平成27年度 経営情報学科 インターンシップ実施報告書 ビジネスパーソンに求められる 人間性と専門性を身に付けるために 平成 28 年 1 月 学校法人 富山国際学園 富山短期大学 は じ め に 富山短期大学経営情報学科では、平成16年度よりインターンシップ・プログラムを カリキュラムに取り入れ、本年で12年目を迎えます。経済環境が一向に好転しない中、 学生のインターンシップに対する関心は大変高く、本年度は107名が参加しました。 学生達は、それぞれの受け入れ先で、社会人・組織人としての常識・マナー、仕事に 臨む心構えと基本姿勢、仕事に必要な知識・技能、お客様へのおもてなしの心、コミュ ニケーションの大切さなど多くのことを学び、将来のキャリア設計はもとより、間近に 迫った就職活動への意識を高めております。 インターンシップが、大学の授業や課外活動だけでは得られない、将来設計に向けた 体験・教訓を得る貴重な機会であることは言うまでもありません。 本学科では、社会が求める職業人として「より良い「明日」のために,自らを高め続 ける人材」の養成を教育目標に掲げ、インターンシップを要とする「三位一体のキャリ ア教育」に重点を置いてきました。これからも、インターンシップと様々なカリキュラ ムならびにキャリア教育プログラムとの連携を深め、学生達の「就業力」の育成・向上 に努めていきたいと考えております。 インターンシップの実施はもとより、学生達の「就業力」の育成・向上には、企業や機 関の皆様のご協力・ご支援が欠かせません。今後とも産官学の絆を強め、「三位一体の キャリア教育」の改善に取り組んでいく所存でありますので、企業や機関の皆様には 益々のご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げる次第でございます。 最後に、今回インターンシップの実施にあたり、ご協力頂きました企業・機関各位な らびに富山県インターンシップ推進協議会に、改めて厚く御礼申し上げます。 平成28年1月 富山短期大学 経営情報学科 学 大門 科 長 信吾 目 次 は じ め に Ⅰ 平成27年度インターンシップ実施要領 ・・・・・・・・・ P.1 ◆インターンシップとは? ◆インターンシップ・プログラムの概要 ◆申込手続・マッチング方法等 ◆受入先及び受入概要一覧 ◆インターンシップ・プログラム スケジュール一覧 Ⅱ 研修生の「研修レポート」と「研修日報」 1.魚津市役所 2.富山市役所 3.滑川市役所 4.高岡市役所 5.小矢部市役所 6.氷見市役所 7.富山労働局 8.富山県庁 9.朝日町役場 10.立山図書館 11.富山県立図書館 12.射水市大島絵本館 13.富山市立図書館 14.射水市中央図書館 15.高岡市中央図書館 16.富山大学中央図書館 17.黒部市吉田科学館 18.南砺合同会社(ヘリオス) 19.砺波市花と緑の財団 20.富山県中小企業団体中央会 21.富山大学(事務) 22.伏木富山港・海王丸財団 23.環日本海環境協力センター 24.富山第一銀行 25.北陸銀行 26.富山信用金庫 27.砺波信用金庫 28.キャナルサイド・ララシャンス 29.クラシエ製薬 30.富山トヨタ自動車 ・・・・・・・・・ P.9 31.パレブラン高志会館 32.ボルファートとやま 33.オレンジマート 34.北陸コカ・コーラボトリング 35.ホテルニューオータニ高岡 36.射水ケーブルネットワーク 37.リッチェル 38.オーアイ工業 39.北山ナーセリー 40.富山シティエフエム 41.ネッツトヨタ富山 42.ANA クラウンプラザホテル 43.スーパースポーツゼビオ富山蜷川店 44 スポーツオーソリティ高岡店 45.ホテルグランミラージュ 46.ホテルグランテラス富山 47.北日本新聞社 48.とやま自遊館 49.JTB中部富山支店 50.中田図書販売 51.あんしんグループ 52.富山トヨペット 53.アイペック 54.全日空空輸富山空港所 55.まちづくりとやま 56.花メイト 57.明文堂プランナー 58.ジェック経営コンサルタント 59.理想経営 60.グンゼスポーツ 61.ワタキューセイモア Ⅲ インターンシップ就業体験発表会 ◆学内インターンシップ就業体験発表会 ◆県内合同インターンシップ就業体験発表会 ◆インターンシップ就業体験発表会に参加して あとがき ・・・・・・・・・ P.363 Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 平成2 7年度 富山短期大学経営情報学科 インターンシップ実施要領 1、インターンシップとは? イ ン タ ー ン シ ッ プ と は 、 「学 生 が 在 学 中 に 自 ら の 専 攻 、 将 来 の キ ャ リ ア に 関 連 し た 就 業 体 験 を 行 う こ と 」と さ れ 、事 前 に 学 生 が 取 り 組 む 課 題 を 設 定 し 、そ れ に 基 い て 企 業 や 機関において短期間の実習・研修を行う制度のことです。 今日、国際化や情報化の急速な進展、あるいは社会や産業構造の激しい変化により、 雇用環境も大きく変わりつつあります。その中にあって、人材育成の核となる大 学に は、社会や産業界・企業のニーズに応える人材の育成をめざした 教育機能の一層の拡 充・強化が求められています。 こ の よ う な 要 請 に 応 え る た め に 、本 学 の イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 産 学 官 の 連 携 により、教育の一環として実施されるものです。 2、インターンシッププログラムの概要 (1)プログラムの目的 ①高い職業意識の育成・啓発 実習・研修を通じて、仕事とは何か、ビジネスはどのように形作られていくの か等についての理解を深め、自らの職業適性や将来設計を考える機会を得る。 ②学習意欲の向上・教育効果の実現 実習・研修を通じて、これまで学んできたことを確かめるとともに、自らの専 攻 と 関 連 の あ る 問 題・課 題 を 見 出 し 、よ り 深 い 専 門 分 野 へ の 学 習 意 欲 を 高 め る 。 ③自主性・責任感のある人材の育成 現実の活きた組織・職場の厳しさを体験することによって、社会人としての自 覚を促すとともに、自主性・責任感のある人材の育成に役立てる。 (2)プログラムの構成・内容 イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 、 「事 前 研 修 」・ 「受 入 先 で の 実 習 ・ 研 修 」・ 「事 後 研 修 」を も っ て 完 結 し 、 全 体 の プ ロ グ ラ ム を 修 了 し た 者 に は 単 位 を 認 定 し ま す 。 ①事前研修 実習に先立ち、その目的・研修目標を明確にし、実習を有意義なものとするた めの研修です。 具体的には準備としてのオリエンテーションに加えて、実習先での研修テー マ・課 題 の 確 定 、及 び 2 年 生 経 験 者 と の 懇 談 会 、ビ ジ ネ ス・マ ナ ー 講 座 等 で す 。 -1- Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 ②受入先実習・研修 実習先において、正(準)社員・職員と同じ責任・意識を持って就業体験をし てもらいます。 ③事後研修 実習を通じて得られた経験や問題意識を今後につなげていく研修です。 具 体 的 に は 、研 修 テ ー マ に 沿 っ た レ ポ ー ト の 作 成 、日 報 の 作 成 、学 内 発 表 会 に お ける発表原稿の作成、県下合同就業体験発表会の報告書の作成です。 (3)プログラムの概要 ①受入先での実習・研修期間 1週間~2週間(実質5日~10日間)で夏期休暇中の8月8日(土)~9月 2 3 日 (水 )に 実 施 。 *研修期間は受け入れ先の事情により異なる。 * 夏 期 休 暇 中 、 前 期 追 ・ 再 試 の 9 月 1 日 (火 )~ 7 日 (月 )は 可 能 な 限 り 除 く 。 ②報酬・費用負担・保険等 ・無報酬:教育・学習の一環のため原則報酬はありません。 ・交通費・食費等:受入企業等により異なりますが、原則として自己負担です。 ・ 傷 害 保 険 等 : 大 学 が 斡 旋 す る 「学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 」に 全 員 加 入 済 み で す 。 ③単位認定:下記の方法により、次の単位を認定します。 ・科目名:インターンシップ ・単位数:2単位 ・評価方法:事前・事後研修への出席、研修先での実習、受入企業による実習の 評 価 、 事 後 レ ポ ー ト ( 「研 修 レ ポ ー ト 」、「 日 報 」 な ど )、 発 表 原 稿 な ど を 総 合 的 に評価します。 3、申込手続・マッチング方法等 ( 1 ) 申 込 期 間 : 4 月 1 4 日 (火 )~ 5 月 1 1 日 ( 月 ) 13: 00( 期 限 厳 守 ) (2)定 員:80名程度 (3)申込手続: ① 受 講 希 望 者 は H P 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ TOYAMA」 及 び 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ ガ イ ド ブック」から希望研修先候補を3つまで選びます。 ② 「 イ ン タ ー ン シ ッ プ 受 講 申 込 書 」 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 、 5 月 1 1 日 (月 ) 13: 00 ま で に 教 養 演 習 担 当 教 員 と の 個 別 面 談 を 行 い 、 教 員 の 承 認 ( 押 印 ) を 受 け 事 務 室 ( A321) ま で 申 し 込 み ま す 。 ③受入先の内諾後、研修先に提出する「富山県インターンシップ・エントリーシ ー ト 」を 、教 養 演 習 担 当 教 員 の 個 別 指 導 を 受 け て 事 務 室 に 提 出 し ま す 。( 研 修 先 で修得したいこと以外は事前に作成しておくこと) -2- Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 (4)申込資格 ① 1 年 生 で イ ン タ ー ン シ ッ プ の 趣 旨 を 理 解 し た 意 欲 的 な 学 生 で 、ゼ ミ 教 員 の 推 薦 が ある者。 ②パソコン能力、語学力等は企業の受入条件に適合した者。 (5)受入先とのマッチングおよび履修登録 ①提出された「インターンシップ受講申込書」にもとづき、受入側と相談した上 で、申込学生と研修受入先のマッチングを行います。なお、原則申込後の途中 辞退は認められません。 ②希望者数または受入れ企業の事情によっては、プログラムに参加できない場合 があります。 ③インターンシップの履修登録は、受け入れ先の研修を終了した学生が後期授業 科目を登録する際に行うものとします。 (6 ) マ ッ チ ン グ 後 の 研 修 取 止 め の 基 準 インターンシップは他のカリキュラムと異なり、学外の組織で行う研修となる ため、自主性・積極性がより求められる他、研修先の業務遂行の妨げになっては いけません。従って、マッチィング後であっても日頃の学習態度から研修先に支 障をきたすと判断された学生は、インターンシップを取止めることがあります。 その判断は以下の項目によります。 ① 健康状態:インターンシップに耐えられない心身の状態にある者。 ② 授 業 の 出 席 状 況 : 履 修 し た 科 目 で 正 当 な 理 由 が な く 欠 席 し た 者 。( 原 則 皆 出 席 ) ③ 学習態度:日頃の学習態度がインターンシップにおいて支障をきたすと判断さ れる者。 *上記の項目に一つでも該当した学生は、経営情報学科会議で協議の上、インタ ーンシップを取止める場合があります。 -3- Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 4.受 入 先 及 び受 入 概 要 一 覧 教養演習 担当教員 氏 研修日程 実働 日数 魚津市役所 8 / 7 ~ 8 / 1 0 4 富山市役所 8 / 2 0 ~ 8 / 2 6 5 滑川市役所 8 / 7 ~ 8 / 1 1 5 高岡市役所 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 小矢部市役所 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 氷見市役所 8 / 1 8 ~ 8 / 2 1 4 富山労働局 9 / 7 ~ 9 / 1 1 5 富山県庁 8 / 3 1 ~ 9 / 4 5 名 研 修 先 1 木元 岡島 早良 2 木元 道林 舞 3 亀澤 宮嶋 優至 4 柴田 吉本 那菜 5 柴田 政二 英利佳 6 安達 塩津 瞳 7 大門 谷 翔太 8 大門 小川 真実 9 柴田 久津呂 冴香 10 安達 嶋 七海 11 大門 常川 依舞季 12 加納 三守 絢子 13 三上 山下 千夏 14 小西 平崎 杏奈 公 15 加納 広田 瑠奈 共 16 大﨑 藤井 香奈 立山図書館 8 / 1 8 ~ 8 / 3 1 14 17 小西 湯尾 真理子 富山県立図書館 9 / 7 ~ 9 / 1 1 5 18 柴田 田上 志保 体 19 小西 柴田 玲佳 射水市大島絵本館 9 / 1 0 ~ 9 / 2 0 10 等 20 柴田 村上 恵理加 21 木元 高木 智美 22 亀澤 髙道 一樹 23 小西 出口 鈴菜 24 大門 田島 友羽里 25 坂井 滝谷 理緒 26 亀澤 北澤 水紀 27 大﨑 佐 々木 菜 緒 28 大﨑 林 ひなの 29 坂井 本田 晴菜 30 加納 朝野 杏梨 31 木元 志摩 桃子 32 大門 金田 真季 33 大門 畑 恵利香 34 小西 宮脇 美和 団 朝日町役場 富山市立図書館 8 / 2 5 ~ 8 / 2 9 8 / 1 0 ~ 8 / 1 4 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 9 / 8 ~ 9 / 1 2 5 5 射水市中央図書館 8 / 1 3 ~ 8 / 2 0 5 高岡市中央図書館 9 / 1 ~ 9 / 5 5 富山大学中央図書館 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 8 / 1 5 ~ 8 / 2 0 黒部市吉田科学館 8 / 2 6 ~ 8 / 3 0 5 8 / 2 1 ~ 8 / 2 6 南 砺 合 同 会 社 (ヘリオス) 8 / 1 0 ~ 8 / 1 4 13 砺 波 市 花 と緑 の財 団 8 / 1 0 ~ 8 / 1 4 5 -4- Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 教養演習 担当教員 金 融 機 関 そ の 他 氏 研修日程 実働 日数 富山県中小企業団体中央会 8 / 1 7 ~ 8 / 2 1 5 富 山 大 学 (事 務 ) 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 伏 木 富 山 港 ・海 王 丸 財 団 8 / 2 4 ~ 8 / 3 0 7 環 日 本 海 環 境 協 力 センター 8 / 1 7 ~ 8 / 2 1 5 富山第一銀行 9 / 1 4 ~ 9 / 1 8 5 北陸銀行 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 名 研 修 先 35 小西 野末 愛華 36 加納 森下 剛志 37 加納 村上 真功 38 大﨑 古井 端姫 39 木元 滝脇 美紅 40 亀沢 蒲田 彩乃 41 大﨑 松井 美樺 42 安達 黒畑 智里 43 木元 平澤 真奈 44 木元 宮川 絢衣 45 木元 藤井 健太 46 加納 坂下 真純 47 三上 西澤 茉夢 48 加納 中山 優衣 富山信用金庫 8 / 6 ~ 8 / 1 2 5 49 坂井 片桐 香織 砺波信用金庫 8 / 1 7 ~ 8 / 2 1 5 50 安達 浅野 由香 51 坂井 吉岡 斗槻 キャナルサイド・ララシャンス 8 / 1 0 ~ 8 / 2 4 11 52 大﨑 伊勢 咲子 53 安達 片岡 恵未 クラシエ製 薬 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 54 三上 斉 木 えり 55 安達 竹林 奈緒 富 山 トヨタ自 動 車 8 / 2 5 ~ 8 / 3 0 5 56 加納 押田 穂香 57 小西 松木 華代 パレブラン高 志 会 館 8 / 8 ~ 8 / 1 4 7 58 三上 髙越 成美 59 安達 井城 久瑠美 60 亀澤 河西 穂乃歌 ボルファートとやま 8 / 3 1 ~ 9 / 6 6 61 安達 宮田 早紀 オレンジマート 8 / 1 1 ~ 8 / 2 1 11 62 安達 竹山 玲奈 北 陸 コカ・コーラボトリング 8 / 3 1 ~ 9 / 4 5 63 木元 緒方 郁哉 64 大門 石黒 沙季 ホテルニューオータニ高 岡 8 / 8 ~ 8 / 2 0 7 65 三上 中島 梨沙 射 水 ケーブルネットワーク 9/18・19・23~25 5 66 木元 野村 圭那 リッチェル 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 67 亀沢 石塚 奈瑠美 オーアイ工 業 9 / 7 ~ 9 / 1 1 5 68 小西 沖高 沙織 北 山 ナーセリー 8 / 8 ~ 8 / 1 5 7 69 大﨑 安村 真穂 70 小西 川西 優 富 山 シティエフエム 8/ 2 4 ~ 8 /28 5 -5- Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 教養演習 担当教員 そ の 他 氏 研修日程 実働 日数 ネッツトヨタ富 山 9 / 8 ~ 9 / 1 3 6 ANA クラウンプラザホテル 9 / 8 ~ 9 / 1 9 12 スーパースポーツゼビオ富 山 蜷 川 店 9 / 1 ~ 9 / 7 7 スポーツオーソリティ高 岡 店 8 / 1 7 ~ 8 / 3 0 10 名 研 修 先 71 三上 田島 花菜絵 72 加納 倉田 東風 73 柴田 石割 一風 74 大﨑 岡本 麗央菜 75 大﨑 後 藤 さやか 76 亀澤 杉林 一德 77 木元 秋田 陽 78 大門 橋 本 さつき 79 大門 頭川 遥 80 安達 小柳 葵 81 三上 田代 夏菜 82 三上 手島 麻鈴 83 柴田 広井 弘樹 84 三上 岩黒 桜 85 坂井 横丁 葵 86 大門 伊井 成美 87 加納 小森 加奈子 88 大門 嶋田 未来 89 木元 村田 深織 90 亀澤 青木 彩也香 91 坂井 石動 成章 92 加納 岩城 千佳 93 三上 志鷹 涼子 94 木元 米田 友哉 95 加納 川島 美奈 96 柴田 島倉 莉央 97 大﨑 金子 明里 98 大﨑 吉浦 志織 99 大門 島倉 優佳 100 坂井 田坂 春香 101 坂井 市田 利奈 102 安達 大間知 瑞月 103 坂井 杉田 拓帆 明 文 堂 プランナー 9 / 1 4 ~ 9 / 1 8 5 104 加納 石原 緑里 ジェック経 営 コンサルタント 8 / 1 7 ~ 8 / 2 1 4 105 坂井 山田 千紗都 理想経営 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 106 柴田 藤木 裕一 グンゼスポーツ 9/8~9/12 5 107 三上 小町 海 ワタキューセイモア 9/14~9/18 5 ホテルグランミラージュ 10 ホテルグランテラス富 山 8 / 2 6 ~ 9 / 4 10 北日本新聞社 9 / 7 ~ 9 / 1 1 5 とやま自 遊 館 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 JTB中 部 富 山 支 店 8 / 1 9 ~ 8 / 2 4 6 中田図書販売 8 / 1 7 ~ 8 / 2 8 10 あんしんグループ 8 / 1 7 ~ 8 / 2 1 5 富 山 トヨペット 8 / 1 9 ~ 8 / 2 3 5 アイペック 9 / 1 4 ~ 9 / 1 8 5 全日空空輸富山空港所 8 / 2 4 ~ 8 / 2 8 5 8 / 1 3 ~ 8 / 2 4 まちづくりとやま 9 / 1 0 ~ 9 / 2 0 9 / 1 0 ~ 9 / 2 0 10 8 / 2 7 ~ 9 / 7 花 メイト -6- 8 / 1 0 ~ 8 / 1 7 8 / 1 8 ~ 8 / 2 5 7 Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 5.インターンシップ・プログラム スケジュール一 覧 【平成27年度】インターンシップ・スケジュール表 日 程 内 容 (注) 4月8日 (水) 新入生オリエンテーション(1年生全員) ①2年生経験者(4名)による体験談とアドバイス 4月14日 (火) インターンシップガイダンス(キャリアデザイン講座) ①DVDインターンシップの勧め 6組1限・5組2限 ②平成27年度実施要項 ③平成27年度インターンシップスケジュール表 ④受講申込書・研修希望先調査票 ⑤経営情報学科インターンシップ実施報告書(経営情報学内Web・A311資料) ⑥HP「インターンシップTOYAMA」の説明(経営情報学内Web) 【配布資料】(EDUCATION→インターンシップ→資料配布→第1回資料フォルダ) 4月10日3限 (金) 4/14~5/8 5月11日13:00 (月) 前 教養演習配属決定 教養演習担当教員との相談期間 受講の有無、研修希望先について相談(教養演習担当教員) 「申込書」・「希望調査票」提出締切日 【注】教養演習担当教員の署名・捺印をもらい⇒学生が事務室(A321)へ提出 【マッチング作業】 電話で受け入れの打診(大門、柴田、大崎) 受入れ内諾の学生にエントリーシート・同意書記入の依頼 教養演習担当教員の指導を受け、エントリーシート・同意書を事務室まで提出 5月~6月 ①依頼状、エントリーシート、受入れ条件確認書の郵送(前畑) 学生の追加募集可能 ②企業から送られてくる研修日程・受入れ条件の確認と学生への周知(前畑) 期 ③覚書、受入れ条件の作成と同意書の提出(前畑) 【以 降】 6月16日 (火) ・マッチングが終了していない学生の打診・依頼 ①受け入れに関する不明な点についての電話確認 ・マッチングが終了した学生の内容確認 ②研修内容未提出企業への依頼 事前研修① 4限 A330 ①マッチング結果の中間発表 ②「インターンシップ事前指導」 ③研修日誌、研修レポート、日報、礼状作成例等の資料配布 6月下旬 事前研修② 2年生経験者との懇談会(質問とアドバイス) ①研修内容の確認・研修テーマ、課題などを設定 6月下旬 覚書、受入れ条件、同意書の発送 *覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る 教養演習担当教員との個別指導期間 研修テーマ、課題などの内容を設定、確認する 事前研修③1限、2限(キヤリアデザイン講座の時間) ※ 外部講師によるマナー講座 7月~研修前日 7月21日 (火) 受入先訪問担当教員の決定(科内会議) 【7/下旬~8月上旬】 ④事前研修:担当教員と学生が受入先訪問 ①学生を同行し研修注意事項の確認(研修1週間前までに終了) ②書類(評価票、アンケート、返信用封筒)と手土産の持参 ③覚書(受入れ条件)を受入先訪問の際に受取る 【夏季休暇中】 夏 期 休 暇 9月24日 9月24日 (木) (木) 受入先を訪問し、研修の様子を視察(担当教員) ①研修生の激励 日誌の作成 ②研修終了後の評価表・アンケートの回収を依頼 研修終了後お礼状の作成 ③研修先へのお礼状の作成と郵送(教養演習担当教員の指導) 事後研修①1年生登校日10:30~A330 ①科目登録や提出物、今後の日程についての説明 評価表返却、今後の注意事項 ②インターンシップの振り返りと評価表、アンケート結果の返却 ①事後研修:研修日誌、研修レポート、日報の提出 *提出されたファイルの確認(大門) -7- Ⅰ.平成 27 年度インターンシップの概要 9月28日 (月) 9月28日~10月13日 10月13日 後 (火) 後期授業開始 教養演習担当教員との個別指導期間 研修レポート、日報の添削、学内発表会原稿の指導(教養演習担当教員) ②事後研修:研修レポート、日報の完成ファイル提出 教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出 10月13日(火)17時まで (EDUCATION→インターンシップ→課題提出→完成原稿フォルダ)*報告書原稿 大学祭での展示発表(在学生・高校生対象) 10月17日 (土) 富山短期大学大学祭:インターンシップ展示(報告書・DVD) 10月18日 (日) 富山短期大学大学祭:インターンシップ展示(報告書・DVD) 10月23日 (金) ③事後研修:学内発表会用PowerPointファイル提出 教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出 10月23日(金)17時まで (EDUCATION→インターンシップ→課題提出→発表会用フォルダ) 10月26(月)~11月10日(火) 提出ファイルの点数評価期間 11月12日 期 (木) 教員全員による点数評価 学内発表者の選定(科内会議) 全教員による評価の集計を元に発表者を決定(昨年6名) 11月13日(金)~27日(金) 学内発表者の指導(発表原稿変更可能) 11月27日 (金) 2案11月23日(火) 11月30日~12月上旬 教養演習教員担当 ④事後研修:学内インターンシップ発表会 学外代表・プレゼンコンテスト発表者の選抜 3限教養演習の時間13:10~A330(全員参加) 受入れ企業出席者より評価・コメントを頂く 学外発表者の指導 教養演習教員担当 12月上旬 ⑤事後研修:就業体験発表会 学科代表1名による発表(1年生全員参加) 12月中旬 ⑥事後研修:就業体験発表会参加レポート 参加内容のレポートと後輩へのメッセージ提出(報告書原稿) 28年1月 『実施報告書』の編集・作成・配布 大門・前畑 6.その他 本 学 科 で は 、教 養 演 習( 1 年 次 ゼ ミ ナ ー ル )担 当 教 員 の 指 導 の 下 、イ ン タ ー ン シ ッ プ 科目が運営されています(もちろん研修先や全体のプロモートを行っている富山県イ ン タ ー ン シ ッ プ 推 進 協 議 会 の 支 援・指 導 も 含 ま れ て い ま す )。教 養 演 習 担 当 教 員 は 、様 々 な個別指導はもちろん、本報告書の添削指導も行っており、真意 が伝わらない表現や 不適切な表現があれば、その責めを負っていることは言うまでもありません。また多 くの貴重な体験をさせていただきながら、紙数や諸般の事情で割愛せざるを得なかっ た内容があったこともご容赦下さい。 -8- Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:魚津市役所企画総務部企画政策課 経営情報学科1年 15M071 岡島早良 地域と密着することで人とつながる仕事 私は、魚津市役所企画総務部企画政策課の広報広聴係で4日間、就業体験をさせていただき ました。この就業体験での私のテーマは、市役所での業務の概要また市職について学ぶと共に アルバイトなどでは経験できない多くのことを体験し、今後の自分の課題を見つけるというこ とでした。このテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 私はこの就業体験期間中、主に“じゃんとこい魚津まつり”の取材を中心に多くの広報に関 する作業に関わらせていただきました。“じゃんとこい魚津まつり”とは、たてもんの引き廻 しから始まり、海上花火大会、蝶六の街流しまでの計三日間行われる祭りです。 一日目は、市役所の庁舎案内、地元の保育所の園児が行うちびっこたてもん・魚津水族館、 梨の目揃会の取材見学に同行させていただきました。水族館では、地域 PR に特化した工夫や、 地域密着型のサービスが数多く見られました。例えば、富山湾の生物や海の環境を模した展示 を行ったり、地元の小学生を対象に一日館長を募集したりなどの工夫です。また、見学を終え た後の館長さんからの「どこを工夫したらいいと思った?」という質問には常により良いサー ビスを提供したいという熱意が感じられました。梨の目揃会では取材後に梨農家さんとお話を することで目揃会の情報だけではなく鳥獣対策への意見などもみられ、市民との会話のコミュ ニケーションから市の改良点を見つけることも多くあるのだと感じました。 最終日の四日目には、広報記事作成シミュレーションと広報の校正訂正、交換留学生の取材 見学などを行いました。実際に広報記事をつくってみて決められたスペースに文章と写真を収 めることの難しさを感じました。また市民全員が読者になりうるので幅広い年齢層でも読みや すく分かりやすくするように多くの気配りが必要なことも分かりました。交換留学生のお話を 聞く機会は私にとってとても印象深いものになりました。自分より若い子が不安ながらも一年 の海外留学をし、多くの経験を経て大きな変化を遂げている姿は自分も新しいことに勇気をも って挑戦していこうとこれからの学生生活を意欲的に考えなおすきっかけとなりました。 四日間という短い期間でしたが貴重な体験をたくさんさせていただいたように感じます。市 職は関心を持ってもらうサービスが必要なため、常に地域性の高い工夫や企画を考えつづける ことが大切であることを実感しました。また、祭りの期間とあって市役所の仕事だけではなく、 市の人々や企業・地域との関わり方をイベントを通して見る事が出来たと思います。そして、 市営施設の今後の在り方や現状など今後の学業に活かせそうなことや学んでみたいこと、興味 深いことが増えました。また多くの方に個人的な質問に答えていただき、参考になるお話を聞 かせていただきました。今後の学生生活の指針となり、非常に恵まれた経験をさせていただい たと考えております。 9 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:魚津市役所 岡島 研 修 日 報 設定課題:市役所業務の概要を理解する。 実 習 内 容 ① 記者クラブ、新聞整理 8/7 (金) ② ちびっこたてもん取材 ③ Facebookの投稿 ④ 魚津水族館見学 勤務時間: 8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 市営施設の地域とのかかわり 初日で、緊張感いっぱいだ 方を見ることができた。 ったと思いますが、デスク 市営施設の補助金状況 ・見学 早良 ワーク、外での取材同行、 職員インタビューなど盛 市役所は女性も多く働くので りだくさんのメニューを 産休や育休がとりやすい制度 良くこなしていました。 広聴係:市民の意見を聞く( ⑤ 梨の目揃会の取材見学 ⑥ 市民課インタビュー・見 学 苦情や要望など) 市役所の窓口は申請だけでな く相談者も多く訪れるという こと。 ⑦ 庁舎案内 タイピングが以前より早くな ⑧ ポータルサイト概要説 明 ったと思っていたがまだまだ で、またデスクトップに代わ るだけでも打ちづらくタイピ ング要練習。 設定課題:祭りを通して取材とはどのようなものか、どこに 注目すると良いかを知る。 実 8/8 (土) 習 内 容 ① 海上花火大会の取材見 学 ② たてもんまつりの取材 見学 実習生の特記事項 会場整備なども市役所職員が 行うということ 広報誌の写真は全て市役所が 撮影していること 写真を撮るだけでなく、見物 客の表情や様子を見ることが 大事 地元のケーブルにも外部委託 10 勤務時間: 18:30~22:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:祭りを通して地域と人との関わり方を見る 実 習 内 容 ① 中学生蝶六の見学 8/9 (日) ② ブラスバンド・バトン 披露見学 実習生の特記事項 勤務時間: 16:30~22:00 指導者のコメント 見物客としてみるのと取材対 象としてみる事の違い 三世代によって行われるイベ ントであり、伝統文化の受け ③ せり込み蝶六街流し の取材見学 継ぎにも有効な手段 地域の人々の協力が必要不可 欠 普段はデスクワークでも体力 必須 設定課題:インターンシップを振り返り今後の課題を見つけ る 実 8/10 (月) 習 内 容 ① 新聞整理 ② じゃんとこい魚津まつ り広報記事作成シミュ レーション ③ Facebook投稿 ④ 広報の校正直し ⑤ 交換留学生佐々木さん の取材見学 実習生の特記事項 勤務時間: 8:30~17:15 指導者のコメント 広報の文章を作成することで 広報記事の作成にあたっ 重要なことは人に伝わりやす ては、日頃から本や新聞な くすること、見やすいこと、 どをよく読み語彙力をつ 読みやすいこと。 けるよう意識した方が良 デザインやレイアウトも委託 せず広報係で行っていること いと思います。事務職なら 業界を問わず必要な事か と思います。短い期間でし インタビューではコミュニケ たが、様々な体験に積極的 ーションをとることも重要で に取り組む姿勢に好感が 、事前に用意している質問だ 持てました。 けでなく臨機応変な質疑応答 が必要 11 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市役所 経営情報学科 1 年 15M053 道林 舞 人々の生活に関わるということ 私は、富山市役所で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ は、公務員の方々は具体的にどのような仕事をして市民がより住みやすくしようとしてくださっ ているのかを知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思い ます。 今回のインターンシップでは、福祉保健部内の保健所、社会福祉課、障害福祉課、長寿福祉課、 子育て支援課、家庭児童相談所、保険年金課、介護保険課の計6つの課を体験させていただきま した。6つすべて福祉に関係のあることで、各課の担当の方が説明してくださる内容の中で自分 にとって身近な事が多々ありました。中でも介護保険課の方々が推進している事業は私の家族も お世話になったことがあるものでした。自分がよく知らないだけで多くの場面で市役所の方々に お世話になっていたのだと気づきました。また、子育てに関することや、生活保護、障害者助成 などこれから先、自分が生きていくうえで必要になるかもしれない制度などを知ることができて よかったです。 市役所では、日々多くの市民が窓口を訪れ、相談を受けていらっしゃいました。助成を受ける にしてもそれを受ける資格があるのかなどを調べたりして多くの個人情報が集まるため、常に細 心の注意をはらっておられました。 公務員は法律を遵守したうえで、様々な試みをしています。しかし、市民の生活をよりよくす るために法律を遵守したうえで制度を施行するだけでなく、自分たちで考えて新しい制度を企画 するということが要求され、ただ与えられた仕事をするだけでなく一人一人が何か考えをもって 仕事に取り組むことが大切なのだとわかりました。 今回のインターンシップでお世話になった方々全員が口をそろえておっしゃったことは、何年 かごとにある人事異動はまるで転職をするかのように今までの仕事とは違った課に行くという ことでした。しかし、そのような人事異動があったとしても相談しに訪れる市民にきちんと説明 をしたり、その課での仕事をまっとうしなければなりません。市役所での仕事は市民の生活に直 結する仕事が多いです。一つ間違うだけでその人の人生に大きく影響してしまいます。そのため、 転属した際には、その課の仕事に関することを一刻も早く覚える必要があり、大変だそうです。 インターンシップを通して私がいかに社会に対して関心をもっていなかったか痛感する場面 が多かったです。もっと新聞やニュースをみて知識を増やしていればもっと市役所の方々に踏み 込んだ質問をすることができたのに、と後悔しています。これからはもっと社会に対して関心を もち、今後に活かせるよう邁進していきます。 12 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市役所 道林 研 修 日 報 設定課題:職務内容を知り、学ぶ 実 8/20 (木) 習 内 容 舞 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 講義 ・地方公務員とは地方公共団体に 公衆衛生という専門的な分 (富山市の政策、地方公 勤務する者。 野であり、なかなか理解する 務員、保健所について) ・車に依存しないように公共交通 のが難しいと思われたが一 ② 保健所施設見学 生懸命話を聞いていた。 機関を整備している。 ・公衆衛生の定義はウィンズロー がした。 ・診療所等を開設する際の許可書 はトップが医師かどうかで変わ ってくる。 ・平成 26 年 4 月以降食中毒はな い。 設定課題:社会福祉課、障害福祉課の職務を知る 実 8/21 (金) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 講義 ・ノーマライゼーション社会の実 ・市町村は住民にとって一番 (社会福祉課、障害福祉 現は、障害の有無いかかわらず、 身近な行政機関である。その 課について) 共生していくことが大切。 中でも、福祉分野は住民の皆 ・生活保護を受けているひとの割 さんの人生のさまざまな場 合が富山県は 1 番低く、大阪府が 面において関わりがあり、富 1 番高い。 山市においては予算額も人 ・指定管理者制度を利用すること 員も他の分野に比べ圧倒的 で費用を少しでも減らそうとし に大きな割合を占めている。 ている。 市町村の業務に興味をもっ ・障害者を対象としたサービスが たらこれを機会に自身の暮 たくさんある。 らしの中での行政や福祉に ・法律を読み込む必要がある。 ついて関心をもってほしい。 ・障害者医療費助成は本来その人 ・この座学研修が、市福祉保 が負担すべき医療費を負担して 健部の共生社会の実現とい くれる制度 うテーマに向けての取り組 みと職員に求められる必要 な知識、技術、姿勢につき、 理解を深める一助となった ようでほっとした。 13 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:長寿福祉課、子育て支援課の職務について学ぶ 実 8/24 (月) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 講義 ・これから20年30年の政策と ・超高齢社会や地方分権が進 (長寿福祉課、子育て支 して高齢者の地方移住を推進し む中において、市町村におけ 援課、西田地方保育所、 ている。 るまちづくりや地方独自の 子育て支援センターに ・平均寿命を延ばすのではなく健 施策は、やりがいのある仕事 ついて) 康寿命を延ばすことに力を入れ の一つだと思う。地域や社会 ② 施設見学 ている。 に関心をもち、積極的に活動 (西田地方保育所、子育 ・地域包括センターは必ず三職種 するなど自身の将来に活か て支援センター) 置いている。 してほしい。 ③ 子育て支援課事務 ・富山県の保育所は88か所あ ・安心して子供を産み育てる る。 ことができる社会を作るた ・民営化の推進により私立の保育 めに、様々な人たちが熱意と 所が多くなった。 使命感をもって日々の業務 ・保育所と幼稚園の垣根がなくな に従事していることを理解 りつつある。 してもらったと思う。今回の 研修が改めて自分の将来を 考えるきっかけになれば幸 いです。 設定課題:職務を体験しそこから学ぶ 実 8/25 (火) 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 児童館で職場体験 ・こども医療費助成制度は昭和4 ・働きながら子育てができる ② 講義 8年からあり、対象児童が年々変 環境や子供たちが安心、安全 (家庭児童相談所、保険 わっていった。 に活動できる場を整備する 年金課について) ・以前は母子の制度だったものが ことは少子高齢化が進む社 ③ 見学 今では父子もその対象になって 会において大変重要な点だ (浄水場、国際会議場) きている。 と感じたと思う。今回の研修 ④ 裁判所、法務局 ・後期高齢者医療制度は平成20 により子供施策に関心をも 年にできた。 ち、自身の将来に活かすこと ・市は国民年金の加入手続きをす を期待している。 ることができる。 ・国民の健康と生活を守る医 務 事 療保険制度や国民年金制度 は非常に重要。特に少ない自 己負担で心配なく医療を受 けられる医療保険制度の大 切さを少しでも理解しても らえればと思う。実際の業務 に触れられてこの研修が自 身の将来の道の選択になれ ばと思う。 14 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:制度や職務、施設見学で介護サービスを学ぶ 実 習 内 容 ① 講義(介護保険課) ② 看護小規模多機能型 8/26 (水) 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ・介護保険被保険者を月500~ 介護サービスの現場を観察 600人に手作業で送っている したことでますます進展す 居宅介護事務所「ゲ ・平成27年8月から介護保険の る高齢社会にむけて何が必 ーテ」見学 負担額が低所得者1割、高所得者 要とされているのか理解で は2割となった きたと思う。行政事務は机上 ・65歳以上の方は健康保険料と だけなく現場をよく知るこ は別に介護保険料を払う仕組み とも大切。今回学んだことを になっている。 将来の進路にも活かすこと ・介護認定申請の処理を月1,8 を期待します。 ③ 全体研修 00~2,000行っている。 ・ゲーテでは人の最期に立ち会え るようにしている。 15 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 経営情報学科 1 年 15M062 吉本那菜 大変さとやりがいは紙一重だと学んだ5日間 私は8月7日~11日の5日間、滑川市役所で職業体験をさせていただきました。動機は東京 の叔父が市役所に勤めており、日々市民の暮らしの向上に努力と工夫を凝らしていることを聞い たからです。その際、自分自身が同じ立場になった場合、どのようなことができるか体験してみ たいと考えました。そして一滑川市民として多くの市民の方のために、住みよい環境の整備に微 力ながら尽力したいと思い、滑川市役所でのインターンシップを希望しました。この5日間のイ ンターンシップを通して、多くの貴重な体験をさせていただきました。 滑川市では子育て支援プロジェクトがあります。子どもに関する業務について、窓口を一本化 し市民に分かりやすい体制とするため、平成23年4月より「子ども課」も設置して子育て支援 に力を入れています。滑川市の施策の柱である子どもによる子どものための市造りとなっている 「子ども第一主義」を実感すべく初日から3日間は滑川市が経営する子ども図書館にて実習をさ せていただきました。子ども図書館では幅広い年齢層の子どもが楽しめるように様々な工夫がさ れていました。例えば、机やいすは子どもがぶつかったりしても危なくないように角が丸く、小 さなお子さんでも遊べるような広場もあり、小さなお子さんのお母さんの為に授乳室が二つあり ます。全体的に広々と開放的な空間となっており、読書スペースをはじめ、工作部屋や図書館で 借りた DVD を観覧できる部屋も用意されています。さらに、壁や手すりにもお子さんたちの作 品が展示してあり、隅々なところまで工夫がされていました。子ども図書館での業務は実際に子 どもたちを相手に読み聞かせを行い、夏休み中の子どもたちが集まるイベントの補助をし、最終 日には親子参加型のファミリーコンサートの補助員を務めました。最初は市役所内での業務だと 思っていたため、とても驚きました。しかし、様々な企画の立案や運営も市役所の業務の 1 つと 知り、たくさんの子どもたちと接することで固定概念にとらわれることなく、相手の視点に合わ せなければならないことを学びました。子どもが相手であっても、気を抜かず意識を高く抱き真 剣に取り組むことができました。 短い期間でしたが、実際に市役所を訪問しインターンシップを体験しなければ得られない多く のことを経験することができ、良い社会勉強になりました。また、市民のため市内の子どもの為 に様々な配慮や工夫がされていることを知ることができました。公務員という仕事をぼんやりと 想像することはできても、現実とは異なり実体験を踏まえなければ理解できない点が多々ありま した。 16 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 吉本 那菜 研 修 日 報 設定課題:子ども図書館や滑川市のことについてしっかり理 勤務時間:9:00~16:00 解すること 実 8/7 (金) 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 市役所にて説明 今日は様々な体験をさせてもらい 市 役 所で の イ ン ター ン シッ ② 子ども図書館につ ました。おすすめ絵本 POP 作りで プのつもりが、行ってみたら いて説明と案内 は久しぶりに工作をしたようで楽 図 書 館で 驚 か れ たか も しれ ③ カウンター業務 しかったです。滑川市全体が子供を ませんが、滑菓子の施策の柱 ④ おすすめ絵本の 大切にしていて子ども図書館でも である「子ども第一主義」を、 子どものために実にたくさんの工 子 ど も図 書 館 で の実 習 で実 POP 作り ⑤ 読み聞かせの本選 びと練習 夫がされていることを知りました。 感 し てい た だ き たい と 思い また、読み聞かせの時には相手が小 ます。“仕事”という意識をも ⑥ 明日の本番に向け さい子どもなのでゆっくり読むこ っ て 真剣 に 取 り 組ん で くだ て読み聞かせ発表 とと、読むときに本がななめになり さい。 と手遊びの練習 がちなのでまっすぐ本を立てて、め くり方にも注意することを学びま した。 設定課題:小さな子どもに楽しんでもらえるように取り組む 実 8/8 (土) 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は読み聞かせを行いました。と 市役所の業務は、直接市民の ても緊張しましたが、自分なりに一 方 と 接す る こ と が多 く あり ② 滑川市のキャラク 生懸命頑張りました。しかし、プロ ます。今日は子どもと接する ター募集の補助 の方や館内の方が実際にやってい 業 務 に携 わ っ て いた だ きま ① 子どもサミットの 説明 ③ 読み聞かせ・手遊 び本番 るのを見て子どもに問いかけたり、 し た が、 子 ど も でも 大 人で ただ音読するのではなく話し方に も、しっかり向き合い、相手 ④ POP 作りの手伝い 抑揚をつけたり聞き取りやすい声 が何を望んでいるのか、それ ⑤ キャラバンカーの で読み聞かせをされていて、子ども にどのように対応すべきか、 たちが飽きずに聞いていられるよ 考えることが大切です。今、 手伝い ⑥ 読み聞かせの見学 うな工夫をされていました。また、 何をしたらよいか、自分で考 子どもと接するときは自分の基準 え て 行動 す る よ うに で きる や視点で教えるのではなく子ども とよいと思います。 たちにわかりやすいように伝える ことが大切だと学びました。 17 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:指示されたことをしっかり遂げる 実 8/9 (日) 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ファミリーコンサ 今日はファミリーコンサートがあ 3 日 間の 子 ど も 図書 館 での ートの設営準備 り、その設営準備や片付け、コンサ 実習で、来館者への対応に少 ② POP 作 り の 手 伝 ートの補助員などをやりました。急 し ず つ慣 れ て こ られ た よう い、読み聞かせの 遽ステージの上に立ったり子ども に感じます。事務的な仕事だ イス・机などの運 たちの前で踊ったりし、とても緊張 けでなく、今回体験されたよ 搬 しましたが、子どもたちが元気そう う な 様々 な 企 画 の立 案 や運 ③ ファミリーコンサ に歌ったり動いたりしているのを 営 も 市役 所 の 業 務の 1 つで ートで使うグッズ 見て一緒に楽しく取り組むことが す。子ども図書館で学んだこ の準備 できました。歌のお姉さんはプロさ と を 明日 か ら の 実習 や これ ④ ファミリーコンサ ながらで子どもたちに魅了されて か ら の学 生 生 活 の中 で 活か ートの受け付けや いる理由が分かったような気がし し て いた だ け る とう れ しい 補助 ました。また、タオルで作るウサギ です。 ⑤ ファミリーコンサ ートの片付け の作り方をしっかりと理解し、大人 や子どもにも分かりやすいように 教えることができるよう努めまし た。 設定課題:任された業務をしっかり丁寧に行う 実 8/10 (月) 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 書類整理 本日は市役所にて書類整理を行い 本日は、地球温暖化の抑制の ② 国勢調査の書類整 ました。地味な仕事内容にみえても ため、滑川市で実施している 書類整理を丁寧に行わないと私た こ ど もエ コ ク ラ ブ事 業 に参 ちがしっかりできていることが当 加していただきましたが、事 たり前だと思い、市役所の方が次の 業 協 力し て い た だい て いる 業務を行われた時迷惑をかけてし (株)北陸電力さんの事業説明 まうかもしれないのでしっかり行 について、もう少し興味を持 いました。また午後からは児童館に っ て 聞い て も ら えれ ば 更に 行き、工作の手伝いやうちわ作りの 良かったと思います。また、 手伝いをしました。子どもたちは元 エコうちわ作りの際、子ども 気いっぱいで戸惑うこともありま た ち が騒 が し い 中で も 笑顔 したが、自分自身も一緒に楽しく接 で声を掛けたり、触れ合って することができました。 お ら れた 点 が 良 かっ た と思 理 ③ 児童館にて工作の 手伝いなど います。 18 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 取材を積極的に行う 実 8/11 (火) 習 内 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中は実際に外に取材をしに行 イ ン ター ン シ ッ プに つ いて きました。即興で公園におられた茨 も、楽しみながら学んでいる ② 滑川市スポーツ健 城から帰省中の親子と富山に住ん 印象を受けました。一方で、 康の森公園でイン でいるおばあちゃんにインタビュ せっかくの機会に、市役所や タビュー。またグ ーをし、柿落としや東福寺でたくさ 広 報 につ い て の 質問 が 少な ラウンドで行われ ん写真を撮りました。いつも何気な か っ たこ と は 残 念に 思 いま ていた柿落としの く見ている広報制作の大変さにつ す。インターンシップなどの 取材 いて、身を以て体験することができ チャンスを活かせるよう、普 ました。インタビューでは話題を広 段から、何か聞きたいことは げられず、言葉に詰まる場面もあり ないか、ここはどうなってい 難しかったです。また広報を作るう るんだろう、といったことを えで、いろんな家庭に市内のイベン 考 え るこ と を 心 がけ ま しょ トやお知らせをするためインパク う。 ① 広報についての説 明 ③ 東福寺にて写真撮 影 ④ 広報制作 トを大切にし、中学生でも読んで理 解できるような広報を作る配慮が されていることを学びました。 19 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 経営情報学科 1年 15M113 政二 英利佳 主体的に考えて責任を持ち行動すること 私は8月7日~13日の5日間、滑川市役所でインターンシップを行いました。社会人として のマナーを学び、また市役所は地元の人々のためにどのような仕事をしているのかについて興味 を抱いたため、参加しました。 当初、市役所の仕事は事務職が主で、日中はパソコンや資料整理を行っているだけだと思って いました。しかし、今回の体験を通じて広く市民の方と触れ合う機会があり、行政と市民との深 い繋がりを感じました。特に3日間勤めた子ども図書館所管業務では、多くの子どもたちと触れ あいました。子どものための図書館ではなく、親子で楽しめる工作コーナーや子育て相談室が設 けられているなど、子育てをする親のために利用しやすい工夫が施されていました。これらの設 備を通じて、今後の滑川氏を担う子どもたちが健やかに育つように、環境を整えていることが分 かりました。 さて、図書館業務では子どもと話すのは苦手で当初は距離感を掴めませんでしたが、年齢に関 係なく相手と向き合い、何を求めているかを常に考えて対応することが大切であることを学びま した。また、期間中は読み聞かせを体験させていただきました。正しく読み伝えることを意識し ていましたが、職員の方のお手本を見て子どもが読みやすいように持ち方や声の出し方、ページ をめくるスピードなどを考慮しなければならないことに気づかされました。職員の方は子どもた ちも一緒に楽しめるように声を一緒に出せる本を選定し、楽しそうに接していました。 5日目の企画政策課所管業務では、滑川市の広報づくりを行いました。市民の方に滑川氏のこ とを良く知ってもらえるよう伝わりやすく、かつインパクトのあるデザインで構成されている工 夫を知り、広報づくりの難しさを痛感しまた。広報は老若男女問わず、幅広い年齢層の方に読ん でいただくため、誰もが理解できる構成でなければなりません。私も実際に公園を利用されてい た親子を取材させていただき、広報づくりを体験しました。しかし、何を聞いたらいいか話題を あまり広げることができず、メモを取ることしかできなかったため、悔しい思いをしました。ま た、メモからどの部分をどのような記事にすればいいのか、悩みました。様々な意見を聞いたと ころ、取材の内容だけでなく実際にその現場の様子を伝えられるように考えて書くことで、独自 の記事を作り上げることができると学びました。私が担当したのは僅か数ページでしたが、多く の記事をひとつの広報にまとめて、さらに分かりやすく書く作業は本当に大変なことだと実感し ました。 この5日間のインターンシップでは、常に目的意識を抱きながら主体的に考えて行動するとい うことを沢山学びました。なぜその行動が必要なのかについて理解して動くと、次の動作につな げることができると分かりました。 また、動作だけでなくコミュニケーションをとる際にも相手のことを考えながら話すことが大 事だと気付きました。今後の学生生活では、相手のことを考えながら話すということを意識して 接することを心掛けていこうと思います。 20 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:滑川市役所 政二 英利佳 研 修 日 報 勤務時間: 9:00~16:00 設定課題 :業務内容を理解する。 実 習 内 容 ① 研修日程説明等 8/7 ② 子ども図書館所営業務 (金) 実習生の特記事項 指導者のコメント 読み聞かせは子どもを意識し 滑川市の施策の柱である て持ち方、声などを工夫しゆ 「子ども第一主義」を、子 っくりと読むように気を付け ども図書館での実習で実 る。 感していただきたいと思 います。“仕事”という意識 をもって真剣に取り組ん でください。 設定課題 :子供との接し方を工夫する。 実 8/8 (土) 習 内 容 ① 子どもサミットの手伝 い 実習生の特記事項 勤務時間: 9:00~16:00 指導者のコメント 子どもの行動を意識して、事 子どもでも大人でもしっ 故の事前防止に努める。 かり向き合い相手が何を 望んでいるのか、それにど ② おはなし会 のように対応すべきか考 えることが大切です。 ③ キャラバンカー ④ おはなし会 設定課題 :指示されたことをしっかりこなす。 実 習 内 容 ① コンサート準備 8/9 ② コンサート受付 (日) ③ コンサート 実習生の特記事項 勤務時間: 9:00~16:00 指導者のコメント 子どもは相手をよくみている 事務的な仕事だけではな ので、笑顔で接すように気を く、様々な企画の立案や運 つける。子どものことを考慮 営も市役所の業務の一つ し、畳は隙間なくつめて並べ です。学んだことを明日か るようにする。 らの実習や学生生活の中 ④ 片づけ で活かしていただけると 嬉しいです。 21 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題 :任された仕事を確実にする。 実 習 内 容 ① 書類整理 8/10 ② 国勢調査の書類整理 (月) ③ 児童館のお手伝い 実習生の特記事項 指導者のコメント 書類整理はとても大変な作業 エコうちわ作りの際、子ど ですが間違えると沢山の方に も達が騒がしい中でも笑 迷惑をかけてしまうことにな 顔で声をかけたり、触れ合 るので丁寧に確実にやること っておられた点が良かっ が大事だと思いました。 たと思います。 設定課題 :自分から進んで仕事をする。 実 習 内 容 ① 企画政策課所管業務 8/11 ② 取材 (火) ③ 広報作り 勤務時間: 9:00~16:00 実習生の特記事項 勤務時間: 9:00~16:00 指導者のコメント 小学生・中学生用のイベント 限られた時間で作業しな も載っているので、どのよう ければならないためそう な家庭にとどいても、誰がみ いったことも意識して作 ても理解しやすいように書く 業されればなお良かった ことが大切です。 とおもいます。その他、周 りの状況や会話にも意識 を置くよう心掛けましょ う。 22 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 経営情報学科 1 年 15M028 塩津 瞳 よりよい高岡市のために 私は、高岡市役所で5日間の就業体験をさせていただきました。私は高岡市に住んでおり、高 岡市役所は身近な存在なのですが、具体的にはどんな仕事をしているのか知りません。そこで、 実際に職場を体験したいと思い、インターンシップに参加しました。 初めに、高岡市・市役所についての講義を聞きました。市役所には、いろんな部があり、さら に課に分かれており、仕事内容は様々あります。私は、市民生活部というところで共創まちづく り課・市民課・地域安全課で業務体験をしました。 共創まちづくり課では、市民と協働していくことをテーマにした取り組みをしていました。具 体的な内容は、少子高齢化など、今の社会の問題や、高岡市の地域で起きる問題など、行政だけ では解決できない問題があります。それを、市民・自治会などの民間組織と協力することで解決 につなげるというものでした。私も実際に問題の例を出してもらい、解決策を考えてみましたが、 いい解決案を出すことができませんでした。普段から新聞などで政治や地域に関する話題を読ん でいれば、何か思いついたかもしれないと、悔しい思いをしました。 地域のために仕事をするということは、まず地域について知る必要があると気づきました。市 役所は事務や、パソコンで仕事をしているイメージだったので、市民と協働して考えるというこ とをしているのは意外なことでした。市役所の仕事は、自分が思っていたより深く市民の方との 関係があったと思います。担当の方は、この課は難しいことを考える仕事をしているけど、高岡 市がよりよい町になっていくのを感じることができ、やりがいがあるし、楽しい仕事とおっしゃ っていました。高岡市役所の仕事は、高岡市について詳しく知っていて、初めてできるものなの だと思いました。私はこの話を聞いて、自分がどういう職に就きたいかなんて考えていませんで したが、自分のやる仕事は楽しんでやりたいという思いになりました。 また、市の施設であるオタヤ市民サービスコーナー、伏木支所を訪問しました。オタヤは、土 曜日も営業しており、平日、市役所に行けない方でも、住民票や証明書などを発行してもらえま す。伏木支所は、図書館や、公民館があり、地域の方が支所を訪れて、交流が行えるような施設 でした。市役所は、オタヤや支所のような地域を活性化する施設との関わりを持っているから、 市民にとって身近な存在であるのだと思いました。 この研修では、学生とのグループワークの時間も多くありました。学生の多くは先輩で、普段 話し合うことのない年齢の方とのグループワークは、自分にとってとても新鮮でした。しかし、 自分の意見がうまく伝えることができないこともありました。グループワークで、自分のコミュ ニケーション力を見直すという課題が見つかったと思います。 今回のインターンシップでは、5日間という短い間で、市役所について知らないことをたくさ ん知ることができました。市役所には、私が体験した、多くの課がありました。課によって仕事 内容は大きく違っていましたが、職員の方が高岡市をよりよい町にしたいという気持ちで仕事を していることは、どの課にも共通していると思いました。高岡市・市民にとって身近な存在の高 岡市役所で働くには、高岡市について深く知ることが最も重要なことだと思いました。これから の学校生活では、業務体験や、グループワーク研修で学んだこと得たことを大いに活かして、さ らなる自分の成長につなげていきたいです。 23 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 塩津 瞳 研 修 日 報 設定課題:共創街づくり業務 実 習 ①辞令交付 8/24 (月) 内 勤務時間:9:30~16:00 容 人事課長訓示 ②オリエンテーション 実習生の特記事項 指導者のコメント 地方公務についてなど、職員 本日は、どうもお疲れ様で としての勤務の心構えを学ん した。明日以降のグループ だ。市役所では、一つの部で もいろんな課があり、仕事内 ③課題演習説明 容は全く違っていた。難しい ④実務体験 ワークでは、他の実習生と 積極的にコミュニケーシ 仕事内容だったが、どの課も ョンを図って行きましょ 市民に役立つ仕事をしている う。 と思った。 共創街づくり課では、伏木コ ミニュティセンターを訪問し た。伏木の特色を生かしてい る支所だなと思った。 設定課題:災害につて課題演習 実 習 内 ①課題演習 8/25 ②グループワーク (火) ③業務体験 容 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 災害に対する講義を聞いた。 本日はお疲れ様でした。ま 班で自分の意見を伝える場面 じめに取り組まれる姿に があり、積極的に伝えること 感心します。明日以降も頑 は難しかった。 張りましょう。 市民課は、窓口業務をすると ころで、これぞ市役所という イメージだった。窓口の仕事 は市民の人と接するから相手 の立場になって仕事をするの が大事と教わった。 24 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:防災体験 実 習 内 容 ①業務体験 8/26 勤務時間:9:00~16:00 ③ 市内観察 実習生の特記事項 指導者のコメント 地域安全課で、高岡駅・新高 残り2日となり、疲れも出 岡駅・福岡駅の自転車駐輪場 始めるころだと思います に行き、自転車の整備をした。 が、大学生に負けないよう (水) 市役所の仕事としては以外だ に、今まで以上に積極性を った。午後は福岡防災センタ 発揮していきましょう。 ーで、パネルをつくる手伝い をした。いろいろと訪問して、 裏での仕事も大切だと思っ た。 設定課題:課題内容の検討 実 習 内 容 ①講義 8/27 ②課題演習 (木) ③課題中間講評 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 講義では、採用について、準 今のメンバーで1つの物 備しておくことなど、ために 事に取り組むもの、あと1 なることが聞けてよかった。 日となりました。いい成果 課題のため、グループワーク が上がるように頑張りま の機会が多かった。学校とは しょう。 違う環境でのグループワーク は年齢の違う人とコミュニケ ーションをとるいい体験だっ た。班では、積極性がまだま だ足りないと思った。 設定課題:課題演習発表 実 習 内 容 ①課題発表準備 8/28 ② 発表前リハーサル (金) ③課題演習発表 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 防災のプレゼンテーションで 5日間お疲れ様でした。今 は、班の人と協力して準備す 回の経験を、これからの職 る時積極的に自分の思いを伝 業に活かしていってくだ えて、人の意見も聞き課題に さい。 取り組むことが大切だと思っ た。人と関わることは大事で 積極性も必要だと思った。 25 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 経営情報学科1年 15M039 谷 翔太 市民の期待に応える仕事 私は、高岡市役所で5日間、市役所についての講義と業務体験を行いました。私は地方公務 員の仕事に興味を持っていましたが、その内容は分からないという現状でした。そのため、今 回の研修テーマは公共機関での仕事はどういうものか、公務員の責務や義務はどういうものか を知るということにしました。そのテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。 1日目は、人事課長からの辞令交付から始まりました。この日から実習生として市から任命 されたので、5日間実習生として市役所の業務や責務を学ぶことに勤めようと思いました。そ の後は、人事課の講師の方と研修を行いました。高岡市の概要を聞き、次に市役所の説明があ りました。市役所には10の部局があり、部局ごとに様々な課があることが分かりました。職 員の方は3年に一度、人事異動があるとのことですぐに仕事が変わり大変そうだと感じました が、いろいろな経験ができると思いました。次に地方公務員とは社会的にどのような立場であ るかという説明がありました。公務員の仕事の特性に、強制力を持っていることや、独占性の 強いものが多いことが上げられますが、職員の義務の中に信用失墜行為の禁止があるので、常 に正しい行動を求められる責任ある立場であることが分かりました。 業務体験では、教育委員会という部局に受け入れられ、様々な課で研修を行いました。文化 財課では、歴史的建造物である高岡城跡の視察と発掘された遺物の整理業務の体験をしました。 生涯学習課では、課が行っているイベントのお手伝いをしました。体育保健課では、高岡市の 4つの中学校の給食を作っている石瀬共同調理場の見学をしました。調理場では、徹底した衛 生管理のもとで給食が作られていることが分かりました。また、高岡西部総合公園では、施設 の見学と高岡市のスポーツ推進の取り組みについて説明を受けました。 実習生として防災の講義を受けた後に、グループごとに分かれて防災について課題発表する ことになりました。それまでに受けてきた講義をもとにグループで意見を出し合い、高岡市の 防災の課題をどう解決するかを考えました。私も意見を出し、与えられた役割をこなせるよう に協力して案を作りました。課題を発表するときも分担を決めて説明することができたと思い ます。 市役所での実習で学んだことは、市役所の職員は公共の利益の実現のために常に正しい判断 と行動が要求され、要求に応じる義務があるということです。また、その実現のためには、他 の職員との協力が不可欠であると学びました。 今後は、今回の研修で得たことをふまえ、今後の学生生活や就職活動につなげていきたいと思 います。 26 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市役所 谷 翔太 研 修 日 報 設定課題:地方公務員として勤務するということ 職員としての勤務の心構え 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①辞令交付 8/24 (月) ②高岡市の概要について ③市役所・公務員について ④文化財関連業務 辞令交付後の研修では、高岡 市の概要や市役所、地方公務 員のあり方等を説明されま した。職員の義務や責任につ いて知らなかったこともあ り、市役所の仕組みについて 深く知ることができました。 設定課題:防災・危機管理について 実 8/25 (火) 習 内 容 ① 防災・危機管理につい ての講義 ② クロスロードゲーム ③ グループ課題の内容の 検討 ④ 生涯学習関連業務 8/26 (水) 習 内 容 ① スポーツ振興・学校給 食関連業務 ② 福岡防災センター訪問 ③ 総合防災訓練の準備作 業 ④ センター内の見学 指導者のコメント 本日はどうもお疲れ様で した。明日以降のグルー プワークでは、積極的に 自分の意見を述べていき ましょう。 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 講義の時に講師の方から、防 災について考えるときには 真剣に向き合って考えるよ うにと注意されました。確か に災害のことを思い浮かべ ると笑っている場合ではな いと感じました。また、災害 時の対応はマニュアル通り に行うことが正解とは限ら ないことが分かりました。 本日はお疲れ様でした。 講義やグループワークで は、真面目に取り組まれ ておられ感心します。明 日以降も頑張っていきま しょう! 設定課題:学校給食について 高岡市のスポーツ推進プランについて 実 勤務時間:9:30~16:00 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 石瀬共同調理場の見学を行 い、衛生管理の工夫について 聞きました。スポーツ振興業 務では、高岡市のスポーツ推 進のための取り組みについ て聞きました。防災センター では、研究課題の作成のヒン トとなるお話を聞きました。 そろそろ疲れが出はじめ る頃かもしれませんが、 大学生の勢いに負けない ように、いままで以上に 積極性を発揮していきま しょう! 27 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:職員採用について 実 8/27 (木) 習 内 容 ① 市役所の職員採用につ いて ② 課題内容の検討 ③ パワーポイント・発表 原稿作成 ④ 中間講評 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 研修では市の将来像につい て、職員採用についての説明 を受けました。研究課題の作 成では、グループの人たちと 協力してパワーポイントを 作成し、意見を出し合って修 正を行いました。中間講評で は、担当の方からまだ直すべ き部分を指摘していただき ました。 今のメンバーで1つの物 事に取り組むのも、あと1 日となりました。良い成果 が上がるように頑張りま しょう! 設定課題:課題発表 実 8/28 (金) 習 内 容 ① パワーポイント・原稿 の手直し ② 発表練習 ③ 課題演習発表 ④ 閉講式 勤務時間:9:00~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 研究課題の発表会には人事 課長にお越しいただいて、市 の防災案を聞いていただき ました。発表では緊張しまし たが、私たちの言いたいこと がしっかり伝わったと思い ます。ほかのグループの発表 を聞くと、私たちのグループ にはなかった考え方や発表 の工夫があり、勉強になりま した。 5日間お疲れ様でした。今 回の経験を、これからの職 業選択や、就職活動に活か していってください。 28 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:小矢部市役所 経営情報学科1年 15M073 小川 真実 一つ一つの仕事の大切さ 私は、小矢部市役所で5日間、就業体験をさせていただきました。今回の就業体験の中でのテーマ や実習課題は、市役所の仕事について知り、仕事を丁寧に正確に行うこと、また、仕事の大切さや就 職活動に役立つことの習得でした。このことをもとに、研修内容の報告をします。 まず研修初日は、市役所の組織構成と業務内容について教わりました。組織はとてもたくさんあり、 組織ごとに大事な業務が分けられていました。私は総務課で研修を行ったのですが、その総務課の主 な業務内容は人事・行政・防災の3つに分けられ、具体的には職員の採用や選挙の管理、災害対策を 行っている組織になります。総務課での午後の業務内容は、Excel を使って昇給計画票の作成やデー タ入力を中心に行いました。 研修2日目は、昨日とは違うたくさんのデータ入力を行いました。その後、溜まっている書類を整 理して、不要になった書類をシュレッダーして処分する作業も行いました。 研修3日目は、特別に市長の定例記者会見を見学させていただきました。この会見は市役所の中で 1番大きな会議室で、多くの記者の方をお呼びして行う大事な行事です。小矢部市のこれまでの活動 報告や今後の活動内容について市長がお話されましたが、普通この会見は一般市民の見学はできない ので、とても貴重な経験になりました。 研修4日目は、市役所を出て、広報課の方と一緒にグラウジーズの記者会見と 100 歳を迎えられた 方のお祝いに行きました。そこでは市役所のホームページや広報に載せる写真を撮りました。外回り では多くの人と関わることができ、良い経験となりました。総務課内の仕事とはまた違った活動をす ることができてよかったと思います。 研修5日目は、条例を改正するための確認作業を行いました。条例を改正するには、話し合いでど こをどのように改正するのかを決めて、文章を修正した後に、3人1組になり、修正した文章を1文 字1文字読み、確認しなければならないことを知りました。少しの変更でもなにか間違いがあっては いけないので、丁寧に正確に確認作業を行いました。 私はこの就業体験を通して、どのような仕事でも大切な仕事なので一つ一つ丁寧に正確に行うこと が必要だと学びました。当たり前のことですが、少しでも間違いがあるとそれまでの作業が無駄にな ってしまうかもしれないので緊張感を持って、仕事をこなしていくべきだと感じました。そして、効 率よく仕事を進めるためにどのようにしたら良いかを考えながら行動することも必要だとわかりま した。また、今回の研修を通して、仕事には様々な人と関わる必要があるので、これまで以上にコミ ュニケーションの大切さを実感しました。今後は、コミュニケーション能力をあげられるように努力 したいと思います。 最後に、この就業体験で学んだことをこれからの学生生活や就職活動に役立てていきたいと思いま す。 29 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:小矢部市役所 小川 研 修 日 報 設定課題:市役所の仕事を知り、与えられたことを丁寧にする 実 習 内 容 8/24 (月) ①市役所の組織構成につい て ②主な業務内容について ③データ入力 ①データ入力 8/25 ②書類整理 (火) 指導者のコメント 市役所にはどのような組織が あって、どのような業務を行っ ているかなどについて知るこ とができました。また、とても 多くのデータ入力作業をしま した。作業をより早くできるよ うに、考えながらすることが大 切だと思いました。 どの企業でも管理部門の仕 事は、パソコン仕事が多い と思います。今回は単に入 力作業をお願いしただけで すが、「何のために」「ど うすればより良くなるか」 を考えられるようになると 、単調な作業でも意欲をも って取り組むことができる ようになりますよ。 ①書類整理 8/26 ②市長の記者会見見学 (水) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 昨日のことをふまえて、効率よ くデータの入力ができるよう に心がけました。また、書類の 整理では、職員の方と一緒にコ ミュニケーションをとりなが ら、丁寧に活動しました。 他職員と会話をしながら書 類整理をしてもらいまし た。仕事をするにあたって は、お客様、職員間のコミ ュニケーションがとても大 切です。アルバイトでお客 様と話をする時に意識して コミュニケーションをとる ようにしていると、就職試 験の面接等で役立つと思い ます。 設定課題:与えられた仕事を丁寧に正確に行う 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 設定課題:与えられた仕事を丁寧に正確に行う 実 習 内 容 真実 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は、特別に市長の記者会見 を見学をさせていただきまし た。多くの記者の方の前で、市 長がこれまでに行った活動の 内容や、これからの市の活動を 発表されていました。また、書 類の整理も行いました。 地味な仕事をしてもらいま した。職場によって違うと 思いますが、新入社員がそ ういった仕事を受け持つこ とが多いと思います。雑務 ととらえると悪いイメージ ですが、組織全体を円滑に 進めるための大切な仕事で す。進んで引き受けるよう にしてください。 30 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:与えられた仕事を丁寧に正確に行う 実 習 内 容 ①グラウジーズの会見見学 8/27 ②100歳を迎えた方のお祝い (木) ③書類整理 ④Excelでの表作成 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は午前中に広報の方と一 緒に取材に行きました。写真を 撮るなど貴重な経験をさせて いただきました。午後からは、 昨日同様書類の整理を行った り、Excelで表の作成をしまし た。 今日は広報の取材に同行し てもらい、少し華やかな面を 見てもらえたかと思います。 会社によっていろいろです が、どんな仕事でも大切なも のです。 設定課題:与えられた仕事を丁寧に正確に行う 実 習 内 容 ①書類整理 8/28 (金) ②条例改正のための確認作 業 勤務時間:8:30~17:15 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は条例改正のための活動 を行いました。ひたすら条例に 間違いがないかなどを読んだ り、見たりして確認する作業で したが、とても大切な作業であ ることを実感しました。 確認作業に対して丁寧な仕 事ぶりでした。眠くなりがち な仕事であったにもかかわ らず、緊張感を持って取り組 んでいました。 31 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:氷見市役所 経営情報学科 1年 15M081 久津呂 冴香 お客様を第一に考える 私は8月18日~21日まで、氷見市役所へインターンシップに行かせていただくことになりまし た。インターンシップでは、社会人に必要不可欠な仕事の目的や、働くことで重要なことは何かについ て、実際の研修を通して学びたいと考えていました。私が配属された部署は市民課で、そこでは総合案 内の仕事をすることとなりました。 1日目は庁舎内の案内をしていただきました。氷見市役所の庁舎内はひとつの大きな部屋に違う種類 の課が集結しており、目的を持ってきたお客様が迷ってしまわれないように、またお客様が歩き回らな くてもいい工夫が施されていました。見学後は、おもてなしについて説明を受けました。 2日目に総合案内の体験をさせていただきました。総合案内はお客様が庁内に入って一番に目にする ところであり、挨拶と笑顔が大切だと教わりました。総合案内の主な仕事に①お客様の案内、②各課に 電話を繋ぐこと、③水道料金の受け取りなどがあります。分かりやすい仕事内容ではありますが、常に 気を張らなければこなせない仕事であるように見えました。 3日目はフロアマネージャーを体験させていただきました。多くの種類の課がある市役所でそのお客 様の目的に沿った案内をするにはまず、自身が詳しく仕事を把握しなければならないことを学びまし た。その後、くらしの相談会に出席し演劇のナレーションと、説明のアシスタントとして手伝わせてい ただきました。 4日目は総合案内についての説明を受けました。お客様は何をされたら嬉しいのか、何を求められて いるのかということを考えながら、意見を取り入れ行動しました。基本的なことを含め、可能であれば 叶えてほしいこと、喜び感動を与える価値のあるものを考えられることが、人をもてなすということで あると教わりました。 インターンシップを通して、お客様をおもてなしすることがどれほど大変なのかということが分かり ました。おもてなしをするためには事前に準備すること、例えば気持ちよく利用していただくための清 掃、配布物や説明物の準備、覚えておかなければならないことなど多くあると思います。案内をするに あたって案内が必要な人と必要でない人、迷惑に思う方もおられるのでよく見てから話しかけるように 説明をいただきました。つまり、お客様一人ひとりが異なる価値観をもっており、感情を予測しそれに 合わせなければなりません。自身が善意で行ったことでもお客様には必要ではない場合があり、逆に迷 惑になってしまう可能性があるということです。何事にもお客様を第一に考えることがおもてなしの基 本であり、それができるか否かは大きいように感じました。 今回のインターンシップを通して、人の感情をより深く考えるようにしながら就職活動までの時間を 過ごしていきたいと思っています。授業に加えより一層お客様の期待に応えられるような社会人を目指 していきたいです。また、どのような職場内でも活かせるような大変貴重なものでした。短い間ではあ りましたが、市役所の皆さまには大変お世話になりました。ここに感謝申し上げます、ありがとうござ いました。 32 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:氷見市役所 久津呂 冴香 研 修 日 報 設定課題:仕事内容の確認、 実 習 内 容 ①清掃 8/18 ②庁舎内の案内 (火) ③おもてなしについて ④消費生活相談についての 説明 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 ・挨拶することが大事である 実習1日目お疲れ様でした 、今日は市庁舎内の見学と ・お客様のお話をよく聞いてか おもてなしについて講義を ら対応に移ることで、お客様と 中心に実習しました。今後、 の考えの行き違いがなくなり 窓口業務を行う上で実習生 不快な思いをさせない。 に期待することは「明るい 笑顔」です。お客様1人1 人に元気な挨拶をお願いし ます。 設定課題:仕事を実際に体験、見学し仕事に触れる 実 習 内 容 ① 清掃 8/19 (水) ② 総合案内の体験 ③ くらしの相談会準備 ④ 回覧板の資料仕分け ⑤ 資料の訂正 指導者のコメント 実習生の特記事項 勤務時間:8:20~17:00 指導者のコメント 挨拶はただするだけではなく、 今日は積極的な挨拶を心掛 お客様不快にさせないように けて取り組んでいただきま 気を配ることが大切である。 した。また、実際に業務に かかわることにより気づい 会議では自身の意見をしっか た反省点は今後に生かして り持っていること、課長はどの ください。指示した作業は ような質問にも対応できて把 正確迅速にこなすことがで 握していた。 きました。 ⑥ 高岡市若手職員視察同 行 設定課題:地域の方々と市役所との繋がりを知る 実 習 内 容 ①清掃 8/20 ②フロアマネージャー体験 ② くらしの相談会 (木) ④読書感想文 ⑤氷見市役所の心得 勤務時間:8:20~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント くらしの相談会では実際に演 劇のナレーション、アシスタン トの体験をさせていただき高 齢者の方々の被害防止のため 試行錯誤しているところを間 近で経験し、見えないところで も仕事は仕事なのだと改めて 感じた。 今日は消費被害防止の啓発 活動に参加していただきま した。実際に地域に出向き 住民の方と身近に触れあう 大切な仕事です。何事にも 人に分かりやすく。案内す るためにはどんな工夫が必 要でしょうか?市民がうれ しく感じる対応はどんな対 応でしょうか?実践してみ ましょう。 33 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:実際に総合案内の仕事を体験し、仕事の厳しさを知 る 実 習 内 容 ② 清掃 8/21 ②窓口革命研修の説明 (金) ③ 総合案内の体験 ④インターンシップを終え ての感想 勤務時間:8:20~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様をもてなすにはどう行 動をとるべきなのか。おもてな しとは何かということを教え ていただき、私が想像していた よりもはるかに社員の方々は 気を配りながら仕事をこなし ているのだと実感することが できた。 「サービスはみんなが明る く心を込めて」氷見市役所市 民課ほか窓口職員全員の目 標です。実習を通して感じて いただけたでしょうか?久 津呂さんのように人と関わ ることが苦手な人でも、お客 様に感動を与えるようなサ ービスを提供するために“本 気”を出す姿は素晴らしく輝 きます。頑張ってください。 34 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:氷見市役所 経営情報学科1年 15M089 嶋 七 海 接客業の難しさが分かった4日間 私は、氷見市役所で4日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、働 く意義とは何か、普段の生活でお世話になっている市役所は、どのような仕事をしているのかを体験を 通して知るということでした。また、私ははっきりと将来就きたい職業が決まってないので、自分に合 った職業とは何か考える参考になればいいと思い、今回のインターンシップを希望しました。そのテー マをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 研修内容は主に、総合案内とフロアマネージャーの体験、「おもてなし」についての講話、地域の方 との交流、資料の文章に校正をかけたり、環境整備を行いました。 研修を通して理解したことは、接客業ではコミュニケーション能力が不可欠だということです。総合 案内の体験をした時に、いざ実際にお客様を目の前にすると緊張してなかなか大きな声で挨拶ができな くて、また何を話したらよいか分からなくなってしまい、上手く応対が出来ませんでした。日頃から正 しい言葉使いでコミュニケーションが出来ていない証拠だと思いました。それでも、回数をこなすうち に、初めよりはスムーズに楽しく接客が出来るようになりました。 研修を通して教えていただいたことは、挨拶と笑顔が何よりも大切だということです。これは接客業 に限らず、どこの職場においても社会人として出来て当たり前なことです。挨拶と笑顔は、自身の第一 印象に関わってきます。声が小さく元気がなかったり、表情が暗いと相手にあまり良い印象を与えませ ん。日頃から笑顔を心掛けるようにし、誰にでも自分から挨拶をするようにしていきたいです。 また、従業員一人一人がお客様に対して思いやりの心を持ち、常に「おもてなしの心」を持つことが 大切です。お客様は、役所では知らないことばかりで不安を抱いていらっしゃいます。お客様の気持ち を最優先に考え、心のこもった分かりやすい言葉で会話をして、お客様に安心・納得・満足していただ くことが大切です。氷見市役所の窓口職員の皆さんは、これらのことを心得、お客様の立場に立って自 ら考え工夫することで、より満足度の高い窓口サービスを目指しています。 その他、お客様と接する上で気を付けなければいけないこととして、話をしっかり聞いて、相手が何 を伝えたいのかを聞き取りながら要点をとらえる。聞き取った用件を復唱する。相手が聞き取りやすい ように、はっきりと話す。お客様に合わせて話し方や接し方を工夫する。業務を正確に素早く行い、な るべくお客様を待たせない。これらのことを総合案内とフロアマネージャーの体験の際に教えていただ きました。 今回のインターンシップで、仕事の大変さや重要性など、氷見市役所がどれだけ多くの市民に信頼さ れ頼りにされているかを知ることができました。学校で失敗するのと仕事で失敗するのとでは、自分に かかる責任の重さが大きく違うということを、身に染みて実感させられました。また社会の厳しさや自 分自身の課題など、学生生活では経験できない数多くのことを学ぶことができました。ここで経験した ことを今後の進路選択の参考とし、立派な社会人となれるよう努力していきたいです。 この度のインターンシップでは、心温かく受け入れていただき誠にありがとうございました。特に市 民課の皆様には、大変お世話をおかけしたと思いますが、ご多忙中にもかかわらず熱心なご指導を賜り、 心から御礼申し上げます。 35 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: 氷見市役所 嶋 研 修 日 報 設定課題:職場の雰囲気を知る。仕事内容を理解する。 実 習 内 容 ① 庁舎内の清掃 8/18 ② 庁舎の見学 (火) ③ 総合案内業務について の説明 ④ おもてなしについての 講義 ⑤ 消費生活相談について の講義 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は主に庁舎の見学や仕事内容 を理解することを目標に活動しま した。職員の皆さんはお客様に対 して、親切に話を聞いたり、相談 に乗ったりしておられました。お 客様に対して思いやりの心を忘れ ず、笑顔で礼儀正しく接すること が大切だということが分かりまし た。 質問・意見等 ・職員の方やお客様な ど会った人には必ず挨拶を行う。 ・お客様の話をしっかり聞 いて要点をとらえる。 実習1日目お疲れ様でした。 今日は市庁舎の見学とおも てなしについて講義を中心 に実習しました。今後窓口業 務を行う上で実習生に期待 することは「明るい笑顔」で す。お客様一人一人に元気な 挨拶をお願いします。 設定課題:仕事を実際に体験し、理解を深める。 実 習 内 容 七 海 実習生の特記事項 ① 庁舎内の清掃 今日は初めて総合案内の体験をし ました。実際、お客様を目の前に 8/19 ② 総合案内の体験 すると緊張してしまい、なかなか 自分から挨拶が出来ませんでした (水) ③ くらしの相談会準備 。でも何回か回数をこなすうちに、 ④ 回覧板の資料の訂正、仕 自然と挨拶が出てくるようになり ました。まだまだ声の大きさも積 訳 極性も足りないので、今日の反省 ⑤ 高岡市若手職員視察同 を明日の研修で改善していきたい 行 です。 質問・意見等 ・挨拶は相手を見ながら元 ⑥ 庁舎内の植物の移動、水 気よく行う。 やり 36 勤務時間:8:20~17:00 指導者のコメント 今日は積極的な挨拶を心が けて取り組んでいただきま した。また、実際に業務に携 わることにより気付いた反 省点は今後に生かしてくだ さい。指示した作業は正確迅 速にこなすことができまし た。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:誰にでも挨拶を心掛ける。やるべき事を確実に行う。 実 習 内 容 ① 庁舎内の清掃 8/20 (木) ② フロアマネージャーの体 験 ③ くらしの相談会同行 ④ 読書感想文 ⑤ 氷見市窓口職員の心得に ついての講義 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日の午後は、氷見市長推薦の本 を読んで読書感想文を書きました 。久しぶりだったので作成するの に苦労しました。自分の意見をま とめ、発信することは大切なこと だと改めて実感しました。その後 の課長補佐の森さんの氷見市窓口 職員の心得では「おもてなしの心 」について改めて考えさせられま した。明日の総合案内の体験では、 挨拶と笑顔を忘れずに取り組みた いです。 質問・意見等 ・笑顔が足りない。 ・ どんな場合でも挨拶をする。Q.お 客様を接する上で気を付けなけれ ばいけないことは? A.相手の 話をよく聞く。聞いた内容を整理 して復唱する。 今日は消費者被害未然防 止の啓発活動に参加して いただきました。実際に地 域に出向き、住民の方と身 近に触れ合う大切な仕事 です。何事にも、人に分か りやすく伝えるためにい ろんな工夫が必要です。総 合案内で、分かりやすく案 内するにはどんな工夫が 必要でしょうか?市民が 嬉しく感じる応対とはど んな応対でしょうか?実 践してみましょう。 設定課題:実際に総合案内、フロアマネージャーを体験し、仕事の 重要性を理解する。 実 習 内 容 8/21 (金) ① 庁舎内の清掃 ② 窓口改革研修についての 講義 ③ 総合案内、フロアマネー ジャーの体験 ④ インターンシップを終え て(報告書作成、感想等 ) 勤務時間:8:20~17:00 勤務時間:8:20~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日実際に総合案内とフロアマネ ージャーの仕事を体験してみて、 改めて仕事の大変さを実感し、総 合案内は市役所内でいかに重要な 役割を果たしているかを知りまし た。笑顔や挨拶は自分としては昨 日よりも出来ていたかと思います 。今回ここで経験したことを今後 の進路選択の参考とし、立派な社 会人になれるよう努力していきた いです。質問・意見等 ・お客様に対して、笑顔で 元気よく接することが大切。 ・必ず挨拶をする。 「サービスはみんなが明 るく心を込めて」氷見市役 所市民課ほか窓口職員全 員の目標です。実習を通し て感じていただけたでし ょうか?嶋さんは最初か ら笑顔が多かったですね。 これから社会へ出て仕事 をする上でまた人間関係 を築く上でとても大切な ことです。それが“最高の おもてなし”の第一歩だと 思います。これからも頑張 ってください。 37 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山労働局 経営情報学科1年 15M040 常川依舞季 仕事と精神面を支えるコミュニケーション能力 私は、富山労働局で5日間、就業体験をさせていただきました。インターンシップを行う前は富山 労働局ではどのような仕事を行っているのか、あまり理解していませんでしたが、研修を通して仕事 内容を理解することができました。2 日目から研修生は職業安定部か労働基準部のどちらかに分けら れ、私は職業安定部の富山安定所の方で研修を行いました。 研修初日は労働局内で労働法や労働局の役割について教えていただきました。労働局は働く人の為 に仕事の確保、労働環境の整備、職業能力の向上、雇用機会の均等確保など「働く」ということに関 連した様々な仕事をしています。労働局はお客様と関わることはあまりなく、お客様と直接かかわる 仕事をしているのは安定所の方で、接客する為のコミュニケーション能力が必須となってきます。そ こで労働局の方でコミュニケーション能力を向上させるためのロールプレイ(傾聴)を行いました。 研修生がクライアント役(相談する人)、カウンセラー役(話を聞く人)、観察者役になり相談のノ ウハウを学びました。ロールプレイには、自己一致=素の自分で挑む姿勢、肯定的理解、共感的姿勢 が重要で、その目的は「気づき」と「ラポール(信頼)の形成」です。カウンセラー役はクライアン ト役から話を聞き出さないといけないので、話や相槌をしながら相談内容を理解することはとても難 しかったです。 4日目から研修場所となったハローワークの仕事は、就職先を紹介するだけではなく、お客様から 例えば今の職場での不満を聞いたり、パワハラをされているけど辞めるべきかどうかなどの相談を持 ちかけられたりすることがあります。そんな時に的確なアドバイスができないとお客様の将来に影響 してくるので、責任や経験、高い能力が必要な仕事と言えます。私は最初ただ相談を聞くだけの仕事 と思っていましたが、お客様の相談にのっている職員の皆さんは、真剣に話を聞きアドバイスしてい る姿は、本当に素晴らしいと思いました。 ハローワークの職員の方が仰っていたことで「職業を選ぶときは自分に仕事を合わせるのではな く、仕事に自分を合わせること」だと教えていただきました。世の中にはたくさんの人がいますが、 自分のやりたい仕事に就ける人は限られています。私は、もしも自分のやりたかったことと違う仕事 に就いたとしても自分のやるべきことをきちんとやり、その仕事の良いところを探して嫌な気持ちの まま仕事をしないようにしたいと思いました。 今回の研修を通して、社会で働くためにはコミュニケーション能力が大切であることを学びまし た。コミュニケーション能力の向上の為にも今、まだ失敗の許される学生のうちに、多くの人と関わ るようにし、どんな人とでも会話できるようになり、将来就職したときに活かせるようになりたいと 思いました。 38 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山労働局 常川 依舞季 研 修 日 報 設定課題:オリエンテーション 実 習 内 容 ①オリエンテーション 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 法律や契約書について詳しく 知ることができました。 座学、職場見学が中心であ ったが、説明を聞く姿勢に 9/7 ②富山労働局庁舎案内 も真剣さが認められ意欲的 社会人としてのマナーを実際 に知識の取得に努めていた (月) ③出先機関・付属施設等の見 に労働局の部署を見たり、ビデ 。 学 オを鑑賞したりすることで学 ④ビデオ上映(社会人のマナ ぶことができました。 ー等) 設定課題:人の話を聞く大切さを学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① Uターンサポートフェア の集計業務 労働局、安定所は仕事の面だけ 講義の内容をしっかり理解 ではなくお客様の精神面もサ しようという姿勢がうかが えた。 ポートしているので安心して 任せることができていると思 いました。 ③ マッチング機能の総合評 価に係るPDCA関係業務 ロールプレイを行い、人の話を 聞き出す難しさが分かりまし た。お客様から相談を受ける立 場なので話をよく理解し会話 するコミュニケーション力が 必要でした。 9/8 (火) ② 労働市場に関する統計関 係業務 ④ キャリア・コンサルティ ング関係業務 設定課題:助成金、職業対策課の概要についての説明 実 習 内 容 9/9 (水) 指導者のコメント ① キャリア形成助成金、ト ライアル雇用助成金等の 審査業務 ② 職業対策課の概要につい て 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 説明を聞き、実際の書類を助成 業務を学ぼうとする姿勢が 見られました。 金センターで見せてもらえた ので助成金はどういうものか ということが分かりました。 専門にしている分野の担当の 方が講義形式で教えてくださ ③ 高齢者雇用、外国人雇用 ったので高齢者雇用や障害者 に係る諸課題について 雇用についての職業対策を学 ④ 障害者雇用に促進に係る ぶことができました。 諸課題について 39 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:富山安定所(ハローワーク)での実習 9/10 (木) 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 雇用保険適用・給付業務 接客を行っているのがハロー ワークのイメージでしたが、資 料を作ったり、ファイルを作っ たりする仕事をやっている人 もいました。 仕事の内容を理解し、一生 懸命仕事に取組む姿勢が見 られました。もう少し積極 性を前に出してもよいかと 思います。 ② 介護職場の面接会資料作 成 ③ 大学等求人に係るデータ 整理、入力、業務所ファ イルの整理 ④ 郵便物の発送事務 郵便物配送のチェックは配達 の人が取りに来る時間が決ま っているのでそれまでに終わ らせないといけないので難し いと思いました。それを毎日や っている職員の皆さんは素晴 らしいと思います。 設定課題:安定所でのデータ入力、意見交換 9/11 (金) 勤務時間:9:00~17:00 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 職業相談部門での求職票 入力 機械で読み取れない文字をパ ソコンを使って正確なものに 書き換える仕事は時間がかか る仕事でした。 決められた作業をできるだ け早く正確に処理しようと 真剣に取り組みました。 ② 求人、事業所部門での求 人申込書の入力業務 ③ 意見交換 お客様がハローワークに来な くても気軽に見られるように スマートフォンと対応して職 を探せるようにするデータを 入力は、お客様を思いやる気持 ちがあるからこそ思いついた 発想だと思いました。 40 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県庁 経営情報学科1年 15M054 三 守 絢 子 知ることから始まる福祉 私は、富山県庁の障害福祉課で2日と半日、高齢福祉課で2日と半日の、合わせて5日間就業体験 をさせていただきました。このインターンシップでのテーマは、県庁での業務内容を知り、福祉課と いうことで、福祉に対する理解を深めるということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を 報告したいと思います。 初日は課内の全体的な業務内容の説明を受け、就労継続支援 B 型事業所と高志リハビリ病院の見学 をさせていただきました。B 型事業所は雇用契約に基づく就労が困難な方が利用される施設です。こ の施設で働く職員さんの話を聞かせていただきましたが、やはり障害について知ってほしいとのこと でした。利用者さんたちはこの施設に通うことで自分が必要とされていると感じ、元気に出かけるよ うになったそうです。このような、障害に対する理解のある方がいるからこそ障害を持っておられる 方々の憩いの場ができ、生きがいができているのだと感じました。高志リハビリ病院は現在 3 つに分 かれている施設が 1 つになり、より利用しやすくなります。新施設は内装のコンセプトを”自然”や” 家庭”とし、利用する方々がリラックスできるような環境となるようです。ただ設備を整えるのでは なく、緊張感なく治療できるような環境づくりを目指すプロの意識を感じました。二日目は障害児福 祉施設の見学をさせていただきました。障害を持つ子どもたちにとっては、幼い頃の対応が大切だそ うです。施設内で元気に走り回ったり遊んだりしている楽しそうな子供たちが大変印象的でした。 後半の高齢福祉課では主に「米寿のつどい」の準備・補助をさせていただきました。イベントが終 わった後、参加して下さった方々に「ありがとう」や「お疲れ様」という言葉をかけていただくと、 この日のために準備してきてよかったという気持ちと、満足してもらえるものを提供する手助けに少 しでもなれたという気持ちで、仕事に対する達成感を感じることができました。”働く”ということは、 提供する相手に満足していただくこと、満足していただけたときの達成感が喜びであるということ を、身をもって実感しました。 富山県では、平成28年の4月から「障害のある人の人権を尊重し県民皆が共にいきいきと輝く富 山県づくり条例」が施行されます。この条例では障害者に対する合理的配慮の提供が義務となります。 福祉の職に就いている人だけでなく誰もが配慮できるよう、多くの人が障害に対する理解を深めてい かなければなりません。今後は更に福祉に対する関心を高め、どのような職に就いたとしても、福祉 の気持ちを忘れない社会人となりたいと思います。 今回受け入れてくださった障害福祉課と高齢福祉課の皆様には、何の知識も経験もない私を温かく 迎えていただき、大変感謝しています。この就業体験の期間中に考えたこと、得た知識を今後に生か していきたいと思います。本当にありがとうございました。 41 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県庁 三守 絢子 研 修 日 報 勤務時間:8:30~17:15 設定課題: 課・係内の業務内容の把握 8/31 (月) 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①課内業務・係内業務概要説 明 初めて事業所の見学をさせてい ただきました。職員の方のお話 を聞いて、障害を持っておられ る方にとってこのような施設が どれだけ必要であるか、憩いの 家が利用者さんたちにとって本 当に憩いの場となっていて、生 きがいとなっているということ を感じました。 ②就労継続支援事業所「憩い の家」見学 ③高志リハビリ整備班業務概 要説明 ④高志リハビリ病院・子供支 援センター見学 指導者のコメント ⑤事務補助 設定課題:障害福祉に対する理解を深める 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント ① 就労継続支援事業所見学 今回は利用者さんたちが、お菓 子を作っているところを見学さ 9/1 ② ウェブサイト「スマイリー せていただくことができました タウンとやま」記事作成 。午後から見学させていただい (火) た障害児福祉施設では、幼少期 ③ 障害児福祉施設見学 の対応の仕方が大切であること など、実際に施設を訪れてみな いとわからないことを知ること ができました。何を聞けばよい かわからず、質問できなかった のが残念です。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:課内業務内容の把握 実 習 内 容 ① 自立支援係業務概要説明 9/2 (水) ② 「スマイリータウンとや ま」記事作成・掲載 ③ 条約等の説明 ④ 高齢福祉課概要説明 ⑤ 「米寿のつどい」準備 実習生の特記事項 スマイリータウンとやまの記事 作成では、福祉についての理解 をより多くの人たちに深めてい ただくためにはどのように書け ば分かりやすいか、言葉遣いは 大丈夫かなどを考えて作成しな ければならず、簡単な業務では ないと感じました。 42 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベントに向けて確実に作業を行う 実 習 内 容 ① 「米寿のつどい」準備 9/3 (木) 実習生の特記事項 ① 「米寿のつどい」準備 9/4 (金) ② 「米寿のつどい」補助 指導者のコメント 実際に会場に行って準備を行い ました。わからないことばかり で、なかなか思うように行動で きなかったので、わからないこ とがあったらすぐに聞くべきだ ったと思います。 設定課題:参加する側ではなく提供する側としての心構えを知る 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 三日かけて準備してきました が、ひとつの行事を行うにも、 多くの方の協力が必要不可欠 であると改めて感じました。イ ベントが終わってから来場さ れた方々に「お疲れ様」や「あ りがとう」という言葉をかけて いただくと、嬉しく、達成感を 感じました。 43 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県庁 経営情報学科1年 15M122 山 下 千 夏 県民のための仕事 私は、富山県庁の厚生部健康課、生活衛生課で5日間、就業体験をさせていただきました。そこで の私のテーマは、実際の職場の雰囲気を肌で感じること、県庁の業務について知ること、コミュニケ ーション能力を身につけることでした。 私は、県庁について事務仕事をイメージしていたのですが、厚生部では事務職の方だけでなく、栄 養士や保健師の方など様々な専門職の方が、外部での調査や講座など多岐にわたる業務を行っている と知ることができました。 私の主な業務はアンケート集計やデータ入力は集中力と根気がいる仕事で、後から見直してみると 間違いが多く、集中力を持続させることが大切だと思いました。データの中には内容が専門的でわか らない言葉も多く、一つ一つ確認をしながら作業をおこなうことを学びました。また、私がデータ入 力を行った 3 歳児健康診査、 温泉実施調査などは、 それらのデータをもとに対策を立てていると知り、 私たちの生活がどれだけ支えられているかということを知ることができました。 データ入力を行う際にそのデータがどのようなもので、どのように活用されるかということも教え ていただき、ミスのできない作業だと思いました。自分の行う仕事の意義について考えながら作業を したいと思いました 受付の業務では、あいさつがコミュニケーションの基本だと学びました。職員の方はお客様一人一 人にコミュニケーションをとっていました。私は作業に集中すると、お客さまへの挨拶がおろそかに なるので、周りに気を配れるようにしたいと思いました。また、突然お客様に質問されたとき答える ことができずに黙ってしまったので、職員の方のように臨機応変に対応できるよう対応力を身に着け たいと思いました。放送では、緊張して早口になってしまいました。人に伝えるということを意識し て放送するようにアドバイスを受けました。 今回のインタンーンシップでは多くを学ぶことができ、また自分に足りない課題も見えてきました。 職員の方の就職活動のお話を伺い、まだまだ先だと思っていた就職活動を意識するようになりました。 今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。 44 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県庁 (厚生部健康課、正確衛生課) 研 修 山下 千夏 日 報 設定課題:健康課について知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① オリエンテーション 健康課は班によって分かれてい 8/31 て、事務職の方だけでなく栄養 (月) ② アンケート集計 士や保健師などの様々な専門職 の方がいることが分かった。 ③ データ入力 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 今後色々バイトなどを含め て経験したうえで、進路をよ く考えてみるといいと思い ます。 設定課題:対応力を身につける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① オリエンテーション 受付ではお客様へのあいさつを 9/1 忘れないよう心掛けていたが、 ② 特定保健指導事業 (火) 作業に集中するとあいさつを忘 れてしまうことがあった。放送 体力測定体験 は緊張して声が小さくなったり 、早口になってしまったので相 指導方法見学 手に伝わるように放送するよう ③ トレーニングエリア監視 にアドバイスをされた。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント なし ④ 接遇実習(フロント) 設定課題:正確な仕事を心がける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① HTLV-1抗体検査データ入 データ入力では確認を怠らない 9/2 力 ようにした。正確に速くできる (水) ようにしたいと思った。どのよ ② データ入力 うなデータでどのように利用さ れるかということも説明してい ③ オリエンテーション ただいたので意味を考えながら 作業するようにしたいと思った ④ 火葬場データ収集 。 設定課題:仕事を正確に早くする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 水源監視実施通知の添付 聞きなれない言葉が多く作業に 9/3 書類作成 時間がかかってしまったが、一 (木) つ一つ確認しながら作業を行っ ② 火葬場データ収集 て確実に仕上がるように心がけ た。 ③ 温泉実態調査の結果記録 作成 ④ 浄水場見学 45 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント なし 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント なし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/4 (金) 修 日 報 設定課題:正確に早く仕事をする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 食中毒予防標語入力 データ入力を正確に行えるよう に心がけていたが、時間がかか ② レジオネラ症対策講演会 ってしまったので効率よく行え 受付 るようにしたい。受付では名簿 に丸を付けるときにとまどって しまった。 46 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント 1週間(生活衛生課では2日間 )厚生部の仕事を体験してい ただきました。今回の経験が 今後の進路の選択に少しでも 役立てば幸いです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:朝日町役場 経営情報学科 1 年 15M046 平崎杏奈 町づくりをするということ 私は、朝日町役場の総務課で5日間インターンシップをさせていただきました。この期間中に社会に 出て必要になる責任感と人のためになるにはどうしたらいいのかを知ることが目標でした。そのテーマ とともに研修結果を報告します。 まず1日目にした作業は資料のコピーでした。2日目は公務員とは何であるか、朝日町職員に適応さ れる規制などを学びました。町民なのに知らないことばかりで大変勉強になる時間でした。3日目はイ ンターンシップ最終日にある防災訓練で使う看板とパンフレットを作成しました。看板作りは結構体力 を使う作業でした。大変でしたが、その看板がないと防災訓練で集まっていらした町民の方々が迷って しまわれるので、大切な仕事でした。パンフレットは、Ward を使って作成したので学校で習得した技 術が生かされて良かったです。4日目は防災訓練の最終準備をしました。会場をセッティングするため に、土嚢を運んだり段ボールを運んだりと力仕事が多く、疲れました。5 日目に参加させていただいた 町の防災訓練は非常に貴重な体験でした。 その中でも特に学びを得たのは1日目と5日目でした。1日目、最初は見たこともない大きな印刷機 からものすごい速さで出てくるコピーに驚いて、楽しい時間を過ごせていましたが、ずっと続けている と楽しみも減り、つまらないと思うようになってきました。しかし、コピー作業も立派な仕事の一環で あることを意識してみると、作業に気合いが入りました。コピーした資料は町の住人に配られたり、職 員の方が使ったりとたくさんの人の目に留まります。資料に欠陥があれば当然たくさんの人が困ります。 そしてその資料を作っていた人の責任が問われるので、どんな仕事でも真面目に、的確にこなすことが 重要であることを学びました。5日目には人にわかりやすくするため、物の配置を考えるなど、人のこ とを思いながら仕事ができ、自身の成長に繋がりました。また、近年日本中で災害が相次ぎ、防災が叫 ばれるようになってきた中、私は地元の防災について興味があったので、町全体の防災意識のあり方を 知ることができたのは大きな収穫でした。住民の方々は、いざという時に対処できるように防災への意 識を高められたと思います。加えて、イベントの裏側の仕事も手伝わせてもらい、町単位で一つのイベ ントを企画・運営する大変さがわかりました。 社会では責任というものがついて回ります。今の私たちがする行動にも責任がありますので、これか らはひとつひとつの行動に責任をもって人のためになることをしていきたいです。 最後に快く受け入れてくださった朝日町役場の皆様に御礼申し上げます。 47 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: 朝日町役場 平崎 杏奈 研 修 日 報 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:職場に慣れる。 実 習 内 容 ①書類のコピー 8/25 ②書類のコピーと仕分け (火) 実習生の特記事項 書類のコピーや仕分けは単調な 仕事だが、部数や仕分けを間違 えば送り先の人にも迷惑がかか るし、その仕事をした人の責任 も問われるので、簡単な仕事で も責任をもってしなければなら ないことを学んだ。 ① 書類のコピー 8/26 ② 公務員についての講義 (水) ③ 製本 実習生の特記事項 公務員とは何であるか、公務員 に課される規則、町の例規など を知ることができた。課題であ る挨拶はもっと自然に出てくる ようにしたい。 ① 看板作り 8/27 ② パンフレット作り (木) ① 防災訓練の準備 8/28 (金) なし 実習生の特記事項 防災訓練の打ち合わせに参加さ せていただき、防災訓練の進行 を確認できた。このような時に 積極的に質問できるようにした い。 指導者のコメント なし 勤務時間:13:00~20:20 設定課題:積極的に質問する。 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:職員方々の名前を覚える。 実 習 内 容 なし 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:大きな声であいさつをする。 実 習 内 容 指導者のコメント 実習生の特記事項 体力を使う仕事が多かったが、 防災訓練の成功を思うとやりが いを感じた。また、たくさん質 問できたので良かったと思う。 48 指導者のコメント なし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:ホウ・レン・ソウをしっかりとする。 実 習 内 容 ① 町の防災訓練 8/29 (土) 勤務時間:6:30~14:00 実習生の特記事項 イベントの片づけなどで多くの 仕事があり、ホウレンソウやコ ミュニケーションの重要性がわ かった。就職後のことも考えて コミュニケーションを多く取る ようにしていきたい。 49 指導者のコメント なし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:朝日町役場 経営情報学科 1年 15M110 広田 瑠奈 社会人になるということ 私は朝日町役場の財務課で5日間インターンシップを行いました。