資料番号 3 平成27年度 行革推進項目進捗状況一覧(効果額を伴わない項目) 第2次集中改革プランにおける改革内容 番 号 改革進捗状況 改革項目(事務事業) 改革の方向性 概 要 改革の全体像 現在の進捗状況 今後の改革内容 【 所 属 】 【随意契約】 随意契約制度の適正な運用を図る。 入札・契約制度の再点検 1 【各課共通】 岬町随意契約ガイドラインを作成し、地方自 治法及び同法施行令に規定する随意契約事務の 仕様書・設計書・予定価格調書を作成す 公正性、経済性を確保するため、各課に周知し る。 ている。今後も新規採用職員研修等において周 また、プロポーザル事務手続に係る基準 知していく。 の明確化を図る。 プロポーザル事務手続に係る基準の明確化に なお、積算に用いる設計単価(人件費相当 ついては、プロポーザル方式の基準仕様書(ガイ 分)についても見直しを図る。 ドライン)を平成27年度中に作成し平成28年 度より周知する予定である。 岬町随意契約ガイドラインを作成し、地方自 治法及び同法施行令に規定する随意契約事務の 平成26年度は、新規採用職員に対して、岬 公正性、経済性を確保するため、各課に周知し 町随意契約ガイドラインを用いた研修を実施し ているところであるが、適正に実施されている た。 かのチェック体制を構築するのが今後の検討課 平成27年度においても同様に研修を実施す 題である。また、プロポーザル方式の契約が増 る予定。 えている中、早急に基準仕様書(ガイドライ ン)の整備を図る。 先進自治体の導入状況を集約する。また、入 札実施要綱の見直しの検討及び条件付(制限 条件付(制限付)、総合評価型一般競争入札制 【指名競争入札】 付)、総合評価型一般競争入札制度の導入につい 条件付(制限付)、総合評価型一般競争入 度の導入にあたって、岬町建設工事入札実施要 岬町建設工事入札実施要綱の見直しに着手し 指名競争入札制度を再点検し、一般競 ては、価格以外の要素を採点する必要があるた 札制度の導入を検討する。 綱の見直しを行い、業者選定に至る専門的な機 たところである。 争入札制度の導入を検討する。 め、その採点基準の規定や総合的な判断基準の 関の設立を検討していく。 規定等、業者選定に至る専門的な機関の設立を 検討していく。 【長期継続契約】 長期継続契約制度の適正な運用を図 る。 長期継続契約が実施できる契約について、運 用要領に基づいた適正な運用を推進し、更なる 引き続き、長期継続契約の活用によるスケー 長期継続契約制度のメリットが活かされる 適正な運用を図るため判断基準を策定し、契約 現行の長期継続契約のガイドラインを運用し ルメリットを生かした経費削減の周知徹底を図 業務について制度の適用を検討する。 を拡大することにより、スケールメリットが図 た長期継続契約の活用の周知を行った。 る。また、運用要領の作成についても検討を進 れることから、長期継続契約の周知徹底を図 めていく。 る。 公用車の適正な管理 2 【総務課】 公用車の必要台数の把握及び稼働率の調査を 踏まえ、稼働率が低く且つ耐用年数を経過し車 公用車保有台数の再点検及び更新時に 公用車の必要台数の把握及び稼働率の調査を 齢が高く損耗の著しい車両については、車検時 おけるリース方式を検討する。 公用車の稼働率に基づき「廃車及び乗換計画 踏まえ、より効果的な公用車の利用促進に努め に廃車とする。乗換計画としては、リース方式 公用車の効率的な利用を促進する。 また、原動機付自転車など他の移動手 の見直し」を実施した。 る。 より費用対効果の高い購入方式とする。また、 段の利用を促進する。 原動機付自転車又は電気自転車等の他の移動手 段について継続して検討していく。 物品購入制度の再点検 3 【総務課】 指名登録申請の減少等により物品・役務提供 競争原理が働く指名業者登録制度に 登録要件の見直し、業者登録の随時登 の指名登録申請が無い状況等が発生した場合、 見直しを図る。 録を検討する。 業務に支障を来す恐れが無いように、指名要件 の5者以上の確保をするため随時登録を行う。 平成26年度においては、随時登録を実施す る状況が生じなかったが、随時登録が必要と なった時点で、必要に応じて随時登録を行うこ とで、競争原理を働かせるようにした。 登録期間が平成28年3月31日をもって満 了となるため、平成28年2月より登録の受付 を予定している。また、随時登録が必要となっ た時点で、必要に応じて随時登録を実施する。 包括外部監査制度は、平成9年の地方自治法 の改正により導入された制度であり、平成11 年度からは、都道府県、指定都市、中核市にお 包括外部監査制度の導入に向けた調査・ いて義務付けされているが、町村においては制 研究を行う。 