2.事業の概要 - 昭和音楽大学

Ⅱ.事業の概要
1. 教学関係 (昭和音楽大学・同短期大学部)
1) 海外研修
2) 招聘教授
3) 芸術特別研究
2. 演奏会関係
1) 演奏会
2) テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ活動報告
3) 生涯学習講座
3. 研究所関係
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
オペラ研究所
バレエ研究所
舞台芸術政策研究所
歌曲研究所
アートマネジメント研究所
音楽療法研究所
音楽教育研究所
ピリオド音楽研究所
4.附属教室関係
1) 附属音楽・バレエ教室
2) 附属ピアノアートアカデミー
海 外 研 修
1. イタリア研修
◎平成 26 年度イタリア研修概要
(目的)日本で学んだヨーロッパの文化について、現地の社会と芸術に直接触れることに
より更に見識を深め、実技レッスンやアンサンブル等の授業を本学研修所で集中的に受講
することにより、学生各自の感性・芸術性等を向上することを目的として実施。
(日 程)
○海外研修Ⅰ
長期A団
平成 27 年 2 月 12 日~3 月 1 日 (参加者 8 名)
長期B団
(A団と合同実施)
(参加者 16 名)
○海外研修Ⅱ
ヨーロッパ実技
平成 27 年 2 月 17 日~3 月 1 日 (参加者 7 名)
○海外研修Ⅳ
ヨーロッパ見学
最低催行人数に満たず開催せず
2.英語研修
「㈱ブリティッシュ・ヒルズ」が運営する福島県の研修施設において、アートマネジメ
ントコース及び舞台スタッフコース学生を対象とした「英語研修」を必修科目として実施。
・日程 平成 27 年 2 月 25 日~2 月 28 日(参加者 37 名)
3. アートマネジメント・舞台スタッフ研修
「海外研修Ⅱ」
をアートマネジメントコースおよび舞台スタッフコースの選択科目とし
て実施している。事前研修を講義で 7 コマ行い、ロンドン・パリを中心に現地研修を行い、
帰国後報告会を実施し研修のまとめを発表。
イギリス・ロンドンとフランス・パリの芸術関連施設や美術館等を訪問・見学し、現地
舞台関係者による特別講義を実施した。
・日程 平成 27 年 3 月 4 日~3 月 13 日 (参加者 29 名)
4. バレエロンドン研修
平成 26 年度はロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ダンスでの実技レッスン、バ
レエ及びミュージカル観劇、美術館等の見学を体験した。指導者の養成を目標とするコ
ース(大学)とダンサーの育成を目標とするコース(短大)合同で実施。事前研修を講
義で 5 コマ行い、ロンドンを中心に現地研修を行い、帰国後レポートを提出した。
・日程 平成 27 年 3 月 6 日~3 月 15 日
(参加者 25 名)
5. ミュージカル実技研修
平成 26 年度はアメリカミューヨークにおいてダンス・ヴォーカルレッスン受講、市内
見学、舞台鑑賞等を体験した。事前研修を講義で 4 コマ行い、ニューヨークブロードウエ
イを中心に現地研修を行い、帰国後レポートを提出した。
・日程 平成 27 年 2 月 24 日~3 月 6 日 (参加者 26 名)
6. ニューヨーク見学研修
平成 26 年度については参加予定者数が 10 名に満たなかったが、ミュージカル実技研
修と渡航先、実施期間を並行させ実施した。
・日程 平成 27 年 2 月 24 日~3 月 6 日 (参加者 6 名)
イタリア研修所利用状況
利用者 (人)
期間
日数
H26(2014)
5月31日
H26(2014)
9月18日
H26(2014)
11月29日
H27(2015)
2月13日~2月25日
利用目的
本学 招聘 地域
本学
教職 講師 住民
学生
員
等
等
その他
1
イタリア研修所20周年記念コンサート
5
54
コンサート参加卒業生7名
1
ヴェネト州別荘協会主催コンサート
2
60
コンサート参加卒業生3名
1
スキャヴォンマラソン大会
13
2月19日~2月25日
7
計
23
必修研修
(ピアノ・声楽)
実技研修
(ピアノ・フルート・ハープ・声楽)
※ 本学研修における、「地域住民等」は研修中
に開催する演奏会聴衆者を示す。
60
24
4
13
20
7
1
3
0
31
12
16
194
10
253
招 聘
教 授
○平成26年度 招聘教授実績
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
招聘教授名
田中 久子
ユージン・コーポロン
ジョン・オコーナー
リチャード・グレイソン
マルコ・ガンディーニ
マリエッラ・デヴィーア(特別客員教授)
アンジェロ・ミケーレ・エッリーコ
担当
コレペティトゥア
指揮(ウインドシンフォニー)
ピアノ
電子オルガン
大学オペラ演出
声楽
デヴィーア教授・ピアニスト
招聘期間
4 月 21 日~5 月 2 日
5 月 25 日~6 月 2 日
5 月 27 日~6 月 8 日
6 月 17 日~6 月 28 日
9 月 2 日~10 月 13 日
9 月 14 日~9 月 28 日
9 月 14 日~9 月 28 日
弦楽器(Vc)
管楽器(Ob)
管楽器(B.Cl)
打楽器(Timp)
管楽器(Fg)
イタリア語
ピアノ
ピアノ
5 月 19 日
5 月 19 日
5 月 19 日
5 月 19 日
7月8日
9 月 24・26 日
11 月 13 日
12 月 3 日
特別授業(公開講座等)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
アンドレア・ノフェリーニ
ジャンフランコ・ボルトラート
サウロ・ベルティ
イナーチェ・セバロス・マルティン
カルロ・コロンボ
ロベルト・サンティーニ
ブロニスワヴァ・カヴァラ
ヴィレム・ブロンズ
平成26年度 芸術特別研究 演目一覧
学内公演
前期
公演日
曜日
演目
会場
後期
公演日
曜日
演目
会場
4月19日
土
【アルテリッカ】
細川千尋ピアノライブ
ユリホール
9月20日
土
テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
第9回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
4月26日
土
【アルテリッカ】
藤原歌劇団オペラ『魔笛』
テアトロ・ジーリ
オ・ショウワ
9月30日
火
教員、研究員発表会①
ユリホール
5月3日
土・祝
【アルテリッカ】 スターダンサーズ・バレエ団 テアトロ・ジーリ
オ・ショウワ
『バレエ名作選』
10月2日
木
教員、研究員発表会②
ユリホール
5月4日
日・祝
【アルテリッカ】 甦れ!セルパン ユリホール
10月11日
10月12日
土
日
大学オペラ『夢遊病の女』
(両日対象)
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
5月5日
月・祝
【アルテリッカ】
テアトロ・ジーリ
東京交響楽団 with 小林研一郎 オ・ショウワ
10月14日
火
学内演奏会③
ユリホール
5月6日
火・振
ユリホール
10月19日
日
短大バレエ特別公演
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
5月18日
日
昭和音楽大学同伶会
新人演奏会
ユリホール
10月26日
日
第21回コンチェルト定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
5月20日
火
学内演奏会①
ユリホール
10月28日
火
第12回
学長賞声楽コンクール本選
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
6月1日
日
昭和ウインド・シンフォニー
第15回定期演奏会
テアトロ・ジーリ
オ・ショウワ
10月30日
木
教員、研究員発表会③
ユリホール
6月10日
火
第16回作曲学科作品発表
ユリホール
11月8日
土
英語劇
シェイクスピア『夏の夜の夢』
スタジオ・リリエ
(北校舎5F)
6月14日
土
テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
特別演奏会
テアトロ・ジーリ
オ・ショウワ
11月11日
土
学内演奏会④
ユリホール
6月17日
火
学内演奏会②
ユリホール
11月24日
月
吹奏楽定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
7月5日
土
管弦楽団第33回定期演奏会
テアトロ・ジーリ
オ・ショウワ
11月25日
火
第12回
電子オルガン定期演奏会
ユリホール
11月29日
土
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパ テアトロ・ジーリオ・
ン in Kawasaki 2014
ショウワ
12月7日
日
第39回メサイア
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
12月13日
土
学部バレエ試演会・卒業公演
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
12月21日
日
スターダンサーズ・バレエ団
『くるみ割り人形』
テアトロ・ジーリオ・
ショウワ
【アルテリッカ】
篠崎史紀・後藤正孝デュオコンサート
学外公演
前期
公演日
会場
後期
公演日
曜日
演目
会場
土
日
しんゆりシアターミュージカル
特別公演
川崎市アートセン
ター
曜日
演目
4月27日
日
【アルテリッカ】 国府弘子
スペシャルトリオ with 早稲田桜子
新百合21ホール
9月20日
9月21日
4月28日
月
【アルテリッカ】 佐山雅弘
プリバックトリオ with 渡辺香津美
新百合21ホール
9月30日
火
メルビッシュ湖上音楽祭
ガラコンサート
東京オペラシティ
コンサートホール
4月30日
水
【アルテリッカ】 守屋純子
セクステット ゲスト伊藤君子
新百合21ホール
10月18日
土
チェンバーオーケストラ相模原
第4回演奏会
杜のホールはしも
と・ホール
5月3日
土・祝
【アルテリッカ】 人間国宝の競
演(能・狂言、解説付)
麻生市民館
10月19日
日
渡辺 貞夫 オーケストラ
相模女子大学
グリーンホール
5月4日
5月5日
日・祝
月・祝
【アルテリッカ】
近未来名人寄席
新百合21ホール
12月4日
木
ミュージカル「メトロに乗って」
大田区民ホール
5月5日
5月6日
月・祝
火・振
第84回
読売新聞社主催新人演奏会
東京文化会館
12月14日
日
第39回メサイア
横浜みなとみらい
ホール
6月7日
土
国立劇場 歌舞伎鑑賞教室
国立劇場
6月21日
6月22日
土
日
音大フェスティバル・コンサート
ヤマハホール
6月27日
金
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
横浜みなとみらい
ホール
演奏会・講座・提携事業等
Ⅰ演奏会
(1)平成26年度実績
月日
曜日
名称
会場
4月5日
土
平成26年度 入学式奏楽・祝賀演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
5月20日
火
第1回学内演奏会
ユリホール
6月1日
日
吹奏楽団第15回昭和ウインド・シンフォニー定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
6月10日
火
第16回作曲学科作品発表
ユリホール
6月17日
火