将来就業する上で参考にしたいと 思い、参加を決めました。インターンシップの目的は、役場の仕事内容を知ること、仕事をする上で大 切なことを学ぶことでした。 まず始めに、作成された資料にミスがないかを確認する作業を行いました。確認したところが分から なくならないよう、チェックをつけながら作業することを学びました。また、資料の中に出てくる税に 関する用語を解説していただき、理解することができました。 役場における仕事はデスクワークが多いというイメージでしたが、実際に外に出て調査することもあ りました。現況確認という仕事では、登記されている土地の地目が実際の土地と一致しているかを確認 しました。私は登記や地目という言葉を知らなかったため、説明をしてくださいました。自分の知識不 足を認識するとともに、大変勉強になりました。実際に見に行くと、登記されているものが実際のもの と異なっていた所もあったため、自分の目で確かめることが大切だと痛感しました。 書類整理の仕事も体験させていただきました。年に2回しか行わないため、貴重な体験となりました。 大量の書類を捨てる、文書庫に運搬するといった作業を分担して行いました。高校時代の部活動で分担 して作業を行う際には自分で考えて行動しなければいけませんでした。ですから、このような時には周 りを見て自分のやるべきことを自分で判断するものだと思っていました。しかし、指示を出す人がいて、 1つの作業が終わると次の指示をもらう流れになると教わりました。1つの作業が終了したら報告し、 次の指示をもらうということを学ぶことができ、良い経験となりました。 職員の方が役場に関する説明をしてくださいました。役場は各課の仕事が異なるため、異動した際に は今までの仕事と180度異なる仕事をすることもあり、まるで役場内に別会社があるようだとおっし ゃっていました。今までの仕事と全く異なる仕事をするということは、柔軟に対応する必要があると感 じました。また、社会人としてのあり方も話してくださいました。特に印象に残ったことは、「言葉一 つで人間関係が変わる」ということです。例えば、何かを教えていただいたときに、お礼の言葉を言う のと言わないのとでは大きな差があると教えてくださいました。挨拶の有無でも大きく違うとおっしゃ っていました。これらのことは社会人にかかわらず、良好な人間関係を築くうえで大切なことだと考え ます。社会人は当たり前のことを当たり前にできなければならないと感じました。今までも挨拶をして いたつもりですが、これからより一層爽やかな挨拶をできるように心がけていきます。 今回のインターンシップでは財務課の様々仕事を体験できただけでなく、仕事を通して今まで全く分か らなかった税についても理解を深めることができたと思います。また、社会人としてのモラルも教えて いただき、充実した5日間を過ごすことができました。これからはしっかりと勉強することはもちろん、 社会人としてのマナーを身に付けていきたいです。最後になりましたが、インターンシップを受け入れ てくださった皆様に感謝申し上げます。 50 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:朝日町役場 広田 瑠奈 研 修 日 報 設定課題:仕事をする上で大切なこと、どのような仕事をして いるかを学ぶ 実 習 内 容 8/10 ① 町税の概要の確認 (月) 実習生の特記事項 指導者のコメント 作成されたばかりの平成27年度 の町税の概要の誤字やグラフの ミス、計算が正しいかどうかを 確認した。確認したものにはチ ェックをつけ、確認漏れがない ようにすることが大切だとわか った。 実習初日で緊張の中細かい 数字のチェックを行ってい ただいたが、1日集中して作 業をすることができた。 設定課題:仕事をする上で大切なこと、どのような仕事をしてい るかを学ぶ 実 習 内 容 8/11 (火) ① 町税の概要 ② 現況調査 勤務時間:8:30~17:15 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 町税の概要は昨日に引き続きミ スがないかを確認した。 文書のチェック、集計表の検 算をお願いしています。細か い事にもよく気が付いて質 問して確認をする姿勢があ り良いです。 書類の処理は年に2回行い、半 年分の書類を一気に処理すると いうことを教わった。 文書は、古くなった物をまと めて文書庫に搬送していま す。 設定課題:仕事をする上で大切なこと、どのような仕事をしてい るかを学ぶ 実 習 内 容 ① 文書整理 ② 伝票整理 8/12 (水) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 文書の整理を行った。大量の文 書があり、驚いた。文書は文書 庫という倉庫に捨てずに保管し ておくものもあると分かった。 今日は、みんなで1つの作業 を分担して行う仕事を体験 しました。このような仕事は 、指示を出す人がいて、1つ の作業が終わると次の指示 をもらう流れになります。今 日は、広田さんの作業量が多 かったため、次の指示を出す までに至らなかったのです が、この様な仕事の場合、手 が空いたら待たずに、指示を もらう様、心がけることを知 っておくと良いでしょう。 文書は大量にあるため、背表紙 を付けるなど工夫して保管して いると教わった。 また、伝票の整理も行った。多 くの種類の伝票があった。伝票 番号を間違えないように作業を 行った。 51 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:仕事をする上で大切なこと、どのような仕事をして いるかを学ぶ 実 習 内 容 ① 町税の概要 ② 現況調査 8/13 ③ 仕事の説明、質問 (木) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 町税の概要の確認作業を全て終 了することができた。 説明を受ける時の態度は大 切であり、今日は長い説明を しましたが熱心に説明を聞 くことが出来ました。 現況調査では実際の土地と異な って登記されていたとわかり、 現在の状況を正しく把握するた めの大切な作業だと感じた。 役場における各課の仕事内容を 教わった。町に関する仕事を各 課で分担して行っていると分か った。また、事務作業に関して も教わった。決裁は役場だけで なく一般企業でも行われている ため、将来どんな職に就いても 大切であると考えた。 設定課題:仕事をする上で大切なこと、どのような仕事をしてい るかを学ぶ 実 習 内 容 8/14 (金) ① 家屋取り壊し資料 ② 相続登記の資料 ③ 固定資産 ④ 役場の説明 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 家屋取り壊し資料では家屋の場 所を示す地図をプリントアウト し、ファイルに整理した。固定 資産税は1月1日からかけられ 、途中で納税者が亡くなった場 合は相続登記をしなければなら ないと分かった。 分からない所があればすぐ に質問をしてくれ、指導しや すかったです。 役場の業務内容の説明を通して 町の状況を知ることができた。 社会人になるにあたり、言葉遣 いや対応などに気を付けなけれ ばならないと教わった。言葉一 つで人間関係が変わると聞き、 大切だと感じた。挨拶や物事を 教わった時にお礼を言うなど、 コミュニケーションを大切にし ていこうと思った。 52 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:グループ発表 実 習 内 容 ① グループ討議 8/29 ② 課題発表準備 (金) ③ 研究課題発表 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は、とうとうインターンシ 今回の経験を学業や就職活 ップ最終日でした。 動に活かしていってくださ そして、今までのグループ討論 い。 の成果を発表する課題発表も あり、たったの5日間という短 い間でしたが協力しあいなが らとても良いグループ発表に なりました。 今回のインターンシップは周 りの人ほとんどが年上の方で 圧倒され、就職に対する考えも とてもしっかりとしていて、自 分とは大きく違うなと感じま した。この中でとても良い刺激 をもらえた5日間となったし、 自分もっと就職に対してこれ から真剣に考えていきたいと 実感しました。 53 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:立山図書館 経営情報学科 1年 15M048 藤井香奈 しっかりと準備をすることでおはなし会で得た私の自信 私は、立山図書館で11日間、職業体験をさせて頂きました。この職業体験での私のテーマは、図書 館での仕事内容を知るということと、自分の足りない能力が何かを見つけるということでした。そのテ ーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。 私が職業体験に図書館を選んだ理由は、図書館での仕事にとても興味があったからです。大学での講 義を通して図書館について勉強しているうちに、実際に図書館で職業体験したいと強く思いました。そ の中でも私が立山図書館を選んだ理由は、自分自身が昔からよく利用していたということと、私がこの 図書館で職業体験することで立山図書館や地域に少しでも役に立ち、社会貢献したいという思いがあり 立山図書館を選びました。 職業体験が始まる前に、職員の方から「図書館の仕事は肉体労働」と言われました。実際に作業をす る前は、その意味がよくわかりませんでしたが、初日でその意味がすぐにわかりました。特に児童書で の仕事が多かったので、本を配架するたびに立ったりしゃがんだりの繰り返しで、とても体力を使いま した。その上、重たい本を持ちながらの作業なので、自分が思っていた以上に体力を使うことに驚きま した。 図書館では、小さな子供からお年寄りの方まで接する機会があり、何度か、子ども達に本の場所を聞 かれることがありました。最初は本の場所がよく分かっていなかったので、少し戸惑いましたが、頼っ てもらえることが嬉しく、一緒になって探しました。 職業体験をすることで、与えられた仕事をこなしていくだけではなく、その日の予定がいきなり変わ ったり問題が起こったりした場合にも、しっかり対処することが仕事をしていく上でとても大切なこと だと思いました。そして一人一人の責任が大きく、誰一人といえども仕事に対して気を抜いてはいけな いということが改めて感じられました。 職業体験を通して一番印象的だったことは、おはなし会に参加させていただいたことです。当初は、 私のような者でもできるのかなという不安しか感じられませんでしたが、やるからにはしっかりやりた いと思い、職員の方から絵本選びから入って、絵本の持ち方やページのめくり方など細かい部分までご 指導を受けました。また、私は家で絵本をめくる練習や読む速さに気をつけて、何度も何度も練習しま した。おはなし会当日は緊張するのかと思いましたが、意外と緊張せずにスムーズに読み終えることが でき、おはなし会を通して、自分に少し自信が持つことができたような気がします。 この度インターンシップでの2週間は私にとって、とても有意義な 2 週間になりました。普段の大学 生活では体験できないような貴重な経験を沢山させて頂きましたので、この就業体験で学んだことを忘 れずに今後の生活で活かすと共に、自分に自信を持って活動していきたいと思います。 54 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:立山図書館 藤井 香奈 研 修 日 報 勤務時間:9:30~18:30 設定課題:仕事を丁寧に行う。 実 習 内 容 8/18 ①書架の整理 (火) ②ICタグの貼り付け ③配架 ④おはなし会用の本選び 実習生の特記事項 児童書の配架や書架の整理、IC タ貼り付けなど、全て初めての 経験でした。 おはな し会に向けて、本の選び方や読 み方をご指導していただきまし た。 設定課題:配架や書架の整頓に少しでも慣れる。 実 習 内 容 ①郷土資料の整頓 8/19 ②配架、書架の整頓 (水) ③返却処理 ④ いふうせん補助 実習生の特記事項 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①子ども会(理科教室)の補 助 児童書の配架や整頓をしている と、子供たちが探している本を 一緒に探す場面が何度もありま した。見つけてあげられたとき はとても嬉しかったです。 (木) ②児童書の配架、整頓 ③ICタグ貼り付け 設定課題:ICタグ貼り付けをスムーズに行う。 実 習 内 容 8/21 ①返却処理 (金) ②絵本のICタグ貼り付け ③配架 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 本の整頓や配架を少しするだけ でも時間がとてもかかり、体力 も想像以上に使うので驚きまし た。 返却処理では配架までの 一連の流れをやらせていただき ました。 設定課題:子ども達とできるだけふれあうこと。 8/20 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 勤務時間:9:30~13:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中だけと短い時間でした が、ICタグや配架、返却処理な どたくさんの仕事をさせてい ただきました。 図書館の仕事は、力仕事が 多く大変ですが、とても熱 心に取り組んでもらえて助 かっています。 55 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:子どもたちが聞き取りやすいように読み聞かせをする 。 実 習 内 容 8/22 (土) ①児童書の整頓 ②おはなし会 実習生の特記事項 実 習 内 容 ①返却処理 (月) ②配架 ③郷土マーク作成 実習生の特記事項 8/25 ①児童書の配架・整頓 (火) ②ブックスタート補助 ③郷土資料ダウンロード 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント 初めて郷土マーク作成という のを行いました。初めての作業 は緊張しますが、とても楽しい です。 設定課題:配架や整頓をスムーズに行う。 実 習 内 容 指導者のコメント 初めての読み聞かせだったの ですが、何度も練習を重ねたの で、スムーズに読み終えること ができました。前日からとても 緊張していましたが、とても良 い経験をさせていただいたな と思います。 設定課題:返却処理の流れをスムーズにする。 8/24 勤務時間:9:30~12:00 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント ブックスタートの補助として受 付を行いました。 職員 の方に、みぞ・のど・見返しな ど、本の細かい部分の名称を丁 寧に教えていただきました。 ④ICタグ貼り付け 勤務時間:9:30~18:30 設定課題:コーティングを丁寧に行う。 実 習 内 容 8/26 ①返却処理 (水) ②配架・整頓 ③コーティング 実習生の特記事項 返却処理や配架、整頓が少しず つですが、慣れてきているのが 嬉しいです。 初めてのコーテ ィングはなかなかコツがつかめ ず、難しかったです。 56 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間:9:30~18:30 設定課題:場所を意識して配架する。 実 習 内 容 ①配架 8/27 ②富山県図書館協会研修 (木) 実習生の特記事項 研修では、普段では聞けないよ うな貴重なお話が聞けて良か ったです。ブックトークについ てのお話を聞きました。パスフ ァインダやY.Kなど、知らない 語句も知る良い機会になりま した。 設定課題:みらいぶキッズで子どもとふれあう。 実 習 内 容 ①みらいぶキッズ補助 8/28 ②配架・整頓 (金) ③返却処理 ④コーティング 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント みらいぶキッズの補助では、た くさんの赤ちゃんとふれ合うこ とができて楽しかったです。 コーティングは、少し慣れてき ているのが実感できて嬉しかっ たです。 設定課題:笑顔でハキハキと本の紹介をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/31 ①ネット3・ソフトセンター の収録 (月) ②配架・整頓 ネット3の収録で、本の紹介を させていただきました。意外と 緊張せずに話すことができて良 かったです。 図書館で の仕事をたくさん経験できたの で、とても充実した二週間にな りました。 ③コーティング 指導者のコメント 57 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県立図書館 経営情報学科 1年 15M123 湯尾真里子 裏から見る図書館 私は、富山県立図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ は今まで知ることのできなかった図書館業務を知り理解するということでした。そのテーマのもと に、今回の研修結果を報告します。 私は今回のインターンシップを受ける前まで、図書館業務にはどのようなものがあるのかがハッキ リと分かっていませんでした。なぜなら普段図書館を利用する際に目にする業務はカウンターで行う 貸出・返却の作業のみでした。そのためインターンシップがはじまるまでどういう業務をさせていた だくのかあまり想像ができませんでした。しかし業務が始まると私が想像していた以上に様々な業務 を体験させていただき驚くことばかりでした。 今回、私が体験させていただいた業務は主に開館準備・資料の整理・カウンター業務・相互貸借の 作業などです。いざ業務を始めてみると図書館では利用者の見ていない場所での努力が多いと感じま した。開館準備では主に資料の配列の整理をし、資料整理では資料の消印作業、カウンター業務では 貸出・返却・排架などの作業、さらに相互貸借の作業まで体験させていただきました。 特にカウンター業務や相互貸借では様々なことを教わりました。カウンター業務では貸出・返却の 他にもレファレンスという利用者の質問に答えるという仕事もあります。「この本はこの図書館にあ るのか」「こういう内容の本を探しているのだが題名が分からない」などあらゆる質問に答えていく ため難しいとおっしゃっていました。私も期間中に何度か利用者の方に声をかけていただきました が、自分では上手く説明が出来ず、すぐに館員の方に代わってもらってしまいました。まわりの館員 の方の対応を見ているとすばやく利用者の質問に対し受け答えをする姿を見てとても感動しました。 相互貸借では他の図書館と連携し、より多くの人に利用してもらえるような工夫があることに気づ きました。さらに県立では県外にも本の貸し借りが行われており、他の県の図書館とのかかわりを大 事にしていました。5日間の体験で毎朝、相互貸借で他の図書館に送る本の積み込みの作業をさせて もらいました。正直、相互貸借は週などの決まった期間でしかしないものだと思っていました。しか し、実際に相互貸借の作業をさせてもらうと利用者の希望に答えるため他の図書館とお互いに連携し あっているのだと体験を通して気づくことができました。 この就業体験でのテーマは知ることのできない図書館業務を知るということでした。そのテーマの とおり私が今まで抱いていた図書館の業務のイメージが変わるようになりました。本の貸し借りだけ でなく、利用者の見えないところで行っている作業によって図書館が成り立っています。今後はその ことを頭に置き司書資格取得に向け取り組んでいきたいです。 58 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県立図書館 湯尾 真里子 研 修 日 報 設定課題:図書館の仕事内容理の理解 実 習 内 容 勤務時間:8:30~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 辞令交付 ・図書館業務は知識が必要であ 休館日でも図書館の仕事が り、危機管理が欠かせない 続けられていることに理解 9/7 ② 各課へのあいさつ・館内 を深めてください。本日は 案内 ・少し疲れたところを見せてし ガイダンス的な内容が多か (月) まったと感じたため気をつけ ったが明日から頑張ってく ③ 館長・副館長からの講義 たい。 ださい。 ④ 情報検索実習 ⑤ レファレンス演習 ⑥ カウンター業務の説明 設定課題:資料の整理 勤務時間:8:30~16:45 実 習 内 容 ① 連絡車の手伝い 9/8 ② 開館準備 (火) ③ 寄贈資料の消印作業 ④ 資料の差し替え作業 実習生の特記事項 ・連絡車の資料はなるべく水平 資料の整理は図書館によっ にし、隙間がないようにする。 て違いがあり、特徴が出る 部分です。どのように資料 が装備され整理・管理され ているか、他の図書館も考 察してみてください。 設定課題:カウンター業務全般 実 習 内 容 ① 連絡車の手伝い 9/9 ② 開館準備 (水) ③ 貸出・返却作業 ④ 排架 指導者のコメント 勤務時間:8:30~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント ・レファレンス業務は慣れより 初めてカウンターに立って も知識や適応判断が大事。 みて、どうでしたか。明日 は利用者と少しでもコミュ ・書庫の中に入る機会があり公 ニケーションをとりながら 開されている資料がとても県 業務がこなせるよう頑張っ 立にある資料の中でも一部な てみてください。 のだと感じた。 ⑤ 相互貸借の作業 59 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:カウンター業務全般 実 習 内 容 ① 連絡車の手伝い 9/10 ② 開館準備 (木) ③ 新聞整理 ④ 貸出・返却作業 勤務時間:8:30~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント ・利用者の方に声をかけてもら いましたが、どう対応していい か分からず、すぐに館員の方に 代わってもらってしまいまし た。もう少しコミュニケーショ ンをとればよかったと思う。 カウンター業務2日目はどう でしたか。ただ業務をこなす だけではなく、利用者への的 確な声かけや閲覧室内の状 況把握も司書としての大切 な仕事です。 ⑤ 排架 ⑥ 複写 ⑦ 相互貸借の作業 設定課題:広報業務の補助・まとめ 実 習 内 容 ① 連絡車の手伝い 9/11 ② 読書会のテキスト作成 (金) ③ 展示のポスター作業 ④ 総括 勤務時間:8:30~16:45 実習生の特記事項 ・最後の日に各課の方たちとお 話しする機会があり、このイン ターンシップ中に気になった ことなどが改めてじっくり聞 けた。 指導者のコメント 実際に図書館業務を経験し てみて、どうでしたか。図書 館の役割・多岐にわたる業務 内容、利用者の立場に立った サービスのあり方など、学ぶ べきことは多かったと思い ・図書館業務というのがどうい ます。今回の経験をぜひ今後 うものなのかが分かった気が の進路選択の参考にしてほ する。 しいと思います。 60 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 射水市絵本文化振興財団 経営情報学科 1年 15M034 田上志保 コミュニケーションの大切さ 私は9月10日から20日までの日間、射水市大島絵本館で就業体験をさせていただきました。主な 仕事内容は接客や読み聞かせ、商品となる工作キットの材料作りなど多岐にわたるものでした。どの仕 事も一筋縄ではいかないことが多く苦労しましたが、やり終えた後の達成感は大きいものとなりまし た。 今回就業体験をさせていただいて、仕事をする上でコミュニケーションが必要不可欠だということを 改めて実感しました。お客様に対する接客は当然ですが、スタッフの方やインターンシップに参加され た他大学の学生など、人と意思疎通を図るためにはコミュニケーションが欠かせません。特にスタッフ の方や他大学の学生とのコミュニケーションは、スムーズに仕事を進め気持ちよく仕事を進める上で、 最も大切なことだと感じました。特に重要だと思ったのは、次の二点です。 第一に、接客とはお客様とコミュニケーションを図ることです。絵本館にいらっしゃるお客様は子連 れの方が多いため、接客もお子様に対するものが主となりました。例えばお菓子すくいの店番を体験さ せていただいた際に、スタッフの接客を見学させていただきました。普段は効率よく業務をこなしてい る姿が印象的でしたが、その時はとても優しい笑顔で接客されていました。その笑顔から、非常に温か な印象を感じました。特にお子様に対しては目線を合わせ、少し砕けた言葉遣いを用いた姿が印象的で した。私もスタッフと同じような接客を心がけましたが、口頭だけでは理解していただけませんでした。 しかし、身振り手振りをつけながら接客した結果、お子様に理解していただくことができました。大人 に対しても、言葉だけで伝わらない場合は動きをつけてみることが意思疎通を図る上で有効な手段であ ると思いました。お子様が多くいらっしゃる絵本館にとってお子様が安心できる温かい雰囲気作りは大 切であるため、お子様に満足していただける接客は大切なのだと感じました。また、周囲に対する確認 の欠如と注意不足により、対応が遅れてしまうということがありました。お客様に対する臨機応変な対 応や行動をするためには周りをよく見て、視野が狭くならないようにすることが大切だと感じました。 第二に、他大学の学生と一緒に作業をする機会が多く、コミュニケーションは欠かせないと感じまし た。初めはお互い相手のことをよく知らないので、暗い雰囲気になりがちで作業も滞りがちでした。し かし、少しずつ打ち解けてくると自然と作業の効率が上がり、精神的に楽になったことで仕事がしやす くなりました。お客様に対しては接客を通してコミュニケーションを図ることは当然ですが、スタッフ の方や他の学生さんと意思疎通を図ることも忘れてはならないことだと改めて感じさせられました。 以上のことから、仕事をする上でコミュニケーションは最も大切なものであり、お客様はもちろん、 スタッフの方や他大学の学生さんも例外ではないことを学びました。また、コミュニケーションを図る 際には、子供と大人では理解度が異なるために対応の仕方を工夫し、より正確に伝わるようにする必要 があることを学びました。 61 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 射水市絵本文化振興財団 研 田上 志保 修 日 報 設定課題:仕事の内容を覚え、一日の動きを理解する 実 習 内 容 9/10 (木) 実習生の特記事項 ① にこにこマグちゃんクラ ブ(絵本の読み聞かせの 見学) 初日で戸惑ってしまい、積極的 に行動できなかった。指示を待 つ傾向にあったため、自分から 積極的に質問していくことが ② ワークショップ(テープ 大切だと思った。絵本の読み聞 切り、パズルの組み立て かせの見学では、子供が興味を 、袋詰め) もって聞いてくれるように、子 どもに対して質問してみるな ど、一方的にならないようにす ることが大切だと思った。 設定課題:効率よく作業を行う 9/11 初日お疲れさまでした。絵 本館の読み聞かせは未満児 ~1、2歳が多いです。長く 話を聞くことはできません 。会話をはさんだり、遊び を入れ込んだりする必要が でてきます。工夫してみて ください。 勤務時間:8:45~16:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ワークショップ(パズル の組み立て、ろうそく作 り、広報の袋詰め) どうすれば作業の効率化をは かることができるかというこ とについて考える余裕も少し 出てきたと思うし、臨機応変な 行動も大切だと思った。創作教 室のろうそく作りでは、子供に 作り方を分かりやすく説明す ることは大変そうだと思った。 確実に丁寧に、かつはやく 仕事をすすめるためには慣 れと工夫が必要です。他の 人のやり方も参考にしたり お互いアドバイスしながら やっていきましょう。 設定課題:状況に応じて臨機応変に行動する (土) 指導者のコメント 実 習 内 容 (金) 9/12 勤務時間:8:45~16:15 勤務時間:8:45~16:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ライブラリー(本の整理 、読み聞かせの見学、倉 庫での本の仕分け、本の 帯をとめる) 一人での仕事だったので、戸惑 うことが多くあり、臨機応変に 行動ができなかった。絵本の読 み聞かせでは、声の調子や大き さ、顔の表情など、子供に興味 をもってもらうための工夫の 仕方について学ぶことができ た。普段はテキパキとしたスタ ッフさんが、子供の前ではとて も優しい表情をして暖かさを 感じた。子供が安心できる雰囲 気づくりは重要だと思った。 何をするにしても、目的を 持ってするかしないかの差 は大きいと思います。例え ばライブラリーでの本の整 理、ただ並べるだけか、そ れとも自分なりに何か目的 を定めて行うか。全て自分 次第だと日頃から私自身も 思っています。 62 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:テキパキと臨機応変に行動する 実 習 内 容 ① ライブラリー(本の仕切 りの張り替え、おかしす 9/13 くい、本の整理、おまま ごとコーナー片付け) (日) 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は、お菓子すくいに多くの 人が来られたり、絵本のお問い 合わせがあったりと忙しく、対 応に困ることもあった。菓子す くいのやり方を分かりやすく 子供に伝えるのは大変で、人と コミュニケーションをとるこ との大変さを改めて感じた。 週末であることと創作教室 があったことでお客様の多 い日となりました。ご自身 の課題、テーマをこなすこ とができたでしょうか。2 週目もがんばって下さい。 設定課題:効率よく作業する 実 習 内 容 ① ワークショップ(セロハ ン切り、パズルの組み立 9/15 て) (火) 勤務時間:8:45~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 万華鏡のキット作りをした。単 純な作業だけれど、集中力が必 要でとても疲れた。自分が切っ たものが売り物になると考え ると、より慎重に、丁寧に行う 必要があると思った。また、手 作りのものをお客さんに提供 しているので、デザインなどの 工夫がいくらでも可能だと思 うし、オリジナルであるからこ そ、絵本館でしか手に入らない ということが強みだと思った。 細かくて単調な作業おつか れ様でした。お客様の喜ぶ 顔を想像すると自然と心が こもりますよ。 設定課題:子供に興味をもってもらえるように絵本を読む 実 習 内 容 勤務時間:8:45~16:00 実習生の特記事項 ① にこにこマグちゃんク 初めて絵本の読み聞かせを行 ラブ(絵本の読み聞かせ った。読んでいる最中に泣き出 9/16 ) してしまい、かなり困ったけれ ど、無理やり続けるのではなく (水) ② ライブラリー(絵本の取 、乳幼児に合わせてあげること り扱いについてのラベ が大切だと思った。私なりに、 ル貼り) 優しく問うように読み聞かせ ③ CG(カレンダー作り) をしているつもりだったけれ ど、乳幼児の機嫌をうかがうの ④ ワークショップ(画用紙 は難しいと感じた。少し難しい 本を選んでしまったかも。 の2つ折り) 63 勤務時間:8:45~16:15 指導者のコメント 今日は1才になっていない お子さんだけだったので、 少し年齢と合わなかったの かもしれませんね。2才ぐ らいの子がいたら、また反 応が良かったのではと思い ます。いずれにしても笑顔 で語りかけるように読んで あげるとお互い楽しめると 思いますよ。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:相手の顔を時々見ながら絵本を読む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 絵本の読み聞かせ 9/17 (木) 今日は、たくさんの園児の前で 絵本を読む機会があり、とても ② ライブラリー(本の整理 緊張した。文章を読むスピード ) やページをめくるタイミング ② ワークショップ(袋詰め など、難しかったけれど、園児 に合わせることが大切だと思 ) った。明日も、絵本を読み聞か せする機会があるとのことな ので、聞いてくれている人たち の顔を時々見ながら読もうと 思う。 設定課題:効率よく作業する 実 習 内 容 9/18 (金) ① ワークショップ(カチュ ーシャ作り、折り紙) ② しかけ絵本作り ③ 封筒ののり付け 9/19 (土) 指導者のコメント 聞き手に合わせることが大 切というのは至言ですね。聞 き手がいてこそ読み聞かせ は成立します。スピードやタ イミングは聞き取りやすさ に関する部分でもあり、聞き 取りやすさは「間」があるか ということです。大人でもそ うですが、絵を見たとき、情 景を読み取るには多少時間 がかかります。ページをめく った後、場面が展開する時、 間をとり思考の時間を作る のもよいでしょう。 勤務時間:8:45~16:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は、絵本を読み聞かせする しかけ絵本づくりありかと 機会はなく、折り紙をすること う。創造性をふくらませてみ もなかったので、昨日の反省を ましょう。 生かせず残念だった。折り紙は 、久しぶりだったので、間隔を 忘れてしまっていたけれど、楽 しく折れた。また、しかけ絵本 づくりもとても楽しかった。 設定課題:効率よく作業する 実 習 内 容 勤務時間:8:45~16:15 勤務時間:08:45~16:25 実習生の特記事項 ① CG(お客さんにやり方の CGは2回目だったけれど、マグ 説明) ネットやバッチの作り方が分 からず、戸惑うことが多くあっ ② ワークショップ(画用紙 た。また、子供相手にやり方を の補強) 説明するのは難しいと感じた。 CGに来られるお客さんは少な かったけれど、1つ1つの作業 を丁寧にこなし、少しずつ覚え ていきたいと思った。 64 指導者のコメント 子供相手に分かりやすく説 明するのは難しいことです が、相手の目線になって接す れば大丈夫だと思います。最 終日、がんばってください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:効率よく作業する 9/20 (日) 勤務時間:8:45~16:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ワークショップ(ペンの 点検、お客さんと一緒に 工作) 今日は初めて、お客さんに作り 方を教えながら一緒に作ると いう仕事をした。グル―ガンは 初めて使ったけれど、お楽しみ ながらお客さんと一緒に作る ことができたと思う。コミュニ ケーションをとりつつ、一緒に 作っていくことが重要だと思 った。最終日にとても良い経験 ができたと思うのでよかった。 実習お疲れ様でした。「や ってみせ、言って聞かせて、 させてみて、ほめてやらね ば人は動かじ」とは山本五 十六の言葉です。教えるに も口で説明したのではなか なか伝わりません。一緒に 作りながらコミュニケーシ ョンをとることは非常に重 要になってきます。また、 この言葉には続きがありま す。「話し合い、耳を傾け、 承認し、任せてやらねば、 人は育たず」、教えるから といって、自分がつくりす ぎてはならないということ です。この梅塩がとても難 しく、また、工作以外の分 野にも通じてきます。 65 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市大島絵本館 経営情報学科1年 15M088 柴 田 玲 佳 20年愛される場に携わった研修 大島絵本館で、私は10日間就業体験をさせていただきました。私は本に携わる仕事がしたいと思 い、大島絵本館のインターンシップの参加を決めました。まず、今回このインターンシップに参加す るにあたって、子どもの頃行くのが楽しみだった大島絵本館で、何が楽しみだと思わせていたのかと 考えました。そしてそれは職員の皆様の行き届いたサービスにあるのだと気づきました。そのサービ スに直接携わることで学んだことを、報告します。 この10日間で多くを占めていたのは、工作を楽しめるワークショップでの材料作りでした。ワー クショップでは子どもでも簡単に作ることができ、かつオリジナルのものが販売されていました。材 料のほとんどは、職員の方々が手作業で作っていました。最初の数日間は同じ作業を繰り返している と、どうして機械や業者に頼まないのだろうと疑問に思いました。しかし休日にお客様の喜ぶ顔を見 ているうちに、手作りのおもちゃであることの重要性や、手作りであることへのこだわりを感じまし た。さらに手作りキャンドルの試作や、研修期間中にハロウィーンをテーマにした新しいおもちゃが 増えているのを見ると、常に新しいものを生み出すことが重要であることに気づきました。 6日目と7日目には、赤ちゃんと遠足で訪れた園児に向けて読み聞かせを行いました。赤ちゃんは 気まぐれで、読んでいる人をじっと見ていたり、突然泣き出したり、本に一切興味を示さないことも ありました。赤ちゃんが嫌がる時はすぐに別の本に変えるといった処置を取る必要があることを教え ていただきました。そんな赤ちゃんと比べると園児はほとんどが絵本に興味を持ち、私が質問をする と進んで答えてくれました。ただ、読み聞かせをするだけならどの親にもできることなので、ここで は本に書かれていないことを質問し、絵を長く見せるといったアレンジが重要なのだと聞きました。 9日目に英語の絵本の読み聞かせを見学しましたが、英語だけだと伝わらない部分に効果音を入れる など、やはり独自のアレンジがありました。 最終日は大島絵本館のマスコットキャラクターである『マグちゃん』の着ぐるみに入るという、後 にも先にもない貴重な体験をさせていただきました。マグちゃんは私が子どもの頃からいたのです が、着ぐるみで登場することはなかったので、新しいサービスが増えていることを実感しました。 絵本館という名前を聞くと子ども向けというイメージが強いのですが、カフェにはお年寄りの姿の 方が多く見られました。カフェには定期的に絵画のギャラリー展示を行い、手作りのポーチやエプロ ンの販売をするなど、憩いの場としての工夫もありました。 常に新しいものを生み出すこと、そしてその全てオリジナルであることが大島絵本館のサービス全 てに共通することでした。何度も来たいと思わせるサービス、それがこの絵本館が20年愛される理 由であると、この10日間を通して学びました。 66 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市大島絵本館 柴田 玲佳 研 修 日 報 設定課題: 話を聞き、仕事を理解する 実 習 内 容 ① 絵本読み聞かせ見学 9/10 (木) ② ワークショップ 材料作り ③ CGワークショップ 操作説明 勤務時間:8:45~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 0~2才児を対象とした読み 聞かせを見学し、絵本に関心を 持ってもらう為に、必要なこと を学んだ。午後からはCGワー クショップでのソフトの使い 方、印刷方法を学び、休日のお 客さんにも説明できるよう自 分でソフトを使用した。 CGではお客さんがおらず、 細かい作業をしてもらいあ りがとうございました。土 日はお客さんが入られると 思うので、その時は接客お 願いします。また、次回は 読み聞かせをすると思うの で頑張ってください。 設定課題:言われた仕事を覚え、こなす 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/11 材料作り (金) ② 手作りキャンドル 試作 勤務時間:8:45~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前は手作りパズルの枠を作 り、午後からは土日の創作教室 で作るキャンドルの試作を行 った。子どもにも難しくないよ うに試作でかかる時間を確か めることが必要であることを 知った。 大勢で試作することで、い ろいろなことに気づくこと ができました。お客さんに もむりなく満足してもらえ るようにいつも工夫してい ます。 設定課題:仕事を覚える 実 習 内 容 ① チラシ入れ 9/12 ② CGワークショップ (土) 接客 ③ チラシ整理 勤務時間:8:45~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント CGワークショップでお客さん にソフトの使い方を説明し、ミ ニカードやカレンダーなどを 作って手渡した。お客さんの作 りたいものが書かれたカード を間違えるなどの自分のミス が目立ったので、今後は同じミ スをしないよう注意する。 お客さんが来たら作業をと めて、まずは元気に声をか けましょう。不明な点は質 問し、はきはきと笑顔で取 り組む事が大切です。頑張 ってください。 67 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:ミスをしないようにする 実 習 内 容 ① CGワークショップ 9/13 接客 (日) ② 体験コーナー サンプル作り 勤務時間:8:45~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 和紙で動物を作る体験コーナ ーのサンプル、CGワークショッ プのチラシに載せるイラスト を作成した。その後は昨日に引 き続きCGワークショップでの 接客を行った。子どもに対して はもう少しはっきり話そうと 思った。 CGでの接客お疲れ様でした 。落ち着いて丁寧にすれば 大丈夫だと思います。また、 絵を描いてもらいありがと うございました。 設定課題:仕事を丁寧に行う 実 習 内 容 9/15 ① ワークショップ (火) 材料作り 勤務時間:8:45~16:30 実習生の特記事項 セロハンを決まった形で切っ 細かくて単調な作業お疲れ ていく作業の後、手作りパズル 様でした。お客様の喜ぶ顔 の袋詰めを行った。 を想像して頑張りましょう ! 設定課題:読み聞かせで早口にならないよう意識する 実 習 内 容 ①読み聞かせ 9/16 ②書類整理 (水) 指導者のコメント 勤務時間:8:45~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 赤ちゃんに対して読み聞かせ を行った。赤ちゃんは本よりも 読んでいる人の表情を見てい ることが多かったので、明日は 表情をもう少し明るくしよう と思った。また、赤ちゃんが興 味を示した時はそのページを 長く見せ、嫌がったときは本を 変えるといった工夫が必要で あることを知った。 読み聞かせでは赤ちゃんの 反応に合わせてどうしたら 喜んでくれるかなと工夫し ながらアレンジしていくと 良いと思います。赤ちゃん は気まぐれでもあるので途 中で見てくれなくなっても 落ち込まないでOKですよ 。 68 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:昨日の反省を踏まえて読み聞かせをする 実 習 内 容 ① 読み聞かせ 9/17 (木) ② ワークショップ 材料作り 実習生の特記事項 ① 折り紙作り 9/18 (金) ② ワークショップ 袋詰め ③ 手作り絵本サンプル 作り 指導者のコメント 昨日とは違い、遠足で訪れた園 児たちを対象に少し長めの絵 本の読み聞かせを行った。絵本 に書かれていなくても、子供に 絵に関する質問をしたり、ペー ジをめくってすぐに読み始め ない、といったアレンジが必要 であることを知った。 ゆっくり読むことは、つまり 聞き手に理解しやすいよう に読むということです。まず 聞き取りにくいとわかりづ らいので、ゆっくりと読むこ とになります。しかし早口言 葉やリズムを楽しむ本はそ の限りではありません。もう ひとつ、絵本は絵がついてい 午後からはパズルと万華鏡の るので、言葉でかかれない情 袋詰め、郵便物の糊付けを行っ 景を絵で説明していること た。 があります。よってページを めくってすぐに読み始める と聞き手は絵を読解するタ イミングを逃してしまいま す。絵を見る時間、話を聞く 時間、考える時間を読み手の 緩急でつくってみてくださ い。 設定課題:一つ一つ雑にしないようにする 実 習 内 容 勤務時間:8:45~16:30 実習生の特記事項 勤務時間:8:45~16:30 指導者のコメント 折り紙教室に向けて折り紙で しかけ絵本づくりありがと りんごやふくろうを作った。そ う。創造性をやしなってみま しょう。 の後は高校生が文化祭で使う カチューシャ等の袋詰めを行 った。午後からは仕掛け絵本の サンプルを作った。絵本のサン プルを作る際は幼児にも分か るよう、かつオチがあるよう心 掛けるのが大変だった。 69 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:最後まで気を抜かない 9/19 (土) 勤務時間:8:45~16:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ワークショップでの袋詰 め 絵本館ボランティアによる英 語の絵本の読み聞かせを見学 した、最初は英語だと子どもに 通じるのかと疑問に思ったが、 絵を長く見せたり書かれてい ない効果音を入れたりするな ど様々な伝える工夫があった。 仕掛け絵本を一人一人の子ど もにさわってもらうのも良い 工夫だと思った。午後はファミ リーパークへの出張用にマジ ックと色鉛筆の点検を行った。 ボランティアさんの読み聞 かせを聞けてよかったです ね。いろいろな人の読み聞か せを参考にして自分の読み 聞かせにもいかしていきた いですね。 ② 英語の読み聞かせ見学 ③ 他の学生による読み聞 かせの見学 ④ マジックと色鉛筆の点検 設定課題:最後まで仕事を丁寧に行う 9/20 (日) 勤務時間:8:45~16:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ライブラリーで本の整理 午前はライブラリーで本の整 理をした。午後は着ぐるみを着 て子どもと写真撮影したりじ ゃんけん大会をした。出てきた 瞬間に人間が入っていると言 われ焦った。子どもに頭を叩か れたり、持ち上げられたりと何 度も危機を感じることがあっ たが、貴重な体験だった。 着ぐるみお疲れ様でした。私 たちは、お客様に喜んでいた だけるよう、いろいろなサー ビスを考えて仕事をしてい ます。あなたもこれからも仕 事に疲れた時、お客様のこと を考えるといろいろなアイ デアが浮かぶかもしれませ んね。これからも頑張ってく ださい。 ② 着ぐるみ 子どもとじゃんけん、写 真撮影 70 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 射水市絵本文化振興財団 経営情報学科 1年 15M056 村 上 恵 理 加 仕事に対する姿勢 私は9月10日~20日の10日間(14日休業)、射水市大島絵本館で就業体験をさせていただき ました。この就業体験での私のテーマは、仕事に対する姿勢と本との向き合い方、来館者との付き合い 方を知るということでした。 1日目の午後は、他大学の実習生と仕掛け絵本の修理作業を行いました。作業中、既に修理が終わっ ている仕掛け絵本を沢山見つけました。以前に何度も修理をされた絵本を見て、一冊をとても大切に扱 っているということを感じました。壊れた仕掛け絵本を直す作業を通じて、壊れていても古くても絵本 を大事にしていることを感じ、子どもたちにも丁寧に扱うよう呼びかけ、注意書きの作成にも努めまし た。 3日目はモノづくりができるワークショップで接客しました。初めての接客だったので、どのような 言葉づかいをすれば子ども理解してもらえるか不安でした。子どもと一緒に取り組むことによって、作 り方を覚えてもらう方法が一番良いと考え、戸惑いながらも子どもと一緒に作りました。子どもによっ ては熱心に取り組む子がいる反面、飽きてしまう子もいて調整が大変でした。この時、同じ商品に興味 を引かせることは難しいと思いましたが、スタッフたちはそれを見越して様々な工夫を施していること を知りました。 6日目は「にこマグ」で読み聞かせをしました。私は物語の絵本ではなく、パペット人形がついてい る絵本を選び読みました。あまり読み聞かせという感じではなかったですが、子どもが反応してくれた のでとても嬉しかったです。読み聞かせは、子どもたちの反応に合わせて変えることができると教えて いただきました。例えば、セリフが無くても子どもたちに語りかけたり、次のページに行く前に子ども たちの顔を伺ったりと、自らの工夫次第で子どもたちに楽しんでもらえるような読み聞かせができるこ とを知りました。 9日目は子供が描いた絵や撮った写真でキーホルダーや下敷き、カレンダーなどが作れる CG ワーク ショップで接客しました。子どもでも簡単にできるため、ワークショップで生じたような課題はありま せんでした。また、絵をベースにキーホルダーや下敷き、マグネットなどを作る際には、作業工程が似 ているため注意を払いました。最初は話しかけることに躊躇しましたが、接客をしているうちに色々な 来館者たちとコミュニケーションを取ることができるようになりました。また、子どもに対しての苦手 意識も無くなりました。 この10日間を振り返ってみて、スタッフの方々は常に子供たちや赤ちゃん連れの家族のことを考 え、誰でも行きやすく楽しい環境作りに努め、沢山の素敵な絵本を提供していることが分かりました。 そのため、沢山の人たちから愛されていることを感じました。このような場所で就業体験出来て本当に 良かったと思いました。 71 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:大島絵本館 村上 恵理加 研 修 日 報 設定課題:話をよく聞き、内容を理解する 実 習 内 容 ①「にこマグ」見学 9/10 (木) ②ワークショップ モノづくりの加工 ③ライブラリ 絵本の修復、捜索 勤務時間:8:45~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・「にこマグ」に来られる来客 者に合った絵本を選ぶことが大 切であり、読み方も注意するこ と。 これからも分からないこと はどんどん質問して下さい。 ・ワークショップのモノづくり の加工は必ずスタッフで行うこ と。 ・どんなに古くて絵本を大事に すること。 勤務時間:8:45~16:30 設定課題:仕事を丁寧に行う 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/11 モノづくりの加工 (金) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・モノづくりはお客様の手に渡 るため、丁寧に作ることは大切 だけど、沢山必要なため素早く 作ることも重要。 キットを買って作ってくだ さるお客様が気持ちよく楽 しんで頂けるよう、綺麗にき ちんとセットしたいですね。 道具などもきちんと揃えて お客様をお迎えしたいもの です。 勤務時間:8:45~16:50 設定課題:仕事を丁寧に行う 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/12 (土) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・初めて接客をしてみて戸惑っ た。アルバイトのように丁寧な 言葉遣いではなく、子どもに分 かってもらえるような話し方を しなければならないと思った。 言葉だけではなく動作で教える 事も必要。 様々なことに気づき、自ら動 くことが出来ました。初めて の仕事を気配りしながらこ なしてくださりありがとう ございました。 72 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間:8:45~15:50 設定課題:仕事を丁寧に行う 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/14 (日) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・ワークショップで2回目の接客 をした。あまり戸惑うことは無 かったけれど、困っているお客 様がいないかどうかという配慮 を心がけないといけないと思っ た。お客様の様子を伺うように する必要がある事に気づいた。 お客様への気配り、お手伝い をしながらも他の仕事も積 極的にこなしてくださいま した。ありがとうございまし た。 勤務時間:8:45~16:15 設定課題:仕事を丁寧に行う 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/15 実習生の特記事項 指導者のコメント ・モノづくりをされるお客様の ためにも丁寧に素早く加工する ことが必要だと改めて思った。 細かくて単調な作業お疲れ 様でした。お客様の喜ぶ顔を 想像してがんばりましょう。 (火) 勤務時間:8:45~16:15 設定課題:新しい仕事を理解する 実 習 内 容 ①「にこマグ」 9/16 ②ライブラリ (水) ③CGワークショップ ④ワークショップ 実習生の特記事項 指導者のコメント ・「にこマグ」にて初めてお客 様に絵本の読み聞かせをした。 前に読み聞かせをした先輩みた いに上手くは出来なかったけれ ど、自分なりに楽しませる事は 出来たので良かったです。しか し、聞いている子供が嫌になっ てきたら絵本を読むのを止めた りと様子を伺いながら読むこと はとても重要だと思った。子供 が絵本をもっと好きになってく れるように配慮を忘れてはいけ ないと思った。 絵本の良い所は、一人ひとり の反応に合わせて読み方を アレンジ出来る所にもある と思います。どうやったら喜 んでくれるかなと心を寄り 添わせてあげると良いと思 います。笑顔で語りかけるよ うに読めばお互いに楽しめ ると思います。 73 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間:8:45~16:15 設定課題:昨日学んだことを生かす 実 習 内 容 ① 「にこマグ」 9/17 ② ライブラリ (木) ③ ワークショップ 実習生の特記事項 指導者のコメント ・園児たちに読み聞かせをした。 園児たちはちゃんと私達の方を 見て真面目に聞いてくれた。園 児にもなると読む絵本の種類が 増えるため絵本を選ぶのが大変 だと思った。何冊もあるからど んな絵本なら興味をもってくれ るのかどんな読み方なら聞いて くれるのか良く考えなければな らないと思った。 絵本は独立したコンテンツ ですが、お話会はそれを繋い で場を作るコンサートのよ うなものです。人によっては お話会全体に一つのストー リーを持たせて絵本を選ん だりします。ハロウィンが近 いのでお化けの絵本、悪いお 化けの本を読んだら、良いお 化けもいると繋げていくよ うなパターンです。場づくり も楽しんでください。 勤務時間:8:45~16:15 設定課題:丁寧に仕事を行う 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/18 (金) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・折り紙をした。子供に教える ことがあるかもしれないためし っかりと折り方を分かっていな いと自分も困るから気をつけよ うと思った。 仕掛け絵本作りありがとう。 創造力を養ってください。 ・絵本作りをした。見本になる という事なのでお客様がこれを 見て「作りたい!」と思うよう な物を作ることは大変だと思っ た。 勤務時間:8:45~16:15 設定課題:操作方法を理解する 実 習 内 容 ① CGワークショップ 9/19 (土) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・CGワークショップにて初めて カレンダー以外のものを作った。 それぞれ作り方が異なるため注 意しながらしなければならない と思った。説明も子供に分かりや すいように言わなければならな いので大変だった。 初めてのことで戸惑いもあ ったと思いますが、丁寧に一 つ一つの作業を確認しなが らすれば出来ると思います。 最終日も頑張ってください。 74 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間:8:45~16:15 設定課題:素早く丁寧に仕事を行う 実 習 内 容 ① ワークショップ 9/20 (日) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・ワークショップにて子供と一 緒にバラの作成をした。やはり 子供に作り方を説明するだけで は分かってもらえないため、一 緒に作って作り方を分かっても らう方法ではないと理解しても らえないと思った。また、作っ ている途中で飽きてくる子がい たのでずっと興味を引かせるこ とは難しい。でも、子どもが飽 きないように新しい商品を取り 入れたり見本でどんなものが作 れるのか分かってもらったりと 色々な事をされていると感じ た。 「やってみせ、言って聞かせ て、させてみて、ほめてやら ねば動かじ」とは山本五十六 の言葉です。教えるにも口で 説明しただけでは伝わりま せんし、またやる気も出てこ ないという事です。興味を引 かせるコツはココにあるの かもしれません。ただ勉強で はないので途中で休むのは 悪い事でもないのですが、ま た五十六の言葉には続きが あります。「話し合い、耳を 傾け、承認し、任せてやらね ば、人は育たず」工作に限ら ず教えたり育てたりする際 には梅塩は難しいです。色々 考えてみてください。実習お 疲れ様でした。 75 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 経営情報学科1年 15M033 高 木 智 美 細やかな配慮の大切さ 私は、とやま南図書館・こども図書館で5日間、就業体験させていただきました。この就業体験の テーマは、利用するだけでは知ることのできない図書館司書の業務を知ることでした。このテーマを もとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 図書館では、開館業務や図書の配架、カウンター業務、おはなし会など図書館の1日の業務を体験 させていただきました。 開館業務では、机の清掃や新聞を綴じ、本棚の整理を行います。開館までの短い時間の中机の汚れ を取り本棚を整理することで利用者が気持ちよく利用してもらうには必要な作業だと思いました。 おはなし会は1日2回行われており、図書館に併設してあるこどもひろばに来ている 0 歳~就学前 の乳幼児と保護者が主に訪れていました。時間になってみないとどのような子たちが聞きに来るのか がわからない中、事前に何冊かの絵本を用意し、聞きに来た子供たちにあわせて、司書2人が計4冊 の絵本と手遊びを行っていました。最初のうちは、司書の方が行っていることを見学させていただき、 研修の4日目と5日目には絵本の読み聞かせを行わせていただきました。実際に行うと本を立ててぶ れないように持つだけでも大変で最初の時は本をめくるたびにぶれたり、緊張して読むのが早くなっ てしまったりしました。司書の皆様は、自分にあった本の安定した持ち方していて練習を多くしなく てはできないものだと思いました。 最も印象的だった出来事は連絡便でした。連絡便では他館から取り寄せられた本を送り、お客様が 予約した本や他館で返却がされた本が届きます。届いた本を一冊一冊破損や何か紙などが挟まってい ないかを確認し、配架します。私が印象的だったのは届いた本の量でした。研修の1日目には約22 箱、5日目には約43箱のダンボール箱に入った本が届きました。普段だと10箱強くらい届くそう ですからこの時の届いた量の多さがよくわかります。5日目の時は人手が足りず1日では捌ききれな いほどでした。多くの本が利用されていることがよくわかるのですが、図書館が無料の貸本屋として 言われていることに繋がっているのではないかという話を聞きその通りなのではないかと思いまし た。図書館で本を読むことで金銭的な問題から得ることのできなかった情報・知識を得ることで成長 できる場所だと思っています。今の世の中では無料ではなく少しでもお金を払って利用していく環境 も必要になってきているのではないかと思います。 今回、分館であるとやま南図書館・こども図書館での就業体験は5日間という短い期間でしたが、 図書館学を学んでいるだけでは知れなかったことや学生生活では体験できない多くのことを経験さ せていただきました。ここで学んだことをこれからの学生生活や就職活動につなげていきたいと思い ました。 76 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 高木 智美 研 修 日 報 設定課題:図書館業務を知る 実 習 内 容 ① 開館準備 8/24 ② カウンター (月) ③ ゲームコーナー ④ おはなし会 勤務時間:9:30~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ・返却や連絡便で届いた本は1 冊づつ丁寧に点検する とにかく実践してもらうこ とで、初日からハードな内 容だったにも関わらず、し ・細かいところまで気を配る必 っかりと仕事を吸収し動い 要がある てくれました。 ・本を傷めないようにする ⑤ 連絡便 ⑥ 配架 設定課題:図書館業務を知る 実 習 内 容 ① 開館準備 8/25 ② カウンター (火) ③ おはなし会 ④ 連絡便 勤務時間:9:30~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ・おはなし会での本は来た子供 慣れないながらも落ち着い たちに合わせて選ぶ て行動していたと思います 。 ・配架と同時に棚の整理をする ことできれいな状態を保つこ とができる ⑤ 配架 設定課題:仕事を一つ一つ落ち着いて丁寧に行う 実 習 内 容 ① 開館準備 8/26 ② 配架 (水) ③ 在架予約本探し ④ カウンター 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~16:30 指導者のコメント ・在架予約の本を探すときは番 窓口対応では、昨日より声 号まで確認 が出ていました。一つ一つ の業務を丁寧にしていたと ・配架をする際に本の配置を覚 思います。 えていることが効率よく行う ためには必要 ⑤ おはなし会 77 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:読み聞かせを落ち着いて行う 実 習 内 容 ① 開館準備 8/27 ② カウンター (木) ③ おはなし会 ④ 配架 勤務時間:9:30~16:30 実習生の特記事項 ・読み聞かせをするときゆっく おはなし会では、初めてで緊 り過ぎると感じるくらいゆっ 張しているようでしたが、声 くり話す もハッキリ出ていて堂々とし ていました。今後もいろんな ・読み聞かせを行う際多くのこ 作品にふれて学んでほしいと とを注意する 思います。 設定課題:昨日までに覚えた業務をしっかりと行う 実 習 内 容 ① 開館準備 8/28 ② カウンター (金) ③ おはなし会 ④ 連絡便 ⑤ 配架 指導者のコメント 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~16:30 指導者のコメント ・司書の仕事は幅広く体力のい 毎日、同じような事をしてい る仕事だと思いました るようでも日々違っていま す。最終日に大変な日に当た ・図書館を多くの人が利用して りましたが黙々と仕事され いますが、図書館が無料の貸本 ていました。頑張ってくれま 屋のようにならないようにし した。短期間でしたが、ここ なくてはならないと思いまし での仕事で学んだことを是 た 非生かして欲しいと思いま す。 78 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山市立図書館 経営情報学科1年 15M035 高 道 一 樹 お客様への心遣いが大切 私は、富山市立図書館の分館である「とやま駅南図書館・こども図書館」で9月8日から12日まで の5日間就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは図書館の職務内容を知るこ とと、働く上で大切なことは何かを理解することでした。そのテーマをもとに今回の研修について報告 したいと思います。 一日の最初の仕事は開館準備と朝礼です。9時30分から開館時刻である10時までの30分間で、 新聞を用意したり、掃除をしたり開館の準備をします。それが終わると、事務室で連絡事項やよく使う 挨拶、返答等の確認をします。 開館後はカウンター業務や排架が主な業務です。カウンター業務では返却された本をコンピュータで 返却処理(貸出データを消去する)や貸出処理(利用カードの番号と貸出する本の番号を入力する)し ます。排架は返却処理を済ませた本を、本に貼ってあるラベルの記号順に書架に排列する仕事です。 お昼前になると子どもたちに絵本の読み聞かせを行います。読み聞かせは子どもたちを集めて、特別 にしつらえられた「お話室」で絵本や紙芝居などを読んであげる仕事です。まだ自分で字が読めない子 どもたちに物語の面白さ、本の面白さを体験させて教える仕事です。読み聞かせは午後 3 時半にも行い ます。 午後からは最初に、本を本館や他の分館に送り、反対に送られてきたものを整理する連絡便という仕 事を行います。富山市の図書館は「とやま駅南図書館・こども図書館」を含めて本館や分館など25館 あります。お客様が読みたい本を他の窓口から取り寄せたり、他の窓口から予約のあった本を送ったり して富山市全体で蔵書を運用しています。そのための搬送手段が連絡配本車による定期連絡便です。そ れが終わるとカウンター業務や排架、書架整理などを行います。 図書館業務は、サービス業であるため常にお客様への心遣いを忘れてはいけません。利用カードを受 け取るとき、手渡すときは必ず両手でカードを持つ、挨拶等は大きな声ではっきりと、できるだけ笑顔 で接客をする。図書館を利用するお客様が、気持ちよく利用できるように気を配ります。 本の読み聞かせを行うときは、対象の年齢等も考えて本を選び、本の内容を理解し、興味を持つよう に読む。どれも当たり前のことですが、その当たり前であることをしっかりやること、お客様への心遣 いを忘れないことが、働く上で大切なことだと理解することができました。 79 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山駅南図書館 高道 一樹 研 修 日 報 設定課題:基本的な業務を覚える 実 習 内 容 9/8 (火) 9/9 (水) 9/10 (木) 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 開館業務 特になし ② 概要説明 カウンター 排架 ③ お話会見学 ④ 連絡便 ⑤ 排架 ⑥ お話会見学 設定課題:初日で習ったことはできるようになる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館業務 特になし ② カウンター ③ お話会見学 交換本 ④ 連絡便 ⑤ カウンター 排架 ⑥ お話会見学 落ち着いて行動できていた。 設定課題:初日や前日に習ったことをスムーズに行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~16:00 指導者のコメント ① 開館準備 ② カウンター 排架 ③ お話会練習 ④ 連絡便 ⑤ 排架 ⑥ お話会 お話会は緊張しているようだ った。明日も予定しているので また頑張ってほしい。丁寧な仕 事ぶり。自分から進んで仕事を やるよう頑張ってほしい。 設定課題:お話会を成功させる。 実 習 内 容 9/11 (金) 勤務時間:9:30~16:00 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 開館準備 排架 カウンター お話会 連絡便 カウンター 排架 ⑦ お話会 特になし 実習生の特記事項 特になし 80 勤務時間:9:30~16:00 指導者のコメント 慣れないながらも 1 つ 1 つの業 務を丁寧にできていた。 勤務時間:9:30~16:00 指導者のコメント 進んで配架に行くなど少しは 業務になれたのではないかと 思う。 お話会はやはり緊張している ようだった。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 9/12 (土) 設定課題:スムーズかつ丁寧に仕事をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開館準備 特になし ② カウンター 排架 ③ DVD 上映会 ④ 書架整理 排架 ⑤ カウンター ⑥ DVD 上映会 81 勤務時間:9:30~16:00 指導者のコメント あまり数はこなせなかったが、 主な業務を一通り経験しても らうことができました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市中央図書館 経営情報学科 1年 15M101 出口 鈴菜 心遣いは利用者の見えないところでも 私は、図書館司書の資格を取得したいと思い、富山短期大学に入学しました。しかし、図書館でど んな仕事をするのか、言葉ではわかっていても具体的には知りません。そのため、射水市中央図書館 で7日間、就業体験させていただきました。この就業体験での私のテーマは「図書館の仕事内容を知 り、自分に合っている職業なのか見極める」ということでした。そのテーマを基に、今回の研修結果 を報告します。 図書館の仕事ははじめに館内の清掃からはじまります。利用者が残した消しカスや汚れなどをしっ かりふき取り、次に来る利用者にとって快適に過ごせるように毎日かかさず行いました。 その後はカウンターでの業務を主体とし、本棚整理や排架、ブックカバーをかけるなど、さまざま な仕事をさせていただきました。カウンターでは、図書の貸出や返却処理などを行いました。図書館 の中でお客様と触れる機会が最も多い場でもあったため、初日は緊張もあり時間がかかってしまいま した。しかし、指導者の方や図書館司書の方に丁寧に教わり、落ち着いて業務をこなすことが出来ま した。 本棚の整理や返却本の排架をするときは、しっかり注意をしながら行いました。排架をもし誤った 場所にしてしまうと、探すのに苦労し、余計な手間をかけてしまうからです。就業体験中に一度、本 を探すのを手伝わせていただいたとき、なかなか見つからずに苦労した経験を得てからは、いっそう 気を付けるよう心掛けました。また図書にブックカバーをかける作業は慣れるまでが難しく大変でし たが、自分がカバーをかけた本が一般開架の本棚に入り、誰かに利用してもらえると思うと、失敗し ないよう丁寧に頑張るよう心がけることができました。 利用者の見えないところで本を整理する人がいるから、利用者は目的の本を見つけることができ る。机や椅子がきれいだから、快適に勉強することができる。今まで図書館を利用する側だった私が、 図書館を利用してもらう側になってみて、それを改めて気づくことができました。 また、図書館は静かにしなければならない場だという印象があります。しかし、実際はカウンター 業務では利用者とあいさつをしたり、言葉を交わしたりなど、話す機会が予想よりも多く、図書館で もコミュニケーション能力は大切なのだと気付きました。 この7日間のインターンシップで、図書館には利用者に対しての心遣いがたくさんあるということ に気づかされました。射水市中央図書館で学んだことをこれから役立てるためにも、図書館司書を目 指して精進していきたいです。 82 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水市中央図書館 出口 鈴菜 研 修 日 報 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:仕事内容を覚える。 実 習 内 容 ①館内の清掃 8/13 ②貸出・返却 (木) ③本の排架 ④予約の処理 実習生の特記事項 指導者のコメント 初日で緊張していたせいもあっ てか、貸出や返却に手間取ってし まった。排架にも時間がかかって しまったため、まず本の分類と位 置を覚えることが重要である。参 考図書は貸出期限が1週間。 日本の国立図書館の99%が 日本十進分類法を採用してい ます。返却本を配架する際は、 十分注意して行ってください 。配架を間違えると、後をさ がすとき大変です。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:仕事を覚え、テキパキ動く。 実 習 内 容 ①館内の清掃 8/14 ②貸出・返却 (金) ③本の排架 ④書庫の本棚整理 実習生の特記事項 指導者のコメント 図書館の新規利用者に対して、カ ード申し込みの記入と図書館の 説明、借りられる本の数など、わ かりやすく説明する。予約が1件 だけではなく、複数あるのか確認 を取る。 1人、10冊まで2週間貸出 が可能、5冊まで予OKですが、 このシステムをフルに活用し ている強者がいます。この方 は家族4人分のカードを駆使 し、来館時マックスに30~ 40冊借り、同時に予約もか けるので窓口は大混乱をおこ します。加えて口うるさく大 変迷惑なおばさんですが、も う遭遇できましたか? ⑤予約の処理 ⑥新規利用者への対応 ⑦汚れてしまった本の整備 設定課題:配架をスムーズに行えるように。 実 習 内 容 ①ポスト返却・排架 8/15 ②館内の清掃 (土) ③貸出・返却 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ポスト返却のやり方と通常返却 の処理は異なるため注意。わから ないところはすぐに質問するこ とを心がける。 ポスト返却を選択するといい のは、一般配架か閉架書庫な のか返却先が後でも一覧で確 認できる点です。 ④本の排架 ⑤書庫の本棚整理 84 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:配架の位、新規利用者への対応を覚える。 実 習 内 容 ①館内の清掃 8/16 ②貸出・返却 (日) ③ブックカバーを付ける 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント ブックカバーをかけるときは、空 ブックカバーをかける作業を 気が入らないように定規で滑ら やったことが、私はまだありま せるように貼る。もし空気が入っ せん。すごいですね。 てしまった場合は、針などで小さ く穴をあけること。 ④本の排架 ⑤貸出の延長 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:休館明けに物怖じせず、 実 習 内 容 ①館内の清掃 8/18 ②貸出・返却 (火) ③本の排架 ④紙芝居の所蔵館確認 ⑤本の整備 実習生の特記事項 指導者のコメント 休み明けだったため、ポスト返却 の本の数が多く、排架に時間がか かってしまった。本の整備をする ときは「所蔵修整」で「整備中」 に変更する。書庫の本を取りに行 くときは申込書を利用者に書い てもらう。 図書館システムの操作方法は、 細かく難しいのです。私でもや ったことの無い入力はたくさ んあります。 設定課題:マナーや利用者への心遣いを学ぶ 実 習 内 容 ①館内の清掃 8/19 ②貸出・返却 (水) ③本の排架 ④ブックカバーを付ける 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 予約をキャンセルするときは、窓 口から予約したものなら申込書 を探し「キャンセル」と記入。W ebなら不要。ブックカバーをつけ る方法はいくつかあるため、自分 の合う方法でやって良し。 与えられた仕事をこなすだけ でなく、常に問題意識を持ちな がら改善点を模索することは 大切です。自ら新たなアイデア を見出し、行動する姿勢は社会 人となった時必ず評価される ことでしょう。 ⑤予約処理 ⑥児童図書の書棚整理 85 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:今まで学んだ仕事をこなし、心遣いを学ぶ 実 習 内 容 ①館内の清掃 8/20 ②貸出・返却 (木) ③本の排架 ④書棚整理 ⑤図書の所在位置と、 資料の有無の検索 実習生の特記事項 資料の検索時、お客様を長いこ と待たせてしまった。もう少し 上手に立ち回りが出来ればよか ったと思う。 勤務時間:8:30~17:15 指導者のコメント あっという間の7日間でした ね。研修日誌を観た感想とし ては、予想を超える様々な業 務を経験されたように思いま す。仕事経験の中で接客はど 客を3分以上待たせるのはよく んな業界でもあるので、社会 ない。作業をする前に「お時間 人となった時を想定し、その がかかりますがよろしいか」と 雰囲気をつかんでもらえたら 一言聞く。本に挟めるメモの「 と思います。とても助けにな キ」は寄贈、「ブ」はブックカ りました。ありがとうござい バー、「セ」は背ラベルのこと。 ました。 86 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市立中央図書館 経営情報学科 1 年 15M037 田島友羽里 奉仕の心を大切に 私は高岡市立中央図書館で5日間インターンシップをさせていただきました。 図書館でのインターンシッ プを希望したのは、小さい頃から本が好きで図書館をよく利用していため、利用者側からではなく職員の側 から図書館を見てみたいと思ったからです。 また、本に関わる仕事に興味があり、大学では司書の資格を 取るため日々勉強しています。 インターンシップに行くことで普段勉強していることが図書館ではどのよう に活かされているのか、実際に体験したいと思ったので、図書館でのインターンシップを希望させていただ きました。 インターンシップでは多くの仕事を体験させていただきました。主な仕事には、利用者から返却された本 を元の棚に戻す排架という作業や古い絵本を清拭してラベルを張り替える作業、 様々な影響で傷んでしまっ た歴史的に価値の高い古書を元通りの形に近づけるように修復する作業などを体験させて頂きました。 これ らの作業は体力や根気が求められる作業もでもあり、想像していた仕事とは違いましたが、指導者の方から は、利用者が気持ちよく利用していただけるように仕事に取り組むという言葉をお聞きし、どんな作業もし っかり取り組むことを心がけました。反省点として、仕事そのものが遅いことや、仕事の内容を理解してい ないのに作業を進めてしまうことがあったので、 迅速に仕事をすることや仕事の内容をきっちりと理解する ため、メモを取ることなどの大切さを学びました。図書館では通常の貸出業務以外でもレファレンスといっ た読書相談を受ける機会や図書館を利用しにくい地域の人のため、 各地域を回る移動図書館といった独自の 取り組みがあるため、利用者の方と接する機会が意外と多かったので驚きました。また、職員と利用者が話 されているのを何度か見る機会があり、 職員の方は、 常に笑顔で明るいことはもちろん、 正しい敬語を使い、 誠実に利用者と接しておられたので、 図書館職員には相手と真っ直ぐに向き合う真摯さが求められるのだと 分かりました。この真摯さを象徴する出来事であったお話会では、聞きに来た子供たちの些細な反応やさり げない言葉に対し、瞬時に読むスピードや声の抑揚、間などを変えるなど技術的な高さも印象的でしたが、 本を読みながら、 子供たちと心から向き合い、 職員の方と子供たちの心のつながりを肌で感じることができ、 相手と真摯に向き合うことの凄さを体感することができました。 最後に図書館でのインターンシップを通じて、 利用者側からは見えなかったことを数多く見ることができ ました。また、どの仕事でも利用者のことを考え、気持ちを思いやって取り組んでいることが分かり嬉しく なるとともに、普段の勉強では補えない思いやりの心を持つことが大切だと実感しました。この先どんな仕 事に就いても相手の気持ちを思いやることが重要であると知ったので、今後は、図書館での朝の唱和であっ た「奉仕の心を大切に」という言葉を忘れず、これからの生活を送っていきたいと思います。 87 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市立中央図書館 田島 友羽里 研 修 日 報 設定課題:図書館の役割は何か知る 実 習 内 容 ①図書館概要説明 9/1 ②館内の見学 (火) ③えほんのじかん見学 ④排架作業 ⑤巡回車添乗 ⑥選書会議 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 高岡市立図書館にはオートライ ブという自動書庫や福祉コーナ ーがあり、様々な工夫がされて いることが分かりました。また 絵本の時間では読み聞かせのス ピードや間など勉強になること ばかりでした。最後には選書会 議に参加し、利用者の方のこと をじっくり見つめて本を選んで いるのだと知り、感動しました。 設定課題:移動図書館について学ぶ 実 習 内 容 ① 移動図書館添乗 9/2 ② 排架作業 (水) ③ 絵本の清拭 ④ ラベルの貼り換え 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 ① 排架作業 9/3 ② 古書の修復作業 (木) ③ レファレンス・ 読書相談 指導者のコメント 初めて移動図書館に添乗し、入 館した方と接したがどの方も喜 んでいて、様々な事業に取り組 む意義が分かりました。絵本の 清拭やラベルの貼り換えにも取 り組み、目に見えない場所で地 道な作業をされていることを知 り、ためになりました。 設定課題:古書を修復する意味について知る 実 習 内 容 指導者のコメント 実習生の特記事項 古書の修復作業を体験させて頂 きました。指導者の方がおっし ゃるように丁寧さと根気が求め られる仕事でした。読書相談は 時間がかかったので手早く取り 組みたい。 88 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:各図書館を巡回しそれぞれの特色を知る 実 習 内 容 ① 巡回車添乗 9/4 ② 排架作業 (金) ③ 所蔵登録 ④ おりがみ作成 実習生の特記事項 ① 本の仕分け、箱詰め 9/5 ② 排架作業 (土) ③ 本のカバー外し ④ お話し会の見学 指導者のコメント 巡回車に添乗させて頂き、中 田・福岡・戸出・伏木の4つの 図書館を回りました。それぞれ の図書館に特色があり見ている だけで勉強になりました。所蔵 登録は手順をきちんと理解でき ていなかったのでメモを取るこ とを大切に作業していきたいで す。 設定課題:挨拶と笑顔を大切にして仕事に取り組む 実 習 内 容 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 最終日だったので、挨拶から話 を聞く態度など様々なことを1 から見直して取り組みました。 社会で仕事をするということが どういうことなのか少しでも勉 強することができてよかったで す。 89 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市立中央図書館 経営情報学科1年 15M095 滝谷理緒 図書館の多岐に渡るサービス 私は、9月1日から5日までの5日間、高岡駅前の複合施設ウイング・ウイング高岡内にある高岡市立 中央図書館でインターンシップを体験させていただきました。 図書館に仕事については、学校の図書館司書課程の講義で少しだけ学んでいましたが、実際に現場に行 ってみると、講義を聞いているだけではわからなかったことなどその場で立ち会うことにより発見できる ことが多く、大変貴重な体験をできたと思いました。 この5日間のインターンシップにおいて私は図書館のことについて多くのことを学ぶことができたと 思います。私は特に、図書館においてサービスについて学ぶことができたと思いました。 私が研修をした高岡市立中央図書館では駅前立地ということもあり、多くのそして様々な来館者に対応 すべく様々なサービスなどがありました。具体的には、子どもたちのための読み聞かせ、ボランティアの 方によるおはなし会、季節の本や地元の本を集めるなどの企画の他、点字の本や、本の内容を読んだ CD、 文字が大きく印字されている本、文字を拡大して読むことができる本など多くの利用者が楽しめるような サービスや書籍が整備されていました。 さらには、子どもたちが本を取りやすいように低めに設定した高さの本棚や、高岡の特産品を使用した 素材や丸く加工した角、子どもの本のコーナーの足元に絨毯を敷いて転んでも大丈夫なようにするなど安 全面についても様々な配慮がされていました。また、高岡市立中央図書館になかなか足を運ぶことができ ない方でも利用をできるように移動図書館を出すなど、他の図書館と協力して高岡市中の図書館の本なら 高岡市中のどの図書館に返却しても大丈夫などアクセス的なサービス、読書相談やレファレンスといった 本に関するサービスなど高岡市立中央図書館では多くのサービスが行われていました。他にも、富山県の 図書館と協力し、相互貸借など多くのことが行われていました。 このような多様なサービス、さらには職員の方の利用者への対応を間近で見て、市民の生涯学習に貢献 したいという職員の方々の想いを感じました。そして、高岡市立中央図書館では、「笑顔」や「挨拶」に 力を入れておられました。そこには来館者に気持ちよく過ごしてもらおうという意識が強く感じられまし た。挨拶や笑顔は、どのような職場であっても働く上でとても大切で基本となることと教わりました。 この5日間で図書館業務の他、社会人として必要な態度やマナー、心構え等学ぶことができたことは、 私にとってとてもよい経験になりました。 図書館では、多くのサービスが行われています。利用者の立場では気づくことができないことが多く、 新たな視点を養うことができたと思います。この経験を踏まえ、今後の図書館司書課程の授業をより一層 しっかりと理解をしていきたいと思いました。 90 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:高岡市立中央図書館 滝谷 理緒 研 修 日 報 設定課題:図書館業務について学ぶ 実 習 内 容 9/1(火) 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 説明 ・図書館の歴史について、マナー 特になし ② 館内の案内 について説明を受けた。授業で学 ③ 読み聞かせ見学 んだことが出てきた。 ④ 巡回車添乗(県立図書館) ・選書会議に立ち会うことができ、 ⑤ 選書会議 大変いい機会になった。 ⑥ 排架作業 設定課題:図書館業務について学ぶ。サービスを提供する側の視点 勤務時間:9:30~17:00 を持つ。 実 習 内 容 9/2(水) 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 巡回車添乗(中田、戸出、 ・それぞれの図書館の特色や工夫 特になし 福岡、伏木) について知ることができた。 ② 排架作業 ・普段は見ることができないよう ③ 絵本のクリーニング な作業を体験することができた。 ④ 本の整理整頓 設定課題:図書館のさまざまな作業を体験する。 実 習 内 容 9/3(木) 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~17:00 指導者のコメント ① 古文書修復作業 ・古文書修復を体験した。さまざ 特になし ② レファレンス及び読書相談 まな体験をすることができた。図 書館ではこのようなこともするの かと思った。 ・目的に合った本を探すのにとて も時間がかかった。 設定課題:図書館サービスについて。 実 習 内 容 9/4(金) 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 移動図書館添乗 ・図書館までなかなか足を運ぶこ 特になし ② 排架作業 とができない利用者が多く移動図 ③ ピカチュウ作成 書館を利用していた。 ④ 書庫シール貼り ⑤ 書庫から本取出し(auto lib) 91 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:図書館サービスを体験 実 習 内 容 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 ① 廃棄される本を小説とその ・かなりの肉体労働だった。 9/5(土) 他に分ける作業 ② 排架作業 指導者のコメント ご苦労さまでした。この経験を ・リサイクル市で提供する本を作 生かし、自分の進路を決める上 成した。 での参考にしてください。学習 ③ リサイクル本作製 生活の上でも貴重な体験にな ④ おはなし会見学 ったのではないでしょうか。 92 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人 富山大学付属図書館中央図書館 経営情報学科 1年 15M021 北澤水紀 利用してもらうための配慮 私は富山大学付属図書館中央図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。私は現在、図書館司書 の資格取得を目指して図書館学を学んでいます。司書の仕事としてはカウンター業務のイメージが強く、図 書館職員の具体的な職務内容までは知りませんでした。今回のインターンシップでは、図書館職員の具体的 な職務内容と職員が配慮していることを知ることをテーマとして臨みました。 大学図書館の業務についての説明を受けましたが、中央図書館では、資料だけでなく施設や職員も利用者 が使いやすいようにするため、机や椅子のデザイン・機能・配置の仕方も配慮されています。 今回の研修 では、利用者と直接関わるようなカウンター業務ではなく、利用者のもとに資料が提供されるまでに行われ る業務を中心に体験しました。具体的には、図書や雑誌の受入・登録、資料の電子化・リポジトリへの登録 作業、総務関係業務、利用者サービス業務、ILL(図書館相互貸借)業務、配架作業です。 特に印象的だったのは、図書や雑誌の受入・登録作業です。図書館資料の種類は多種多様です。それらの 資料を利用者へ正確に提供するために、受け入れた全ての資料の書誌的事項や奥付、落丁の有無などを確認 して一冊一冊を間違えないようにコンピュータに入力していきます。地道で細かな作業ですが、インターネ ットを通じて情報が公開されることを考えると、気を抜けない集中力の必要な作業でした。 ILL業務では、発送にかかる料金や他大学の所蔵状況、貸出期間などを考慮して貸出すか判断します。要 求された資料を書架から探してくる作業は、目的の資料をなかなか見つけることができず大変でした。図書 を発送する際の梱包袋は、資源節約のために使いまわすということにも驚きました。 施設を維持するための業務では、電気使用量の確認や蛍光灯の入れ替え作業などをしました。司書として の仕事だけでなく図書館職員の職務内容の幅広さに驚きました。 今回の研修から、 図書館職員の職務は利用者に効率的に図書館を利用してもらうために行われていること を学べました。直接的に利用者へ資料を提供するサービスだけでなく、資料を提供するまでの業務の重要性 を知ることができました。すべての業務において利用者の負担を最小限にし、求める情報を手に入れやすく する配慮がなされていました。図書館職員には情報資源(図書・雑誌・電子資料等)に関する知識だけでな く、施設や利用者に関する知識も必要とされることを認識することができました。 図書館という職場で働くことを通して、どのような職場にも共通する「顧客への配慮の重要性」と「どの ように配慮するか」ということを学びました。 93 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学中央図書館 北澤 水紀 研 修 日 報 勤務時間:9:00~17:00 設定課題:図書館職員の仕事内容を知る。 実 習 内 容 8/24 (月) 実習生の特記事項 ①大学図書館の業務について の説明 図書館資料・施設・職員の3つを 利用者に利用してもらえるよう な取組みが必要。図書の受入・登 ②図書館内見学 録では、ページ数や図版数までを ③図書館資料の受入・登録(図 確認して間違いなく登録しなけ ればならない。帰るときにはひと 書) 声かけてから帰ること。 設定課題:図書と雑誌の受入・登録の違いを知る 8/25 (火) 勤務時間:9:00~17;00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 図書館資料の受入・登録( 図書) 図書の受入・登録作業では、寄贈 された本と購入した本とでは、入 力する内容が異なる。雑誌の受入 ・登録では、落丁や乱丁がないか を確認し、落丁などが確認された 場合は、業者の方で交換していた だける。 登録する本の量も多かったか と思いますが、丁寧に作業し ていただけて良かったと思い ます。 ② 図書館資料の受入・登録( 雑誌) 実 習 内 容 (水) 今日は大学図書館の概要説明 、館内の見学を兼ねて、利用 者へのサービスについてお話 しした後に実際に図書館資料 の受入を体験しましたが、真 剣に取り組んでおられました 。一週間という短い期間です が、健康に気を付けて頑張っ てください。 実 習 内 容 設定課題:利用者に図書館を快適に利用してもらうための業務を理 解する 8/26 指導者のコメント ① 公開ファイルの準備 ② リポジトリ登録 ③ 大学についての説明 ④ 書類つめ ⑤ 使用済み蛍光灯の本数確 認 ⑥ 乾燥剤の入れ替え作業 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 図書館において、資料が利用者に 利用されるまでには、多くの過程 があり、図書が効果的に利用され るよう、職員が目をくばっている ということがわかった。リポジト リ登録では、ミスなく入力するこ とが大変だった。図書の偏りをな くすために、日ごろから新聞の書 評や新版について情報を手に入 れるようにすることが大切。 今回は、大学刊行物の電子化 ・web公開を行っていただきま した。論文のスキャン、デー タ整形と、地道な作業ばかり でしたが、とても綺麗に出来 ていました。方法が分からな い時は、お互いに質問しあっ て、和気あいあいと作業して おられて、見ていて楽しかっ たです。 ⑦ ヘルン文庫についての説 明 94 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:利用者サービスの業務内容を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 図書の返却確認 8/27 (木) 図書の返却を正確に確認するこ とで利用者への貸し出しをスム ② 図書の重複確認 ーズに行うことができる。図書の ③ タトル(磁気テープ)貼り 館外持ち出しを防ぐBDSに対応す るタトルを手作業で図書に着け る作業は慣れると早くできるよ ④ 蛍光灯の入れ替え作業 うになる。終了した作業において は、紙に書いて台車に貼り、職員 間で情報を共有する。 設定課題:疑問点や不明な点を積極的に質問する 実 習 内 容 ① ILL業務 8/28 ② 依頼の受付 (金) ③ 図書の返却・貸出 ④ 複写 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 細かい作業の一つ一つが図書 館サービスにつながっている ことを理解してもらえたよう で、良かったです。 勤務時間:9:00~17;00 実習生の特記事項 指導者のコメント 大学間での適切な相互貸借を行 うために、料金や他大学の所蔵状 況も確認する必要がある。図書を 発送する際の梱包の袋を使い回 し、資源を無駄にしない。重複し ている図書は除籍する。 指示内容をよく理解し、正確 に作業されました。今後の学 習に生かしていただけると幸 いです。 ⑤ 図書の配架 95 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学中央図書館 経営情報学科 1年 15M027 佐々木菜緒 図書館の機能と組織での連携の重要性 私は、富山大学中央図書館で5日間の就業体験をさせていただきました。この就業体験でのテーマは、大 学図書館の機能を学び、図書館としてどのような取り組みが行われているか実際を知るということです。こ のテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。 今回の研修では、本学で受ける図書館学の授業では学べない現場の実際を知ることができました。大学図 書館の主たる機能は、学生や教員といった利用者のニーズに応えて、教育や研究を支援する取り組みを行う ことです。研修1日目に、富山大学図書館について職員の方から説明を受け、館内の案内をしていただいた 際に分かったことは、学生に向けたイベントを開催していることです。また、本などの資料だけでなく、ラ ーニングコモンズやマルチメディア研修室などといった、一人ひとりの学生それぞれに合わせた「場所」の 提供も行うことが大学図書館の務めであることを理解しました。 ラーニングコモンズなどのそれぞれの空間 に効果を持たせることによって、より利用者の勉学を有意義なものにしているでしょうし、自分自身も利用 してみたいと思うほど整った環境でした。 富山大学中央図書館の経営は、司書だけが行っているわけではありません。研修3日目には、富山大学の 総務部で図書館経営に関わる仕事をさせていただき、各課へ送る図書館からの配布物の包装や、図書館内の 電気量検針を行いました。その際に包装に使う封筒は再利用できるようにし、電気料検針を行うことで定期 的に節電の効果を確かめていました。このことから、図書館は地球の環境保全にも努める役割を担っている ことを知り、昔に比べて機械を多く利用するようになった図書館の、環境への配慮に関心しました。司書と して働いておられる職員の方々はこのようなことは行いません。総務部の職員の方が「私たちの仕事は地味 だ」とおっしゃっていましたが、総務部の働きがないと図書館経営は成り立たないため、総務部は尊い仕事 をされているのだと思いました。 一つの組織が経営していくには、各課との連携が大切であることが分か りました。 今回の就業体験での反省点は、自ら質問することが少なかったことです。社会では「報連相」を行うこと が基本ですので、自分が理解するまで聞くことをしなければ、今後学ぶ図書館司書課程の科目の履修にも影 響が及びます。研修中、職員の方達は報告・連絡について特に気を付けられたことを実感しているため、人 に「聞く」ということをこれから注意して行っていきたいと思います。 今回就業体験でさせていただいた業務や図書館内の空間の提供の方法、 また職員の方の話などから学んだ ことを、今後の図書館学を学ぶための糧としていきたいと思います。 96 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学 中央図書館 佐々木 菜緒 研 修 日 報 8/24 (月) 8/25 (火) 8/26 (水) 設定課題:大学図書館の機能について学ぶ 実習内容 実習生の特記事項 ① 連絡・大学図書館について 学生の教育や研究を支援する大 の説明 学図書館は、その場ならではの ② 図書館内見学 利用者のニーズに対応している ③ 図書資料の受入業務 ことが今日一日で理解できた。 ④ 資料の登録業務 資料を提供するだけでなく学生 ⑤ 受入・登録した資料のラベ が自ら学ぶ姿勢を保てる環境づ ル張り くりに励んでおられることも窺 えた。自動貸出返却装置や盗難 防止装置、電動式スタックラン ナー又は蔵書検索できるパソコ ンなどといった装置による利便 性の向上、空間の有効活用が図 書館では行われている。 設定課題:図書館職員の業務の実際を知る 実習内容 実習生の特記事項 ① 資料の受入・登録(図書) 図書館での業務では電子化が進 寄贈本・購入本 んでいるためにコンピュータを ② 資料の受入・登録(雑誌) 扱うことが多く、資料の情報は 和雑誌・洋雑誌 データベースである OPAC や ③ 受入・登録した雑誌の検 CiNii に登録する。大学図書館で 品・整理 は各学部の教員から資料の注文 を受け購入して届けている。学 部に届けた資料は図書館でな く、それぞれで管理することも できる。 設定課題:総務部の役割について学ぶ 実習内容 実習生の特記事項 ① 雑誌 リポジトリ登録 総務部の役割、富山大学の事務 ② 学術論文の電子化(資料を 組織…図書館経営は司書だけで スキャンし、PDF として編 なく総務部のはたらきがあるか 集) らこそ成り立っていることが分 ③ 総務部・富山大学の組織な かった。湿度や温度管理の徹底 どについての説明 により貴重な資料を守ることも ④ 総務部 図書館の仕事であること。 ・各課への配布物包装 ・電気量検針 ・使用済み電球の計数 ⑤ 貴重資料の棚の乾燥剤取替 ⑥ ヘルン文庫について説明 97 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 今日は大学図書館の概要説明、 館内の見学を兼ねて利用者へ のサービスについてお話しし た後に実際に図書館資料の受 入を体験しましたが、真剣に取 り組んでおられました。一週間 という短い期間ですが健康に 気をつけて頑張ってください。 (栗林さん) 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 図書の受入・検収・回録登録・ 装備と一連の作業を体験され ました。中学・高校と図書委員 だったとのことで書物に対し て真摯な態度で仕事と向き合 っておられました。 (堀田さん) 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 学術論文の電子化により、利用 者は図書館の資料を来館せず に利用が可能でき、また図書館 は媒体変換での資料保存が出 来ます。図書館は館内の資料を 守るだけではない、ということ を知ってもらえたら嬉しいで す。 (谷口さん) Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 8/27 (木) 8/28 (金) 設定課題:図書館サービスについて学ぶ 実習内容 実習生の特記事項 ① カウンター業務 サービス担当では蛍光灯の発注 ・バーコードラベル貼付 も行う。書棚での配架は、それ ・本の返却処理 を頼める業者がいる。カウンタ ・タトルテープの仕込み ーの職員は派遣会社を通じて図 ② 自動貸出返却装置の利用体 書館と業務委託契約を行う。も 験 し図書館側に職員として採用さ ③ 副本調査 れたとしても、他の課へ配置さ ④ 新刊雑誌の配架 れることもある。中央図書館で ⑤ 蛍光灯交換 は図書・雑誌等の担当を 2,3 年 ごとに変更する。 設定課題:ILL(Inter Library Loan)の業務と相互貸借の流 れについて学ぶ 実習内容 実習生の特記事項 ① ILL について説明 ILL の業務として、文献複写の依 ② ILL 業務 頼・受付がある。富山大学の教 ・文献複写 員・学生は My Library にログイ ・図書貸借 受付・発送 ンすることで図書館に依頼でき ・発送して戻ってきた資料 る。重複した本は古いものから の返却処理 除籍する。他の大学や図書館に ③ 図書配架 発送する際は使用済みの梱包材 を使用する。環境にやさしい取 り組みの一つとなっている。 98 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 図書館サービスの現場での様 子を学んでもらえて、良い機会 になったのではないかと思い ます。 (伊藤さん) 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 指示内容をよく理解し、正確に 作業をされていました。今後の 学習に活かしていただけると 幸いです。 (佐伯さん) Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学中央図書館 経営情報学科1年 15M045 林 ひなの 司書の仕事の役割と利用者との関係 私は、富山大学中央図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマ は、司書の仕事の本質を知るということです。そのテーマを元に、今回の研修結果を報告したいと思いま す。 1日目から3日目にかけては、図書館資料と雑誌の受入・登録を中心に詳しく学び、体験させていただ きました。受入と登録はそれぞれ、図書館に本を置くために必要な作業で、一つ間違えると大変なのでと ても慎重に作業をしました。特に雑誌は、和雑誌と洋雑誌があり受入の仕方も違うので、やり方を覚える のに苦労しました。作業が終わった後は「自分が受入と登録をした図書が、これで利用者の手に渡るんだ」 と実感し、とても仕事にやりがいを感じました。受入と登録の他に、図書館資料の背ラベルを貼る作業も 体験しました。これは図書を探すときなどに必要となる番号や、バーコードのシールを剥がれないように テープで留めていく作業で、簡単そうに見えますがシールが皺にならないように貼ることに気を付けまし た。4日目はカウンター業務を中心に携わらせていただきました。カウンター業務は、利用者と直接関わ る仕事だったので緊張しました。図書資料の返却済み確認や重複図書の確認など、一つ一つの本の管理が 丁寧に行われていて、私もこの作業を行いましたが緊張しながらも仕事に真剣に取組みました。午後から は、本から離れて館内の蛍光灯の取り替え作業のお手伝いをしました。利用者が館内を勉強や読書などで 使用するにあたって、照明は必要なものなのでこまめに蛍光灯を替える必要があります。あまり目立たな い仕事ですが、利用者の知らない所で利用者への配慮を欠かさず行っていることを知り、図書館は司書だ けでなく、他の部署も関わることで成り立っていることを改めて知ることができました。 最終日の5日目は ILL 業務を中心に携わらせていただきました。ILL 業務は、全国や世界の図書館に 図書資料を貸し出したり、図書資料のコピーを送ったりする作業のことです。この ILL 業務は今まで体 験させていただいた業務の中で特に難しい作業でした。送る先の住所を間違えたり、コピー資料が綺麗に 印刷されてなかったりするとクレームが来たりなど図書館にとても迷惑がかかるということを知り、どの 仕事よりも神経を使いました。 しかしその分、ILL 業務を終わった後の達成感をとても感じることがで きました。 5日間の富山大学での就業体験を通して、私は司書を初め図書館で働く職員の仕事を近くで見ること で、これらの方々は常に図書館と図書館の利用者や、図書資料のことを頭に置き、利用しやすい図書館を 作り上げていこうと考えておられることを知ることができました。このような職員の努力や、気遣いによ り図書館はこれまで利用者に愛されて続けてきたのではないかと思います。 今回の就業体験をすることで、司書の仕事の実際を知ることができ、その結果今まで以上に司書に興味 を持てましたので、体験したことを忘れずに、これからの勉強に学んだことを生かして頑張っていきたい と思います。 99 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山大学中央図書館 林 ひなの 研 修 日 報 設定課題:利用者への配慮・図書館業務の役割について知る。 8/24 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 図書館内についての説明 ・図書館の利用の際には、職員 の利用が大切である。 ②図書館資料の受入・登録 (月) ③図書館資料の背ラベル貼り (火) 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 図書と雑誌の受入・登録 ・和雑誌と洋雑誌の受入の仕方 が違うこと。 受入する図書の量が多かっ たので、 大変だったと思いま すが、 丁寧に作業ができたと 思います。背ラベル貼りも、 図書IDにシワにならないよ うにできました。 ② 納品書の整理・雑誌の整理 ・雑誌のはんこを押す際、利用 者にわかりやすく、見やすく押 すことで、資料が使いやすくな るということ。 実 習 内 容 (水) 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 設定課題:総務の仕事が図書館にとってどれほど大事な業務であ るかについて学ぶ。 8/26 指導者のコメント 今日は大学図書館の概要説 明、 館内の見学も兼ねて利用 者へのサービスについてお ・図書館資料の約8割は「紙」で 話した後に、 実際に図書館資 はない、電子書籍や、視聴覚資 料の受入を体験しましたが、 料であること。 真剣に取り組んでおられま 一週間という短い期間 ・与えられた仕事は自分のペー した。 スでやりやすいように行うこと ですが健康に気を付けて頑 張ってください。 が大事。 設定課題:利用者への配慮・雑誌の受入・登録について詳しく学 ぶ。 8/25 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ① リポジトリ、Adobe Acrob ・小泉八雲は日本をとても愛し at、資料のスキャン ていたこと。 ② 事務組織についての詳し い説明 ③ 貴重な資料などの防腐剤 替え ④ ヘレン文庫についての説 明 ・図書館の仕事は、ただ資料を 置いているわけではなく、貴重 な資料を守ったり、展示会や講 演会などに出向き、たくさんの 人に図書館について知ってもら うことが大事である。 100 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 3人でわからない点は、お互 いに補い合って作業を進め ている姿がとてもよかった です。図書館の裏側(事務) の業務について、 もっと知っ てもらい、 図書館についてさ らに興味を持っていただけ たら職員としてはとても嬉 しいです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:本格的な司書の仕事に携わり、司書の仕事の本質を考 える。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 本のバーコード貼り、 返却 ・蛍光灯の取り替えはどの課で 済み確認作業 もすることがあるので覚えてお くとよい。 (木) ② 図書資料の管理場所変更、 重複図書の確認 ・図書館情報課の中でも、2, 3年に1度担当が変わることが ③ 3~6階の蛍光灯取り替 ある。 え ・図書の仕事を希望しても、図 書ではなく他の課に担当を任さ れることがある。 8/27 設定課題:ILL作業に携わり、他の図書館の資料状況を知る。 実 習 内 容 ① ILL作業 8/28 (金) ② 図書の配架 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント こまごまとした仕事をして もらいましたが、 そういった 作業のうえに図書館サービ スがあることを知っておい てもらえたら嬉しいです。 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・My Libraryの役割・・資料予 約、本の取り寄せ、貸し出して いる本の期間の延長、複写依頼、 予算執行状況確認など 指示内容をよく理解し、 正確 に作業をされました。 今後の 学習に生かしていただける と幸いです。 ・増えすぎた図書は重複調査を して除籍する。 101 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 経営情報学科1年 15M112 本田 晴菜 丁寧な仕事の大切さ 私は、黒部市吉田科学館で5日間の就業体験をさせていただきました。実際の職場を体験すること、自 分にはどのような仕事、業種が向いているのかの参考にすることを目的に参加しました。 業務内容は主に朝礼、データ入力、文書作成、写真撮影、アナウンスでした。組織の朝礼というものに 参加させていただいたのは初めてでした。気持ちを引き締めて仕事に取り組むと同時に、自分だけではな く全体の予定の把握につながります。 データ入力では、エクセルを使ってイベントの記録のまとめを作りました。その際に、どのような情報 をどのように配置したらわかりやすくなるのか考えて表を作成することが大切であると学びました。細部 まで丁寧な仕事を心掛けることが仕事の質の向上につながると実感しました。 また、お客様と接する際の心構えを教えていただきました。吉田科学館は家族連れや小さいお子さんの お客様が多いです。自分にとっては何気ないことでもお子さんを傷つけてしまうことがあるので、丁寧な 言葉遣いを心掛けることを忘れてはならないと実感しました。 プラネタリウムの見学をさせていただきました。係員の方のアナウンスを聴いた際、幼いお子さんにも わかりやすい解説、ゆっくりとした喋り方は私には簡単にできるものではなく感動しました。しかし終了 後、「わかりやすかったですか?」と聞かれ、慣れた業務でもさらにわかりやすくと向上心を持ち続けら れる姿勢は私も見習っていきたいと強く感じました。私もプラネタリウムのアナウンスをさせていただ き、係員の方が練習を見てくださいました。すらすらと話すことが出来るだけで終わらず、強弱のつけ方 や原稿のチェックまで真剣に考えてくださいました。私もさらに改善させるためにはどうすればよいのか について、細かいところまで手を抜かないようにしようという気持ちになりました。 今回のインターンシップで、自分の苦手なこともいくつか見つけることができました。お客様に声をか けて誘導する、仕事をしていてわからないことがあった場合は小さなことでも質問するといった点です。 自分から積極的に行動することが苦手であると実感しました。就職活動において、さらには社会に出て働 く上で必要なことであるので克服していきたいと思いました。 学生の私にとって、職場の雰囲気を肌で感じ、自分が社会人として働く前に身に着けておくべき能力、不 足している能力を意識することができた就業体験はとても貴重な機会でした。今回学んだことを忘れず、就 職活動や学生生活、その先の社会人生活に生かしていきたいと思います。 最後に、ご指導していただきました黒部市吉田科学館の皆様に心より厚く御礼申し上げます。 102 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 本田 晴菜 研 修 設定課題:仕事を知り、覚える。 実 習 内 容 ①朝礼 8/15 ②テントはり (土) ③施設・設備見学 ④プラネタリウム見学 ⑤イベントの受付 ⑥活動写真撮影 ⑦観察会データまとめ 日 報 実習生の特記事項 今日は初日だったので施設・ 設備の見学が多かったです。室 内の仕事が多いと思っていたの ですが、テントはりやイベント の活動写真撮影など暑い中外で の活動も多く大変でした。プラ ネタリウムやショーを見学して 、幼い子ども達にも分かりやす く解説、実況されているのだと 思いました。 設定課題:お客様に積極的に大きな声であいさつする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①活動写真撮影 8/16 ②観察会データまとめ (日) ③立体映像見学 ④活動見学・報告文書作成 クラブ活動写真撮影の際に工 作の指導するよう言われていた が、なかなか自分から声をかけ られなかった。Wordで実用的な 文書を作成するのは初めてでし たが、完成することが出来て嬉 しかったです。 設定課題:仕事を丁寧にこなす。 実 習 内 容 ①朝礼 8/18 ②プラネタリウムアナウンス (火) 練習 ③観察会データまとめ ④プラネタリウム・ドーム映 像アナウンス 実習生の特記事項 プラネタリウムのアナウンス を行いました。緊張しましたが、 終了後係員の方に褒められてう まくいったのだと分かり達成感 を得ることができました。観察 会のデータまとめに慣れてきま した。 103 勤務時間:9:05~17:15 指導者のコメント 初日お疲れ様でした。 お客 さんに対してきちんとあい さつできていたので良かっ たです。慣れてきたら、もう 少し大きな声であいさつで きるようになれれば、 なお良 いですね。 勤務時間:9:05~17:15 指導者のコメント お客さんに自分から話し かけるのは、 なかなか難しい かもしれませんが、 頑張って みて下さい。 あいさつは出来 ているので、 その延長線だと 思って挑戦してみて下さい。 イベントの報告書は上手に 出来ていましたよ。 勤務時間:9:05~17:15 指導者のコメント 今日はプラネタリウムの アナウンスに挑戦してもら いました。 落ち着いて取り組 んでいたと聞いております。 その調子で明日もお願いし ます。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:指示に従って、与えられた仕事を正確に行う。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①朝礼 8/19 ②観察会データまとめ (水) ③お客様の誘導 ④ショー見学・写真撮影 ⑤プラネタリウム・ドーム映 像アナウンス 事前にアナウンスの練習をあ まりせず本番に臨んだからか、 昨日の方がうまく喋れた気がし て悔しかったです。明日は原稿 に目を通してから挑みたいです 。初日などは新鮮な環境、慣れ ない仕事で常に気が張っていた が、今日は集中力が切れてしま うこともありました。 設定課題:自分の仕事に責任感をもって取り組む。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①朝礼 8/20 ②観察会データまとめ (木) ③報告文書作成 ④お客様の誘導 ⑤プラネタリウム・ドーム映 像アナウンス 最終日でした。アナウンスが うまくいき、最終日に悔いなく やり遂げることができて嬉しか ったです。指導者の方にプラネ タリウムの操作をさせていただ きました。私の指導者の方をは じめ、係員の方は皆さん優しく 真面目な方ばかりで、この五日 間は研修先に恵まれたなと思い ました。 104 勤務時間:9:05~17:15 指導者のコメント プラネタリウムのアナウ ンス上手になりましたね。 そ の調子で明日もよろしくお 願いします。 自然観察会のデ ータまとめも要領を掴んで きたのではないでしょうか。 あと1日、 よろしくお願しま す。 勤務時間:9:05~17:15 指導者のコメント 5日間、お疲れ様でした。 