度そのものが十分に浸透していない。監査制度 の充実を図るため、導入に向けた調査研究を行 う。 監査事務の諸問題についての連絡調整及び研 究協議を行うことにより、事務の刷新及び向上 を期するとともに、町政の円滑な運営に寄与す ることを目的に泉南郡の3町(熊取町・田尻 町・岬町)で設立された泉南郡監査委員連絡会 の研修に参加することにより調査研究を行い、 今後も継続していく。 監査委員による監査のほか、外部の専門的な 知識をもった人物(包括外部監査人)による監査 の導入について、効率性等を考慮し調査研究を 継続していく。 人権相談においては、ひとり住まいの高齢者 を中心に、自宅訪問回数を増やし、積極的に問 題解決に取り組むとともに、しあわせ創造部と 協働し、相談窓口を拡充させる等の施策を推進 し、事業内容の充実を図った。 大阪府の事業実施要綱を踏まえ、相談事業の 質の向上(アウトリーチからフォローアップま で)を目指し、効率的・効果的な相談の充実を 図る。 監査委員制度の充実 4 【総務課】 監査制度の充実を図る。 人権相談、就労支援相談、生活相談は、岬町人 権協会を拠点に相談窓口を常設している。ま 人権関連府補助事業の再 た、自宅の訪問(出前相談)回数を増やし、課 人権関連施策の総合的な取り組みに 総合相談事業(人権相談、法律相談、就労 題解決に向けた相談の実施の拡充や新たな事業 5 点検 より効率的な実施を図る。 支援、進路相談)の実施体制の調整を図る。 【人権推進課】 を展開することにより事業の充実を図る。法律 相談は、大阪弁護士会の専門性・信頼性の確保 とともに相談機能の充実を図る。 1 平成27年度 行革推進項目進捗状況一覧(効果額を伴わない項目) 第2次集中改革プランにおける改革内容 番 号 改革進捗状況 改革項目(事務事業) 改革の方向性 概 要 改革の全体像 現在の進捗状況 今後の改革内容 【 所 属 】 事務事業評価制度の再点 事務事業評価制度を定着させる。 6 検 【行革推進課】 事務事業評価については、平成24年度に実 施したものの、成果指標の設定について、住民 事務事業評価制度を定着させる。ま の視点に立った成果を指標とすべきであるが、 事務事業評価の制度を定着させ、評価を効果 た、施策評価制度の導入に向け実施方法 内部事務ついては、行政側の事務の効率化など 的・効率的に実施する方法等を検討する。 を検討し、実施する。 の視点で評価する傾向があることから、評価の 公表に至っていない。今後、成果指標の考え方 について、整理・検討を行う。 事務事業評価については、他団体では現在進 められている公会計制度と併せて進める状況が 見受けられることから、平成30年3月までに 国から導入が求められている新公会計制度と併 せて検討を進める。 財務会計システム、下水道係臨時職員定型事 務マニュアル、人権問い合わせマニュアル等、 事務処理マニュアルの策 定型業務についてマニュアル化し、事務処理 一部において事務処理マニュアルを策定してい 定型業務の洗い出しを行い、事務処理手順を 定型業務を中心とした業務手順書の作 事務処理の効率化・簡素化を図る。 の標準化を行うことにより、正確かつ迅速な処 るが、定型業務におけるすべての処理マニュア 標準化し、事務処理マニュアルのデータベース 7 定 成を行う。 【各課共通】 理を目指す。 ルの策定には至っていない。今後、事務処理マ 化を行い、適正かつ迅速な事務処理を目指す。 ニュアルの重要性を再認識させると共に、マ ニュアル策定の着手を促した。 各課において、文書管理台帳による管理は 行っているものの、簿冊内容件名簿、文書目録 等の管理が出来ていない状況が多く見受けられ た。文書分類番号付与による文書分類をし、保 管場所の明確化を図るとともに、迅速に情報公 開請求に対応できるよう文書管理を徹底する。 文書管理担当課と調整を行い、文書管理規程 に基づいた保存文書の管理、廃棄等を行い、迅 速に情報公開請求に対応できるよう文書管理を 行う。 健康ふれあいセンターにおいては、指定管理 指定管理者制度を導入した施設につい 指定管理者制度を導入した施設について、そ 者がびわこ成蹊スポーツ大学に依頼し、サービ て、その管理運営内容を外部評価する制 の管理運営内容を外部評価する制度を導入す スの向上をさらに進めるための利用者アンケー 度を導入する。 る。 トを実施し、内部評価(顧客満足度調査、人員 配置基準等)を行った。 平成27年度においても、指定管理者が内部 評価を実施する予定。 指定管理期間の更新時期までに、管理運営に 対する内部評価の実施体制を整える。 また、外部評価制度の導入について検討を進 める。 