(証券取引法第24条第1項に基づく報告書) (941557) 事業年度 自 平成13年4月1日 (第20期) 至 平成14年3月31日 有 価 証 券 報 告 書 (証券取引法第24条第1項に基づく報告書) 事業年度 (第20期) 自 至 平成13年4月1日 平成14年3月31日 関東財務局長 殿 平成14年6月28日提出 本店の所在の場所 会社名 インフォコム株式会社 英訳名 INFOCOM CORPORATION 代表者の役職氏名 代表取締役社長 東京都千代田区神田駿河台三丁目 11番地 もよりの連絡場所 同上 沼 電話番号 03(3518)3000 連絡者 業務IR部長 惇 橋 電話番号 同上 連絡者 同上 本 有価証券報告書の写しを縦覧に供する場所 名称 インフォコム株式会社 所在地 関西支社 日本証券業協会 大阪市中央区今橋二丁目5番8号 東京都中央区日本橋兜町7番2号 (本書面の枚数 表紙共74枚) 達 也 目 次 頁 第一部 企業情報 ………………………………………………………………………………………………1 第1 企業の概況 ……………………………………………………………………………………………2 第2 第3 第4 第5 1 主要な経営指標等の推移 …………………………………………………………………………2 2 沿革 …………………………………………………………………………………………………8 3 事業の内容 …………………………………………………………………………………………10 4 関係会社の状況 ……………………………………………………………………………………14 5 従業員の状況 ………………………………………………………………………………………15 事業の状況 ……………………………………………………………………………………………16 1 業績等の概要 ………………………………………………………………………………………16 2 生産、受注及び販売の状況 ………………………………………………………………………19 3 対処すべき課題 ……………………………………………………………………………………21 4 経営上の重要な契約等 ……………………………………………………………………………21 5 研究開発活動 ………………………………………………………………………………………22 設備の状況 ……………………………………………………………………………………………24 1 設備投資等の概要 …………………………………………………………………………………24 2 主要な設備の状況 …………………………………………………………………………………24 3 設備の新設、除却等の計画 ………………………………………………………………………25 提出会社の状況 ………………………………………………………………………………………26 1 株式等の状況 ………………………………………………………………………………………26 2 自己株式の取得等の状況 …………………………………………………………………………28 3 配当政策 ……………………………………………………………………………………………29 4 株価の推移 …………………………………………………………………………………………29 5 役員の状況 …………………………………………………………………………………………30 経理の状況 ……………………………………………………………………………………………33 第5の1 存続会社の経理の状況 …………………………………………………………………………33 監査報告書 ………………………………………………………………………………………………35 1 連結財務諸表等 ……………………………………………………………………………………39 (1) 連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………39 (2) その他 ……………………………………………………………………………………………62 監査報告書 ………………………………………………………………………………………………69 2 財務諸表等 …………………………………………………………………………………………73 (1) 財務諸表 …………………………………………………………………………………………73 (2) 主な資産及び負債の内容 ………………………………………………………………………92 (3) その他 ……………………………………………………………………………………………96 頁 第5の2 被合併会社の経理の状況 …………………………………………………………………… 102 監査報告書 …………………………………………………………………………………………… 103 1 連結財務諸表等 ………………………………………………………………………………… 105 (1) 連結財務諸表 ………………………………………………………………………………… 105 (2) その他 ………………………………………………………………………………………… 121 監査報告書 …………………………………………………………………………………………… 123 2 財務諸表等 ……………………………………………………………………………………… 125 (1) 財務諸表 ……………………………………………………………………………………… 125 (2) 主な資産及び負債の内容 …………………………………………………………………… 137 (3) その他 ………………………………………………………………………………………… 140 第6 提出会社の株式事務の概要 ……………………………………………………………………… 141 第7 提出会社の参考情報 ……………………………………………………………………………… 142 第二部 提出会社の保証会社等の情報 …………………………………………………………………… 143 第一部 企業情報 はじめに 当社(昭和58年2月12日設立)は、平成13年4月1日を合併期日として株式会社帝人システムテクノロ ジーを吸収合併し、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引継ぎました。 以下の記載事項につきましては、特段の記述がない限り、合併前日までは当社及び被合併会社である 株式会社帝人システムテクノロジーについて記載しております。 (合併までの流れ) ― 1 ― 第1 企業の概況 1 主要な経営指標等の推移 (1) 連結経営指標等 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 第20期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 平成14年3月 売上高 (千円) ― ― 11,407,688 16,313,566 30,399,623 経常利益 (千円) ― ― 776,015 1,738,978 3,123,913 当期純利益 (千円) ― ― 351,389 952,475 1,291,434 純資産額 (千円) ― ― 617,551 1,597,755 6,987,751 総資産額 (千円) ― ― 4,980,741 8,823,856 14,694,837 1株当たり純資産額 (円) ― ― 205,850.48 399,438.81 97,052.10 1株当たり当期純利益 (円) ― ― 117,129.94 253,993.56 20,089.20 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 自己資本比率 (%) ― ― 12.4 18.1 47.6 自己資本利益率 (%) ― ― 81.6 86.0 25.6 株価収益率 (倍) ― ― ― ― 25.2 (千円) ― ― 896,857 1,848,971 690,243 (千円) ― ― △44,124 △657,843 △1,509,136 (千円) ― ― △406,400 △240,800 1,325,962 (千円) ― ― 1,017,896 1,968,226 3,395,755 (人) ― ― 309 315 788 営業活動による キャッシュ・フロー 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物 の期末残高 従業員数 (注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。 2 平成12年3月期より連結財務諸表を作成しております。 3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行をしていない ため記載しておりません。 4 従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 5 第19期以前の株価収益率については、当社株式が非上場、非登録であったため、記載しておりません。 6 第18期から第20期の連結財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき監査法人トーマ ツの監査を受けております。 7 当社は、平成13年4月1日付で株式会社帝人システムテクノロジーと合併いたしました。 8 第20期の自己資本利益率の算定における期首自己資本には、株式会社帝人システムテクノロジーからの 受入額を含んでおります。 9 当社は、平成13年7月2日付で株式1株につき2株、平成13年12月3日付で株式1株につき4株の分割 を行っており、第20期の1株当たり当期純利益は期首に株式分割が行われたものとして計算しておりま す。当該株式分割が、平成9年4月1日に実施されたと仮定して遡及修正を行った場合の1株当たり指 標の推移を、参考までに揚げると以下のとおりとなります。 なお、当該数値については監査法人トーマツの監査を受けておりません。 回次 第16期 決算年月 第17期 第18期 第19期 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 1株当たり純資産額 (円) ― ― 25,731.31 49,929.85 1株当たり当期純利益 (円) ― ― 14,641.24 31,749.20 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 2 ― (2) 提出会社の経営指標等 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 第20期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 平成14年3月 売上高 (千円) 9,288,893 10,555,227 11,408,972 16,317,153 30,377,043 経常利益 (千円) 48,123 416,061 760,972 1,682,426 3,101,954 当期純利益 (千円) 22,227 58,239 342,453 919,444 1,246,923 資本金 (千円) 50,000 150,000 150,000 200,000 1,590,000 発行済株式総数 1,000 3,000 3,000 4,000 72,000 純資産額 (千円) (株) 185,328 243,567 608,614 1,555,786 6,896,340 総資産額 (千円) 4,522,012 4,361,815 4,935,674 8,723,486 14,442,485 1株当たり純資産額 (円) 185,328.13 81,189.08 202,871.62 388,946.72 95,782.51 1株当たり配当額 (内1株当たり 中間配当額) (円) ― 100,000.00 7,500.00 7,500.00 1,500.00 (円) (―) (100,000.00) 1株当たり当期純利益 (円) 22,227.68 43,679.15 114,151.08 245,185.08 19,396.80 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 自己資本比率 (%) 4.1 5.6 12.3 17.8 47.8 自己資本利益率 (%) 12.8 27.2 80.4 85.0 25.1 株価収益率 (倍) ― ― ― ― 26.1 配当性向 (%) ― 228.9 6.6 3.1 7.7 従業員数 (人) 279 288 298 293 677 (―) (―) (―) (注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。 2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行をしていない ため記載しておりません。 3 従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 4 第19期以前の株価収益率については、当社株式が非上場、非登録であったため、記載しておりません。 5 上記期間中、第18期、第19期及び第20期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づ き監査法人トーマツの監査を受けておりますが、第16期及び第17期の財務諸表については当該監査を受 けておりません。 6 当社は、平成13年4月1日付で株式会社帝人システムテクノロジーと合併いたしました。 7 第20期の自己資本利益率の算定における期首自己資本には、株式会社帝人システムテクノロジーからの 受入額を含んでおります。 8 当社は、平成13年7月2日付で株式1株につき2株、平成13年12月3日付で株式1株につき4株の分割 を行っており、第20期の1株当たり当期純利益は期首に株式分割が行われたものとして計算しておりま す。当該株式分割が平成9年4月1日に実施されたと仮定して、遡及修正を行った場合の1株当たり指 標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。 なお、当該数値については監査法人トーマツの監査を受けておりません。 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 1株当たり純資産額 (円) 23,166.02 10,148.64 25,358.95 48,618.34 1株当たり配当額 (円) ― 12,500.00 937.50 937.50 1株当たり当期純利益 (円) 2,778.46 5,459.89 14,268.89 30,648.14 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― 9 平成14年3月19日付をもって公募増資により8,000株の新株式を発行しております。 10 第20期の1株当たり配当金1,500円には、日本証券業協会の店頭市場(JASDAQ市場)への上場記念配当250 円を含んでおります。 ― 3 ― (参考)被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの主要な経営指標等の推移は下記のと おりであります。 (1) 株式会社帝人システムテクノロジーの連結経営指標等 回次 第15期 第16期 第17期 第18期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 売上高 (千円) ― ― 12,353,291 11,856,279 経常利益 (千円) ― ― 1,039,468 508,951 当期純利益 (千円) ― ― 554,047 241,769 純資産額 (千円) ― ― 1,460,147 1,495,762 総資産額 (千円) ― ― 4,267,786 5,356,578 1株当たり純資産額 (円) ― ― 365,036.75 373,940.50 1株当たり当期純利益 (円) ― ― 138,511.75 60,442.25 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― 自己資本比率 (%) ― ― 34.2 27.9 自己資本利益率 (%) ― ― 34.7 16.4 株価収益率 (倍) ― ― ― ― (千円) ― ― 93,746 885,727 (千円) ― ― △105,756 △300,242 (千円) ― ― △459,500 △188,500 (千円) ― ― 522,083 919,068 (名) ― ― 460 470 営業活動による キャッシュ・フロー 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物 の期末残高 従業員数 (注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。 2 平成12年3月期より連結財務諸表を作成しております。 3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行をしていない ため記載しておりません。 4 従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 5 株価収益率については、株式会社帝人システムテクノロジーの株式が非上場、非登録であったため、記 載しておりません。 6 上記期間中、第17期及び第18期の連結財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき朝 日監査法人の監査を受けております。 7 当社は、平成13年7月2日付で株式1株につき2株、平成13年12月3日付で株式1株につき4株の分割 を行っております。当該株式分割が平成9年4月1日に実施されたと仮定して、遡及修正を行った場合 の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。 なお、当該数値については朝日監査法人の監査を受けておりません。 回次 第15期 第16期 第17期 第18期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 1株当たり純資産額 (円) ― ― 45,629.59 46,742.56 1株当たり当期純利益 (円) ― ― 17,313.97 7,555.28 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 4 ― (2) 株式会社帝人システムテクノロジーの経営指標等 回次 第15期 第16期 第17期 第18期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 売上高 (千円) 10,312,038 11,224,241 12,379,665 11,833,842 経常利益 (千円) 539,930 1,018,522 1,101,012 584,588 当期純利益 (千円) 211,930 407,522 593,252 257,732 資本金 (千円) 200,000 200,000 200,000 200,000 発行済株式総数 4,000 4,000 4,000 4,000 純資産額 (千円) (株) 1,545,446 1,679,969 1,440,653 1,492,231 総資産額 (千円) 3,903,682 4,237,398 4,174,265 5,323,488 1株当たり純資産額 (円) 386,361.69 419,992.26 360,163.28 373,057.89 1株当たり配当額 (内1株当たり 中間配当額) (円) 59,250.00 103,500.00 104,000.00 (26,000.00) (35,000.00) (52,500.00) 1株当たり当期純利益 (円) 52,982.68 101,880.57 148,313.02 64,433.16 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― 自己資本比率 (%) 39.6 39.6 34.5 28.0 自己資本利益率 (%) 13.9 25.3 38.0 17.6 株価収益率 (倍) ― ― ― ― 配当性向 (%) 111.8 101.6 70.1 ― 従業員数 (名) 323 344 373 381 (円) ― (注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。 2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行をしていない ため記載しておりません。 3 従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 4 株価収益率については、株式会社帝人システムテクノロジーの株式が非上場、非登録であったため、記 載しておりません。 5 上記期間中、第17期及び第18期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき朝日監 査法人の監査を受けておりますが、第15期及び第16期の財務諸表については当該監査を受けておりませ ん。 6 当社は、平成13年7月2日付で株式1株につき2株、平成13年12月3日付で株式1株につき4株の分割 を行っております。当該株式分割が平成9年4月1日に実施されたと仮定して、遡及修正を行った場合 の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。 なお、当該数値については朝日監査法人の監査を受けておりません。 回次 第15期 第16期 第17期 第18期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 46,632.24 1株当たり純資産額 (円) 48,295.21 52,499.03 45,020.41 1株当たり配当額 (円) 7,406.25 12,937.50 13,000.00 ― 1株当たり当期純利益 (円) 6,622.83 12,735.07 18,539.13 8,054.15 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 5 ― (参考)当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーにおける主要な経営指標等の推 移の単純合算は下記のとおりです。 なお、合算数値の基礎となる合算の連結財務諸表及び合算の財務諸表は、証券取引法第193条の2の規定に基づく 監査を受けておりません。 (1) 当社と株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結経営指標等 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 売上高 (千円) ― ― 23,760,979 28,169,845 経常利益 (千円) ― ― 1,815,483 2,247,929 当期純利益 (千円) ― ― 905,436 1,194,244 純資産額 (千円) ― ― 2,077,698 3,093,517 総資産額 (千円) ― ― 9,248,527 14,180,434 1株当たり純資産額 (円) ― ― 296,814.00 386,689.63 1株当たり当期純利益 (円) ― ― 129,348.00 154,096.00 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― 自己資本比率 (%) ― ― 22.5 21.8 自己資本利益率 (%) ― ― 44.7 46.2 株価収益率 (倍) ― ― ― ― (千円) ― ― 990,603 2,734,697 (千円) ― ― △149,880 △958,085 (千円) ― ― △865,900 △429,300 (千円) ― ― 1,539,979 2,887,294 (人) ― ― 769 785 営業活動による キャッシュ・フロー 投資活動による キャッシュ・フロー 財務活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物 の期末残高 従業員数 (注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。 2 平成12年3月期より連結財務諸表を作成しております。 3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行をしていない ため記載しておりません。 4 従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 5 株価収益率については、当社及び株式会社帝人システムテクノロジーの株式が非上場、非登録であった ため記載しておりません。 6 上記合算の連結経営指標等は、当社及び株式会社帝人システムテクノロジーの連結経営指標等を単純合 算したものであります。 7 合算数値の基礎となる合算の連結財務諸表は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査を受けてお りません。 8 当社は、平成13年7月2日付で株式1株につき2株、平成13年12月3日付で株式1株につき4株の分割 を行っております。当該株式分割が平成9年4月1日に実施されたと仮定して、遡及修正を行った場合 の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。 なお、当該数値については監査法人の監査を受けておりません。 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 1株当たり純資産額 (円) ― ― 37,101.75 48,336.20 1株当たり当期純利益 (円) ― ― 16,168.50 19,262.00 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 6 ― (2) 当社と株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の経営指標等 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 売上高 (千円) 19,600,931 21,779,468 23,788,637 28,150,995 経常利益 (千円) 588,053 1,434,583 1,861,984 2,267,014 当期純利益 (千円) 234,157 465,761 935,705 1,177,176 資本金 (千円) 250,000 350,000 350,000 400,000 発行済株式総数 5,000 7,000 7,000 8,000 純資産額 (千円) (株) 1,730,774 1,923,536 2,049,267 3,048,017 総資産額 (千円) 8,425,694 8,599,213 9,109,939 14,046,974 1株当たり純資産額 (円) 346,154.80 274,790.86 292,752.43 381,002.13 1株当たり配当額 (内1株当たり 中間配当額) (円) 47,400.00 73,428.57 62,642.86 3,750.00 (円) (20,800.00) (34,285.71) (30,000.00) 1株当たり当期純利益 (円) 46,831.40 87,335.65 133,672.14 151,893.68 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― 自己資本比率 (%) 20.5 22.4 22.5 21.7 自己資本利益率 (%) 13.8 25.5 47.1 46.2 株価収益率 (倍) ― ― ― ― 配当性向 (%) 101.2 84.1 46.9 2.5 従業員数 (人) 602 632 671 674 (―) (注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。 2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株引受権付社債及び転換社債の発行をしていない ため記載しておりません。 3 従業員数は平成12年3月期より就業人員数を表示しております。 4 株価収益率については、当社及び株式会社帝人システムテクノロジーの株式が非上場、非登録であった ため記載しておりません。 5 上記合算の経営指標等は、当社及び株式会社帝人システムテクノロジーの経営指標等を単純合算したも のであります。 6 合算数値の基礎となる合算の財務諸表は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査を受けておりま せん。 7 当社は、平成13年7月2日付で株式1株につき2株、平成13年12月3日付で株式1株につき4株の分割 を行っております。当該株式分割が平成9年4月1日に実施されたと仮定して、遡及修正を行った場合 の1株当たり指標の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなります。 なお、当該数値については監査法人の監査を受けておりません。 回次 決算年月 第16期 第17期 第18期 第19期 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 1株当たり純資産額 (円) 43,269.35 34,348.86 36,594.05 47,625.27 1株当たり配当額 (円) 5,925.00 9,178.57 7,830.36 468.75 1株当たり当期純利益 (円) 5,853.93 10,916.96 16,709.02 18,986.71 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― ― ― ― ― 7 ― 2 沿革 昭和58年2月 日商岩井株式会社の100%出資子会社、日商岩井コンピュータシステムズ株式会社と して東京都港区赤坂に設立(資本金5千万円)。同年4月、日商岩井株式会社のシス テム運用、システム開発やメンテナンス及び日商岩井グループ企業に対するシステ ム開発・導入を主たる事業として創業 昭和62年6月 日商岩井株式会社の通信部を併合し日商岩井インフォコムシステムズ株式会社に社 名変更 昭和63年3月 電気通信事業法に基づく一般第二種電気通信事業を届出 平成4年1月 システム機器販売事業を開始 平成5年5月 日商岩井株式会社の新横浜センターが完成。当社は、同センターを賃借し、新横浜 事業所を開設。 平成5年12月 新横浜センターが「情報処理サービス業情報システム安全対策実施事業所」として 認定 カナダOpentext社の全文検索ソフトの国内販売と技術サポートを開始 平成6年4月 米国Brooktrout社の音声・FAXボードの取扱い開始。