最初あまり得意ではないと 言っていたお客さんへの声 がけや誘導などもだいぶで きるようになってきたよう に思いました。 苦手だと思う ことに挑戦して、 克服できた のは頑張って取り組んだ結 果だと思います。 お疲れ様で した。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 経営情報学科1年 15M065 朝野杏梨 人との触れ合いから学ぶ仕事 私は黒部市吉田科学館で5日間の就業体験をさせていただきました。今回の就業体験での目標は、将来、 自分がどんな職業に就きたいのか明確にすることと、社会に出る上で必要とされることは何かを知ること でした。 インターンシップ実習での仕事の内容は利用者対応、プラネタリウム投映前アナウンス、事務作業、イ ベントの受付・写真撮影などを行いました。 インターンシップでは吉田科学館が行っている活動やイベント、プラネタリウムなどを見学させてもら える機会がありました。吉田科学館ではサイエンスショーを行っており、職員の方が子供たちに科学につ いて楽しくわかりやすく解説していました。このような触れ合いも子供たちの科学に対する興味を引出す ための工夫がなされていると感じました。 プラネタリウムの入場整理を行う際には、プラネタリウム投映前の時間が近づくと入り口にスタンバイ し、お客様のチケット回収とチラシの配布をしました。最初の頃は、プラネタリウム投映時間が近づくと 職員の方にこの時間に行けばいいのか毎回確認をしていましたが、職員の方ばかりに頼っていてはダメだ と思い、自分から積極的に入場整理に行くようにしました。時間を把握し自分で考えて行動することが大 事だということを学びました。また、お客様に気持ち良くプラネタリウムを鑑賞していただくために笑顔 とあいさつには特に気を付けました。こうした小さなことでもお客様に楽しんでもらえるようするために は必要な事だと感じました。事務作業では、クイズラリーの回答の集計、全国のプラネタリウムの調査、 工作教室の報告新聞の作成をしました。データを Excel に入力したり、Word で新聞を作成したりするこ とが多くありました。データを打ち込むときに、指導者の方に住所や名前は絶対に間違えてはいけないと 教えいただきました。間違えてしまうとお客様に迷惑のかかることになってしまうことも有り得るからで す。自分の勝手な判断をしてしまうと間違いに繋がってしまう可能性があるため、わからないことや、疑 問に思ったことはすぐに指導者の方の意見を聞きに行くようにしました。 この5日間のインターンシップ実習を体験して、社会に出る上で必要とされることは自分で考え行動す ること、自分勝手な判断は慎み、わからないところは素直に聞く姿勢を持つことだと実感しました。この 体験をこれからの学生生活に生かし、積極的に行動できるように考え方を改めていかなければならないと 思いました。これからの就職活動に関して、私は以前から事務系の仕事に就きたいと考えていましたが、 吉田科学館でのインターンシップ実習を経て、人と関わり合うことの楽しさを知り、様々な人と触れ合う 事が出来る仕事をしてみたいと思うようになりました。人に喜びを与えることが出来る、やりがいのある 仕事を見つけたいです。 105 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 朝野 杏梨 研 修 日 報 設定課題:吉田科学館について知る。 実 習 内 容 8/26 (水) ①オリエンテーション 館の概要、施設見学) ( ②プラネタリウム、ドーム映 像見学 ③市内施設見学 勤務時間:9:05~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は館内見学、黒部市美術館 などを見学し、事務作業を行っ た。館内見学をしている際にお 客さんから展示物についての質 問があったが、わからなかった のですぐに職員の方に聞きに行 き対応してもらった。 初日お疲れさまでした。 きち んと話を聞いたうえで仕事 に取り組んでくれるのでこ ちらも助かります。 明日もよ ろしくお願いします。 ④クイズラリー回答集計 設定課題:仕事の内容を知り、覚える。 8/27 (木) 勤務時間:9:05~17:15 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①利用者対応実習(プラネタ リウム案内、お客さんの監 視) 今日はプラネタリウムの投映前 案内を行い、丁寧に話すことを 心掛けた。また、サイエンスシ ョーを見学し、子供たちが科学 について楽しくふれあっている 様子を見て、こうしたふれあい も科学に対する興味を深めるの に大切な事だと思った。 プラネタリウムのアナウン スは数をこなしていけば、 ど んどん上達していくと思い ますよ。頑張ってください。 データの入力はア大変かも しれませんが、 間違えないよ うに確認しながら引き続き お願いします。 ②クイズラリー回答データま とめ ③全国のプラネタリウム 調 査 ④サイエンスショー見学 設定課題:仕事の内容を知る。 実 習 内 容 ①利用者対応実習 8/28 (金) ②全国のプラネタリウム 調 査 ③工作教室の報告新聞作成 勤務時間:9:05~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 全国のプラネタリウム調査は住 所を調べて入力する仕事だった が、数が多く、すでに閉館して いるところもあり、調べること がとても大変だと感じた。工作 新聞の作成では、wordを使用し て作成したので授業でやったこ とが生かされたと思う。 仕事にだいぶ慣れてきたよ うですね。 率先して来客対応 ができるようになってきた のでとてもいいと思います。 106 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:仕事の内容を把握し、何をすればいいのか考えながら 動く 実 習 内 容 ①利用者対応実習 8/29 (土) ②幼児投映見学 ③工作教室の新聞作成 ④市役所へ荷物運び 実習生の特記事項 指導者のコメント 幼児投映見学では、職員の方の 生の解説を聞くことが出来た。 幼児投映ということもあり、小 さいお子さんに星についての問 いかけなど、お客様を楽しませ るような解説ですごいと思った 。また、黒部から見ることが出 来る星座についての説明があり 、プラネタリウムだけでなく実 際に外に出て星を見るように関 連付ける工夫がされていると感 じた。 今日も1日お疲れさまでし た。 接客もだいぶ慣れてきま したね。 プラネタリウムの開 場前に接客待機してくれる ので、助かります。明日最終 日になりますが、 その調子で よろしくお願いします。 設定課題:仕事をスムーズに行う。 実 習 内 容 ①利用者対応実習 8/30 (日) ②イベント(化石クリーニン グ教室)写真撮影、受付 ③イベントの紹介文作成 勤務時間:9:05~17:15 勤務時間:9:05~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 化石クリーニングイベントの写 真撮影を行った。イベントに参 加されているお客様の楽しそう なところ、真剣なところなどを 中心に撮影するように心がけた 。イベントの紹介文作成は吉田 科学館のホームページに載せる ためイベントを見て感じたこと を伝わりやすいように文章を考 えた。 5日間お疲れさまでした。 色 々大変なこともあったかと 思いますが、 嫌な顔せずいつ も笑顔で仕事してくれたの で、仕事をお願いしやすく、 いろいろと助かりました。 有 難うございました。 107 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:黒部市吉田科学館 志摩 桃子 研 修 日 報 設定課題:基本実習① 実 習 内 容 8/21 (金) 勤務時間:9:15~17:15 実習生の特記事項 ① プラネタリウムデー タまとめ 今日から初のインターンシッ プが始まりました。最初朝礼 の自己紹介では緊張していて ② 利用者対応実習 あまり声が出なくて少し惜し ③ プラネタリウム・ドー く感じました。プラネタリウ ムのデータまとめではわから ム映像鑑賞 ないところを教えてもらい、 スムーズに進むことができま ④ サイエンスショー見 した。始まったばかりで不安 学 なところもありますが、頑張 っていこうと思います。 設定課題:基本実習② 実 習 内 容 ① 利用者対応実習 8/22 ② 幼児投影見学 (土) ③ プラネタリウムデー タまとめ 8/23 (日) 初日、お疲れ様でした。データ入 力や来客対応まで色々な業務に 携わっていただきました。来客対 応は数をこなしていくうちにコ ツが掴めてくると思います。明日 もよろしくお願いします。 勤務時間:9:15~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は、利用者対応実習で昨日 よりも声が少し出せるように なり、お客様にあいさつをかけ ることができました。またプラ ネタリウムを鑑賞するお客様 の荷物(花束)を預かりに取り 組みました。休日でも子供たち が多く来て、楽しく過ごしてい ました。この調子で頑張ってい きたいです 来客対応慣れてきたようで良か ったです。もう少し大きな声が出 せるようになるとなお良いです。 明日は工作教室があるので今日 よりも忙しくなるかもしれませ ん。明日もよろしくお願いします 設定課題:応用実習① 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:15~17:15 実習生の特記事項 ① 工作教室活動写真撮 今日の午前中は工作教室活動の 影 写真撮影を行いました。写真を 撮っている時の子どもたちの表 ② 利用者対応実習 情は真剣で楽しそうな顔をして ③ プラネタリウムデー いました。その後工作教室活動 をホームページに挙げる為の文 タまとめ 章作りに取り組みました。何度 も直し、読み返しながら完成す ることができました 108 指導者のコメント 今日は工作教室関連で色々お手伝 いしていただきました。接客はだ いぶなれてきましたか?プラネタ リウムの来客対応も時間前になっ たら、自主的に対応してくれるよ うになったのが良いと思いまし た。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:応用実習② 実 習 内 容 ① 利用者対応実習 8/25 ②アナウンス体験 (火) ③プラネタリウムデー タまとめ 勤務時間:9:15~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は初めてプラネタリウム やドーム映像でのアナウンス に取り組みました。最初は緊張 していて声があまり出ていな かったけど何回も練習して落 ち着いて取り組めました。明日 はインターンシップ最終日な ので最後まで頑張っていきた いです。 今日は、プラネタリウムのアナウ ンスに挑戦していただきました。 アナウンスは練習すればどんど ん上手になり、自身もついてくる と思いますので、明日も挑戦して みましょう。 設定課題:応用実習③ 実 習 内 容 ①プラネタリタまとめ 8/26 ②利用者対応実習 (水) ② アナウンス体験 ③ 美術館・資料館訪問 勤務時間:9:15~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日はインターンシップ最終 日となりました。午前中はデー タ作りやアナウンス、実習に取 り組みました。午後は、美術館 や資料館へ行き、芸術品や宇奈 月の資料を鑑賞しました。五日 間という短い期間でしたが普 段の学生生活では行わない貴 重な体験に取り組み、数多くの ことを学ぶことができました。 五日間、お疲れ様でした。接客を はじめ、色々な業務に携わってい ただきましたが、いかがでしたで しょうか?今後も色々な事に挑 戦していって下さい。ありがとう ございました。 109 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:文化創造南砺合同会社 経営情報学科 1 年 15M077 金田 真季 会話が仕事を楽しくする 私は、文化創造南砺合同会社(福野文化創造センター ヘリオス)で2週間、就業体験をさせていただき ました。この就業体験での私のテーマは「コミュニケーション能力を養い、自分の強みを見つける」という ことでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。 今回の実習内容は「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2015」開催に向けての準備と本番運営でした。こ のイベントは音楽を通して異文化交流を目的とするワールドミュージック・フェスティバルで、平成 3 年 から毎年開催されており、今回で25回目を迎えました。今年のアーティスト出演数は42か国以上で17 6組に及びます。内容は主に市民参加型フェスティバルになっており、イベントの企画・運営はボランティ アスタッフによって行われています。 イベント当日までは、主に室内ステージとなるホール準備や作品展示、当日に披露されるワークショップ の補助を行いました。ホール準備では、ステージ照明や、ライザーと呼ばれる小さめのステージを作り、ス タンディング仕様にするため全客席を取り外し、地下へと収納しました。ワークショップ補助では、巨大人 形制作に参加させていただきました。ワークショップでは南砺市民のボランティアの方や、外国人ボランテ ィアの方が多く集まっているため、毎日コミュニケーションを取る機会がありました。制作作業を手伝いな がら市民の方と会話をしたり、アメリカ、メキシコ、ブラジルなど様々な国から来日した外国人の方と、お 互いに、片言の英語や日本語でジェスチャーをしあって会話をしたりしました。最初は英語も話せないので 緊張していましたが、挨拶や会話を毎日交わすことで、自然とコミュニケーションが取れるようになりまし た。また、ボランティアに参加されている市民の方には、第二言語が英語以外の方も多く、言葉を教えても らって会話の手助けをしていただきました。そして会話ができることで、楽しみながら仕事をすることがで きました。 今回のインターンシップでは、声をかけあいチームワークで作業しなければならない仕事が多く、自分か ら積極的に話しかけたりすることや仕事のことを質問することで、職場での会話が仕事をより楽しく、より 円滑にしているのだと実感しました。また、今回身に付けたコミュニケーション能力を自分の強みにできた と感じることができ、とても貴重で充実したインターンシップになりました。 今後は、この研修で自信をつけたコミュニケーション能力を一層みがき、将来の就職活動に活かしていき たいと思います。 110 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:福野文化創造センターヘリオス 研 金田 真季 修 日 報 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①資料準備 8/9 ②新人研修会 (日) ③全大会 実習生の特記事項 指導者のコメント 全大会で使用する資料準備、ス ピーカー等の機材準備、設置。 普段見慣れない機材に触れ る事が出来、 貴重な体験にな ったと思います。 表があれば 裏があります。 裏方の作業も 頭に入れてお願いします。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①音響設置 8/10 ②ホール準備 (月) ③物販準備 ④ワークショップ補助 ①アーティストCD準備 8/11 ②リハーサル見学 (火) ③ワークショップ補助 指導者のコメント アーティストが使用するスタジ オの音響準備。マイク、マイク スタンド、スピーカー等。巨大 人形制作に参加。楽しみながら 様々な人と会話をすることがで きた。 初めての作業は慣れないと 不安だと思います。 作業する 人同士でしっかりと会話し コミュニケーションをとり ながら作業を進めてくださ い。 ①看板作成 8/12 ②CD準備、在庫確認 (水) ③パス作成 ④ワークショップ 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント リハーサルでは、アーティスト と劇場スタッフが話し合いなが ら行っていた。 リハーサルはとても大切な 時間です。 アーティスト側と テクニカル側とのコミュニ ケーションがいかにとれる かによって、 本番のコンサー トの質が変わってきます。 注 目して見てください。 引き続き人形制作。色が入ると 雰囲気が変わって完成が楽しみ になった。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 巨大人形制作ではパーツを組立 て衣装合わせ。大きくて迫力が ある。外国の方と交流する場面 が多くあった為、自分の知って いる英語とジェスチャーを使い 会話をした。 巨大人形完成が本当に楽し みです。 一人一人の力が合わ さって素晴らしい物が出来 ると思います。 スキヤキでは たくさんの外国の方と接す る機会がたくさんあります。 積極的にコミュニケーショ ンを取って下さい。 111 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①看板作成 8/13 ②ポスター・冊子配り (木) ③ワークショップ補助 ④班会議(インフォ) 実習生の特記事項 指導者のコメント ポスター・冊子配りの際、受け 取ってくださる店舗と、事情に より受け取れない店舗があった 。ただ配るだけでは受け取って もらえない時もあるため意外と 難しい。インフォ班の会議では、 当日の予定や個人の希望に合わ せてシフトを組んでいた。 ポスター配りは大変な作業 です。 チェーン店等の決まり で置けないお店もあります。 一歩一歩自分の足で、 お店の 人と顔を合わせる事が大事 です。 ありがとうございまし た。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①ステッカー作成(車用) 8/14 ②会場設営 (金) ③ワークショップ補助 ①ホール準備 8/17 ②パネル積み込み (月) ③CD準備・物販等の値段確認 ④ワークショップ補助 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント あんどんの設置を行い、雨天の 場合、漏電しないように一つず つビニールを巻きつけた。安全 面では細かい部分まで気を配る ことが重要だと分かった。ワー クショップ補助では、作業にも 慣れ、巨大人形チームの方との 会話が増えてきて、楽しみなが ら作業している。 野外での配線作業は養生作 業がとても重要になってき ます。 リスクを減らす事を心 掛けて仕事をしています。 楽 しく作業してくれてこちら もうれしいです。 もうひとふ んばり頑張りましょう。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ホール準備において、以前から 座席の隙間にものが落ち、スタ ッフが地下まで下りて拾いに行 くことがあった為、隙間にテー プを張り付け補強した。 ホール準備ありがとうござ いました。 これで心配はなく なりました。 マラカトゥワー クショップチームのパレー ド行進はとても楽しみです ね。 練習の過程をしっかりと 見ていって下さい。 ワークショップ補助では、人形 制作以外の活動を初めて見学し た。マラカトゥというチームで、 太鼓や大きな鈴のようなものを 叩きながら、笛の指示に合わせ て行進の練習をしていた。 112 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①ステージ照明準備 8/18 ②ワークショップ補助 (火) 実習生の特記事項 指導者のコメント ステージ照明を間近で見るのは 初めてだった。思っていたより も重く、頑丈に固定されていた。 ステージでパフォーマンスをす る人たちをより輝かせていたの は、様々な色や形の照明の準備 があったからだと感じた。ドラ ム缶をへこませて作られたステ ィールドラムという楽器演奏チ ームの練習を見学させてもらっ た。きれいな音色で、とても楽 しそうに演奏している姿が印象 的だった。 そうですね。全て人の手によ って行われています。表があ るから裏があります。今回の インターンでは部隊の裏側、 イベント運営の裏側をしっか りと見る機会があったと思い ます。違った目線でこれから 見る事ができますね。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①ステージ準備 8/19 (水) ②ワークショップ補助 勤務時間:13:00~21:30 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 昨日の作業の続きでステージ照 明の設置。同じ色の照明には、 同じ番号の差込口でないといけ ない為、一緒に作業をする人と 相談しながら、声を掛け合うこ とが大切だと感じた。巨大人形 制作では、マラカトゥチームと の合同練習に入った。マラカト ゥの音に合わせて巨大人形が躍 る姿は迫力があり、面白い。本 番同様に長時間踊り、演奏して いた。(40分~50分程) 舞台の仕事は基本的にチーム プレイです。声を掛け合って 仕事をすることがとても大切 になってきます。技術ももち ろん大切ですが。それ以上に あうんの呼吸が重要です。興 味がある事があればぜひ聞い てください。 113 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①アートスペース準備 8/20 ②ワークショップ補助 (木) 実習生の特記事項 指導者のコメント アートスペースでは、壁から作 品を吊るしたり、タイトルや説 明文を取り付けたりした。個性 的な絵が印象的だった為、質問 したところ、アフリカ方面では とても有名な巨匠の作品だそう です。売ることは目的としてい ないが、お客様が買いたいと声 をかけてくれば交渉をするとの こと。ひとつ300万円ほどする作 品も展示したという。作品を展 示した後に説明を受けた為とて も価値があり高価なものを触っ ていた事に驚いて力が抜けた。 そうですね。今まで自分が学 んできた事を生かしてサポー トお願いします。多分バタバ タとした1日になると思いま す。予想外な事も起こるかも しれません。対応の程お願い 致します。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①物販準備・物販開始 8/21 (金) ②物販スペース片付け 勤務時間:13:00~21:30 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント スキヤキミーツザワールドの3 日間が始まった。インフォ班の 一員としてアーティストCDやグ ッズ(Tシャツ、かばん、本等 )を販売。呼び込みや会計も行 った。売上の様子を見ながら在 庫から補充をしたり、どの商品 がどれだけ売れたか記録したり しながら行った。慣れない作業 が増え、忙しくなると、自分が 何をしたら良いか分からなくな った為、するべき事を考えなが ら行動することが大切だと感じ た。 スキヤキ初日ありがとうござ いました。大きなトラブルも なく無事終了しました。明日 からは有料ステージになりま す。バタバタすると思います。 よろしくお願いします。 114 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①物販 8/22 ②サイン会補助 (土) ③片付け 実習生の特記事項 指導者のコメント 前日を振り返り、自分がやるべ き事と、スムーズに物販が進む ように、グッズの並べ方を工夫 した。サイン会では列の整備や 声かけを行った。 積極的に行動して頂き、 スタ ッフも助かったと思います。 心の余裕が出てくると色々 良いアイディアが出てきま す。 明日もバタバタするとは 思いますが、 落ち着いていき ましょう。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 ①物販 8/23 ②サイン会(ヘリオス側) (日) ①ホール片付け 8/24 ②歩道・駐車場のゴミ拾い (月) ③アーティスト見送り ④ イザー等倉庫へ移動 勤務時間:12:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント サイン会が3組あり、公演後がと ても混雑して誘導が大変だった が、声かけを積極的に行うこと でスムーズに進めることができ たと思う。シェイクローという トリをつとめたアーティストの 公演を見学させてもらった。自 分たちが準備から設置まで行っ たステージや照明の下で演奏す るアーティストの姿を見てとて も感動した。 最終日お疲れ様でした。 シェ イクローも輝いていました ね。 金田さんが仕込んでくれ た照明のおかげです。 ありが とうございます。 自分で仕上 げたものが完成するとうれ しいですね。 設定課題:コミュニケーション能力を養い自分の強みを見つける 実 習 内 容 勤務時間:12:00~21:30 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 初日に比べ、自分から仕事見つ けたり、考えて行動したりでき るようなったと感じた。自分の 課題であるコミュニケーション 能力も、多くのスタッフの方や 外国人のボランティアの方、ア ーティストの方と会話・交流を することで、向上させることが できたと思う。2週間、楽しみ ながら仕事をしていた気がす る。 2週間本当にお世話になりま した。 初めての事だらけでの 事務局で不安な事も多かっ たのですが、 インターンのみ んながいてくれて、 とても心 強かったです。 ありがとうご ざいます。 来年もまたスキヤ キで待っております。 115 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:福野文化創造センターヘリオス 経営情報学科 1年 15M108 畑 恵利香 成功に導く準備とチームワーク 私は、福野文化創造センターヘリオスで14日間就業体験をさせていただきました。この就業体験での私 のテーマは、イベントを成功させるまでの準備の過程や仕事に必要な力を知るということでした。そのテー マをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 今回の実習内容は「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2015」開催に向けての準備と本番の運営でした。 「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2015」は音楽を通して異文化交流を目的とするワールドミュージック・ フェスティバルで、毎年福野文化創造センターヘリオスで開催されており、今回で 25 回目を迎えました。 内容は市民参加型のフェスティバルになっており、イベントの企画・運営はボランティアスタッフによって 行われています。 研修が始まった最初のころは、イベントの資料作り・舞台作り・スタッフをする人との会議などといった イベントの準備を本番の2週間前から始めていました。「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2015」の本番 は、10 組近くのアーティストが3日間にかけてライブをするというイベントなので、まず、ライブをする ホールの準備・アーティストたちが販売するTシャツやCDに値札を貼ったり、個数を数えたりして物販販 売の準備をしました。また、「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド 2015」で大きな注目を浴びている巨大人 形の作成にも携わり、高さが4メートルくらいで重さが 20 キロ近くある巨大人形をつくりました。昨年ま では1体だけだった人形を今年は2体作ることに成功しました。 このイベントは様々な国のアーティストが ライブをするだけではなく、 ワークショップの人たちが太鼓などで演奏してそれに合わせて巨大人形が躍る というのも大きな魅力の一つで、これには職員だけではなく、市民も協力して成り立っていました。これら の準備作業には、南砺市民のボランティアの方や、外国人ボランティアの方が多く集まっているため、毎日 コミュニケーションを取る機会がありました。外国人との会話では、ボランティアに参加されている市民の 方に会話の手助けをしていただき、片言の英語や日本語でジェスチャーをしあって会話をし、日本人だけで はなく、外国人とも仲良くなることができました。また、これらの会話を通して、参加者全員でこのイベン トを作り上げているという実感が湧きました。 今回の研修では、普段私がイベントに行っても気にならないものを設置したり、実際に作ったりしたこと でイベントの裏の仕事を知ることができました。また、イベントが成功するにはそれまでにしっかり準備を してこないとどんなに実力のあるアーティストでもいいステージにならないのだと思いました。そして、イ ベントを成功に導くためには関係者のチームワークと意思の疎通であるコミュニケーションが大切になる と実感することができました。 今後はこのインターンシップで経験したことを学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。 116 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:福野文化創造センターヘリオス 研 畑 恵利香 修 日 報 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ①資料作り 8/9 ②舞台設置 (日) ③ステージ作り ④会議 実習生の特記事項 指導者のコメント 私は今回初めて、このイベント を見学し、多くの人が参加して いることを知りました。スタッ フとして働くので、より深く内 容を知ることができると思いま す。 スキヤキ・ミーツ・ザ・ワー ルドはたくさんの市民の土 からが重なり合って運営さ れています。 音楽が人と人を つないでいるということが 実感できると思います。 楽し んで仕事をしてください。 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ① ホール準備 8/10 ② ステージつくり (月) ③ 値札はり ④ 人形つくり ① 舞台つくり 8/11 ② 人形つくり (火) 指導者のコメント 人形の作り方では、紙を貼りや すいように紙を水で濡らしてか ら表面にのりを塗るときれいに なることを知った。間近で見た 人形は顔に迫力があり、とても 大きくて驚きました。 初めて見た巨大人形にびっ くりされたと思います。 WS を体験しつつ仕事をするこ とでどういう動きをしてい けばいいか自然とわかって くると思います。 ① 看板作製 8/12 ② 物販整理 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 人形の色を塗ることで細かいと ころを塗るのが大変でした。ワ ークショップの人たちの手慣れ た仕事やみんなで協力し合うと ころがすごく良いと思って見て いました。 ワークショップの参加者の 中には昨年も参加されてい た方もいらっしゃいます。 市 民の皆さまの反応をしっか りと受け止めながら参加し てみてください。 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 昔の商品は番号をつけて管理し ていること。人形の高さやクオ リティーが高くて驚きました。 人形のクオリティーはすご いですね。 これから日数を重 ねていくとさらに新しい発 見が出てくると思います。 細 かい部分にも注目して見て ください。 (水) ③ 人形作り 117 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ① ポスター・チラシ配り 8/13 ② 人形作り (木) ③ 会議 実習生の特記事項 指導者のコメント 市民の人がすごく積極的に意見 を言ったり、指示したりしてい て、すごいなと思って会議を見 ていました。チラシ配りも福光 ・井波などと福野だけではない のだとわかりました。 このイベントはたくさんの 市民の力によって支えられ ています。 もちろんスタッフ も市民です。 そういう力を実 感できていると思います。 チ ラシ配りも富山市・石川県ま で行っています。 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ①ステッカー作り 8/14 ②会場設営 (金) ③人形作り ① ステージ準備 8/17 ② 荷物運び (月) ③ 値札はり 指導者のコメント いつも祭りなどで何気なくあん どんがついているのを見かけま すが、つけるのも大変なのだと いうことがわかりました。 実際にやってみると思って いたより大変だったり時間 がかかったりすることがよ くあります。事前の準備、段 どりがとても大切です。 ① 照明準備 8/18 (火) ② マラカトゥ見学 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 初めてマラカトゥのワークショ ップの見学をし、何種類かの変 わった楽器があって、いままで に聞いたことのない音楽だなと 思いながら聞いていました。 スキヤキはワールドミュー ジックの祭典と言われてい ます。 楽しいジャンルの音楽 に触れ合ういい機会です。 せ っかくですので楽しみなが ら仕事をしてください。 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 照明の色を変えるとき手作業で 行っていることや、ふだん使っ ている照明とは別のものに変え なければならないこと、色に順 番があり、多くの色があること を知りました。スティールドラ ムのたたく位置で音が変わった り優しい音が出ていた。 当たり前にあると思ってい る物が実は人の手作業によ って行われていることが多 い舞台業界です。 またふだん 見る事のないような物がた くさん出てきます。 118 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ① ステージ準備 8/19 ② ポスター展示、絵移動 (水) ③ 人形作り 実習生の特記事項 指導者のコメント ポスター展示で幅や高さをあわ せるのが大変でした。1991年か らポスターがあってどれも独特 なものでした。いろんな国から 人が集まっているせいか日本で はみることのないような印象の 絵が多くありました。 インターンのみなさまのお かげで、 25年の歴史がわかる とてもよいポスターになり ました。 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ① インフォ 8/21 ② 物販 (金) ③ 片づけ ① ヘリオス 8/22 ② フローラル (土) 指導者のコメント 思っていたよりもすごくいいイ ベントでした。イベントの物販 などにも携わってバーコードで 正確に計算したり、売り込んだ り、ふだんできないことができ て良い経験になりました。 物販の仕事をやりながら屋 内のイベントの雰囲気も味 わってもらえてよかったで す。 ① ヘリオス 8/23 (日) ② 片づけ 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 植物園で物販をしていて、アー ティストのサイン会などめった にできないような体験ができま した。 今日は物販の数が多くて屋 外のサイン会もあって大変 だったと思います。 ヘリオス からフローラルパークへの 移動を手伝っていただきと ても助かりました。 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 勤務時間:13:00~21:30 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日はずっとヘリオスで物販を していて、サイン会もありまし た。計算しておつりを出すこと は初めてだったので良い経験に なりました。 3日間お疲れ様でした。 今日 はサイン会があって、 一気に お客さんが物販に来ること が多くお金のやりとりが大 変だったと思いますが、 スム ーズに進めることができま した。 119 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベントまでの準備の過程を知る 実 習 内 容 ① CD分け 8/24 ② ステージ (月) ③ ゴミ拾い ④ 荷物しまい 勤務時間:13:00~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント このインターンシップを通して いろんな人と知り合うことやア ーティスト等他の国の人とも交 流することができました。イベ ントの準備はふだんできないこ となので良い経験になりまし た。 2週間本当にお世話になり ありがとうございます。 初め てだらけで事務局もバタバ タとし迷惑をかけたかもし れません。 インターンシップ の皆様がいてくれてとても 心強かったです。 ありがとう ございました。 来年もスキヤ キで会いましょう。 120 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 砺波市花と緑と文化の財団 チューリップ四季彩館 経営情報学科 1 年 15M117 宮脇美和 小さな仕事も大きな仕事 私は、公益財団法人 砺波市花と緑と文化の財団 チューリップ四季彩館で5日間、就業体験させていただ きました。この就業体験での私のテーマは、1つ1つの仕事の大切さと植物を管理する仕事内容を知ること でした。このテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。 研修先では、この植物園の特色として主にチューリップの球根選別、植物の水やり、公共施設の草むしり などをしました。特にチューリップの球根選別ではやっているときは単調な仕事ですが、後の大きなイベン トで使うと聞いた時、小さな仕事でも大きな仕事につながる。無駄な仕事は 1 つもない、どんな仕事でも1 つ1つ丁寧に責任を持つことが大切であることが身をもって分かりました。 また、インターンシップ期間にイベントが開催されており、その仕事も任せられ展示物の監視・受付の補 助を行いました。イベントの仕事では、自分勝手にむやみに行動できないので監督者の指示を聞いて、その 指示のもと自分がどのように行動するか考える事が重要であると分かりました。また、人の流れを読み取る のも大切で、子供たちが間違って展示物を汚さないように気を張っている事が大変でした。植物の管理をす る仕事とは違い人の相手をする仕事はいつも気を張ってはいけないこと、監督者の指示を聞き、なおかつそ の指示をもとにどうやって自分で考えて行動していくのかということを教わりました。 また、雑処理として資料の作成、調べ物の処理をする上で分からないことがあったら、職員のみなさんに 聞く、雑処理でも面倒くさがらずやること、どうしても分からなかった所があったら素直に言うことが仕事 の基本であることが分かりました。 インターシップ研修で学んだことは、どんな仕事でも真剣に取り組むこと、自分で最善の行動を考えるこ と、相手のアドバイスを素直に聞くことが大切であることが分かりました。どんな小さな仕事でも、大きな 仕事につながる。 1つの1つの仕事を無下にせず真剣に取り組むことで仕事の質も良くなっていくことが分 かりました。植物を取り扱っていることもあり、どんな仕事も丁寧にすることが大切であることもわかりま した。また、相手の言われたことだけをただ単にするのではなく、自分で考えて行動すること、どうしても 分からなかった所は素直に質問することが順調に仕事する上で基本的な事だと同時に最も重要なことであ ると分かりました。 私にとってインターシップ研修は仕事をする上での基本を実践で知ることができた有意義な研修でした。 121 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 砺波市花と緑と文化の財団 チューリップ四季彩館 研 修 日 報 設定課題:概要をつかむ 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 ① イベントの監視・受付 8/10 ② チューリップ球根選別 実習生の特記事項 指導者のコメント イベントの時は常に状況確認を しなければいけない。 初日ということで、 慣れない 仕事ばかりで大変だと思う が、 四季彩館の仕事を少しは 分かったと思います。 真面目 に取り組んでいました。 植物の選別では、できるだけ自 分で判断することが大切である こと。 (月) 設定課題:植物の扱いについて学ぶ 実 習 内 容 宮脇 美和 勤務時間:8:30~16:55 実習生の特記事項 ① 駅周辺の雑草取り 効率的に物事を進めるには何事 にも丁寧にすることが最も重要 8/11 ② イベントの監視・受付・入 であることが分かった。 場者数の記入 (火) 不測の事態に備えるためにいつ ③ 植物の水やりのやり方 でも用意周到であることが大切 である。 指導者のコメント 草むしりでは手が痛くなる ような作業でも根気よくこ なし、 作業に対する姿勢に感 心させられました。 手が痛くなるような作業でもあ きらめずに弱音を吐かずに真摯 に取り組むことが大切であるこ とが分かった。 設定課題:基本的な資料作成 8/12 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 駅周辺の雑草取りの続き 基本的な資料作成でも大切な仕 事の一つであることが改めて分 かった。 基本的な資料作成、 四季彩館 ならではの植物の手入れを していただきましたが、 積極 的に取り組んでいただきま した。 ② イベントの監視 (水) ③ 資料作成 ④ 植物の水やり コピー機の使い方について仕事 用では全然使い方が違っている ため、使い方を職員さんに聞い た。 122 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:仕事に慣れる 実 習 内 容 ① 球根選別 8/13 ② イベント監視・補助 (木) 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 はじめてレジの扱いが分かっ た。 本日は、 球根選別や特別展示 の監視・補助を行っていただ きました。 4日目ということ 球根選別では1人で選別するこ で、かなり、慣れた感じで意 とができた。1人でも大丈夫なほ 欲的に取り組んでおられま ど慣れることができた。 した。 設定課題:仕事の大切について振り返る 実 習 内 容 ① 球根選別 8/14 (金) ② アイスチューリップの概 要説明 ③ イベントの監視・受付 ④ 調べ物の処理 指導者のコメント 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 選別という単純な作業でもあと の仕事に大きな影響があること が分かり、責任の重さや、責任 感が持つことができました。 球根選別では単調な作業に かかわらず、 コツコツと真面 目に取り組んでいました。 調べ物では調べた結果のない項 目は素直に書いてなかったと報 告することが大事であることが 大切であることが分かりまし た。 アイスチューリップの概要の説 明では、0℃でも芽が出るので半 年の間-10~-5℃の部屋入れる のが重要であることが分かりま した。 123 チューリップの花だけ見る と華やかですが、 素も花をき れいに見せるにいろんな人 が関わり地道な作業がある ことを分かってもらえたと 思います。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県中小企業団体中央会 経営情報学科 1年 15M042 野末 愛華 仕事で心がけていること 私は、中小企業団体中央会で5日間、普段は体験出来ないことを体験させていただきました。私は、今回 インターシップで3つのことについて知りたいと思い参加しました。1つ目は、中小企業団体中央会につい てです。2つ目は、仕事をする上で心がけていることについてです。3つ目は、インターシップで学んだこ とについてです。この3つのテーマをもとに、今回の研修結果を報告します。 1つ目は、中小企業団体中央会について詳しくお話しを聞かせていただきました。中小企業団体中央会と は、新しく会社を経営する人にオフィスを安く提供し、経営面や労働面で困っている中小企業の方を支援し ています。また、会社を経営したい人にオフィスだけでなく、工場を貸す企業団地があります。企業団地で は、経営者が企業団地に入ることによってお金の負担が少なく、身近に個人で会社を持ちたいと思う人がい るので協力し合ったり相談したりすることで、家で仕事をするのとは、持つベーションが違うと言っておら れました。その他には、企業と学生両方の立場になって就職活動の支援をします。 2 つ目に、職員の皆さんに仕事をする上で心がけていることについてお話を聞きました。皆さん共通して 言っておられたことは、相手に信頼してもらえるように仕事をすることです。それらには、相手の気持ちを 尊重して考えながら自分の意見を伝えることが大事だと言っておられました。 3つ目に、インターシップで学んだことについてお話します。1日目の体験で会社回り行ったとき、名刺 を持って挨拶をして信頼関係を築くことが仕事をする上で大事なことの1つだと考えました。また、3 日目 の資料の調査集計作業では、効率よく仕事をするには、どうしたらいいのか考えて仕事をすることで次の日 からより効率が良くなりとても早く仕事をすることが出来ました。仕事をただするだけではなく、考えて仕 事をすることで仕事に対するモチベーションも変わると感じました。 最後に企業説明会に参加して、普段とは逆の立場になって今までは、学生だけが苦労していると思ってい ましたが、実際は、企業側も学生さんが全然来なくて苦労していることを知りました。中小企業団体中央会 の皆さんは、 企業と学生の間の立場になって出来るだけ両者が良いようになるようにお互いの立場に立って 考えているので説明会が成功するのだと感じました。また、私自身も来年就職活動になるのでしっかり考え ていきたいです。働くということは、簡単なことではないと感じましたが、責任感を持ち、仕事に対する気 持ちを大事にして働きたいです。 124 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山県中小企業団体中央会 研 野末 愛華 修 日 報 設定課題:オリエンテーション、挨拶、関係機関回り 実 習 内 容 ①オリエンテーション 8/17 ②中小会概要説明 (月) ③名刺作成、書類 ④関係機関回り ⑤中小企業等協同組合概論 実習生の特記事項 指導者のコメント 新しく会社を経営する人に安く オフィスを提供し、経営面や労 働面で困っている中小企業の方 を支援している。名刺交換では、 しっかり授業で習ったことを活 かせた。挨拶回りで信頼関係が 大事だということが改めて分か った。 初めての事ばかりですぐに は吸収できないこともある と思います。 少しずつで構わ ないので、興味をもち、理解 していってもらえば、 ありが たいです。 初日なので緊張し ていたと臣ますが、 いろいろ 体験してください。 設定課題:富山市指定管理施設視察、調査集計作業 実 習 内 容 ① 富山市指定 管 理施設観察 (とや 8/18 まインキュベータオフィ ス、 富山市四方チ (火) ャレンジ・ミニ企業団地) ② 調査集計作業 ① 書類整備事務 8/19 (水) ② 合同企業説明会準備 ③ 消費税転嫁対策 窓口補助 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 富山にも事業化を図る方を育成 ・支援するためのオフィスや企 業団地があることを初めて知っ た。身近に個人で会社を持ちた いと思う人がいると協力したり 、相談したり出来るのでモチベ ーションも違うと感じた。この ように支援することが個人で会 社を経営したいという人にも助 かり、会社が大きくなるほど富 山に税金が入り県にとっても助 かることだと実感した。 実際に企業が立地している 現場を見たり、 施設の中に入 ったりすることで会社のイ メージが膨らんだかと思い ます。 資料を整理する仕事で は、効率化を考えることは、 どの職場でも大切になって くると思います。 設定課題:書類整備事務、消費税転嫁対策窓口補助 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 多くの資料を分けていくことは 、とても時間がかかりました。 消費税とマイナンバーについて お話を聞くことが出来た。消費 税の問題は、身近な問題だった のに気付かなかったことがたく さんあった。マイナンバーにつ いては、お話を聞いてから今ま での考え方大きく変わった。 消費税やマイナンバーは身 近なことなので、 興味をもっ て話を聞くことが出来たの ではないかと思います。 しか し、 一般者の立場では全く違 うので考え方が広がったの ではないでしょうか。 125 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:富山大学企業説明会同行、資料・資材の準備 実 習 内 容 ① 合同企業説明会 8/20 資料・資材の準備 (木) ② 富山大学企業説明会同行 実習生の特記事項 指導者のコメント 資料の準備は、4日目というこ ともり、効率良く工夫してでき るようになった。就職を支援す ることは、とても大変だと感じ た。企業と学生の間に入って学 生を支援していくのは両方の対 場になって考えることが大事だ と思った。 富山大学での個別企業説明 会を体験できたことは、 来年 の就職活動を考えるうえで 非常に参考になったのでは ないかと思います。 企業の説 明や学生の質問を聞いたこ とで、 就職活動の具体的なイ メージを持てました。 設定課題:合同企業説明会 運営補助、まとめ 実 習 内 容 ① 合同企業説明会 8/21 ② 報告書 (金) ③ まとめ 勤務時間:9:00~17:00 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 合同企業説明会の準備を手伝っ た。前もって準備をすることで 成功率も上がると感じた。これ からも企業の人と付き合ってい く中で大きな声で挨拶すること も大事だと改めて感じた。就職 支援する側に立ってみて初めて 学生さんだけでなく企業の方も 大変で必死だと感じた。 合同企業説明会の準備や会 場における受付、 音響操作を してもらいました、 学生の立 場、企業の立場、主催者の立 場をそれぞれ理解できたの ではないでしょうか。 126 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人 富山大学 経営情報学科 1年 15M120 森下 剛志 多方面から支える仕事 私は富山大学で5日間就業体験をさせていただきました。この就業体験で、富山大学ではどのような仕 事が行われているのか、そしてどのような役割を担っているのかを実際に体験してきました。今回のイン ターンシップで、富山大学での事務というのは様々な方面から支えている仕事だと感じました。それはと きに、生徒の相談を聞きそれを一緒に解決したり、ときに講師陣をサポートする役割であったり、あるい は他企業との連携を取るなどといった多彩な業務内容でした。どの業務にもより良いものにする工夫、そ して人の気持ちや状況を察する判断と言った考え行動する力が必要だと感じました。事務課にはよく生徒 が訪れるため、その生徒の応対とデータ入力等といった自分の持っている仕事を同時にこなさなければな らないので効率の良さが求められます。しかし生徒の応対を不適切に行ったり、入力ミスがあったりする と沢山の方に迷惑がかかるので臨機応変な対応する大変さを知ることができました。 2日目には、合同企業説明会の打ち合わせに参加させていただき、イベントを運営するにあたっての綿 密な打ち合わせを目の当たりにすることができました。その説明会には、様々な企業と多くの生徒が参加 するため、会場確保、設備確保などといったことに配慮をし、決定していることを知りました。このよう な打ち合わせに参加することはめったにない機会なのでとてもありがたかったです。 3日目の受験票作成業務では、改めて確認作業の大切さを知ることができました。受験票に不備があっ たり届かなかったりすると受験者の人生を狂わすことにもなりかねないので徹底的に人の目と機械で確 認作業をしていることを知りました。日々技術は発展していても、やはり機械にもミスはあるので人の目 で確認することの大切さがわかりました。 4日目には、時間割作成時間割作成することに必要なことがたくさんあることを知りました。講師と生 徒への肉体的精神的配慮、学校や原則に従った中での時間割作成といった様々な制約がある中での作業だ ったのだなと思いました。 今回インターンシップを通して、私が今まで平穏に送ってこられた学校生活は誰かが考え、思考を凝ら して作られてきたものだということがわかりました。私たちの知らないところで事務の方たちは試行錯誤 してくれていたということを知る良い機会となり事務の仕事の大変な部分もやりがいを感じる部分も見 えました。事務仕事は、多岐にわたる業務内容なので、沢山のことを経験することができました。今回の インターンシップで自分のできないことややってみたいことなど将来をじっくり考える良い経験となり ました。将来立派に社会人として生きるために、苦手なことを克服し、自分のスキルアップを目指して努 力していこうと思います。 127 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人 富山大学 研 森下 剛志 修 日 報 設定課題:学務部の業務内容を理解して学生支援課での業務を 遂行する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 合同企業説明会、 個別企業 学務課、入試課等の業務内容の 説明会の広報 説明をしていただき大まかな業 務内容の把握をすることができ (月) ② 就職ガイダンスのポスタ た。デスク業務を行いながら1 ー作製 日に何件もくる生徒の応対をこ ③ 合同企業説明会の打ち合 なさなければならない。個人個 人のやり取りが大変必要だと感 わせ参加 じた。 ④ 求人票等の受け付け、 デー タ入力 8/24 設定課題:就職活動支援企画の周知、就職活動支援事業の企画 実 習 内 容 実習生の特記事項 ⑤ 合同企業説明会、 個別企業 パワーポイント、エクセル、ワ 説明会の広報 ードのソフトウェアを使う業務 8/25 が多かった。作業の簡略化をす ⑥ 就職ガイダンスのポスタ るためにソフトの使い方やパソ (火) ー作製 コンの使い方を学んでおいたほ ⑦ 合同企業説明会の打ち合 うが良いと感じた。 わせ参加 ⑧ 求人票等の受け付け、 デー タ入力 128 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 留学生の名簿作成業務では、 説明内容を的確にとらえ、 間 違いや終了の報告を確実に 行っていた。 授業料免除の概 要説明後に、 来年度の免除説 明会用のパワーポイント作 成をしてもらった。 慣れない パワーポイントの操作では あったが、 積極的に担当者に 質問して資料を完成させた。 今後プレゼン等で必要にな ると思われるので頑張って 使いこなせるように努力し てほしい 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 指導した業務に真摯に取り 組んでおり、好感が持てた。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:大学及び入試情報発信のための分析、データ処理、入 試にかかる実務の体験 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 他大学、 富山大学の大学案 データを見やすくするためグラ 内の分析 フをどのように配置するか、パ ンフレット作成にあたってコス (水) ② 受験票等の作成業務 ト面や学生視点など様々な観点 ③ 富山大学ホームページの からの作成が必要であることが 分かった。 確認、改善案 8/26 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 説明を真剣に聞き、 業務に対 しては、 時間配分も考えつつ 確実に行ってもらえ大変良 かったです。 明日以降も頑張 ってください。 ⑨ 入試情報の統計、分析 設定課題:シラバス作成、時間割作成、時間割登録 実 習 内 容 ① シラバス作成 8/27 ② 時間割作成 (木) ③ 学務情報システムの問題 点確認 実習生の特記事項 指導者のコメント 時間割作成には講師、生徒のこ とを考え、尚且つ学校等の規則 に従い、時間の調整を行わない といけないので慎重に行わなけ ればいけないということが分か った。様々な配慮が必要な業務 であった。 実習の課題について真摯に 取り組んでいた。 設定課題:情報の整理、背景を理解した上でのデータの取りまと め、分析 8/28 (金) 勤務時間:9:00~17:00 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 施設管理業務及びカウン ター受付 富山大学には様々なサークルが あり、施設の割り振りをうまく することが大事である。学務部 長との面談はとても将来を考え るうえで参考になった。 指示や説明に対してメモを 取ることは仕事を行う上で 基本的なことではあるが、 す でに森下さんはそれが習慣 化されており、 今後もそれを 形骸化させないようにして ください。 課外活動施設の利 用割振業務については、 短時 間ながらも業務を理解し割 振表作成に取りくめていま した。 ② 富山大学留学生出身者の 年度別受け入れ実績統計 を取りまとめ日本語学校 ③ インターンシップ報告会 129 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人 富山大学 経営情報学科 1 年 15M118 村上 真功 学校を支える仕事 私が富山大学を選んだ理由は、将来事務の仕事に就きたいと思い、その中でも学校の事務に憧れており、 ぜひ体験したいと思い、参加しました。 私が担当した課は、国際交流課と社会貢献課です。国際交流課の仕事内容は国際交流の HP のメンテナ ンスと協定している相手の学校の内容を詳しく記入する、協定校別の概要シートの作成が主なメインでし た。社会貢献課の仕事内容は、相手に配布するための配布物の仕分けやそれを封筒に入れる仕事がメイン でした。協定校別の概要シートの作成では、相手の学校について自分で調べて記入するので、情報が正し いのか間違えていないか判断しながら気をつけました。また、配布物の仕訳では、ただ仕訳して封筒に入 れるのではなく、封筒に入れる配布物の順番や配布物の入れる向きなどが決まっており、相手にとって少 しでも見やすいようにするために、気配りにも気をつけないといけませんでした。 これらのように、細かい所まで気を付けて作業をしないといけなかったので、何度も見直したりして、 中々仕事を終わらせる事が出来ませんでした。また、自分が与えられた仕事を全て責任もってしないとい けないと思うと不安になってしまい、仕事を思うように進める事が出来ませんでした。確かに 1 つでもミ スをしてしまえば、自己責任だけでは無く、全体にも影響が出てしまいまいますが、ミスが無くとも仕事 が遅ければ同じです。大事な事は、スピーディーかつ正確に仕事を進める事です。もちろんすぐに実行を する事は出来ませんが、それを目指していくためにも少しずつ仕事に慣れていかないといけません。 また、担当場所が2つだった事もあり、担当場所が変わった時、前と職場の雰囲気や仕事も全く異なり、 職場の雰囲気や仕事に中々慣れず、戸惑いも多くありました。しかし、職場の皆様方が温かく迎えてくだ さり、優しく声をかけてくれて、自分の不安を和らぐ事が出来ました。仕事もどのように進めればよいの か教えて下さったおかげですぐに慣れる事が出来ました。しかし社会の世界では、担当場所が変わるよう に転勤する事は当たり前な事で、職場の雰囲気が変わっても、いちいち戸惑いを見せては仕事を進める事 が出来ません。自分が見せたような戸惑いの態度は社会では通用しないと思います。でも今回のように、 職場の方々とコミュニケーションをとる事により、不安が無くす事が出来ました。また職場の方々とより 深めれば、協力して作業を進める事も出来るので仕事の効率に繋がると思います。今回の体験から、改め てコミュニケーションは社会で必要な物だという事を実感する事が出来ました。 今回の5日間研修を体験して改めて思った事は、この仕事は私たちが見えない所で熱心に仕事をしてい るおかげで、学校が支えられている事が分かりました。学校だけに限らず、どこの企業にとって、事務は 必要不可欠な仕事だと改めて分かりました。今回の研修があったおかげで、学校事務とはどんな仕事か、 職場の方々とはどのようにふれあうのか、実際に体験しないと分からない事ばかりで、とても貴重な体験 が出来ました。この体験を就活や、就職した仕事場で生かしていきたいと思いました。 130 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:国立大学法人 富山大学 村上 真功 研 修 日 報 設定課題:自分が担当する課がどんな役割をするのか、理解する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①オリエンテーション 際交流事業) (国 ・最初は中々仕事が進まなかった です。初日だからと言って与えら 8/24 れた仕事は責任もって早めに終 ②国際交流ホームページ メ わらせなければいけないと反省 (月) ンテナンス しました。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント コンピュータを使用した作業 をしているので、1時間ごとに 10分休憩をとるように自分で ペース配分して仕事をしてく ださい。 ③学校内案内 ④協定校別概要シート作成 設定課題:与えられた仕事は最後まで責任もってする。 実 習 内 容 8/25 (火) 実習生の特記事項 ①国際交流ホームページ メ ンテナンス ②協定校別概要シート作成 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ・HPのメンテナンスでは、リン ク先があっているのか確認する 仕事でしたが、確認する数が多く あり、見逃さないように気をつけ ました。 ・協定校別概要シート作成では、 協定した学校について自分でそ の学校についての特徴などを調 べて入力しないといけないので、 間違えている情報を入力しない ように気をつけました。 設定課題:次の実習場所でも仕事の流れを理解し、取り組んでいく 。 実 習 内 容 8/26 (水) 実習生の特記事項 ③公開講座一覧の作成 指導者のコメント ・新しい職場の雰囲気や仕事が異 Excelを使い一覧表の作成を 熱心に行っていました。 なって慣れない事が多かったで (社 すが、気持ちを切り替えて次の仕 事にも取り組んでいこうと思い ました。 ①協定校別概要シート作成 ②オリエンテーション 会貢献事業) 勤務時間:9:00~17:00 131 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:公開講座を体験し、どのような事をしているのか理解す る。 実 習 内 容 8/27 (木) ①公開講座チラシ等の学内配 布用仕訳け ②ラベルの作成 ④ 公開講座の体験(英語) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・英語の公開講座の体験をしまし た。参加していた人たちがお互い 仲良くしながら楽しく勉強がで きるという普通の授業と違って、 新鮮な感じで、楽しかったです。 年齢差の差がある人たちと学 び合う機会はあまりないと思 うので良い経験ができたと思 います。 設定課題:5日間の経験をした中で、仕事をしていくうえで、必要 なことは何か理解する。 実 習 内 容 8/28 (金) ①公開講座チラシ等の学内配 布用仕訳け ②ラベルの作成 ③文書の訂正 ④各部局への配布 ⑤ファイルのつづり 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ・封筒に書いている名前と配布す 配布の仕分作業等とても丁寧 に行ってもらいました。 る名前をよく確認して間違えな いように気をつけました。また、 必要なチラシの枚数を数えなけ ればいけないのですが、100枚や2 00枚以上の枚数を間違えないよ うに数えなければいけなかった ので、今回の仕事はだいぶ時間が かかってしまいました。時間をか かりすぎると、ほかの人に迷惑を かけてしまうので、どんな仕事で も早く終わらせるように気をつ けようと思いました。 132 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 伏木富山港・海王丸財団 経営情報学科1年 15M050 古井 瑞姫 準備することの大切さを学んだ就業体験 私は、公益財団法人 伏木富山港・海王丸財団で7日間のインターンシップを行いました。 私の就業体験のテーマは、就職に向けて不足している技術や能力を発見することです。 この海王丸財団では、総務課と海事課の2つに分かれています。 総務課では、私は海王丸パーク内の管理業務とアンケート調査、マリーナ業務を行いました。海王丸パー ク内の管理業務では、海王丸パーク内の施設にハチの巣やひび割れがないかを見回りましたが、パーク内は 広くてとても体力がいる仕事だと思いました。特に苦労したのは、遊具の点検作業です。遊具は子供が遊ぶ ので、ロープが切れていないか、ハチの巣がないかをしっかり見なければなりません。見るだけでなく、実 際に遊具を使って安全を確かめ、細かいところまで気を付ける必要がありました。その際に、複数の人で点 検することで、一人では気付かなかったところに気付くことができることが分かりました。マリーナ業務で は、お客様から預かっている船を台風で飛ばされないようにロープで固定したり、船をつないでいるロープ がほどけたり、緩くなっていないか点検をしました。アンケート調査では、海王丸パークについてのアンケ ートに協力してもらうために、言葉遣いや態度、声の大きさに気を付けなければいけませんでした。このこ とから、お客様を不快にさせないように注意してコミュニケーションを取ることの必要性を学びました。 海事課での業務は、船体整備業務と海洋教室準備、海洋教室を行いました。船体整備業務では、前回塗装 してあった物をはがして、新しく塗装するためにブラシなどを使って作業をしましたが、はがす作業は思っ ていたよりも力がいる作業でした。塗装作業は、はみ出したり、斑が出たりしないように塗装をしなければ ならないので、一つ一つ丁寧に作業する必要がありました。真鍮を磨く作業も力を入れて磨かないと綺麗に なりませんでした。また、お客様に見てもらうものなので丁寧に行いました。海事課では、海洋教室を行っ ており、その準備をしました。机や椅子、結索実習に使うロープの準備や、カッター訓練に使うライフジャ ケット、マスト登りに使う高所ヘルメットを人数分用意し、またマスト登りを児童が行う前に登り、登ると きに注意するべきところを確認しました。海洋教室当日では補佐を行い、カッター訓練とマスト登り、結索 実習などを行いました。カッター訓練では、一人ひとりばらばらに漕いでも進まず、皆で声を出して協力を して漕がないと、進まないことが分かりました。また、マスト登りでは、危ない行動をとろうとした児童に 注意をしたり、安全ベルトをしっかり装着できているか見たりしました。結索実習では、上手にできていな い児童にわかりやすく教えることができずに苦労をし、 分かりやすく教えることの難しさを感じることがで きました。 7日間の就業体験を行い、 その中で皆と協力して行う大切さやコミュニケーション能力の必要性を実感す ることができました。また、一人一人が責任もって仕事をすることがお客様の信頼と安全につながることが 分かり、仕事は決められた事だけをやるのではなく、周りへの気配りをすることも大切だと思いました。さ らに、海洋教室の準備を行うことで、準備を事前にすることの大切さを改めて感じました。準備をすること で、次の段取りや注意するべきところを把握することができましたので、準備は次につなげるための大切な ことであることが分かりました。この体験から、準備をすることはこれからの学校生活だけでなく、社会人 になって仕事をするにあたって必要なことであることを学ぶことができました。 私はこの就業体験で、初めて体験したことや、改めて気づかされたこと、感じたことを忘れないようにす ると共に、この経験を学校生活や就職活動に活かしていきたいと思います。 133 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 伏木富山港・海王丸財団 研 修 古井 瑞姫 日 報 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:海王丸パーク概要説明 実 習 内 容 ①海王丸パーク概要説明 8/24 (月) ②海王丸パーク内見学 ③マリーナ業務 実習生の特記事項 指導者のコメント 海王丸パークについて詳しく知 ることができました。マリーナ業 務は、お客様から預かっている船 を責任もって管理や保管をしな ければならないと思いました。 本日から1週間のインターン シップで、何かを学んでせめ て何かを感じて学校に帰って もらえると受け入れる側とし ても幸いです。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:総務課対応 実 習 内 容 ①パーク管理業務 8/25 (火) ②アンケート実施要領明 ③アンケート調査実施 実習生の特記事項 指導者のコメント 海王丸パークの管理業務で、遊具 や施設の点検は異常がないかし っかり見なければいけませんで した。特に、遊具は、子供たちが 遊ぶので細かいところまで点検 しなければならないと感じまし た。 遊具点検等業務に大変意欲的 に取り組まれておりました。 明日以降も実習が続きますが 頑張りましょう。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:船体整備作業 実 習 内 容 ①海事課業務説明 8/26 ②船体整備作業 実習生の特記事項 指導者のコメント 海王丸の船体整備作業を行いま 海王丸での体験は初めてのこ した。作業一つ一つ丁寧に行わな とが多くあると思います。初 いといけないと分かりました。 めてのことに興味を持って取 (水) り組むことで、より多くのこ とが学べるはずです。明日か らもいろいろな作業がありま す。一緒に頑張っていきまし ょう。 134 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:船体整備作業 実 習 内 容 ①海事課業務公開準備 8/27 ②船体整備作業 (木) ③海事課業務 実習生の特記事項 指導者のコメント 真鍮磨きでは、力を入れて磨かな いと綺麗になりませんでした。昨 日行った作業ができていないと、 今日の塗装の作業が進まないこ とが分かりました。 昨日、塗装準備した場所を塗 装してもらいました。26日の 学んだことで書いてくれてい ましたが、船舶は航海するた めの準備がかかせません。今 後の生活でも準備の大切さを 心に留め、頑張って下さい。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:海洋教室準備 実 習 内 容 ①海事課業務公開準備 8/28 ②海洋教室準備 (金) 実習生の特記事項 指導者のコメント 明日からの海洋教室に必要な道 具や机、椅子を準備しました。次 回の海洋教室の打ち合わせにも 参加させてもらいました。 本日は海王丸で行っている海 洋教室という錬成事業の準備 を行いました。仕事は段取り 9割、実行1割と言われます。 本日の作業を通して、準備す ることの大切さを学んでいた だいたと思います。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題: 海洋教室 実 習 内 容 ①アンケート実施 8/29 ②海洋教室 (土) 実習生の特記事項 指導者のコメント 海洋教室の補佐を行いました。マ スト登りでは、危ない行動をとろ うとした児童に注意をしました。 安全に楽しんでもらうために必 要なことだと思いました。 職場の雰囲気にも慣れ、アン ケート調査等意欲的に取り組 んでおられました。明日が最 終日です。もうひとふんばり 頑張りましょう。 勤務時間:8:30~17:15 設定課題:海洋教室 実 習 内 容 ①海洋教室 8/30 (日) ②アンケート実施 実習生の特記事項 指導者のコメント 海洋教室の2日目を行いました。 結索実習は、分からない児童に教 えました。児童が理解できるよう に分かりやすく教えることの難 しさを実感することができまし た。 宿泊海洋教室で児童の活動の 補佐をしていただきました。 児童が危険な行動をしそうに なった時にすかさず注意した りと、よく目がとどいていた と思います。仕事には「気配 り」が大切です。その調子で 精進していって下さい。 135 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人伏木富山港・海王丸財団 経営情報学科1年 15M096 滝脇美紅 お客様のことを考え 私は、公益財団法人伏木富山港・海王丸財団で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体 験で私は、働くとは、何か。アルバイトとは、どう違うのかと考えながら、就業体験をさせていただき、 今回の研修結果を報告したと思います。 私は、総務課と海事課という2つの課で仕事をさせていただきました。総務課では、パーク内の管理、 点検やアンケート調査等行いました。海事課では、海王丸での船体整備や、海洋教室での補助などを行い ました。 そして、パーク内の管理では、設置してある遊具などが破損していないか確認する作業を行い、ごみが 落ちていたら拾い、お客様の安全や気持ちよく使ってもらえるよう考え行いました。海竜マリンパークに 伺った時には、お客様のヨットや小型船が置いてあり、そこでは、ヨットや小型船が風に揺れてぶつから ないように紐で縛るなど、気持ちよく使ってもらえるように整備し、いろいろ工夫されていました。アン ケート調査では、お客様一人一人にお話を聞きに行き、アンケートを取りに行きました。そこでいろいろ なことが分かり、アンケート調査の重要性が分かりました。 海事課での船体整備では、海王丸は、80年間という期間も経っているので、所々傷んできているので、 それを修復するために穴が開いているところは、埋めたり、手すりを磨きなおしたりしました。海洋教室 での補助では、海洋教室で行うものの準備をしたり、海洋教室に来ていた4年生~6年生までのスタンプ ラリーの手伝いをしたり、手旗信号やロープワークの手伝いをしました。海洋教室の受け入れ準備では、 学校の先生方が来られて、話し合いに参加をしました。私は小学生の頃、海洋教室に参加したことがある ので、その時には感じていなかった受け入れ準備の大変さや海洋教室での大変さを知れてよかったです。 子どもたちがケガをしないように目を光らせて行うので一日一日が大変でした。 136 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:伏木富山港・海王丸財団 研 滝脇 美紅 修 日 報 設定課題:総務課 実 習 内 容 ①海王丸パーク概要説明 8/24 ②総務課業務説明 (月) ③総務課対応 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日から始まったインターシッ プですが、今後の就職に生かし ていけるように、一週間取り組 んでいきたいと思います。 本日から一週間のインター シップで、何かを学んで、せ めて何かを感じて学校に帰 ってもらえると受け入れる 側として幸いです。 ④マリーナ業務見学 設定課題:総務課 実 習 内 容 ① 総務課対応 8/25 ② パーク管理 (火) ③ 総務課対応 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日、遊具点検を行ってみて、 幼い頃行っていた公園等も、遊 具点検など行っていたのかと思 うと、感謝していきたいと思い ます。 遊具点検等業務に大変意欲 的に取り組まれておりまし た。 明日も研修が続きますが 頑張りましょう。 ④ アンケート実施要領説明 など 設定課題:海事課 実 習 内 容 ① 海事課業務説明 8/26 (水) ② 船体整備作業 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日から船に乗り、作業をし、 船の構造を知ることが出来まし た。海王丸は、綺麗だけれども、 やはり、年季が入っていると改 めて知ることが出来ました。 海王丸の保存事業を通じて、 一つの物を維持するために、 どのようなこと努力が必要 か学んでもらえたらと思い ます。まだ、海王丸の保存事 業、公開事業、錬成事業は続 きます。 一緒に頑張っていき ましょう。 137 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:海事課 実 習 内 容 ① 海事課業務公開準備 8/27 ② 船体整備 (木) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 海王丸の船体整備で船の扉の修 復をお手伝いしたり、船の柵を 磨いたりと今まで体験したこと がないことをやらせてもらい、 すごく貴重な体験をしました。 海王丸での整備作業2日目と なりました。 海事課職員の説 明を聞き、 一生懸命作業に取 り組む姿も見る事が出来ま した。 明日は海洋教室の準備 を行います。土・日に開催す る海洋教室にむけ頑張りま しょう。 設定課題:海事課 実 習 内 容 ① 海事課業務公開準備 8/28 ② 海洋教室準備 (金) 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 小学校の頃に体験した、海洋教 室ですが、一つの行事を行うに も、様々な準備があるとは、知 りませんでした。明日からの海 洋教室に向けて、頑張りたいと 思いました。 本日は海王丸で行っている 海洋教室という錬成事業の 準備を行いました。 自身が小 学生の時に参加されていた。 ということで、 作業の手際も 良く、 進んで手伝って下さい ました。 自身で責任を持った 仕事をする際にも、 経験を活 かせるように、 様々な幅広い 活動を学生生活のうちに行 っていって下さい。 設定課題:総務課・海事課 実 習 内 容 8/29 ①総務課対応 (土) ②アンケート実施 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント アンケート調査を行ってみて、 様々な場所から富山にやって来 られたと改めて知りました。 職場の雰囲気にも慣れ、 アン ケート調査等意欲的に取り 組んでおられました。 明日が 最終日です。 もうひとふんば りがんばりましょう。 ③海洋教室準備 138 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:海事課・総務課 実 習 内 容 ① 海洋教室業務 8/30 ② 総務課対応 (日) ③ インターシップ実習のま とめ 勤務時間:8:30~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日で、インターシップは終わ りましたが、これらの体験を生 かして、これからの就職活動に 生かせるように精進していきた いと思います。 昨日から2日間宿泊海洋教室 で児童の活動の補佐をして いただきました。 自身が体験 したことを活かして、 船内体 験の時など、 さりげなくアド バイスを与えていたりと感 心しました。 その調子で精進 していって下さい。 139 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 環日本海環境協力センター 経営情報学科 1 年 15M078 蒲田 彩乃 協力することの大切さ 私は、公益財団法人 環日本海環境協力センターで5日間、職業体験させていただきました。この職業体 験で私は、働くとはどういうことか、今の私には足りないことは何かを知りたいと思い参加しました。 私がさせていただいた研修内容は「東北アジア地域環境体験プログラム」というイベントの運営スタッフ をするというのがほとんどでした。このイベントは、北東アジア地域(日本、中国、韓国、ロシア)の学生 を対象に海洋環境の保全活動などを体験するというものです。それが今回は富山で開催されました。それに 伴い、参加者の方たちが泊まっておられるホテルに3泊4日しました。 私の最初の仕事は、韓国から来られる方たちの出迎えでした。その日は韓国の方と一緒に富山の施設など をまわりました。私は、スタッフとして参加していたのですが、あまりサポートができませんでした。言葉 が通じないというためもあり、積極的に声をかけに行くことができず、言われてからではないと動けなかっ たからです。その反省を生かし、次の日の案内をしなければいけない場面では、ジェスチャーなどを使って 伝えたいことを伝えることができ、嬉しかったです。このことから、 「自分から動く」ことが大切なのだと いうことを学びました。 他の職業体験では、 会場の設営や、 運営補助などがありました。 早くに会場にいきイスや机を配置したり、 参加者の方が昼食を食べているときに次のプログラムのための準備をしたりしました。 短い時間のなかで急 いで正確にというのは大変でした。今回初めてスタッフというものを経験して、普段私たちが知らないとこ ろでこんなに忙しく動いているのだということに気づきました。 同じインターンシップで参加していた方たちとも協力しあうことができました。 韓国語がわからず困って いたときに、言葉がわかる学生が助けてくれました。会場の設営でも分担して作業をしたので1人でやると きよりもはかどりました。そこから「協力することの大切さ」を学ぶことができました。 今回の研修では、普段学ぶことのできない多くのことを学べたと思います。働くとはどういうことかとい うことだけでなく、日本以外の国のことを知る機会にもなりました。多くの人と触合い、肌でその国の人柄 などを感じることができました。自分に足りないことは何かを実感することもできました。今回の職業体験 を生かして、今後の就職活動につなげていきたいと思います。優しく指導していただいた環日本海環境協力 センターの皆様に心から感謝しています。 140 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 環日本海環境協力センター 研 修 蒲田 彩乃 日 報 設定課題:準備作業補助 実 習 内 容 8/17 ①オリエンテーション (月) ②見学 ③プログラムの説明 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 明日からの予定が良くわかった 。担当の方などにあまり自分か ら話かけにいけないので積極的 に何をすればよいのかなどきき に行きたい。 ④準備作業補助 設定課題:韓国チームの案内 実 習 内 容 ① 韓国の出迎え 8/18 ② 視察 (火) ③ 受付 ④ 補助 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 韓国チームの出迎えから視察ま で一緒に行動していたけれど、 言葉が分からないこともあり、 うまくコミュニケーションがと れなかった。明日から他の国の 方とも接する機会が増えるので 積極的に動きたい。 設定課題:参加者の補助等 実 習 内 容 ① 受付・誘導 8/19 ② 運営補助 (水) ③ 見学・交流補助 指導者のコメント 勤務時間:8:30~21:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は他の国の参加者の方たち と接することが多かった。ジェ スチャーなどで相手の方に伝わ ったときは嬉かった。英語の大 切さが分かった。 ④ 補助 設定課題:補助をしっかりする 実 習 内 容 ① 漂着物調査・清掃 8/20 ② 会場設営 (木) ③ クラフト制作 勤務時間:8:20~19:30 実習生の特記事項 海岸に行き、漂着物の調査を行 った。班のカードを持ったり、 袋を配ったりした。クラフト制 作では、日本ではなく他の国の 人とも接することができた。全 体的に、積極性がなかったと思 うのでがんばりたい。 141 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:最後までやり通す 実 習 内 容 ① 見送り 8/21 ② 補助 (金) ③ 報告会 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント イタイイタイ病資料館に行った 。このプログラムをとおして、 他の国の人とも少し親しくなれ た。見送りなどは最後までしっ かりできたかなと思う。報告会 では緊張して上手く話せなかっ た。いろんな話を聴くことがで きた。 5日間お疲れさまでした。積 極的に行動すれば良かった との発表がありましたが、 今 回の経験を機に国際交流に も積極的に取り組んでいた だきたくことを期待してい ます。 プログラムの成功にご 尽力いただき、 ありがとうご ざいました。 142 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公的財団法人「環日本海環境協力センター」 経営情報学科1年 15M051 松井美樺 知ることの楽しさと国際交流での出会い 私は、公的財団法人「環日本海環境協力センター」で5日間、北東アジア地域環境体験プログラムの運 営スタッフとして就業体験をさせていただきました。 この就業体験での私のテーマは、コミュニケーションや触れ合いです。 環日本海環境協力センターでは、環日本海の環境の保全ため、国連、政府、自治体等の連携・協力して 様々な海洋環境の保事業を行っています。事業の1つである北東アジア地域環境体験プログラムは、日本 海を囲んでいる北東アジア地域(日本、中国、韓国、ロシア)の中高生を対象に環境活動を直に体験する 機会を提供し、国際環境協力への理解を深め、自ら考え行動できる人材を育成する目的として実施してい ます。私は、このプログラムについて、交流会や各自治体による出し物、活動発表、ポスターセッション や、海岸漂着物調査、清掃活動、漂着物クラフト制作を行いました。 私は、これらの活動を通して海洋環境以外にも多くのことを得ました。カタコトの英語よりジェスチャ ーの方が伝わること、外国の方と話すときは先ず日本語を知らないといけないこと、スキンシップを取る 外国の方の積極性等で、中でも印象に残っているのは、中国の中学生が親切にしてくれたことです。言葉 は上手く通じませんが、私達はその子達が何か困っているのではと親切にし、お互いに助け合ことで心が 温かくなりました。海洋環境を巡る問題は私が思っていたより深刻で、海を綺麗にするときは自国だけで 取り組んでも一部しか綺麗にならず、4ヵ国の国際的な協力が必要です。今後もこのように思い遣りを大 切にし、助け合うことで、海洋保全だけでなく国際的な効果にも繋がると思います。 私は今まで外国の方と接することがなく、今回初めて中国、韓国、ロシアの3ヵ国の方と接することで 大変影響を受け、もっと前からこのようなイベントに参加していればよかったと思いました。もっと前か ら外国語や文化に触れていたら、外国語や外国の文化に興味・関心を持ち、学びたいと強く思い専門的な 高校に進学していたと思います。若いうちに自分の知らないことに挑戦することは刺激となり、勉強にも なり、視野が広がりとても良いことだと思うと共に、また、色々な人との出会いも大切にしたいと思いま した。 今回の就業体験では、裏方業務は先回り行動して会場設営に取り掛かり、休憩時間を削って後片付けを し、また外国の方に指示や、対応をするので忙しい仕事だと感じました。 しかし、何より外国の方と触れ合い友達ができたことが大変嬉しく、エピソードもあり、楽しく活動す ることができました。また、仲間と出会い3泊4日間共に「海洋環境保全~豊かな海づくりに向けて~」 をテーマとして同じ目標を持って取り組んだことが1番の思い出です。さらに、会社の方と国際問題など で話し合いをして歴史の知識も深めることができ、参加者の方々に「楽しかった」「海岸が綺麗になって よかった」「帰国しても海洋環境についてもっと知りたい・関わりたい」と言われて遣り甲斐を感じまし た。この5日間の体験は、私にとって大変良い経験となり、貴重な機会を頂いて感謝をします。来年は外 国語の勉強を目標とする等、今後はこの経験を活かしていきたいと思います。 143 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公益財団法人 環日本海環境協力センター 研 修 松井 美樺 日 報 設定課題:2015 北東アジア地域環境体験プログラム 実 習 内 容 8/17 ①オリエンテーション (月) ②社内見学 ③準備作業補助 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 活動内容を聞いて、18日から 始まる北東アジア地域環境体験 プログラムの仕事を自分にでき るか不安に感じたが精一杯取り 組みたい。 ④運営スタッフ説明 設定課題:2015 北東アジア地域環境体験プログラム 実 習 内 容 8/18 ① 荷物確認作業 (火) ② 会場設営 ③受付 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント 宿泊してまだ1日目だけれど、準 備と補助で、体も頭も使って疲 れた。しかしもっと積極的に補 助に回らないといけないと思っ た。受付が難しかった。 ③ 適宜参加者補助 設定課題:2015 北東アジア地域環境体験プログラム 実 習 内 容 8/19 ① 受付・誘導・運営補助 (水) ② 展示設営 ③ ポスターセッション運営 補助 実習生の特記事項 今日は、指示待ちではなく自分 から仕事を見つけ進んで取り組 むことができて良かったと思う 。活動時間が長く休む暇がなく 忙しかったが、交流がとても楽 しかった。 ④ 交流補助 ⑤ 会場設営 144 勤務時間:9:15~21:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:2015 北東アジア地域環境体験プログラム 実 習 内 容 ① 漂着物調査・清掃 8/20 ② 会場設営 (木) ③ クラフト制作 実習生の特記事項 勤務時間:8:40~19:30 指導者のコメント 昨日に引き続き、1日フル活動 で忙しい1日だった。企画してい る側だからスケジュールや設営 の配置を把握してすぐ対応でき るように心がける。 ④ 館内巡視 ⑤ 会場設営 ⑥ お別れ会・運営補助 設定課題:2015 北東アジア地域環境体験プログラム 実 習 内 容 ① 搭乗手続き補助 8/21 ② 見送り (金) ③ 報告会 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 3泊4日ともに活動した仲間と の空港での別れがとても辛かっ た。報告会で会社の方に褒めて もらえて嬉しかった。 最初は照れもあったようで すが、 徐々に参加者の交流に も取り組まれ、 今回のプログ ラムの目的である国際交流 を頑張っていただきました。 5日間お疲れ様でした。 今回 の参加を機に国際交流・環境 問題に目を向けていくこと を期待します。 145 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 富山第一銀行 経営情報学科 1年 15M022 黒畑 智里 信頼関係を築く“信用” 私は、株式会社富山第一銀行で5日間、講義を中心とした就業体験をさせていただきました。このイン ターンシップでの私のテーマとして、地域との関わりが深く、信頼関係がある印象があった銀行は、地域 とどのように関わりあっているのか、また、地域との信頼関係を築き上げていくうえで大切にしているこ とは何かを学びたいということでした。 まず、どのように地域と関わりあっているかについては、銀行業務の仕事内容を知る講座で学ぶことが できました。銀行業務には大きく分けて、渉外係、窓口係、後方(事務係)の 3 つがあります。銀行は“信用” が売りのサービス業です。渉外係は、顧客獲得のために直接お客様のもとへ銀行の信用を売りに行きます。 窓口係は、来客されたお客様の対応をします。どちらも、お客様の信頼を得なければ成り立ちません。自 分の銀行を選んでもらうためには、お客様のニーズに応じるのはもちろんですが、挨拶やちょっとした心 遣い、対応する際の笑顔などが重要となります。そのような行員の方々の意識が、地域と関わっていくう えで大切なこととなります。 次に地域との信頼関係を築く上で大切なことについては、本店や支店、総合事務センターの見学や、顧 客満足に向けての CS(顧客満足)向上への取り組み方についての講義で学ぶことができました。まず、富 山第一銀行の様々な場所を見学させていただいた際に、セキュリティの管理が万全であることを学びまし た。総合事務センターには、ATM や各店舗の窓口に設置してある端末などを管理する場所があります。 そこでは万が一停電が起こっても、自家発電によって、それらの機械が停電しないように工夫されていま した。また、システムについてのテストを繰り返し、万全の状態にしていることが分かりました。富山第 一銀行の CS 向上に向けての取り組み方については、お客様の満足を第一に考えて、すべては挨拶からと いう考えから、スマイルアップ運動の実施や、お客様に向けてのアンケート調査を行っていることが分か りました。また、お客様の意見だけでなく、各店舗の行員が本部に来た際には、本部の行員に対するアン ケート調査も実施しているそうです。 これらのことから、厳重なセキュリティ管理と、富山第一銀行やそこで働く行員の方一人一人のお客様 に満足してもらおうという高い意志が、お客様の信頼を得るという結果に繋がっているのだと感じまし た。 また、このインターンシップで、社会人として働くための今後の自分の課題を見つけることができまし た。それは、積極性です。共にインターンシップに参加されたみなさんが年上であったこともあり、講義 の中でグループワークや質疑応答の際に、積極的に発言することができませんでした。社会に出ると、現 在過ごしている学校とは全く違う周囲環境になります。様々な世代の方々がいる中で自分の意見をはっき り言えるような行動力のある社会人になるためには、学生生活の中で常に意識して積極性を磨いていかな ければならないという強い意志が芽生えました。 この5日間のインターンシップを終えて、自分自身への課題を見つけることができました。また、硬く まじめな印象が強かった銀行員ですが、実際は大変柔軟な方々ばかりで、お客様のニーズに最高の対応を するための行動力、創造力が豊かであることが分かり、改めて魅力を感じました。富山第一銀行は、特に 富山県に密着している銀行だと思います。富山県になくてはならない富山第一銀行で学べたことは、社会 人として、人として成長するために必要な意識を得るうえで貴重な体験であったと感じました。 146 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山第一銀行 黒畑 智里 研 修 日 報 設定課題:参加目的の確認と参加意欲の高揚、キャリアデザインの 意味とライフプラン、職業観の情勢 実 習 内 容 実習生の特記事項 1分間スピーチでは、参加目的を はっきり伝えることができた。ま た、グループワークでは、社会人 (月) ②講義~人事企画部長・釣さん の在り方について、みなさんと話 のお話~ し合うことができた。話し合いに 積極的に参加することができた。 ③グループワーク~私たちは なぜ働くのか~ ・就活の際には親としっかりと相 9/14 ①参加目的についての1分間ス ピーチ ④DVD視聴~社会人としてのあ り方~ 談し、自分に正直になることが大 切。 ④ 義~社会人としての心構え ~ ・会社はチームである。 (火) 指導者のコメント 初日お疲れ様です。貴重な5 日間の研修の中で、1つでも 奥のことを吸収し、将来のヒ ントとなるよう頑張ってくだ さい。 ・「無理です」「できません」は 禁句。 設定課題:『業界研究』~金融・銀行について知ろう~ 9/15 勤務時間:8:30~17:00 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 講義~金融業界について~ 2日目お疲れ様です。少しで も疑問に思うことがあれば、 遠慮せず、勇気を出して質問 してみましょう。 ④ 本店見学 金融業は大きく3つに分かれて おり、その中の銀行業は4つの翁 業務に分かれていることが分か った。総合事務センターでは、一 般にはめったに見る事の出来な いセキュリティ管理を見学する ことができた。 ⑤ 先輩行員の体験談 ・銀行の売りは「信用」 ② 講義~銀行の業務について ~ ③ 総合事務センター見学 ・銀行員に求められる人材として 、お客様のニーズに応えるための 創造力・行動力がある。 147 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:『企業研究』~富山第一銀行について知ろう~ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 講義~富山第一銀行の概要 ・特徴~ 富山第一銀行の概要を細かう知 ることができた。また、ATMの裏 9/16 側や、3時以降の窓口を見学させ ② 講義~海外研修成果発表~ ていただき、非常に貴重な体験を (水) ③ 銀行業疑似体験(札勘・窓口 した。 ロールプレイング) ・お客様のライフプランに合わせ ④ 1分間スピーチ~実習を半 分終えて~ 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 3日目お疲れ様です。インタ ーンシップに参加しないと学 べないことがたくさんあるか と思います。1つでも多くの ことを吸収し、自身のものに していってください。 て相談に応じる→お客様第一。 ・お客様に満足してもらうために まずは挨拶をする。 ・富山第一銀行には北陸初の電子 記帳台がある。 設定課題:『業界研究』~銀行員について知ろう~ 実 習 内 容 9/17 (木) ① DVD視聴~サービスの原点 ~ 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ④ DVD視聴~反社会的勢力の 撤廃~ ホスピタリティについて学んだ。 4日目お疲れ様でした。明日 お客様が満足するすなわちCSを 最終日となりますが、悔いの 向上するためには、「お客様」と ないよう、頑張ってください。 ひとくくりにするのではなく、1 人1人を尊重することが大切で あると改めて実感した。また、新 入行員さんの話を聞き、学生であ る現在をどのように過ごすかを 学ぶことができた。 ⑤ 講義~反社会的勢力につ いて~ ・サービス業とは心の共有業=ホ スピタリティ業 ⑥ 新入行員体験談 ・暴力団との商取引があると、銀 行からの融資はストップする。 ② グループワーク~CS向上~ ③ 講義~富山第一銀行のCS向 上に向けての取り組み~ 148 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:総まとめ 実 習 内 容 ① ローンセンター支店見学 9/18 ② 富山南センター支店見学 (金) ③ 富山ファーストDC・TF保険 株式会社見学 ④ ビジネスプラザ支店見学 勤務時間:8:45~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 富山第一銀行の関連会社が入っ ているビルを見学させてもらい、 学生である私たちはあまり行く 機会がない、保険や、ローン、ク レジットカードなどを取り扱っ ている支店、関連会社の見学をし て、普段見る事のない光景が多く 、とても新鮮でした。 5日間の研修お疲れ様でした 。このインターンシップで学 んだことを今後の学生生活に 生かしてください。期待して います。頑張ってください。 ⑤ グループワーク~新商品の ・また来店したいというお店→入 開発~ りやすい店→笑顔で出迎え。 ・会社の数字ではない、お客様の ケア・お客様に深く潜り込むこと が大事。 149 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社富山第一銀行 経営情報学科1年 15M109 平澤真奈 人との繋がり 私は、株式会社富山第一銀行のインターンシップに5日間参加させていただきました。今回のインター ンシップでは、社会人になるために必要な意識や心得について学ぶことをテーマに掲げて就業体験に励み ました。 インターンシップ前は銀行について漠然としたイメージしか抱くことができなかったのですが講義を 通して金融業界や銀行の業務について沢山の知識を習得し、実際に支店や本店を見学したことにより明確 な銀行のイメージを捕えることができました。特に、富山第一銀行は、県内の銀行の中で一番自己資本比 率が高く健全性があることや県内のイベントに参加して地域と密着していること、そして新入行員のため に徹底した研修制度が特長となっていることがわかりました。それらの企業努力があるからこそ地域の 方々に認められ、富山を代表する地方銀行になったのではないかと感じました。 5日間を通して一番印象的だったのは、2日目の先輩行員のお話と4日目の講義と新入行員のお話で す。先輩行員や新入行員の方のお話では、社員の方と協力し、励まし合える職場の雰囲気が自分の成長に 繋がっていることや銀行の業務を通して、さまざまな業種の方や地域の方とのコミュニケーションをとる 機会が与えられることに喜びを感じていることを知ることができました。また、就職活動をするにあたっ て自己分析をしっかりとして自分が興味のある枠を見つけ出すことが大切だとおっしゃっていたことも とても勉強になりました。これらの先輩方のお話を聞いて、将来のために残りの大学生活をもっと有意義 なものに変えていきたいと感じました。次に、4日目の講義では、実話を元にした、サービスの原点であ るホスピタリティについて学びました。ホスピタリティは「思いやり」「心遣い」「親切心」のことをい います。これは、働く人たちの思いが行動から生まれることによって人と人のつながりを通し社会的な意 義や役割を果たすだけではなく、お客様を感動させることができます。また、物理的でも技術的にもでき ない精神的なサービスであることから「形」のサービスではなく「心」のサービスとしてホスピタリティ はとても大切なサービスであることを知りました。この講義から相手に感謝の気持ちをもって行動するこ とによりお客様の信頼や感動を得られると感じました。銀行も同じように、お客様の年齢に合わせたコミ ュニケーションをとったり、お客様ひとりひとりと向き合って対応したりするなどといった行動がCSの 向上に繋がっていると考えました。 この5日間のインターンシップで社会人は高い意識や責任感をもっているだけではなく、人との関わり をとても大切にして働いていることがわかりました。また、行員の方々だけではなく、4年制大学の方の 思想や発言力からも沢山の刺激を受けました。これからの残りの大学生活では、インターンシップで得た 知識や貴重な経験を生かして少しでも私が思い描いた理想の社会人の姿に近づけるように日々努力を積 み重ねていきたいです。最後にこのような機会を与えてくださり、ありがとうございました。 150 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山第一銀行 平澤 真奈 研 修 日 報 設定課題:参加目的の確認と参加意識の高揚 実 習 内 容 ①1分間スピーチ 9/14 自己紹介・参加目的 (月) ②グループワーク なぜ人は働くのか 社会人のルール ③講義「社会人の心構え」 実習生の特記事項 1分間スピーチでは参加目的を 明らかにすることで他の大学生 と意識を高め合うことができ た。グループワークでは、なぜ 人は働くのかの結論をまとめ た。他の大学生の意見がとても 自分にとって刺激になった。講 義では、社会人にとって必要な マナーや敬語について詳しく学 んだ。 設定課題:業界研究 9/15 実習生の特記事項 ① 講義「金融業界について 今まで銀行に対して漠然とした イメージだったが、講義を受け て金融の仕組みや銀行の三大業 務について知ることができた。 支店見学では、普段潜入するこ とができない銀行の心臓部を見 学した。先輩行員の方々のお話 では仕事で人と関わることや銀 行の仕事の楽しさを感じとるこ とができた。 (火) ② 支店見学 ③ 本店見学 ④ 先輩行員体験談 設定課題:企業研究 9/16 (水) 実習生の特記事項 ① 講義「富山第一銀行の概 要・特徴」 研修制度や地域貢献などの企業 努力の積み重ねが富山第一銀行 の発展(自己資本比率の向上) に繋がっていることを知るとこ ができた。ロールプレイングで は、正確且つ迅速に応対するで はなく笑顔でやわらかく誰でも 親しみやすい接客をすることが 大切だと感じた。1分間スピー チでは3日間の反省をすること ができた。 ③ 札勘の数え方 窓口応対ロールプレイン グ ④ 1分間スピーチ 初日お疲れ様です。 もっと積極的且つ意欲的 に取り組めれば、もっと良 いと思います。頑張りまし ょう。 指導者のコメント 2日目お疲れ様です。 積極的に意欲的に参加す ることこそもう少し意識 できたらいいなと思いま す。 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 ② 講義「海外研修成果発表 」 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 銀行の業務について」 勤務時間:9:00~17:40 151 指導者のコメント 3日間お疲れ様です。 今日学んだことをしっか りと記録し、業界研究に役 立ててください。残り2日 間頑張りましょう。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:業務研究 9/17 (木) 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 講義「サービスの原点」 実話を聞いて、マニュアルだけ のサービスを提供するのではな く、心を通じたホスピタリティ をお客様に行うことやCSの向 上に努めることがとても大切だ と感じた。 ② グループワーク 銀行のCS向上 ③ 講義「富山第一銀行のC S」 暴力団、社会からの孤立 ④ 若手行員座談会 ① 行外研修 9/18 金岡邸 (金) グリーンビル見学 ② 銀行業務疑似体験 新商品を考えよう 4日目お疲れ様です。 明日最終日となりますが、 悔いのない様頑張ってく ださい。 反社会的勢力に関する講義では 、対処できる機関や法律が存在 すること、そして1人で抱え込ま ずに助け合うべきだと思った。 設定課題:総まとめ 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:40 実習生の特記事項 指導者のコメント 行外研修では、保険会社やカー ド会社が銀行と連携して業務を 行っていることを知ることがで きた。最後のグループワークは、 難しいテーマで苦戦したが、今 まで習った知識を生かして新商 品を開発することができた。自 分の班にはなかった発想で商品 を考えている班もあってとても 面白かった。 研修5日間お疲れ様でし た。今後の学生生活にフル に活かしてください。 152 応援しています。頑張って ください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 富山第一銀行 経営情報学科 1年 15m114 宮川絢衣 心や気持ちで受け止め、心や気持ちから行動へ移す 私は、株式会社 富山第一銀行で5日間、就業体験をした。この就業体験での私のテーマは、2つある。 まず、①「他人の意見を受け止める」ことである。本インターンシップでは、グループワークを通してのデ ィスカッションが多く取りいれられていた。そのため、自身よりも年上の先輩方と意見を交換するという、 普段の大学生活ではできない、貴重な体験を通して自身の成長を図りたいと考えたためである。次に②「銀 行・行員について知る」 ということである。 後期から始まる金融論の講義があると知ったことをきっかけに、 金融業界へ興味を持ったためである。 本インターンシップでは講義を通して、銀行・行員への専門知識を学んだ。また、先輩行員の方々との座 談会が開かれ、 実際に現場で働く行員の方々から、 行員になるまでの生い立ちや、 意見を聴くことができた。 衝撃的だったのは、 富山第一銀行では大学で経済や金融についての専門知識を学んできた人ばかりが行員と して働いているのではなく、多種多様な学部から行員として働いている人がほとんどであったことである。 お客様の大事な資産を預かり、貸出業務や為替業務を行っている銀行・行員は責任が大きい。そのため、私 は銀行では専門知識ばかりが重視されていると考えていた。 しかし、実際には専門知識はもちろん、行員には「コミュニケーション能力」が求められること知った。 なぜならば、銀行の仕事はお客様のニーズに合ったサービスを提供し、信用を得ることだからだ。小さな事 でも「良かったな」と思っていただけるようなサービスを提供し、心の共有をどれだけ確立できるかが重要 となる。また、お客様の信用を得るために、銀行は組織で対応する。そのため、行員同士の信頼関係を構築 することが重要となる。行員同士が協力・助け合うことで課題を成し遂げていき、職場環境を良くすること に繋がる。 現代社会は心の時代と呼ばれ、化学が発展しても人間にしかできないホスピタリティ(心遣い)を人々は 求めている。ホスピタリティはお客様だけではなく、行員同士の間にも必要となる。行員は、ホスピタリテ ィを仕草・笑顔でお客様に伝え、ホスピタリティをサービスとして確立していかなければならない。また、 行員同士の間でのホスピタリティが生れることにより、部下への教育がスムーズになり、仕事の効率が上が る。 今回のインターンシップでは、 「他人の意見を受け止める」ことを意識することができ、また、専門知識 を得ると同時に、行員には「コミュニケーション能力」を求められていることを知ることができた。今回の 経験を今後の学生生活へ活かし、また、自分の意見だけではなく、他人の意見を積極的に取り入れた行動を とっていきたいと考える。 153 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山第一銀行 宮川 絢衣 研 修 日 報 設定課題:社会人としての心構え・役割 実 習 内 容 ①参加目的の確認 9/14 ②1分間スピーチ (月) ③グループワーク ④講義:社会人基礎力 勤務時間:8:45~17:40 実習生の特記事項 「なぜ働く」かのベースは、自 初日お疲れまでした。 身の価値観である。価値観とは、 何を優先するか、軸とするかと 積極的に参加する姿勢にと いうことであり、変化しやすい。 ても好感が持てました。 一緒に頑張 自身の失敗を他責にせず、自責 明日から4日間、 りましょう。 と考える。そして、失敗に対し て心を折れず、失敗をしながら 成長していくことにより、でき る仕事を増やしていく。つまり、 仕事とは「問題解決の連続」で ある。また、仕事がうまくいか ない時は上司や先輩に相談する のが良い。 設定課題:金融・銀行について知ろう 実 習 内 容 ①企業研究 9/15 ②社内見学 (火) ③先輩行員体験談 指導者のコメント 勤務時間:8:45~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 銀行は、お客様のニーズに合っ たサービスを提供し、信用を得 る事が仕事。しかし、全てのニ ーズに合ったサービス提供は難 しく、銀行は組織で対応する。 2日目研修お疲れ様でした。 面接では、誠実に無理なエピソ ードを作らない。 銀行業務のメインは、「人との 関わり」であり、コミュニケー ションを活かすことができる。 154 あと3日間頑張りましょう。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:富山第一銀行について知ろう 実 習 内 容 ①富山第一銀行の概要・特徴 9/16 ②海外研修成果発表 (水) ③銀行業務疑似体験 ④1分間スピーチ 勤務時間:7:45~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 「評価される銀行」とは、銀行 3日目研修お疲れ様です。 をとりまく全ての人に「いいね 」という言葉を頂ける銀行であ 残り2日間、頑張りましょ う。 る。 富山で預かったお金を、富山県 にかえす。 自身が客観的にみられている事 を意識する。 設定課題:銀行員について知ろう 実 習 内 容 ①DVD視聴 9/17 ②CSの向上について(講義) (木) ③富山第一銀行のCSについて の取り組み(講義) ④リスク統括部(講義) ⑤若手行員座談会 勤務時間:7:45~17:00 実習生の特記事項 心や気持ちで受け止め、心や気 4日目研修お疲れ様です。 持ちから行動へ移す。 先輩行員に質問していまし どんなに科学が進んでも、人間 たね。その行動が勇気が成 にしかできないのがホスピタリ 長に繋がっていくのだと思 ティである。 います。明日一日頑張りま しょう。 きまりが「やらなければならな い事」「やってはいけない事」 を示している。 設定課題:総まとめ 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:7:45~17:40 実習生の特記事項 指導者のコメント ①支店見学 支店長の役割は、行員を一つの 5日間の研修お疲れ様でし 目標へ向かわせる。また、支店 た。 9/18 ②新商品を考えよう(グルー 長にはお客様へ深くもぐりこめ プワーク) 最後のグループワークでは るという利点がある。 (金) 堂々と自分の考えや意見を 気持ちのこもった「いらっしゃ 述べる姿がとても素敵だっ いませ」という気持ちで挨拶。 たと思います。 今後の活躍期待しています 。頑張ってください。 155 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先:株式会社富山第一銀行 経営情報学科 1年 15M111 藤井健太 信頼信用、時代は、ホスピタリティー業へ 私は、今回富山第一銀行に5日間企業体験させていただきました。この企業体験での私のテーマは2つあ ります、一つ目は、少しでも三大金融の1つである銀行業について知ること。二つ目は、体験することでし かわからない銀行の雰囲気を知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと 思います。 テーマの一つ目である銀行業については、2日目の研修で学ぶことができました。銀行の役割は、 「個人」 「企業」 「国・地方公共団体」の三つの経済主体のお金を動かしています。行員の方は、銀行をお金という 血液を送り込む心臓のような存在とおっしゃっていました。そして、銀行は新鮮な血液を常に送り続けなけ ればならず、その責任は重大だと知りました。銀行の主な業務は三つ、 「預金」 「融資」 「為替」です。銀行 は、預金と融資の差額(ぎざや) 、株式で営んでいるが、最近では四つ目の業務「フィービジネス(手数料 収入) 」が出てきたことも教えてもらいました。銀行員の仕事である、外に出歩いて仕事をする、 「渉外係」 。 来店時のお客様の対応をする、 「窓口係」 。手続きや届け出の対応、また渉外係のバックアップをする、 「後 方係」があり、ほかにも本部の仕事についてなども知ることができました。 テーマの二つ目である銀行の雰囲気を知ることについては、やはり体験しなければ分かりませんでした。 体験する前のイメージは、堅苦しく大変そうなイメージでしたが、先輩行員の話を聞いたり社内や社外見学 をしたりすることにより、実際は上司部下の仲が良く、若い人が楽しく働ける環境だということ。また富山 第一銀行は、経営経済や金融業の知識を持っている人も必要だが、金融の知識がなくても、コミュニケーシ ョン能力があり自己実現力がある人を富山第一銀行は、 求めているということを知りイメージが一変しまし た。 今までは、体験について書いてきましたが最後に伝えたいのは、銀行とは形や物を売るのでは無く信頼と 信用を売っているということです。またサービス業と呼ばれていた産業も今は、少しずつホスピタリティー 業と呼ばれています。今までは、形やマニュアルにそってお客様をもてなすことがサービス業と呼ばれてい たが、これからは、形やマニュアルに縛られることなくお客様を第一に考え接客・対応することが求められ る。 「形」の技術的サービスよりも「心・気持ち・思いやり」の精神的サービスが大切である。ということ を教えていただきました。今後は銀行業への就職を目指し、簿記検定の取得やコミュニケーション能力を高 める努力を、また信頼・信用してもらうための行動をとっていきたいと思います。 156 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山第一銀行 藤井 健太 研 修 日 報 設定課題:【参加目的の確認と参加意識の高揚】 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 1分間スピーチ グループワークでは、先輩方と 話し合う中で、レベルの違いを 9/14 ② グループワーク 感じて意気消沈していましたが (月) ③ 講義 「社会人としての心構 、だからこそ実力のある先輩方 の能力を盗み少しでも成長した え・役割」 いと思いました。 設定課題:【業界研究】 実 習 内 容 9/15 (火) 勤務時間:8:45~17:40 指導者のコメント 初日お疲れ様です。明日は、 もっと積極的に、意欲的に取 り組めば、良いと思います。 頑張りましょう。 勤務時間:8:45~17:40 実習生の特記事項 ① 講義「金融業界について、 金融の知識が0だった自分から 銀行の業務について」 2日目で確実に1になったと感 じ取れました。 ② グループワーク 指導者のコメント 2日間で自身の成長を感じ ることができたみたいです ね。 この調子で残り3日間頑 張りましょう。 ③ 先輩行員体験談 設定課題:【企業研究】 実 習 内 容 勤務時間:8:45~17:40 実習生の特記事項 ① 講義「当行の概要・特徴」 富山第一銀行の設立について詳 しく教えてもらった。またお客 9/16 ② 海外研修成果発表 様が第一だということを再確認 (水) ③ 銀行業務疑似体験 「窓口ロ した。そして普段は入れない場 所を見学させていただき貴重な ールプレイング 体験だった。 ④ 1分間スピーチ 設定課題:【業務研究】 実 習 内 容 ① グループワーク 9/17 ② 講義「CS」 (木) ③ 若手行員 指導者のコメント インターンシップに参加し ないと学べないことがたく さんありますので、 1つでも 多くのことを吸収していっ てください。 勤務時間:8:45~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント サービス業から、ホスピタリテ ィー業に代わりつつあることを 学んだ。また今日は、積極的に 質問することが出来た。 今日は、 質問していましたね 。 その行動力が勇気が成長に つながっていくのだと思い ます。 明日一日頑張りましょ う。 157 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:【総まとめ】 実 習 内 容 ① 行外研修 9/18 ② 銀行業務疑似体験 (金) ③ グループワーク 勤務時間:8:45~17:40 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中すべてが社外研修という 大変貴重な経験をさせていただ きました。グループワークでは、 新商品を考えるということで、 5日間の知識をフル活用させ考 えたのですが、案が選ばれず残 念でした。 このインターンシップで学 んだこと今後の学校生活の 中で活かしていただきたい と思います。 頑張ってくださ い 158 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 北陸銀行 経営情報学科 1年 15M026 坂下真純 喜び・幸せのサイクル 私は、北陸銀行で5日間就業体験をさせていただきました。今回の私の中のテーマは、銀行の業務内容を 知ることと働くとはどういうことなのかを知ることでした。そのテーマをもとに、今回の研修内容を報告し たいと思います。 私が今回の就業体験の中で一番印象に残っているのは、 CS活動です。 CSとは、 お客様満足度のことで、 昔の金融機関は企業側中心で営業を行っていましたが、現在ではお客様中心の営業スタイルで「金融サービ ス業」という考え方を持って行っています。北陸銀行ではCS活動に力を入れており、月に一回CS向上委 員会も開かれています。CS活動の内容は、お客様アンケートを行ってニーズを把握したり、困っているお 客様にすぐに対応できるようにロビーの巡回したりなどさまざまです。 私が3日目に営業店実習でお世話に なった高岡支店では、CS活動の一つとして、ロビー展を行っていました。今回のロビー展では、地元大学 の学生が描いた絵も展示しまた、お客様の持っている昔のポスターを複数枚展示してありました。支店の方 から聞いたお話しでは、 このポスターは貴重なものだが、 お客様が快く協力してくださったという話でした。 このことからも、お客様から強い信頼感を持たれていることを感じました。ロビー展の他にも、清掃活動や 挨拶、お客様により身近に感じてもらえるよう、一人一人の名前や顔、いつもどのような用件でいらっしゃ るのかまで覚えるようにしているそうです。 北陸銀行では、お客様の「嬉しい」を私たちの「嬉しい」にという合言葉があります。また、 「100-1= 0」一人でも取り組まなければゼロと同じという考え方を持って取り組んでおられます。金融サービス業の 成功サイクルとして「ES→CS→CL」が挙げられます。ESとは、従業員満足度のことで、CLとは、 カスタマーロイアリティーのことです。これを詳しく説明すると、 ・従業員の満足度が高まると、CS活動に活発的になり、お客様に満足してもえらえる ・お客様が満足すると、北陸銀行の顧客を確保でき、ビジネスとして成功する ・ビジネスが成功すれば、従業員が満足できる ということです。このように1つの取り組みで多くの喜びや幸せが生まれます。私は今回の就業体験を通し て、銀行のさまざまな業務を知ることができました。他の大学の方や行員の方など、さまざまな人と関わる ことができとても貴重な経験ができました。若手行員も方ともたくさんお話しすることができ、就職活動に ついてのアドバイスなどもしていただくことがでました。今回学んだことを活かし、残りの学校生活のなか でやるべきことを考え、就職活動に取り組んで行きたいです。5日間お世話になった北陸銀行の皆様、本当 にありがとうございました。 159 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 北陸銀行 坂下 真純 研 修 日 報 設定課題:銀行の業務内容を知り、多くの学生と交流を深める 実 習 内 容 ① 銀行のあらまし 8/24 北陸銀行について (月) ② グループワーク 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:10 指導者のコメント ・銀行の3大業務(預金・貸付 ・為替) 初日お疲れ様でした。 5日間 を通して銀行の業務の基礎 知識、社会人としての意識・ ・銀行は15:00の閉店後に現金 規律等を学んで下さい。 頑張 突合などの重要な業務が残って って下さいね。 いることが分かった (NASAゲーム) ③ CSについて ④ 札勘実習 ・グループワークでの自分の意 見を主張する大切さを学ぶこと ができた 設定課題:グループワークでしっかりと自分の意見を伝える。実 際に通帳を作る 実 習 内 容 8/25 (火) ① グループワーク (もしもこの世に銀行が なかったら~銀行の業務 を考えよう~) ② 端末実習 勤務時間:9:00~17:10 実習生の特記事項 指導者のコメント ・グループワークでは、グルー プ全員の意見をまとめるのが大 変だった グループワークでは銀行が いかに多くの役割を担って いるのか分かられたかと思 います。 端末実習では銀行の 窓口や後方事務を実感でき ましたね。 ・もしも銀行がこの世になかっ たら、今のような豊かな暮らし ができないと感じた ・端末実習では、実際に通帳を 作ってみて、窓口の方が簡単に されている作業の難しさを体感 することができた 160 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:本部にはどのような部署があり、どのような仕事をし ているのかを知る。支店の仕事の様子を見て、実際に接客をする 実 習 内 容 8/26 (水) ① 本部見学 (国際業務部 金融サービス部) ② 営業店実習 (高岡支店) 実習生の特記事項 指導者のコメント ・本部見学では、海外とのテレ ビ会議を見たり、専門的な仕事 の現場を見たり、とても貴重な 体験ができた 営業店実習大変だったと思 います。 ① 事務センター見学 8/27 (木) ② グル―プワーク (地方創生について ③ 営業店実習報告 お疲れ様でした。 ・支店での実習では、実際にロ ビーに立ち、とても緊張した ・若手の行員の方から貴重なお 話をたくさん聞くことができた 設定課題:事務センターでの業務内容を知る 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:10 勤務時間:9:00~17:10 実習生の特記事項 指導者のコメント ・事務センターでは、全国各地 の支店のデータが入ってきて、 とても忙しい雰囲気だった 事務センターなど、 日頃見る ことのできない銀行の仕事 を見ることができたと思い ます。 ・めったに見らない場所を見る ことができ、とても貴重な体験 ができた ・営業店の実習報告を聞いてそ れぞれの支店での取り組みや、 それぞれの人の感じ方を知るこ とができた。 設定課題:行員の方のお話を聞いてこれからの就職活動へ活かす 実 習 内 容 ① 採用担当の方のお話し 8/28 ② 日経新聞の読み方 (金) ③ 行員座談会 ④ 札勘レース 勤務時間:9:00~17:10 実習生の特記事項 指導者のコメント ・採用担当の方や、若手行員の 方からお話しを聞いて、就職活 動までにやっておくべきこと、 学生時代のお話しなど、さまざ まなお話を聞くことができた 5日間お疲れ様でした。 自分 の将来設計を考えるきっか けになれば幸いです。 就活頑 張って!! ・札勘レースでは、初日よりも 上手くなっていたので嬉しかっ た 161 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社北陸銀行 経営情報学科 1年 15M104 西澤 茉夢 お客様の「うれしい」を私たちの「うれしい」に 私は夏季休業中の5日間、株式会社北陸銀行で就業体験をさせて頂きました。インターンシップでは、 社会人として「働く」ということとは何かを実際に社会に出て肌で感じ、今の自分には何が足りなくて、これか らの就職活動に向けて何を身につけることが重要となってくるのか知ることをテーマとしました。 それをもとに、 今回の研修結果を報告したいと思います。 インターンシップでは北陸銀行の業務や銀行の役割について詳しい知識を得ることができました。その 中でも私が関心を抱いたのは1日目の講座で話された CS 活動というものです。CS 活動とは Customer Satisfaction の略であり、顧客満足度を意味します。北陸銀行は、以前金融機関の都合を優先に努めてい ましたが、今ではこの CS 活動を重視していると教わりました。お客様の『うれしい』を私たちの『うれ しい』とし、よりよい銀行なろうと努めています。例えばボールペンのインクが切れていないか、伝票は 足りているか、雪の日には入口に雪がないか等の細やかなチェックをしています。またアンケートを実施 し、お客様のニーズに応え、常にお客様に満足してもらえる銀行へと努力を重ねておられると知って、銀 行はお金の管理をしているだけではないと学びました。 実際に銀行の仕事を体験できたのは3日目の営業店実習でした。私は南中央支店で実習させて頂きまし た。研修内容は主にロビーアテンダントとして笑顔で明るく挨拶をし、困っているお客様には案内をする というものでした。この実習では 1 日目に学んだ CS 活動も多く観察することができました。お店の雰囲 気は明るく、漫画や雑誌なども設置されており、お客様が楽しめるよう工夫されていました。美術品や観 葉植物の他に地域の子供たちが描いた絵なども飾ってあり、地域を重視した活動をされているということ が分かりました。また南中央支店には、住宅ローンなどのお客様の人生設計をお手伝いするローンプラザ も併設されていました。そこでは、 「社会に貢献する」ということが働くということ、社会の一員として いいアドバイスをするということが大切であると教えていただきました。 この5日間では、北陸銀行のことだけではなく、仕事に対する姿勢を学びました。ただ仕事に取り組む だけではなく、お客様を第一としたサービスを提供し、社会に貢献できるような仕事を追求し、実現させ ていくことが大切なのだと思いました。この仕事に対する姿勢はどの職種にも当てはまり、これからの職 業選択や就職活動に大きく役立つものだと思いました。働くことの大変さ、楽しさを肌で感じることがで き、インターンシップの経験は私にとって大変有意義なものとなりました。 162 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社北陸銀行 西澤 茉夢 研 8/24 (月) 8/25 (火) 8/26 (水) 8/27 (木) 修 日 報 設定課題:銀行の基本の知識を身につける。インターン参加者と の交流を深める。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 開講 (オリエンテーション 銀行の業務内容を北陸銀行の紹 ) 介を通して学ぶことができた。 ②銀行業務のあらまし グループワークではNASAゲー ② 北陸銀行の紹介 ムという宇宙で不時着した場合 ③ グループワーク(NASA 、一番に何を優先するかという ゲーム) 話し合いをした。札勘実習は縦 ⑤CSについて 読みと横読み、どちらも難しく ⑥札勘実習、アンケート 大変だった。 設定課題:通帳の作成の仕方を学ぶ。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① グループワーク (もしもこ グループワークでは、銀行がな の世に銀行がなかったら) くなると支払いが不便になると ②端末実習 いう反面、個人情報が悪用され ③実習注意、アンケート る心配がなくなるという意見が 出た。自分一人では思いつかな いような考えをインターンシッ プ参加者と共有することができ た。 設定課題:銀行の仕事を間近で見て学ぶ。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 本部見学 (金融サービス 本部を見学することで、総合金 部、国際業務部) 融サービス部について学ぶこと ②営業店実習 ができた。営業店実習では、ロ ビーアテンダントを通して、笑 顔で明るく接客するという大変 さを知ることができた。 設定課題:銀行の裏側を見て学ぶ。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ② 事務センター見学 普段は絶対に見ることのできな ② グループワーク (地方創 い銀行を学べた。手形や為替だ 生について) けではなく、データ管理や振り ③営業店実習報告 込みなどの事務処理の仕事を知 ④アンケート ることができた。グループワー クでは地方創生をテーマに話し 合い、若い世代の結婚・子育て の支援には何が必要か、東京一 極集中の課題に対してどのよう にすればよいかと互いに意見を 交わすことで今の地方に何が足 りないか認識することができ た。 163 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 5日間を通して銀行業務の 基礎知識、 社会人としての意 識・規律等を学んでいってく ださい。頑張ってください。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント グループワークでは皆の意 見を共有することによって、 いろいろな考え方があるし、 又、 銀行がいかに多くの役割 を担っているか分かられた と思います。 端末実習もお疲 れ様でした。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 営業店実習大変だったと思 います。お疲れ様でした。 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 事務センター等、 銀行の業務 の裏側も見ることができて 貴重な体験でしたね。 業務に ついての理解も深まったと 思います。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:就職活動に役立つための知識を得る。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①採用担当より 銀行は、人に信頼される、人と 8/28 ②日経新聞の読み方 の出会いが無限大に広がる究極 (金) ③行員座談会 のサービス業だということを学 ④札勘レース べた。採用に向けて、どのよう ⑤アンケート なことを学んで準備していけば よいか知ることができた。新聞 の記事は全部熟読する必要はな く、見出しやリード文を読むだ けでも知識がつくと学べたので 習慣づけたいと思った。 164 勤務時間:8:50~17:10 指導者のコメント 5日間お疲れ様でした。 自分 の将来設計を考えるきっか けになれば幸いです。 就活が んばってください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山信用金庫 経営情報学科1年 15M103 中山優衣 信頼を築く第一歩は挨拶から 私は富山信用金庫で5日間職業体験をさせていただきました。金融業界に興味はあったものの具体的な 業務内容や必要な知識を知らなかった私は、信用金庫の業務内容と必要な知識、そして自分の欠点を知る ことをテーマに今回の研修に臨みました。 5日間の職業体験では信用金庫と銀行の違いや、各業務内容について、そして社会人としての心構えや ビジネスマナーについてなど多くのことを教えていただきました。 信用金庫は非営利の協同組織金融機関であり、利益追求を目的とせず、また営業地区が決められていま す。対して銀行は株式会社であり、利益追求を目的とし、全国に支店を持つことができます。また、富山 信用金庫は114年という長い歴史があります。その中で地域の皆さまから愛されてきたのは、預金など の業務だけでなく、おわら祭りへの参加や、キッズマネースクールの開催、相談特化型店舗でのお客様の 相談に親身に応えるなどといった、地域に密着した取り組みを常に意識しているからであることを学びま した。 信用金庫の業務は3大業務と呼ばれる「預金業務」「融資業務」「為替業務」であり、他の金融機関が 行っている業務と同じです。このほかに、お客様に更なる満足を提供するために投資信託の窓口販売や生 命保険や損害保険などの窓口販売も行っていることを知りました。信用金庫は預金とお金の貸出だけを行 っているのだと思っていたので、保険の販売など様々な業務があり、それらについての幅広い知識と多く の資格が必要であることを知り、驚きました。 4日目の営業店実習では富山信用金庫本店営業部で業務を体験させていただきました。お客様に郵送す る親展書類についてのデータ入力や、債権書類の仕分けの準備作業を体験し、お客様とふれあわない仕事 であっても、小さなミスがお客様からの信頼を失うきっかけになるという責任の重さを感じました。また、 お客様が来店なさった時は、仕事をしていても本店の職員全員が顔を上げて笑顔で「いらっしゃいませ」 と「ありがとうございました」を言っていたことがとても印象に残りました。お客様からお金をお預かり したり、貸し出すにはまず互いを信頼することが必要です。その信頼を生み出すコミュニケーションの第 一歩となるのが明るい挨拶であるということを実感し、これはどの仕事、職場であっても共通する大切な ことだと思いました。 金融業はサービス業でもあるため、お客様とのコミュニケーションが何よりも大切であり、それは相手 のこと全てに関心を持ち、人それぞれの違いを受け止められる広い心を持つことであると、5 日間の体験 の中で何度も教えていただいたので、学生の間により多くの様々な年代の方と会話をし、コミュニケーシ ョン能力を磨きたいです。 今回のインターンシップで業務だけでなく社会人として必要な様々なことを 指導して下さった富山信用金庫の職員の方々に厚く御礼申し上げます。 165 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山信用金庫 中山 優衣 研 修 日 報 設定課題:業務内容を学び、「報・連・相」やコミュニケーション の重要性を知る 実 習 内 容 8/6 (木) ①富山信用金庫の歴史と現状 ②富山信用金庫の概要と役割 ③札勘① ④当庫の防犯・交通安全につい て ⑤札勘② 勤務時間:8:45~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 富山信用金庫は114年の歴 史があり、二度の合併を経 て県内最大の信用金庫とな った。銀行は営利法人の株 式会社で、信用金庫は非営 利法人の共同組織(会員組 織)という違いがある。信 用金庫は営業地域が限定さ れている。 実習初日お疲れ様でした。 慣 れない環境で緊張するとは 思いますが、 何事にも積極的 に取り組み。 様々なことを学 んでほしいと思います。 また 、 札勘は練習した分上達しま す。 空き時間などを利用して 練習を重ねてください。 ⑥コンプライアンスについて 設定課題:業務内容を学び、「報・連・相」やコミュニケーション の重要性を知る 実 習 内 容 8/7 (金) ①社会人としての心構え ②営業推進業務 ③保険業務 ④預金業務・札勘③ ⑤融資業務 勤務時間:8:45~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 信用金庫は預金と融資だけ ではなく、保険も販売して いる。保険商品はアフラッ クや損保ジャパンなどの他 社のものを取り扱っており 、勧誘には多くの確認事項 がある。 預金業務でかか る利息は預金の場合1日預 けた場合は1日分の利息で あるが、1日借りた場合は 2日分の利息がかかる。 今日の講義を通じて、 金融機 関の業務について理解が深 まったと思います。 私たちは 接客業、 セールス業ですので 、 コミュニケーションは非常 に大切にしています。また、 金融機関以外においてもコ ミュニケーションは大切な こととなります。「人間力」 を高められるよう、 この研修 が終わっても努力してほし いと思います。 166 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:ビジネスマナーを学び就職に活かせるよう身につける 実 習 内 容 ①年金推進業務 8/10 ②オンラインの概要と本人確認 (月) ③マナー講座応対の基本 ④就職活動について 実習生の特記事項 指導者のコメント 金融機関は年金を受け取る 口座を得ることで、預金を 増やすことが可能。年金に は20歳~60歳の国民が 全員加入する国民年金と、 働き方によって厚生年金、 共済年金のどちらかに加入 する。 ビジネスマナーは N(にこにこ)H(はきは き)K(きびきび)の3つ を意識する。 BLスクエアでは専門的な講 義が多く、 難しかったのでは ないかと思います。 金融機関 は3大業務以外にも様々な 業務があります。 ひとつひと つ身につけていってくださ い。また、マナー講座で学ん だことは、 ぜひこの研修が終 わってからも実践してほし いとおもいます。 設定課題:実際の業務を体験し、職場の雰囲気やお客様とのやり 取りを学ぶ。 実 習 内 容 8/11 (火) 営業店実習 ①「転居先不明等による出資配当 金通知書返却分」の調査 ・返却郵便物のあて名コピー ・調査結果のパソコン入力 ②債権書類ファイリングの為の準 備作業 勤務時間:8:45~16:45 勤務時間:8:45~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様が来店されたら、窓 口係の人だけでなく、営業 部にいる人全員が仕事から 顔を上げて笑顔で挨拶をす る。100通以上の転居先不明 通知書が毎月出るため、住 所を調べるという仕事はお 客様に新しい情報を早く知 らせるために大変重要であ る。 本店営業部での実習、 お疲れ 様でした。 昨日学んだマナー や挨拶を早速実践され、 改め てその大切さを実感したの ではないでしょうか。 金融機 関を内側から見るというま たとない経験を、 ぜひ今後に 活かしてください。 ③数学と法律の重要性について ④質問コーナー 167 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:5日間を振り返り、金融業界について理解を深める 8/12 (水) 勤務時間:8:45~16:45 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①ビジネスマッチングについ て 県内ではとみしんだけの相談特 化型店舗通称「BLスクエア」では お客様のお金にまつわる相談や 、経営についてのアドバイス、 ビジネスマッチングを行ってい る。金融業で働く上で必要なの はお金を扱うための知識や資格 だけではなく、一番大切なのは お客様に信頼と安心を与える明 るさ、元気良さ、人なつっこさ である。 5日間の研修お疲れ様でし た。 信用金庫の行内容など知 識の部分だけでなく、 社会人 としての礼儀、 マナーといっ たこともたくさん学ばれた と思います。 今後の就職活動 、 そして社会人になってから も今回の経験を活かし頑張 ってください。 ②為替業務 ③出資業務 ④金融業界について ⑤先輩職員の体験談ディスカ ッション ⑥反省会 168 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波信用金庫 経営情報学科1年 15M076 片桐 香織 地域の人たちに信頼される信用金庫づくり 私は、砺波信用金庫で5日間、インターンシップ実習として就業体験をさせていただきました。金融業 に関する理解を深められたと同時に、社会人となるにあたっての知識を学ぶことができ、大変有意義な期 間を過ごすことができました。 今回のインターンシップに参加した目的は、職業体験をして実際にはどのような仕事をしているのか、 自分で体験し見て肌で感じたいと思ったからです。インターンシップの期間は5日間と短い間でしたが、 多くのことを感じることができました。 1日目は福野の本店で金業業界および砺波信用金庫の概要と庫内ルールを学びました。最初は銀行と信 用金庫の違いはわからず同じ区分だと思っていたので説明をしていただいて初めて知りました。銀行と信 用金庫の仕事内容はほとんど変わりませんが、銀行は株式会社の形態をとっているため、株主利益の追求 を第一義としています。一方、信用金庫は協同組織の形態をとっているため、助け合いという意味合いの 相互扶助の精神に基づき、地域の会員をはじめとする中小企業者やその地域に暮らす住民の発展や幸福を 支援しながら自らの発展も目指しています。 2日目と3日目は、実際に本店営業部で業務の補助作業をしながら近くで仕事の作業を見学していまし た。お客様が見えると皆さん「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を元気よく、明るく、 大きな声で言っていらっしゃいました。このあいさつはお客様とコミュニケーションをとる一つだと言っ ておられました。地域の方とのコミュニケーションは何よりも大切なことだと言っておられました。それ は、コミュニケーションをとらないと信用も生まれないからだそうです。 4日目は、現金センターで現金受入作業をしました。お金を触る作業を初めてしたので間違いがないか、 どこか見落としがないか気を付けながらしました。お金を触る時は緊張しました。その数えたデータを実 際パソコンに打ち込む作業をしたので、打ち込んだ数字が間違いでないか、桁は合っているか何回も確認 しました。この現金センターの作業が一番自分の中では緊張した作業でした。紙に書いてある数字と機械 の数字が違った時はドキッとしました。 5日目は、本店営業部で、業務作業の補助をしていました。テラーの方の仕事は事務だけではない、接 客と事務仕事を両方しなければならないと教えていただきました。第一として接客、そしてその次に事務 の仕事が大切だと言っておられました。 5日間のインターンシップを終えて、信用金庫というのはただお客様のお金をお預かりする場所ではな く、地域の方たちと触れ合い信頼を少しずつ得て成り立っているのだと思いました。どのようなことでも 「お客様第一」という心が大切だと感じるとともに、地域社会の発展のために皆さん努力されているとい う姿勢を強く感じられました。 169 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:砺波信用金庫 片桐 香織 研 修 日 報 設定課題:砺波信用金庫を知る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①砺波信用金庫概要 信用金庫の3大業務⇒「預金業 8/17 ②信用金庫の主な実務 務」「為替業務」「融資業務」 (月) ③社外に対する挨拶 信用金庫と銀行の違い⇒仕事内 ④しんきん講座 容は変わりない 信用金庫の主な貸出先は、従業 員300人以下または資本金9億 円以下の中小企業 金融機関の3つの役割 「いらっしゃいませ」「ありが とうございました」を元気に、 明るく、大きな声で。 設定課題:業務内容を学ぶ 実 習 内 容 ① 封筒ののり付け 8/18 (火) ② 封筒の種類分け 設定課題:スムーズに動く 実 習 内 容 ① 封筒の並べ替え 8/19 (水) ② ハンコ押し 実習生の特記事項 テラーの仕事は接客重視で次に 事務の仕事である。 お客様に信用されることが大切 なので、コミュニケーションを とることは欠かせない。 信用金庫では窓口でお客様が来 て下さるのを待っているだけで なく、旅行などの企画を行って いる。 実習生の特記事項 作業がスムーズ・効率のよい動 きである。 仕事の分からないことを相手の 会社の人に電話し確認をとって いた。 お客様に最後一言声をかけてい た。 よく来て下さるお客様に「いつ もありがとうございます」と言 っている。 170 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント コメントなし 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント コメントなし 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント コメントなし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 設定課題:作業は丁寧に行う 実 習 内 容 ① 現金受入作業 8/20 (木) ② 営業店での業務補助 設定課題:学んだ事を活かす 実 習 内 容 ① ハガキの枚数数え 8/21 (金) ② 業務補助 ③ 感想文 修 日 報 実習生の特記事項 現金受入作業では、3回くらい お金の合計額があっているか確 認をした。 お客様とは世間話をしているこ とが多い。 実習生の特記事項 電話が鳴ったら1コールでと る。 作業をしながら電話をとってい る。 ④ 反省 171 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント コメントなし 勤務時間:10:00~16:00 指導者のコメント コメントなし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:キャナルサイド・ララシャンス 経営情報学科 1年 15M004 浅野 由香 結婚式に関わる人たちの笑顔を支える裏側の仕事 私は、キャナルサイド・ララシャンスで10日間、就業体験させていただきました。初日に昼礼の場を借 りて自己紹介をさせてもらいその際に「このインターンシップを終えたときに何を身に付けていたいか。す べての企業に共通して言える社会で必要なものはなにか」について目標を決めました。 平日は通常業務、休日は結婚式・披露宴での手伝いを活動してきました。 最初の一週間の通常業務では、「なぜ?」と疑問に思う事が多々ありましたが、すべて披露宴のための準 備であったということが、実際に披露宴で仕事をしてみてわかりました。準備というのはシルバー(ナイフ やフォーク)をナフキンできれいに磨いて、人数分仕分けしたり、引き出物の検品(数が足りていないか、 箱に傷はついていないか)を行い、披露宴に来ていただくお客様一人一人の引き出物を袋に詰めたりするこ とです。 休日では、披露宴で一人のスタッフとして活動させてもらいました。披露宴が始まる一時間前に集合した ら、スタッフの皆さん全員ばたばたしていて、一時間前なのにこの忙しさなのかと圧倒されました。披露宴 は想像を超える忙しさなのだろうと思いました。実際に披露宴で料理出しや片づけ、次の披露宴のための準 備を行い、その日の披露宴を無事終え、日誌を書いていると、足の痛みが半端ではないことに気が付きまし た。披露宴の最中は常に仕事に夢中で動き回っていたからです。 パーソナルレクチャーでは、多くのお客様が訪れました。パーソナルレクチャーとは披露宴でお出しする 料理や引き出物、会場の演出などを事前に見ていただくために行う展示会のことです。スタッフの方は、他 の結婚式場では写真だけで済ませるところもあるらしいのですが、 実際にお客様の目で確かめていただくこ とで披露宴当日に安心してきていただくことができるから、 ララシャンスでは実物を展示しているといって おられました。確かに料理の場合、写真だけでは味もわからないと思い、おもてなしの心を感じました。 インターンシップ生を指導された担当の澁田さんと一時間ほど、目標の達成度はいかがなものか、ララシ ャンスでわからないことなどについてお話をしました。「10の力で13の努力をするか、8の努力をする かで成果が変わる」という言葉を聞いて、仕事の上で大切なことは「上へ、上へと目指す挑戦力」だと気付 きました。2週間と短い期間ではありましたが、仕事の意義を理解できただけでなく、周りを見て、今自分 がこの仕事の中でどのポジションにいるのか、 そこから自分ができることは何かを考える力を身に付けるこ とが出来たと思います。 172 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:キャナルサイド・ララシャンス 研 浅野 由香 修 日 報 設定課題:会場の入場から退場までの流れを知る。 実 習 内 容 8/10 (月) ①昼礼の時間を借りて、社内 の人に自己紹介。 ②シルバー磨き、グラス磨き。 ③DVDでテーブルマナーや 応対などのやり方を視聴。 実習生の特記事項 オードブルとは→前菜 平日は白or黒シャツでOK 黒リボン スーツはパンツが望ましい 設定課題:徐々に慣れてきたら、作業を丁寧にかつスピーディー に行う 8/13 (木) インターシップ一日目お元 気さまでした。 ララシャンス には笑顔が素敵なスタッフ がたくさんいます。 これから 二週間浅野さんもララのス タッフの一員として、 素敵な 笑顔でお仕事を頑張りまし ょうね! 勤務時間:10:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 三つの披露宴会場のセッ ト お客様とすれ違った時は「おめ でとうございます」と笑顔で声 をかける。 インターン2日目お元気様 でした!毎日やる事が違い 覚えることも多い中、 結婚式 が完成していくのを感じて いるかと思います。 テーブル セッティングは気を遣いま すが、 完成度が高いほど心地 よい空間が生まれます!お 客様がお席に座った時に目 に映る光景を想像しながら セッティングしていきまし ょう! ② 引き出物の検品 実 習 内 容 (金) 指導者のコメント 実 習 内 容 設定課題:バーカウンター、披露宴会場 8/14 勤務時間:11:00~18:00 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 ① 引き出物を袋に詰め、 決め 衛生面には「大げさ」と思うく られたテーブルの下に置 らいに気を遣う。 く。 ② バーカウンターでジュー スをタンブラーに人数分 注ぐ。 173 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:おもてなし、料理出しをスムーズに 実 習 内 容 2件の披露宴会場での・料理 出し・ドリンクケア(お客様 8/15 に「代わりのお飲み物などは (土) いかがですか」と尋ねる事。 実習生の特記事項 8/16 ① 披露宴を一件行った。 (日) 実習生の特記事項 (日) 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①通常業務(シルバー磨きや グラス磨き、ナフ折り) その場所の披露宴会場から別の 披露宴会場に移動する場合はな るべく裏の道を使い、お客様と すれ違わないようにする。 本日もお元気様でした。 土日 の婚礼で疲れている中での お仕事でしたが元気に行っ ていただけてよかったです !一週間経ち、 日々のお仕事 がどのようにつながってい くか少しわかったかと思い ます。 木曜日のパーソナルレ クチャーも素敵な笑顔でお 客様と接してくださいね。 ② 新しく他の場所からイン ターンの人が来られて、 指 導しつつ一緒に実習した。 実 習 内 容 ① 引き出物の検品 (木) 指導者のコメント 勤務時間:10:00~18:00 設定課題:パーソナルレクチャーでは素敵な笑顔で。 8/20 勤務時間:11:00~18:00 料理によって出す時間、片づけ る時間が決まっている。→常に テーブルの上を快適なものにす るため。 設定課題:婚礼の準備 8/17 指導者のコメント 自分が担当した卓の料理だけ出 すのが遅いと気が合った。乾杯 時のシャンパンにはアルコール とノンアルコールがあり、注ぐ 際は確かめてから注ぐ。 設定課題:昨日での失敗を、今日の披露宴では繰り返さない 実 習 内 容 勤務時間:10:00~20:00 ② パーソナルレクチャー (お客様へのジュースの 提供) 実習生の特記事項 パーソナルレクチャーとは引き 出物や披露宴で出される料理は どんなものなのか、会場の演出 にはどんなものがあるかなどを お客様に実際に見てもらうため の展示会。2か月に一度の頻度 で行う。 174 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント ハンコのみ。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:先週の二日間で行った披露宴での反省点を今日じっく り見直し明日の披露宴に備える。 実 習 内 容 8/21 (金) 実習生の特記事項 ① スタッフが着用する制服 のアイロンがけ インターンシップの初日に「す べての企業で仕事をするうえで 大事なものはなにか、将来の就 ② 担当の澁田さんとインタ 職に生かせるものを身に付けた ーン生でインターンを始 い」と目標を決め、澁田さんの める前に決めた目標は達 お話を聞いてその目標が達成で 成できたか、 澁田さんがラ きた。企業に一人の社員として ラシャンスで仕事をした 働いていくにはどうすればよい ことで、 社会に必要だと感 か、挑戦することの大切さを改 じたものなど、 いろいろお めて実感しました。「挑戦する 話を聞かせてもらった。 かしないか」が今後に大きく響 いてくることを感じました。 設定課題:最後の披露宴だから、自分が思う最高のおもてなしを 提供する。 実 習 内 容 8/23 (日) ① グラス磨き ② 披露宴を一件 実習生の特記事項 臨機応変に行動することが大事 。常にメモする&メモしたもの を確認する癖をつける。 設定課題: 実 習 内 容 8/24 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント ハンコのみ。 勤務時間:12:00~20:00 指導者のコメント ハンコのみ。 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 ① 業務(環境整備、グラス磨 感謝が仕事の質を高める。 き、ナフ折り) 今ある環境に感謝する。 (月) 175 指導者のコメント インターンシップお元気様 でした!長いようであっと いう間の2週間でしたね。 大 事だけど難しい、 難しいけど 大事!それを心に留めてい れば大丈夫!披露宴でサー ビスしている姿はすっかり なじんでいて素敵でした。 一 生に一度の結婚式だからこ そスタッフの皆さんも真剣 で厳しいですが、 この経験が 浅野さんの心に響いてくれ たようでうれしいです。 あり がとうございました! Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:アイ・ケイ・ケイ株式会社キャナルサイド・ララシャンス 経営情報学科 1年 15M124 吉岡 斗槻 情報共有が最高のサービス提供に繋がる 私は、アイ・ケイ・ケイ株式会社キャナルサイド・ララシャンスで11日間、就業体験をさせていただ きました。研修先を選択した動機としては、接客業に興味があったこと、ブライダルの仕事がどういった ものなのか関心があったことが挙げられます。 まず、今回私が体験した仕事の種類は主にサービスを言われる仕事です。サービスの仕事内容は、主に お客様をおもてなしすることです。おもてなしといっても、ただ接客だけをするのではありませんでした。 土日の披露宴に向けて、平日からお客様の引き出物を準備したり、シルバーやグラスをきれいに磨き、他 には披露宴のショールームを完成させたりと多様な業務が複数ありました。 正直なところ最初の一週間の平日業務は、何のためにやっているのかわかりませんでした。ただただ細 かく、神経を使う作業をしているという印象でした。しかし、土日の披露宴を迎えると平日の業務がすべ て、披露宴に繋がっているということが理解できました。百聞は一見に如かずというように、何でも体験 しないことにはわからないものだと思いました。 研修期間中に数々のことを体験してきた中でも私がこのインターンシップで一番印象に残ったことは、 お昼に開かれる昼礼です。こちらの会社は、部門がいくつかに分かれていているため、より良い仕事をす ることを目的に情報を共有する時間を設けていることに感銘を受けました。いつもその日の朝に昼礼を行 う時間を決めます。その時間になると社員がほぼ全員集まり、円になり情報を共有したり経営理念を唱和 したりします。この昼礼には深い意味があります。例えば右と左に道が分かれていてサービス部門が右に 進み、衣装部門が左に進むとします。そうすると、内部でわだかまりが生じ、まとまりがなくなり披露宴 の質や各サービス、衣装の質が落ちてしまいます。そういったことを避けるために昼礼を行い、意見を出 し合い、そして意識を共有しています。また、全体に報告があるときなどにも報告が一度で済むためとて も効率的だと思いました。人生に一度の披露宴をしっかりと成功させるために様々なことが行われている と実感しました。 披露宴では、まず披露宴の直前までにその披露宴を行うチームで会議を開き、情報を共有し、個人が担 当する卓や職務を捌きます。これも念入りに行われ、わからないことや不明な点はすぐに共有しました。 また、料理を出す時間なども前もって5分刻みで決めておき、もし時間が押したときのことなども想定し、 共有していました。 普通に生きていくうえではここまで他人と情報を共有することはレアなケースだと思いますが、社会人 として生きていく際には、他人と情報を共有することは必要不可欠だと感じました。そのため、今回のイ ンターンシップで経験したことは、これからの学生生活や社会人になる上で生かしていこうと思います。 176 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:キャナルサイド・ララシャンス 研 吉岡 斗槻 修 日 報 設定課題:場の空気に慣れる 勤務時間:11:00~18:00 実 習 内 容 8/10 ① シルバー磨き (月) ② グラス拭き ③ DVD鑑賞(所作) 実習生の特記事項 指導者のコメント ボールペンはインナーのポケッ トに入れる。 インターンシップ1日目お 元気様でした!! 腕は後ろで組まない。 お客様の笑顔のためにいろ いろなことを経験してくだ さい。 ④ 昼礼 設定課題:月曜に言われたことを守る 実 習 内 容 ① 会場設営 8/13 ② 環境整備 (木) ③ 引き出物仕訳 ④ ナフキン折り 勤務時間:10:00~17:30 実習生の特記事項 テーブルクロスやナフキン折は 感覚で覚える。 仕事でお客様とすれ違うときは 笑顔で「おめでとうございます 」と言う。 設定課題:シルバーなどの小物を正確に並べる 実 習 内 容 ① 会場設営 8/14 ② 昼礼 実習生の特記事項 シルバーやグラスを並べる作業 は繊細ということを学んだ。 指導者のコメント 2日目お疲れ様でした。 今日は週末の準備が中心で した。 土日はお客様の笑顔がたく さんと思い目の当りにする ことができると思います。 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント 特になし。 (金) ③ ナフキン折り 設定課題:料理・飲み物の運び間違えをしない。 実 習 内 容 ① 料理運び 8/15 (土) ② 片づけ 勤務時間:10:30~20:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 蓋などの小物はトレーに載せて 運ぶ。 わからないことは周りのス タッフにすぐ聞く。 トレーは左手の手のひらで真ん 中を支える。 177 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:昨日より動き、サービスをする機会を増やす 実 習 内 容 8/16 実習生の特記事項 ① 準備 三枚持ちのコツを習得。 ② 披露宴 一枚残しはNG。 (日) ③ グラス拭き 笑顔で振る舞う。 勤務時間:10:00~17:30 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①環境チェック 道がたくさんある。 ②昼礼 料理を下げるときはランナーに 相談する。 (水) ③ビール運び 指導者のコメント 七人なら3・2・2で運ぶ 設定課題:素早く作業をする。 8/17 勤務時間:11:00~18:00 指導者のコメント 1週間が経過し、 毎日の業務 がどのように繋がるのか少 し見えてきましたか。 ④バター仕込み 設定課題:質×量を心がける 勤務時間:9:00~17:10 実 習 内 容 ① 引き出物検品 8/20 ② 机運び (木) ③ 駐車場見回り 実習生の特記事項 指導者のコメント 割れやすいものを扱うときはい つもより丁寧に扱う。 引き出物は人ごとに分けて おく。 衛星管理はしっかり行う。 歩くときは道の端を歩く。 ④ ナフキン折り 設定課題:仕事の意味を理解する 実 習 内 容 ① 設営 8/21 ② 掃除 勤務時間:10:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 挑戦することはやめてはいけな い。 人生は常に上向きのエスカ レータなので、 何もしない人 間は落ちていく。 (金) ③ ナフキン折り 六割の確率で成功しそうな らそのことには挑戦するべ きであり、 結果がダメでもそ れは良い経験になる。 ④ 雑務 178 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:余裕を持つようにする。新たな課題を見つける 実 習 内 容 8/22 実習生の特記事項 ① 準備 ドリンカーの仕事をした。 ② 披露宴 回りを観察しながらの仕事だっ た。 (土) ③ 片づけ 設定課題:課題を克服する 実 習 内 容 ① 準備 8/23 勤務時間:9:30~19:00 指導者のコメント 式中に自分が目立ってない か常に考える。 勤務時間:14:00~19:30 実習生の特記事項 臨機応変に対応する。 ② 披露宴 指導者のコメント ひたすらメモをとりましょ う。 (日) ③ 片づけ 設定課題:メモをとる。 実 習 内 容 ① 集め物 8/24 ② シルバー仕訳け 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 笑顔の接客に勝さるものはな い。 (月) ③ グラス拭き 179 指導者のコメント 2週間お疲れさまでした。 ララシャンスで学んだこと を忘れないでください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:クラシエ製薬株式会社 高岡工場 経営情報学科 1 年 15M008 伊勢咲子 お客様に安心して頂ける薬を届けるための責任感の大切さ 私は、クラシエ製薬株式会社高岡工場で5日間、就業体験をさせていただきました。 今回の就業体験では、私は実際の仕事の現場での体験を通し、社会にでる上で必要な常識やマナーと、 アルバイトでは得ることのできない責任感を学ぶと共に、私達の生活に欠かせない薬がどのような手順 で作られ、消費者の手に渡っているのかを知りたいと思い、クラシエ製薬株式会社でのインターンシッ プに参加しました。 1日目は、主に、5日間の実習の説明や注意事項、及び漢方薬について話を聞いたり、製剤行程での 実習を行いました。製剤行程の実習では、原料の秤量を行い、また、漢方薬の種類についても話を聞い てこれまで知らなかった漢方薬の詳細を知ることができました。 2日目は、湿式造粒行程の見学と打錠行程の見学を行いました。湿式造粒行程とは顆粒を作るための 行程で、原料を混ぜたものにアルコールを混ぜ、乾燥させて顆粒を取り出すというものです。顆粒が出 来上がった後は、時間をかけてとても丁寧に機械の洗浄、メンテナンスを行っていました。また打錠行 程は、錠剤の形を作る工程で、私は実際に清掃や品質検査を体験しました。これらの薬品製造工程を見 学することで、どの種類の薬でも品質は厳しくチェックされていることが分かりました。 3日目は、仕上課で包装工程実習を行いました。包装工程では箱詰め作業を行いましたが、素早く、 正確に作業を行うのがとても大変でした。包装工程は複数名での流れ作業なので、周りの作業者と呼吸 を合わせていくことが大切だと感じました。 4日目は仕上課での実習と品質課の見学を行いました。それらの課では、農薬や放射性物質が入って いないかの計測や、漢方薬自体の効果や副作用の検査、箱詰めされた製品のチェックを行っていました。 品質課では消費者に安心して薬を飲んでもらえるように、様々な検査を行っていることが分かりました。 最終日は生産管理課で、荷物のラベル貼りや、現品票の発行の実習を行いました。 5日間の就業体験では、漢方薬がどのようにして消費者の手に届くのかを詳しく知ることができ、ま た、衛生面でのチェックがとても厳しく行われていることを実感することができました。さらに社会に 出る上で必要なマナーを教えていただくと共に、お客様の命や健康を守るための製薬や検査など様々な 場面で仕事の厳しさや責任感の大切さを学ばせていただきました。このインターンシップで学んだこと や経験したことを糧にして、これからの学生生活や、将来の自分の方向性を見極める際に役立てていき たいと思います。 180 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:クラシエ製薬株式会社 高岡工場 研 伊勢 咲子 修 日 報 設定課題:注意事項や説明をしっかり聞く 実 習 内 容 ①オリエンテーション 8/24 ②工場概況 (月) ③工場見学 ④実習 実習生の特記事項 指導者のコメント オリエンテーションでは、実習 の説明や注意事項を聞きまし た。分からないことがあれば聞 くことが重要だと分かりまし た。また、これから「安全第一」 に行動していきたいと思いまし た。 お疲れ様でした。 初日という ことでとても緊張されてい た様子でしたが、今の「初心 」 の気持ちがこれからの社会 人生活の基礎になりますの で判らないことは、 積極的に 行動して見聞を広げてくだ さい。 設定課題:様々な行程を学ぶ 勤務時間:8:30~17:00 実 習 内 容 ① 湿式造粒行程 8/25 ② 打錠行程 (火) 実習生の特記事項 指導者のコメント 湿式行程や打錠行程では、顆粒 と錠剤の行程を学ぶことができ ました。機械の洗浄やメンテナ ンスをとても丁寧に行っている ことが分かりました。 お疲れ様でした。 初めての工 場というところの経験をさ れて何か一つでも今後につ ながるものを得て頂ければ 幸いです。 明日から仕上課で すが「安全第一」でお願いし ます。 設定課題:正確に、素早く作業を行う 実 習 内 容 ① 包装工程実習 8/26 勤務時間:8:30~17:00 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 箱詰め作業を行いました。素早 く、確実に作業を行うのが大変 でした。また、安全面や衛生面 にも気を付けました。 今回はSP3号機と横型カ ートナーという行程での実 習を行っていただきました。 どちらも複数名での流れ作 業なので前後の作業者の動 きをよく見て呼吸を合わせ ていくことが大切です。 社会 にでたら元気よく挨拶し、 コ ミュニケーションをとって いきましょう。 (水) 181 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:正確に、素早く作業を行う 実 習 内 容 ① 包装工程実習 8/27 ② 品質課(見学、実習) (木) 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 仕上課での実習は周りに迷惑を かけないように素早く作業を行 うのが大変でした。 お疲れ様でした。 品質課での 検査は、 異常を発見する重要 な行程です。 さまざまな検査 を行い、 その内の一つが色の 試験になります。 品質課は半 日でしたが、 熱心に話を聞い ておられたかと思います。 品質課での見学では、消費者に 安心して薬を飲んでもらうため に様々な検査を行っていること が分かりました。 設定課題:生産管理課での行程を学ぶ 実 習 内 容 8/28 (金) ① 生産管理課 勤務時間:8:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 生産管理課では、現品票の発行 やラベル貼りを行いました。ど ちらの実習も間違いがないか何 度も確認するのが大変でした。 一日の研修ごくろうさまで した。 倉庫の入り口はロール カーテンで仕切られて、 虫も 重要な事です。 今後も勉強に 頑張ってください。 182 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:クラシエ製薬株式会社高岡工場 経営情報学科 1年 15M075 片岡 恵未 商品もお客様も社員も安全第一に 私は、クラシエ製薬株式会社高岡工場で5日間就業体験させていただきました。この就業体験では、企 業で働くことの意義や、モノを製造する仕事にとって大切なこととはどういうことなのかについて深く考 えさせられる機会となりました。クラシエでは、実際に薬品を作り始めるところから、箱詰めされて出来 上がった商品を出荷するまでの工程の見学や、作業場の清掃や箱詰め作業を行いました。そこで学んだこ とや印象的だったことを報告します。 クラシエでは、5日間にわたり4つの課で見学や体験を行いました。どの課でも企業の方々(社員の) 皆様が心がけておられたことは、薬品を製造するにあたり、商品やお客様の安全を守ると同時に、機械や 社員の健康・安全も第一に考えておられることです。そのために様々な工夫をされていました。 製剤課では、漢方薬などの薬を原料から実際の薬の形にしていく仕事を行うところですが、ただ薬を多 く製造することだけが大事なのではなく、その作業場の清掃や機械のメンテナンスも重要な仕事の一つだ ということを知りました。一つの工程を終えるたびに2~3時間かけて作業場の隅々を清掃しておられる ことに驚きました。 仕入課では、出来上がった薬を包装する作業の一つとして、私はコンベアから流れてくる薬を箱に入れ ていく流れ作業を体験しました。最初の頃は上手く箱に入らず、スムーズに作業ができずに慌ててしまっ たのですが、徐々に慣れてきて、楽しく作業をすることができました。また、社員の方々と仕事をしなが らコミュニケーションをとれるようにもなりました。初めて実際の商品を扱っての作業でしたので、緊張 するとともに責任も感じました。 薬の安全・品質をチェックする品質課や商品の出荷を行う生産管理課では、お客様に安心して薬を飲ん でもらえるように、念入りに確認や検査を行っていました。また、ほとんどの作業工程を機械で行ってい ますが、最終的には人の目で確認することが何より大切だということを学びました。私も実際に現品票の 発行作業をコンピュータで行いましたが、内容を間違えないように最後まで確認を怠らないように作業を しました。 このように、モノを製造するという仕事は、仕事内容をマニュアル通りに行い、商品を製造していくだ けでなく、安全に薬を作るための作業場の環境づくりをしっかり行い、社員一人ひとりが安全・健康の意 識をしっかりもって仕事をすることも大切だと分かりました。そのためにも、仕事の数が多くても作業を 早く終わらせることが目標ではなく、一つひとつ丁寧に行い、最後まで責任をもって取り組むことが大事 だということを、社員の方々を見て学びました。そういった努力が、安全な商品へとつながるのです。実 際に体験してみてモノを製造し、お客様に安心してもらうということは、それだけの責任感と努力が必要 なのだと感じました。 今後、学校生活や就職活動の中で、自分の目標に向かって努力を惜しまない人間でありたいと思いました。 そのために、何事にも積極的に取り組んでいきたいです。そして、今回の就業体験で学んだことを日々の 学校生活で生かしていきたいと思いました。 183 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:クラシエ製薬株式会社高岡工場 研 片岡 恵未 修 日 報 設定課題:企業で働くうえでの基本的なルールや姿勢を学ぶ 実 習 内 容 ①オリエンテーション 8/24 ②工場見学・概要 (月) ③製剤課見学 実習生の特記事項 指導者のコメント 薬品を製造するうえで大切なこ とは、ただ仕事の工程をマニュア ル通り行うだけではなく、何より も、商品と社員が安全であること を第一に考えることだ、というこ とを教えていただいた。 お疲れ様でした。初日という ことでとても緊張されていた 様子でしたが、今の「初心」 の気持ちがこれからの社会人 生活の基礎になりますので、 判らないことは積極的に行動 して見聞を広げて下さい。 設定課題:薬の製造の仕事の工程ややり方について学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 製剤課見学 クラシエで製造作業を行ってい る方々は、薬をつくることはもち 8/25 ろんのこと、その作業場の清掃や 機械のメンテナンスを行うこと (火) ② 湿式造粒工程の見学・体験 も仕事の一つとして認識してい ることが分かった。実際に見学し ③ 打錠工程の見学・体験 てみて、一つの工程が終わったら 、その作業場をすみずみまで綺麗 ④ 作業場の清掃(機材を洗う) に清掃しているのが印象的だっ た。一度の清掃につき、2~3時間 かかることに驚いた。 ① 仕上課での実習 8/26 (水) (箱作り・箱入れ作業) 勤務時間:8:15~17:00 指導者のコメント お疲れ様でした。初めての工 場というところの経験をされ て、何か一つでも今後につな がるものを得て頂ければ幸い です。明日から仕上課ですが 「安全第一」でお願いします。 勤務時間:8:15~17:00 設定課題:仕上課での流れ作業の体験 実 習 内 容 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント コンベアから流れてくる薬を箱 にいれる箱入れ作業では、最初、 箱にうまく薬が入らず、作業が遅 れたりしてスムーズにできなか った。しかし、徐々に作業に慣れ てきて素早く箱に入れるように なれた。今回、初めて実際の製品 を使っての作業だったので、緊張 したとともに、製品を扱うことの 責任も感じられた。 今回はSP3号機と横型カー トナーという工程で実習を行 っていただきました。どちら も複数名での流れ作業なので 、前後の作業者の動きをよく 見て呼吸を合わせていくこと が大切です。コミュニケーシ ョンをとる第一歩は挨拶です 。元気よく行っていきましょ う。 184 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:薬品を安全に飲みやすくする工夫について学ぶ 実 習 内 容 ① 仕上課での実習 8/27 (箱入れ作業) (木) ② 品質課での見学 (品質試験工程) 実習生の特記事項 指導者のコメント 前日と同じく、流れ作業を行った 。初めて体験したときよりも作業 を楽しく行えることができ、コミ ュニケーションをとりながらで きた。今回、こういった作業を体 験してみて、同じ作業を繰り返し 行う仕事でも、一つ一つ丁寧に責 任をもって取り組むことの大切 さを学ぶことができた。そして、 それが商品やお客様の安全につ ながることを知った。 限られた時間ではありました が、試験業務を理解していた だけたと思います。これから も色々な体験をされると思い ますが頑張って下さい。 設定課題:出荷までの仕事の工程について学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:8:15~17:30 実習生の特記事項 ① 生産管理課での見学 製品の現品票を発行する作業で は、コンピュータを使った作業手 8/28 ② 実習(現品票の発行作業・商 順を覚えることに最初戸惑い、難 品のラベル貼り) しかった。また、モノづくりをす (金) る場では、ほとんどの工程を機械 ③ 総括 で行うが、最終的には人の目でし っかり確認することが大事だと いうことを学んだ。 185 勤務時間:8:15~17:00 指導者のコメント 今日一日ごくろうさまでした 。作業については慣れないこ とばかりで大変だと思います 。人は、間違える動物です。 間違えを恐れないようにして 下さい。ありがとうございま した。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨタ自動車株式会社 経営情報学科 1年 15M086 斉木えり 多くのことを得た研修 私は、富山トヨタ自動車株式会社で6日間職業体験をさせていただきました。 6日間のうち最初の2日間は本店でマナー研修をしました。 マナー研修では、あいさつの練習、お辞儀の仕方、名刺の渡し方、お茶の出し方の練習をしました。お辞 儀は時を応じて角度を変えなければいけません。 お茶の出し方も初めての経験でできるかとても不安でした。 インターンシップの学生は、グループに分かれて、お茶を出す人とお客さん役をする人を交互にたくさん練 習しました。 3日目からは、店舗実習といって各店舗で実習をしました。店舗実習では、実際にお客様に挨拶したり、 お茶をだしたり、納涼祭の準備をしました。 マナー研修と違って、実際に店舗へ行ってお客様に接するのは全然違いました。特ににお茶をだすのはと ても緊張しました。緊張しすぎてお茶をだす順番をまちがえたりしてしまいました。店舗実習1日目は、た くさん失敗してしましましたが、店舗先の先輩方がとてもやさしかったのでよかったです。アドバイスもた くさんいただきました。 店舗実習2日目からはお茶出しもだいぶ慣れてきて、ぎこちなさもなくなり、しっかりとお茶を出すこと ができました。先輩方にもほめられることが増えました。 この日は、次の日からの納涼祭の準備をすこしお手伝いさせていただきました。ラミネートをしたり、エ クセルを使って文字をつくったり、ラミネートしたものを店舗に飾りました。この作業をしているとき、先 輩方がたくさん話しかけてくださったので打ち解けることができました。ほかに、納涼祭の買い出しも一緒 に行かせてもらいました。買い出しの時にも緊張していた私に、たくさん話しかけてくださり、緊張が解け ました。 店舗実習3日目からは、納涼祭が始まりました。お客さんがたくさん来るという事は聞いていましたが、 想像していたよりもたくさんお客さんがきていてとても忙しかったです。 私は主にお茶出しをしていました。 お客さんがたくさん来られていてお客さん一人一人にメニューを聞いてお茶を出すのがとても大変でした。 途中でコップがたりなくなったりして大変でした。お茶を出すとお客さんが「有難う」と言われその言葉が とてもうれしかったです。6日間いい経験になりました。 186 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨタ株式会社 斉木 えり 研 修 日 報 設定課題:6日間でいろんな事を経験する。 実 習 内 容 8/25 (火) 施設見学 応対マナー研修 実習生の特記事項 8/26 (水) 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 今日は挨拶の練習とお茶出しの復 積極的のお茶出しの練習に取り 習をしました。昨日よりも上手くで 組まれました。繰り返し体験・ きるようになった。 経験してください。 グループで企画会議をして、たくさ んの意見が出て1人では思いつか ない意見がたくさん出てきました。 企画なんてしたことがなかったの で良い経験になりました。 設定課題:マナー研修で習った事をしっかりと実行する。 勤務時間:8:30~5:30 お茶出し ハンコ打ち 実習生の特記事項 実 習 内 容 お茶出し 納涼祭の買い出し ラミネート 実習生の特記事項 8/29 (土) お茶出し 納涼祭の手伝い 勤務時間:8:30~17:00 指導者のコメント 今日はお茶出しと、ラミネートと買 丁寧なお茶出し有難うございま い出しをしました。 した。あと2日間よろしくお願 お茶出しはだいぶ慣れてきました。 いします。 設定課題:納涼祭で積極的にお手伝いする。 実 習 内 容 指導者のコメント 初めてお客さんにお茶出ししてみ お手伝いありがとうございまし て練習と全然違ってとても緊張し た。社会人になる為の一歩とし ました。 ていろいろ学んでいってくださ い。 設定課題:お茶出しを恥ずかしがらずにする。 8/28 (金) 指導者のコメント お茶出し 近江さんのお話 DVD 企画会議 実 習 内 容 8/27 (木) 指導者のコメント 応対マナー研修を初めて受けて、簡 今日は、初日でしたが何か得る 単に見えたけど難しかった。 ものはありましたか?今回の6 日間で何か発見があれば、この 先必ず役に立つはずです。 設定課題:昨日習ったことを活かす 実 習 内 容 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 今日は納涼祭1日目でした。お客さ イベントのお手伝い有難うござ んがたくさん来られていたのでと いました。 ても忙しかったです。 とても助かりました。 明日もよろしくお願いします。 187 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自分ですることを周りを見て判断して仕事をする。 実 習 内 容 8/30 (日) お茶出し 納涼祭のお手伝い 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は納涼祭2日目でし た。お客さんがたくさん 来ていました。 6日間いろいろ経験でき てよかったです。 短い間でしたがありがとうござ いました。これから社会人とし て経験を活かして成長していっ てきださいね。 188 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨタ自動車株式会社 経営情報学科 1年 15M036 竹林 奈緒 笑顔をいただくために 私は、富山トヨタ自動車株式会社で6日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の テーマは、お客様が「また来たい!」と思っていただける店舗づくりにするためには何が必要かを知るこ とと、今後の就職活動に向けて自分に不足している部分を見つけることです。そのテーマをもとに、今回 の研修結果を報告したいと思います。 仕事内容としては、12日目は本店でオリエンテーションやビジネスマナーの習得、湯茶接待の練習、 3~6日目は小杉店で主にイベントの準備、事務作業を行いました。 ビジネスマナーでは名刺交換の一般常識を身に着けることができ、好印象を残せるかどうかを左右する 大切なシーンであることがわかりました。より好印象を残すためには挨拶プラスαがあるとさらに効果的 であることも勉強になりました。さらに、湯茶接待ではお盆の持ち方や出し方などの応対マナーを習得し ました。実際に店舗でお茶出しの体験をしてみて、自分の緊張がお客様に伝わるのではないか不安でした が、とにかく丁寧な接客を心がけました。スタッフの応対でお客様の居心地の良さが変わるので、「お茶 出し」でいかにお客様におもてなしの心を伝えるかを工夫することが大切だということを勉強になりまし た。 3日目からは小杉店に配属になり、店舗の雰囲気に慣れるか不安でしたが、スタッフのみなさんのお かげで、徐々に職場環境に慣れることができました。スタッフの方々は事務の業務と同時にお客様の応対 をする必要があり、お客様が来店されると立ち上がって挨拶をしなくてはならず、目配りもとても重要で ある仕事だと感じました。また、事務作業では複数の書類を正確なファイルに仕分けする作業や、スッタ フの方々の残業時間の書き込みなど実際の仕事も受け持つことができ、とても良い体験となりました。 イベントではお客様にドリンクや駄菓子を提供する担当をさせていただき、どの場面も笑顔を忘れずに 応対するとお客様も自然と笑顔を返してくださり、これこそがやりがいに繋がりました。このことから、 見返りを持たなく、人に何か(笑顔)を与えるといつかは自分に戻ってくることがわかりました。 この6日間の研修を終えて、イベントは利益を求めるのではなくお客様の笑顔を見るためのイベントで あるということを学びました。また、私のテーマである、お客様が「また来たい!」と思っていただく店 舗づくりにするためにはイベントを開催し、ショールームのデザインを車に合わせた仕様にすること。さ らには、自分自身から笑顔を発信することで、お客様が足を運びたくなるような店舗づくりが必要である ことがわかりました。実際に職場にでて仕事を体験し、学生のうちに成長しなければならない課題を多々 見つけることができたので、これからの就職活動に向けて改善していきたいと思います。 189 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨタ自動車株式会社 研 竹林 奈緒 修 日 報 設定課題:企業の仕事内容を掴む 実 習 内 容 ①オリエンテーション 8/25 ②自己紹介 (火) ③応対マナーの習得 ④湯茶接待の練習 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 自己紹介では一言+αでより良 い自己紹介になることが勉強に なった。ビジネスマナーでは社 会人としての心構えや名刺交換 の応対の仕方を身に着けること ができた。 学ぼうとする姿勢は大変良 かったと思います。 研修前と 研修後の挨拶は別人のよう に良くなられていました。 設定課題:ビジネスマナーを身に着ける 実 習 内 容 ① 湯茶接待の復習 8/26 ② グループワーク (水) 勤務時間:9:30~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント グループワークでは、自分たち でイベントを考えましたが、様 々なケースや費用、どうしたら 呼び込めるかなど、自分の意見 は常に持つことが大切。 お茶出しでは本当に良かっ たと思います。 お客様の目線 よりも下っていうのは竹林 さんが一番スムーズでよか ったと思います。また、イベ ント企画では大変素晴らし い企画をありがとうござい ました。 これはチーム全員が ゛お客様の笑顔のため” とい う目標に向かって同じ方向 を見たという結果だと思い ます。 設定課題:本店で実習したことを店舗で生かす。 実 習 内 容 ① イベント準備 8/27 (木) ② 書類の仕分け 勤務時間:8:30~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は実際に事務の仕事を体験 してみて、職場のイメージを持 つことができました。また、実 際にお客様と社員の方々のコミ ュニケーションを見ることがで き、どの社員の方々も笑顔で丁 寧に応対されている姿を私も見 習いたいと思いました。本店で 習った「イベントは利益ではな くお客様の笑顔を考えることが 大切」だということをイベント の準備をしていて体感ました。 今日から4日間宜しくお願 いします。 「利益ではなく笑 顔」そうです。私達、小杉店 一同は常にお客様の立場に 立ってどうすれば喜んでも らえるか考え行動していま す。そうすれば勝手に結果( 利益)が出ます。頑張りまし ょう。 190 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 実 習 内 容 ① 掲示物の作成 8/28 ② イベント準備 (金) ③ お茶出し 勤務時間:8:30~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント イベントで掲示する掲示物を作 り、掲示物一つでも悪戦苦闘し、 普段はスッタフさんが自分の仕 事+イベントの準備があること がわかり仕事は効率よくする必 要があることがわかった。 〝納涼祭゛という掲示物は なかなか工夫してあり良か ったです。 他のお店に行った ときは是非いろんな掲示物 やスタッフの対応を見て下 さい。 きっと勉強になります 。 設定課題:楽しいイベントになるように自ら働く 実 習 内 容 ① イベント 8/29 (土) 実習生の特記事項 指導者のコメント どのスッタフさんも笑顔一つ欠 けることなくお客様と応対され ている姿がとても印象に残った ので見習うべき姿だと思った。 また、お客様と触れ合って、私 のビジネスマナーが欠けている と思ったので明日は適切なビジ ネスマナーを心掛けたい。 納涼祭一日目お疲れ様です。 お客様にドリンクや駄菓子 などしっかり渡して頂き本 当に助かりました。 明日もう 一日、 元気で明るい笑顔で頑 張りましょう。 設定課題:昨日の反省を生かす 実 習 内 容 ①イベント 8/30 (日) 勤務時間:8:30~17:30 勤務時間:8:30~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント スッタフの方々の休憩時間と仕 事をする姿勢の区別がきっちり していてこれは学生と社会人の 違いであると感じた。 店舗での4日間本当にお疲 れ様でした。 トヨタで学んだ ことを今後生かして頑張っ てください。 191 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 経営情報学科 1年 15M014 押田穂香 働くということの意義 私は、パレブラン高志会館で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の掲げた目 標は、働くということの実態を知るということでした。その目標をもとに、今回の研修結果を報告したいと 思います。初めに、私がこの企業を選んだ理由は接客業という職業体験を通して、お客様に対するおもてな しの心を学びたいと思ったからです。パレブラン高志会館では、笑顔と心配りのおもてなしというパレブラ ンマインドを実践しています。ホテルの第一印象を決定するお客様への気配り、目配り、心配りが身につい た 7 日間でした。まず、インターンシップが始まるとすぐに、宴会場の準備にとりかかりました。宴会中 は空いた皿や瓶をすぐに片付けないといけないため常にお客様の様子を見る必要がありました。また、皿を 片付けることよりも温かいうちに料理を出すことを優先しないといけない場面もあり、 臨機応変に対応しな ければいけないという難しさを感じました。レストラン部門で働いたときは、料理の配膳、後片付けを行い ました。 座敷に座っているお客様に対して料理を出すときは 「後ろ失礼します」 という声かけをすることで、 料理とお客様との接触を未然に防ぐという、 小さな工夫も接客業にとって大事なことだということを学びま した。また、お盆の時期は特にお客様の数が増えたり時間帯によって変わる客層に対してスピーディかつ丁 寧に対応する必要がありました。私は、このインターンシップを通して、サービス業の基礎を身に感じるこ とができました。働くということは、自分の時間を多少犠牲にしてまで顧客のことを第一に考えるというお もてなしの心を持ち、お客様に満足感と安心感を与えることでした。そして、社会人と学生との違いも感じ 取ることができました。 小さな失敗でも直接的に会社の損害に繋がるので働くということの責任の重さも感 じました。さまざまなお客様への対応をすることで今お客様がどのように考えており、何を求めているのか を観察し、考えながらサービスをすることができました。今回の就業体験で視野を広げて活動するという自 分の強みも見つけ出せたので、自分の就職活動の可能性を広げることができ参加してよかったと思います。 192 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 押田 穂香 研 修 日 報 設定課題:接客業のマナーを習得する 実 習 内 容 ① 館内巡回 8/8 (土) ② 宴会サービス部門での準 備、配膳、後片付け 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 宴会サービス部門で、会場の準 備、料理の配膳、片付けを行っ た。グラスを拭いたり、おしぼ りや箸置きなどの配置は細かい 作業だけれども、お客様へのお もてなしにつながるのだと感じ た。 常にお客様への目配り、 心配 りを心がけてください。 設定課題:接客業の言葉遣いを習得する 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① レストラン部門「千歳」で レストラン部門「千歳」では料 の配膳、後片付け 理の配膳、後片付けを行った。 8/9 座敷で座っているお客様に対し ② 宴会サービス部門での準 て料理を出すときの工夫を言葉 (日) 備、配膳 掛けが大事であることを学んだ 。宴会場では何もしない時間が ③ ビアガーデンでの準備 続いたので自分で仕事を見つけ て臨機応変に対応したい。 設定課題:接客業の心構えの習得 実 習 内 容 自分で仕事を見つけるとい う姿勢が大切です。 今こうし たらお客様に喜んでいただ けると思ったことはぜひや ってみてください。 お客様を 向かいいれるまでの裏の仕 事、 準備の大変さもわかって きたのではないでしょうか。 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① レストラン部門 「リトル上 レストラン部門「リトル上海」 海」での配膳、後片付け で、料理の配膳、後片付けを行 8/10 った。時間帯によって変わる客 層に対してスピーディーに対応 (月) することが重要だと思った。 設定課題:お客様には常に笑顔で接する 実 習 内 容 指導者のコメント 指導者のコメント いきなりの実践となり、 不安 や戸惑いもあるようですが、 お客様に接するときは自然 な笑顔を心がけてください。 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① レストラン部門「千歳」で 午前中は、ご飯をつけたり、味 の配膳、後片付け、掃除、 噌汁や小皿の準備をした。ご飯 8/11 拭きもの、開店準備 をつける時、美味しそうに見せ るようにするのが難しかった。 (火) 夜は忙しくなって焦ってしまっ たが、自分のできる範囲で丁寧 にお客様に対応したい。 193 指導者のコメント 全ての業務はお客様につな がります。 そのことを意識し ながら取り組んでください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:丁寧かつスピーディーに 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① レストラン部門 「リトル上 レストラン部門「リトル上海」 海」接客、配膳、後片付け で料理の配膳、後片付けを行っ 8/12 た。少しずつこのお店の基本と ② 準備、拭きもの なる接客が分かってきた。自分 (水) のできる範囲で進んでやってい きたい。 設定課題:接客業のマナー、言葉遣い、心構えなどの習得 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① レストラン部門 「リトル上 「リトル上海」で料理の配膳、 海」での配膳、後片付け 後片付け、部屋の掃除、準備を 8/13 行いました。後片付けや準備は ② 掃除、準備 随分慣れてきましたが、料理を (木) 配膳するときの心配りや言葉遣 いがまだまだなので最終日頑張 りたい。 設定課題: 実 習 内 容 指導者のコメント お客様と接客する機会が多 い業務です。 お客様にとって 楽しい時間となるよう自分 なりにできることをみつけ てください。 勤務時間:11:00~19:00 指導者のコメント 飲食業に限らず、 普段の生活 の中でも心配りや言葉遣い のトレーニングはできます。 スキルアップしてください。 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 8/14 ① レストラン部門 「リトル上 お盆の時期はお客様の数が増え 海」配膳、後片付け るので、お客様を待たせないよ (金) うに素早く丁寧に動く必要があ ったと思います。 194 指導者のコメント お疲れさまでした。 ありがと うございました Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:公立学校共済組合富山宿泊所 パレブラン高志会館 経営情報学科1年 15M052 松木華代 より良いサービスを提供する 私は7日間、パレブラン高志会館で就業体験をさせていただきました。私が就業体験をするにあたっ て課題としていたことはサービスというものは何かということを身をもって実感するという事でした。 パレブラン高志会館では様々な形でお客様にサービスを提供されており実際の就業体験でも宴会場、宿 泊、和食レストラン、中国料理レストランといったそれぞれの部署でそれぞれ違ったサービスの仕方を学 ばせていただきました。 その中でも私が主に就業体験をさせていただいた部署は和食レストラン旬彩千歳での就業体験でした。 そこでの始まりはまず準備から始まります。グラスなどを布巾でふき、お客様がすぐにお食事ができるよ うに箸や和紙のマットなどを席にしっかり配置します。そこで一番気をつけるように言われたのはお客様 が使われるものだからしっかりと気持ちよく、使いやすく使えるように綺麗にしたり配置したりするよう に言われました。正確にものをしっかり配置するのは難しくてミスの指摘を何度も受けました。私はこの 業務で仕事を正確にすることの大切さを学ばせていただきました。そして一番重要な配膳、接客などでは 言葉遣いの大切さ、礼儀作法、マナーなどを学ぶことができました。また、少しの気遣いで接客の見え方 がだいぶ違ってくるということを知り、お客様が気持ちよくお食事をしていただけるようにということを 考えて行動をしていくことの大切さ、その行動をしていくには個人だけで考えていくだけではなく周りの 働く人と協力していくことが大切だということも学ぶことができました。 他の部署でも様々なことを学びました。宴会場ではお客様の様子を見ながら飲み物をお出しすること。 宿泊ではお客様がゆっくり休めるための環境づくり、中国料理店ではチームワークの大切さなどを学ぶこ とができました。その中で、忙しい時でも逃げずに一つずつ行うことが大切だというお話を伺いました。 忙しい時はまた必ずくるのだからそのときに生かせるようにしっかり向き合うことが大切だとお話しさ れていました。私はお話を伺い、そうしていくことでより良いサービスが生まれていくのだと学ぶことが できました。 私は7日間のインターシップでサービスとは何かを学ぶことができました。サービスとは常にお客様の ことを考えた仕事をすることだということ、その仕事とはお客様が気持ちよく時間を過ごせたりできるよ うな環境を作ったり、お客様に喜んでもらえるように接客をすることです。そして忙しい時でも妥協した り逃げたりせずにいまある課題にしっかり取り組み次へと生かしていけば質の高いサービスが生まれる ということを学ぶことができました。それらを学んだことで私のサービスというものの意識が変わりサー ビスとはただ提供するものじゃないということを身をもって実感することができました。今回学んだこと をしっかり今後に生かしていきたいです。最後に就業体験を快く受け入れてくださったパレブラン高志会 館の皆様に厚く御礼申し上げます。 195 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 松木 華代 研 修 日 報 設定課題:仕事を覚える 実 習 内 容 8/8 ① 宴会場の準備 (土) ② 片付け 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・お客様の様子をしっかりみな がらサービスを提供する大切さ を学びました。 常にお客様目線での行動を 意識してください。 設定課題:礼儀を学ぶ 実 習 内 容 ① 和食レストランでの 8/9 準備・配膳・片付け 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 身だしなみをしっかりしないと いけないと思いました。 ホテルの中には、 いろいろな 仕事があることが体験して みてわかったのではないか と思います。 (日) ② 布団のシーツなどの 準備 ③ 宴会場での配膳 設定課題:接客の仕方を学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 ① 中華レストランでの 8/10 (月) おもてなしで大切なことや仕事 をしていく中で大切なことを学 ミーティング・準備・片付 ぶことができた。 け・配膳 設定課題:正確に仕事をする 8/11 指導者のコメント いきなりの実戦で不安と戸 惑いがあるようですが、 もう 少しリラックスして取り組 んでください。 勤務時間:11:00~19:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 和食レストランでの準備 しっかりと物を配置してお客様 をもてなすことが大切だという ことを学ぶことができた。 すべての業務はお客様に繋 がります。 そのことを意識し ながら取り組んでください。 ② 配膳 (火) ③ 片付け 196 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:しっかり言われたことをする 8/12 勤務時間:11:00~19:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 和食レストランでの 準 備・片付け・配膳 しっかりお客様をもてなすこと の大切さを学ぶことができた。 お客様と接することの多い 業務です。 お客様にとって楽 しい時間になるよう自分な りにできることを見つけて ください。 (水) 設定課題:しっかりおもてなしをする 実 習 内 容 ① 和食レストランでの 8/13 準備・配膳・片付け (木) 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様のことを考えた準備の仕 方やチームで仕事をすることの 大切さを学ぶことができました 。 個々の能力も大切ですが、 チ ームワークによって全体の 能力を伸ばすことができま す。 そのためにもしっかり声 掛けに勤めてください。 設定課題:今までの習ったことを生かす。 実 習 内 容 8/14 (金) ① 和食レストランでの 準備・配膳・片付け 実習生の特記事項 お客様のおもてなしの仕方など を学ぶことができた。 197 勤務時間:11:00~19:00 指導者のコメント おつかれさまでした。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 経営情報学科1年 15M094 髙越 成 美 パレブランマインド 千歳町にあるホテル、パレブラン高志会館で8月8日から8月14日までの7日間、社会人としての実 務能力を高めるためインターンシップに参加しました。お客様が気分よく食事をとれるように箸、箸置き、 お盆、灰皿などをセットすること、お客様に飲み物やお料理を提供すること、お客様の食べ終わったお皿 を片付けることを高志会館のレストラン、宴会で体験しました。 社員の皆様がお客様一人ひとりに心を配っていることがこの7日間のインターンシップで分かりまし た。お客様だけではなく高志会館に働くスタッフにも「おはようござます」、「おつかれさまでした。」 と笑顔で声をかけて、場の雰囲気を明るくしていたところが印象に残っています。また、レストランでは 初めて来たお客様には「いらっしゃいませ」、常連の方には「こんにちは。いつもありがとうございます」 とお客様の顔を覚えていることを分かってもらえるように声をかけていました。常連の方を増やし店の売 上を上げているのだそうです。 私は人と目を合わせることや、人と話すことが苦手なので、客様からの要望等をしっかりくみとり対応し、 お客様にとって楽しい時間になるよう気配り・目配り・心配りをしていた高志会館の皆さんに感銘を受けまし た。 このインターンシップで自分に何が欠けているのか理解することができました。コミュニケーションと落ち 着きです。伝えたいことをうまく伝えることが出来ないこと、忙しい時に何から取り掛かればいいのか分から なくなることが自分の弱いところだと実践を通して気づくことができました。今後は常に冷静に判断し、人と のコミュニケーションを多くとることを心がけたいです。 『働く』ということはお客様を楽しませ、幸せな気分にできるのだと心から思うことができました。お客様に 「インターンシップ頑張って」と言われ嬉しい気分になったり、お客様からアドバイスを受けそれを実践する ことでほかのお客様にいい印象を与えることができて働くことは辛いことばかりだと思っていた私にとって、 非常に楽しい研修でした。 たった七日間でしたが多くのことを得られました。高志会館で働いておられる方々にマナーやホテルの仕事に ついて、パレブランマインド(心から接する、笑顔と心配りのおもてなし)を教えていただきました。夏休み という忙しい時にインターンシップを受け入れ、研修期間中も優しく丁寧にご指導くださったパレブラン高志 会館の方々には大変お世話になりました。心から感謝をしています。就職した時だけではなく、誰かとコミュ ニケーションをとるとき、就職活動でもパレブランマインドを意識していきたいと思います。 198 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:パレブラン高志会館 髙越 成美 研 修 日 報 設定課題:どのように働いているのかをしっかり見る 実 習 内 容 ①ホテルを見学 8/8 ②宴会の準備 (土) ③宴会(同窓会)でのドリン ク回り 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ホテルの中を案内してもらった 。宴会場では効率よく物事をす すめている社員さんがすごいと 思った。 クロスの折り目1つも、 お客 様への印象がいい向きがあ ります。細かいことですが、 これがお客様の気遣いに繋 がります。 ④宴会の片づけ 設定課題:気を付けなければならないことを理解する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① レストラン千歳で料理を 運ぶ、バッシング 料理を出すときは向きに気を付 ける。無理にお客様との間に入 8/9 らないこと。お客様の座敷に入 ② 宴会、 会議室のセッティン るときは必ず声をかける。お茶 (日) ング や醤油はこぼさないよう、特に ③ 宴会でのドリンク周り、 料 気を付ける。 理を出すこと 勤務時間:11:00~19:00 指導者のコメント お客様がこられる前の準備、 お帰りなられた後の片づけ などの裏はとても大変です が、大切な仕事です。 ④ 宴会の片づけ 設定課題:うまく会話ができるようにする 実 習 内 容 ① お茶を出す 8/10 ② バッシング (月) ③ グラス拭き 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント リトル上海ではサラリーマンな どが気軽に来られるよう、定食 がある。リトル上海の方々はリ ピーターを大切にしておられる いきなりの実践となり、 不安 や戸惑いがあると思います が、 お客様からの要望等をし っかりくみとり対応してく ださい。 199 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:おもてなしを見る 勤務時間:11:00~19:00 実 習 内 容 ① そうじ 8/11 ② グラスを磨く (火) ③ セット 実習生の特記事項 指導者のコメント セットのしかたを学んだ。セッ トもずれが無いように丁寧に置 く。高志会館ではお客様一人一 人に心を配っているのがよく分 かった すべての業務はお客様に繋 がります。 そのことを意識し て取り組んでください。 ④ お茶、料理を出す ⑤ 片付け 設定課題:注文をうまく聞くこと 実 習 内 容 ① 料理を出す 8/12 ② 注文をうかがう (木) ③ ドリンクをつくる 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 注文をうかがうとき、何を聞い たかわすれてしまい、もう一度 聞きに行ったりしてしまったか ら、きちんと理解できるように する お客様と接する機会が多い 業務です。 お客様にとって楽 しい時間となるよう自分な りにできることを見つけて ください 設定課題:気遣いをする 勤務時間:11:00~19:00 実 習 内 容 ①お皿をふく 8/13 ②料理、お茶など出す 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様がいるとき、さげものを するなら音をたてないようにす る。おぼんは持つようにする お客様の立場に立って、 行動 することはたいせつなこと です (水) ③バッシング 設定課題:お客様一人一人に心を配る 実 習 内 容 ① メニュー、皿を拭く 8/14 ② 料理、お茶を出す 勤務時間:11:00~19:00 実習生の特記事項 指導者のコメント バッシングするときは、無理の ないようにする。無理をすると グラスなどを割る可能性が高い お疲れ様でした。 ありがとう ございました。 (木) ③ 注文をうかがう ④ バッシング 200 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:一般社団法人富山県労働者福祉事業協会 ボルファートとやま 経営情報学科 1年 15M068 井城久瑠美 見えない「心」が繋げる信頼 私は8月31日から9月6日の間、「ボルファートとやま」で就業体験をさせて頂きました。今回の活動 を通して、 顧客のニーズに応え満足していただくためにはどのくらいお客様のことを考えて行動するべきな のか、サービスを向上させるためにはどうしたらいいのかを考える力を学び養っていきたいと考え、今回の インターンシップに臨みました。 ボルファートとやまでの就業体験では、6日間を通して総務経理部・営業企画部・業務部・調理部・直営 店にてレクチャーと活動を行いました。 ① 総務経理部は、周りを支えるスペシャリストが集まる、縁の下の力持ちのような役割を持っている部 署であることを学びました。多くの仕事を受け持つため、想像していた仕事と実際に取組む仕事との ギャップを埋めるためにどう動けばいいのかを考えることが大切になる部署だと学びました。 ② 営業企画部では、フロント部門・外商営業・企画・法要営業についてレクチャーを頂きました。フロ ント部門では挨拶や身だしなみについて心掛けることが大切であること、外商営業ではどんな話題に も対応できるようにし、そのために私生活を充実させることが重要であることを学びました。企画部 門では、会場レイアウト作成において、いかにお客様が不便を感じる事なく動くことができるかを考 える必要性、法要営業ではその場に相応しい態度で臨む大切さについて考えました。 ③ 業務部と直営店については、レストランサービスやビアホールの会場設営や受付を行いました。周り を見て行動することが必要とされ、次に何をすればいいか考える力を養うことができました。 就業体験を通して、 お客様が満足のいくサービスを提供するためにどう行動するべきかを考える力を養う ことができました。宴会会場のレイアウト作成やビアホールでの誘導では、お客様が不満を感じてしまう可 能性のある要素を取り除くために行動することが必要とされました。例えば、宴会会場でのお客様に合わせ たテーブルの配置や、空調の具合、誘導の際の歩き方、照明や音響の演出など、どんなに些細なことであろ うと改善していく姿勢が大切だと学びました。客として、自分が普段気にとめないようなことでもしっかり と視野に入れて行動することによって、お客様に満足して頂こうとする「心」がその後のお客様との関係を 繋ぐものだと実感しました。サービス業では、「日常では味わえない特別な空間」を提供することも大切で すが、お客様が過ごす「当たり前の空間」をいかに快適な空間に演出するか考える力も必要だということを 学びました。 サービス業について、今までコミュニケーション能力ばかりを重視して考えていましたが、お客様と接す る時間が多い中でも、体力・知力が必要とされる職業であるということを知りました。人と接するというこ とは、コミュニケーション能力、思考力、判断力の向上、さらには人との関係をつなぐための大切なアクシ ョンになると気づき、改めてその重要性を実感することができました。 今回のこの就業体験で学んだこと、感じたことを今後の自分に活かしていくために、活動をしっかりと振 り返り、より一層理解を深め自分を見つめ直していきたいと考えています。 また、今回お忙しい中受け入 れてくださったボルファートとやま様へ感謝の気持ちを持って、 今後の研究発表に臨んでいきたいと考えて います。 201 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ボルファートとやま 井城 久瑠美 研 修 日 報 設定課題:ボルファートとやまについて知る 実 習 内 容 ① オリエンテーション 8/31 ② フロント部門説明 (月) ③ 業務部説明 ④ 会場設営 実習生の特記事項 指導者のコメント 挨拶や身だしなみなど基本的な ことをしっかりとやる大切さを 考えることができました。会場設 営では、どれだけ会場を美しく演 出するか考えながら設営を行う ことが大変でした。 準備というのは、ハード面の 準備だけでなく、頭や心の準 備も重要。いかにお客様が入 られた時のイメージができる かで実勢にスムーズにサービ スできるかがかかっている。 勤務時間:14:00~18:00 設定課題:企画部門について理解する 実 習 内 容 ① 企画部門レクチャー 9/1 ② 企画について (火) ③ 会場のレイアウト作成 実習生の特記事項 指導者のコメント 会場のレイアウトは、多くのこと を考えて作らなければいけない ことを学びました。経路や空調の 具合、女性客か男性客かなど、普 段、客としての目線では気にもと めないことが企画する側の配慮 からのものだと知りました。 だれもしないびっくりするよ うな企画をして売上を上げれ ばいいということではない。 ちょっとしたことで売り上げ を上げるために常に私生活に おいてもいろいろな視点で見 る洞察力は必要。 勤務時間:10:00~18:00 設定課題:周りを見て動く 実 習 内 容 ① レストランサービス 9/3 (木) ② ビアホール設営・準備 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント レストランサービスでは、回転率 をあげるために周りを見て素早 く行動することを心掛けました が、まだ視野を広くもつことがで きませんでした。ビアホールでは 、時間が近づくにつれ忙しくなり ました。自分で仕事を探して動き 、なにかわからないことはしっか りと聞くことが大切なことだと 学びました。 忙しいとどうしても顔が怖く なる。お客様の満足度はスタ ッフの笑顔の接客が大きなウ ェイトをしめますので常に心 掛けることが大切。 202 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間:13:00~21:00 設定課題:外商営業について学ぶ 実 習 内 容 ① 外商営業同行 9/4 ② ビアホール受付 (金) ③ ビアホール片付け 実習生の特記事項 指導者のコメント 外商営業では、2か所の訪問に同 行させて頂きました。企業の仕組 みや話のネタについて詳しく教 えて頂きました。ビアホールの受 付では、お客様の通行を妨げずに 席までご案内することを心掛け ました。 外商はいろいろな方と接する 部署なので、新聞やれテレビ などでいろいろな分野の話題 ができることが必要。そのた めにも私生活を充実させるこ とが仕事にも影響しやすいの です。 勤務時間:13:00~21:00 設定課題:総務部門について理解する 実 習 内 容 ① 総務部門レクチャー 9/5 ② ビアホールサービス (土) 実習生の特記事項 指導者のコメント 今まで総務部には抽象的なイメ ージしかなく、具体的な業務内容 は知りませんでした。今回のレク チャーを受けて、縁の下の力持ち という印象をもちました。 仕事は、体力と知能力とコミ ュニケーション能力のバラン ス。自分がどこに重点をおく かで職種を考える参考にでき る。 ビアホールサービスは、小さい会 場での取り組みでしたが、体力と 考える力が必要とされる大変な 仕事でした。 勤務時間:11:00~15:00 設定課題:法要営業について理解する 実 習 内 容 ① 総括 9/6 ② 法要営業レクチャー (日) ③ 資料作成 実習生の特記事項 最終日は、法要営業についてのレ クチャーでした。法要営業に行く 際は、しっかりと空気を読み、そ の場に相応しい態度で臨むこと が大切だと知りました。資料作成 では、他のインターンシップ生と 協力して行うことができました。 203 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:一般社団法人富山県労働者福祉事業協会 ボルファートとやま 経営情報学科 1年 15M079 河西穂乃歌 チームワークの重要性 私は一般社団法人富山労働者福祉事業協会ボルファートとやまで6日間、 就業体験をさせていただきまし た。この就業体験では、実際に現場の雰囲気を感じ社会を体験するとともに、仕事をするという具体的なイ メージをつかむことをテーマとしていました。 ボルファートとやまでの6日間では、総務経理部、営業企画部、業務部と様々な部署の業務を体験させて いただきました。 ボルファートとやまの大きなイベントのひとつである「ビアホール」での2日間の業務は、主にお客様を 席まで案内することと少なくなった料理を補充することでした。お客様をご案内する際に、埋まっている座 席を把握しておくと混雑していない通路をスムーズにお通しすることができると教わり、 その気遣いがおも てなしにつながるのだと感じました。 ビアホール2日目には、 会議で使用された会場をビアホール用の席に急いで配置しなおさなければいけま せんでしたが、部署関係なく一丸となって作業しておられました。それを見て常日頃からほかの部署の業務 を把握し、 コミュニケーションをとることが重要なのだと感じました。 普段からも楽しく会話をしておられ、 社員の皆さんの雰囲気はとても良いものでした。 営業企画部では外商営業に同行したり、 ビアホールのお客様の席の配置を考え座席表の作成をしたりしま した。座席表を作成するときに配慮することはたくさんあるが、お客様ひとりひとりのとらえ方は違うとい うことを教わりました。 一つの視点ではなく色々な面から見ることで新しいことに気づくことができました。 この6日間で私に足りないものはコミュニケーション能力だと思いました。 外商営業に同行し実際の打ち 合わせを拝見したときに、 営業担当の方が取引先の方と一線を越えて狎れあいにならないようにしつつも会 話を弾ませておられました。コミュニケーション能力とは相手が話しやすいよう、よく聞くことなのではな いかと感じました。 今後はこのインターンシップで学んだことを学校生活や就職活動に生かしていきたいと思います。 204 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:一般社団法人富山県労働者福祉事業協会 ボルファートとやま 研 修 日 報 設定課題:オリエンテーション、フロントレクチャー 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① オリエンテーション ボルファートとやまは、主に会 場の貸し出しをしている。フロ ② レクチャー 【フロント業務 ント業務のレクチャーにて、会 (月) 】 場の予約の受付では、仮予約の お客様もおられる中で、多くの ③ 宴会会場設営・準備 お客様に会場を貸し出しできる かを考えなければいけないこと が分かった。 8/31 設定課題:レストランサービス 指導者のコメント 言葉遣いは気をつけていても 、とっさの時に普段使ってい る言葉が出てしまいます。意 識して修正しないとなかなか 直らないので大変ですよ。 勤務時間:10:00~13:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ① レストラン杜里での接客 業務 レストランサービスでは、常に お客様の状態を把握し、満足し てもらえるようにすることが大 切だと思った。 満足してもらえたかどうかは 、なかなか分からないもので す。せめて「ありがとう」や 「ごちそうさま」の言葉がい ただければありがたいです。 (火) お客様の近くはお客様の空間な ので、近くに行くときは「失礼 します」「失礼しました」との お声掛けをするようにと学んだ 。 設定課題:ビアホール会場設営、企画レクチャー (木) 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 9/1 9/3 河西 穂乃歌 勤務時間:10:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ビアホール会場設営・準 備 ビアホールなどの会場設営は基 本一人で行うので、効率よくで きることが重要なのではないか と思う。 効率とは大事なことです。 で すが、 効率=手抜きになりが ちです。 面倒なことが仕事と いうものです。 面倒なことを さけるのではなく、 面倒なこ とをどれだけ多くできるか ということが効率です。 ② レクチャー【企画】 企画レクチャーでは、ビアホー ルの座席表の作成を行った。 205 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:外相営業、ビアホールサービス 実 習 内 容 9/4 ① 外商業務 (金) ② ビアホール(ホール) 実習生の特記事項 指導者のコメント 外商営業に同行させていただい た。外商営業は利用していただ く会場の打ち合わせに行くだけ でなく、定期的に顔を見せに行 ったり、イベントのお知らせを しに行ったりする。 外商の難しいところはコミ ュニケーションがなれ合い にならないよう一線を保つ ところです。ただ、私生活に おいても様々な情報に敏感 になることは大切です。 設定課題:総務レクチャー、ビアホール受付 9/5 実習生の特記事項 指導者のコメント ① レクチャー【総務・経理 】 ボルファートとやまの総務部の 仕事は、デスクワークだけでは なく、ほかの部署を手伝うこと もあり、幅広いことをする。 小さな企業になればなるほ ど専門以外のこともやらな ければなりません。 逆にいろ いろな経験ができる楽しさ はありますが、 それぞれの立 場が実感できるので、 強引な 要求ができない苦しみもあ ります。 設定課題:法要営業レクチャー 実 習 内 容 (日) 勤務時間:13:00~21:00 実 習 内 容 (土) ② ビアホール(受付) 9/6 勤務時間:13:00~21:00 勤務時間:11:00~15:00 実習生の特記事項 ① 総括 法要営業は遺族を相手にするの で、対応の仕方が大変難しいこ ② レクチャー【法要営業 とだと思った。法要営業は亡く 】 なった人の家に行き営業するも のだ。営業に行くタイミングが 難しいと思う。 206 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社オレンジマート 経営情報学科 1年 15M115 宮田 早紀 楽しく続けていくことが大切 私は、株式会社オレンジマートで9日間、インターンシップをさせていただきました。このインターン シップでは、スーパーで働く上での心構えを学ぶことをテーマに取り組みました。そのテーマをもとに、 今回の研修結果を報告したいと思います。 最初の2日間は、店舗で実習するための事前研修として、基礎知識や社員の方々の経験談などを教えて いただきました。その中で、社員の方々は必ず「仕事を楽しむこと」「続けていくこと」が大切だとおっ しゃっていました。最近は、少しでも嫌なことがあるとすぐに会社を辞めてしまう人が多くなってきてい ます。そういう人たちは、経験することを通して、仕事の向き不向きやその仕事をしたことがあるという 経験値を蓄える機会をのがしています。嫌なことの中にも楽しいことややりがいを見つけ、最低でも3年 は続けていくことが、仕事をする上でも自分を成長させる上でも大切になってくるそうです。 店舗実習では、常に笑顔で店内を巡回し、すれ違うお客様には必ず挨拶をしなければいけません。商品 やお客様1つ1つのことを意識して作業しなければならず大変でした。実習の後半に実習を担当させてく ださった精肉部門では、生ものを扱っているということもあり、ピリピリした空気になることが多く、仕 事が嫌になることがありました。 最初は苦手だと感じていた作業でも、繰り返していくと、コツをつかみ、うまく作業を進めていくこと ができるようになりました。自分が成長できているとわかることがとてもうれしく、だんだんと作業が楽 しく思えるようになってきました。また、自分がトレーに詰めた肉が店に並び、それをお客様が手に取り 買って下さるのを見ると、自分の仕事にやりがいを感じられると同時に、次もお客様の手に取ってもらえ るように頑張ろうという励みになりました。 私は、店舗実習が始まった時に仕事が嫌だと感じていたのに、終わるころには楽しかったと感じている ことに気づきました。なぜ、自分の仕事に対する考え方が変わったのか考えてみると、私は仕事が身につ いていくことがおもしろく、自分がつくったものをお客様に手に取ってもらうことにやりがいを感じるこ とができるようになったからだということが分かりました。そう感じることで、研修だから仕方なくでは なく、自然と「仕事を続けていきたい」と思うようになっていました。社員の方々が「仕事を楽しむこと」 「続けていくこと」が大切だとおっしゃっていたことを、このとき初めて本当に理解したように思います。 初めて仕事に取り組むとき、知らないことばかりでうまくいかないことや嫌だと感じることがあると思 います。それらに向き合い、その中にも楽しいことややりがいを見つけ、続けていこうとする意気込みが 必要です。経験を積む意味でも自分を成長させる意味でも、楽しく続けていくことはとても重要な事なの です。今回のインターンシップでは、頭の中でだけでなく、実体験として仕事を楽しみ続けていくことの 大切さを学ぶことができました。この貴重な経験をいかして、今後、仕事に取り組む際には「嫌だ」「苦 手だ」と思うのではなく、「楽しいこと」や「やりがい」を見つけること、続けていくことを意識してい きたいと思いました。 207 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社オレンジマート 研 宮田 早紀 修 日 報 設定課題:スーパーで働く上での心構えを学ぶ 実 習 内 容 8/11 (火) ①店舗運営ルールの周知 ②挨拶の発声・おじぎ ③笑顔の練習 ④ラッピング練習 実習生の特記事項 指導者のコメント お辞儀の角度や大きな声での挨 拶、笑顔について学んだ。常に 心がけていなければならないこ となので、慣れていくことが必 要。相手に興味を持って接する ことが大切。 もう少し元気を出しましょ う。 設定課題:基礎知識、役割・仕事を学ぶ 実 習 内 容 ① 役割・仕事の周知 8/12 ② 手直し (水) ③ 店舗ごとの商品の違い 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 ① 日配部門の実習 8/13 ② 精肉部門の実習 (木) 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 日配部門では商品の手直し、精 肉部門では肉詰めや、パックを 行った。まずは、お客様や従業 員の方に大きな声で挨拶するこ とを意識していく。 元気よく返事ができるよう に心がけましょう。 設定課題:店舗実習 実 習 内 容 8/14 ① グロス部門での実習 (金) ② 精肉部門での実習 指導者のコメント スーパーマーケットの役割・仕 明日から、 いよいよ現場での 事を学んだ。商品陳列について 実習です。頑張って下さい。 や、備品の管理について学習し、 実際に見学した。仕事を楽しみ、 継続していくことが大切。 設定課題:店舗実習 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 仕事のスピードが遅いのでもっ と速さを意識して取り組む。 教えられたことをちゃんと できていました。 できること を1つ1つ増やしていけた ら良いと思います。 208 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:精肉部門での実習 実 習 内 容 8/17 ① 手直し (月) ② パック 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 少し疑問に思ったことを質問せ 大きな声がでるようになっ ずに進めてしまい、途中で注意 てきたので、 いつでも大きな されてしまったので、わからな 声がでるようにしましょう。 いことは、その都度質問をする。 設定課題:精肉部門での実習 実 習 内 容 8/18 ① パック (火) ② 肉詰め ③ 品出し 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 8/19 ① パック (水) ② 手直し 指導者のコメント 段ボールをつぶすときに、素手 では時間がかかってしまい効率 が悪いので、カッターを持って くる。 設定課題:精肉部門での実習 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 機会の音などで声が届かないこ とがあるので、常に大きな声を 意識して話す。 時間を意識して行動するよ うに、心がけましょう。 ③ 肉詰め 設定課題:精肉部門での実習 実 習 内 容 8/20 ① 手直し (木) ② 肉詰め ③ 品出し 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 肉詰めをする際に、間違った重 さで詰めてしまっていて迷惑を かけてしまった。一回一回確認 して作業に取り組むよう気を付 ける。 ④ パック 209 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:先輩方から学ぶ 実 習 内 容 8/21 ① 社会人についての学習 (金) ② 実習を終えた感想 ③ 先輩社員との懇談会 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 慣れない仕事でも、できるよう になったことを1つ1つ実感し ていくこと、やりがいを見つけ ていくことが大切。 店舗での実習、 おつかれ様で した。 慣れない仕事で大変だ ったと思います。 この研修で 学んだことを自分の価値形 成や就活に役立てて下さい。 ④ 店長との懇談会 ⑤ 反省会・アンケート 210 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社 経営情報学科 1年 15M098 竹山 玲奈 知識と体験を積み、将来に活かすこと 私は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社で5日間、就業体験をさせていただきました。私が北陸コ カ・コーラボトリング株式会社を選んだ理由はインターンシップに参加させていただけるのだから、普段、 生活している中で見ることができない仕事について知識を深めたいと考えたためです。この就業体験での 私のテーマは、営業という仕事の内容を理解し、必要な能力・知識について学ぶというものでした。 今回の就業体験では営業の補助、清掃、商品の確認・補充・陳列、広告を張り付ける作業をさせて頂き ました。私は営業という仕事はお客様に商品を購入してもらうために商談をするものだと思っていまし た。この考えは間違っていなかったのですが、営業にも種類があり、常に商談をしているわけではないと 知ることができました。商談と言ってもお互いの利益を上げるための会話をするのではなく、お互いを理 解するための会話も必要だと教えていただきました。相手を理解して信頼関係を築くことができないと、 話を聞いてもらえないのだと話されていました。営業にはコミュニケーション能力が不可欠ですが、信用 できる人柄を育てることも重要だと気づくことができました。更に、世間話ができるように様々な知識を 持っていることも求められます。営業先の方とどのような話でもできるように、ニュースや新聞は勿論、 流行しているものやスポーツ等の情報も知っておくと良いのだそうです。コミュニケーションを取るとい っても、人によってコミュニケーションの取り方は十人十色です。ビジネスマナーを身に付け、笑顔で接 するだけでは不十分な場合も出てくるので、相手に合った接触を図らないといけないと教えていただきま した。コミュニケーションについて数多くの意見をいただくことができ、日常生活にも活かせる知識を身 に付けることができました。お世話になった方の「自分にとって役に立たないことでも今のうちに体験し ておけば、将来自分を助けてくれるかもしれない。知識と経験は無駄にはならない」という言葉が印象深 く、研修を通じて私自身もそう思えるようになっていたので、正にその通りだと感じました。 紙コップの自動販売機の清掃時に、衛生面に気を付けていると教えていただきました。缶と違い、紙コ ップは密閉されていないので自動販売機の中からゴミが入らないように丁寧に清掃する必要があるので す。お客様に気持ち良く利用してもらうためにも、お客様が触れる場所だけでなく目の届かない場所もし っかりと清掃をします。 手作りのポップも張り付けるのだと話されていました。外国人旅行客の方が購入しやすいように、英語 のポップを作る等の工夫も怠らないようにしているそうです。自動販売機の営業は購入される方がどのよ うな方か全くわかりません。わからないからこそ、その方のために清掃をして、ポップを貼る等の工夫も して、購入してもらうように日々考えることが重要なのだと思いました。姿のわからないお客様への心遣 いが大切だと学べました。 インターンシップを体験して、働くということは日々、課題が溢れていて、創意工夫をすることが求め られているのだと知りました。