平成28年度 仙北市保健事業しおり 仙北市 保健課 Ⅰ 母子保健事業 平成28年度切れ目のない妊産婦・乳幼児への保健対策 妊娠 出産 乳児 幼児 予防接種 母子手帳交付 マ 妊婦健診受診券発 タ ニ 行16枚 テ 妊 妊婦歯科健診受診 ィ 娠 券発行1枚 教 届 室 け 産後1カ月健診受 ( 診券発行1枚 前 母乳相談券3枚発 期 行 ) 妊婦健診 低体重児届け 妊婦管理者の医療機関との連携 ○ママパパ教室 講師:在宅助産師講師 低体重児訪問 出 産 養育医療・未熟児訪問 ( 新生児訪問 出 1カ月児健診(任意医療機関) 生 届 産婦健診(受診券) け 母乳相談(受診券) ○妊婦・ママ交流会:妊婦とママの情報交換 ) 乳児家庭全戸訪問 妊婦訪問 マタニティ教室(後期) *妊娠中期以降対象 *1カ月児乳児対象 4 カ 月 児 健 診 7 カ 月 児 離 乳 食 教 室 10 カ 月 児 健 診 1 歳 3 カ 月 児 健 康 相 談 リ ラ ク マ親 ゼ マ支 ーの シ た援 ョめ講 ンの座 講 座 1 歳 6 カ 月 児 健 診 2 歳 6 カ 月 児 歯 科 健 診 3 歳 6 カ 月 児 健 診 親支援講座 ベビーマッサージ・ 救急講座・ベビーヨガ 要支援家庭への支援(訪問、個別相談、関係機関との連携) 1 妊娠がわかったら 妊婦が安心して、順調な妊娠経過をたどり、安全な出産を迎えることができるため の支援を行います。 (1)母子健康手帳の交付 妊娠届出制度は、妊産婦や乳幼児を的確に把握し、必要な保健指導や健康診査を行 うことを目的に行います。また、母子健康手帳は、母子保健の正しい知識の普及び妊 娠、出産、育児に関する母子の健康状態の一貫した記録保持を目的に交付します。 およそ週1回、妊娠の届け出をした方に保健課で交付します。 (2)妊婦健康診査受診票の交付 妊娠中の母体の健康の保持増進、疾病の早期発見を目的に交付しています。 妊婦一般健康診査受診票16枚、子宮頸がん・クラミジア検査受診票1枚、歯科健 診受診票1枚、産後1か月健診受診票1枚、母乳育児相談券3枚を発行します。また、 精密検査対象疾病に該当し、医師が精密検査が必要と判断した場合には、精密検査受 診票を1枚発行します。 (3)マタニティ教室(母子手帳交付時に開催) 母子健康手帳交付の時に、保健師や栄養士が妊娠中の生活や栄養についてお話しし ます。また、保健師や栄養士による個別相談があります。 (4)ママ・パパ教室 夫婦および妊婦が安心して妊娠期を過ごすことができ、出産後は安心して育児に取 り組むことができるよう、3か月に1回、助産師等が講師となり学級を開催します。 1 (5)妊婦&ママ交流会 妊婦同士が悩みを話し合い、また先輩ママからの助言を受けることで、悩み事を解 消することができるとともに、妊婦が赤ちゃんと触れ合うことで赤ちゃんを知り、将 来迎える自分の赤ちゃんとの生活についてイメージすることができることができるよ うに開催します。 (6)妊婦訪問 本人の希望、医療機関からの依頼、母子健康手帳交付時のアセスメントで訪問が必 要と判断された場合、母性の健康の保持増進のため保健師、栄養士が家庭訪問をしま す。 2 赤ちゃんが生まれたら 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減を目的に健康診査、健康相談、 家庭訪問があります。 (1) 新生児訪問 保護者の希望や医療機関からの依頼により、家庭訪問します。 (2) 低体重児訪問 届け出のあった出生時体重 2,500g未満の児に、家庭訪問し、健康状態の確認と必 要な育児支援を行います。 (3)養育医療給付事業 出生時体重 2,000g以下・その他、医師が入院養育を必要と認めた児に医療費を助 成します。 (4)乳児家庭訪問 (全戸訪問) 生後1~2 カ月になる月に、母子の健康状態の確認や子どもの健康診査や予防接種 等について、保護者に説明等のために保健師が家庭訪問します。 (5)乳幼児健診 子どもの順調な成長・発達と健康を守るため、疾病の早期発見・成長発達確認や育 児不安の軽減や子育てへのサポートの場として健康診査を行います。 身体計測で月齢に合った発育・発達状態を確認し、育児、離乳食や予防接種につい て支援します。また、お母さんの悩みや子育てについて一緒に考えます。 ア 4か月児健康診査 特 性:ほとんどの児の首が坐り、からだを支える力が目に見えてきます。目や耳の 動きと意思のある動きが加わってきます。あやすと笑ったり、喃語も多くなり、親 子関係の絆を深めていく時期です。 