住民による相互扶助システムによる地 東日本大震災を教訓として得られた災害時に 相互扶助による地域福祉 域福祉の推進を図るため、合同ワーク 地域防災計画を踏まえ、危機管理課を主軸に 人との絆を大切に負担の少ない地域 おける地域の絆や助け合いの精神が生かされ ショップの開催や防災訓練、各種イベン 南海東南海地震等の災害に備えた要援護者のリ 10 の推進 福祉の推進を検討する。 る、要援護者リストの作成、相互扶助活動の実 【地域福祉課】 トを通じて、相互扶助への意識改革を図 ストを作成したところである。 践に向けた支援に取り組む。 る。 個人情報保護の関係から、要援護者リストの 情報提供の方法について検討を行う必要があ る。 また、地域における防災訓練等を通じて相互 扶助の意識高揚を図っていく。 文書管理の適正化 8 【各課共通】 文書の適正な管理を行う。 指定管理者の管理運営状 指定管理者制度の適切な運用を図 9 況の評価 る。 【各課共通】 消防の広域化の検討 11 【まちづくり戦略室(危 消防業務の広域化を推進する。 機管理担当)】 文書の保存区分、保存期限等に基づき適正な 情報公開制度に対応する適正な文書管 文書管理を行い保存箇所の明確化を図るととも 理及び執務スペースの整理・整頓等によ に、情報公開制度に対応できるよう文書整理を り、文書管理の適正な執行を図る。 徹底する。 泉佐野市以南の3市3町により消防業務を行 泉佐野市以南の消防の広域化による消 うことにより、消防力の強化を図る。また、新 新たな消防署を、阪南市西部の阪南スカイタ 新消防署建設予定地の用地買収及び実施設計 防力の強化及び内部管理経費の見直しを たな消防署を建設することにより、短時間で現 ウン内府有地において建設することを決定し を行い、その後、新消防署を建設し、平成29 図る。 場に急行し、迅速な消防・救急活動を行うこと た。 年10月の運用開始を目指す。 ができる体制を整備する。 平成26年度において作成したごみ処理施設 補修改善計画に基づき、施設の補修に係る経費 ごみ処理及びし尿処理の ごみ・し尿の排出量の減少等、今後 を勘案しながら、併せてごみ処理施設の広域化 近隣市町とのごみ処理及びし尿処理の のごみ・し尿処理の効率的な実施の を検討する。 12 広域化の検討 広域化を検討する。 【住民生活課】 観点から広域化を検討する。 し尿処理施設の広域化について、泉州地域し 尿処理施設広域化検討会議にて協議を継続す る。 2 ごみ処理施設の広域化について、近隣市町と の協議に未着手の状況である。し尿処理施設の 広域化については、泉州地域し尿処理施設広域 化検討会議にて協議を行っているが進捗がない 状況である。 今後、ゴミ処理施設の老朽化が進み維持管理 経費の増加が予想されることから、近隣市町と の広域化について、引き続き検討を進める。 また、し尿処理施設の広域化についても、泉 州地域し尿処理施設広域化検討会議にて協議を 継続していくが、処理施設の新設や運搬方法等 の課題が多い。 平成27年度 行革推進項目進捗状況一覧(効果額を伴わない項目) 第2次集中改革プランにおける改革内容 番 号 改革進捗状況 改革項目(事務事業) 改革の方向性 概 要 改革の全体像 現在の進捗状況 今後の改革内容 【 所 属 】 国民健康保険事業の運営について、市町村単 位から都道府県単位での広域化に向け、平成3 国民健康保険の広域化の 市町村単位で運営されている国民健康 0年度を目処に、法改正が必要となることか スケールメリットを活かした広域化 13 検討 保険事業について、町村長会と連携し、 ら、町村全体の意見を町村長会と連携を図り、 を検討する。 【保険年金課】 都道府県単位での広域化を検討する。 その意見が『国と地方の協議』の場へ反映させ ることで、スケールメリットが活かさせた内容 の法改正がなされるよう取り組む。 平成30年度より、都道府県が市町村ととも に国民健康保険事業を運営し、安定的な財政運 営や効率的な事業運営の確保など国保運営の中 心的な役割を担う保険者機能の強化が図られる 内容の改正法案(国民健康保険法)が提出さ れ、平成27年5月29日に改正法が成立し た。 大阪府と市町村間で、運営体制等の検討を目 的に、『大阪府・市町村国民健康保険広域化調 整会議』が設置され、今後、ワーキンググルー プにより、財政運営や事業運営について検討が 進められる。本町は、事業運営検討ワーキング に参加し、検討を進める。 後期高齢者医療制度の見直しは、当初平成2 4年度末をもって現行制度を廃止し、新たな制 度の内容に対して「適切に対応を図る。」とし 後期高齢者医療の見直し た。