また、この5日間は私の就職に関する視野を広げてくれる経験にもなり、 自分の長所や短所等を見つめ直す良い機会にもなりました。営業という仕事についても、インターンシッ プに参加する以前より理解を深めることができました。今から多くの知識を吸収し、それを如何様にも活 かすことができる人物になるという目標をもって、様々なことに挑戦していきたいです。 最後に、インターンシップでご指導いただきました北陸コカ・コーラボトリング株式会社の皆様に厚く 御礼を申し上げます。 211 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北陸コカ・コーラボトリング株式会社 研 竹山 玲奈 修 日 報 設定課題:講義をしっかり聞いて、自分の成すべきことを把握する。 実 習 内 容 ①オリエンテーション 8/31 ②インターンップについて (月) ③ビジネスマナーについて 実習生の特記事項 指導者のコメント 他の実習生の発表を見ていると、 自分の意見を追加したり、ジェス チャーを加えたりと堂々と発表 しており、参考にさせてもらっ た。 グル―プワークでは書記係を 買って出るなど、積極的な姿 勢が素晴らしいと思いました 。同乗実習は初めての体験が 多いと思いますが、くじけず 頑張ってください。 ④清涼飲料水について 対人関係は、挨拶から始まり、コ ⑤北陸コカ・コーラボトリング ミュニケーションを経て、信頼を 得ることに繋がると学んだ。 について ⑥同乗スケジュールについて ⑦課題設定 ビジネスマナーでは背筋、表情、 手、目等の些細な動きからでも相 手に与える印象が変わると学ん だ。 設定課題:営業について学ぶ。 実 習 内 容 ①ミーティング 9/1 ②富山RSGでの営業実習 (火) ③社内で日誌記入 勤務時間:8:00~17:30 実習生の特記事項 ①ミーティング 9/2 ②富山CSGでの営業実習 (水) ③社内で日誌記入 指導者のコメント 誰とでも意見を交換して、相談す キビキビと動いてくれて、わ ることで、商品の売上に繋がると からない点は積極的に質問が 学んだ。 ある点が良いです。これから も忘れずに、この後のインタ 営業先の方と世間話ができるよ ーン実習を頑張って下さい。 うな関係にならないと、話すら聞 又、この活動を、これからの いてもらえないので、コミュニケ 就職活動に活かして下さい。 ーションが大変重要なものだと 知ることができた。 設定課題:どのようにして商品は売れるのかを考える。 実 習 内 容 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 勤務時間:8:00~17:30 指導者のコメント 商品の陳列をする時は、お客様が ドンキホーテにて2ℓPET を陳列して頂きました。 通る場所の高い位置に露出する のが良いと学んだ。 普段は何気なく買っている製 ヒットする商品をつくるには、お 品も全くのゼロからの売り場 客様の行動、気温、流行、売り込 立ち上げは新鮮だったと思い みたい世代の特徴等から推測す ます。重い作業にも関わらず ることが大事だと学んだ。 お疲れ様でした。 212 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:商品を売るための工夫を知る、考える。 実 習 内 容 ①ミーティング 9/3 ②BF富山での営業実習 (木) ③社内で日誌記入 実習生の特記事項 勤務時間:8:00~17:30 指導者のコメント より多くの商品を売るために自 紙コップの自動販売機のしく 動販売機に手作りのポップやシ み、日々の活動を理解しても ールを貼り、目立つように工夫さ らいました。 れていた。 お客様から絶対に見えない所で も念入りに掃除をして、衛生面に 気を付けておられた。 缶の自動販売機と違って、紙コッ プの自動販売機は密閉されてい ないので衛生面には大層気を付 けるのだと知った。 設定課題:今後の目標を設定する。 実 習 内 容 ①実習の振り返り 9/4 (金) ②仕事をするのに必要な能力 について考える。 ③自分の強み・弱みを知る ④戦略的自己PRを考える ⑤大切にしてほしいこと 勤務時間:10:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 営業実習を終え、今まで就職をす るならデスクワークだとぼんや り考えていたが、営業のような外 回りでも楽しいのではないかと 考えることができるようになっ た。自分の視野を広げることがで きた。 本日は個人ワークが多く大変 だったと思いますが、その中 で一生懸命やる姿や、他人の 意見を聞き、吸収しようとす る姿があり、とても良かった と思います。 何事にもチャレンジして、視野を 広げることが自分のためにも大 事だと学んだ。 初心を忘れずに、自分の将来のた めに経験を積もうと思った。 213 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルニューオオタニ高岡 経営情報学科 1 年 15m013 緒方郁哉 お金以上のサービスを 私は、ホテルニューオオタニ高岡で7日間職業体験させていただきました。この職業体験を通しての自分 のテーマは、ホテルの業務内容とお客様を満足させる接客の方法を知ることでした。そのテーマをもとに、 今回の研修結果を報告したいと思います。 1日目は、ホテルを見学してどのような場所や業務があるかがわかりました。このホテルはお客様のスペ ースを囲むような形で従業員の空間があり、 例えば宴会場ではお客様の通る道から料理を運ばないように宴 会場の裏から配膳できるようになど建物自体がお客様第一で建てられていました。また、二つの空間をはっ きり分けることで従業員がお客様の見られるとこにいることを意識しやすくなる効果もあります。 おもてな しの心を持ちあらわすのは接客だけじゃないことがわかりました。 2,3日目の午前はホテル内のパン屋の厨房でパン作りを手伝わせてもらいました。 そんなに広くない空間で、数人で仕事を分担して協力しあって進めていく大変さ大切さがわかりました。3 日目の午後は最上階にあるフォーシーズンという高級レストランで仕事を手伝いました。 ランチタイムも終 わりディナーの準備で残念ながらお客様への接客は体験できませんでしたが、 シルバー磨きやグラス磨きな どを手伝わせていただきました。 お客様が使うものを徹底的にきれいにして出す高級レストランとしての他 とは別格のお店の意識の高さを目の前で見ることができました。 4,5,6日目の午前は客室の清掃を手伝わせていただきました。お客様がチェックアウトした部屋のベ ッドの枕カバーやシーツをめくり運ぶ仕事をしました。 見た目以上に肉体労働で部屋の数もたくさんあるの で空いた部屋を効率よく回る計画性と何時間も同じ仕事をし続ける集中力が要求されることがわかりまし た。また、それが自分に少し足りてないことがわかりました。6日目の午後はフロントで仕事を手伝いまし た。チェックインするお客様の荷物を運んだり、エレベーターの扉をあけたり、お客様のご案内をしたりし ました。一番お客様と関わる時間であり、お客様におしりをむけてエレベーターを開けないことや、荷物を 部屋の床に置かないことなど数々の注意をうけました。職業体験のなかで一番充実していました。 このように多くの体験をさせてもらいました。 指導してくれた方々はいただくお金と同じだけのサービス では、ホテル業界で生き残ることができないとおっしゃっていました。お金以上のサービスをお客様が心か ら休んでいけるために、 ほかのどんな仕事よりもお客様のことを考えて働く意識が必要だということがわか りました。 214 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルニューオオタニ高岡 研 緒方 郁哉 修 日 報 設定課題:企業理念を理解する 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 8/9 ①オリエンテーション (水) ②館内見学 ③レストランのホール 実習生の特記事項 館内はお客様第一で建てられて いた。建物からお客さんのこと を考えていることに関心しまし た。 設定課題:笑顔を絶やさない 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 8/10 ① 製菓づくり (木) ② レストランのホール 実習生の特記事項 8/11 ① 製菓づくり (金) ② レストランのホール 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 8/12 ① 客室清掃 (土) ② レストランの厨房 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 8/13 指導者のコメント 客室清掃はたくさんのへやを効 率よく片付けることが大切であ る。 設定課題:昨日とおなじ業務をより効率よくこなす 実 習 内 容 指導者のコメント 高級レストランのホールでシル バー磨きやグラス磨きをしまし た。高級レストランの意識の高 さを感じました。 設定課題:客室清掃 実 習 内 容 指導者のコメント 例えインターシップ生でもお客 さんから分け隔てなく話しかけ られるので常に笑顔を忘れない ようにしたいです。 設定課題:チームワークを大切にする 実 習 内 容 指導者のコメント 実習生の特記事項 ① 客室清掃 (日) ② レストランの厨房 215 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客さんに失礼の内容に接する 実 習 内 容 8/14 ①客室清掃 (水) ②フロント 実習生の特記事項 8/15 (木) 指導者のコメント フロントではエレベーターを開 けるときはお客さんにおしりを 向けないなどたくさんのお叱り をいただきました。 設定課題:常に笑顔でお客さんに接する 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 ① 有磯海サービスエリアの レストランでホール 216 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ホテルニューオータニ高岡 経営情報学科 1 年 15M006 石黒沙季 お客様の笑顔が倍になるように 私はホテルニューオータニ高岡で7日間就業体験をさせていただきました。この就業体験を通しての私の テーマは、 接客のプロとして働いているホテルの方々のサービスを知ることと社会人としてのマナーを学ぶ ことでした。 ホテルニューオータニ高岡は東京の歴史あるホテルニューオータニのグループホテルで、宿泊の他に、レ ストラン、会議&宴会、ウエディングなどができます。今回の主な実習内容は、フロント・ロビーやレスト ラン、SA 物産での接客、製菓厨房での調理補助、客室掃除など経験させていただきました。また、これら の仕事以外では、 ホテルには多種多様のプロの方々がいらっしゃることで多くの体験をさせていただきまし た。これらの研修の中でも印象的だったフロント・ロビーでの接客と客室清掃について詳しく報告します。 研修期間はお盆中の真最中であったため、県外からの帰省のお客様や観光、同窓会でいらっしゃるお客様 が多かったです。フロント・ロビーの仕事では、お客様を接客する接遇の五原則というものがあり、それは 「挨拶、言葉遣い、身だしなみ、態度、表情」です。一般に、初めて会う人の第一印象を決めるポイントは、 第一に表情、そして言葉、声のトーンと言われます。三つの中で表情が一番重要で、半数以上をしめます。 フロントはお客様を一番に迎え、最後にお見送りする場所であるため、これらのことに気を付けて研修に臨 みました。研修中、お客様が夕食をするためホテル周辺のお店について聞かれましたが、私はすぐに行動が できず、 おどおどしてしまいました。 ロビー担当の方はお客様の要望を聞き、 ホテル回りの地図を渡すなど、 素早く接客しておられました。お客様は、ホテルニューオータニ高岡の一員として私たち研修生を見ていま す。研修生とはいえ、私たちの表情がニューオータニ高岡の第一印象になり、お客様の印象も変わると思い ました。私はフロントの仕事を通して、笑顔でお客様を迎え、安心、安全に過ごされること、来た時よりも 笑顔でお帰りになるようにお迎え、お帰りを見届けることがロビーの接客だと学ぶことができました。 客室清掃の仕事は、シーツや枕カバー、浴衣、タオルを集め、集めたものをひとつ一つに区別し、袋に入れる 作業でした。この作業は三日間やっていて、とても重労働でしたが、自分が作ったお部屋でお客様がくつろいで、 喜んでいただけたと思うと達成感が湧きました。 働くことは大変で毎日が緊張の連続でしたが、サービス業は、苦労したことが自分の成長となり、また、お客 様の笑顔が仕事の遣り甲斐になることで、働く人の喜びや楽しさにつながると学ぶことができました。私は 7 日 間の就業体験を通して社会の厳しさ、大変さを知るとともに、お客様や従業員の方々と接することで喜びや感動 を得ることができました。また、プロの仕事の丁寧さや工夫を知る良い経験になりました。今後はインターンシ ップで学んだことを活かし、これからの学校生活、就職活動に役立てたいと思います。 最後に、研修中、何もわからない私に各部の方々がやさしく、丁寧に仕事を教えていただき、ありがとうござ いました。 217 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: 株式会社ホテルニューオータニ高岡 研 石黒 沙季 修 日 報 設定課題:接客の基本 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 8/9 (日) ① OR(オリエンテーショ ン) ② COO(クー) 実習生の特記事項 指導者のコメント 皿拭き・箸袋入れ 椅子アルコール消毒 布巾畳・名札拭き レストラン・サービス 設定課題:商品になるまでの過程を学ぶ 実 習 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 8/10 ① 製菓厨房・調理補助 ③ パイナップル切 (月) ② COO(クー) 量り・洗い物 サービス 指導者のコメント 清掃・洗浄など一見たいした 仕事に見えないかもしれま せんが、安全安心の基本であ 商品運び り最も大切な作業です。 ②シルバー拭き 手を抜くわけにはいけませ ん。 タオル・布巾畳み 設定課題:商品になるまでの過程を学ぶ 実 習 内 容 8/11 ① 製菓厨房・調理補助 (火) ② FS(フォーシンズ) レストラン・サービス 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ①皿洗い、クッキー割り、ゼリ ー入れ、果物入れ、プリン ②掃除皿洗い、窓ふき、皿運び、 タオル・布巾畳み、トング・ス プーン、フォーク集め 設定課題:きれいな客室をお客様に提供する 実 習 内 容 8/12 ①客室掃除 (水) ②フロント 実習生の特記事項 ①ベットシーツ、枕カバー ゆ かた、タオル、マット集め、袋 分け ②ご案内・荷物運び、エレベー ター開ける 218 勤務時間:9:30~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様が満足するように 勤務時間:9:30~18:30 実 習 内 容 8/13 ① 客室掃除 (木) ②フロント・ロビー接客・ご 案内 実習生の特記事項 指導者のコメント ①ベットシーツ、枕カバー ゆ かた、タオル、マット集め、袋 分け。 ② 案内・荷物運び、エレベータ ー開ける 設定課題:もてなすをお客様に 勤務時間:9:30~18:30 実 習 内 容 8/14 ① 客室掃除 (金) ②COO(厨房・調理補助) 実習生の特記事項 指導者のコメント ①ベットシーツ、枕カバー、ゆ 午前中自分が作った部屋に 午後お客様の荷物を運びお 礼を言っていただいた訳で すが、ホテルの楽しさを少し 感じてもらえたのではない でしょうか。 かた、タオル、マット集め、袋 分け。 ②ベーコン・ハム切る。切った 物を真空パック、洗い物、 ロールパン切る。卵・温泉卵割 る。キャベツ・フルーツ分け 設定課題:最終日接客 実 習 内 容 8/15 ① 北陸自動車道 有磯海 (土) サービスエリア下り線 物販 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 ①梨袋詰め、レジ・呼びかけ 219 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水ケーブルネットワーク 経営情報学科 1年 15M102 中島 梨沙 人とのつながり 私はインターンシップを通して、人との関わりについて学びました。 ケーブルネットワークは、少年野球大会の取材や地域の祭りの生中継など、地域に密着した放送をしてい ます。研修では、撮影から編集まで全てを研修生が担当し、取材の大変さや細かな編集作業を身をもって体 験しました。3時間パソコンに向かって作業するだけで目が痛くなることもありました。制作課には 1 日中 パソコンに向かっている職員もおられ、完成した時の達成感はなんとも言えないとのこと、やりがいがあれ ば、どんな大変でも続けることができることを感じました。 研修では、曳山祭りの生中継の補助をさせていただきました。生中継なので、緊張感やお祭りの盛り上が りなど肌で感じることができました。ADの補助として観客の誘導をしましたが、お祭りの観客は多く大変 なこともありました。ADの方は場を明るくし、ずっと笑顔で仕事をされ、感心しました。 技術課の方とは、新しい電柱の申請をするために、写真を撮り書類の作成をしました。今まで電柱は全て 同じものだと思っていましたが、よく見るとそれぞれにプレートが付け、区別せれていることが分かりまし た。 営業課の方には営業についての心得を教えていただきました。営業をするには信頼、信用が大切であるこ と、さらに信頼、信用を得る事によってお客様から「ありがとう」と言われることが、仕事の励みになると 教わりました。 管理課では、ファイリングを手伝いました。ファイリングはすぐに終わってしまうと思っていましたが、 資料が沢山あるので、思った以上に力仕事でした。管理課は座っているだけの事務仕事というイメージがあ りましたが、職員の方は接客もされていました。 私はこの5日間のインターンシップを通して、企業は、他社とのつながり、地域とのつながり、さまざま な人とのつながりで成り立っていると思いました。また、ケーブルネットワークにはさまざまな課があり、 課ごとに業務は違いますが、 業務の円滑な連携も企業が上手く機能するのに極めて重要なこととあたらため て理解しました。 また、ケーブルネットワークでは、朝の朝礼に、シルバーウィークをどのように過ごしたかを話す機会が ありました。このような場は、社内の士気を高める上でとても良いことだと感じました。 私はこの5日間で、社会人の考え方や行動力など、たくさんのことを学びました。この貴重な経験を今後 の就職活動に生かしていきたいと思います。 220 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:射水ケーブルネットワーク 研 中島 梨沙 修 日 報 設定課題:ドラマ恋仲ロケ地取材、撮影、映像の編集 9/18 (金) 勤務時間:8:30~16:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①取材前にテーマを何にする か決める ・取材するときは照れずに堂々 とする ②自分たちで撮影をする、カ メラの使い方を学ぶ ・どのようなものに仕上げたい か考える ③映像の編集、編集の仕方を 学ぶ ・自分の意見も他のインターン シップ生に理解しやすく伝える 1日という短い時間の中で、 番組の企画、構成、撮影、編 集と番組制作に至るフロー を実践してもらいました。 4 人で連携し、 取り組む姿勢が 見られました。 ④会議、事前打ち合わせ 設定課題:少年野球大会の補助 実 習 内 容 ① 試合結果の報告 勤務時間:7:00~16:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ・トーナメント表での点数を書 く位置 開会式場の急な変更により 物の移動やら伝令に走って 9/19 もらったりとあわただしい ・同じインターンシップ生と協 仕事となりました。 試合が始 (土) ② 審判員、 アナウンスの方へ 力する まれば、 開始・終了時間・試 の弁当配布 ・周りのスタッフの動きを見て、 合結果の報告をきちんとこ なしてくれました。 主催者と 状況を理解する いう立場は大会運営に責任 を持っていることを実感し てくれたと思います。 設定課題:海老江 曳山生中継の手伝い 9/23 (水) 勤務時間:14:30~22:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 海老江 曳山祭り生中継 の手伝い ・生中継はとても大変で、どの ポジションの方も周りをしっか りと見て行動していた。 生中継の現場スタッフを経 験してもらいました。 生中継 は事前準備が最も大切であ ること、 大人数のスタッフが 常に意志疎通を取りながら、 各々の役割をこなしている ところを感じてもらえたと 思います。 ② 生中継中の周りの確認 ・ADの大変さを肌で感じるこ とができた 221 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:営業活動の心得、電柱の申請 実 習 内 容 ① 営業活動ついての説明 9/24 (木) ② 営業活動の心得 勤務時間:8:30~16:15 実習生の特記事項 指導者のコメント ・営業はテレビ、ネット、電話 の3本柱 各社の電柱添架申請用素材 の収穫及び、 それに係る書類 作成を行って頂きました。 当 社サービスの表側だけでな く、 それを提供する上で必要 な裏側業務の一端を知るこ とが出来たと思います。 ・電柱はN柱とE柱に分かれて ③ 電柱がある現場に出向き、 いる 事務所で書類作成 ・電気をまとめているのは総務 省 設定課題:アンテナプラグの製作、書類のファイリング 実 習 内 容 ① アンテナプラグの製作 9/25 (金) ② 書類のファイリング 勤務時間:8:40~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・書類のファイリングは業務の 仕事だが、力仕事だった 機器の接続説明のみで、 TV 視聴環境、 ネット通信環境を 各種接続線を利用し作って もらいました。 実体験を通し 、 電波の流れを把握していた だきました。 ・管理の重要さ、大変さ 午後からは業務課のファイ リング作業をして頂きまし た。 集中してやっていただき 、助かりました。 222 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社リッチェル 経営情報学科1年 15M106 野村 圭那 商品企画から販売までを行うプラスチックメーカーの秘密 私は、株式会社リチェルに研修に行き製造業とはどんな感じなのかが分かる5日間になりました。私は もともと両親が製造関係の仕事をしていて私も将来製造に就職したいと思っていたので研修先も製造業 にしました。株式会社リッチェルは商品企画から販売まで行えるプラスチックメーカーで他の会社ではな かなか体験できないことが多かったので、勉強になりました。 私が最も勉強になったことは商品企画&販売です。商品企画の部門では市場調査をして消費者のニーズ を調べたり、今の商品に満足しているかなどをアンケートしたりして消費者の困りごとを解消するような アイディアを考えることがこの部門の仕事で、商品が分からない人よりも分かる人がこの部門に向いてい ると聞いて大体の人が営業から商品企画部門に移っているそうです。1人年間でだいたい10個のアイデ ィアを考えるそうでアイディアが浮かばないときは外に出かけに行くやその商品に対しての疑問を抱く などをして新しいアイディアを作っているそうです。 今回の研修では風呂イスのアイディアを考えるというのがあり、実際にホームセンターや家具屋などの 販売店に行き、どの商品が売れているかの市場調査を行うことでどの商品が売れていそうかを皆で話し合 いました。今までは風呂イスについてあまり深く考えていなかったのでどの商品が売れていそうかを考え が分からなかったけれど実際に行き観察することで風呂イスには安い物から高い物、高さも種類がバラバ ラなのが分かり将来風呂イス買うときにどの商品を買えばいいかが分かりました。また、風呂イスのアイ ディアを考えるということもあり今家にある風呂イスの現状などを調べることで今私はどのような風呂 イスが欲しいかが分かりました。そして、みんなで今欲しいアイディアを考えることによって考えてはい なかったアイディアなどがあり、また新たなアイディアが浮かぶ気がしましたのでこの部門の楽しい所が 少し分かりました。 販売部門では、自分たちが考えた風呂イスのアイディアを営業の人に説明をするという模擬販売を体験 させてもらいました。営業の人に直接説明をすることは緊張しましたがプロの方にアドバイスをもらえる 良い機会でした。また、営業は商品を売る前に問題を売ることによって新たな消費者の獲得に繋がること が分かりました。また、営業の今までのイメージは辛いことや失敗が多くあることがあったけど営業のプ ロフェッショナルになれたり、お客様に一番近いから絆・信頼が得られたり、採用された商品がお店に並 ぶことで嬉しくなったりという醍醐味があるということが分かりイメージが変わり、将来やってみたいと いう気持ちにもなりました。 この研修を通して私は製造業についてまた詳しくなり、分野は違うけどそれぞれが1つの商品を作るた めに日々努力を惜しまないことを学びました。また、普段の生活の中で疑問を抱くことや努力をすれば必 ず何かの形で現れることが分かったので短大生活で生かしていけるようにしたいと思います。 223 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社リッチェル 野村 圭那 研 修 日 報 設定課題:商品企画 実 習 内 容 ① 自己紹介&会社の説明 8/24 ② ビジネスマナー講座1 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 名刺交換の練習したり、実際に ホームセンターに行き市場調査 をしました。 (月) ③ 商品企画課の説明 ④ 市場調査 設定課題:設計・デザイン 実 習 内 容 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 商品企画(発表) 初めて3Dプリンタで物を作る ことによって、実際の商品案は 8/25 ② 設計・デザイン課の説明 どのようになっているかを改め (火) ③ 3Dプリンタでイニシャル て感じることが出来ました。 作り また、介護疑似体験ではお年寄 ④ 設計検証 ⑤ 介護疑似体験 りの目線に立つことによって新 たな商品開発ができるのだと分 かることが出来ました。 設定課題:技術 実 習 内 容 8/26 ① 技術課の説明 (水) ② 耐久テスト ③ 金型工場見学(上市) 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 耐久テストでは風呂イスをどれ くらいまで耐えれるかの検証し たり耐熱テストで光が当たった ところと当たってないところの 差を調べたりしました 設定課題:製造 実 習 内 容 ① 製造課の説明 8/27 ② 包装 (木) ③ 成形 指導者のコメント 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 製造では実際に工場に行き包装 、成形の仕事の体験をしました。 流れ作業で一人が何台もの機械 を見たりすることもあったけど 貴重な体験をすることが出来ま した。 224 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:営業 実 習 内 容 8/28 ① 営業課の説明 (金) ② 模擬商談 ③ ビジネスマナー講座2 勤務時間:8:15~17:00 実習生の特記事項 一日目で自分たちが商品企画し たアイディアを営業の人に説明 したのでとても緊張しましたが 、自分が言いたかったことを説 明できて良かったです。 225 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 経営情報学科 1年 15M066 石塚奈瑠美 コミュニケーションの始まりはあいさつから 私は、オーアイ工業株式会社で5日間にわたり、就業体験をさせていただきました。この就業体験での 私のテーマは、働く意義やコミュニケーションを上手く築くにはどうしたらよいかについて学ぶととも に、今後の就職活動に向け、自分がこれからするべきことを見つけるということでした。このテーマをも とに、今回の研修結果を報告します。 オーアイ工業株式会社では主にタイツ・ストッキングを製造しており、商品の企画・設計から生産・出 荷まで他の会社に委託することなく、一貫して行っています。製造ラインでは編立、縫製、染色、セット、 仕上げの5つの工程があり、今回私は全ての工程で実務研修を体験しました。 5日間の研修のうち4日間は工場の現場での研修でした。工場というとほとんどが機械で作業されてい るイメージでしたが、オーアイ工業では機械とともに手作業も多いため、1日中立ちっぱなしで作業をす ることが多く、身をもって仕事の大変さを感じました。 初日と最終日には社会人としての心得、商品企画開発、生産管理、品質保証についての講義を受けまし た。特に「社会人としての心得」の講義では、あいさつやコミュニケーションの大切さについて学びまし た。「会社で良い人間関係ができていないとお客様により良い商品を提供することはできず、良い人間関 係を築くには対話・会話などのコミュニケーションが必要であり、日頃のあいさつがしっかりできていな いとコミュニケーションは始まらない。」という言葉を聞いて、あいさつがコミュニケーションや高品質 の商品を生むこともつながっていると感じ、あいさつの重要性を学びました。 信頼関係を築くことも社会人にとって必要であり、そのためには、あいさつに加え、約束や時間を守る ことが大事だと分かりました。また、仕事とは社会に貢献することであり、働くときには、高い目標を持 つこと、事前に準備すること、自分を犠牲にしても代償を払うことなど“プロ”の意識を持つことが会社 だけでなく自分自身の成長にもつながるとおっしゃっていました。 今回のインターンシップを通して私は、あいさつの大切さや仕事の大変さを学ぶことができました。こ れからは普段から家族や友人に対して笑顔で大きな声であいさつすることを心掛け、学んだことを実践し ていきたいと思います。 最後に、5日間の研修でお世話になったオーアイ工業株式会社の皆様には、ご迷惑やご面倒をおかけし ましたが、ここに、厚く御礼申し上げます。 226 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:オーアイ工業株式会社 石塚 奈瑠美 研 修 日 報 設定課題:説明を聞き会社概要を理解する。 実 習 内 容 ① 工場・託児所見学 9/7 ② 講義 (月) ③ 実務研修(編立工程) 勤務時間:8:10~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・仕事とは誰かのために何かで きる、何かすることであり”まわ りの中に自分がいる”という意 識が大切。 「分からないことは質問す る」 姿勢ができていたので何 事も同様にしてくれればい いと思います。 ・当たり前のことを確実にこな すことが信頼につながり、人間 関係を築く上で信頼関係をつく ることが重要。 設定課題:大きな声で笑顔で挨拶する 実 習 内 容 ① 実務研修(編立工程) 9/8 ② 実務研修(縫製工程) (火) 勤務時間:8:10~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・製品の流れの中で自分が担当 する工程だけを考えるのではな く、次の作業がやりやすいよう に後の工程を考えて作業をする ことが大切だと分かった。 笑顔で挨拶できていたと思 います。 何事も挨拶が対話を 生み、そこに“よろこび”も あります。どんどん挨拶・対 話をして“まわりの中”で仕 事をする経験を大切にして ください。 ・体が資本なので、こまめに水 分補給をすることも大事。 設定課題:正確・丁寧に作業する 実 習 内 容 ① 実務研修(縫製工程) 9/9 (水) ② 実務研修(染色工程) 勤務時間:8:10~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・仕事が終わったら、その日全 体を振り返り、次の日の仕事内 容や予定を確認して事前に準備 しておく。仕事においても普段 の生活においても同様に次のこ とを考えて計画性をもって行動 することが大事だと分かった。 製造業では品質・納期がとて も重要です。 その品質の研修 をしてもらい、 少しでも製品 に対しての重要性が分かっ てもらえたところは良かっ たと思います。 227 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:集中して作業しに取り組む 実 習 内 容 ① 実務研修(セット工程) 9/10 ② 講義(商品企画開発) (木) ③ 実務研修(仕上げ) 勤務時間:8:10~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・セット工程は最終工程なので 納期に間に合うように作業しな ければならないし、この工程で 仕上げた製品がお客様に出荷さ れるため、正確さ・速さに加え て、他の工程と比べ、より一層 の丁寧さが求められたので大変 だった。 今日は満足60デニールタイ ツのテープ封をして頂きま した。 作業台の上に製品が沢 山たまっていたのでテープ 封大変だったと思います。 今 経験したことを今後に活か してください。 設定課題:学んだことを活かす 実 習 内 容 ① 実務研修(仕上げ) 9/11 (金) ② 講義(生産管理) ③ 講義(品質保証) 勤務時間:8:10~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ・実習期間を通してあいさつが しっかりできていたとお褒めの 言葉をいただいた。これからど のような仕事に就くにしても社 会人としてあいさつは基本にな ると言われたので、日頃から笑 顔で大きな声であいさつをする ように心がけていきたいと思っ た。 不慣れな立ち仕事で疲れた と思いますが、 よく頑張りま した。 この経験を今後の就職 活動に活かしていってくだ さい。 228 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北山ナーセリー 経営情報学科1年 15M074 沖高 沙織 コミュニケーションを学ぶ 私は、北山ナーセリーで8月8日から15日までの7日間、就業体験をさせていただきました。この就 業体験での私のテーマは、働くうえで大切なことを身に着けることと、北山ナーセリーがどのような工夫 を凝らし経営を行っているかを知るということでした。 主な研修内容は、お盆用の切り花の水替えやパック詰めといった作業を中心とした仕事を行いました。 切り花の仕事がなくなった時は、店内の掃除や、花摘み、品出し、植え替えなどの作業を手伝いました。 とても暑い中での厳しい作業でしたが、その分仕事を終えた時達成感は大きく、やりがいのある仕事でし た。お盆の切り花のパック詰め作業では、どのような切り花をお客様は望んでいるのかを従業員の方々と 一緒に考えながら仕事を行いました。日にちに合わせて茎の長さや花の量を調節、お客様が望んでいる商 品の形を考えながら作っていくという作業は、とても大変でした。しかし、自分が作った切り花をお客様 が手に取り、買っていく姿を見た時とても嬉しかったです。お客様のことを考えた商品作りの大切さを学 ぶことができました。また、従業員の方2人と一緒の作業でしたが、最初は会話に混ざらず黙々と仕事を していました。ですが、勇気を出し話しかけてみました。従業員の方は、気さくに話してくださり、私の 質問にも真剣に答えてくださりました。話さずに黙々と仕事をしていた時に比べて、作業をすることがと ても楽しくなり、作業効率も上がったように感じました。それからは、従業員の方々に積極的に話しかけ るようになりました。従業員の方々も私にいろいろな仕事を任せてくださり、途中で声をかけてくださる ようになりました。コミュニケーションをとることは、相手に信頼してもらうためにも、とても大切だと 改めて感じることができました。今回、実際にたくさんの年齢層の方々と関わることで、さらにコミュニ ケーション能力を身に着けることができました。 今回のインターシップでは、お客様が望むものを常に考え工夫していくことの大切さや、従業員同士の コミュニケーションの重要性を学ぶことができました。ただ働くだけでなく、お客様のことを第一に考え 臨機応変に対応していく姿を見て、アルバイトと社会人の違いを感じました。 7日間という短い研修期間でしたが、たくさんの従業員の方々が、丁寧に仕事を教えて下さり、たくさ ん気遣って下さりました。実際の仕事を通して、お客様の気持ちを考え仕事を行うことの大切さを学び、 コミュニケーション能力を身に着けることが出来ました。今回の北山ナーセリーでの研修で学んだこと身 に着けたことを、今後に生かしていきたいです。また、自分の能力や改善すべきところなど、自分自身を 見直すことができ、私にとってとてもプラスとなる良い経験になりました。最後になりましたが、貴重な 体験をさせていただきました北山ナーセリーの皆様へ厚く御礼申し上げます。 229 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:有限会社北山ナーセリー 研 沖高 沙織 修 日 報 設定課題:挨拶をしっかりする 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 ① 朝礼 8/8 ② 掃除 実習生の特記事項 指導者のコメント 切り花はバクテリアが多いので 水替えは必ずやる。暑いので外 にある花は2,3回水をやる。 暑い中、 しっかりとやってく れています。 残りもこの調子 で。 (土) ③ 切り花の水替え ④ 花の植え替え 設定課題:丁寧に仕事をする 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 ① 朝礼 8/9 ② 掃除 (日) ③ 台車運び 実習生の特記事項 指導者のコメント イベントは大切。季節にあった 植物を目立つところに。 マジメに仕事に取り組んで くれていたと思います。 見せ方の工夫。 ④ 値付け 設定課題:ありがとうと言われる接客を心掛ける 実 習 内 容 ① 朝礼 8/10 ② 掃除 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント ただ詰めるだけでなく、いらな い葉を落としながら。花がはみ 出さないように。 (月) ③ 切り花パック詰め ④ 切り花パック詰め 設定課題:花の扱いに気を付ける 実 習 内 容 ① 朝礼 8/11 ② 掃除 (火) ③ 切り花水替え 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ユリは折れやすいので、扱いに 気をつける。 ケイトウは、はさみで切る。 ④ 切り花パック詰め 230 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:水の量に気を付ける 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 ① 朝礼 8/13 ② 掃除 (木) ③ 水替え 実習生の特記事項 指導者のコメント 効率の良いやり方を常に追求し ていく。 掃き掃除を隅々まで行って くれて助かりました。 切り花の長さは供えやすい長さ にする。 もう少し効率の良く仕事を こなしてくれればよいと思 います。 ④ 掃除 設定課題:考えて行動する。 勤務時間:9:00~17:00 実 習 内 容 ①朝礼 8/14 ②掃除 (金) ③球根植え ④花摘み 実習生の特記事項 指導者のコメント 薔薇の花はひらいたらすぐに散 るので、花弁が散る前に取って しまう。 残り1日頑張って下さい。 球根は芽が少し出るぐらいに植 える 設定課題:効率よく仕事をこなす 実 習 内 容 ① 朝礼 8/15 ② 掃除 (土) ③ 切り花水替え 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 鉢などは、色別に並べて見栄え よくする。売り残りの切り花は、 組み合わせを変えるなどして、 工夫して売る。 ⑤ 品出し、商品整理 231 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山シティエフエム株式会社 経営情報学科 1年 15M121 安村 真穂 相手に伝えるために大切なこと 私は、富山シティエフエムで5日間のインターンシップを体験させて頂きました。 今回、私が富山シティエフエムを就業体験先に希望したのは、毎日聞いているラジオの実際の製作現場 の状況を知りたいと思ったからです。そのテーマをもとに、今回の就業体験の結果を報告します。 富山シティエフエムでは、普段は見ることや聞くことのできない沢山の作業が行われており、これらの 様々な作業を通して多くのことを学ぶことができました。 第一に、広報原稿を作成する大変さです。広報原稿の作成とは、必要な情報をまとめた紙を渡され、そ の情報を文章にまとめるという作業です。単純な作業に思いましたが、私が体験してみると、単に情報を 繋げて文章にするだけでは聞き手には伝わらないことを知り、どのようにしたら聞き手が耳を傾けてくれ るのかを常に考える必要がありました。聞いてもらう工夫として、書き言葉を話し言葉に変えることや、 また、何を伝えたいのかを自分で把握した上で簡潔に述べる必要があります。さらに、原稿の中には逆三 角の原則というものがあり、その原則は、一番大切だと思うことを最初に持ってきて、少しずつ詳しくし ていくことです。短い文章の中にも多くの工夫があることに大変感銘を受けました。 私は広報原稿の作成を通して、担当の方に「物事を正確に捉えている」という言葉を頂き、新たな自分 の長所を知ることができました。また、「主語と述語の関係が分かり難い」や「重複した文章は省いた方 が良い」という指摘も頂いたので、これから文章を書く際に指摘して頂いたことを思い出し、きれいな文 章を書くように心掛けたいと思います。 第二に、ラジオ番組制作の遣り甲斐です。インターンシップでは実際に10分の番組を作らせて頂きま した。10分の番組でしたが、出来上がるまでには、取材、編集、原稿の製作の3つの工程があり、その 中でも編集はとても細かい作業が多く、7時間もかかりました。 編集作業は忍耐力と集中力が必要ですが、作業の途中で何度も集中力が切れてしまい、作業中は苦痛で大 変でしたが、完成したものを聞くと達成感で心が満たされ、苦痛も忘れていました。この作業を通して、 自分にはまだまだ集中力が足りないことを実感し、これから社会に出るまでには集中力を身に付ける努力 をしようと思いました。 第三に、一般常識の大切さです。社会に出ると、多くの人と関わりますが、その際の話題として歴史や 文化、政治経済などの知識が必要となることを教えて頂きました。インターンシップでは歴史の話が出た 時に聞かれたことを答えられませんでした。今は知らなくても許されるかもしれませんが、社会に出ると 知っていて当たり前であり、恥をかくことになるので、高校レベルの教養はしっかり身に付けておく必要 があると思いました。 このインターンシップを通して、私は新しい自分の長所に気付くことができ、ま た今後への課題を知ることができ、私にとって、とても新鮮で充実した5日間だったと思います。 さらに、社会に出て働く際に必要な能力なども学ぶことができましたので、この経験を忘れず、学んだ ことを学校生活や就職したときに活かすように努めたいと思います。 232 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山シティエフエム株式会社 研 安村 真穂 修 日 報 設定課題:ラジオの歴史や仕組みを学ぶ。 実 習 内 容 ①自己紹介・日程説明 8/24 ②放送講話 (月) ③営業講話 ④機材実習 実習生の特記事項 ① ニュース原稿演習 8/25 ② 中継同行 (火) ③ CMづくり演習 ④ 音さんぽ概要説明 指導者のコメント ラジオの歴史を学びました。最初 の頃は少ない部品からできる簡 単なラジオで、戦地の状況を知る 為に多く普及しました。当時はラ ジオしか情報を手に入れる手段 が無かった為、多くの人が利用し ていました。しかし、テレビが普 及した現在、ラジオを聞く人が減 っています。それを知って、寂し く思いました。ラジオの歴史を聞 く中で、一般常識の歴史を聞かれ ましたが、答えられないこともあ ったので、しっかりと一般常識を 身に付けておかなければならな いと思いました。 勤務時間:9:30~18:00 設定課題:原稿の書き方を学ぶ。 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 CMの原稿の作り方を学びまし た。体言止めをあまり使ってはい けないなど、決まりが多くありま した。短い文章の中に必要な情報 を相手に伝わるように書くこと はとても難しかったです。 ⑤ ソフトセンター ニュース見学 233 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:周りにどんな音があるのかを学ぶ。 実 習 内 容 ① 音さんぽ打ち合わせ 8/26 ② 広報原稿作成演習 (水) ③ 音さんぽ各自打ち合わせ ④ 音さんぽ取材 実習生の特記事項 実 習 内 容 8/27 (木) 実習生の特記事項 (金) 指導者のコメント 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 ① モーニング見学 8/28 勤務時間:9:00~17:00 ラジオ番組の編集の作業を学び ました。編集はとても細かい作業 で忍耐力と集中力がとても必要 だと感じました。取材したものを 編集するだけではなく、話す原稿 も考える必要があり、とても大変 でした。 設定課題:生放送のやり方を見て学ぶ。 実 習 内 容 指導者のコメント 広報原稿作成では、必要な情報を 渡され、それを文章にするという 作業をしました。どの情報が一番 大切なのかを常に考えて原稿を 作成するのはとても苦労しまし た。しかし、担当の方に「物事を 正確に捉えている」という言葉を いただき、自分の新しい長所を知 ることができました。 設定課題:機材の使い方を覚え、編集のやり方を学ぶ。 ① 音さんぽ編集 勤務時間:9:00~17:00 普段見ることのできないラジオ の生放送を見学させていただく ② 広報原稿作成演習 ことができて、とても勉強になり ③ 音さんぽ検聴・意見交換・編 ました。話しながら自分で操作も すると知り、とても驚きました。 集 また、生放送に出演させていただ きましたが、とても緊張しまし ④ 金ドキ出演 た。 ⑤ 茶話会・スタッフと懇談 234 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先:富山シティFM 経営情報学科1年 15M020 川西 優 知識と責任を持てる人こそが信頼される 私は、富山シティFMというラジオ局で職場体験をさせていただきました。普段耳にするラジオがどのように 作られているのか、ラジオ局で働いておられる方の考え方から社会人として心構えを学ぶことができました。 ラジオ局ではラジオを作るだけではなく、ラジオニュースの放送原稿や、ラジオで流すイベント等のCMも考 えておられました。インターンシップでは、実際に放送原稿を書かせていただきました。そこで正しい文章の書 き方を教えていただきました。文章は、相手に伝わらなければいけません。その際、伝えたいことから順に書き、 情報の大切さが逆三角形になるような文章構成にすることが大切だと教えていただきました。また、言葉は人に よってとらえ方が違うため、根本にある、言葉の共通の意味を理解し使用することが大切です。そして、このよ うな原稿を作っているとき、原稿作成のもととなる資料が間違っていることもあるそうです。そこで、他人のせ いにするのではなく、一度手がけたものは自分の責任であるという考えを持っている人が信頼される人だという ことを教えていただきました。この考えは社会にでた時一番大切なことだと考えます。 放送についての講和では、ラジオが普及したのが戦後であるということや、周波数によって、放送の方法を変 えているというお話を伺いました。このように自然科学や歴史なども学んでいて損することはないとご担当の方 はおっしゃっていました。それは、学校生活でも言えることで、どの職につくとしても今学んでいることが必ず 役に立つと教えていただき、より一層頑張っていきたいと決意しました。 また、実際にラジオ番組で放送する、音さんぽという5分間番組を作らせていただきました。音さんぽはテー マの場所の様々な音を録音し、つなぎ合わせることで、音だけでその場所を表現する番組です。仲間と協力し、 一つのものをしあげる苦労と、協力して作り上げたという達成感を得ることができました。 今回のインターンシップで学んだことを短期大学での学びに活かしたいです。どのような学問でも必ず将来役 に立ちます。今学んでいる、どの教科もしっかりと学ぶようにしたいです。そして、何よりも自分のすることに 責任を持ちます。 富山シティFMの皆様には、大変たくさんのことを学ばせていただきました。仕事をするうえでの責任の持ち 方や、文書の書き方だけでなく、人として大切なことを教えていただきました。どんな経験も無駄にはならない といっていただけたことがとても心に残っており、日々の経験を大切にしたいと考えました。将来就職した際に これらの学びを活かしたいです。 235 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山シティエフエム 川西 優 研 修 日 報 設定課題:ラジオの歴史を良く知る 実 習 内 容 ① 自己紹介・日程説明 8/24 ② 放送講話 (月) ③ 営業講話 ④ 機材実習 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 ラジオの歴史や、周波数のしく みを学んだ。電波の使い分けに ついても学んだ。仕事をするう えでは、歴史や自然科学など学 んでいて役にたつことがたくさ んある。 設定課題:文章の作り方を学ぶ 実 習 内 容 ① ニュース原稿演習 8/25 ② ラジオ中継同行 (火) ③ CM作り ④ ニュース見学 ① 音さんぽ打ち合わせ 8/26 ② 広報原稿作成演習 (水) ③ 音さんぽ取材 なし 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 放送用原稿の書き方を学んだ。 どのような言葉で表現すればよ いかが課題だった。 指導者のコメント なし CM作りでは短い時間のなかで どのように情報を発信するかを 学んだ。 設定課題:たくさんの種類の音を録音する。 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 音さんぽの録音の打ち合わせを した。どのような音が録れるか あらかじめ考え、取材場所の歴 史を調べた。実際に音の録音に 行った。 236 指導者のコメント なし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:班で協力してより良い番組をつくる。 実 習 内 容 ① 音さんぽ編集 8/27 (木) 実習生の特記事項 録音した音に題名をつけ、分か りやすくしてから、5分間の番 組を作成した。ただ音をつなぐ のではなく、音を重ねる機能を 活用することが大切だと教わっ た。 設定課題:音さんぽを完成させる 実 習 内 容 ① モーニング見学 8/28 ② 音さんぽ検聴・意見交換 (金) ③ 金ドキ出演 ④ スタッフとの懇談 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント なし 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 朝のラジオ番組の収録を見学さ せていただきました。 また、昨日作成した音さんぽの 検聴をし、手直しをした。違和 感のある部分をなおし良いもの が作れた。 237 指導者のコメント なし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社 経営情報学科1年 15M100 田島 花菜絵 自分を見つけた研修 私は、6日間ネッツトヨタ富山株式会社で就業体験をさせていただきました。まだ自分がどのような仕事に就 きたいのか、何をしたいのか、具体的なことが全く決まっていない中で就業体験に参加しました。この6日間で 何かを見つけられたらいいなと思いました。ネッツトヨタ富山株式会社では営業で接客がメインの営業部にお邪 魔させていただきました。私はここで、接客の仕方やお客様との繋がり、働くとはどういうことなのかを知るこ とができたと思います。そのことをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 まずは、接客の仕方とお客様との繋がりについてです。今回の研修では接客や商談に携わることはありません でしたが、いくつかのことを知ることができました。お客様が来店された際は、自分が仕事をしていても立ち上 がって挨拶をすることや、笑顔、元気を絶やさないことです。また、車の修理や点検で少し時間があくお客様が いらっしゃった際には、お客様のところまで行きたわいもないお話をされていました。このようなことでお客様 との繋がりを大事にされていることを知りました。また、お客様から質問を受けた際にはすぐ対応していて、社 員の方はお客様第一で行動されているとこを知りました。 次に、働くとはどのようなことなのかについてです。ネッツトヨタ富山株式会社ではお客様に見えないところ に今月の目標が書かれていてその目標を達成するために毎日は働いているのだなと思いました。毎朝の朝礼でも 前日までの売上など細かく説明され皆さんの意識を高めているのかなと思いました。時には、クレームの電話が 届くこともありましたが、しっかりそのことについて冷静に対応されていてすごいと思いました。ディーラーと いう仕事は、商談ばかりではなく雑用的な仕事もディーラーの仕事の日常ということも知ることができました。 お客様に満足して車を購入していただくためにお客様の要望に細かく対応し、満足していただいた際に笑顔にな っていただけるように働いていることも知りました。 また、ネッツトヨタ富山株式会社では定期的にイベントを開催していて、お客様に感謝をお伝えする機会があ りました。お客様にも楽しんでいただけるようなイベント内容でまた満足されて帰られるお客様がたくさんおら れました。 私は、 自分がどのような仕事に就きたいのか、 何をしたいのか具体的なことは全く決まっていませんでしたが、 今回の研修に参加させていただいて、手がかりを見つけることができました。それはお客様の笑顔を見られる仕 事につきたいなということです。お客様の笑顔を見られるだけでそれが仕事の働くことのやりがいに繋がると思 いました。誰かと繋がっていられる仕事に就いてみたいなと思いました。自分のしたいことが少しでも見つける ことができてよかったです。働くことはとても大変ということも知りました。その大変な仕事をどう楽しんでい くかが重要なことも知ることができました。自分が楽しんで仕事ができるような仕事に就くことが一番だと思い ました。 238 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社 研 田島 花菜絵 修 日 報 設定課題:どのようなことをするのか学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 事前研修 各店舗へ実習に行く前に本店で 9/8 ネッツトヨタ富山についての説 (火) ② 朝トレ練習 明がスクリーンや資料を使って 説明がありました。ネッツトヨタ ③ 本店見学 富山で毎朝行っている朝トレの 練習を皆で行いました。 設定課題:あいさつを心がける 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① お客様にドリンク提供 お客様にドリンク提供をしたり 9/9 イスを直したりすることが主な (水) ② 内職 仕事でした。お客様が来店された 際は、自分が座っている場合は立 ってあいさつをすること。 設定課題:何事にも率先して行う 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ドリンク提供 土日に行われるイベントに向け 9/10 ての看板作りが主な仕事でした。 (木) ② イベントの看板作成 ③ 掃除 設定課題:イベントを楽しんでもらえるように準備する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ドリンク提供 イベントの準備が主な仕事でし 9/11 た。普段、チラシをみることはあ (金) ② イベントのチラシ作り りますが、作ったことはなかった ので作ることがこんなに大変な ③ イベントの準備 ことを知りました。 ④ 掃除 239 勤務時間:14:00~17:00 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:00 指導者のコメント 接客業でのファーストタッチ はまず挨拶なのですが、率先 して元気な声であいさつをし ていただきました。その一つ でお客様がうける印象が変わ りますので、今後とも引き続 きお願いいたします。 勤務時間:9:30~18:00 指導者のコメント 本日は、週末のイベント用の 企画のポップを作っていただ きました。楽しそうなイベン トになると思います。当社の イベントも活躍いただけると 思っております。 勤務時間:9:30~18:00 指導者のコメント いろいろお準備いただきあり がとうございました。週末は 来場者も多く、イベント企画 もございますので、イベント 企画を通していかにお客様に 喜んでいただくかを土曜日、 日曜日で感じていただき立で す。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベントを楽しんでいただく 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ドリンク提供 イベントということでお子様と 9/12 触れ合う機会がたくさんありま (土) ② 内職 した。自分が作ったチラシや看板 が使用されていてうれしかった ③ 掃除 です。 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント お客様が来られた時に積極的 にドリンクを持って行ってく れて本当に助かりました。ま た、とても几帳面で頼んだ仕 事をきれい仕上げてもらえま した。本当に助かりました。 設定課題:イベントを楽しんでいただく 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ドリンク提供 イベントのタイム計測係をしま 9/13 した。お子様に楽しんでもらえて (日) ② イベント係 よかったです。車関係の企業にお 邪魔させてもらったので車に携 ③ 掃除 わることもしてみたかったです。 勤務時間:9:00~17:30 指導者のコメント まずは店長として出張等でほ とんどの日程を不在して申し 訳ありませんでした。あと、 実際の営業活動も派手な商談 の機会ばかりではなく、何年 かに一度のお乗換えの商談の ための場つなぎ、顔つなぎが 最近は中心になってきていま す。商談以外は雑用的なこと が多いというのがディーラー の日常かもしれません。 240 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社 経営情報学科 1年 15M082 倉田 東風 お客様づくりとは 私は、ネッツトヨタ富山株式会社で6日間職業体験をさせていただきました。この職業体験の私のテー マは、小売業や販売業務において必要とされるものは何か、お客様からの信頼が最も大切となる職業にお いて何が大切であるのかを理解する、そしてそこから得た ことを今後の就職活動や、学校生活に役立てるということでした。 私は、ショールーム実習、外回りの同行をさせていただきました。ショールーム実習では、お客様のお 車の誘導、ご案内、お茶出しや机や椅子の整頓を行いました。常に周りに目を向け気配りをし、お客様が いかに気持ちよく過ごすことができるサービスを提供できるかが大切であるか学びました。外回りでは、 実際にお宅を訪問しチラシを配りました。人前で話すのが苦手で不安だらけでした。初めて伺ったお宅の 方に「いい、こんなもんいらん。」と門前払いされてしまいました。すごくダメージが大きかったです。 しかしそれもそのはずだなと思いました。社員の方はとても元気で明るく臨機応変に答えていました。実 際に私が家の人だとしたら私のような人ではもらってあげよう。という気にならないと思います。チラシ を配り終わることが仕事だと思っていてはだめだなと思いました。その店に来てもらいたい、知ってもら いたいそういう思いでやらなければいけないなと感じました。あいさつ回りに言ったお宅はネッツトヨタ を利用している方とは限らないので、その方をいかにここに行ってみようかなと思ってもらうためには、 あいさつに行った人の第一印象がいかに大事かということが身に染みて感じました。 週末はイベントでした。私はキッズコーナー担当でプラパンを一緒に作りました。子どもたちが楽しそ うにやってくれたり、親御さんからありがとう。と言ってもらえたときはやりがいを感じることができと ても嬉しかったです。週末は一通りやったことのある仕事をやるということが多かったので、自ら仕事を 見つけたり、質問したり積極的に行動できるようになったと思います。 6日間を通して営業という仕事はお客様との信頼で成り立っており、すごく難しい職種だなと感じまし た。社員さんの年齢は様々ですが皆さんとても社員間の関係が密であり明るい雰囲気でなんでも話せるよ うな温かい職場でした。皆で協力し合うことでいい会社になっていくのだと感じました。職業体験を経て、 今の自分に不足している点がいくつも見つけることができました。どんな質問をされても臨機応変に答え ることのできるコミュニケーション能力と根性が必要だなと感じました。今後は今回職業体験させていた だいたことをもとに、自分の将来をしっかり考えていきたいです。 241 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社 研 倉田 東風 修 日 報 設定課題:ネッツトヨタについて知る 実 習 内 容 ①会社の説明、DVD 9/8 (火) ②挨拶練習 ③ショールーム見学 勤務時間:14:00~17:00 実習生の特記事項 本社にて会社の説明や朝トレと よばれる挨拶の練習をした。出 勤してまずこれをすることで表 情が柔らかくなりまだぼーっと した頭を起こすことができる。 積極的に取り組みたい。 設定課題:仕事の流れをつかむ 実 習 内 容 ① 車の誘導・ご案内 9/9 ② 飲み物だし (水) ③ チラシ作成 ④ 外回り 勤務時間:9:30~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様が一番に会う人として、 好印象を持ってもらえるよう、 元気に迎えることを意識した。 まだ、なにをすればいいのか素 早く判断することができていな いので、常に周りを気にしたい。 初めてのお客様の誘導で、 大 変だったと思います。 忙しい 中にもお客様に挨拶をかわ すことがお客様が気持ちよ く店内で過ごしていただく 大切な仕事だと実感してい ただけたと思います。 設定課題:積極的に動く 実 習 内 容 ① 飲み物だし 9/10 ② 袋詰め (木) ③ あいさつ回り 指導者のコメント 勤務時間:9:30~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 受付に立つ際にはもっと視野を 広く持ちきづくことが大切。あ いさつ回りでは明るく元気に第 一印象が大切。 訪問活動を、 主に始動させて いただきましたが、 よく質問 する子で熱心な印象を受け ました。 コミュニケーション 能力も高いと感じました。 ④ チラシ配り 242 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:周りを見て細かいことにも気がつけるように 実 習 内 容 ① 車の誘導・案内 9/11 ② イベント準備 (金) 実習生の特記事項 指導者のコメント 週末にイベントが行われるため そのための買い出しや、袋詰め 等した。お子さんも楽しんでも らえるように工夫した、またプ ラパンは角があると危険なので 丸くしたり細かなところにも気 づくことが大切だと感じた。 チラシ作りや今日行った買 い出しはお客様にどのよう に情報を提供するか、 お店で 楽しく過ごしていただける か、 スタッフ一人一人行って います。 お客様のために自分 が何かできるのか、 すべきな のかを考えている姿を見て もらえたと思います。 設定課題:子供たちに楽しんでもらう 実 習 内 容 ① イベント実習 9/12 (土) 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント たくさんの子どもがプラパンで 遊んでくれ楽しんでもらえた。 お茶出しの仕事なども慣れてき て、積極的に行うことができた。 プラパン作りお疲れ様でし た。 お客様の何気ない会話が 自分にとっても営業をして いる中で楽しく感じること があります。 それを実感して もらってうれしいです。 設定課題: 実 習 内 容 ①イベント実習 9/13 (日) 勤務時間:9:30~18:00 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 親御さんともコミュニケーショ ンをとることができた。キッズ コーナーだけでなく今日まで行 ってきたことも行うことができ た。 初対面の方とのコミュニケ ーションの難しさ、 大切さを 学んでもらえてよかったと 思います。 243 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社 経営情報学科 1年 15M007 石割 一風 社会人の基本は自らの言動に責任をもつこと 私はネッツトヨタ富山株式会社・本店で9月8日~13日の6日間、就業体験をさせていただきました。 今回の就業体験では接客や応対、自身の言動に対する責任やネッツトヨタ富山株式会社が大切に考えてい る“非日常”をテーマに学びました。 今回の就業体験で1番心に残っている言葉は会長がおっしゃった“非日常”です。ネッツトヨタ富山株式 会社本店では、この非日常というのが店舗にもあらわれています。店内は白や茶を基調とした色で統一し、 設置されている机や椅子はすべて外国から輸入したものを使用しているそうです。また、来店いただいた お客様に時間を忘れてゆっくりと車を見ていただくために、時計を設置していないということでした。 お客様への応対をより良いものにするために毎朝の朝トレと呼ばれる発生運動や開口運動、表情トレー ニングは欠かせません。また、この際挨拶トレーニングと呼ばれるトレーニングも行われ、挨拶ごとにお 辞儀の角度にも注意をして行われています。私も毎朝のこれらのトレーニングに参加させていただきまし たが、朝に大きな声を出すことが難しく、社員の方がしっかりと声を出してトレーニングを行っていると いうことに接客や応対への積極性と熱意を感じました。 今回の就業体験で、土曜日と日曜日に私を含めたインターンシップ生3名で小さなお子様向けのイベン トを行わせていただきました。3人で企画を考えるところから、実際に行うところまでに取り組みました。 社員の方々から過去に行われた様々なイベントの話を聞き、今回のイベントに活かしました。小さな子供 たちでも参加してもらえるようにルールが簡単なゲームにしたり、景品が当たるように工夫したりしまし た。土曜日はミニカーでレースをしてゴールしたら景品が当たり、日曜日はサイコロを転がして出た目に 合わせて景品をプレゼントするというものでした。当日は各自がそれぞれ役割を分担し、呼び込みやルー ル説明、景品を配る役を担当しました。このイベントを行ったことで自分自身の行動や発言に最後まで責 任を持ち、相手の立場に立って考えて行動することの大切さを学びました。 今回の就業体験を活かして、自分自身の課題に改めて気づきました。私は大きなグループで行動すると き、周りの人が動いていても積極的に動くことがあまりできていませんでした。しかし、今回の就業体験 で行われたイベントでは、3人が役割を分担し自分の行動や発言に責任を持つということを体験しまし た。これからは、自分のことは自分で責任を持ち行動していくということに取り組んでいきたいと考えて います。 244 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ネッツトヨタ富山株式会社 研 石割 一風 修 日 報 設定課題:事前研修 9/8 (火) 勤務時間:14:00~17:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①ネッツトヨタ富山株式会社 についての座学 ネッツトヨタ富山株式会社につ いての座学を行いました。今ま で行ったイベントを動画で見せ ていただき、週末に行われるイ ベントのイメージを得ました。 担当の方が忙しく、 コメント はいただけませんでした。 ②朝行う朝活の練習 設定課題:自分から仕事について考え、取り組む 実 習 内 容 9/9 ①清掃 (水) ②受付の体験 ③お茶出し 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様が快適に利用することが できるように、清掃を行いまし た。午後からは、受付を体験さ せていただき、お客様にお茶出 しをさせていただき、机やいす などの整頓を手伝わせていただ きました。 お客様に対する大尉王は丁 寧でした。 初日だったことも ありますが少し自信がなさ そうで、 それが声の小ささに つながっていたと思われま す。 明日からは大きな声で挨 拶するように心がけましょ う。 設定課題:自分から行動することを心がける 実 習 内 容 9/10 ①週末に行われるイベントへ 向けての企画についての話し (木) 合いとポップづくり ② 営業同行 勤務時間:9:30~18:00 勤務時間:9:30~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 週末に行われる予定のイベント へ向けての企画についてインタ ーンシップ生の3人で話し合い 、ポップを作成しました。 同行訪問の中でいろいろ会 話をしてみると将来のビジ ョンを若いながらも持って いるようなのでその点は感 心した。 逆に自分にはこれは 向かないなどの可能性をせ まくしてしまう傾向も見受 けられたので、 もっといろん なことに挑戦する気持ちも 持てばもっと成長できると 思います。 午後からは、担当の方に同行さ せていただき営業のしいごとを 見せていただきました。 245 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:企画(イベント)の調整、準備を行う 実 習 内 容 9/11 ①イベントに向けての準備 (金) ②営業同行 実習生の特記事項 指導者のコメント 週末に行われるイベントに向け ての準備を行いました。また、 イベントに使うものの買い出し に同行しました。午後は、担当 の方に同行させていただき、営 業の仕事を見させていただきま した。 土・日のイベントへ向けて一 所懸命準備を頑張っていま した。明日、明後日のイベン トに期待しています! 設定課題:イベント実習 実 習 内 容 9/12 ①イベント(ミニカー) (土) 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 子ども向けのイベントを行いま した。ミニカーを走らせて、ゴ ールラインを超えると景品が当 たるというイベントを行いまし た。 小さなお子様向けのイベン ト催し物を企画実施してい ただきました。 お子様の目線 の高さでお話をされていた のでよかったと思います。 設定課題: イベント実習、昨日の反省をいかして 実 習 内 容 9/13 ①イベント(サイコロ) (日) 勤務時間:9:30~18:00 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 子ども向けのイベントを行いま した。サイコロを転がして、で た目に合わせた景品を渡すとい うのを行いました。 イベント2日間を通して、 お 子様の身長に合わせて屈ん で、 話をされていたのは感心 しました。 246 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル 経営情報学科 1年 15M072 岡本 麗央菜 お客様に喜んで頂くために必要なこと 私は、ANA クラウンプラザホテル1F にある「カフェ・イン・ザ・パーク」で9日間就業体験をさせて 頂きました。私は、まだしっかりと就職先を決めてはいませんが、将来接客に関わる仕事に就きたいと考え ています。そのため、今回のインターンシップでは、幅広い年代の方々と関わることで接客に必要なことを 学ぶことができ、また沢山の人と関わっていく中で自分自身の成長に繋げることができると思い、ANA ク ラウンプラザホテルを就業体験先に希望しました。 主な作業内容は机にナイフやフォーク等のシルバーのセ ットや、空いた皿を下げる、イス・机拭き、またお砂糖や食器、おしぼりやナプキン の補充等です。 インターンシップ初日は、ホテルの中のカフェの仕事ということでとても緊張し、アルバイト先での接客 とはまた異なった雰囲気ですぐには慣れませんでした。 「カフェ・イン・ザ・パーク」では朝・昼・夜と1日に3回ビュッフェの時間があり、朝と昼、夜ではナ イフやフォークの配置が違い、配置の仕方が決まっています。 また、お盆の持ち方にも決まりがあり、飲食店や居酒屋で使われている持ち方は居酒屋持ちと言われ、実際 に居酒屋持ちでお盆を持ったとき、お盆は手のひらの中心にのせると教えて頂きました。 空いたお皿を下げる時はお客様の目の前で食器を重ねないことや、 お客様がおられる机の上にお盆を置か ないことなどの注意があります。またコーヒーの注ぎ方などにもマナーがあり、一見ただコーヒーをカップ に入れるだけと簡単なように思えますが、こぼさないようにというプレッシャーで手が震え苦戦しました。 さらに、慣れないヒールで長時間立っていることや、お盆を片手で持って食器を運ぶこと等体力的にも大変 でした。 インターンシップで特に力をいれて取り組んだことは、お客様1人1人に「いらっしゃいませ」、「有り 難うございました」の声を必ず掛けることや、イスや机、床のゴミを綺麗に掃除して、常に綺麗な空間で食 事や会話を楽しんでもらうように努めたことです。カフェで働く社員のように、スムーズに仕事はできず迷 惑を掛けることもありましたが、教えて頂いた仕事内容をしっかり覚え、自分のできる仕事を進んで行うよ うに努めました。 インターンシップを通して学んだことは、お客様に喜んでもらうことの喜び、お客様に常に感謝の気持ち を持つことや、不快にならない行動をとること、コミュニケーション能力の大切さ、英語の重要性です。私 は滅多にホテルには来ないので、最初はその雰囲気も中々慣れませんでしたが、お客様がお帰りの際に「有 り難うございます」の声を頂いた時にはとても嬉しく思い、どこの飲食店やカフェでも、何より大切なのは お客様に喜んでもらう事だと改めて知ることが出来ました。ホテルには、様々な国の方々も来られますが、 私もインターンシップ中も何回か声を掛けられる事もありましたが、 英語を話せず受け答えが出来ないこと がありました。英語を話すことは社会で必要なことと改めて思いましたので、今後は日常会話程度ができる ようにしたいと思います。今回の就業体験で大変良い経験をさせた頂いたことを感謝し、ホテルで学んだこ とを、今後の生活で実行していきたいと思います。 247 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: ANA クラウンプラザホテル 研 岡本 麗央菜 修 日 報 設定課題:シルバーのセットを正しくセット出来るように 実 習 内 容 9/8 (火) ①机の上にフォークやナイフ などのシルバーのセット ②水や氷の補充 ③ナプキンやおしぼりの補充 ④ジュースの補充 ⑤お客様が食べ終わった食器 を下げる 実習生の特記事項 ①砂糖の補充 9/9 ②カフェの外のお土産コーナ ーに発注されたお土産を並た (水) り棚にしまう 指導者のコメント なし ホテルの中にカフェがあるので 普通のカフェとは違う高級な雰 囲気があり、緊張しました。 机の上に食器をセットするとき フォークやナイフの置き方、ナプ キンやおしぼりの位置がしっか りと決められていてフォークと ナイフの位置を反対にしたりな どのミスがあったので次からは 気を付けたいです。 設定課題: 補充するものの場所を把握する 実 習 内 容 勤務時間:9:30~17:00 勤務時間:14:00~22:00 実習生の特記事項 指導者のコメント カフェには朝・昼・夜の時間帯に なし ビュッフェをしており、朝食とラ ンチではシルバーのセットの仕 方も異なるので覚えるのが大変 でした。 ③洗い物 ④机の掃除 設定課題: お盆の持ち方を覚え、できるようになる 実 習 内 容 ①床の掃除(ほうきで) 9/10 ②机、イスの掃除 (木) ③シルバーのセット ④食器を下げる 実習生の特記事項 勤務時間:14:00~22:00 指導者のコメント カフェでのお盆の持ち方は決ま 初日から非常に積極的でとて っていて、手のひらの中心にお盆 も真面目に励んでいます。 を乗せて片手で食器やグラスな どをのせていかないといけませ んでした。アルバイトの時とは違 う持ち方に最初は慣れませんで したが、しばらく続ける内に少し ずつ慣れてきました。 248 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:商品をお客様のもとまで運べるようになること 実 習 内 容 ①お客様が注文したメニュー の提供 9/12 ②床掃除 (土) ③食器下げ ④イス・机拭き掃除 ⑤シルバーのセット 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント コーヒーや紅茶などのドリンク をお客様のもとに運びましたが、 慣れないお盆の持ち方やホテル の雰囲気もあり運ぶ時もとても 緊張しました。 簡単そうに見えてとても慎重に 行わなければいけない仕事でし た。 仕事に正確さ、スピードさが ついてきて、土曜の多忙な日 でしたが一戦力として頑張っ てくれました。 ⑥砂糖・ジュースなどの補充 設定課題:自ら進んで行動し、他にもできることを見つけ仕事を覚 える 実 習 内 容 8/13 (日) ① シルバーセット ② 商品の提供 ③ スイーツビュッフェ用のシ ルバーのセット 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 平日や土曜日は1日にビュッフェ が朝・昼・夜と3回なのですが日 曜日は3時頃からスイーツビュッ フェもあり忙しい日でした。 5日目になると仕事も段々と覚 えられるようになりました。 指導者のコメント 本日は多忙な日曜日。 一戦力として頑張ってくれま した。 ④ イスや床の拭き掃除 勤務時間:8:00~16:00 設定課題:席番号の把握 実 習 内 容 実習生の特記事項 なし コーヒーを入れてまわりました が、こぼさないように入れ、片手 ってお客様のコーヒーカ 9/14 で持ちながらいれるのが大変で ップに注ぐ した。 (月) ② シルバーのセット、取り下 こぼさないように入れるために とても慎重になる作業でした。 げ 覚える仕事も少しずつ増え、様々 ③ ナプキンやおしぼりの補 な方が来られ、お客様と会話する 機会もあり学ぶことが沢山あり 充 ます。 ① 紅茶やコーヒーを席を回 ④ バッシング 249 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:効率よく作業を行えるようになること 実 習 内 容 9/17 (木) ① シルバーのセット、取り下 げ ② 洗浄した食器の補充 ③ イス、床掃除 ④ 食器下げ 実習生の特記事項 指導者のコメント なし 主に前の仕事を教えていただき ましたが、裏方の作業も手伝わせ てもらいました。ビュッフェの時 間が終わった後、料理を下げたり 、拭き掃除したり洗浄し終わった コーヒーカップや出皿などの食 器を補充したりなどしました。食 器を補充するときにコーヒーカ ップを割ってしまったことが今 日の反省点です。 勤務時間:8:00~16:00 設定課題:皿を割らない 実 習 内 容 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 食器下げ、机拭き 9/18 ② (金) ③ ⑤ ⑥ なし 食器の補充する時にどこにどの 皿をおくのかわかるようになり 床掃除 ました。 シルバーのセット、コーヒ お客様が食べ終わった皿やお帰 りになった席を片付ける時、1度 ーカップのセット にお盆に沢山の皿をのせて片手 で運ぶのに大分慣れてきました。 砂糖・ミルクの補充 筋肉痛になりますが力がつきま ナプキン・おしぼりの補充 した。 設定課題:最終日 今まで教えて頂いた仕事を一生懸命行う 実 習 内 容 ① シルバーのセット 9/19 ② 砂糖・ミルクの補充 (土) ③ 食器片付け、机拭き ④ 床掃き、イス拭き ⑤ シルバーの補充 ⑥ 水・氷の補充 ⑦ 食器の補充 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 インターンシップ最終日でした。 なし ヒールで立ちっぱなしというのも あり足に負担がかかり、またホテ ルの慣れない雰囲気に最初はたい へんでしたが、カフェの人はどの 方もいい人ばかりですぐに場の雰 囲気に慣れました。慣れない仕事 で迷惑もかけましたがお盆の持ち 方やフォークやナイフのセットの 仕方など知らなかった事も沢山あ り様々な事を学びました。 ⑧ 料理の片付け 250 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山 経営情報学科1年 15M084 後藤さやか おもてなしの楽しさ 私は12日間、ANA クラウンプラザホテルのカフェ・イン・ザ・パークでインターンシップの研修を させていただきました。私の就業体験のテーマは、お客様と直接関わることで気持ちや表情を直接見て聞 きながらお客様に最高のおもてなしをするとともに、その楽しさを感じることです。カフェ・イン・ザ・ パークは、ホテルの1階ロビーの一角にあるカフェで、ホテルの宿泊客だけでなく、その他にも食事や喫 茶だけが目的のお客様も沢山来られます。昼はランチビュッフェ、夜は飲み放題などもあるディナービュ ッフェがあり、また、普通に喫茶としても営業しています。 今回の就業体験での私の主な仕事は、喫茶に来られたお客様にお水を出したり注文されたものを運ぶ仕 事や、ビュッフェに来られたお客様の食べ終わって空いた食器を下げること、また夜のビュッフェでは飲 み放題のお客様もおられるので注文を受けて実際にビールやワインを注ぐことなど、貴重な体験を沢山さ せて頂きました。その他にもドリンク、ウーロン茶の補充や朝食の準備、食器の補充、下げた食器を洗浄 の方が持っていきやすいように食器の種類ごとに分けるバッシングという仕事などをしました。仕事の中 で覚えることとしては、テーブルに番号が割り振られており、そのテーブル番号を覚えて、お客様から注 文があった際に社員の方に伝えます。注文された飲み物や食事は社員さんが準備してくださるので、私は その準備されたものを注文してくださったお客様の元に届ける仕事をしました。就業体験中に私の特に印 象に残った出来事は、お昼のビュッフェの時に空いた食器を下げていた時に、お客様から「学生さん?イ ンターンシップ頑張ってね。」と声を掛けて頂いたり、夜のビュッフェでは団体のお客様方から「沢山運 んで大変でしょう、有り難うね。頑張ってね。」と声を掛けて頂き、ました。また、お客様が帰られる際 に「ごちそうさま、ご苦労様です。」と言って下さる方が多く、もっと頑張ろうと思いました。 私はアルバイトをしていますが、キッチンでの仕事なので接客をするのは今回のインターンシップが初 めてで、とても緊張しましたが、お客様から声を掛けて頂いたり社員の方からのアドバイスや助けがあり、 日に日に遣り甲斐を感じてきて、お客様ともっと接したいと思うようになりました。何よりお客様の声を 直接聞けるのでとても接客をしていてお客様がより身近に感じることができました。今回のインターンシ ップは、お客様の気持ちを第一に考えることの大切さを特に身を持って感じました。今回の就業体験では、 多くのの貴重な体験やお話を聞くことが出来、またお客様と関わることの喜びと同時に、仕事の厳しさを 体験することが出来て有意義な 12 日間となりました。このインターンシップで仕事とはどのようなもの なのか学ぶことが出来たので、これを今後の学生生活や、就職活動で役立ててでいきたいと思います。 251 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山 研 後藤 さやか 修 日 報 設定課題: どんな仕事があるのか体験して覚える 実 習 内 容 ① 皿の片付け 8/8 ② 次の食事のセット (土) ③ ドリンクの補充 ④ 朝食のセット 実習生の特記事項 指導者のコメント 初日はいろいろ教えていただき ながら業務をこなすことが出来 た。教えていただいたことを一 つ一つ覚えることが出来た。 初日から、 大変いろんなこと を覚え確実な仕事をしてい ました。 ・フォークとナイフの配置につ いて、セットの仕方、飲み物の 補充の仕方 設定課題:仕事に慣れる 実 習 内 容 ① 片付け 8/9 ② 次の食事のセット (日) ③ バッシング ④ 朝食のセット 勤務時間:14:00~21:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 新しくバッシングといって片付 けた食器を更に分別する仕事を した。また、注文を受けた。 本日は、 一戦力としてがんば ってくれました。 ・ディナーのセットと配置につ いて、バッシングの仕方 設定課題:実際に注文を受ける 実 習 内 容 ① 片付け 8/10 ② バッシング (月) ③ 朝食のセット ④ 食器の補充 勤務時間:9:30~17:00 勤務時間:14:00~22:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は酒類の注文が多く、実際 判子のみ にビールやワインを注いでみ た。上手く注ぐにはコツがあり、 できるようになりたいと思っ た。 ・飲み放題のメニューについて、 朝食のセットの仕方、ビールや ワインの入れ方 252 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自分でちゃんと仕事を見つけて行動する 実 習 内 容 ① 片付け 8/11 ② バッシング (火) ③ セット 実習生の特記事項 仕事に慣れてきたので自分から 仕事を見つけて行動することを 心掛けた。飲み放題のお酒の注 文を積極的に聞きに行った。 勤務時間:14:00~22:00 指導者のコメント 判子のみ ④ 砂糖の入れ物を洗浄・砂糖 の補充 設定課題: 8/12 実 習 内 容 勤務時間:-:-~-:実習生の特記事項 指導者のコメント (水) 体調不良でお休みしました。 設定課題: きちんと仕事を見つけてこなす 実 習 内 容 ① 片付け 8/14 ② バッシング (金) ③ 朝食のセット ④ 次の食事のセット 実習生の特記事項 お盆で満席だった。仕事を見つ けて行動できたし、ビールやワ インなどを注げるようになって きて嬉しかった。また、お客様 から声をかけてもらう事が増え てやりがいを感じた。 勤務時間:14:00~22:00 指導者のコメント 判子のみ ・たくさんの食器を片づけると きのコツ→種類ごとに(シルバ ーのもの、コップ、、など) 設定課題:自分の仕事をこなす 実 習 内 容 ① 片付け 8/16 ② セット (日) ③ バッシング ④ 朝食のセット 勤務時間:14:00~22:00 実習生の特記事項 今日もいつも通りの業務だった 。お盆最終日の影響なのかバッ シングの量が多く感じたがこな すことができた。 ・ドリンクの仕方と補充の場所 253 指導者のコメント 判子のみ Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自分で判断して行動する 実 習 内 容 ①片付け ②セット 8/17 ③バッシング ④朝食のセット (月) ⑤ ドリンクの補充 勤務時間:14:00~22:00 実習生の特記事項 お盆明けだったのでお客様が少 なかった。新しいインターン生 とドリンクの補充をした。 設定課題:自分から進んで仕事をする 実 習 内 容 ①片付け ②セット 8/18 ③バッシング (火) ④朝食のセット ⑤補充 8/19 (水) ①片付け ②セット ③ バッシング ④ 朝食のセット ⑤ 注文を受ける 判子のみ 勤務時間:14:00~22:00 実習生の特記事項 今日もお客様が少なく補充を中 心にやった。お客様にお冷を出 したり、食事を出したりした。 残り一日になったので悔いの残 らないように精一杯頑張りた い。 設定課題:最後の実習、精一杯働く 実 習 内 容 指導者のコメント 指導者のコメント 判子のみ 勤務時間:14:00~22:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は最終日だった。お客様の 注文を聞いたり、積極的に社員 の方のお手伝いした。また、い つも通りの仕事もきちんとこな した。社員のみなさんとても優 しく仕事を教えてくださってよ い方ばかりでいいインターンシ ップ先で職場体験ができてよか った。 短い期間でお盆の多忙日も 重なり大変だったと思いま す。 1スタッフの戦力として がんばってもらいありがと うございました。 254 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル 経営情報学科1年 15M093 杉林一徳 お客様のために 私は、富山市にある ANA クラウンプラザホテルのカフェ部門で9日間、職業体験をさせていただきま した。私がこの職業体験を希望した理由は、現在ホテルの客室清掃のアルバイトをしており、ホテルとい う業種に興味があったからです。その際、働くうえで最も大切な、「報告・連絡・相談」をしっかりする ことをテーマに9日間の職業体験に取り組みました。そして、9日間のホテルカフェ・イン・ザ・パーク での職業体験を踏まえ、学んだことを振り返ります。 カフェ・イン・ザ・パークの研修の内容は、主に、バイキングの補充・片づけとテーブルのセッティン グ・使用済み食器の回収の2つに分かれます。 バイキングの補充・片づけの研修内容は、朝・昼・夜のビュッフェの準備と片づけ。また、ビュッフェ 中に無くなった料理や飲み物の補充です。特に大事だと教わったことは、料理の補充とお客様のことを見 るということです。料理の補充では、常に料理をきらさないことはもちろん、料理の補充の場所や時間帯 が重要です。飲み物の補充をするときは、お客様に見えないようするように場所が決められています。見 栄えが悪くなってしまった料理は、裏で補充するのではなく取り替えます。またバイキングにはある程度、 お客様の波があり、お客様が少なくなったときに補充や取り替えをしないとお客様の迷惑になってしまい ます。 お客様を見るということは、ホテルとはお客様が過しやすい環境を提供する場なので、料理の補充をし つつも、お客様を第一に考えます。お皿や調味料の場所の案内やお客様が落としてしまった食べ物をおさ めたりなどお客様を見ないとできません。 このことから、細かいことにも気を配り、お客様に仕事の裏を見せず、常に綺麗で過しやすい環境を提 供するという「おもてなし」の心が、ホテルでは隅々にまで行き渡っているのだと思いました。 テーブルのセッティング・使用済み食器の回収の研修内容では、ビュッフェ時にお客様が使用された食 器やグラスなどを回収、お客様がお越しいただく前にフォークやナイフなどを各テーブルにセットしてい くことが主な活動となります。この研修では、姿勢とお皿の持ち方や料理の出し方を学ぶことができまし た。また、姿勢だけでなく言葉使いなども学びました。常によい姿勢を保ち、気配りをしなければならな いホテルのカフェでの仕事は体力が必要だということも知りました。 職業体験中に教えていただいたことは、すべてお客様に快適に過ごしていただくために必要なことでし た。ここで学んだことはたくさんあるなかで、当たり前のことになりますが、「お客様のために仕事があ るのだ」ということを、あらためて学び直した気がします。 255 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ANA クラウンプラザホテル富山 研 杉林 一徳 修 日 報 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 8/20 ① 社内の案内 ② 朝のバイキングの片づけ (木) ③ 昼のバイキングの準備 ④ 昼のバイキングの料理や 飲み物の補充 ⑤ 昼のバイキングの片づけ ⑥ 夜のバイキングの準備 ⑦ チラシの作成 実習生の特記事項 8/21 (金) 指導者のコメント ・バルサミコ酢とオリーブオイル ・判子のみ を間違えないようにする ・補充のタイミングをつかむ ・わからなければ近くにいる人に 聞く 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 勤務時間:9:30~16:30 実習生の特記事項 ① 朝食バイキングの補充・片 ・薬味や調味料はまとまってい づけ るので、場所を把握する 勤務時間:8:00~16:00 指導者のコメント ・判子のみ ② 昼食バイキングの準備・補 ・ナイフ・フォーク・スプーン 充片づけ ・箸の補充場所を覚える ③ テーブルのセット・片づけ ・食器はお客様に危険がないよ うに下げる ④ 使用済み食器の回収 ⑤ 夕食バイキングの準備 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 朝食バイキングの補充・片 ・茶碗などはお客様が取りにく づけ くないように、高く積み過ぎな 8/22 い ② 昼食バイキングの準備・補 (土) 充片づけ ・お皿の回収はタイミングを見 計らう ③ テーブルのセット・片づけ ・一度に無理して食器を片づけ ④ 使用済み食器の回収 なくてよい 256 勤務時間:8:00~16:00 指導者のコメント ・判子のみ Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 8/23 (日) 実習生の特記事項 ① 朝のバイキングの補充・片 ・焼き菓子の場所は冷蔵庫でな づけ く、調味料の隣 ② 昼食の補充・片づけ ③ 皿の補充 ① 朝食バイキングの片づけ 8/25 (火) ・判子のみ 実習生の特記事項 ・お皿の持ち方には2種類ある 勤務時間:10:30~18:30 指導者のコメント ・判子のみ ② 昼食バイキングの補充・片 ・お皿に親指をつけないように づけ する ③ トレーの持ち方 ・サーバーは箸の持ち方で使う ④ お皿の持ち方 ・料理はお客様の右側から提供 する ⑤ サーバーの使い方 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 ①昼食バイキングの片づけ 8/27 指導者のコメント ・ご飯は偏ったり、時間がたっ たりすると、混ぜるようにする 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 勤務時間:8:00~16:00 ② 翌朝のバイキングの準備 実習生の特記事項 ・チョコフォンデュの塔は、使 い終わったフキンを入れる箱の 上にある 勤務時間:14:00~22:00 指導者のコメント ・判子のみ (木) ③ 夜のバイキングの準備・補 ・夜のバイキングの片づけでは、 充・片づけ アルコールを用いて、テーブル を拭く 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 朝のバイキングの片づけ 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント ・ケチャップ七個は、皿のライ ・判子のみ ンのあるところまで入れるよう 8/28 ② 昼食バイキングの準備・補 にする。 充・片づけ (金) ・ウーロン茶を作る時のお玉は、 ③ 翌朝のバイキングの準備 厨房の中にあるお玉を使う ④ 夕食バイキングの準備 257 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 8/29 (土) 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 朝のバイキングェの片づ け ・チョコフォンデュの組み立て は、チョコが落ちる向きで組み 立てる 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント ・判子のみ ② 昼食バイキングの準備・補 充・片づけ ・ケーキやサラダは裏の冷蔵庫 に入っていることもあるので、 ③ 翌朝のバイキングの準備 確認する ④ 夕食バイキングの準備・補 充 設定課題:報告・連絡・相談をしっかりする 8/30 (日) 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 朝のバイキングェの片づ け ・夜用の豆腐にはトマトソース をかける ② 昼食バイキングの準備・補 ・おわら風の盆の前後はいつも 充・片づけ よりも混むため、補充のタイミ ングを速くする ③ 翌朝のバイキングの準備 ④ 夕食バイキングの準備・補 充 258 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント ・判子のみ Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:スーパースポーツゼビオ富山蜷川店 経営情報学科1年 15M003 秋田 陽 笑顔の繋がり 私は、スーパースポーツゼビオ富山蜷川店で7日間、就業体験をさせていただきました。今回の就業先 を選択した理由として、 スポーツ業界に携わることのできるスポーツビジネスの仕事に関心があったという こと、また、この機会に働くことに対する姿勢や就職活動へ繋げる意識を高めようと思い参加しました。 ゼビオでは、品出しの作業中心でしたが、その中でも接客という貴重な時間もありました。品出しの作業 では、袋から出し、商品として並べるまでにも工夫がいくつかありました。お客様が目的の商品を見つけ出 し、手に取りやすいように、また、お気に入りの一品を選ぶ楽しさを感じてもらえるように、サイズ表記や、 ハンガーのかける向き、カラーや種類別にハンティングをすることを意識しながら作業をしていきました。 作業の際には、お客様の通路の邪魔にならないように気遣うことや、お客様への挨拶や対応を常に忘れない ということにも気を付けました。 また、お客様を笑顔で迎え、気持ちのよい挨拶を届けるということを、この7日間、社員さんのように元 気な声で自分自身意識して積極的に行うようにしました。来店されたお客様に、最高の笑顔で最高の挨拶を 届けることが、 気持ちよくお買い物を楽しんでもらえるお店の雰囲気づくりに繋がっているのだと実感しま した。笑顔で接していけばお客様からも笑顔が返ってくる、そんな思いから思いやりの温かさが生まれるこ とを実感しました。 接客対応ではお客様を気にかけ、スピーディに誠実にお応えする対応や、また来たいと思ってもらえるよ う、信頼を築きあげるコミュニケーションの力が大切だと思いました。仕事に対する一生懸命さを忘れず、 制服を着ている以上、お客様から見れば社員の一員であるという自覚や、自分の仕事には責任を背負ってい るという意識をして取り組みました。人と接するうえで相手のことを思い、どうやったらわかりやすく相手 に理解してもらい、 伝えることができるかという話す力や態度、 行動力の重要性を考えることができました。 新しいことに慣れるまで、不安な気持ちもありました。が、回数をこなし、自信に変えていくことで達成感 や、やりがいから働くことの楽しさを感じました。 また、仕事場だけでなく、職員同士のコミュニケーションが活発であり、お互いがサポートし合い働きや すい環境づくりに努めていることが大きなチームワーク力に繋がっているのだと思います。 ゼビオは挨拶と 笑顔の絶えない明るい職場でした。 普段の学校生活では学ぶことのできない社会経験を通し、 自分自身と向き合う時間を設けられたこの機会 で、これからの就職活動に対する意識が高まり、就業体験で学んだことをこれからの学校生活に活かしてい きたいと思いました。 259 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:スーパースポーツゼビオ富山蜷川店 研 修 秋田 陽 日 報 設定課題:ゼビオの仕事内容を知る。 実 習 内 容 ①挨拶まわり 9/1 ②オリエンテーションビデオ (火) ③品出し(ハンティング) ④商品整理 勤務時間:13:00~20:15 実習生の特記事項 挨拶と笑顔:お客様に最高の笑 顔と最高の挨拶を届けられるよ う作業しながらでも意識するこ とを目標にして1週間頑張ろう と思いました。 設定課題:チャレンジ精神で新しいことを覚える。 実 習 内 容 ① 朝礼 9/2 ② 品出し(ハンティング) (水) ③ 価格変更 ④ 商品整理 実習生の特記事項 品出し(ハンティング) お客様が商品を選びやすく、手 に取りやすい環境にすることを 意識するようにしながら作業し ました。作業中も挨拶や笑顔も 忘れずにしました。 設定課題:作業に慣れ、できることを実践していく。 実 習 内 容 9/3 ① 朝礼 (木) ② 品出し 9/4 ① 朝礼 (金) ② 品出し ③ 商品整理 ④ オリエンテーション 元気よく挨拶もできていま したし、 作業もスムーズでし た。 明日以降もよろしくお願 いします。 勤務時間:13:00~20:15 指導者のコメント 週末に向けてお客様の数も 増えますので接客の復習を していきましょう。 挨拶、6大用語は元気よく お願いします。 勤務時間:13:00~20:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 繰り返しの作業になってくると 、正確に早くすることに心掛け て行うことができました。商品 の取り扱う際の注意やお客様の 立場を考え作業することができ ました。 作業中心ではありますが、 そ の作業がお客様の購入や選 ぶ楽しさに繋がります。 お客 様の動きを気にしてみてく ださい。 設定課題:挨拶や笑顔を自信に、不安を自信に変える。 実 習 内 容 指導者のコメント 実習生の特記事項 靴のサイズを測ったり、シュー ズの案内など明日からの実践に 向け、オリエンテーションを行 い、不安な気持ちも明るく笑顔 でわからないことは聞くという ことで切り替え、明日に向け準 備しました。 260 勤務時間:13:00~20:15 指導者のコメント お疲れ様です。 明日から接客なのでいつも 通り明るく元気にやってい きましょう。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:接客に慣れる、自分から積極的に。 実 習 内 容 9/5 ① 朝礼 (土) ② 接客 ③ 商品整理 実習生の特記事項 指導者のコメント 繰り返し行うことを意識して、 お客様の対応に慣れること、自 分から声をかけて接客すること でお客様からの信頼を得る機会 に繋がることを実感しました。 お疲れ様です、お客様に積 極的に声をかけていて素晴 らしかったです。 明日もお客 様へ声をかけてカゴを13 件以上渡していきましょう。 設定課題:自信を持って接客する。 実 習 内 容 9/6 (日) ① 朝礼 ② 接客 ③ 商品整理 勤務時間:13:00~20:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 在庫確認の際、お客様への対応 に説明の有無や、お客様に納得 してもらえるようなやりとりも ちょっとした意識で、感じ方が 違ってくるという接客で伝え方 の難しさを学びました。 1 日接客お疲れ様でした。声 かけなど確実に行ってもら って非常に助かりました。明 日最終日につき頑張りまし ょう。 設定課題:最後まで挑戦する気持ちで取り組み。 実 習 内 容 9/7 (月) ① 品出し ② 商品整理 勤務時間:13:00~20:15 実習生の特記事項 勤務時間:13:00~20:15 指導者のコメント お疲れ様でした。1週間みて きましたが、笑顔良くお客様 対応もしっかりできてよか ったです。今回学んだことを 1つでも多く、今後の生活に 最後まで笑顔で接客や作業、社 生かしていってほしいと思 員さんとのコミュニケーション います。 を忘れず最終日を終えることが できあっという間の最終日でし た。 POP…商品の説明がされたもの。 たくさんの商品がある中で少し でも商品について分かるように している仕組み。 261 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:スポーツオーソリティー高岡店 経営情報学科 1年 15M107 橋本さつき お客様への心遣い 私は、スポーツオーソリティ高岡店で10日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での 私のテーマは、普段利用しているお店で、顧客側からではなく働く側から店舗のサービスを感じるというこ とでした。このテーマの下、研修結果を報告したいと思います。 この就業体験の中で店員目線として最も感じたことは、 何においてもお客様が第一という意識が大切だと いうことです。私が最も多くの時間、体験した仕事は、リカバリーというものでした。リカバリーとは売り 場整理のことを言います。最初はただの売り場整理だと思っていましたが、実際体験してみると、お客様が 見やすく手に取りやすい配置に商品を置くことや、 サイズや種類は分かりやすく順番にして並べることなど、 顧客目線からでは気づきにくいお客様に対する工夫が多数感じられました。 また、 リカバリーをしている際、 何度もお客様から質問を頂きました。売り場の場所を聞かれたり、シューズのサイズを求められたりと、初 めは戸惑いましたが、社員さんから、クッション言葉を挟んで答えるとよいというアドバイスをいただき、 少しずつですが実践することができました。 最終日に行ったシューズコーナー全般の接客もクッション言葉 を意識して実践することができ、お客様とのかかわり方を考える良いきっかけとなりました。 レジ対応においても、野球のバットのような大きなものを購入されたお客様に対し、持ちやすさ、運びや すさを考慮した袋詰めを徹底しておられました。シューズを購入された場合にも、シューズを箱から出して サイズを再確認するという作業があり、 ちょっとしたひとつの動作でお客様に心遣いをしていることを感じ ました。このように、どのような接客や商品の配置一つひとつにもお客様が第一だという意識が大切だと学 びました。 10日間の就業体験のうち4日間、体験させていただいた、売り場ではない裏の仕事では、体験しなけれ ば分からないことを多数感じることができました。スポーツ店では多くのメーカーから商品を入荷し、返品 するという作業があり、予想はできていましたが、実際に体験すると、予想を超える体力仕事でした。売り 残った商品を返品する場合には、商品をメーカーが出荷した状態に戻さなければならないので、値札やシー ルはきれいにはがす必要がありました。取れにくいものはシールはがしを使い、作業をしました。また、服 は、メーカーごとに商品のたたみ方、つめ方が異なっています。何十枚、何百枚とある商品を1枚ずつ丁寧 にたたみ、段ボールに詰める作業は想像以上に大変でした。また、返品を発送する際には使用する段ボール に他のメーカーのロゴなどが記入されている場合はガムテープで消す、 服を段ボールに詰める際には商品が 汚れないよう茶紙を敷くなどメーカーに対する心遣いも感じることができました。 今回の就業体験では、お客様やメーカーに対する心遣いの大切さを学ぶことができました。また、社会人 には、臨機応変に行動し、思いやりを持った行動を心がけることが必要であることも学びました。今回の研 修で得たことをふまえ、今後の学生生活や就職活動につなげていきたいと思います。 262 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: 株式会社メガスポーツ スポーツオーソリティ 高岡店 研 修 日 橋本さつき 報 設定課題: 企業の雰囲気を感じとる 実 習 内 容 8/17 ①説明 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 常にお客様を第一に考える。 (月) ②ビデオ視聴 指導者のコメント ビデオ視聴お疲れ様でした。 本日学んだことをこの後の 研修で活かしてください。 ③リカバリー ④クリンリネス 設定課題: 1日目に学んだことを活かす 実 習 内 容 8/18 ①会員についての説明 (火) ②売り場確認 ③リカバリー 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 複雑な商品が置いてある場所を 学んだ。会員の種類、登録方法 を理解し、実践した。お客様の 質問に答えるときはクッション 言葉を合間に挟むとよい。 お疲れ様です。 本日知ったこ とで接客の幅が広がったと 思います。 今度は一つ一つの 対応がお客様に納得して頂 けたか考えましょう。 ④レジ補佐 設定課題:お客様からの質問に焦らず対応する 実 習 内 容 8/19 ①リカバリー (水) ②品出し 実習生の特記事項 指導者のコメント 靴ひもを結び、靴の中に入れ、 すべての靴を同じ向きに置くこ とでかっこよく見える。品出し の際は、商品番号を見れば同じ 商品が分かる。 お疲れ様です。 お客様の目を 見てあいさつすることにこ だわってみてください。 お客 様へのアプローチにも繋が ります。 設定課題:できることを一つでも増やす 実 習 内 容 8/21 ① 返品作業 (金) ② 店間振替作業 勤務時間:11:00~18:00 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント メーカーに返品する際は、出荷 された状態に戻す。店間振替は、 センターを利用するものとヤマ ト運輸を利用するものがある。 アパレルは茶紙に包む。 お疲れ様です。 今日は作業ば かりでしたが効率的に進め ることができました。 作業は する人のセンスが求められ ます。 非常に良かったと思い ます。 263 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:丁寧な仕事心がける 勤務時間:11:00~18:00 実 習 内 容 8/22 ⑤ リカバリー (土) ⑥ レジ補佐 実習生の特記事項 バットを袋に入れる際、余った 部分を結んで持ち手にする。シ ューズは箱から出して両足のサ イズを確認して、お客様に再度 確認してから箱に戻し、袋詰め する。 設定課題:効率よく作業をする 勤務時間:11:00~18:00 実 習 内 容 8/25 ① 返品作業 (火) ② ハンガー戻し 実習生の特記事項 指導者のコメント 水着の中には、ハンガーごとメ ーカーに返品する場合もある。 返品で残ったハンガーは種類別 に置き場へ戻す。 お疲れ様です。 本日も後方作 業ありがとうございます。 明 日以降、 お客様対応も増やし ていきますので対応をお願 いします。 設定課題:丁寧に仕事をする 勤務時間:11:00~18:00 実 習 内 容 8/26 ① 返品作業 (水) ② シューズ説明 実習生の特記事項 指導者のコメント ランナーの種類、足のサイズの 測り方を学んだ。靴を選ぶ際は 足長と足回を参考にする。 お疲れ様です。 本日はシュー ズの接客について説明しま した。 活かせる機会を作れる ようにしますので復習をお 願いします。 設定課題:素早く丁寧に仕事をする 実 習 内 容 8/28 ① シューズ説明 (金) ② 返品作業 指導者のコメント 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント インチ表記のシューズの読み方 を学んだ。返品作業では、同じ メーカーの物は同じ段ボールに 入れても良いことを学んだ。 お疲れ様です。 本日はより要 領もよくなり対応が早くな りました。 明日は接客対応で す。 今までのことを思い出し て対応をお願いします。 264 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様の目を見てあいさつをする 実 習 内 容 ① シューズリカバリー 8/29 ② 会員獲得 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様の足のサイズを測るため には、接客の流れでお勧めをし て実行する。 先日学んだ足のサイズの測 り方を実践していただきま した。 声掛けするタイミング など難しいことを体感して もらえたと思います。 会員の 獲得も難しいですが明日も お願いします。 (土) 設定課題:今まで学んだことを活かす 実 習 内 容 8/30 ① 会員獲得 ② ページング 勤務時間:11:00~18:00 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 今まで学んだことを活かすこと ができた。 (日) ③ シューズリカバリー ④ シューズ対応 265 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社メガスポーツスポーツオーソリティ高岡店 経営情報学科1年 15M032 頭川 遥 働くことの責任と姿勢 私は、株式会社メガスポーツスポーツオーソリティ高岡店で10日間、就業体験をさせていただきまし た。この就業体験での私のテーマは、仕事に対する姿勢を学び、働くことの責任を肌で感じるということで した。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。研修の内容は、リカバリー(アパレ ルの整頓)やクリンネス(什器の掃除)、レジサッカー(レジの補佐)、売場確認などを行いました。リカ バリー、クリンネスの仕事では、売場に出ている商品をたたみ、サイズごとに整頓をしながら同時に什器の 掃除をしました。 広い店内をお客様が気持ちよく買い物ができる環境を常に作っておくことは多くの時間と 労力が必要でした。また、作業をしながらでもお客様に意識を向けるという指導を頂き、作業への集中だけ でなく常にお客様への挨拶や対応が出来るような意識を持つことが大切だと分かりました。 レジサッカーの 仕事はお客様の購入される商品を袋詰めする作業で、単純作業のように思われますが、袋のサイズ、商品を 袋に詰める向き、商品のサイズの確認などを瞬時に行う必要があります。この仕事では、お客様を待たせな いようどうすれば効率よく流れ作業をするかという工夫が必要でした。売場確認の仕事では、店内のどこに どのような商品がおいてあるのかを調べる作業で、 確認後はお客様に商品の位置を尋ねられても答えられる ようになることから、商品知識の重要さを感じました。 研修も慣れてくると、LINE でのお友達登録やメールマガジン、学割カードへの登録を勧める声かけ、倉 庫での返品作業、シューズ売場での接客など、新しい仕事も行いました。お客様に声をかける際、どのよう に話かけたら聞いてもらえるのか、また、話しかけても断られることも多いので引きどころも大切であるな ど、応対に苦労しました。倉庫での返品作業は、売れなかったアパレル商品をメーカーへ返品する作業なの で、店側で付けたタグやシールを取り、元通りの状態で箱に詰め、返品しなければなりません。商品を傷つ けないようにタグを切ったり、防犯タグがついたままになっていないか慎重に確認したりと、商品を扱うこ とへの責任の重さを感じました。シューズ売場での接客では、始めに器具を使った正確な足のサイズの測定 の仕方や、様々なタイプのシューズの知識を学んでから実際に売場に立ちました。お客様に求められたサイ ズのシューズを出すなどの簡単な作業、簡単な知識での質問への回答は出来たのですが、シューズに関する 深い知識が必要な質問には答えることができず、ここでも商品知識の大切さを学びました。また、常に商品 に関する勉強をしておくことで、 お客様への対応の幅を広げられるということをスタッフの方の接客を見て 学ぶことができました。 この就業体験を通して、常にお客様の目線を意識して働かなければいけない「お客様第一」の接客業の難 しさや、商品を扱う責任、接客をする際の発言の責任を肌で感じることが出来、仕事に対する姿勢として、 常に学び続けることの大切さやお客様への意識を持ち、 お客様視点で考えることの重要性を学ぶことができ ました。 266 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社メガスポーツスポーツオーソリティ高岡店 研 修 日 頭川 遥 報 設定課題:従業員の方にしっかり挨拶をし、与えられた業務を覚 えながら、実践する。 8/17 (月) 勤務時間:11:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①スポーツオーソリティにつ いての説明を聴く ・慣れない環境ということもあ り、お客様への挨拶が少しおろ そかになりがちになった。同じ お客様でもすれ違う度に挨拶し てくださいとの指導を受けたの で、次回からは気を付けたい。 ビデオ視聴お疲れ様でした。 現場にてお客様のお役に立 つよう研修で活かして下さ い。 ②スポーツオーソリティ・イ オングループについての業務 、働く姿勢を学ぶビデオを観 る ③従業員の方への挨拶 ④売り場説明を聴く ⑤売り場の整頓・掃除(リカ バリー、クリンネス) ⑥レジ業務の説明を聴いた後 、レジ補佐の実践 レジ業務では、立ちながら服を たたむことにてこずった。また、 お客様を待たせているというこ とから焦りが生じるため、袋を テープで留めるという単純作業 でも時間をとってしまったので 改善が必要だと感じた。 