内 容: 小児科医の診察・身体計測・育児相談・予防接種のチェック・離乳食相談及び試食 2 イ 10か月児健康診査 特 性:乳児がハイハイやつたい歩きができるようになり、移動範囲も広がってきま す。感情面では、自己主張で泣いたり、意思表現として指さしをしたりするなどが みられるようになってきます。そして、育児上での悩みや、不慮の事故などが起こ りやすい時期です。 内 容:小児科医の診察・身体計測・育児相談・予防接種のチェック・離乳食相談 *母親に向けての「がん講座」を同時に実施します。 ウ 1歳6か月児健康診査 特 性:歩行や走ることができ、行動も活発になります。指先の器用さなどの微細運 動と目の協応運動がみられます。言葉の発達や理解力も増し、社会性が芽生えてく る時期です。一方で、かんしゃくを起こしたり、保護者は育てにくさ、育児不安な どの問題を抱えてくる頃です。 歯は、そろそろ生えそろってくる頃になります。 内 容:小児科医の診察・身体計測・歯科健診・育児相談・予防接種のチェック・ 栄養指導・歯科衛生士によるむし歯予防教室(集団指導・個別指導) エ 3歳6か月児健康診査 特 性:運動や言葉の発達で大きく進歩し、友達との遊びや、集団生活など自立への 準備が始まっています。歩く、走る、跳ぶを反復しながら上達し、階段の上りくだ りなどが上手になります。 自己主張が強くなり、保護者はしつけや教育に悩む時期です。 内 容: 小児科医の診察・身体計測・歯科健診・育児相談・予防接種のチェック・ 栄養指導視聴覚検査・尿検査 (6)乳児食育教室 (もぐもぐランド)生後7か月児対象 特 性:お座りができ、おもちゃを持って遊べられるようになります。寝返りができ るようになり、転がって移動ができるようになります。精神面では、自分のほしい ものに手を伸ばしてつかんだり、声を出してほしがったりします。 内 容:離乳食の大切さや進め方を知ってもらい、離乳食がスムーズに完了できるよ うに支援します。 中期離乳食のお話や調理実習と試食、個別相談予防接種のチェック、身体計測・ 育児相談 (7)1歳3か月児健康相談 特 性:乳児から幼児への移行時期です。歩行を開始し、意味のある片言を言えるよ うになり、同時に言われていることも理解します。しかし、すべての面で個人差が みられ、特に、生活面での個人差は大きく、食欲、睡眠などにその傾向がみられま す。 歯が上下8本ほど生えそろう時期なので、歯磨き習慣など、歯の清潔に目を向け ていく時期です。 内 容:身体計測・育児相談予防接種のチェック・栄養指導 *保護者に向けての親支援講座「リラクゼーション講座」を行います。 3 (8)親支援講座 子どもが健やかに育つために、親が乳児期に安心して愛着心が育まれ「健やかな子 育ての基礎をつくる」ことを目的に実施します。 内 容:1サイクル ベビーマッサージ講座2回 救急法とベビーヨガ講座1回 対 象:概ね3か月児~7か月児 (9)母子保健関係者研修会 母子保健従事者や関係機関スタッフの基盤となる能力や資質向上を目的に研修会を 実施します (10)思春期研修会 心身ともに成長が著しく人格形成にとって重要な時期である思春期において、正し い知識の普及啓発を行い、子どもが心身ともに健やかに成長できることを支援するこ とにより、健全な母性及び父性の育成を図ることを目的に実施します。 対 象:角館高校2年生 (11)乳幼児健康教育、育児支援 保育園などから依頼を受けて実施します。 ・子育て支援センター (にこにこ保育園・神代保育園など) ・療育訓練事業「どれみの会」 (子育て推進課) ・ふれあい子育て広場 (社会福祉協議会) (12)乳幼児健診未受診児・要支援児家庭訪問指導 健診当日連絡がなく欠席した児へ、電話連絡で理由を把握し、健診受診を勧奨しま す。連絡が取れない家庭や未受診が続く児、乳幼児健診受診後フォローの必要な児へ、 家庭訪問を実施します。 (13)おやこ交流広場 子どもや保護者が、ふれあいや交流のために健康管理センターホールを自由に利用 できます。 回 数:週1回 時 間:9:30~11:30 3 子どもの歯の健康 (1) 1歳6カ月児健診 (P3参照) 特 性:上下合わせて 8 本以上16本になっています。1歳6か月健診ではむし歯を 有している割合は少ないのですが、3歳児健診までに急増します。そのため、1歳 6カ月健診でむし歯がないからといって油断せず、3歳まではむし歯を作らないよ うにする心構えが必要です。 (2) 2歳6カ月児歯科健診 特 性:2歳児は乳歯がすべて生えそろうとともに、ミュータンスレンサ球菌に感染 しやすく、むし歯罹患率が急激に高くなる時期です。 