第2回学内演奏会
ユリホール
7月5日
土
管弦楽団第33回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
7月6日
日
学部ミュージカルコース(3年)前期成果発表会
スタジオ・リリエ
7月19日
土
学部ミュージカルコース(4年)前期成果発表会
スタジオ・リリエ
8月4日
月
短大バレエコース(1,2年)前期試演会
スタジオ・リリエ
8月9日
土
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI2014
昭和音楽大学管弦楽団×テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
ミューザ川崎
シンフォニーホール
日豪文化交流事業
オーストラリア
8月13~22日
水~金
9月5日~10月12日
-
文化庁 アートマネジメント人材育成事業
昭和音楽大学
9月20日
土
音楽大学ビッグバンド・ジャズフェスティバル
川越市民会館
9月20日
土
しんゆりシアターミュージカル特別公演
「モダンガールズ」
川崎市アートセンター
9月21日
日
〃
川崎市アートセンター
9月30日
火
教員・研究員研究発表①
ユリホール
10月2日
木
〃 ②
ユリホール
10月11日
土
大学オペラ公演2014
「夢遊病の娘」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月12日
日
〃
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月14日
火
第3回学内演奏会
ユリホール
10月19日
日
短大バレエ特別公演
未来へつなぐ-日本の「静」「動」「美」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月19日
日
日本と韓国の高校生による歌曲コンサート
ユリホール
10月21日
火
第12回学長賞声楽コンクール 予選
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月24日
金
第3回アンサンブルコンクール
ユリホール
10月26日
日
第21回コンチェルト定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月28日
火
第12回学長賞声楽コンクール
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月30日
木
教員・研究員研究発表③
ユリホール
11月6日
木
NWSLO25周年記念
ホテルマンダリン
11月11日
火
第4回学内演奏会
ユリホール
11月16日
日
第5回音楽大学オーケストラ・フェスティバル
昭和×藝大
ミューザ川崎
シンフォニーホール
11月24日
月・振
吹奏楽団第28回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
11月25日
火
第12回電子オルガン定期演奏会
ユリホール
11月30日
日
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき2014
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月7日
日
第39回メサイア
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月13日
土
学部バレエコース試演会・卒業公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月14日
日
第39回メサイア
横浜みなとみらいホール
12月23日
火・祝
学部ミュージカルコース(3年)後期成果発表会
スタジオ・リリエ
月日
曜日
名称
会場
12月25日
木
短大バレエコース(1,2年)後期試演会
スタジオ・リリエ
12月31日
火
ミューザジルベスターコンサート2014-2015
ミューザ川崎シンフォニーホール
1月14日
水
第4回室内合奏団演奏会
ユリホール
2月7日
土
大学院修士課程修了オペラ公演「魔笛」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月15日
日
学部ミュージカルコース・舞台スタッフコース卒業公演
「FAME」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月22日
日
短大バレエコース卒業公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月23日
月
文化庁委託 新進芸術家育成事業「オペラアリア・コンサート」
新国立劇場オペラ劇場
2月28日
土
大学院室内楽コンサート
ユリホール
3月1日
日
学部・短大ジャズ・ポピュラー音楽コース卒業ライブ
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月18日
水
卒業演奏会
ユリホール
3月19日
木
〃
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月20日
金
卒業式奏楽
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月28日
土
第4回音楽大学フェスティバル・オーケストラ
ミューザ川崎シンフォニーホール
3月29日
日
第4回音楽大学フェスティバル・オーケストラ
東京芸術劇場
Ⅱ演奏会(テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ)
(Ⅰ)平成26年度実績
<本学主催>
月日
曜日
名称
会場
6月14日
土
特別演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
9月20日
土
第9回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月28日
日
第九演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月21日
土
第10回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
8月9日
土
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI2014
昭和音楽大学管弦楽団×テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
ミューザ川崎
シンフォニーホール
10月26日
日
昭和音楽大学第21回コンチェルト定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月23日
月
文化庁委託 新進芸術家育成事業「オペラアリア・コンサート」
新国立劇場 オペラ劇場
<外部依頼公演>
月日
曜日
名称
会場
4月19日
土
フラ交響詩 アルテリッカ音楽祭プレイベント
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
4月26日
土
藤原歌劇団公演「魔笛」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
5月1日
木
ズーラシアンブラスがやってきた!0歳からのコンサート
川崎市麻生市民館大ホール
5月1日
木
ズーラシアンブラスがやってきた!0歳からのコンサート
川崎市麻生市民館大ホール
5月3日
土
スターダンサーズ・バレエ団バレエ名作選「白鳥の湖」全1幕&「くるみ割り人形」全1幕 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
5月3日
土
スターダンサーズ・バレエ団バレエ名作選「白鳥の湖」全1幕&「くるみ割り人形」全1幕 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
5月5日
月
「劇団飛行船7ひきのこやぎと狼 ホリヤンと遊ぼう」
川崎市多摩市民館
5月5日
月
「劇団飛行船7ひきのこやぎと狼 ホリヤンと遊ぼう」
川崎市多摩市民館
5月6日
火
梵天シンフォニックコンサート2014〜太鼓meetsオーケストラ~
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
8月31日
日
OPERA NOVELLA第5回公演 歌劇 ラ・ボエーム
ハーモニーホール座間・大ホール
11月26日
水
スターダンサーズ・バレエ団公演「白鳥の湖」&「くるみ割り人形」
奥州文化会館
11月27日
木
スターダンサーズ・バレエ団公演「白鳥の湖」&「くるみ割り人形」
郡山市民文化センター
12月7日
日
師走に響く第九の調べ 伊勢原第九コンサート
伊勢原市民会館
12月20日
土
スターダンサーズ・バレエ団公演「くるみ割り人形」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月21日
日
スターダンサーズ・バレエ団公演「くるみ割り人形」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月23日
火・祝
スターダンサーズ・バレエ団公演「くるみ割り人形」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月28日
土
スターダンサーズ・バレエ団早春公演「ジゼル」
文京シビックホール大ホール
3月1日
日
スターダンサーズ・バレエ団早春公演「ジゼル」
文京シビックホール大ホール
3月6日
金
藤原歌劇団「蝶々夫人」宮崎公演
宮崎市民文化ホール
3月29日
日
麻生合唱団第24回定期演奏会
麻生市民館大ホール
Ⅲ.生涯学習講座・提携事業
(1)平成26年度実績
<本学主催>
月日
曜日
通年(隔週)
日
通年
土・日
名称
しょうわ ジュニア・オーケストラ
※前期は、かわさきジュニア・オーケストラに参加・活動
会場
南校舎教室
ピアノ指導法講座
南校舎教室
通年
日
音楽療法アンダンティーノ
音楽療法室Andante
5月27日
火
特別授業一般公開 日本伝統音楽演習「雅楽」
ユリホール
5月~9月
月
日本歌曲を歌おう!Ⅴ
5/12・26、6/9・23、7/7・14・28、8/18、9/1、9/7(日)
北校舎教室
6月22日
日
レクチャーコンサート
~東西に流れる 笛の音・楽の風~
ユリホール
6月29日
日
音楽療法講座Ⅰ 長寿社会を豊かに生きる
「心の健康編」
南校舎C511
7月1日
火
特別授業一般公開 日本伝統音楽演習「能」
ユリホール
8月10日
日
しょうわ ジュニア・オーケストラ 夏休み体験教室
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
電子オルガンミュージックキャンプin東京2014
南校舎教室
南校舎C411
8月19~22日
火~金
8月30日
土
音大で学ぶ!音楽・楽譜制作講座
〔Finaleを使って〕
8月31日
日
音大で学ぶ!音楽・音響プログラミング講座
〔Max6を使って〕~応用編~
南校舎C411
9月7日
日
短大バレエ特別公演プレ講座Ⅰ
空前のバレエ人気!その秘密を探る
南校舎C511
9月7日
日
大学オペラ公演プレ講座Ⅰ
舞台裏から観たオペラ
南校舎C511
9月21日
日
短大バレエ特別公演プレ講座Ⅱ
西洋の動き、日本の動き~バレエと日本舞踊~
南校舎C511
9月21日
日
大学オペラ公演プレ講座Ⅱ
オペラ制作の最前線を知ろう!