本改革内容は、その後、新制度の成立は見 現行制度の見直し内容に対して適切 現行制度の見直し内容に対して適切な 現行制度が存続となったことから、現行制度 今後、制度改正等が行われた場合において 送られ、平成25年8月の『社会保障制度改革 14 に伴う検討 な対応を図る。 対応を図る。 の見直しは行われなかった。 は、適切な対応に努める。 【保険年金課】 国民会議の報告』において「現行制度を基本と しながら、実施状況等を踏まえ、必要な改善を 行なっていくことが適当」と、現行制度の存続 が決定し、新制度創設には至らなかった。 共同調理場(給食セン 15 ター)の運営 【学校教育課】 児童遊園の管理 16 【子育て支援課】 施設・設備の構造、また中学校での給食受け 入れ態勢(配送への対応)が不十分であり、統 合について十分な準備が必要である。さらに、 調理施設の統合及び管理運営方式の 岬中学校調理場と学校給食センターの 給食センターは、フルドライシステムで厨房の 見直しを図りながら、町による安全 統合及び調理業務の民間委託化を検討す 設備は良いが、中学校の調理方式の方が経済的 な給食の提供を継続する。 る。 である。また、現在、給食センターは12年目 を迎え修繕費に、かなり費用がかかっている状 態である。 児童遊園の有効活用を図る。 現状施設での統合を検討したものの、施設・ 児童数の減少による食数の動向、施設の処理 設備の構造(電気ナベ、食器洗浄機等)や中学 能力、施設の老朽化等、施設の現状を調査し、 校での受け入れ態勢(荷卸し場)等が整ってい 引き続き施設の統合等について検討を行う。 ないことから、統合には至っていない。 平成18年には楠木A児童遊園を自治区駐車 場に、平成24年には朝日・小田平児童遊園を 文化センター駐車場に、平成25年には平野児 童遊園を老人憩いの家用地として所管換えを 平成25年度に引き続き、遊具、フェンス等 現状調査の結果と合わせて、利用状況、自治 児童遊園の有効活用の検討及び未活用 行った。残る54箇所について、平成25年度 について点検・状況調査を実施したところであ 区の意向等について調査し、普通財産への所管 公園の処分に向けた取り組みを行う。 に実施した遊具等の点検・状況調査を基に、開 る。 換え等について検討を行う。 発公園か否かの確認、利用状況、自治区の意向 等について調査・整理した上で、必要に応じて 有効活用や財産処分等について検討する。 集会所については、集会所ごとの建設経緯に 集会所の管理運営に関する基本協定書案の検 施設の管理委託手続等の 【集会所】 より管理運営方法が異なることから、管理運営 引き続き、集会所の管理運営に関する基本協 現行の管理運営方法に適合した管理運 討を行ったが、集会所ごとに建設経緯が異なる 再点検 集会所の各自治区への管理委託手続 の基礎となる基本協定書を作成し、各々の集会 定書案の作成と管理運営方式の検討を進めて行 17 営方式の手続に見直しを図る。 ことから、基本協定書案については、個々に検 【総務課】 の適正化 所運営の特色を生かした管理運営形態を再検討 く。 討する必要がある。 する。 既設施設の有効活用 18 【各課共通】 休所中の緑ヶ丘保育所を子育て支援センター とこぐま園として利用しているが、保育所廃止 学校などの空教室等の有効活用方法 学校などの空教室等を活用し、地域住 等一定の整理が必要である。また、旧多奈川保 を検討する。 民等の活動拠点づくりに取り組む。 育所の有効活用または財産処分や、深日保育所 の深日小学校への併設について検討する必要が ある。 3 多奈川保育所については、平成24年4月よ り耐震化の完了した多奈川小学校に併設した。 また、緑ヶ丘保育所については、子ども・子 育て支援新制度の開始に合わせて廃止し、岬町 立子育て支援センターを設置、こぐま園との併 用施設とした。 深日保育所については、余裕教室のある深日 小学校との併設について、教育委員会と協議が 整い、平成28年4月1日併設を目途に準備を 進めていく。 平成27年度 行革推進項目進捗状況一覧(効果額を伴わない項目) 第2次集中改革プランにおける改革内容 番 号 改革進捗状況 改革項目(事務事業) 改革の方向性 概 要 改革の全体像 現在の進捗状況 今後の改革内容 【 所 属 】 超過税率適用の見直し 19 【税務課】 平成19年度から固定資産税の超過課税 (1.7%)と法人住民税均等割の超過課税(標準 平成26年度決算状況を基に、今後実施予定 税率×1.2)を実施した。集中改革プランの見直 固定資産税及び法人町民税の超過税 平成25年課税分から固定資産税の超 平成25年度に、固定資産税の超過税率0.3% の大型投資的事業も含めた財政状況の推移を勘 しを行い、平成25年度から固定資産税の超過 率の段階的な引下げを行う。 