計年度末を 3 月としているため、3 月を期末とする暦年に換 算されています。オーストラリアとニュージーランドでは、6 月に会計年度末を迎える企業が多い ため、集計データは 6 月で 1 年が終了する暦年ベースに換算されています。 すなわち日本企業は「8 月ロールバック」、オーストラリアとニュージーランドは「11 月ロールバッ ク」を適用します。 同じサンプル集 複数の会計年度や期間にまたがる計算 ( 暦年化された FY1 成長率、1ヶ月間の変化率等 ) には、必ず 同じサンプル集が使用されます。例えば FY1/FY2 成長率の集計データの対象は FY1 と FY2 両方の 予想データが提供されている企業のみに限られ、どちらかの予想データが無い企業は全て対象から 除外されます。同様に、1ヶ月前データが無い企業は、前月比変化率の計算から除外されます。 31 I/B/E/S Glossary Calendar Year Roll-Over (暦年へのロールオーバー) 暦年化された集計データは、会計年度ベースのデータの暦年換算値として CAL FY0、CAL FY1、CAL FY2、CAL FY3 などと表示されます。 FY1 は現時点の暦年を表します。暦年データは、12 月に年度末を迎え、1 月に入った時点で前年か ら新年へと繰り越される ( ロールオーバーされる ) わけではありません。1 月時点では前年の利益が まだ予想値にとどまっている点を踏まえ、ロールオーバーの時期を 1ヶ月遅らせています。したがっ て、新年が FY1 と見なされるのは 2 月からとなります。このように 2 月が区切りとなることから、 「2 月ロールオーバーを適用」という言い方をします。 例外として、日本の暦年換算には「5 月ロールオーバー」を適用し、オーストラリアとニュージー ランドの暦年換算には「8 月ロールオーバー」を適用しています。 以下データ項目の定義では、Thomson Financial 名の前に CAL(Calendarized) という表示が付いて いるデータタイプの場合、企業レベルのデータが暦年換算されていることを示します。この場合に は、「ロールバック」と「ロールオーバー」が適用されています。 Coefficient of Variation (CV) (Equal Weighted) ( 分散係数 ( 同加重 )) 特定暦年データの平均分散係数を表示します。分散係数とは、特定期間の予想の標準偏差を予想の 平均値の割合として計算したもので、予想値の平均に対する相対的なバラツキを示します。CV が 小さければ予想のバラツキが平均値付近に比較的集中していることを表し、CV が大きければ予想 のバラツキが大きく、アナリスト間で企業の将来に対する見方が割れていることを表します。 計算式は以下のとおりです。 ⎡ cal FYX Standard Deviation ⎤ CV FYX = ⎢ − 1⎥ * 100 cal FYX Mean ⎣ ⎦ Coefficient of Variation (CV) (Share Weighted) ( 分散係数 ( 株式数加重 )) 特定暦年データの加重平均分散係数を表示します。分散係数とは、特定期間の予想の標準偏差を予 想の平均値の割合として計算したもので、予想値の平均に対する相対的なバラツキを示します。CV が小さければ予想のバラツキが平均値付近に比較的集中していることを表し、CV が大きければ予 想のバラツキが大きく、アナリスト間で企業の将来に対する見方が割れていることを表します。 計算式は以下のとおりです。 ⎡ n shares i * cal FYX Standard Deviation ⎢ CV FYX = ⎢ i =1 n ⎢ shares i * cal FYX Mean i ⎢ ⎢⎣ i=1 ∑ ∑ i ⎤ ⎥ − 1 ⎥ * 100 ⎥ ⎥ ⎥⎦ Coefficient of Variation(CV) – Twelve-Month-Forward (Equal Weighted) ( 分散係数―12ヶ月先 ( 同加重 )) 向こう 12ヶ月先予想値の平均分散係数を表示します。分散係数とは、特定期間における予想の標準 偏差を予想の平均値の割合として計算したもので、予想値の平均に対する相対的なバラツキを示し ます。CV が小さければ、予想のバラツキが平均値付近に比較的集中していることを表します。 CV が大きければ、予想のバラツキが大きくアナリストの間で企業の将来に対する見方が割れてい ることになります。計算式は以下のとおりです。 ⎡ 12 Month Forward Standard Deviation ⎤ CV 12 − Month − Forward = ⎢ − 1⎥ * 100 12 Month Forward Mean ⎣ ⎦ 32 I/B/E/S Glossary Coefficient of Variation (CV) – Twelve-Month-Forward (Share Weighted) ( 分散係数―12ヶ月先 ( 株式数加重 )) 向こう 12ヶ月先予想値の加重平均分散係数を表示します。分散係数とは、特定期間における予想の 標準偏差を予想の平均値の割合として計算したもので、予想値の平均に対する相対的なバラツキを 示します。