社会・環境レポート

お客さまの豊かで健康的な生活を支え続ける
フレスタのある街はみんなが健康になる
お客さまから見た「ヘルシストスーパーマーケット」に進化します
私たちフレスタが目指すところは
「お客さまの笑顔」
です。
お客さまに満足頂き、お客さまに笑顔になって頂かなければ、企業としての存在意義はないと考えております。弊社が注力
する高品質の商品と幅広い品 えに加え、やさしさと思いやりのある接客力をお客さまに認知して頂き、地域に親しまれ、
信頼される
「健康の拠り所」
になりたいと考えております。世界で最も早く高齢化が進む日本にあって、地域の皆様の健康寿
命を本気で考えるお店になります。
今期は中期経営計画の 1 年目として
「 もっと ココロ、カラダにスマイル、な企業 ∼続 挑む・創る ∼」
を方針に掲げ、食を通じてお客様に感動して頂けるよう全社で取り組んで参ります。
なお、中期経営計画にて掲げる3つの
「ありたい姿」
は以下の通りです。
1.健康でおいしい食卓を実現し続けられる企業グループ
2.中四国で一番働きたい企業
3.近隣のお客様に長く親しまれ愛される企業グループ
上記3つの柱を軸に
「正直な商い」
を継続し、長期に渡り、お客さまから
「信頼」
して頂ける企業を目指していきます。
一昨年から始動しました
「ヘルシストスーパーマーケット」の実現は、いまだ道半ばでございます。今後も、地域のインフラとし
てお客さまの
「健康寿命」
を伸ばすべく、弊社が提供する
「新」
「旬」
「美」
という食材やサービスの提案に磨きをかけて参ります。
また、上記のような食やサービスの提供を通じて、お客さまに健康的な生活を送って頂き、活気にあふれた地域作りに貢献
し続けます。その結果として
「健康に関する選択肢が最も多い、最上級の健康提案企業」
というコンセプトを実現する事が、
私たちの目指す
「ヘルシストスーパーマーケット」
です。
今回で 10 年目となります
「フレスタ社会・環境レポート2016」
は、品質管理や環境保全、または地域社会に対する弊社の
取組みを分かりやすくまとめたものです。ご一読頂き、フレスタの活動についてご理解頂ければ幸いです。
これからも皆様に信頼されるような正直な企業として、さらに努力を続け、地域の小売業としての責務を果たして参りたいと
考えております。引き続き、ご指導・ご 撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
沿革
1887
宗兼清兵衛、横川で菓子・タバコ・小売販売店としてムネカネ創業
1947
横川で
「青果堂」
として商売再開
山城屋に改組
1951 (有)
主婦の店に改組し、広島におけるスーパーマーケット第一号店
「横川店」
を開店
1960 (株)
1976
横川店を新築増床移転し、横川コミュニティタウンを開店
1991
第2次CIを実施し
(株)
フレスタに社名変更
2001 「エブリデイフレスタ」
スタート
2002 ●
●
新社屋および本店
(新横川店)
建設に伴い横川店リニューアルオープン・おいしさスタジオ開設
ショッピングモール
「CAZL横川」
オープン
2005
PBブランド
「FRESTA Bimi Smile」
スタート
2006
第3次CIを実施し企業理念・行動規範・キャッチフレーズを制定
2007
創業120周年
2008
モバイルサイト開設
2009 ●「ISO9001
2010
2008年版」
認証取得
会社設立60周年
スタート
2012 ●「スマイルネット倶楽部」
●「コンテ・
フレスタ」
スタート
2014 ●「電子マネーサービス」
スタート
2016 ●
事業持株会社
「エフエスエフ」
設立
省エネの
取り組み
★空調
削減活
動
①空調
温度 夏期28℃ 冬期20℃
温度・湿度を
確認し、
細かな
口の扉
温度設
開放厳
定
禁
②店舗
③出入
★照明
エフエスエフ
66
2期版
①後
削減活
方電源未
動
使用時の
★冷蔵
ケース
電源OF
F(従業員
トイレ・
休憩室・
①ナ
事務所)
イトカーテ
ン完全実
②ロ
施
ードライン
厳守・冷気吸入
③ハ
ニカム清
口を商品
掃(年1回
・備品・
以上)
POPで
★厨房
塞がない
内機器
①閉
店後や長
時間使用
いこと。
しない時
は完全電
②冷
源OFFし
蔵機器の
、切り忘れ
フィルタ
な
ー完全清
★弱電
掃
機器
①パ
ソ コ ン・
・
・未使用時
②自
には電源
動販売機
・
OFF
・
・閉店後の
③充
自販機の
電器・電気温水
タイマー
④従
器
電源OF
業員トイレの ・ポット・レンジの
F
コンセン
⑤販
温便座O
トは退社
促用ディ
FF(夏期)
時には抜
スプレー
く
機器・
・
・閉店後コ
ンセントを抜く
株式会社フレスタ及び株式会社エフエスエフは、
<企業理念>の基に、常に正直な商売を通してお客さまが喜んでいただくために、信頼で
きる商品づくりに磨きをかけ、安全・安心な商品を提供するとともに、豊かな食卓や食文化を提案することにより、お客さまの暮らしを潤
すことのできる企業をめざします。同時に、進行しつつある高齢化社会の中において、お客さまの健康や暮らしを支える商品や情報の提供、
楽しくお買い物をしていただける売場環境をつくります。そのためにも働く全ての従業員が健康で活力ある職場環境をつくることを推進し
ます。また、企業活動において引き続き環境負荷の低減を図り、循環型社会の構築ができる企業をめざします。
安心と笑顔を毎日の食卓へ
お客さまの満足をこえるサービスをめざして
ISO 9001の認証取得
ISO 9001 は、お客さま満足の向上を目指す仕組みです。
フレスタでは、「暮らしの創造提案企業」として、6 つの行動規範が定められています。
これを実践する手段として、ISO 9001 を採用し、社内の様々な品質を QMS という 手法を用いて、継続的に実践します。
平成 28 年 3 月 1 日
従業員は、朝礼や社内会議等において フレスたいそ
う を実施しています。
この体操は、お客さまと従業員の健康のために考えら
れたもので、柔軟体操やストレッチの要素を取り入れ、
老若男女誰でも簡単にできるような振り付けになって
います。
今後も フレスたいそう を通して、お客さまや地域の皆
さまとコミュニケーションを深めみんなが笑顔で健康に
なれる体操として親しんでもらえることをめざします。
社内従業員の健康増進を目的として、2014年より
「ウォーキングセミナー」
を開催しています。健康運動指導士の方を招き、
「健康寿命を延ばそう」
を
テーマに、健康な身体づくりの基本となる
「ウォーキング」について指導し
ていただいています。ウォーキングは手軽で誰にでもできる有酸素運動と
して、メタボ予防、生活習慣病の改善、腰痛解消、認知症予防にも効果が
あるとして、大変注目されています。さらに正しいフォームでウォーキング
をすると腰や膝に負担がかからず、体幹筋や下半身等の筋肉が鍛えられ、
ウォーキングの効果がアップします。参加者は、正しいウォーキングフォー
ムを学び、さらに効果の上がる
「心拍数」や「スピード」
を体感、日頃の生活
に
「ウォーキング」
を取り入れることの大切さを学ぶことができました。
フレスタグループの全従業員は、健康に関する目標を立て、達成
に向け努力する
「健康宣言」
をしています。従業員が健康の重要
性を共通認識として持ち合わせることで、お客さまや地域に貢献
できる
「ヘルシストスーパー」
により近づけると考えています。
ひ ろしま 4 2 . 1 9 5kmリレ ー マ ラ ソ ン
フレスタでは、健康経営の一環として、従業員の健康増進を目的とした、
「ヨーガセミナ
ー」
を定期的に開催しています。ヨーガ歴 30 年のプロの講師を招き、各地域で従業員を
対象に開催しており、日々のストレスや身体の不調を解消し、心と身体のバランスを整え
ることができます。また、心と身体のバランスが整うと、ストレスによるダメージからの回
