スライド式ルーバー解説リーフレット

NEXTPLAN開発の建築部品
■ 開発した着脱式スラット可動の特長
[在来品ルーバーの可動方式との比較図]
■薄型防火扉
開発内容:開発した製品は折れ戸式防火扉の収納深さを扉一枚分の
収納深さと同程度に納めた。
■遮蔽機構内蔵扉
開発内容:扉やアルミサッシ建具の、本体と枠の間に生じる隙間を
確実に塞ぐ装置を開発。
■双方向スライドヒンジ
[特注品対応:
特注品対応:外部用可動ルーバー
外部用可動ルーバー]
ルーバー]
開発内容:前後双方向に開ける扉用に開発したヒンジである。扉を
押し開けて部屋に入り、押し開けて出ることができる。
■ランダムルーバー(開閉ランダム)
開発内容:ルーバーに配置された各スラットの回転がランダムに設定
できる固定式ルーバー装置の開発。
■ランダムルーバー(配置ランダム)
開発内容:ルーバースラットを縦枠に収めた繰り返し機構で動かす。
スラットは着脱式で回転も可能。シャッター的な利用を
目指した開発。
< スラット同士を連結しないでスライドと回転動作を行なう新方式 >
■コード式ランダムブラインド
在来方式
開発内容:通常の木製ブラインド、スラットの回転を個別にON/
スラット同士を上記左図の通り、連結プレートやコードで結んで配置、
OFF設定できる。目線の位置をON、他をOFF等に
スラットの間隔を保つ。
した使い方も簡単に設定可能。
スラットの回転は連結プレートを相互に動
かして対応する。スラットを上下動させての配置や回収の仕組みは、
通常では縦枠内に牽引用のチェーン等を納めて、最下段のスラットを
引揚げることで、全部のスラットを回収する。
スラット同士を連結しているので、スラットの個別着脱は困難です。
■床収納式防潮扉(機構アイデア協力製品)
開発内容:通常の防潮扉は扉床下に操作機械類を置くので水に浸かる
が、この製品は扉横の部屋内床に収納、浸水時に機械類は
水から隔離されるので、メンテ等に優れている。
新
方式
上記右図の通り、スラット同士の連結手段を持たない新方式です。
■スライド式ルーバー(今回展示製品)
枠縁側に形成した窪み孔に、スラット側に装着した連結ピンが勘合す
開発内容:着脱式スラットを枠に装着、スライドさせて上部に収納や
ることで、スラットの配置を行なう。スラットを上下動させて配置や
配置した状態での回転ができる。 着脱式スラットなので
回収する仕組みは、上記図では枠側に配置した牽引ワイヤーが最下段
一部を取外したり、交換も可能。スラット間隔を飛ばして、
のスラットを引揚げることで全部のスラットを回収する。
枠に配置しても、回転動作に支障は出ない構造である。
スラット同士を連結しないので、スラットの個別着脱が可能です。
量産化された商品は、個体として同じ意匠を纏っている。
建築で使用する場合、特に建設地域の風土に相応しいデザ
インを考えると、量産された外装品の選択に頭を悩ませる。
■ 新方式:スライド式ルーバー
ピンBOX装着解説
現在市販されているルーバーの大半は、スラットの色・形状
が固定化されていて、デザインの選択技が限られている。
新製品はこうした不自由さを軽減した。設計者や利用者が
望むデザインを反映できる。各地の民家が多様であるのは、
建設行為の中にデザイン選択の柔軟さがあった筈で、多彩
で豊かな建築の創造に この新部品を役立てたい。
弊社ホームページアドレスはこちら、http//www.nextplan.co.jp
< スラット両端にピンBOXを装着して可動させます >
多様なルーバーデザインを可能にする
「次世代建築部品」
のご紹介
■ 製品仕様のポイント
スラットデザインのバリエーション
■ 展示試作の性能
[個々のスラットが独立した状態で縦枠にしっかり固定される新機構を採用]
Ⅰ:[着脱式スラット構造の採用]
■■■多様な仕様のスラットを装着することが可能です。■■■
枠側に配置された各スラットを着脱できる構造を有しています。
[ミニチュアモデル]
Ⅱ:[スラット間隔は自由な設計が可能]
スラット:ステンレス0.5mm加工
スラット同士の繋が無いので、枠側にある受け部間隔を自由に設定できます。
断面形状:8×60mm
スラット長さ:240mm(スラットの製作は900mmまで可能)
Ⅲ:[スラット形状の多様化に対応]
枠(縦・横)
:ステンレス1.0加工
縦枠:10×60mm
上部横枠:40×100mm 下枠15×40mm
規定のピンBOXをスラットに装着できれば、羽根形状は自由に造形できます。
モーター:DC12V出力1.5w スラット移動速度:約 30mm/sec
■ 新製品の基本構造
[原寸モデル]
スラット:アルミ1.5加工 断面形状:15×130mm
スラット長さ:750mm(スラットの製作は1200mmまで可能)
枠(縦・横)
:ステンレス1.5加工
縦枠25×75mm
上部上枠:100×160mm 下枠30×75mm
モーター:単相100V出力 60w
スラット移動速度:約 60mm/sec
[展示品は動力を使って動かしていますが、手導操作の製作も可能です。]
スラットを連結しない方式が可能にした「立面デザイン手法」
スラットのスライド範囲を自由に設定できます。
立面全体を覆っても必要な場所を可動させて開口にします。
<スラットの両端にピンBOXを装着して枠を動かす構造>
配
置:二つの平行枠(固定枠+可動枠)の板側面孔にスラットのピンを噛合せ固定します。
回
転:可動枠を回動させてスラットを傾斜、脱落防止装置が効いてスラットは外れません。
収
納:配置した最下段のスラットが上部あるスラットを捕まえながら上昇、収納します。
各階の窓、目線付近のスラット間隔を疎にできます。
■ 製品の製作範囲(スラットの製作限界)
スラットとスラットの間隔を自由に設定できます。
■■■同じ枠材構成の建築立面でも、多彩な演出が可能です。■■■
スラットが着脱式なのでいつでも交換できます。
配置済みスラットを別色のスラットと自由に交換できます。
展示原寸サイズモデル姿図
■
展示品は特注対応の試作品です。(特許出願済み)
各現場、異なるルーバーの設置条件に対して、既存ルーバーと比較して、取付け形態、
・上図は 板材を曲げ加工したスラットの製作可能なサイズ限界を示す。
スラットデザイン等、柔軟に対応できる構造を有した製品です。
・スラット板材には各種パンチング等の加工を施しても対応できます。
特注対応製品の為、用意した部品とは異なる形態のデザインをご希望の場合は、製品
配置したスラットの一部を取外した立面の演出が可能です。
スラットの飛ばし配置をしても回転します。
設計から特注品製作・搬入に至るまで1年半程度の余裕をお考えください。