CTI&音声認識ソリューション 事業を開始 平成7年3月 通商産業省(現 経済産業省)より「システムインテグレーター認定」を取得 平成7年6月 ベルギーSEMA社のSGML文書の構文チェック・変換編集ソフトの販売権を取得 平成9年4月 音楽ファンクラブ向けの情報提供サービスを開始 平成9年11月 情報提供・コンテンツサービスの携帯電話系でのサービス(チケット販売)を開始 平成11年4月 社名を日商岩井インフォコム株式会社に変更 当社100%出資の子会社インフォコムサービス株式会社を設立(現・連結子会社) イスラエルのXaCCT社とIP課金用メディエーションシステムの技術導入契約を締結 し、販売開始 携帯電話向け着信メロディの配信サービスを開始 平成11年12月 日商岩井株式会社から英国Logica社のSMS(ショートメッセージサービスシステム)の 業務を移管 平成12年1月 Philips社(Speech Processing Div.:オーストリア)と次世代型音声認識技術の技術 導入契約を締結 平成12年3月 ISO14001(環境)の認証を取得 当社全株式が日商岩井株式会社からアイ・ティー・エックス株式会社へ譲渡され同 社子会社となる 平成12年4月 社名を現在のインフォコム株式会社に変更 平成12年9月 建設業(電気通信工事業)、大阪府知事免許を取得。その後東京都知事免許に切換え (平成13年6月) 平成12年10月 ISO9001(品質管理)の認証を取得 平成13年3月 本社事務所を現在の東京都千代田区神田駿河台へ移転 平成13年4月 帝人株式会社の100%子会社である株式会社帝人システムテクノロジーと合併 (合併比率 1:1、新資本金 4億円、当社が存続) 平成13年6月 当社100%出資の米国法人Infocom America Inc.を設立(現・連結子会社) 平成13年6月 株式会社ニユース・サービス・センターへ出資(現 出資比率21.6%) 平成13年7月 特別第二種電気通信事業者として総務大臣登録 平成13年8月 プライバシーマーク使用認定を取得 平成13年10月 当社100%出資子会社 株式会社ティーエスティーソフトウェアを株式会社インフォ コム西日本(本社:山口県岩国市)(現・連結子会社)と株式会社インフォコム四国(本 社:愛媛県松山市)(現・連結子会社)に分割・再編 平成14年3月 合併により子会社となった株式会社インターファーコムの清算 平成14年3月 日本証券業協会の店頭市場(JASDAQ市場)に株式上場 ― 8 ― (参考)株式会社帝人システムテクノロジーの合併以前の主な沿革は次のとおりです。 昭和58年9月 帝人株式会社システム部より分離し、設立(本社は、帝人株式会社大阪本社内) 昭和59年5月 統合OAソフトTOAST、帳票配布システムXBOSTを販売開始 昭和60年4月 東京本社(飯野ビル 現、内幸町オフィス)、松山事業所を開設 株式会社コーユービジネスインフォメーションテクニックスへ出資(現出資比率 27.5%) 昭和61年3月 100%出資子会社 株式会社ティーエスティーソフトウェア(現 株式会社インフォ コム西日本、株式会社インフォコム四国)を設立 平成元年11月 分子構造解析、設計支援システムを核とした事業を本格的に開始 平成3年2月 通商産業省(現 経済産業省)より「システムインテグレーター認定」を取得 平成3年3月 東京都文京区本郷TSビルに東京本社移転 平成6年7月 病院情報システム関連事業を本格的に開始 平成7年5月 ドイツTAS社から導入した全文検索エンジンMiriadを核としたドキュメントシステム 事業を開始 平成8年3月 服薬指導支援システムパッケージ(PICS)を自社開発し販売開始 平成8年10月 米国Red Brick社(現 Infomix社)とデータウェアハウス用RDBMSの販売提携 平成9年4月 ネットワークセキュリティ事業を開始 平成10年5月 ピープルソフト・ジャパン株式会社と米国People Soft社製ERPソフトウェアのパー トナー契約締結 平成10年6月 米国Broadbase社(現 Kana社)とターンキー・データマート統合パッケージの販売提 携 平成10年10月 株式会社三星堂(現 株式会社クラヤ三星堂)との合弁会社、株式会社インターファ ーコムを設立(出資比率65%) 平成11年3月 米国TimeLogic社とバイオインフォマティックスアクセラレータの独占販売契約を締 結 平成13年4月 インフォコム株式会社と合併 ― 9 ― 3 事業の内容 当社は、携帯電話事業者、一般消費者、官公庁・教育研究機関、医薬医療関係の機関・企業、その 他一般企業の顧客、および帝人株式会社とそのグループ会社及び日商岩井株式会社/アイ・ティー・ エックス株式会社とそのグループ会社に対し、情報システムの企画・開発・コンサルテーションなど 各種のITソリューションの提供や、携帯電話などへのコンテンツの提供、情報通信システムの運用・ 管理など各種サービスの提供を行うことを事業といたしております。また、当社の子会社であるイン フォコムサービス株式会社は、主としてコンピュータシステムや通信システムの運用・監視に関する 事業を当社から請け負い、同じく当社の子会社である株式会社インフォコム西日本、株式会社インフ ォコム四国は主としてソフトウェア開発に関する事業を当社から請け負っております。 帝人株式会社とそのグループ会社は、繊維、化成品、医薬医療、機械・エンジニアリング分野にお ける製品の製造・加工・販売事業を中心に活動を展開しております。また、日商岩井株式会社/ア イ・ティー・エックス株式会社とそのグループ会社は、国内及び海外の市場における商品売買事業お よびIT分野及びライフサイエンス分野における投資育成事業と同分野での機器販売・サービス事業を 中心に活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 セグメント情報の区分と同一であります。 (1) ITソリューション事業 A モバイル&ネットワーク・ソリューション B CTI&音声認識ソリューション C ナレッジマネジメント・ソリューション D ヘルスケア・ソリューション E バイオサイエンス・ソリューション F エンタプライズ・ソリューション (2) サービス事業 A コンテンツ・サービス B データセンター・サービス C テレコム・サービス ― 10 ― 注記事項」に掲げる事業の種類別 (取引関係の系統図) (注) 1 インフォコムサービス株式会社、株式会社インフォコム西日本、株式会社インフォコム四国、Infocom America Inc.は当社の連結子会社です。 2 株式会社コーユービジネスインフォメーションテクニックス、株式会社ニユース・サービス・センター は、当社の持分法適用関連会社です。 3 帝人株式会社は当社の親会社であり、日商岩井株式会社及びアイ・ティー・エックス株式会社は当社を 持分法適用関連会社とするその他の関係会社であります。 4 当社の連結子会社であった株式会社インターファーコムは、平成13年12月31日をもって解散し、平成14 年3月13日に清算結了いたしました。 ― 11 ― (1) ITソリューション事業 A モバイル&ネットワーク・ソリューション 携帯電話事業者向けの(a)IPメディエーションシステム(交換機とホストコンピュータとの間を 結び課金の詳細データ等の情報を連携するシステム)、(b)サービスノードシステム(交換機に追加 して付加価値サービスを提供するシステム)、(c)携帯電話販売代理店向けの加入受付システム等 を中心とし、通信事業者の新技術や新サービスに対応した総合的なシステムインテグレーション サービスを提供しております。 また、ネットワークセキュリティやインターネット課金等の関連システムのインテグレーショ ンも行っております。 B CTI&音声認識ソリューション 当 社 の CTI & 音 声 認 識 ソ リ ュ ー シ ョ ン 事 業 で は 、 主 に 、 IVR シ ス テ ム (Interactive Voice Response:自動音声応答システム)のシステムインテグレーションと、その構築に必要な部品の販 売(開発ツールやテレフォニーボード、音声認識ソフトなど)を行っております。 (注) C CTIとは、Computer Telephony Integrationの略であり、電話の着信情報から発信者の属性情報等を 表示する、画面から電話番号を選んでかける等、コンピュータの情報処理機能と電話交換機の通信 機能を組み合わせた高度な電話サービスシステムを総称しています。 ナレッジマネジメント・ソリューション ナレッジマネジメント・ソリューション(電子文書管理システム)事業では、大規模なドキュメ ント資源を有する官公庁や大学、図書館等を対象に、その電子文書の管理や検索等に係わるITソ リューション及び関連パッケージソフトの販売を行っております。 D ヘルスケア・ソリューション ヘルスケア・ソリューション事業では、医療機関向けのシステムインテグレーション、医用画 像システムインテグレーション及び薬剤関連のパッケージソフトウェア製品の開発・販売を行っ ております。 E バイオサイエンス・ソリューション バイオサイエンス・ソリューション事業では、生命系研究及び材料系研究を支援するパッケー ジソフトウェア、遺伝子解析パッケージソフトウェアの販売及び遺伝子データベースシステム構 築などを行っております。 F エンタプライズ・ソリューション 各企業の業種、業態に則した業務処理から会計・決算、経営管理まで、その情報システム化に ついて、企画・提案から構築・導入等総合的なソリューションを一般企業、帝人株式会社及びそ のグループ企業、日商岩井株式会社/アイ・ティー・エックス株式会社及びそのグループ企業向 けに提供する事業であります。 (2) サービス事業 A コンテンツ・サービス 携帯電話をはじめとして固定電話、パソコン、その他各種携帯端末に対して様々なコンテンツ を提供することによってサービス収入を得る事業であります。主な事業内容は、携帯電話事業者 (キャリア)向け情報提供サービス(携帯電話加入者向けに音声情報、文字情報、着信メロディー、 カラオケといった楽曲データ等を提供する)と音楽プロダクション傘下のファンクラブの会員に対 ― 12 ― する新譜やコンサート情報、優先チケットの販売等を行う2種の事業があり、企画・提案からコ ンテンツの調達、システムの運用やヘルプデスクまでワンストップショッピングのサービスを提 供しております。 B データセンター・サービス データセンター・サービスは、ハードウェアやソフトウェアを導入し、コンピュータ周辺のオ ペレーション業務のみならず、システムの運用・監視・障害管理、機器の構成管理や資源管理、 多くの拠点や企業とのネットワークの監視・障害管理等の幅広いサービスを一般企業、帝人株式 会社及びそのグループ企業、日商岩井株式会社/アイ・ティー・エックス株式会社及びそのグル ープ企業向けに提供する事業であります。 C テレコム・サービス 各企業の国内外ネットワークの企画・設計から運用・監視及びヘルプデスクに至るまで総合的 なサービスを提供する事業であります。現在、当社のテレコム・サービスは専ら帝人株式会社及 びそのグループ企業向けと日商岩井株式会社/アイ・ティー・エックス株式会社及びそのグルー プ企業向けとなっております。 ― 13 ― 4 関係会社の状況 平成14年3月末日時点の関係会社の状況は以下のとおりであります。 議決権の 所有(被所有)割合 資本金 (千円) 主要な事業 の内容 70,787,000 繊維・化成品 等の製造・販 売 ― インフォコムサービス㈱ 東京都千代田区 20,000 情報処理サー ビス 100.0 データセンター・サービス ― 業務を委託 役員の兼任1人 ㈱インフォコム西日本 山口県岩国市 10,000 ソフトウェア の開発 100.0 ― ソフトウェアの開発委託 役員の兼任1人 ㈱インフォコム四国 愛媛県松山市 10,000 ソフトウェア の開発 100.0 ― ソフトウェアの開発委託 役員の兼任1人 Infocom America Inc. アメリカ合衆国 ニューヨーク市 150,000 市場調査開発 100.0 ― 海外の重要戦略拠点 役員の兼任2人 モバイルでの 120,000 ニュースサー ビスの提供 21.6 ― ニュースサービスの提供 広告 ソフトウェア の開発 27.5 ― ソフトウェアの開発委託 役員の兼任1人 20,456,000 情報産業全般 ― 34.8 名称 住所 所有割合 被所有割合 (%) (%) 関係内容 摘要 (親会社) 帝人㈱ 大阪市中央区 ITソリューションの受託、 データセンター・サービス (注) 44.4 業務の受託等 1,2 事務所の賃借 役員の兼任1人 (連結子会社) 米ドル (持分法適用関連会社) ㈱ニユース・サービス・ 東京都 センター 千代田区 ㈱コーユービジネス インフォメーションテク 大阪市中央区 ニックス (その他の関係会社) アイ・ティー・エックス 東京都 ㈱ 千代田区 日商岩井㈱ 大阪市中央区 60,000 102,938,710 総合商社 ― ITソリューションの受託等 (注) 役員の兼任1人 2 ITソリューションの受託、 34.8 データセンター・サービス (注) [34.8] 業務の受託等 2,3 事務所の賃借 (注) 1 被所有割合は44.4%でありますが支配力基準により当社の親会社となったものであります。 2 有価証券報告書提出会社であります。 3 議決権の被所有割合の[ ]内は間接被所有割合で内数となっております。 ― 14 ― 5 従業員の状況 (1) 連結会社の状況 (平成14年3月31日現在) 事業の種類別セグメントの名称 従業員数(人) ITソリューション事業 597 サービス事業 137 全社(共通) 54 合計 788 (注) 1 従業員数は就業人員であり、連結会社外への出向者を除き連結会社外からの出向者69人(帝人株式会社 64名、アイ・ティー・エックス株式会社4名、その他1名)を含んでおります。 帝人株式会社からの管理職社員出向者1名は、平成14年5月11日をもって出向解除し、一般社員出向者 63名は平成14年4月1日付で転籍しました。 臨時雇用者数は、従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。 2 最近1年間における従業員の著しい増加は、当社が株式会社帝人システムテクノロジーと合併(平成13 年4月1日付)したことによるものであります(合併による増加人員482人)。 3 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属してい るものであります。 (2) 提出会社の状況 (平成14年3月31日現在) 従業員数 平均年齢 677人 平均勤続年数 34.8歳 7年6ヶ月 (注) 1 平均年間給与 7,231,713円 従業員は就業人員であり、当社から社外への出向者を除き社外からの出向者69人(帝人株式会社64名、 アイ・ティー・エックス株式会社4名、その他1名)を含んでおります。 帝人株式会社からの管理職社員出向者1名は、平成14年5月11日をもって出向解除し、一般社員出向者 63名は平成14年4月1日付で転籍しました。 2 最近1年間における従業員の著しい増加は、当社が株式会社帝人システムテクノロジーと合併(平成13 年4月1日付)したことによるものであります(合併による増加人員395人)。 3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 (3) 労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが労使関係は円満に推移しております。 ― 15 ― 第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績 当連結会計年度における我が国の経済は、景気の後退が一段と加速する形となり、平成13年4月 ∼6月期から3四半期連続でのマイナス成長になるなど、デフレスパイラルへの懸念が高まりまし た。また、設備投資は、平成14年3月の内閣府の月例経済報告において「減少が続くものとみられ る」と報告されるなど、産業全体で大幅に削減されました。 IT業界においても、米国経済の停滞と通信事業者をはじめとした各企業のIT投資削減などを受け、 ハード分野は打撃をこうむり、またソフト分野でも当期後半は伸びが減速いたしました。しかし、 当社戦略コア事業分野である携帯電話業界では、インターネット接続型携帯電話の利用者数が平成 14年3月には5,192万人に増加するなど、モバイルインターネットサービス市場は大きく拡大し、IT サービスに新たな潮流が出現いたしました。 このような環境下、当社では平成13年4月に、株式会社帝人システムテクノロジーと合併し、企 業規模は倍増いたしましたが、ITから見たライフスタイルはここ数年で決まるとの認識に基づき、 成長の見込まれる巨大市場であるモバイル&ネットワーク・ソリューション、コンテンツ・サービ ス、ナレッジマネジメント・ソリューションを戦略コアに定めるなど、事業の選択と集中や合併相 乗効果の発現を積極的に推進してまいりました。また、平成14年3月に、さらなる業容拡大と経営 体質強化の布石となるJASDAQ上場も果たすことができました。 この結果、当連結会計年度の連結売上高は、303億99百万円(前期比7.9%増)、連結営業利益は32 億66百万円(前期比42.1%増)、連結経常利益は31億23百万円(前期比39.0%増)となり、増収増益を 達成することができました。また、財務体質の健全化を目的とした社員寮の売却に伴い、固定資産 売却損7億21百万円を特別損失として処理したため、当期純利益は12億91百万円(前期比8.1%増)と なりました。なお、対前期比増減比率は、当社と旧株式会社帝人システムテクノロジーの単純合算 に対する増減比率であり、以下の記載においても同様であります。 事業の種類別セグメントの業績は次のとおりであります。 1 ITソリューション事業 ITソリューション事業は、連結売上高185億29百万円(前期比1.3%増)、連結営業利益18億80百 万円(前期比26.1%増)となりました。モバイル&ネットワーク・ソリューションでは、携帯電話 事業者の設備投資に対応したシステムインテグレーション(以下SI)、当社が事業主体であるコン テンツ・サービス向けのカラオケ配信サービスシステムのSIなど、業界の設備投資が抑制される 中、売上ならびに利益の確保に努めました。また、IP電話通信事業者向けのXaCCT社パッケージを 利用したIPネットワーク用メディエーションシステム(注1)を開発するなど来たるIPネットワー ク化時代に対する布石を打ちました。以上により連結売上高は41億34百万円(前期比5.9%減)とな りました。CTI&音声認識ソリューションでは、Philips社の自然対話型音声認識パッケージを利 用した実用システムの開発に取り組み、技術ノウハウの蓄積に努めるとともに、同パッケージを 利用した電話転送システムを商品化いたしました。連結売上高は7億64百万円(前期比1.1%増)と ― 16 ― なりました。ナレッジマネジメント・ソリューションでは、旧株式会社帝人システムテクノロジ ーのドキュメント部署を統合して官・民の需要に一貫して対応してまいりましたが、連結売上高 は10億94百万円(前期比3.9%減)に留まりました。しかし、政府のe-Japan構想による官公庁や地 方自治体、大学での予算措置や民間企業でのドキュメントのデジタル化に備えるべく、社内に分 散していた関係部署をさらに集約統合し、ナレッジマネジメントを戦略コアと位置づけるなど来 期への備えを完了いたしました。ヘルスケア・ソリューションでは、医用画像システムのパッケ ージ販売が堅調に推移するとともに、放射線部門や薬剤関連のパッケージ販売が前々期を上回る レベルまで復調するなど、前期の不振から立ち直り次期戦略コアとしての体制が整いました。連 結売上高は20億87百万円(前期比43.1%増)となりました。バイオサイエンス・ソリューションで は、ゲノム創薬を視野に入れたトータル創薬ソリューションの提供に転換を図り、ADME(薬物の体 内における動態評価)、蛋白質解析システムパッケージなどの拡販に目処をつけ、将来に備えた事 業基盤を固めることができました。連結売上高は10億67百万円(前期比12.4%増)となりました。 エンタプライズ・ソリューションでは、主要顧客である大手医薬品卸企業からの基幹システム再 構築の受注、日商岩井株式会社/アイ・ティー・エックス株式会社グループからの基幹システム の受注および帝人株式会社グループからの安定・継続的なシステム開発の受注などにより景気後 退の影響を最小限に留めることができました。連結売上高は93億80百万円(前期比2.2%減)となり ました。 (注1) 2 IPネットワーク用メディエーションシステム:IP対応課金のための詳細データ収集システム サービス事業 サービス事業は、連結売上高118億69百万円(前期比20.2%増)、連結営業利益19億68百万円(前 期比89.5%増)と大幅な増益となりました。コンテンツ・サービスでは、携帯電話加入者向けサー ビスが前期に引き続き好調に推移いたしました。平成12年3月、平成13年3月にそれぞれ月間350 万コール、1,000万コールであった当社の着信メロディダウンロード数は、当期において平均 1,500万コール/月のレベルに達するとともに、カラオケ配信サービスも新たに開始いたしました。 他方、着信メロディ需要の頭打ちに備えて新サービスであるファンナビ(注2)、チケナビ(注3) を積極的に展開して立ち上げに目処をつけるとともに、関連会社の株式会社ニュース・サービ ス・センター提供の「The News(無料)」も本格サービスを開始し、登録会員数は160万人を突破い たしました。連結売上高は53億72百万円(前期比55.4%増)となりました。データセンター・サー ビスでは、帝人株式会社/日商岩井株式会社グループに対する運用サービスの低減を、好調なコ ンテンツ系サーバー運用で補うことができました。連結売上高は46億53百万円(前期比1.4%減)と なりました。テレコム・サービスでは、特別第二種電気通信事業者の認可を取得し、日商岩井株 式会社の国内/海外全店の音声・データ専用線ネットワークをIP化(当社サービス名:EOIP)する プロジェクトを完了するとともに、帝人株式会社グループに対するネットワークのIP-VPN化も完 了いたしました。連結売上高は18億43百万円(前期比8.4%増)となりました。 (注2) (注3) ファンナビ:音楽アーティストのファンクラブ会員向けに、コンサート、新譜などの情報提供や、 チケットやグッズ販売などを行う当社サービスのシステム名称 チケナビ :一般の音楽ファン向けに、チケット販売などを行う当社サービスのシステム名称 ― 17 ― (2) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動における資金 の獲得は前連結会計年度を下回りましたが、財務活動において新株発行による資金増加があり、一 方、短期借入金の返済や保証金の差入れ支出があったため、資金は前連結会計年度に比べ5億8百 万円増加し、また合併による資金の受入れにより9億19百万円増加し、33億95百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 なお、前連結会計年度は、当社と旧株式会社帝人システムテクノロジーの単純合算の金額でありま す。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は6億90百万円(前連結会計年度は27億34百万円の資金の獲得)とな りました。これは合併効果及び事業の伸び等により税金等調整前当期純利益は増加しましたが、前 連結会計年度末直近に買掛金の計上が多かったため、当連結会計年度の資金支出となったこと及び 本社移転に伴う前連結会計年度末の未払経費等が当連結会計年度の支出となったこと、さらに法人 税等支出が増加したこと等により獲得した資金は前連結会計年度に比べ大幅に減少しました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は15億9百万円(前連結会計年度は9億58百万円の資金の使用)とな りました。これは社員寮の売却による有形固定資産売却収入がありましたが、本社事務所移転等に 伴う差入保証金の支払いがあったこと、協力先に対する株式の引受による投資有価証券の取得によ る支出増、自社利用ソフトウェア等無形固定資産の取得による支出増により前連結会計年度に比べ 使用資金の増加となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は13億25百万円(前連結会計年度は4億29百万円の資金の使用)とな りました。これはコミットメントライン契約締結に伴う短期借入金の減少があったものの、株式発 行による収入により獲得資金の増加となりました。 ― 18 ― 2 生産、受注及び販売の状況 前年同期比(単純合算)は、前連結会計年度における当社と旧株式会社帝人システムテクノロジーと の単純合算の金額に対する比率であります。 (1) 生産実績 当連結会計年度の生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) 事業の種類別セグメントの名称 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 前年同期比(%) 前年同期比(%) (単純合算) ITソリューション事業 8,595,165 189.5 94.0 サービス事業 3,624,728 320.1 121.6 12,219,894 215.6 100.7 合計 (注) 1 金額は、製造原価によっております。 2 金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) 事業の種類別セグメントの名称 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 前年同期比(%) 前年同期比(%) (単純合算) ITソリューション事業 4,022,439 131.4 83.3 サービス事業 5,542,236 116.8 104.3 9,564,675 122.5 94.3 合計 (注) 1 金額は実際仕入価額によっております。 2 金額には、消費税等は含まれておりません。 (3) 受注状況 当連結会計年度における受注状況を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりでありま す。 (単位:千円) 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 事業の種類別 セグメントの名称 前年同期比 (%) 前年同期比 (%) (単純合算) 17,566,466 148.4 84.9 8,137,260 238.8 25,703,726 168.6 受注高 ITソリューション事業 サービス事業 合計 前年同期比 (%) 前年同期比 (%) (単純合算) 4,688,151 117.4 83.0 125.0 6,129,861 256.3 136.5 94.5 10,818,012 169.4 106.7 受注残高 (注) 1 金額には、消費税等は含まれておりません。 2 コンテンツ・サービスについては把握が困難なため、受注高及び受注残高に含まれておりません。 ― 19 ― (4) 販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 前年同期比(%) 前年同期比(%) (単純合算) 18,529,906 196.7 101.3 4,134,857 94.1 94.1 764,575 101.1 101.1 ナレッジマネジメント・ソリューション 1,094,608 170.0 96.1 ヘルスケア・ソリューション 2,087,594 ― 143.1 バイオサイエンス・ソリューション 1,067,587 ― 112.4 エンタプライズ・ソリューション 9,380,685 258.5 97.8 11,869,717 172.2 120.2 コンテンツ・サービス 5,372,743 155.4 155.4 データセンター・サービス 4,653,325 183.8 98.6 テレコム・サービス 1,843,648 204.0 108.4 30,399,623 186.3 107.9 事業の種類別セグメントの名称 自 至 ITソリューション事業 モバイル&ネットワーク・ソリューション CTI&音声認識ソリューション サービス事業 合計 (注) 1 ヘルスケア・ソリューション、バイオサイエンス・ソリューションは、株式会社帝人システムテクノロ ジーとの合併によって新たに発生した事業であるため、前年同期比には記載がありません。 2 本表及び下表の金額には、消費税等は含まれておりません。 3 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとお りであります。 (単位:千円) 前連結会計年度 前連結会計年度(単純合算) 当連結会計年度 自 平成12年4月1日 自 平成12年4月1日 自 平成13年4月1日 至 平成13年3月31日 至 平成13年3月31日 至 平成14年3月31日 相手先 金額 帝人株式会社 割合(%) 金額 割合(%) 金額 割合(%) ― ― 5,036,543 17.9 4,271,652 14.1 日商岩井株式 会社 3,940,633 24.2 3,940,633 14.0 4,080,280 13.4 KDDI株式会社 3,297,580 20.2 3,297,580 11.7 4,050,175 13.3 (注) KDDI株式会社は前連結会計年度中に合併したため、前連結会計年度は合併前の日本移動通信株 式会社と第二電電株式会社との合算額であります。 ― 20 ― 3 対処すべき課題 当社グループではサービス事業が売上高の約4割に達し、安定的な高収益構造の形成に寄与してお りますが、この構造を維持、拡大するためには、コンテンツ・サービスを、フェーズ1と位置づけて いる着信メロディ等からフェーズ2と位置づけているモバイルコマース(携帯電話を利用したEコマー ス)やポータルサービス等へ速やかに移行させていくことが課題と考えております。また、ITソリュー ション事業においては、現在モバイル&ネットワーク・ソリューションが戦略事業として全体を牽引 しておりますが、ナレッジマネジメント・ソリューションを戦略コアとしてさらに拡大していくこと、 また、次期戦路コアであるヘルスケア・ソリューションを早急に新たな柱として戦略コアに昇格させ ること、インキュベーションであるバイオサイエンス・ソリューション、CTI&音声認識ソリューショ ンを速やかに収支均衡状態に持っていき近未来に大きく開花させること、さらにバックボーンである エンタプライズ・ソリューションにおける生産性向上を継続的に推進していくことが課題と考えてお ります。 4 経営上の重要な契約等 (提出会社) 当社と株式会社帝人システムテクノロジーとの合併 ① ② 合併の主要日程 平成13年1月12日 合併契約書締結 平成13年1月31日 合併会社の臨時株主総会における合併契約書の承認 平成13年1月31日 被合併会社の臨時株主総会における合併契約書の承認 平成13年4月1日 合併期日 平成13年4月4日 合併登記 合併の目的 当社は、急速に拡大するEビジネスの市場ニーズに迅速に対応できる体制の構築を図り、戦略 分野等への資源集中、得意分野の補完、さらには相乗効果としてシステム運用サービスの統合 及び効率化を目的として株式会社帝人システムテクノロジーを吸収合併いたしました。 ③ 合併の方法、合併後の会社の名称 当社を存続会社として株式会社帝人システムテクノロジーを解散会社とする吸収合併とし、 合併後の会社名はインフォコム株式会社といたしました。 ④ 合併の概要 合併比率は1:1とし、合併により額面普通株式4,000株を発行し、資本金は200,000千円増 加いたしました。また、合併期日において株式会社帝人システムテクノロジーの資産・負債及 び権利義務の一切を引き継ぎました。なお、株式会社帝人システムテクノロジーの平成13年3 月31日現在の財政状態は次のとおりであります。 資産合計 5,323,488千円 負債合計 3,831,257千円 資本合計 1,492,231千円 ― 21 ― 5 研究開発活動 当社の研究開発活動は、特化コア技術を獲得しリアルビジネスに適用することに重点を置き、各本 部において実施しております。また、最新技術の早期実装とリスクの軽減を図るため、国内外の関係 先との共同研究開発や大学での研究成果を技術移転するTLO(Technology Licencing Office:技術移転 機関)との連携に力を入れています。当連結会計年度の研究開発活動は昨年度に引き続いて、特化コア 技術の発掘とそのリアルビジネスへの適用研究、適用開発、既存パッケージ製品の改良並びに新製品 の企画・開発などを中心に行いました。当連結会計年度の研究開発費は115百万円となりました。 事業の種類別セグメントにおける研究開発活動は以下のとおりであります。 (1) ITソリューション事業 モバイル&ネットワーク・ソリューションでは、IPネットワーク時代に対応するため、海外パー トナーであるXaCCT社パッケージを利用したIP電話通信事業者向けのメデイエーションシステムを開 発いたしました。また、第三世代携帯電話に対応した技術の取り込みに対する研究開発も継続いた しました。ナレッジマネジメント・ソリューションでは、当社がカナダより輸入販売しております SGML規格文書の超高速全文検索エンジン「OpenText」について中央省庁、民間企業などに納品実績 があり、スーパー電子政府のコアテクノロジーとして採用されている背景もあり、今後の需要を予 測し、新Versionの開発に取り組んでまいりました。また、業務コラボレーション・ツールとして定 評のある「Livelink」(0penText社)に関しては、新たに社内ワークフローツールまたナレッジマネ ジメント用ツールとして全面採用し、外注管理、社内稟議システム、情報管理業務等への適用・改 良を行いました。マルチメディア統合検索システムパッケージとしての「Info1ib」は、当社が約2 年の歳月をかけて自社開発を行ってきたものですが、大容量高速検索機能のほか、メタデータ管理 機能、Z39.50統合検索機能、ユーザー管理機能などのコンポーネント化により電子図書館として必 要とされる全機能を搭載した完成製品ですが、さらに完成度を高めるべく、また今後の官公庁の情 報開示等向けに、GIS(地理情報システム)との連携機能を果たすための改良に取り組み、政府機関や 地方自治体に向けた新たなソリューションパッケージとして開発いたしました。加えて、ドキュメ ントシステム「MyQuick」のバージョンアップを実施いたしました。ヘルスケア・ソリューションお よびバイオサイエンス・ソリューションでは、病院向けシステムおよび医用画像システムの領域の パッケージ製品開発に加え、低価格版服薬指導支援システム「KS-PICS」の開発、診療所システムの プロトタイプ開発を行うとともに、蛋白質領域でのパッケージ製品企画等を行いました。エンタプ ライズ・ソリューションでは、特許システム「TOPAM」の機能追加、電子帳票システム「NEOSS」の バージョンアップ、XML対応の次期電子帳票システムの企画・開発を行いました。 (2) サービス事業 コンテンツ・サービスでは、着信メロディーサイトを核に音楽の総合ポータルサイトにレベルア ップしていくべくビジネスモデルの構築に当たってまいりました。本領域での事業の成否は、ひと えに消費者側の需要や嗜好にいかに適合していくのか、事業収益の主要な源をどこに設定していく のかという明確なビジネスモデルを構築できるかが重要であります。また、IT、とりわけ携帯電話 サービスを支える要素技術の進行スピードは目を見張るものがあり、これに対応した情報サービス は音楽・エンターテイメント、占い、ゲーム、乗換情報などの日常情報、あるいは英会話、株価情 報といったビジネス情報等多岐にわたってきており、今後はこれに動画等の映像情報も加わること ― 22 ― によって、さらに急速に増殖していくものと考えられます。新たな情報コンテンツの企画、開発と 併せ、事業としていかに成立させていくのかは、前記のビジネスモデルの構築に大きく関わってお ります。当社では、ヘルスケア事業において長年に亘りノウハウの蓄積を行ってきた医療画像処理 技術を核に、医療画像の携帯電話配信サービスの企画・開発をモバイル・インターネット本部/ヒ ューマンライフ・ソリューション本部が共同して、新たなコンテンツ配信サービスに向けた研究開 発を行ってまいりました。 ― 23 ― 第3 設備の状況 1 設備投資等の概要 当連結会計年度における設備投資は、サービス事業の着信メロディ、カラオケ配信「ファンナビ・ チケナビ」サービスの機能向上/拡充を目的としてのソフトウエア開発および購入、ITソリューショ ン事業のパッケージソフトウェア製品の開発、合併・本社移転に伴う各種社内情報インフラ整備のソ フトウェア開発及び購入であり、総額10億92百万円であります。 また、当連結会計年度において重要な設備の売却は次のとおりであります。 重要な設備の売却 当社は、コンピュータセンターの運営業務を日商岩井株式会社より一括受託した際に、コンピュー タセンターへの社員の通勤の便を確保することを狙いとして、平成5年に川崎市高津区梶ヶ谷に社員 寮を建設いたしました。しかし時価評価では土地を含めて含み損が生じており、さらに社員寮の維持 管理も負担になってきたことから、平成14年2月15日に社員寮を売却し、売却損7億21百万円を特別 損失として計上いたしました。 2 主要な設備の状況 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1) 提出会社 (平成14年3月31日現在) 事業の種類別 セグメントの 名称 事業所名 (所在地) 帳簿価額(千円) 設備の内容 建物及び 機械装置 工具器具 構築物 及び運搬具 備品 ITソリューシ 本社 ョン事業、サ 統括業務施設 (東京都千代田区) ービス事業及 び全社共通 新横浜事業所 (横浜市都筑区) 南本町オフィス (大阪市中央区) (注) データセンタ サービス事業 ー・サービス 事業所 営業・開発デ ITソリューシ ータセンタ ョン事業、サ ー・サービス ービス事業 事業所 土地 合計 従業員数 (人) 摘要 214,540 ― 176,785 ― (―) 391,326 421 (注) 18,371 ― 41,606 ― (―) 59,977 35 (注) 19,883 ― 16,067 ― (―) 35,950 104 (注) リース契約による主な賃借設備は、次のとおりであります。 (平成14年3月31日現在) 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 リース期間 本社他 (東京都千代田区) ITソリューション 事業、サービス事 業及び全社共通 電子計算機及び周 辺機器、ソフトウ ェア等 1∼6年 (2) 国内子会社及び在外子会社 重要な設備等はありません。 ― 24 ― 年間リース料 (千円) 906,805 リース契約残高 (千円) 1,057,036 3 設備の新設、除却等の計画 (1) 重要な設備の新設等 重要な設備の新設等はありません。 (2) 重要な設備の除却等 重要な設備の除却および売却の計画はありません。 ― 25 ― 第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (1) 株式の総数等 ① 株式の総数 種類 会社が発行する株式の総数(株) 普通株式 256,000 計 256,000 ② 発行済株式 事業年度末現在 提出日現在 上場証券取引所名又 発行数(株) 発行数(株) は登録証券業協会名 (平成14年3月31日) (平成14年6月28日) 種類 内容 普通株式 72,000 72,000 日本証券業協会 ― 計 72,000 72,000 ― ― (注) 発行済株式は、全て議決権を有しております。 (2) 新株予約権等の状況 該当事項はありません。 (3) 発行済株式総数、資本金等の推移 発行済株式総数 資本金 資本準備金 年月日 摘要 増減数 残高 増減額 残高 増減額 残高 平成11年 2月26日 株 株 千円 千円 2,000 3,000 100,000 150,000 ― ― 有償・株主割当 1:2 発行価格 50,000円 資本組入額 50,000円 平成12年 7月18日 1,000 4,000 50,000 200,000 ― ― 有償・株主割当 3:1 発行価格 50,000円 資本組入額 50,000円 平成13年 4月1日 4,000 8,000 200,000 400,000 ― ― 合併にともなう資本金の増加 被合併会社 株式会社帝人システ ムテクノロジー 合併比率 1:1 平成13年 7月2日 8,000 16,000 ― 400,000 ― ― 株式分割(1株を2株に分割) 平成13年 12月3日 48,000 64,000 ― 400,000 ― ― 株式分割(1株を4株に分割) 平成14年 3月19日 8,000 72,000 1,190,000 1,590,000 千円 1,442,000 ― 26 ― 千円 公募増資 発行価格 1,442,000 引受価額 資本組入額 350,000円 329,000円 148,750円 (4) 所有者別状況 (平成14年3月31日現在) 株式の状況 区分 政府及び地 方公共団体 金融機関 証券会社 その他の 法人 外国法人等 個人その他 (うち個人) 人 株主数 ― 所有株式数 ― 割合 ― 6 7 54 21 (2) 4,522 4,610 ― 1,656 360 57,535 589 (2) 11,860 72,000 ― 2.30 0.50 79.91 0.82 (0.00) 16.47 100.0 ― 株 % (注) 端株の状況 計 上記「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が16株含まれております。 (5) 大株主の状況 氏名又は名称 住所 (平成14年3月31日現在) 発行済株式総数に対する 所有株式数 所有株式数の割合 株 帝人株式会社 アイ・ティー・エックス 株式会社 日本トラスティ・サービス 信託銀行株式会社 % 大阪市中央区南本町1丁目6番7号 32,000 44.44 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 25,050 34.79 1,132 1.57 東京都中央区晴海1丁目8番11号 インフォコム従業員持株会 東京都千代田区神田駿河台3丁目11番地 904 1.25 日興シティ信託銀行株式会社 東京都品川区東品川2丁目3番14号 254 0.35 ゴールドマンサックスインター ナショナル (常代ゴールドマン・サックス 証券会社) 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB. UNITED KINGDOM 226 0.31 野村證券株式会社 東京都中央区日本橋1丁目9番1号 204 0.28 東京都中央区晴海1丁目8番12号 166 0.23 130 0.18 資産管理サービス信託銀行 株式会社 ビービーエイチクレディスイス エクイティファンドルクススモ ールキャップジャパン (常代株式会社東京三菱銀行) (東京都港区赤坂1丁目12番32号) 5 RUE JEAN MONNET L-2180 LUXEMBOURG (東京都千代田区丸の内2丁目7番1号) 三菱信託銀行株式会社 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 104 0.14 沼 東京都町田市成瀬台1丁目2番21号 104 0.14 60,274 83.71 惇 計 (注) ― 上記所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 1,132株 日興シティ信託銀行株式会社 254株 資産管理サービス信託銀行株式会社 166株 三菱信託銀行株式会社 104株 ― 27 ― (6) 議決権の状況 ① 発行済株式 (平成14年3月31日現在) 区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容 無議決権株式 ― ― ― 議決権制限株式(自己株式等) ― ― ― 発 議決権制限株式(その他) 行 済 完全議決権株式(自己株式等) 株 式 完全議決権株式(その他)(注) ― ― ― ― ― ― 72,000 72,000 ― ― ― ― 発行済株式総数 72,000 ― ― 総株主の議決権 ― 72,000 ― 端株 (注) 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が16株(議決権16個)含まれ ております。 ② 自己株式等 (平成14年3月31日現在) 発行済株式総数に 所有株式数の合計 対する所有株式数 (株) の割合(%) 所有者の氏名又は 名称 所有者の住所 自己名義所有 株式数(株) 他人名義所有 株式数(株) ― ― ― ― ― ― 計 ― ― ― ― ― (7) ストックオプション制度の内容 該当事項はありません。 2 自己株式の取得等の状況 〔定時総会決議による自己株式の買受け等、子会社からの自己株式の買受け等又は再評価差額 金による消却のための自己株式の買受け等の状況〕 (1) 前決議期間における自己株式の取得等の状況 該当事項はありません。 (2) 当定時株主総会における自己株式の取得に係わる決議状況 (平成14年6月27日現在) 区分 自己株式取得に係る決議 株式の種類 普通株式 株式数(株) 価額の総額(円) 3,000 1,800,000,000 再評価差額金による消却のための買受け に係る決議 ― ― ― 計 ― 3,000 1,800,000,000 (注) 授権株式数の発行済株式総数に占める割合は4.2%であります。 ― 28 ― 3 配当政策 当社では、株主価値の極大化と個人株主の育成を重視しており、株主への利益還元を経営の重要課 題の一つと位置づけ、財務体質の強化と事業拡大に必要な内部留保の充実を図るとともに、業績の成 長に見合った配当性向の安定的向上および株式取引価格の適正化を図りつつ増配もしくは株式分割を 行う方針であります。具体的には、1株何円配当という固定的な考え方に拘束されることなく、業績 の上昇局面においては配当性向・投資利回り等を勘案しながら株主への利益還元を行い、反面、業績 の下降局面においては内部留保の状況を勘案しながら可能な限り減配を避ける方針であります。ちな みに平成14年3月期の配当金は、1株につき普通配当1,250円と日本証券業協会の店頭市場(JASDAQ市 場)への上場記念配当250円の合計1,500円であります。 4 株価の推移 最近5年間の事業年 度別最高・最低株価 回次 第16期 第17期 第18期 第19期 第20期 決算年月 平成10年3月 平成11年3月 平成12年3月 平成13年3月 平成14年3月 ― ― ― 530,000 ― ― ― 340,000 円 最高 ― 最低 ― 円 月別 最近6箇月間の月別 最高・最低株価 平成13年 10月 11月 平成14年 1月 12月 2月 3月 円 最高 ― 最低 ― ― ― ― ― 530,000 ― ― ― ― 340,000 円 (注) 1 最高・最低株価は、日本証券業協会公表のものであります。 2 当社株式は、平成14年3月19日から日本証券業協会の店頭市場(JASDAQ市場)に上場されております。そ れ以前の株価については該当はありません。 ― 29 ― 5 役員の状況 役名及び職名 氏名 (生年月日) 略歴 所有株式数 株 昭和40年10月 代表取締役社長 /CEO 沼 惇 (昭和17年10月29日生) 平成4年4月 平成4年10月 平成9年1月 平成11年6月 平成13年4月 昭和50年4月 昭和60年4月 取締役副社長 /COO 有 馬 市 郎 平成10年6月 平成12年4月 平成12年11月 (昭和24年8月20日生) 平成13年4月 平成13年6月 専務取締役 /CFO 櫻 井 傳 (昭和23年2月19日生) 昭和45年4月 平成11年4月 平成13年4月 平成13年6月 昭和40年4月 平成4年4月 平成9年3月 平成11年4月 常務取締役 /CKO/COO補佐 奥 西 俊 宏 (昭和22年4月1日生) 平成12年6月 平成13年4月 平成14年4月 平成14年6月 ― 30 ― 日商株式会社(現日商岩井株式会社)入 社 当社出向 当社取締役に就任 当社常務取締役に就任 当社代表取締役社長に就任(現任) 当社CEOに就任(現任) 帝人株式会社入社 株式会社帝人システムテクノロジー出 向 同社取締役に就任 同社代表取締役社長に就任 株式会社コーユービジネスインフォメ ーションテクニックス取締役に就任 (現任) 当社取締役副社長/COOに就任(現任) Infocom America Inc. President 兼 CEOに就任(現任) 日商岩井株式会社入社 当社出向 代表取締役副社長に就任 当社専務取締役/CFOに就任(現任) Infocom America Inc. Executive Vice President 兼 CFOに就任(現任) 岩井産業株式会社(現日商岩井株式会 社)入社 当社出向 当社入社 当社第一事業本部本部長に就任 インフォコムサービス株式会社取締役 に就任(現任) 当社取締役に就任 モバイル・インターネット本部長に就 任 当社CKO/COO補佐に就任(現任) 株式会社インフォコム西日本取締役に 就任(現任) 株式会社インフォコム四国取締役に就 任(現任) 当社常務取締役に就任(現任) 104 6 80 72 役名及び職名 氏名 (生年月日) 略歴 所有株式数 株 昭和46年4月 平成6年8月 帝人株式会社入社 株式会社帝人システムテクノロジー出 向 同社取締役に就任 株式会社ティーエスティーソフトウェ ア(現 株式会社インフォコム西日本) 監査役に就任(現任) 当社取締役/CFO補佐に就任(現任) 当社CKOに就任 株式会社インフォコム四国監査役に就 任(現任) グループ企業・投資統括室長に就任 (現任) インフォコムサービス株式会社監査役 に就任(現任) 10 帝人株式会社入社 株式会社帝人システムテクノロジー出 向 平成9年7月 同社取締役に就任 平成13年4月 当社取締役 Eソリューション本部長 に就任 平成14年4月 エンタープライズ本部長に就任(現任) 30 昭和49年4月 帝人株式会社入社 平成10年4月 同社システム事業企画管理部長に就任 平成12年4月 同社IT企画室長に就任(現任) 平成13年6月 当社取締役に就任(現任) ― 平成12年6月 平成12年11月 取締役 /CFO補佐 (グループ企業・ 投資統括室長) 勝 亦 茂 (昭和23年12月9日生) 平成13年4月 平成13年6月 平成13年10月 平成14年4月 平成14年5月 昭和47年4月 昭和61年4月 取締役 (エンタープライ ズ本部長) 香 山 正 博 (昭和23年9月23日生) 吉 野 隆 取締役 (昭和27年1月4日生) CKO:チーフナレッジマネジメントオフィサー(社内情報・知識財産最高責任者) ― 31 ― 役名及び職名 氏名 (生年月日) 略歴 所有株式数 株 昭和39年4月 監査役 (常勤) 監査役 (常勤) 阿 部 尚 義 (昭和15年8月9日生) 大 池 啓 (昭和17年2月15日生) 西 村 邦 彦 監査役 日商株式会社(現日商岩井株式会社)入 社 平成11年6月 当社監査役(常勤)に就任(現任) 平成12年3月 アイ・ティー・エックス株式会社監査 役に就任(現任) 昭和39年4月 平成11年2月 平成13年4月 昭和39年4月 平成12年6月 (昭和16年3月2日生) 平成13年4月 計 (注) ― 帝人株式会社入社 株式会社帝人システムテクノロジー監 査役に就任 当社監査役(常勤)に就任(現任) 帝人株式会社入社 帝人株式会社監査役(常勤)に就任(現 任) 当社監査役に就任(現任) ― 16 5 4 329 監査役阿部尚義、監査役大池 啓及び監査役西村邦彦は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する 法律第18条第1項に定める社外監査役であります。 ― 32 ― 第5 経理の状況 第5の1 存続会社の経理の状況 1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大 蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。 (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令 第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。 なお、第19期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)は改正前の財務諸表等規則 に基づき、第20期事業年度(平成13年4月1日から平成14年3月31日まで)は改正後の財務諸表等規 則に基づいて作成しております。 2 監査証明について 当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成12年4月1日から平成13年 3月31日まで)及び第19期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)並びに当連結会計年 度(平成13年4月1日から平成14年3月31日まで)及び第20期事業年度(平成13年4月1日から平成14年 3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、監査法人トーマツにより監査を受けております。 なお、前連結会計年度及び第19期事業年度に係る監査報告書は、平成14年2月12日に提出した有価 証券届出書に添付されたものの写しを利用しております。 ― 33 ― ― 34 ― 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 ① 連結貸借対照表 期別 金額 科目 (単位:千円) 当連結会計年度 平成14年3月31日現在 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 構成比 金額 構成比 % % (資産の部) Ⅰ Ⅱ 流動資産 1 現金及び預金 2,019,259 2,990,157 2 受取手形及び売掛金 3,260,573 7,186,142 3 有価証券 ― 100,000 4 たな卸資産 721,997 523,319 5 繰延税金資産 114,825 437,054 6 その他 144,817 649,613 貸倒引当金 △15,419 △29,316 流動資産合計 6,246,054 70.8 11,856,972 80.7 固定資産 1 有形固定資産 (1) 建物及び構築物 856,973 減価償却累計額 99,054 (2) 機械装置及び運搬具 5,200 減価償却累計額 2,445 (3) 工具器具備品 減価償却累計額 (4) 土地 有形固定資産合計 2 757,918 66,558 ― 2,754 ― 402,985 194,566 260,777 ― 497,354 208,418 227,529 536,760 1,505,852 269,825 ― 17.0 530,603 3.6 無形固定資産 (1) ソフトウェア (2) その他 無形固定資産合計 3 327,336 622,302 1,113,020 36,934 76,382 659,237 7.5 1,189,402 8.1 投資その他の資産 (1) 投資有価証券 96,688 409,541 (2) 繰延税金資産 10,835 9,597 305,187 800,309 ― △101,589 (3) その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 412,711 4.7 1,117,859 7.6 固定資産合計 2,577,801 29.2 2,837,865 19.3 資産合計 8,823,856 100.0 14,694,837 100.0 ― 39 ― 期別 金額 科目 (単位:千円) 当連結会計年度 平成14年3月31日現在 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 構成比 金額 構成比 % % (負債の部) Ⅰ 流動負債 1 買掛金 2,891,199 3,071,885 2 短期借入金 1,720,000 500,000 3 未払金 720,738 703,940 4 未払法人税等 539,789 826,784 5 未払消費税等 496,675 249,770 6 賞与引当金 276,558 824,762 7 その他 350,702 931,880 流動負債合計 Ⅱ 6,995,663 79.3 7,109,024 48.4 固定負債 1 社債 220,000 220,000 2 繰延税金負債 2,514 307,833 3 退職給付引当金 7,922 33,857 4 役員退職慰労引当金 ― 36,370 固定負債合計 負債合計 230,436 2.6 598,061 4.0 7,226,100 81.9 7,707,086 52.4 ― ― ― ― 200,000 2.3 1,590,000 10.9 (少数株主持分) 少数株主持分 (資本の部) Ⅰ 資本金 Ⅱ 資本準備金 ― ― 1,442,000 9.8 Ⅲ 連結剰余金 1,397,527 15.8 3,954,878 26.9 Ⅳ その他有価証券評価差額金 227 0.0 △526 △0.0 Ⅴ 為替換算調整勘定 ― ― 1,400 0.0 資本合計 1,597,755 18.1 6,987,751 47.6 負債、少数株主持分 及び資本合計 8,823,856 100.0 14,694,837 100.0 ― 40 ― ② 連結損益計算書 期別 科目 自 至 (単位:千円) 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 百分比 金額 百分比 % Ⅰ 売上高 Ⅱ 売上原価 Ⅲ 販売費及び一般管理費 ※2 売上総利益 1 貸倒引当金繰入額 2 役員報酬 3 100.0 12,688,170 77.8 21,221,592 69.8 3,625,395 22.2 9,178,031 30.2 5,911,826 19.5 3,266,205 10.7 102,218 0.4 244,509 0.8 3,123,913 10.3 789,186 2.6 2,334,727 7.7 1,051,678 3.5 5,035 ― ― 給与 613,458 ― 4 賞与 184,444 ― 5 賞与引当金繰入額 52,888 ― 6 退職給付費用 4,889 ― 7 福利厚生費 133,593 ― 8 減価償却費 15,465 ― 9 旅費交通費 64,209 ― 10 通信費 41,213 ― 11 借地借家料 73,052 ― 12 消耗品費 37,183 ― 13 その他 606,913 1,895,425 11.6 1,729,970 10.6 ― 営業外収益 1 受取利息及び受取配当金 2 3 為替差益 退職給付会計基準 変更時差異 その他 2,021 2,443 ― 245 51,098 51,098 28,162 81,281 0.5 48,431 営業外費用 1 支払利息 30,493 2 持分法による投資損失 ― 51,642 3 貸倒引当金繰入額 ― 101,589 4 株式公開費用 5 その他 20,889 ― 41,779 経常利益 Ⅵ 30,399,623 63,077 4 Ⅴ 100.0 ※1,2 営業利益 Ⅳ % 16,313,566 38,538 72,273 0.5 1,738,978 10.6 31,849 特別損失 1 固定資産売却損 ※3 ― 2 固定資産除却損 ※4 53,808 3 投資有価証券評価損 税金等調整前 当期純利益 法人税、住民税及び 事業税 法人税等調整額 9,000 721,734 29,731 62,808 0.4 1,676,170 10.2 1,295,422 719,535 4,159 723,694 4.4 ― ― 8,385 0.0 952,475 5.8 1,291,434 4.2 少数株主損失 当期純利益 37,720 ― 41 ― △243,744 ③ 連結剰余金計算書 期別 科目 金額 Ⅰ 連結剰余金期首残高 Ⅱ 連結剰余金増加高 合併にともなう剰余金増加高 Ⅲ (単位:千円) 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 金額 467,551 1,397,527 ― ― 1,295,916 1,295,916 22,500 22,500 30,000 30,000 連結剰余金減少高 配当金 Ⅳ 当期純利益 Ⅴ 連結剰余金期末残高 ― 42 ― 952,475 1,291,434 1,397,527 3,954,878 ④ 連結キャッシュ・フロー計算書 期別 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 (単位:千円) 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 金額 金額 科目 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 投資有価証券評価損 2,334,727 209,409 541,447 9,000 37,720 貸倒引当金の増加額 4,926 87,805 賞与引当金の増加額 52,887 119,536 7,922 126 ― 36,370 △2,021 △2,443 退職給付引当金の増加額 役員退職慰労引当金の増加額 受取利息及び受取配当金 支払利息 30,493 20,889 為替差益 ― △6,680 持分法による投資損失 ― 51,642 有形固定資産売却損 ― 721,734 有形固定資産除却損 53,808 7,614 無形固定資産除却損 ― 22,118 売上債権の増加額 △1,604,401 △708,661 たな卸資産の増減額 △263,268 262,119 その他資産の増加額 △74,298 △152,106 1,705,884 △833,661 19,888 △307,079 未払消費税等の増減額 454,186 △397,015 その他負債の増減額 129,163 △29,921 ― 64,186 2,409,750 1,870,467 2,010 2,443 △30,920 △20,841 △531,868 △1,161,826 1,848,971 690,243 10,000 39,496 有形固定資産の取得による支出 △61,228 △367,948 有形固定資産の売却による収入 ― 334,436 無形固定資産の取得による支出 △565,466 △794,851 無形固定資産の売却による収入 ― 1,663 投資有価証券の取得による支出 仕入債務の増減額 未払金の増減額 その他 小計 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー Ⅱ 1,676,170 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の増減額 △90,000 △274,237 差入保証金の差入による支出 ― △563,504 差入保証金の返還による収入 ― 114,518 その他投資等の取得による支出 △22,589 △28,630 その他投資等の回収による収入 71,440 29,921 △657,843 △1,509,136 投資活動によるキャッシュ・フロー ― 43 ― 期別 自 至 科目 Ⅲ 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 (単位:千円) 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 金額 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の増減額 △488,300 △1,237,500 社債の発行による収入 220,000 ― 株式の発行による収入 50,000 2,593,462 △22,500 △30,000 財務活動によるキャッシュ・フロー △240,800 1,325,962 Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 ― 1,392 Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 950,330 508,461 Ⅵ 合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 ― 919,068 Ⅶ 現金及び現金同等物の期首残高 1,017,896 1,968,226 Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高 1,968,226 3,395,755 配当金の支払額 ― 44 ― 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 期別 項目 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 1 連結の範囲に関する事項 子会社は、インフォコムサービス株 式会社1社であり連結対象としており ます。 