復が早く、生活習慣病予防にもつながります。参加者からは大変好評で、2016 年も継
続して各地域で開催しています。
昨年に引き続き、2016 年 1 月 30 日に「第 2 回フレスタ presents ひろしまリレーマラ
ソン」が開催されました。
仲間の思いを受け取り、次の仲間につなぐ 42.195km のリレーマラソン。健全なカラ
ダを維持し、ココロのつながりを感
じてもらうことを目的としています。
今 大 会 は、前 回 を 大 きく上 回 る
496 チーム、総勢約 4,000 名のラ
ンナーが参加、多くの協賛メーカー
様にもご協力いただきました。
今後も、このようなイベントを通じ
て、地域の皆さまとともに「フレスタ
のある街はみんなが健康になる」
と
いう未来をめざしていきます。
ラ イフ ス タ イ ル 博
2015 年 8 月 29 日(土)、30 日(日)の二
日間、広島グリーンアリーナにおいて
「ひ
ろしまライフスタイル博 2015」が開催さ
れました。
健康・美容・グルメ・・・広島の女性をも
っと素敵にというテーマで開催されたイベ
ントにフレスタも出店しました。
フレスタブースでは、野菜たっぷりの「ベ
ジスタイル広島風チヂミ」
や健康にこだわ
った商品の販売・提案を行いお客さまと
積極的にコミュニケーションを図りました。
フレ・ス マ ート・プ ロ ジェクト
ここからいきいき健康フェア の開催
このプロジェクトは、従業員の健康をサポートするために立ち上げ
広島市内のフレスタ店舗において、お客さまを対象に ここから
たものです。メタボリック症候群の診断基準にフレスタ社内基準
いきいき健康フェア を開催しています。
を加えて条件を設定し、対象者は運動面・食事面での専門家のア
健康フェア は、タウン薬局さまにご協力いただき、
「地域の皆
ドバイスを受けることができます。参加している従業員は充実した
さまに健康になっていただきたい!」
との思いで実現しました。
サービスを通して、安心して健康づくりに取り組むことができます。
内容は、
「体組成」
「握力」
「血圧」
「肺年齢」などの測定コーナー
また、病院の付属施設のスポーツジムと契約し、従業員は従業員
や、
「乳がん触診モデル」
「減塩味
価格で利用することが可能です。運動面からも従業員の健康を支
菜を測ってみよう」体験コーナーや、
「お薬について」
「栄養食事
援する取り組みの一つです。
汁飲み比べ」
「一日分の野
について」
「睡眠について」の相談コーナーなど。
この健康フェアをご利用いただくことで、地域の皆さまの健康
づくりのきっかけになればと考えています。
禁 煙 プ ロ ジェクト
フレスタグループでは、2014 年度より健康に関する様々な施
策に取り組んできました。
「ヘルシストスーパーマーケット∼最上
級の健康提案企業∼」
となるためには、フレスタグループの従
業員が「健康」
であることが大前提です。
2016 年度より、新たな施策として社内での
「禁煙プロジェクト」
を立ち上げ初回メンバーとして、自薦他薦の14名が集まりました。
2016 年 5 月 31 日の世界禁煙デーに合わせてキックオフし、
2017 年 2 月末までに完全禁煙を目指します。
禁煙プロジェクトを立ち上げることで、従業員提案で自主的に
社内禁煙デーを設けたり、健康に対する意識は年を追うごとに
高まっています。
己斐上店
女性特有のがんに関する講習会の開催
フレスタの各事業所において、女性従業員を対象に乳がん・子
宮がんなど女性特有のがんに関する講習会を実施。
T&Tタウンファーマ薬剤師であり、ピンクリボンアドバイザーで
もある、平野清子さんに講師をお願いしています。平野さん自
身、乳がんと子宮頸がんを発症され、自分と同じ想いをする人
を1 人でも少なくしたいという思いと、医療従事者としてがん検
診の大切さや早期発見・早期治療の大切さを伝えたいという思
いから、広島県内各地で啓発
活動をされています。
参 加 者は、病 気になってから
ではなく、元気なうちに病気に
ついて、正しく知ることが大切
だということを学びました。
個「 店 」の フレ ス タ イ ル 宣 言
「 F r e S t y l e 」の 発 行
世界で最も早く高齢化が進む日本にあって、地域の皆さまの健康
健康を意識した食生活やレシ
寿命を本気で考えるお店になりたい。そして、
「フレスタのある街は、
ピなど、いつもの生活がもっ
みんな健康になる」
と言っていただける未来を私たちは、めざした
と楽しく、豊かになるライフス
い。店独自のフレスタイル運動を全店に広げ、お客さまにヘルシス
タイルを提唱するフリーマガ
トスーパーとしての働きかけをしたい。そんな思いでスタートしたの
ジンを発行しています。店舗
が、個
「店」
のフレスタイル宣言です。
にて無料配布していますが、
各店舗がお客さま、または地域全体
フレスタのホームページでも
のココロ、カラダをスマイルにするた
ご覧いただけます。
めに実行することを宣言し、その内
容は、ホームページやメルマガ、店
頭にて御案内しています。
安心と笑顔を毎日の食卓へ
生鮮宅配事業は、フレスタの店舗をご利用できないお客さまにもフレスタの商品をお届けするために、2001 年よりスタートしました。
毎日の食生活をより豊かに、楽しく…。食の安心・安全に誠実に取り組むとともに、
品 え・売場、従業員一人ひとりがサービス・品質の向上に努めています。
当時は店舗を持つスーパーマーケットがこのような生鮮宅配を始めることは珍しいことでしたが、開始から15 年あまりが経過し、地域
にとって無くてはならないシステムとしてご支持いただけるようになりました。
フレスタの企業姿勢を伝えるプライベートブランドへ
ココロ、
カラダがスマイルになる
「FRESTA B
imiSmi
l
e」
この生鮮宅配の大きな特徴は、前日の深夜 12 時までにご注文をいただければ、翌日の夕方 5 時頃までには商品をお届けできるスピー
ディさと、フレスタこだわりの品約 3,000 アイテムを自宅でご注文できるという点です。
(宅配オリジナル商品もあります)
現在、会員さまは約 10,200 名。小さいお子さま
フレスタのプライベートブランドB
imiSmi
l
eがスタートしたのは2005年、昨年で10周
をお持ちの主婦の方や買い物に行けないご年配
年を迎えました。この10年でお客さまの生活スタイルの変化に伴い、お客さまのニー
の方、また重い商品だけを宅配でご利用されるお
ズも大きく変化しております。
客さままで幅広くご利用いただいております。
「安全・安心」
は当たり前の時代、
B
imiSmi
l
eはフレスタのオリジナル商品として新しい
価値を創造するブランドへと進化して参ります。
お客さま満足度アンケートでは、商品の配達状況
「ココロ、
カラダがスマイル」
∼豊かで快適な暮らしを創造する商品の開発
い評価をいただきました。
お客さまのココロ、カラダがスマイルになる
「暮らし」
に何が必要なのか10周年を迎えた
いただけるよう保冷材を利用し、発泡スチロール
および品質、営業員、コールセンターの対応に高
保温、保冷、冷凍が必要なものも安心して注文
ボックスや通い箱はリユースしています。
「FRESTA B
imiSmi
l
e」はもう一度原点に立ち戻って、商品開発に取り組んで参ります。
3つの基準でこだわりを分かりやすく分類
健康・安全
Healthiest Bimi【健康 Bimi】
●健康を意識した商品仕様と安心・安全仕様
・低塩 ・減塩 ・添加物低減化 ・低脂肪 ・低カロリー
・低農薬 ・減農薬 ・特保 ・機能性
●売場や包材への健康情報や安全情報の提供
●機能性を意識した商品・認証品
ただいています。月曜日∼土曜日までの献立を一括で注文いただき、お昼から
配達を行います。献立については、管理栄養士が塩分、カロリーに配慮したヘ
ルシーな献立をつくっています。またエブリデイフレスタの商品と一緒に注文す
Basic Bimi【ベーシック Bimi】