対 象:当該月及び次月に2歳6カ月になる児 内 容:歯科健診・身体計測・育児相談・予防接種のチェック・栄養指導・歯科衛生 士によるむし歯予防教室(集団指導・個別指導) 4 (3) 3歳児健診(P3参照) 特 性:20本の乳歯が生えそろい、噛み合わせが完了する時期です。食べ物をかむ ための筋肉も発達し、食の幅が広がります。それだけに、歯垢などの汚れが歯に残 りやすくなり、むし歯になるリスクが高まります。また、むし歯を予防するための 生活習慣をつくるために重要な時期です。 (4)幼児フッ化物塗布事業 幼児の健全な口腔の育成を促すとともに,生涯にわたる歯科保健に対する意識の向 上を図るため、2歳になると受診券を発行し、協力歯科医療機関でフッ化物の塗布を 行います。 (5)保育園・幼稚園歯科指導訪問 歯科衛生士と保育園・幼稚園に訪問し、各園の歯科保健状況を把握し、保護者また は園児に向けて、市内9カ所で歯科保健指導を行います。 (6)幼児・児童フッ化物洗口事業 フッ化物洗口事業で、①歯質の強化、②萌出後のエナメル質の成熟の促進、③初期 う蝕の再石灰化とう蝕の進行抑制、④口腔細菌の代謝活性抑制作用の効果により、児 童のむし歯予防対策を推進するとともに、児童自らの健康に対する意識の向上を図り ます。 対 象:保育園・幼稚園年長児である5歳~6歳児 小学校1~6年生 4 栄養指導 (1)妊婦 ア マタニティ教室 母子手帳交付時に妊娠中の食生活についてパンフレットを用いて説明し、アンケー トを基に指導します。食事のバランスや妊娠中に不足しがちな鉄・カルシウムの摂取 について、減塩のコツなどについて支援します。 (2) 乳幼児 ア 離乳食教室:個別相談・指導 離乳食の進め方や調理法を知り、育児不安の解消・軽減を図り、離乳食のスムーズ な移行・児の健全な発育・発達を目指します ① 4か月児健康診査 5~6か月頃特性:「ゴックン期」 口の動き:舌が前後に動くようになって、口にためて、舌でのどの奥に食べ物を送り、 飲み込めるようになります 離乳初期の食事:ヨーグルト状やポタージュ程度の固さ(柔らかさ)が目安です。 調味料での味付けはせず、だし汁などでのばす程度で、素材の味を大切にします。 栄養指導:生活リズムや哺乳量を把握し、初めて食べさせるときの注意点や、離乳 食の進め方を支援します。 離乳食の初期段階では、1日1回1さじから始め、母乳やミルク以外のものを 覚えさせ、飲み込む練習をすることが大切になります。また、母乳やミルク以外 5 の水分補給ではジュースやイオン水などで甘い味を覚えさせないようにするとい うことについて支援します。 ② 乳児食育教室(もぐもぐランド)生後7か月児対象 7~8か月頃特性:「モグモグ期」 口の動き:舌が前後に加えて上下にも動き、上あごと舌で食べ物をつぶすことがで きるようになります。 離乳中期の食事:3~5mmくらいの大きさで、豆腐くらいの舌と上あごでつぶせる 程度の固さが目安です。味付けはほんの風味付け程度にみそやしょうゆなどごく 少量の調味料を使用できますがまだまだ素材の味を大切にします。 栄養指導:生活リズムや初期段階の離乳食の進み方を把握しながら、離乳食中期の 段階への移行について支援していきます。 7ヶ月頃の1回分の食事の量や形態や、上手にモグモグして飲み込むことがで きるかを確認し、2回食へと進めるための支援をします。 ③ 10か月児健康診査 9~11か月頃特性:「カミカミ期」 口の動き:舌が前後、上下のほか、左右にも動き、舌で食べ物を移動させながら、歯 ぐきでものをつぶすことができるようになります。 離乳後期の食事:5~8mmくらいの大きさで、弾力のあるバナナくらいの歯ぐきで つぶせる程度の固さが目安です。だし汁などを中心に、大人より薄めの味付けにし、 少量のケチャップやマヨネーズなどの調味料も使用できるようになります。 栄養指導:生活リズムや中期段階の離乳食の進み方を把握しながら、離乳食後期の段 階へと移行について支援していきます。 1日3回食へと進み、朝・昼・晩の食事のリズムを作り始める時期です。 ④ 1歳3か月児健康相談 12~18か月頃特性:「パクパク期」 口の動き:舌を自由自在に動かせるようになり、歯や歯ぐきでリズミカルにかんだり、 つぶせたりできるようになってきます。 離乳完了期の食事:1cm~一口大の大きさで、肉だんごくらいの歯ぐきで噛みつぶ せる程度の固さが目安です。それぞれの食品の持つ味を生かしながら、薄味でおい しく調理します。 栄養指導:生活リズムや食事の内容を把握しながら、離乳食完了期について支援しま す。 1日に3回の食事のほかに1日1~2回程度の間食(おやつ)というリズムにな りますが、おやつは「食事の一つ」と考えて食事で摂りきれない栄養素を補うもの を選ぶように支援します。 ⑤ 特 1歳6か月児健康診査 性:離乳完了の目標の時期であり、1日3回の幼児食のほかに1~2回の間食と いうパターンができているころです。まだ食べ方は上手ではありませんが、本格的 なトレーニングが始まる時期です。食べる量が少ない、好き嫌いをする、遊び食い をする、食事の時間が長い等、心配事が多くなる時期でもあります。 6 栄養指導:生活リズムや食事の内容を把握しながら離乳が完了しているかどうかを確 認し、幼児食について指導します。遊び食べやむら食いにつながるおやつや飲み物 の内容についても確認しながら支援します。 ⑥ 特 2歳6か月児歯科健康診査 性:2歳後半頃になると乳歯がほぼ生えそろう時期です。この頃の食事や間食、 飲み物の内容がむし歯に大きく関係してくると考えられます。 栄養指導:むし歯予防の観点から、食事や間食、飲み物の内容について指導します。 イオン飲料と同じ砂糖量の砂糖水を用いて清涼飲料水に含まれている砂糖について 説明します。 ⑦ 特 3歳6か月児健康診査 性:知能・情緒が発達し、見るもの聞くものを何でも吸収し身につけていくため、 食習慣も含め、よい生活習慣づくりの基礎となる大事な時期です。乳歯もほぼ生え そろっている時期なので、噛みごたえのあるものも与え、噛む力をつけていくこと も大切になります。 栄養指導:食事のリズムや内容について把握しながら幼児食について指導します。規 則正しい食事や間食の内容に加え、食事のマナーや食に関するいろいろな体験につ いて支援します。 4 その他の母子保健事業 (1)会議等の主催や参加 ・母子保健推進員会議 ・要支援児検討会 ・療育訓練事業運営委員会 ・要支援児童等連絡調整会議 ・北浦SENネット連絡会議 ・就学指導委員会 (2)母子保健推進員活動 市から委嘱を受けた母子保健推進員が、乳幼児健診や乳児食育教室の場で保護者の 育児支援をします。 (3)特定不妊治療費助成事業 秋田県の特定不妊治療費助成事業を受けている夫婦に対し、助成額を超えた自己負 担のうち1年度1回15万円を限度に助成を行います。 (4)受胎調節実施指導員の指定証交付 7 Ⅱ 予防接種 (5)定期予防接種 予防接種法に基づき、感染症から守ることを目的として、定期予防接種を実施します。 接種方法は秋田県内の契約医療機関にて実施しています。 ・ヒブ ・小児の肺炎球菌 ・四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ) ・BCG ・麻しん・風しん ・水痘 ・日本脳炎 ・二種混合 ・ヒトパピローマウイルス感染症 ・B 型肝炎(平成28年10月より) ・高齢者肺炎球菌 ・高齢者インフルエンザ (6)任意予防接種助成事業 ア おたふくかぜワクチン任意予防接種 対象と助成回数・助成額: 1歳~小学校就学前の児に1回の助成額 4,000 円を2回助成 小学生以上の児に1回 4,000 円を助成 イ 幼児インフルエンザ任意予防接種 対象と助成回数・助成額: 1歳~小学校就学前の児に1回の助成額 1,500 円を2回助成 ウ 大人の風しん予防接種任意予防接種 対象と助成回数・助成額: 妊娠を希望している助成および妊婦の夫に接種費用全額助成 8 Ⅲ 成人保健事業 1 健(検)診事業 事業の主な流れ 各健診・検診の対象 者を抽出する。 秋田県総合保健事業団 へ「健(検)診受診 券」等受診関係の用紙 を作成依頼する。 健康づくり推進員 に封筒「健(検) 診のご案内」の世 帯配布を依頼す る。 町内の不明な世帯 は「健(検)診の ご案内」を郵送す る。 健 (検 )診結 果を 送 付する。 市 民 が 、 「健 ( 検) 診 受 診 券 」等 を 持っ て 健 ( 検 )診 を 受診 する。 健 ( 検) 診関 係配 布 物 を 世帯 ごと に封 筒 「 健 (検 )診 のご 案 内 」 に入 れ、 各町 内 の袋に入れる。 秋田県総合保健 事業団から健 (検)診結果が 市に届けられ る。 要精検の市民には、受診結果を返信する ハガキを同封する。精密検査結果ハガキ を市に届けていない市民には受診勧奨の 連絡をする。 健(検)診結果から対象となる市民に特定 保健指導・健康教育・健康相談などのお知 らせをする。 健(検)診結果説明会 特定保健指導、 家庭訪問、 病態別健康教育 等 (1)特定健康診査(40 歳以上 75 歳未満:後期高齢者医療保険加入者を除く) メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常などを合 併した状態をさします。