英米文学史年表 - 英詩の楽しみ

英米文学史年表
(赤字をノート)
イギリス文学/略年表
477 サクソン民族、イギリスに最初の王国を建設
700 このころ『ベオウルフ』の写本なる
1214 オックスフォード大学できる
1231 ケンブリッジ大学できる
1362 ラングランド『農夫ピアズの幻』
1382 このころウィクリフ『新約聖書』訳す
1400 チョーサー『カンタベリー物語』
1455 ばら戦争始まる(~85)
1476 キャクストン、ロンドンに印刷所をつくる
1485 マロリ『アーサー王の死』
1516 T・モア『ユートピア』
1564 シェークスピア生まれる(~1616)
1558~1603 在位 Elizabeth I(1533―1603)チューダー朝五代目 3303
1590 E・スペンサー『妖精女王』(第 1~3 巻)
1592 マーロー『フォースタス博士』
1597 ベーコン『随想録』第 1 版
16 世紀
1623
1633
1634
1643
1649
1651
1660
1662
1665
1667
1668
1678
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シェークスピア「第一フォリオ全集」出版
ダン『詩集』 G・ハーバート『寺院』
ミルトン『コーマス』上演
T・ブラウン『医師の宗教』
ピューリタン革命、チャールズ I 断頭台、クロムウェルの共和制始まる
ホッブズ『リバイアサン』
チャールズ二世の王政復古
バトラー『ヒューディブラス』(~78)
ロンドンに疫病、翌年大火
ミルトン『失楽園』
ドライデン、桂冠詩人に選ばれる
バニヤン『天路歴程』(~84)
18 世紀 ---------------------------------------------------1700 コングリーブ『世の習い』
1707 スコットランド、イングランドと合併
ジョンソン Samuel Johnson (1709―84)
1711 ポープ『批評論』
1719 デフォー『ロビンソン・クルーソー』
1726 スウィフト『ガリバー旅行記』 J・トムソン『四季』(~30)
1740 S・リチャードソン『パミラ』
1749 フィールディング『トム・ジョーンズ』
1751 グレー『墓畔の哀歌』
1755 S・ジョンソン『英語辞典』
1760 スターン『トリストラム・シャンディの生涯と意見』(~67)
1764
1765
1766
1777
1786
1789
1791
H・ウォルポール『オトラントの城』
パーシー『イギリス古謡拾遺集』
ゴールドスミス『ウェークフィールドの牧師』
シェリダン『悪口学校』初演
バーンズ『おもにスコットランド方言による詩集』
ブレイク『無垢の歌』 フランス革命
ボズウェル『サミュエル・ジョンソン伝』
19 世紀 ---------------------------------------------------1798
1812
1813
1814
1817
1820
1823
1838
1847
1850
1868
1871
1879
1883
1885
1891
1893
1894
1899
ワーズワース、コールリッジ『叙情民謡集』
バイロン『チャイルド・ハロルドの遍歴』(~18)
オースティン『自負と偏見』
W・スコット『ウェーバリー』
キーツ『ジョン・キーツ詩集』
シェリー『プロメテウス解縛』
ラム『エリア随筆』(~33)
ディケンズ『オリバー・トゥイスト』
E・ブロンテ『嵐が丘』
サッカレー『虚栄の市』(~48)
テニソン『イン・メモリアム』
R・ブラウニング『指輪と書物』(~69)
G・エリオット『ミドルマーチ』
メレディス『エゴイスト』
フェビアン協会創立 スティーブンソン『宝島』
ペイター『エピキュリアン・マリウス』
ハーディ『テス』
ワイルド『サロメ』
『イエロー・ブック』創刊
J・コンラッド『闇の奥』
20 世紀 ---------------------------------------------------1900
1903 B・ショー『人と超人』
1904 アベイ劇場、ダブリンに創設。このころアイルランド文芸復興
1906 ゴールズワージー『フォーサイト家物語』(~21)
1909 H・G・ウェルズ『トノ・バンゲイ』
1913 D・H・ローレンス『息子と恋人』
1914 第一次世界大戦(~18)
1915 モーム『人間の絆』
1922 T・S・エリオット『荒地』 ジョイス『ユリシーズ』
1924 フォースター『インドへの道』 リチャーズ『文芸批評の原理』
1927 V・ウルフ『灯台へ』
1928 ハクスリー『恋愛対位法』 イェーツ『塔』
1929 D・H・ローレンス『チャタレイ夫人の恋人』
1939 第二次世界大戦(~45) ジョイス『フィネガンズ・ウェーク』 イシャウッド『ベ
ルリンよ、さらば』
1940 グリーン『権力と栄光』 ケストラー『真昼の暗黒』
1941 オーデン『新年への手紙』
1943 T・S・エリオット『四つの四重奏』
1945 ウォー『ブライズヘッドふたたび』 オーウェル『動物農場』
1954 T・S・エリオット『カクテル・パーティ』 エイミス『ラッキー・ジム』 ゴー
ルディング『蠅の王』
1956 オズボーン『怒りをこめてふり返れ』 A・ウィルソン『アングロ・サクソンの姿
勢』
1957 ダレル『アレクサンドリア四重奏』(~60)