・
【顔の見える産直】・地域連携 ・国際連携
・同業企業 ・メーカー連携 ・
【おいしさの】
こだわり製法 ・原料選定 ・季節【旬】
●産直産地『顔の見える産地・商品』 原材料
●おいしさ追求のための生産技術や工程管理
●国内外の優良産地からの原料・材料を使用
エブリデイフレスタでは、ご高齢のお客さまにも安心してご注文いただけるように、70 歳以上の会
員さまを対象に「御用聞き電話サービス」
を開始しました。
毎週当社スタッフが決まった日時に会員さまにお電話を差し上げ、ご注文を承ります。また、ご連絡
環境
Environment Bimi【環境 Bimi】
●環境負荷低減に寄与する商品設計・仕様
・包装原料削減
・容器の減量 ・減容化 ・リサイクル
●地域社会との連携による活動を内包する商品
●ユニバーサルデザイン仕様商品
フレスタグループ各社でBimi Smile商品の開発に取り組んでいます
プロ・
アグリ
リカーズ
し、2013 年 6 月からエブリデイフレスタエリア全域にサービスを広げ、好評い
ることができるのも魅力です。
産地・生産・原料
プロテクノ
サポート
FS事業部
高齢化社会への対応として夕食弁当の配達サービスを2012年 11 月より開始
プロ
フィッシュ
フレスタ
プロ・アグリ
■
■
■
■
■
■
■
■
■
プロテクノサポートFS事業部
■
■
■
■
フレスタ
フレッシュ
セブン
顧客データ管理
(販売実績・顧客分析)
基本商品設計・プランニング
原価・売価管理および製造委託、在庫管理
改廃提案と実行
開発プランとグループ統制
設計・製造プロセスへの技術支援
原料・製法・表示・包材選定支援
アウトソースメーカー・工場点検、教育
開発技術およびコンセプチュアル支援
リカーズ
■ 酒部門のPB共同開発
■ 関連販売によるマーケティング支援
■ 海外販売への準備
青果物の加工および物流支援
関連グループへの供給
(特に産直品)
産地開発支援
開発品の外部販売支援
プロフィッシュ
■
■
■
■
水産物の加工技術および物流支援
関連グループへの供給
(特に産直品)
産地開発支援
開発品の外部販売支援
フレッシュセブン
■
■
■
■
惣菜弁当等の加工および製造技術支援
関連グループからの受入れ
(特に青果・水産・食肉)
原材料産地・取引先の共同開発
開発スタッフの協働化
のつかなかった際には、事前に指定された携帯電話にご不在連絡メールを送信するシステムとなっ
ており、ご高齢のお客さまおよびそのご家族にも大変喜ばれています。
お客さまの満足をこえるサービスをめざして
お客さまの要望にお応えするだけでなく、
「よりお客さまに近づき期待をこえるサービスを提供したい」。
お客さまと対応する現場の声から出た課題を設定し、改善に取り組んでいます。
お客さまからのお問合せ、サービス・商品に対するご要望、お
褒めなどお客さまからは店頭、お電話メールで貴重なお声をい
ただいています。また、年に一度「お客さま満足度調査」
を実施
しており、ご利用いただいているお客さまの変化を捉えながら
改善活動を進めています。
近年、高齢者の方からのご意見やご要望をいただきます。商品
の量目や店舗設備など、ご意見をいただき、改善を進めること
[お客さまの声の内訳]
ご意見
レジ接客コンテストの実施
う少しあれば」
という貴重なお声をいただきました。
フレスタでは更なる接客力向上の為、1年に1度、社内で接客
接客研修をしているチームで、
「笑顔でお客さまをお迎えする」
コンテストを実施しております。
ということについて、何度も検討を重ねました。
各店、レジ部門とフロア部門それぞれ1名ずつ参加し、おすす
基本的なことであるからこそ、それらがおざなりになっていない
め商品の紹介方法、レジ応対方法を店舗ごとに競いました。
かということをさまざまな視点から見直し、改めて会社全体で
抽出期間:2015年3月1日∼2016年2月29日
受信媒体:フリーダイヤル・メール・代表電話・お手紙等
推進をしていくという方向性が導き出され、活動を始めました。
まずは、
「接客研修」
を全店で行っています。店長以下従事者全
てを対象とし、
「笑顔で挨拶」
を改めて考え直す時間としていま
37件
お礼・お褒め
前回の、お客さま満足度調査の中で、
「元気がない」
「笑顔がも
す。この研修を通じ、自分たちの日頃の接客対応や従業員同士
のコミュニケーションなど見えていない部分について改めて考
775件
え直すきっかけとなっています。今後もこれらの活動を通じ、お
商品・接客・施設・要望・その他
ができています。
客さまとの関係を深めていきます。
トレーナーのコメント
ご案内係とレジ合同のコンテストは今年で3年目、毎年レベルが上がってきて
ます。他店の応対が見れる機会はあまりないので出場者には良い刺激になっ
総計
ているようです。今期のテーマは
「笑顔」。緊張されていましたが、
自然な笑顔が
4,245件
出ていました。
フレスタおよびグループ会社では、各事業所ごとに QMS チームをつくりお客さま満足の向上をめざした活動を継続的に行っています。
お問合せ
店舗では、マネージャーを中心にチーフおよび一般社員、スマイル社員で構成されており、この QMS 活動には、業務の問題点を解決
3,433件
する取り組みやお客さまに喜ばれる企画の立案などさまざまな活動があります。2016 年 7 月現在、フレスタ向島店の QMS 活動には、
大きな柱が2つあります。1つ目は「親切ノート」。
「お客さま視点で親切を探して行動しよう」
というコンセプトのもと全従業員が「親切
電話番号・営業時間・店休・忘れ物・
商品取扱い・企画イベント・その他
ノート」
にその日行動できたことを記入していくという取り組みです。
「ご年配のお客さまに高い箇所にある商品を取って差し上げた」
「赤
ちゃんを抱っこされているお客さまの袋詰めをお手伝いした」
など、ノートにたくさんの親切を記
ご案内係の発足
入します。このように出来て当たり前と思うような行動でも素通りしてしまっていることが多く
あります。従業員全員がしっかりとお客さまを見て自分から行動出来るよう日々り組んでいま
3年前より、店舗ごとに
「ご案内係」
というスタッフを常駐させています。
「ご案内係」
とは、おすす
す。2つ目は
「おもてなし市場」。毎月1回店頭にて開催、この取り組みを通じて
「 より お客様に
め商品のご案内やお客さまの問合せに対して適切にお応えすることができるスタッフです。
近づく」
ことが目的です。企画立案から開催まで店舗スタッフだけで行っており、3年以上継続
今期は教育の強化を掲げ、店舗での訓練を行っています。
しています。開催当初は1つの企画で精一杯だったのが現在では1回の開催で「食の提案」
「実
メンバーは1年ごとに交代しているため、今ではご案内やお答えができるスタッフも増えました。
演販売」
「遊び」
など幅広い年代層のお客さまへアプローチできる企画へ進化しました。
四半期に一度開催するご案内係の会議では、ロールプレイングの実施や各店での取り組み内容を報
告し共有化をはかっています。
目印の腕章
お客さまの生活をより豊かに快適に
安芸府中店 店長 岡田 任男 (2016年8月末時点)
2015年11月に安芸郡府中町に安芸府中店がオープンしました。
エリア初出店とあり非常に多くのお客さまからオープンを待ち望む声を頂戴いたしました。
当店は
『お客さまの生活をより豊かに快適に』
のコンセプトのもと、
さまざまな取組にチャレンジしており、
店舗レイアウトは右半分と左半分
でお客さまの使われ方を想定し商品陳列をしています。店舗右半分の青果∼水産∼精肉と続く生鮮ゾーンでは、
素材から調理をされるお
客さまのご要望に沿った商品が提供できるよう魚の調理サービス、
肉のオーダーカットを承っております。又、
当店でしか買えない自家製の
ウインナーやハンバーグはお客さまから大変好評で自慢の商品となっています。店舗左半分の惣菜∼ベーカリー∼スイーツを えたデリカ
