たゆたう

たゆたう
koizumi.lab project 2003 0904-0919 mebius egg exhibition
tayutau
メビウスの卵展は多摩センター駅にあるパルテノン多摩で開催された。
与えられたスペースはW3m×D3m×H4m。
展覧会のチケット。
会場のレイアウト。私たちは上部が暗幕で覆われるスペースを選んだ。
スタディ模型。天井からソーメンのような白いひもを空間いっぱいに400本近く垂れ下げる。
白いひもの間隔スタディ。
白いひもの配置スタディ。
現地での作業風景。アルミアングル1本につき白いひもが20本。一本づつ奥から順番に配置していく。
中段:展示空間を仕切っているボックスの中に電気回路が置かれる。
光の配置スタディ。各レベルで異なる配置とし、立体的に離散的配置とした。
たゆたう
小泉雅生+東京都立大学小泉研究室
私たちのまわりに当たり前のようにある「空間」。
この展示は、ふだんは気にもとめない身の回りの「空間」に意識を向ける仕掛けです。
人の気配や空気の流れにあわせて、白いひもがゆらぎ、そして光が明滅します。
あなたのまわりにあって
あなたと一緒にゆらゆら動く、「たゆたう」空間です。
ぜひ、揺らめくひもの中に身を埋めて、手を上げたり歩き回ったりしてみてください。
そして、あなたのまわりにたゆたう空間を体感して下さい。
人の動きにあわせて光の状態も変わり、多様な表情を見せる。
周囲の黒い暗幕をとった状態。
撤収の様子。
積水化学ライトロンロッド
(5,730円×11)
アルミアングル
(448円×18)
生地
人感センサー
66,181
8,468
18,681
(2,860円×5)
15,000
電球・ソケット
21,419
スタディ代
38,951
合計
147,280
小泉研究室
小泉 雅生
西田 司
原 浩人
大石 雅之
沖野 寛士
古沢 裕子
木村 未央子
高橋 伸幸
春田 亮一
湯 香菜子
李 知炯
期間
2003年10月4日(土)〜19日(日)
主催
財団法人多摩市文化振興財団
メビウスの卵実行委員会
助成
協力
大倉 浩平
金子 公亮
坂本 深大
佐藤 昭夫
鈴木 基之
芸術文化振興基金
中西 康崇
協賛
許 光範
積水化学工業(株)
長谷川 徹