2015年度三者連絡懇談会 - フランクフルト補習授業校

2015年度三者連絡懇談会
日 時
場 所
出席者
議
書
2016年2月13日(土) 17時30分~19時30分
フランクフルト補習授業校 音楽室
理事会代表
仁科、矢崎、角田、波多
学級委員会代表
中尾、平尾
行事委員会代表
ヤーケ
図書委員会代表
クラウゼ、志賀
保健委員会代表
田島
教職員代表
渡邉(校長・小3-2)
、加藤(事務局長・準備クラス1組)、
下田(準備クラス2組)
、渡部(小1-2)
、吉田(小4-2)、
宇賀神(小5-2)、ウラシュ(中3)
、ノイマン(国語専科1組)
菊岡(事務・小4副担任)
長
記
波多
菊岡
(敬称略)
本日の議題
1.校長より挨拶
本日はお忙しいところお集まりいただいたこと、感謝している。3学期が始まって半分が過ぎたが、
無事にここまで来ることができた。皆様のご協力に感謝している。
2.学事報告
今年度は、2016年2月13日時点まで全ての行事を無事終了している。
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4月18日
5月 2日
5月 9日
5月16日
6月 6日
6月20日
7月18日
9月 5日
9月19日
9月26日
入学式・始業式・第1回学年懇談会
避難訓練
小学部遠足
幼稚部遠足(天候不順のため中止。校内プログラムを実施)
全日制との合同運動会
中学部・国語専科合同レクリエーション
1学期終業式
2学期始業式・作品展示会
学年懇談会(小学部)
幼稚部なかよし運動会、学年懇談会(中学部、国語専科)
前期終了・
「ふたば」
「かけはし」配付
○10月31日 後期開始、学年懇談会(幼稚部)
(読書月間)
○11月7日~28日 幼稚部入学前親子教室(4回)
○11月 7日 日本語検定受検(小6、中学部、国語専科) 9 月 5 日~10 月 31 日 幼稚部
9 月 12 日~11 月 7 日 小学部 1~2 年
○11月14日 授業参観(小3~6年)
○11月21日 授業参観(小1~2年、中学部、国語専科) 9 月 19 日~11 月 7 日 小学部 3~6 年
中学部、国語専科
○11月28日 幼稚部授業参観
○12月 5日 学校説明会
○12月12日 授業参観(小6-2)
(個人面談)11 月~12 月
○12月19日 2学期終業式
◯ 1月 9日 3学期始業式
○ 1月16日 校内百人一首大会(中学部・国語専科)
、授業参観(準備クラス1組)
◯ 2月 6日 JAL課外授業プログラム
○ 2月13日 三者連絡懇談会
◯ 3月19日 卒業式・三学期終業式・
「ふたば」「かけはし」配付
・今年度、JAL課外授業プログラムを、小学部第3・4学年では仕事(社会)、第5学年では、気象(理
科)をテーマに日本航空から2名の講師を招いて行った。子ども達が興味を引くようなクイズなども
あり、有意義な時間となった。来年度以降、どのようにして課外授業を取り入れていくかはこれから
の課題である。また、中学部・国語専科の親睦行事、合同レクリエーションでは、昭和の運動会と題
して、様々な競技や活動を行い、生徒にとって楽しい時間となった。
・今年度は授業参観の日に体調不良で欠勤した教員がいたため、そのクラスの授業参観を延期したこ
とがあったが、全クラス終了した。
3.学校より
① ご家庭での学習
2002年1月に発行したピノキオ号外号の記事の中に、このようなものがあった。日本に
帰国してスムーズに日本の学校生活に溶け込むことができた子ども達は、海外で、①日本
語会話、②日本語の読書、③補習校の宿題をきちんと行っていたそうだ。これは今も変わ
らない。
具体的にお願いしたいことを挙げると、以下の3点である。
1.漢字練習(正しい漢字を練習しているか、意味が分かっているかを確認してほしい。)
2.音読の工夫(内容をきちんと理解できているかを確認してほしい。)
3.国語の学習は全部回答して提出してほしい。
(登場人物の気持ちを考えたり、自分の
考えを書くことはとても大切である。
)
② 日本語で話し合う機会
今日では、国際家庭や夫婦共働きの家庭が増えている。意識をして日本語で話す機会を作
っていただきたい。
③ 長期欠席について
長期休暇を理由に、2~3週間欠席すると授業に着いていきにくくなる。また、新しい授業
やクラスに慣れる意味でも、やむを得ない理由以外では長期欠席をしないようにお願いし
たい。
④ 校内清掃について
今年度から始まった活動だが、とても良い試みだと感じている。ご協力いただいている保
護者の皆様には感謝している。
4.学級委員会より
①1年を通じて
大きな問題は特になく、穏やかにここまできている。年に3回行っている学級委員会だが、今年
度はとりわけ取り上げるべき問題がなかったため、2回しか開催しなかった。
②「ヘッセン州をめぐる治安情勢」についての講話(在フランクフルト総領事館小島領事より)
12月5日に小島領事より、
「ヘッセン州をめぐる治安情勢」についての講話が行われた。参加者数
は18名で少し少なく感じたが、具体的なお話を聞くことができ、有意義な時間となった。そのお話
の中で、ラインマイン通信への登録を推奨していたが、積極的に登録する手助けとなればと思い、
独自で手引きを作成し、学級委員を通じて保護者の方々にメールで連絡した。
③学級委員企画「~特別企画~そうだ、OBと語ろう」
