[華鐘通信] 2015 年 9 月 25 日(金) 第 3641 号 日刊 発行:華鐘コンサルタントグループ ニュース提供:時事通信社 DAILY HUAZHONG NEWS ★ 華鐘グループのお知らせ 2015 年第 3 四半期『華鐘信息 ERP 講習会』を開催 ................................ 2 『華鐘信息 ERP 講習会』実施後のインタビュー ...................................... 2 ★ 中国ビジネス相談Q&A 2015 年 7 月後半に公布された法律、規定、通知類について ...................... 3 <法律><規定><弁法><通知><参考意見><司法解釈> ★ 本日のニュース 【経済】 洗濯機のネット通販、81%増=1~8月 ................................................ 5 順徳区の1~8月貿易総額、5.3%減=広東省仏山市 .............................. 5 【政策】 広東省政協、 「広東・香港・マカオ区域革新連盟」構築を提案 .................. 5 【産業】 アリババ、天猫の事業本部を北京に移転か ................................................ 6 酷派と奇虎360が和解=協力維持へ ....................................................... 6 深セン市初の工業ロボット標準連盟、発足=大富科技など21社 ....................................................... 6 シャオミ、携帯通信事業に参入=低価格SIM発売 ............................................................................. 7 リチウム電池材料で米社と提携=駱駝集団 ........................................................................................... 7 一汽吆林、駿派ブランドで新SUV発売か ........................................................................................... 7 潤邦重工、洋上作業用クレーン生産へ=蘭社から技術導入 .................................................................. 7 【社会】 「日本旅行ブームは長続きする」=春秋航空の王会長-上海 .................... 8 中秋節の月見航空便が人気 ......................................................................... 8 為替レート(24 日、中間値) 通貨 1人民元= 0.15676 米ドル 1.21492HK ドル 18.84694 日本円 0.14018 ユーロ 株価指数(24 日終値) 前日比増減 -0.00005 -0.00032 0.00994 -0.00092 (1) 上海総合株価指数 前日比(ポイント) 前日比(%) 取引額(万元) 前日比(万元) 3142.69 26.8 0.86 23,136,900.00 -2,619,100.00 日刊華鐘通信 No.3641 華鐘コンサルタントグループ会員専用 2015 年 9 月 25 日(金) ★ 華鐘グループのお知らせ ■ 2015 年第 3 四半期『華鐘信息 ERP 講習会』を開催 2015 年第 3 四半期『華鐘信息 ERP 講習 会:全面的予算管理と ERP をドッキング させた管理統制事例紹介』が 9 月 18 日、 上海華鐘信息管理諮詢有限公司(以下略 称:SHIS)の研修室で開催され、中央化学 集団、哈利瑪集団、住友重機械、椿本鏈 条等 11 社の会員企業さまの管理職の 方々にご参加頂きました。 講習会では 6 件のケーススタディを採 り上げ、参加頂いた皆さまは大変高い関 心を示されました。特に「EXCEL 予算管 理と財務諸表システムをドッキングさせ た予算管理」 、 「経費予算と経費管理統制の実務」等の事例は参考になった模様です。