特定健康診査(メタボ健診)は、メタボリックシンドロームに着目した健 診です。健診結果は、「情報提供」「積極的支援」「動機づけ支援」の 3 段階に階層化 されます。「積極的支援」「動機づけ支援」の対象者には、内臓脂肪型肥満に着目し た生活習慣病予防の特定保健指導を行います。 受診方法:集団健診と協力医療機関検診 基本的な健診内容: 問診、身体計測、腹囲測定、血圧測定、尿検査、血液検査、医師の診察 健診医師が必要と判断した検査:心電図、眼底、貧血検査 *40歳~49歳の方:心電図検査 費用:無料 *協力医療機関で個別健診が受けられます。(6 月~11 月) 9 *健診会場では、仙北市国民健康保険被保険者、仙北市国民健康保険被保険者以外の保 険の扶養家族が受診できます。市から特定健診受診券が送られるのは、仙北市国民健康保 険被保険者です。 仙北市国民健康保険被保険者以外の保険の扶養家族の方には、加入医療保険組合から 受診券が送付されます。 (2)後期高齢者健康診査 (・健診受診日 75 歳以上 ・65 歳以上 75 歳未満後期高齢者医療保険加入者) 高血圧、心臓病、脳卒中など、死亡原因の上位を占める疾病だけでなく高齢者にと って寝たきりや認知症の原因となる循環器疾患の早期発見と運動や食生活などの生活 習慣の改善意識を高めることを目指しています。 受診方法:集団健診 基本的な健診内容:問診、身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査、医師の診察 費用:無料 (3)一般健康診査(40 歳以上の生活保護受給者) 受診方法:集団検診 基本的な健診内容:検診項目は後期高齢者健康診査と基本的内容は同じです。 費用:無料 (4)結核検診(65 歳以上) 受診方法:集団検診 検診内容:平成27年度より肺がん検診として実施しています。 医療機関で結核検診を受けた方は、「結核検診受診済証」を提出していただきます。 また、寝たきりの方や歩行困難で検診会場で検診を受けることが出来ない方は、喀 痰検査を行います。 費 用:肺がん検診費用 (5)肝炎ウイルス検診 (40、45、50、55、60、65、70 歳、41 歳~69 歳の未検査の方) 受診方法:集団検診 検診内容:血液検査(B 型、C 型肝炎ウィルス検査)を行います。 費 用: ○700 円:社会保険被保険者で、上記年齢を除く 41~69 歳までの方) ○無 料:70 歳、国民健康保険加入者、後期高齢者医療保険被保険者、 非課税世帯、生活保護受給者、40、45、50、55、60、65、70 歳は無料 * 肝炎ウイルス検診は、集団健(検)診と同じ会場で実施 (6)骨粗しょう症検診(40、45、50、55、60、65、70 歳の女性) 女性の場合、骨密度は20歳頃に最大となり、40歳代半ばまで維持されますが、 閉経前後の数年間に骨量が急速に減少してくるといわれています。骨粗しょう症は、 骨折等の基礎疾患となることから、早期に骨量減少を発見し、生活習慣を見直して骨 粗しょう症予防のために行います。 受診方法:集団検診(特定健診等の集団健(検)診とは別の日程で実施) 検診内容:問診、手首の骨密度を測定します。 10 費 用: ○700 円:社会保険被保険者 ○無 料:70 歳、国民健康保険被保険者、後期高齢者医療保険被保険者、 非課税世帯、生活保護受給者 (7)がん検診 がん検診の目的は、早期発見によりそのがんで死亡する可能性を減少させることで す。また、がん検診を受けて定期的に健康を確認しがんについて関心をもち、生活習 慣の見直しにもつながります。 ア 胃がん検診(40 歳以上) 受診方法:集団検診 検診内容:問診、バリウム使用の胃部エックス線検査 胃がんを見つけることが目的ですが、良性の潰瘍やポリープも発見されます。 費 用: ○1,300 円:社会保険加入者 ○無 料:年度年齢 51 歳、53 歳、55 歳、57 歳、59 歳、70 歳以上、 国民健康保険被保険者、後期高齢者医療保険被保険者、非課税世帯、 生活保護受給者 イ 子宮頸がん検診・婦人科超音波検診 (20 歳以上 40 歳未満、40 歳以上の偶数年齢の女性) 受診方法:集団検診と協力医療機関検診(市立角館総合病院他) 検診内容:問診、細胞診、超音波検査 子宮頸部の粘膜を採取し、がん細胞の有無やがん細胞の組織型の検査を行い子宮頸 がんを発見します。 超音波検査:卵巣腫瘍の有無を調べます。同時に、筋腫も発見されます。 