11月21日に学級委員主催で行われた。フランクフルト補習授業校に在籍した、3名のOBを招いて
(学級委員長を含む。
)
、当時どのようにして過ごしていたかなど、補習校での体験談が語られた。ア
ンケート集計では、参加者68名、新たな情報があったと回答した人は95.3%、子育ての参考となっ
たと回答した人は95.2%であり、好評価を得る会となった。
→(学級委員長より)参加者からの要望が多かったこともあり、来年度は中学部・国語専科を対象
とした、国際家庭のOBを主とする座談会を開催できれば良いと考えている。
④OB会について
現学級委員長を会長に、副委員長を運営担当とし、OB会の発足を準備している。現在、OBの名簿
を作成中であり、今年度の卒業生に登録を呼びかけたり、運動会に登録ブースを設けたりするなど
して、参加者を増やしていきたいと考えている。また、FacebookでOB会サイトを作成することを検
討している。会の内容はまだ具体的ではないが、年に1度集まる機会を作るなど、OB同士の交流の
場を設けることを考えている。
●登下校の際に、Langweidenstraße沿いに車が進入していることに関して
進入禁止の標識はないが、近隣住民とのトラブルや安全を考えて、補習校では進入禁止にしてい
る。以前にも、住民との間で確執があり、それが原因で保護者の方の車の窓ガラスが割られるなど
被害があった。また、車が歩道に乗り出して駐車しているため、歩行器が通れないとの苦情がきた
こともった。このように、多くの補習校の保護者がLangweidenstraße沿いに駐車することで、不快
に思う人達がいることを保護者の方々には理解していただきたい。
学級委員としては、こうした事実や、駐車可能な場所を提示するなどして、効果的に伝えていき
たい。
●清掃中の様子について
清掃業者が清掃をしている周りで走り回っている児童がいて、迷惑になっている。学級委員を通
じて注意できないか?
→(学校より)それに追加して、放課後の校庭使用禁止についても再度注意がけをしてほしい。
5. 図書委員会より
●活動内容(通常業務より)
・図書の貸出・返却作業(図書室内と補習校用図書)
・書架の整理整頓
・本の交換会の開催(2回開催)
・新規購入本のラベル貼り・ファイル掛け
・本の修理
●本の交換会
・年2回開催(7月11日と2月20日)
・寄付金―前回88.08ユーロ、来週100ユーロほどを予想
●会計報告(2016年1月30日現在)
2014年度よりの繰越金
〈収入〉 父母会費の残り等の寄付
2015年7月11日 本の交換会
計
〈支出〉 図書購入
計
〈残高〉
1,237.00ユーロ
13.92ユーロ
88.08ユーロ
102.00ユーロ
29.00ユーロ
29.00ユーロ
1,310.00ユーロ
*2月20日に予定の本の交換会での寄付金予想が 100.00ユーロ、来年度に繰り越される金額は約
1,400.00ユーロになると予想。
⇒補習校の役に立てるように、先生方が必要な資料や備品などの購入のために寄付を行う予定。今後、
事務局および校長と詳細について話し合う。
●補習校図書
・現在、てのひら文庫も含め7ケース分の本・マンガを所有。
・読書月間中は、マンガの貸し出しをやめるため、今年度から月間向けに伝記マンガを準備した。そ
の結果、かなり好評でほとんどが貸し出される状態となった。
●図書委員の人数について
クラスの人数が多いところは、図書委員を多く選出するなどして、今の人数で問題なく年に2回当
番を回すことができている。
●補習校図書の保管場所増設について
可能であれば、増設してほしい。
→(学校より)掃除用具を非常階段のところに設置した時も、日本人学校と交渉して何とか設置させ
てもらったので、新たな場所を設けるのは難しいかもしれないが検討してみたい。
6. 保健委員会より
①児童・生徒の利用状況について
去年とほぼ同じような状況で、比較的1学期に来室者が多い。原因としては、新学期の心理的な
要因と運動会の練習による怪我の要因が考えられる。特に、幼稚部や低学年の来室者が多い。2、3
学期になると、来室者の数が減少し、落ち着いている。
また、保健委員の仕事は16時15分までだが、4時間目に来室してくる子どもがいるので、その場
合は臨機応変に対応していきたい。
②待機中の保健委員のマナーについて
今年になって日本人学校より2回ほど、片付けなどの件で苦情を受けている。保健委員会は、年
に1回のみ開催していて、それ以後の連絡事項はメールで行っている。このメールの効力も弱かっ
たのかもしれない。一部の委員の間で起こっていることだが、来年度は引継ぎをきちんとして、再
びこのようなことが起こらないようにしていきたい。
→(学校より)このことを受けて、本日より片付けのチェックリストを含む新しい保健日誌に記入
していただくことになった。また、ちりとりを必要とする時は事務局か掃除用具入れから借りて
使用してほしい。
●午前中に中学生が保健室を利用したい場合
→(教員より)今年度は2回ほど中学生が午前中に保健室を必要としたことがある。
→(学校より)保健委員を常駐するほどの利用者はいないので、これからも臨機応変に対応してい
きたい。
7.行事委員会より
●活動内容
①遠足の付き添い
クラス写真が始業式と終業式しかないので、思い出として遠足のクラス写真も配布することはで
きないか?