南校舎C511
9月23日
火・祝
マリエッラ・デヴィーア 声楽公開レッスン
ユリホール
9月28日
日
9月28日
日
10月~3月
月
日本歌曲を歌おう!Ⅵ
10/6・20、11/10・17、12/1・8・22、1/19・26(月)、2/1(日)
北校舎教室
10月10日
金
大学オペラ公演 ゲネプロ見学会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月16日
木
大学バレエ特別公演 稽古見学
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
11月9日
日
音楽療法講座Ⅱ 長寿社会を豊かに生きる
「高齢化時代の医療と介護」
南校舎C511
11月16日
日
教養講座印象派の愛した音楽
ユリホール
3月1日
日
音楽療法講座Ⅲ 長寿社会を豊かに生きるPart2
「高齢者の音楽療法と療法的な音楽活動」
南校舎B311
3月22日
日
しょうわ ジュニア・オーケストラ 第10回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ 3月28日
土
音大で学ぶ!音楽・楽譜制作講座
〔Finaleを使って〕~初級~
南校舎C411
3月29日
日
音大で学ぶ!音楽・音響プログラミング講座
〔Max6を使って〕~中・上級~
南校舎C411
短大バレエ特別公演プレ講座Ⅲ
振付家が語る!—未来へつなぐ
日本の「静」「動」「美」公演の楽しみ方
大学オペラ公演プレ講座Ⅲ
「夢遊病の娘」の楽しみ方&ハイライト・コンサート
南校舎C511
南校舎C511
<共催>
月日
曜日
名称
会場
4月24日
木
オペラ歌手と童謡を歌う会①
ユリホール
5月19日
月
オペラ歌手と童謡を歌う会②
ユリホール
6月12日
木
オペラ歌手と童謡を歌う会③
ユリホール
6月21日
土
6月29日
日
7月10日
木
オペラ歌手と童謡を歌う会④
ユリホール
8月25日
月
オペラ歌手と童謡を歌う会⑤
ユリホール
9月18日
木
オペラ歌手と童謡を歌う会⑥
ユリホール
9月28日
日
ファゴット協奏曲の夕べ
ユリホール
10月9日
木
オペラ歌手と童謡を歌う会⑦
ユリホール
10月18日
土
SHOWAミュージック・カフェ
「声楽&2台ピアノ」
ユリホール
11月13日
木
オペラ歌手と童謡を歌う会⑧
ユリホール
12月15日
月
オペラ歌手と童謡を歌う会⑨
ユリホール
12月21日
日
12月24日
水
1月15日
木
2月21日
日
2月26日
木
3月23日
月
3月28日
土
~あなたも名演奏家~
おとなだけの音楽会2014
~あなたも名演奏家~
おとなだけの音楽会2014
SHOWAミュージック・カフェ
「クリスマス・ジャズ・コンサート」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
アフタヌーン・クリスマスコンサート
オペラ歌手と童謡を歌う会⑩
SHOWAミュージック・カフェ
「サックスワールド!」
オペラ歌手と童謡を歌う会⑪
オペラ歌手と童謡を歌う会⑫
~あなたも名演奏家~
第10回おとなだけの音楽会2015
ユリホール
ユリホール
ユリホール
ジーリオ
ユリホール
ユリホール
ユリホール
ユリホール
ユリホール
<神奈川県立音楽堂>
12月21日
日
バロック・オペラの魅力
<提携事業>
新冠町提携事業(新冠町/北海道)
1.音楽団体演奏クリニック 2.アウトリーチ・コンサート&町民向けコンサート 3.レ・コード館コンサート2014
かわさき ジュニア・オーケストラ(川崎市文化財団)
南校舎C511
《オペラ研究所》
オペラ研究所の事業
昭和音楽大学オペラ研究所は、総合芸術たるオペラを含む音楽芸術にとくに重点をおく本学
創立の精神に基づき、オペラおよびその関連領域の研究を目的としている。
●平成 26 年度活動内容
1.「オペラ資料のアーカイヴ化を通じた情報センター機能の構築」[平成 24~28 年度]
文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の補助を受け、オペラ情報センター機能
の構築を目指して、オペラ情報・資料のアーカイヴ化およびデータのアーカイヴ・システム
の開発を進めた。
【プロジェクト研究員(50 音順、敬称略)】
石田 麻子
昭和音楽大学 教授
大仁田 雅彦
昭和音楽大学 教授
岡山 廣幸
昭和音楽大学 教授(平成 27 年 2 月 28 日逝去)
小畑 恒夫
昭和音楽大学 教授
岸田 生郎
昭和音楽大学 教授
酒井 健太郎
昭和音楽大学 専任講師
下八川 共祐
公益財団法人日本オペラ振興会 常務理事
杉 理一
ニュー・オペラ・プロダクション 代表(元 NHK プロデューサー)
鈴木 とも恵
昭和音楽大学 准教授
富永 直人
公益財団法人日本オペラ振興会オペラ歌手育成部 講師、イタリア語通訳・翻訳
中山 欽吾
公益財団法人東京二期会 理事長、大分県立芸術文化短期大学 学長
仁科 岡彦
公益財団法人日本オペラ振興会事業部 部長
根木 昭
昭和音楽大学 教授、オペラ研究所 所長
溝上 智恵子
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 教授
山口 毅
公益財団法人東京二期会 事務局長、制作部 部長、マーケティング部 部長
1) プロジェクト研究員会議の開催
■平成 26 年度第 1 回研究員会議
期日:平成 26 年 9 月 19 日(金)
会場:昭和音楽大学南校舎第 1 会議室
議題:アーカイヴ・システムの開発状況の報告、 他
2) 研究進捗状況報告書の提出および外部評価委員会の開催
平成 26 年度はプロジェクト期間の中間年度に当たり、文部科学省からのプロジェ
クトへの中間評価のため、研究進捗状況報告書を同省に提出した。これに伴い、プロ
ジェクトに対して第三者的視点からプロジェクトの評価を受けるため、外部評価委員
を委嘱し、評価委員会を開催した。
■平成 26 年度第 1 回外部評価委員会
期日:平成 26 年 9 月 2 日(火)
会場:昭和音楽大学南校舎第 1 会議室
議題:アーカイヴ・システムの進捗報告、デモンストレーション、 他
【外部評価委員(50 音順、敬称略)
】
大西珠枝 玉川大学 教育博物館長、芸術学部芸術教育学科教授
永﨑研宣 (一財)人文情報学研究所 主席研究員/所長
韮澤弘志 (公財)新国立劇場運営財団 常務理事
3) オペラ関連資料のアーカイヴ化、及びシステムの開発
昨年度より続けていた、オペラ関係資料(チラシ、プログラム、写真、録音、映像
等)のアーカイヴ化とそのデータを検索するシステム開発の第一段階が終了した。そ
れに伴いデータの入力を開始、作業を進める中でデータベースの調整、入力インター
フェースの改善を重ねた。
4) データベースへの入力
検索システムの完成を受け、実際のデータの入力を開始した。業務委託した入力専
門業者とともに入力方法・規則の検討を重ね、仕様の策定を進めている。一定数のデ
ータが入力されたところで、一般からのフィードバックを受けるため、ウェブデータ
ベースの仮公開を予定している。
2.神奈川県「マグネット・カルチャー推進事業」パフォーミングアーツ人材の育成 大学と
の連携によるミュージカル人材の育成(平成 26 年度)
神奈川県では、文化芸術が持つ人を引き付ける力を「マグネット・カルチャー」、
略して「マグカル」と名づけ、文化芸術の魅力を活かしたまちの賑わいづくりと、神
奈川県の魅力向上を推進している。この事業では、「マグカル」の事業の核となる舞
台芸術人材の発掘・育成を行う取組みの一つとして、県と連携してミュージカル人材
育成のワークショップに取り組んだ。
平成 26 年度は基礎篇を 2 会場(横須賀、新百合ヶ丘)、実践篇を 1 会場(横浜)で