連結子会社数 4社 連結子会社名 インフォコムサービス株式会社、株式 会社インフォコム西日本、株式会社イ ン フ ォ コ ム 四 国 、 Infocom America Inc.であり、すべての子会社を連結対 象としております。 なお、株式会社帝人システムテクノ ロジーとの合併により、株式会社ティ ーエスティーソフトウェア、株式会社 インターファーコムが新たに連結子会 社となり、このうち、株式会社ティー エスティーソフトウェアは会社分割、 商号変更を実施し、株式会社インフォ コム西日本、株式会社インフォコム四 国となっております。また、当連結会 計年度に新たに連結子会社となった株 式会社インターファーコムは、平成14 年3月に清算結了し上記子会社数に含 まれておりませんが、清算結了までの 損益計算書を連結しております。 Infocom America Inc.は新規設立によ り当連結会計年度より連結の範囲に含 めております。 2 持分法の適用に関する事 項 非連結子会社及び関連会社がないた め、持分法の適用会社はありません。 (1) 持分法適用の関連会社数 2社 関連会社名 株式会社コーユービジネスインフ ォメーションテクニックス、株式 会社ニュース・サービス・センタ ーであり、すべての関連会社を持 分法適用会社としております。な お、株式会社コーユービジネスイ ンフォメーションテクニックス は、株式会社帝人システムテクノ ロジーとの合併により、株式会社 ニュース・サービス・センターは 新規出資により当連結会計年度よ り持分法の適用範囲に含めており ます。 (2) 持分法適用会社のうち、決算日が 連結決算日と異なる会社について は、各社の事業年度に係る財務諸表 を使用しております。 ― 45 ― 期別 自 至 項目 3 連結子会社の事業年度等 に関する事項 4 会計処理基準に関する事 項 (1) 重要な資産の評価基準 及び評価方法 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 連結子会社の事業年度の末日は、連 結決算日と一致しております。 連結子会社のうちInfocom America Inc.以外の決算日は連結決算日と一致 しております。 連結子会社のうちInfocom America Inc.の決算日は12月31日であります。 連結財務諸表の作成に当たっては同決 算日の財務諸表を使用し、連結決算日 と上記の決算日との間に生じた重要な 取引については連結上必要な調整を行 っております。 ① 有価証券 その他有価証券 イ 時価のあるもの 連結決算日の市場価格等に 基づく時価法(評価差額は全 部資本直入法により処理し、 売却原価は移動平均法により 算定)を採用しております。 ロ 時価のないもの 移動平均法による原価法を 採用しております。 ――――― ① たな卸資産 イ 商品 先入先出法による原価法を採 用しております。 ロ 仕掛品 個別法による原価法を採用し ております。 ① 有形固定資産 定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下のとお りであります。 建物 15年∼60年 工具器具備品 3年∼15年 ② 無形固定資産 定額法を採用しております。 但し、自社利用のソフトウェアに ついては、社内における利用可能期 間(主として5年)に基づく定額法を 採用しており、市場販売目的のソフ トウェアについては、見積販売数量 を基準として販売数量に応じた割合 に基づく償却額と、販売可能期間 (3年)に基づく償却額のいずれか多 い金額をもって償却する方法を採用 しております。 ③ ③ (2) 重要な減価償却資産の 減価償却の方法 自 至 ― 46 ― 有価証券 その他有価証券 イ 時価のあるもの 同左 ロ ② 時価のないもの 同左 デリバティブ 原則として時価法 たな卸資産 イ 商品 同左 ロ 仕掛品 同左 ① 有形固定資産 同左 ② 無形固定資産 同左 期別 項目 (3) 重要な引当金の計上基 準 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 ① 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備える ため、一般債権については貸倒実績 率等により、貸倒懸念債権等特定の 債権については個別に回収可能性を 勘案し、回収不能見込額を計上して おります。 ② 賞与引当金 従業員に対して支給する賞与の支 出に充てるため、将来の支給見込額 のうち当連結会計年度の負担額を計 上しております。 ③ 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、 当連結会計年度末における退職給付 債務及び年金資産の見込額に基づき 計上しております。 なお、会計基準変更時差異 (255,489千円)については、5年に よる均等額を営業外収益に計上して おります。 数理計算上の差異は、発生年度の 翌連結会計年度より5年間の定額法 で処理することとしております。 ――――― (4) 重要な外貨建の資産及 び負債の本邦通貨への 換算基準 外貨建金銭債権債務は、連結決算日 の直物為替相場により円貨に換算し、 換算差額は、損益として処理しており ます。 (5) 重要なリース取引の処 理方法 リース物件の所有権が借主に移転す ると認められるもの以外のファイナン ス・リース取引については、通常の賃 貸借取引に係る方法に準じた会計処理 によっております。 ――――― (6) 重要なヘッジ会計の方 法 ― 47 ― ① ② 当連結会計年度 自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日 貸倒引当金 同左 賞与引当金 同左 ③ 退職給付引当金 同左 ④ 役員退職慰労引当金 当社は役員の退職慰労金に充て るため、内規に基づく期末要支給 額を計上しております。 外貨建金銭債権債務は、振当処理を 行っているものを除き、連結決算日の 直物為替相場により円貨に換算し換算 差額は、損益として処理しておりま す。 なお、在外子会社の資産、負債、収 益及び費用は、在外子会社の決算日の 直物為替相場により円貨に換算し、換 算差額は資本の部における為替換算調 整勘定に含めて計上しております。 同左 ①ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理を採用しており ます。なお、為替変動リスクのヘ ッジについて振当処理の要件を充 たしている場合には、振当処理を 採用しております。 ②ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段…為替予約 ヘッジ対象…外貨建仕入債務 ③ヘッジ方針 為替変動リスクの低減のため、 対象債務の範囲以内でヘッジを行 っております。 期別 自 至 項目 (7) その他連結財務諸表作 成のための重要な事項 5 連結子会社の資産及び負 債の評価に関する事項 6 利益処分項目等の取扱い に関する事項 7 連結キャッシュ・フロー 計算書における資金の範 囲 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 消費税等の処理方法 消費税等の会計処理は税抜方式に よっております。 連結子会社の資産及び負債の評価に ついては、全面時価評価法を採用して おります。 連結剰余金計算書は、連結会社の利 益処分について、連結会計年度中に確 定した利益処分に基づいて作成してお ります。 連結キャッシュ・フロ−計算書にお ける資金(現金及び現金同等物)は、手 許現金、随時引き出し可能な預金及び 容易に換金可能であり、かつ、価値の 変動について僅少なリスクしか負わな い取得日から3ヵ月以内に償還期限の 到来する短期投資からなっておりま す。 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 ④ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時 点までの期間において、ヘッジ対 象とヘッジ手段の相場変動の累計 を比較し、両者の変動額等を基礎 にして判断しております。 消費税等の処理方法 同左 同左 同左 同左 (会計処理の変更) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 ―――――――――― 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 (役員退職慰労引当金の設定) 当社について役員退職慰労金は、従来、支出時の費用 として処理しておりましたが、合併に伴い内規を整備し たことを契機に、役員退職慰労金を役員の在任する各期 間に合理的に配分し、期間損益の適正化をはかるため当 連結会計年度より内規に基づく期末要支給額を計上する 方法に変更しました。この変更により36,370千円(過年 度相当額8,030千円を含む)を販売費及び一般管理費に計 上しております。この結果、従来の方法によった場合に 比し、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益は 同額減少しております。 ― 48 ― (表示方法の変更) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 ―――――――――― 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 (販売費及び一般管理費の表示方法) 販売費及び一般管理費は、従来、適当と認められる費 目に分類し、当該費用を示す名称を付した科目をもって 掲記しておりましたが、当連結会計年度から販売費及び 一般管理費の科目に一括して掲記し、その主要な費目及 びその金額を注記しております。 ― 49 ― (追加情報) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 (退職給付会計) 当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職 給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計 審議会 平成10年6月16日))を適用しております。 この変更による損益への影響額は軽微であります。ま た、企業年金制度の過去勤務債務等に係る未払金は、退 職給付引当金に含めて表示しております。 ―――――――――― (金融商品会計) 当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融 商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計 審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証券の評価 方法及び貸倒引当金の計上基準について変更しておりま す。 この変更による損益への影響額は軽微であります。ま た、期首時点で保有する有価証券の保有目的を検討し、 投資有価証券として表示しております。その結果、流動 資産の有価証券は688千円減少し、投資有価証券は688千 円増加しております。 ―――――――――― (外貨建取引等会計基準) 当連結会計年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基 準(「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意見 書」(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用してお ります。この変更による損益への影響額は軽微でありま す。 ―――――――――― ―――――――――― (売上代金回収手数料の処理) 従来は、携帯電話事業者より通信料の一部を受領する 取引が主体でありましたので、コンテンツ・サービス売 上のうち携帯電話事業者に代金回収業務を委託するもの につきましては、重要性の観点から回収代行手数料を相 殺した純売上高を計上しておりましたが、当連結会計年 度から、有料情報サービスが拡大し携帯電話事業者に代 金回収業務を委託する取引の重要性が高まったため、よ り実態に即した処理にし、経営成績を適切に開示するた め、顧客に請求すべき金額を売上高に計上し、対応する 回収代行手数料を売上原価に計上しております。 この結果、従来の方法と比較して、売上高と売上原価 がそれぞれ469,930千円増加しておりますが、利益に与 える影響はありません。 なお、前連結会計年度に売上高と相殺した回収代行手 数料は139,645千円であります。 ― 50 ― 注記事項 (連結損益計算書関係) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 ―――――――――― ※2 ※1 ※4 販売費及び一般管理費の主要な費目と金額は次の とおりであります。 給与 1,654,938千円 賞与 313,262千円 賞与引当金繰入額 352,480千円 役員退職慰労引当金繰入額 36,370千円 貸倒引当金繰入額 3,247千円 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発 ※2 費 8,000千円 ―――――――――― 固定資産除却損の内訳 建物及び構築物 工具器具備品 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 一般管理費に含まれる研究開発費 115,706千円 ※3 ※4 32,012千円 21,795千円 固定資産売却損の内訳 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 工具器具備品 土地 345,090千円 1,691千円 2,192千円 372,760千円 固定資産除却損の内訳 建物及び構築物 工具器具備品 その他 ソフトウェア 1,776千円 5,837千円 232千円 21,885千円 (連結キャッシュ・フロー計算書関係) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 (1) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に (1) 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に 掲記されている科目の金額との関係 掲記されている科目の金額との関係 (平成14年3月31日現在) (平成13年3月31日現在) 千円 千円 現金及び預金勘定 2,019,259 現金及び預金勘定 2,990,157 預入期間が3ヵ月を超える定期預金 △51,033 関係会社預け金 317,833 有価証券 100,000 現金及び現金同等物 1,968,226 預入期間が3ヵ月を超える定期預金 △12,237 現金及び現金同等物 (注) 3,395,755 関係会社預け金は流動資産のその他に含まれて おります。 (2) 重要な非資金取引の内容 当連結会計年度に合併した株式会社帝人システ ムテクノロジーから引き継いだ資産・負債の主 な内訳はつぎのとおりであります。また合併に より増加した資本金は200,000千円であります。 合併により引き継いだ資産・負債 流動資産 4,438,075千円 固定資産 885,413千円 ― 51 ― 資産合計 流動負債 固定負債 5,323,488千円 3,484,638千円 346,619千円 負債合計 3,831,257千円 (リース取引関係) 自 至 1 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる もの以外のファイナンス・リース取引 もの以外のファイナンス・リース取引 (1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相 (1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相 当額及び期末残高相当額 当額及び期末残高相当額 取得価額 減価償却累 期末残高 取得価額 減価償却累 期末残高 相当額 計額相当額 相当額 相当額 計額相当額 相当額 千円 千円 千円 千円 千円 千円 工具器具備品 2,056,494 1,314,825 741,668 工具器具備品 3,113,083 2,167,819 945,264 ソフトウェア 383,694 195,489 188,205 ソフトウェア 259,405 181,665 77,739 2,440,188 1,510,314 929,874 合計 3,372,488 2,349,485 1,023,003 合計 (2) 未経過リース料期末残高相当額 1年内 1年超 合計 2 自 至 (2) 未経過リース料期末残高相当額 1年内 1年超 495,991千円 469,561千円 965,552千円 合計 618,070千円 438,965千円 1,057,036千円 (3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相 当額 支払リース料 627,975千円 減価償却費相当額 581,139千円 支払利息相当額 39,510千円 (3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相 当額 支払リース料 906,805千円 減価償却費相当額 854,004千円 支払利息相当額 39,171千円 (4) 減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする 定額法によっております。 (4) 減価償却費相当額の算定方法 同左 (5) 利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額との 差額を利息相当額とし、各期への配分方法について は利息法によっております。 (5) 利息相当額の算定方法 同左 オペレーティング・リース取引 未経過リース料 1年内 1年超 合計 2 186千円 ―千円 186千円 ― 52 ― オペレーティング・リース取引 ―――――――――― (有価証券関係) 前連結会計年度(平成13年3月31日現在) 有価証券 1 その他有価証券で時価のあるもの (単位:千円) 種類 連結貸借対照表計 上額が取得原価を 超えるもの 取得原価 連結貸借対照表計上額 (1) 株式 294 688 394 (2) 債券 ― ― ― ① 国債・地方債等 ― ― ― ② 社債 ― ― ― ③ その他 ― ― ― ― ― ― 294 688 394 (3) その他 合計 2 差額 時価のない主な有価証券の内容 連結貸借対照表計上額 その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 96,000千円 当連結会計年度(平成14年3月31日現在) 有価証券 1 その他有価証券で時価のあるもの (単位:千円) 種類 連結貸借対照表計 上額が取得原価を 超えるもの 取得原価 連結貸借対照表計上額 (1) 株式 294 475 180 (2) 債券 ― ― ― ① 国債・地方債等 ― ― ― ② 社債 ― ― ― ③ その他 ― ― ― ― ― ― 294 475 180 (1) 株式 3,564 2,476 △1,088 (2) 債券 ― ― ― (3) その他 小計 連結貸借対照表計 上額が取得原価を 超えないもの 差額 ① 国債・地方債等 ― ― ― ② 社債 ― ― ― ③ その他 ― ― ― ― ― ― 小計 3,564 2,476 △1,088 合計 3,859 2,951 △908 (3) その他 ― 53 ― 2 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日) (単位:千円) 売却額 売却益の合計額 47,264 3 売却損の合計額 ― 2,735 時価評価されていない主な有価証券の内容 (単位:千円) 連結貸借対照表計上額 その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 299,990 非上場転換社債 106,600 公社債投資信託 100,000 (デリバティブ取引関係) 前連結会計年度 当連結会計年度 自 平成12年4月1日 自 平成13年4月1日 至 平成13年3月31日 至 平成14年3月31日 当社グループはデリバティブ取引を全く利用していな 1 取引の状況に関する事項 いため該当事項はありません。 (1) 取引の内容 利用しているデリバティブ取引は為替予約取引で あります。 (2) 取引に対する取組方針 デリバティブ取引は、将来の為替の変動によるリ スク回避を目的としており、投機的な取引は行わな い方針であります。 (3) 取引の利用目的 デリバティブ取引は外貨建金銭債務の為替変動リ スクを回避し、安定的な利益を確保する目的として 利用しております。 なお、ヘッジ会計を行っております。 ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理を採用しております。なお、為 替変動リスクのヘッジについて振当処理の要件を 充たしている場合には、振当処理を採用しており ます。 ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段…為替予約 ヘッジ対象…外貨建仕入債務 ヘッジ方針 為替変動リスクの低減のため、対象債務の範囲 内でヘッジを行っております。 ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間に おいて、ヘッジ対象とヘッジ手段の為替相場変動 の累計を比較し、両者の変動額等を基礎にして判 断しております。 (4) 取引に係るリスクの内容 為替予約取引は、為替変動リスク及び信用リスク を有しておりますが、取引の相手先は信用度の高い 銀行であるため、信用リスクはほとんどないと認識 しております。 (5) 取引に係るリスク管理体制 デリバティブ取引の執行・管理については、取引 権限及び取引限度額等を定めた社内ルールに従い、 財務経理部が決裁担当者の承認を得て行っておりま す。 なお、連結子会社においてはデリバティブ取引は 実施しておりません。 2 取引の時価等に関する事項 当連結会計年度においては、ヘッジ会計が適用され ているデリバティブ取引を除き該当事項はありませ ん。 ― 54 ― (退職給付関係) 前連結会計年度 1 採用している退職給付制度の概要 当社は確定給付型の制度として適格退職年金制度を設け、退職給付制度は全額適 格退職年金制度に移行しております。連結子会社は、確定給付型の制度として退職 一時金制度を採用しております。 また、当社は日商岩井グループ厚生年金基金に加入していますが、当該厚生年金 基金制度は退職給付会計実務指針第33項の例外処理を行う制度であります。同基金 の年金資産残高のうち当社の掛金拠出割合に基づく期末の年金資産残高は571,391 千円であります。 2 3 退職給付債務に関する事項(平成13年3月31日現在) イ 退職給付債務 ロ 年金資産 339,194千円 ハ 未積立退職給付債務(イ+ロ) 102,254千円 ニ 会計基準変更時差異の未処理額 ホ 未認識数理計算上の差異 ヘ 退職給付引当金(ハ+ニ+ホ) 退職給付費用に関する事項(自 △236,940千円 94,215千円 △7,922千円 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) イ 勤務費用 19,009千円 ロ 利息費用 6,389千円 ハ 期待運用収益 △12,420千円 ニ 会計基準変更時差異の処理額 △51,098千円 ホ 小計 △38,120千円 ヘ 厚生年金基金掛金拠出額 8,484千円 合計 4 △204,392千円 △29,636千円 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項(平成13年3月31日現在) イ 退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 ロ 割引率 3.0% ハ 期待運用収益率 3.5% ニ 数理計算上の差異の処理年数 発生年度の翌年から5年(定額法) ホ 会計基準変更時差異の処理年数 5年 ― 55 ― 当連結会計年度(自 1 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日) 採用している退職給付制度の概要 当社は確定給付型の制度として適格退職年金制度を設け、退職給付制度は全額適 格退職年金制度に移行しております。連結子会社は、確定給付型の制度として退職 一時金制度を採用しております。 また、当社及び一部の連結子会社は日商岩井グループ厚生年金基金に加入してい ますが、当該厚生年金基金制度は退職給付会計実務指針第33項の例外処理を行う制 度であります。同基金の年金資産残高のうち当社の掛金拠出割合に基づく期末の年 金資産残高は1,269,275千円であります。 2 退職給付債務に関する事項 (単位:千円) イ 退職給付債務 ロ 年金資産 ハ ニ 未積立退職給付債務(イ+ロ) 会計基準変更時差異の未処理額 ホ 未認識数理計算上の差異 121,407 ヘ 連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ) 121,891 ト 前払年金費用 155,749 チ 退職給付引当金(ヘ−ト) (注) 3 △349,073 502,850 153,777 △153,294 △33,857 連結子会社は退職給付の債務の算定に当たり簡便法を採用しております。 退職給付費用に関する事項 (単位:千円) イ 勤務費用 75,373 ロ 利息費用 ハ 期待運用収益 7,108 ニ 数理計算上の差異の費用処理額 18,843 ホ 会計基準変更時差異の費用処理 △51,098 ヘ ト 小計 厚生年金基金掛金拠出額 チ 受入出向者退職給付費用負担額 △10,175 40,051 198,836 52,498 合計 (注) 4 291,384 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に計上 しております。 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 イ 退職給付見込額の期間配分方法 期間定額基準 ロ 割引率 2.5% ハ 期待運用収益 ニ 数理計算上の差異の処理年数 3.0% 発生年度の翌年から5年(定額法) ホ 会計基準変更時差異の処理年数 5年 ― 56 ― (税効果会計関係) 前連結会計年度 当連結会計年度 平成13年3月31日現在 平成14年3月31日現在 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 の内訳 の内訳 繰延税金資産(流動) 繰延税金資産(流動) 賞与引当金限度超過額 59,972千円 賞与引当金限度超過額 245,039千円 未払事業税 48,498千円 機器賃借料否認 90,079千円 その他 6,354千円 未払事業税 74,660千円 その他 27,274千円 計 114,825千円 計 437,054千円 繰延税金資産(固定) 減価償却限度超過額 一括償却資産限度超過額 その他 計 20,320千円 15,201千円 13,128千円 48,650千円 繰延税金負債(固定) 特別償却準備金 その他 37,649千円 165千円 計 繰延税金資産(固定)の純額 繰延税金負債(固定) 特別償却準備金 2 37,814千円 10,835千円 繰延税金資産(固定) 減価償却限度超過額 貸倒引当金限度超過額 投資有価証券評価損 役員退職慰労引当金繰入額 一括償却資産限度超過額 退職給付引当金繰入超過額 その他 計 61,751千円 42,667千円 16,212千円 15,275千円 13,155千円 10,498千円 29,184千円 188,746千円 繰延税金負債(固定) プログラム等準備金 前払年金費用 特別償却準備金 計 364,521千円 65,414千円 57,046千円 486,981千円 繰延税金資産(固定)の純額 9,597千円 繰延税金負債(固定)の純額 307,833千円 2,514千円 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 率との差異の原因となった主な項目別の内訳 率との差異の原因となった主な項目別の内訳 法定実効税率 42.0% (調整) 当該差異が法定実効税率の100分の5以下である 交際費等永久に損金に算入 ため、記載を省略しております。 