費 用: ○1,300 円:社会保険被保険者 ○無 料:年度年齢 31 歳、33 歳、35 歳、70 歳以上、国民健康保険被保険者、 後期高齢者医療保険被保険者、非課税世帯、生活保護受給者 ウ 乳がん検診(40 歳以上の偶数年齢の女性) 受診方法:集団検診と医療機関検診(市立角館総合病院) 検診内容:問診、マンモグラフィ マンモグラフィでは、触診だけでは発見できない小さな、とくに石灰化のある乳 がんの発見に適しています。このほか、乳房の良性疾患などが診断できます。 費 用: ○1,000 円:社会保険被保険者 ○無 料:年度年齢 40 歳、44 歳、70 歳以上、国民健康保険加入者、 後期高齢者医療保険被保険者、非課税世帯、生活保護受給者 ※ペースメーカーを装着している方は、マンモグラフィ検査を受けることができません。 11 エ 肺がん等検診(40 歳以上) 受診方法:集団検診 検診内容:問診、胸部レントゲン撮影、 ◎問診で必要と認められた方は喀痰細胞診を行います。 (1日の喫煙数×喫煙年数)50歳以上で喫煙指数600以上、もしくは 6 か月 以内に血痰のあった方 「喀痰細胞診」は、主に喫煙者を対象として「胸部X線検査」と併用して行いま す。喀痰を採取して、気管支等のがんから痰に混じって出てくるがん細胞の有無 を顕微鏡で観察します。 費 用: ○400 円:社会保険被保険者 ○無 料:年度年齢 61 歳、65 歳、国民健康保険被保険者、非課税世帯、 生活保護受給者 オ 肺CT検査(40 歳以上) 受診方法:医療機関検診(市立角館総合病院) 検診内容:胸部 CT 検査 ◎問診で必要と認められた方は喀痰細胞診を行います。 (1日の喫煙数×喫煙年数)50歳以上で喫煙指数600以上、もしくは40歳以 上で69日以内に血痰のあった人 費 用: ○2,000 円:社会保険被保険者 ○無 料:70 歳以上、国民健康保険被保険者、非課税世帯、生活保護受給者 ※集団検診での肺がん検診との重複検査はできません。 カ 前立腺がん検診(50 歳以上の男性) 受診方法:集団検診 検診内容:問診、血液検査 PSA(前立腺特異抗原)検査を行います。PSA 値は前立腺がんを発見するきっ かけとなるひとつの指標です。 費 用: ○500 円:社会保険加入者 ○無 料:70 歳以上、国民健康保険被保険者、後期高齢者医療保険被保険者、 非課税世帯、生活保護受給者 キ 大腸がん検診(40 歳以上:大腸がん検診の研究に参加している方を除く) 受診方法:集団検診 検診内容:問診、2 日分の便潜血検査 2 日分の便を提出していただき、便に血液が混じっていないか調べます。 費 用: ○500 円:社会保険加入者 ○無 料:70 歳以上、国民健康保険被保険者、後期高齢者医療保険被保険者、 非課税世帯、生活保護受給者 12 ク 大腸がん検診の研究(比較試験)(40 歳以上 74 歳) 受診方法:集団検診(早朝検診・日曜検診)・事業所検診・医療機関(全内視鏡検査) 検診内容:問診・2日分の便潜血検査、全内視鏡検査(半数の方) 便潜血反応検査のみの方と、全内視鏡検査併用の方と 2 群に分け、10 年間追跡し、死亡数 によって全内視鏡検査の有効性を確認する研究です。 ケ がん検診受診勧奨推進事業(コール・リコール事業) 対象者:子宮頸がん検診: 年度年齢 31歳・33 歳・35 歳 乳がん検診:年度年齢 40 歳・44 歳 肺がん検診:年度年齢 61 歳・65 歳 内 容:保健事業団委託し、上記の対象者に電話や通知で検診の受診を勧めます。対象者 が受診した場合は、検診自己負担金が無料となります。 (8)総合健診 平日に健(検)診を受けられない方(40~64歳)を対象に、3地区で日曜日に健(検)診 を行います。 健(検)診内容: 特定健康診査・一般健診・大腸がん検診・前立腺がん検診・肝炎ウイルス検査・肺がん 等検診・胃がん検診 2 歯科・口腔の健康づくり事業 (1)歯周疾患検診 40歳以降に歯を失う主な原因は、歯周疾患です。生涯、自分の歯でおいしく食べ るためには、早い時期からの歯の管理が重要です。 歯周疾患を予防・早期発見し、歯の喪失予防を目的として、節目検診を行います。 対象:40、45、50、55、60、65、70 歳 受診方法:協力歯科医療機関での個別検診 健診内容: 現在の歯・喪失歯の状況、歯肉の状況、口腔清掃状態など 費用: ○1,000 円:社会保険加入者 ○無 料:国民健康保険被保険者、非課税世帯、生活保護受給者 (2)高齢者歯科口腔健診 口腔機能低下の予防を図り、肺炎等の疾病予防に繋げるために、歯・歯肉の状態や口腔 清掃状態等をチェックする歯科健康診査を実施します。 