行い、神奈川県内の 10 代を中心とする青少年 113 名(基礎篇のみの者を含む)が参
加した。実践篇では、最終日には成果発表会を開催、ワークショップの成果を披露し
た。指導・音楽スタッフは本学教員が担当したほか、指導補助者に本学ミュージカル・
コースの学生を起用し、学業の成果を活かす場にした。
1) ワークショップ<劇場でミュージカル体験を!>の開催
[基礎篇]
・横須賀会場
期日:平成 26 年 9 月 27 日(土)、28 日(日)
会場:横須賀芸術劇場大・小リハーサル室
・新百合ヶ丘会場
期日:平成 26 年 10 月 4 日(土)、5 日(日)
会場:昭和音楽大学南校舎 C601・602
[実践篇]
期日:平成 26 年 10 月 17 日(金)
、18 日(土)
、19 日(日)
会場:KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオ
3.日本国内におけるオペラ団体の活動実態調査と資料収集
音楽評論家の関根礼子氏を中心に、日本国内におけるオペラ団体の活動実態調査と資料収
集を継続しておこなった。蓄積した情報は、『日本のオペラ年鑑』編纂に活かされるほか、
オペラ関係者の要望に応じて提供される。
4.『日本のオペラ年鑑 2013』の編纂・刊行
音楽評論家の関根礼子氏を編纂委員長とし、日本国内で行われたオペラ公演についての
記録と分析記事を掲載する『日本のオペラ年鑑 2013』を編纂・刊行した。本事業は平成 8
年度から継続的におこなわれているもので、本年度は文化庁委託事業「平成 26 年度次代の
文化を創造する新進芸術家育成事業」として本学が受託した。
】
【編纂委員(50 音順)
石田 麻子
昭和音楽大学 教授、独立行政法人日本芸術文化振興会プログラム
オフィサー(音楽分野)
小畑 恒夫
昭和音楽大学 教授
小村 公次
音楽評論家
関根 礼子
音楽評論家、公益財団法人三菱 UFJ 信託芸術文化財団 理事(編纂委員長)
堀内 修
音楽評論家
山﨑 篤典
音楽・舞台プロデューサー
【編纂委員以外の執筆者】
白石 裕史
音楽・舞踊ジャーナリスト、クラシック・ノート(関西音楽新聞)編集長
(2014 年 9 月 25 日逝去)
中村 孝義
(学)大阪音楽大学 理事長・教授(音楽学)
5.新国立劇場との提携
本学が公益財団法人新国立劇場運営財団と交わした研究成果やデータの相互貸与に関す
る覚書にもとづき、当研究所が引き続きその窓口となった。
《バレエ研究所》
昭和音楽大学バレエ研究所は、国内唯一の大学附属バレエ研究機関として平成 18 年に設立
された。海外のバレエ教育に関する最新動向を調査するとともに、日本のバレエ文化の現状に
ついても調査研究し、わが国に適したバレエ教育方法を整備・提案することを目的としている。
●平成 26 年度活動内容
文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「バレエ教育現場との連携による日本にお
けるバレエ教育システムに関する研究」
[平成 20~24 年度]で構築に着手し、平成 25 年度末
に一般公開をした『バレエ情報総合データベース』のデータ蓄積と拡充が主たる活動となった。
【研究員】
所長
小山 久美
昭和音楽大学短期大学部教授
バレエ研究所アドバイザー (五十音順)
石井 清子
東京シティ・バレエ団評議員
海野 敏
東洋大学教授、舞踊評論家
牧 阿佐美
新国立劇場バレエ研修所所長
研究員 (五十音順)
市瀬 陽子
聖徳大学准教授、昭和音楽大学講師
岩部 純子
昭和音楽大学講師
糟谷 里美
昭和音楽大学短期大学部専任講師
勝川 史憲
慶應義塾大学教授、昭和音楽大学講師
杉本 亮子
昭和音楽大学講師
村山久美子
昭和音楽大学講師
尾崎 瑠衣
昭和音楽大学バレエ研究所嘱託研究員
【バレエ研究所ミーティングの開催】
■平成 26 年度 第 1 回バレエ研究所ミーティング
日時:2014 年 9 月 18 日(木)
場所:昭和音楽大学北校舎オペラ研究所分室(バレエ研究所横)
議題:上半期の作業報告と『バレエ情報総合データベース』の進捗状況の確認ほか
■平成 26 年度 第 2 回バレエ研究所ミーティング
日時:2014 年 10 月 22 日(水)
場所:昭和音楽大学北校舎バレエ研究所
議題:
『バレエ情報総合データベース』の進捗状況の確認と今後のシステム運営の検討、寄
贈資料管理の確認
■平成 26 年度 第 3 回バレエ研究所ミーティング
日時:2014 年 12 月 16 日(火)
場所:昭和音楽大学北校舎バレエ研究所
議題:
『バレエ情報総合データベース』の今後の作業スケジュールの確認と新規事業の検討
■平成 26 年度 第 4 回バレエ研究所ミーティング
日時:2015 年 1 月 7 日(水)
場所:昭和音楽大学バレエ研究所
議題:
『平成 27 年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業』の申請内容に関する確認・検討
■平成 26 年度 第 5 回バレエ研究所ミーティング
日時:2015 年 1 月 13 日(火)
場所:昭和音楽大学バレエ研究所
議題:
『平成 27 年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業』の申請内容と申請に向けての作
業の確認ほか
【バレエ情報総合データベース】
■概要
平成 20 年度から 24 年度に実施した文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「バ
レエ教育現場との連携による日本におけるバレエ教育システムに関する研究」におけるアーカ
イブ研究グループが、わが国のバレエ教育を支える日本独自のバレエ文化について研究するた
めの情報源として、国内のバレエ公演、バレエ団やバレエダンサーなどについての情報を総合
的に検索できる『バレエ情報総合データベース』の構築に着手し、平成 25 年 3 月に一般公開
をした。一般公開後も、随時追加資料の入力を行っている。
■内容
『バレエ情報総合データベース』は、2 つのシステムからなる。
データの入力や修正はバレエデータベース管理画面で行い、そのデータを反映し、一般公開
用画面にあたるのがバレエ情報総合データベース(検索画面)になる。
※入力管理画面で行う入力情報項目は以下の通り。
・イベント情報…イベント名や開催日程
・公演関連者情報…公演に関連する団体・個人名
(Ex:主催者、後援企業、上演団体スタッフ等)
・プログラム冊子情報…公演プログラム情報(プログラムタイトル、発行者名等)
・公演情報…・公演名/公演日時/会場
・演目情報(Ex:白鳥の湖 等)
・関係者情報
(※複数演目を上演する際、演目によって変わる関係者を入力。
)
・配役情報(配役名とダンサー名)
■26 年度実績
平成 26 年度は、公演データの蓄積と入力済データの精査と修正を行った。データベースに
は、1946 年から 2014 年までの公演データを約 4,000 件収録した。バレエ情報総合データベー
スへのアクセス件数は 1 日平均 1,500 件程度あり、広く利用されている。また、一般公開後に
は多くの研究者や利用者から要望や意見を頂き、それらをもとに、更に機能性に優れたシステ
ムにすべく改修や運営を検討した。
【バレエダンサーの栄養に関する研究】
「栄養学受講者を対象とする水中体重秤量法による体脂肪率測定」
本実験は、文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「バレエ教育現場との連携に
よる日本におけるバレエ教育システムに関する研究」の一環として、平成 23、24 年度に教育