ゾーンでは、
仕事帰りで時間の無いお客さまにすぐに食べて頂けるよう、
出来立て商品の販売を心掛けています。店内で焼き上げた広島
風お好み焼きや、
4種類の手作り丼は当店の人気商品です。
その他にもヘルシストスーパーマーケットへの取り組みとして、
生活習慣病な
どの予防食品の品 えを強化、
健康B
imi商品や健康食品などをコーナー展開しお客さまへ健康に関する情報を発信しております。
『フレ
スタが出店した地域は元気になる』
これが我々の目標です。昨今スーパーマーケットの使われ方は多様化しています。
さまざまなお客さまの
需要に応えるべく、
商品・接客・サービスを更に進化させるよう従業員一同頑張ってまいります。
現在、この2つの柱は向島店の QMS 活動としてスマイル社員が中心となり活動しています。継
続すること。常に問題意識を持ち
「もっと、より良くしていくため」
にはどうしたらいいのか考え
て試行錯誤していくこと。それらは「従業員のチカラ」
になりそして
「お客さま満足の向上」
につ
ながると信じています。これからも、
「もっともっと、より良くしていくため」
に従業員全員で取り
組んでいきます
親切ノート
向島店 ご案内係りチーム 岡田 永利子
「ご案内係」
を従業員全員で取り組み、
毎日
「親切ノート」
を記入しています。
「必ず一日一つお客さまに親切な行動を自分からしよう
!」
この取り組みを始めたことでお客さまをしっかり見て
「何
かお探しではないか?」
「困っておられないか?」
など、
お客さまにとっての親切とは何かを従業員一人一人が自分
で考えてお客さまから声をかけられるより先に自分から行動できるようになりました。毎月1回開催している
「おもて
なし市場」
も、
企画・準備・片付けなど、
従業員全員が関わりを持つことで地域の皆さまと自然にふれあうことが出
来ています。従業員の名前も覚えていただき、
お客さまからも気軽に声をかけていただける
「親しみ」
を大切にして
います。
「親切ノート」
と
「おもてなし市場」の取り組みから地域の皆さまとの繋がりを大切にし、
お客さまの「期
待」
にお応えできる楽しさを実感しています。
おもてなし市場
安心して気持ちよくご利用いただくために
食の安全性が問われる昨今、お客さまに安心をお届けするために、商品の品質についてはもちろんのこと、
正確な表示、徹底した衛生管理に取り組んでいます。
「食事から元気になろう」
「野菜で元気」
「まごわやさしい」
などのコン
セプトで商品開発を行っているフレッシュセブンでは、全アイテムに
栄養成分表示を実施し、消費者の健康づくりをすすめる取り組みが
評価され、広島市の「元気じゃけんひろしま21」の健康生活応援店
フレスタでは、
「牛肉」
「卵」
「お米」のトレーサビリティを運用しています。
トレーサビリティとは、農産物や加工食品などの食品が、どこから来て、どこへ行ったかお客さまの手元に届くまでの「移動履歴を把握
できる」
ことです。個々の生産者・事業者が、各自取り扱う商品(食品)の移動に関する記録を作成・保存することによって、結果として、
生産から小売まで、食品の移動の経路を把握することが可能となり、食品事故が発生した際の迅速な回収等に役立ちます。
に認証されています。また
「品質第一」の基本理念を実践するため社
内に品質管理チームを設置、日常の品質管理や年に数回の衛生管
理推進キャンペーンを通じてより安心・安全な品質の商品づくりに
取り組んでいます。品質管理の科学的な裏付けを品質管理室での
細菌検査や異物調査等で実施。これらの活動により、食品関係法
令を順守し自主的な衛生管理に積極的に取り組む事業者に対し広
島県が認証する
『広島県食品自主衛生管理認証』
を取得しています。
商品開発では、
「広島市 元気じゃけん定食」企画に参加し、
「元気
じゃけん定食」の基準(主食・主菜・副菜が った定食、野菜 100g
以上、塩分 3g 以下、エネルギー 650kcal±100kcal)に合う
『揚
げ物のないお弁当』
を商品化、広島市のホームページでも紹介され
ています。食育にも力を入れ、広島市の食育ネットワークに参加し、
学生等若い世代に食への関心を持っていただく取り組みに協力して
います。
ホームページやブログ・Facebook 等を通じてお客さまへの情報
発信やアレンジレシピの投稿サイト運営など、より多くのお客さまと
のつながりを大切にしています。また、環境に配慮したエコトレーを
採用した商品づくりやエコキャップ活動に取り組み、折り鶴再生プ
ロジェクトによる名刺の採用も行い、社会貢献に取り組んでいます。
「揚げ物のないお弁当」
プロフィッシュでは、従来店舗で製造する刺身の柵や漬け魚などの
水産加工品を製造しています。2015年には、
フレスタの生鮮センター
と統合され、原料の入荷から加工・店舗納品まで一貫した温度管理
のもと、お客さまへより品質が向上した商品の提供が可能となりまし
た。これまであぶりシリーズや一夜干し・漬け魚など生魚から加工度
の高い商品を製造してきました
が、消 費 者の魚 離れが 続く中、
今後もさらに品質管理を徹底し
健康・簡便をキーワードとした、
食べやすくおいしい水産加工商
品の開発を行っていきます。
また、
プロフィッシュで水産加工技術を
学び、フレスタ店舗でその技術を
生かせるような技術者も教育し
ていきたいと考えています。
スマイルマネー付きカード
2014 年 9 月から発行している
「スマイルカード」
には、電子マネー
(スマイ
ルマネー)が搭載されています。
スマイルマネーの利用率は約 68% で、レジでの小銭のやりとりがなくス
ピーディーな精算ができ、お買物時のポイントはもちろん、チャージ時に
も金額に応じてポイントが加算されるためお客さまからは大変好評をいた
だいております。
また、自由に金額を選んで贈る
「フレスタギフトカード」
を販売しています。
フレスタスマイルカード
(ベーシックデザイン)
こちらは、使いきり型の電子マネーギフトカードで、主にお祝いや景品・
ご贈答にご利用されています。
フレスタのインターネットショップ「コンテ・フレスタ」
いつでもどこでもお買い物をしていただけるサービスとして、
フレスタのインターネットショップ「コ
ンテ・フレスタ」
を展開。
こだわりの調味料や、ベビー用品、介護用品、ペット用品など、店舗で品
いを行い、店舗品
えの少ない商品の取り扱
えの補完をする事によって、お客さまの生活シーンに沿った目的や用途に対応
できるサービスをめざしています。
また、コンテ・フレスタで購入した商品は、送料無料でご希望のフレスタ店舗で受け取りれる
「店舗
受け取りサービス」
も実施しており、日々ご利用されている店舗をより便利に活用していただくこと
ができます。
フレスタギフトカード
個性と能力を発揮できる環境
フレスタでは、
「 教学する組織」
というスローガンを掲げています。
一人ひとりが仕事を通じて成長していくために…。従業員が夢や目標をもって主体的に仕事に取り組めるよう、
教育体制や支援制度を整備しています。
教学する組織を目指して
職務能力評価制度の導入とスマイルチーフの誕生
2012 年4月、パートタイマー・アルバイト従業員(スマイル社員)
の「新スマイル社員制度」
(職務能力評価制度)
をスタートしまし
た。これは、能力に応じ評価を公平にし、スマイル社員に部門チー
フを担当してもらう職能制度です。これにより同一労働同一賃
金が限りなく実現され、今まで正社員の補助員的な仕事をする
ことが主であったスマイル社員が、主体的に力を発揮できる環
境を整備していくことが可能になるとかんがえています。
2016年4月現在で13名のスマイルチーフが誕生しています。
DVD教育について
各事業所ではスーパーマーケットに勤務するための必要な知識
およびルールをDVDで視聴・学習し、テスト実施にて理解度を
確認するDVD視聴教育を実施しています。現在行っている内容
は
「コンプライアンス」
「安全教育」