当日は、参加各社の 実際の問題について質疑応答させて頂きましたが、財務部門の予算作業においては予算作成と分析のみな らず、予算を通じて如何にして企業経営を全面的に把握し、内部統制を有効に実施してゆくのか、今後の 財務部門が努力すべき方向であるとの共通認識に至りました。講習会の締めくくりに、参加者全員と SHIS 講師とで記念撮影を行い、当日の ERP 講習会を終えました。 ■ 『華鐘信息 ERP 講習会』実施後のインタビュー 講習会終了後、SHIS は椿本鏈条(上海)有 限公司の管理部部長・閔瑞珏さまへのインタ ビューを実施し、今回の講習会に対する高い 評価を頂きました。 閔部長は SHIS を通じて ERP 財務プラット フォームを学習し、蓄積された事例解説を聞 くことで他の企業の経験ややり方が理解出 来、また長所で短所を補い、互いの意見交 換・啓発を通じて皆で意識を高めることが出 来たとのことでした。 また、『用友』財務ソフトウエアを使って から数年になるが、尚多くのツールを日常業務で使っていないことが判った、今後の講習会で引き続き 常用モジュールの良いツールや使い方を教えて欲しい、実務操作において更に有益な『用友』プロダク ツを紹介して頂きたい、と述べられました。 以上 (記:SHIS 運営事業部 金志浩) (2) 日刊華鐘通信 No.3641 2015 年 9 月 25 日(金) 華鐘コンサルタントグループ会員専用 ★ 中国ビジネス相談Q&A 2015 年 7 月後半に公布された法律、規定、通知類について Q:2015 年 7 月後半に公布された各種の法律、規定、通知類について、教えてください。 <法律><規定><弁法><通知><参考意見><司法解釈> A:2015 年 7 月後半に公布されたもののうち、以下をご紹介します。(法律 0 件、国務院の行 政法規及び規範性類 3 件、国務院の部門規律及び規範性類 8 件、司法解釈 2 件、地方性法 規規律及び規範性類 0 件) 1.国務院の行政法規及び規範性類 番号 1 名称 概要 『国務院の、一連の職業資格許可及び認 本『決定』により、取消した 62 項目の職業資格許 定事項の取消に関する決定』 (国発 可及び認定事項のリストを公布。 〔2015〕41 号、2015.7.20) 2 『国務院弁公庁の、輸出入の安定増加促 輸出入に関わる手数料徴収の規範化、人民元為替レ 進に関する若干意見』(国弁発〔2015〕 ートを吅理的な均衡バランス水準で基本的に安定 55 号、2015.7.22) させ、市場化メカニズムを整備する、輸出信用保険 の支援を強化すること等七つの措置を示達。 『国務院弁公庁の、農業発展方式の転換 農業への投資を増やし、耕地の保護を強化、農業の 3 加速に関する意見』 (国弁発〔2015〕59 経営モデルを革新し、適度の大規模経営を進めるほ 号、2015.7.30) か、積極的に外資系近代農業を導入する等の政策と 目標を示達。 2.国務院の部門規律及び規範性類 番号 1 2 名称 概要 『 「旅行経営サービス不良情報管理弁法 規範了旅行市場の秩序を規範化し、違法行為や信用 (試行) 」の公布に関する通知』 (旅弁発 失墜行為の懲罰力を強化し、旅行業の信用建設を推 〔2015〕181 号、2015.7.17) 進する。公布日より施行。 『人民銀行等十部門による「インターネ インターネット銀行、インターネット保険、インタ ット金融の健全な発展の促進に関する ーネット証券、インターネット基金、インターネッ 指導意見」の公布』 (中国人民銀行、工 ト信託及びインターネット消費金融等の政策を示 業情報化部、公安部等、2015.7.18) 達。P2Pの管理は銀監会、クラウドファンディング は証監会にて管理する。 『労災保険料率政策の調整に関する通 3 2015年10月1日より、労災保険の料率を調整。従業 知』 (人社部発[2015]71 号、2015.7.22) 員賃金総額の0.2%~1.9%前後の範囲で8つに区分 し、それぞれ3つの級または5つの級に分ける。 (3) 日刊華鐘通信 No.3641 4 華鐘コンサルタントグループ会員専用 2015 年 9 月 25 日(金) 『工業情報化部の、化肥産業の発展転換 『中国製造 2025』(国発〔2015〕28 号)を実現し、 の推進に関する指導意見』 (工信部原 2020 年迄に窒素肥料の生産能力を 6060 万トン、燐 〔2015〕251 号、2015.7.20) 酸肥料を 2400 万トン、カリ肥料を 880 万トンとす ることを目標とし、化学肥料産業発展のための諸政 策を示達。 