設定課題:1日目に習った業務をより的確にできるようになる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① LINE、メルマガ、学割、キ 今日は場所を尋ねられることの ャッシュなど各種割引の 多い商品リストをもらい、売り 8/18 説明を受ける 場のどこにあるのかを確認した 。確認後すぐにお客様から尋ね (火) ② 売場確認 られ、案内することができたの で、商品の配置場所を知ってい ③ レジサッカー るだけでも、接客のスムーズさ が全く違うということが分かっ ④ リカバリー た。今後よく覚えるようにして いきたいと思う。 267 勤務時間:11:00~18:00 指導者のるコメント おつかれさまです。 私達の仕 事はお客様に満足頂くこと です。 あと何の知識が増えれ ば満足頂けるか考えてみま しょう。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:与えられた一つ一つの仕事を素早く、丁寧にできるよ うになる。 実 習 内 容 8/20 (木) ① リカバリー ② レジサッカー 実習生の特記事項 指導者のコメント 作業をしながらでも、お客様へ 意識を向けて挨拶をしてくださ いとの指導を受け、お客様に常 に見られているという意識を持 って、仕事をしなければならな いと思った。 おつかれさまです。 作業中心 となりましたが、 お客様へし っかり挨拶しましょう。 次回 もよろしくお願いします。 設定課題:声掛けで登録者を取得できるようになる。 実 習 内 容 ① 学割カード声掛け 8/22 ② レジサッカー (土) 実習生の特記事項 実 習 内 容 8/23 ② 学割カード声掛け (日) ③ レジ ④ 接客(シューズコーナー ) ①什器の掃除 8/24 (月) ②返品作業 指導者のコメント 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント シューズコーナーの接客の際、 外国のサイズ表記で尋ねられ、 対応しきれなかったので、タグ の見方やシューズの特徴など、 接客に必要な知識を身につけて おきたいと思う。 本日は、 シューズ接客を学ん でいただきました。 学んだ事 をインターシップ期間中に ぜひ活かして下さい。 設定課題:その日に課せられたテーマ 実 習 内 容 勤務時間:11:00~18:00 学割カードの声掛けを通して、 どのようにお客様に接すれば興 味をもってもらえるのかを考え ながら働くことが大切だと思っ た。 設定課題:積極的にお客様に声掛けをする。 ① リカバリー 勤務時間:11:00~18:00 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 後方での返品作業は、返品先へ 元の状態で返品しなくてはなら ないので、店側で取り付けたタ グやシールをはがし、防犯タグ が残っていないかなど、注意し ながら行う責任を強く感じる作 業だった。 返品作業おつかれさまでし た。 明日もよろしくお願いし ます。 268 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:商品の取り扱いに気を付けながら返品作業をする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 返品作業(水着) 8/26 (水) シューズの説明を聞いて、ラン ニングシューズだけでも様々な ② シューズの接客説明・シ 種類・用途があることが分かっ ューズの知識説明を聴 た。またその知識を蓄えるだけ く でなく、いかに接客において使 うことができるかが重要だと思 った。 設定課題:長時間の作業でも責任感を忘れずに仕事を行う。 実 習 内 容 ① 返品作業 8/27 (木) 8/29 (土) 終日返品作業をお願いし、変 化のない中、確実に作業して くれました。再販できるよう に返品する大変さが学べた のではないでしょうか?残 り数日も頑張って下さい。 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント シューズの接客に入ること がなかったようなので、先日 学んだことを実践できませ んでしたね。明日も売場対応 していただくと思います。何 とか1人でも対応できる様 に頑張って下さい。 勤務時間:11:00~18:00 実習生の特記事項 ① シューズコーナー接客 (日) 勤務時間:11:00~18:00 返品作業を黙々と行い、長時間 の単調な作業を集中して行うこ との大変さを肌で感じることが できた。 設定課題:接客に積極的に取り組む。 8/30 おつかれさまです。説明をし たときに「理解できた、でき ない」でもよいので反応をし て頂けると助かります。 指導者のコメント ① 学割カード・line声掛け いざ本格的な接客となると、な かなか自分から積極的にお客様 ② シューズコーナー接客 に話しかけることができなかっ た。 実 習 内 容 指導者のコメント 実習生の特記事項 設定課題:接客の実践に慣れる。 実 習 内 容 勤務時間:11:00~18:00 シューズの接客は、深い知識ま で尋ねられるとすぐに焦ってし ② 学割カード・line声掛け まい、落ち着いた対応ができな ③ ページング(店内放送) かった。また、ページングの実 践を初めて行い、落ち着いて・ はきはきと言うことを意識する と褒めてもらえたので自信なっ た。 269 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 経営情報学科 1 年 15M024 小柳 葵 「おもてなしの心」の大切さ 私は、この10日間で、多くのことを学びました。ホテルグランミラージュで就業体験をさせていただい て、今まで自分の知らなかった世界があり、驚くことばかりでした。特に、接客の仕事を通して、お客様に 対しての「おもてなしの心」の大切さを改めて知ることができました。 接客の仕事は初めてだったので、なかなか慣れることができずに、失敗してばかりでした。特に、宴会の 仕事は大勢のお客様と実際に接するので、 とても緊張しました。 お客様の食べ具合を見て、 料理を出したり、 下げたりするタイミングが掴めなくて、大変でした。お客様から注文を受けて、お出しするときも、間違え ることが多々あり、迷惑ばかりかけてしまいました。学校で失敗するのと、仕事で失敗するのとでは、重み や責任の大きさが全く違うので、失敗をすればするほど、より気を引き締めて仕事に取り組むことができま した。私は、いつも客の立場だったので、裏ではこんなに大変なのだと、驚き、感心しました。何よりも、 従業員の皆様のお客様に対する態度や気遣いに大変感動しました。 「自分がされてうれしいことをお客様に してあげる」と言われたことを忘れずに仕事に取り組みました。自分の思っていた以上に接客の仕事は大変 で、最初は、お客様を目の前にすると、どうしても緊張してしまったり、顔が引きつってしまったりして、 なかなか落ち着いて接客することができませんでした。しかし、実習を重ねるごとに、だんだんと緊張も取 れていき、お客様に対して、笑顔で、落ち着いた態度で接客することができました。これが、お客様に対す る「おもてなしの心」なのだと、気づきました。お客様の見ているところだけでなく、見ていないところで も、姿勢や言葉遣いにも気を付けて、仕事をしているときは、どんなに嫌な事があったとしても、それを決 して表に出してはいけません。オンとオフの切り替えの大切さも改めて知ることができました。自分がおも てなしの心を持って、接客をした分、お客様が、 「ありがとう」 、 「おいしかった」など、笑顔で言ってくだ さって、とてもうれしい気持ちになりました。そのたびに、接客の仕事は楽しいと思えて、より一生懸命に 仕事に取り組むことができました。 また、お客様に対する「おもてなしの心」で大事なこととして、自分自身前向きになることや、常に笑顔 を絶やさないこと、と従業員の皆様から言われました。当然、お客様に対する気遣いはあって当たり前なこ とですが、自分自身も見つめ直す必要があるということを、この実習を通して知ることができました。相手 にばかり気を使うのではなく、自分自身のことも大事にし、自らモチベーションを高めていくことも、 「お もてなしの心」 、接客の仕事には大切なことだということを知りました。また、笑顔は、接客をするにあた っての大前提だと皆さんおっしゃっていました。 接客の仕事は、 自分の想像していた以上に、 気を付けなければならないことがたくさんあって驚きました。 初めは、なかなか慣れずに、大変なだけでしたが、日が経つにつれ、接客の楽しさや達成感も得ることがで きて、とても充実したものとなりました。 やはり、誰かのために何かをするということは、とてもうれしいことだと改めて感じました。私は将来仕 事をする時は、 「誰かのためになる仕事」をしたいと考えていたので、この就業体験は、将来の仕事を決め るにあたって、大いに参考になりました。この10日間で体験したことをふまえて、来年の就職活動に取り 組みたいと思います。 270 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランミラージュ 研 小柳 葵 修 日 報 設定課題:仕事の手順を覚える。 実 習 内 容 8/10 ① 接客 (月) ② 食器拭き 勤務時間:11:00~15:00 実習生の特記事項 仕事の手順を覚える、上座・下 座を覚える、テーブルの番号と 名前を覚える、「失礼します」 を忘れないこと。 設定課題:昨日覚えた仕事の手順を覚える。 実 習 内 容 8/11 (火) ① 接客 ② 掃除、後片付け ③ 準備 実習生の特記事項 実 習 内 容 ① 接客 (木) ② 後片付け 実習生の特記事項 (金) ② 接客 ③ 後片付け 勤務時間:11:30~20:15 実習生の特記事項 8/15 ① 接客 (土) ② 食器洗い 指導者のコメント 自分がされてうれしいことをお 客様にする、お客様がおられる 部屋に入るときは必ず一回座っ て入る。 設定課題:テキパキと仕事をやる。 実 習 内 容 指導者のコメント 分からないことがあれば何でも 聞く、お客様が帰りそうな雰囲 気のときに靴をそろえる。 実 習 内 容 ① 宴会の準備 指導者のコメント 勤務時間:11:00~20:30 設定課題:ミスをしない。 8/14 勤務時間:11:30~20:15 おしぼりの巻き方を覚える、手 は前で組んで後ろで組まない、 後片付けをする時はまだおられ るお客様に見えないようにする 、食器は傷つかないように丁寧 に洗う。 設定課題:分からないことは聞く。 8/13 指導者のコメント 勤務時間:11:30~20:30 実習生の特記事項 皿の向きを間違えない、食料の 名前を忘れない。 271 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:何も言われなくても、自ら動く。 実 習 内 容 8/17 ① 接客 (月) ② 食器洗い 実習生の特記事項 勤務時間:11:00~16:00 指導者のコメント 何が何でもお客様を最優先にす る、接客の仕方に気を付ける。 ③ 草むしり 設定課題:自分から進んで仕事をする。 実 習 内 容 8/18 ① 接客 勤務時間:11:00~15:30 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様を第一に考える。 (火) ② 食器洗い ③ 草むしり 設定課題:自分から進んで仕事を見つけ、すばやく行動する。 実 習 内 容 8/19 ① 接客 (水) ② 後片付け 実習生の特記事項 勤務時間:11:30~15:30 指導者のコメント 接客の仕方に気を付ける、食事 の向きに気を付ける。 ③ 草むしり 設定課題:何も言われなくても動いて、なるべく一人でやる。 実 習 内 容 8/22 ① 宴会の準備 (土) ② 接客 実習生の特記事項 勤務時間:11:00~20:30 指導者のコメント 接客の仕方に気を付ける、食事 の向きに気を付ける ③ 後片付け 設定課題:一人でもテキパキと動く。 実 習 内 容 8/23 ① 接客 (日) ② 後片付け 勤務時間:11:30~20:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 接客の仕方に気を付ける、靴の そろえるタイミングに気を付け る。 十日間の研修お疲れ様でし た。 ひたむきに一生懸命な姿 は、大変すばらしく、周りの 人達を感心させる動きであ りました。 その姿勢をいつま でも大切に! 272 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先:ホテルグランテラス富山 経営情報学科 1年 15M038 田代夏菜 お客様を第一に! 私は、ホテルグランテラス富山で9日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテー マは、ホテルの職務内容を学び、またホテルの仕事は何が一番大切かを知るということでした。そのテーマ をもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 初日には、ホテル内を案内していただきました。そのとき「ホテルの仕事は接客で、お客様を第一に考え なければならない」と教わりました。私は当たり前のことではないのかと思いましたが、 「お客様が第一」 という言葉の重みを9日間の研修で体験しました。お客様が気持ち良くお出かけできるようにと、その日の 天気予報は欠かさずにチェックし、 また富山の観光名所への行き方や場所への魅力なども事前に調べました。 荷物も、お客様にとっては大切なものであるもしれないことから“荷物”とは言わないよう教わりました。 毎日午前中にはベッドメイキングを行いました。お客様が泊まられる部屋であるので、シーツの取り換え はとても緊張しましたが、 指導員の方に一から説明していただいたので自分でも上出来と思えるくらいにベ ッドメイキングが上手になりました。それでも、指導員の方の作業はテキパキとして、かつきれいに仕上が っていて驚きました。掃除の際も、髪の毛が一本も落ちていないように等、細かいチェックが施されていま した。 午後は、フロントの横に立って、お客様が来られると“いらっしゃいませ” “ありがとうございました” と声掛けをしました。長時間立ちっぱなしで足が痛くなり、笑顔を振舞うどころではありませんでした。フ ロントで仕事をされている方が毎日立ったままお客様をお迎えし、笑顔で対応されている姿を見て、接客の 大変さを改めて感じました。 今回の研修で、 接客業という仕事がどのような仕事であるのかを十分に知ることができました。 接客とは、 すべてのお客様に満足していただけるように何をすればよいかなどを考えて行動することであると学びま した。この9日間で学んだことを忘れずに、今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。貴 重な体験をありがとうございました。 273 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランテラス富山 田代 夏菜 研 8/26 (水) 8/27 (木) 8/29 (土) 8/30 (日) 8/31 (月) 9/1 (火) 9/2 (水) 修 日 報 設定課題:フロント業務の作業の把握 勤務時間:10:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ホテル内見学 ホテルは接客業であるので、お なし ② ベッドメイキング 客様を第一に考えることが大切 ③ 接客業見学、接客について だということが分かった。 の説明 ④ 本棚の整理 設定課題:ベッドメイキングに慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング シーツを取り換えるコツを掴む ② シーツ畳み ことができた。 ③ チェックインの仕方 チェックインの方法を教えても ④ 掃除 らいフロントの仕事を学ぶこと ができた。 設定課題:感覚をつかむ 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング お客様に不快感を与えないよう ② 荷物整理 に笑顔で接客するように努める ③ フロント接客 ことができた。 ホテル員らしく振舞うことを学 んだ。 設定課題:笑顔で接客する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング ベッドメイキングの作業も大分 ② フロント接客 慣れてきて手際よくできるよう ③ 段ボール組立 になった。 設定課題:手際よく行動する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング 荷物をお客様の部屋に入れる ② 部屋(荷物)入れ 際、髪の毛などが落ちていない ③ フロント接客 かなどの確認を欠かさず行っ た。 設定課題:売店レジに慣れる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング この日から”風の盆”があり忙し ② 売店レジ くなったが笑顔を忘れず接客し ③ フロント接客 た。 設定課題:天気予報などを把握しておきお客様に質問されたら答 えられるようにする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング 「今日は傘を持って行ったほう ② 売店レジ がいいか」などの質問には受け ③ フロント接客 答えがうまくなった。 274 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント なし 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント なし 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント なし 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント なし 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント なし 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント なし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 9/3 (木) 9/4 (金) 修 日 報 設定課題:荷物運びを手際よく行う。 勤務時間:8:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ベッドメイキング 団体客の荷物をバスから降ろす なし ② 売店レジ 作業を手際よくすることができ ③ フロント接客 た。 売店のレジの仕事もこなせるよ うになった。 設定課題:今まで教わったことを最大限に活かす。 勤務時間:8:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① ベッドメイキング フロントが行っているチェック なし ② 売店レジ インの作業をもう一度教えても ③ フロント接客 らいほかのインターンシップの ④ チェックイン 子と確認し合った。 275 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランテラス富山 経営情報学科1年 15M041 手島麻鈴 堂々と振る舞うこと 私は、ホテルグランテラス富山で10日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の テーマは笑顔を忘れないということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思いま す。 私は感情に表情が出やすいため、このテーマを設定しました。ホテルマンはいつも笑顔で丁寧に対応し てくれたと感じたからです。しかし、いざホテルのフロントに立ってみると、緊張してなかなか笑顔にな れず、不安な気持ちが表情に出てしまいました。そんな表情でお客様に質問をされたときはおどおどして しまい、お客様には嫌な顔をされ、私もあまり良い気持ちをしませんでした。しかし、担当の方に、「フ ロントに立ったらお客様はあなたのことも従業員として見るから堂々と振る舞ってね」と言われました。 そのあとは堂々と振る舞うことを意識しました。分からないことを質問されても、「私には分かりかねま す。只今確認してまいります」と一言言うだけでもお客様も安心したような顔をしてくれました。その顔 を見ると私も安心し、自然と笑顔になることができたと思います。 チェックインの時にはパソコンの操作に加え、慣れない用語もお客様に確認しながらやらないといけま せん。慣れていないため、最初はとても声が小さく、やはり不安な気持ちが表情に出てしまいました。そ の時最初に言われた「堂々と振る舞うこと」という言葉を思い出しました。やり方を教えてくださった方 にも「間違えてしまっても、おどおどしているよりも堂々としている方がいいよ」と言われ、それを意識 しました。その次からは声も出せるようになり、笑顔で対応できるようになってきました。そして、担当 の方にも褒められました。 堂々と振る舞うことで自分の中にあった不安な気持ちは少し減りました。そのおかげか、少しずつ笑顔 で対応できるようになってきて接客が楽しいと思えるようになりました。まだまだ自分の接客は未熟だけ れど、今やっているアルバイトや、接客の仕事に就いた時に役立てたいと思いました。 また、接客以外に掃除やベッドメイキングを行いました。普段、生活しているときには気にならないこ とも、お客様がホテルを利用されると思うと神経質になってしまいます。髪の毛一本でもお客様は嫌な気 持ちになりますので普段掃除する時以上に神経を使い、とても疲れました。ベッドメイキングではシーツ にしわがないようにしたり、枕に表裏や向きを間違えないようにしました。 またホテルでしか学べないような丁寧な言葉遣いや言葉のイントネーションも学ぶことができ、インタ ーンシップでとても成長することができたと思います。 276 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:ホテルグランテラス富山 研 手島 麻鈴 修 日 報 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 ベッドメイキング 8/26 ホテル内の見学 (水) 本の整理 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント 研修生ではあるけれど、お客様 の立場から見ると従業員の一員 であるため、堂々とふるまうこ と。確認事項は声に出して確認 する。 仕事に対する心構え 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 ① ベッドメイキング 8/27 ② チェックインのやり方 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント チェックインの際はお客様のお 名前をしっかり何度も確認する こと (木) ③ 売店 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 8/29 ① ベッドメイキング (土) ② フロント 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング 8/30 指導者のコメント ホテルマンらしく元気にさわや かに挨拶をする 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント 大きな声で挨拶をする ② フロント (日) ③ 段ボールの組み立て 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 8/31 実習生の特記事項 ① ベッドメイキング 確認することを忘れない。 ② フロント 部屋の鍵の回し方に気を付け る。 (月) ③ 部屋入れ 277 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 ①フロント 9/1 ②部屋入れ 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント いらっしゃいませの言い方で印 象が変わる (火) ③売店 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 実習生の特記事項 勤務時間:10:00~18:00 指導者のコメント ① ベッドメイキング 9/2 ② フロント (水) ③ 部屋入れ 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 ① フロント 9/3 ② ベッドメイキング 実習生の特記事項 勤務時間:8:30~18:00 指導者のコメント 掛け布団は一度あおってからか ける (木) 設定課題:フロント業務、ベッドメイキング 実 習 内 容 ① ベッドメイキング 9/4 ② フロント 実習生の特記事項 チェックインは不安かもしれな いけど、堂々とふるまうこと (金) ③ チェックイン 278 勤務時間:8:30~18:00 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北日本新聞社 経営情報学科1年 15M047 広井 弘樹 相手の立場になって考える大切さ 私は9月7日~11日の5日間、北日本新聞社で就業体験をさせていただきました。今回の就業体験を 通して、相手に意思を的確に伝えることの難しさを学びました。私たちが普段何気なく読んでいる新聞に は読者が読みやすいように様々な工夫が施されています。実際に記事を書くことも体験させていただきま したが、想像以上にうまく書けず、伝えるということがいかに難しいことであるか、身をもって体験しま した。 つまり伝えるということは、常に相手の立場になって考えることです。読者が記事を見た際、最初の一 文を読めばその記事がどのような内容なのか分かる文章にしなければいけません。それを即座に考え、執 筆できる新聞記者の技能は素晴らしいと感じました。 記事の書き方については、まず結論から書くということを教えていただきました。結論から書くことに より、読者に分かりやすく読んでもらえるだけでなく、関心があれば最後まで読んでもらえるからです。 また、常に新しいニュースが入ってくるので、後ろから文章を削ってもいいような構成になっています。 この書き方は、作文やエントリーシートの作成時にも使われるそうなので、今から練習しておかなければ なりません。そのためにも、新聞をよく読み、何が大事なのかを把握しておき、就職活動に備えておく必 要があります。 記事の見出しについては、大変重要な役割があるということを教わりました。全体の文章をよく理解し た上で短く、読者の目を引くタイトルをつけなければならないからです。実際に、私たち研修生は見出し 付けの体験をさせていただきましたが、とても時間がかかり、つけ方はそれぞれ違っていました。見出し を考えることは、特別難しいことではないと思っていたので驚きました。新聞の写真についても、大きな 役割を果たしているということを知りました。私たちは普段何気なく目に留まった写真を見て記事を読ん でいますが、動きの瞬間や表情、現場の状況が分かるような撮り方をしなければなりません。これは決し て簡単なことではありません。実際に写真撮影の体験をさせていただきましたが、これも難しかったです。 そして、指導者の方からは挨拶を積極的にすることが大切である、と教わりました。すれ違う人に対し て、大きな声ではっきり挨拶することで、相手にいい印象を与えるからです。挨拶を積極的にすることや、 結論から書くということは相手の立場になって考えるということです。今後、就職活動を進めるうえで、 このことを常に頭の中に置くことによって、必ず自分のためになると思うので、大切にしていこうと思い ました。また、北日本新聞社は富山県内で唯一、発行本社を持つ新聞社であることを知りました。初めは 新聞を製作しているイメージが強かったのですが、実際はそれ以外にも様々なことに取り組んでおり、新 聞を核とした総合情報産業であるということを知りました。固定概念にとらわれることなく、就職活動で は柔軟に業種や職種を選定していこうと思いました。 279 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:北日本新聞社 広井 弘樹 研 修 日 報 設定課題:会社の概要を理解する 実 習 内 容 ①自己紹介・日程説明 9/7 (月) ②事業局研修(オーバードホ ール運営の補助) ③会社概要説明 ④社内見学 ⑤人事部長講和 勤務時間:9:00~16:30 実習生の特記事項 北日本新聞社は富山県内に唯一 発行本社を持つ新聞社であると いうことが分かった。初めは新 聞を製作しているイメージが強 かったが、実際はさまざまなこ とをしていて、新聞を核とした 総合情報産業であるということ を知った。 設定課題:写真の表現方法を理解する 実 習 内 容 ①朝刊を読む 9/8 ②越中座見学 (火) ③写真撮影指導 ④報道講義(取材方法、記事 の書き方) ※最終日で総括。 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 写真撮影指導では、動きの瞬間 や表情、現場の状況がわかるよ うな撮り方をしなければならな いということを学んだ。 指導者のコメント ※最終日で総括。 報道講義では、記事を書く時に は結論から書くということが大 切であると学んだ。 設定課題:紙面製作の内容を理解する 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 ①朝刊を読む メディア情報局研修では、北日 本新聞ニュースを製作する時に 9/9 ②メディア情報局研修(番組 は、原稿に合わせて映像を流さ 収録) なければいけないので大変だと (水) ③紙面製作実技(レイアウト、 感じた。 見出し) 紙面製作実技では、見出しを考 えるのは簡単ではないというこ とを学んだ。 280 指導者のコメント ※最終日で総括。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:報道の現場を体験する 実 習 内 容 ①朝刊を読む 9/10 ②報道実技(取材活動) (木) ③報道実技(記事執筆、添削 指導) 勤務時間:9:00~16:00 実習生の特記事項 報道実技では、富山大和で行わ れていたグルメフェスタに同行 させていただいた。写真を撮る 時には、「お客さん」「物」「 店の人」が映るようにと教わっ た。記事の原稿を書き、添削し ていただいたが、自分が思って いた以上に難しい作業で、アド バイスをいただいたり注意点な どを教えていただいたりした。 設定課題:富山のイベント・企画を立案する 実 習 内 容 ①朝刊を読む 9/11 ②営業局研修(富山で実現さ せたいイベント・企画につ (金) いて) ③若手社員と懇談 指導者のコメント ※最終日で総括。 勤務時間:9:00~16:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 富山で実現させたいイベントや 企画を立案するという経験をさ せていただいた。案を出すだけ ならば誰でもできることだが、 それを実際に実現させるとなる と、責任が伴うので、なかなか 難しいことであると実感した。 いろいろ吸収しようとする 姿勢が見られた。 ④総括 281 指示を的確に理解して取り 組んでいた。 自分から発言したり、 質問し たりすることが少なく、 もっ と前に出る姿勢を示してほ しい。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:とやま自遊館 経営情報学科1年 15M011 岩黒 桜 コミュニケーションから始まる人との輪 私がインターンジップに参加した理由は、社会人が実際に働く現場で実習することによって会社や企業の雰 囲気を体感し、社会で働く上で必要となる行動方針を知ることです。そして、お客様との接客によって人との コミュニケーションを学び、今後の学習に役立てることです。民間企業への就職を考えているため、何か少し でも役に立つことがあればと思ったからです。さらに、「働く」ということがどういうことなのか、真剣に考 える場が今までなかったので、インターンシップに参加することで、明確な答えは出せなくとも、一度深く掘 り下げて考えてみてみる必要があると思ったからです。 アルバイトとは違って、責任の重さということであれば、大きく差があるように感じませんでした。しかし、 働いている人の方が、仕事に対してより真剣に取り組んでいると思います。その差は心構えの違いによるもの だと思いました。現場で働いている方たちは、仕事を任されている自覚をしっかり持っています。また、少し の油断が大きな事故の原因になると理解しているからだと思いました。よって、アルバイトと就職して働くこ との責任の重さに大差はないが、働くことに対する姿勢が大きく違いました。 また、社会に出て働くということは、積極性やコミュニケーション能力が非常に大切だと改めて感じました。 働くことにコミュニケーション能力は必要不可欠であり、相手の意見を聞いたり、情報を収集するのに、大事 だと思いました。社会に出て何かをしようとするとき、ほぼ自分以外の人間と関わっているはずです。その人 が会社内の人であったり、取引先の人とあったりするわけです。円滑に物事を進めるために、相手との間にず れや誤解があるということは効率が悪く、もしかしたら損害を被る可能性があります。つまらないミスをしな いためにも、受け身にならず自分からコミュニケーションをとることは大事だと思いました。 働くということに対し、具体的なイメージを持つことができませんでしたが、実際に働いて社員の方を見て仕 事をするということが自分の中でつかめてきたように感じました。社員の方を見て、いつかこんな風になれる のかな、と遠く感じることもありましたが、その人柄や人間関係の和やかさに親近感も感じました。自分を成 長させてくれる職場に私も出会いたいです。 そして今後取り組んでいきたいことは、自分には自主性が足りないということを感じました。だから、ディ スカッションの授業には積極的に自分の意見を皆に伝えたいと思います。また、逆に自分の強み、アピールで きる点が未だにわかりません。自分が胸を張って優れていると言えるものを探していくことも今後の課題だと 思いました。それは自信にもつながると思うし、自分を支えてくれると思います。そのために多くの人と関わ り、経験を積みたいと思います。それと同時に自分の意見や目標を明確にして相手に伝えるようにしたいです。 また、自分の意見だけでなく人の意見にも耳を傾け、多様な視点を身に付け、柔軟な考え方ができるようにな りたいです。 282 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:とやま自遊館 岩黒 桜 研 修 日 報 設定課題:受付でのコミュニケーション術 実 習 内 容 8/24 実習生の特記事項 ①館内の案内 ・挨拶は大事である。 ②従業員さんとの挨拶 ・お客様とのコミュニケーショ ンは大切である。 (月) ③受付 設定課題:心と身体を鍛えるヨガ 実 習 内 容 8/25 実習生の特記事項 ・入場券の作り方。 ② 受付 ・ヨガでの心身の鍛え。 ① 館内の掃除 8/26 (水) ② 受付 ③ プールの監視 実習生の特記事項 お客様への対応が丁寧で、 元 気よく挨拶できてとても良 いと思います。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント ・細かい作業でのチェックを忘 ・もう少しお客様の顔みて接 れない。 客出来れば実に良くなると 考える。 ・プールの水の塩素を測る。 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ① プールの監視 ・プールでのレッスンの準備の 仕方。 ② 筋力トレーニング ・筋力トレーニングの機器の使 い方。 だいぶ表情や動作にゆとり が出てきたように思えます ので残りわずかですが、 多く の事を学んでいってくださ い。 8/27 (木) 指導者のコメント ・プール内では常に全体を見て ・フロントコンピューターの おくこと 処理が早くなった。 設定課題:トレーニングの必要性と鍛え方 実 習 内 容 本日は研修初日であったが、 フロント業務において臆す ることなく、 笑顔で元気良く お客様対応が出来ていた。 ・品物の出し入れ。 設定課題:安心安全に泳いでもらうために 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 ① 館内の掃除 (火) ③ ヨガ 勤務時間:9:00~18:00 ③ 機器の使い方 ④ 受付 283 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:コミュニケーション術を接客より学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① 館内の掃除 ・掃除をする時は女性用のロッ カーはこまめに掃除すること。 ② 受付 ・レシートの発行。 5日間お疲れ様でした。 サー ビス業のほんの一部しか触 れられなかったかもしれま せんが今後、 これを活かし頑 張ってください。 8/28 (金) 勤務時間:9:00~18:00 ③ 入場券の作成 284 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:一般財団法人富山勤労総合福祉センター とやま自遊館 経営情報学科1年 15M059 横丁 葵 大変な仕事でもチームプレイと事前準備で対応できる 私は一般財団法人富山勤労総合福祉センター とやま自遊館で5日館研修させていただきました。私が この研修で学んだことは「仕事とはチームで行うもの」ということです。そのことを踏まえて今回の研修 結果を報告させていただきます。 とやま自遊館は、宿泊施設や会議室、宴会場、さらにはスポーツジムなどが合わさった複合施設で、私 は主に宿泊の準備や、お客様の案内などをするフロントで研修させていただきました。 短い研修期間ではありましたが、このフロント業務の研修を通じて仕事をする上で大切なことを複数学 ぶことができました。それは従業員同士での情報の共有です。とやま自遊館では、宿泊施設のため 24 時 間体制で従業員が働いており、その日出勤した従業員に対して先に出勤していた従業員が仕事の進行具合 やお客様の状態(お出掛け中、チェックイン済み、チェックアウト済み)などの情報を共有する「引き継 ぎ」という業務が最初に行われます。 これにより、従業員が入れ替わってお客様に対応をすることになっても、お客様の状況や事前のやり取 りを把握してお客様に気持ちよく過ごしていただくことができます。さらに、引き継ぎによってその日や るべきことを明確にして効率良く仕事に取り組むこともできます。その時に気を付けることとして『相手 に伝える事、伝えられたことは必ずメモに残しておく』ことを徹底することが大切だと教わりました。こ れは口頭のみでは伝わらないことがあり、また伝えられる前と後では意味が変わってしまい、適切な対応 が取れなくなってしまうためです。この「メモを取る」ということは、社会人になったときはもちろん、 学生生活でもとても大切だと感じられました。そのため、今後は常にメモを取るということ学生生活、就 職活動なども含め、実際に徹底していきたいと考えています。 また、この研修では「チームプレイ」がとても重要となる場面がありました。研修中のある1日は数年 に一度の規模の団体様がチェックインされる日でした。そのためチェックインの何時間も前からスムーズ にチェックインが行われるように準備が進められていました。ある人が列を誘導し、ある人がチェックイ ンの処理をし、またある人が部屋に案内し、ということを事前に役割分担しシミュレートしました。私も このときに必要な物の準備を担当し、結果団体様をとてもスムーズに迎え入れることができました。 この体験から仕事での事前の打ち合わせや徹底した準備、適切な役割分担をきちんと行うことは、大変 な仕事をスムーズに進めるために重要なことであると感じました。この研修では特に従業員のみんなでの 「チームプレイ」の大切さを身をもって知ることができ、今後社会人になった際も協力・協働、そしてチ ームプレイを意識しながら職場全体、チームとして働いていきたいと考えています。 285 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:とやま自由館 横丁 葵 研 修 日 報 勤務時間:9:00~18:00 設定課題:基本の業務を覚える 実 習 内 容 8/24 (月) 実習生の特記事項 ① 宿泊業務、接客業務につい 初日は、最も基本的な業務である ての説明 駐車券の処理について教わった。 お客様のご利用状況に合わせて適 ② 駐車券の処理 切な処理をしなければならない。 指導者のコメント コメント無し ③ チェックインの準備 勤務時間:9:00~18:00 設定課題:挨拶は大きな声で 実 習 内 容 実習生の特記事項 ① 駐車場の施錠 8/25 (火) 敷地内の駐車場は高齢の方や、障 害のある方に優先して使用しても ② お客様に館内、外の案内( らうために施錠してあり、必要だ トイレや自販機、コンビニ と判断した場合、従業員が開錠す など) る。 ③ 入ってくるお客様にはし っかりと挨拶 ④ 基本業務 指導者のコメント コメント無し トイレや自販機、コンビニの場所 などはよく聞かれるので把握して おくこと 挨拶は大きな声で 勤務時間:9:00~18:00 設定課題:予約を取る 実 習 内 容 8/26 (水) 実習生の特記事項 ① 宿泊の予約を取り、予約状 宿泊の予約を取った。FAXなど 況をPCで管理 で送られてくるお客様の情報を記 録、管理する。この業務に取り組 ② 朝食券の準備 んで、メモの大切さと確認をしっ かりとするべきだということを改 ③ 基本業務 めて感じた。 286 指導者のコメント コメント無し Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:チェックイン業務にチャレンジ 実 習 内 容 ① チェックイン 8/27 ② キーボックスの生理 (木) ③ 基本業務 実習生の特記事項 ホテルの最重要業務とも言えるチ ェックインを行った、事前の説明 と練習の甲斐もあり乗り越えるこ とができた。 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント コメント無し キーボックスの生理とは現在の宿 泊状況、部屋の状態を知るために 部屋の鍵に対応した印をつける業 務である。 勤務時間:9:00~18:00 設定課題:団体のお客様を迎える 実 習 内 容 ① 団体様チェックイン 8/28 (金) ② 基本業務 実習生の特記事項 最終日、この日は総勢60名の団体 様を迎え入れる準備に追われてい た。この人数の団体は数年に一度 しか来ないとのことで、従業員全 員が役割を分担し準備に当たり、 なんとか無事に終えることができ たこの業務で、仕事とはチームプ レイであること、役割の分担が大 切であることを学ぶことができ た。 287 指導者のコメント コメント無し Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB 中部富山支店 経営情報学科1年 15M005 伊井成美 表の華やかさを支える裏の仕事 私は JTB 中部富山支店のインターンシップに5日間お世話になりました。私がインターンシップ先に JTB 中部富山支店を選んだ理由は、私自身の趣味が旅行ということで、好きなことを仕事として体験でき るなら楽しんでできるのではないかという楽観的な考えがありました。また、旅行会社といえば華やかなイ メージがあり、イメージ的にも経験してみたいという理由から参加しました。しかし、実際に仕事を経験し てみると、私の思い描くイメージとは大きな違いがありました。今回の研修成果として表の華やかさを支え る裏の仕事について主に報告していきたいと思います。 研修での仕事内容は、 全国からの富山県への来県方法を調べる仕事や初めて富山へ来た人へのエクスカー ションコースの作成、パンフレットにハンコを押したり入れ替えたりするパンフレット作業をしました。こ れらはとても旅行会社らしい仕事内容でした。 次に今回の研修で旅行会社の仕事として思い描くイメージとは違った仕事について報告します。 私たちの 実習期間に重なって富山県で日本連合教育会研究大会が行われたのですが、その補助業務を行いました。こ れは富山に来県された方を富山第一ホテルまで誘導するとともにおもてなしのこころを伝えるという業務 でした。誘導業務は富山駅前に行き、新幹線の改札口に案内の紙を持って立ち、声をかけられて聞かれた場 合にお答えするというもので、正直に言うと、とても地味な仕事でした。翌日は同じ大会補助業務のお弁当 業務でした。お弁当業務は各会場の予定時刻に配達されるお弁当を受け取り、個数確認をして大会役員の方 が来られたら受け渡すというものでした。お弁当屋さんが来る予定時刻はあくまでも予定で、配達時間が前 後することはよくあることだと教えていただいたので、私の担当の富山教育文化会館には、予定時刻より1 5分ほど早くスタンバイしました。実際お弁当屋さんは5分ほど遅く来られましたが無事に受け取り、引き 渡しをして仕事は無事終了しました。お弁当業務はそのあと実習4・5日目も行いました。これは北信越大 会のお弁当業務で、私は滑川の体育館でウェイトリフティング競技の会場を担当しました。ここでも同じく お弁当屋さんから商品を受け取り、選手代表の方に受け渡す作業でしたが、回収作業も伴う仕事でした。従 って、配る際には回収時間を伝え、回収が終わってからお弁当屋さんに電話を入れて業務は終了しました。 このお弁当に関する二つの仕事は、最初お弁当業者の仕事というイメージがあったので、旅行会社の仕事だ と知り、大変驚きました。 今回の研修で旅行会社の方が伝えたかったことの意味がとてもよくわかりました。 華やかなイメージがあ る旅行会社ですが、見えている華やかな仕事はほんの一部であり、旅行会社には表以外の仕事も沢山あると いう事を学びました。旅行会社は、私が最初に抱いていた楽観的なイメージではなく、実際はとても大変な 仕事ですが、お客様のために裏方を一生懸命行う素敵な会社だと分かり、とてもよい体験ができて本当に良 かったと思いました。 288 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB 中部富山支店 伊井 成美 研 修 日 報 設定課題: 旅行会社について知る 実 習 内 容 ①ブリーフィング 8/19 ②旅行会社(JTB)とは (水) ③全国からの来県方法調べ 勤務時間:9:15~17:45 実習生の特記事項 時刻表を使って46都道府県から 富山県への来県方法を調べた。 ネットで調べるのではなく旅行 会社では時刻表を使うというこ とを学んだ。 設定課題:おもてなしの心で行う 実 習 内 容 ①全国からの来県方法調べ 8/20 ②日本連合教育会誘導業務 (木) ①日本連合教育会誘導業務 8/21 (金) ②富山の魅力的なエクス化― ションコース作成 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は富山駅前にて日本連合教 育会誘導業務を行った。新幹線 で全国から集まった先生方が第 一ホテルまで到着できるように 努めた。おもてなしの精神を持 ってやることが大事だと分かっ た。 大会の誘導業務大変助かり ました。 有難うございます! 勤務時間:9:15~17:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 弁当を受け取るという単純な作 業だったがとても重要だと気付 いた。コース作成においては沢 山のことを考える必要があり大 変さが分かった。 大会の現場を手伝っていた だき,有難うございました。 設定課題:裏方を体験してみる 8/22 (土) 今日は有難うございまし た! 勤務時間:9:15~17:45 設定課題:裏方を体験してみる 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:15~17:45 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①北信越国民体育大会弁当業 務 2日間の大会であったため1日 目は次の日の個数の確認なども 行った。一見旅行会社の仕事と は見えない仕事内容だった。 「大会」 という旅行会社の仕 事の別の側面を見てもらえ て良かったです。 289 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:店頭業務を知る 8/24 (月) 勤務時間:9:15~17:45 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①店頭業務補助(お客様の情 報入力・スタンプを押す作 業・パンフレットの交換作 業) お客様の接客だけが店頭業務で はないことが分かった。パンフ レットの裏に連絡先のスタンプ を大量に押したり、キャンペー ン企画の当選者の情報を入力し たり沢山の仕事があって大変さ を学んだ。 ②まとめ 290 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)JTB中部富山支店 経営情報学科1年 15M085 小森加奈子 お客様の目線で考え、相手を思いやる 私は、株式会社JTB中部富山支店で6日間就業体験を行いました。この就業体験の参加動機は、普段 外部から想像することしかできない旅行会社を内部の視点からみて、社会で働くことを経験しておきたか ったからです。就業体験のテーマは、JTBグループとはどのような業務を行っているのか、それらを行 う上で重要な点は何かを知ること、この体験を通して自分自身に足りない力は何かを把握することの2つ でした。 JTBグループは、外部からは旅行会社としてのイメージが強く、お客様の要望に合う旅行プランを提 案することが主な仕事であるように思えます。しかし、JTBグループの事業領域は、人々の交流を創造 し、促進する「交流文化事業」であり、主に国内では、旅行事業、マーケティングソリューション事業、 コストソリューション事業など多方面に進出していることが分かりました。就業体験では、主に全国から の来県方法調べや日本連合教育界の誘導業務、大会の弁当業務、富山の魅力的なエクスカーションコース 作成、店頭業務を行いました。 全国からの来県方法調べでは、お客様の目線になって旅行経路、価格、時間などを重視して作成するこ と、富山の魅力的なエクスカーションコース作成では、観光地や施設、食事、滞在時間、移動などにこだ わりを持ち、1つ1つの行動や場所にも意味を持たせることが重要であることを伺いました。たとえば、 お客様をバスでホテルまで送迎する際に、バス車内で映画「フラガール」を上映し、映画が終了と同時に 舞台となったホテルに到着し、映画の世界観をそのままに滞在できるといった単なる移動時間に終わられ ない、お客様の満足度を高める演出をすることも1つの方法だと教わりました。 誘導業務や弁当業務では、JTBの社員として認識されるため、お客様に空き時間にオススメの旅行プ ランや旅行経路、公共交通機関に関する質問を多くされました。それらの質問に丁寧に回答できるか否か は、JTBグループの信頼に繋がります。JTBの新人研修時に時刻表の内容を暗記すると伺っていたの で、それら知識を身につける重要性が理解できました。 店頭業務では、お客様のデータ入力や、パンフレットの判子押し、店頭出し等を行いました。パンフレ ットは、期間中であっても国内旅行よりも海外旅行のものを早期に入れ替えることや、時事問題を考慮し、 お客様の注目度の高いものから上に並べるなど、「陳列」には意味があり、JTBの戦略があることが分 かりました。またお客様のデータ入力では、お客様の個人情報を取り扱い、記入漏れや入力ミスが大きな 問題に繋がるため、特に慎重に業務に取り組みました。 この6日間の就業体験で、業務を行う際はお客様の目線で考え、小さなことでも意味を持たせることが 重要だと学びました。また、自身に足りない積極性や表現力など認知し、自己分析をすることができまし た。今後学生生活では、相手を思いやる気持ちを持ち、必要な知識をつけ、多くの人と交流して、自身の 至らない部分を改善させます。 291 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:JTB中部富山支店 小森 加奈子 研 修 日 報 設定課題:旅行会社(JTBグループ)を理解する。 実 習 内 容 ①ブリーフィング 8/19 ②旅行会社(JTB)とは (水) ③全国からの来県方法調べ 実習生の特記事項 勤務時間:9:15~17:45 指導者のコメント JTBグループの事業領域は人 今日も有難うございました。 々の交流を創造し、促進する「交 流文化事業」である。事業は、日 本や旅行事業だけに留まらない。 全国からの来県方法調べは、時刻 表を使用し、新幹線や飛行機、高 速バスなどのさまざまな方法を 模索した。時刻表に掲載されてい る時刻やその利用する滑走路ま でも、覚えなければならないと伺 い、驚いた。 設定課題:時刻表から経路を作成するポイントを理解する。 実 習 内 容 ① 全国からの来県方法調べ 8/20 (木) ② 日本連合教育会 誘導業務 ③ 富山の魅力的なエクス 勤務時間:9:15~17:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 全国からの来県方法調べ、富山 の魅力的なエクスカーションコ ース作成では、お客様の立場に なって、経路、観光地、価格、 時間などを考えることが重要だ と分かった。 慣れない業務に挑戦しても らい、有難うございました。 大変助かりました。 カーションコース作成 設定課題:弁当業務のポイントを理解する。 実 習 内 容 8/21 (金) ① 日本連合教育会 弁当業務 ② 富山の魅力的なエクスカー ションコース作成 実習生の特記事項 大会など、複数に配布箇所が分 かれている場合は、個数のミス やトラブルが多いことが分かっ た。現場では、随時確認し、速 やかに判断、行動することが求 められた。 292 勤務時間:9:15~18:30 指導者のコメント Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:大会の業務内容を理解する。 実 習 内 容 ① 北信越国民体育大会 8/22 弁当業務、ガラ回収等 (土) 勤務時間:9:30~15:00 実習生の特記事項 お客様に弁当を渡す時は、県名、 「大会」 という旅行会社の仕 種別、個数などを確認。チーム 事の別の側面を見てもらえ によって事情や状況が違うため て、よかったです。 、臨機応変に対応することを学 んだ。 設定課題:前日の反省を生かして、業務に取り組む。 実 習 内 容 ① 北信越国民体育大会 8/23 弁当業務、ガラ回収等 (日) ① 店頭業務補助 8/24 お客様のデータ入力 (月) パンフレット業務 勤務時間:9:15~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 大会は、出場選手、スタッフ及 び観覧者など多くの方が集まる 。空き時間などに、旅行プラン や公共交通機関など、主に旅行 に関する質問を多くされた。そ れらの質問に丁寧に回答できる か否かは、JTBグループの信 頼性に関わる。時刻表の内容、 時事問題などの知識の重要性を 理解した。 昨日に引続き、 有難うござい ました! 設定課題:店頭の業務内容を理解する。 実 習 内 容 指導者のコメント 勤務時間:9:15~17:45 実習生の特記事項 指導者のコメント お客様のデータ入力では、重要 なデータを扱うため、1つ1つ 丁寧に確認を行うことを心掛け た。 本日はありがとうございま した。 色々細かい事が多いで すが楽しい事も多いです。 今 回は経験を通して貴社に興 味を持ってもらえましたら 幸いです。 店頭に並ぶパンフレットは、時 事問題やお客様の注目度、人気、 値段などによって並び方に意味 があることが分かった。 293 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名: (株)JTB富山中部支店 経営情報学科 1年 15M091 嶋田 未来 コミュニケーション力とお客様を気遣う心 私は、JTB富山中部支店で6日間、就業体験をさせていただきました。この研修での私のテーマは、コ ミュニケーション力を伸ばすことと旅行会社の職務内容、 仕事をする上で大切なことを学ぶということでし た。このテーマの下、研修結果を報告したいと思います。 1日目は業務を始める前に社員の皆さんと一緒に朝礼に参加し、 良い緊張感に包まれて社会人になったつ もりになりました。 JTB旅行会社の説明では、 会社が掲げるテーマや経営理念、 様々な事業の説明があり、 旅行会社では幅広い活動していることが分かりました。 全国から富山県に来県する方法の調査では、実際に初めて見る分厚い時刻表を使って調査をしました。普 段は富山県へのアクセス方法を調べることはないため、 遠くの人はどのようなルートなら疲れずに来ること ができるのか、どれくらいの時間だったら余裕を持って来ることができるのか、帰れることができるのかな ど、細かいことも考えてプランを立てました。 日本連合教育会というイベントの業務では、富山駅の前に立って、県外から来られた来賓の方々を目的地 に行けるように笑顔で誘導しました。また、富山第一ホテルではこのイベントの弁当業務のお手伝いもしま した。他には、北信越国民体育大会ラグビー部門の弁当配布もあり、JTBさんは旅行会社なのでこんな仕 事もあるのかと想像もしていなかったので、幅広い会社の仕事を知ることができました。 富山県巡りのエクスカーションコースの作成では、富山の魅力をお客様に感じてもらえるような、富山な らではの場所を何カ所か取り上げてプランを考えました。 エクスカーションコースを作成する上で注意する 点は、自由時間を設定する際には飽きさせないような時間設定にすることや買い物時間を設けること、昼 食・夕食の内容を変えることが大事だということなど、注意するべき点がいくつもありました。そして、た だ有名な場所を集めてプランを立てるのではなく、 旅行会社の今後のビジネスに繋げられるようなコースを 考えることも大事でした。その上でお客様により楽しんでもらえる、満足してもらえるエクスカーションコ ースを考える必要があり、 他県の人が富山県のイメージになかった場所をプランに加えると良いということ も分かりました。 店頭業務の補助では、実際にパソコンを使って、お客様のデータ登録の入力をしました。200 件以上の登 録数があり、1つ1つが細かい情報で抜けないように打ち込むのが大変でしたが、こういう仕事は好きなの で楽しく取り組むことができました。また、冬~春にかけてのパンフレット交換する作業もしました。店頭 に立てることはこの機会にしか体験できない仕事なので、とても貴重な経験でした。 旅行会社の営業や業務を今まで表面で見ていたため、華やかなイメージしかなかったのですが、実際に働 いてみると、普段何気なく旅行に行けるのはその華やかさの他に、裏ではたくさんの人たちが働いているこ とを知りました。また、店頭だけでなく外に出て誘導業務や弁当業務など幅広い仕事内容に驚くこともたく さんありました。この研修では様々な場面で人と触れ合う機会が多々あったので、自身のコミュニケーショ ン力をより高められたのではないかと思います。そしてなにより一番大切なことは、笑顔で接することとお 客様を第一に考えて行動することであると改めて実感し、とても貴重な6日間となりました。今後はこの経 験を就職活動に活かしていきたいと思います。 294 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)JTB富山中部支店 研 嶋田 修 日 報 設定課題:常に笑顔を忘れず、人の話を真剣に聞き、与え られた業務を進んで取り組む。 実 8/19 (水) 習 内 容 実習生の特記事項 ① ブリーフィング ② 旅行会社(JTB)と は? ③ 全国からの来県方法 調べ JTB会社の主な営業や業 務を、今まで表上でしか仕事 を見たことがなかったため 華やかなイメージしかなか ったが、講義や自分で実際に 働いてみて、その華やかさ以 外にも、裏ではたくさんの人 たちが働いていて、普段何気 なく旅行に行けるのは、この 人達のお蔭であると知るこ とができた。 設定課題:全国からの来県方法をできる限り安くて行きや すいルートを作る。誘導業務を笑顔で取り組む。 実 8/20 (木) 習 内 容 ① 全国からの来県方法調 べ ② 日本連合教育会 業務 誘導 ③ エクスカーションコー ス作成 未来 勤務時間:9:15~17:45 指導者のコメント Q.営業は主にどんなこ とをするのか。 A.団体営業は企業に行 ったり、市役所・県庁・ 学校などに行く。 Q.添乗者さんは大変か。 A.とても大変。自身も旅 行を楽しめる分、お客様 のお世話やお客様が満足 していただけるようにし なくてはならないから。 勤務時間:9:15~17:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 全国からの来県方法調べを して、普段全国からのアクセ ス方法は調べることはない ため、富山県から遠い県の人 になったつもりで、細かいこ とも考えてプランを立てた。 これから旅行に行く際の配 慮の幅が広がったので良か った。 誘導業務で規定された集 合時間より15分~20 分程早めに移動するこ と。 295 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:誰もが楽しいと思えるようなエクスカーション コースを作成する。 実 8/21 (金) 習 内 容 ① 日本連合教育会 業務 弁当 ② エクスカーションコー ス作成 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中は富山第一ホテルさ んで日本連合教育会の弁当 業務のお手伝いをした。自ら 進んで動くことができた。午 後は富山県巡りのエクスカ ーションコース作成をした。 富山の魅力をお客様に感じ てもらえるような、富山なら ではの場所を何個か取り上 げてプランを考えた。初めて 作成したので少し難しかっ たけど、楽しく作ることがで きて良かった。 富山県のエクスカーショ ンコースを考える際、た だ有名な場所を集めてプ ランを立てるだけでなく 、今後のビジネスに繋げ られるようなコースを考 えることも大事。その上 でお客様により良く楽し んでもらえる満足しても らえるエクスカーション コースを考える。他県の 人が富山県のイメージに なかった場所をプランに 加えるといい。 設定課題:笑顔で楽しく弁当業務を行う。 実 8/22 習 内 容 ① 北信越国民体育大会 弁当業務 (土) 8/23 (日) 習 内 容 ① 北信越国民体育大会 弁当業務 勤務時間:9:30~13:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 北信越国民体育大会ラグビ ー部の弁当配付のお手伝い をした。JTBさんは旅行会 社なのでこのような仕事を すると想像していなかった ので、いい体験ができて仕事 の幅の広さも知れた。 「大会」という、旅行会 社の別の側面を見てもら えてよかったです。 設定課題:笑顔で楽しく弁当業務を行う。 実 勤務時間:9:15~17:45 勤務時間:9:15~15:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 昨日と引き続き北信越国民 体育大会ラグビー部の弁当 業務をした。笑顔で取り組む ことができた。 昨日に引き続き、ありが とうございました。 296 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:店頭業務に立たせてもらえるので、笑顔を忘れ ず業務を行う。 実 8/24 (月) 習 内 容 ①朝礼 ②店頭業務補助(パンフレ ット扱いなど) 勤務時間:9:15~17:45 実習生の特記事項 指導者のコメント 実際にパソコンを使って、お 客様のデータ登録の入力を した。200何件ほどの登録数 があり、1つ1つが細かくて 情報が抜けないように打ち 込むのが難しかったが、こう いう仕事が好きなので楽し く取り組むことができた。季 節に合ったパンフレットを 交換する作業もした。店頭に 立てることはこの機会にし かできないことで、とても貴 重な経験でした。 本日は1日ありがとうご ざいました。業務は細か い事も多いですが、楽し い事も多いです。今回の 経験を通して会社に興味 をもってもらえたら幸い です。 297 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:中田図書販売株式会社 経営情報学科1年 15M057 村 田 深 織 働く上で共通する大切なこと 私は10日間、中田図書販売株式会社でインターンシップをさせていただきました。私が中田 図書販売株式会社を選んだ理由は、図書に関わる仕事に興味があったからです。このインターン シップでの私のテーマは、学生のうちに社会経験を積み、自分の成長に繋げることでした。その テーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。 1週間目の店売部では、主に店内の掃除、入荷日のハンコ押し、常備本のスリップ寄せ、入れ 替えを中心に行いました。初日にまず教えらえたのは、言葉遣いやお辞儀の仕方など、接客に関 することでした。中田図書販売株式会社では、毎日、朝と昼の2回、従業員で8つの接客用語を いうという習慣があり、お客様に対する言葉遣いや態度などを大切にしていることが分かりまし た。また、2日目に行ったレジの補助では、お客様が購入された商品を袋に詰め、渡すという作 業をしました。私が客の立場の時は全く気が付かなかったのですが、お客様に商品を渡す時の商 品の向きや、商品を袋に入れる向き、会計後の商品の渡し方まで考えられていて驚きました。次 に、3日目には文房具の値札を貼り、商品を出すという作業をしました。値札を貼るところは、 商品に印刷されている文字とかぶらない分かりやすいところで、新しい商品を出すときには、新 しい商品は古い商品の後ろに出すというきまりがありました。4日目に行った常備本の品出しで は、出せる本を全て出すのではなく、お客様の手が入るくらいの隙間を作り、取り出しやすいよ うにすることが大切だと学びました。仕事内容は様々ですが、これらの仕事全てに共通するのは、 お客様のことを第一に考えるということだと思います。お客様が気が付かないようなところま で、おもてなしの心をもって接客をすることは、大切なことであることを学び、とてもやりがい を感じました。 2週間目の外商部では、小学校や中学校、高校、大学、公共施設へ本を届けたり、本の注文を 聞いたりすることを中心に行いました。私は、インターンシップに行く前までは、外商部の仕事 は商品の注文を取り付けたり、売り込みをしたりするものだと思っていました。しかし実際は、 注文された商品を配達し、相手先からの注文を聞くという仕事がほとんどでした。また、中田図 書と文苑堂の競争についても聞かせていただくことができました。中田図書は富山市に強いのに 対し、文苑堂は高岡市に強いそうです。ただ決められた学校や企業で営業をするだけでなく、ラ イバル店の動向を気にしながら仕事をするのはとても大変なことだとお話を聞いて思いました。 10日間のインターンシップを通して、同じ中田図書販売株式会社でも、店売部と外商部では 仕事の内容が全く違うことが分かりました。店売部では不特定多数のお客様を接客するのに対 し、外商部では学校の先生や、医者など、決まったお客様と関わることが多かったです。しかし、 店売部も外商部もお客様に対する言葉遣いや態度を大切にしているところは同じだと感じまし た。私は、まだはっきりとした進路を決めていないのですが、言葉遣いや態度など、社会的なマ ナーはどこの企業に就職しても必ず必要なものだと思うので、学生のうちにこれらのことを学 び、就職活動や就職先で生かしていきたいと思いました。 298 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:中田図書販売株式会社 研 村田 深織 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①店内の掃除 8/17 ②在庫調査 (月) ③書評の作成 ④常備本の入れ替え 実習生の特記事項 指導者のコメント 書評の作成は書棚に本と一 緒に新聞記事を貼るという ものだったが、新聞記事の形 や書棚の高さによって配置 を考えなければならなかっ たので難しかった。お客様に 商品を渡す際の商品の向き や、袋に入れる向き、会計後 の商品の渡し方まで考えら れていて驚いた。 初日ということで大変緊 張されていたようですが 、午後からは指示された ことを手早く確実に行う ことが出来ていました。 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① 店内の掃除 8/18 ② 入荷日のハンコ押し (火) ③ レジの補助 実習生の特記事項 指導者のコメント 常備本の分類作業は、本の種 類ごとに分類するが、明確な 指定もルールもないのでと ても大変な作業だった。 レジに立った時に、お客 様への声掛けを特に意識 してみてください。昨日 に引き続き常備の品出し を積極的にやってくれて 助かりました。 ④ 文庫本の入れ替え ⑤ 常備本のスリップ寄せ ・分類 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① 店内の掃除 8/19 (水) ② 常備本のスリップ寄 せ・ハンコ押し・分類 ③ 文具の値段貼り・品出 し 実習生の特記事項 指導者のコメント 文具の品出しは新しいもの を後ろに入れ、古いものから 順に売れるように配置する ということを学んだ。文具の 値段貼りは、書店側には必要 のない作業だけど、お客様が 値段を確認するために行う ものだった。値段のシールを 貼る場所は決まっていて、お 客様を第一に考えることは 大切なことだと思った。 文具の品出し、値段は細 かくて大変だったと思い ます。大分慣れてきて、 楽しそうに働いていて良 いと思いました。 299 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ① 専門書館の掃除 8/20 (木) ② 常備本のスリップ寄せ ・ハンコ押し・分類 ③ 入庫作業 ④ 地図・旅行誌を出す。 ⑤ 常備本の入れ替え 実習生の特記事項 指導者のコメント 雑誌を出すときには、まず乱 れた書棚を整頓し、それから 商品を補充する。書棚にはお 客様が取りやすいように隙 間を作ることが大切である。 常備本の入れ替えは、書棚に ある本と入ってきた本を入 れ替えるという作業だが、沢 山ある本の中から1つの本 を探すという作業はとても 大変で、著者名順に並んでい ても見つけられない事もし ばしばあった。 作業のスピードもついて きて、安心して仕事を任 せられるようになりまし た。指示通りに仕事を進 められる責任感も感じら れます。 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①店内の掃除 実習生の特記事項 特になし 8/21 ②常備本のスリップ寄せ ・入荷日のハンコ押し・分 (金) 類 指導者のコメント 指示された作業を終わら せようとする責任感があ り、最終日には、十分戦 力になったと感じます。 ③岩波文庫の在庫整理 ③ 常備本のスリップ寄せ ・入れ替え 設定課題: 実 8/24 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①外商(中学校、高校) (月) ②教材をまとめて輪ゴム で留める 実習生の特記事項 指導者のコメント 外商先では本を売り込むこ とはあまりなく、注文を待つ ことが多い。 営業先では背筋を伸ばし 、はっきりと話しましょ う。 300 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①箱詰め 8/25 実習生の特記事項 指導者のコメント 特になし ②本体価格の合計の確認 (火) ③外商(病院、大学) ④富山大学杉谷キャンパ スの店売 設定課題: 実 8/26 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①外商(小学校、高校) (水) 実習生の特記事項 指導者のコメント ライバル(文苑堂)の動きを よく見て、営業先を考えてい ることが分かった。 先生方にしっかりと挨拶 ができていました。あと 2日、この調子で、頑張 ってください。 設定課題: 実 習 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①外商(小学校) 実習生の特記事項 特になし 8/27 ②定期予約品登録票に商 品名、得意先名を記入する (木) 。 設定課題: 実 8/28 (金) 習 指導者のコメント 今日は小学校のワークの 納入が多く手伝ってもら いました。大変助かりま した。雑誌定期予約も丁 寧でこれもまた助かりま した。 勤務時間:9:00~17:00 内 容 ①外商(中学校、高校、専 門学校) 実習生の特記事項 特になし ②冊子をクラスの人数分 ずつ袋に分ける。 301 指導者のコメント 2週間お疲れ様でした。 仕分け作業等もミスなく していただき助かりまし た。ただ質問等があれば 積極的にしてもらえると うれしかったです。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 あんしんグループ 経営情報学科 1 年 15M001 青木彩也香 多くのことを学んだ研修 私は、株式会社あんしんグループで5日間、就業体験をさせていただきました。私がインター ンシップに参加した目的は、会社の雰囲気を知り、自分にはどのような力が足りないかについて 学び、社会における常識などを学ぶことでした。 研修内容は、お客様へのお茶の出し方や電話の取次ぎなどの練習などや、職場のマナー、保険 についての基礎知識の学習や、あんしんかわら版発送関連作業などをしました。 会社の経営理念とは、会社の最終目標であり、目指すところは明確でありながら、終わりなく 求めつつづけるものだという言葉が印象に残りました。あんしんグループでは「何事も真っ先に 相談される人」を作ることが目標だそうです。これを実現させることは日々成長が求められるた め、難しいとは思ったけれど素敵だと感じました。 保険は私たちにとってなくてはならないものだと思いました。保険は、誰かが突発的に遭遇し てしまった事件や事故や災害に対しての経済的損失を補償してくれるものです。万一のときに補 償してくれる安心を手に入れるため、保険に入ろうと思いました。また保険の基礎知識を学ぶこ とで、保険には種類があり、どんな保険が何を補償してくれているのかを知ることで、自分に合 った保険を考えることができました。 「あんしんかわら版」の発送関連作業で、印刷物を 3 枚袋に入れ、封をして、宛先のシールを はる作業を一緒に研修する人4人で行いました。私は、その作業をすることで、分担することの 大切さを学びました。紙をまとめる人、袋に入れる人、封をする人に分けてするととても速くで きました。また、作業をする中で、どうしたら速く作業を終えることができるか考えることの大 切さを学びました。 インターンシップで、敬語の使い方や、私が身につけていない常識について学ぶことができま した。会社に来るとき、去る時はちゃんとあいさつをすること、パソコンを返すときはお礼をい うこと、人の話を聞くときに、背もたれにせをつけないことなどです。なかなか正しい行動がで きなかったけれど、注意していただくなかで、少しずつ成長できたと思います。 「目配り、気配り、心配りを大切に」という言葉が印象に残りました。客が食事中に薬をテー ブルに出したことに気付く目配り、水が必要だと感じる気配り、冷たい水だと薬が溶けにくいか ら人肌のお湯を持っていくのが心配り。私は、常にこのことを実践するために努力していきたい と思います。 今回のインターンシップで学んだことを、今後の学生生活や、就職活動で生かしていきたいと 思います。 302 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社 あんしんグループ 研 青木 彩也香 修 日 報 設定課題:会社の雰囲気を知る 実 習 内 容 勤務時間:8:45~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント もっと元気に声を出して 8/17 ① 経営理念 お茶の出し方、電話の取次 (月) ② 接客について ぎ、名刺交換の体験をした。 いこう。 ③ 職場の基本マナー ④ 保険の基礎知識 設定課題:保険について知る 実 習 内 容 勤務時間:8:45~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/18 ① 保険の基礎知識 生命保険の組み合わせ方 実務で使う難しいものを (火) ② 保険設計の課題練習 や、地震保険の特殊さを知 理解しようとする姿勢は った。 いい 設定課題:コミュニケーションを大切にしよう 実 習 内 容 勤務時間:8:45~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/19 ①TNet の更新 単純作業は分担しながら工 パソコンを使っての大切 (水) ②あんしんかわら版発送関 夫すべき。速くするために なお客様の上方修正作業 考えるべき を丁寧にしてくれた。 連作業 設定課題:思いやりを持とう 実 習 内 容 勤務時間:8:45~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/20 ① 全体朝礼 郵便のシールを貼りまし 依頼されたこと、指示され (木) ② あんしんかわら版発送 た。また、ハンドブックの たことを正確に忠実にや 転記をした。 り遂げようとしていた。 関連作業 ③ ハンドブックの転記 設定課題:目配り、気配り、心配り 実 習 内 容 勤務時間:8:45~17:15 実習生の特記事項 指導者のコメント 8/21 ① 保険の課題練習 自分に合った保険を作るこ 誰でも最初は時間がかか (金) ② 自分自身の保険設定 とは難しいと思った。 るので、まずは正確な仕事 ③ プレゼンテーション をして、それができたら、 スピードアップ。段階的に 自分を高めてください。 303 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社あんしんグループ 経営情報学科1年 15M069 石動 成章 保険と接客 私は、インターンシップで「株式会社あんしんグループ」という保険代理店で5日間研修をしまし た。 この研修では、まず(1)接客についてのマナー講座や、(2)来客時の対応、(3)電話の応対 についての基礎を学びました。マナー講座は、「キャリアデザイン講座」の授業で学んだ事と同じ内 容が多く、マナーは場所や状況が変化しても変わらず、とても大切な事だと思いました。 あんしんグループでは、来客時には、事務所にいる従業員全員が立った状態でお客様に挨拶をして いました。そして応接室にご案内し、その後お茶出しをしました。実際に私も来客の方に対応する機 会があり、お客様に飲み物を選んでもらい、その後用意してお客様のところまで運びました。お客様 に失礼のないように言葉づかいに気を付けて実践しました。また、お客様が帰りやすいように靴の向 き、靴べらの置いてある場所を確認していて、ここでもお客様のためにできることを考えられていた と思います。接客には、「目配り」「気配り」「心配り」の 3 点が重要で 1 点でも欠けてしまうとよ い接客はできないと教わりました。 次に、保険の種類、あんしんグループが販売している商品について講義形式で学びました。保険は、 人が病気や怪我の時の保障の「生命保険」と、物を壊した時、人の物に損害を与えてしまった時の補 償の「損害保険」の2つに大きく分けられます。その中から様々なタイプのプランを選択ができ、必 要な保障を選択して、もしもの時に備えるためのものです。あんしんグループは東京海上日動グルー プの生命保険と損害保険を1つにまとめた「超保険」を主に販売していて、超保険は従来の保険と比 べて、自分に見合った保障を選びやすくなっており保障の重複や、漏れをなくす工夫がされている商 品です。1つにまとめることにより保障の重複による無駄が省けるため割安で保険を設計することが できるようになっていました。保険は、多くの条件と保障があり,仕事をする上でそのような知識を しっかりと身につけておかないとお客様にきちんと説明できないと感じました。そのため,何事も勉 強だと感じると同時に,将来保険に入る前に保険のことを詳しく学ぶ機会があったことは自分にとっ てとても良い経験になりました。 インターンシップでは、キャリア講座で学んでいる内容が疑問に思い、企業で確かめたいと思った ことと、アルバイトと社会人の仕事の違いを学びたいと思いインターンシップに参加しました。現在 キャリア講座で学んでいる内容は社会に出ても必要不可欠であると考えられ、アルバイトと社会人の 違いについても、自分の中で明確に区別することができたと思いました。インターンシップで学んだ 事を生かし今後につなげていきたいと思います。 304 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:あんしんグループ 石動 成章 研 設定課題:営業の心構え 実 習 内 容 ① 経営理念 8/17 (月) ② 接客の基本・お茶出し ③ 保険の基礎学習 修 日 報 実習生の特記事項 名刺は頂いてもすぐに閉ま ってはいけない。 机の上などに名前が見える ようにしておく。 ④ 基本マナー確認・テス ト 勤務時間:8:45~17:15 指導者のコメント 基本マナーテストでは引 っかけ問題で間違えてい ることが多かったので、 なぜ、間違ったのかを理 解し正解を身に付けるこ との方が大切です。忘れ ないでください。 設定課題:保険の違いについて学ぶ 実 習 内 容 実習生の特記事項 就職試験の面接のときは経 ① TNET情報更新 8/18 営理念を暗記していると有 (火) ② 火災・地震保険学習 利。 保健の種類はたくさんあっ ③ 生命保険学習 て会社ごとに商品名はちが っている。 ④ 保険料計算 勤務時間:8:45~17:15 指導者のコメント 座学中心の日程でした。 難しい内容でしたが、一 生懸命聞いていただきあ りがとうございます。お 客様への「お茶出し」で は率先して行って頂き感 動しました。 設定課題:あんしんかわら版を完成させる 実 習 内 容 実習生の特記事項 2500セットのかわら版を一 ① 電話取り次ぎ 8/19 つ一つ丁寧にファイルに閉 ② TNET情報更新 (水) じ宛先を貼る。 電話の取次ぎはお客様に迷 ③ あんしんかわら版発送 惑が掛からないように丁寧 作業 な言葉づかいで対応する。 勤務時間:8:45~17:15 指導者のコメント お茶出し、電話対応を自 分から率先して行動して いる姿勢が良い。 情報誌の発送作業では周 りを配慮している点が垣 間見られ良かった。 設定課題:ハンドブック整理を終わらせる 実 習 内 容 実習生の特記事項 全体朝礼では、改めて全員で ① 全体朝礼 8/20 営業目標を確認していて、一 (木) ② かわら版発送作業 人一人が目標達成できるよ うに考えて行動していた。 ③ ハンドブック整理・転 面接などで、椅子に座るとき 機 は背もたれに寄りかからな いようにする。 ④ かわら版発送作業 勤務時間:8:45~17:15 指導者のコメント 他の学生へのアドバイス を聞いて自分もそのアド バイスを参考にしている 点が良かった。 305 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:昨日までに身に付けた保険の知識を利用して 自分の超保険を作成する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/21 ① 電話取り次ぎ 保険はその時の自身の状態 (金) で変えていくことが大切。 ② 超保険設計練習 火災保険では、構造の素材が 変わると値段も大きく変わ ③ 自身の超保険設計 ってくる。 306 勤務時間:8:45~17:15 指導者のコメント 保険の仕組みを理解して いるようでした。 来客時には、積極的に対 応していた姿勢はこれか らも大切にしていく。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨペット本店 S/C 経営情報学科1年 15M070 岩 城 千 佳 富山トヨペット本店 S/C の一員として 私は、富山トヨペット本店のサービスセンターで5日間という短い期間ではありましたが、職業体 験をさせていただきました。この職業体験での私のテーマは1日の仕事の流れを研修期間でマスター するということでした。私の研修先である富山トヨペット本店サービスセンターでは毎日、多くのお 客様が来店され、車の修理や相談に来られていました。私が任せていただいた仕事内容は主に事務作 業で、お客様の要件に合わせてカルテを作成したりしました。車のカルテとは予約や受付のことで、 カルテをもとに作業を行うのでカルテの内容が間違ってくるとお客様だけではなく仕事をする作業の 皆様に迷惑がかかってしまう重要な仕事で、ミスは許されません。そういった仕事も任せられました。 慎重に作業をすることも大事ですが、その間にも次から次へと新しいカルテを作成していかなければ ならないので時間をかけず丁寧かつスムーズに作業を行うという難しさを経験しました。受付をして からエンジニアさんへの仕事の流れは、まず受付で入庫内容をお客様から聞き、貴重品、ご用命がな いかを確認し、次にお客様に作業にかかる時間を伝えエンジニアさんに整備のお願いをし、点検の場 合はメンテナンスノートに記入します。作業内容によって記入する内容や作成するカルテも異なるの で、覚えることがたくさんあり大変でした。休日にはイベントを行っており、私が体験させていただ いたのは女性サポートデーという女性限定特典を活用したイベントでした。女性のお客様を増やす狙 いがあり、毎月行っているそうです。内容は、女性のお客様にミニバラのお花のプレゼントとお菓子 を配るというもので、その特典を楽しみに来られるお客様もいました。お客様の中に、先月このイベ ントを楽しみに来られた方が、その時にはお花がなくなってしまっていたことをとても残念にされて いるお客様がいました。そのお客様の為に今回のイベントでは、お花を二つプレゼントしました。先 月、お渡しできなかったのでということでプレゼントすると、とても喜ばれました。このようにお客 様への気配りなど、些細なことに気がつけることはお客様との信頼関係を築くのにとても大事なこと だと感じました。女性サポートデーの準備やお手伝い、POP 作成もさせていただきイベントを成功さ せられたことは、同じ富山トヨペットの一員となって喜びを感じました。富山トヨペットは地域との つながりも大事にしていて、朝8時からクリーン作戦という地域の掃除活動を実施する日もあるそう です。富山トヨペット S/C の仕事内容は、主に受付や電話対応、事故した車の処理受付、自賠責保険 を発行したり雑用などもします。日報を書く、書類を並べる、請求書の作成やイベントの用意、部品 の仕分など一日の間にすることは山ほどありました。インターンシップを通して、仕事の内容や流れ を覚え、常に接客だけではなく多くの事務処理をこなし、片づけながら他の仕事にも取り組まなけれ ばならない大変さ、お客様への言葉遣いや態度も気をつけなければならいので、これから自分に必要 なスキルを磨いていくうえでとてもよい経験となりました。 307 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨペット株式会社 研 岩城 千佳 修 日 報 設定課題:一日の仕事の流れを覚える 実 習 内 容 ① 社内案内・説明 8/19 ② カルテ作成 (水) ③ カルテ仕訳 ④ 記録簿記入 ⑤ サービス入庫日報記入 ⑥ イベント準備 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント カルテの作成・記入を間違え ないように正確に記入をし た。カルテの内容によって作 成すること記入することが 異なるので気をつける。カル テはファイル別に色分けさ れていて作業内容が異なっ ており赤→車検、青→保障、 白→一般・無点、黄→点検と 分けられている。 今日は初日という事で1 日の流れを覚えてもらい ました。覚える事が多か ったのですが一生懸命頑 張ってくれたので、たく さんの事がスムーズに進 みました。 ⑦ 適合標証のハンコ押し ⑧ サービス売上明細リス ト作成 ⑨ 振込のご案内確認 設定課題:部品仕分・請求書の作成をマスターする 実 習 内 容 ① 振込確認 8/20 ② 請求書作成 (木) ③ 部品仕分 ④ 入庫台帳の記入 ⑤ ETCセットアップカー ドの登録 ⑥ サービス売上明細リス ト作成 ⑦ 請求書作成(PC打込み ) 勤務時間: 9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 部品の仕分は同じ在庫の位 置に品番を見て正確に仕分 をしなければいけない。多く の部品があるので場所を把 握しておくことが大事でし た。部品を仕分しながら車に 必要な部品を色々知ること ができた。 昨日と同じ仕事もしまし た。1回教えた事をしっか り把握していたので、き ちんと学んでいるなと感 じました。ミスが許され ない仕事も一緒に取り組 みました。 請求書の作成で実際に売掛 金が発生したお客様に振込 金受取書を書いて封筒につ めて郵送する準備をした。 308 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベントのPOP作成を考える 実 習 内 容 ① 請求書作成・郵送 8/21 ② 部品仕分 (金) ③ 入庫処理 ④ POP作成 ⑤ サービス売上明細リス ト作成 ⑥ 部品仕分・入庫処理 ⑦ 振込案内確認 実習生の特記事項 指導者のコメント 土、日に行われる「女性サポ ートデー」のPOP作成をした。 月に1回行われるイベント でその季節に合わせたPOPを 作成する。私が作成したPOP には秋の季節に合わせて紅 葉や栗といったイラストを 加えました。部品仕分は一日 にだいたい二回にわけて行 い午前と午後で部品仕分を する。部品仕分をしたら必ず 入庫処理をして確認する。 1人で任せられる仕事が 増えてきました。土日の イベントの女性サポート デー用にPOPを作成して もらいました。 設定課題:カルテの作成をマスターする 実 習 内 容 ① 部品仕分 8/22 ② 簡単な接客 (土) ③ サービス売上明細リ スト作成 ④ 請求書作成・処理 ⑤ サービス入庫日報記 入 ⑥ 車検カルテ・作成 ⑦ 部品仕分・入庫処理 ⑧ 車検の受付 勤務時間: 9:00~17:30 勤務時間: 9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 簡単な接客ではイベントの 「女性サポートデー」で渡す ミニバラとお菓子をプレゼ ントする。女性のお客様が来 店されたらお客様の場所ま で行き、お渡しする。花は色 を選んでいただく。お客様に 接する時は言葉遣いや態度 に気をつける。 女性のお客様にお菓子と お花を渡すという接客を してもらいました。実際 にお客様と接する事で、 話し方を学んでもらいま した。カルテをほぼ1人で 作成できるようになりま した。車検カルテを作成 する際は手入力をする項 目があるのですが、もう 任せられます。 カルテの作成をスムーズに 行う為に繰り返しカルテの 作成を行った。車検のカルテ では車によって記入するこ とが異なるので車の情報(総 重量)を確認したりする。貨 物車が茶色、乗用車が黒、タ クシーが青と記録簿は色別 に分かれていて、理由は点検 や車検の年数や時期が変わ ってくるため分かるように 分けている。 309 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:一連の流れを1人でこなす 実 習 内 容 ① 部品仕分・入庫処理 8/23 (日) ② サービス売上明細リス ト作成 ③ サービス入庫日報記入 ④ 装飾品の作成 ⑤ ラミネート ⑥ 残債照会の確認 ⑦ メンテの入力 実習生の特記事項 残債照会の確認は名義変更 や末梢登録の際に未払いの 売掛がないかを調べる。 店舗装飾をした。店舗内にあ るドリンクの補助や掃除を した。店舗装飾では商品の告 知を必ず提示するので、その POP作成をしたり分かりやす くするために商品説明を詳 しく記載する。ラミネートの 使い方を知った。 310 勤務時間: 9:00~17:30 指導者のコメント 商品に対してどのように POPを作るか(内容、サイ ズ)を考えながら作成し ました。インターン5日目 ということで、今までし た事務作業を一通りして もらいました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨペット株式会社 経営情報学科1年 15M029 志鷹 涼子 小さな積み重ねが大きな結果に 私は、富山トヨペット株式会社で5日間、就業体験をさせていただき多くのことを学びまし た。 私が受け持った仕事内容は主に、帳票の仕分け、部品の確認、カルテの移し替え、接客でし た。帳票の仕分けでは、売上伝票・カルテ・整備指示票を分類ごとにまとめました。部品の確 認は、一日4回業者から届く車の部品を伝票と照らし合わせ、指定の場所に収めることです。 カルテの移し替えは、当日分のカルテがなくなると翌日分のカルテを繰り上げて指定の場所に 並べることです。接客は、お店の受付でお客様に直接ご用件をお伺いすることです。また、そ れぞれの部門の社員の方とコミュニケーションをとりながら仕事を進めることが基本でした。 上記の仕事の中で最も印象に残っているのは、接客です。ご用件をお伺いすること以外にも お客様と接することが多く、女性サポートキャンペーンというイベントで女性のお客様にバラ の花とロールケーキをお渡ししました。さらに、ご来店された全てのお客様にお水を一本プレ ゼントしました。このようなプレゼントをお渡しするタイミングについて、お客様が営業の人 とお話をしている場合は商談中なので、お客様同士でお話になっている時に持っていくと良い と指導者の方からアドバイスをいただきました。お客様はとても喜んでくださり、イベントや 特典を付けることの意味は、お客様の興味を引くことが出来、 「また来たい」と思っていただけ るきっかけであると考えました。 また、お店に置いてある植物への水やりでは葉に霧吹きで水をかけました。これにも意味が あって、虫が寄りつかなかったり葉がきれいに見えたりすると教えていただきました。さらに、 ドッグサークルというイベントの POD 制作を見学させていただいた際に、文字の色や大きさ、 背景の模様など細かいところまで調整をしていることに気づきました。このことから、お店の 景観を美しく見せることやイベント等の内容がお客様の目につくように工夫することもお客様 に満足していただくために必要であると感じました。 私が今回のインターンシップで体験した仕事のなかには直接は形にならないものもありまし た。しかし、お客様の立場になって気遣うことで満足していただくことが出来、お店にとって もお客様からの支持が得られるということが分かりました。商談を進め契約を結ぶような大き な仕事もあれば店舗内の清掃のような些細な仕事もあります。表立ったものでなくても一つ一 つの仕事が会社を動かしています。小さな工夫や積み重ねが大きな実績や結果に繋がるという ことを学びました。 最後に、インターンシップの活動を通して学んだ知識や経験を今後の就職活動や社会生活に 活かそうと思います。 311 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山トヨペット株式会社 志鷹 涼子 研 修 日 報 設定課題:業務内容、一日の流れを覚える 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ①帳票の仕分け 受付で事務的な仕事をしても 初日では、仕事の一日の流 8/19 ②部品の確認 、お客様が来られたらご来店 れや雰囲気を感じてもら (水) ③車検証の申請 プレゼントを渡したり飲み物 えたら良いと思っていま ④ゴミ集め をお出ししたり、一つのこと したが、ご来店プレゼント ⑤カルテの移し替え に集中するのではなく複数の を積極的に渡してもらっ ⑥接客 ことを考えないといけないと たりと、まじめに取り組ん いうことを学びました。 で頂き嬉しいです。明日か らも頑張ってほしいです。 設定課題:業務内容、一日の流れを覚える 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ①帳票の仕分け お店に置いてある植物に水を 今日は、昨日見ていてもら 8/20 ②部品の確認 上げていた際に、葉っぱに霧 ったことに実践してもら (木) ③請求書の作成 吹きで水をかけました。虫が いました。新しく本社に送 ④定期便の作成 来なかったり葉っぱがきれい る定期便の作成にもチャ ⑤ゴミ集め に見えたりすると教えていた レンジしてもらいました。 ⑥接客 だいて、小さなことでもお店 とてもよく動いてくれる の景観を美しく見せる工夫は ので嬉しいです。 大切だと学びました。 設定課題:業務内容、一日の流れを覚える 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ①帳票の仕分け 土日のイベントのプレゼント 今日は、私も忙しくあまり 8/21 ②部品の確認 の買い出しに行った際に、サ ついてあげられなかった (金) ③買い出し ービスは受付や事務的な業務 のですが、今までやってき ④土日のイベント準備 だけだと思っていましたが、 たことを一人で行ってく ⑤サービス日報の記入 必要であればイベントや会社 れました。また、指示を伝 ⑥接客 で使う必要なものを買いに行 えなくても洗い物やお水 くことも大切であると学びま をお客様にお渡ししてく した。 れて嬉しかったです。 312 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:業務内容、一日の流れを覚える 実 8/22 (土) 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ①帳票の仕分け 今日のイベントの女性サポー 一日の流れもだいぶ覚え ②部品の確認 トキャンペーンでバラとケー てもらって、部品の仕分け ③棚の掃除 キを配りました。さらに、ご や来店プレゼントをお客 ④定期便の整理 来店プレゼントのお水も渡す 様にお渡しする仕事も慣 ⑤カルテの移し替え とお客様はとても喜んでくだ れてきたように思います。 ⑥接客 さりました。イベントや特典 をつけることでお客様の興味 を引くことが出来て「また来 たい」と思ってもらえるきっ かけでもあると学びました。 設定課題:業務内容、一日の流れを覚える 実 習 内 容 勤務時間:9:00~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント ①帳票の仕分け ドッグサークルのイベントの 最終日は今までの流れを 8/23 ②部品の確認 PODを 作 っ て い る の を 見 学 さ 覚えて、だいぶ自分の力で (日) ③カタログ並べ せていただいた際に、文字の 動けるようになっていま ④花の水やり 色や大きさ、背景の模様など した。言葉遣いも丁寧で良 ⑤カルテの移し替え 細かいところまで調整してい いと思います。メモもしっ ⑥接客 たので、お客様の目につくよ かり取っていました!こ うに、そして見えやすいよう れからもがんばってほし にと工夫がされてあるのだと いです! 学びました。 313 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社アイペック 経営情報学科 1年 15M125 米田友哉 見えないものをみるということ 私は、株式会社アイペックで5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私 のテーマは非破壊検査というのはどういう事なのかを知るということでした。そのテーマをもと に、今回の研修結果を報告したいと思います。 1日目は業界セミナーとインフラストラクチャの歴史と外壁調査の目的や調査方法、外壁調査 する際の機器の特徴や種類、使い方などを学びました。株式会社アイペックのテーマである「見 えないものをみる」ということがどういう事なのかを知ることができました。 2日目は調査方法の一つである赤外線法について学びました。赤外線法の仕組みや撮影するた めの条件、撮影するときに起きるノイズの現れ方や対処法を学びました。そのあと実際に赤外線 サーモグラフィを使って身近にあるものを撮影しました。サンプルデータを使って外壁に異常が あるか、ないかを解析しました。普段使う事のない機械を使ったので緊張しましたが貴重な体験 をさせてもらったのでよかったです。 3日目は実際の現場に行って調査しました。赤外線法や打診法、目視法を使って外壁を調査し ました。実際に現場に行って場の雰囲気に圧倒されましたが指導員の方が優しく接してくれたの で安心して作業に取り組むことができました。 4日目は3日目で撮影したデータを使って差画像の作成、損傷図の作成をしました。 差画像を作るのが大変でしたが、同じインターン生と協力しながら作業したのであまり不安要素 がなくできました。 5日目はインターンのまとめをしました。成果報告書というのを作り5日間で得たことや学ん だことをまとめ、発表をしました。 実際に仕事を体験して、非破壊検査の概念を知り非破壊検査技術の内の打診法と赤外線法と目 視法の特徴を学びました。5日間の短い期間で、仕事の流れを一通り体験させてもらい、仕事の 大変さを体感しました。仕事には責任を持って取り組むことが社会人にとって一番必要なことで すが、一つのミスが会社におおきな損害を与えることに繋がることを学びました。私たちが安全 に暮らせるように橋や外壁を調査し、安全な状態に保つために努力している人たちの仕事を体験 することができてよかったです。 314 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社アイペック 米田友哉 研 修 日 報 勤務時間:9:00~17:00 設定課題:仕事を覚える 9/14 (月) 実習内容 実習生の特記事項 指導者のコメント ① オリエンテーション 今 日 は説 明 を 聞 いて い るだ 大変まじめな姿勢でのぞま ② アイペックの紹介 けだった。インフラの歴史な れました。 ③ 外壁調査について ど を 知る こ と が でき て よか あと4日間がんばろう。 った。 ①赤外線法について 外 壁 調査 す る 際 の 機 器 の操 外壁調査は数多くのプロセ ②機器の操作方法 作方法や特徴を学んだ スを経て調査の結果報告書 9/15 を作成しますが、どんな業 (火) 務でも、手の抜けるもの、 また、絶対に手を抜いては いけないものがあり、その ような事柄を早く見つける ことが大切です。 ①現場実習 赤外線法と打診法の 2 種類を 差画像の作成に苦労してい ②解析 使 っ て実 際 の 現 場を 調 査し たようだが「もっと使いや た。 すいソフトがあればいいの 9/16 (水) に」と思うことがよりよい ソフトの開発につながる。 ①解析 解 析 した 結 果 を もと に して 現場での的確な作業も然る ②損傷図 損傷図を作成した。 ことながらそれらの結果報 9/17 告書が成果品となり、お客 (木) 様にはその成果品を見て評 価をされると思います。よ って報告書が見やすく理解 しやすく第三者が見てもわ かりやすい報告書作りに務 めなければならないと思い ます ①損傷図 普 段 見慣 れ な い 仕事 を 体験 インターンシップの目的を ②インターンのまとめ することができてよかった。 自分なりによく理解して参 9/18 加してくれたことが大変う (金) れしく思えた。 315 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:全日本空輸富山空港所 経営情報学科1年 15M019 川島 美奈 仕事に対する前向きな姿勢とやる気 私は、全日本空輸富山空港所で5日間、航空業務を体験しました。私のインターンシップの 目的は、仕事をする上で必要なこととは何かということです。今学校で学んでいることは本当 に必要なのか、社会に出たら第一に必要なことは何なのかが常に疑問でした。 1日目の座談会では、空港の様々な部門の方の貴重なお話を聞く機会や、自ら質問できる時 間が設けられました。そこで聞いたのは、「どんなに失敗してもすぐに切り替えて、やる気は 常に持つように心掛けている」というお話です。私は今まで仕事をこなせる人というのは知識 や技術を持っている人だと考えていましたが、まずそれ以前に大切なのは、仕事に対する熱意 や、やる気だということを学びました。また、航空業務だけでなく、どのような職業でもお客 様と接客することがありますが、そこで大切なのは、伝えたいという気持ちです。その気持ち があるかないかでその人のお客様に対する対応の積極さが変わるそうです。この座談会を通じ て、まずは仕事に対する気持ちや意識が大切だということを学ばせていただきました。2日目 は、身だしなみやあいさつの会釈等の説明を受け、そのあとにアナウンス練習をしました。普 段空港でよく耳にするアナウンスを自分がやるのだと思うと緊張してしまい、息継ぎが曖昧に なり声が消えかけてしまいました。グランドスタッフの方のアナウンスを聞いてみると、普段 お客様に話しかけているような自然な声でアナウンスされておられました。昼からは便アサイ ンをしました。便アサインでは様々な航空業務を順番に体験でき、初日は出発ゲートでの見送 り業務を体験しました。出発ゲートの仕事は「いってらっしゃいませ」をただ言うだけなのか と思っていましたが、子供だけで旅行をする子の手荷物を持ってあげたり、お客様にいろいろ な気配りをしなければいけないことを知りました。そして、私が一番印象に残っているのは国 際線での業務です。国際線は国内線の業務に比べ体力を使うということを一番実感しました。 グランドスタッフの方々は、英語や中国語を話されており、語学力は空港だけではなく他の場 面でも必要とされるため、今のうちから身につけておくべきだと考えました。そして、航空業 務は、一便を飛ばすために多くの工程と人材が必要だということを様々な部門の業務を見学し、 体験したことによって実感しました。 このインターンシップを通じて、仕事をするにはその分野の技術や知識はもちろん必要です が、一番大事なのはやる気と前向きな姿勢だということです。どのような場面に立たされたと してもその心を忘れずに仕事をされている皆さんの姿を生で見ることができ、これからの学校 生活の糧になりました。来年から就職活動が始まりますが、この体験で学んだことを活かし、 自分ができることを精一杯取り組んでいきます。 316 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:全日本空輸富山空港所 研 川島 美奈 修 日 報 仕事をする上で必要なこと 実 習 内 容 ① オリエンテーション( 自己紹介、実習スケジ 8/24 ュール、空港業務の流 れ) (月) ② 座談会 ③ 貨物見学 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 航空業務の様々な部門の方 のお話を聞き、一便を飛ばす ためには多くの人たちの労 力と工程があるということ が分かった。また、間違えを 隠すのではなく、さらに大き なミスに繋がらないために しっかりと間違いを言える 職場環境が大事だというこ とを大事にされていること が分かった。 初日で緊張していました が、真剣に説明を聞いて いました。明日からの実 習では積極的に挑んで下 さい。 設定課題:仕事をする上で必要なこと 実 8/25 (火) 習 内 容 ① 接遇(身だしなみ、 あいさつの会釈、 接客の際に大切な こと)、見学、アナ ウンス練習(到着 ロビーにてアナウ ンス練習) ② 便アサイン ③ DVD鑑賞 ④ レイアウト 実習生の特記事項 指導者のコメント 空港のグランドスタッフや CAは、常にお客様から見ら れているということで徹底 された身だしなみや立ち振 る舞いを意識されているこ とが分かった。また、到着ロ ビーで放送アナウンスの練 習を行った。ただ言うだけで はなく、普段お客様に自然と 話しかけているような話し 方を意識しなければいけな いため難しかった。 今回は見学やアナウンス の練習を実際に行ってい ただきました。1つの便 を出発させる為には、お 客様はもちろん、多くの 人々がチームとなって関 わっているという事を知 っていただけたと思いま す。いろいろな方とお話 して視野を広めて下さい 。 設定課題:仕事をする上で必要なこと 実 習 内 ① 管制塔見学 8/26 ② 便アサイン (水) ③ レイアウト 容 勤務時間:10:00~18:00 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 普段入ることのできない管 制塔を見学させていただい た。管制技術官の方々のお話 を聞き、航空路は地方にちな んだ名前がついていること を知り、意外だと思った。 第一印象が大切です。恥 ずかしがらず、積極的に あいさつし、お客様の気 持ちをキャッチして下さ い。 317 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:仕事をする上で必要なこと 実 習 内 容 ① 国際線見学 8/27 ② 便アサイン (木) ③ レイアウト 実習生の特記事項 指導者のコメント 午前中に国際線を見学し、グ ランドスタッフの方々は外 国人の方に対してその国の 言葉で話しかけたり、英語で 対応されており、語学力は大 切なのだと実感した。また、 午後からの便アサインでは 到着ロビーを担当し、実際に お客様の前で放送アナウン スをさせていただいた。実際 に放送で声を発してみて、グ ランドスタッフの方と比べ て当然劣るところが多々あ ったが良い経験になった。 アナウンスは、心を込め てすることで伝わります 。決められた文を読むだ けでなく、その場に合っ たアナウンスをすること もあります。今日感じた 臨機応変が必要です。経 験を積み重ねていきまし ょう。 設定課題:仕事をする上で必要なこと 実 8/28 (金) 習 内 容 ① トレーニング端末(航 空券の発券の仕方を 体験) ② 国際線業務 ③ 便アサイン ④ 座談会 ⑤ 総評 勤務時間:10:00~18:00 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 引き続き国際線業務を体験。 タグを貼る作業は2日目で 慣れてきた。午後からの便ア サインでは、裏手の貨物をま た体験でき、プッシュバック という飛行機を押す自動車 に乗る貴重な経験ができた。 仕事をする上で大切なこと は、技術や知識ももちろんだ が、まずは仕事に対する前向 きな姿勢ややる気が大事だ ということを学べた。 初日は緊張していました が、今日は笑顔がよく見 られました。これからも 笑顔で多くのことを学び 素敵な社会人になって下 さい。 318 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:全日本空輸株式会社 富山空港所 経営情報学科1年 15M031 島倉 莉央 正確で丁寧な対応が信頼に繋がる 私は8月17日~21日の5日間、全日本空輸株式会社・富山空港所で研修をさせていただき ました。インターンシップでは仕事の要領や接客業の裏側、今後の学生生活をどのように過ごす べきかについて、学びたいと思いました。5日間の研修では主に便アサイン業務にあたりました。 便アサインには全ての空輸業務が含まれますが、私が関わったのはその一部です。その中でも特 に印象に残った業務は、出発手荷物を手荷物受付カウンターから機体に運ぶまでの「発手裏」と 呼ばれる作業です。お客様の荷物の到着場所や個数を何度も何度も確認し、荷物が確実にお客様 の搭乗される飛行機に搭載されるようにされて、確認作業を確実に行うことでお客様の信頼を得 ているのだと感じました。 さらに、飛行機の出発ゲートや到着ゲートでは実際にアナウンスをしました。アナウンスはイ ントネーションやアクセントを意識しながら、周りの状況をしっかりと把握しお客様に分かり易 く正確に情報が伝わるようにしなければならず、それらを意識するよう心がけました。また、搭 乗ゲートではお客様が多く大変混雑していましたが、お子様やお年寄りの方を優先的に対応し、 車いすの方には安全に搭乗できるようにサポートするなどの業務を務めました。全員が安全に搭 乗できているかを確認し、混雑していてもお客様への配慮を怠らず気配りされている姿に感動し ました。4日目には、国際線の業務の見学をさせていただきました。この日の国際線の就航は台 北行きの飛行機だったので、中国人の方がとても多くいらっしゃいました。社員の方は外国人の 方に情報を伝えるため、英語やジェスチャーを用いて必死に用件を伝える努力をされていまし た。情報を伝える方法は言葉だけではなく、ジェスチャーやアイコンタクトも情報伝達の一部な のだと感じました。 この研修の全体を通し、社員の皆さんがお客様の目線に立って考え臨機応変に動き、一人一人 がしっかり自分の仕事を全うされていると感じました。一人が仕事を疎かにすると他の人や部 署、お客様に迷惑をかけてしまうとだと思いました。また、一つの小さなミスが大きなミスに繋 がってしまうのだと痛感しました。そして、お客様により安全に安心に気持ち良く飛行機を利用 していただくために個人個人が考え日々改善しようとされていました。 私は、接客業の仕事に興味があったため今回、富山空港所に研修へ行きましたが接客業はお客 様と直接接触する職業です。お客様の気持ちを第一に考え行動することが大事なのだとわかりま した。一つひとつの仕事を正確に確実に行うことで、大きなミスになる事を未然に防ぎ、それが お客様への信頼に繋がるのだと感じました。私が社会人になったときには、自分のことばかり考 えて働くのではなく、他の社員が仕事をしやすいようにお客様が気持ちよく利用できるように考 えながら働いていきたいと思いました。 そして、残りの学生生活では情報や用件を上手く相手に伝達できるようなコミュニケーション 能力の向上に努めていきたいと思います。 319 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:全日本空輸株式会社 富山空港所 研 島倉 莉央 修 日 報 設定課題:わからないことはたくさん質問する 実 習 内 容 ① 会社概要 8/17 (月) (ANA、ANAホールディン グスについて) ② 空港業務の流れ ③ トレーニング端末によ る身なり、服装につい て ④ 貨物、旅客の見学 実習生の特記事項 指導者のコメント 会社の概要説明では、ANAに ついて話されました。ANAで は、出産後や夫の転勤などに あわせ勤務形態を変えられ、 女性も働きやすい環境が整 っていると感じました。座談 会では、社員の方々からこの 会社に就職した経緯や、大変 なこと、楽しいこと、やりが いをきくことができ就職活 動にとても役立ちました。 初日で緊張した様子でし たが、積極的に質問した り学ぼうとする姿勢が見 られた。明日からの実習 でもおお訓生ことを学ん でいただきたい。 設定課題:便アサインで細かい部分まで吸収する 実 習 内 容 ① アナウンス練習 8/18 (火) ② 便アサイン (受付ロビー) ③ 富山のPRDVDの視聴 ④ 受付のレイアウト作成 勤務時間:9:50~18:00 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 到着ゲートで流すアナウン スの練習をしました。お客様 にわかりやすく正確に情報 を伝えるためにゆっくり間 を開けて話すことが大事だ と思いました。受付カウンタ ーは、忙しくお客様が絶えま せでしたが、社員の方はとて も臨機応変に対応されてい ました。そんな中でも、お客 様の気持ちを考えながら対 応している姿をみて感動し ました。 緊張していましたが、ア ナウンスの内容を分かり 易く伝えようとしていま した。本番も心を込めて アナウンスしてください 。あと3日ですが、まだ まだたくさんの「何か」 を見つけてください。 320 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:お客様の気持ちを考えながら実習を行う 実 習 内 容 ① CAB見学 8/19 (水) ② 便アサイン (到着ゲート、荷物受取 ) ③ レイアウト作成 実習生の特記事項 指導者のコメント 到着ゲートでは、実際にお客 様にアナウンスをしました。 正確にお客様に届いたか心 配でした。出発ゲートは、と ても混雑していてパソコン でお客様の情報を確認しな がらアナウンスをしたり、電 話対応したりと同時進行で 作業を行っていました。混雑 していても正確に確実に仕 事をこなされていて感動し ました。他にも管制塔の見学 をし、飛行機1つ飛ばすにも 本当に沢山の施設や、人の協 力が必要だとわかりました。 今回は管制塔や機内見学 に加え、実際の業務に就 いて頂きました。係員の 接客や対応、その他多く の人々がチームとなり連 携して1つも飛行機を運 航していることを知って いただけたのではないか と思います。たくさんの 事を吸収していってくだ さい。 設定課題:国際線の動きを細かく見る 実 習 内 容 ① 国際線見学 8/20 (木) ② プライベートジェット 見学 ③ 便アサイン ④ レイアウト作成 勤務時間:10:00~18:00 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 国際線の見学を行いました。 台北行きの飛行機で、中国語 が飛び交っていました。社員 の方々は英語やジェスチャ ー等を使って言語の違う相 手へ伝える努力をされてい ました。とても混雑していま したが、一人ひとりが正確に 仕事をされていました。1つ のミスが大きなミスにつな がるのだと感じました。色々 な部署の方が連携すること で毎日安全に飛行機を飛ば すことができるのだと思い ました。そして、忙しいのに 、忙しさをお客様に感じさせ ない対応に感動しました。 