2.4% されない項目 その他 0.6% 税効果会計適用後の法人税 45.0% 等の負担率 ― 57 ― 1 (セグメント情報) 事業の種類別セグメント情報 前連結会計年度(自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) (単位:千円) ITソリュー ション事業 Ⅰ サ−ビス事業 計 消去又は全社 連結 売上高及び営業損益 売上高 (1) 外部顧客に対する売上高 (2) セグメント間の内部 売上高又は振替高 計 Ⅱ 9,420,423 6,893,143 16,313,566 ― 16,313,566 733,415 254,762 988,177 (988,177) ― 10,153,838 7,147,905 17,301,743 (988,177) 16,313,566 営業費用 8,900,604 6,439,832 15,340,436 (756,840) 14,583,596 営業利益 1,253,234 708,073 1,961,307 (231,337) 1,729,970 資産、減価償却費 及び資本的支出 資産 3,982,850 2,194,971 6,177,821 2,646,034 8,823,856 減価償却費 57,412 143,485 200,898 8,511 209,409 資本的支出 238,283 632,347 870,631 59,133 929,765 当連結会計年度(自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日) (単位:千円) ITソリュー ション事業 Ⅰ サ−ビス事業 計 消去又は全社 連結 売上高及び営業損益 売上高 (1) 外部顧客に対する売上高 (2) セグメント間の内部 売上高又は振替高 計 Ⅱ 18,529,906 11,869,717 30,399,623 ― 30,399,623 661,865 696,274 1,358,139 (1,358,139) ― 19,191,771 12,565,991 31,757,762 (1,358,139) 30,399,623 営業費用 17,311,609 10,597,420 27,909,029 (775,612) 27,133,417 営業利益 1,880,162 1,968,571 3,848,733 (582,527) 3,266,205 資産、減価償却費 及び資本的支出 資産 8,309,668 2,999,455 11,309,123 3,385,713 14,694,837 171,976 286,434 458,411 83,065 541,477 減価償却費 資本的支出 616,026 419,471 1,035,497 127,301 1,162,798 (注) 1 事業区分は、内部管理上採用している区分によっております。 2 各事業の主な内容 (1) ITソリューション事業……モバイル&ネットワーク、CTI&音声認識、ナレッジマネジメント、ヘル スケア、バイオサイエンス、エンタプライズの各分野における情報技術を 利用したソリューションの提供 (注) ヘルスケア、バイオサイエンスは株式会社帝人システムテクノロジ ーとの合併によって新たに発生した分野であるため、前連結会計年 度には含まれておりません。 (2) サービス事業………………携帯電話等携帯端末への各種コンテンツの提供、データセンターの運営管 理サービスの提供、ネットワーク管理等通信サービスの提供等 3 営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の主なものは、当社の企画、総務、経 理部門等管理部門にかかる費用であり、前連結会計年度は231,337千円、当連結会計年度は582,527千円 であります。 4 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の主なものは、当社での余資運用資金(現金及び有 価証券)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であり、前連結会計年度は2,646,034 千円、当連結会計年度は3,400,835千円であります。 5 会計処理の変更に記載のとおり、当連結会計年度から当社は、役員退職慰労金について支出時に費用処 理する方法から内規に基づく期末要支給額を計上する方法に変更しました。この変更により配賦不能営 業費用が36,370千円増加しております。また、追加情報に記載のとおり、従来、コンテンツ・サービス 売上は代金回収代行手数料を相殺した純売上高を計上しておりましたが、当連結会計年度から総額を計 上しております。この結果、サービス事業売上高及び営業費用がそれぞれ469,930千円増加しておりま すが、営業利益に与える影響はありません。 ― 58 ― 2 所在地別セグメント情報 前連結会計年度(自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) 当連結会計年度において、本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社及び在外支店がないため 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日) 本邦の売上高及び資産の金額は、全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の金額の 合計額に占める割合がいずれも90%超であるため、所在地別セグメント情報の記載を省略しており ます。 3 海外売上高 前連結会計年度(自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) 当連結会計年度において、海外売上高がないため該当事項はありません。 当連結会計年度(自 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日) 海外売上高は連結売上高の10%未満であるため、海外売上高の記載を省略しております。 ― 59 ― (関連当事者との取引) 前連結会計年度(自 1 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) 親会社及び法人主要株主等 (単位:千円) 属性 親会社 会社等 の名称 アイ・テ ィー・ エックス ㈱ 住所 東京都 千代田 区 資本金又 事業の内容 は出資金 又は職業 10,256,000 情報産業 全般 関係内容 議決権等 の所有 事業上 (被所有)割合 役員の 兼任等 の関係 (被所有) 兼任1名 (直接)95.0% 転籍2名 取引の内容 取引金額 科目 期末残高 ソフトウェ 当社製品 ア等の販売 の販売 150,295 売掛金 役務の 保守業務受 提供 託 110,759 商品等の ソフトウェ 購入 ア等の仕入 91,822 買掛金 親会社 日商岩井 ㈱ 大阪市 中央区 102,938,209 総合商社 輸入業務 代行委託 当社製品 の販売、 役務の提 (被所有) 転籍2名 供 (間接)95.0% 商品の購 入 49,441 支払手数料 383,317 情報通信サ ービス及び 3,940,633 売掛金 システム開 発の受託 回線使用料 388,739 買掛金 等 142,595 62,523 (注) 1 上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。 2 取引条件及び取引条件の決定方針等 価格その他の取引条件は、市場価格を勘案し、当社と関連を有しない会社との取引同様に決定しており ます。 当連結会計年度(自 1 平成13年4月1日 至 平成14年3月31日) 親会社及び法人主要株主等 (単位:千円) 属性 会社等 の名称 住所 資本金又 事業の内容 は出資金 又は職業 関係内容 議決権等 の所有 事業上 (被所有)割合 役員の 兼任等 の関係 取引の内容 取引金額 科目 期末残高 70,787,000 同社役員 当社製品 システム開 4,266,428 売掛金 587,106 繊維・化成 ・従業員 の販売・ 発の受託等 (被所有) 品等の製 (直接)44.4% 兼任2名 役務の提 関係会社 造・販売 280,015 余資の運用 280,015 転籍5名 供等 預け金 親会社 帝人㈱ 大阪市 中央区 その他 の関係 会社 アイ・テ ィー・ エックス ㈱ 東京都 千代田 区 20,456,000 情報産業 全般 当社製品 (被所有) 兼任1名 の販売・ (直接)34.8% 転籍2名 役務の 提供等 情報通信サ ービス及び 286,332 売掛金 システム開 発の受託等 255,005 その他 の関係 会社 日商岩井 ㈱ 大阪市 中央区 102,938,710 総合商社 当社製品 (被所有) の販売・ 転籍2名 (間接)34.8% 役務の提 供等 情報通信サ ービス及び 4,080,280 売掛金 システム開 発の受託 444,804 (注) 1 上記金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。 2 取引条件及び取引条件の決定方針等 価格その他の取引条件は、市場価格を勘案し、当社と関連を有しない会社との取引同様に決定しており ます。 ― 60 ― (1株当たり情報) 期別 自 至 項目 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 1株当たり純資産額 399,438円81銭 97,052円10銭 1株当たり当期純利益 253,993円56銭 20,089円20銭 なお、潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額については、新株引 受権付社債及び転換社債を発行して いないため記載しておりません。 同左 (重要な後発事象) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 当連結会計年度 平成13年4月1日 平成14年3月31日 該当事項はありません。 株式会社帝人システムテクノロジーとの合併 当社は、業容のさらなる拡大発展を図るため、株式 会社帝人システムテクノロジーを吸収合併することと し、平成13年1月12日合併契約を締結し、同年1月31 日開催の臨時株主総会において承認を受け、(株式会 社帝人システムテクノロジーにおいても同年1月31日 開催の臨時株主総会にて承認済み)平成13年4月1日 に合併いたしました。 合併の概要は次のとおりであります。 (1) 合併期日 平成13年4月1日 (2) 合併の方法、合併後の会社の名称 当社を存続会社として株式会社帝人システムテク ノロジーを解散会社とする吸収合併とし、合併後の 会社名はインフォコム株式会社といたしました。 (3) 合併の概要 合併比率は1:1とし、合併により額面普通株式 4,000株を発行し、資本金は200,000千円増加いたし ました。 また、合併期日において株式会社帝人システムテ クノロジーの資産・負債及び権利義務の一切を引き 継ぎました。 なお、株式会社帝人システムテクノロジーの平成 13年3月31日現在の財政状態は次のとおりでありま す。 資産合計 5,323,488千円 負債合計 3,831,257千円 資本合計 1,492,231千円 2 株式分割 平成13年6月25日現在の当社の株主名簿に記載され ている株主に対し、平成13年7月2日付けをもって、 当社のすべての株式を無額面株式とし、1株を2株に 分割しました。分割により新たに発行された株式数は 8,000株であります。新株の配当起算日は平成13年4 月1日であります。 1 ― 61 ― ⑤ 連結附属明細表 a 社債明細表 (単位:千円) 会社名 インフォコム㈱ (注) 銘柄 発行年月日 第1回無担保社債 平成13年 3月26日 前期末残高 当期末残高 220,000 220,000 利率 0.60% 担保 なし 償還期限 摘要 平成16年 3月25日 連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。 (単位:千円) 1年以内 1年超2年以内 ― b 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内 ― ― ― 220,000 借入金等明細表 (単位:千円) 区分 前期末残高 当期末残高 平均利率 返済期限 摘要 % 短期借入金 1,720,000 500,000 0.649 ― 1年以内に返済予定の長期借入金 ― ― ― ― 長期借入金(1年以内に返済予定 のものを除く。) ― ― ― ― その他の有利子負債 ― ― ― ― 1,720,000 500,000 ― ― 合計 (注) 平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。 (2) その他 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結財務諸表について 以下に掲げる当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結財務諸 表は、平成13年3月期について連結財務諸表規則により作成された当社及び株式会社帝人システム テクノロジーの連結財務諸表を連結財務諸表の利用者の便宜に資するため単純合算して作成したも のであり、証券取引法第192条の2の規定に基づく監査を受けておりません。また、連結財務諸表作 成のための基本となる重要な事項及び注記事項等は記載しておりません。 ― 62 ― ① 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結貸借対照表 (単位:千円) 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (資産の部) Ⅰ 流動資産 1 現金及び預金 2,078,056 2 受取手形及び売掛金 6,477,479 3 たな卸資産 785,440 4 繰延税金資産 226,061 5 関係会社預け金 860,971 6 その他 332,316 貸倒引当金 △27,136 流動資産合計 Ⅱ 10,733,189 75.7 固定資産 1 有形固定資産 (1) 建物及び構築物 1,005,782 減価償却累計額 218,834 (2) 機械装置及び運搬具 5,200 減価償却累計額 2,445 (3) 工具器具備品 減価償却累計額 2,754 608,717 305,083 (4) 土地 303,633 536,760 有形固定資産合計 2 786,947 1,630,096 11.5 無形固定資産 (1) ソフトウェア 733,213 (2) ソフトウェア仮勘定 50,477 (3) その他 69,595 無形固定資産合計 3 853,286 6.0 投資その他の資産 (1) 投資有価証券 219,022 (2) 繰延税金資産 17,712 (3) その他 743,092 貸倒引当金 △15,965 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 ― 63 ― 963,861 6.8 3,447,244 24.3 14,180,434 100.0 (単位:千円) 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (負債の部) Ⅰ 流動負債 1 買掛金 3,905,546 2 短期借入金 1,737,500 3 未払金 2,458,408 4 未払法人税等 693,189 5 賞与引当金 705,227 6 その他 984,178 流動負債合計 Ⅱ 10,484,050 73.9 固定負債 1 社債 220,000 2 繰延税金負債 349,133 3 退職給付引当金 33,732 固定負債合計 負債合計 602,865 4.3 11,086,916 78.2 ― ― 400,000 2.8 2,693,443 19.0 73 0.0 3,093,517 21.8 14,180,434 100.0 (少数株主持分) 少数株主持分 (資本の部) Ⅰ 資本金 Ⅱ 連結剰余金 Ⅲ その他有価証券評価差額金 資本合計 負債、少数株主持分及び 資本合計 ― 64 ― ② 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結損益計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 科目 金額 百分比 % Ⅰ 売上高 28,169,845 100.0 Ⅱ 売上原価 21,502,119 76.3 6,667,725 23.7 4,369,256 15.5 2,298,469 8.2 85,869 0.3 136,409 0.5 2,247,929 8.0 137,442 0.5 2,110,487 7.5 921,432 3.3 5,190 0.0 1,194,244 4.2 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 営業利益 Ⅳ 営業外収益 1 受取利息及び受取配当金 3,465 2 退職給付会計基準変更時 差異 51,098 3 その他 31,306 Ⅴ 営業外費用 1 支払利息 30,663 2 持分法による投資損失 59,813 3 その他 45,932 経常利益 Ⅵ 特別損失 1 固定資産臨時償却費 22,736 2 固定資産除却損 58,111 3 投資有価証券評価損 4 退職給付費用 9,000 47,594 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 930,840 法人税等調整額 △9,408 少数株主損失 当期純利益 ― 65 ― ③ 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結剰余金計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 科目 金額 Ⅰ 連結剰余金期首残高 Ⅱ 連結剰余金減少高 1,727,698 配当金 228,500 228,500 Ⅲ 当期純利益 1,194,244 Ⅳ 連結剰余金期末残高 2,693,443 ― 66 ― ④ 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の連結キャッシュ・フロ ー計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 科目 金額 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 投資有価証券評価損 貸倒引当金の減少額 賞与引当金の増加額 退職給与引当金の減少額 退職給付引当金の増加額 受取利息及び受取配当金 支払利息 為替差益 持分法による投資損失 有形固定資産除却損 売上債権の増加額 たな卸資産の増加額 仕入債務の増加額 その他資産の減少額 未払金の増加額 未払消費税等の増加額 その他 小計 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー 2,110,487 311,982 9,000 △159,815 66,393 △40,106 33,732 △3,465 30,663 △2,748 59,813 58,111 △1,200,714 △245,857 1,829,794 △74,300 19,888 454,186 214,231 3,471,275 5,104 △31,090 △710,592 2,734,697 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の増減額 有形固定資産の取得による支出 無形固定資産の取得による支出 投資有価証券の取得による支出 その他投資等の取得による支出 その他投資等の回収による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 10,100 △105,745 △724,736 △186,555 △22,589 71,440 △958,085 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の増減額 社債の発行による収入 株式の発行による収入 配当金の支払額 財務活動によるキャッシュ・フロー △470,800 220,000 50,000 △228,500 △429,300 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増加額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 ― 1,347,315 1,539,979 2,887,294 ― 67 ― ― 68 ― 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 ① 貸借対照表 期別 金額 科目 (単位:千円) 第20期 平成14年3月31日現在 第19期 平成13年3月31日現在 構成比 金額 構成比 % % (資産の部) Ⅰ 流動資産 1 現金及び預金 1,912,178 2,751,578 2 受取手形 2,060 146,227 3 売掛金 3,259,324 7,037,583 4 有価証券 ― 100,000 5 商品 413,373 244,166 6 仕掛品 307,848 281,677 7 貯蔵品 775 796 8 前渡金 35,855 145,484 9 前払費用 35,941 159,613 10 繰延税金資産 110,733 407,526 11 関係会社預け金 ― 280,015 12 未収入金 63,945 13,208 13 その他 9,098 16,129 △15,528 △28,536 ※1 貸倒引当金 流動資産合計 Ⅱ 6,135,607 70.3 11,555,470 80.0 固定資産 1 有形固定資産 (1) 建物 減価償却累計額 (2) 機械及び装置 減価償却累計額 (3) 工具器具備品 減価償却累計額 (4) 土地 有形固定資産合計 2 856,973 99,054 327,336 757,918 66,558 5,200 2,445 ― 2,754 ― 395,941 193,402 260,777 ― 488,366 202,539 222,472 536,760 1,499,973 265,893 ― 17.2 526,671 3.7 無形固定資産 (1) ソフトウェア 622,302 1,112,822 (2) 電話加入権 33,279 44,563 (3) 施設利用権 3,655 31,819 無形固定資産合計 659,237 ― 73 ― 7.6 1,189,205 8.2 期別 金額 科目 (単位:千円) 第20期 平成14年3月31日現在 第19期 平成13年3月31日現在 構成比 金額 構成比 % 3 % 投資その他の資産 (1) 投資有価証券 96,688 409,541 (2) 関係会社株式 20,000 100,034 ― 14,218 (4) 長期前払費用 691 169,295 (5) 繰延税金資産 10,835 ― 278,308 587,754 22,145 21,473 ― △29,592 ― △101,589 (3) 出資金 (6) 差入保証金 (7) 保険積立金 関係会社等投資 損失引当金 貸倒引当金 投資その他の資産合計 428,668 4.9 1,171,137 8.1 固定資産合計 2,587,878 29.7 2,887,014 20.0 資産合計 8,723,486 100.0 14,442,485 100.0 ― 74 ― 期別 金額 科目 (単位:千円) 第20期 平成14年3月31日現在 第19期 平成13年3月31日現在 構成比 金額 構成比 % % (負債の部) Ⅰ 流動負債 1 買掛金 2 短期借入金 3 ※1 2,880,787 3,125,111 1,720,000 500,000 未払金 715,958 682,786 4 未払費用 121,745 133,939 5 未払法人税等 519,822 800,732 6 未払消費税等 490,269 234,111 7 前受金 84,882 731,207 8 預り金 133,481 44,939 9 賞与引当金 262,285 742,603 10 その他 10,542 ― 流動負債合計 Ⅱ 6,939,776 79.6 6,995,433 48.4 固定負債 1 社債 2 繰延税金負債 3 退職給付引当金 4 役員退職慰労引当金 固定負債合計 負債合計 220,000 220,000 ― 294,340 7,922 ― ― 36,370 227,922 2.6 550,710 3.8 7,167,699 82.2 7,546,144 52.2 200,000 2.3 1,590,000 11.0 (資本の部) Ⅰ 資本金 Ⅱ 資本準備金 ― ― 1,442,000 10.0 Ⅲ 利益準備金 37,500 0.4 100,000 0.7 Ⅳ その他の剰余金 1 ※2 任意積立金 (1) プログラム等準備金 ― 518,738 23,864 89,366 ― 800,000 当期未処分利益 1,294,194 2,356,762 その他の剰余金合計 1,318,058 15.1 3,764,867 26.1 227 0.0 △526 △0.0 資本合計 1,555,786 17.8 6,896,340 47.8 負債資本合計 8,723,486 100.0 14,442,485 100.0 (2) 特別償却準備金 (3) 別途積立金 2 Ⅳ その他有価証券評価差額金 ― 75 ― ② 損益計算書 期別 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 科目 自 至 百分比 (単位:千円) 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 金額 百分比 % Ⅰ 売上高 1 ITソリューション事業 2 サービス事業 Ⅱ 売上原価 1 ITソリューション事業 2 サービス事業 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 1 貸倒引当金繰入額 2 役員報酬 3 給与手当 4 賞与 5 賞与引当金繰入額 6 退職給付費用 7 福利厚生費 8 減価償却費 9 旅費交通費 10 借地借家料 11 消耗品費 12 OA機器賃借料 13 業務委託費 14 営繕費 15 その他 営業利益 Ⅳ 営業外収益 1 受取利息 2 受取配当金 3 為替差益 4 退職給付会計基準 変更時差異 5 雑収入 Ⅴ 営業外費用 1 支払利息 2 社債利息 3 株式公開費用 4 為替差損 5 貸倒引当金繰入額 6 雑損失 経常利益 Ⅵ 特別損失 1 固定資産売却損 2 固定資産除却損 3 投資有価証券評価損 4 関係会社等投資損失 引当金繰入額 5 関係会社整理損 税引前当期純利益 法人税、住民税 及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 前期繰越利益 合併引継未処分利益 当期未処分利益 % ※1 9,420,422 6,896,730 6,888,305 5,901,838 16,317,153 100.0 12,790,143 3,527,009 78.4 21.6 18,512,057 11,864,985 12,227,295 9,246,830 30,377,043 100.0 21,474,126 8,902,917 70.7 29.3 5,721,977 3,180,940 18.8 10.5 112,759 0.3 191,745 3,101,954 0.6 10.2 848,953 2,253,001 2.8 7.4 1,006,078 1,246,923 423,566 686,273 2,356,762 3.3 4.1 ※2,3 5,035 53,876 610,082 184,344 45,016 4,889 127,793 15,320 63,191 70,802 36,280 106,793 168,016 30,023 335,622 1,857,089 1,669,920 11.4 10.2 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ※1 1,966 2 ― 836 3,683 245 51,098 51,098 31,644 30,475 18 ― 6,492 ― 35,218 ※4 ※5 84,711 72,204 1,682,426 0.5 0.4 10.3 56,895 19,503 1,320 38,538 ― 101,589 30,792 ― 53,808 9,000 721,734 29,332 37,720 ― 29,592 ― 62,808 1,619,618 0.4 9.9 1,243,000 695,817 4,357 30,573 700,174 919,444 374,750 ― 1,294,194 ― 76 ― 4.3 5.6 △236,921 ITソリューション事業売上原価明細書 期別 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 科目 自 至 構成比 (単位:千円) 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 金額 構成比 % Ⅰ 商品仕入高 Ⅱ % 3,060,968 40.3 4,014,938 31.5 労務費 909,355 11.9 2,666,935 20.9 Ⅲ 外注費 2,725,207 35.9 4,804,319 37.6 Ⅳ 経費 902,127 11.9 1,275,750 10.0 7,597,658 100.0 12,761,943 100.0 ※2 小計 期首商品たな卸高 223,568 280,124 ― 30,549 161,567 305,095 ― 33,079 7,982,794 13,410,793 期末商品たな卸高 280,124 192,902 期末仕掛品たな卸高 305,095 274,668 509,268 715,927 6,888,305 12,227,295 合併による期首商品たな卸 受入高 期首仕掛品たな卸高 合併による期首仕掛品たな 卸受入高 合計 他勘定振替高 ITソリューション事業 売上原価 ※3 1 原価計算の方法 1 原価計算の方法 原価計算の方法は、プロジェクト別個別原価計算 同左 を採用しております。 ※2 経費の主な内訳は、次の通りであります。 ※2 経費の主な内訳は、次の通りであります。 借地借家料 379,237千円 支払手数料 384,693千円 借地借家料 116,223千円 システム関係費 290,676千円 システム関係費 34,232千円 旅費交通費 173,329千円 旅費交通費 38,334千円 通信費 24,605千円 ※3 他勘定振替高の内訳は、次の通りであります。 ソフトウェア 477,778千円 その他 31,490千円 ※3 ― 77 ― 他勘定振替高の内訳は、次の通りであります。 