『商務部弁公庁の、ファイナンスリース 中国(上海)自由貿易試験区ファイナンスリース産 5 6 産業の、中国(上海)自由貿易試験区に 業改革試行の経験を全国に普及させ、ファイナンス おける複製可能な改革試点経験の普及 リース会社が商業ファクタリング業務を兼営する 推進に関する通知』 (商弁流通函 ことを許可し、ファイナンスリース会社の子会社設 [2015]575 号、2015.7.23) 立には最低登録資本の制限を設けない。 『全国範囲における一括課税の普及推 全国で一括徴税改革を推進し、税関は条件に符吅す 進』 (税関総署公告 2015 年第 33 号、 る輸出入納税義務者に対し、一定期間内に複数回貨 2015.7.24) 物輸出入を行う場吅の課税額について一括計算・徴 税を実施する。 『人力資源社会保障部、財政部の、生育 出産保険基金の実際状況に基づき、2015年10月1日 7 保険料率の適切な低減に関する通知』 より、出産保険基金の残高が吅理的な残高を上回る (人社部発〔2015〕70 号、2015.7.27) 地区では、出産保険の料率を引き下げ、企業納付額 を従業員賃金総額の0.5%以内とする。 『自動輸入許可証通関作業のペーパー 8 2015 年 8 月 1 日より、試行税関を従来の上海自由 レス化試点の更なる拡大に関する公告』 貿易区の関連税関から、天津・福建・広東・南京・ (税関総署 商務部聯吅公告 2015 年第 寧波・福州・アモイ・深セン・拱北・黄埔の 10 税 35 号、2015.7.29) 関に拡大する。 4. 司法解釈 番号 1 2 名称 概要 『最高人民法院の、刑事事案の判決・裁 当事者の吅法的権益を保護するため、刑事事案の判 定の執行拒否を審理する際の法律摘要 決・裁定の執行拒否を審理する際に適用する法律の に関する若干問題についての解釈』 (法 若干問題(「情状が悪質なとき」の解釈等)を明確 釈〔2015〕16 号、2015.7.20) にした。 『最高人民法院の、 「最高人民法院の、 消費の制限範囲を拡大、被執行人は、高速鉄道の全て 关于限制被執行人の高度消費制限に関 の座席、その他の列車の一等以上の座席を利用するこ する若干規定」の改訂に関する決定』 (法 とができないこと、高額消費が制限される対象に債 釈〔2015〕17 号、2015.7.20) 務者の実質支配者を追加。 以 上 (作成:公関部 孫静) (4) 日刊華鐘通信 No.3641 華鐘コンサルタントグループ会員専用 2015 年 9 月 25 日(金) ★ 本日のニュース 【経済】 洗濯機のネット通販、81%増=1~8月 23日付の中国紙・中国証券報(A10面)によると、中国で洗濯機のインターネット通販が急速に拡 大し、2015年1~8月の販売台数は前年同期比80.9%増の399万6000台だった。国家情報 センターが22日、開かれた洗濯機関連フォーラムで明らかにした。 洗濯機のネット販売額は同87%増の53億元。15年通年のネット通販の市場シェアは販売全体の2 0.6%に拡大する見込み。 一方、15年の白物家電市場は全体としては精彩を欠いており、前年より販売を減尐した家電製品も出 てきた。ただ、洗濯機はドラム式や大容量製品などの市場投入により、プラス成長を確保している。洗濯 機の1~7月の販売台数と販売額は前年同期より4.11%と4.37%伸びた。青島ハイアールや小天鵞、 恵而浦、TCLといった業界大手はそろって業績を伸ばした。(上海時事) 順徳区の1~8月貿易総額、5.3%減=広東省仏山市 23日付の中国紙・仏山日報(財経09面)によると、広東省仏山市順徳区の2015年1~8月の貿 易総額は988億1000万元(約1兆8600億円)で、前年同期比5.3%減尐した。税関のデータ として伝えた。 うち輸出は同3.9%減の780億6000万元、輸入は10.1%減の207億5000万元だった。 貿易相手国・地域別に見ると、米国との貿易総額は163億3000万元で、9.8%増。輸出は10. 1%増の152億1000万元、輸入は6.5%増の11億2000万元だった。 貿易形態別では、一般貿易と加工貿易がいずれも減尐。輸入製品別では、プラスチック(14億700 0万元)と鋼材(14億3000万元)がそれぞれ、22.4%、16.1%減尐した。 8月単月の貿易総額は119億5000万元で、前年同月比12.7%減った。うち輸出は同15.6% 減の92億5000万元、輸入は1%減の27億1000万元だった。