が大きければ予想のバラツキが大きく、アナリスト間で企業の将来に対する見方が割れ ていることを表します。計算式は以下のとおりです。 Weighted CV12 − Month− Forward = ⎡ n ⎤ ⎢ shares i * 12 Month Forward Standard Deviationi ⎥ ⎢ i =1 ⎥ − 1 *100 n ⎢ ⎥ sharesi * 12 Month Forward Meani ⎢ ⎥ ⎢⎣ ⎥⎦ i =1 ∑ ∑ Coefficient of Variation (CV) – LTG (Market Capital Weighted) ( 分散係数―予想長期成長率 ( 時価総額加重 )) 予想長期成長率の標準偏差を予想値の平均の割合として計算したもので、平均に対する相対的なバ ラツキを示します。が大きければ予想のバラツキが大きく、アナリスト間で企業の将来に対する見 方が割れていることを表します。計算式は以下のとおりです。 CV LTG = Mkt Cap * LTG Standard Deviation Mkt Cap * LTG Median Currency ( 通貨 ) 集計に含まれる企業が単一の市場から構成される場合 ( 例 : ドイツ、ドイツ/鉄鋼等 )、集計値はそ の市場の通貨で計算されます。 複数市場の企業を含む集計の場合、US ドル (US$) で計算されます。利益および株価のデータは、株 価が更新された日のスポットレートに基づいて調整されます。 First Call Calendarization (FC 暦年化 ) アメリカ、カナダ、ADR、南米企業の暦年化ルール: データは四半期合計を用いて算出されます。2004 年度を算出する場合、使用する四半期予想は企業 の決算期によって決定されます。 • 1 月決算 :2005 年年次予想データを使用 • 2/3/4 月決算 :2004 年第 4 四半期予想+ 2005 年第 1、第 2、第 3 四半期予想を使用 • 5/6/7 月決算 :2004 年第 3、第 4 四半期予想+ 2005 年第 1、第 2 四半期予想を使用 • 8/9/10 月決算 :2004 年第 2、第 3、第 4 四半期予想+ 2005 年第 1 四半期予想を使用 • 11/12 月決算 :2004 年年次予想データを使用 予想値はブローカーごとに上記四半期に該当するデータが集計されます。四半期レポートが入手で きる場合は、ブローカー予想ではなく報告まはた修正された実績値を使用します。 注: 会計年度末が 2 月から 10 月の間の企業の場合、算出に含めるには過去 4 四半期のデータが必要です。該 当期間の内、1 四半期でも予想値が無い場合、ブローカーが予想値を出していないとみなし、算出から除 外します。 Calyr_cur_mean は、上記解説による合計値です。 33 I/B/E/S Glossary Five-Year Historical EPS Growth (Baseline) ( 直近5年間の実績 EPS 成長率 ( ベースライン )) データに適応する最小二乗法相関傾斜。データはローリング 4 四半期合計で表されます。この方法 は配当および収入の 5 年間実績成長率の算出方法と同じです。5 年分の過去データが存在しない場 合、N/A が表示されます。"NM" と表示される場合は、データにマイナス収益が含まれ、有効な数値 と考えるには変動幅が大きすぎると考えられます。 Five-Year Historical EPS Growth (Equal Weighted) ( 直近5年間の実績 EPS 成長率 ( 同加重 )) 直近 5 年間の平均年率1株当たり利益 (EPS) 成長率を表示します。会社発表の直近 20 四半期の実 績 EPS 値を使って最小 2 乗法によって算出されます。四半期会社発表データが無い場合は直近 10 半期の実績値を、半期データも無く年間データしかない場合は直近 5 年間の実績値を用いて計算さ れます。計算式は以下のとおりです。 ⎡ n 5 Year Historical Growth ⎢ Equal Weighted 5 Year Historical Growth = ⎢ i =1 ⎢ n ⎢ ⎢⎣ ∑ i ⎤ ⎥ − 1 ⎥ * 100 ⎥ ⎥ ⎥⎦ Five-Year Historical EPS Growth (Market Capital Weighted) ( 直近5年間の実績 EPS 成長率 ( 時価総額加重 )) 直近 5 年間の加重平均年率1株当たり利益 (EPS) 成長率を表示します。会社発表の直近 21 四半期 の実績 EPS 値を使って最小2乗法によって算出されます。四半期会社発表データが無い場合、直近 11 半期の実績値を、半期データも無く、年間データしかない場合は直近 6 年間の実績値を用いて計 算されます。計算式は以下のとおりです。 ∑ Mkt Cap *5 Year Historical Growth n i Market Capital Weighted 5 Year Historical Growth = i =1 ∑ Mkt Cap i n i i =1 Growth, FY1/FY0 (Equal Weighted) ( 成長率、FY1/FY0 ( 同加重 )) 今年度 (cal FY 1 )1 株当たり利益 (EPS) の前年度比平均予想成長率を表示します。