MITSUBISHI 三菱PCサ サーバ apricot シリーズ ソフトウェアご使用の手引 プログラム名 プログラム番号 版名 作成年月日 著作権者 : : : : : FT2400サーバ環境キット ∼モデル63xx用∼ A7CP2060 A10版 1998年7月 三菱電機株式会社 Intel Corporation. Symbios Logic Inc. Hitachi Corporation. 内容物チェックリスト 内 容 1 FT2400サーバ 環境キットFDシート 2 ソフトウェアご使用の手引(本書) 数量 1枚 1冊 はじめに 本書は、FT2400サーバ 環境キットに含まれるソフトウェアの内容および、 Microsoft® Windows NT® Server Version 4.0日本語版または、Novell® IntranetWare, NetWare 3.12J/3.2J をFT2400サーバに 導入する際の補足説明、使用上の注意事項を記載しています。 システム管理者の方は、 FT2400サーバに各NOS (Network Operating System)をインストールする 前に、本説明書をよくお読みの上、正しくお使い下さい。 注意: 本ご使用の手引きは、ディスクアレイ制御装置を使用していないFT2400を対象に記述 されています。 ディスクアレイ制御装置を使用している場合は、ディスクアレイ制御装置付属の「デ ィスクアレイ制御ユーティリティ」ソフトウェアご使用の手引をお読みください。 備考: FT2400のWindows NT 4.0プリインストールモデル固有の記述に関しては、Windows NT 起動後、「スタート」メニューの「必ずお読みください」をお読みください。 【対象読者】 本書は、FT2400サーバに上記NOSを導入、運用および管理を行うシステム管理者を対象にして います。 また、本書の内容はNOSのインストールや操作に関する知識を持っていることを前提として書 かれています。NOSのインストール方法や操作方法の詳細に関しては、各NOS付属の説明書を ご覧ください。 【関連説明書】 n Windows NT 4.0 日本語版 ご使用の場合 ・ファーストステップガイド n IntranetWare ご使用の場合 ・ コンセプト ・ NetWareディレクトリサービスの概要 ・リリースノート ・インストール ・スーパバイザガイド n NetWare 3.12J/3.2J ご使用の場合 ・コンセプト ・リリースノート ・インストール ・システムアドミニストレーション ・NetWare 3.2Jインストールガイド(NetWare 3.2Jのみ) MS®, MS-DOS®, Microsoft®, Windows®, Windows NT®は米国マイクロソフト社の登録商標です。 Novell, NetWare, IntranetWareは、米国Novell,Inc.の米国における登録商標です。 Intel、EtherExpressは、米国Intel社の登録商標です。 Symbiosは、米国Symbios Logic社の商標または登録商標です。 その他、会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。 1 目次 1. 概要........................................................................................................................................ 1.1 サポートOS.............................................................................................................................. 1.2 内容物一覧............................................................................................................................... 1.3 OSインストールの流れ......................................................................................................... 1.3.1 Windows NTインストールの流れ........................................................................... 1.3.2 NetWare/IntranetWareインストールの流れ........................................................... 3 3 3 4 4 4 2. Windows NT編....................................................................................................................... 2.1 CD-ROMブートについて...................................................................................................... 2.2 Windows NTのインストール................................................................................................ 2.2.1 大容量記憶装置(SCSIアダプタ等)のインストール........................................... 2.2.2 Windows NTセットアップ時の警告について..................................................... 2.2.3 Windows NTで扱えるパーティションサイズについて.................................... 2.2.4 ネットワークドライバのインストール............................................................... 2.2.5 ディスプレイドライバのインストール............................................................... 2.3 NTインストール後のSCSIドライバの入れ換え........................................................... 2.4 Windows NTインストール後のドライバの追加.............................................................. 2.4.1 NTインストール後にネットワークドライバのインストールを行う......... 2.4.2 NTインストール後にSCSIドライバのインストールを行う........................... 2.5 Windows NTサービスパックのインストール................................................................. 2.6 テープドライバのインストール......................................................................................... 2.7 UPSソフトウェアのインストール..................................................................................... 2.8 三菱ページプリンタをご使用になる場合........................................................................ 2.9 NTインストール後のプロセッサの増設について......................................................... 2.10 注意事項................................................................................................................................ 2.10.1 SCSIドライバについて............................................................................................ 5 5 6 6 9 10 10 10 11 13 13 13 14 14 14 15 16 18 18 3. NetWare/IntranetWare編........................................................................................................ 3.1 Novell DOS (DR DOS)のインストール............................................................................... 3.2 ミラーリング/デュプレキシングの準備........................................................................... 3.3 NetWare/IntranetWareのインストール................................................................................ 3.3.1 NetWare 3.12J/3.2J...................................................................................................... 3.3.2 IntranetWare................................................................................................................. 3.4 ミラーリング/デュプレキシングの設定.......................................................................... 3.5 インストール終了後の作業................................................................................................ 19 19 23 28 28 37 52 55 2 1. 概要 1.1. サポートOS FT2400サーバでは、以下のオペレーティングシステムをサポートしています。 また、 Windows NT® Server Version4.0および、IntranetWareをご使用の場合は、オプション製 品である「プロセッサ・アップグレード」を追加することにより、FT2400サーバをデュア ルプロセッサ構成でご使用になることが可能です。 n Microsoft® Windows NT® Server Version4.0 日本語版 n Novell® IntranetWare n Novell® NetWare 3.12J/3.2J 1.2. 内容物一覧 FT2400サーバ環境キットには、FT2400サーバに上記NOSをインストールする上で必要な以 下のソフトウェアが含まれています。 ディレクトリ 内容 ¥PRN40 三菱ページプリンタ用プリンタドライバ for NT4.0 Symbios SYM53C8xx Driver for Windows NT Novell DOS(DR DOS) installation BAT file NetWare patch(312PTAJ2,DSKDR1JA, CONFG7) installation BAT file Hitachi ATAPI CD-ROM driver for DOS Symbios Logic SDMS V4.0 DOS PCI ASPI Manager Symbios Logic SYM53C8xx Driver for IntranetWare Intel EtherExpress Pro PCI driver for NetWare ¥WINNT ¥DOSINST ¥PTINST ¥ATAPI_CD¥DOS ¥SYMBIOS¥DOS ¥SYMBIOS¥NWPA ¥EPRO100B¥NWSERVER 3 バージョン V4.05.00 V1.06d2 V4.05 V2.03 V3.23 1.3. OSインストールの流れ 本節では、FT2400サーバにMicrosoft® Windows NT® Server Version4.0または、Novell® IntranetWare, NetWare3.12J/3.2Jをインストールする際の大まかな流れについて記します。 各操作についての詳細は、該当するご使用の手引きをお読みください。 1.3.1. WindowsNT インストールの流れ ハードウェアのセットアップ ↓ System Configuration Utilityでの設定 ↓ BIOS Setup Utilityでの設定 ↓ SCSI Select Utilityでの設定 ↓ Windows NTのインストール → → FT2400サーバ本体ご使用の 手引きをお読みください。 → → → 本書第2章をお読みください。 1.3.2. NetWare/I e/Intranet netWare インストールの流れ ハードウェアのセットアップ ↓ System Configuration Utilityでの設定 ↓ BIOS Setup Utilityでの設定 ↓ SCSI Select Utilityでの設定 ↓ Novell DOSのインストール ↓ ミラーリング/デュプレキシングの準備 ↓ DOS用CD-ROMドライバのインストール ↓ NetWare/IntranetWareのインストール ↓ ミラーリング/デュプレキシングの設定 ↓ インストール終了後の作業 4 → FT2400サーバ本体ご使用の 手引きをお読みください。 → → → → → 本書第3章をお読みください。 → → → 2. WindowsNT 編 本章では、Microsoft® Windows NT® Server Version4.0をFT2400サーバに導入する際の補足説明、使 用上の注意事項を記述しています。 システム管理者の方は、FT2400サーバにWindows NT®をインストールする前に、本章をよくお読 みの上、正しくお使い下さい。 尚、 Windows NT® Server Version4.0のインストールに関しては、Windows NT®付属の説明書に記 述がありますので、そちらも必ずお読み下さい。 2.1. CD-ROMブートについて NT4.0のセットアップCD-ROMは、ブート可能なCD-ROMとして作成されています。 このため、CD-ROMブート機能をサポートしている機種では、NT4.0のセットアップCDROMをCD-ROM装置にセットした状態で、サーバの電源をいれると、セットアップCD-ROM から起動して、NTのインストールが開始されます。 しかし、FT2400で では、NT4.0の のセットアップCD-ROMか から起動してのNTイ インストール は、サポートしておりません。NT使 使用時は、NTイ インストール開始前に、必ず以下の設 定変更を行って、FT2400の のCD-ROMブ ブート機能を無効にしてください。設定変更後、 NTの のインストールは、セットアップブートディスク(フ フロッピーディスク)か から起動して 実施してください。 備考: サーバ付属の「FT2400 CD-ROM」からブートする場合等、CD-ROMブート機 能を使用する必要がある場合は、設定を元に戻してCD-ROMブート機能を有効 にします。 【CD-ROMブート機能を無効にする方法】 1. セットアップユーティリティを起動します。(※1) 2. メニューから「Boot」を選択すると、Bootウィンドウが表示されますので、以下の設 定変更を行ってください。 → 1.[ATAPI CD-ROM Drive] 1.[Diskette Drive] → 2.[Diskette Drive] 2.[Hard Drive] → 3.[Hard Drive] 3.[ATAPI CD-ROM Drive] 3. 