過税率の段階的引下げを行う。 のうち0.1%の引き下げを行った。 案し、固定資産税の残る0.2%の引き下げ時期の 課税の税率引き下げ(1.6%)を実施。 検討を行う。 今後の財政状況を見据え、固定資産税の残る 0.2%の引き下げ時期の検討を行う。 新税創設の検討 20 【税務課】 都市計画税導入にあっては、市街化区域内の 近隣市町村の導入状況を調査すると共に、引 都市計画税の導入にあたり、近隣市町村の導 下水道事業の推進及び実質公債比率の 土地・家屋を特定し、その影響などについてシ き続き、簡易な方法による区域特定調査作業の 都市計画税の導入に向けた課題の整 入状況を調査するとと共に、市街化区域内にお 引下げを考慮し、都市計画税の導入に向 ミュレーションを行う必要があることから、区 検討を行う。また、都市計画税を導入した際の 理など検討を行う。 ける都市計画事業の事業化計画等を踏まえて検 けた課題の整理などの検討を行う。 域特定調査作業の検討を行っているところであ シミュレーションを実施し、導入に伴う課題の 討を行う。 る。 整理を行う。 賦課事務の再点検 21 【税務課】 固定資産税(償却資産)の課税客体の把握に 税務署等の協力を得て、個人・法人住 ついては、所有者からの申告課税となってお 課税客体の適正な把握による税負担 民税及び固定資産税(償却資産)の申告 り、未申告者との税負担の公平性を保つため、 の公平性の確保を図る。 状況の再点検を行う。 国税資料の調査を実施し、未申告者に対する申 告を促す。 収納事務の再点検 22 【各課共通】 現行の住民情報システムでは、クレジット カード納付に対応していないため、カスタマイ 税金等をクレジットカードで支払いできる自 住民の利便性を図るため納付方法の クレジットカードによる収納制度につ ズが必要となる。また、ヤフー公金支払いシス 治体があることから、本町においてもクレジッ 多様化を検討する。 いて調査・研究し、導入する。 テムの利用を検討したが、税目ごとに必要とな トカードでの納付が出来るよう検討を行う。 る導入経費やランニングコストにかかる費用対 効果が低いことから導入を見送った。 平成24年度の税務署調査に基づき、新規対 象者240件に対し申告書を送付した。平成2 5年度の新規対象者は10件、平成26年度の 引き続き、税務署調査を実施すると共に、前 新規対象者はなかった。 年度までの未申告者に対して申告書を送付する これまでの調査により、新規対象者の抽出 など、申告書提出を促していく。 は、ほぼ完了したと推測されるが、引き続き、 国税資料の調査を実施する。 クレジットカード納付への対応については、 現行システムのカスタマイズ経費、公金取扱手 数料などの必要経費等、費用対効果を勘案し、 導入について検討を進める。 平成24年度よりコールセンターを設置し 納付コールセンターの開 町税、国民健康保険料などの未納者等 税等の納期内納付及び新たな未納者 町税、国民健康保険料などの未納者等に対す た。現在、町税、国民健康保険料、介護保険料 引き続き、納付コールセンターによる納付勧 に対するコールセンターの設置を検討す 23 設 をつくらない方策を検討する。 るコールセンターの設置を検討する。 等について、電話による納付勧奨を実施してい 奨を実施していく。 【各課共通】 る。 る。 町組織の再構築 新たな課題に柔軟に対応する機能的 現行組織のフラット化及びグループ 24 【まちづくり戦略室秘書 な組織の構築を検討する。 制・班制度の導入を検討する。 人事担当】 新たな課題に柔軟に対応する機能的な組織の 再構築に関し、グループ制の導入と組織のフ 行政需要の変化に対応した効率的な業務処理 ラット化の検討を行っており、まちづくり戦略 体制を確保するため, 定員管理計画による職員 室でも、グループ制を見据えて、○○担当とい 数により、簡素で効率的な行政組織づくりを毎 う組織形態にしているが、本町にふさわしい組 年度検討していく。 織体制を慎重に検討を行っているところであ る。 勧奨退職制度の活用 職員の新陳代謝及び今後の退職者数 25 【まちづくり戦略室秘書 の平準化を図るため制度の適正な運 勧奨退職制度の適正な運用を図る。 人事担当】 用を図る。 今後5年間で、34名が定年退職することか ら、勧奨退職制度の活用は現在の組織に大きな 影響を与えるため、現時点では、勧奨退職制度 勧奨退職制度の活用は、町組織の維持に大き 勧奨退職制度の活用は、町組織の維持に大き の運用については、慎重に進める必要がある。 