計算式は以下の とおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Growth FY 1 /FY 0 = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ cal FY 0 EPS i ⎥ ⎦ i =1 ∑ cal FY 1 EPS n i ∑ Growth, FY1/FY0 (Share Weighted) ( 成長率、FY1/FY0 ( 株式数加重 )) 株式数加重された今年度 (cal FY 1 )1 株当たり利益 (EPS) の前年度比平均予想成長率。EPS を発行 済み株式数で加重して計算することによって、純利益の前年度比予想成長率が求められます。 計算式は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Growth FY 1 /FY 0 = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ 34 ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ shares i * cal FY 0 EPS i ⎥ ⎦ i =1 ∑ shares n ∑ i * cal FY 1 EPS i I/B/E/S Glossary Growth, FY2/FY1 (Equal Weighted) ( 成長率、FY2/FY1 ( 同加重 )) 翌年度 (cal FY2)1 株当たり利益 (EPS) の今年度比平均予想成長率を表示します。計算式は以下のと おりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Growth FY 2 /FY 1 = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ cal FY 1 EPS i ⎥ ⎦ i =1 ∑ cal FY 2 EPS n i ∑ Growth, FY2/FY1 (Share Weighted) ( 成長率、FY2/FY1 ( 株式数加重 )) 株式数加重された翌年度 (cal FY2)1 株当たり利益 (EPS) の今年度比平均予想成長率。EPS を発行済 み株式数で加重して計算することによって、純利益の今年度比予想成長率が求められます。計算式 は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Growth FY 2 /FY 1 = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ shares i * cal FY 1 EPS i ⎥ ⎦ i =1 ∑ shares n i * cal FY 2 EPS i ∑ Growth, FY3/FY2 (Equal Weighted) ( 成長率、FY3/FY2 ( 同加重 )) 翌々年度 (cal FY3)1 株当たり利益 (EPS) の翌年度比平均予想成長率を表示します。計算式は以下の とおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Growth FY 2 /FY 1 = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ cal FY 1 EPS i ⎥ ⎦ i =1 ∑ cal FY 2 EPS n i ∑ Growth, FY3/FY2 (Share Weighted) ( 成長率、FY3/FY2 ( 株式数加重 )) 株式数加重された翌々年度 (cal FY3)1 株当たり利益 (EPS) の翌年度比平均予想成長率。EPS を発行 済み株式数で加重して計算することによって、純利益の来年度比予想成長率が求められます。計算 式は以下のとおりです。 ⎡ n ⎤ shares i * cal FY 3 EPS i ⎢ ⎥ ⎢ ⎥ Growth FY 3/FY 2 = ⎢ i =1 − 1⎥ * 100 n sharesi * cal FY 2 EPSi ⎢ ⎥ ⎢⎣ i =1 ⎥⎦ ∑ ∑ Growth Twelve-Month-Forward (Equal Weighted)( 成長率、12ヶ月先 ( 同加重 )) 直近 12ヶ月と向こう 12ヶ月先の1株当たり利益 (EPS) を比較して求められる平均予想成長率を表 示します。計算式は以下のとおりです。 ⎡ n ⎤ 12 Month Forward EPS i ⎢ ⎥ 12-Month-Forward Growth = ⎢ i =1 ⎥ – 1 ⎢ n ⎥ ∗ 100 12 Month Trailing EPS i ⎢ ⎥ ⎢⎣ i =1 ⎥⎦ ∑ ∑ 35 I/B/E/S Glossary Growth, Twelve-Month-Forward (Share Weighted) ( 成長率、12ヶ月先 ( 株式数加重 )) 直近 12ヶ月と向こう 12ヶ月先の株式数加重された1株当たり利益 (EPS) を比較して求められる平 均予想成長率を表示します。