「衛生管理」
「環境教育」の4巻
で1本あたりの視聴時間は30分前後となっており、短時間で最
低限のルールを学習でき、わかりやすい内容となっているので、
新規入社導入研修や反復練習に使用しています。自身の課題に
応じて、受講することができる研修、通信教育など、学びの環
境も整えています。
フレスタで働いている人であれば誰でも受講可能です。
オープン研修
希望者が自主的に受講するオープン研修を開催しています。
社内外のセミナー合わせて約 50 講座の研修を受講することが
できます。コミュニケーション、プレゼンテーション、マーケティ
ング、食品表示など独学では学べない、仕事で活用できる知識
やスキルを体系的に学ぶための研修です。
通信教育
2016 年開講講座は 100 講座。修了すれば、受講費用を会社
が半額支給します。内容は、ビジネススキルや食に関するもの、
パソコンスキル・語学力向上、販売士や簿記、社労士などの専
門資格を取得できるコースなど、多様な講座を準備しています。
人財の採用と活躍フィールドの拡大
新入社員お弁当研修
人財採用
2014 年より開始したお弁当研修。新入社員は入社後、配属ま
人財の採用では、新規、中途、未就労者の採用、スマイル社員からの正社員登用など、多様な採用形態で総合的な採用を心がけてい
で研修中のお昼ご飯はお弁当を朝作り、持参するということを
ます。特に、スマイル社員の正社員登用では、勤続年数が2年以上のスマイル社員を対象としており、モチベーションのアップ、職域の
続けてきています。
拡大を目的としています。各店舗にて豊富な経験を活かしながら、積極的にスキルアップと接客力の向上に努めています。毎年スマイ
目的は、食への関心を持つことと、自身で計画し段取りをした上
ル社員から社員へ登用される方が誕生しており、活躍のフィールドを広げています。
で作ることです。何度も失敗したり、時間に追われたりと大変で
すが、その中でどうやりくりするのかを考え、瞬発力が養えると
高齢者の継続雇用
高齢者の雇用延長も積極的に行っており、特に気力や体力が充実したスキルの高い従業員には、その能力を発揮していただいています。
ころも副産物です。
また、得意な方はより美味しく、楽しめるお弁当を意識したり、
時短に凝ったり、常備菜などを上手く活用したり、彩りを意識し
たりと工夫し始めます。そんな隣のお弁当に触発され、自然と食
への関心が全体へ広がるように設計をしました。
これからも改善を繰返しながら研修内容を向上させようと思い
ます。また、より食への関心を持ってもらい、かつお客さまのラ
イフスタイルや文化を感じながら、ニーズへの具体的なアプロー
チを考えるきっかけを作っていきたいと思います。来年以降のお
弁当研修含め、フレスタならではの研修を随時実施してまいりま
す。
新入社員が作ったお弁当
人事面接の実施
1 年に 1 回、全ての正社員を対象にして、人事部の担当者が個人面接を行っています。この面接の大きな目的は、日頃、なかなか言
えない思いを伝えてもらうことと、自身のキャリアをイメージしてもらうこと、また、メンタルヘルスのフォローをすることにあります。
この個人面接は、社内で不安なことや言いたいことが言える、また今後のキャリアの具体的な方向性が確認できる場でもあり、社員
には好評です。
FESTAの会
フレスタでは、社内のコミュニケーションを活性化させるために、2008 年から FESTAの会 と
いう場を設けています。
スタートした当初は、ランチミーティングを開催し経営層と従業員がコミュニケーションをはかっ
ていました。しかし、参加した従業員から
「緊張して話しにくい」
「他の店舗の方ともっと話した
い」
との意見があり、2016 年からは、職場環境やサービス向上について従業員同士がコミュ
休暇取得促進により働きやすい環境をめざして
フレスタでは、毎年夏季休暇・冬季休暇・メモリアル休暇として年 5 回以上の有給休暇取
得を促進しています。従業員の多くが休暇取得する中で、一部では
「周りに迷惑をかけるか
ら」
「仕事を他人に任せられない」
などの気持ちから休暇取得できていない従業員もいます。
2016 年度から新たな休暇取得促進施策として、管理職有給休暇レポート作成を開始しま
した。上位職自ら業務を調整し、休暇取得する様子を部下スタッフに見せることで全従業
員が有給休暇取得を促進しやすい風土を創っていきます。
ニケーションをとれる場へと変更しました。その結果、参加者から
「相談できる方が増えてとて
も嬉しい」
「悩んでいたことを共有し繋がりができた」
などの意見があがってきました。広島市
内、県北、東部、岡山、山口など各地域で開催し、年間約 90 名が参加します。今後も、参加
者の意見を反映させ、より良い会にしていきます。
ノーマライゼーション
多様な人財が組織にいることは「組織が強くなる」
ことにつながります。特に小売業は労働集
約型産業といわれ、人財は企業の生命線であると考えます。ダイバーシティ※という考えのも
と、仕組みづくりを行っています。
障がい者雇用促進法では、常用労働者 56 人以上の民間企業に対して、常用労働者の 2.0%
以 上の障がい 者の雇 用を義 務 付けています。2016 年 6 月 1 日現 在、広 島 県では雇 用 率
1.95%、岡山県では雇用率 2.16%、山口県では雇用率 2.46%となっています。卸売・小売
業では実雇用率は平均 1.63%で、フレスタでは 2016 年 6 月現在、3.20%です。今後もさら
なる雇用促進に努めていきます。
※ダイバーシティとは
「多様性」。企業経営において性別、人種、国籍、宗教、キャリアなど多様な価値観を生かすこと。
広島県との取り組み
特別支援学校との協働活動
広島県教育委員会の取り組みとして、特別支援学校認定資格
特別支援学校との協働で教員や支援者に対し、求める人材像
を策定しました(検討会議委員として参加)。平成 24 年度に検
の話をしたり、接客や包装技術などフレスタが持っている技術
定試験がはじめて行われました。この取り組みにより、労使双
の授業を行っています。
方が客観的に能力を把握できるようになり、適材適所に配置
できる可能性が高くなるメリットがあります。社会全体で障が
い者雇用の増加につながればと考えています。
教育機関との産学連携
2016 年度より、広島文化学園大学様と広島文化学園短期大学様、比治山大学様と比治山大学短期大学部様の 4 校との産学連携協
定書調印を行いました。これから地域の健康づくりに企業と学校や教育をかけあわせながら、あらたなアプローチをしていきます。
目的は、地域の健康実現です。地域の文化を知りながら、良さを活かし、企業と地域だけでなく、大学や学生の方々を結び付け、より
大きな取組へ昇華させていきたいと思います。
フレスタでは、人口の減少による働き手の減少に備えて、外国人の労働者を積極的に受け入れています。特に学習意欲の高い学
地域とのつながりを強くする為にも、いくつかのパイプを駆使し、賛同者を増やし、自発的に活動をしていく取組にならなければいけな
生のアルバイトに関しては、貴重な人財であるとともに、お客さまからも支持されています。ただし、近年、不法滞在者や違法な
いのだと感じています。
入国を行った外国人も増加していることを受け、管理職全員に教育を行い、必要な届出の確認や提出書類の徹底を図ることによ
商品開発や販売実習、就職支援、その他研究資源の提供などを行いながら、フレスタだけでなくフレスタグループ全体や地域の企業様
り、お客さまにご迷惑のかからない体制づくりをめざしています。現在スマイル社員の中に占める外国人雇用率は 2.7%となって
や団体様との取り組みも随時進めていきたいと思います。
います。
双方にとっての利点を最大限に活かし、追求できる関わりにしていきたいと思います。
女性の活躍を積極的に推進
2016 年 6 月現在、従業員の女性比率は、正社員 21.8%、ス
マイル社員 79.1%です。これからも女性がのびのびと活躍で
