フロリダ遠征 2000

フロリダ遠征 2000
2000 年 8 月
プレーヤーズコース初の海外遠征を実施しました。プレーヤーズコースを設立したとき
からの目標のひとつが「海外」への遠征でした。今回の海外遠征はアメリカのフロリダ
州タンパにあるハリーホップマンキャンプでのレッスンと全米オープンテニスの観戦
でしたが、ハプニング続出の珍道中で楽しい思い出(?)になりました。
アメリカ到着。乗り換えロビーでのワンショ
ット。君たちはピースサインしかできんのか
ね。
牛田敦之と北川英俊は全日本の関係で二日遅
れの到着でした。引率の市川進コーチご苦労
様でした。ちなみに敦之は飛行機酔いで、着
陸するなりゲロを吐きました。ほんと、きた
ねえな。
ホップマンキャンプのあるサドルブルックリ
ゾートに到着です。リゾートだけあって、施
設はよく整備されていて大変きれいです。
われわれが泊まった宿泊施設の裏側からの全
景です。
正面入り口はこんな感じです。中も広く、快
適に過ごせました。
まわりの落ちつた環境と違って、練習は結構
ハードです。時差ぼけや気候になれないせい
もあって、何人かは途中リタイヤでした。
生活面や行動など、私に注意されることもあ
りました。特に○○は 3 度も遅刻し、私から
練習禁止令が出ました。そういえば、ニュー
ヨークのホテルで女の子全員が寝坊して,私
がロビーで説教していると、少年野球を教え
ているおじさんが「子どもをここまでコント
ロールすることはむつかしい。君は本当に素
晴らしい仕事をしている。」と褒めてくれまし
た。Thank you!
やはり世界でも有数のテニスキャンプです。
全米オープン前ということもあって、多くの
選手が練習に来ていました。写真はマルセ
ル・リオス選手です。
復活を果たしたジェニファー・カプリアティ
選手も練習をしていました。ずいぶんスリム
になって、動きも軽快でした。
ヒンギス選手の練習を観にいきました。練習
での雰囲気は、世界ナンバーワンの風格が漂
います。
アルバロコーチの取り計らいで、ヒンギス選
手と記念写真を撮りました。ちなみに私だけ
が彼女と握手をしました。どうだ!
天然芝のコートでテニスをすることができま
した。バウンドの違いに戸惑いながらも、初
めての経験に嬉々としてボールを打っていま
した。
大島コーチはゴルフをして遊んでいるのでは
ありません。引率の市川コーチのねぎらいと、
トレーニング科学者として、ゴルフとテニス
の身体運動学的共通点を探っているのです。
ニューヨークについて、まずは市内見学です。
治安は良くなったとはいえ、やはり多くの子
どもたちを連れているので心配でした。何事
もなく、良かったです。
厳しい練習から開放され、思う存分楽しんで
いるようでした。ちなみに宿泊はスウィート
ルームということでしたが、なんだかなあと
いう感じです。
イマジンの記念碑の前で。彼らはこの意味を
知っているのでしょうか。
私の先輩の後藤さんに無理を言ってチケット
を手配していただきました。それを敦之は落
としてしまい、いったん全員のチケットを回
収する羽目になってしまいました。ばかも
の!ちなみに敦之はあくまでも「盗まれた!」
と主張していました。
スタジアムでの試合観戦はやはり格別です。
この上からニューヨークの摩天楼も見えるの
で、最高のロケーションです。
日本の新聞に、浅越選手にサインをねだる子
どもたちの写真が掲載されました。とてもよ
い記念になりました。この経験を生かして、
より大きく成長してほしいものです。
夢の舞台に立つのは、…いつ。