計算式は以下のとおりです。 ⎤ ⎡ n sharesi ∗ 12 Month Forward EPSi ⎥ ⎢ 12-Month-Forward Growth = ⎢ i =1 ⎥ – 1 n ⎥ ∗ 100 ⎢ ⎥ ⎢ shares i ∗ 12 Month Trailing EPSi ⎥⎦ ⎢⎣ i =1 ∑ ∑ Mean (Equal Weighted) ( 平均値 ( 同加重 )) 暦年化された特定会計期間において、対象企業の予想 EPS 平均値の合計を対象企業数で除して求め られる平均値を表示します。計算式は以下のとおりです。 n ∑ cal FY X EPS i Mean FY X = i=1 n Mean (Share Weighted)(平均値 ( 株式数加重 )) 暦年化された特定会計期間において、対象企業の予想 EPS 平均値の株式数加重された合計を総株式 数で除して求められる加重平均値を表示します。計算式は以下のとおりです。 n Mean FY X = ∑ shares i * cal FY X EPSi i=1 n ∑ shares i i=1 Mean, Twelve-Month-Forward (Equal Weighted)( 平均値、12ヶ月先 ( 同加重 )) 対象企業の 12ヶ月先予想 EPS 平均値の合計を対象企業数で除して求められる平均値を表示します。 計算式は以下のとおりです。 n 12 − Month Forward Mean = ∑ 12 Month Forward EPS i i =1 n Mean, Twelve-Month-Forward (Share Weighted) ( 平均値、12ヶ月先 ( 株式数加重 )) 対象企業の 12ヶ月先予想 EPS 平均値の株式数加重された合計を、対象企業の総株式数で除して求 められる加重平均値を表示します。計算式は以下のとおりです。 n 12 − Month Forward Mean = ∑ shares i * 12 Month Forward EPSi i =1 n ∑ shares i =1 36 i I/B/E/S Glossary Mean, One-Month Percent Change (Equal Weighted) ( 平均値、1ヶ月変化率 ( 同加重 )) 暦年化された特定会計期間において、平均予想値の 1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 比平均変化率をパー セント表示します。計算式は以下のとおりです。 n ⎤ ⎡ cal FYX EPS i ⎥ ⎢ ⎥ ⎢ i =1 Mean 1 − Month % Change = n − 1 * 100 ⎥ ⎢ ⎥ ⎢ cal FYX EPS 1 Month Ago i ⎥⎦ ⎢⎣ i =1 ∑ ∑ Mean, One-Month Percent Change (Share Weighted) ( 平均値、1ヶ月の変化率 ( 株式数加重 )) 株式数加重された予想 EPS 平均値の 1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 比平均変化率をパーセント表示しま す。計算式は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Mean 1 − Month % Change = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ shares i * cal FYX EPS 1 Month Ago i ⎥ ⎦ i =1 ∑ shares n i * cal FYX EPS i ∑ Mean, One-Month Percent Change – Twelve-Month-Forward (Equal Weighted) ( 平均値、1ヶ月の変化率―12ヶ月先 ( 同加重 )) 12ヶ月先予想 EPS 平均値の 1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 比平均変化率をパーセント表示します。 計算式は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Mean 1 − Month % Change = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 n ⎥ 12 Month Forward Mean 1 Month Ago i ⎥ ⎦ i =1 ∑ 12 Month Forward Mean n i ∑ 注意: 1ヶ月前データは、現時点を基準に月割りで計算されます。 Mean, One-Month Percent Change – Twelve-Month-Forward (Share Weighted) ( 平均値、1ヶ月の変化―12ヶ月先 ( 株式数加重 )) 株式数加重された 12ヶ月先予想 EPS 平均値の、1ヶ月前 (4 週間サイクル ) 比平均変化率をパーセ ント表示します。計算式は以下のとおりです。 