方法研究開発グループが実施した実験を継続するもので、女性バレエダンサーの体組成の調査
である。
実施日時:2014 年 7 月 12 日(土)
実施場所:慶應義塾大学スポーツ医学研究センター(日吉キャンパス)
参加者数:4 名
《舞台芸術政策研究所》
舞台芸術政策・マネジメントに関する調査・研究と提案・発信を行うことを目的に、平成 25
年 1 月に設置。関係機関と密接な連携を図りながら、専門的見地からの舞台芸術に関するデー
タの収集・分析と振興方策の提案を行い、わが国の舞台芸術の発展に寄与する。
●平成 26 年度活動内容
平成 26 年度は、本研究所が昨年度より参画している「川崎市スポーツ・文化複合施設整備
事業」をメイン事業として本格化させ、専門的見地からホール設計に関する各種の提案を行う
とともに、根木所長を研究代表者とする昨年来の研究プロジェクトを精査し、再度立案して、
科学研究費助成事業に申請した。
【研究員】
所長
根木 昭
昭和音楽大学教授
研究員 (五十音順)
赤木 舞
昭和音楽大学非常勤講師
石田 麻子
昭和音楽大学教授
伊勢谷宣仁
昭和音楽大学教授
大仁田雅彦
昭和音楽大学教授
岸田 生郎
昭和音楽大学教授
酒井健太郎
酒井 誠
佐藤 良子
干場 辰夫
大和 滋
吉原 潤
昭和音楽大学専任講師
昭和音楽大学アートセンター指定管理運営室ディレクター
昭和音楽大学助教
昭和音楽大学舞台芸術政策研究所研究員
一般社団法人私的録音補償金管理協会事務局長
昭和音楽大学専任講師
【川崎市事業への参画】
・事業名称:スポーツ・文化複合施設整備等事業(川崎市富士見地区)
・代表企業:鹿島建設株式会社
・参画内容:ホール設計時のアドバイス・提案等
【新規研究プロジェクトの申請】
・申請事業:平成 27 年度科学研究費助成事業
・研究種目:基盤研究(B)
・研究代表者:根木昭
・研究課題名:公立ホールの設置条例、指定管理者選定規則等のデータ・ベース化とその運
営実態の検証
・研究期間:平成 27 年度~平成 29 年度
・研究分担者:石田麻子、酒井健太郎、吉原潤、佐藤良子
【舞台芸術政策研究所ミーティングの開催】
■平成 26 年度 第 1 回ミーティング
日時:平成 26 年 7 月 25 日(金)
場所:舞台芸術政策研究所
議題:川崎市スポーツ・文化複合施設整備事業の「ホール運営業務委託契約」(案)の検討
他
■平成 26 年度 第 2 回ミーティング
日時:平成 26 年 9 月 26 日(金)
場所:舞台芸術政策研究所
議題:川崎市スポーツ・文化複合施設整備事業の現況報告、他
《歌曲研究所》
(1)平成 26 年度活動実績
1)イタリア語唱法研究部会
「イタリア近代歌曲」
日 時:平成 26 年 12 月 9 日(火)17:00-18:30
場
所:南校舎 C511 教室
講 師:直野資教授
演 奏:博士後期課程 1 年 2 名、修士課程 1 年 3 名(内 1 名はヴァイオリン)
、
学部 3 年 1 名、高島理佐伴奏講師
曲
目:
「Mistica…」
「Visione…」「Vaghissima sembianza」
「Non t’amo più」
「Visione marina」
内
容:イタリア近代歌曲について直野教授による公開レッスンの形で研究会を行った。
2)日本語唱法研究部会
「信長貴富の歌曲 Vol.2」
日
時:平成 26 年 11 月 13 日(木)17:00-19:00
場
所:ユリホール
講 師:信長貴富氏
演 奏:修士課程 2 年 5 名、酒井愛可伴奏講師
曲
目:
「おぼえているかいあの春を・・・」
「生きる理由」
「しあわせよカタツムリにのって」
「ヒスイ」
「ある日」
内
容:信長貴富氏の歌曲について、ご本人をお招きして研究会を行った。
3)高校生のための歌曲コンクール
平成 12 年度から実行委員会形式で開催してきた本コンクールを、平成 15 年度より昭和音
楽大学の主催とし音楽教育研究所の研究課題として実施してきた。平成 22 年度より歌曲研
究所に移管し、継続して研究している。
1.過去の参加者数
平成 12 年度(第 1 回)198 名
平成 13 年度(第 2 回)249 名
平成 14 年度(第 3 回)259 名
平成 15 年度(第 4 回)258 名
平成 16 年度(第 5 回)248 名
平成 17 年度(第 6 回)258 名
平成 18 年度(第 7 回)240 名
平成 19 年度(第 8 回)199 名
平成 20 年度(第 9 回)172 名
平成 21 年度(第 10 回)179 名
平成 22 年度(第 11 回)151 名
平成 23 年度(第 12 回)203 名
平成 24 年度(第 13 回)231 名
平成 25 年度(第 14 回)224 名
平成 26 年度(第 15 回)193 名
2.平成 26 年度(第 15 回)実施概要
予
選(全国ブロック予選会/公開審査)
・日程:平成 26 年 5 月(9 日間)
・会 場:全国 8 会場
・参加者:193 名(女声 151 名、男声 42 名)
本
選(公開審査)
・日 時:平成 26 年 6 月 7 日(土)
・会 場:テアトロ・ジーリオ・ショウワ
・参加者:42 名(女声 25 名、男声 17 名)
表
彰 ・優勝賞:7 名
・奨励賞:14 名
4)歌曲研究所研究員会議の開催
1.第 1 回歌曲研究所研究員会議
日時:平成 26 年 6 月 3 日(火)
会場:部会会議室
内容:平成 26 年度「イタリア語唱法研究部会」「日本語唱法研究部会」の開催日程、
内容の検討
《アートマネジメント研究所》
アートマネジメント研究所は、アートマネジメントに関する領域の研究および関連分野の研
究を目的としており、
「アートマネジメント研究部会」、
「コミュニケーションセンター」の2
つの部門で活動している。
●平成 26 年度活動内容
【アートマネジメント研究部会】
アートマネジメント研究部会は、研究員それぞれが、自身の研究活動や共同研究をベー
スに、時事的なテーマに基づいた研究発表を行っている。平成 26 年度は、通常の研究活
動および「音楽芸術運営研究 No.8」の発行を行った。
①研究会の実施
・6 月 3 日(火)
「Classical:NEXT 2014 参加報告」
・7 月 1 日(火)
「オペラ劇場の現在 ~2014 オペラ・ヨーロッパ in ヴェネツィア」
・9 月 23 日(火)
「地方におけるこれからの公立文化施設を考える ~上田市交流文化芸
術センターの開館を期に」
・10 月 7 日(火)
「藤原義江と外務省
1936-1938」
・平成 27 年 1 月 6 日(火)
「札幌交響楽団による北海道内地方公演について」
②「音楽芸術運営研究 No.8」の発行
研究員の研究活動報告や論文をまとめた「音楽芸術運営研究 No.8」を発行し、関係大学、
文化庁その他の関係機関へも配布した。
【コミュニケーションセンター】
昭和音楽大学コミュニケーションセンター(SCC)は、「アーツ・イン・コミュニティ」
プログラムの運営とそれに伴う研究活動をおこなっている。
「アーツ・イン・コミュニティ」プログラムは、川崎市麻生区を中心に、学生によるア
ウトリーチ活動等の音楽芸術交流活動を通して、地域貢献と自身の成長を実現し、社会性
を持った音楽人の育成を行う取組みである。平成 18 年度文部科学省「現代的教育ニーズ
取組支援プログラム」(現代 GP)に選定され、平成 20 年度より正規授業としてカリキュラ
ム化され(科目名「音楽活動研究①、②、I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」)、平成 23 年度よりキャリア関
連科目としても位置付けられた。
SCC では、
「音楽活動研究」の授業の全般的な運営、派遣依頼受入れの可否の検討と依頼元