→(学校より)遠足の写真はクラス費から出して配布している。幼稚部の場合は、1年間のファイ
ルを作成し、遠足の写真も一緒に綴じるので、配布するのが3月になる。
②運動会
・低学年の児童サポート係のゼッケンを大きく見やすくしたために、誤解を受けることなく活動す
ることができた。また、係の人が通るということで、通路を開けてもらったり、子ども達にとって、
誰が係なのか目印となったりしたので、来年度もこのゼッケンを使用したい。
・バックネット裏にシートを敷いたりパラソルを立てたりして、通りにくくなっている。通路をは
っきりしたり、パラソルを立てないという決まりを作ったりするなどの対応をお願いしたい。
・ゆずりあいシートに三脚を立てて放置している人がいる。学校側から注意してほしい。
・日本人学校が撮った運動会の写真をホームページに載せている。その中に補習校の子ども達が写
っている写真があった。ダウンロードできるようになっているので、ご注意いただけたらと思う。
→(学校より)既に日本人学校の校長先生と話をして対応を考えている。
・補習校もトラック内に入って写真を撮影することができないか?
→(学校より)日本人学校は卒業アルバムを製作するためにアルバム委員が撮影している。補習
校の場合、全体の記録として撮っている。目的に違いがある。また、補習校の全児童・生徒をま
んべんなく撮影するのも難しい。
→(学校より)また、卒業アルバムを作成するため、写真を撮りたいという要望を受けることがあ
るが、学校からお願いしているものではないので、ご理解いただけたらと思う。
・運動会の集合写真は撮影することは可能か?
→(学校より)運動会の前日の準備は、日本人学校の生徒、教員、補習校の一部の教員で行ってい
る。そのため、片付けは補習校が率先して行わなければいけない。また、運動会の日は、教員
が分刻みのスケジュールに追われて動いている。中3は今年度運動会終了後にクラス写真を撮
影したが、事前に保護者の方全員に許可をとっている。この点をご理解いただいた上で、撮影
を検討していただけたらと思う。
③清掃について
・今のところ問題なく、清掃に当たっている。
・今年度は行事委員58名で当番を2回ずつ回すことができた。来年度も最低58名以上でクラスの人
数に合わせて、確保できるように父母委員表を作成してほしい。
・清掃中、ギャラリーでは未就学児童が走り回ったり、生徒、先生方も通ったりする。清掃中、貼
紙を掲示しても良いか?
→(学校より)是非お願いしたい。以前にも通信に掲載したが、もう一度通信にも掲載するように
したいと思う。
・音楽室の掃除をしていると、1日で汚れたようには見えない時がある。日本人学校では掃除をし
ていないのか、という声が上がっている。
→(学校より)日本人学校と補習校の清掃業者は同じであり、毎日来ているが、幾度か代理の掃除
の人達が来たことがある。その際に、引継ぎがうまくいっておらず、掃除しなければいけない
場所を掃除していなかったことがある。しかし、基本的には土曜日に使用した教室を補習校でき
ちんと綺麗にして返すというスタンスで清掃してほしい。
・(教員より)中学部・国語専科の百人一首大会の後に、行事委員さんが音楽室を掃除してくださ
ったので、大会の時間を有意義に使うことができた。感謝申し上げたい。
8.その他
●来年度の父母委員表には保健・図書・行事委員には班長枠を作成する。
●学級委員が代表して担任にメールで連絡することは可能か?
→(学校より)教員のメールアドレスを公開することは、問題が起こる可能性が高い。学校に連絡
が取れるメールアドレスがあるので、そちらにご連絡いただきたい。
→(学級委員長)その旨を学級委員で連絡する。
9.仁科理事長よりご挨拶
皆さんのお話を聞いていると、1年間皆さんがいろいろなところで努力されているのがよく分かっ
た。また、そのおかげで学校が運営されている。
11月のOB座談会の話を聞いて、OB会創立をきっかけに、若い人達にも学校の運営に力を貸していた
だけたらと思う。また、日本にもフランクフルト補習授業校の同窓会のグループがある。そういう人
達もまとめて、共通のサイト(卒業生全員が参加できるように)の作成を是非お願いしたい。
日本語検定の結果は、1つの数字ではあるが、成果を感じる証明でもある。日本に帰ってもそれを
実力として見てくれるので、励みになると思う。
教員、父母委員が時間を割いてご苦労されていることに感謝している。今後も補習校の子ども達の
ためにご協力をお願いしたい。