な影響を与えるため、その実施については、今 な影響を与えるため、実施については慎重に検 今後は職員の新陳代謝と退職者数の平準化に 後の再任用制度の運用も考慮し、引き続き慎重 討する。 関し、再任用制度の活用と臨時職員の配置によ な運用を図る。 り、行政サービスを維持する一定のマンパワー を維持しつつ、財政収支を考慮した定員管理計 画の見直しを進める。 4 今後も、現組織の問題点の整理を行い、現況 調査・職員意見聴取・他市町の組織体制調査等 により、再任用職員・任期付職員・臨時職員の 配置も踏まえ、本町にふさわしい組織体制を引 き続き検討し、次年度以降の組織改革に反映さ せていく方針である。 平成27年度 行革推進項目進捗状況一覧(効果額を伴わない項目) 第2次集中改革プランにおける改革内容 番 号 改革進捗状況 改革項目(事務事業) 改革の方向性 概 要 改革の全体像 現在の進捗状況 今後の改革内容 【 所 属 】 定年退職時期については、町組織の維持に大 定年退職時期の柔軟化 定年退職日を3月末に加え、9月末を 定年退職時期については、町組織の維持に大 きな影響を与えるが、雇用と年金の接続との関 定年退職者管理の柔軟化策を検討す 26 【まちづくり戦略室秘書 追加し、定年退職管理の柔軟化を検討す きな影響を与えるため、実施については再任用 連で、再任用制度の活用を積極的に図ることと 当初、定年退職時期については、民間企業の る。 人事担当】 る。 制度の活用も踏まえ、慎重に検討する。 していることから、9月末の定年退職制度の検 定年月による退職する制度を考慮し、年2回の 討は行っていない。 退職時期を設定することにより、組織の新陳代 謝を積極的に進めることを目的としていたが、 計画期間の途中での、雇用と年金の接続という 国家公務員制度改革推進本部・行政改革実行 新たな課題に対応するため再任用制度の活用を 本部合同会合で決定された「国家公務員の雇用 公務員の定年延長制度は、民間のような定年 進める必要があることから、組織の新陳代謝や 定年延長に向けた制度の 平成25年度から段階的に定年年齢の と年金の接続に関する基本方針」において、再 延長の方向で進められず、再任用制度の導入と 適正な町組織の維持について、引き続き慎重に 見直し 定年延長に係る制度改正の影響等の 引き上げが予定され、その改正に伴う影 任用制度の活用を行うこととされているため、 いう方向にあることから、再任用制度の活動に 検討を進める。 27 【まちづくり戦略室 秘 検討を行う。 響を検討する。 人員体制や必要とするマンパワー、財政負担等 よる組織や町財政への影響の検証を進めてい 書人事担当】 について考慮し、再任用制度の活用について慎 る。 重に検討していく。 地方分権時代に必要な職員の能力の向上を図 るため、おおさか市町村職員研修研究センター や泉州地域自治講究会による職員研修を実施す 元気な職員を育成する職 職員が自発的に研修を受講し、資質の 町の再生につながる組織文化の活性化を図る るとともに、新人職員については、公務員とし 員研修制度の拡充 職員の意識改革を図り、元気な職員 28 向上が図られる研修制度に見直しを図 ため、職員自らが研修受講を希望することを推 ての基本的な心構え、町財政の状況や基本事務 【まちづくり戦略室 秘 を育成する研修制度を策定する。 る。 奨し、職員の研修受講気運の向上を目指す。 の研修などを実施した。今後は、さらに、自発 書人事担当】 性を引き出し、意欲を喚起させるための研修や 行政能力のレベルアップを目指す研修を進め る。 職員研修計画に基づき各職員の年間計画を策 定し、事前に公表することにより、研修に参加 しやすい体制づくりを進めるとともに、職員の 自発性を引き出し、意欲を喚起させるため、職 階に応じた基本研修(必須研修)の導入を検討 する。 職員一人ひとりが異なった知識、経験、能力 を持っていることを認識し、成果・能力を重視 やる気を高める人事評価 した人事管理、給与制度への転換を図る必要が 職員の意識改革を図り、職員のやる 制度の再点検 現行の評価制度の充実、評価結果を給 ある。このために人事評価制度を平成28年度 気を高める人事評価制度を策定す 29 【まちづくり戦略室 秘 与等に反映する制度の導入を図る。 に全職員を対象に試行できるよう、平成27年 る。 書人事担当】 度に評価システムを構築し、試行準備を行う。 また、平成27年度の試行した結果を研究した うえで、平成28年度の実施を目指す。 本町での新たな人事評価制度の構築に当たっ ては、上司に加え、部下や同格者が被評価者を 評価する多面評価を導入することとしている。 したがって、国において示されている制度内容 に加え、多面評価を実施している団体の制度内 容を研究し、本町の新たな人事評価に反映さ せ、制度を構築する。