への連絡・交渉、学生の演奏・指導派遣のコーディネート、広報活動等をおこなった。
① 「音楽活動研究」の授業運営
・音楽活動研究分科会と連動した「音楽活動研究」の授業の全般的運営
・音楽活動セミナーの企画
計 16 回(音楽活動研究Ⅰ:7回、音楽活動研究Ⅱ: 9 回)
・「音楽の贈り物」公演制作・実施(下記⑥に記載)
② 演奏指導活動派遣
麻生区内小学校 2 校、多摩区内小学校 1 校、麻生区内中学校 1 校、福祉施設 2 施設、
川崎市教育委員会事業 2 事業(下記③に記載)、麻生区役所こども支援室事業 1 事業
(下記④に記載)、その他 2 件(合計 11 箇所)
活動数:演奏活動 14 回、教育指導活動 延べ 70 回
③ 川崎市教育委員会事業:2 事業
・「平成 26 年度ジュニア音楽リーダー育成事業」
日時:2014 年 8 月 30 日(土)
、9 月 7 日(日)
場所:昭和音楽大学 教室等
・
「第 11 回『子どもの音楽の祭典』事業」
日時:2014 年 8 月 22 日(金)
、9 月 28 日(日)、12 月 7 日(日)
場所:幸市民館(8 月 22 日)
、川崎市立宮前平中学校(9 月 28 日、12 月 7 日)
④ 麻生区子ども支援室との連携事業:1 事業
「交流コンサート Let’s Enjoy Music!~心とからだで音楽を感じよう!~」
日時:2014 年 6 月 29 日(日)13:00-15:00
場所:昭和音楽大学 南校舎 1 階 C103 オーケストラスタジオ、他
⑤ NPO 法人「しんゆり・芸術のまちづくり」等との地域連携事業:1 事業
・
「X’mas Parade!」(kirara@アートしんゆり関連イベント)
日時:2014 年 12 月 21 日(日)17:00-18:10
場所:新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキ
⑥「音楽の贈り物〜心ふるわすハーモニーin 昭和音楽大学 2014〜」の実施
日時:2014 年 12 月 21 日(日)14:00-16:00
場所:昭和音楽大学 南校舎1階 C103 オーケストラスタジオ、他
⑦ 広報活動:専用ホームページ、ブログの運用、更新
《音楽療法研究所》
音楽療法研究所は、平成 26 年度の研究会の柱を「グローバルな視野に立つ音楽療法研究」
と定め、それに沿ったテーマで研究会の実施を試みた。特に今年度は、カンザス大学名誉教授
のアリシア・アン・クレア博士を招聘し、学生対象講演と卒業生及び一般向けの公開講座との
2講演を実施した。
研究所紀要として平成 23 年度から発行してきた「音楽療法研究」は平成 26 年度で第 4 号と
なり、研究所員の研究成果や活動報告、研究会の内容等をまとめている。
平成 25 年度より本格始動となった「音楽療法アンダンティーノ」は演奏センターが運用し、
研究員および、嘱託研究員がメインセラピストとして音楽療法を実施した。
平成 26 年度の新規事業として、
「音楽療法ディベロップメント事業」を開始した。本事業は、
本学学生及び卒業生へのキャリア支援、人材開発、教材開発が本事業の主な目的と活動である。
研究員らによる研究活動も活発に行われ、平成 25 年度から引き続き「アンジェルマン症候
群児への音楽療法」
、平成 26 年度新規に「発達に遅れを示す子どもに対する楽器を利用したコ
ミュニケーション支援」が行われた。
さらに、年間計画には予定していなかったが、神奈川県から神奈川県理学療法学会に委託さ
れた「高齢者入所施設音楽療法実施事業」に関して本研究所に協力依頼が有り、神奈川県理学
療法士会と本研究所が同事業実施プロジェクトチームをつくり共同研究することとなった。
●平成 26 年度活動内容
平成 26 年度は、以下の(1)~(6)にわたる事業を行った。
(1)研究所主催研究会の開催
音楽療法に関連する各領域の専門家を招き、次の通り研究会を実施した。
日本音楽療法学会で来日中の、カンザス大学名誉教授のアリシア・アン・クレア博士を招聘
し、講演会を実施した。Ⅰ部は本学学生を対象とし、Ⅱ部は同伶会音楽療法部会とも協力し、
卒業生及び一般向けの公開講座とした。学外者に対しては有料とした。
内容 9 月 23 日(祝火)Ⅰ部「認知症中期から末期の患者のケアにおける音楽療法」
Ⅱ部「アメリカの音楽療法:最前線の研究と実践」
講師:アリシア・アン・クレア博士(カンザス大学名誉教授)
通訳:羽石英里教授(音楽療法研究所研究員)
更に、昨年度に引き続き、松井客員教授による研究会は、外部音楽療法専門家および、音
楽療法を学んでいる学生たちにも広く門戸を開くこととした。学外者に対しては有料(同伶
会音楽療法部会会員 500 円、他大学生・外部専門家 1,000 円)にて実施した。
内容
8 月 5 日(火)「日本の音楽療法が向かうべきところ」松井紀和博士(本学客員教授)
(2)音楽療法研究所紀要『音楽療法研究』の発行
平成 23 年度に第 1 号を発行し、平成 26 年度で発行 4 年目を迎えた。研究員、嘱託研究員
による研究成果や活動報告の他、上記の研究会でご講演いただいた講師の講演会のまとめを
記載している。平成 26 年度は研究員らから、10 本の論文及び報告が投稿された。
その他、クレア博士の講演会の様子は、テープ起こし作業によって、まとめたものを記載
した。なお、平成 26 年 2 月にご講演頂いた乾吉祐先生の講演内容も平成 26 年度発行の第 4
号に掲載している。
(3)「音楽療法アンダンティーノ」の開催
平成 26 年度は 24 名の小中学生が通室した。希望者が多いことを鑑み、昨年度の 18 名か
ら大幅に受け入れ枠を増やした。原則として小学生は全て個別セッション(1 枠あたり 30
分)とし、24 枠実施した。中学生は希望者に限定して「音楽遊び」と称した小集団セッショ
ン(1 枠 45 分)を 1 枠設けた。なお、3 月 29 日(日)にはユリホールにおいて発表会を実
施した。「音楽療法アンダンティーノ」は、日本音楽療法学会認定音楽療法士である本研究
所の青木久美研究員をはじめ、佐野真紀子嘱託研究員、小田嶋幸子嘱託研究員、井上梓嘱託
研究員が担当し、本学大学院修了者の松本直子氏、学部卒業生の大島光子氏、中里優香氏、
稲田茉優氏、西川拓氏がアシスタントを務めた。
入金管理などの事務的な運用は、演奏センターが主となり実施した。
(4)「音楽療法ディベロップメント」事業の開催(新規)
1. キャリア支援
学生にとって、将来の音楽療法士の仕事に対する意識や意欲を向上させるために、音楽
療法コース学生・大学院生を対象にアンダンティーノの講師を務めている青木講師から 7
月 31 日(木)にアンダンティーノの音楽療法についての講演をして頂いた。
2. 人材開発
① アンダンティーノ講師養成研修
同伶会音楽療法部会と協力し、同伶会音楽療法部会会員を対象としたアンダンティーノ
講師養成研修を行った。5 月 11 日(日)伊藤啓子准教授。
② アンダンティーノ講師に対する研修
アンダンティーノ講師に対して、研修を行い、より良い音楽療法の提供を図ることを目
的に開催した。ここでは、ケース検討、保護者の支援等について情報共有し、今後の課題
を話し合った。10 月 26 日(日)伊藤啓子准教授。
3. 教材開発研究
特にアンダンティーノの実践において必要とされる教材について、嘱託研究員らが中心
となって日々の実践の中で検討をした。
(5)研究員らによる主な研究活動
① アンジェルマン症候群児への音楽療法研究
平成 25 年度夏季プログラム参加者を対象とした追従研究および、新規のアンジェルマ
ン症候群児へのセッションの実施、保護者アンケートおよびインタビューを実施した。研
究実施者:青木久美講師、大谷直祈実習研究員、補助:松本直子氏(アンダンティーノ