国際線の業務では、手荷 物タグを貼っていただく など、お手伝いをしてい ただき大変助かりました 。また、レイアウトでは こちらの要望にすぐに対 応してくださる等、臨機 応変に皆さんと協力して 作成できましたね。実際 に飾るのが楽しみです。 321 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題: 実 習 勤務時間:10:00~16:00 内 容 ①便アサイン 8/21 (金) (発手裏、出発ゲート) 実習生の特記事項 指導者のコメント 発手裏の仕事を見学しまし た。お客様の荷物が確実にお 客様の手に届くように、何度 も何度も確認作業を行い、個 数を確認し見落としがない かチェックしていました。そ のようなお客様への配慮が 信頼につながると思いまし た。飛行機を押すプッシュバ ックという機械にも乗せて いただきましたが、普段みる ことのできないところまで 見ることができ、嬉しかった です。出発ゲートでは小さい お子様やお年寄りのかたに 係員がついて案内するサー ビスが行われており、お客様 のニーズにこたえていると 思いました。 普段は、お客様の立場か らは見えない場所での作 業も仕事の一部です。チ ームワークで飛行機が運 航しているところを見て いただいて私たちもよか ったです。最後まで笑顔 で仕事をしてくれました 。 322 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社まちづくりとやま 経営情報学科1年 15M016 金 子 明 里 イベントから学ぶコミュニケーションの大切さ 私は、「株式会社まちづくりとやま」で10日間、就業体験をさせていただきました。 私が就業体験でこの企業を選んだ理由は、高校時代に『学生まちづくりコンペティション』 という企画があることを知り、その主催であるまちづくりとやまが富山の街を元気にする事業 を行っていることに興味を持ったからです。また、私の就業体験でのテーマは、社会で必要な 人間関係やコミュニケーション能力を知るということです。このテーマは、実習予定がグラン ドプラザでの管理・運営・イベント企画であり、人と関わることが多いため、社員の方やお客 様との人間関係やコミュニケーション能力を学ぶことができると考えたためです。 今回の10日間のインターンシップを通して感じたことは、就業体験先の作業ではオールマ イティに仕事をこなさなければならないということです。事務仕事や専門的な技術の要る作業 は勿論ですが、力仕事や発想力を求められる作業が多くありました。 私自身の能力を活かすことのできる部分も有りました。例えば、ダンボールの工作です。グ ランドプラザでは毎週末イベントを行っているのですが、外部のイベントだけではなく自主企 画の場合も有り、その中で子供達がダンボールで仮装してパレードを行うイベントが有って、 その準備としてお手本を作る必要が有りました。私は高校の時にデザインの勉強をしていたた め、得意な分野であり、同じインターン生の人達にアイデアを提供する等、楽しく仕事ができ ました。また、毎日行った交通量調査の報告書を作成することにあたり、Excel や PowerPoint を使用して見やすく作ることも自分の能力を活かせたことの一つです。講義で学んだ能力を使 うことができ、それが社会で役立つことを学んだので、今後の検定合格に向けて積極的にこの 能力を伸ばしていきたいです。 このインターンシップを体験して感じたことは、コミュニケーション能力の大切さです。イ ベントでスタッフをしていると多くの年齢層の方と関わりを持ちます。今までコミュニケーシ ョンの対象はお客様だと考えていましたが、イベント等で沢山の方と関わることで、コミュニ ケーションを取るのはお客様だけではなくて、社員の方、イベント関係者、地域の方も含むの だと実感しました。特に、力仕事は一人でできず人と協力する必要があるので、チームワーク を発揮する為に社員の方とのコミュニケーションは重要だと感じました。 インターンシップでの10日間は、自分の考えの甘さを痛感し、考えを改める機会になりま した。また、社会に出る為の大変良い勉強になりました。特に、コミュニケーション能力につ いては自分で大切だと言っていながら、その中身について理解できておらず、多くの人と関わ りを持つということは、その一人ひとりを理解して、対応していく必要があることが分りまし た。さらに、仕事をする中で、楽しいこともあれば、辛いこと、苦しいこともあることが分か りました。この就業体験では、改めて自分の将来について考えることが出来たので、今後の就 職活動では、今回学んだことを忘れず、生かしていきたいです。 323 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社まちづくりとやま 研 金子 明里 修 日 報 設定課題: 会社について理解する。 実 習 内 容 ①会社説明 8/13 ②総曲輪周辺散策 (木) ③グランドプラザ見学 勤務時間:10:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 会社説明や業務説明を受け、 今日は初日だったのでウ 思っていたよりもたくさんの ォーミングアップでした 人がグランドプラザを利用し ね!!明日から10日間一緒 ていることを知った。 にがんばりましょう!! ④業務説明 ⑤交通量調査 設定課題:イベント準備の大変さを理解する。 実 習 内 容 ①清掃 8/14 ②交通量調査 (金) 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 実際にイベントの準備、対応 1日おつかれ様でした。8 を行い、大変さややり甲斐を /22の準備を中心に明日 感じた。 も活動してもらうと思い ます。チームワークを大切 ③イベント準備 に頑張りましょう。 ④イベント対応 ⑤ブログ更新 設定課題:イベント準備に積極的に取り組む。 実 習 内 8/15 ①清掃 (土) ②イベント準備 ③交通量調査 容 実習生の特記事項 交通量調査中に通りがかりの 方から声を掛けられ、名札を 下げている以上スタッフの一 員なのだと実感した。 ④ブログ更新 324 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 良くできました。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:イベント対応を円滑に行う。 実 習 内 容 ①清掃 8/16 ②イベント準備 (日) ③イベント対応 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント イベントを通じて直に人と関 準備で忙しいですが、がん わるのは初めてで難しかった ばりましょう。 が、喜んでいただけたと思う ので良かった。 ④片付け ⑤ブログ更新 設定課題:イベント準備を進める。 実 習 内 容 ①清掃 8/17 ②イベント準備 (月) ③交通量調査 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント アンケート調査はこちらから 一つのイベントの事を中 声を掛ける必要があるので、 心になってもっといろん 積極性の重要さを感じた。 な事をさせてあげれない のが残念だけどきっと達 成感もあると思うからも ④アンケート調査 う少しがんばりましょう! ⑤片付け ⑥ブログ更新 設定課題:イベント準備を終わらせる。 実 習 内 ①清掃 8/20 (木) ②イベント準備 ③交通量調査 容 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~18:00 指導者のコメント 甲子園の決勝があり大型モニ 仮 装 用 の ダ ン ボ ー ル の ク ターで見ている人が多く、グ オ リ テ ィ が 素 晴 ら し い と ランドプラザの目玉であるの 思います。自分の長所をい を実感した。 かして、イベントに取り組 みましょう。 ④ブログ更新 325 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:明日の準備を終わらせる。 実 習 内 容 ①清掃 8/21 ②イベント準備 (金) ③交通量調査 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント この日のイベントは大和のお 子供たちががぶる、お面の 中元ギフト解体で朝からご年 形のデザインを考えても 配の方が多く、イベント内容 らったり、きれいに色ぬり で客層が違うことを実感し をしていただきました。明 た。 日はいよいよキラリのオ ④片付け ープン当日です、楽しんで 成功させましょう! ⑤ ログ更新 設定課題:イベント対応を円滑に行う。 実 習 内 容 ①イベント準備 8/22 ②イベント対応 (土) ③片付け ④ブログ更新 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ずっと準備を行ってきたTOYA ハプニングなく、大勢の家 MAキラリのオープン祝いイベ 族づれが集まってくれま ントの対応を行った。たくさ した。子供のワークショッ んの人が来て準備が無駄にな プ対応と会場設営をいつ らずやり甲斐があったが、大 もより早めに出勤してく 変だった。 れたおかげでスムーズに 進めることができました。 大成功です。 設定課題:協力して調査研究を行う。 実 習 内 ①清掃 8/23 ②調査研究 (日) ③イベント対応 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント この日はTROPFEST IN JAPAN 今日のイベントは海外向 という映像の上映会イベント きのイベントだったかも が行われて、海外ではこのよ しれませんね!!明日で最 うなイベントが人気だと知り 後になったインターンシ 違いを感じた。 ップ。悔いの無いようにが ④交通量調査 んばりましょう!! ⑤ブログ更新 326 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:調査発表を成功させる。 実 習 ①清掃 8/24 ②調査研究 (月) ③片付け 内 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 毎日行ってきた交通量調査の 普通の仕事ではなかなか まとめの発表を行い、多くの 体験出来ないような仕事 ことを学んだ充実した期間だ なので、ためになったかわ ったと振り返れた。 かりませんが少しでも役 に立つとうれしいですね! ④ブログ更新 !社会に出ると大変なこと ばかりかもしれませんが、 ⑤調査発表 ここで身に付けた事を活 かしてがんばってくださ い!!10日間おつかれさ までした!! 327 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社まちづくりとやま 経営情報学科 1年 15M061 吉 浦 志 織 賑わいの場を提供する為には何でも仕事ができる人が必要 私は、「株式会社まちづくりとやま」 で10日間、就業体験をさせて頂きました 私が、この企業を選んだ理由は、第1に高校の部活で地域のイベントに自分達が実際に何か出 させてもらい、部長だった私は何を出すのか企画をしていた経験があったからで、その地域のイ ベントで人を笑顔にすることができ、とても遣り甲斐を感じられると思ったためです。第2に、 イベントを支える側はどのような仕事をしているのか知りたいと思ったからです。第3に、少し 特殊な仕事内容である企業で、大学で修得したことが少しでも発揮できるか、自分が今持ってい る能力をどれだけ生かすことができるか、また自分に何が不足しているか見つけるために良い機 会だと思ったためです。10日間の就業体験で思ったことは、何でも仕事ができる人でないとい けないことです。今回の就業体験は、主にイベントの設営や撤去作業といった体力的なことです が、その他にもイベントの広告のデザインを作ったり、グランドプラザを常に見回り、イベント を企画したり事務の仕事をするなど様々な力や知識が必要な仕事だと思いました。実際に企業に 来るまでは、このように沢山の仕事をしていると考えてもいませんでした。 今回の就業体験は、特殊な仕事内容のために自分の持っている能力を本当に発揮できるのかな と思っていましたが、ある調査を元に Excel を使って表やグラフを作成したり、Word を使って文 を纏めたりすることで自分の能力を発揮できました。同じインターンシップ生でも、Excel や Word の詳しい使い方までは知らない人がいたので、使い方を教えることの他にも表やグラフを褒めて もらえて、とても嬉しかったです。 今回の10日間のインターンシップで感じたことは、イベント一つ企画するのはとても大変だ ということです。イベントを企画するというのは地域の人に楽しんでもらうことも大切ですが、 それ以前にイベントで使う材料や備品、企画書や予算を詳しく書いて提出する必要があり、イベ ントをするには価値あるものにしなければいけないということも教えて頂きました。今回の就業 体験では自分達でイベントを企画する自主企画もさせてもらい、自分が思っていたより賑わいの あるイベントの場を提供するには準備だけでなく何より時間がかかるということを学びました。 このインターンシップは、自分の能力を高めるものだけでなく、考えや行動を改める機会にな りました。イベントの設営から撤去、電話応対やプレゼンなど様々な事を体験しました。普段体 験できないこともさせて頂き、楽しいことだけでなく辛いこともありましたが、このような仕事 も良いなと思うことができ、視野を広げることができました。 この10日間で学んだことを忘れず、将来生かしていきたいと思います。 328 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 吉浦 研修先名:株式会社まちづくりとやま 研 修 日 報 勤務時間: 10:00~18:00 設定課題:挨拶をしっかりする。 実 習 内 容 ① まちなか散策 9/10 ② 会社説明 (木) ③ 通行量調査 ④ 自主企画の計画 実習生の特記事項 中心市街地を散策した時、自 グランドプラザでは本当 分には知らない富山の魅力が にたくさんの人がいろん ある事を知りました。ステー なイベントを行っていま ジや機械の説明ではコントロ す!!みんなの企画を楽 ーラーを使い自動でステージ しみにしています!! とを体験することができまし た。 勤務時間: 9:00~18:00 設定課題:自分の考えを持つ。 習 内 容 ① グランドプラザの見回 9/11 (金) 指導者のコメント を昇降したり普段やらないこ ⑤ ステージや機械の説明 実 志織 り ② 自主企画の計画 実習生の特記事項 指導者のコメント グランドプラザが8周年を迎 イベント一つ企画するの えるので自分たちがイベント にも本当に大変な作業だ を企画しました。イベントを と思います。頑張ってやり 企画するにも楽しんでもらう 遂げましょう!! ことも大切だけど予算や企画 ③ イベントの撤去 書を実際に作成してみると詳 ④ 通行量調査 しいことまで書かないといけ なくてとても難しいことを実 感しました。イベント一つ企 画することはとても大変だと いうことを学びました。 設定課題:積極的に行動する。 実 習 内 ① イベント設営 9/12 ② 自主企画の準備 (土) ③ 通行量調査 容 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 自主企画で使うダンボールに 膨大の量の写真の中から 貼る写真を選びました。今ま 選ぶのはとても大変な作 で行ってきたイベントの思い 業ですがグランドプラザ 出写真を楽しさや懐かしさが の8周年分を知る事が出 伝わる写真を選ぶのは大変で 来るので良い体験ですね 。 した。夕方に自主企画で使う ダンボールが届いたけれどあ まりの多さに一つ一つ組み立 てるのが大変でした。 329 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間: 9:00~18:00 設定課題:自主企画を進める 。 実 習 内 容 ① 自主企画の準備 9/13 ② 通行量調査 (日) 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日も自主企画を進めました 一日お疲れ様でした。今日 。ダンボールを組み立てるの は集中して作業できまし と組み立てられたダンボール たね!明日の完成を目指 に色を塗っていく役割分担を してみんなで協力して頑 したので昨日よりスムーズに 張ってください。 進めることができました。 勤務時間: 9:00~18:00 設定課題:自主企画を完成させる。 実 習 内 容 ① つみき広場の準備 9/14 (月) ② 自主企画のダンボール に色を塗る 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は自主企画の完成を目標 自主企画お疲れ様でした。 にひたすら頑張りました。イ 2日間ゆっくり休んでく ベントまで時間がないにも関 ださい。 わらず、みんなが積極的にで きることをやっていたので2 ③ 通行量調査 日間で作ることができました ④ 自主企画のダンボール 。 に写真を貼っていく ⑤ つみき広場の片付け 設定課題:メッセージボードに貼るメッセージを集める。 実 習 内 容 ① つみき広場の設置 9/17 (水) ② 自主企画で完成したオ ブジェの設置 ③ 通行人にメッセージを 集める 勤務時間: 9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント オブジェの設置をしたけどし 一日お疲れ様でした。オブ たらしたでまた新しい課題が ジェは良い仕上がりにな 出てきて大変でした。通りす りましたね。知らない人に がりの人にメッセージを募集 声をかけるのは難しいで するのに声をかけるのはとて すよね。いろんな方がいら も勇気がいて、快く受け入れ っしゃるので気持ちの切 てくれる人もいれば断る人も り替えを意識してみて下 いて難しいことだと改めて思 さい。 いました。 330 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自主企画のプレゼン発表を仕上げる。 実 習 内 容 ① つみき広場の準備 9/18 ② レポート仕上げ (金) ③ 電話応対 ④ メッセージ集め ⑤ 通行量調査 ⑥ 自主企画のオブジェ撤 去 勤務時間: 9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は電話応対をしました。 一日お疲れ様でした。電話 相手の名前や会社だけでなく 応対は社会に出ると必ず 要件もしっかり聞いて同時に やらなければならなくな メモを取るというのは焦って るのと思います。今は苦手 難しかったです。最後にもう と思うかもしれませんが、 一度復唱して相手に確認をし 慣れる事が大切なので積 てもらうことも大切というこ 極的に電話を取ってみま とも教えていただきました。 しょう。 自主企画のオブジェの撤去で は短い2日間の展示だったけ どたくさんの人に見てもらえ て達成感がありました。 設定課題:電話応対でははっきりとした口調で話す 実 習 内 容 ① プレゼンのレポート作 9/19 (土) 成 ② イベント作成 ③ 通行量調査 実習生の特記事項 指導者のコメント グランドプラザでは福祉に関 撤去作業は、力を使うのも するふれあい広場というイベ そうですが頭を使うと、だ ントが終わった後、一から撤 いぶ楽に仕事が進みます。 去作業をやってみました。た お疲れ様です。 くさんの机やイス、翌日のイ ベントで使う音響や備品を運 ④ イベント撤去 ⑤ 翌日のイベント設営 ⑥ 電話応対 ぶのはとても体力を使うけど 仕事をしている感じがしまし た。音響のコード巻きでは扱 いが雑だと絡まって使えなく なるので慣れるまでに時間が ⑦ 音響コード巻き 勤務時間: 9:00~18:00 かかってしまいました。 331 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:大学でやったことを生かす 実 習 内 容 ① プレゼン発表のレポー 9/20 (日) ト作成 ② イベント作成 ③ 通行量調査 勤務時間: 9:00~18:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 今日は通行量調査で合わせた 一日お疲れ様でした。プレ 数字をExcelで表やグラフに ゼンテーションをする時 したり比較を行ったりしまし は常に第3者としての視点 た。大学でやっていることが を意識してみて下さい。明 少し生かすことができた気が 日の発表、頑張ってくださ して良かったです。プレゼン い。 のパワポ作成では文だけでな くイラストや表を加えること で相手を疲れさせないという ことも教えて頂きました。う まく伝わる伝え方には順序も 一つの工夫だということを知 りました。 設定課題:今までの感謝の気持ちを持って精いっぱい頑張 る。 実 9/21 (月) 習 内 容 ① インターンを振り返る 作文 ② イベント撮影 ③ プレゼン ④ 自主企画のオブジェの ダンボールの解体作業 実習生の特記事項 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント プレゼンを人前で話すことは 社会に出ると嫌な事がた なかなか経験がないので緊張 くさんあると思うけど根 したけど自分が作ったExcel 性で乗り切れると思いま のグラフや表をほめてもらえ す。立派な社会人になれる て嬉しかったです。10日間 よう頑張ってください! の中で普段することがないよ !10日間お疲れ様でし うな仕事も体験することがで た!! きて、貴重なインターンにす ることができました。これか ら自分がすべきこと、感じた ことがたくさんあって少しで も社会の雰囲気が知る事がで きました。 332 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:まちづくりとやま 経営情報学科1年 15M090 島 倉 優 佳 仕事に活かせる積極性と学びの力 私は、まちづくりとやまで2週間、就業体験をさせていただきました。私がこの企業を選んだ 理由は、イベント関係の仕事は華やかなイメージがあり、楽しそうだったからです。実際に研修 に参加してみると、イベントを企画することやイベントに来てくれた方の笑顔を間近で見ること ができ、嬉しかったです。その反面、大掛かりなイベントであるほど設営が大変で力仕事をする ことが多くありました。インターンシップ期間中は、社会に出る時に自分にどのような能力が足 りないのか、また、どのような能力が必要なのかを考えながら過ごしました。まちづくりとやま の仕事を通して感じたことは、仕事における積極性が発言するにおいても、行動するにおいても 重要になってくるという単純なものでした。しかし、実際の仕事に関わる中でその単純な積極性 を実行することの難しさを感じることができました。 インターンシップ期間中に行った自主企画の際は、積極的に自分の意見を持ち、発言すること ができました。企画を進める際にモニュメントの文字をダンボールで組み立てる作業が上手くい かないといった問題が生じた時や作業分担を行う時にどの作業を優先させるべきなのかなど、意 見を言う事ができました。また、相手の意見を聞き入れ、皆で納得のいく答えになるよう努力し ました。積極的に行動することにおいては、初めての仕事で勝手が分からないため、うまく実行 できませんでした。イベントの設営の際は、言われたことだけを行う場面が多くありました。初 めての作業で分からない中でも、どのようにすればいいのか積極的に指示を仰ぐべきだったと反 省しています。 仕事として行ったメッセージ集めでは、幅広い年齢層の人に話を聞く機会があり、コミュニケ ーションにおいても積極性を持つことの大切さを改めて振り返ることができました。また、グラ ンドプラザに来てくれる方々だけではなく、まちづくりとやまのスタッフともコミュニケーショ ンをとることで仕事を円滑に進めることができると実感しました。 通行量調査の分析の際は、どういうイベントを企画したらどの層の集客があるかなど、ビジネ ス的な視点で考える機会がありました。また、パワーポイントの作成の際では、学校で学んでい る Word や Excel を使用する機会があり、社会に出ても学校での学びが活かせることが実感でき たので、これからの資格習得をさらに頑張りたいと思う機会にもなりました。10 日間のインター ンシップを通して、最初は期間が長いと思っていましたが、実際に参加してみると短く感じまし た。このインターンシップで体験したことを今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思 います。 333 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:まちづくり富山 島倉 研 修 日 報 設定課題:コミュニケーションをかわす 実 習 内 容 9/10 (木) ①オリエンテーション ②まちなか散策 ③イベントについて ④通行量チェック 実習生の特記事項 指導者のコメント 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①自主企画書の作成 ②予算案の作成 ③グランドプラザの見 回り ④イベントの片づけ ⑤通行量チェック 自主企画書の作成の際に、計画を 実行に移す場合、どのくらの個数 が必要か、予算が必要なのかを具 体的に数値で出すことの難しさ を知りました。また、モバイルグ リーンの移動も体験することが できてよかったです。 会社が大きくなるとそ ういったお金の管理は よりいっそう厳しくな ると思います。企画する のは意外と難しいです ね。明日も頑張りましょ う!! 設定課題:計画を形にする 9/12 (土) 勤務時間:9:00~18:00 グランドプラザでイベントをす み ん な の 若 い 頭 で お も る際に気をつけることや、歴史を し ろ い 企 画 楽 し み に し 知ることができた。結婚式などの ていますね!! 場としても利用されており、楽し い企画をしていることを知れた。 また、まちづくりスタッフや同じ インターンシップ生ともコミュ ニケーションを多くかわせた。 設定課題:計画を実行へ移す 9/11 (金) 優佳 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①通気断熱WB工法 会場設営 ②イベント撮影 ③ダンボール組み立 て・接着 ④通行量チェック 初めてイベントの様子を間近で 見るという体験をしました。積み 木広場で遊ぶ子供達の楽しそう な様子をカメラに納めることが できました。 イベントの管理を行い ながら、自主企画の事を 進めて 334 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:色を付ける作業まで進める 9/13 (日) 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①モニュメント組み立 て ②まちコレイベント撮 影 ③通行量チェック まちコレのイベントはタレント の柴田理恵さんも来ていたため とても賑わっていました。改めて 飲食系のイベントは集客がある ということを実際に見て学びま した。また、まちコレのイベント は多くの人が関わる大きなイベ ントだったため開始ギリギリま で書類がそろわなかったと聞い て驚きました。お客さん目線でイ ベントが成立していたのですご いなと思いました。自主企画はみ んなで力を合わせてテンポよく 行うことができました。 一日お疲れ様でした。今 日のペースでいけば予 定通りのスケジュール が組めそうですね。明日 も頑張りましょう! 設定課題:積極的に行動する! 9/14 (月) 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①積み木広場 設営 ②モニュメント ペン キ塗り ③モニュメント 写真 貼り付け ④モニュメント 設置 ⑤通行量チェック 企画していた通りに計画を進め ることの難しさを知りました。作 業をしていく中でどこを優先し て妥協していけば良いかを考え ながら進めていくことを学びま した。モニュメントの文字の設置 で接着が甘く安定させるのに苦 労しました。 時間の余裕ができると 心の余裕も出てきて色 んなアイディアがでて くると思います。余裕を もちましょう! 設定課題:メッセージを書いてもらう! 9/17 (火) 勤務時間:9:00~18:00 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①モニュメント 設置 ②通行量調査分析 ③8 周年を振り返る メッセージ集め ④通行量チェック モニュメントの設置がスムーズ に進んだ。通行量調査の分析で は、通行量調から分かったことを 元に、どのようなイベントを行え ば集客が期待できるかを考えた。 また、グランドプラザ内にとどま らず視野を広げまちなかの問題 点について考えることができた。 知らない人に話しかけ るのは勇気がいること ですが、メッセージを見 て喜ぶ人もいます。色々 な年代の方のメッセー ジ集めて 8 周年をお祝い しましょう。 335 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:考察を仕上げる 9/18 (金) 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①積み木広場 ②電話対応 ④ ワーポイント作成 ④8周年を振り返るメ ッセージ集め ⑤ 行量チェック パワーポイントの作成では、自主 企画の良かった点、悪かった点を 考えることで作業過程を振り返 ることができた。8周年を振り返 るメッセージ集めも積極的に声 をかけ順調に進めることができ た。 1 日お疲れ様でした。通 行量の考察、みんなの目 線で思う事をしっかり とまとまってきている 様ですね。明日も引き続 き、がんばって下さい。 設定課題:パワーポイントを進める 実 習 内 容 9/19 (土) 9/20 (日) 勤務時間:9:00~18:00 実習生の特記事項 ①富山市民ふれあい広 場 イベント撮影 ②パワーポイント作成 ③アロハヘブン 設営 ④通行量チェック 富山市民ふれあい広場のイベン トでは高齢者の方がターゲット になったイベントでした。パワー ポイント作成では、内容を知らな い人にも分かってもらうように 工夫して作成をするのが難しか った。アロハヘブンのイベント設 営では、インターン期間中の中で も一番大掛かりなものでイベン トスタッフやまちづくりとやま のスタッフとインターンシップ 生のみんなで協力して行いまし た。 設定課題:パワーポイントの完成! 指導者のコメント パワーポイントは短く 簡潔にまとめましょう。 良いものを楽しみにし ています。 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①パワーポイントの作 成 ②アロハヘブン 撮影 ③パワーポイント 見直し ④通行量チェック パワーポイント作成では、駐車場 と案内看板の問題点と改善点に ついてまとめました。見る人がス トレスのないものにするために 文字ばかりのものにならないよ うに写真を使い視覚的に訴える ものにしました。アロハヘブンの イベントはたくさんの年代の 方々が賑わっていました。 1 日お疲れ様でした。明 日はいよいよ最終日で すね。みんなでまとめた 内容をしっかりと発表 して下さい。 336 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:パワーポイントの発表を頑張る 9/21 (月) 勤務時間:9:00~18:00 実 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント ①インターンシップ振 り返る作文 ②アロハヘブン イベ ント撮影 ③モニュメントの解体 インターン最終日は、振り返りの 作文で改めて自分がインターン シップ中に得たことを確認でき てよかったです。パワーポイント 発表はスタッフのみなさんに良 かったと言ってもらえる発表が できました。アロハヘブンのイベ ントは前日に引き続き賑わって いました。 10日間お疲れ様でし た。今の若者はガッツが 無いと言われないよう に困難に立ち向かって 下さいね! 337 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社まちづくりとやま 経営情報学科1年 15M099 田 坂 春 香 未知なる場所への一歩 私は株式会社まちづくりとやまで10日間、就業体験をさせていただきました。 就業体験中は、グランドプラザのスタッフ一員として、主にイベントの企画運営、準備をさ せていただきました。 グランドプラザに立ち寄り、イベントに参加するというお客様の立場ではなく、自分たちが 小道具や飾りの準備やモバイルグリーンを移動する力仕事などに携わることで、スタッフの 方々が、日頃お客様のために見えないところで努力されているからこそ、楽しく安全なイベン トが行えるということが分かりました。 また、インターンシップ生が企画を考え、企画書や予算書を作成し、実際にイベントを行う こともさせていただきました。自分たちで決められた日までに全ての作業を行わなければなら ず、不安と焦りもありましたが、各自で適切な人員配分を考えて動くといった、仕事には欠か すことのできない自分自身の自主性を試すよい機会となりました。今までは、仕事は協力とい う考え方しかありませんでしたが、分担が大切ということが分かりました。 さらに、仕事に真剣に取り組んだからこそ、お客様の笑顔にたどり着くことができ、それが この仕事の遣り甲斐であると気づくことができたのだと思います。 お世話になったスタッフの方に仕事に関してお話を伺った際に、印象強く残った言葉があり ます。「仕事を続けるためには、どんなことでも前向きにとらえることが大切。好きだと言え るからこそ続けられる。」という言葉です。後ろ向きに考えてしまってはならないということ を深く感じました。私も仕事に対して堂々と胸を張れるような職業につきたいと思いました。 一連の仕事を通して、学校で習う知識だけでなく、会社・企業では、技能が要求されるとい うことを認識しました。私にとって、経験者だから分かることを数多く教えていただける貴重 な機会となりました。 この研修結果は、今後就職活動や、社会人として大切なことになると思います。自分の中で 教訓として刻み付けていくと共に、積極的にこの経験を活かしていきたいと思います。就職前 に、仕事で活かせる技能や知識を得ることができる機会は限られています。その中で、今回の 就業体験は有意義な時間となりました。 お忙しい中時間を設けてくださった、まちづくりとやまの皆様並びに、グランドプラザのス タッフの皆様には心から感謝しています。ありがとうございました。 338 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:(株)まちづくりとやま 研 田坂 修 日 報 設定課題: 仕事内容、並びに企業内の雰囲気を知る。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/27 (木) ①オリエンテーション ②中心市街地散策 ③グランドプラザ説明 ④にせもの恐怖映像祭の イベント小道具準備 春香 ・お客様第一。安全確保を怠 らないように注意する。 ・公共の場を使ってイベント 勤務時間: 10:00~18:00 指導者のコメント これから、よりコミュニケ ーション能力が必要にな ってくると思います。たく を行っていることを忘れて さん人と関わる仕事なの はいけない。 でいろいろ吸収して下さ い!! 設定課題:職場の雰囲気に慣れる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/28 (金) ① モバイルグリーンの 移動 ② にせもの恐怖映像祭の イベント小道具設置 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント ・この仕事のやりがいは、お 今回はイベント準備があ 客様の喜んでいる姿を実際 りインターン生で話し合 に見ることが出来るという わせることが多かったで こと。 すが、うまく自主企画に向 ・連携が大事。 けて話が進んでいて良か ったです。 ③ 自主企画準備 ④ 機材等の撤去作業 設定課題:楽しみつつ、学ぶ姿勢も忘れずに。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/29 (土) ① シャボン玉の イベント小道具準備 ② 親子と一緒に シャボン玉を楽しむ ・来て下さるお客様の笑顔が 苦労を打ち消してくれる。 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント 学生のうちに存分に考え て悔いのない選択をして、 ・前向きに考えることが、仕 責任をもって仕事ができ 事を続ける上で大事。ネガ るようにインターンの間 ティブに考えていたら、仕 に経験を積んでください。 事は続かない。 ③ 通行量調査 ④ 自主企画準備 ⑤ 機材等の撤去作業 339 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:他のインターン生とコミュニケーションをとる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/30 (日) ① USUIグランドフェ スの設営の手伝い ② 自主企画考え直し ・企画書を通す難しさ。最初 最初の話し合いでいくつ に企画書を考える際に、た か案を出しておくと選択 くさんの案を出しておく必 肢が広がったかもしれま 要があった。 せんね。先を見越して計画 ・ケーブルを巻く際には、8 ③ 通行量調査 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント を立ててみましょう。 の字巻きを使う。 ④ 雅音楽祭の宣伝ように ホームページ編集 ⑤ 機材等の撤去作業 設定課題:予想外のことも対応できるように準備する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 8/31 (月) ① 企画書づくり ・企画を企画書にまとめるこ ともまた、大変。 ② 5日の日程づくり ③ 自主企画の打ち合わせ ・一手二手、三手先の行動が 仕事をする上でのルール。 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント 先のことを考えておくと 余裕が出来ます。余裕が出 来ると色々な事を考える ことが出来ます。焦らず1 つ1つ終わらせましょう。 ④ 自主企画のための 小物づくり 設定課題:先を見越した行動をとる。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/3 (木) ① 積み木準備 ② 自主企画のための ・ いかなる時も試行錯誤。 ・集中力が途切れてしまった 際は、適度な休憩をとる。 物づくり 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント 仕事はメリハリだと思い ます。楽しくワイワイする 時、休憩する時、真面目に 仕事をする時。メリハリを つけてしっかり目標に向 ③ 作った物を移動 けてがんばりましょう! ④ 積み木の撤去作業 340 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:担当を決めて作業をするようにする。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/4 (金) ① 積み木準備 ② 自主企画のための 物づくり 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント ・仲間への思いやりの行動、 いよいよ明日になりまし 言葉が連携につながること たね!たくさんの人に楽 を知った。 しんでもらえるように、み ・経験者の意見を取り入れる ことが大切。 んなで一生懸命頑張りま しょう!! ③ 完成した物を移動 ④ 積み木の撤去作業 設定課題:笑顔を忘れず、お客様に接する。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/5 (土) ① 自主企画のセット準備 ② 最終打ち合わせ ③ 自主企画のスタッフと して、安全確認、ホーム 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント ・子供たちは元気! イベントお疲れ様でした。 ・協力、連携こそ速さの鍵で 企画から当日まで大変で あると実感した。 したが、ケガなく無事に終 ・臨機応変。親目線だけでな えられたのは、ひとまずよ く、時には子供目線にもな かったと思います。イベン る必要があった。 トの大変さを体験できて ページ用の写真撮影 よかったですね! ④ 機材等の撤去作業 設定課題:最終日まで気を抜かず、仕事に取り組む。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/6 (日) ① 通行量調査まとめ ② 雅音楽祭のイベントの 様子を撮影 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント ・意見交換は、他の人の違っ みんな、目前の発表をすご た考えを聞く良い機会。 く楽しみにしています。グ ・学生の目線も会社の繁栄に つながる。 ランドプラザの未来に役 立つようなそんな資料を 楽しみにしています! 設定課題:学んだことを活かし、指示される前に行動。 実 習 内 容 実習生の特記事項 9/7 (月) ① 感想を記入 ・会社や企業をよくするため 勤務時間: 9:00~18:00 指導者のコメント 10日間お疲れ様でした。 には、データを基に分析し、 学んだことを活かして今 ② MAG.netの巨大お絵かき プロジェクトの準備、お 改善点を見つけ改善点を実 後も頑張ってください! 行することが重要。 !他のインターンシップ 生とのつながりを大切に 手伝い ! ③ 今までの感想を一言 341 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト 経営情報学科1年 15M009 市 田 利 奈 想像とは違う女社会での体験 私は、富山テレビ事業株式会社 花メイトで7日間、就業体験をさせていただきました。この 就業体験での私のテーマは、社会人として働く上で注意すべきこと、心得ておくことと、そし て花屋での仕事内容を学ぶということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告し たいと思います。 まずは仕入れについての研修についてです。早朝から行われる市場の競りでは、花を安く買 うことができますが、一方で箱買いや大量に購入しなければいけないため、その量が必要か判 断しなければいけません。また、競りが終わった後、仲卸からも仕入れをしていました。そこ では必要な量や個数を選ぶことができ、尚且つ実際に近くで花を吟味することができます。そ のため、花の種類によって競りで買うのか仲卸から買うのか、ロスなく売り切るために適切な 判断が求められると思いました。 また、花の仕入れ後は水揚げという作業を行い花が長持ちするようにしてから店頭に並べま す。花の種類によって、葉を半分まで取るか 2 枚程度しか残さずに取るか、茎をハサミで切る か手で折るかなど異なっており、花の種類を把握しなければ適切に行うことができず大変でし た。どのような仕事においても基本的な知識を身につけておかないと素早く仕事ができないこ とを実感しました。 その他、搬入では、素早く運ぶために重たいものや大きいものを両手で持てるだけ持って運 びました。体力、腕力が必要な作業でありとても大変でした。 研修中、配達にも同行させていただきましたが、お花は購入していただいたお客様から、別 のお客様へ贈ることが多い商品です。そのため、ただお花を届けるのではなく、配達も商品の 内と考え、贈る方の気持ちも一緒にお届けできるよう心掛けることが重要だということを学び ました。さらに、花屋では生花だけではなく、プリザーブドフラワーも取り扱っています。プ リザーブドフラワーには茎が少ししか無いため、ワイヤーで茎の代わりになるものを付けなけ ればいけません。花を強く持てば形が崩れてしまったり、茎が折れてしまったりすることもあ るため慎重に作業をしなければいけません。とても神経を使い、時間もかかるので大変な作業 でした。最初慣れるうちは早くてきとうに済ませるよりも、手先が不器用でも時間をかけて丁 寧にした方が良く、数をこなすうちにスピードはついてくるという励ましの言葉を頂き、苦手 な作業でもやり抜くことができました。花屋には女性が多く働いており、花を扱っていること もあって華やかな仕事のイメージがありました。しかし、実際には重たいものを運ぶ作業や、 多くの花の水替えなど力仕事が多く、体力が求められ、仕事の内容は表面的なところだけを見 ていてはいけないことを実感しました。ただ、社員の方はお客様の気持ちをお届けする仕事で あるというプライドを持って仕事をされていて、その姿を見て、常にお客様のことを考え仕事 をされている姿勢を間近で感じら大変有意義な研修だったと感じています。 342 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社花メイト 研 市田 利奈 修 日 報 勤務時間: 9:00~17:00 設定課題: 水あげのコツを学ぶ。 実 習 内 容 ① 店内清掃 8/10 ② 切り花の水あげ (月) ③ 水やり ④ 結婚式場への搬入 ⑤ パンパスのカット 実習生の特記事項 指導者のコメント 水あげは花の種類によって葉 1日お疲れ様でした。そう の剥く量や根本の切断方法が です花屋の仕事は結構体 異なっているため注意する。 力が必要です。たまたま年 店内・裏の作業場はお客様に に1回のゼクシィの撮影が いつ見られてもいいようにこ あったので、花の搬入の手 まめに掃き、綺麗にする。搬 伝いに行ってもらいまし 入では力を使うことが多く、 た。良い経験になればと思 体力が必要だと思った。 います。 ⑥ 苗を拭く 勤務時間: 9:00~17:00 設定課題:商品管理の方法を学ぶ。 実 習 内 容 ① 清掃 8/11 ② パンパスのカット (火) ③ 呉羽カントリーへの搬 入 ④ 品出し ⑤ 花の水替え 実習生の特記事項 搬入の際には搬入先の事務 所に先に声をかけ、搬入しに 来たことを伝えると共に置 く場所も確認する。終わって からも事務所の方に声をか けてから帰る手順を学んだ。 また、後日に入れ物や花を取 りに来る搬出もある。仕事は 生き物。 指導者のコメント 今日は配達の手伝いをし て頂きました。花屋は配達 はお客様からお客様が多 いです。ですのでただ届け るのではなく配達も商品 の内と考え、贈る方の気持 ちもお届けできるように、 間違えのないよう気持ち よく届けられるよう心掛 けています。全てが予定通 りにいかないものです。臨 機応変に対応していくこ とも大事です。自分の中の 選択肢を沢山持っておき ましょう。 343 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間: 9:00~17:00 設定課題:仏花の制作のコツ。 実 習 内 容 ① 清掃 8/12 ② 水あげ (水) ③ 市場の見学 ④ 仏花制作 ⑤ パンパスのカット ⑥ 墓花制作 実習生の特記事項 指導者のコメント 早朝から行われる競では安く 普段行けない市場にも行 買うことが出来るが、箱買い ってもらいました。本来は や大量に購入しなければいけ 関係者以外入ってはいけ ない。仲卸では量、個数を選 ない所なのですよ。魚や野 び商品1つ1つを吟味して買う 菜同様に花にも市場があ ことができる。仏花は仏壇用 り、流通の要です。お墓用 で墓花はお墓用のお花である の供花を作って頂きまし 。仏壇の場合は、近くにろう た。初めての方の中では上 そくがあったりスペースに限 手でしたよ。 りがあるので、墓花よりもボ リュームが少なく小さい。 設定課題:仏花と墓花の違いについて。 実 習 内 容 ① 清掃 8/14 ② 水あげ (金) ③ ラッピング 勤務時間: 9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント ラッピングはアレンジに合っ 早とちり、焦り、思い込み た用紙やリボンを選び、1つ1 はミスを招きます。何事で つ手作用ですることの難しさ も言えることです。手が器 を学んだ。私は不器用なので、 用、不器用というのは訓練 ④ 造花の在庫確認 リボンを丸めたりする工程が 次第でなんとでもなりま 難しかった。早とちりをしな す。 い。 ⑤ 花の水やり ⑥ 仏花制作 設定課題:前回した商品管理の方法を覚えているか。 実 習 内 容 ① 清掃 8/15 ② 花瓶の水替え (土) ③ プリザーブドフラワー 実習生の特記事項 勤務時間: 9:00~17:00 指導者のコメント プリザーブドフラワーにはワ プリザーブドフラワーは イヤリングという下準備が必 趣味でやったり、副業でや 要。花が崩れないよう丁寧に ったりする人が多いです。 ワイヤーを脇に通す作業がと やってみてはいかがです の下準備(ワイヤリン ても大変で、時間がかかった。 か? グ プリザーブドフラワーは生花 よりも準備に手間と時間がか ④ 水やり ⑤ 苗を天井にぶら下げる かる。プリザーブドフラワー は乾燥させてから色を抜き、 また色を入れてできている。 344 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 勤務時間: 9:00~17:00 設定課題:手早くミスなくできるか 実 習 内 容 ① 清掃 8/16 ② 店内の花瓶の水替え (日) 実習生の特記事項 指導者のコメント 県民会館への納品に行った際 花屋の仕事は力仕事も多 には、素早く運ぶということ いのです。他の仕事でも同 で重いもの、大きいものを両 じだと思いますよ。 手で持てるだけ持っての移動 ③ ラッピング だったので、体力の重要性を ④ 県民会館への搬入 ⑤ ストックルームの花瓶 の水替え 改めて感じました。お客様に 威圧してしまうため、腕を後 ろで組まない。 ⑥ 伝票ちぎり ⑦ BBT納品 設定課題:フラワーアレジメントの方法、コツ 実 習 内 容 ① 清掃 8/17 ② 水あげ (月) ③ 値札つけ ④ ミニブーケ、墓花制作 ⑤ 雑庫整理 ⑥ フラワーアレジメント の制作 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント フラワーアレジメントでは、 1週間おつかれさまでし 花のバランスを考えながらオ た。このインターンシップ アシスに生けた。どの花を組 が今後の学生生活の糧に み合わせるか、どこに入れる なればいいなと思います。 かアドバイスを頂きながらの アレンジメントは大変よ 作業だったが、自分で考えな くできました。 がらの作業でとても神経を使 った。最初、慣れるうちはて きとうに済ますよりも、時間 をかけて丁寧にする方が良い 。数をこなすうちに、スピー ドはついてくる。 345 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:富山テレビ事業株式会社 花メイト 経営情報学科 1年 15M012 大間知瑞月 見えない仕事がお店を支える 私は、富山テレビ事業株式会社 花メイトで7日間就業体験をさせていただきました。今回、 私がインターンシップに参加した理由は、就職活動や将来就職した際にその経験を自分の自信 へと繋げたいと考えたからです。 花メイトでは、来店されるお客様への花の販売、一般家庭や企業、病院などへの花の配達、 開業祝い等のスタンド花の作成、冠婚葬祭、植物園への花の納品など、花に関するさまざまな 仕事を行っていました。前もってその日に予定していた仕事だけでなく、急に配達の依頼がき たり、花束の注文をされたりすることも多く、臨機応変に丁寧に対応することが求められる仕 事だと感じました。就業体験3日目は金沢公営卸売市場の見学をさせていただきました。金沢 の市場は富山の市場に比べて品が多いため、競りが終わるまで4時間ほどかかることもあるそ うです。花屋はあまり競りをする印象がなかったので、活気のある競りを見てとても驚きまし た。 花屋は、接客などお客様から見える仕事の他にしなければならない仕事がたくさんあります。 私は、花メイトで就業体験をするまで、花屋はお客様と接する時間が1日の仕事の中で最も長 いと思っていました。ですが、実際に仕事を体験するとそうではありませんでした。花束につ けるメッセージカードやスタンド花に掛ける札の印刷、展示期間を終えたスタンド花などの撤 去作業、結婚式で使用する花の下準備など、お客様の見えない場所で行われる仕事は数多くあ ります。メッセージカードや札の印刷はコンピュータを使って行うので、授業で学んだことを 活かすことができました。私が特に印象に残っているのは、花の水やりや花の入った瓶の水替 え作業です。植物によって水やりの仕方が違って、中にはあまり水をやってはいけない花もあ りました。水やり作業は、多くの植物に触れ、いろいろな花の名前を知ることができて楽しか ったのですが、しゃがんだり中腰になったり立ったりという動作を繰り返し行うのでとても体 力がいりました。 同じ作業を繰り返し行うことについて、指導者の方が教えてくださったことがあります。そ れは、同じことの繰り返しでも意味のない仕事はなく、それも一つの仕事の大切な一部である ということです。私は店の後ろで何も考えずただ頼まれた作業をなんとなく行ってしまってい る時がありました。ですが、お客様と直接会話したり、花束を作ってお渡ししたりすることだ けが大切なのではなく、見えない場所で枯れた花を切ったり、スタンド花のための土台を作っ たりすることもとても重要なお店の仕事の一部だと気付きました。そうした仕事も最後はお客 様から見える仕事へと変わるからです。これは花屋に限ったことではなく、どの職業にも言え ることだと思います。 どんな仕事でも一つ一つに手を抜かず、真面目に丁寧に取り組むことがお店を支えることに なるとわかりました。 私はこのインターンシップでの経験を忘れず、今後の学習や就職活動に活かしていきたいで す。課題やテストが自分の将来と大きく関わることであるという自覚を持ち、一つ一つに対し てこれまで以上に真面目に取り組んでいきたいと思います。 346 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:花メイト 大間知 瑞月 研 修 日 報 設定課題:花メイトの仕事を知る 実 習 内 容 ①掃除、水やり 8/18 ②値付け ③花束に添えるカード作り (火) ④配達の補助 ⑤週末にある仕事の準備 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 掃除や水やりなどは、立った 素直に実践するというこ りしゃがんだりを繰り返し行 とは大事ですね。がんばっ うため、意外と体力がいる作 てください。 業だ。水やりはそれぞれ植物 に合った方法でしなければな らないことがわかった。 また、自分から進んで何をし たらいいのか質問していくと いいとアドバイスを頂いたの で、それを実践していきたい。 設定課題:自ら進んで行動する 実 習 内 容 ① 水やり 8/19 (水) 指導者のコメント 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 急に配達の注文が入ったり、 どんな仕事にもあること 花束を作ってほしいというお ですが、花屋の仕事は力仕 客様が来られたりするので、 事もあれば急な仕事もあ ③ 仕入れた花の水上げ 臨機応変に対応しなければい ります。 ④ ラッピング、配達 けないとわかった。 ② 富山の市場見学 結婚式に使用する花の準備で ⑤ 入荷した花の確認 は細かい作業を繰り返し行っ ⑥ 札作り た。 ⑦ 結婚式で使用する花の仕 込み ⑧ フラワーネットでの他店 への発注 設定課題:金沢の市場見学 実 習 内 ① 金沢の市場見学 8/20 (木) ② 花の水替え ③ 植物園への納品 容 勤務時間:6:30~14:30 実習生の特記事項 市場での競りは、買いたい人 が値段を指で表しアイコンタ クトでやりとりを行っていた のがイメージと違い印象的だ った。金沢の競りでは富山の 市場よりも安く花が手に入る ということがわかった。 植物園へ花を納めるという仕 事もあることが意外だった。 347 指導者のコメント なかなか行ける場所では ないので良い経験になっ たでしょうか。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自ら進んで行動する 実 習 内 容 ① 掃除、水やり 8/22 (土) 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 大きなものをラッピングする 確かに同じことの繰り返 しという作業もたくさん あります。でも意味のない 仕事はなく、それは一つの 仕事の大切な一部である こともあります。なんでこ ういうことをしているの だろうと思い、考えながら 仕事をすることも大事で す。 のが難しかった。 ② ラッピング 花の入れ替えやフラワーシャ ③ 店内の商品の入れ替え ワー作りなど、同じことを繰 り返し行う作業がたくさんあ った。 ④ 配達の補助 ⑤ フラワーシャワー作り ⑥ バケツの洗浄 設定課題:自ら進んで行動する 実 習 内 容 ① 結婚式場へのボールポッ 8/23 トの回収作業 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 枯れた花や葉を切ることによ しかし、すべてを処分しな いというわけでもありま せん。これ以上とっておい ても売れないもの、良くな る見込みのないもの、それ らは思い切って処分しま す。「売れる」と「人件費 」という問題があります。 会社は利益を出さないと 続けられません。その中で 無駄なことは省いていく というのも大事なのです。 植物も生きているのです が、仕方ありません。無駄 なく仕入れて、しっかり管 理することが大事になり ますね。 って新しい葉や茎を出させる ということを知って、枯れて (日) ② 配達 弱ったものもすぐに処分する のではないのだなと思った。 ③ 品出し ④ 外にある花の手入れ 水替えは日曜日にお店にある ものすべて行うということが わかった。 ⑤ 札作り ⑥ 花の水替え 348 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:自ら進んで行動する 実 習 内 容 ① 掃除 8/24 (月) 勤務時間:9:00~17:00 実習生の特記事項 指導者のコメント スタンド花の作成に必要なオ 花の注文というのは結構 ギリギリになることがあ りまして、そうなると花屋 はそれに対応しないとい けません。スピードも大事 になります。個人的には、 もっと早めに前もって注 文してもらえればもっと キレイに作れるのにと思 います。 勤務時間:9:00~17:00 アシス詰めをした。注文が集 ② 仕入れた花の水上げ ③ オアシスを詰める 中したら一気に同じものを何 個も作らなければいけないた め、大変だと思った。 ④ 札作り 設定課題:自ら進んで行動する 実 習 内 容 ① 掃除、品出し 8/25 ② オアシス詰め (火) ③ 札作り ④ フラワーネットでの他 店への発注 ⑤ フラワーアレンジ作り 実習生の特記事項 指導者のコメント 午後からはフラワーアレン ジ作りをした。ただオアシス に花をさしていくのではな く中心を決めてそこへ向か ってさしていくことで、花を きれいに見栄えよく作るこ とができるということを学 んだ。配置を考えながら、自 分好みのアレンジを作るの が面白かった。 面白かったですか!では 花屋というのも選択肢の 一つですね。この一週間 の経験がこれからの仕事 探しの役に立ったら嬉し いです。一週間お疲れさ までした! ⑥ 水やり ⑦ 配達の準備 349 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社明文堂プランナー 経営情報学科1年 15M092 杉田 拓帆 顧客満足度を高めるサービス 私は、夏休みの間に株式会社明文堂プランナーで5日間、インターンシップをさせていただ きました。今回のインターンシップでの実習の課題とテーマは、働くという事はどういう事な のか、そしてお客様に対する小売・卸売業での顧客満足度を高めるサービスにはどのようなも のがあるのかについて学ぶというものでした。その課題とテーマをもとに、今回の研修結果を 報告したいと思います。 はじめに、株式会社明文堂プランナーとは、富山県を中心に店舗を拡大し展開している書店 チェーンのことです。近年では隣の石川県に出店し、また関東地方では埼玉県にも出店してい ます。企業のメインテーマには『感動』を掲げ、レンタルチェーンの TSUTAYA やコーヒーチ ェーンのタリーズコーヒーなどとの複合型店舗の出店を急速に進めており、様々なサービスに 取り組んでいます。金沢ビーンズなどに見られる大型店舗にも力を入れ、官公庁、学校、一般 企業向けの書籍の販売や、OA 機器(富士ゼロックス製)の販売を行っています。 私が研修をさせていただいた明文堂新入善店では従業員が、Book・レンタル・TR(ツタヤレ コード)・ゲーム・カフェと5つの部署に分かれて仕事をしており、私は5日間でそれらすべて を体験させていただきました。 Book 部門では毎日何十種類何百冊の書籍や雑誌が入荷され、それを検品後に店頭の所定の場 所に商品を並べるというのが主な業務でした。そこには商品を手に取りやすいように、お客様 が新刊に気付きやすいようにといった、日によって新たな売り場を作り上げる従業員の「飽き させないサービス」がありました。レンタル・TR(ツタヤレコード)・ゲーム部門では Book 部 門と同じように、毎日数百枚の DVD とコミックの貸出、返却物の検品・仕分け、そしてゲー ムの販売が主な業務でした。店内で万を超える数の DVD とコミックを取り扱い、返却された DVD は一枚ずつディスクを取り出し清潔処理したのちに所定の位置に戻すという作業には従 業員の「徹底したサービス」がありました。 カフェ部門ではコーヒーやジュース、さらにはケーキやパフェをお客様に提供するのが主な 業務でした。そこには本を買ったお客がすぐにその場で読めるように、また人々が腰を落ち着 かせのんびりとしたひと時を過ごせるようにする「場をつくるサービス」がありました。 以上のように、明文堂プランナーは明文堂書店・TSUTAYA・タリーズコーヒーが互いに協 力し合い、よりお客に満足してもらうための様々なサービスがありました。今回の研修で顧客 満足度を高めるサービスについて詳しく知る事が出来ました。そして、現在の書店は、ただ単 に本を売るだけであれば Amazon 等のインターネットで十分であり、お客様のことを考えなが ら様々なサービスを提供し常に創意工夫をする必要性も感じました。 350 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社明文堂プランナー 研 杉田 拓帆 修 日 報 設定課題:働くという事や、顧客満足度を高める。サービ スについて学ぶ。 実 習 内 容 Book部門にて 9/14 (月) ① 商品の在庫確認 ② 商品加工 実習生の特記事項 シュリンクとは、その日に入 荷した書籍を薄い透明のビ ニールで包装し熱処理を施 して汚損を防ぐこと。 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 多忙によりなし ③ 商品の店頭出し ④ 売り場巡回 ⑤ 商品の補充 ⑥ 商品のシュリンク作業 設定課題:働くという事や、顧客満足度を高める。サービ スについて学ぶ。 実 9/15 (火) 習 内 容 TR(ツタヤレコード)部門に て ① 商品のシールラベル張 実習生の特記事項 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント DVDにはそれぞれ最大6桁の 多忙によりなし 番号が振ってあるため返却 時に間違えないようにする。 り ② 商品のメンテナンス ③ 商品の検品作業 ④ レンタルDVDの返却 設定課題:働くという事や、顧客満足度を高める。サービ スについて学ぶ。 実 習 内 容 Book部門にて ① 商品の在庫確認 9/16 (水) ② 商品の店頭出し 実習生の特記事項 新商品が一冊単位で入荷さ れるが、それは注文以外に販 売した商品を個々に再入荷 しているからである。 ③ 商品の品出し ④ 売り場巡回 ⑤ 商品のシュリンク作業 ⑥ 清掃 ⑦ 商品の陳列 351 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 多忙によりなし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:働くという事や、顧客満足度を高める。サービ スについて学ぶ。 実 習 内 容 TR(ツタヤレコード)部門に て 9/17 (木) ① DVD・コミックの返却 ② 返却されたDVD・コミッ クの確認と仕分け 実習生の特記事項 返却されたDVD・コミックに は希に汚れがある場合があ るためその都度の丁寧なメ ンテナンスが必要である。 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 多忙によりなし ③ 商品のシールラベル張 り ④ 多店舗からの中古商品 の加工 設定課題:働くという事や、顧客満足度を高める。サービ スについて学ぶ。 実 習 内 容 午前:Book部門にて ① 新刊の店頭出し 9/18 (金) ② 商品のメンテナンス ③ 商品の店頭出し 午後:カフェ部門にて 実習生の特記事項 カフェでは衛生面に気を付 け、食器洗浄の効率化を図る ために大型の食器洗浄機を 操作する必要がある。 パフェはアイスが溶けない うちに素早く作る。 ① 食器回収 ② 食器の洗浄 ③ テーブルの清掃 ④ パフェ作り 352 勤務時間:9:00~16:00 指導者のコメント 多忙によりなし Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント 経営情報学科1年 15M067 石原 緑里 笑顔から始まる一日 私は株式会社ジェック経営コンサルタントで5日間のインターンシップをさせていただきま した。インターンシップでは経営コンサルタントという職業について知ること、社会に出て仕 事をするにあたり、自分に足りない素質、必要な能力は何なのかを見つけること目標として参 加しました。 インターンシップでは、男性を対象とし、農産物加工品を活用したスイーツ商品の開発と提 案を体験させていただきました。商品開発を行うにあたり、まず初めに行わなければいけない ことはスイーツのニーズ調査です。有磯海サービスエリアにてヒアリングによるアンケート調 査を行いました。歩いている人に声をかけ、相手の話を聞くことを中心として情報収集を行う ヒアリングは断られることが多かったです。しかし、笑顔で元気よく声をかけることでアンケ ートに答えてくれる人が増えました。相手に共感をする会話をまじえて接することで、紙のみ で行うアンケート調査では得られない情報や感情を読み取ることができます。笑顔で接するこ との効果と重要性を学ぶことができたとともに、多くの人と関わったことでヒアリング調査を することのやりがいと楽しさを感じました。 スイーツのニーズ調査の次に、商品開発に向け ての企画を行いました。ジェックとしての役割は農産物を提供してくれる企業のマッチング、 モニタリング調査、販売経路の確定、広告などを利用した販売促進を行うことです。実際にど この企業と商品を共同開発するのか、その商品を開発することでどのような効果を得ることが できるのかなど、企画から販売後の結果まで予測をして商品開発を行いました。商品開発を行 う際のポイントは、「誰を対象とした商品なのか」「その商品はどのような商品なのか」の二 つを明らかにすることです。商品の開発から販売まで一貫性を持たせるために必要な事柄であ り、より具体的で洗練された商品開発が可能になります。実際の商品開発と同じ手順で企画を 行うことで、ものづくりの基盤となる企画の重要性を改めて感じました。 ジェック経営コンサルタントが一番大切にしていることは、どのような時でも笑顔を忘れな いことです。社員の方々の一日は、元気な挨拶から始まります。ヒアリングでのアンケート調 査を行ったときに断られてばかりで辛かった仕事も、笑顔で話しかけることで多くの方と関わ ることができ、この5日間で一番楽しい業務になりました。提案のプレゼンテーションの前に 担当の方がおっしゃった、「うまく話すことが大切ではない。笑顔で話し、気持ちを伝えるこ とが大切だ」という言葉が印象に残っています。インターンシップでは、社員の方々やインタ ーンシップ生、アンケートに協力してくださった方々など多くの人と関わりました。インター ンシップで学んだことは、社会に出て必要な素質は笑顔で、元気でいるということです。私は 少し人見知りですが、インターンシップを通して人と関わることに積極的になれました。残り の短大生活では、ボランティア活動やサークル活動に積極的に参加し、多くの人と関わり、笑 顔のたえない学校生活にしたいです。 353 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント 研 石原 緑里 修 日 報 設定課題:企画提案書、調査、事業について学ぶ 実 8/17 (月) 習 内 容 ①挨拶、礼儀の重要性につ いて ②富山県の未来創生戦略 について、ジェックが行っ ていること ③創造的問題解決手法に ついて ④発想法、アイディア創出 法 実習生の特記事項 ジェック経営コンサルタン トが行っている業務の説明 と実績。 問題解決手法について。(K J法及びブレインストーミ ング) 8/18 (火) 習 内 容 ①有磯海サービスエリア で男性にヒアリング調査 ②集めたアンケートの振 り返り ③Excelでアンケート集計 実習生の特記事項 ヒアリング調査は笑顔で話 しかけアイコンタクトを摂 る 会話を取り入れフレンドリ ーに。 話しかける前に人の様子を よく見る。 設定課題:学生らしい商品開発の企画・提案 実 習 内 容 ①調査結果のまとめ 8/19 ②商品のアイディア出し (水) ③ターゲット層の検討 ④販売戦略の検討 指導者のコメント 講義中心に1日目でした が、まじめに受講し、質 問にもハキハキと答えて いました。 アイディア創出法について。 (ロジックツリー及びマン ダラート発想法) 設定課題:笑顔で、積極的にヒアリング調査を行う 実 勤務時間:8:00~16:00 勤務時間:8:00~16:00 指導者のコメント 有磯海SAでのアンケー ト調査は、緊張しながら も一生懸命お客様に声か けをして、調査をする姿 が印象的でした。一枚の アンケートを取る難しさ を実感した一日であった ように思います。この体 験が今後様々な事に活か していっていただければ と思います。 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 商品自体の味に60%、パッ ケージ・広告・名前に40% の力を注ぐ。 企画を考える、商品開発 を行うためには様々な事 を明らかにしなければな りません。たくさん話し 合い考えてください。 名産物を使うなら、企業との マッチングの必要がある。 354 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:伝わりやすいプレゼン、提案書作り 実 習 内 容 ①提案書作成 8/20 (木) ②農商工連携ファンド事 業の助成金について学ぶ ③プレゼンテーション作 成 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 富山のファミリーマートで 販売する予定の商品だから、 富山の名産物を使い富山ら しさを出す。 いろいろな補助金があり ますが、種類ごとに内容 やルールが違うので、そ の都度確認が必要です 商品を作る際に明確にしな ければいけないことは、ター ゲットとコンセプト。 農商工連携ファンド事業の助 成金を利用することで富山の 農産物を使った商品開発のあ とおしになる。 設定課題:笑顔を忘れない 実 8/21 (金) 習 内 容 ①プレゼンテーション作 成 ②プレゼンテーション ③反省のグループディス カッション 勤務時間:8:00~16:00 実習生の特記事項 指導者のコメント 大事なのはうまく話すこと グループのみんなと一生 ではなく、笑顔で話すこと。 懸命企画を考えていまし た。プレゼンテーション 自分に自信を持つ。 の際には、聴講者にしっ かり顔を向け、堂々と発 学生のうちに多くのことを 表していた姿が印象的で 経験しておく。 した。企画書をつくりあ げたことは大きな自信に つながったのではないか と推察しています。 355 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社理想経営 経営情報学科1年 15M058 山田千紗都 小さな仕事も大きな役割 私は7月24日~28日の5日間、株式会社理想経営という研修会社で職業体験をさせてい ただき、主に事務の仕事や研修の準備などに携わりました。このインターンシップでの私の目 的は、事務仕事の内容を、そして仕事の責任の重さとはどのくらいなのかを体感することでし た。 5日間の研修で特に大きく感じたことは、どんな小さな仕事でも一つひとつが重要な役割を 担っているということです。例えば研修の準備では、カードを番号順に並び替えたり備品に不 備が無いか確かめたりと単純で細かい仕事が多かったのですが、これらはお客様が使いやすい ようにするという目的を持っていました。また講座受講者一覧名簿作成は、受講者の勤め先・ 連絡先、参加した講座を一目で分かるようにし、今後の業務が捗るようにするという目的があ りました。どの仕事にも行う意味があり、一人ひとりが経営に担っており、自分だけではなく て他の社員の仕事にも影響を及ぼしたり、お客様への信頼につながったりするので社会人はよ り責任が重いのだということが分かりました。また、どの業務もただただ作業を進めるのでは なく「どうすれば効率よくできるか」「良いものが作れるか」と考えながら行う必要があるこ とが分かりました。限られた時間の中で1秒でも短く、かつクオリティの良い結果を出さなけ ればならないからです。そしてその良い結果を求める際に必要なのは、仲間との連携です。5 日目に同席した月次ミーティングでは、年齢・役職の枠を超えてチームのために言い合えるこ とができ、否定するときも遠慮せずはっきりと述べることができる雰囲気と、自分の意見を言 いつつ相手の意見も汲み取る雰囲気を感じ取りました。活発な意見交換や発言者への質問、そ れに対して即返答を行っており、一人ひとりの真剣さが伝わってきました。私は今まで自分の 意見を伝えずに流されてしまうことが多かったため、これからはチームの共通目的を果たすた めにもきちんと発言していこうと思いました。またミーティングの最中の事後報告で、研修で 行った内容を実際に仕事に盛り込んでいる・活用している、と嬉しそうに報告されていたのが 印象的です。社会人の方が仕事にやりがいを感じるその瞬間を間近で見ることが出来ました。 また、1日目の在庫管理で、数え間違いや計算ミスをしてしまいました。在庫管理は企業の経 営に関わる重要な仕事の1つであり、1でも数値を間違えると大変なことになると企業の方に 注意されました。そして、ミスを責めるのではなく2度と同じミスを犯さぬよう反省していく ことが大切であると教わりました。仕事以外には、昼休み等に企業の方々と親しくお話しする 機会が非常に多くありました。そのため、違う年代・趣味の方とのコミュニケーションを取る ことの勉強にもなりました。今回の職業研修を通して、私には一人で最後までやり抜く覚悟が 足りていないことを痛感しました。今後は何でも人頼みにするのではなく、まずは自分でやろ うと思います。 最後に、株式会社理想経営で貴重な体験をさせていただけたことに、厚く御礼申し上げます。 356 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:株式会社理想経営 山田 千紗都 研 修 日 報 設定課題:職場の雰囲気に慣れる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①清掃 一つひとつが重要な仕事で 8/24 ②オリエンテーション あるから責任も重大であり、 (月) ③備品を数える 1でも数値を間違えると社 ④在庫確認 員だけではなくお客様にも ⑤宛名シール作成(Word) 迷惑をかけてしまうことが 分かりました。今日は単純作 業が多かったのですが、最後 まで気を抜かずに丁寧に取 り組めたと思います。また、 どうやったら効率的にでき るか試行錯誤しながら取り 組めたのも良かったと思い ます。挨拶の声が小さかった ことが反省点です。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント お話したこと、伝えたこ とを念頭に入れ、忠実に 仕事に取り組んでいまし た。また普通の事務仕事 と違い研修会社という特 殊な会社での仕事は単純 で細かい仕事が多い中、 効率的に丁寧に取り組ん で下さいました。初日で 緊張のせいか、終業時に は疲れた様子でした。お つかれ様でした。 設定課題:自分の意見をきちんと述べる 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①コピー 今日はヒアリングをしまし 8/25 ②チラシについて た。チームとして最も良いパ (火) ヒアリング フォーマンスをするために ③ファイル整理、 は、年齢・役職の枠を超えて テプラ作成 遠慮せずに意見を言い合う ④カード整理 ことが必要であると教えて ⑤封筒・送付書作成 いただきました。スムーズで はありませんでしたが、自分 の意見をはっきりと言えた ので、設定課題はクリアでき たと思います。 勤務時間:9:00~16:35 指導者のコメント 人前で話す苦手な仕事を し「仕事はチームでする こと、広い視座を持って 取り組むこと、相手の立 場に立って考える」など 大切なことに気づかれま した。社会人になった時 にはこれらの気づきを糧 に頑張って下さると思い ました。 357 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:メモをしっかり取る 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①MIBTの表作成、資料読み テンプレも何もない真っ白 8/26 ②文書校正 の状態から一覧名簿を作成 (水) ③研修セットの準備 しました。ただひたすらに打 ④会計の仕事 ち込むのではなく、どうした ⑤伝票確認 ら見やすくなるかを考えな ⑥公開講座受講者一覧 がら取り組めたのが良かっ 名簿作成(Excel) たと思います。また、個人情 報の取り扱いはお客様から の信頼にも関わるので、特に 慎重に取り組みました。単純 作業も大切な仕事だという 意識が持てました。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 仕事をしながら「目的と 目標」の違いを理解され たようです。それあらを 理解することで工夫や進 め方を考えながら仕事を していただきました。「 仕事とは」どんな事か、 自分の中では漠然とした 思いがあったようですが 、実習を重ねるごとに仕 事について具体的に理解 し何が大切なのかが少し ずつ解ってきたようです 。おつかれ様でした。 設定課題:最後まで気を抜かずに仕事に取り組む 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①昨日の名簿の続き 昨日に引き続き、個人情報を 8/27 ②文書校正、修正 取り扱う仕事が多かったの (木) ③送付書など で緊張しました。入力した文 ④テプラ作成 字の正誤チェックが大変で した。社員の方と仕事のやり 取りをすることが多かった のですが、相手の時間を無駄 にしないよう、明確に伝える 必要があることが分かりま した。今日何回かミスをして しまいましたが、そのミスを いつまでも悔やむのではな く、その経験から次はどのよ うにしたら良いのかを工夫 していくことが大切だと教 えていただきました。 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 4日経ち昼食時には社内 スタッフとのコミュニケ ーションもでき楽しく過 ごすことが出来るように なりましたね。資料も見 やすく使いやすく工夫し 作成していただきました 。1つひとつ確実に学び 糧にしておられる様子が 伺えます。おつかれさま でした。 358 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:ミーティングの様子・雰囲気・進み方を経験する 実 習 内 容 実習生の特記事項 ①名簿チェック・訂正 月次ミーティングに同席さ 8/28 ②ミーティング せて頂けました。発言が終わ (金) ③郵便物作成 るとすぐに意見や質問が出 ④帰ってきた備品数え ていたり、意見を求められる と即返答していたりしたの が印象的です。常に自分の考 えや業務、経験と照らし合わ せながら聞く必要があるの で、ひと時も気を抜いてはな らないことを感じました。研 修事後報告で、研修で行った 内容を実際に業務に取り組 んでいる・活用している企業 さんのお話を嬉しそうに話 されていたのを見て、仕事の やりがいとはこのようなこ となのだなと思いました。 359 勤務時間:9:00~17:00 指導者のコメント 私たちの会社の他に様々 な職種がたくさんありま す。山田さんの就職にむ けて会社研究をし自分を 知り、何をしたいのか、 何ができるのかを少し考 えてみるとよいかもしれ ません。今回のインター ンシップを通して少しで も山田さんのお役にたて れば嬉しいです。今後頑 張ってください。 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:グンゼスポーツ株式会社富山店 経営情報学科 1年 15M049 藤木裕一 お客様との対応能力やマナーの差 私は、9月8日~12日の5日間、インターンシップとして就業体験に参加しました。今回の 目標は、実際に社会で働いておられる方々の普段の仕事の様子を見て、①社会人になる上で、現 時点で不足している要素を確認し、②業務上支障をきたす短所を見出し、③現時点でできる最大 限のことは何かを発見することです。 最初の事前挨拶では、相手方の担当の方が自分に質問攻めをされ、試されている気がしました。 自分の中ではいいことを言えた気がしますが、お話を聞いていると事前挨拶でインターンシップ に落ちている人もいたとのことで私は参加できてよかったです。 私の5日間の研修内容は、主にプールでのスクールの手伝いやスポーツジムのレッスンの参加 や清掃、表に出て、お客様とのコミュニケーションや出入りの確認などをしました。最初は覚え ることが多くて大変でしたが、楽しかったためかすぐに覚えることができてよかったです。私は もともと運動が好きなため、ジムのレッスンやプールのスクールの参加は5日間の中でも印象に 残っています。 さて、私の今回のインターンシップの目標についてですが、自分の最大限できることはできた と感じています。指導者の方々が私に優しく的確に指導してくださり、また自分も努力したため に満足いく結果になりました。自分に足りないものは何か、短所は何かということですが、お題 にもある通り、「お客様との対応能力やマナーの差」です。私はラーメン屋でアルバイトしてい てお客様とのコミュニケーションには少し自信があったのですが、プロの方々は私が想像してい るよりもはるかに超えていて驚きました。いつもはお客様の立場でいるために気づかなかったの ですが実際に働くという立場に立ってみると本当に見方が変わり新鮮でした。いつも笑顔でお客 様と会話しており、はきはきと行動しておられました。プールのスクールの子供の授業の時には 私との差がはっきりと出て私は悔しいとともに尊敬の意が現れました。私も将来はあの方々の様 に対応能力やコミュニケーション能力を高めていきたいです。また、社会におけるマナーですが、 当然のことながら挨拶やお礼などを完璧にするということですが、私は指導者の方に数回か注意 されもっとマナーも身につけたいと感じました。社会に出るときに勉学の方も大事ですがそれよ りもコミュニケーション能力やマナーをもっと学んだほうがよいと感じました。 今回の5日間の就業体験は私にとって収穫が多かったです。お客様との対応に仕方やマナー、 実際の仕事の雰囲気などをつかめました。お客様との対応能力が下手で対応できないという私の 短所も分かり、また貴重な体験もさせていただいたので感謝の気持ちでいっぱいです。私は、今 回で学んでことをしっかりと次に繋げて活かせるように努力していきたいです。今後はもっとさ らなる高みを目指して誠心誠意努力していきます。 360 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研修先名:グンゼスポーツ株式会社 研 藤木 裕一 修 日 報 設定課題:プールの監視の方法やお客様との良いコミュニ ケーションの取り方を学ぶ。 実 9/8 (火) 習 内 容 勤務時間:9:30~17:30 実習生の特記事項 指導者のコメント 実習内容に対する反省・感想 ・お客様とのコミュニケーシ ョンの取り方をもっと身に 着けたいと感じた。 実習初日、お疲れ様でし た。いろんなことを吸収 していってください。 設定課題:初日よりも活発的に行動し、大きな声であいさ つをする。 勤務時間:9:30~17:30 ①プールの監視 ②プールでのスクールの 手伝い ③プールでのレッスンの 参加 ④全体の清掃 実 9/9 (水) 習 内 容 ① ジムの監視・清掃 ② ゴミだし 実習生の特記事項 指導者のコメント 基本的な挨拶をしっかりと したい。マナーをしっかりと する。 お客様を笑顔にさせるこ とは藤木くんにもできる と思います。ぜひ、考え て実践してください。 ③ プールのスクールの手 伝い ④ プールの監視 設定課題:何事も自分から行動する。 実 9/10 (木) 習 内 容 ① フロントでのお客様と の対応や確認 ② プールでのレッスンの 参加 実習生の特記事項 勤務時間:9:30~17:30 指導者のコメント もっとコミュニケーション 実習三日目、お疲れ様で 能力を上げる。スクールでの す。お客様目線で業務を 子供の扱い方を上手にする。 行うと新しいものが見え てくると思います。ぜひ、 実践してみてください。 ③ プールでのスクールの 手伝い ④ 全体の清掃 361 Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」 研 修 日 報 設定課題:少し慣れてきた環境の中で自分の中で最大限学 んだことを活かす。 実 9/11 (金) 習 内 容 実習生の特記事項 指導者のコメント 4日間を通して自分の今の お客様との対応能力の限界 を感じた。もっと努力して高 めたい。 急な応対には事前に心の 準備と、もしこういうこ とがあったら、自分なら こうするといった内容を 常に考えておくといいと 思います。 設定課題:最終日なので、学んだことを全てだし、自分の 出せる力を全力で出す。 勤務時間:9:30~17:30 ① ジムでのトレーニング ② フロント ③ スクールの手伝い ④ 全体の清掃 実 9/12 (土) 勤務時間:9:30~17:30 習 内 容 ① プールの監視 ② 全体の清掃 ③ プールのスクールの参 加 実習生の特記事項 指導者のコメント 5日間で自分の中で変わっ たものや学んだことが多か った。次から活かしていきた い。 5日間の実習お疲れ様で した。今回で藤木くんの 成長を感じられました。 これを糧にしてさらなる 成長を期待しています。 362 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 インターンシップ就業体験発表会 本学では、事後研修として大学祭の期間中、『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』 を Web 形式で展示発表しています。また、学内発表会では代表者の選抜も兼ねて PowerPoint を 使用した口頭発表会を行っています。学外発表会では、県内の大学が合同で行うインターンシッ プ就業体験発表会に参加し、本学から代表者1名が発表を行っています。以下にその概要を掲載 いたします。 1. 学内インターンシップ就業体験発表会 平成27年10月17日(土)と18日(日)に行われた大学祭で、インターンシップに参加 した全学生は、『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』を Web 形式で展示発表を行いま した。 平成27年11月24日(火)に第10回経営情報学科インターンシップ学内発表会を実施し ました。事前に提出された発表用資料を基に、学科教員によって行われた厳正な審査結果から選 考された以下の6名の発表者が、10分以内で、就業体験で得た良さや苦労話、そして将来への 抱負をプレゼンテーション致しました。聴講した学生達の多くは、様々な職業観を知ることがで き、今後の進路選択に役立てていました。 ① 井城 久瑠美:ボルファートとやま ② 島倉 優佳:まちづくりとやま ② 石塚 奈瑠美:オーアイ工業 ④ 朝野 杏梨:黒部市吉田科学館 ⑤ 沖高 沙織:北山ナーセリー ⑥ 山田 千紗都:理想経営 2.学外インターンシップ就業体験発表会 平成27年12月日(水)、冨山国際大学 黒牧キャンパスにて県内合同インターンシップ就業 体験発表会が実施されました。この発表会は、富山国際大学、北陸職業能力開発大学校、富山短 期大学、富山工業高等専門学校、高岡法科大学、富山大学、富山県立大学の各校よりインターン シップを体験した代表学生1名がどのような研修であったか、どのように有益であったのか等を 発表し、学生間、企業間、学校間で情報交換の場として活用するために実施されました。本学を 代表して、北山ナーセリーで就業体験を行った沖高 沙織さんが発表を行い、高い評価を頂きま した。 また、株式会社エムダイヤの森社長による特別講演も行われました。これらの発表会と講演会 にインターンシップに参加した本学学生が全員参加し、インターンシップ科目の総括を行いまし た。これらの総括の一部として、「Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会に参加して」に学生達 の意見や特別講演会の感想などを記述致しました。また後輩達へのメッセージとして、インター ンシップを経験した学生より、その良さや効果、さらに苦労話や取り組み姿勢などについても併 せて記述致しました。 363 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M003 秋田 陽 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 「働く」ということは傷害のある人でも、周りの助けがあれば可能である、つまり障害者に対する 考え方が変われば、町や社会が変わるということだと思いました。働くことに覚悟を持つことや、仕 事を取り組む際に強い気持ちを大事にし、一生懸命に取り組むことが障害者の方々だけでなく、社会 に良い方向性をもたらしていくものであると感じることができました。 普通の人のように仕事することは難しいという考え方に左右されずに、働くことに対する意欲や、 自分自身の可能性を切り開くことに繋げたいという旅さんの就業に対する思いがすごく伝わってきま した。働くということは、社会と向き合うということ、人との繋がりの重要性を改めて考える良い機 会になったと思います。また、今後の自分との向き合い方や社会人として大切なことに気付き、就職 活動の準備段階として一つのことからたくさんの繋がりが結びついていくことを実感できました。人 の体験を聞いて共有するということは、新しい発見や知識となり、意識を変えて今後の生活に活かし ていくことができるのではと感じました。 <特別講演会> 「人との繋がりに感謝を」この言葉から人間関係や感謝すること、人に愛着をもつこととは?仕事 するうえでどのような意味を示し、大切なことなのか日頃の生活を思い浮かべながら考える大きなき っかけとなりました。人は誰かに支えられている、誰かが誰かを支えている。仕事だけがすべてでは なく、仕事ができる環境には誰かが存在し、信頼して共に働く社員や家族の支えがそこにはあるのだ と思います。たとえ恵まれた環境でなくても、感謝の気持ちを持ち続けること、大きな失敗をしても 成功のためにまた頑張ろうとすることが、自分自身を大きく成長させる繋がりへと変わっていくとも のであると思いました。 良い大人である前に、ひとりの社会人として、信頼は、服装や礼儀、マナーなど基本的なことがあ ってこそだと思います。人間性を築き上げていくことは、ちょっとした意識で変わることができると 思いました。人間性を高めることは自分の成長であると思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私自身、何を仕事にしたいのか、今後の将来をどのように考えていけばよいのか、就職活動に対す る意識や、実感をなかなか持てずにいたため、インターンシップが大きな分岐点になると考え、参加 を決めました。就業先では説明を受けた時点での理解は、実際に行ってみるのとでは感じ方は異なり、 仕事をする際に社員の一員であるという自覚や、責任を背負っているという意識が生まれました。だ から、分からないことはそのままにせずに聞くということや、自分だけの問題としてとらえるのでは なく、周りと連携を図る為に、視野を広く持つことを相手に伝わるように態度を行動で示すことが大 切であることを知りました。 就業体験を通し、現時点の自分と向き合うことで、今後どのような準備をしなくてはいけないのか ということを知るきっかけとできるよう就職活動の第一歩としてインターンシップに積極的に参加を してもらいたいと思います。最後に「一以之貫」:(一を以て之を貫く)という言葉を贈りたいと思い ます。意味は一度決めたことや、目標達成に向けて最後まで貫くことです。 364 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M004 浅野 由香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> ① 富山大学 経済学部 経済学科 放生 夏(ほうじょう なつ) ~株式会社リッチェル~ PREP 法という、プレゼンテーションなど自分の意見を論理的に分かりやすく伝えるために用い られる技法がある。これはまず結論を述べ、次いで理由や事柄をあげ最後にまた結論をいう、とい う方法である。最初に結論を言うことで、今から自分がいう事柄の要点を理解してもらえる。これ は日常の会話の中でも役立つと考える。スピーチなど大人数の前で発表する機会が来れば、使って みようと思う。 ② 富山短期大学 経営情報学科 沖高 沙織(おきたか さおり) ~有限会社北山ナーセリー~ 現状に満足することは、 「今自分が行っている仕事の方法で良いのだ」と自分で納得してしまってお り、客観的な目線で物事を見る力が失われる可能性がある。また、仕事自体の質が上がることなく、 小さなミスを見落としてしまったりすることもあり得る。また満足することで、仕事に楽しいという 感情がなくなり、仕事に対するやる気がなくなり成長もできない。今のやり方よりももっと効率のよ い方法はないだろうかなど、常に追求する心を持つことが大事だと感じた。 ③ 富山国際大学 現代社会学部 現代社会学科 藤井 翔平(ふじいしょうへい) ~株式会社北日本新聞社~ いろいろな人と接してたくさんの知識を吸収しておくことで、今後企画作成などある物事について 考えるときに、様々な視点から物事を見ることができる。さらに様々な視点から見ることで普段は気 づけないような間違いにも気づきやすくなる。藤井さんの発表を聞いて、普段は使わない知識でも「身 に付けておいてよかった」など、役に立つことがあるのだろうと感じた。身に付ける時間と余裕があ ればジャンルを問わずいろいろなことに挑戦しようと思う。 <特別講演会> ・自分から積極的に行動する ・コミュニケーションはしっかりとる ・人とのつながり(ご縁)は大事にしよう ・物事を様々な視点でみてみる ・自分が過去にしてきた経験が必ずどこかで役に立つ <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 最初は 14 歳の挑戦のつもりで参加してみましたが、実際参加してみると予想よりも仕事について ダイレクトに教わることが出来、身をもっていろいろ学ぶことが出来るのでおすすめします。 また毎日インターンシップの活動の最後に、学んだことや次の目標などを学校で配布される用紙に 書くシステムがあるので、ただ学ぶだけでなく実際に文字に起こして「今日はこんなことしたな」と 振り返り、その反省に基づいて「次はこうしよう」と次の活動につなげやすくなります。ぜひインタ ーンシップに参加することをおすすめします。 365 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M005 伊井 成美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回発表会に参加して一番感じたことは富山短期大学の発表の完成度の高さに驚いたことです。事 前に校内で行っていた発表会のレベルを頭の中で想像していたことから、他校の人が紙を読みながら やっていること、アドリブでやっているなど、逆に想定していなかったことが起こっていたので自分 たちの学校の発表がどれだけ優れたものだったかが良く分かりました。 原稿を覚えているかいないかは当然の違いですが,パワーポイントの作成レベルも全く違っていま した。私たちは毎週様々な授業でパワーポイントを作成しているので、出来の良い原稿やあまりよく ない原稿を見ているのですが、他大学の原稿はひたすら文字であったり配置が不安定だったり、見て いてわくわくするようなパワーポイントの利点を生かせていないものが多くありました。沖高さんの 原稿は見ていて素晴らしい、面白いと思えたのでここでも経営情報学科の発表レベルの高さが分かり ました。 しかし、参加動機に関しては他校の方々も皆さんしっかりしていて良かったと感じました。ただ参 加するのではなく、公務員と民間企業の差はどんなことであるか知りたかったなど、参加したことで 本当に自分のためになったことが伝わってきたので良かったと思います。 <特別講演会> 日本の常識は世界に通じないという入りがとても面白かったです。アフラックの CM で見る黒鳥は、 本当に存在するものだとは知りませんでした。余談だったのかもしれないけれどとても納得してみる 事が出来ました。メインの話で感じたことは、やはり努力は無駄にならないのだということです。講 演していただいたエムダイヤの社長さんの3億円の借金を負いながらもチャレンジし続けるというこ とは皆ができる事ではないと思います。しかし、そこまでやったから今のエムダイヤがあって、素晴 らしい技術と社会から評価されていると思いました。私であれば、親がここまで失敗したら普通では 会社を継ごうとは思わないと考えますが、そうではなかったことが非凡なことだと思いました。 最後に教えていただいた沢山の教訓ですが、その中でも「憎は水に流せ」という言葉が印象的でし た。その理由は、人間というものは感情が複雑だから人を憎く思うことも多々あると思いますが、そ の時にすっと水に流すことができるだろうかと感じたからです。この教訓のようにできるような大き な人間だからこそ、社会で輝くことができるのだと感じました。エムダイヤには今後もぜひ世界進出 を進め、成功して欲しいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップはとても大切な機会だと感じました。今まで10年以上学生として生きてきた私 達ですが、その私たちが持っている常識と社会に出た時の常識は全く違います。いきなり就職したと きにきっとその違いに心が折れるときもあると思います。そうならないためにもインターンに参加し ておけば実際の社会を見る事ができるので心の準備はできるのではないかと思いました。私の場合、 3人で JTB へインターンシップに参加したのですが、他の2人とは全く話したことがなくクラスも違 う人だったのですが、1週間の参加を通して仲良くなることができました。本来の目的とは違います が、友達が増えるということもまた良い機会だと感じました。 366 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M006 石黒沙季 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して気になったことがありました。それは発表の内容は勿 論大事なのですが、発表の仕方も大事であるということです。発表内容がよくても、パワーポイント の演出、発表者の話し方により、聞き手としては発表を聞く気にならないことがあると思いました。 七人の発表はよかった方もいるのですが、専門用語を頻繁に使用されていた方は何を話しているか分 からなかったです。専門用語を知っている人には発表内容がわかるかもしれませんが、知らない人に は分からないのでこの点は改善したほうがいいと思いました。また、発表の方が原稿をそのまま読ん でいましたが、沖高さんは原稿を見ず遠くまで声が届くような発表でした。パワーポイントの文字の 大きさ、アニメーションの使い方もよかったですし、ゆっくりした話し方、間の空け方もよかったと 思います。 全体を通して、それぞれの方がインターンシップの学びを伝えることで、私たちにとってインター ンシップはとても貴重な経験をさせてくれるものだと改めて感じることができました。また、発表者 のみなさんが有意義なインターンシップだったことが伝わりました。 <特別講演会> 特別講演会では、エムダイヤ森社長のお話を聞きました。外国に訪れたときの話が面白かったです。 日本の常識が世界の常識とは違ったことに驚きました。また、ジャカルタの教育や生活水準が低いた め、インドネシアで多くの命がごみと同じような扱いになって亡くなってしまうことやインドネシア の中でも貧富の差があって、日本の宝石や食料が日本円の何倍もの値段で買える人もいて、同じ国な のに格差があってとても悲しい現実だと思いました。また、エムダイヤの機械は一台で廃棄物分離・ 破片させ、構造上、刃の消耗もおさえることができ、工場にも、環境にもいい製品だと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに行って損することはないと思います。学生として授業を受けているだけではわ からない、社会の場を体験することができます。インターンシップを通じて、働くとはどういう事か、 働く上で何がとても大切か、自分の今の能力はどれだけあるのかなど、たくさんの事に気が付くこと ができ、将来を考える上でとても自分のためになったインターンシップでした。 さらに、就職にむけての意識も高めることができたと感じています。始めは、インターンシップに行 くのが、暑いし、大変だし、面倒だと思っていました。ですが、実際体験先に行くと学生生活では感 じることのない緊張と責任を感じた一週間になりました。また、コミュニケーションをとれることが インターンシップに参加する際に必要だととても感じました。普段家族や友達とは違った関係の方と 仕事をすることで、イライラとすることや、不安になることもありましたが、体験先の方は、最後ま で、厳しく教育してくださり、面倒をみてくださいました。それが私にとって社会で働くことに意識 をつなげた刺激と成長になったと思います。初めての人と話すことが苦手な方でも、是非、自分の行 きたい職場を決めて、楽しく、有意義なインターンシップにしてください。後悔はしないと思います。 367 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M007 石割 一風 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会に参加して、インターンシップで学んだことは人それぞれ異なり、目標を掲げ最大限 に努力することが重要であることがわかった。私はインターンシップに参加したことにより、従業員 の方や同じく参加した他大学の生徒とのコミュニケーションから、仕事にもコミュニケーションを積 極的に自分からとることの大切さを学んだ。発表を聞くと私がインターンシップで学んだことは他学 生も学んでおり、さらに私が考えなかったことも考えていて非常に興味を持った。特に印象に残った のは、射水市役所でのインターンシップに参加された旅さん(高岡法科大学)の発表である。私は多 くの人とのコミュニケーションの取り方や企業の雰囲気を学びたいと考え、インターンシップに参加 した。しかし、旅さんは将来射水市役所に就職することを前提にインターンシップに参加した。私と は違う目線でインターンシップを見ていたことに驚きと、尊敬の気持ちを感じた。いろいろな参加動 機や学んだことを聞き、自分の考えの幅が広がったように感じた発表会であったと思う。 今回発表の際のパワーポイントにも注目した。自分自身パワーポイントの知識や技術がまだ足りな いと考え、多くの人のパワーポイントから大切であることを学ぶことができたと考える。背景色と文 字色、また画像の色を考えてパワーポイントを作ることが大切であることがわかった。自分ではパワ ーポイントを作るときには配色を考えることに時間をかけている。しかし、仕上がったパワーポイン トを見てみると同じような色の組み合わせや、文字が見にくかったなど失敗することも多い。今回 7 人のパワーポイントを実際に見る事によって配色の大切さと文字や画像の見やすさへの工夫の大切さ を学ぶことができたと考える。 <特別講演会> 特別講演会では様々なことに興味を持ち、挑戦していくことの大切さを学んだ。また、失敗を恐れ ないことも大切である。自分は成し遂げることができると最後まで自分を信じることは非常に難しい ことである。しかし、森さん親子は最後まで自分自身とお互いを信じたことで成功したのである。そ の背景には多くの人の協力があり、その協力に対して感謝の気持ちを表すことを森さんは大切にして いる。失敗の先に成功があると考えることができたのは自分たちだけではなく周りの人々が支えてく れたためであると特別講演会でお話していただいた。今回の特別講演会に参加し、私もいろいろな人 に支えられて、成長していることを自覚し、多くの人の支えになれるような人間になりたいと考えて いる。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、従業員の方や同じくインターンシップに参加する他学校の生徒とのコミュ ニケーションをとることのできた大切な体験であったと思う。企業での仕事内容は自分が考えていた よりも大変であることや自分が行った仕事により人の役に立つことができていることを実感した。企 業での仕事内容を知るだけではなく、自分の知識になることが多く、参加したことによってより自分 が働く将来を見る事ができたように思う。自らが興味のある企業のインターンシップに積極的に参加 してほしいと思う。 368 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M008 伊勢 咲子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して驚いたことは、多くの企業が私達学生をインターンシ ップに受け入れてくださったということで、これらの企業や官庁、団体のおかげでインターンシップ が無事できたと思い、私が参加した企業も含め感謝致します。 今回の就業体験発表会の代表者の発表の中で一番印象に残った発表は、4番目の発表の株式会社北 日本新聞社でインターンシップを行った富山国際大学の藤井翔平さんの発表です。新聞を作成すると きは、購読者に興味をもってもらえるような記事づくりや、子供から大人まで理解できるような文章 力が必要だということが分かり、平素何が無く読んでいる新聞の作成に色々な苦労があることが分か りました。 また、新聞社でのインターンシップでは記事にする内容についての知識やさまざまな人とのつなが りを大切にしたという話を聞いて、知識や人間関係はどこの企業に行っても必要とされるということ を改めて学ぶことができました。 <特別講演会> 特別講演会では、株式会社エムダイヤの森さんから「日本の常識は世界の非常識」という話を聞き ました。世界には、日本の常識を覆すような色の動物や発想があり、日本での常識が必ずしも世界で 通用するわけではないということが分かり、とても驚きました。 また、森さんの講演では、エムダイヤという企業で産業廃棄物の異素材の混合物を、分離・破砕す るプラントを製造するために様々な苦労や努力があったことが分かりました。そして、森さんのご自 身の経験から、人との繋がりがとても大切だという話があり、株式会社エムダイヤはたくさんの人に 支えられていて、人との繋がりがあって初めて仕事が成り立っているということを理解できました。 どのような場合でも人と人との繋がりは大切なことであると思いますので、今後は私も人との繋がり を大切にしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、私は社会にでる上での常識やマナーを身につけることができました。 また、実際の職場の雰囲気を感じることで、今後就職をするときの明確な目標を立てることができま した。私は、インターンシップでは受け身にならず自分で考えて行動できる力を身につけたいという 目標を立てました。なぜなら、将来社会人として仕事をする上では、効率の良い仕事の方法を教えて もらうだけ無く、自ら見つけることが大切だと感じたからです。 インターンシップでは、実際の職場の雰囲気を感じ、仕事内容を知るためのとても良い機会だと思 います。企業の方も親切に指導や助言をしてくれるので、インターンシップに是非参加してその機会 をを無駄にしないように有意義な就業体験を行って欲しいと思います。 369 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M009 市田利奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 他の学校の発表を聴いて第一に、本学学生の PowerPoint 能力が高いと思いました。沖高さんの PowerPoint のスライドは、アニメーションや文字の大きさ、色、配置を使い分けており、強調した いことがはっきりしてありました。そのため、沖高さんが私たちに伝えたいことが、非常にわかりや すかったです。また、発表する際には聴き手の様子を常に伺い、原稿を読まずの発表でした。しかし 他校の発表では、文字の大きさや色に差がなく、強調がわかりにくかったです。また、字の大きさが 小さく、読みにくいということもありました。原稿を見るために下を見ていたので、聴き手を見ない 人が多くいました。私たちが普段の授業で学んでいることが、こういった場で感じることができてよ かったです。 <特別講演会> 最初に、エムダイヤ代表取締役の森弘吉さんが「日本の常識は世界の非常識」という題でお話して くださいました。以下、森さんがお話して下さった日本と中国での比較例をいくつか紹介します。観 光地に行った際に撮る写真は、日本では名物である建築物や物を背景に写真を撮りますが、中国では 実際にどこかで撮った写真を観光地の名物と加工して、写真を作るというのが一般的です。また、中 国で”美しい”といえば、大きくて派手なもののことを指します。一方日本では、山や海、一輪の花に せよ、シンプルなものでも”美しい”という表現を使います。森さんは、日本人としての誇りを大切に してほしい、他人を思いやる利他の心を忘れないでほしいと仰っていました。このように、私たちが 持っている常識は海外では通用しません。森さんは実際に海外に行って体験したことを写真と共に説 明して下さったので、非常にわかりやすく、理解がしやすかったです。日本だけの視野で見るのでは なく、大きな視野で物事を見るということが重要であると思いました。 森さんは素晴らしい人の条件として、3 つの項目を挙げていました。一つ目、功は人に譲れ。二つ 目、恩は胸に刻め。三つ目は、憎しみは水に流せ。この 3 つを目標に、感謝とお礼を大切にする。人 との出会いや「ご縁」を大切にする。礼儀、服装、マナーを大切にする。一流に触れる事。Diamond In Diamond Out Scrap In Scrap Out(森さん訳:良い人脈から良い情報)。時間管理のマトリックス (第二領域)。ダーウィンの進化論。これらを心がけて、過ごされているそうです。森さんからのメッ セージとして、日本の常識は世界では通用しない。成功の反対は失敗ではなく、何もやらないこと。 失敗の先に成功がある。経験は最大のソースであり、資源、資産である。多くの経験をし、多くのこ とを学んできた森さんだから言えることだと思いました。森さんからのメッセージを糧に、これから の学校生活を充実させたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで、現時点での自分の能力レベルを実感することができます。ま だまだ不足していることを体感し、悔しいこともあると思います。しかし、それ以上に、褒められる と、とても嬉しいです。また、自分ではわからなかった能力、向いていない、できないと思っていた ことが違った、低くみていた自分の長所が幾分か高かった、という自分の良い面を知ることができま した。私はインターンシップに参加し、今の自分の能力をさらにレベルアップするという目標ができ ました。そのために、日々の生活で努力しようと思いました。 370 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M011 岩黒 桜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会に参加し、いろんな学校からの体験を聞いて一番印象的に残っているのは旅さんの射 水市役所での職業体験でした。旅さんは車いすでの生活を余儀なくされている大学生です。車いすで の職業体験はとても大変だったと思います。しかし、障害者である彼の発表は、富山県に在住してい るさまざまな障害者の人達でも、社会で働くことが出来ることを世に伝える内容でした。日本では、 まだまだ障害者に対す偏見がないとはいえません。いくら公共施設などを障害者の人達が使いやすく 設置したり、改装をしたりしていますが、それは公共施設だけであって、生きていくのに大切な「仕 事」という役割については、あまり配慮が行き届いていないと思います。この発表をきっかけに、世 の中にたくさんいる障害を持った人でも自分自身に力でしっかりと仕事をすることが出来るような社 会になってほしいと思いました。その為にはまず、世の障害者に対する周りの偏見を改めることが大 事です。皆が皆支えあいながら共存できる社会へと変わっていってほしいと思います。 <特別講演会> 「エムダイヤ」といえばとても有名なリサイクル会社です。富山の会社ということで少しは知って いる程度でしたが今回の特別講演会で、どのような会社なのか、どうやって一から這い上がることが 出来たかを知ることが出来ました。話を聞いて、何事にも努力するだけでなく、挑戦をして積極的に 取り組む姿勢が必要であり、それを目標とすることで森社長のお父様は長年の夢であったリサイクル 機械の最先端をいくマシーンを造り上げることが出来たと思いました。私は、あまり何事にも消極的 で、何かに意欲的に取り組んだことはありませんでした。この姿勢を是非見習い、就職活動に生かし ていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 中学生の「14歳の挑戦」に少し似ているように感じますが、14歳の挑戦よりもはるかに学ぶこ とはたくさんあります。大学生として参加するインターンシップでは、実際に働く現場で本当の「仕 事」というものを学び体験です。その学んだことをいかに、自分のものとして生かせていけるか、ど のようにして社会に貢献したいのかを改めて考える貴重な機会だと思います。是非参加することをお 勧めします。 371 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M012 大間知 瑞月 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は、就業体験発表会の中で、7人の発表者が就職活動までに身につけたいと感じた力が共通して いると感じた。それは積極的に行動する力だ。私も就業体験の際、自ら積極的に行動したり、分から ないことがあっても質問したりすることができず、社員の方からもっと積極的に行動してほしいとい う注意を受けた。私はそこで、質問しても良いのかを気にするよりも、聞くことをためらい自分の作 業の手を止めてしまうことこそ、学びにつながらないことであったと感じた。手を止めてただ戸惑う のは、作業の効率だけでなく仕事に向かうモチベーションまでも下げてしまっていたと思う。自分に は、積極的に知ろう、学ぼうとする気持ちが足りなかったと思う。この経験や就業体験発表会で感じ たことから、積極性を持ち主体的に行動することは、社会人として働くためにまず初めに身につけな ければならない力だと分かった。働くことにおいて人と関わることは不可欠であり、良いコミュニケ ーションをとるには積極性が必要だ。将来どのような職に就いても、積極的に行動することで自ら良 い人間関係を築けるような人になりたい。 <特別講演会> 私は、今回の特別講演会で、良い人間関係を築くことが働くうえで大切であるということが改めて 分かった。エムダイヤにはエコセパレという主力商品がある。これは異素材の混合物を分離・破砕す る機械で、日本・米国・中国・韓国で特許も取得している。この機械の製造までには多くの失敗があ った。それでも機械を作り上げることができたのは、失敗したとき支えてくれる人が周りにいたから である。一つの仕事を成し遂げるのに一人で全ての作業を行うのは難しい。私は、この講演を通して、 良い仕事というのは誰かの支えや協力があってこそ達成できるのだと感じた。また、良い人間関係を 築くことが大切なのは仕事においてだけではないと思う。仕事とは関係のないところで自分を助ける ことになるかもしれない。