n ⎡ ⎤ ⎢ ⎥ sharesi * 12 Month Forward Meani ⎢ ⎥ i=1 − 1⎥ * 100 Mean 1 − Month % Change = ⎢ ⎢ n ⎥ ⎢ ⎥ shares * 12 Month Forward Mean 1 Month Ago i i ⎢ ⎥ ⎣⎢ i=1 ⎦⎥ ∑ ∑ 37 I/B/E/S Glossary Mean, Three-Month Percent Change (Equal Weighted) ( 平均値、3ヶ月の変化率 ( 同加重 )) 暦年化された特定会計期間において、予想平均値の 3ヶ月前比平均変化率をパーセント表示します。 計算式は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ ⎢ Mean 3 − Month % Change = ⎢ ⎢ ⎢ ⎣ ⎤ ⎥ ⎥ i =1 − 1⎥ * 100 ⎥ cal FYX EPS 3 Month Ago i ⎥ ⎦ ∑ cal FYX EPS n ∑ n i =1 i Mean, Three-Month Percent Change (Share Weighted) ( 平均値、3ヶ月の変化率 ( 株式数加重 )) 株式数加重された予想平均値の、3ヶ月前比平均変化率をパーセント表示します。計算式は以下のと おりです。 n ⎡ ⎤ ⎢ ⎥ sharesi * cal FYX EPSi ⎢ ⎥ ⎢ = i 1 Mean 3 − Month % Change = − 1⎥⎥ * 100 ⎢ n ⎢ ⎥ sharesi * cal FYX EPS 3 Months Agoi ⎢ ⎥ ⎥⎦ ⎣⎢ i=1 ∑ ∑ Mean, Three-Month Percent Change – Twelve-Month-Forward (Equal Weighted) (平均値、3ヶ月の変化―12ヶ月先 ( 同加重 )) 12ヶ月先予想 EPS 平均値の、3ヶ月前比平均変化率をパーセント表示します。計算式は以下のとお りです。 n ⎤ ⎡ ⎥ ⎢ 12 Month Forward Mean i ⎥ ⎢ ⎢ = i 1 − 1⎥ * 100 Mean 3 − Month % Change = ⎥ ⎢ n ⎥ ⎢ 12 Month Forward Mean 3 Month Ago i ⎥ ⎢ ⎥⎦ ⎢⎣ i=1 ∑ ∑ Mean, Three-Month Percent Change – Twelve-Month-Forward (Share Weighted) ( 平均値、3ヶ月の変化―12ヶ月先 ( 株式数加重 )) 株式数加重された 12ヶ月先予想 EPS 平均値の、3ヶ月前比平均変化率をパーセント表示します。 計算式は以下のとおりです。 n ⎡ ⎤ ⎢ ⎥ sharesi * 12 Month Forward Meani ⎢ ⎥ ⎢ = i 1 − 1⎥ * 100 Mean 3 − Month % Change = ⎢ n ⎥ ⎢ ⎥ sharesi * 12 Month Forward Mean 3 Month Agoi ⎢ ⎥ ⎥⎦ ⎣⎢ i=1 ∑ ∑ Median – LTG (Equal Weighted) ( 中央値―予想長期成長率 ( 同加重 )) 予想長期成長率 ( 向こう5年間 ) の中央値の平均を表示します。計算式は以下のとおりです。 ∑ Median LTG Forecast n Equal Weighted Median LTG = 38 i =1 n i I/B/E/S Glossary Median – LTG (Market Capital Weighted) ( 中央値 - 予想長期成長率 ( 時価総額加重 )) 予想長期成長率 ( 向こう5年間 ) の中央値の加重平均を表示します。計算式は以下のとおりです。 ∑ Mkt Cap * Median LTG Forecast n i MarketCapitaWeighte Median LTG = i =1 ∑ Mkt Cap i n i i =1 Numbe of Companies ( 企業数 ) 暦年化された特定会計期間の予想値の集計対象となった企業数を表示します。 企業数は、cal FYX # ests > 0 の時、 n と定義されます。 Number of Companies – Twelve-Month-Forward( 企業数―12ヶ月先予想 ) 12ヶ月先予想値の集計対象となった企業数。言い換えると、12ヶ月先集計計算に使われる企業数で す。企業がこの集計に含まれるには、当該企業を対象とした 12ヶ月先予想データが提供されている ことが条件となります。 Average Number of Estimates ( 予想の平均数 ) 現時点における特定会計期間の予想データの総数を、対象となる総企業数で除することによって求 められる1企業当たりの予想の平均数を表示します。計算式は以下のとおりです。 Average # of Estimates for FYX = # of FYX Estimates # of companies Percentage of Estimates Lowered - One Month( 下方修正の割合―1ヶ月間) 暦年化された特定会計期間において、過去4週間に下方修正された予想の割合をパーセント表示し ます。