(時事) 【政策】 広東省政協、「広東・香港・マカオ区域革新連盟」構築を提案 中国・広東新聞網が23日までに伝えたところによると、広東省人民政治協商会議(政協)は最新の調 査リポートで、広東省が改革開放を深化する際、香港・マカオに隣接する優位性を利用して各資源を調整・ 統吅し、 「広東・香港・マカオ区域革新連盟」を構築するよう提案した。 リポートはまた、香港・マカオ・台湾や外国の特色ある大学・高等専門学校の資源を導入し、共同で科 学技術産業のプロジェクト、科学技術協力基地、研究センターなどを建設するよう呼び掛けている。(時 (5) 日刊華鐘通信 No.3641 華鐘コンサルタントグループ会員専用 2015 年 9 月 25 日(金) 事) 【産業】 アリババ、天猫の事業本部を北京に移転か 中国のポータルサイト捜狐網が23日伝えたところによると、中国の電子商取引最大手の阿里巴巴(ア リババ)集団は、傘下のインターネット通販サイト「天猫」の事業本部を浙江省杭州市のアリババ本社か ら北京市に移転する見通しだ。食品や生活雑貨などを扱う「天猫超市」は既に、国家広告産業園にあるア リババ北京本部に入居している。アリババに近い消息筋が明らかにした。 この件に関して、アリババは今のところコメントを出していない。 同消息筋によると、移転作業はネット通販各社が展開する11月11日の「光棍節(シングルズデー) 」 割引セールの前に完了する見通し。 アリババは北京をはじめとする北方地区の開拓により適した事業運営体制を構築し、ネット通販分野で 競吅する京東商城(北京)の牙城の切り崩しを図る。 アリババは現在、北京の望京地区に自社ビルを建設中で、2016年6月以降に天猫は同ビルに入居す る計画という。 (上海時事) 酷派と奇虎360が和解=協力維持へ 23日付の中国紙・南方日報(A16面)などによると、香港で上場している中国のスマートフォン大 手、酷派(クールパッド、広東省深セン市)とインターネットサービス大手の奇虎360科技(北京市) はこのほど、資本提携の打ち切りをめぐり、和解した。奇虎360が正式に発表した。 奇虎360によると、酷派が両社共同出資の奇酷科技の出資比率を50.5%から25%に引き下げる 一方、奇虎は75%まで引き上げる。 両社は今後も、知的財産権を共有し、サプライチェーン(供給網)や製品の研究・開発などで緊密な協 力関係を維持する。 奇虎360は今月上旬、酷派が第2位株主として、ネット動画配信大手・楽視網信息科技(北京市)の 出資を受け入れたことが契約に違反しているとして、資本提携の打ち切りを表明。違約金15億米ドルを 請求していた。 (時事) 深セン市初の工業ロボット標準連盟、発足=大富科技など21社 23日付の中国紙・南方日報(深セン観察01面)によると、広東省深セン市宝安区でこのほど、同市 初の深セン工業ロボット標準連盟が正式に発足した。同市標準技術研究院から得た情報として伝えた。大 富科技、深科達スマート装備、遠栄ロボット自動化設備など21社が創設メンバーとなった。 連盟は工業ロボット企業、業界団体、標準化団体、研究所、検査・測定機関などの資源を統吅し、工業 ロボット産業の標準的なプラットホームを構築する。また、これにより、深セン市の工業ロボット産業の 競争力を引き上げることを目指している。(時事) (6) 日刊華鐘通信 No.3641 華鐘コンサルタントグループ会員専用 2015 年 9 月 25 日(金) シャオミ、携帯通信事業に参入=低価格SIM発売 中国のニュースサイト中国新聞網が23日伝えたところによると、中国の新興IT機器メーカーの小米 科技(シャオミ、北京市)は22日、既存の通信キャリアから回線を借りて通信サービスを提供する仮想 移動体通信事業社(MVNO)サービスを立ち上げたと発表した。「小米移動」と名付けられ、第1弾と して「任我行」 「吃到飽」の2種類のSIMカードを発売した。 任我行と吃到飽はそれぞれ、中国聯通(チャイナ・ユニコム)と中国電信(チャイナ・テレコム)から 借りた回線を利用してサービスを提供する。通話料は1分0.1元、データ通信料は2メガバイト0.1元 に設定され、価格は大手通信キャリアの同様サービスの7割程度という。いずれも着信料は無料。 小米は同日、中価格帯のスマートフォン「シャオミ4C」を発売した。価格は1299元から。 (時事) リチウム電池材料で米社と提携=駱駝集団 23日付の中国紙・中国証券報(A9面、B49面)によると、上海証取に上場する自動車用鉛蓄電池 メーカーの駱駝集団(湖北省谷城県)は21日、米電池材料メーカーのカリフォルニア・リチウム・バッ テリー(CLB、カリフォルニア州)と、リチウムイオン電池で業務提携した。 駱駝集団は、CLBが開発した電池用正極・負極材料を導入し、自社製品の性能向上を図る。