設定変更が終わったら、F10キーを押して変更内容を保存します。 4. 確認のメッセージが表示されますので、Enterキーを押してください。自動的に再起動 されます。 (※1) :セットアップユーティリティは、サーバの電源投入時、「Press <F2> to enter SETUP」 というメッセージが表示された時に[F2]キーを押すことにより起動できます。セットア ップユーティリティについての詳細は、「FT2400使用の手引き」をご覧ください。 5 2.2. Windows NT のインストール 2.2.1. 大容量記憶装置(SCSIアダプタ等)のインストール 本サーバに搭載されているSCSIアダプタ用のドライバは、 Windows NT® Version4.0に標準 で含まれていますが、NT標準のドライバでは、SCSIアダプタの全機能を使用することがで きません。 よって、NTインストール時は、以下の手順で、本サーバ環境キットで提供するSCSIドライ バをインストールしてください。 注意: NTインストール時、NT標準のSCSIドライバ(Symbios Logic C810 PCI SCSI Host Adapter)を組み込んでしまった場合は、NTインストール終了後に、「2.3 NT インストール後のSCSIドライバの入れ換え」で説明する手順に従って、本サ ーバ環境キットで提供するSCSIドライバに入れ換えてください。 1. 下図のように大容量記憶装置の検出画面が表示されたら、Sキーを押して大容量記憶装 置の検出を省略します。 Windows NT Server セットアップ ======================= セットアップは、フロッピー ディスク コントローラと標準の ESDI/IDE ハード ディスクを自動的に検出します。しかし、一部のコンピュータでは、SCSI アダプ タや CD-ROM ドライブなどの大容量記憶装置の検出を行うと、一時的に反応しなく なったり、誤動作するものもあります。 このため、大容量記憶装置の検出を省略して、SCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、 および特殊なディスク コントローラ (ドライブ アレイなど) を手動で選択して インストールすることもできます。 ・ 続行するには、Enter キーを押してください。コンピュータの大容量記憶 装置の検出を試みます。 ・ 大容量記憶装置の検出を省略するには、S キーを押してください。SCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、および特殊なディスク コントローラを手動 で選択してインストールできます。 F3=終了 Enter=続行 S=検出のスキップ 6 2. 以下のような画面が表示されますので、ここで再びSキーを押します。 Windows NT Server セットアップ ======================= セットアップは、コンピュータに次の大容量記憶装置を検出しました: <なし> ・Windows NT で使用する SCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、または特殊な ディスク コントローラを追加して指定する場合は、S キーを押してくださ い。大容量記憶装置のメーカーのデバイス サポート ディスクで指定する場 合も、S キーを押してください。 ・メーカーのデバイス サポート ディスクがない場合、またはWindows NTで 使用する大容量記憶装置を追加して指定しない場合は、Enter キーを押し てください。 S=追加デバイスの指定 Enter=続行 F3=終了 3. まずSCSIアダプタのリストから以下のCD-ROMドライバを選択し、Enterキーを押しま す。(これはNT標準のものを使用することになります。) 「IDE CD-ROM (ATAPI 1.2) / PCI IDE Controller」 4. 以下の画面が表示されますので、Sキーを押して、再度ドライバの追加を行います。 Windows NT Server セットアップ ======================= セットアップは、コンピュータに次の大容量記憶装置を検出しました: IDE CD-ROM (ATAPI 1.2) / PCI IDE Controller ・Windows NT で使用するSCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、または特殊な ディスク コントローラを追加して指定する場合は、S キーを押してくださ い。大容量記憶装置のメーカーのデバイス サポート ディスクで指定する場 合も、S キーを押してください。 ・メーカーのデバイス サポート ディスクがない場合、またはWindows NTで 使用する大容量記憶装置を追加して指定しない場合は、Enter キーを押し てください。 S=追加デバイスの指定 Enter=続行 F3=終了 5. 次はSCSIアダプタリストの一番下の「その他(ハードウェアメーカーが提供するディス クが必要)」を選択してください。 6. ハードウェア メーカ提供のサポート ディスクを挿入するよう催促されますので、 FT2400サーバ環境キットディスクをAドライブにセットして、Enterキーを押します。 7. ドライバリストが表示されたら、「Symbios Logic PCI (53c8XX) 」を選択し、Enterキーを 押します。 7 8. 下図のように、表示されるのを確認してEnterキーを押します。 Windows NT Server セットアップ ======================== セットアップは、コンピュータに次の大容量記憶装置を検出しました: IDE CD-ROM (ATAPI 1.2) / PCI IDE Controller Symbios Logic PCI (53c8XX) ・ Windows NT で使用するSCSI アダプタ、CD-ROM ドライブ、または特殊な ディスク コントローラを追加して指定する場合は、S キーを押してくださ い。大容量記憶装置のメーカーのデバイス サポート ディスクで指定する場 合も、S キーを押してください。 ・ メーカーのデバイス サポート ディスクがない場合、または追加で指定した いWindows NT を使用する大容量記憶装置がない場合は、Enter キーを押し てください。 S=追加デバイスの指定 Enter=続行 F3=終了 9. 以後メッセージに従いインストールを続けると、以下のようにドライバディスクを挿入 するようメッセージが表示されますので、先程使用したFT2400サーバ環境キットディス クをAドライブにセットして、Enterキーを押します。後はメッセージに従いインストー ルを続けてください。 Windows NT Server セットアップ ======================== 次のラベルの付いたディスクを、ドライブA: に挿入してください。 Symbios Logic PCI (53c8XX) ・ 準備ができたらEnterキーを押してください。 F3=終了 Enter=続行 8 2.2.2. Windows NT セットアップ時の警告について Windows NTは、ハードディスクの状態によって、以下のような警告を表示する場合があり ますが、異常ではありませんので、メッセージに従ってセットアップを継続してください。 ① セットアップは、シリンダ数が1024を超えるハードディスクを使用している場合に、 以下の警告を表示します。 特に問題はありませんので、[Enter]キーを押してセットアップを続行してください。 Windows NT Server セットアップ ======================== 続行するには、Enterキーを押してください。 シリンダの数が1024を超えるハードディスクが存在します。 一般的に、MS-DOSでは、1台のハードディスクのシリンダ数は最大1024ですが、 ハードディスクコントローラの中には、特別な構成オプションを用意して、大容量 のハードディスク全体にアクセスできるようにしてあるものもあります。この オプションは、セクタ変換モードと呼ばれています。ディスクのシリンダ数が1024を 超えるときや、セクタ変換モードを使用できないときは、MS-DOSではディスクの 一部にアクセスできません。セクタ変換および大容量のハードディスクに関して は、コンピュータまたはハードディスクコントローラのマニュアルを参照してくださ い。 後で表示されるハードディスクに関する情報で、ディスクのサイズが小さすぎる ときは、セットアップを終了し、CMOSドライブタイプの設定を調べる必要がありま す。CMOSドライブタイプの設定の詳細については、コンピュータまたはハード ディスクコントローラのマニュアルを参照してください。 このメッセージは、必ずしもエラーを示すものではありません。ハードディスク の中に、現在の構成よりも実際のサイズが大きいハードディスクが存在する可能 性があります。 Enter=続行 ② セットアップは、ハードディスクが新しい場合や、認識できない内容がハードディス ク上に存在する場合、以下の警告を表示します。 現在のハードディスクの内容を破棄しても構わない場合は、[C]キーを押してセットア ップを続行してください。 Windows NT Server セットアップ ======================== このコンピュータのスタートアップハードディスクは、新しいハードディスク であるか、内容が消去されています。あるいは、Windows NTと共存できない オペレーティングシステムがインストールされています。 このようなオペレーティングシステムがコンピュータにインストールされている 場合にセットアップを続行すると、オペレーティングシステムを損傷したり、破 壊する可能性があります。 新しいハードディスクであるか内容が消去されている場合、またはハードディス クの現在の内容を破棄してもよい場合は、セットアップを続行してください。 ・ セットアップを続行するには、Cキーを押してください。警告:スタートアップ ハードディスクに現在登録されているデータは永久に失われます。 ・ セットアップを終了するには、F3キーを押してください。 C=セットアップの続行 F3=終了 9 2.2.3. Windows NT で扱えるパーティションサイズについて Windows NT® Version4.0で扱えるディスクパーティションのサイズには以下のような制約 があります。NTインストール時、およびNTインストール後にパーティションを作成する場 合は、以下に示す最大サイズを超えない大きさでパーティションを作成する必要がありま す。 パーティションの種類 ファイルシステム ブートパーティション (通常Cドライブ) FAT(DOS互換) FAT、NTFS共通 FAT NTFS ブートパーティション以外 注意: 最大サイズ 2GB (2047MB) 4GB (4095MB) 4GB (4095MB) 224TB (264B) 使用可能なディスク容量が4GBを超える場合、ブートパーティション作成時に、 新規パーティションの最大サイズとして4095MB以上が指定可能ですが、実際に 作成可能なサイズは上記の通り 4GB (4095MB)以下です。4095MB以上のサイズを 指定した場合、以下のエラーが発生します。 NTインストール時にブートパーティションを4GB (4095MB)以上に設定すると、フォーマッ ト時に以下のエラーが発生しますので、上記最大サイズに従って、再度パーティションサ イズを設定し直してください。 Windows NT Server セットアップ ======================== セットアップは、パーティションをフォーマットできません。 C: 新規 (未フォーマット) 8032MB ( xxxxMB ディスク 0 ID 0 (バス 0 dptscsi上)) パーティションが大きすぎます。 ・ このパーティションをフォーマットせずに前の画面に戻るには、Enterキーを押して ください。 ・ セットアップを終了するには、F3キーを押してください。 Enter=続行 F3=終了 2.2.4. ネットワークドライバのインストール Windows NT® Version4.0は、インストール時に接続されているネットワークアダプタを自動 検出し、以下の適切なドライバをインストールします。特別な操作は必要ありません。 l Intel 82557-based 10/100 Ethernet PCI Adapter 2.2.5. ディスプレイドライバのインストール Windows NT® Version4.0は、インストール時に接続されているディスプレイアダプタを自動 検出し、以下の適切なドライバをインストールします。特別な操作は必要ありません。 l cirrus互換ディスプレイ アダプタ 10 2.3. NTインストール後のSCSIドライバの入れ換え 注意: 前章のNTインストール方法に従って、NTインストール時に、本環境キットで 提供するSCSIドライバを組み込んでいる場合には、以下の作業は必要ありま せん。 本サーバに搭載されているSCSIアダプタ用のドライバは、Windows NT® Version4.0に標準で 含まれていますが、NT標準のドライバでは、SCSIアダプタの全機能を使用することができ ません。 機能拡張がされている本サーバ環境キット提供のドライバを使用してください。 NTイ インストール時に、NT標 標準のSCSIド ドライバを組み込んだ場合は、以下の手順に従っ て、 必ず本環境キットで提供するドライバに入れ換えてください。 1. 「コントロールパネル」の中から「SCSIアダプタ」プログラムを起動します。 2. 「SCSIアダプタ」ウィンドウ上で「ドライバ」ページを開きます。 3. インストールされているSCSIアダプタ一覧から「Symbios Logic C810 PCI SCSI Host Adapter」を選んで「削除」ボタンを選択します。削除確認のメッセージが表示されたら 「はい」を選択します。 4. 次に「追加」ボタンを選択します。 5. 「ドライバのインストール」ウィンドウが表示されますので、「ディスク使用」ボタン を選択します。 6. FT2400サーバ環境キットディスクをAドライブにセットして、「配布ファイルのコピー 元」として「 A:¥WINNT¥MINIPORT 」と入力し、「OK」ボタンを選択します。 11 7. 「ドライバのインストール」ウィンドウが表示されますので、「SCSIアダプタ」として 「Symbios Logic PCI (53c8XX)」を選択して「OK」ボタンを押してください。 8. このSCSI Adapterは既にシステムにインストールされている旨メッセージが表示されま すので、「新しいドライバ」ボタンを選択します。 9. ドライバの場所を聞いてきますので、「A:¥WINNT¥MINIPORT」と入力し、「OK」ボタ ンを選択します。 10. 以上でドライバの入れ換えは終了です。Windows NT®を再起動するようメッセージが表 示されますので、「はい」ボタンを選択して再起動してください。 12 2.4. Windows NT インストール後のドライバの追加 Windows NT®は、インストール時に接続されているデバイス(SCSI制御装置、LANアダプ タ、etc.)に関しては自動検出を行い、対応したドライバを自動的に組み込みますが、Windows NT®インストール後に増設したデバイスに関しては、手動でドライバを組み込む必要があ ります。各ドライバの組み込み方法に関しては、以下をお読みください。 2.4.1. NTインストール後にネットワークドライバのインストールを行う Windows NT®は、インストール後に増設されたネットワークアダプタに関しては、自動的 にドライバのインストールを行いません。以下の手順に従ってネットワークドライバのイ ンストールを行ってください。 ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。 [コントロールパネル]−[ネットワーク]を起動します。 [ネットワーク]ウィンドウ上で、[アダプタ]ページを選択します。 [追加]ボタンを選択します。 ネットワークアダプタの一覧が表示されますので、下表を参考にして増設したネットワ ークアダプタに対応したドライバを選択します。 CD-ROM装置にWindows NT® セット アップCD-ROMをセットして、[OK]ボタンを選択します。 増設ネットワークアダプタ 選択するドライバ名 Intel 82557-based 10/100 Ethernet PCI Adapter イーサネット・アダプタ [AC-I8465B/AC-ET-P100] 6. インストール元のパスを聞いてきますので、Windows NT® セットアップCD-ROMのi386 ディレクトリを指定して[続行]ボタンを選択します。 ※CD-ROMのドライブ文字がXの場合----“X:¥i386¥”と指定します。 7. 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いWindows NT®を再起動し てください。 