きる職場環境に積極的に取り組んでいきます。
女性活躍推進の指標
①正社員採用に占める女性比率
2014 年 43.0% 2015 年 44.0% 2016 年 61.9%
②男女別の平均勤続年数(2016 年 6 月現在)
全 体・・・男性 7 年 4 カ月、 女性 6 年 1 カ月
正社員・・・男性 14 年 8 カ月、 女性 10 年 6 カ月
③一人当たりの平均労働時間比率
正社員 101.1%、非正社員 99.4%
※数値は、2014 年 2015 年度比の既存店ベース
ただし年度は、3 月∼2 月とする。
④準管理職に占める女性比率(正社員)
2016 年 6 月現在 6.1%
女性の能力発揮・職場拡大
2016 年 6 月現在、女性マネージャー(係長)が 9 名、課長職が
1 名おり、各職場にて活躍しています。
また、3 名がトレーナーとして部門の接客指導にあたっています。
仕事と家庭の両立支援
育児休業制度に関する出産者の休業取得率は現在 95%程度
で、取得者の復職率は 95%となっています。復職後には、短時
間労働制を利用でき、現在 1 名が利用しています。
育児休業制度の充実
フレスタでは、女性にとって働きやすい職場であり、買いやす
い売場でなければ、女性のお客さまの支持を得られないとい
う考えのもと、従業員の福利厚生の充実を図っています。結婚・
出産に対しても、育児休業を奨励。2016 年 6 月現在で 18 名
の女性社員が育児休業を取得しています。また、復職後の勤
務時間短縮も可能であり、
「1 カ月間の変形労働時間制」
を活
用して、各自の都合に合わせてコントロールすることも可能と
なっています。
今後の少子化の流れを考えると、企業としてもさらなる支援が
必要と考え、最近では男性で育児休業を取得する従業員も出
始めています。その体制づくりに取り組んでいます。
smile column
育児ハンドブック・介護ハンドブックの作成
育児相談窓口の設置
仕事と子育てなどの家庭と
を両立させることのできる職
場環境をめざし、育児ハンド
ブック・介 護ハンドブックを
作成し、必要な従業員に配
布。
また育児相談窓口を設
置し、従業員の両立支援を
図っています。
新見店 水産部門チーフ 大河内 克樹
勤務先が 新見 という場所のため単身赴任の生活を送っていますが、 2016年7月に、店舗スタッフの理
解と協力のもと、12日間の育児休暇を取得しました。今回、
この育児休暇を利用したのは、出産で入院中
の妻に代わって4歳と7歳の子どもたちの世話をするためです。食事やお風呂、保育園と小学校への送迎
など忙しい毎日の繰り返しでしたが、子どもたちとふれあい、新しい発見がたくさんある貴重な時間を過ごす
ことができ、
また、改めて妻の偉大さにも気付くことができました。新見店のリニューアルオープンと時期が重
なった今回の育児休暇、店舗や部門スタッフには大変感謝しています。
これからは、今以上に育児休暇が利用しやすい職場環境になるようサポートしていきたいです。
エコステーションの設置
環境保全に対応
2013年より店頭(一部店舗)
にてペットボトル・アルミ缶・スチー
私たちは、自然からの恩恵を受け豊かな暮らしをしています。その自然を保全しながら未来へつなげなければなりません。しかしながら、
ル缶の外置き大型回収ボックスを設置し、エコステーションとし
企業活動に伴う環境への影響は小さくありません。環境への負荷を監視することにより、意識を高め環境との共生をめざしていきます。
て運用を始めました。名称は「eco ひろば」
とし、投入しやすく
[環境への負荷の状況(取りまとめ表)原単位]
受入可能量も大幅に増加しています。回収品は専門業者の方
単位
に有償で引き取ってもらい、リサイクルを推進しています。また、
スペースとして設置可能な店舗では、古紙回収ボックスの設置
2007
年度比
83.7%
再生利用
t
898.3
796.1 104.6%
88.6%
886.2 111.3%
98.7%
843.7
95.2%
93.9%
790.9
93.7%
88.0%
単純焼却
t
1,642.5
1,500.3 108.7%
91.3%
95.7%
87.4%
1,317.8
91.8%
80.2%
1,335.6 101.4%
81.3%
発生量
t
150.5
127.4 104.0%
84.6%
131.5 103.2%
87.4%
114.5
87.1%
76.1%
74.9
65.4%
49.8%
再生利用
t
150.5
127.4 104.0%
84.6%
131.5 103.2%
87.4%
114.5
87.1%
76.1%
74.9
65.4%
49.8%
kg/百万
46.6
38.2 110.0%
81.9%
38.2 100.1%
82.0%
34.9
91.3%
74.9%
32.5
93.1%
69.7%
%
39.0
49.2
90.1% 126.2%
51.9 105.5% 133.2%
kg-CO2
45,249,756
45,829,992
98.0% 101.3%
46,483,534 101.4% 102.7%
44,260,497
温対法に基づくCO2原単位
(排出係数0.728kg‐CO2/kWh) t-CO2/㎡
0.4147
0.346
97.9%
83.4%
0.345
99.7%
83.2%
30,359
91.9%
78.2%
29,564
97.4%
211,750 100.5%
99.8%
202,552
99.2%
79.3%
1.720
食品廃棄物
98.4%
産廃物
二酸化炭素
総排水量
公共用水域
㎥
38,812
下水道
㎥
212,085
総エネルギー投入量
化石燃料
省エネ法に基づくエネルギー
原単位
(原油換算)
2.31
1.828
MJ
594,376,944
606,106,106
MJ
34,192,190
㎥/㎡
97.9% 102.0%
28,721,773 100.6%
84.0%
1,436.1
56.6 109.1% 145.2%
57.6 101.8% 147.8%
95.2%
97.8%
45,472,294 102.7% 100.5%
0.332
96.2%
80.1%
0.334 100.6%
80.5%
76.2%
27,939
94.5%
72.0%
29,997 107.4%
77.3%
95.7%
95.5%
197,065
97.3%
92.9%
189,548
96.2%
89.4%
94.1%
74.6%
1.690
98.3%
73.3%
1.614
95.5%
70.0%
614,508,951 101.4% 103.4%
585,390,512
95.3%
98.5%
29,653,470 103.2%
86.7%
28,022,368
94.5%
82.0%
602,733,561 103.0% 101.4%
27,170,718
97.0%
79.5%
kl/㎡
0.149
0.124
98.2%
83.4%
0.123
99.2%
82.8%
0.119
96.7%
80.1%
0.119 100.0%
80.1%
電気原単位
kWh/㎡
0.546
0.459
97.8%
84.0%
0.457
99.6%
83.6%
0.441
96.5%
80.7%
0.444 100.7%
81.2%
ガス原単位
㎥/㎡
5.192
3.386 100.6%
65.2%
3.531 104.3%
68.0%
3.437
97.3%
66.2%
3.318
96.5%
63.9%
LEDランプの使用状況と成果
西条店は西向きの立地にあることから、夕方以降は西日が強く
新規店舗では、店内照明はすべて LEDを採用しており、既存店舗においても従来照明の老朽化が見られる店舗から順次 LED 化を進
お客さまにくつろいでいただくイートインコーナーが快適な空間
めています。
として提供できていませんでした。