計算式は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ % FYX Estimates Lowered = ⎢ ⎢ ⎢ ⎢⎣ ⎤ n ∑ # of cal FYX Estimates Lowered ⎥ i i=1 ∑ # of cal FYX Estimates n i i=1 ⎥ * 100 ⎥ ⎥ ⎥⎦ Percentage of Estimates Raised – One Month( 上方修正の割合―1ヶ月間) 暦年化された特定会計期間において、過去4週間に上方修正された予想の割合をパーセント表示し ます。計算式は以下のとおりです。 ⎡ n # of cal FYX Estimates Raisedi ⎢ ⎢ i =1 % FYX Estimates Raised = n ⎢ # of cal FYX Estimates i ⎢ ⎢⎣ i =1 ∑ ∑ ⎤ ⎥ ⎥ * 100 ⎥ ⎥ ⎥⎦ 39 I/B/E/S Glossary One-Month Percent Change in Price (Share Weighted)( 株価変化率―1ヶ月間 ( 株式数加重 )) 株式数加重された株価の1ヶ月前比平均変化率を表示します。計算式は以下のとおりです。 ⎡ ⎢ 1 − Month % Change = ⎢ ⎢ ⎢ ⎢⎣ ⎤ ⎥ ⎥ * 100 i =1 1 − n ⎥ sharesi * Price One Month Ago i ⎥ ⎥⎦ i=1 n ∑ shares * Price i i ∑ P/E (Equal Weighted) ( 株価収益率 ( 等加重 )) 暦年化された特定会計期間における平均予想株価収益率を表示します。計算式は以下のとおりです。 n ∑ price FYX P/E Ratio = i i =1 ∑ cal FYX EPS n i i =1 P/E(Share Weighted) ( 株価収益率 ( 株式数加重 )) 暦年化された特定会計期間において、株式数加重された平均予想株価収益率を表示します。計算式 は以下のとおりです。 n ∑ shares i FYX P/E Ratio = ∗ pricei i =1 ∑ shares n i ∗ cal FYX EPSi i =1 P/E – Twelve-Month-Forward (Equal Weighted) ( 株価収益率―12ヶ月先 ( 等加重 )) 向こう12ヶ月先収益予想に基づく平均予想株価収益率を表示します。計算式は以下のとおりです。 n ∑ price 12-Month-Forward P/E Ratio = i i=1 ∑ 12 Month Forward Mean EPS n i i =1 P/E – Twelve-Month-Forward (Share Weighted) ( 株価収益率―12ヶ月先 ( 株式数加重 )) 株式数加重された、向こう 12ヶ月先収益予想に基づく平均予想株価収益率を表示します。計算式は 以下のとおりです。 n ∑ shares i 12-Month-Forward P/E Ratio = ∑ shares n i =1 40 ∗ price i i=1 i ∗ 12 Month Forward Mean EPSi I/B/E/S Glossary Standard Deviation – LTG (Equal Weighted)( 標準偏差―長期成長率 ( 等加重 )) 予想長期成長率の平均標準偏差値を表示します。計算式は以下のとおりです。 LTG Standard Deviation = n ∑ LTG Standard Deviation i i =1 n Standard Deviation – LTG (Share Weighted) ( 標準偏差―長期成長率 ( 株式数加重 )) 株式数加重された、予想長期成長率の平均標準偏差値を表示します。計算式は以下のとおりです。 n ∑ shares LTG Standard Deviation = i ∗ LTG Standard Deviationi i =1 ∑ shares n i i =1 Twelve-Month-Forward Data (12ヶ月先データ ) Thomson Financial では 12ヶ月先ベースのデータも提供しています。 12ヶ月先データの対象期間は現時点を基準としています。例えば、現時点が 2005 年 11 月であれ ば、12ヶ月先データの対象期間は 2006 年 11 月までの 12ヶ月間となります。 12ヶ月先データは予想値を月割りにして計算されます。例えば、12 月を年度末とする企業の場合、 2005 年 11 月時点の 12ヶ月先データは、2005 年の EPS 予想値の 1/12 と 2006 年の EPS 予想値の 11/12 を合計した値となります。 Twelve-Month-Trailing Data ( 直近 12ヶ月データ ) 12ヶ月先データと関連して Thomson Financial では、向こう 12ヶ月先の成長率を算出するに当たり 直近 12ヶ月データを計算しています。直近 12ヶ月データの場合も月割りで計算されています。 