goo、マイクロソフト、Yahoo! JAPAN

2007年3月15日
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ
エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社
マイクロソフト株式会社
ヤフー株式会社
VRI、goo、マイクロソフト、Yahoo! JAPAN、
インターネット広告の視認効果に関する基準値の作成に着手
インターネットの利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(以下
VRI、本社:東京都千代田区)と、gooを運営するエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社(本
社:東京都千代田区)、ウェブプラットホームWindows Live(TM)及びインターネット ポータル
サイトMSN(R)を運営するマイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)オンラインサービ
ス事業部、Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社(本社:東京都港区)のポータルサイト
運営事業者3社は、共同調査を開始し、インターネット広告の視認効果に関する基準値の作成
を目指します。
2006年に社団法人日本広告主協会・Web広告研究会・メディアミックス委員会が実施したイ
ンターネット広告に関する広告主へのアンケートでは、約6割の企業が「効果検証のための分
かりやすい指標が必要」と回答しています。このことから、インターネット広告を活用するに
あたって、従来からのクリックスルーレート(クリック率)やコンバージョンレート(閲覧者
が購買等の行動に至った割合)などを主体とするレスポンス効果の指標に加え、他のマスメデ
ィアでも一定の効果が認められているような、広告の視認による認知効果を検証するための分
かりやすい基準づくりが求められています。
今回の共同調査では、VRIの監修のもと、goo、MSN、Yahoo! JAPANに掲載される広告を対
象として、共通の方法で年間50件程度の調査を行い、広告注目率、クリエイティブに対する評
価、広告接触による認知効果等について、基準値を作成します。作成した基準値は、広告が視
認されることによる認知効果を検証するための指標として利用するだけでなく、今後ますます
重要となるインターネット広告や他の媒体も含めた複合的なメディアプラニングのための基
礎データとしても広く活用していきます。
本調査の調査設計は、VRIによって行います。本調査は3月中旬より開始し、調査結果につい
ては、2007年度内での発表を目指しています。
* Microsoft、MSN、Windows Liveは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標ま
たは商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社 ポータル事業本部
電話:03-5224-5500 FAX:03-5224-5203 メールアドレス:[email protected]
マイクロソフト株式会社 オンラインサービス事業部PR担当
電話:03-4512-3031/3025 FAX:03-4512-3417
メールアドレス: [email protected]
ヤフー株式会社 広報
電話:03-6440-6103 FAX:03-6440-6235 メールアドレス: [email protected]
<本調査手法に関するお問い合わせ先>
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ 営業企画本部
電話:03-5226-3283
FAX:03-5226-3289 メールアドレス:[email protected]
<別紙>
社団法人日本広告主協会 小林昭専務理事コメント
インターネット広告に限らず、広告主は広告の費用対効果に大きな関心を寄せており、広告投
資に対しての客観的評価は今後ますます求められるものであり、特に躍進著しいインターネッ
ト広告においてはこれまでにわかりやすい基準が無かったことでもあり、ネット媒体社が共同
で取り組む、今回のような活動は大いに期待するものである。
社団法人日本広告主協会・Web広告研究会 棗田眞次郎代表幹事コメント
Web広告研究会は1999年に設立されたが、その最初の取り組みが、「バナー広告の認知効果
測定実験」であった。
今回のWeb広告研究会会員社による共同調査の取り組みも、研究会の調査が発端となってお
り喜ばしい限りであると同時に、今後のインターネット広告の本格的な発展のために大いに歓
迎するものである。