2012年から新規店舗においては、冷ケース内の照明もLEDを採用。今後既存店舗の冷ケース内照明においても、LEDへの転換を計画・
そのため、くつろぎ空間の確保やお客さまとのコミュニケーショ
実行していき、さらなる省エネを推進していきます。
ンツールとして、また、店内温度の上昇を抑制することにより電
気使用量を削減することを目的としてゴーヤカーテンの取り組
みを始めました。
今年で3年目となるこの取り組みは、店内に注ぎ込む日射量を
大幅にシャットアウトし快適な店内空間をつくり、夏季の電気使
用量削減につながっています。
まへのプレゼントとして喜ばれています。
前年比
2,126.5
購入電力
また、収穫したゴーヤはメニュー提案の食材に使用したりお客さ
2015年度
85.1%
エネに大きく貢献しています。今後のリニューアル店舗へも順次
ゴーヤカーテンの取り組み
2007
年度比
93.1%
総排水量原単位
沼田店
前年比
2,161.5
し、各機器相互の連携運転により、店舗全体を最適制御し、省
導入し、さらなる省エネ、環境に配慮した店づくりを進めます。
2014年度
91.4%
温室効果
ガス排出量
し、ショーケース、冷凍冷蔵機、空調設備、照明などを一元管理
2007
年度比
2,322.3 101.1%
食品リサイクル法に
基づく食品リサイクル率
「Green FRESTA」
では、店舗統合コントロールシステムを導入
前年比
90.4%
型エコ店舗「Green FRESTA」の開発を進め、2014 年 10 月
しました。
2013年度
2,296.4 107.2%
フレスタは、従来型店舗と比べてさらに環境に配慮した次世代
に Green FRESTA 第一号店「沼田店」がリニューアルオープン
2007
年度比
2,540.9
食品リサイクル法に
基づく発生原単位
して以降、2016 年 2 月までに 5 店舗の GreenFRESTAを展開
前年比
t
廃棄物等総排出量
次世代型エコ店舗
「Green FRESTA」
の展開
2012年度
発生量
も行っています。こちらは投入量によりポイントを付加して、貯
まったポイントによりお買い物券を発行しています。
2007年度
外から見たゴーヤカーテン
イートインコーナー
西日を大幅にシャットアウトし快適に過ごせます
(kg)
60,000
58,191
61,568
57,293
57,699
エコトレー
(PSP汎用全て)
44,489
40,000
廃棄
製品製造
(㎏)
20,000
6.0
0
2011
2012
2013
2014
2015
(年)
5.0
4.0
物流
素材製造
2.0
47,845
47,364
(kg)
47,973
1.84
12,000
44,292
45,000
11,771
9,865
8,237
9,000
リサイクルに伴う
CO2 排出抑制効果
2.27 ㎏
4.27
0.09
1.08
40,000
3.53
エコトレーを1㎏ 使うと
約2.27㎏のCO2 排出抑制効果が
得られます。
3,000
2011
2012
2013
2014
(kg)
2015
(年)
60,000
134,452
124,681
120,000
0
2011
2012
2013
2014
53,905
53,443
58,973
62,477
2015
2013
2014
2015
(年)
0
2.94
1.0
(kg)
2011
2012
2013
2014
透明蓋・トレー年間(㎏)
抑制効果(㎏)
年間排出抑制効果(㎏)
85,211 × 1.61 = 137,189
1.33
250トン/年の削減効果
0
バージンPET容器
エコAPET容器
[バージン原料使用] [再生原料使用]
※算出期間 2015 年 4 月∼ 2016 年 3 月
エコAPET容器を1㎏ 使うと
約1.61㎏のCO2 排出抑制効果が
得られます。
2015
(年)
再商品化委託金
20,650,084円
再商品化委託金
19,240,046円
397,117
392,654
4,000
レジ袋24,084,807枚の削減量に相当。
(※高密度ポリエチレン製レジ袋 CO 2 排出係数 0.0104kg /枚)
1,000
0
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
(kg)
再商品化委託金
15,474,336円
再商品化委託金
15,561,855円
再商品化委託金
15,743,919円
再商品化委託金
5,564円
再商品化委託金
10,512円
876
428
平成23年度
再商品化委託金
4,524円
377
平成24年度
平成25年度
再商品化委託金
8,834円
631
平成26年度
400,000
334,977
300,000
273,015
2,000
うかがえます。
113,293
1.34
322,382
ボトルは食品トレー等に生まれ変わります。月平均 236kg も回収していることから、お客さまの関心が高いことが
年間排出抑制効果(㎏)
エコAPET使用によるCO 2 削減効果
3,000
店頭回収とは別に、2011 年 6 月にペットボトル自動回収機を吉島店に導入しました。この機械で回収したペット
抑制効果(㎏)
49,909 × 2.27 =
3.33
0.03
0.63
2.0
発泡 PSPトレー年間(㎏)
[紙・プラスチック製容器包装の再商品化義務量の推移]平成21年度∼平成25年度
20,000
2012
0.03
0.63
3.0
エコトレー使用によるCO 2 削減効果
66,928
111,385
2011
1.61 ㎏
(ビッグアーチ 7 個分の森林が吸収する CO 2 に相当)
※成木直径 4m の木 1 本の樹冠面積=12.6 ㎡=22.68kg
(年)
40,000
98,344
1.34
リサイクルに伴う
CO2 排出抑制効果
成木11,044本のCO 2 吸収量に相当。
(kg)
153,504
140,000
100,000
0
1.07
1.27
35,000
0
0.09
バージントレー
エコトレー
[バージン原料使用] [再生原料使用]
6,000
4.94
5.0
4.0
1.84
33%
低減
6.0
35%
低減
0
9,315
物流
素材製造
(㎏)
1.0
12,860
46,382
廃棄
製品製造
6.54
3.0
(kg)
エコAPET
再商品化委託金
10,855円
200,000
835
100,000
平成27年度
0
広島県(一部店舗除く )
・山口県のフレスタ店舗では、消費者団体や行政と一体となってレジ袋無料配布を中止して
います。
対象店舗でのマイバッグ等の持参率は、お客さまのご理解とご協力により2016年6月現在で84.1%となっています。
また、岡山県では『県統一ノーレジ袋デー』の行政の呼びかけに参画し、マイバッグ持参のご協力をお客さまにお願い
しています。
フレスタでは販売したレジ袋の収益金から地域の環境活動への参加、清掃活動の実施、環境教育教材の配付などを実施しています。
また、世界遺産の宮島の清掃活動等を応援しています。
※「弁当の日」
:2001 年、香川県の小学校で竹下和男校長(当時)が始
めた、子どもが自分でお弁当をつくって学校に持ってくるという取り組
み。何をつくるかを決めることも、買い出しも、調理も、弁当箱に詰める
のも、片付けも、子どもが行う。親も先生も、そのでき具合を批評も評
価もしない。
この取り組みを通じ、子どもたちは感謝の心を知り、自己肯定感が育ま
れ、失敗の中から多くを学び、生きる力を身に付けていくと言われており、
大人たちは見守る大切さを知り、子どもの成長を通じて子育てが楽しい
と思えるようになり、家族団らんが増え、家庭に笑顔があふれるように
なってくると言われている。2016 年 7 月現在、
「弁当の日」実施校は全
国で 1,800 校を超えるまでになっている。
店舗での食育活動
地域連携での取り組み
可部店
「食育イベント」