1958 マードック『鐘』 シリトー『土曜の夜と日曜の朝』
1959 スパーク『死を忘れるな』
1966 ウェスカー『彼ら自身の黄金の都市』
1970 フライ『陽のあたる庭』
1978 ピンター『背信』
アメリカ文学/略年表
1492 コロンブス新大陸発見
1607 ジェームズタウン植民地建設
1620 ピルグリム・ファーザーズ、プリマスに上陸、植民地を建設
1630 マサチューセッツ湾植民地建設
1636 ハーバード大学創立
1640 『マサチューセッツ湾植民地賛美歌集』
1650 ブラッドストリート『アメリカに最近現れた一〇番目の詩神』
1692 セーレム魔女裁判
1732 フランクリン『貧しいリチャードの暦』発刊(~58)
1754 エドワーズ『自由意志論』
1775 独立戦争始まる(~83)
1776 独立宣言
1782 クレブクール『アメリカ農民の手紙』
1798 C・B・ブラウン『ウィーランド』
1818 フランクリン『自伝』(完本は 1868)
1820 W・アービング『スケッチ・ブック』
1823 クーパー『革脚絆物語』(~41)
1836 エマソン『自然論』
1837 エマソン『アメリカの学者』講演
1845 ポー『大がらす、その他の詩』
1847 ロングフェロー『エバンジェリン』
1848 カリフォルニアに金鉱発見
1850 ホーソン『緋文字』
1851 ホーソン『七破風の家』メルビル『白鯨』
1852 ストー夫人『アンクル・トムの小屋』
1854 ソロー『ウォールデン―森の生活』
1855 ホイットマン『草の葉』(初版)
1861 南北戦争始まる(~65)
1865 リンカン大統領暗殺
1868 オールコット『若草物語』
1869 マーク・トウェーン『赤毛布外遊記』 大陸横断鉄道完成
1871 ホイットマン『民主主義の未来像』
1879 H・ジェームズ『デージー・ミラー』
1881 H・ジェームズ『ある婦人の肖像』
1885 マーク・トウェーン『ハックルベリ・フィンの冒険』(アメリカ版)
ハウェルズ『サイラス・ラッパムの出世』
1891 ガーランド『本街道』
1893 クレーン『街の女マギー』
1894 プルマン鉄道ストライキ始まる
1895 クレーン『赤色武勲章』
1898 アメリカ・スペイン戦争始まる
1899 ノリス『マクティーグ』
1900 ドライサー『シスター・キャリー』
1901 ノリス『章魚』
1903 H・ジェームズ『使者たち』 ロンドン『荒野の呼び声』
1906 シンクレア『ジャングル』
1907 アダムズ『ヘンリー・アダムズの教育』
1911 『マッセズ』創刊(~53)
1912 『ポエトリ』創刊
1914 第一次世界大戦始まる
1915 マスターズ『スプーン・リバー詞華集』
1916 サンドバーグ『シカゴ詩集』
1918 キャザー『私のアントニーア』
1919 アンダーソン『ワインズバーグ・オハイオ』 禁酒法実施
1920 S・ルイス『本町通り』 フィッツジェラルド『楽園のこちら側』
1924 オニール『楡の木陰の欲望』
1925 ドライサー『アメリカの悲劇』 フィッツジェラルド『偉大なギャツビー』
1926 ヘミングウェイ『日はまた昇る』
1929 ヘミングウェイ『武器よさらば』 フォークナー『響きと怒り』 T・ウルフ『天
使よ、故郷を見よ』 大恐慌始まる
1930 S・ルイス、アメリカ人最初のノーベル文学賞作家となる
1932 コールドウェル『タバコ・ロード』 ファレル『若いロニガン』
1933 ニューディール政策始まる
1934 H・ミラー『北回帰線』(パリ版)
1936 フォークナー『アブサロム、アブサロム!』 ミッチェル『風と共に去りぬ』
1938 ドス・パソス『U・S・A』
1939 第二次世界大戦始まる スタインベック『怒りの葡萄』
1940 ライト『アメリカの息子』 マッカラーズ『心は孤独な猟人』
1941 太平洋戦争始まる
1943 サロイヤン『人間喜劇』
1947 T・ウィリアムズ『欲望という名の電車』
1948 メーラー『裸者と死者』 カポーティ『遠い声、遠い部屋』
1949 A・ミラー『セールスマンの死』
1950 マッカーシー旋風始まる。朝鮮動乱
1951 サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
1952 ヘミングウェイ『老人と海』 エリソン『見えない人間』
1953 ベロー『オーギー・マーチの冒険』 ボールドウィン『山にのぼりて告げよ』
1955 ナボコフ『ロリータ』(パリ版)
1956 ギンズバーグ『吠える』
1957 マラマッド『アシスタント』 ケロアック『路上』
1958 アメリカ最初の人工衛星、軌道に乗る
1959 ロス『さようならコロンバス』
1960 アプダイク『走れ、ウサギ』 バース『酔いどれ草の仲買人』
1961 ヘラー『キャッチ-22』
1962 オールビー『バージニア・ウルフなんかこわくない』 キージー『郭公の巣』
1963 ケネディ大統領暗殺
1964 ベロー『ハーツォグ』
1965 メーラー『アメリカの夢』 米機北ベトナム爆撃開始
1967 スタイロン『ナット・ターナーの告白』
1968 アプダイク『カップルズ』
1969 オーツ『彼ら』 ボネガット『スローターハウス 5』
1972 ウォーターゲート事件(~74)
1973 ピンチョン『重力の虹』
1976
1978
アレックス・ヘイリー『ルーツ』
J・アービング『ガープの世界』