ソフトウェア 295,895千円 サービス事業売上原価 242,367千円 その他 177,663千円 サービス事業売上原価明細書 期別 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 科目 自 至 構成比 (単位:千円) 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 金額 構成比 % Ⅰ 商品仕入高 Ⅱ % 4,746,327 79.4 5,542,236 59.8 労務費 517,643 8.7 766,216 8.3 Ⅲ 外注費 331,617 5.5 605,457 6.5 Ⅳ 経費 384,978 6.4 2,361,249 25.4 5,980,567 100.0 9,275,159 100.0 ※2 小計 期首商品たな卸高 期首仕掛品たな卸高 合計 期末商品たな卸高 期末仕掛品たな卸高 他勘定振替高 サービス事業売上原価 ※3 65,988 133,249 7,150 2,752 6,053,705 9,411,162 133,249 51,263 2,752 7,009 15,864 106,058 5,901,838 9,246,830 1 原価計算の方法 1 原価計算の方法 原価計算の方法は、プロジェクト別個別原価計算 同左 を採用しております。 ※2 経費の主な内訳は、次の通りであります。 ※2 経費の主な内訳は、次の通りであります。 支払手数料 21,823千円 支払手数料 481,050千円 借地借家料 75,653千円 借地借家料 164,398千円 減価償却費 115,773千円 減価償却費 257,492千円 システム関係費 55,563千円 システム関係費 1,308,826千円 旅費交通費 7,626千円 通信費 13,358千円 ―――――――――― ※3 他勘定振替高の内訳は、次の通りであります。 ソフトウェア 329,995千円 ITソリューション 事業売上原価からの受入高 △242,367千円 その他 18,431千円 ― 78 ― ③ 利益処分計算書 株主総会承認年月日 第19期 平成13年6月27日 科目 金額 Ⅰ 当期未処分利益 Ⅱ 任意積立金取崩額 1 プログラム等 準備金取崩額 2 特別償却準備金取崩額 ― 3,409 2,356,762 85,304 3,409 13,564 1,297,604 98,869 2,455,632 利益処分額 1 利益準備金 12,500 ― 2 配当金 30,000 108,000 3 任意積立金 31,537 ― 800,000 ― (1) 特別償却準備金 (2) 別途積立金 (3) プログラム等準備金 Ⅳ 金額 1,294,194 合計 Ⅲ (単位:千円) 第20期 平成14年6月27日 ― 次期繰越利益 874,037 423,566 ― 79 ― 69,952 177,952 2,277,679 (重要な会計方針) 期別 項目 1 有価証券の評価基準及び 評価方法 2 デリバティブの 評価基準及び評価方法 3 たな卸資産の評価基準及 び評価方法 4 5 固定資産の減価償却の方 法 繰延資産の処理方法 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 子会社株式 移動平均法による原価法 その他有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価 法(評価差額は全部資本直入法によ り処理し、売却原価は移動平均法に より算定しております。) 時価のないもの 移動平均法による原価法 ――――― (1) 商品 先入先出法による原価法 (2) 仕掛品 個別法による原価法 (3) 貯蔵品 最終仕入原価法 (1) 有形固定資産 定額法を採用しております。 主な耐用年数 建物…15年∼60年 工具器具備品…3年∼15年 (2) 無形固定資産 定額法を採用しております。 但し、自社利用のソフトウェアに ついては、社内における利用可能期 間(主として5年)に基づく定額法を 採用しており、市場販売目的のソフ トウェアについては、見積販売数量 を基準として販売数量に応じた割合 に基づく償却額と、販売可能期間 (3年)に基づく償却額のいずれか多 い金額をもって償却する方法を採用 しております。 ――――― ― 80 ― 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 子会社株式及び関連会社株式 同左 その他有価証券 時価のあるもの 同左 時価のないもの 同左 原則として時価法 (1) 商品 同左 (2) 仕掛品 同左 (3) 貯蔵品 同左 (1) 有形固定資産 定額法を採用しております。 同左 (2) 無形固定資産 同左 新株発行費 支出時に全額費用として処理してお ります。 なお、当該費用は株式公開費用に含 めて表示しております。 平成14年3月19日付一般募集による 新株式の発行は、引受証券会社が発行 価額で引受を行い、これを発行価額と 異なる募集価額で一般投資家に販売す る買取引受契約(「新方式」という。) によっております。 項目 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 「新方式」では、募集価額と発行価 額との差額は、引受証券会社の手取金 であり、引受証券会社に対する事実上 の引受手数料となることから、当社か ら引受証券会社への引受手数料の支払 はありません。平成14年3月19日付一 般募集による新株式発行に際し、募集 価額と発行価額との差額の総額は 168,000千円であり、引受証券会社が 発行価額で引受を行い、同一の募集価 額で一般投資家に販売する買取引受契 約(「従来方式」という。)による新株 式発行であれば、新株発行費として処 理されたものであります。 このため、「新方式」では、「従来 方式」と比べ、新株発行費は168,000 千円少なく計上され、また経常利益及 び税引前当期純利益は同額多く計上さ れております。 6 外貨建の資産及び負債の 本邦通貨への換算基準 外貨建金銭債権債務は、期末日の直 物為替相場により円貨に換算し、換算 差額は損益として処理しております。 7 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備える ため、一般債権については貸倒実績 率等により、貸倒懸念債権等特定の 債権については、個別に回収可能性 を勘案し、回収不能見込額を計上し ております。 ――――――― (3) 賞与引当金 従業員に対して支給する賞与の支 出に充てるため、将来の支給見込額 のうち当期の負担額を計上しており ます。 (4) 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、 当事業年度末における退職給付債務 及び年金資産の見込額に基づき計上 しております。 なお、会計基準変更時差異 (255,489千円)については、5年に よる均等額を営業外収益に計上して おります。 数理計算上の差異は、発生年度の 翌年度より5年間の定額法で処理す ることとしております。 ― 81 ― 外貨建金銭債権債務は、振当処理を 行っているものを除き、期末日の直物 為替相場により円貨に換算し、換算差 額は損益として処理しております。 (1) 貸倒引当金 同左 (2) 関係会社等投資損失引当金 関係会社等への投資に対する損失 に備えるため、当該会社の財政状態 等を勘案して計上しております。 (3) 賞与引当金 同左 (4) 退職給付引当金 同左 自 至 項目 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 ――――――― (5) 役員退職慰労引当金 当社は役員の退職慰労金に充てる ため、内規に基づく期末要支給額を 計上しております。 同左 8 リース取引の処理方法 9 重要なヘッジ会計の方法 リース物件の所有権が借主に移転す ると認められるもの以外のファイナン ス・リース取引については、通常の賃 貸借取引に係る方法に準じた会計処理 によっております。 ――――――― 10 その他財務諸表作成のた めの基本となる重要な事 項 (1) 消費税等の処理方法 消費税等の会計処理は税抜方式に よっております。 (1) ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理を採用しておりま す。 なお、為替変動リスクのヘッジに ついて振当処理の要件を充たしてい る場合には、振当処理を採用してお ります。 (2) ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段…為替予約 ヘッジ対象…外貨建仕入債務 (3) ヘッジ方針 為替変動リスクの低減のため、対 象債務の範囲以内でヘッジを行って おります。 (4) ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ開始時から有効性判定時点 までの期間において、ヘッジ対象と ヘッジ手段の相場変動の累計を比較 し、両者の変動額等を基礎にして判 断しております。 (1) 消費税等の処理方法 同左 (会計処理の変更) 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 ――――――――― 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 (役員退職慰労引当金の設定) 当社について役員退職慰労金は、従来、支出時の費用 として処理しておりましたが、合併にともない内規を整 備したことを契機に、役員退職慰労金を役員の在任する 各期間に合理的に配分し、期間損益の適正化をはかるた め当事業年度より内規に基づく期末要支給額を計上する 方法に変更しました。この変更により36,370千円(過年 度相当額8,030千円を含む)を販売費及び一般管理費に計 上しております。この結果、従来の方法によった場合と 比較して、営業利益、経常利益、税引前当期純利益は同 額減少しております。 ― 82 ― (表示方法の変更) 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 ―――――――――― 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 (販売費及び一般管理費の表示方法) 販売費及び一般管理費は、従来、適当と認められる費 目に分類し、当該費用を示す名称を付した科目をもって 掲記しておりましたが、当事業年度から販売費及び一般 管理費の科目に一括して掲記し、その主要な費目及びそ の金額を注記しております。 ― 83 ― (追加情報) 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 1 退職給付会計 当事業年度から退職給付に係る会計基準(「退職 給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業 会計審議会 平成10年6月16日))を適用しておりま す。 この変更による損益への影響額は軽微でありま す。また、企業年金制度の過去勤務債務等に係る未 払金は退職給付引当金に含めて表示しております。 2 金融商品会計 当事業年度から金融商品に係る会計基準(「金融 商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業 会計審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証 券の評価方法及び貸倒引当金の計上基準について変 更しております。 この変更による損益への影響額は軽微でありま す。 また、期首時点で保有する有価証券の保有目的を 検討し、投資有価証券として表示しております。そ の結果、流動資産の有価証券は688千円減少し、投 資有価証券は688千円増加しております。 3 外貨建取引等会計基準 当事業年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基 準(「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する意 見書」(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用 しております。 この変更による損益への影響額は軽微でありま す。 ―――――――――― 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 ―――――――――― ―――――――――― ―――――――――― (売上代金回収手数料の処理) 従来は、携帯電話事業者より通信料の一部を受領する 取引が主体でありましたので、コンテンツ・サービス売 上のうち携帯電話事業者に代金回収業務を委託するもの につきましては、重要性の観点から回収代行手数料を相 殺した純売上高を計上しておりましたが、当事業年度か ら、有料情報サービスが拡大し携帯電話事業者に代金回 収業務を委託する取引の重要性が高まったため、より実 態に即した処理にし、経営成績を適切に開示するため、 顧客に請求すべき金額を売上高に計上し、対応する回収 代行手数料を売上原価に計上しております。 この結果、従来の方法と比較して、売上高と売上原価 がそれぞれ469,930千円増加しておりますが、利益に与 える影響はありません。 なお、前事業年度に売上高と相殺した回収代行手数料 は139,645千円であります。 ― 84 ― 注記事項 (貸借対照表関係) ※1 ※2 第19期 平成13年3月31日現在 関係会社に対する主な資産及び負債 売掛金 254,166千円 買掛金 133,844千円 会社が発行する株式の総数及び発行済株式総数 12,000株 会社が発行する株式の総数 発行済株式総数 4,000株 第20期 平成14年3月31日現在 ※1 関係会社に対する主な資産及び負債 売掛金 1,300,580千円 買掛金 357,610千円 ※2 会社が発行する株式の総数及び発行済株式総数 256,000株 会社が発行する株式の総数 発行済株式総数 72,000株 (損益計算書関係) 自 至 ※1 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 関係会社との取引高 売上高 自 至 ※1 4,090,928千円 ―――――――――― ※3 ※2 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発 ※3 費 8,000千円 ―――――――――― ※5 固定資産除却損の内訳 建物 工具器具備品 ※4 ※5 32,012千円 21,795千円 ― 85 ― 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 関係会社との取引高 売上高 営業外収益の合計額 (受取利息・受取配当金・ 雑収入) 8,684,998千円 25,633千円 販売費に属する費用のおおよその割合は60%、一 般管理費に属する費用のおおよその割合は40%で あります。販売費及び一般管理費の主な費目及び 金額は次のとおりであります。 貸倒引当金繰入額 2,324千円 給与手当 1,588,406千円 賞与 306,509千円 賞与引当金繰入額 345,470千円 役員退職慰労引当金繰入額 36,370千円 減価償却費 133,453千円 借地借家料 460,254千円 OA機器賃借料 361,418千円 業務委託費 568,185千円 一般管理費に含まれる研究開発費 115,706千円 固定資産売却損の内訳 建物 機械及び装置 工具器具備品 土地 345,090千円 1,691千円 2,192千円 372,760千円 固定資産除却損の内訳 建物 工具器具備品 施設利用権 ソフトウェア 1,776千円 5,837千円 232千円 21,486千円 (リース取引関係) 自 至 1 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる もの以外のファイナンス・リース取引 もの以外のファイナンス・リース取引 (1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相 (1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相 当額及び期末残高相当額 当額及び期末残高相当額 取得価額 減価償却累 期末残高 取得価額 減価償却累 期末残高 相当額 計額相当額 相当額 相当額 計額相当額 相当額 千円 千円 千円 千円 千円 千円 工具器具備品 2,056,494 1,314,825 741,668 工具器具備品 3,113,083 2,167,819 945,264 ソフトウェア 383,694 195,489 188,205 ソフトウェア 259,405 181,665 77,739 2,440,188 1,510,314 929,874 合計 3,372,488 2,349,485 1,023,003 合計 (2) 未経過リース料期末残高相当額 1年内 495,991千円 1年超 469,561千円 (2) 未経過リース料期末残高相当額 1年内 618,070千円 1年超 438,965千円 合計 965,552千円 合計 1,057,036千円 (3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相 (3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相 当額 当額 支払リース料 906,805千円 支払リース料 627,975千円 減価償却費相当額 581,139千円 減価償却費相当額 854,004千円 支払利息相当額 39,510千円 支払利息相当額 39,171千円 (4) 減価償却費相当額の算定方法 (4) 減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価格を零とする 同左 定額法によっております。 (5) 利息相当額の算定方法 (5) 利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額との 同左 差額を利息相当額とし、各期への配分方法について は利息法によっております。 2 オペレーティング・リース取引 2 オペレーティング・リース取引 ―――――――――― 未経過リース料 1年内 186千円 1年超 ―千円 合計 186千円 ― 86 ― (有価証券関係) 第19期(平成13年3月31日現在) 子会社株式で時価のあるものは、ありません。 第20期(平成14年3月31日現在) 子会社及び関連会社株式で時価のあるものは、ありません。 (税効果会計関係) 第19期 第20期 平成13年3月31日現在 平成14年3月31日現在 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 の内訳 の内訳 繰延税金資産(流動) 繰延税金資産(流動) 賞与引当金限度超過額 220,701千円 賞与引当金限度超過額 57,673千円 未払事業税 46,704千円 機械賃借料否認 90,079千円 その他 6,356千円 未払事業税 71,049千円 その他 25,695千円 計 110,733千円 計 407,526千円 繰延税金資産(固定) 減価償却限度超過額 20,320千円 繰延税金資産(固定) 一括償却資産限度超過額 15,201千円 減価償却限度超過額 61,751千円 その他 13,128千円 貸倒引当金限度超過額 42,667千円 投資有価証券評価損 16,212千円 計 48,650千円 役員退職慰労引当金繰入額 15,275千円 一括償却資産限度超過額 13,155千円 繰延税金負債(固定) 投資損失引当金繰入額 12,428千円 特別償却準備金 37,649千円 その他 28,995千円 その他 165千円 計 190,486千円 計 37,814千円 繰延税金資産(固定)の純額 2 10,835千円 繰延税金負債(固定) プログラム等準備金 前払年金費用 特別償却準備金 計 364,521千円 65,414千円 54,891千円 484,826千円 繰延税金負債(固定)の純額 294,340千円 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 率との差異の原因となった主な項目別の内訳 率との差異の原因となった主な項目別の内訳 法定実効税率 42.0% (調整) 当該差異が法定実効税率の100分の5以下である 交際費等永久に損金に算入 ため、記載を省略しております。 2.5% されない項目 住民税均等割 0.2% その他 0.0% 税効果会計適用後の法人税 44.7% 等の負担率 ― 87 ― (1株当たり情報) 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 1株当たり純資産額 388,946円72銭 1株当たり純資産額 95,782円51銭 1株当たり当期純利益 245,185円08銭 1株当たり当期純利益 19,396円80銭 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ いては、新株引受権付社債及び転換社債を発行していな いため記載しておりません。 同左 (重要な後発事象) 自 至 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 自 至 第20期 平成13年4月1日 平成14年3月31日 該当事項はありません。 株式会社帝人システムテクノロジーとの合併 当社は、業容のさらなる拡大発展を図るため、株式 会社帝人システムテクノロジーを吸収合併することと し、平成13年1月12日合併契約を締結し、同年1月31 日開催の臨時株主総会において承認を受け、(株式会 社帝人システムテクノロジーにおいても同年1月31日 開催の臨時株主総会にて承認済み)平成13年4月1日 に合併いたしました。 合併の概要は次のとおりであります。 (1) 合併期日 平成13年4月1日 (2) 合併の方法、合併後の会社の名称 当社を存続会社として株式会社帝人システムテク ノロジーを解散会社とする吸収合併とし、合併後の 会社名はインフォコム株式会社といたしました。 (3) 合併の概要 合併比率は1:1とし、合併により額面普通株式 4,000株を発行し、資本金は200,000千円増加いたし ました。 また、合併期日において株式会社帝人システムテ クノロジーの資産・負債及び権利義務の一切を引き 継ぎました。 なお、株式会社帝人システムテクノロジーの平成 13年3月31日現在の財政状態は次のとおりでありま す。 資産合計 5,323,488千円 負債合計 3,831,257千円 資本合計 1,492,231千円 2 株式分割 平成13年6月25日現在の当社の株主名簿に記載され ている株主に対し、平成13年7月2日付をもって、当 社のすべての株式を無額面株式とし、1株を2株に分 割しました。分割により新たに発行された株式数は 8,000株であります。新株の配当起算日は平成13年4 月1日であります。 1 ― 88 ― ④ 附属明細表 a 有価証券明細表 【株式】 (単位:千円) 銘柄 株式数 TIS株式会社 貸借対照表計上額 160株 475 100,000株 121,390 株式会社アドバーンスト・ コンピュータ・テクニックス 6,800株 3,400 株式会社イメージパートナー 100株 60,000 4,753株 2,476 40株 400 300,000株 6,000 250株 100,000 1株 8,800 412,104株 302,941 XACCT Technologies, Inc. 投資 その他 株式会社クラヤ三星堂 有価証券 有価証券 株式会社コマースセンター 株式会社コンピュータシティ フュージョン・コミュニケー ションズ株式会社 株式会社龍ヶ崎カントリーク ラブ 計 【債券】 (単位:千円) 銘柄 券面総額 投資 その他 Argus System Group, Inc. 有価証券 有価証券 外貨建転換社債 計 貸借対照表計上額 800,000ドル 106,600 800,000ドル 106,600 【その他】 (単位:千円) 銘柄 有価証券 投資口数 貸借対照表計上額 その他 公社債投資信託 有価証券 100,000,000口 100,000 計 100,000,000口 100,000 ― 89 ― b 有形固定資産等明細表 (単位:千円) 資産の種類 前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 減価償却累計額又は 償却累計額 当期償却額 建物 有 機械及び装置 形 固 工具器具備品 定 資 産 土地 計 ソフトウェア 856,973 157,079 686,716 327,336 66,558 33,335 260,777 5,200 ― 5,200 ― ― 283 ― 395,941 258,298 165,873 488,366 222,472 60,565 265,893 536,760 ― 536,760 ― ― ― ― 1,794,874 415,377 1,394,550 815,702 289,031 94,184 526,671 817,576 1,091,577 84,712 1,824,440 711,618 424,594 1,112,822 33,279 11,284 ― 44,563 ― ― 44,563 3,847 53,281 579 56,550 24,730 2,729 31,819 854,703 1,156,142 85,291 1,925,554 736,349 427,324 1,189,205 950 177,251 8,039 170,162 866 1,148 169,295 無 形 電話加入権 固 定 資 施設利用権 産 計 長期前払費用 (注) 差引 当期末残高 当期増加の主な内訳 建物 工具器具備品 ソフトウェア 長期前払費用 当期減少の主な内訳 建物 工具器具備品 土地 摘要 株式会社帝人システムテクノロジーとの合併による増加 株式会社帝人システムテクノロジーとの合併による増加 株式会社帝人システムテクノロジーとの合併による増加 コンテンツ・サービス等のソフトウェア開発 株式会社帝人システムテクノロジーとの合併による増加 前払年金費用 148,808千円 205,732千円 299,656千円 340,926千円 21,302千円 155,749千円 社員寮売却による減少 社員寮売却による減少 社員寮売却による減少 479,673千円 63,513千円 536,760千円 ― 90 ― c 資本金等明細表 (単位:千円) 区分 前期末残高 資本金 普通株式 うち既発行株式 計 当期増加額 当期減少額 当期末残高 摘要 200,000 1,390,000 ― 1,590,000 (注)1 (4,000株) 200,000 (68,000株) 1,390,000 ― (72,000株) (注)2 1,590,000 (4,000株) 200,000 (68,000株) 1,390,000 ― (72,000株) 1,590,000 (資本準備金) 資本準備金及び その他の資本剰余金 株式払込剰余金 ― 1,442,000 ― 1,442,000 計 ― 1,442,000 ― 1,442,000 37,500 62,500 ― 100,000 (注)4 ― 518,738 ― 518,738 (注)5 23,864 68,911 3,409 89,366 (注)6 ― 800,000 ― 800,000 (注)7 61,364 1,450,149 3,409 1,508,104 (利益準備金) (注)3 (任意積立金) 利益準備金及び 任意積立金 プログラム等 準備金 特別償却準備金 別途積立金 計 (注) 1 当期増加額は、合併による増加及び公募増資によるものであります。 2 当期増加額は、合併による増加、株式分割及び公募増資によるものであります。 3 当期増加額は、公募増資によるものであります。 4 当期増加額は、合併による増加及び前期決算の利益処分によるものであります。 5 当期増加額は、合併による増加であります。 6 当期増加額及び当期減少額は、合併による増加及び前期決算の利益処分によるものであります。 7 当期増加額は、前期決算の利益処分による増加であります。 d 引当金明細表 (単位:千円) 当期減少額 区分 前期末残高 当期末残高 当期増加額 目的使用 貸倒引当金 関係会社等投資損失 引当金 賞与引当金 役員退職慰労引当金 (注) 15,528 157,849 15,965 27,286 130,126 ― 29,592 ― ― 29,592 262,285 1,119,684 639,365 ― 742,603 ― 36,370 ― ― 36,370 当期減少額の「その他」は、一般債権の貸倒実績率による洗替額であります。 ― 91 ― 摘要 その他 (注) (2) 主な資産及び負債の内容 a 資産の部 イ 現金及び預金 (単位:千円) 区分 金額 現金 摘要 ― 当座預金 659,817 預 普通預金 金 の 定期預金 種 類 外貨預金 2,058,588 ロ 33,037 136 計 2,751,578 合計 2,751,578 受取手形 (イ) 相手先別内訳 (単位:千円) 相手先 金額 摘要 富士ゼロックス株式会社 74,590 東芝メディカル株式会社 18,858 三共株式会社 13,781 日本ケミコン株式会社 13,125 株式会社湯山製作所 6,938 その他 18,934 合計 146,227 (ロ) 期日別内訳 (単位:千円) 期日別 金額 摘要 平成14年4月 75,231 平成14年5月 18,434 平成14年6月 28,311 平成14年7月 24,249 合計 146,227 ― 92 ― ハ 売掛金 (イ) 相手先別内訳 (単位:千円) 相手先 金額 摘要 KDDI株式会社 743,993 帝人株式会社 587,106 ジェイフォン株式会社 549,126 日商岩井株式会社 444,804 富士フィルムメディカル株式会社 363,025 その他 4,349,526 合計 7,037,583 (ロ) 売掛金滞留状況 期首残高 当期発生高 当期回収高 当期末残高 (A) (B) (C) (D) 6,366,173 31,895,895 31,224,486 7,037,583 (注) 回収率 (C) ×100 (A)+(B) 81.61% (単位:千円) 滞留期間 (A)+(D) 2 (B) 365 76.69日 当期発生高には消費税等が含まれております。 ニ 商品 (単位:千円) 区分 金額 摘要 システム機器 234,008 ソフトウェア 3,453 その他 6,704 合計 ホ 244,166 仕掛品 (単位:千円) 区分 金額 受注制作のソフトウェア 摘要 281,677 合計 281,677 ― 93 ― ヘ 貯蔵品 (単位:千円) 区分 金額 摘要 セキュリティ物品等 796 合計 796 b 負債の部 イ 買掛金 (単位:千円) 相手先 金額 摘要 社団法人日本音楽著作権協会 263,418 株式会社コーユービジネスインフォ メーションテクニックス 161,149 富士通株式会社 159,709 株式会社友ミュージック 141,237 富士通リース株式会社 119,249 その他 2,280,346 合計 ロ 3,125,111 未払法人税等 (単位:千円) 区分 金額 摘要 法人税 513,273 住民税 118,292 事業税 169,166 合計 800,732 ― 94 ― ハ 前受金 (単位:千円) 区分 金額 三菱電機インフォメーションシステ ムズ株式会社 摘要 100,600 日本電気株式会社 26,072 アイ・ティー・エックス株式会社 18,930 富士通リース株式会社 15,456 株式会社富士通ビジネスシステム 12,372 その他 557,775 合計 731,207 ― 95 ― (3) その他 当社と株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の財務諸表について 以下に掲げる当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーとの合算の財務諸表は、 平成13年3月期について財務諸表等規則により作成された当社及び株式会社帝人システムテクノロ ジーの財務諸表を財務諸表の利用者の便宜に資するため単純合算して作成したものであり、証券取 引法第192条の2の規定に基づく監査を受けておりません。