対象:75歳以上後期高齢者医療被保険者、75歳以上生活保護世帯 受診方法:協力歯科医療機関での個別健診(6 月~12 月) 健診内容: 歯の状態、咬合の状態、義歯の状況、咀嚼能力評価、舌機能の評価、嚥下機能評価、 顎関節の異常、粘膜疾患の異常、口腔衛生状況、口腔乾燥、歯周組織の状況 費用:無料 13 3 特定保健指導事業(40 歳~74 歳) 特定保健指導は、階層化により「動機づけ支援」「積極的支援」に該当した人に対して実 施します。 特定保健指導の目的は、対象者が自分の健康状態を自覚し、生活習慣の改 善のための自主的な取り組みを継続的に行うことができるようにすることにあります。対象者 に合った食事や運動指導を中心に、保健師・栄養士・看護師がさまざまな働きかけを行い ます。基本的には個別支援ですが、グループ支援や栄養教室、運動教室などを組み合わ せたプログラムを準備し、継続的な支援を行っています。 4 健康づくり事業 (1)病態別健康事業(生活習慣病予防事業) 特定健康診査の結果、生活習慣見直しが必要な方や家族の方を対象に重症化や発病 予防を目的に運動指導や勉強会を実施します。内容は、医師講話、勉強会、運動実技 栄養教室を角館地区・田沢湖地区・西木地区で実施します。 (2)運動教室 運動を日常生活の中に取り入れ、生活習慣病の予防、生活習慣改善の機会とするこ とができるように、健康運動指導士による運動教室を実施します。角館地区・田沢湖 地区・西木地区で実施します。 (3)訪問指導 特定健診の結果に基づき、必要と思われる方に年間を通して保健師・栄養士・看護 師が訪問指導を行います。 (4)健康教育・健康相談 ア 特定健診結果説明会 特定健診終了後に、健(検)診受診者を対象に健診結果の見方や、健康に関する 事などについて、各地区で説明会を実施します。 イ 地区健康相談 地区会館で実施します。1 会場あたり年数回から月 1 回、血圧測定や健康につい ての講話や体操などを実施します。 ウ かたるべの会 仙北市社会福祉協議会角館支部で開催している「かたるべの会」で、角館地区の 高齢者に血圧測定や健康についての講話や体操などを実施します。 エ ミニディサービス 仙北市社会福祉協議会田沢湖支部の事業支援を受け田沢湖老人クラブ会等で開催 しています。田沢湖地区の高齢者に血圧測定や健康についての講話や体操などを実 施します。 オ その他の健康相談 食生活改善推進員による伝達講習の時に栄養士と同行し、血圧測定をしながら健 康相談や健康に関する講話を実施します。また、不定期に、他課や住民の方からの 依頼に応じて地域に出向き、健康相談を実施します。 14 5 心の健康づくり・自殺予防対策事業 (1)「自殺の実態を明らかにする」取り組み ① 厚生労働省の人口動態統計の活用 ② 自殺予防総合対策センターの地域における自殺の基礎資料の活用 (2)「市民一人ひとりの気づきと見守りを促す」取り組み ア 自殺予防週間の設定と啓発事業の実施 自殺を考えている人に周囲が気づき、相談窓口につなげていけるよう、自殺予 防に関する情報提供と意識啓発に取り組んでいます。 ① 市民への心の健康づくりと自殺予防について広く啓発普及をしています。 広報にも掲載します。 ② 直接、市民に心の健康づくりと自殺予防について呼び掛けを実施し、広報 に掲載することで市民への広く啓発普及を図ることを目的に、街頭キャン ペーンを実施します。 自殺予防週間(9月10日~16日)、いのちの日(12月1日) 秋田県いのちの日(3月1日)自殺対策強化月間(3月) (3)「早期対応の中心的役割を果たす人材を養成する」取り組み 相談に対応する職員の資質を高めるなど相談体制を充実するとともに、自殺の危 険性の高い人の早期発見、早期対応につながるよう、地域における人材の養成に取 り組んでいます。 ア 地区組織の研修の充実 健康づくり推進員、食生活改善推進員等を対象に、地域のつながりを深める ためのテーマを取り上げ、地域で心の健康づくり活動等に取り組めるよう自殺 予防研修を実施します。 イ ふれあいサポーター養成講座、ステップアップ研修会の実施 心の悩みを抱えた人等に適切に対応できるよう、見守りや相談対応能力を高 めるための研修を実施します。 ウ 傾聴ボランティア「えくぼの会」 会員自らが傾聴の研修を重ね傾聴活動を行うことを目的に活動しています。 傾聴ボランティア活動として、月に1回定例会を開催します。 エ 専門職研修会 地域で活動している専門職の心の健康相談対応能力向上のための研修会を実 施します。 (4)「心の健康づくりを進める」取り組み 自殺につながるストレス要因の軽減等に向けて、職場や地域での心の健康づくり に取り組みます。 ア 「こころの相談」 保健師等が個別相談を行います。 