アルバイト)、大学院生(運営補助員)1名
② 発達に遅れを示す子どもに対する楽器を利用したコミュニケーション支援(新規)
平成 25 年度 Andante 通室児の音楽療法場面のデータ分析および検討を行った。当時録
画した DVD から記録を起こすため、当時の音楽療法に関わりのある現アンダンティーノア
ルバイトの松本直子氏がデータ起こしを行った。研究実施者:田坂裕子講師、伊藤啓子准
教授、白川ゆう子助教、補助:松本直子氏(アンダンティーノアルバイト)。
(6)神奈川県理学療法士会との共同研究「高齢者入所施設音楽療法実施事業」(県委託事業)
本事業は、まず神奈川県から公益社団法人神奈川県理学療法士会に事業委託があり、神
奈川県理学療法士会から本研究所に実施協力の依頼が入り、共同研究をすることとなった。
神奈川県は、「健康寿命日本一」を目指しており、その取り組みの一環として本事業が
スタートしている。本事業は、高齢者施設の入所者を対象に、理学療法士との協働のもと、
音楽療法士が、個別音楽療法と集団音楽療法を実施した。そこから得られたデータを基に、
理学療法士等が、機能維持・改善、生活の向上・維持という観点から評価を行い、報告書
の作成を行った。
高齢者入所施設音楽療法実施事業チームメンバーは次の通り(○印は 2 ヶ所の事業実施施設
にて事業を実施した者)。
1)県理学療法士会
○相川 浩一(介護老人保健施設アゼリア)
○中田 裕(さがみリハビリテーション病院)
2)昭和音楽大学音楽療法研究所
志水 哲雄教授(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
羽石 英里教授(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
伊藤 啓子准教授(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
白川 ゆう子助教(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
○深野 広美講師(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
○三浦 優佳実習研究員(日本音楽療法学会認定音楽療法士)
3)事業実施協力者
○越善 由佳(さがみリハビリテーション病院
昭和音楽大学大学院修了・日本音楽療法学会認定音楽療法士)
高齢者施設での実践を前に、複数回検討会を実施した。
音楽療法の実施期間は平成 26 年 8 月1日~26 日とし、実施回数は週 2 回の頻度で全 8 回、
県内 2 ヶ所の介護老人保健施設において、上記チームメンバーの深野講師と三浦実習研究員、
本学卒業生の越善氏(さがみリハビリテーション病院)が実際の音楽療法の担当を行い、県
理学療法士会の相川氏(介護老人保健施設アゼリア)と中田氏(さがみリハビリテーション
病院)が効果を評価した。音楽療法は個別と集団とそれぞれ実施し、特に個別音楽療法では、
高齢者の歩行能力の改善に加え、精神機能・生活の質の維持・向上もねらいとし、その効果
を評価した。集団音楽療法では、日々の生活に活気を持たせるほか、活動性を高めて心理面
や運動機能面を活性化することを目的として実施した。
音楽療法実施終了後、
「高齢者入所施設音楽療法実施事業報告書検討委員会」を立ち上げ、
県庁職員と共に 3 回会議を開いて、報告書の検討にあたった。
(7)音楽療法研究所研究所会議開催
[第 1 回]
日時:平成 26 年 4 月 24 日(木)12:10~13:00
場所:部会会議室
出席:志水、岸本、羽石、伊藤、久保田、青木、石井、白川
議題:・平成 26 年度研究所新体制の確認
・平成 26 年度研究所事業計画について
・報告事項
[第 2 回]
日時:平成 26 年 7 月 24 日(木)14:50~15:50
場所:音楽療法共同研究室
出席:志水、羽石、伊藤、深野、白川
議題:・高齢者入所施設音楽療法実施プログラムの実施について
・クレア博士の研究会について
[第 3 回]
日時:平成 26 年 10 月 7 日(火)12:15~13:00
場所:音楽療法共同研究室
出席:志水、岸本、羽石、伊藤、石井、白川
議題:・平成 27 年度研究所事業計画について
・平成 26 年度「音楽療法研究」編集委員について
[第 4 回]
日時:平成 26 年 11 月 13 日(木)12:15~13:00
場所:音楽療法共同研究室
出席:志水、岸本、羽石、伊藤、青木、石井、白川
議題:・平成 26 年度研究活動中間報告について
・その他
[第 5 回]
日時:平成 27 年 3 月 5 日(木)17:45~20:05
場所:部会会議室
出席:志水、岸本、羽石、伊藤、深野、青木、石井、白川
議題:・神奈川県委託事業「高齢者入所施設音楽療法実施事業」の報告
・平成 26 年度 研究活動の報告
・研究所紀要「音楽療法研究」について
[その他]
第 1 回「高齢者入所施設音楽療法実施事業」打合せ
日時:平成 26 年 4 月 24 日(木)18:00~19:20
場所:セミナールーム
出席:神奈川県理学療法士会 秋田会長、相川
神奈川県庁 小森、齊藤、長洲、田下
本学 鈴木事務局長、志水、羽石、伊藤、深野、石井、白川
議題:・事業の概要について
第 1 回「高齢者入所施設音楽療法実施事業報告書検討委員会」打合せ
日時:平成 26 年 12 月 12 日(金)18:30~20:30
場所:第二会議室
出席:神奈川県理学療法士会 相川
音楽療法研究所 志水、羽石、伊藤、深野、三浦、石井
議題:・事業の実施報告
・報告書完成に向けて
・来年度の計画について
・その他
《音楽教育研究所》
○「推薦音楽会」
平成7年度から、附属音楽・バレエ教室の4歳~高校3年生までのピアノ・声楽・弦・
管・打楽器等を専攻している生徒のうち、オーディションにて選出された生徒を出演対象
として「推薦音楽会」を開催している。平成17年度からは音楽教育研究所の管轄とし、
実力のある優秀な生徒の幼少期から中高生までの演奏力・技術力等の成長について研究課
題としている。
平成13年度~26年度の出演数は以下の通り。
( )はオーディション参加者数
平成13年度
31名(73名)
平成14年度
32名(87名)
平成15年度
32名(92名)
平成16年度
27名(97名)
平成17年度
26名(85名)
平成18年度
27名(85名)
平成19年度
28名(85名)
平成20年度
27名(97名)
平成21年度
28名(85名)
平成22年度
31名(81名)
平成23年度
25名(80名)
平成24年度
28名(90名)
平成25年度
28名(87名)
平成26年度
30名(64名)
○「特別レッスン」
附属音楽・バレエ教室の生徒のうち、前年度の推薦音楽会出演者及び前年度の特別レッ
スン受講者を対象に大学教員が定期的にレッスンを実施している。平成21年度から、音
楽・バレエ教室の進学コースに在籍している高校2年生以上で本学への進学を希望してい
る者のうち、主科実技担当講師が本学の兼務教員でない生徒については、本人の希望によ
り、無条件で特別レッスンを受講できることにしたため、受講者が増加した。
なお、13年度から16年度までは附属音楽・バレエ教室にて実施してきたが、17年
度からは音楽教育研究所の管轄とした。おもな研究内容は、レッスン内容・指導法、受講
している生徒の音楽的・テクニック的上達度となっており、その研究成果を踏まえ、どの
ように学生に還元していくのかを検討している。
各年度の受講者数は以下の通り。
平成13年度
17名(ピアノのみ)
平成14年度
14名(ピアノのみ)
平成15年度
22名(ピアノ19名、ヴァイオリン2名、チェロ1名)
平成16年度
20名(ピアノ17名、ヴァイオリン2名、チェロ1名)