また、重要な会計方針及び注記事項等は 記載しておりません。 ― 96 ― ① 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの合算の貸借対照表 (単位:千円) 第19期 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (資産の部) Ⅰ 流動資産 1 現金及び預金 2 受取手形 3 売掛金 4 商品 5 仕掛品 6 貯蔵品 7 前渡金 8 前払費用 9 繰延税金資産 10 関係会社短期貸付金 11 関係会社預け金 12 その他 貸倒引当金 流動資産合計 Ⅱ 固定資産 1 有形固定資産 (1) 建物 減価償却累計額 (2) 機械及び装置 減価償却累計額 (3) 工具器具備品 減価償却累計額 (4) 土地 有形固定資産合計 2 無形固定資産 (1) ソフトウェア (2) ソフトウェア仮勘定 (3) 電話加入権 (4) 施設利用権 無形固定資産合計 3 投資その他の資産 (1) 投資有価証券 (2) 関係会社株式 (3) 固定化営業債権 (4) 長期前払費用 (5) 繰延税金資産 (6) 差入保証金 (7) 保険積立金 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 1,915,809 116,091 6,366,173 443,922 340,927 775 114,871 108,838 211,613 32,500 839,322 110,116 △27,285 10,573,682 1,005,781 218,834 5,200 2,445 601,673 303,919 ― 97 ― 75.3 786,946 2,754 297,754 536,760 1,624,217 11.6 731,481 50,477 44,563 25,031 851,555 6.0 219,022 45,000 31,878 20,120 10,835 664,483 22,145 △15,965 997,519 3,473,291 14,046,974 7.1 24.7 100.0 (単位:千円) 第19期 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (負債の部) Ⅰ 流動負債 1 買掛金 4,008,939 2 短期借入金 1,720,000 3 未払金 2,419,718 4 未払費用 162,612 5 未払法人税等 670,636 6 前受金 299,648 7 預り金 144,607 8 前受収益 349,876 9 賞与引当金 639,365 10 その他 9,006 流動負債合計 Ⅱ 10,424,414 74.2 固定負債 1 社債 220,000 2 繰延税金負債 346,619 3 退職給付引当金 7,922 固定負債合計 負債合計 574,541 4.1 10,998,956 78.3 400,000 2.9 87,500 0.6 (資本の部) Ⅰ 資本金 Ⅱ 利益準備金 Ⅲ その他の剰余金 1 任意積立金 (1) プログラム等準備金 518,738 (2) 特別償却準備金 2 Ⅳ 61,238 579,976 当期未処分利益 1,980,467 その他の剰余金合計 2,560,443 18.2 73 0.0 3,048,017 21.7 14,046,974 100.0 その他有価証券評価差額金 資本合計 負債資本合計 ― 98 ― ② 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの合算の損益計算書 (単位:千円) 自 至 科目 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 百分比 % Ⅰ 売上高 28,150,995 100.0 Ⅱ 売上原価 21,668,044 77.0 6,482,950 23.0 4,230,036 15.0 2,252,914 8.0 87,722 0.3 73,621 0.2 2,267,014 8.1 194,273 0.7 2,072,740 7.4 895,563 3.2 1,177,176 4.2 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 営業利益 Ⅳ Ⅴ 営業外収益 1 受取利息 3,305 2 3 受取配当金 退職給付会計基準変更時 差異 1,673 4 雑収入 51,098 31,644 営業外費用 1 支払利息及び割引料 30,486 2 社債利息 18 3 租税公課 3,949 4 為替差損 3,745 5 雑損失 35,421 経常利益 Ⅵ 特別損失 1 退職給付費用 37,926 2 固定資産臨時償却費 22,736 3 固定資産除却損 58,110 4 投資有価証券評価損 9,000 5 関係会社株式評価損 66,499 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 901,817 法人税等調整額 △6,253 当期純利益 前期繰越利益 合併に伴うプログラム等 準備金取崩額 合併に伴う特別償却準備金 取崩額 合併に伴うプログラム等 準備金積立額 合併に伴う特別償却準備金 積立額 803,138 93,059 6,119 △74,715 △24,310 当期未処分利益 1,980,467 ― 99 ― 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの合算の売上原価明細書 (単位:千円) 自 至 科目 第19期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 構成比 % Ⅰ 商品仕入高 10,129,402 45.1 Ⅱ 労務費 3,455,122 15.4 Ⅲ 外注費 5,517,724 24.6 Ⅳ 経費 3,336,270 14.9 小計 22,438,518 100.0 期首商品たな卸高 330,839 期首仕掛品たな卸高 208,666 合計 22,978,024 期末商品たな卸高 443,922 期末仕掛品たな卸高 340,927 他勘定振替 △525,132 売上原価 21,668,044 ― 100 ― ③ 当社と被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの合算の利益処分計算書 (単位:千円) 第19期 科目 金額 Ⅰ 当期未処分利益 Ⅱ 任意積立金取崩高 1 1,980,467 特別償却準備金取崩高 3,409 合計 Ⅲ 1,983,876 利益処分額 1 利益準備金 12,500 2 配当金 30,000 3 任意積立金 (1) 特別償却準備金 31,537 (2) 別途積立金 Ⅳ 3,409 800,000 次期繰越利益 874,037 1,109,839 ― 101 ― 第5の2 被合併会社の経理の状況 1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について (1) 株式会社帝人システムテクノロジーの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方 法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成 しております。 (2) 株式会社帝人システムテクノロジーの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関 する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しており ます。 なお、第18期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規 則に基づいて作成しております。 2 監査証明について 株式会社帝人システムテクノロジーは、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度 (平成12年4月1日から平成13年3月31日まで)及び第18期事業年度(平成12年4月1日から平成13年3 月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、朝日監査法人により監査を受けております。 なお、前連結会計年度及び第18期事業年度に係る監査報告書は、平成14年2月12日に提出した有価 証券届出書に添付されたものの写しを利用しております。 ― 102 ― 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 ① 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの連結貸借対照表 (単位:千円) 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (資産の部) Ⅰ 流動資産 1 現金及び預金 58,797 2 受取手形及び売掛金 3 たな卸資産 4 繰延税金資産 111,236 5 関係会社預け金 860,971 6 その他 187,499 ※2 3,216,906 63,443 貸倒引当金 △11,717 流動資産合計 Ⅱ 4,487,135 83.8 固定資産 1 有形固定資産 (1) 建物及び構築物 148,808 減価償却累計額 119,780 (2) 工具・器具及び備品 205,732 減価償却累計額 110,517 有形固定資産合計 2 29,028 95,215 124,244 無形固定資産 (1) ソフトウェア 110,911 (2) ソフトウェア仮勘定 50,477 (3) その他 32,661 無形固定資産合計 3 2.3 194,049 3.6 投資その他の資産 (1) 投資有価証券 (2) 固定化営業債権 122,334 ※1 31,878 (3) 繰延税金資産 6,877 (4) 差入保証金 386,175 (5) その他 19,851 貸倒引当金 △15,965 投資その他の資産合計 551,150 10.3 固定資産合計 869,443 16.2 5,356,578 100.0 資産合計 ― 105 ― (単位:千円) 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (負債の部) Ⅰ 流動負債 1 買掛金 1,014,347 2 短期借入金 3 未払金 4 未払法人税等 153,400 5 賞与引当金 428,669 6 前受収益 348,340 7 その他 285,136 17,500 1,240,995 流動負債合計 Ⅱ 3,488,387 65.1 固定負債 1 繰延税金負債 2 退職給付引当金 346,619 25,810 固定負債合計 372,429 7.0 3,860,816 72.1 ― ― 200,000 3.7 1,295,916 24.2 △154 △0.0 資本合計 1,495,762 27.9 負債、少数株主持分及び 資本合計 5,356,578 100.0 負債合計 (少数株主持分) 少数株主持分 (資本の部) Ⅰ 資本金 Ⅱ 連結剰余金 Ⅲ その他有価証券評価差額金 ― 106 ― ② 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの連結損益計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 科目 金額 百分比 % Ⅰ 売上高 Ⅱ 売上原価 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 ※1 営業利益 Ⅳ Ⅴ 100.0 8,813,949 74.3 3,042,330 25.7 2,473,831 20.9 568,499 4.8 4,588 0.0 64,136 0.5 508,951 4.3 74,634 0.6 434,317 3.7 197,738 1.7 5,190 0.0 241,769 2.0 営業外収益 1 受取利息及び受取配当金 1,444 2 為替差益 2,748 3 その他 396 営業外費用 1 支払利息及び割引料 2 持分法による投資損失 3 その他 170 59,813 4,153 経常利益 Ⅵ 11,856,279 特別損失 1 固定資産臨時償却費 2 固定資産除却損 3 退職給付費用 22,736 4,302 47,594 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 211,305 △13,567 少数株主損失 当期純利益 ― 107 ― ③ 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの連結剰余金計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 科目 金額 Ⅰ 連結剰余金期首残高 Ⅱ 連結剰余金減少高 1,260,147 配当金 Ⅲ 当期純利益 Ⅳ 連結剰余金期末残高 206,000 206,000 241,769 1,295,916 ― 108 ― ④ 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 自 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日 科目 金額 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 434,317 減価償却費 102,573 貸倒引当金の減少額 △164,741 賞与引当金の増加額 13,505 退職給与引当金の減少額 △40,106 退職給付引当金の増加額 25,810 受取利息及び受取配当金 △1,444 支払利息 170 為替差益 △2,748 持分法による投資損失 59,813 固定資産除却損 4,302 売上債権の減少額 403,687 たな卸資産の減少額 17,411 仕入債務の増加額 123,910 その他 85,068 小計 1,061,527 利息及び配当金の受取額 3,094 利息の支払額 △170 法人税等の支払額 △178,724 営業活動によるキャッシュ・フロー Ⅱ 885,727 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の増減額 Ⅲ 100 有形固定資産の取得による支出 △44,517 無形固定資産の取得による支出 △159,270 投資有価証券の取得による支出 △96,555 投資活動によるキャッシュ・フロー △300,242 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の増減額 17,500 配当金の支払額 △206,000 財務活動によるキャッシュ・フロー △188,500 Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 ― Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 396,985 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 522,083 Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高 919,068 ― 109 ― 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 項目 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 1 連結の範囲に関する事項 連結子会社の数は以下の2社であります。 株式会社インターファーコム 株式会社ティーエスティーソフトウェア 全ての子会社を連結の範囲に含めております。 2 持分法の適用に関する事項 持分法適用の関連会社数は1社であります。 株式会社コーユービジネスインフォーメーションテクニ ックス 全ての関連会社について持分法を適用しております。 3 連結子会社の事業年度等に 関する事項 全ての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一 致しております。 4 会計処理基準に関する事項 ① 重要な資産の評価基準及び評価方法 (イ)有価証券 その他有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額 は、全部資本直入法により処理し、売却原価は総 平均法により算定)を採用しております。 時価のないもの 総平均法に基づく原価法を採用しております。 (ロ)たな卸資産 商品 個別法による原価法を採用しております。 仕掛品 個別法による原価法を採用しております。 ② 重要な減価償却資産の減価償却の方法 (イ)有形固定資産 定率法を採用しております。 (ロ)無形固定資産 定額法を採用しております。 市場販売目的のソフトウェアについては見込販売収 益に基づく償却額と残存有効期間(3年)に基づく均等 配分額を比較し、いずれか大きい額を償却費として計 上する方法によっております。 自社利用のソフトウェアについては社内における見 込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しており ます。 ③ 重要な引当金の計上基準 (イ)貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権に ついては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債 権については、個別に回収可能性を勘案して、回収不 能見込額を計上しております。 (ロ)賞与引当金 従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、 支給見込額に基づき計上しております。 ― 110 ― 自 至 項目 5 連結子会社の資産及び負債 の評価に関する事項 6 利益処分項目等の取扱いに 関する事項 7 連結キャッシュ・フロー計 算書における資金の範囲 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 (ハ)退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末 における退職給付債務の見込額に基づき、当連結会計 年度において発生していると認められる額を計上して おります。 なお、会計基準変更時差異(47,594千円)について は、当連結会計年度で一括費用処理することとしてお ります。 ④ 重要なリース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるも の以外のファイナンス・リース取引については、通常の 賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっておりま す。 ⑤ 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 連結子会社の資産及び負債の評価方法は、全面時価評価 法によっております。 連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分について連結 会計年度中に確定した利益処分に基づいて作成しておりま す。 手許現金、随時引き出し可能な預金及び預入期間が3ヶ 月以内の関係会社預け金であります。 ― 111 ― 会計処理の変更 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 売上の計上基準 従来、ソフトウェアの保守料売上については、保守費用の大部分が契約に先行して発生して いたことから契約締結時に一括して収益計上を行っておりましたが、今後は事後の費用の増加 が見込まれており、期間費用が保守契約期間に亘って発生することになるため、また合併予定 会社の当該収益計上基準との整合性も勘案し、当連結会計年度より収益をより保守的に計上す るために、契約期間に応じて収益を計上する方法へと変更いたしました。 この変更により、従来と同一の基準を採用した場合に比し、売上高は331,753千円減少し、 売上総利益、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は263,430千円減少していま す。 なお、上記変更に伴うセグメント情報に与える影響は(セグメント情報)に記載しておりま す。 ― 112 ― (追加情報) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 (退職給付会計) 当連結会計年度から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意 見書」(企業会計審議会 平成10年6月16日))を適用しております。「重要な後発事象」に記 載したように当社は合併により解散会社となり、その際全受給資格者に退職金を支給するた め、当連結会計年度末に当該退職金を確定債務として未払金で表示しております。 したがって、当社の損益には影響を与えませんが、連結子会社が同基準を適用した結果、従 来の方法によった場合と比較して、退職給付費用が10,460千円増加し、経常利益は792千円、 税金等調整前当期純利益は10,460千円それぞれ減少しております。 なお、上記変更に伴うセグメント情報に与える影響は(セグメント情報)に記載しておりま す。 (金融商品会計) 当連結会計年度から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意 見書」(企業会計審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証券の評価方法及び貸倒引当金 の計上基準について変更しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常 利益、税金等調整前当期純利益は1,236千円増加しております。 (外貨建取引等会計基準) 当連結会計年度から改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨建取引等会計処理基準の改 訂に関する意見書」(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用しております。この変更によ る損益への影響額は軽微であります。 ― 113 ― 注記事項 (連結貸借対照表関係) 前連結会計年度末 平成13年3月31日現在 ※1 固定化営業債権について 売掛金のうち回収が遅延し、長期化しているものにつき、「固定化営業債権」に振替え て表示しております。 ※2 期末日満期手形の処理 期末日満期手形は、手形交換日をもって決済処理しております。したがって当連結会計 年度末日が金融機関の休日であったため、期末日満期手形が以下の科目に含まれておりま す。 受取手形 17,640千円 (連結損益計算書関係) 自 至 ※1 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 販売費及び一般管理費の主要な費目と金額は次のとおりであります。 従業員給与 721,144千円 賞与 255,122千円 業務委託費 115,141千円 器具備品賃借料 87,786千円 建物賃借料 246,926千円 研究開発費 277,520千円 貸倒引当金繰入額 4,686千円 なお、研究開発費の総額は、上記金額であります。 (連結キャッシュ・フロー計算書関係) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は以 下のとおりです。 (平成13年3月31日現在) 現金及び預金勘定 58,797千円 関係会社預け金 860,971千円 預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △700千円 現金及び現金同等物 919,068千円 ― 114 ― (リース取引関係) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引に 係る注記 ① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額 減価償却累計額 取得価額相当額 期末残高相当額 相当額 千円 千円 千円 工具・器具及び備品 ② 1,397,192 673,060 724,131 ソフトウェア 7,086 3,321 3,764 合計 1,404,278 676,382 727,896 未経過リース料期末残高相当額 1年内 1年超 302,903千円 388,481千円 合計 691,384千円 ③ 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 支払リース料 365,874千円 減価償却費相当額 357,438千円 支払利息相当額 19,210千円 ④ 減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法 減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分 方法については、利息法によっております。 ― 115 ― (有価証券関係) 前連結会計年度(平成13年3月31日現在) ① その他有価証券で時価のあるもの 有価証券 (単位:千円) 種類 連結貸借対照表計 上額が取得原価を 超えないもの 株式 合計 ② 取得原価 差額 連結貸借対照表計上額 2,360 2,094 △265 2,360 2,094 △265 時価のない主な有価証券の内容 (単位:千円) 連結貸借対照表計上額 摘要 その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 20,320 非上場転換社債 99,920 合計 120,240 ― 116 ― (デリバティブ取引関係) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 株式会社帝人システムテクノロジーグループではデリバティブ取引を全く行っておりません ので、該当事項はありません。 (退職給付関係) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 ① 採用している退職給付制度の概要 当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けております。 ② 退職給付債務に関する事項(平成13年3月31日) (単位:千円) 99,151 ― 退職給付債務 年金資産 未積立退職給付債務 会計基準変更時差異の未処理額 未認識数理計算上の差異 未認識過去勤務債務 確定債務(未払金計上) 99,151 ― ― ― 73,341 退職給付引当金 25,810 (注) 1 「重要な後発事象」に記載したように、当社は合併により解散会社となり、その 際全受給資格者に退職金を支給するため、当連結会計年度末に当該退職金を確定債 務として未払金で表示しております。 2 連結子会社は退職給付の債務の算定に当たり、簡便法を採用しております。 ③ 退職給付費用に関する事項(自平成12年4月1日 勤務費用 会計基準変更時差異の費用処理額 退職給付費用 至平成13年3月31日) (単位:千円) 12,441 47,594 60,035 (注) 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に計上しておりま す。 ④ 退職給付費用に関する事項 会計基準変更時差異の処理年数 1年 ― 117 ― (税効果会計関係) 前連結会計年度 平成13年3月31日現在 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 (繰延税金資産) 賞与引当金 93,310千円 未払事業税 14,161千円 貸倒引当金 6,694千円 退職給付引当金 7,588千円 固定資産臨時償却費 9,549千円 関係会社への投資に係る将来減算一時差異 27,930千円 その他 14,964千円 繰延税金資産小計 174,196千円 評価性引当額 ― 繰延税金資産合計 174,196千円 (繰延税金負債) プログラム等準備金 特別償却準備金 2 375,638千円 27,064千円 繰延税金負債合計 402,702千円 繰延税金負債の純額 228,506千円 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別 の内訳 法定実効税率 42.0% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 2.1% 連結子会社の欠損金 2.5% 持分法による投資損失 5.7% 関係会社への投資に係る将来減算一時差異 △6.4% その他 △0.4% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 45.5% ― 118 ― (セグメント情報) 1 事業の種類別セグメント情報 前連結会計年度(自平成12年4月1日 至平成13年3月31日) (単位:千円) ITソリュー ション事業 Ⅰ サ−ビス事業 計 消去又は全社 連結 売上高及び営業損益 売上高 (1) 外部顧客に対する売上高 (2) セグメント間の内部 売上高又は振替高 8,871,694 2,984,585 11,856,279 ― 11,856,279 ― ― ― ― ― 8,871,694 2,984,585 11,856,279 ― 11,856,279 営業費用 8,633,838 2,653,942 11,287,780 ― 11,287,780 営業利益 237,856 330,643 568,499 ― 568,499 3,887,381 214,536 4,101,917 1,254,661 5,356,578 減価償却費 66,257 13,579 79,836 ― 79,836 資本的支出 227,657 12,861 240,518 ― 240,518 計 Ⅱ 資産、減価償却費 及び資本的支出 資産 (注) 1 事業区分は、事業内容を勘案し、2つに区分しております。 2 各事業の主な内容 (1) ITソリューション事業……ナレッジマネジメント、ヘルスケア、バイオサイエンス、エンタプライズ の各分野における情報技術を利用したソリューションの提供 (2) サ−ビス事業………………データセンターの運営管理サービスの提供、ネットワーク管理等通信サー ビスの提供等 3 全ての営業費用を各セグメントに配賦しております。 4 消去又は全社資産に含めた全社資産の金額は1,254,661千円であり、その主なものは当社での余資運用 資金(現金及び預金、有価証券等)、長期投資資金(投資有価証券)等であります。 