URBAN CORPORATION Poindeo mini series ポインデオミニRGB PMR−800DX 取扱説明書 もくじ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 安全上の注意 ……………………………………… 1 特徴・製品の構成 ………………………………… 2 各部名称と機器接続 ……………………………… 3 接続と起動手順・使用方法 ……………………… 4 描画機器の基本操作 ……………………………… 5 アイコンの機能 ………………………… 6.7.8 メニュー …………………………………………… 9 故障かな?と思ったら ……………………………10 ハードウェア仕様 …………………………………10 サポート ……………………………………………11 お買い上げいただき、ありがとうございます。 ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みになり、内容を充分ご理解され た上でお使い下さい。また、本機をご使用の際には、いつでも必要な時にお読 みになれるよう、本書をお手元に置いてご活用下さい。 安全上の注意 ご使用の前に、この「安全上の注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危 害や損害を未然に防止するためのものです。 「安 全 上 の 注 意 」 に 使 用 さ れ て い る 絵 表 示 の 例 この記号は、注意を促す内容であることを告げるものです。図の中や近傍に具 体的な注意内容が書かれています。 (左図の場合は高温注意) この記号は、禁止の行為であることを告げるものです。図の中や近傍に具体的 な禁止内容が書かれています。 (左図の場合は分解禁止) 注意事項または禁止事項 本機やその付属品を水につけたり、水をかけたりしないで下さい。感電や漏電 や、故障の原因になります。 各ケーブルを接続するときは、必ず電源を切り、ケーブルのコネクタ部分を持 って接続してください。ケーブル部分を引っぱると、内部で断線したり、ケー ブルが切れたりして故障の原因となります。電 源 部 で は 、 火 災 や 感 電 の 原 因 となる恐れがありますので、特に注意してください。 本機は通常のコンセント(交流100V)以外の電源では使用しないで下さい。 火災や感電、故障の原因になります。 サービスマン以外の人は、本機のケースを開けたり、分解したりしないで下さ い。感電や故障の原因となります。 隙間やコネクタに、指や異物を入れないで下さい。 けがや故障の原因となります。 感電などの事故を防ぐため、必ずアースをとるようにして下さい。 アースをつけたりはずしたりする時は、電源をコンセントからはずして下さ い。またアース先として水道管やガス管を使用しないで下さい。 警告 ACアダプタは必ず本製品付属のものをお使い下さい。もし他のアダプタをご 使用になられた場合は全ての保障の対象外となります。 また故障や火災・感電などの原因になります。 1 特徴 l マルチレゾリューション機能 「ポインデオミニRGB」は弊社独自の多解像度対応機能により、640×400ドッ トから1024×768ドットまでのアナログRGB信号に自動追従します。これにより、 面倒な設定等を必要とせず、モニタやプロジェクタと繋いでスイッチを入れるだけで自由 描画ができるようになります。 l OS・アプリケーションを選ばない汎用性 「ポインデオミニRGB」はハードウェア方式により描画を行ないますので、使用する OSやアプリケーションを選びません。アナログRGB出力を有する全てのコンピュータ でご使用になれます。 l 直感的に使えるタブレットメニューと携帯時に便利な画面表示メニュー メニューは、タブレット上のアイコンをペンでタッチするだけで、直感的に操作できる タブレットメニュー方式とマウスの右ボタンをクリックすることで画面上にメニューを表 示する、携帯時に便利な画面表示メニュー方式の2方式を採用しています。 l 豊富な描画機能 「ポインデオミニRGB」の描画機能はフリーハンドを始めとして、円・直線・アンダ ーラインなど、プレゼンテーションの際に必要な基本機能は全て揃っています。 l 電子ホワイトボード機能 「ポインデオミニRGB」には電子ホワイトボード機能があります。これによりパソコ ン画面を消した状態でも描画ができますので、文章や絵を描き込みやすく、ホワイトボ ード(又は黒板)のように使用することができます。 製品の構成 パッケージには次のものが含まれています。ご確認下さい。 1. ポインデオミニRGB本体 2. ACアダプタ 3. マウス、専用タブレット 4. RGBケーブル 5. 取扱説明書(本書) 6. 保証書 2 各部の名称と機器の接続 ⑤RGB INコネクタ ④ RGB OUT コネクタ ⑥LEDインジケータ ①POWERスイッチ ②ACアダプタ用コネクタ ③PS/2マウスコネクタ ⑦シリアルコネクタ ① POWERスイッチ 電源を入/切します。 ② ACアダプタ用コネクタ 付属の専用ACアダプタを接続します。 ③ PS/ 2マウス用コネクタ PS/2マウスを接続します。 ④ RGB OUT コネクタ(D – sub 15ピン メ ス ) モニタやプロジェクタのアナログRGB入力を接続します。 ⑤ RGB IN コネクタ(D – sub 15ピン メス) パソコンのアナログRGB出力を接続します。 ⑥ LEDインジケータ 電源を入れると点灯します。 ⑦ シリアルコネクタ 添付の専用タブレットを接続します。 3 接続と起動手順 ⑤ IN ④ Poinde o mini RGB OU T プロジェクタ モニタ OFF ON ① ②ACアダプタ ③PS/2マウス ③タブレット デスクトップ PC ノート PC 「ポインデオミニRGB」の接続と起動は下記のように行って下さい。 ① POWERスイッチがOFFであることを確認する。 ② ACアダプタを接続する。 ③ マウスを接続する。タブレット使用の場合は、シリアルコネクタに接続し、もう一方の ケーブルをマウスコネクタに接続する。同時にマウスを使用の場合は、ケーブルの後側 に接続する。 ④ モニタ又はプロジェクタをRGB OUTコネクタに接続する。 ⑤ パソコンをRGB INコネクタに接続する。 ⑥ パソコンが完全に起動した後、「ポインデオミニRGB」のPOWERスイッチを入れる。 使用方法 ① 使用方法 パソコンが完全に起動した後、「ポインデオミニRGB」のPOWERスイッチをON にしたら、最初に、サブメニューで、描画範囲の設定、マウススピードの設定及びホワイ トボードの解像度設定を必要に応じて行って下さい。これらの設定内容は、電源を切って も保持されます。なお、マウスおよびタブレットの操作方法については「描画機器の基本 操作」を、設定方法については「アイコンの機能」をご参照ください。 ② 終了 「ポインデオミニRGB」の終了に特別な操作は要りません。POWERスイッチを切 れば、終了できます。またこの時でも画面はスルー出力で映っています。 4 描画機器の基本操作 Ⅰ.マウス(携帯時とマーキング使用時に便利です) ① 右ボタンを ※ 1回クリックすると、画面上にメニューが表示 されます。(携帯時に便利な、画面表示メニュー方式) ② メニューが表示された状態で、左ボタンにより描画メニュー (自由描画、円、アンダーラインなど)を選択します。 ③ 右ボタンをもう一度クリックし、メニューを消した状態で、 左ボタンを押したままマウスを動かすと描画できます。 左ボタン 右ボタン Ⅱ.タブレット・ペン ① タブレット本体の右上の[MENU ON/OFF]アイコンをペン先でタッチすると、メニ ューが表示されます。メニューが表示されている状態で[MENU ON/OFF]アイコン をペン先でタッチすると、メニューが消えます。 ② メニューが表示された状態で、ペン先でタブレット面を軽くクリックすることで、描画 メニュー(自由描画、円、アンダーラインなど)を選択します。 ③ また、タブレット本体上の各種アイコンをペン先でタッチすることで、描画メニュー(自 由描画、円、アンダーラインなど)を選択することもできます。(直感的に操作できる、 タブレットメニュー方式) ④ Aボタンの上側をクリックすると描画した画面を消去します。 ⑤ Bボタンは消しゴム機能です。 Bボタン Aボタン(上) ご注意! ※ペンをご利用にならない時は、ペン立てに入れるか、タブレットの外側に置い下さい。 5 アイコンの機能 ① 画面上の基本アイコン サブメニューの表示 描画範囲・マウススピード・ホワイトボード(黒板)の解像度などの機能を設定す るサブメニューを表示します。 ホワイトボードモード(黒板モード)への切り替え パソコン画面を無効にし、モニタ(プロジェクタ)をホワイトボード(黒板)の様 に使用する、ホワイトボードモード⇔黒板モードへの切り替えも可能です。なおモ ードを切り替えると描画された画面は全て消去されます。パソコンを接続しなくて も黒板として使えます。 パソコンモードへの切り替え パソコン画面上へ描画する、パソコンモードへ切り替えます。なおモードを切り替 えると描画された画面は全て消去されます。 画面クリア 描画された画面を全て消去します。 消しゴム 四角形のポインタが表示されます。消したい部分を左ドラッグすることで消しゴムの ように描画画面を消去できます。 線幅変更 描画線幅を変更します。クリックする毎に、細線から太線へ3段階に変更する事がで きます。なお、太線からは細線へ戻ります。 描画色の表示 前面に、現在選択中の描画色を示します。 また、ホワイトボードモード時及び黒板モード時には、後面がそれぞれ緑及び白に表 示されます。 各色のパレットをクリックすることで、8色の中から描画色を選択できます。 6 自由描画 矢印型のポインタ( )が表示されます。描画したい部分を左ドラッグすることで 自由描画ができます。 直線描画 矢印型のポインタ( )が表示されます。始点から終点まで左ドラッグすることで 直線描画ができます。 円描画および楕円描画 矢印型のポインタ( )が表示されます。始点から終点まで左ドラッグすることで 始点と終点を対角線とする四角形に内接する円または楕円が描画できます。なお、画 面をはみ出すような大きな円は描画できません。 アンダーライン描画 矢印型のポインタ( )が表示されます。アンダーラインを引きたい位置にポイン タを合わせ、左クリックすることで、1本の画面幅のアンダーラインが描画できます。 