平成17年度
18名(ピアノ14名、ヴァイオリン3名、チェロ1名)
平成18年度
23名(ピアノ15名、ヴァイオリン6名、チェロ1名)
平成19年度
20名(ピアノ14名、ヴァイオリン6名)
平成20年度
24名(ピアノ18名、ヴァイオリン6名)
平成21年度
31名(ピアノ22名、ヴァイオリン7名、クラリネット1名、ホ
ルン2名、トロンボーン1名)
平成22年度
23名(ピアノ14名、ヴァイオリン8名、フルート1名)
平成23年度
21名(ピアノ13名、ヴァイオリン7名、フルート1名)
平成24年度
27名(ピアノ20名、ヴァイオリン5名、フルート2名)
平成25年度
26名(ピアノ17名、ヴァイオリン7名、フルート1名、クラリ
ネット1名)
平成26年度
26名(ピアノ20名、ヴァイオリン4名、オーボエ1名、
電子オルガン1名)
○「プラスワン講座」
附属音楽・バレエ教室で開催するピアノのグレード制度「ステップアップ」の審査に付
してミニ講座・ミニコンサートを実施している。平成13年度から16年度まで「ステッ
プアップ」と「プラスワン講座」は共に音楽教育研究所の管轄であったが、「ステップア
ップ」は研究が終了したため、17年度からは音楽・バレエ教室の管轄となり、以後「プ
ラスワン講座」のみが音楽教育研究所の管轄となった。さまざまなテーマを用いて音楽を
幅広い年齢層のピアノ学習者に多角的に伝えることを研究課題としている。
平成26年度の実施内容は下記のとおり。
5月18日(日) 新百合ヶ丘校「コントラバスの魅力」
6月14日(土) 中央林間校 「ステップアップで楽しく弾こう
~ステップ3、4、5を中心に~」
8月 2日(土) 多摩ニュータウン校「変幻自在!?サクソフォーンの魅力」
9月 6日(土) 小田原校
「ピアニストを夢見た時」
10月12日(日) 新百合ヶ丘校「マリンバで世界旅行」
11月15日(土) 本厚木校
「チェロってどんな楽器」
12月20日(土) 藤沢校
「クリスマスコンサート
~声を出して歌ってみよう~」
1月24日(土) 戸塚校
「フランスのピアノ曲にふれてみよう」
2月21日(土) 港北ニュータウン校「バッハのインヴェンション」
3月22日(日) 新百合ヶ丘校「ハープの調べ」
○「音楽教育に関する研究活動」
音楽教育に関する研究活動を行い長期的で広い観点から検討し、大学で行っている教育
活動の向上に寄与している。
《ピリオド音楽研究所》
(1)平成 26 年度実績
・平成 26 年 5 月 15 日(木) 第 14 回公開講座 〈当時の楽器から紐解くショパン奏法
~現代のスタインウェイとショパン時代のプレイエルとの比較から~〉
内容:ショパンが愛したピアノ、プレイエル。彼はなぜこの楽器愛したのか。ショパン
の作品とプレイエル、それぞれに有する特徴を演奏に従事する立場で関連づけな
がら探ることで、ショパン解釈の糸口をみつける。また、その解釈を現代のスタ
インウェイピアノにどのように置き換えて表現することができるのか。ショパン
の時代を<楽器>という切り口から考察し、新しい解釈の可能性について言及する。
講師:仲道郁代(演奏・解説) 有田正広(解説)
入場者 225 名
会場:南校舎 ユリホール
・平成 26 年 7 月 12 日(土)第 15 回公開講座 レクチャーコンサート
「愛と死」の音楽
内容:時代・国籍・年齢・職業を問わず、人類共通のテーマである「愛と死」。 西洋音
楽には、恋人への永遠の愛、叶わぬ愛、また、愛する人との別れへの追悼の思い
など、様々な人間ドラマが描かれている。この公開講座では、楽譜に綴られたさ
まざまな愛のメッセージや死の体験を発見・分析し、作曲家の思いを紐解く。
講師:有田正広 増村修次
出演:大学院音楽芸術表現専攻2年生 4名(Fl、Cl、Sx、Pf)
笠井祐子、野代奈緒(Pf講師)
会場:南校舎 C101「スタジオ•ブリオ」
入場者 50 名
・平成 26 年 12 月 16 日(火) 第 16 回公開講座 レクチャーコンサート
シューベルト≪美しき水車小屋の娘》より〈しぼめる花〉の主題による序奏と変奏曲
内容:シューベルトの有名な歌曲のテーマを基に書かれたこの変奏曲は、数あるフルー
トとピアノのための作品の中でも名作として広く知られている。この作品に込め
られたシューベルトの思いを、自筆譜などを参考に演奏を交えながら紐解く。
講師:有田正広
演奏:大学院音楽芸術表現専攻2年生 2名(Fl、Ten)
笠井祐子(Pf講師)
会場:南校舎1F
C102 教室
入場者 74 名
《附属音楽・バレエ教室》
幼児(2歳)から中高年層まで幅広い年齢層を対象として音楽・バレエ教室を開設してい
る。
教室は平成 25 年 2 月に開校した仙台校を含めて新百合ヶ丘校(大学内)
、小田原校、港北
ニュータウン校、多摩ニュータウン校、本厚木校、中央林間校、藤沢校、戸塚校の 9 校で展
開。約 3,500 名が在籍している。音楽の各分野では幼児音楽教育、ソルフェージュ、選科(ピ
アノ、弦・管・打楽器、声楽、作曲)、大人の音楽レッスン(選科と同科目)
、忙しい方のた
めの音楽レッスン(選科と同科目)、ポピュラー音楽、グループヴォーカル、ウェイクアッ
プヴォーカル、ヴォーカルトレーニング、ジャズヴォーカル、カンツォーネ、文化箏、二胡
等のコース、並びに舞台芸術の分野ではバレエ、ミュージカル、ジャズダンス、キッズダン
ス、朗読サロンコース、また教養講座としてイタリア語コースがあるなど、生涯教育の普及
活動を通じて地域に貢献している。
《附属ピアノアートアカデミー》
ピアノアートアカデミーは、音楽家を志す人の技術や表現力の向上のみならず、各々の個
性がさらに輝き、ステージに行かされるための人間性を養うことにも重点を置き、真に魅力
あふれる音楽家の育成を目的として開設された。現在小学生から本学の卒業生まで、幅広い
年齢層の人たちが各地から通っており、在籍生は同じ目標を持つ人同士、和気あいあいとし
た雰囲気の中で交流を深め、お互いに刺激しあいながら日々学んでいる。
その成果として、これまでに多くの在籍者が数々の国内外のコンクール優勝、入賞を果た
している。2011 年のリスト生誕 200 年に行われたリスト国際ピアノコンクールで優勝した
後藤正孝、2013 年パデレフスキ国際ピアノコンクール第 3 位の加藤大樹を輩出し国内外か
らの注目を集めた。
在籍生は演奏活動として、ユリホール、紀尾井ホール、白寿ホール等でのリサイタル、NHK
交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、東京シティー・フィルハーモニック管弦楽団、
東京ニューシティー管弦楽団等との共演が挙げられる。このような活動に対して川崎市アゼ
リア輝賞、川崎市音楽特別賞、千葉県芸術文化新人賞、愛知県芸術文化選奨文化新人賞等を
受賞。
○附属ピアノアートアカデミーの活動
・ピアノアートアカデミーコンサート:日本を代表する音楽家をゲストに迎え、デュオ、室
内楽などを取り入れたコンサートを開いており、演奏会全体の流れを考えた選曲で総合的
な場での表現を経験する。
・プレビューアカデミー:毎年 12 月に小学校 2 年生~高校 2 年生を対象に開催。ピアノの
個人レッスンに加え、参加者全員で学ぶワークショップ、そして成果発表の場として学内
のユリホールでのコンサートを実施。毎年全国各地から受講者、聴講者が来場する。
・ピアノ総合コース:月 1 回の特別レッスンを実施するコース。小学 2 年生~高校 3 年生を
対象に実技、ソルフェージュレッスン、アンサンブルのためのピアノレッスンのほか、成
果発表会なども開催。
・アルテリッカしんゆりにおけるコンサート:附属ピアノアートアカデミーの在籍者を中心
に地域の音楽ファンの方に向けたコンサートの企画運営を行っている。