例えば 12 月を年度末とする企業の場合、2005 年 11 月時点の直近 12ヶ月データは、2004 年の EPS 実績値の 1/12 と 2005 年の EPS 予想値の 11/12 を合計した値となります。 41 I/B/E/S Glossary 42 I/B/E/S Glossary Appendix 通貨コード / 通貨単位 Code Currency AED United Arab Emirates (UAE) Dirham Millions Millions/Billions AFA Afghanistan Afghani Millions AMD Armenian Dram Millions ARS Argentine Peso Millions ATS Austrian Shilling Millions AUD Australian Dollar Millions AZM Azerbaijan Manet Millions AZN New Azerbaijan Manet Millions BAM Bosnian Marka Millions BDT Bangladesh Taka Millions BEF Belgian Franc Millions BGL Bulgarian Lev Millions BHD Bahrain Dinar Millions BMD Bermuda Dollar Millions BOB Bolivian Boliviano Millions BPN British Pence Millions BRL Brazilian Real Millions BSD Bahamas Dollar Millions BWP Botswanan Pula Millions BYR Belarus Rouble Millions BZD Belize Dollar Millions CAD Canadian Dollar Millions CDZ Congo New Zaire Millions CHF Swiss Franc Millions CLP Chilean Peso Billions CNY China Renminbi Millions COP Colombian Peso Billions CRC Costa Rica Colon Millions CYP Cypriot Pound Millions CZK Czech Koruna Millions DEM Deutsch Mark Millions DKK Danish Krone Millions DOP Dominican Republic Peso Millions DSE Datastream EURO Synthetic Millions DZD Algerian Dinar Millions ECN Euro Cent Millions EEK Estonian Kroon Millions EGP Egyptian Pound Millions ESP Spanish Peseta Billions EUR Euro Millions FIM Finnish Markka Millions FRF French Franc Millions 43 I/B/E/S Glossary 44 Code Currency GBP British Pound Millions Millions/Billions GEL Georgian Lari Millions GHC Ghanaian Cedi Millions GRD Greek Drachma Billions GTQ Guatemala Quetzal Millions HKD Hong Kong Dollar Millions HNL Honduran Lempira Millions HRK Croatian Kruna Millions HUF Hungarian Forint Millions IDR Indonesian Rupiah Billions IEP Irish Punt Millions ILS Israeli Shekel Millions INR Indian Rupee Millions IPN Irish Pence Millions IQD Iraqi Dinar Millions IRR Iranian Rial Millions ISK Icelandic Krona Millions ITL Italian Lira Billions JMD Jamaican Dollar Millions JOD Jordanian Dinar Millions JPY Japanese Yen Billions KES Kenyan Shilling Millions KGS Kyrgyzstani Som Millions KRW South Korean Won Billions KWD Kuwait Dinar Millions KYD Cayman Island Dollar Millions KZT Kazakhstan Tenge Millions LBP Lebanese Pound Millions LKR Sri Lanka Rupee Millions