1. 2. 3. 4. 5. 2.4.2. NTインストール後にSCSIドライバのインストールを行う FT2400は、標準でSCSI制御装置を3つ搭載しており、ハードディスクやテープ装置増設時も SCSI制御装置を増設する必要はありません。 よって、基本的には、SCSIドライバを後から追加する必要はありません。 ※もし、なんらかの理由によりSCSI制御装置を追加する場合、ドライバインストール方法 に関しては、SCSI制御装置付属の説明書をお読みください。 備考: 本サーバ環境キットで提供されているSCSIドライバは、1つインストールする だけで、FT2400に標準で搭載されている3つのSCSIコントローラを全て制御し ます。 ※SCSIドライバのインストール方法に関しては、NTインストールの章をお読 みください。 13 2.5. Windows NT サービスパックのインストール 備考: ここに記述されているサービスパックに関する内容は、現時点でリリースされ ているサービスパック2とサービスパック3を対象にしています。今後リリー スされるサービスパックに関しての対応は、その都度、別途ご連絡いたしま す。 Windows NTサービスパックは、バグ修正モジュール群であり、システムの安定稼動のため に、可能な限り、最新版を適用してください。 なお、修正内容やインストール方法については、サービスパックCD-ROM内のドキュメン ト(README.TXT,NTSPx.HTM)に記述されていますので、インストールされる前に必ず参照 してください。 注意: Windows NTサーバアプリケーションの中には、サービスパックに対応してい ないものもありますので、適用前にアプリケーションの開発元にお問い合わせ ください。 1. ネットワークドライバの上書きについて サービスパックインストール時に下図のようにE100B.SYSドライバを置き換えるか聞いて きたら、「はい」を選択して、ドライバの上書きを行ってください。 2.6. テープドライバのインストール Windows NT® Version4.0標準のバックアップツールを使用して、テープ装置を使用する場合 は、事前に[コントロールパネル]−[テープデバイス]を起動して対応したテープドライバを インストールする必要があります。 テープ装置が正しく接続されており、かつテープ装置が接続されているSCSI制御装置用の SCSIドライバが正しくインストールされている場合、 [コントロールパネル]−[テープデバ イス]を起動することにより、Windows NT® Version4.0は、自動的に対応したテープドライ バのインストールを行います。 また、DDSオートローダを使用する場合は、別売りのバックアップソフトウェアを使用す る必要があります。詳しくはDDSオートローダの製品情報をご覧ください。 2.7. UPSソフトウェアのインストール FT2400サーバのオプション製品である外付けUPSは、 Windows NT®標準のUPSソフトウェ ア([コントロールパネル]−[無停電電源(UPS)])では、ご使用になれません。UPS装置付属の ソフトウェアを使用してください。UPSソフトウェアに関する詳細は、UPS本体付属の説明 書をお読みください。 14 2.8. 三菱ページプリンタをご使用になる場合 Windows NT® Version4.0で、三菱ページプリンタ(M6251-1、M6252-1、M6257-1)を使用す る場合は、以下の手順に従って、事前に本サーバ環境キットで提供するプリンタドライバ をインストールする必要があります。 ※三菱シリアルプリンタへの印刷は、NT 4.0に標準添付のEPSON VP-1000ドライバをご使用 ください。 1. ドライバのインストールは、Administrators権限のあるユーザが行ってください。 2. [マイコンピュータ]−[プリンタ]を起動します。 3. [プリンタの追加]アイコンをダブルクリックします。プリンタの追加ウィザードが起動 されます。 4. メッセージに従ってウィザードを進めると、プリンタモデルの選択画面が表示されます ので、[ディスク使用]ボタンをクリックします。 5. FT2400サーバ環境キットディスクをAドライブにセットして、配布ファイルのコピー元 として、”A: ¥PRN40”を指定し、[OK]ボタンをクリックします。 6. [ドライバの選択]ウィンドウのプリンタドライバ一覧から、使用するプリンタを選択 し、[次へ]ボタンをクリックします。 7. メッセージに従い、ウィザードを進めると、以下のようにNTのセットアップCD-ROMを 要求するメッセージが表示されますので、[OK]を選択してください。 8. 以下のダイアログが表示されますので、CD-ROM装置にWindows NT® セットアップ CD-ROM (Disk1)をセットし、コピー元として、 Windows NT® セットアップCD-ROMの i386ディレクトリを指定して、[OK]ボタンを選択します。 9. 選択したドライバによっては、ファイルのコピー中に、[ファイルの挿入]ダイアログが 表示されます。その場合は、 AドライブにFT2400サーバ環境キットディスクがセットさ れていることを確認して、パスとして”A:¥PRN40”と入力し、[OK]ボタンをクリックしま す。 10. 以上で、三菱ページプリンタ用プリンタドライバのインストールは終了です。 【留意事項】 · 三菱プリンタM6257-1については、M6252-1と同じ機能のみをサポートします。M6257-1固 有の機能は使用できません。 15 · 三菱プリンタドライバには、デバイスフォント(プリンタフォント)の使用に関して以下 の制限事項があります。 ・デバイスフォントを選択した場合、外字は印字できません。 ・デバイスフォントを選択した場合、縦書き印字はできません。 ※デバイスフォント(プリンタフォント)とは、プリンタ固有のフォントです。三菱プ リンタ(M6251-1、M6252-1、M6257-1)は、明朝7、明朝10、明朝14、明朝20という4つ のデバイスフォントを持っています。フォントカートリッジを追加している場合、他に 明朝12、明朝24というデバイスフォントも使用できます。 2.9. NTインストール後のプロセッサ増設について FT2400サーバでは、プロセッサ・アップグレードオプションを追加することにより、 Windows NT®をデュアルプロセッサ構成でご使用になることが可能です。 シングルプロセッサ構成でWindows NT®をインストール後、デュアルプロセッサ構成に変 更する場合は、基本的には、 Windows NT®の再インストールが必要です。 注意: Windows NT®の再インストールは、アップグレードインストール(同一ディ レクトリへの上書きインストール)を行うことにより、既存のWindows NT® の設定、構成内容を維持することができます。 ただし、既存の Windows NT®にサービスパックが適用されている状態で、ア ップグレードインストールを行うと、インストール途中で Windows NT®が起 動できなくなります。 アップグレードインストールを行う場合は、必ず事前にサービスパックをアン インストールし、アップグレードインストール後に再度サービスパックを適用 してください。 アップグレードインストールではない方法で、Windows NT®の再インストー ルを行うと、以前のWindows NT®の設定、構成内容は全て失われます。 また、以下の方法によりWindows NT®の再インストールを行わずに、Windows NT®をデュ アルプロセッサ構成に変更することもできます。 以下に紹介するいづれの方法も操作ミスによりWindowsNTシステムを破壊す 注意: る可能性があります。作業は、NTに精通したシステム管理者が実施してくだ さい。 また、作業実施前には、必ずWindowsNTシステムを含むデータのバックアッ プと、システム修復ディスクの作成を行ってください。 1. リソースキットで提供されるuptompユーティリティを使用する WindowsNT4.0リソースキット(別売り)で提供されるuptompユーティリティを使用する ことにより、Windows NT®の再インストールを行わずに、NTをシングルプロセッサ構 成からマルチプロセッサ構成に変更することが可能です。 uptompユーティリティで指定するマルチプロセッサHALタイプは、[MPS Multiprocessor PC]です。 16 注意: 2. 現版のWindowsNT4.0リソースキットで提供されるuptompユーティリティ には、問題が判明しております。問題の詳細及び、対処法に関しては、 Microsoft社のKnowledge Base(※2)[ID:142660]をご覧ください。 マルチプロセッサに必要なモジュールを手動で入れ換える Windows NT®をマルチプロセッサ構成にするために必要なモジュールを手動で入れ換 えることにより、 Windows NT®をマルチプロセッサ構成に変更します。 手順については、Microsoft社のKnowledge Base(※注2)[ID:156358]をご覧ください。 (※注2):Knowledge Baseは、Microsoft社のホームページ(www.microsoft.com)や、Microsoft社 が販売しているTechNet CD-ROMでご覧になることができます。 17 2.10. 10. 注意事項 2.10. 10.1. SCSIドライバについて FT2400 Model63xxに搭載されているSCSIアダプタには、必ず本サーバ環境キットで提供す るSCSIドライバを使用してください。Windows NT® Version4.0は標準で本SCSIアダプタに対 応したSCSIドライバを用意していますが、NT標準のドライバでは、SCSIアダプタの全機能 を使用することができません。 SCSIドライバのインストール方法に関しては、前述のNTのインストール方法の章をお読み ください。 18 3 NetWare/IntranetWare 編 本章では、FT2400 を NetWare/IntranetWare で使用する際の環境設定の方法について記 述しています。OS のご使用にあたっては、本書と NetWare/IntranetWare に同梱の説明書 をご覧ください。 3.1 Novell DOS DOS(DRDOS DOS)のインストール 注意: 本章で説明する Novell DOS(DR DOS)は、NetWare/IntranetWare に付随して いるサブセット版であり、DOS の全ての機能を提供する訳ではありません。 ① 以下のシートを A:ドライブに挿入し、リブートしてください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J SYSTEM_1 License/Install ② Novell DOS(DR DOS)がブートされます。日付と時間を入力してください。 ③ 以下のディレクトリから、「FDISK」を起動し、DOS のパーティション(DOS Primary Partition)を作成します。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 「License/Install」 12J/3.2J 「SYSTEM_1」 ll」 A:\DOS A:\ DOSTOOL OOLS ④ FDISK を起動すると、以下の画面が表示されることがありますが、[Y]を入力してくだ さい。 1st hard disk sector zero has no boot sector id initialize disk [Y/N] Y ⑤ 以下のメニューが表示されますので、「1) Create DOS partition」を選択してください。 Select options: 1) Create DOS partition 2) Delete DOS partition 3) Select bootable partition 4) Select alternate fixed disk Enter desired option: (ESC = exit) [1] 注意: ⑥ プライマリブート以外のディスクに DOS パーティションを作成する場合 は、「4) Select alternate fixed disk」を選択し、対象となるディスクに変更 してください。 続けて、「1) Create DOS primary partition」を選択してください。 Select options: 1) Create DOS primary partition 2) Create DOS secondary partition 3) Create logical drive in extended partition Enter desired option: (ESC = exit) [1] 19 ⑦ DOS パーティションを最大限に作成するか尋ねられますが、[N]を入力してください。 Use cylinders 0 - 260 for DOS (2047.3 Mb) (Y/N)? N ⑧ DOS パーティションのサイズを指定します。 注意: n n DOS 用のパーティションは、各 NOS において以下の容量が必要です。 メモリダンプの保存領域を確保するため、下記容量+実装メモリサイズ を推奨いたします。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J 20M 30M 20MB 30MB 8GB を超えるハードディスク装置を使用している場合、FDISK 上では実 容量より少ない値(8032.4MB)と表示されますが、特に問題ありません。 NetWare 上で表示されるパーティションサイズが正しい値です。 【NetWare 3.12J/ 12J/3.2J】 2J】 開始シリンダ番号(starting cylinder)には「0」を、終了シリンダ番号(ending cylinder)には、 下式より算出した数値を入力してください。 総シリンダ数*希望ディスク容量[MB] 終了シリンダ番号(シリンダ数) = ――――――――――――――――― 総ディスク容量[MB] Enter starting cylinder: 0 Enter ending cylinder (9-552): 12 注意: DR-DOS 6.0 の場合、2047MB を超える終了シリンダ数(260 以上)の入力 が可能ですが、これを行うとハングアップしますので、260 以下の数値を入力 してください。 【IntranetWare】 MB 単位で、希望ディスク容量を入力してください。 Enter disk size in whole Megabytes: 100 自動的にシリンダ数に変換されますので、[Y]を入力してください。 Use cylinders 0 - 12 for DOS (101.9 Mb) (Y/N)? Y ⑨ ブロックテスト終了後、ディスクラベルを入力してください。(入力しなくても構いま せん) Total blocks: 52087 Testing block: 52086 Enter disk label (11 characters): __________ ⑩ 以下の画面が表示されます。 C:ドライブが希望ディスク容量で作成されており、A(Active)のステータスになっている ことを確認してください。 Partitions on 1st hard disk (4337.8 Mb, 553 cylinders): No Drive Start End MB Status Type 1 C: 0 12 101.9 A PRI DOS(DOS 3.31) 20 注意: DOS パーティションを活動状態(Active)に設定する場合は、FDISK 上で、 Select bootable partition を選択し、パーティション番号を指定してくださ い。(最初に作成された DOS パーティションは、自動的に活動状態(Active) に設定されます。) ⑪ 「SYSTEM_1」または、「License/Install」シートが A:ドライブに挿入されていることを確 認し、[ESC]キーを2回入力して、リブートしてください。 ⑫ DOS ブート後、以下のようにハードディスクのフォーマットを実行してください。 【NetWare 3.12J/ 12J/3.2J】 2J】 A>CD DOSTOOLS A>FORMAT C: /s/x WARNING All existing data on non-removable disk C: will be destroyed! -- Continue (Y/N)? Y 【IntranetWare】 A:\>FORMAT C: /s/x WARNING All existing data on non-removable disk C: will be destroyed! -- Continue (Y/N)? Y ⑬ フォーマット終了後、ボリュームラベルを入力してください。