庄原市
「減塩プロジェクト」
可部店では、
「食」
を通じた地域貢献と
「親子のふれ
庄原市役所から現状の庄原市の高血圧の割合が国・県の平均より高い為、5%下げ
あい」のお手伝いができればと考え「食育イベント」
る減塩プロジェクトを 一緒に取り組んで欲しいと声をかけていただき、ヘルシスト
を開催しています。メーカーさまにご協力いただき
スーパーマーケットをめざすフレスとしても 地域の皆さまの健康のために貢献したい
開催する
「こんにゃく作り教室」
「「ウインナーの手作
と思い、庄原市とフレスタ庄原店・東城店合同で「庄原・塩・少々プロジェクト」に取
り体験」、可部店の従業員が先生役となる
「ピザ焼
り組んでいます。
毎月1回、庄原市役所とフレスタの減塩プロジェクトメンバーで ミーティングを開催
き体験」など、毎回好評で、お客さまからは大変喜
みになっており、フレスタでの体験が、ご家庭でも
減塩商品を集めたコーナー
し、活動報告や次回の計画など高血圧予防につながる方法を意見交換しています。
ばれています。何よりも、子ども達の真剣なまなざ
しとお母さまの微笑ましい笑顔が私たちの大きな励
高血圧予防キャラクター
「ショーショー鳥」
【取り組み内容】
錦様にご協力いただいた
「こんにゃく作り教室」
①高血圧予防キャラクター「ショーショー鳥」のマークを市役所の方と作成。
話題に上がっているかと思うと嬉しくなります。こ
おすすめの減塩商品にシールを貼り付け。
れからも、みんなが楽しめる
「食育イベント」
を実施
②減塩商品を集めコーナー展開。
してまいります。
③減塩商品を知ってもらう為に市役所・メーカーさま、地域の皆さまのご協力のもと、
フレスタ庄原店・東城店にて減塩試食大会を開催。
庄原店の試食大会
商品の紹介や減塩商品とそうでない商品の食べ比べなど、PR 活動を実施。
④フレスタイル宣言での減塩スタンプラリー・減塩レシピ画像企画スタート。
福留ハム様にご協力いただいた、
「ウインナー作り体験」
可部店での「ピザ焼き体験」
警固屋店
「子ども店長」
試食販売や声かけ説明・店内放送で現在お客様へPR中。
⑤従業員の減塩の意識を高める為に市役所の方を講師に招いて減塩勉強会開催。
今後も、庄原店と東城店は減塩に挑戦するお客さまを応援し庄原市民の高血圧の
2015 年から開催している警固屋店のイベント
「子
東城店の試食大会
割合を5%下げるためにさまざまな活動を続けていきます。
ども店長」。
最初のコンセプトとしては、夏休みの宿題のお手伝
いの助けになればと考えてこのイベントを発足しま
した。
商品製造・レジ打ち・店内放送・接客など、従業員
レジ打ち体験
が毎日の業務で行っている仕事を子どもたちが体
スイカの
サイコロカット体験
握り寿司の製造
フードバンクの取り組み
験し
「食」の大切さや仕事の大変さ楽しさを知ること
フレスタは 2014 年 10 月より、NPO 法人あいあいねっと様の
ができます。
フードバンク活動に参加しています。フードバンクとは、パッケー
親御様にも大変好評で、お友達を誘って参加され
ジ不良や形状が規格外であるなどの理由で、品質には問題が
るなど警固屋店の夏の人気企画に成長しました。
ないのに販売ルートにのらない食品を集め、食事に困っている
今後も、
「食」
を通じて地域の皆さまとの交流をさら
人の 食の支援 や地域のコミュニティづくりに役立てるなど、
に深めていきます。
唐揚げパック詰め
最後に修了証書を渡します
「食べ物を捨てない」ための活動です。この活動によって、食品
ロスの削減とより効果的な CSR 活動を実現しています。
地域社会との融合
エコロジーマーケット 環ッハッハinよしじま
2015 年 10 月 11 日(日)、広島市中区吉島の広島
市環境局中工場にてエコロジーマーケット 環ッハッ
ハinよしじま が開催されました。
フリーマーケットや、
手しごと市、リユース食器などエコ活動を考える良
い機会になるイベントで、吉島店は産地直送野菜の
販売、旬の野菜や果物の販売などで、毎年参加さ
せていただいています。吉島地区は、環境に関心の
ある方々の多い地域でもあり、今後も地域貢献でき
る店舗として、積極的に参加をしていきたいと考え
ています。
あいあいねっと様のコミュニティレストランでは、寄付のあった食材を使用したメニューを
提供しています。
減塩の勉強会
庄原店、東城店のフレスタイル宣言
こども未来づくりひろしま応援隊の子育て応援キャンペーンへの参加
広島県の明日を担う子どもの健やかな成長を願い、安心して子どもを産み育てることが
できる環境づくりと、子育て家庭の子育て応援活動を支援していくことを目的に「イクちゃ
んサービス」に協賛・協力しています。
2016 年 8 月現在、4,703 名の対象会員さまがお買い上げごとにスマイルカード3 ポイ
ントのサービスを受けておられます。
広島県のプロサッカーチーム・サンフレッチェ広島のジュニア
サッカーチームのスポンサーとして運営をサポートしています。
また、広島県では J1リーグで活躍するサンフレッチェ広島、岡
山県では J2リーグで活躍するファジアーノ岡山の応援企画と
して「勝ったらセール」
を実施。試合結果により、翌日の対象商
品の値段が決まるという企画で、全試合(天皇杯・ナビスコカッ
プ除く)の翌日に実施しています。店頭のポスター等でサンフ
レッチェ広島・ファジアーノ岡山への関心を高めるとともに、ファ
ンの拡大につなげています。
社 名
創 業
明治20年
設 立
昭和26年10月1日
代表者
代表取締役社長 宗兼邦生
資本金
9,300万円
事業内容
総合食料品・日用品雑貨販売の
また、Jリーグと同じように熱いのが、なでしこリーグです。広
スーパーマーケット
島県のフレスタ本部がある横川からなでしこへの挑戦を掲げ、
店舗数
58店舗
(2016年7月現在)
なでしこ 1 部リーグへの昇格をめざしている女子サッカーチー
売上高
701億円
(2016年2月期)
本 社
広島市西区横川町3丁目2番36号
ム・アンジュヴィオレ広島への支援も行っています。プロ契約で
はない選手たちと雇用契約を結び、就労支援という形で 2016
年は 1 名の選手がフレスタに在籍しています。
TEL 082(233)1100
(代)
従業員数
4,
445名(内正社員570名)
(2016年7月現在)
プロセスセンター
広島市安佐南区長束6丁目8番46号
生鮮センター
広島市西区草津港1丁目10番22号
青果センター
広島市西区商工センター5丁目14番9号
エブリデイフレスタ
広島市安佐南区伴南2丁目2番25号
フレスタは、
【24 時間テレビ「愛は地球を救う」】のチャリティー活動に 2003 年から参加しています。フレスタグループ全店舗に募金
箱を設け募金活動を行い、2016 年は 579,176 円のお客さまからのあたたかいご協力をいただいています。この募金は「24 時間テ
レビチャリティー委員会」
を通じて、福祉・環境保全・災害援助のために使われます。
2002 年 3 月から店舗に盲導犬募金箱を設置し、お客さまからお預かりした善意を財
団法人日本盲導犬協会に寄付しています。2016 年 2 月末までの累計で 3,700 万円
58店舗体制
(2016年7月現在)
広島県内53店舗
岡山県内 4店舗
山口県内 1店舗
広島市内
30店舗
福山・三原市内
9店舗
を達成しました。日本では約 3,000 人が盲導犬の助けを必要としていますが、活躍
している盲導犬は 1,000 頭程度です。今後もフレスタは盲導犬育成のための募金活
動を続けていきます。
福莱斯逹(香港)有限公司
株式会社 エフエスエフ
〒733-0011 広島市西区横川町3丁目2番36号
TEL:082(233)1100
(代)
[事業内容]フレスタグループ各社の
管理業請負
日本総部:〒733-0011 広島市西区横川町3-2-36
TEL:082-233-1145
FRESTA
Smile
Report
2016.10