LTL Lithuanian Litas Millions LUF Luxembourg Franc Millions LVL Latvian Lat Millions LYD Libyan Dinar Millions MAD Moroccan Dirham Millions MDL Moldovan Leu Millions MKD Macedonian Denar Millions MOP Macau Pataca Millions MLT Maltese Lira Millions MUR Mauritius Rupee Millions MXN Mexican Peso Millions MYR Malaysian Ringgit Millions NAD Namibian Dollar Millions NGN Nigerian Naira Millions NIC Nicaragua Cordoba Millions NLG Netherlands Guilder Millions I/B/E/S Glossary Code Currency NOK Norwegian Krone Millions Millions/Billions NZD New Zealand Dollar Millions OMR Oman Rial Millions PAB Panama Balboa Millions PEN Peruvian Soles Millions PGK Papua New Guinea Kina Millions PHP Philippine Peso Millions PKR Pakistan Rupee Millions PLN Polish Zloty Millions PTE Portuguese Escudo Millions PYG Paraguay Guarani Millions QAR Qatar Rial Millions RON New Romanian Leu Millions RSD Serbian Dinar Millions RUB Russian Rouble Millions RUR New Rouble Millions SAR Saudi Riyal Millions SDD Sudanese Dinar Millions SEK Swedish Krona Millions SGD Singapore Dollar Millions SIT Slovenian Tolar Millions SKK Slovakian Koruna Millions SVC El Salvadorian Colon Millions SYP Syrian Pound Millions THB Thailand Baht Millions TJR Tajik Rouble Millions TMM Turkmenistani Manet Millions TND Tunisian Dinar Millions TRY New Turkish Lira Millions TTD Trinidad and Tobago Dollar Millions TWD Taiwan Dollar Millions UAH Ukraine Hryvnia Millions UDT United States Dollar/1000 Shares Millions UGS Ugandan Shilling Millions USD United States Dollar Millions UYU Uruguayan New Peso Millions UZS Uzbekistani Som Millions VEF Venezuelan Bolivar Fuerte Millions VND Vietnam Dong Millions XAF CFA Franc Millions XEU European Currency Unit Millions YUM Yugoslavian New Dinar Millions ZAR South African Rand Millions ZMK Zambian Kwacha Millions ZWD Zimbabwe Dollar Millions 45 I/B/E/S Glossary 46 © 2009 Thomson Reuters. All rights reserved. お問い合わせ トムソン・ロイターが事前に書面により承認した場合を 除き、トムソン・ロイターのコンテンツを再発行や再配布 すること(フレーミングまたは類似の方法による場合を 含む)は、明示的に禁止されています。Thomson Reuters(トムソン・ロイター)および Thomson Reuters (トムソン・ロイター)のロゴは、トムソン・ロイター及びそ の関連会社の登録商標であり、商標となっています。 トムソン・ロイター・カスタマーサポート (営業時間:9 時~18 時) TEL: 03-4589-2424 http://customers.reuters.com/sc/ContactUs/Simple/trDefault.aspx
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