(入力しなくても構いま せん) Quick formatting disk. Enter volume label (Max. 11 characters, ENTER for NONE) NOVELL-DOS DOS のシステムファイル、および NetWare 用ドライバモジュールをコピーします。 FT2400 サーバ環境キットを A:ドライブに挿入し、各バッチファイルを起動してくださ い。 【NetWare 3.12J/ 12J/3.2J】 2J】 A>CD DOSINST A>DOSINST6 C:\SERVER.312 [NetWare PATH] ⑭ 【IntranetWare】 A:\>CD DOSINST A:\DOSINST>DOSINST7 C:\NWSERVER [IntranetWare PATH] ⑮ 以下のシートを要求するメッセージが表示されますので、メッセージに従って交換して ください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J SYSTEM_1, DR License/Install DRIVER 21 ⑯ 以下のメッセージが表示されたら、DOS のインストールは終了です。 サーバをリブートしてください。 File Copy Complete ! Please reboot the FT2400. 注意: n CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BAT ファイルには CD-ROM ドライバも 組み込まれています。また、メモリマネージャ関連のドライバは、全て無 効(REM)にしてください。 CONFIG.S G.SYS FILES=20 SHELL=C:\COMMAND.COM /E:512 /P:AUTOEXEC.BAT DEVICE= C:\DEV\ASPI8XX.SYS /V DEVI EVICE= CE= C:\DEV\HIT-IDE.SYS /D:M /D:MSCD000 AUTOEXEC. EC.BAT BAT C:\DOS DOS\NWCDEX.EXE /D:M /D:MSCD000 /M:8 @ECHO OFF PROMPT $p$g SET TEMP=C:\TEMP PATH C:\;C:\DOS; 『EDIT n EDIT がハングアップするような場合は、/N オプションを使用し、 ファイル名 /N』として起動してください。 ⑰ ミラーリング/デュプレキシングを行う場合は、「3.2 ミラーリング/デュプレキシン グの準備」を参照して、セカンダリブートディスクをセットアップしてください。 22 3.2 ミラーリング/デュプレキシングの準備 (1) SCSI BIOS とブートデバイス、DOS の関連性 本節では、SCSI BIOS,ブートデバイス、DOS との関連性について説明します。 この内容は、ミラーリング/デュプレキシングにおいて、正しく DOS をインストールす るために必要な予備知識となります。 SCSI BIOS(以下 BIOS と省略)は、OS をディスクからブートしたり、DOS がディス クをアクセスするために必要なプログラムであり、ROM として SCSI アダプタ(以下ア ダ プ タ と 省 略 ) 上 に 実 装 さ れ て い ま す 。 DOS 以 外 の OS(NetWare/IntranetWare,Windows NT 等)では、専用のデバイスドライバによってア ダプタを直接制御するため、一度 OS がブートされた後では、BIOS を使用しません。 【ブートデバイスの条件】 ① BIOS が[Enabled]に設定されているアダプタの中で、最も優先順位の高いアダプタ上 の SCSI ID が 0 に設定されているデバイス(アダプタの仕様によっては、ID の変更可 能) 注意: ブートデバイスとは、マシンの電源投入後、一番最初に OS(Loader)が起動さ れるデバイスを指します。 【DOS DOS と SCSI デバイスとの関連性】 ① DOS が認識可能なデバイスは、BIOS が[Enabled]に設定されているアダプタ上のデバ イス。認識される順序(1st→2nd )は、アダプタと ID(番号の若い順)の優先度に従う。 ② DOS が使用可能なデバイスは、認識可能なデバイス中の 2 台(アダプタの仕様によっ ては、2 台以上のデバイスをサポート可能) ③ DOS がブートできる条件は、ブートデバイス上に Active な DOS パーティションが存 在し、そのパーティション上に DOS のシステムが存在していること。 23 以下の構成において、BIOS 設定を変更した場合の、ブートデバイスと DOS 上での認識のさ れ方を表にしました。DOS(FDISK)上で、「1st hard disk」と認識されるデバイスが、OS が起動されるブートデバイスとなります。 内蔵 SYM53C875 Channel.A ID:0 ID:1 内蔵 SYM53C875 Channel.B ID:0 ID:1 SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK SYM53C875 (Channel.A) 1 0 1 1st hard di 2nd hard disk d isk SYM53C875 (Channel.B) 2 0 1 Nothing Nothing SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK SYM53C875 (Channel.A) 1 0 1 Nothing Nothing SYM53C875 (Channel.B) 2 0 1 1st hard di 2nd hard disk d isk SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK SYM53C875 (Channel.A) 1 0 1 1st hard di 2nd hard disk d isk SYM53C875 (Channel.B) 2 0 1 3rd hard disk 4th hard disk SCSI Adapter SCSI BIOS SCSI ID FDISK SYM53C875 (Channel.A) 2 0 1 3rd hard disk 4th hard disk SYM53C875 (Channel.B) 1 0 1 1st hard di 2nd hard disk d isk 注意: SCSI BIOS の ブ ー ト デ バ イ ス を 設 定 す る 場 合 は 、 Symbios Logic SCSI Configuration Utility 上で、”B...Adapter Boot Order.”を選択し、ブート順を変更 してください。 上記の”SCSI BIOS”欄はそのブート順を表しています。 デフォルトでは以下の順になっています。 1. SYM53C810 (PORT=F800H. IRQ=11) ← Fast Narrow SCSI 2. SYM53C875 (PORT=E800H. IRQ=11) ← Channel.A Ultra Wide SCSI 3. SYM53C875 (PORT=E400H. IRQ=11) ← Channel.B Ultra Wide SCSI なお、設定方法の詳細については、ハードウェアのご使用の手引きを参照してくだ さい。 24 (2) ミラーリング SCSI アダプタ DOS ミラー DOS ミラー NetWare NetWare NetWare NetWare ID:0 ID:1 ID:2 ID:3 SYM53C875 プライマリブート セカンダリブート プライマリ 2 セカンダリ 2 ① FDISK を起動し、セカンダリブート(2nd hard disk)を選択して DOS パーティション を作成します。プライマリ側と同一サイズの DOS パーティションを作成してください。 上記構成の場合、FDISK 上では以下のように SCSI ID の若い順に認識されます。 SCSI ID 0 1 2 3 st nd rd th FDISK 1 hard disk 2 hard disk 3 hard disk 4 hard disk 注意: プライマリブート以外のドライブに DOS パーティションを作成する場合 は、FDISK の起動画面上で、「4) Select alternate fixed disk」を選択し、 対象となるディスクに変更してください。 ② FDISK を終了し、リブートします。 ③ 再起動すると、セカンダリブートディスクの DOS パーティションが D:ドライブ゙とし て認識されます。 ④ セカンダリブートディスク上の DOS パーティションをフォーマットし、システムを転 送します。 C:\>FORMAT D: /s/x ⑤ NetWare/IntranetWare をインストールします。 (DOS 上のファイルは、NetWare/IntranetWare インストール後にコピーします。) 注意: ミラーリング中に何らかのエラーが発生するなどで、セカンダリブートを 起動させたい場合は以下のことを実行してください。 ①セカンダリブートディスクを SCSI ID0 に変更するため、SCSI の1 台目に接続します。 (次回の起動で、1 台目に接続したセカンダリブートディスクが 1st hard disk になります。) ②以下のシートを A:ドライブに挿入し、リブートしてください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J SYSTEM_1 License/Install ③ FDISK を起動し、セカンダリブートディスク(1st hard disk)を選択 して DOS パーティションを活動状態(Active)に設定してください。 ④ FDISK を終了し、リブートすると、以降、セカンダリブートディス ク(1st hard disk)からマシンが起動されます。 25 (3) デュプレキシング プライマリ側 SCSI アダプタ DOS 内蔵 SYM 53C875 NetWare Channel.A NetWare ID:0 ID:1 プライマリブート プライマリ 2 ミラー ミラー セカンダリ側 SCSI アダプタ DOS 内蔵 SYM53C875 Channel.B ① NetWare NetWare ID:0 ID:1 セカンダリブート セカンダリ 2 FDISK を起動し、セカンダリブート(3rd hard disk)を選択して DOS パーティションを 作成します。プライマリ側と同一サイズの DOS パーティションを作成してください。 上記構成の場合、FDISK 上では以下のように SCSI ID の若い順に認識されます。 SCSI ID 0 1 0 1 st nd rd th FDISK 1 hard disk 2 hard disk 3 hard disk 4 hard disk 注意: プライマリブート以外のドライブに DOS パーティションを作成する場合 は、FDISK の起動画面上で、「4) Select alternate fixed disk」を選択し、 対象となるディスクに変更してください。 ② FDISK を終了し、リブートします。 ③ セカンダリブートディスクのDOS パーティションが D:ドライブとして認識されます。 SCSI Adapter SYM53C875 (Channel.A) SYM53C875 (Channel.B) SCSI BIOS 1 2 SCSI ID 0 1 0 1 s t nd r d th FDISK 1 hard di disk 2 hard disk 3 hard di disk 4 hard disk DRIVE C: Nothing D: Nothing ④ セカンダリブートディスク上の DOS パーティションをフォーマットし、システムを転 送します。 C:\>FORMAT D: /s/x ⑤ サーバをリブートします。 ⑥ 以下のシートを A:ドライブに挿入してください。 NetWare 3.12J/ 12J/3.2J SYSTEM_1 26 IntranetWare License/Install ⑦ Symbios Logic SCSI Configuration Utility 上で、”B...Adapter Boot Order.”を選択 し、セカンダリブートディスクが 1st hard disk となるよう、ブート順を変更します。 ⑧ セカンダリブートディスクの DOS パーティションが C:ドライブとして認識されます。 SCSI Adapter SYM53C875 (Channel.A) SYM53C875 (Channel.B) SCSI BIOS 2 1 SCSI ID 0 1 0 1 FDISK 3rd hard disk 4th hard disk 1st hard di disk 2nd hard disk ⑨ FDISK を起動し、セカンダリブート(1st hard disk)を活動状態(Active)に設定してくだ さい。 注意: ⑩ ⑪ DOS パーティションを活動状態(Active)に設定する場合は、FDISK 上 で、Select bootable partition を選択し、パーティション番号を指定して ください。(最初に作成された DOS パーティションは、自動的に活動状 態(Active)に設定されます。) サーバをリブートし、 Symbios Logic SCSI Configuration Utility 上で、”B...Adapter Boot Order.”を選択し、元の設定に戻します。 NetWare/IntranetWare をインストールします。 (DOS 上のファイルは、NetWare/IntranetWare インストール後にコピーします。) 27 3.3 NetWare/IntranetWare のインストール 3.3.1 NetWare 3.12J/ 12J/3.2J (1) インストールの準備 注意: 本章では、サーバ環境キットに含まれる NetWare 3.12J 用パッチモジュール 『312PTAJ2』、『DSKDR1JA』のインストールと、スタティックパッチ適用 済みの SERVER.EXE を含む『SYSTEM_1』シートを作成します。 新しい『SYSTEM_1』シートを作成するための、1.44MB の空き FDD を 1 枚 用意してください。 ① パッチモジュール『312PTAJ2』、『DSKDR1JA』をインストールします。 FT2400 サーバ環境キットを A:ドライブに挿入し、バッチファイルを起動してください。 A:\>CD PTINST A:\PTINST>PTINST3X C:\SERVER.312 [NetWare PATH] ② 以下の FDD シートを要求するメッセージが表示されますので、メッセージに従って交 換してください。 メッセージ 挿入する FDD シート Please insert SYSTEM_1 Diskette NetWare 3.12J/3.2J 「SYSTEM_1」 Please insert BLANK Diskette 1.44MB 空き FDD ③ 以下のメッセージが表示されたら、パッチモジュールのインストールは終了です。 「(2)NetWare のインストール」へ進んでください。 312PTxJ Installation Complete ! 28 (2) NetWare のインストール ① 各インストールメディア「NetWare 3.12J」CD,「INSTALL」FDD を挿入し、インスト ーラを起動してください。 CD-ROM 版 FDD 版 D:\>CD NW312J\NIHONGO A:\>INSTALL D:\NW312J\NIHONGO>INSTALL ② 以下の画面が表示されたら、"2. English"を選択してください。 ************************************************************************* . . Select language type: 1. Japanese (default) 2. English ・ ************************************************************************* ③ 以下の画面が表示されたら、任意のキーを入力してください。 *************************************************************** * ETHERNET USERS PLEASE NOTE: * * NetWare 3.12J sets the default Ethernet frame type * * to 802.2. The default Ethernet frame type for older * * versions of NetWare is 802.3. * * If you are installing NetWare 3.12J in an existing * NetWare environment that is currently using * * * Ethernet * * 802.3 frame types, you may wish to load both frame * * types or change the default Ethernet frame type to * * 802.3. * Machines running Ethernet frame type 802.2 will not * * * see machines running Ethernet frame type 802.3. * * Please refer to the NetWare 3.12J manuals for more * information. *************************************************************** Press any key to continue . . . ④ 以下の画面が表示されたら、"4. English DOS (106 keyboard)"を選択します。 ************************************************************************* . . Please select the number of the server type from the list below: . . 1. DOS/V . 2. DOS/V (106 keyboard) . 3. English DOS . 4. English DOS (106 keyboard) . 5. NEC PC98 . 6. FUJITSU FMR . 7. AX . ************************************************************************* 29 ⑤ 続けて以下の様に表示されますので、任意のキーを押してください。 . 4. English DOS (106 kyeboard) installation Press any key to continue . . . ⑥ 以下のメニュー画面より、「Install new NetWare v3.12J」を選択してください。 Select an Installation Option Install new NetWare v3.12J Upgrade NetWare v3.11J Display Information (README) File ⑦ 以下の画面にてサーバ名を入力し、[Enter]キーを入力してください。 Enter the Server Name. Server name: FT2400 注意: ⑧ IPX 内部ネットワーク番号を入力し、[Enter]キーを入力してください。 IPX Internal Network Number Internal network number:31F82AF8 注意: ⑨ サーバ名は、英数字、ハイフン(−)、アンダーバー(_)を組み合せて、 2∼48文字で設定してください。また、ネットワーク上の他のサーバと 同じ名前を設定してはいけません。漢字は使用できません。 デフォルトで設定されている値は、乱数により設定されています。この値 には、1∼8桁の16進数で設定してください。また、ネットワーク上の 他のサーバと同じ番号を設定してはいけません。 以下の画面上で、「Source path: D:\NW312J\NIHONGO\INSTALL」, 「Destination path: C:\SERVER.312」 になっていることを確認し、[Enter]キーを 押してください。 Source path: D:\NW312J\NIHONGO\INSTALL Destination path: C:\SERVER.312 注意: ソースパスのドライブ名は、CD-ROM のドライブ名を指定してください。 上記の例では、CD-ROM は、D ドライブに割り当てられています。 30 ⑩ 以下の画面で、「Source path: A:\」、「Destination path: C:\SERVER.312」になって いることを確認後、A:ドライブに新たに作成した「SYSTEM_1」ディスクを入れ、 [Enter]キーを押してください。 Insert the diskette labeld "System_1" in drive A, or press <F2> to specify a different path. Press <Enter> to continue. Source path: A:\ Destination path: C:\SERVER.312 ⑪ 以下の画面が表示されます。「Yes」を選択し、SET パラメータやディスクドライバの ロードコマンドを追加してください。 Do you want to specify any special startup set commands? No Yes ⑫ コマンド記述後は、[F10]キーを押して保存してください。 Specially Required Startup Set Commands SET Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 LOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START LOAD SYM8XXNW SLOT=10007 内 蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.A) LOAD SYM8XXNW SLOT=10008 内 蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.B) 注意: n n n ⑬ 上記設定は、インストール時に限り有効です。インストール終了後に再度 STARTUP.NCF を編集してください。 NetWare Peripheral Architecture(NWPA)インターフェースのHAM ド ライバをロードするためには、以下のダイナミックパッチのロードが必要 です。必ず STARTUP.NCF に記述してください。 LOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START SYM8XXNW.HAM ドライバのパラメータ(スロット番号の設定)は必 ず必要です。ドライバのロード順は必ず下記のように設定してください。 LOAD SYM8XXNW SLOT=10007 (SYM53C875 Channel.A) LOAD SYM8XXNW SLOT=10008 (SYM53C875 Channel.B) 以下の画面が表示されます。NetWare を自動立ち上げにする場合には「Yes」を選択 してください。この場合、DOS の AUTOEXEC.BAT に SERVER 起動のコマンドが 追加され、再起動時に NetWare が起動されます。 Do you want AUTOEXEC.BAT to load SERVER.EXE? No Yes 31 ⑭ SERVER.EXE が実行され、インストール画面が表示されます。 NetWare モジュールをコピーする前に、INSTALL 画面で以下の作業を行ってくださ い。 u NetWare のパーティションを作成する。 u パーティションのミラーリングを行う。(ミラーリング/デュプレキシング時) 【3.4 ミラーリング/デュプレキシング】参照 注意: ディスクの総容量が大きい場合、パーティション作成時/ミラーリング実 施時に、下記エラーが発生する場合があります。 Allo lloc Short Term Memory allo llocator re requests exceed eeded theconfiguration lim limit 1 short te term me memory allo llocation requests faile iled そのような場合には、下記 SET パラメータの値を増やして調節してくだ さい。また、本パラメータをインストール終了後、STARTUP.NCF に追 加してください。 SET Maximum Allo lloc Short Term Memory = xxxx (デフォルト値: 8388608) 8388608) u SYS ボリュームを作成し、マウントする。 注意: SYS ボリュームのサイズは、以下の容量を基準とし、オプション製品/ サーバアプリケーションの使用する容量を考慮して決定してください。 SYS:最低容量 SYS:基本推奨容量 オンラインマニュアルの容量 45M 45 MB 100∼ 100∼200M 200MB 30M 30MB(SYS 以外でも可) ⑮ NetWare のシステムファイルをコピーします。 システムオプションの 「システムおよびパブリックファイルのコピー」を選択します。 メディアが CD の場合は、[F6]キーを押してドライブを以下のように変更してください。 >D:¥NW312J¥NIHONGO 32 ⑯ STARTUP.NCF、AUTOEXEC.NCF ファイルを編集します。 以下の例を参考にして、INSTALL 画面で NCF ファイルの編集を行ってください。 START ARTUP.NCF SET Reserved Buffe ffers Below 16 Meg = 200 SET Maximum Alloc Short Term Memory=xxxx LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART LOAD VGADISP LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD NBI31X LOAD SYM8XXNW SLOT=10007 内蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.A:DISK) LOAD SYM8XXNW SLOT=10008 内蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.B:DISK) LOAD SYM8XXNW SLOT=10002 内蔵 SCSI (SYM53C810:DDS-TAPE) LOAD NWASPI ASPI ドライバ LOAD IDEATA PORT=1F0 INT=E 内蔵 IDE(CD-ROM) 注意: n n n n n n n n 下線部のパラメータは、必ず記述してください。 NetWare パーティション作成時/ミラーリング実施時に下記エラーが表示 された場合は、インストール時に調節した SET パラメータ(SET Maximum Alloc Short Term Memory=xxxx)を必ず記述してください。 Alloc Short Term Memory allocator requests exceeded the configuration limit 1 short term memory allocation requests failed この『PMLOAD』コマンドは、312PTxJ に含まれるダイナミックパッチモ ジュールを一括ロードします。また、『PMLOAD』コマンド実行時に、以下 のエラーが表示されますが、特に問題ありません。 Invalid startup command: ディスクドライバをロードする前に必ず『NBI31X.NLM』をロードしてくだ さい。これを行わないと NetWare 4.x 用『NBI.NLM』がオートロードされ てしまい、以下のエラーメッセージを出力します。 Loader cannot find public symbol: NetWare Peripheral Architecture(NWPA)インターフェースの HAM ドラ イバをロードするためには、上記ダイナミックパッチのロードが必要です。 SYM8XXNW.HAM ドライバのパラメータ(スロット番号の設定)は必ず必 要です。ドライバのロード順は必ず下記のように設定してください。 LOAD SYM8XXNW SLOT=10007 (SYM53C875 Channel.A) LOAD SYM8XXNW SLOT=10008 (SYM53C875 Channel.B) LOAD SYM8XXNW SLOT=10002 (SYM53C810) ストリーミングテープ装置接続時、「TAPEDAI.DSK」をロードしないでく ださい。NWPA のテープドライバ「SCSI2TP.CDM」が、オートロードされま すので、「TAPEDAI.DSK」は必要ありません。また、『M6700-15 内蔵ス トリーミングテープ装置(C1537A)』使用時には、『SCSI2TP.CDM v1.02q』 を使用する必要があります。(PTINST3X の実行により、ドライバは DSKDR1JA からコピーされています。) SBACK BACKUP 起動時の“デバイスドライバの イバの選択”では、必ず『Using NOVAD VADIBI』を選択してください。誤って『Using DIBIDAI』を選択 すると、SBACK BACKUP 使用中にサーバがアベンドします。 33 AUTOEXEC. EC.NCF file server name FT2400 ipx internal net 123456 C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥AUTOPT. PT.NCF mount all LOAD C:MSM31X LOAD C:E100B SLOT=xx Frame=Ethernet_802.2 Name=E100B_E82 BIND IPX to E100B_E82 NET=700 LOAD MONITOR 注意: ⑰ n 下線部の『AUTOPT.NCF』ファイルは、312PTxJ に含まれるダイナ ミックパッチモジュールを一括ロードします。 n LAN ドライバをロードする前に『MSM31X.NLM』をロードしてくだ さい。これを行わないとNetWare 4.x 用『MSM.NLM』がオートロー ドされてしまい、以下のエラーメッセージを出力します。この場合で も、『MSM31X.NLM』はオートロードされますので、実害はありま せん。 Loader cannot find public symbol: n 『E100B.LAN v3.23』を使用するためには、312PTAJ2 に含まれる 『JLOADER.EXE』,LANDR9J に含まれる『MSM31X.NLM v3.19, ETHERTSM.NLM v3.12』を使用する必要があります。 (PTINST3X, DOSINST6 の実行により、上記モジュールは適用され ます。) n LAN ドライバ(E100B.LAN) をロードするためには、アダプタが使用 しているスロット番号の入力が必要です。 E100B.LAN のスロット番号は、10 進数で以下のようにつけられます。 PCI SLOT SLOT= PCI SLOT SLOT= 1 1 5 5 2 2 6 6 3 3 7 7 4 4 以上で NetWare のインストールは終了しました。 【(3) ATAPI CD-ROM の環境設定】、および【3.5 インストール終了後の作業】に進 んでください。 34 (3) ATAPI CD-ROM の環境設定 NetWare 3.12J 上で、ATAPI CD-ROM を使用するためには、ドライバのインストー ルが必要です。 以下の手順に従って、インストールを行ってください。 ① C:¥SERVER.312 にある以下のファイルを SYS:SYSTEM ディレクトリにコピーして ください。 NWPALOAD NLM 3159 97-09-25 → SYS:SYSTEM NWPA NLM 89717 97-01-06 → SYS:SYSTEM ② NetWare 3.12J for apricot に含まれる「DRIVER」シートから、ATAPI CD-ROM 用 ドライバを以下のディレクトリにコピーしてください。 \CDROM\SYSTEM AFTER311 NLM 14952 95-10-31 → SYS:SYSTEM A3112 NLM 16446 95-10-31 → SYS:SYSTEM CDROM NLM 113269 94-11-15 → SYS:SYSTEM \CDROM\SYSTEM\NLS\4 CDROM MSG 10035 94-10-17 → SYS:SYSTEM\NLS\4 \CDROM\SYSTEM\NLS\9 CDROM MSG 9674 95-03-02 → SYS:SYSTEM\NLS\9 注意: これらのモジュールは、ノベル株式会社が提供している「CDUPJ2」と同等 です。 これらのモジュールで ATAPI CD-ROM を使用できますが、さらにアッ プデートを行いたい方は、ノベル株式会社が提供しているアップデートモ ジュール「CDUPxJ」を適用してください。 ただし、 IDEATA.HAM、IDECD.CDM のファイルは「DSKDR1JA」に より、最新モジュールとなっていますので、「CDUPxJ」などによるアップ デート時にダウングレードしないよう注意してください。 