もし、複数のアンダーラインを描画したい時は、一旦他の機能のアイコンを選択して から描画して下さい。 ② 画面上の設定アイコン 初期化 描画範囲・マウススピード・ホワイトボード(黒板)の解像度などを出荷時の設定値 に戻します。またマウスの左右のボタンを同時に10秒以上押し続けて下さい。 マウススピードの設定 マウスの動作速度を設定します。1が「遅い」、2が「中間」、3が「速い」、Gが「ジ ャイロマウス用」です。 ホワイトボード(黒板)の解像度の設定 ホワイトボード(黒板)での表示解像度を設定します。表示装置の入力解像度に合わ せるよう設定して下さい。 なお、アイコンの表示はVG→SG(SVGAの略)→の順に表示されます。 描画範囲の設定 画面上に描画できる範囲を示す赤枠が表示されます。各アイコンを左クリックし、赤 枠の範囲を描画する範囲に合うように設定してください。アイコンのくさび印は赤枠 に対しての調整方向を示します。初期化アイコンを左クリックすることで、出荷時の 設定に戻すことができますが、この場合、マウススピード・ホワイトボード(黒板) の解像度なども出荷時の設定値に戻ります 7 ③ タブレット上のアイコン ① 描 画 領 域 ② ③ ④ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑤ メニューの表示/非表示 描画色パレット 画面消去 描画機能選択 ・消しゴム ・自由描画 ・直線描画 ・円描画及び楕円描画 ・アンダーライン描画 線幅変更 ・細線 ・中線 ・太線 モード変更 ・パソコンモード ・ホワイトボードモード ・黒板モード 8 ⑥ メニュー メニューの構成とローテーション順は次のようになっています。 高機能メニューの構成 基本メニュー (subをクリック) ※ RGB画面設定メニュー ホワイトボード(黒板)メニュー (subをクリック) ( クリック時) ※ ホワイトボード画面設定メニュー 注)RGB画面での描画範囲設定とホワイトボードでの画面設定 別々に行なう必要がありまは す。 各メニューのローテーション 画面モード ボード色 ホワイトボード解像度設定 ホワイトボード (黒板)モード 緑 VGA パソコンモード 白 SVGA 注)各表示機能はいずれもボタンをクリックした時に機能します。 ご注意 • • 本装置を液晶プロジェクタに接続してご使用になる場合、コンピュータと液晶プロジェク タの組み合わせによっては映像上に若干の縦縞が出る場合があります。そのような場合は、 液晶プロジェクタの分周比とコンピュータのリフレッシュレートを調整することによって 縦縞の目立たない状態にしてご使用下さい。 コピー機、レーザプリンタ、テレビ等の近くでお使いの場合、まれに表示が乱れる場合が あります。その際はそれらの機器から、離してお使い下さい。 9 「故障かな?」と思ったら 「故障かな」と思う症状が出た場合は、下記の原因・対応を参考にして下さい。 症 状 POWER LEDが つかない。 l l 画像が映らない。 l 画像にゴーストやに l じみが見える。 l 画面の縦横比がおか l しい。ホワイトボー ド画像が画面より一 回り小さい。 付属マウスが動かな l い。 l 原 因 ACアダプタを差 し込んでいない。 スイッチが入って ない。 RGBケーブルの INとOUTが 逆。 RGBケーブルの 品質が悪い。 RGBケーブルが 長すぎる。 描画範囲の設定が 正しく行われてい ない。 対 応 添付の専用ACアダプタをコンセ ントに差し込みPOWERスイッ チを入れて下さい。 取扱説明書にしたがって接続し直 してください。 RGBケーブルを高品質のものに 変えるとともに、できる限りを短 くしてください。 設定メニューから、描画範囲を設 定してください。 電 源 投 入 後 マ ウ ス 一旦電源を切り、電源を再投入し を差しこんだ。 てください。 電源投入後、マウ スを差し直した。 ハードウェア仕様 PMR−800DX 入力ソース アナログRGB出力を有するコンピュータ 対応解像度 640×400(DOS)∼1024×768(XGA) 描画装置 専用タブレット、PS/2マウス ホ ワ イ ト ボ ー ド( 黒 板) 機能 有(白、深緑色) 電源 専用ACアダプタ(9V500mA) 重量 230g 外形寸法 125(W)×80(D)×32(H)(突起含まず) 10 本製品についてのお問合わせは、下記の当社お客様サポート課まで、FAXにてお 願い致します。確実なサポートを期すためにお問合わせは、FAXのみとさせて頂き ます。 株式会社 アーバンコーポレーション お客様サポート課 Fax 042-741-7757 〒228-0811 神奈川県相模原市東林間3−1−16−201 http://www.urbancorp.co.jp/ Poindeo mini series (mini RGB) 取扱説明書 発行日 2002年4月22日 (第6版) 株式会社 アーバンコーポレーション お客様が本製品を運用した結果生じた損害等につきましては、当社では責任を負い かねます。 本書は改善のため、事前の予告なく変更することがあります。 本書の無断転載を禁じます。 11
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