そして、この新たな人事 評価制度の構築により、職員がその職務を遂行 するに当たり発揮した能力及び挙げた業績を公 正に把握することで、職員の主体的な職務の遂 行及びより高い能力を持った公務員の育成を行 うとともに、能力・実績に基づく人事管理を行 うことにより、組織全体の士気高揚を促し、公 務能率の向上につなげ、最終的には住民サービ スの向上を図る。 平成26年5月の地方公務員法改正の趣旨を 踏まえ、新たな人事評価制度の構築に向け検討 を進めている。 平成27年度においては、平成28年度から の人事評価制度の実施に向け、制度の構築、職 員団体との協議及び評価者研修等を行う予定で ある。 より良い職員提案が出るように、既存の庁内 職員に各部の事業課題に関する情報を発信し 職員提案制度の再点検 行財政改革に資する問題意識の共有、 システム(AIPO等)を利用して、町業務の 職員の意識改革を高める制度の再構 ながら、職員の多様な知識や創造力に基づく提 30 【まちづくり戦略室 秘 事務改善に努める意識を継続させる制度 内容を把握することができるように各課の業務 築を図る。 案を、各部の具体的な事業の中に活かす仕組み 書人事担当】 に見直す。 マニュアルや懸案事項等を閲覧できるよう検討 としての職員提案制度の再構築を図っていく。 を進めている。 外部人材の職員登用 外部人材の有効活用を図り、住民 31 【まちづくり戦略室 秘 サービスの向上と経費の抑制を図 書人事担当】 る。 職員が自らの業務範囲を超えて町づくりへの 施策に関する提案を行うことは、職員の政策形 成能力養成の意味からも重要である。職員にこ のような機会を与えると同時に、その提案だけ にとどまらず、実行に移せるようであれば予算 化も検討し、職員の積極的な制度活用、意欲の 喚起を促す。また、優良提案者には表彰だけで なく、新たな人事評価制度での評価に反映させ るなども検討していく。 定年退職者等による再任用職員の配置を踏ま 人材確保についてのヒアリングを実施し、適 人材確保についてのヒアリングを実施し、適 専門知識を有する外部人材を任期付短 え、次年度の組織を検討するうえで、専門知識 切な人材を確保することで専門知識を活かし住 切な人材を確保することで専門知識を活かし住 時間勤務職員などに活用を図る。 を活かした任期付短時間勤務職員などを配置し 民サービスの向上につなげる。(各年度実施) 民サービスの向上につなげる。 た。 5 平成27年度 行革推進項目進捗状況一覧(効果額を伴わない項目) 第2次集中改革プランにおける改革内容 番 号 改革進捗状況 改革項目(事務事業) 改革の方向性 概 要 改革の全体像 現在の進捗状況 今後の改革内容 【 所 属 】 保育所・幼稚園・小中学校・学童障害 児介助員配置の在り方を検討し見直しを 図る。 臨時職員の配置基準の見 町独自の臨時職員配置基準の策定及 一時預かり事業保育士配置の在り方を び嘱託職員給与基準のあり方を点検 検討し見直しを図る。 32 直し 【各課共通】 する。 配置基準が明確でない臨時職員の在り 方を検討し見直しを図る。 臨時職員の勤務時間の弾力的運用を検 討し見直しを図る。 再任用職員、任期付職員、嘱託職員の配置や 正職員の人事異動等も含めて総合的に勘案する 毎年、各課とヒアリングを実施し、再任用職 必要があるため、一般事務臨時職員の配置基準 員、任期付職員や正職員の配置を勘案し、適正 の明確化は遅れているが、可能とする職場に な臨時職員の配置を行いながら、経費削減に努 あっては、平成24年度より勤務時間を1日7 めていく。 時間から6時間を一律とした為、一定の効果を 上げている。 保育士数の見直しについては配置基準をもと にし、フリー保育士の人数整理や早延長保育士 などは早朝、延長のみで1名の雇用などを行い 見直しに務め、効率的な時間短縮や勤務時間の 弾力的運用により、経費削減に努めていく。ま た、最低賃金と近隣市町等の時間単価を勘案し て、適正な時間単価で人材確保にも努めてい く。 また、各課の業務量と職員配置を勘案し、時 間短縮と勤務時間の弾力的運用により経費削減 に努め、費用対効果をあげていく。 本町の平成25年度決算における実質公債費 比率は18.8%となっており、府内では泉佐野市 に次いで高い水準にある。現在、平成21年度 に策定した「公債費負担適正化計画」により改 投資的事業の計画的な実 実質公債費比率の抑制を考慮し、国等 革を実施しているものの、事業計画に基づき実 財政状況を考慮し投資的事業の計画 の補助金や交付税措置などの財政支援の 施中の小学校耐震補強事業、道の駅建設事業な 33 施 的な執行を図る 【各課共通】 ない事業の抑制を図る。 