35 ② 各モジュールの起動手順は、以下のようになります。 START ARTUP.NCF Set Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 LOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥START LOAD VGADISP LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD NBI31X LOAD SYM8XXNW SLOT=10007 内蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.A:DISK) LOAD SYM8XXNW SLOT=10008 内蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.B:DISK) LOAD SYM8XXNW SLOT=10002 内蔵 SCSI (SYM53C810:DDS-TAPE) LOAD NWASPI ASPI ドライバ LOAD IDEATA PORT=1F0 INT=E 内蔵 IDE(CD-ROM) 注意: IDEATA.HAM を ロ ー ド す る 前 に 必 ず PM312.NLM と NPAPATCH.NLM をロード゙してください。(PMLOAD コマンドに よって、ロードしています。)NPAPATCH.NLM がロードされていな い状態で操作を行うと、サーバが ABEND します。 n IDECD.CDM をロードすると、以下の警告が表示されますが、これは デバイスが新しく、ドライバに登録されていないために発生します。 評価の結果、特に問題はありません。 「IDECD.CDM-001:WARNING! This driver has not been tested with the HITACHI CDR-8130 FW:xx device. If you experience problems with this device, contact its manufacturer for an updated driver.」 n AUTOEXEC. EC.NCF File server name FT2400 Ipx internal net 123456 C:¥SERVER.312¥PATCHES¥AUTOPT.NCF mount all LOAD C:MSM31X LOAD C:E100B SLOT=1 Frame=Ethernet_802.2 Name=E100B_E82 BIND IPX to E100B_E82 NET=700 LOAD MONITOR LOAD AFTER FTER311 ER311 LOAD A3112 LOAD CDROM 36 3.3.2 IntranetWare 本節では、IntranetWare のインストールにおける、PC サーバ固有の情報について説明し ます。 その他の一般的なインストール情報については、IntranetWare「インストール」マニュアル を参照してください。 (1) インストールプログラムの実行 ① IntranetWare の CD(Operating System)を CD-ROM ドライブに挿入し、カレント ドライブを CD-ROM に変更してください。 C:\>D: ② 「License/Install」 FDD を A:ドライブに挿入し、インストールプログラムを起動して ください。 D:\>A:INSTALL ENGLISH ③ IntranetWare for apricot(MITSUBISHI OEM 製品)をご使用の場合は、⑤へ進んで ください。以下の画面が表示されたら、’1’ IBM PC/AT compatibles を入力してくだ さい。 ************************************************************************* * . . Select computer system type: . . 1. IBM PC/AT compatibles . 2. NEC PC9800 series . . 0. Exit . . Please type the number (but NO "Enter" key) . ************************************************************************* * ④ 続けて以下の様に表示されますので、任意のキーを押してください。 . 1. Installation using IBM PC/AT compatibles. Press any key to continue ... 37 ⑤ 続けて以下の様に表示されますので、任意のキーを押してください。 For IBM PC/AT users: ==================== This is Global Readme to notify users of general information about IBM PC/AT compatible server installation. - If you are doing the installation under the following circumstances * Install via network or VLM is loaded * DOS code page is set to 932 * "Short Machine Type" is set to "DOSV" then some characters will be displayed incorrectly. However, the installation itself can be done without any problems. - To install in Japanese, enter SWITCH at the DOS prompt to reboot your system in Japanese mode. But after the installation, you MUST enter SWITCH command and boot DOS in English mode again. Press any key to continue ... ⑥ 以下のメニュー画面より、"NetWare 4.11" を選択してください。 NetWare 4.11 NetWare 4.11 SFT III Display Information(README) file ⑦ 以下のメニュー画面より、"Custom installation of NetWare 4.11" を選択してくださ い。 Simple installation of NetWare 4.11 Custom installation of NetWare 4.11 Upgrade NetWare 3.1x or 4.x 注意: ⑧ 次の作業に進む前に、以下のメッセージが表示される場合がありますが、 DOS パーティション上に 30MB 以上の空き容量があれば問題ありません ので、「Proceed in spite of this condition?」のメッセージに対し、「Yes」 を選択して続行してください。 The size of the active DOS partition is x.xMB. It should be at least 15MB to continue with the installation. Press <F1> for more information. サーバ名を入力し、[Enter]キーを入力してください。 Server name: FT2400 注意: サーバ名は、英数字、ハイフン(−)、アンダーバー(_)を組み合せて、 2∼48文字で設定してください。また、ネットワーク上の他のサーバと 同じ名前を設定してはいけません。漢字は使用できません。 38 ⑨ IPX 内部番号を入力し、[Enter]キーを入力してください。 Internal network number: 3270103C 注意: ⑩ デフォルトで設定されている値は、乱数により設定されています。この値 には、1∼8桁の16進数で設定してください。また、ネットワーク上の 他のサーバと同じ番号を設定してはいけません。 以下の画面で、 "Source path: D: \ PRODUCTS \ NW411 \ INSTALL \ IBM \ DOSV \ XXX \ ENGLISH", "Destination path: C:\NWSERVER" になっていることを確認し、 [Enter]キーを押してください。 Source path: D:\PRODUCTS\NW411\INSTALL\IBM\DOSV\XXX\ENGLISH Destination path: C:\NWSERVER 注意: ⑪ ソースパスのドライブ名は、CD-ROM のドライブ名を指定してください。 上記の例では、CD-ROM は、D ドライブに割り当てられています。 ブートファイルのコピー終了後、サーバのローカル環境設定の選択画面が表示されます。 カントリコード、コードページ、キーボード配列を以下のように変更し、最下行で [Enter]キーを押してください。 Country Code: 081 (Japan) Code Page: 932 (Japanese) Keyboard Mapping: Japan Press <Enter> here to continue 注意: 次の作業に進む前に、以下のメッセージが表示される場合がありますが、 問題はありませんので、「Proceed in spite of this condition?」のメッセー ジに対し、「Yes」を選択して続行してください。 There is no active DOS partition on the disk. If you want to use an existing partition for the installation, you must designate one of your DOS partition as active using the FDISK utility, Press <F1> for help Press <ENTER> to continue. ⑫ 以下の警告が表示されますが、動作上問題はありませんので、[Enter]キーを押して続 行してください。 After finishing with the installation you should "DOWN" the server and reconfigure DOS with the new code page. This will assure that NetWare and DOS use the same code page. Press <Enter> to continue. 39 ⑬ 以下の画面が表示されます。"Yes" を選択すると「STARTUP.NCF」編集画面になり ます。 特に記述する必要はありませんので、 "No" を選択して続行してください。 Do you want to modify, add, or delete any special startup set commands? No Yes ⑭ 以下の画面が表示されます。IntranetWare を自動立ち上げにする場合には「Yes」を 選択してください。この場合、DOS の AUTOEXEC.BAT に SERVER 起動のコマン ドが追加され、再起動時に IntranetWare が起動されます。 Add commands to AUTOEXEC.BAT to load SERVER.EXE? No Yes 40 (2) SMP のインストール 備考: IntranetWare を SMP 環境でご使用になる場合は、セットアップユーティ リティの設定が必要です。この設定を正しく行わないと、以下の警告が発生 します。 ”WARNING: xxxx spurious hardware interrupt(s) detected on INT17” FT2400 に「オプションプロセッサ」を追加していると、IntranetWare に SMP をイン ストールすることが可能です。 SMP をインストールするためには、事前に必ず下記に記した【SMP 環境でのセットアッ プユーティリティ設定】を行ってください。この設定を行っていない場合は、ここではと りあえず[N No]を選択して SMP をインストールせずに、IntranetWare のインストールを 続行してください。 そして、IntranetWare のインストールが完了した後、【SMP 環境でのセットアップユ ーティリティ設定】を実行し、サーバを起動してください。インストールユーティリティ (INSTALL.NLM)から、[インストールオプション]-マルチ CPU オプション,[SMP インス トールオプション]-プラットフォームサポートモジュールの選択を実行してください。 既にセットアップユーティリティの設定を終えている方は下記の手順で SMP をインスト ールしてください。 ① SMP モジュールのインストールを行いますので、「Yes」を選択してください。 SMP をインストールしますか? No Yes ② 以下のリストが表示されます。 “MPS14.PSM Intel MPS 準拠システム用プラットフォームサポートモジュール”を選 択してください。 CBUS_II.PSM Platform Support Module for C-bus II CPQSMP.PSM Compaq SMP Platform Support Module for NetWare 4.11J MPS14.PSM Intel MPS 準拠システム用プラットフォームサポートモジュール NFPSM.PSM Platform Support Module for NetFRAME MPS TRI_SMP.PSM Tricode Systems Platform Support Module 【SMP 環境でのセットアップユーティリティ設定】 1. セットアップユーティリティを起動します。(※1) 2. Server メニューを開き、 PCI IRQs to IO-APIC mapping にフォーカスをあわせて、 Enter キーを押します。 3. 以下の設定変更を行ってください。 ■PCI IRQs to APIC mapping: [Disable] 4. 設定変更が終わったら、F10 キーを押して変更内容を保存します。 5. 確認のメッセージが表示されますので、Enter キーを押してください。自動的に再 起動されます。 (※1):セットアップユーティリティは、サーバの電源投入時、「Press <F2> to enter SETUP」というメッセージが表示された時に[F2]キーを押すことにより起動できま す。セットアップユーティリティについての詳細は、「FT2400 使用の手引き」をご 41 覧ください。 (3) デバイスドライバのインストール 「SERVER.EXE」が自動的に実行され、デバイスドライバの自動検出が行われます。 しかし、ディスクドライバに関しては、正常に検出されない場合もあるため、修正を行い ます。 Product ID 製品名 デバイス名称 適用ドライバ FT2400 内蔵 SCSI コントローラ FT2400 内蔵 SCSI コントローラ FT2400 内蔵 SCSI コントローラ FT2400 内蔵 IDE コントローラ I8465B イーサネットアダプタ PILA8460 イーサネットアダプタ SYM53C810 SYM53C875 SYM53C875 82557 82558 PCI.1000.0001 PCI.1000.000F PCI.1000.000F PCI.8086.7111 PCI.8086.1229 PCI.8086.1229 SYM8XXNW.HAM ↑(同上) ↑(同上) IDEATA.HAM E100B.LAN E100B.LAN u SCSI アダプタ(コントローラ)の検出 ① PCI SCSI アダプタ(PCI.1000.0001)を検出すると、以下の画面が表示されますの で、<F3>キーを押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが, このハードウェアをサポートするドライバが複数見つかりました: PCI.1000.0001.0000.0000.12 選択するドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押してください. 続行するには、 <F3> を押してください 注意: 検出デバイスにより、表示される Product ID は異なります。 ② PCI SCSI アダプタ(PCI.1000.000F)を検出すると、以下の画面が 2 回表示されま すので、<F3>キーを押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが, このハードウェアをサポートするドライバが複数見つかりました: PCI.1000.000F.0000.0000.04 選択するドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押してください. 続行するには、 <F3> を押してください 注意: ドライバのインストールは、(4)デバイスドライバの追加/削除/変更に て FT2400 環境キットにあるドライバをインストールするため、ここで は< F3>キーを押して続行してください。 42 u 内蔵 IDE コントローラの検出 ① 以下の画面が表示されますので、<F3> キーを押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが, 対応するドライバが見つかりませんでした: PCI ディスクコントローラ. 8086.7111.0000.0000.01 ドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押してください. 続行するには、 <F3> を押してください u 内蔵 LAN コントローラ、増設 LAN アダプタの検出 ① LAN コントローラを検出すると、以下の画面が表示されますが、[F3]キーを押して 続行してください。(後からドライバを選択します。) 次のハードウェアが検出されましたが, このハードウェアをサポートするドライバが複数見つかりました: PCI.8086.1229.0000.0000.01(PCI.8086.1229.8086.0009.05) 選択するドライバのリストを表示するには <Enter> を押してください. 選択しないで続行するには、 <F3> を押してください 43 (4) デバイスドライバの追加/削除/変更 ① 自動検出が終了すると、以下の画面が表示されます。 “選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変更”を選択し、“ディスクおよび CDROM ドライバ:”にカーソルを移動後、[Enter]を押してください。 サーバドライバの選択 : 概要 ドライバ名 IDEATA ディスクおよび CD-ROM ドライバ: ネットワーク(LAN)ドライバ: ドライバ に対する操作 選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変 更 インストールを続行 ② 自動検出されたドライバのリストが表示されます。 サーバドライバ: ディスクドライバの選択 選択されたディスクドライバ ↑ IDEATA (現在は未ロード) 追加ドライバ に対する操作 追加ドライバの選択 選択したドライバの選択解除 選択したドライバのパラメータの変更/表示 インストールを続行 ③ 追加ドライバの選択を選択します。 ④ 本体バンドルの「FT2400 サーバ環境キット」シートをA:ドライブに挿入してください。 ⑤ [Ins]キーを押下し、リストにないドライバのインストールを選択してください。[F3] キーで以下のパスを指定します。 A:¥SYMBIOS¥NWPA ⑥ リストから"SYM8XXNW.HAM Symbios Logic NetWare HAM Driver"を選択します。 SYM8XXNW.HA M Symbios Logic NetWare HAM Driver(SYM8XXNW2.03.00) 44 ⑦ 既存のファイル(SYM8XXNW.HAM、SYM8XXNW.DDI)を保存するかどうか確認メ ッセージが表示されます。”No”を選択してください。 ⑧ “ドライバパラメータの選択/変更”を選択し、スロット番号を入力してください。 ⑨ “ドライバ SYM8XXNW のパラメータ操作”で、”パラメータを保存して続行”を選択し てください。 ⑩ ”追加のディスクドライバを選択しますか?”で”Yes”を選択します。 ⑪ ⑥∼⑨を繰り返します。SYM8XXNW.HAM ドライバを計3回ロードします。 ⑫ ”追加のディスクドライバを選択しますか?”で”No”を選択してください。 下記の状態になっていることを確認し、インストールを続行してください。 サーバドライバ: ディスクドライバの選択 選択されたディスクドライバ ↑ IDEATA SYM8XXNW SYM8XXNW SYM8XXNW (現在は未ロード) (現在は未ロード) (現在は未ロード) (現在は未ロード) 追加ドライバ に対する操作 追加ドライバの選択 選択したドライバの選択解除 選択したドライバのパラメータの変更/表示 インストールを続行 注意: n n IntranetWare イ ン ス ト ー ル 後 に 、 ア ダ プ タ を 増 設 し た 場 合 は 、 INSTALL.NLM を起動し、次の操作を行ってください。 ① [インストールオプション]−ドライバオプション ② [ドライバオプション]−ディスクおよび記憶デバイスのドライバの 設定/ネットワークドライバの設定 ③ 追加ドライバの検出とロード IntranetWare で認識される FT2400 のスロット番号は、10 進数で以下 のようになります。 PCI SLOT SLOT= PCI SLOT SLOT= 10001 3 3 内蔵 SCSI (SYM53C810) 10002 4 4 内蔵 SCSI (SYM53C875) (Channel.A) 10003 5 5 内蔵 SCSI (SYM53C875) (Channel.B) 1 6 6 1 2 2 7 7 45 重要: ⑬ SYM8XXNW.HAM ドライバのパラメータ(スロット番号の設定)は必 ず必要です。ドライバのロード順は必ず下記のように設定してください。 LOAD SYM8XXN XXNW SLOT=10002 (SYM53C875 Channel.A) LOAD SYM8XXN XXNW SLOT=10003 (SYM53C875 Channel.B) LOAD SYM8XXN XXNW SLOT=10001 (SYM53C810) デュプレキシング構成で、ストリーミングテープ(DDS)を装着している場合、 最初に SYM53C810(SLOT10001)をロードすると、サーバがアベンドした り、ミラーが外れることがあります。 n 以下の画面が表示される場合がありますので、<F3> キーを押して続行してください。 次のハードウェアが検出されましたが, 対応するドライバが見つかりませんでした: ESG-SHV SCA HSBP M3 0.18 ドライバのリストを表示して選択するには <Enter> を押してください. 続行するには、 <F3> を押してください 注意: ⑭ これは、SCSI 監視プロセッサで、ドライバをロードする必要はありません。 再び、以下の画面から、“選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変更”を選 択し、“ネットワーク(LAN)ドライバ:”にカーソルを移動後、[Enter]を押してください。 サーバドライバの選択 : 概要 ドライバ名 IDEATA,SYM8XXNW, ディスクおよび CD-ROM ドライバ: ネットワーク(LAN)ドライバ: ドライバ に対する操作 選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変更 インストールを続行 ⑮ ネットワークドライバのリストが表示されます。本体バンドルの「FT2400 サーバ環境 キット」シートを A:ドライブに挿入してください。 ⑯ [Ins]キーにてリストにないドライバのインストールを選択し、[F3]キーで以下のパス を指定します。 A:¥EPRO100B¥NWSERVER ⑰ リストから"E100B.LAN Intel EtherExpress PRO PCI Adapter"を選択します。 E100B.LAN Intel EtherExpress PRO PCI Adapter 46 ⑱ 既存のファイル(E100B.LAN、E100B.LDI)を保存するかどうか確認メッセージが表示 されます。”No”を選択してください。 ⑲ 「ドライバパラメータの選択/変更」を選択し、スロット番号を入力してください。 E100B_x パラメータ スロット番号: 0 SPEED: 0 FORCEDUPLEX: 0 IOMAPMODE: ドライババージョン: バージョン 3.23 (971105) ボード E100B_x (ドライバ E100B) に対する操作 ドライバパラメータの選択/変更 パラメータを保存して続行 ⑳ スロット番号入力後、「パラメータを保存して続行」を選択してください。 21 「追加のディスクドライバを選択しますか?」とメッセージが表示されますので、複数の LAN アダプタをインストールする場合は「Yes」を選択し、⑯∼⑲を繰り返します。 それ以外の場合は、「No」を選択し、インストールを続行してください。 22 下記の状態になっていることを確認し、インストールを続行してください。 サーバドライバ: ネットワークドライバの選択 選択されたネットワークドライバ ↑ E100B (現在は未ロード) 追加ドライバ に対する操作 追加ドライバの選択 選択したドライバの選択解除 選択したドライバのパラメータの変更/表示 インストールを インストールを続行 47 23 再び、以下の画面が表示されますので、“インストールを続行”を選択してください。 サーバドライバの選択 : 概要 ディスクおよび CD-ROM ドライバ: ドライバ名 IDEATA,SYM8XXNW, ネットワーク(LAN)ドライバ: E100B ドライバ に対する操作 選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変更 インストールを インストールを続行 48 (5) その他のインストール作業 IntranetWare「インストール」マニュアルに従って、以下の作業を実施してください。 u u u プロトコルの選択 NetWare ディスクパーティションの作成 ディスクパーティションのミラーリングとデュプレクシング(オプション) 【3.4 ミラーリング/デュプレキシング】参照 u NetWare ボリュームの管理 注意: SYS ボリュームのサイズは、以下の容量を基準とし、オプション製品/サー バアプリケーションの使用容量を考慮して決定してください。 Novell Internet SYS:最低容量 SYS:基本 オンラインマニ Acce ccess Server 4 推奨容量 ュアルの容量 140M 400M 75M 140 MB 200∼ 400 MB 75 MB 200∼300M 300MB u u u u u u ボリュームの保存/マウント NetWare/IP のインストール(オプション) サーバ間セッションの確立 NetWare ファイルのコピー(予備コピー) NetWare ディレクトリサービスのインストール サーバライセンスのインストール 49 u STARTUP.NCF ファイルの変更 サーバライセンスのインストールが完了すると、「STARTUP.NCF」ファイルの編 集画面が表示されます。編集終了後、[F10]キーを押して保存してください。 ART STAR TUP.NCF LOAD VGADISP SET RESERVED BUFFERS BELOW 16 MEG = 200 LOAD KEYB Japan LOAD INSTALL LOAD MPS14.NLM SMP モジュール LOAD SMP.NLM SMP モジュール LOAD MPDRIVER.NLM ALL SMP モジュール LOAD IDEATA.HAM INT=E PORT=1F0 LOAD SYM8XXNW.HAM SLOT=10002 LOAD SYM8XXNW.HAM SLOT=10003 LOAD SYM8XXNW.HAM SLOT=10001 LOAD SCSIHD.CDM LOAD SCSI2TP.CDM LOAD IDECD.CDM 注意: n n CD-ROM 接続用内蔵 IDE 内蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.A) 内蔵 SCSI (SYM53C875 Channel.B) 内蔵 SCSI (SYM53C810) 汎用 SCSI DISK 汎用 SCSI TAPE 汎用 IDE(ATAPI) CD-ROM IDECD.CDM をロードすると、以下の警告が表示されますが、これはデバ イスが新しく、ドライバに登録されていないために発生します。 評価の結果、特に問題はありません。 「IDECD.CDM-001:WARNING! This driver has not been tested with the HITACHI CDR-8030 FW::xx device. If you experience problems with this device, contact its manufacturer for an updated driver」 ストリーミングテープ装置接続時には、「LOAD SCSI2TP.CDM」行を追加 してください。また、『M6700-15 内蔵ストリーミングテープ装置 (C1537A)』使用時には、DSKDR1JA パッチモジュールの『SCSI2TP.CDM v1.02q』を使用する必要があります。 (後に記述の”他のインストールオプション”で、DSKDR1JA パッチモジュ ールを実行すると、ドライバはコピーされます。) 50 u u u AUTOEXEC.NCF ファイルの変更 「AUTOEXEC.NCF」ファイルの編集画面が表示されます。編集終了後、[F10]キー を押して保存してください。 EC..NCF AUTOEXEC set Time Zone = JST-9 set Daylight Savings Time Offset = 1:00:00 set Start Of Daylight Savings Time = INVALID FORMAT set End Of Daylight Savings Time = INVALID FORMAT set Default Time Server Type = SINGLE # 注意:上記の時間帯情報は # サーバ名の前でなければなりません set Bindery Context = OU=xxx.O=xxx file server name FT2400 ipx internal net 30B3D442 LOAD IPXRTR routing=NLSP LOAD E100B SLOT=1 Frame=Ethernet_802.2 Name=E100B_E82 BIND IPX to E100B_E82 NET=700 mount all LOAD MONITOR NetWare ファイルのコピー(メインコピー) 他のインストールオプション 『DSKDR1JA』のパッチモジュールをインストールします。 ① 「リストにはないプロダクトのインストール」を選択します。 ② <F3>キーを押して、以下のパス名を入力してください。 C:¥NWSERVER¥PATCHES¥DSKDR1JA ③ 以下が表示されていることを確認し、<F10>キーを押してください。 インストールしたいファイルグループを選択: [X] NetWare 4.1J DISK ドライバアップデートキット:DSKDR1J 注意: 『IWSPxJ』を適用する場合には、『DSKDR1JA』のインストールは必 要ありません。 IntranetWare のインストールは終了です。 【3.5 インストール終了後の作業】に進んでください。 51 3.4 ミラーリング/デュプレキシングの設定 (1) デバイスナンバリング NetWare がデバイスを識別するのに使用する番号には、主に以下の2つの番号が使用さ れます。デバイス管理に必ず使用しますので、考え方をよく理解してください。 論理デバイス番号 各 SCSI 系統順で、ID 昇順(DSK)/ID 降順(HAM)に、 (デバイス #x) デバイス #1 から連番が割り当てられる。 デバイスコード(DSK) デバイスコード(HAM) 注意: サーバコンソール上で、LIST DEVICES コマンドを実行すると、論理デバイ ス番号とデバイスコードの対応一覧が表示されます。