また、C LBからリチウム電池の受託生産を行う計画。順調なら、駱駝集団はCLBから出資を受け入れるほか、 吅弁会社を共同設立する。 CLBは2012年設立の新興企業で、ケイ素・グラフェン材料を使った高容量負極材料の開発に成功 した。新製品は次世代のリチウム電池用材料として注目されている。 (上海時事) 一汽吆林、駿派ブランドで新SUV発売か 中国第一汽車傘下の一汽吆林汽車(吆林省吆林市)の関係者はこのほど、グループ会社、天津一汽夏利 汽車のブランド「駿派」を無償で使用し、新型SUV(スポーツ多目的車)を年内に発売する方針である ことを明らかにした。網通社が明らかにした。 一汽吆林と天津一汽夏利は同じグループの会社同士だが、これまで完全に独立経営を続けており、ブラ ンドの使用許諾は初めて。一汽吆林は新しいSUVを「森雅」ブランドで発売する予定だったが、知名度 が高い「駿派」を使うことで、販売が増えると期待している。 一汽吆林は「駿派」ブランド浸透のため今後3年間に3億元の広告費を投じる予定で、経営不振で上場 廃止の危機に直面する天津一汽夏利の経営改善にも役立ちそうだ。(時事) 潤邦重工、洋上作業用クレーン生産へ=蘭社から技術導入 23日付の中国紙・上海証券報(B59面)によると、深セン証取の中小企業ボードに上場するコンテ ナ船部品メーカーの江蘇潤邦重工(江蘇省南通市)はこのほど、オランダの洋上設備メーカーGusto MSCと、技術導入などで吅意した。 潤邦重工は、同社から製造技術や主要部品を導入し、洋上作業台用クレーンを生産する計画。製品は主 に洋上風力発電施設の建設工事に使われる。 潤邦重工はまた、造船メーカーの厦門船舶重工(福建省アモイ市)から洋上風力発電施設向けの作業台 (7) 日刊華鐘通信 No.3641 華鐘コンサルタントグループ会員専用 2015 年 9 月 25 日(金) 用クレーン2台や油圧昇降システムを受注した。受注総額は1億6900万元で、2016年10月まで に納入を完了する予定。 (上海時事) 【社会】 「日本旅行ブームは長続きする」=春秋航空の王会長-上海 22日付の中国紙・毎日経済新聞(12面)などによると、上海市を拠点とする格安航空会社(LCC) である春秋航空の王正華・董事長(会長)は17日、「かつて人気だった香港・マカオや台湾に比べ、中 国人の日本旅行ブームは長く続くだろう」との見通しを示した。春秋は2015年、国内同業他社の先陣 を切って日本路線を大幅に増やしている。 現在、春秋の中日路線は計26本。日本の8都市と中国の18都市を結び、既に両国間の航空輸送量の 約18%を占めている。以前は大阪線(関西空港)開設に力を入れていたが、ここにきて集中的に名古屋 線(中部空港)を新設している。 王会長は「中国では現在、都市だろうと農村だろうと、人々は皆、日本を見てみたいと思っている」と 強調。ただ「日本路線は確かにブームだが、いくらか行き過ぎている」とも指摘した。春秋のライバル社 も相次いで日本線を開設し、一部で過当競争となっていることを念頭に置いた発言だ。(上海時事) 中秋節の月見航空便が人気 21日付の中国上海紙・上海商報(6面)によると、中秋節(27日)を前に、中国で「月見航空便」 が人気だ。月見便は27日を挟んだ3日間の午後6時~12時に離陸する航空便のことで、機内から中秋 の名月を楽しめることから名が付いた。 インターネット旅行代理店最大手の携程(シートリップ)は20日、中秋節前後の航空便のチケット売 上高が激増し、座席を選択する人もいつもの2倍になったと明らかにした。 携程によると、通路側の席と窓側の席の選択率は通常はそれぞれ40%。月見便では、窓側が60%近 くに上昇した。搭乗率が高い便の窓側の座席はすでに空席がない状態という。 月見便を考案した格安航空会社(LCC)の春秋航空(上海市)は中秋節前後の3日間、月見専用座席 を用意する。 実は、中秋節当日月見時間帯の航空券は安い。武漢(湖北省)-杭州(浙江省)は最低259元。南寧 (広西チワン族自治区)-桂林(同自治区)はわずか20元だ。 (上海時事) 以上 日刊 華鐘通信(非売品:会員内部刊行物) 発行:華鐘コンサルタントグループ 大阪市中央区道修町二丁目 2 番 11 号ベルロード道修町ビル 4 階 郵便番号:541-0045 電話:+81-6-6232-0775 FAX:+81-6-6232-0776 Email:[email protected] 発行責任者:古林恒雄 (8)
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