15 イ 「笑いでいきがいづくり教室」の開催 高齢者を対象に、地域会館等でコミュニティの繋がりを深めるとともにスト レス要因の軽減を図り心の健康づくりに関心を持つための教室を実施します。 ウ「笑いの会」の支援 「笑いでいきがいづくり教室」の終了後に発足した会です。 参加することで仲間づくりができ、年をとっても前向きに、心と体が健康的 な生活ができることを目的としています。 内容:笑いヨガ、健康の話し、軽体操、仲間づくりゲーム等 エ えがおサロン支援 傾聴ボランティアえくぼの会が、「語って、笑って、ホッと一息」をテーマ にお茶を飲みながら語りあう会として月 2 回田沢湖健康増進センターで開催し ています。申込み不要で自由参加です。 相談室を設けて、個別相談対応もしています。 オ 健康教育の開催 高齢者の健康相談等で、パンフレットを用いて自殺予防の健康教育を実施し ます。 (5)「社会的な取組で自殺を防ぐ」取り組み ア 多重債務、失業者等の相談窓口 無料法律相談などで行っている多重債務、失業者等の相談窓口を広報等で紹 介します。 (6)「民間団体との連携を強化する」取り組み えくぼの会、ロータリークラブ等と連携した活動を行います。 6 栄養指導 (1)特定保健指導 特定健康診査の結果、「積極的支援」「動機づけ支援」の対象者に、取り組むこと ができる範囲で具体的な目標数値を設定し、栄養バランスや適正摂取エネルギー量な どについて支援します。また、グループ支援として栄養教室を実施し、3日間の食事 記録を行い、食事バランスガイドに基づいて食事のバランスについて支援します。 (2)病態別健康教室(生活習慣病予防事業)での栄養教室 特定健康診査の結果、生活習慣の見直しが必要な方やその家族を対象に、重症化予 防や発症予防を目的に、食事のバランスについて支援しました。 (3)愛仙自立支援教室 障害福祉サービス事業所福祉ハートネット愛仙通所者を対象に、食生活面での自活 の参考となるよう、年3回調理実習と健康教育を行います。 (4)さわやか教室調理実習 介護予防事業「さわやか教室」参加者を対象に、高齢者の低栄養予防やカルシウム 摂取量を高める事を目的とし、調理実習を行います。 16 Ⅳ 組織活動 1 母子保健推進員 母子保健推進員は、市と住民の方々とのパイプ役、母子の健康を見守るサポーター として、母子保健事業に協力する方で9名の方に委嘱しています。 主な活動内容 ア 乳児食育教室、1歳6か月児健診、3歳児健診の協力 身体計測結果の記録、参加幼児の見守り、待ち時間内の母親への声かけ イ 会議及び研修会 2 健康づくり推進員 市民と一緒になった市行政、よりよい健康なまちづくりを進めるために、地域から の届け出により全市で390人(角館地区186人、田沢湖地区127人、西木地区 77人)の方々を健康づくり推進員に委嘱しています。 健康づくり推進員は、市と住民の方々とのパイプ役として各種健(検)診の「健 (検)診受診券」等を各世帯に配布、健(検)診の受診の呼びかけなど健康づくり活 動を行っています。 ア 健康づくり推進員会議 新規健康づくり推進員委嘱、健診配布物について説明と依頼 イ 健康づくり推進員研修会 地域の健康の担い手としての健康づくり推進員活動を目指して、研修会を実施しま す。28年度は、田沢湖地区で行います。 17 3 食生活改善推進員(ヘルスメイト) 「私達の健康は私達の手で」を合言葉に、健康の基本である食生活の改善を主なテー マとして活動しているのが『食生活改善推進員(愛称・ヘルスメイト)』です。 食 生活改善推進員は、まず我が家の食卓を健康なものにしさらには地域のみんなにも正 しい食習慣が定着することを目指し、地域に根ざしたボランティア活動を続けていま す。 ■食生活改善推進員(ヘルスメイト)活動の流れ 4 結核予防婦人会 昭和 14 年 5 月 1 日に全国組織として設立されました。結核の早期発見及び治療の 為に、結核検診等の通知の配布や受診勧奨、複十字シール募金活動を行います。また、 らい病の施設訪問を通じて、入所者の心の支援をしています。 5 医療協議会 医療機関と行政の緊密な連携により、市の医療・保健・福祉行政の円滑な運営を推 進し、市民の健康増進と福祉を目指す協議会です。 運営内容: ① 仙北市市民の健康増進及び予防活動に関すること。 ② 仙北市の地域医療のあり方に関すること。 ③ 保健及び医療、福祉の充実を図るため、医療機関等と行政の連携に関すること。 ④ 予防接種、乳幼児健診、母子健診、住民健診、学校健診、学校医、施設委託医等 の円滑な運営に関すること。 18
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