(DSK のみ) u ミラーリング SCSI アダプタ SYM53C875 メーカ ID,ロード゙番号,LUN(通常 00),SCSI ID(00∼15) Vxxx−ロード番号−SCSI ID(00∼15):LUN(通常 00) ID:0 DOS NetWare DOS ミラー NetWare NetWare NetWare ID:1 ID:2 ID:3 ミラー プライマリブート セカンダリブート プライマリ 2 セカンダリ 2 SCSI ID: SCSI ID: SCSI ID: SCSI ID: ID:0 D:0 ID:1 D:1 ID:2 D:2 ID:3 D:3 論理デバイス番号 デバイス #1 デバイス #2 デバイス #3 デバイス #4 B8010000 B8010001 B8010002 B8010003 デバイスコード (DSK) V350-A0V350-A0V350-A0V350-A0デバイスコード (HA (HAM) D3:0 D2:0 D1:0 D0:0 u デュプレキシング プライマリ側 SCSI アダプタ DOS SYM53C875 NetWare NetWare Channel.A ID:0 ID:1 プライマリブート プライマリ 2 セカンダリ側 SCSI アダプタ DOS SYM53C875 NetWare NetWare Channel.B ID:0 ID:1 セカンダリブート セカンダリ 2 プライマリ側 SCSI ID セカンダリ側 SCSI ID ID ID ID:0 ID:1 ID:0 ID:1 D:0 D:1 D:0 D:1 論理デバイス番号 デバイス #1 デバイス #2 デバイス #3 デバイス #4 B8010000 B8010001 B8020000 B8020001 デバイスコード (DSK) V350-A0V350-A0V350-A1V350-A1デバイスコード (HA (HAM) D1:0 D0:0 D1:0 D0:0 52 (2) ミラーリング/デュプレキシングの設定 ① ミラーリング/デュプレキシングを行う場合は、各ハードディスク上でパーティション の作成後、下表に従ってメニューを選択してください。 なお、NetWare のインストール完了後にミラーリング/デュプレキシングを設定する 場合には、インストールユーティリティ(INSTALL.NLM)から、下表に従ってメニュ ーを選択してください。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J インストール時 [インストレーションオプション] [ディスクパーティションおよびミラーリングオプション] -ディスクオプション -ディスクパーティションセットのミラーリングおよびミラー [利用可能なディスクオプション] リング解除 -ミラーリング インストール後 [インストレーションオプション] [インストールオプション] -ディスクオプション -ディスクオプション [利用可能なディスクオプション] [利用可能なディスクオプション] -ミラーリング -ディスクパーティションをミラーリング/ミラーリング解除 注意: ② ミラーリング/デュプレキシング共にソフトウェア的な違いはなく、設定 方法は変わりません。NetWare/IntranetWare 上では、ミラーリング/デ ュプレキシングをまとめて、ミラーリングと表記しています。 また、NetWare/IntranetWare のバージョンにより、若干画面表示が異な ります。 プライマリとなるディスクを選択して、[Enter]キーを押してください。 ディスクパーティションのミラーリングステータス ミラーリングなし: ミラーリングなし: ミラーリングなし: ミラーリングなし: ③ デバイス デバイス デバイス デバイス 1 2 3 4 選択したディスクのステータスが表示されます。[Ins]キーを押してください。 SDMSNETx.DSK ドライバを使用した場合 ミラーリングされたディスクパーティション(論理パーティション # 2 ) 同期 - デバイス # 1 IBM DDRS-39130W S92A (B8010000) SYM8XXNW.HAM ドライバを使用した場合 ミラーリングされたディスクパーティション(論理パーティション # 2 ) 同期 - デバイス # 1 [V350-A0-D1:0] IBM DDRS-39130W rev:S92A 53 ④ ミラーリング可能なデバイス一覧が表示されます。ミラーするデバイスを選択して [Enter]キーを押してください。 SDMSNETx.DSK ドライバを使用した場合 利用可能なディスクパーティション デバイス # 2 IBM DDRS-39130W デバイス # 3 IBM DDRS-39130W デバイス # 4 IBM DDRS-39130W S92A (B8010001) S92A (B8020000) S92A (B8020001) SYM8XXNW.HAM ドライバを使用した場合 利用可能なディスクパーティション デバイス # 2 [V350-A0-D0:0] IBM DDRS-39130W デバイス # 3 [V350-A1-D1:0] IBM DDRS-39130W デバイス # 4 [V350-A1-D0:0] IBM DDRS-39130W ⑤ rev:S92A rev:S92A rev:S92A 以下の画面が表示されます。まだパーティション上にデータが存在しないため、瞬時に パーティションの同期が完了します。[Esc]キーまたは、[F10]キーを押してください。 SDMSNETx.DSK ドライバを使用した場合 ミラーリングされたディスクパーティション(論理パーティション # 2 ) 同期 - デバイス # 1 IBM DDRS-39130W 同期 - デバイス # 3 IBM DDRS-39130W S92A (B8010000) S92A (B8020000) SYM8XXNW.HAM ドライバを使用した場合 ミラーリングされたディスクパーティション(論理パーティション # 2 ) 同期 - デバイス # 1 [V350-A0-D1:0] IBM DDRS-39130W rev:S92A 同期 - デバイス # 3 [V350-A1-D1:0] IBM DDRS-39130W rev:S92A ⑥ 以下の画面が表示されます。ミラー操作を終了する場合は、[Esc]キーまたは、[F10] キーを押してください。 ディスクパーティションのミラーリングステータス ミラーリング済み: ミラーリングなし: ミラーリングなし: デバイス 1,3 デバイス 2 デバイス 4 54 3.5 インストール終了後の作業 (1) DOS システムファイルの編集 インストール終了後は、「CONFIG.SYS, AUTOEXEC.BAT」内の CD-ROM ドライバ を無効(REM)にしてください。 CONFIG.S G.SYS FILES=20 SHELL=C:\COMMAND.COM /E:512 /P:AUTOEXEC.BAT DEVICE=C:\DEV\ASPI8XX.SYS /V REM REM DEVI EVICE= CE=C:\DEV\HIT-IDE.SYS /D:M /D:MSCD000 AUTOEXEC. EC.BAT BAT REM REM C:\DOS DOS\NWCDEX.EXE /D:M /D:MSCD000 /M:8 /V @ECHO OFF PROMPT $p$g SET TEMP=C:\TEMP PATH C:\;C:\DOS; (2) セカンダリブートディスクの設定 ミラーリング/デュプレキシングを行っている場合は、以下の手順に従って、プライマリ DOS パーティションのファイルをセカンダリ DOS パーティションにコピーしてくださ い。 【ミラーリング/デュプレキシング】 プライマリ DOS パーティションは、C:ドライブ、セカンダリ DOS パーティションは、 D:ドライブとして認識されています。 ① DOS のシステムファイル、および NetWare のモジュールをコピーします。 FT2400 サーバ環境キットを A:ドライブに挿入し、バッチファイルを起動してください。 A:\>CD DOSINST A:\DOSINST>MIRDOS SERVER.312(NWSERVER) [NetWare DIR] 注意: ② バッチファイルは、以下のディレクトリ内容のみをコピーします。 他のディレクトリを作成してある場合は、MD,COPY コマンドを使用して コピーしてください。 ¥,¥DOS,¥DEV,¥TEMP,¥NetWare DIR(指定 NetWare ディレクトリ) 以下のメッセージが表示されたら、DOS パーティションのファイルコピーは終了です。 DOS Partition Copy Complete ! 以上で NetWare/IntranetWare のインストールは終了しました。 サーバを再起動してください。 55 (3) パッチ/アップデートモジュールの適用 NetWare/IntranetWare を安全に運用するためには、ノベル株式会社が提供している最新 のカーネルパッチおよび、アップデートモジュールの適用が必要です。 これらのモジュールは、カーネル(OS 本体)のバグ修正および、NLM ユーティリティの バグ修正/機能拡張を行います。 (3.1) モジュールの入手経路 モジュールは、以下のインターネット URL から入手することが可能です。定期的に 参照して、最新のモジュールを入手/適用するようにしてください。なお、適用方法 については、モジュールに含まれるドキュメントを参照してください。 URL W.W.W 名称 インターネット 注意: Novell Japan World Wide http://supportWeb j.novell.co.jp/misc/patlst.htm 本サーバ環境キットを使用して、NetWare 3.12J をインストールした場合、 『312PTAJ2』, 『LANDR9J』, 『DSKDR1JA』が、IntranetWare をイン ストールした場合、『DSKDR1JA』が適用されますが、更に新しいモジュー ルが公開された場合は、それらを適用してください。 (3.2) NetWare 3.2J Enhancement Pack の補足事項 NetWare 3.2J をご購入の場合、『NetWare 3.2J Enhancement Pack』CD が、添 付されております。NetWare 3.12J インストール後に「NetWare 3.2J インストール ガイド−NetWare 3.2J のインストール」を参照して、必ず適用してください。 なお、適用するにあたり、以下の補足事項がありますので、注意してください。 ①本 サ ー バ 環 境 キ ッ ト を 使 用 し て 『 312PTAJ2 』 適 用 後 に NetWare 3.2J Enhancement Pack をインストールすると、C:¥SERVER.312¥STARTUP.NCF 上の「PMLOAD」行が二重になります。 最新の『312PTxJ』がインストールされているディレクトリのダイナミックパッチ をロードするように、「PMLOAD」のパスを変更してください。 『312PTAJ2』適用後に NetWare 3.2J Enhancement Pack をインストールした場 合は、 NetWare 3.2J Enhancement Pack に含まれるパッチ『312PTCJ』の方が 新しいので、そちらの「PMLOAD」行のみを有効にします。(古い PMLOAD 行を リマークします。) START ARTUP.NCF REM REM THE FOLLO LLOWING LINES WERE ADD ADDE DDED BY THE 3.2 ENHANCEM CEMENT PAC PACK ACK INSTATLLA TLLATION LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥CPUCHECK ECK LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PM312 PMLOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥START ART REM REM END MODI ODIFICAT CATIONS MADE BY BY THE 3.2 ENHANCEM CEMENT PAC PACK ACK INSTALLA LLATION Set Reserved Buffers Below 16 Meg = 200 SET Display Lost Interrupt Alerts = OFF REM REM LOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART¥PM312 REM REM PMLOAD C:¥SERVER. ERVER.312¥ 312¥PATCHES¥NATIVE¥ VE¥START ART LOAD VGADISP ・ 56 (3.3) カーネルパッチアップデート時の補足事項 カーネルパッチを最新のモジュールにアップデートする場合、以下の補足事項があり ますので、注意してください。 【NetWare 3.xJ-312PTxJ】 ・パッチモジュールは、同一ディレクトリに上書きしてください。別ディレクトリに インストールした場合、 C:¥SERVER.312¥STARTUP.NCF の PMLOAD 行のパス を変更する必要があります。 ・¥NATIVE¥AUTO ディレクトリに含まれるパッチモジュールは、STARTUP.NCF からロードしたり、PMLOAD コマンドを使用してロードすることはできません。 本 サ ー バ 環 境 キ ッ ト を イ ン ス ト ー ル す る と 、 C:¥SERVER.312¥PATCHES¥AUTOPT .NCF ファイルを使用して、一括ロードできるようになります。 しかし、別ディレクトリにインストールした場合や、パッチモジュールが増えた場 合には、AUTOPT.NCF ファイルを編集する必要があります。 ・最新のパッチモジュール 312PTxJ を上書きしても、SERVER.EXE を修正するスタ ティックパッチ(JLOADER.EXE)のアップデートは行われませんので、以下の方 法に従ってアップデートしてください。 ①最新パッチモジュールをインストールしたディレクトリ上の LSWAP ユーティリ ティを、DOS 上で起動してください。 C:¥SERVER.312¥PATCHES¥NATIVE¥LOADER>LSWAP C:JLOADER.EXE C:¥SERVER.312¥SERVER.EXE 注意: 以下のメッセージが出力された場合は、既に SERVER.EXE に最新のスタ ティックパッチが適用されていますので、「N」で中止してください。 WARNING!!:The Server File contains a loader that is same or newer than the loader File you are attempting to swap in! Do you want to continue anyway ? (Y/N)? N 【IntranetWare-IWSPxJ】 IWSP4JC 含まれるスタティックパッチ(LOADER.EXE)は、IWSP4JB に含ま れる LOADER.EXE より古いファイルです。そのため、IWSP4JB 適用後に IWSP4JC を適用しても、インストールユーティリティによるスタティックパッチ (LOADER.EXE)の変更(ダウングレード)が行われませんので、以下の方法に 従ってダウングレードしてください。 ① IWSP4JC に含まれるスタティックパッチ(LOADER.EXE)を C:¥NWSERVER にコピーしてください。 COPY Drive:¥COMMON¥PK411¥DOSV¥LOADER.EXE C:¥NWSERVER ② DOS 上で、最新パッチモジュールをインストールしたディレクトリ上の LSWAP ユーティリティを起動してください。 C:¥NWSERVER>LSWAP C:LOADER.EXE C:SERVER.EXE 注意: ダウングレードのため、以下のメッセージが出力されますが、「Y」で続行します。 WARNING!!:The Server File contains a loader that is same or newer than the loader File you are attempting to swap in! Do you want to continue anyway ? (Y/N)? Y 57 (3.4) 弊社評価環境 なお、弊社(三菱電機株式会社)では、以下のパッチ/アップデートモジュールを使 用して、本製品の評価を実施致しました。 NetWare 3.12J/ IntranetWare 12J/3.2J カーネルパッチ 312PTDJ IWSP4JC アップデート 3.2J Enhancement Pack IntranetWare Support Pack モジュール v4.0J (IWSP4JC) 312PTCJ.EXE DSKDR1JA 312JNUP1.LZH 312JVUP1.LZH 312Y2K2J.EXE AFP11J.EXE AIO312J1.EXE ASYNCUP1.EXE CDUP4JA.EXE COMCHECK.LZH DSKDR1JA.EXE IDEJ1.EXE IPXDOCJ.EXE IPXRTRJ1.EXE LANDR9J.EXE LCON31UP.EXE LIB312J.EXE NAM312J2.EXE PRNTDVJ1.EXE PSERVJ4.EXE SBACK6J.EXE STRTL5J.EXE TCP188J.EXE TCPN04AJ.EXE UPSJ1.EXE 58
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