どの大規模な投資的事業に係る起債の償還が今 後の課題となっている。これらを踏まえて、財 政運営に際しては、交付税措置などによる償還 コストの軽減を図りながら長期の償還計画を念 頭に置くことで、公債費率の引下げを図る。 現在の「公債費負担適正化計画」の計画期間 は平成28年度までとなっており、28年度に は実質公債費比率は17.6%となり18%を下回る 見込みとしている。なお、直近の見通し(平成 27年4月作成の「財政運営計画」)では 17.8%となっており、場合によっては、平成2 6年度決算で「適正化計画」策定対象団体から 外れる可能性がある。 直近の見通し(平成27年4月作成の「財政 運営計画」)では、平成27年度は16.8%と なっており、さらに改善する見通しである。 過去に実施した投資的事業に係る既発債の償 還により、全体の公債費の償還は年々減少する ものの、町営緑ヶ丘住宅建設事業や(仮称)町 道海岸連絡線整備事業等の大規模な投資的事業 に係る元金の償還がいずれも平成33年度に開 始されることから、今後の事業の実施状況に よっては、財政負担が増す恐れがあり、今後の 財政計画策定の際には、交付税措置などによる 償還コストの軽減を図りながら長期の償還計画 を念頭に置くことで、公債費率の引下げを図 る。 「公債費負担適正化計画」により改革を実施 しているものの、今後の退職者数の動向によっ ては退職手当が重く財政負担となることから退 職手当債の活用が視野に入る。しかし、実質公 債費比率が高止まりになっている現状を踏ま 実質公債費比率を考慮し職員退職手 実質公債費比率、退職手当の分割支給 え、退職手当の分割支給を制度化し平成23年 当債の発行を抑制する。 制度の活用により発行額の抑制を図る。 度退職者から適用している。但し、退職手当の 分割支給は、あくまで本人の同意を得ることが 前提であることから、人事担当課を通じて本人 に趣旨を十分説明し理解と協力を得る必要があ る。 平成26年度末退職者11人のうち分割支給 対象者10人全員が分割支給(2分割)に協力 した。 平成27年度末定年退職予定者は4人である ことから、退職手当の分割支給を前提に、平成 27年度当初予算において1人あたり1千万円 を計上した。 これまで「第2次集中改革プラン」に即し て、退職者の理解と協力を得ながら退職手当の 分割支給を行ってきた。しかし、手当を分割す ることは支払義務を先送りしていることに過ぎ ず、会計処理上は「支払繰延」として次年度以 降の支払金額相当額を翌年度に財源を繰越す必 要があることから、財政上のメリットがあると は考えにくいことから、平成28年度以降は廃 止する方向で再検討する。 見やすく、読みやすい紙面・画面づくりに努 める。また、読者の意見を反映させるべく全世 見やすく、親しみやすい広報誌・ホー 帯に対する紙媒体によるアンケート調査の実施 行政の透明性の向上及び住民への情 ムページへの転換を図る。また、パブ 住民への情報提供の充実 を検討したが、予算的に困難であったため、一 35 報提供の充実などにより、住民参加 リックコメント制度の推進や町政報告会 【各課共通】 般公募によるモニター制度を導入した。しかし のまちづくりを推進する。 の定期的な開催など住民参加のまちづく ながら本事業については応募がなかったため、 りを推進する。 ホームページ上で常時アンケート調査を実施す ることとし、現在に至っている。 読者アンケートを実施し、利用者のニーズの 把握に努めた。 また、町内を巡回するタウンミーティングを 実施し、行政情報の提供に努めた。 引き続き、読者アンケートを実施し、利用者 のニーズの把握に努め、広報誌の見やすい紙面 づくりに取り組むと共に、タウンミーティング を実施し、行政情報の提供に努めていく。 34 職員退職手当債の抑制 【財政課】 広報誌、ホームページ等により行政情報を積 極的に公開するとともに、情報公開に迅速に対 情報公開制度の総合的な 情報公開の徹底、審議会等の会議の公 行政の透明性の向上を図るため情報 広報紙、ホームページ、タウンミーティング 広報紙、ホームページ、タウンミーティング 応できるよう公文書の適正管理と併せて進め 36 推進 開など住民参加のまちづくりを推進す 公開制度を総合的に推進する。 などにより行政情報を積極的に公開する。 などにより行政情報を積極的に公開した。 る。また、個人情報の保護の観点から、パソコ 【各課共通】 る。 ンのデータの情報管理やセキュリティポリシー に応じた管理方法の見直しを実施していく。 6
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