5 「会計処理の変更」に記載のとおり、当連結会計年度からソフトウェア保守料の売上計上基準を変更し ております。この変更に伴い、前連結会計年度と同一の基準によった場合に比べ、「ITソリューション 関連事業」において売上高が331,753千円、営業利益が263,430千円とそれぞれ減少しております。 6 (追加情報)に記載のとおり、当連結会計年度から退職給付に係る会計基準を適用しております。この変 更に伴うセグメント情報に与える影響額は軽微であります。 2 所在地別セグメント情報 当連結会計年度において、本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社及び重要な在外支店がない ため、該当事項はありません。 3 海外売上高 当連結会計年度において、海外売上高はいずれも連結売上高の10%未満であるため、海外売上高の 記載を省略しております。 ― 119 ― (関連当事者との取引) 前連結会計年度(自 1 平成12年4月1日 至 平成13年3月31日) 親会社及び法人主要株主等 (単位:千円) 属性 親会社 会社等 の名称 帝人㈱ 住所 大阪市 中央区 資本金又 事業の内容 は出資金 又は職業 70,787,000 関係内容 議決権等 の所有 事業上 (被所有)割合 役員の 兼任等 の関係 取引の内容 取引金額 システムイ ンテグレー 5,036,543 ションの受 同社 システム 託等 繊維・化成 従業員 インテグ 余資の運用 839,322 (被所有) 品等の製 レーショ 直接 100% 造・販売 兼任3名 ンの受託 研究開発の 154,925 委託 出向3名 等 社屋の賃借 288,735 科目 期末残高 売掛金 458,340 関係会社 839,322 預け金 未払金 162,671 未払金 22,037 出向者受入 1,322,208 未払金 86,710 (注) 1 上記金額のうち、取引金額は消費税等を含まず、期末残高は消費税等を含んで表示しております。 2 取引条件及び取引条件の決定方針等 価格その他の取引条件は市場価格を勘案し、当社と関連を有しない会社との取引同様に決定しておりま す。 2 子会社等 (単位:千円) 属性 会社等 の名称 住所 持分法 適用関 連会社 ㈱コーユ ービジネ スインフ ォーメー ションテ クニック ス 大阪市 中央区 資本金又 事業の内容 は出資金 又は職業 60,000 関係内容 議決権等 の所有 事業上 (被所有)割合 役員の 兼任等 の関係 取引の内容 取引金額 科目 期末残高 ソフトウ ソフトウェ ソフトウェ (所有) 兼任1名 ェア開発 ア開発の委 490,643 買掛金 ア開発 直接 27.5% の委託等 託等 127,158 (注) 1 上記金額のうち、取引金額は消費税等を含まず、期末残高は消費税等を含んで表示しております。 2 取引条件及び取引条件の決定方針等 価格その他の取引条件は市場価格を勘案し、当社と関連を有しない会社との取引同様に決定しておりま す。 3 兄弟会社等 (単位:千円) 属性 会社等 の名称 住所 資本金又 事業の内容 は出資金 又は職業 親会社 の子会 社 帝人殖産 ㈱ 大阪市 西区 350,000 不動産管理 親会社 の子会 社 帝人ファ イナンス ㈱ 東京都 新宿区 350,000 金融業 親会社 の子会 社 帝人コグ ノス㈱ 東京都 文京区 187,000 ソフトウェ ア販売 関係内容 議決権等 の所有 事業上 (被所有)割合 役員の 兼任等 の関係 なし なし なし ― 取引の内容 取引金額 科目 期末残高 社屋の賃 差入保証 社屋の賃借 115,365 105,873 貸 金 システム インテグ 兼任1名 レーショ ンの受託 等 ソフトウ 兼任1名 ェアの仕 入 システムイ ンテグレー 281,125 売掛金 ションの受 託等 108,477 ソフトウェ アの仕入・ 322,127 買掛金 購入 60,454 (注) 1 上記金額のうち、取引金額は消費税等を含まず、期末残高は消費税等を含んで表示しております。 2 取引条件及び取引条件の決定方針等 価格その他の取引条件は市場価格を勘案し、当社と関連を有しない会社との取引同様に決定しておりま す。 ― 120 ― (1株当たり情報) 項目 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 1株当たり純資産額 373,940円50銭 1株当たり当期純利益 60,442円25銭 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、 新株引受権付社債及び転換社債の発行がないため記載して おりません。 (重要な後発事象) 自 至 前連結会計年度 平成12年4月1日 平成13年3月31日 当社とインフォコム株式会社は、平成13年1月12日に合併契約書に調印し、平成13年1月31 日開催の臨時株主総会において合併契約書の承認をうけ、平成13年4月1日を合併期日とした 対等合併を行いました。この合併は、インフォコム株式会社を存続会社とするもので、当社は 解散会社となりました。 ⑤ 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの連結附属明細表 借入金等明細表 (単位:千円) 区分 前期末残高 短期借入金 (注) 当期末残高 ― 17,500 利率 年 0.75% 平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。 (2) その他 該当事項はありません。 ― 121 ― 摘要 ― 122 ― 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 ① 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの貸借対照表 (単位:千円) 第18期 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (資産の部) Ⅰ 流動資産 1 現金及び預金 2 受取手形 ※4 114,031 3 売掛金 ※1 3,106,849 4 商品 30,549 5 仕掛品 33,079 6 前渡金 79,016 7 前払費用 72,897 8 繰延税金資産 100,880 9 関係会社預け金 839,322 10 未収入金 11 立替金 12 3,631 27,696 9,377 関係会社貸付金 32,500 貸倒引当金 △11,757 流動資産合計 Ⅱ 4,438,075 83.4 固定資産 1 有形固定資産 (1) 建物 148,808 減価償却累計額 119,780 (2) 工具・器具及び備品 205,732 減価償却累計額 110,517 有形固定資産合計 2 29,028 95,215 124,244 無形固定資産 (1) ソフトウェア 109,179 (2) ソフトウェア仮勘定 50,477 (3) 施設利用権 21,376 (4) 電話加入権 11,284 無形固定資産合計 3 2.3 192,318 3.6 投資その他の資産 (1) 投資有価証券 122,334 (2) 関係会社株式 25,000 (3) 差入保証金 (4) 固定化営業債権 386,175 ※2 31,878 (5) 長期前払費用 19,429 貸倒引当金 △15,965 投資その他の資産 568,851 固定資産合計 資産合計 ― 125 ― 10.7 885,413 16.6 5,323,488 100.0 (単位:千円) 第18期 平成13年3月31日現在 科目 金額 構成比 % (負債の部) Ⅰ 流動負債 1 買掛金 ※1 1,128,152 2 未払金 ※1 1,213,491 3 未払費用 4 未払法人税等 150,814 5 前受金 214,766 6 前受収益 348,340 7 賞与引当金 377,080 8 預り金 40,867 11,126 流動負債合計 Ⅱ 3,484,638 65.5 固定負債 1 繰延税金負債 346,619 固定負債合計 346,619 6.5 3,831,257 72.0 200,000 3.8 50,000 0.9 負債合計 (資本の部) Ⅰ 資本金 Ⅱ 利益準備金 Ⅲ その他の剰余金 1 任意積立金 (1) プログラム等準備金 (2) 特別償却準備金 2 ※3 518,738 37,374 当期未処分利益 686,273 その他の剰余金合計 Ⅳ 556,112 1,242,385 23.3 △154 △0.0 資本合計 1,492,231 28.0 負債資本合計 5,323,488 100.0 その他有価証券評価差額金 ― 126 ― ② 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの損益計算書 (単位:千円) 自 至 科目 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 百分比 % Ⅰ 売上高 ※1 11,833,842 100.0 Ⅱ 売上原価 ※1 8,877,901 75.0 2,955,941 25.0 2,372,947 20.1 582,994 4.9 5,758 0.0 4,164 0.0 584,588 4.9 131,465 1.1 453,122 3.8 195,389 1.6 当期純利益 257,732 2.2 前期繰越利益 428,388 売上総利益 Ⅲ 販売費及び一般管理費 ※2 営業利益 Ⅳ Ⅴ 営業外収益 1 受取利息 ※1 1,339 2 受取配当金 ※1 1,671 3 為替差益 2,747 営業外費用 1 支払利息及び割引料 2 租税公課 3 その他 11 3,949 203 経常利益 Ⅵ 特別損失 1 退職給付費用 37,926 2 関係会社株式評価損 66,499 3 固定資産臨時償却費 22,736 4 固定資産除却損 4,302 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 206,000 △10,610 合併に伴うプログラム等 準備金取崩額 合併に伴う特別償却準備金 取崩額 合併に伴うプログラム等 準備金積立額 合併に伴う特別償却準備金 積立額 93,059 6,119 △74,715 △24,310 当期未処分利益 686,273 ― 127 ― 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの売上原価明細書 (単位:千円) 自 至 科目 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 金額 構成比 % Ⅰ 当期商品仕入高 2,322,107 26.2 Ⅱ 労務費 2,028,124 22.9 Ⅲ 外注費 2,460,900 27.8 Ⅳ 経費 2,049,165 23.1 当期総製造費用 8,860,297 100.0 期首商品たな卸高 41,283 期首仕掛品たな卸高 39,949 合計 8,941,529 期末商品たな卸高 30,549 期末仕掛品たな卸高 33,079 当期売上原価 8,877,901 (注) 1 原価計算の方法は,個別原価計算を採用しております。 2 経費の内の主なものは次のとおりであります。 (第18期) 1,423,420千円 240,341千円 器具備品賃借料 建物賃借料 ― 128 ― ③ 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの利益処分計算書 (注) 当社は平成13年4月1日を合併期日として、インフォコム株式会社と合併し、解散会社となりま したので、第18期の利益処分はありません。 ― 129 ― 重要な会計方針 項目 自 至 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 1 有価証券の評価基準及び評 価方法 (1) 子会社株式及び関連会社株式 総平均法による原価法 (2) その他有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額 は,全部資本直入法により処理し,売却原価は総 平均法により算定)を採用しております。 時価のないもの 総平均法に基づく原価法を採用しております。 2 たな卸資産の評価基準及び 評価方法 (1) 商品 個別法による原価法を採用しております。 (2) 仕掛品 個別法による原価法を採用しております。 3 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産 定率法を採用しております。 なお、取得価額10万円以上20万円未満の減価償却資産 については、3年間で均等償却しております。 (2) 無形固定資産 定額法を採用しております。 市場販売目的のソフトウェアについては見込販売収益 に基づく償却額と残存有効期間(3年)に基づく均等配 分額を比較し、いずれか大きい額を償却費として計上 する方法によっております。 自社利用目的のソフトウェアについては社内における 見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用してお ります。 4 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権につ いては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権 については、個別に回収可能性を勘案して、回収不能 見込額を計上しております。 (2) 賞与引当金 従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支 給見込額に基づき計上しております。 5 リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以 外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借 取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 6 その他財務諸表作成のため の基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 ― 130 ― 会計処理の変更 自 至 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 売上の計上基準 従来、ソフトウェアの保守料売上については、保守費用の大部分が契約に先行して発生して いたことから契約締結時に一括して収益計上を行っておりましたが、今後事後費用の増大が見 込まれており、期間費用が保守契約期間に亘って発生することになるため、また合併予定会社 の当該収益計上基準との整合性を勘案し、当期より収益をより保守的に計上するために、契約 期間に応じて収益を計上する方法へと変更いたしました。 この変更により、従来と同一の基準を採用した場合に比し、売上高は331,753千円減少し、 売上総利益、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益は263,430千円減少しています。 (追加情報) 自 至 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 退職給付会計 当期から退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業 会計審議会 平成10年6月16日))を適用しております。「重要な後発事象」に記載したように 当社は合併により解散会社となり、その際全受給資格者に退職金を支給するため、当期末に当 該退職金を確定債務として未払金で表示しております。なお、当期首における会計基準変更時 差異の一括償却額(37,926千円)は特別損失として処理しております。 金融商品会計 当期から金融商品に係る会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業 会計審議会 平成11年1月22日))を適用し、有価証券の評価方法及び貸倒引当金の計上基準に ついて変更しております。この結果、従来の方法によった場合と比較して、経常利益、税引前 当期純利益は1,235千円増加しております。 外貨建取引等会計基準 当期から改訂後の外貨建取引等会計処理基準(「外貨建取引等会計処理基準の改訂に関する 意見書」(企業会計審議会 平成11年10月22日))を適用しております。 この変更による損益への影響額は軽微であります。 ― 131 ― 注記事項 (貸借対照表関係) 第18期 平成13年3月31日現在 ※1 関係会社に対する資産及び負債には区分掲記されたもののほか、次のものがあります。 売掛金 470,525千円 買掛金 240,963千円 未払金 303,052千円 ※2 固定化営業債権について 売掛金のうち回収が遅延し、長期化しているものにつき、「固定化営業債権」に振替え て表示しております。 ※3 会社が発行する株式の総数 6,400株 発行済株式総数 4,000株 ※4 期末日満期手形の処理 期末日満期手形は、手形交換日をもって決済処理しております。したがって当期末日は 金融機関の休日であったため、期末日満期手形が以下の科目に含まれております。 受取手形 17,640千円 (損益計算書関係) 自 至 ※1 ※2 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 関係会社との取引高は次のとおりであります。 売上高 受取利息 受取配当金 外注費 5,071,521千円 1,334千円 1,650千円 1,114,676千円 販売費に属する費用のおおよその割合は55%、一般管理費に属する費用のおおよその割 合は45%であります。販売費及び一般管理費の主な費目及び金額は次のとおりでありま す。 従業員給与 685,727千円 賞与 246,482千円 業務委託費 90,485千円 器具備品賃借料 87,242千円 建物賃借料 245,206千円 研究開発費 277,520千円 減価償却費 42,585千円 貸倒引当金繰入額 5,281千円 なお、研究開発費の総額は上記金額であります。 ― 132 ― (リース取引関係) 自 至 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引に係 る注記 ① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額 (単位:千円) 減価償却累計額 期末残高相当額 取得価額相当額 相当額 工具・器具及び備品 その他 合計 ② 1,397,192 673,060 724,131 7,086 3,321 3,764 1,404,278 676,382 727,896 未経過リース料期末残高相当額 1年以内 1年超 302,903千円 388,481千円 合計 691,384千円 ③ 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 支払リース料 365,874千円 減価償却費相当額 357,438千円 支払利息相当額 19,210千円 ④ 減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法 減価償却額相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分方 法については、利息法によっております。 (有価証券関係) 第18期(自平成12年4月1日 至平成13年3月31日)における子会社株式及び関連会社株式で時 価のあるものはありません。 ― 133 ― (税効果会計関係) 第18期 平成13年3月31日現在 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 (繰延税金資産) 賞与引当金 83,260千円 未払事業税 13,968千円 貸倒引当金 6,694千円 関係会社株式評価損 27,930千円 固定資産臨時償却費 9,549千円 その他 15,561千円 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 156,964千円 ― 156,964千円 375,638千円 27,064千円 402,702千円 繰延税金負債の純額 245,738千円 2 (繰延税金負債) プログラム等準備金 特別償却準備金 繰延税金負債合計 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別 の内訳 当該差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しています。 (1株当たり情報) 項目 自 至 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 1株当たり純資産額 373,057円89銭 1株当たり当期純利益 64,433円16銭 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について は、新株引受権付社債及び転換社債の発行がないため記載 しておりません。 (重要な後発事象) 自 至 第18期 平成12年4月1日 平成13年3月31日 当社とインフォコム株式会社は、平成13年1月12日に合併契約書に調印し、平成13年1月31 日開催の臨時株主総会において合併契約書の承認をうけ、平成13年4月1日を合併期日とした 対等合併を行いました。この合併は、インフォコム株式会社を存続会社とするもので、当社は 解散会社となりました。 ― 134 ― ④ 被合併会社である株式会社帝人システムテクノロジーの附属明細表 a 有価証券明細表(投資有価証券) その他有価証券 (単位:千円) 銘柄 株式数 貸借対照表計上額 株 株式会社アドバーンスト・コンピ ュータ・テクニックス 6,800 3,400 1 16,920 2,773 2,094 9,574 22,414 株 式 株式会社龍ヶ崎カントリークラブ 株式会社クラヤ三星堂 計 銘柄 券面総額 債 アーガス・システム・グループ・ 券 インコーポレーティッド転換社債 計 b 貸借対照表計上額 800千米ドル 99,920 800千米ドル 99,920 有形固定資産等明細表 (単位:千円) 資産の種類 前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 減価償却累計額又は 償却累計額 当期償却額 有 建物 形 固 工具・器具及び備品 定 資 産 計 ソフトウェア 無 ソフトウェア仮勘定 形 固 施設利用権 定 資 産 電話加入権 計 長期前払費用 繰延資産 差引 当期末残高 146,304 2,504 ― 148,808 119,780 33,707 29,028 132,516 74,388 1,172 205,732 110,517 35,153 95,215 278,820 76,893 1,172 354,541 230,297 68,860 124,244 166,321 123,457 40,600 249,179 139,999 31,166 109,179 12,489 161,446 123,457 50,477 ― ― 50,477 46,056 576 880 45,752 24,375 2,320 21,376 10,920 364 ― 11,284 ― ― 11,284 235,788 285,844 164,938 356,693 164,374 33,486 192,318 45,386 1,040 26,997 19,429 ― ― 19,429 ― ― ― ― ― ― 摘要 (注) 1 工具器具及び備品の増加は、パソコン等新規購入(74,388千円)によるものです。 2 ソフトウェアの増加は、ソフトウェア仮勘定からの振替によるものであります。 3 ソフトウェア仮勘定の増加は、主として市場販売目的の薬品在庫管理ソフト(25,570千円)、服薬指導支 援ソフト(25,085千円)、電子帳票ソフト(59,153千円)の自社開発によるものであります。 4 ソフトウェア仮勘定の減少は、ソフトウェアへの振替によるものであります。 ― 135 ― c 資本金等明細表 (単位:千円) 区分 前期末残高 資本金 当期増加額 200,000 額面普通株式 うち既発行株式 計 資本準備金及び その他の資本剰余金 利益準備金及び 任意積立金 当期減少額 ― ― 当期末残高 摘要 200,000 ― (4,000株) 200,000 (―株) ― (―株) ― (4,000株) 200,000 ― (4,000株) 200,000 (―株) ― (―株) ― (4,000株) 200,000 ― ― ― ― ― ― ― 利益準備金 50,000 ― ― 50,000 581,254 142,738 205,253 518,738 (注)1、2 ― 43,493 6,119 37,374 (注)1、2 631,254 186,231 211,373 606,112 任意積立金 プログラム等 準備金 特別償却準備金 計 ― (注) 1 当期増加額は、前期決算の利益処分及び当最終事業年度末の積立によるものであります。 2 当期減少額は、前期決算の利益処分及び当最終事業年度末の取崩によるものであります。 d 引当金明細表 (単位:千円) 当期減少額 区分 前期末残高 当期増加額 当期末残高 目的使用 貸倒引当金 191,868 27,723 169,426 22,442 27,723 賞与引当金 359,622 377,080 359,622 ― 377,080 25,284 ― ― 25,284 ― 退職給与引当金 (注) 1 摘要 その他 (注)1 (注)2 貸倒引当金の当期減少額の「その他」は一般債権の貸倒実績率による洗替戻入額13,000千円及び回収に 伴う取崩額9,442千円であります。 2 退職給与引当金の減少額の「その他」は、退職給付引当金への振替によるものであります。 ― 136 ― (2) 主な資産及び負債の内容 a 資産の部 イ 現金及び預金 (単位:千円) 区分 金額 現金 摘要 ― 預 金 普通預金 の 種 類 ロ 3,631 計 3,631 合計 3,631 受取手形 (イ) 相手先別内訳 (単位:千円) 相手先 金額 摘要 東京リコー株式会社 27,270 富士ゼロックス株式会社 24,964 東芝メディカル株式会社 16,710 三共株式会社 16,275 大日本印刷株式会社 5,588 株式会社ヤクルト本社 5,389 株式会社湯山製作所 4,886 株式会社乃村工芸社 3,400 その他 9,546 合計 山一工業株式会社他 114,031 (ロ) 期日別内訳 (単位:千円) 期日別 金額 平成13年3月 摘要 17,640 〃 4月 41,369 〃 5月 20,227 〃 6月 15,590 〃 7月 19,204 合計 114,031 ― 137 ― ハ 売掛金 (イ) 相手先別内訳 (単位:千円) 相手先 金額 摘要 帝人株式会社 458,340 株式会社クラヤ三星堂 152,664 富士フィルムメディカル株式会社 134,521 関西日本電気ソフトウェア株式会社 130,692 オリックスシステム株式会社 126,456 帝人ファイナンス株式会社 108,477 日本電気株式会社 92,446 富士通エフアイピー株式会社 69,877 その他 合計 1,833,370 プライスウォーターハウスクーパー スコンサルタント㈱他 3,106,849 ― (ロ) 売掛金滞留状況 期首残高 当期発生高 当期回収高 当期末残高 (A) (B) (C) (D) 3,020,144 12,417,101 12,330,396 3,106,849 (注) 回収率 (C) ×100 (A)+(B) 79.9% (単位:千円) 滞留期間 (A)+(D) 2 (B) 365 90.1日 当期発生高には消費税等が含まれております。 ニ 商品 (単位:千円) 区分 金額 ソフトウェア 30,549 合計 ホ 摘要 30,549 仕掛品 (単位:千円) 区分 金額 摘要 ソフトウェア仕掛品 33,079 合計 33,079 ― 138 ― ヘ 関係会社預け金 (単位:千円) 相手先 金額 帝人株式会社 839,322 合計 ト 摘要 839,322 差入保証金 (単位:千円) 相手先 金額 摘要 三井海上株式会社 262,933 新本社社屋保証金 帝人殖産株式会社 105,873 旧本社社屋保証金 その他 17,369 合計 b 386,175 借り上げ社宅保証金他 ― 負債の部 イ 買掛金 (単位:千円) 相手先 金額 東芝パソコンシステム株式会社 摘要 139,885 ㈱コーユービジネスインフォーメー ションテクニックス 株式会社ティーエスティーソフトウ ェア 127,158 113,805 日本電気株式会社 80,465 株式会社帝人コグノス 60,454 日本自動化開発株式会社 44,332 ピープルソフトジャパン株式会社 43,856 インフォミックス株式会社 40,966 その他 477,229 合計 1,128,152 ― 139 ― エヌ・ティ・ティ・システム開発株 式会社他 ― ロ 未払金 (単位:千円) 費目別 金額 摘要 新社屋保証金 262,933 委託研究費 162,671 未払消費税等 143,616 要員派遣料 86,764 未払退職金 73,341 器具備品賃借料 57,639 その他 426,522 合計 ハ 1,213,491 前受収益 (単位:千円) 区分 金額 摘要 ソフトウェア保守料 348,340 合計 348,340 (3) その他 該当事項はありません。 ― 140 ― 第6 提出会社の株式事務の概要 決算期 3月31日 株主名簿閉鎖の期間 株券の種類 ― 100株券、10株券及び1株券の 株式数を表示した株券 取扱場所 代理人 株式の名義書き換え 取次所 代理人 端株の買取り 基準日 3月31日 中間配当基準日 9月30日 1単元の株式数 ― 東京都千代田区丸の内1丁目4番3号 ユーエフジェイ信託銀行株式会社 証券代行部 東京都千代田区丸の内1丁目4番3号 ユーエフジェイ信託銀行株式会社 ユーエフジェイ信託銀行株式会社 名義書換手数料 取扱場所 無料 東京都千代田区丸の内1丁目4番3号 ユーエフジェイ信託銀行株式会社 証券代行部 東京都千代田区丸の内1丁目4番3号 ユーエフジェイ信託銀行株式会社 ユーエフジェイ信託銀行株式会社 買取手数料 無料 日本経済新聞 株主に対する特典 該当事項はありません 全国各支店 新券交付手数料 取次所 公告掲載新聞名 毎決算期終了の日の 翌日から3ヶ月以内 定時株主総会 ― 141 ― 全国各支店 無料 第7 提出会社の参考情報 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。 (1) 有価証券届出書 及びその添付書類 (有償一般募集増資(ブックビルディ ング方式による募集)及び株式売出し (ブックビルディング方式による売出 し)) 平成14年2月12日 関東財務局長に提出 (2) 有価証券届出書の 訂正報告書 (1)の有価証券届出書に係る訂正届出 書であります。 平成14年2月27日、 平成14年3月5日及び 平成14年3月8日 関東財務局長に提出 ― 142 ― 第二部 提出会社の保証会社等の情報 該当事項はありません。 ― 143 ―
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