積極的にコミュニケーションをとり、交流の幅を意識して広げていくこと で、良い人間関係を築いていけるようになりたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを良いものにするためには、自ら考え行動することが大切である。受け身でただ 指示を待つだけでいるのは、就業体験先の方から学ぼうとする意欲がないと思われてしまう。自分の やる気を示したり、より多くのことを学んだりするためには、まず積極性を持つことが必要だ。また、 目的意識を持ってインターンシップに臨むということもとても重要である。事前に何を学び、何を知 りたいのかを明確にしておくことで、インターンシップでの学びがより深いものになると思う。 学生のうちに社会の一員として働くとはどういうものかを体験できるというのは、その後の自分に おいてとても貴重な経験になる。学校では学べないことを知るためにも、ぜひインターンシップを体 験してほしい。 372 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M013 緒方郁哉 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会に参加して、校内発表会で発表を聞いた沖高さんを含め7人の発表を聞いた。その 中でも印象に残った4人の発表について書いていく。 一人目に、射水市役所に行った旅さんについて書く。旅さんは将来射水市役所で働きたくどんな仕 事か見てみたかったことなどをインターシップに参加した理由として述べた。就業内容として単純作 業であるものの市民一人ひとりの個人情報を扱う仕事であるため常に間違えないように意識して、正 確に丁寧に取り組んだと述べた。 二人目に株式会社リッチェルに行った放生さんについて書く。株式会社リッチェルは椅子などを製 造販売などをしている会社である。そこで制作から販売までを体験したそうだ。制作では、ブレーン ストーミングを行いアイディアを大量に出したそうだ。また、良い商品をつくりだすには細かな試験 を何度も繰り返すことが大切だと社員から教わった。商談では、元気よく挨拶すること、問題提起す ること、受け身ではなく能動的に行動すること、相手の目を見て話すこと、積極的に行動すること、 メモを取ることが大切だと言っていた。 三人目に株式会社北日本新聞社に行った藤井さんについて書く。就業内容は新聞の作成や取材など である。取材の際には、自分の知りたいことを相手からしっかり聞きだすコミュニケーション力が必 要であったと言っていた。実際の新聞の作成では新聞社特有の言い回しなど普段の自分では使わない ような言葉で書かなければならないため苦労したと語っていた。それと同時に自分の語彙力の無さを 痛感し、今後の学校生活の課題としていた。また、インターシップを通して社会に求められる力とし て積極性、向上心、コミュニケーション能力や社会人としての自覚を持つことがあると述べている。 最後に伏木海陸運送株式会社に行った新家さんについて書く。新家さんはこの会社を選んだ理由と して、学校で物流業について学んでいるため興味を持ったこと、自分の知識が生かせると考えたから と述べていた。物流業の特徴として、顧客との信頼が大切であること、身の周りにある必要不可欠な ものを取り扱うため公共性が高いこと、日本の企業だけでなく海外の企業とも取引があること、専門 知識が多く必要であることなどと述べていた。就業体験して感じたこととして、責任が重大であるこ と、主体性を持った行動が必要であること、自ら積極的に行動することが仕事の成果につながると述 べている。 <特別講演会> 自分の常識は自分にとっての常識でしかなくそれを他人に押し付けることはよくないどころか自分自 身の世界を狭めて自分の可能性を失いかねないことがわかった。自分ひとりで仕事はできないという こと人を頼ることの大切さを講演で学んだ。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターシップは学校の単位のためだけではなく一年後二年後に就職して社会に出るときに必ず役に 立つ経験になる。また、自分の興味のある業種への適性や新たな可能性の発見にもつながるためぜひ 参加してほしい。さらに、インターシップ発表会などで多くの発表を聞くことになるが聞き流すだけ でなく、自分にはどうだろうと考える貴重な場であるから大切にしてほしい。 373 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M014 押田 穂香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ発表会では、富山県内のさまざまな大学や高等専門学校の人たちの就業体 験を聞くことができた。一番目に発表した高岡法科大学の旅さんはスライドを切り替える時の工夫が あった。車椅子でも好きな仕事を自分で選べる社会にしたいという気持ちがとても伝わった。二人目 の富山大学の放生さんは、はきはきしていて聞き取りやすかった。三人目の富山短期大学の沖高さん はほかの全員と立ち方から違っていて、台本を見ていないため、常に相手を見て話しているのがよか った。四番目の富山国際大学の藤井さんは具体的な事例を使うことで実際の仕事内容が分かりやすか った。五番目の二永さんは、パワーポイントの文字がすこし小さいと感じた。六番目の松浦さんもス ライド一枚に言葉が多すぎた気がした。七人目の新家さんはパワーポイントがシンプルでコンパクト にまとまっていて良かった。 <特別講演会> これから社会人になる私たちにまず、日本人の精神性・祖霊信仰を重んじる宗教観・他人を思いや る利他の心を日本人として誇りに持ってほしい。褒められること、役に立つこと、必要とされること、 愛されることが生きている中での幸せである。また、 「功は人に譲れ」 「恩は胸に刻め」 「憎は水に流せ」 ということを意識して行動したいと思った。これから社会人になるうえで大切なことは、感謝とお礼、 「ご縁」や人との出会いを大切にすること。礼儀や服装マナーは大切であること。一流に触れてみる こと。そのためにも自己投資が必要になる。人間関係、健康、準備・計画、リーダー、勉強、自己啓 発が緊急ではないが今度社会人になる私たちにとっては重要である。ダーウィンの進化論として、変 化に対応できる生き物がこの世に生き残る生き物である。という言葉を受けて、時代の変化に臨機応 変に対応できる力を身につけるべきだと思った。最後に、日本の常識は世界で通用しない。成功の反 対は失敗ではなくなにもやらないこと。失敗の先に成功がある。といった言葉を心に刻み就職活動を 闘い抜きたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは慣れない空間で慣れない仕事を任されるところです。緊張や不安、恐怖などさ まざまな感情があると思うが、社会人が働く姿を現場でみることのできる就職活動の一歩だと思う。 また、期間中だけでなく、インターンシップが終わってからも働くということ、自分にはどの職種が あっているのかを改めて考えることができるので、積極的にインターンシップに参加してほしい。 374 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M016 金子 明里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会で各発表者から話を聞くと、皆さんは今の自分に出来ることを知る、社会人 として求められることを知る等、様々な理由でインターンシップに参加しておられましたが、インタ ーンシップでの経験から得たことは共通している点があると思いました。 一つ目は、仕事をする上で意識しなければならないことは、自分の仕事がお客様等の相手に繋がる ということです。商品を提供する上では使う人や立場を考えることが必要だったり、データを打ち込 む単純で簡単な作業でも個人情報を扱う為正確さが求められたりします。私も、将来は責任を持って 仕事に取り組もうと思いました。 二つ目は、社会人は積極性が求められると共に、社会ではコミュニケーション能力が必須であり、 社外でも社内でも重要であるということです。特にチームプレーを必要とする会社では社員同士の繋 がりが仕事の品質にも関係するので、今後積極的にコミュニケーションを取るようにしようと思いま した。 <特別講演会> 講演で森社長か話されたことで、森社長とお父さんは過去に経営していた企業の倒産という大きな 失敗を経験して今があるため、「成功の反対は何もやらないこと」、「失敗の先に成功がある」「経験は 最大のリソース(資源)」という言葉が重く感じられました。また、 「感謝とお礼を大切に」や、 「ご縁 を大切に」、「礼儀や服装を重んじる」という言葉も森社長の経験から来ていると思うので、私の胸に 刻んで今後の生活で心掛けたいと思いました。 さらに「日本の常識は世界の非常識」という話がありましたが、私自身が富山県に世界に通用する リサイクル機械を作っている会社があること知らなかったので、今後は常識にとらわれずに広い視野 で物事を見ていこうと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 「このような業種、職種はこのような仕事をするのだろう」という先入観は誰もがあると思います が、インターンシップで実際の職場に出てみると、その先入観が覆されることが多いと思います。従 って、実際の社会に出る前に先入観が正しいかどうかを確認する為にも、インターンシップに参加す るべきだと思います。 また、インターンシップには今の自分に出来ることを知る、社会人として求められることを知る等 の目標を持って参加すると、得られることが多いと思います。 375 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M019 川島 美奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 普段は自分の学校の人のパワーポイントに見慣れているため、他の学校の人たちのパワーポイント を目にするのは初めてだったが、どのパワーポイントもシンプルにまとまっていて見やすかった。一 番最初に発表された方の社会への要望で、障害を意識しなくても、好きな仕事を自分で選べる社会で あってほしいという言葉を聞き、差別なく誰でも平等に生活できる社会であってほしいと発表を聞い て考えた。また、北日本新聞社でインターンシップをされた方のお話で、新聞には語彙力と知識が必 要ということを知り、普段何気なく使用している曖昧な日本語や、言葉を濁すように使う日本語ばか り使っていると、語彙力は身に付かないと思い、自分は新聞社での就職を希望しているわけではない が、全ての仕事において語彙力と知識は必要なため、学生生活の間に少しでも身につけておきたい。 違う話では、新聞社は様々な人との繋がりを大切にしており、このような繋がりが情報収集にプラス になると聞き、人との繋がりは仕事にもプラスになることが分かった。また、最後に発表された方は、 貨物を第一に考えた輸送方法と保管方法がなされることで顧客の信頼を得ることができると言ってお られ、一つ一つのことを丁寧にやっているからこそ顧客を掴めることができると分かった。自分のイ ンターンシップで学んだこと以外に、他の方の学んだことを聞くことができ、これからの学校生活で 何を頑張るべきなのか明確に分かった。 <特別講演会> 自分達が常識と思っていることが、海外では受け入れられないこともあると聞き、私自身も海外へ 行った時にそれを感じることがあった。日本人として大切にしてほしいことに、日本人の精神性、祖 霊信仰を重んじる宗教観、他人を思いやるの3つを学び、確かに海外から日本に帰ってきた時に日本 の美しさ、綺麗さがより一層分かる。この日本人の美しいという精神性を大切にしていかなければい けないことを学んだ。また、株式会社エムダイヤの会長の言葉で、日常のちょっとした発想が大きな 発明になると言っておられ、普段から情報のアンテナを常にはっているべきだと学んだ。そして、何 よりも講演会で一番大切に言っておられた「人との繋がり」の重要性が分かった。会社が倒産しても、 人との繋がりによって復活できたという話を聞き、自分が本当に大変な時に人との縁が重要になると 実感した。そして、究極の幸せとは、人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされるこ と、人に愛されることと学び、このような幸せをつかむためには自分自身が努力しなければ幸せには なれないと考えた。幸せが降ってくるまで受け身で待つのではなく、幸せになるために努力しようと 思った。また、礼儀や服装、マナーは大切であり、社会に出たらまず一番最初に見られると聞き、常 に清潔であることを心掛けたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 普段受けている授業は本当に社会に出たら大切なのか、今やっていることは仕事で活かされるのか 疑問に思うことがありますが、インターンシップに参加してみるとその疑問はなくなると思います。 実際に自分で就業体験をすることによって、学校生活で何をやっておくべきなのか明確にわかるため、 学校の授業や生活に対する意欲も高まります。インターンシップはできるならば参加しておいた方が 良いと思います。 376 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M020 川西 優 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回は、自分の体験と学内発表での学びをふまえて、この発表会に参加した。ここでも、今までで はなかった体験の発表や、考えを聞き、改めて社会人になるとはどのようなことなのかを考えること ができた。 私の中で特に印象に残ったのが、富山国際大学の藤井さんの発表であった。藤井さんは北日本新聞 社へのインターンシップで、自分の語彙力とコミュニケーション能力が足りないと実感したと言われ ていた。これは、私もインターンシップ先で感じたことであり、指摘されたことでもあった。社会に でた際には、今よりも様々な年代の方との関わりがあり、日々の仕事を成功させるためには人間関係 が重要だ。この発表から、自分の幅を広げるため、様々な知識や情報を吸収していくことは、とても 大切であると感じた。 また、どの発表でも共通していたのが、それぞれの職業によって、やはり必要な知識があるという ことだった。どれも全くジャンルが違っていて、それを身に着けることはとても大変だと感じた。し かし、社会人になれば、できないは通用しない。よって、自ら学び身に着けていくしかない。そこで 重要になってくるのは、先輩の意見を聞くことである。注意されたこと、教わったことを忘れず必ず 次に活かしていきたい。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤ森氏の講演では、社会人になるうえで大切なことがたくさん含まれておりとて も心に残った。究極の幸せは、人に褒められること、人の役に立つこと、必要とされること、愛され ることだと述べられていたのがとても心に残った。どれも相手がいないと成り立たないことであり、 社会にでた際は当然のこと、生きていくうえでもそうだと感じた。良好な人間関係が重要なのだと改 めて考えさせられた。また、すばらしい人とは、 「功は人に譲れ、恩は胸に刻め、憎は水に流せ」がで きる人だと聞き、私もこのような素晴らしい人になりたい。 「成功の反対は失敗ではなく何もしないことである」。その通りであると思った。何もしないのでは なく、失敗してもいいからもっと積極的に行動したい。そのために、今学生であるこの期間からもっ と様々なことに挑戦していきたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 社会人になるということが、どんなことなのかなかなかイメージはつかないと思います。しかし、 私はインターンシップに参加して今できることがないわけではないという事がとてもよくわかりまし た。学生生活や、その他の日々の活動の中にも社会にでた際役に立つことがたくさんあります。大切 な今の時間を、ただ過ごすのではなく自分のやりたいこと、資格取得など有意義に使ってください。 その一つとして、インターンシップに参加することで、働くことや社会人になるということのイメー ジがしやすくなり、自分自身のやらなくてはいけないことが、さらに見えてくると思います。 377 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M021 北澤水紀 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会では、7名の方が発表した。中でも印象的だったのは、射水市役 所で就業体験をした高岡法科大学の学生の方だ。 この方は、車椅子で発表していた。市役所を希望した動機としては、地元で働きたいという思いが 強く、自分にできることを自覚したいと考えて就業体験に参加したそうだ。単純な作業であっても、 市民の方の個人情報を扱っていることから、市民のことを常に考えて作業することの大切さを学んだ と発表していた。また、実習において配慮していただいた点がある一方、施設の構造的に不便な点が いくつかあったということで、障がいのある方でも自由に働き方の選択ができるように人々の意識を 変化させ、環境を整備する必要があると提案していた。私自身は、そのような点についてあまり考え たことがなかったので、今回の発表会で、普段の生活では認識できないことを認識することができた。 就業体験をしたことで、みなさん現在の自分に足りないものを見つけ、今後足りない点をどう補っ ていくのかが示されていた。体験先は人それぞれであり、各企業で必要とされる知識や専門的な技能 は異なると思う。しかし、会社というひとつの集団の中で働くうえで、社内や社外の人間関係を良く することが重要だという点は、すべての方に共通していた。他の方の就業体験を聞くことで自分の就 業体験を改めて考えることができた。 <特別講演会> 講師の方は、破砕機を中心としたリサイクル設備の設計・製作・販売を行う株式会社エムダイヤの 代表取締役、森弘吉さんである。 講演の中で印象的だったのは、「良いものからは良いものが、悪いものからは悪いものが生まれる」 という言葉だ。意味は、一流のものに触れることが大切であり、そのためには自己投資が必要である とおっしゃっていた。森さんは元々技術者を目指していたが、父親の会社が一度倒産した際に、父の 開発した機械を売りたいと考え、経営者として株式会社エムダイヤの代表取締役となった。経営は未 知の世界であり、日々勉強していく中で、営業活動を進めていくためには人との出会いやご縁を大切 にすることが大切だと感じ、礼儀や服装、マナーをきちんとしていくことが重要であると考えた。 私自身は必要だと感じていてもお金や時間をかけることをためらってしまうことが多いので、森さ んの講演を聞き、自己投資の大切さが改めてわかった。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することをお勧めする。インターンシップでは、説明を受けたり、実際に 業務内容を体験させていただいたりした。インターンシップに参加したことで、自分に足りないもの が何かを理解することができ、どうすれば補うことができるのか考えることができた。参加動機や体 験先は人それぞれ異なり、学んで得られることも異なる。体験することで自分の持っているイメージ と現実のギャップを埋めることができるのではないかと思う。 378 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M022 黒畑 智里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会で印象に残った発表者は、射水市役所へ行った高岡法科大学の旅 さんと北山ナーセリーへ行った富山短期大学の沖高さんである。 旅さんは、参加動機として、車いすでも社会に出て働きたいということだった。車いすでインター ンシップに参加することは多くのリスクを伴うと考える。就業体験で感じたこととして、障害を意識 しなくても働ける職場の環境づくりがとても重要だと思ったという。旅さんが車いすで働けるように なれば、社会で障害者が活躍できる場を設ける架け橋になると考えた。 沖高さんの発表で印象に残ったのは、素晴らしいスライドの構成と発表への姿勢である。他の大学 とは比べ物にならないくらいのクオリティの高さであった。また、原稿を読まずに覚えていたため、 意識の高さが見られた。沖高さんは、就業体験の反省から今後自分は、受け身ではなく、積極的に行 動をしていくという課題を明確にしており、インターンシップで学んだことがとても理解しやすい発 表になっていた。 <特別講演会> 株式会社エムダイアの森社長から父である会長と今の会社をつくりあげるまでの経緯や多くの苦労 についての話を伺った。その森社長にも、職人として尊敬する父でありながら、しかし父としては尊 敬できないという、社会人として、息子としての心の葛藤があったそうです。 そのように苦労を経験してきた森さんに、究極の幸せはなにかということを学びました。仕事をす る上で、たくさんの収入を得て地位を得ることが必ずしも幸せとは言えない。究極の幸せとは人に褒 められること、人の役に立つこと、人に必要とされることだという。それらを得るためにはまず、感 謝や人との出会い、礼儀、服装、マナーを大切にすることが重要である。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、社会人としての心構えや、就活への心構え、自分が何をしたいのか等を知 り、視野を広げることができる。実際に社会に出て、間近で仕事をしている人を見ることができる。 その際に、学生である自分と働いている社会人の違いについて明確にすることができる。そして、今 の自分に不足しているものは何か、社会人になるためにやらなければならない課題が見えてくる。 私が見つけた課題は、積極性である。私は、大学 3 年生のみなさんとインターンシップに参加させ てもらった。その際に、短大生で年下であるということから、グループワークなどで積極的に発表す ることができなかった。しかし、社会に出ると、様々な年齢層の方々と関わりあっていかなければな らない。2 歳年下だからといって躊躇していてはいけない。インターンシップを経験して積極性が不 足していることに気付き、社会人になるまでに授業などで積極的に発表をするなどして、積極性を磨 いていこうと考える。 そのため、インターンシップでは、分からないことは積極的に質問したり、グループワークにはし っかり参加することが重要であると考える。 379 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M024 小柳 葵 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> このインターンシップ就業体験発表会では、他の学校の方たちのインターンシップ就業体験を聞け て、大変学ばせてもらった。どの学校も、みなそれぞれ違ったパワーポイント、発表の仕方で、大変 素晴らしかった。特に印象に残ったのが、一番最初に発表された、高岡法科大学の旅さんという方の 就業体験だ。 旅さんは、車いすで生活しており、私と違って不便だ。それにもかかわらず、堂々とした発表で、 笑顔で話している姿を見て、大変感動した。旅さんがインターンシップで訪れたところは射水市役所 で、市民を支え、市民生活をよりよくするために仕事をしているところだ。旅さんは、自分のこの経 験を通して、障害を持つ方の良い道しるべになってほしいと言っていた。この言葉が強く心に残って いる。 自分よりも体が不自由なのに、自分よりも明確な目標を持って、一生懸命に何事にも取り組む旅さ んの姿を見て、自分は情けないと思った。旅さんの発表を聞いて、もっと頑張らなければと強く思っ た。 <特別講演会> この特別講演会では、森弘吉さんという方を初めて知った。そして、大変素晴らしい講演を聞かせ ていただいた。森さんは株式会社エムダイヤという会社の社長だ。社長に会うことができて大変いい 経験をさせてもらった。森さんの言葉で「主体性を持った行動」が特に印象に残っている。普通にど こでも聞く言葉だが、森さんの口から発せられた「主体性を持った行動」という言葉が心に強く残っ た。主体性を持った行動は改めて大切なものだと実感した。また、この株式会社エムダイヤをここま で素晴らしい会社にしたのは、決して簡単ではなかったそうだ。様々な困難や苦労を乗り越えて、森 さんはここまで来られたのだと、たいへん感動した。森さんのように、どんなに辛いことや苦しいこ とがあったとしても、それを拒まずに立ち向かえる強さを持てるようにしたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、将来社会に出て行くにあたって、大変必要なものだと思う。なぜなら、学校 では学ぶことのできないことばかりだからだ。実際に社会に出て仕事をしてみると、初めて知ること ばかりだ。特に感じる違いは、責任感の違いだ。学校で失敗をしてもそれは自分にしか影響しないが、 実際に社会に出て失敗をしてしまうと、自分だけではなく、その会社全体に影響を及ぼしてしまい、 大変なことになる。私がインターンシップで訪れた所は、ホテルだったので、自分が失敗するとお客 様に大変な迷惑をかけてしまう。それでもう来て下さらなくなるお客様も出てくるかもしれない。社 会に出ると必ず失敗はしてしまうと思うが、一つの失敗で会社の名前に傷をつけてしまうこともある のだ。それほど、学校と仕事とでは、責任感の重さが違う。 インターンシップは、絶対にためになるものだと思う。決して無駄にならない。 380 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M025 酒井 伽尚子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験の発表を聞いて特に印象に残ったことは「社内でのコミュニケーション」 を大切にするということである。色々な人とのコミュニケーションを取ることで相手の気持ちを察し とることができ、聞き出すことができるからである。それにより、仕事の効率化を今までよりも良く することができる。 また、人に情報を提供する企業や人と接する機会の多い企業では状況や要因を把握する必要がある のでコミュニケーションを取ることによって、社会での出来事のアンテナを張ることが重要になる。 コミュニケーションを取る際は、受け身ではなく自ら積極的に話し手になり、聞き手になることが必 要である。さらに幅広い語彙力を身に付けると、子どもから大人まで年齢層にあった会話のレベルが 成立できる。 コミュニケーションの他にも市民や国民の暮らしに影響を与える仕事はたとえ小さな作業であって も「市民の生活を支えるための重要な業務」であることを認識しながら働かなくてはならない。また、 人の考え方が変われば町が変わり社会が変わるという意識を持ち、障害者であっても心のバリアフリ ーを持って共働しなければならないことが分かった。 今後、日々の教養を身に付ける意欲を持ち、社会人になった時に対応できるスキルを私たち学生は 習得しなければならない。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤ・代表取締役・森弘吉さんの公演を聞いた。会社を経営するには「会社を背負 う」という意識を持ち、人に愛着を持ってもらうことが必要である。始め事業に失敗した初代の父親 に代わり、社長を引き受けた息子の弘吉さんは、私たち学生は社会人になるまでに必要な事や日本で 起こっていることが世界では常識ととらえられないことを世界中の例を挙げて講演された。 社会人として素晴らしいと評価される人材は自分の技術を人に譲る人、思いを胸に刻む人、恨みを 水に流す人である。直接的に感情を表に出すのではなく「自分の携わる業界の発展」を第一に考えて 仕事をする人を尊敬、目指すべき人材である。企業のことを考えたときに小さいことは気にせずにお おらかな心で様々な出来事に対応していかなくてはならない。それと同様にどのような環境の職場で も礼儀や服装の他にもマナーは正しく守るべきである。また人とのつながりをもつには感謝とお礼を 大切にすることと周りを見ながら心遣いをすることが大切である。人との出会いやご縁を大切にする ことは製造業にとっては技術の糧にもなるからである。 社会に出るにあたって馴染むためにはその業界のことを深く知ることも第一に必要であるが、全く 知らなくても一流に触れることを行うことも必要である。周りのために合わせることも仕事をするう えではなくてはならないが自分の仕事のスキルを上げるための自己投資もしなければならない。また、 社会では変化に対応できる人材が好まれやすく、そのためにはコミュニケーション能力や雰囲気を察 知して行動する力などのすぐにできることではない時間をかけて力をつけていく能力を身に付けなけ ればならない。 381 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M026 坂下 真純 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会では、県内のさまざまな学校の生徒の発表を聞くことができました。その中でも、富 山法科大学の旅さんは、障害を持っておられ、それでも積極的にインターンシップへ参加されていた のが、とても印象に残りました。 「障害のある人だからできない」という考えではなく、障害のある人 も「自分のやりたい仕事、希望の職業」を選ぶ自由があってもいいのではないかという提案をしてお られました。障害がある、なしに関わらず、仕事をするのならば自分の興味のある仕事で、誇りを持 って働くことが1番大切なのではないかと感じました。 すべての発表を聞いて、やはり社会人には積極性やコミュニケーション能力が必要になってくるこ とが分かりました。積極的に動くこと、多くの人と関わることで良い人間関係が築くことができると 思います。そのほかにも、主観だけにとらわれず、相手の立場になって物事を考えることが大切だと わかりました。これは社会人だけでなく、人として大切なことだなと感じました。 今回の発表を聞き、いま自分がしなければいけないことが見つかりました。それは「知識」を身に 着けることです。専門的な知識も大切ですが、まずは基礎的な知識を身に着けたいと思いました。本 や新聞を読み、知らない情報や言葉を知ることが大切だと思いました。 <特別講演会> 「株式会社 エムダイヤ」の代表取締役、森さんのお話しを聞き、「日本人の常識は世界では非常 識だ」という言葉がとても印象的でした。これは自分の考えだけが正しいという考えはいけない、と いうことと同じなのかなと思いました。また、人の幸せとは「人のために何かをすること」というこ とはとても共感することができました。私はアルバイトを通して、人のために何かをする喜びを知り ました。人に感謝されたり、お礼を言われたりすると、とても気分が良いです。なので私も、人への 感謝やお礼の気持ちを大切にしています。これは社会人として大切であると森さんも話しておられた ので、これからも大切にしていこうと思います。 「成功」の反対は「失敗」ではなく、 「なにもやらないこと」、 「失敗」の先に「成功」があるという 言葉を信じ、どんなことにも積極的に挑戦していきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップへ参加して1番よかったと思うことは、社会人の方からさまざまなお話しを聞く ことができたことです。その企業の活動や就職活動について、学生のうちにやっておくべきなど、参 考になるお話しをたくさん聞くことができました。また、インターンシップには県内だけでなくさま ざまな地方から多くの学生が参加しています。大学内だけでは養えないコミュニケーション能力を高 めることができ、自分と他の学生の違いを見つけることもできます。 希望の職業がある人はもちろん、まだ興味のある職業がない人も積極的に参加するべきだと思いま す。インターンシップを通して自分を見つめなおし、自分にあった職業、興味の湧く職業を見つけて ください。 382 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M027 佐々木 菜緒 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会で、体験を終えたそれぞれの学生の発表を聞いて、改めて経験を積むことの 重要さが分かった。何故なら、大半の学生が自分の参加動機として学びたいと考えていた以上に沢山 のことを現場で学んできたからである。同時に、各発表者が自分の中に持っていた企業や社会のイメ ージが改められ、今後自分が就職に向けて気を付けていかなければならないことに気づけた学生がい たこともその理由である。 私達経営情報学科の学生は、インターンシップの参加動機に「社会でのマナーを身に付けたい」と か、「自分に合った仕事を知りたい」などと、主に社会人となるために必要なことを目的にしていた。 それに対して、今回発表された他大学の学生は、インターンシップは自分が学校で学んでいる分野 に関しての知識を深め、現場の実状を知る機会にするということを目的としていたが、実際に学んだ ことはそれぞれの分野に関する知識や技能に加えて、私達が目標としていた社会人として必要なこと に気づいたことにも触れられ、その面では殆ど私達と変わらなかった。就業体験に参加した多くの学 生が社会人として必要なことについて同じことに気づくということから、それらの能力やマナー、人 間関係などが社会人となって働く際に求められることなのだと思った。 <特別講演会> この講演会ではインターンシップや発表会とは異なった、多くのことを学ぶことができた。先ず、 「日本の常識は世界では通用しない」ということで、これは日本と世界との比較だけでなく、自分と 社会においても当てはまることだと思われる。また、森さんは話の中で、ダーウィンの進化論につい て触れられたが、自分の思い込みだけでは進化し続けている社会に通用する人材にはなれないので、 私も自らが進化しようとする考えを持ちそれを実行しようと思った。 そして、 「経験は最大のリソース(資源,資産)である」という話を聞いたが、インターンシップでの私 自身が経験したことでもあったので、この言葉には共感できた。このことは、森さんが挙げた「成功 の反対は失敗ではなく、何もしないこと」にも繋り、何かをして失敗するということはそれが必ず成 功の糧となる。何もしないということは何の成功にも繋がらず、何かを経験することは自分を成功に 導く大事な資産であるということを、私は痛感することができた。今後就職を目指す人は、私を含め てこのことを念頭に置いて活動するべきであると思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は全ての学生に、就業体験に参加することを強く勧める。私は就業体験を行う前はどのような職 種に就きたいかの希望が無かった。それでも「働く」ということについて積極的に学びたいと思い、 学校で図書館司書課程を履修していたため、図書館での就業体験を行った。図書館では資料提供やサ ービスに関する知識や、コミュニケーションや積極性を身に付ける大切さ、部署同士での連携の重要 さを学んだ。自分の就職先に明確に目標が無くても、就業体験を通して自ら気づきを得ることは、自 分の成長に繋がる大事なことである。就業体験発表会で、他の学生の発表を聞いて新たな発見が出来 るかもしれない。就業体験を経験するのとしないとでは、就職後に大きな違いが出てくると思うので、 就職後の自分のためにインターンシップに参加してもらいたい。 383 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M028 塩津 瞳 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> まず、射水市役所で研修された方の発表では、研修後に「車いすでも働けることを知ってほしい」 という想いを伝えたいという話を伺った。インターンシップを終えて社会では何が必要かという発表 をたくさん聞いたが、研修後にそのような想いが芽生える方もいるのだと知ることができた。社会で はコミュニケーション力・あいさつが大切であるが、障がいに対する考え方が変わる社会になること もまた、大切なことだと気づかされた。 株式会社リッチェルへ研修に行かれた方の話を聞いて、初めてその会社を知った。ものづくりの多 い富山県であるから、商品を作る会社に就職するのもいいと思った。しかし、作るためにはやはり、 人とのコミュニケーションが大事である。さらに、ものづくりといっても、メーカーには作るだけで なく営業もある。営業では、お客様との信頼関係が大事であることが分かった。ものを作る作業でも 営業でも、人と関わる。発表者のどの人も、コミュニケーションは仕事において重要であると言って いた。どんな仕事においても人と関わることは避けられず、コミュニケーションが必要であることに、 この発表会で気づくことができた。 また、北日本新聞に行った方の発表では、メディアという仕事では言葉を色々な知識に変えて書く ので、言葉遣いには気をつけなければいけない、また文章力の強化のため新聞や本を読むことが必要 だと言っていた。新聞・本を読めとはよく言われてきたが、やはり大事なことだと思った。また、普 段から知識・情報を吸収できるようにアンテナをはること、自分の幅を広げることが大切とも言って いた。知識・情報が多く吸収できることは自分にとって損はないことだから、普段からアンテナをは ることをしていきたい。 私は就職先を決めるにはまず、自分が何をしたいかが重要なことであると考えていた。しかし、発 表者の中には、自分の学校で学んでいることをしている会社だから、難しい専門用語も理解できる、 また、自分の先輩方も多く就職しているので興味を持ったと言っていた。この言葉を聞いて、そんな に難しく考えなくても、ちょっとしたことで興味を持った会社について調べてみて、就職したいとこ ろを決めてみるのもいいと思った。人の話を聞くことで、自分にはなかった考えを知ることができた。 その考え方をこれから参考にしてみたい。 <特別講演会> 自分にとっては当たり前の日常・常識でも、世界では違う。この講演会では、先入観を持たないこ とが大切であるということを伝えているのではないかと思った。 幸せとは、人に褒められること、人の役に立つと、必要とされること、愛されること。 私は単純に好きなものを食べるときに幸せを感じるが、人の役に立つこと、愛されること、頼られ ることなど、確かに自分の存在意義を感じることで幸せに思うかもしれないと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加するときは、参加理由・目的、自分が何を知りたいのかを明確にしてから 臨むようにすることで、より良い研修になると思います。 384 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M029 志鷹涼子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会で印象に残ったのが旅さんの発表です。旅さんは足に障害があるのか車いす に乗っていました。それでも私たちと同じようにインターンシップに参加し、パワーポイントで原稿 を作り、発表していました。インターンシップへの参加動機は車いすでも社会の一員として働きたい ということでした。活動中はエレベーターに乗れなかったりトイレが遠かったりなど仕事以外のこと で苦労したと言っていました。そのため仕事も事務的なものと限られてきて単純な作業が多かったそ うです。でも、どんなに単純で目立たない作業でも市民のためになっているという事を忘れず真剣に 取り組んだことに感動しました。旅さんはインターンシップを通して、障害がある人でも自分でやり たい仕事につけて職場を選ぶことができる社会になってほしいと言っていました。世の中には障害が あるから好きな仕事をできていない人もいると思います。でも、それは私たちのような何の不便もな く生活できて、どんな仕事にも就くことが出来る人は気づかないのだと思います。今回の旅さんの発 表を聞いて私も気づくことができました。これからもし自分の働く職場に障害のある人がいたら、手 伝えることは進んで行い協力していこうと思いました。旅さんも車いすだからと妥協せずに自分のし たいことをしてほしいです。 <特別講演会> 特別講演では最初の日本の常識は世界に通用しないという例を聞くと、私たちが当たり前だと思っ ていることも世界と比べると全然違うということが分かりました。自分の持っているイメージや考え がすべてではないと思いました。講師の森さんは、電化製品やタイヤなどを何種類にも分離させてリ サイクルしやすくする機械を扱っている会社に働いていると説明がありました。その会社がテレビに 取り上げられた時の映像を見ました。映像を見ている中で印象に残った言葉が二つあります。一つ目 は、日常の発想こそ大きな発明になるという言葉です。分離させる機械の発明をするとき、日常のひ らめきが良いアイディアを生み出し結果的に成功したそうです。些細なことが大きなことに繋がるこ ともあるのだと思いました。二つ目は、人との繋がりこそ技術の糧という言葉です。森さんは営業を 通して人との繋がりを増やしていき、お互いに助け合って仕事をしていると言っていました。仕事で できた繋がりだとしても時にはそれ以上のことにもなるということが分かりました。そして最後の経 験は最大のリソースということから私も色々なことを多く経験して学びたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップに参加してみるのは良いことだと思います。普段の学校生活では学べない職 場の雰囲気や社会人の言葉遣いなどを身近に感じられ、今の自分に何が足りないかが分かると思いま す。また、受け入れてくれる企業も多く、いろいろな種類の会社があるので会社についても知ること ができます。期間も夏休みなので時間はたくさんあるので積極的に参加した方がいいと思います。 385 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M030 志摩 桃子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> ・さまざまな大学や専門学校の学生の発表を聴くことができ、将来の就職活動に向けての言葉も私た ちにとって大切なものだと感じた。様々な発表で動機や研修内容だけでなくインターンシップでの体 験で学んだこと、社会への要望が表示されていていいと思った。 <特別講演会> 森弘吉さんによる講演会はエムダイヤの歴史やリサイクル廃材用遮断器について学んだ。エムダイヤ の歴史であった苦悩や喜び、親子の絆を知り、そこから私たちは何を学ぶべきかということも知った。 今回で学んだことを将来の就職に向けて参考にし、頑張っていきたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> さまざまな体験や経験のなかで多くの事を学んでいくことで自分のやりたいことが見つかる。 386 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M031 島倉莉央 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会では 7 人の学生が発表しました。1 人目旅さんは射水市役所で就業体験をされまし た。市役所は単純な作業でも個人情報を扱っているため、覚悟をもって作業をすることが大切だとお っしゃっており、最近はマイナンバーなどで個人情報の管理が重要となるので、民間企業でもいえる ことだとおもいました。2 人目の放生さんは社会人とは信頼関係が大切とおっしゃっており、会社は 顧客がいる以上相手に信頼されていなければいけないと思いました。4 人目の藤井さんは今後の課題 は自分の幅を広げることだとおっしゃっていました。私も自分自身の興味のあることにしか興味がわ きません。それでは自分自身の幅を広げることができず、成長も見込めないので興味のないことでも 積極的に調べ、より多くの知識や情報を得ていきたいと思いました。 そして本学代表の沖高さんの報告に比べ、全体的にパワーポイントの使い方や発表の方法において 相手に伝えたいという気持ちが読み取れなかった印象を受けました。たとえば文字ばかりのスライド や、フォントの大きさに配慮していないスライド、色が薄いスライドなど見難い印象を受けました。 他にも原稿を読むスピードが速い、話し言葉を使っている、アニメーションがないなど相手に伝わり にくいと思いました。 <特別講演会> 特別講演会では感謝とお礼を大切にとおっしゃっており、感謝の気持ちを忘れたら周りからの信用 も失うのではないかと思いました。社会人にとって人間関係はとても大事なので、日頃から感謝の気 持ちを言葉にしていきたいと思いました。講義で何度も言われているように、礼儀や服装、マナーは 大切にしなければならないと言われていました。会社にとって印象はとても大事なものであるから個 人個人がしっかりしないといけないと思いました。礼儀に関しても自分自身は大丈夫だと思っていて も、言葉使いや口調など社会人の視点では許されない水準にあると思うので、在学中に改善したいと 思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップに参加してよかったと思っています。その理由として、①今後の学生生活で やるべきことが分かったこと、②会社の裏側を知ることができたことが挙げられます。私は接客業の 会社に就業体験してきましたが、お客様の立場に立ち接客することが大切だと感じました。そのため には日頃から人間観察して、臨機応変に行動する力が求められます。学生生活では、積極的に人とコ ミュニケーションをとっていくことが大事だと思います。授業で企業について学習することがありま すがそれは僅かです。就業体験をすることで授業だけでは知ることのできなかった裏側や、実際に働 いている人が感じている生の声を聞くことができるので、インターンにはできるだけ参加した方が今 後の就職活動の参考になると思います。 387 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M032 頭川 遥 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回、インターンシップ就業体験発表会に参加し、7人の代表者の発表を聴いて改めて感じたこと は、仕事における積極性とコミュニケーションの大切さです。これらはどの発表にもあてはまってお り、加えて自分には足りていない点であるため一層強く感じることができました。これらが土台とな って生み出されるものには、仕事でのアイディア発想や問題解決力、仕事の効率化、社内・チーム内 での協力関係、そしてお客様との信頼関係に繋がっていると気付くことができました。 また、この発表会を通して富山の様々な企業を知ることができ、就職活動への参考になるだけでな く、富山にはどのような企業があるのか、富山の企業の物づくりやサービスの素晴らしさに触れるこ とができました。 <特別講演会> 森社の講演を聴き、特に印象に残ったこ言葉は「日本人の常識は世界の非常識」という言葉です。 黒い鶏や黒鳥、合成の写真など、海外には自分の見たことのないものばかりで、自分の当り前は世界 では当たり前ではないこともあるということがわかっただけでなく、自分の物さしだけで物事を決め つけてはいけないと思いました。 また、成功の反対は失敗ではなく何もやらないこと・失敗の先に成功がある・経験は最大のリソー ス(資源・資産)というまとめを聴き、何事にもまず挑戦しなければ始まらないと思いました。挑戦 の先に成功があり、挑戦することで経験となって、どんなことにも臨機応変に対応できるようになっ ていくということを学ぶことができました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、今の自分の力でどれだけ社会で仕事をする責任に対応できるのかを知るとて も貴重な機会です。そのため、なぜ参加したいのか、何を知り・どのような力を身につけたいのかを 具体的に考えることが必要です。また、私が今回の研修で一番悔いが残ったことは、研修先を選ぶ際 に妥協してしまったことです。ただ研修させてもらえる企業を探すのではなく、自分はどのような職 種に就きたいのかある程度この時点で明確にしておくことで、より自分のためになる就業体験にする ことができたのではないかと思いました。 就業体験が始まってからは、毎日が分からないことだらけな上に、仕事には責任が伴うので、学生 という立場に甘えず、社会の一員だと思って研修に取り組まなければいけません。また、研修先の方 の貴重な時間をいただいているということに対する感謝の気持ちを忘れないことも重要です。長い研 修期間になってくると仕事に対する緊張感が緩んでしまうこともあるかと思いますが、自分の行動一 つ一つを見ている人がいることを忘れないよう、常に緊張感と責任を持ち、自分にとって将来を考え る良い機会となる質の高い時間を過ごせるよう頑張ってください。 388 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M033 高木 智美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回、インターシップ就業体験発表会に参加して、学内発表会と違い多くの分野での就業体験の話 を聞くことができました。そのなかでも高岡法科大学の人の発表が一番印象に残りました。発表者の 方は車いすで生活している方でしたが、射水市役所でインターシップをしてきたそうです。車いすで も社会の一員として働きたいと考え参加したそうです。そこで学んだことは単純な作業であったとし ても市民の生活を支える大切な仕事のであることを実感したそうです。また、車いすということでエ レベーターのボタンが届かないやトイレの車いす用が1階にしかなく大変なこともあったと話してお り、バリアフリーやユニバーサルデザインの重要性が言われている中市役所であっても障害者の方で も使いやすい環境づくりできていないことや障害があることで働ける職場が限られている現状が存在 していると思いました。みんなが平等に働くことのできる社会を実現するためにはみんなの意識の改 善が必要だと思いました。 <特別講演会> 特別講演会では、株式会社エムダイヤの森弘吉氏の講演を「これから社会人となる学生の皆様にお 伝えたいこと」の演題で拝聴しました。話の中での要点は4つあります。1つ目は日本の常識は世界 で通用しない。2つ目は成功の反対派失敗ではなく何もやらないこと。3つ目は失敗の先に成功があ る。4つ目は経験は最大のリソース(資源・資産)です。一番印象に残ったことは2つめの成功の反 対は失敗ではなく何もやらないことです。成功の反対は失敗であると思っていました。しかし成功を したいのなら失敗を恐れるのではなく何事にも挑戦していくことが大切だと思いました。社会人にな ったときに何にも挑戦していかないとそこから進むことはでませんし、積極性が大切だと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加したことにより、自分が将来働くことのイメージや就きたい職業をについ て深く知ることができます。学校では深く知ることのできない働くことの大変さややりがいなどを知 ることで今後の授業で学んだ方がいいことがわかり、モチベーションの向上にもつながると思います。 そして、就職活動でも役に立つと思うので是非とも参加した方がいいと思います。 インターンシップに参加する際、目標をしっかりと定めておくことと、職場の人と仲良くなること で多くのことを知ることができると思うので実際に行ってみてください。 389 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M034 田上志保 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 障害を持った人や車いすの人が働きやすい社会について深く考えたことはなかったが、障害の有無 に関わらず、皆がやりたい仕事に就けることは大切なことだと思った。そのため、車いすでも社会の 一員として働きたいという人のために、社会はもちろん、自分自身も配慮していくべきだと感じた。 車いすの人は、エレベーターのボタンの高さやトイレのある場所など、健常者にとっては気にならな い部分に対しても配慮が必要とされる。そのため、障害を持った人を含めた皆が働きやすい環境をつ くるには、障害を持った人への理解を深める必要がある。そこで、障害を持った人の立場になって物 事を考えることで障害を持った人への理解を深め、一人一人が自分にできることを探していくことが 大切なのだと思った。 また、障害を持った人の仕事は、机の上での作業やサポーターの方の介助付の仕事に限定されてし まうかもしれないが、何よりも働きたいという気持ちが大切であると感じた。仕事をする上ではお客 様との信頼関係が不可欠であり、お客様のことを一番に考える必要がある。そのため、単純な仕事で あっても、丁寧に作業することが大切であると感じた。 <特別講演会> 人の出会いやご縁を大切にして様々な人と関わっていくことが、仕事をする上でも生きていく上で も大切であると思った。また、他人を思いやることで人との信頼関係を築くことができ、より充実し た生活を送ることができるのだと思った。仕事においては一流に触れることで自分と異なる点を見つ け、自分の仕事に生かせないか考えることが大切だと感じた。 また、ダーウィンの進化論のように、臨機応変な仕事を心がけることが、今後お客様から求められ る様々なニーズに対応していくために大切なことだと感じた。仕事では、どんなに気を付けていたと しても失敗することもあるが、失敗は成功のもとであるため何事も失敗を恐れないで挑戦していくこ とが大切だと感じた。 さらにお手本に沿って仕事を進めるだけではなく、効率のよい方法を見つけながら作業することも 大切であると感じた。学生は受け身で自己責任であるが、社会人は積極的に行動し、仕事が遅いと迷 惑がかかるため、自分から積極的に行動していくことに慣れておく必要があると感じた。仕事におい ては第一印象で人柄を判断される場合が多いため、礼儀や服装、マナーは特に気を付けていく必要が あると学び、日頃から気を付けるようにしていきたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを通して、仕事に対する取り組み方や社会人に必要とされる技能やマナーについ て学ぶことができ、自分自身が当初想像していたこととは異なっている部分もありました。インター ンシップに参加すれば、就職に対する意識も高まると思うので、積極的に参加し多くのことを吸収し てほしいと思います。 390 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M035 高道 一樹 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表は皆、分かりやすく、かつ具体的にまとまっていたこともあり、伝えたいこと、学んだことが非 常にわかりやすかった。発表会で伝えてくれたこと、説明してくれたことを今後の参考にし、活かし ていきたい。 <特別講演会> 「究極の幸せ」、「日本の常識と世界の常識」、「素晴らしい人とは」など非常にためになる、考えさせ られるお話を聴くことができて良かった。この講演会で学んだこと、「失敗の先に成功がある」「感謝 とお礼を大切に」などを常に意識しながら、今後の学生生活や将来、社会人としての人生を送ってい きたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 毎年、多くの学生が、夏休み中であるにもかかわらずインターンシップに参加しています。もちろ ん、せっかくの長期休暇、休みたい、遊びたい、普段あまりできないことをしたい、など様々な思い があり、大変そう、面倒くさいなど行きたくないと感じる人もいるでしょう。実際、私もそう思った 時があります。ですが、私はインターンシップに参加し、活動にも積極的に取り組みました。活動中、 大変だし、面倒くさいと感じることもありました。しかし、それ以上にインターンシップに参加する ことでしか得られないこと、学べないことがありました。最初、私が知りたかった事とは違っていた かもしれません。しかし、参加する意味は十分あったと、今ではそう感じています。また、私以外に もインターンシップに参加した人たちは、それぞれが何かを学び、成長したと感じます。 インターンシップの研修期間は、1 週間程度、長くても2週間程度のところが殆どです。将来のた め、就活のため、自分の成長のためにインターンシップに参加することを強くお勧めます。 391 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M036 竹林 奈緒 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今までは学科内での発表に見慣れていたので、他校の発表にとても関心があった。他校の学生はシ ンプルに伝えたい内容だけをまとめてあり、見やすいPPTであった。 まず、初めの旅さんの発表では、車いすでも社会の一員として働きたいという強い気持ちが強く伝 わった。例えば、PPTの効果が最大限に発揮され、車いすではエレベーターのボタンに手が届かな いという旅さんの経験で感じたことが、聞いている人にも共感を生んでいた。 次に、国際大学の藤井さんのPPTでは、実際に作った新聞を載せて、どのような体験をしたのか を具体的に発表されて、わかりやすかった。また、新聞には、新聞で使われる特有の言葉があること なども知れた。県立大学の二永さんも藤井さんと同様なPPTであった。特に、二永さんは、コンク リートの点検の様子を説明する際に、地滑りをする前とその後の写真を使って説明していたので、道 路工事の流れを知らない私たちにとってもわかりやすく感じた。わたしのPPTには、写真を使うこ とがなかったのでPPTを作る際にはこのような例を参考にしたい。 また、他の発表者も、目的や実習を終えた感想がしっかり記述されていて見やすかった。私は、こ の発表会で一番にするとしたら本学の沖高さんだ。なぜなら、PPTのアニメーションの使い方や色 合い等すべてがほかの人を上回っていたと思ったから。 最後に、どの作品も、マネをしたいと思えるPPTばかりであった。 <特別講演会> カルピスウオーターは、日本では「カルピス」という名前で通っているが、海外では「カルピコ」 という名前で親しまれている。海外でカルピスという言葉はあまりよく思われない言葉なので、海外 向けのPPTを作る際には言葉の意味をしっかり確認する必要がある。日本人として大切にしてほし いこととして、日本人の精神性、祖霊信仰を重んじる宗教観、他人を思いやる利他の心の3つだ。そ して、幸せになるためには、人に褒められる、人の役に立つ、人に必要とされる、人に愛されること。 また、感謝とお礼を大切にする人、人との出会いや縁を大切にする人こそが幸せを掴むのだ。 昔は産業廃棄物をリサイクルするには、多くの工程が必要だった。しかし、森さんの日常のちょっ とした想像(思いつき)で一つの機械でゴムと鉄を分けることができる素晴らしい機械が誕生した。 例えば、車のタイヤの中には鉄のワイヤーが入っている。そのため、リサイクルができなく社会問題 に発展していた。しかし、この機械の誕生後、ゴムと鉄に分けることができるようになったので社会 問題も減少に向かった。この商品を作るのが父、売るのが息子。そして母は経理で、三人四脚でエム ダイヤを支えている。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに行く際には、何を学びに行くのか、目標をしっかりと明確にする必要がある。 どこの企業に行っても自分を成長させてもらえる部分がたくさんあるので自分のためだと思って頑張 ってください。私が行ったインターンシップ先は4大生ばかりで、グループディスカッションなどで は中々、意見を出すことができず、かなり後悔しているので、後悔のないインターンシップにしてく ださい。 392 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M037 田島友羽里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 各大学の代表の発表を聞いて、参加する目的の時点で私とは異なる気持ちで参加を決めていた人が 多いように感じました。例えば自分の興味のある業界についてより深く知るため、将来就職する上で の社会人としてのマナーを知っておくためなど、自分の将来を見据えて参加していることが私とは違 い、先のことをしっかり考えているという印象が残りました。市民の役に立つため、社会に貢献する ためなど、自分以外の人のことを考えて参加していることにも驚きました。私の場合は自分のことし か考えていなかったので、視野の狭さを見直すきっかけとなりました。また、今回の発表者には人と のつながりの大切さについて発表している人が多くいました。私も今回のインターンシップで改めて 人とのつながり、チームワークの大切さに気付いたので、親近感が湧きました。私の普段の生活では コミュニケーションを取るのが苦手で、人との接触を避けることも多かったのですが、このインター ンシップ就業体験発表会に参加したことでインターンシップ当時の記憶を思い出し、もう一度人とコ ミュニケーションを取ることについて向き合ってみようと感じることができました。また、発表者に 共通していたことは、主体的に積極性を持って行動することが大切ということです。私は、普段もイ ンターンシップ中も受け身でいましたが、やる気を持って仕事に前向きな姿勢を見せていたら、何か 変わっていたのではないかと思いました。今後は、学校生活・アルバイトなど主体的に行動する場は いくらでもあるので、やる気を忘れず、積極的に行動することを心がけたいと思います。 <特別講演会> 今回の特別講演会では「社会人となる学生の皆様に大切にするべきこと」という題で講演を聞きま した。その中で特に印象に残った言葉は「日本の常識は世界では通用しない」・「成功の反対は何もや らない事、失敗の先に成功がある」・「経験は最大の資産」という言葉です。世界を相手に勝負してい る企業の社長がおっしゃった言葉なのでやはり重みがあり、視点が自分たち学生とは違い、世界を見 ているのだと感じました。そして失敗を繰り返してでも成功に向かおうとする精神力や経験を全て活 かそうとする粘り強さを少しでも吸収したいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私がまず、来年度インターンシップに参加する後輩たちに伝えたいのは「目標を持て!」というこ とです。これは私がアルバイト先の先輩に教えていただいたことですが、 「アルバイトをする上で、た だ給料を稼ぐことだけが目的だとやりがいがなく、つまらないものになる。毎月違う目標を持ってア ルバイトに取り組むとやりがいが感じられる」とおっしゃっていました。私は目標を持つことはイン ターンシップにも当てはまることだと考えます。私がインターンシップに参加したのは、好きな仕事 を体験してみたいという憧れの気持ちもありましたが、単位が取得できることも参加動機にあり、イ ンターンシップ中に辛いことがあると「単位のため」と思って我慢しました。あの時、現実から逃げ るのではなく、問題の本質を見つめていたらもっと成長していたのではないかと思います。後輩達に は自分を反面教師にして、就業体験中であっても、その企業の従業員だという意識を持ち、その日の 目標を決めて、達成に向かって集中してインターンシップに取り組んで欲しいと思います。 393 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M038 田代 夏菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップを通して就業とはどういうものかを私は体験したので、発表者が私たちに伝えた いことが何か分かった。社会に出るには何が大切・必要であるかのヒントを多く得られたのである。 また、私が研修で学んだこととはまた違ったことを体験した発表者もいて、その方たちの発表を聞 くことによって新たなことにも気づかされるよい体験になった。 発表者のパワーポイントも個性的であり、シンプルなパワーポイントを言葉で補っている方やパワ ーポイントのアニメーションを使う方もいて、就業体験とは関係ないが今後自分のパワーポイントを 見直していこうと思った。 <特別講演会> 前半には森さんが海外に行ってみて気付いたこと、日本との価値観の違いを私たちに教えてくださ り、日本の伝統の素晴らしさを知った。 後半では森さんの職場を取材したテレビを見て、仕事での発想力の必要さなど、仕事には何が大切 かということを目と耳を使って理解することができた。 また森さんの職場は家族経営で、親子で協力 してその企業を発展させていたところにほかの企業とは違った良い面も見ることができた。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、普段の授業ではわからない仕事の実際の大変さ、充実さなど身を持って体験 できるよい機会である。就活をする前にインターンシップを体験して職業に対する意識を高めること ができる。 私の職場体験は10日間でとても長く大変だったが、終わった後は大きな達成感と充実感を味わう ことができ、仕事に対する考えも見直すことができた。また職場の方々とのコミュニケーションを図 ることができ、大変さの裏には楽しさもあった。 インターンシップは、自分の将来に必ず役立つので是非とも体験するべきだと思う。 394 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M039 谷 翔太 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 高岡法科大学の旅さんの発表では、自身が車椅子の身であっても社会のために働きたいという思い を持ってインターンシップに参加していたことが素晴らしいと感じました。また、インターンシップ を通して身体障害者の受け入れに関する社会の問題は何かを考え、呈示していたことが素晴らしいと 感じました。 富山国際大学の藤井さんの発表では、体験先の新聞社でコミュニケーションの大切さについてよく まとめ、自身のこれからの課題を明確に示すことができていたので良かったと思います。 富山高専の新家さんの発表では、職場の見学や講習から顧客の信用が大事な企業であること、主体 性を持った責任感のある行動が必要であること、自ら積極的に行動することが仕事の成果につながる ことをわかりやすくまとめていたので良かったと思います。 全体の発表を通して思ったことは、業種や企業に関わらず、共通して積極性やコミュニケーション 能力、責任、正確さが求められていると改めて実感しました。今回の発表で自分を見つめ直し、課題 は何かを見つけようと強く感じました。 <特別講演会> 日本では常識だと思われていることが世界では常識でないことが理解できました。今行っている作 業に集中しながら別のことも考えることで作業の効率がよくなることも分かりました。挑戦すること に生きがいがあるため、自分のやりたいことに一生懸命になることが大切であると分かりました。森 社長が心がけていることや考え方から、人との出会いからチャンスが生まれるため、人との出会いを 大切にし、礼儀やマナーに気を付けることが大切だと実感しました。また、他の企業の良い所を見つ けていくために一流品に触れること、企業の生き残りのために世の中の変化に対応できるようにする ことが大事だと分かりました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加したことで実際の職場での働き方や心得についてよく分かりました。この 経験をもとに自分の目標を定め、就職までの課題を見つけることができるので、積極的に参加して見 聞を深めるべきだと思います。また、参加する際は軽い気持ちで単位を取るだけの目的で参加せず、 実際の研修では積極的に動いていくことが大切です。 395 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M040 常川依舞季 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 他の大学生の発表を聞ける機会は普段ではないことなので勉強になりました。やはり大学 3 年生は 自分たちより2つ上なだけあって発表の仕方が堂々としていて素晴らしいと思いました。さらに、私 達経営情報学科代表の沖高さんのパワーポイントは他の大学生とは違い、授業でやっていることが生 かされて格段にレベルが高いと思いました。発表も前回短大で行ったときより良くなっていたので見 習いたいと思いました。 <特別講演会> 「社会人となる学生の皆さんにお伝えしたいこと」と題して講演をしていただきました。最初は日 本の常識は世界の非常識!?について話してもらいました。例えば日本では鶏は白いというのが常識 ですが、中国では黒い鶏が常識です。黒い鶏の卵は黒いのかというとそれは日本の白い鶏と同じで白 い卵です。このように私たちが常識だと思っていることは外国の常識とは限らないのです。日本人は 外国人とは違う感覚を持っています。日本人はきれいな花といったら桜を思い浮かべる人が多いので すが、外国人は牡丹や薔薇など幾何学的なものを浮かべる人が多いようです。日本人には精神性(美 しいとは何か?)を持っています。その他には祖霊信仰を重んじる宗教感や日本人特有の他人を思い やる利他の心を持っています。 究極の幸せとは人に褒められること、人の役にたつこと、人に必要とされること、人に愛されるこ とです。素晴らしい人とは、功は人に譲れ、思いは胸に刻め、憎は水に流すことです。心がけている ことは、感謝とお礼を大切に、周りを見ながら人との出会いや「ご縁」を大切にすることです。礼儀 やマナーを大切にすることによって人間関係が広まります。 最後にまとめとして、日本の常識は世界の非常識、成功の反対失敗ではなく、何もやらないこと、 失敗の先に成功がある、経験は最大のリソースになるとのことです。これらすべては、自分の自己実 現に繋がると教えて頂きました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは経験しておいた方が今後絶対役に立つと思います。私も最初はあまり乗り気で はなく前日まで憂鬱でしたが、インターンシップ先の職員の方々にサポートしてもらい勉強になるこ とが沢山あり5日間はあっという間でした。参加することによって就職したらどんな感じなのかをイ メージできるようになると思います。学校では教えてもらえないことも学べます。いきなり就職して 社会にでるよりはインターンシップを経験し、ある程度のことを身につけてから就職した方が良いと 思うので、ぜひインターンシップに参加することをお勧めします。 396 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M041 手島麻鈴 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 何人かの代表の方の発表を聞いて、自分とは違う視点を持って学んでいることがあり、自分一人で は気が付けなかったことがたくさんありました。その中でも印象に残ったのは、人と接することはコ ミュニケーション能力だけでなく、思考力や判断力も向上させるということです。会話をすることで 次にどんな話をしようか、どう言葉を返そうかということが思考力、判断力につながるのかなと思い ました。 私も、デスクワークは座って仕事ができるので楽な仕事だと思っていました。しかし、市民の個人 情報を扱っているため、市民のことを考えて丁寧に仕事をしなければならないのだなと思いました。 また、デスクワークに限らず、仕事には正確さが求められます。早く、正確に仕事をすることで、信 頼してもらえるようになると思いました。 健常者ばかりが参加すると思っていたインターンシップですが、旅さんのような車いすの方も参加 していることに驚きました。しかし、車いすに乗っていても健常者と同じように働けることに気が付 きました。車いすに乗っているからこそエレベーターのボタンの位置が高いことや、車いすの方が利 用できるトイレが少ないということに気が付くことができたと思います。旅さんの参加がきっかけで、 障害者に対する考えが変わり、町や社会が変わればいいと思いました。 国際大学の藤井さんの発表では、人とのつながりや人とのふれあいで地元の情報収集ができるとい うことが印象に残りました。地元のことをよく知ることで、地元が好きになり、人とのつながりの幅 が広がり、自分も成長でき、良い循環になると思いました。新聞はいろんな世代の人が読むものなの で、誰にでも伝わるような言葉を使うことが大切だと思いました。 <特別講演会> 日本の常識であることは世界の非常識であるということがとても印象に残りました。中国のにわと りは黒いにわとりであることや、インドネシアはトイレットペーパーが、8個もついていること、カ ルピスでなはく、カルピコであることに驚きました。私たちが当たり前だと思っていることが世界に 通用しないということには驚くかもしれないけれど、外国の異文化を受け入れ、理解することも大切 だと思いました。 成功の反対は失敗ではなく、何もしないことということも印象に残りました。失敗があるからこそ 試行錯誤を繰り返し、その先に成功があります。何もしないと成功も失敗もすることができないとい うことに納得しました。経験は最大のリソース(資源や資産)であるということを忘れず、いろんな ことに挑戦していきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 目的や学びたいことを明確にして参加してほしいと思います。自分に向いている業種を見つけ、就 職活動に活かしたいという理由で参加した私は、私にこの仕事は向いていないなと思うことで逃げて いたと思います。終わってから考えるとホテルでしか学べないことがもっとあったのではないかと後 悔しました。目的を明確にすることで目的以上の学びができると思います。 397 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M042 野末 愛華 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 会社の雰囲気を知りたいというように目的を持ってインターシップに臨むことは、自分の力になる 1つの方法だと知ることができました。どんな仕事にもチームワークは必要です。次に仕事を引き継 ぐ人の事を考えて思いやりを持って仕事することは、大切だと感じました。そして信頼性とは、いか に大切なものか再確認することが出来ました。仕事とは、働いてお金をもらうことではなく、 「社会に 貢献することだ」と言う言葉がとても心に残っています。喜び、成長を感じることが出来る仕事に私 も就職したいです。発表では「ありがとう紹介」をするという会社がありました。「ありがとう紹介」 をすることで働くことへのモチベーションが高まり、現状に満足せず挑戦し続けることになり、それ は難しい事かもしれませんが素晴らしいことです。私もやりがいがのある仕事につき、何にでも挑戦 し、仕事に対するモチベーションを上げながら努力出来る人になりたいです。私が、1番心に残った 話は、高岡法科大学の旅さんの発表です。市役所では、市民のことを一番に考えることが大事だとい うことを学び、旅さんの自分が障害者だからこそ障害者への工夫なども考えていると言っておられた ことに対して、そのように自分にしかできないことを考え積極的に発言することで、考えていること が実現化につながると改めて認識しました。皆さん様々な職業のインターシップに行き、多くの人の 話を聞く中で共通していたことは、コミュニケーション能力と積極性が大事になり、それらがまだ自 分には足りていないということです。また、皆さん仕事に対する姿勢や魅力ある自分になりたいと言 っておられました。そのことに対して、私は魅力ある自分になるためには今何をしなければならない のか考えさせられました。私なりのその答えは、自分にしかできない何かを身に着けたいと考えてい ます。講演会で改めてコミュニケーション能力の向上、積極的に行動することを身に着けなければな らないと認識しました。 <特別講演会> 日本の常識は、世界では通用しないということがとても心に残っています。株式会社エムダイヤ森 弘吉氏は、とても苦労し、借金を抱えながら父が作ったリサイクル機械を世の中に広めるために少し ずつ努力していったのだと感じました。日本だけではなくインドネシアで再資源化に、挑戦し成功に つなげ廃棄物が再生資源として利用できるようになることは、多くの人にメリットがあるのでとても 良い発見です。それらだけではなく、資源回収効率を向上させるために基板部品の剥離機械開発をし てどんどん成長していき、社会に貢献している人だと感じました。森弘吉氏の講演を聞いて主体性を 持った行動力が出来るのでどんなことにも挑戦に繋がり成功に繋がると知ることができました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターシップは、学生生活では気づけないことに気づくことができ、多くの発見があるのでいい 機会です。また、自分の興味ある仕事はもちろんですが、興味ない仕事でも少し知っておくと新たな 発見があります。インターシップに参加する時には、目的を持って、自分が何のためにインターシッ プに参加したいのか考え、質問をたくさんしてメモを取るようにすると良いです。インターシップ後 には、他の人の話も聞き、様々な職業を知るようにすると多くの発見があるので是非参加してくださ い。 398 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M045 林 ひなの <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会で他校の学年の方の発表を聞くことで、それぞれの考え方、感じ方にとても 刺激を受けた。特に印象に残ったのは、射水市役所で就業体験をした旅さんの発表で、先ず話し方が ゆっくりで聞き取りやすく、パワーポイントのアニメーションなどの演出も見やすく、わかりやすい 工夫がありよいと思った。旅さんは、就業体験では PC 入力や封筒処理などの簡単な仕事だと甘く考 えていたけれど、実際に作業をする内に、これらのことは射水市民の生活を支えるための大切な業務 であることに気付いたと言われた。それは就業体験をしたからこそ分かることであり、私も就業体験 を経験してみて分かったことなので、その気付きの時の気持ちを忘れないことが大事であると思った。 旅さんの発表の中で特に良いと思ったのは、まとめで言われた障害に対する人々の考え方が変われ ば町が変わるということ、障害を意識することなく様々な職種の中から自分のしたい仕事を選ぶのが 大事であるということがとても心に残った。障害を持っている方にしかわからない苦悩はたくさんあ るけれど、それを私たちで少しでも軽いものにしていけたら良いと思う。 <特別講演会> 今回の講演会は、これから社会人に近づいていく私たちにとって、とてもためになる話しを聞くこ とができたと思う。森さんが言われた「日本人の精神性、祖霊信仰を重んじる宗教感、他人を思いや る利他の心」という言葉は、私達が社会人になる上で大切であり、気を付けていかねばならないこと であると痛切に感じた。また、森さんの言われた究極の幸せとは、人に褒められる、人の役に立つ、 人に必要とされる、人に愛されることについては、社会に出ると上司や後輩との人間関係の中で重要 になってくると思う。これらのことは職場の中で、仕事の役に立ち上司に褒められたり、後輩から必 要とされたりすることではないかと思われる。また自分から愛されるような人間になることで、周り の人が自分のことを必要だと感じてくれるのだと思った。 森さんの話で特に私が印象に残ったのは、 「日本の常識は世界の非常識」ということだ。確かに国が 違えば常識も異なってくるだろうが、社会の中での常識がそのように違うのかととても驚いた。また、 「成功の反対は何もやらないこと、失敗の先には成功が待っている」ということは、自分から積極的 に行動し物事に取り組んでいる人にしか分らないことだと思い、社会人になった時には、自分から積 極的に行動を起こすことで仕事を成功に導いていきたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは私達学生が社会人になるための第一歩だと思う。自分の興味関心のある仕事に ついて、それが具体的にどのような仕事内容なのか、またどのような人が関わっているのかを細かく 知り、実際に働いている方々に自分の疑問を質問するなど、普段ではできないような体験をすること ができる。就業体験をすることで、その仕事にさらに興味を持ったり、自分の適性を知ることができ る。一方で、この仕事は興味があるけれど自分には向いてなのかもしれないなど、自分にはどのよう な仕事が向いているのかを改めて考える機会となる。就業体験に参加するために大事なことは、自分 がどのような仕事に就いてみたいかの目的を探し、それを実現すためのビジョンを膨らませることに より、その仕事へのやりがいを見つけ出すことができると思った。 399 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M046 平崎 杏奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップに参加したことで、全体的に何かしらの学びを得られていたようだったので、や はり就業体験は経験しておくことで、就職への意欲や働くということへの考え方が明確になってくる のだと思った。今回の発表会では各々が体験したことや学んだことを発表していた。その中で私の印 象に残った発表を1つ紹介する。それは2番目に発表していた富山大学の放生夏さんの発表だ。放生 さんは株式会社リッチェルで研修した。株式会社リッチェルでは風呂椅子1つを作るのにも実際に市 場を見に行ったり、アンケートを取ったりなど、入念な調査をしてから製品を作る。これは多くのお 客様の立場に立って、どのような商品を求めているのかを把握するものだ。こうしてニーズに応えて、 得ていった信頼が営業にも活かされるのである。放生さんはこの研修の中で仕事に必要なものはビジ ネスマナーであることと、会社の雰囲気や業務のリズムなどを掴み取った。私は営業職があるところ で研修をしていないので、放生さんの発表は新鮮なものだった。どの業種でもお客様の立場に立って 考えることやビジネスマナーは大切である。よって就職後も適切な対応を取れるように、これからの ビジネスの授業ではそのような部分を重点的に学んでいきたい。 <特別講演会> 講演された森氏が経営している株式会社エムダイヤでは、マテリアルをリサイクルする仕事を請け 負っている。ゴミを分解し、資源に戻す技術はエコ社会では素晴らしいものである。だが、森氏や森 氏のご両親はこれまで多くの挫折や苦難を味わってきている。一度その会社は倒産しているのだ。そ れは森氏のお父さんが、機械を開発するために多大な費用をかけてしまったからである。しかし、困 難に直面した時には人との絆で助けられてきている。森氏のお父さんは信用や人脈の広さが一番大事 であると言っていた。確かに信用や人脈がなければ会社を立て直すことも会社を続けることも難しい だろう。このことから、本当に人とのつながりは価値があるものだということがわかった。森氏は講 演の最後に心がけていることを教えてくださった。人と付き合ううえで感謝やお礼、礼儀、マナーに 気を付け、1 度の出会いでも「ご縁」を大切にするということだ。私も多くの人と関わってその絆を 大事にしていきたい。また、日本や自分の常識は世界には通用しないということ、成功の反対は何も しないこと、経験は最大のリソース(資源・資産)であるということもおっしゃっていたので、忘れ ないよう胸に刻みたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは目指している業界がある人には職場の雰囲気や業務内容を知ることができ、本 当に自分に合っているものなのかを確かめることができる。まだ目指す業界が決まっていない人には 働くということは何か、就職する上で大切なものは何かなどを見つけることができる貴重な体験だ。 参加してみると経験として自分の財産になり、仕事へのイメージも変わるかもしれないので、一度体 験してみると良いだろう。 400 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M047 広井 弘樹 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 沖高沙織さん(富山短期大学)の報告は、一つひとつを丁寧に説明していて、とてもわかりやすか ったです。特に、パワーポイントのアニメーションの使い方が上手だと思いました。印象に残ったこ とは、学生と社会人の違いについてです。学生は言われたことだけをそのままやっていればいい、と いう受け身の姿勢でも許されるのに加え、すべてが自己責任であるということでした。例えば次の日 にテストがあるのに、勉強しないまま寝てしまったとしても、点数が取れないのは自分のせいなので、 すべて自己責任となります。これに対し、社会人は自分から積極的に動かなければ何も始まらないし、 仕事が遅いとまわりに迷惑をかけてしまいます。このことを聞いて、自分自身もインターンシップを 体験しているので、共感することができました。 また藤井翔平さん(富山国際大学)は、株式会社北日本新聞社について、私も同じ場所へインター ンシップに行ったため、共感できるところは多々ありました。その中でも、記事の見出しづけの話は 特に共感することができました。この就業体験を通して、藤井さんは様々な人とのつながりが大切で あると述べていたり、普段の生活から常にアンテナを張らなければならない、と述べていたりしまし た。これを聞いて私も積極性と向上心、コミュニケーション能力や社会人としての自覚が必要である ということを学んだので、とても共感することができました。 全体の発表を通して、気づいたことはパワーポイントにはセンスが問われるということです。私達 の学校はパワーポイントの使い方を学んでいるので、沖高さんのパワーポイントが上手なのは当然で すが、「上手い」「下手」ということではなく、フォントサイズを大きくして文字を見やすくすること や、図や画像などを用いることなど、常に相手のことを考えた基本的なことに配慮しなければ、発表 内容が頭の中に入ってこないということがわかりました。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤの代表取締役である森弘吉さんの講演を通じて、どのような事業を展開してい るのかについて程度理解することができました。リサイクル業を営んでいる会社ですが、分離破砕機 を完成させるまでには数々の苦労があったと思うので、これを完成させた森弘吉さんは技術者として の素質があったのではないかと感じました。元々は父の会社でしたが経営がうまくいかず、一度は倒 産をしましたが、それを救ったのは息子である森弘吉さんだと聞いて、協力し合うことの大切さを学 ぶことができました。同時に、あきらめない辛抱強さも大切であると思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私がインターンシップに参加した理由は、自分自身がどのような職業や業種に向いているのかわか らなかったので、それを考えるために少しでも会社や仕事のことを知りたいと思ったからです。皆そ れぞれに考えていることはあると思いますが、どんなに些細な参加理由でもいいので、インターンシ ップには参加したほうがいいと思います。その理由はインターンシップを通じて、必ず何か得るもの があると思うからです。したがって、私はインターンシップへの参加をおすすめします。 401 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M048 藤井香奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表会に参加してみて、学生の発表の中では、富山短期大学の代表者の沖高さんの発表が一番印象 的で、優れていたと思います。沖田さんのパワーポイントの作成技術は、聞いている人が興味を持て るアニメーションが使われ、また配色やフォントサイズの強弱、テキストの使用が適切で理解しやす かったです。さらに発表する時の話し方も大きな声で聞きやすい速度であり、また他の発表者はパソ コンを見て原稿を読んでいるようでしたが、沖高さんは原稿を全く見ず聴衆を見て発表されていまし た。ここに至るまでの沖高さんの努力が伝わる発表であり、アイコンタクトなども他の発表者と全然 違っていて感動すると共に、最初から最後まで聞くのが楽しくなるようなプレゼンテーションでした。 その他の発表で印象的だったのは、射水市役所でインターンシップをされた高岡法科大学の旅さんで す。旅さんのインターンシップ参加動機は、車いすでも社会の一員として働きたいということでした。 実際の仕事では、机の上での作業は、サポーターの人に助けてもらい、車いすでも良い環境で働かせ てもらうことができたということでした。旅さんは、障害者であっても、仕事を自分で選ぶことので きる社会であって欲しいということを話されましたが、この言葉を聞いて、私は障害者であっても障 害のない人と同じように働ける設備や、良い環境の会社がたくさんできて欲しいと思いました。 <特別講演会> 特別講演会では、森弘吉さんの有意義なお話を聞きました。最初は「日本の常識は、世界の非常 識!?」というタイトルでした。このお話の中で、究極の幸せというのは人の役に立つこと、褒めら れること、必要とされること、愛されることであるという話を聞いて、日本人として大切にしてほし いこととは人との繋がりを大切にすることであるということに気づきました。私も人として、感謝と お礼を大切にし、周りを見ながら心づかいのできる人になるように努力すると共に、人との出会いや ご縁を大切にしようと思いました。 また、森さんは仕事をするうえで、一度は一流に触れてみるとこが大事であるということを話され て、自分を発展させたり上を目指したりしたいのであれば、一流の人や物に触れることが大事だとい うことが分かりました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 今回のインターンシップでは、最初私の中では、夏季休暇中の就業体験の実習が終わったとたんに インターンシップは終了したという気持ちでおり、何かを得たり、学んだりするのは実習中だけだと 思っていました。 しかし、インターンシップが終わってから実習期間を振り返ったり、レポートを作成したりする中 でいろいろなことに改めて気づき、反省点や今後の自分の課題などを見つけることができました。ま た、パワーポイントの作成では、どのようにしたら皆が興味を持ってくれて、どうしたら伝えたいこ とが伝わるのかをしっかり考えて作るのはとても大変でした。実習、レポート・パワーポイント作成 などとどれも大変ですが、だからこそ必ず自分の成長に繋がると思うので、自分のためにもインター ンシップに取り組むべきだと思います。 402 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M050 古井瑞姫 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業発表会に参加して、色々な業界のインターンシップの体験を聞くことができ ました。各発表者のプレゼンテーションは、大きな声で発表していて聞きやすかったですし、 インターンシップへの参加動機や学んだことが明確になっており、また研修内容も具体的で見やすく 分かりやすかったです。発表を聞いてコミュニケーション能力や挨拶、ビジネスマナーがどの業界に おいても社会人として必要不可欠であり、人間関係や積極性は、仕事をする上で必要な能力であるこ とが分かりました。 今回の発表を聞くことで、様々の業界の仕事内容について知ることができ、例えば、商談のポイン トや取材活動の実際について聞くことができました。コミュニケーションを取ることで仕事や人間関 係を良くすることができ、コミュニケーションは、人とのかかわりを持つための欠かせないものだと 思いました。さらに、仕事では指示を待つのではなく、積極的に行動することが大切であり、また作 業効率を良くする方法を常に考えていなくてはならないことが分かりました。 就業体験の発表会に参加したことで、インターンシップではビジネスマナーや職場の雰囲気を学ぶ ことができると思いましたし、また、挨拶をすることの重要性も学ぶこともできました。今回の就業 体験発表会で学んだことや、私のインターンシップでの体験で得たことを、これからを就職活動や就 職後に役立てていきたいと思います。 <特別講演会> 特別講演会の森さんの話の中で、日本の常識は、世界では通用しないことを知り、自分では、常識 だと思っていることが、世界では違う場合があることが分かりました。この講演で、究極の幸せとは、 人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛されることであるというこ とを聞くことができました。また、素晴らしい人とは、功は人に譲る人で、恩は胸に刻み、憎しみは 水に流すことが大切であることが分かりました。森さんが心掛けていることや考え方は、 「感謝とお礼 を大切にする」、 「人との出会いや、 “ご縁”を大切にする」、 「礼儀や服装、マナーを大切」であると聞 いて、人とのつながりが仕事をする上で大切になってくることが分かりましたので、私も、人とのつ ながりや出会いを大切にして、これらのことを心がけていきたいと思いました。さらに、 「成功の反対 は失敗ではない、何もやらないこと」や、 「失敗の先に成功がある」、 「経験は最大のリソース」という ことを聞くことができ、何事にも経験が必要になってくることが分かりました。特別講演会では、普 段なかなか聞くことのできない話や言葉を聞くことができ、この講演会で聞いた多くの言葉をこれか らも忘れないようにすると共に、これからの人生に活かしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、就職に向けて、自分に足りない能力や知識、技術を知る大事な機会だと思 います。私は、挨拶やコミュニケーション能力が社会人には欠かせないものだと実感できる体験がで きましたし、職場の雰囲気を知る良い機会だと思いました。また、社会人と学生の違いや責任の重さ について知ることができ、社会に出て働くということに対しての考え方が変わる体験でしたので、皆 さんも是非インターンシップの参加して下さい。 403 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M051 松井美樺 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会では、高岡法科大学の旅さんの発表が印象に残った。旅さんは、市役所へ就業体験 に行かれたが、その中の仕事が市民の生活を支えていることに気づき、またどのような仕事でも正確 さが求められることが分かったと話された。放生さんは設計の仕事の時に、同じ資料を見ているのに 他の職員の方のアイディアが違い、このような見方もあるのかと驚き、仕事の大変を知ったと話され た。富山短期大学の沖高さんの発表では、就業体験を経験することで将来の目的が明確になり、モチ ベーションを向上させることができるようになった共に、仕事をする上で教えてもらったことをその まま取り組むだけでなく、効率を良くする方法を見つけることが必要であると話された。その他の発 表者の藤井さん、二永さん、松浦さん、新家さんは専門的な仕事を体験され、それぞれの就業体験先 は関わってみると学校で習った知識を活かすことができ、自分の知識を十分に活かせる業界だと話さ れた。発表者の7人に共通していた言葉として、 「インターンシップを通して沢山のことを学んだ。学 んだことをこれからも活かしていきたい」ということがあげられ、充実した活動でができていたこと が伝わってきた。私も就業体験を終えてみて、今なすべきことや今後の目標が明確化し、大変良い経 験になった。また自分が知らないことを学んで視野を広めることや、不足している部分を見つけるこ とができ、さらに自分に必要な能力や知識を知ることができ、この経験はこれからの就活や人生の中 で活かすことができる良い機会になったと思う。 <特別講演会> 講演で森さんは、日本の常識は世界では非常識の場合があり必ずしも通用しないと話され、鶏やカ ルピスの例を取り上げられ、とても分かりやすかった。森さんの会社の仕事である廃タイヤをリサイ クルすることは難しいようで、ゴムとワイヤーが分離できれば手間とコストの削減が可能になるが、 失敗ばかりで倒産してしまった。しかし、ある時ワイヤーだけが落ちていることに気づいて成功する ことができ、これは偶然がヒントになり、日常の小さな発想が大きな発明になったものだ言われた。 また、多くの人達の支えのお蔭であり、人との繋がりの大切さを実感したと話された。森さんの話の 中で、究極の幸せは人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛される ことで、仕事と同じであり、感謝とお礼を伝え、人との出会いやご縁を大切にすべきだと話された。 森さんが心掛けていることは、一流に触れることであり、また変化に対応できる生き物がこの世に生 き残るというダーウィンの進化論から、変化に気づき、それに対する対策を導く力が重要だと話され、 私もその通りであると思った。さらに、失敗の先に成功があるや、経験は最大のリソース(資産・資 源)になるという言葉がとても印象に残った。 エムダイヤは魔法のマシーンを生み出しリサイクル革命を起こすことができる会社であり。現在、 大手と肩を並べる程の技術を持っていて世界にまで広げているのですごいと思った。映像を視聴して 技術者の父と経営者となった息子との絆を感じることができ、これも成功に繋がっているのかなと思 った。エムダイヤの技術をこれからも引き継いでいってほしいと願う。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 学ぶことが沢山あり、新しいことを発見できる良い機会なので、是非参加して頂きたい。 404 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M052 松木 華代 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> それぞれの学校の人達がそれぞれの企業で体験してきたことを聞いて自分がインターンシップで気づ かなかったことやまた新たに学ぶべきことなどを知ることができました。発表者の発表を聞いていて 一番私が興味を持ったのは富山大学の放生さんの発表でした。放生さんは株式会社リッッチェルでも のづくりのことについて、そして商品を販売するさいにどんなことに気をつけて売ればいいのか、お 客様との信頼関係の大切さなどを学ばれていました。商品を売る際にはセールスポイントだけではな くその商品の問題点もしっかり伝えて売らなければいけないというのはビジネス実務演習で学んだこ とだったので実際にその問題点を伝えることの大切さを改めて感じることができました。 全体の話を通して私が感じたことは社会人になるまでに様々なスキルだけではなく気持ちの持ち方や ビジネスマナーをしっかり会得し、社会人になった自覚をもてるようにしていかないといけないと感 じました。私はまだそういった社会人とは何か、必要なことなどについてまだまだ足りないところが 沢山あります。今回のインターシップ全体を通して学んだこと、知ったことや授業などだけではなく 自分でしっかり学ぶ経験を積んで就職活動に生かしていきたいと思います。 <特別講演会> 正直最初私はエムダイヤという企業についてぜんぜん知りませんでした。どんな企業なのだろうと 思いながら話を聞いていくと私はなぜ富山県に住んでいるのにこんなすごい機械を作ることのできる 企業を知らなかったのだろうと思いました。映像で廃棄される混合物がとても速い時間で分離されて いる様子にはとても驚きました。 しかしその素晴らしい機械が完成するまでには前の会社の倒産や何回もの失敗があったり決して簡単 にできたものではないということを知りました。森さんがおっしゃっていた、成功の反対は失敗では ない、何もやらないこと。そして失敗の先に成功があるというお話を聞いて私は失敗しても成功する まで挑戦し続けているのか自分に問いかけてみると、失敗して諦めたことがたくさんあったことを思 いだしました。失敗は決していいものではないけれどもしっかりなぜ失敗してしまったのか、そして 次は成功するようにするにはどのようにしていかないといけないのかを考えながら失敗を恐れずに自 分がしないといけないこと、挑戦したいことを頑張っていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターシップの就業先としてサービス業をしている企業にいきサービスとはなにかなどにつ いて学びました。そこで学んだのは少しの気遣いでサービスの見え方が大きく変わってくるというこ とでした。このことは様々な業種に共通して言えることだと思います。少しの事でも妥協したりせず にしっかり向き合うことで仕事の完成度がまた違ってきます。またエムダイヤの森さんが経験は最大 のソースだとおっしゃっていました。ぜひどんな小さなこと、 ください。 405 大きなことでも挑戦していって Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M053 道林 舞 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会では、7 人の方の発表を聞きました。特に印象に残ったのは旅さんの発表で した。 旅さんは射水市役所にインターンシップをしに行かれました。旅さんは足が不自由で車いすを利用 されていました。射水市役所でインターンシップをしているうちにエレベーターのボタンが車いすの 人にとっては押しづらかったりといった障害をもっている方の視点で施設を見ていたり、今後の社会 の展望として障害に対する考え方を改める心のバリアフリーを主張していたりと自分の意見をもって いてすごいと思いました。 自分の考えをもち、就職活動へと一歩一歩進んでいる姿を見て、自分の考えをもって行動する大切 さを知りました。このことを活かして、自分の考えをもって行動していきたいと思いました。 <特別講演会> 特別講演会では日本の常識は世界の非常識や株式会社エムダイヤについて、心の持ち方について学 びました。 日本の常識は世界の非常識では、にわとりの色の例などから自分の知識が世界から見るといかに偏 っていたかが分かりました。自分の知識が他の人にとって当たり前のことではないということをきち んと理解し、たくさんの知識を素直に吸収していきたいと思いました。 心の持ち方については究極の幸せとは何か、素晴らしい人とはどんな人なのかを学び、利他の心や 恩を胸に刻むなど人を大切にする精神を知りました。人を大切にすることが自分の幸せにつながると いうことを学んだのでその心を大切にしていきたいと思いました。また、素晴らしい人になるための 方法を知ることができたので実践することで生活をより豊かにしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは自分が気になっている企業に実際に参加することのできる貴重な機会です。行 くのが面倒だなとその時の気分でインターンシップに参加しないのは他の生徒においてけぼりの状態 になり、後々、就職活動をする際に不利になります。また、自分に必要な能力を知るいい機会にもな ると思うのでぜひインターンシップに参加してください。 406 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M054 三守 絢子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加して、自分がインターンシップを通して感じたことや学ん だこととはまた少し違った、社会人として重要なことに気付くことができた。発表の中で、車椅子で も社会の一員として役に立ちたい、障害があっても自分で好きな職を選べる社会であってほしいとい う意見があったが、私も県庁の障害福祉課で就業体験をしてみて、障害があるからといって偏見を持 つのではなく、多くの人に障害に対する理解を深めてほしいと感じたので、共感するところがあった。 また、今回の発表会を通して積極性はどこの企業でも欠かせないものだと改めて感じたので、これか ら意識していかなければならないと感じた。積極性と同様にコミュニケーション能力も重要であり、 お客様だけでなく社内での部署同士の強い繋がりが不可欠であるということにも気付くことができた。 また、就職するうえで、自分が持っている知識を十分に生かせる職場を見つけることができたら、自 分にとって非常に有意義なものとなると思うので、これから企業研究などをしていくなかで、どのよ うな職場なら自分の知識を生かせるのかということも考えながら就職活動ができたらと思った。 <特別講演会> 森さんが最後におっしゃられた、この世に生き残る生き物は変化に対応できる生き物だというダー ウィンの進化論と「日本の常識は世界では通用しない」 「成功の反対は失敗ではなく何もやらないこと」 「失敗の先に成功がある」という言葉から、何事も常識にだけとらわれるのではなく、失敗を恐れず に新しいことにも挑戦していき、変化に対応していくということが大事なのではないかと感じた。森 さんのお父さんも、会社の倒産というところから、失敗を恐れず新しいことへと挑戦していったこと で世界から注目される機械の開発へとつながったと思うので、失敗してもそこで諦めるのではなく、 その失敗から学ぶことが成功へとつながると思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップを通して実際に社会に出て働くということを体験してみて強く感じたことは、 「積 極性」が非常に大事であるということです。社会経験がほとんどなかったので、知らないうちに何で も受け身になってしまっていました。学生のうちはある程度受け身でいても許されるかもしれません が、社会に出たら与えられた仕事だけをするのではなく、自分からやるべき仕事を見つけていかなけ ればなりません。私は実習中に積極的に動くことができなかったことがとても悔しく残念に思いまし た。急に積極的に動くということはなかなかできないので、普段からいろいろなことに積極的に取り 組むようにしていくことが重要であると思います。 407 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M056 村上 恵理加 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 参加を通じて思ったことは、多くの企業が学生たちを受け入れていることを知った。インターンシ ップは企業にとって負担となるはずだが、快く学生を受け入れ、社会人になるためのサポートをして くれた。私もインターシップに参加して不足している知識や技能、改善点などを発見することができ 満足している。 代表者の中で一番印象に残った発表は、旅誠一郎さん(高岡法科大学)の射水市役所でのレポート だ。プレゼンテーションは、シンプルで見やすくなっていて良かった。仕事内容も詳しく書かれてい て内容が把握しやすかった。しかし、プレゼンテーションの最後に「社会への要望」があることに驚 いた。発表者である旅誠一郎さんは障碍者であるため、不自由ない人と違う点を発見していたと思っ た。障碍者でも選べる権利があることで働くことに対して前向きに向かってもらえると思うので、こ の要望が通ることは望ましいと思った。 インターンシップに参加したおかげで自分の将来に対して深く考えることができたので、インター シップに参加してよかったと思った。 <特別講演会> はじめに「日本の常識は世界の非常識!?」という講座を受けた。日本で通じる常識が必ず世界に も通用するとは限らないと知った。自分が知っていること・見ていることだけに捕らわれず、物事を 広く見ることが大事だと思った。それでも日本人にはしっかりと誇れるものがあることを、私たちは 知っていなければならないと思った。 講師の株式会社エムダイヤ・森弘吉さんは、企業での出来事についてできるだけ理解しやすいよう にと、動画を見せてくれた。この動画からたくさんのことを学べた。仕事に対する情熱や覚悟、など を学ぶことができた。その中でも特に強調していたことは、 「人との繋がり」だった。人と繋がりは仕 事において重要なものだと教わった。支えてくれる人がいるからこそ、仕事ができるということを学 べた。私も人との繋がりは大切にしようと思った。今回の講座で学んだことを活かし、就職に繋げて いきたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターシップは、自分の足りないこと・直さなければならないことを知ることができる大切な行 事だ。また、仕事場の雰囲気やどんな仕事をするのか知るとができるよいチャンスである。 さらに、インターンシップにて職業について興味・関心を持つことができる。それは自らが知ってる 職業だけではなく、それ以外の企業にも目を向けることができるためである。これにより視野を広げ ることができる。他にもインターンシップに参加しないと分からないことがたくさんある。例えば、 私の研修先である「大島絵本館」は、絵本の修理は業者に任せずにまずは自分たちで直していた。ま た、親子でロウソクを作るイベントでは、開催前に担当者がデモンストレーションを行うことで、安 全に実施するための準備に徹していたことだ。これは普段、利用者側の立場にあると知ることができ ないことである。 企業の方々は、時間を割いてまで学生の就職に協力して下さっているので、このチャンスの無駄に しないようにしてほしいと思った。 408 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M057 村田 深織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会に参加して、私が特に印象に残ったのは高岡法科大学の旅 誠一朗さんの就業体験発表です。旅さんは、射水市役所で就業体験をされたそうですが、身体障害者 で車いすを使用されていたということもあり、企業への着眼点が私とは大きく違っていました。 例 えば、射水市役所の職員の方々の心遣いや建物の構造などについてです。私は、与えられた仕事をこ なすことを一番に考えていたため、建物の構造については考えたことがなかったので、旅さんとの着 眼点の違いがとても新鮮で、印象深い発表だと感じました。 また、その他の人の就業体験発表を聞いて、社会人になるにあたって、積極性とコミュニケーショ ン力、自分で考えることの大切さを改めて実感することができました。 <特別講演会> 演題:これからの社会人となる学生の皆様にお伝えしたいこと 講師:株式会社エムダイヤ 代表取締役 森 弘吉 氏 特別講演会を聞いて印象に残ったのは、森さんが最後に言っていた「伝えたいこと」についてです。 森さんの「伝えたいこと」は簡単にまとめると以下の4つです。 ・成功の先に失敗がある。 ・成功の反対は失敗ではない。何もやらないことだ。 ・日本の常識は世界の常識ではない ・経験は最大のリソース この中でも、「経験は最大のリソース」という言葉が一番印象に残っています。この「経験」には、 成功した経験だけでなく、失敗の経験が多く含まれていると思うので、「成功の反対は失敗ではない。 何もやらないことだ。」という言葉を常に心にもち、失敗を恐れず、何事にも積極的にチャレンジして いきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加すると、企業の実態や社会で必要なマナーなど、学校の講義だけ では体験することのできない、実践的な学習をすることができます。 また、インターンシップ後の発表会では、他のインターンシップ参加者のインターンシッ プに対する客観的な意見を聞くことができるため、今の自分に足りないものや今後の自分の しなければいけないことが改めて実感でき、就職活動に対するモチベーションにつながると 思います。 就職する前に、社会について実践的な学習をしてみたい人、就職活動を控えていることに実感のな い人は、インターンシップに参加してみたらいいと思います。 409 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M058 山田 千紗都 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会は学外で行われ、また学校も年齢も違う方たちのお話を聞けたので、新鮮な気持ちで 参加できたと思います。発表者の方々の多くが、明確で大きな目標・夢を抱いて将来に向っているこ とがひしひしと伝わってきました。 特に印象に残ったのは、株式会社北日本新聞社で職業体験をされた、富山国際大学の藤井 翔平さ んの発表です。インターンシップを終えて語彙力や文章力、知識の不足を強く感じた藤井さんは、本 や新聞を読んでその力を補いたいと話していました。全体的に「積極的に」と抽象的な表現が多かっ たので、すぐに実行できそうな具体的な策を述べていたのが分かりやすくてイメージもしやすかった です。私も語彙が貧相なので、実践しようと思いました。このように傍聴者の心を動かせるプレゼン ができるようになりたいです。 全体を通して、コミュニケーション能力の重要性、与えられた仕事に対する責任感、受け身では無 く自分から積極的に人と関わることが大切だと思いました。今回のインターンシップで感じたり学ん だりしたことを今後に生かしていきたいと思います。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤ代表取締役の森 弘吉さんのお話と、TBS 制作「夢の扉+」を拝聴しました。 どのお話も大変勉強になりましたが、特に「日本の常識は世界では通用しない」 「良い人脈や情報から は良いものが生まれる」「成功の反対は何もしないこと」という言葉が強く心に響きました。 私は衝突を恐れるが故に他人と極力関わらずに閉じこもって生きたいと考えていたので、考えを改 める良い機会となりました。失敗を恐れて何もしないで諦めていては、僅かでも微かにある可能性も 捨てることになるのだなと思いました。そして、現状に満足せずさらに上を目指すには、一流のもの に触れなければならない、ということが分かりました。やはり殻に閉じこもっていてはそれだけ魂が 震える出会いもなくなり、つまらない人生になるのでしょう。クオリティの高い作品に出合った時の 喜びと感謝の気持ち、そして、一人ひとりの出会いとつながりを大切にしていきたいと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はアルバイトの経験がなく、社会についての知識も薄かったので、 「働く」ということを実際に体 験できるこのインターンシップは非常に良い機会でした。職場の雰囲気や自分に足りていない能力を 把握でき、特に、社会人としてのマナーや礼儀や責任感を体験できたのは自分の中で大きな成果とな りました。インターンシップに対して参加前は厳しいイメージを持っていましたが、職員の方々は私 達に1つでも多くのことを学んでもらおうと丁寧に指導してくださったので楽しく実習できました。 もし参加される方は、メモをたくさん取ることをおすすめします。インターンシップで体験するす べての出来事がためになるからです。 410 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M061 吉浦志織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会に参加して、私は旅さんと、と沖高さんの発表が一番印象に残りました。旅さんは 車椅子の生活というハンデを持ちながら、社会の一員になりたいという熱い思いが素晴らしく感じら れ、単純な作業でも市民のことを一番に考えて社会のことに携わっていると思いました。また、私は 旅さんが車椅子の目線で指摘された車椅子用のトイレが無いことや階段が多いなど点で、改善して欲 しいと思いました。沖高さんの発表は、パワーポイントで強調する箇所の配色とフォントサイズを大 きくすることや、アニメ―ションの使用等分かり易い説明の工夫がされており、また声の大きさや速 さも聞き取り易く、他の発表者より内容が伝わり易い優れた発表でした。全体に関しては、自分の知 らない企業の仕事の内容や、仕事をする上で大切なことを知ることができました。 <特別講演会> 森さんの講演の中で、 「日本の常識は世界の非常識」という話をされました。世界には日本にはいな い色の鶏や黒鳥がおり、またインドネシアではトイレットペーパーを使う習慣が無く、便座の隣のシ ャワーで洗うと聞いて驚くと共に、日本の常識が世界で通用する訳でないと思いました。 また、究極の幸せというのは人の役に立つこと、褒められること、必要とされること、愛されるこ とであるという話を聞きました。人の役に立てば自分の気持ちがよいですし、人から自分が必要とさ れれば自分がいて良かったなと思えます。素晴らしい人とは、感謝を大切にして周りを見ながら心遣 いができる人だと話されましたが、物事に感謝の気持ちを持って行動できる人は、周りの人からも大 切にされ感謝される人だと思います。さらに、森さんが話された「成功の反対は失敗でなく、何もや らないこと」や、 「失敗の先に成功が待っている」、 「経験は最大のリリース」の言葉の中で、私は「経 験は最大のリリース」ということが一番気に入りました。今学校でやっている何気ないことが、将来 仕事で活かすことができると思うと、講演会で話されことを意識して、将来人の役に立ち必要とされ るような人間になれるよう頑張りたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加する前は、企業のイメージが大きすぎ、自分が参加すると失敗が多く、迷 惑を掛けるので参加しないでおこうと思っていました。しかし、短大生活では直ぐに就職活動が始ま り、アルバイト以外に社会経験が無い私で本当に大丈夫なのかと悩んだ末に、就業体験先は自分が行 きたい企業で、自分の好きな事を活かせる企業を選びました。就業体験の参加前と後では全く感じる ことは違い、企業の雰囲気を知ると共に、やり甲斐や積極性、挨拶やコミュニケーション能力、また 自分に与えられたことを最後までやり通す責任感が特に身に付きました。今までの生活は、言われた ことやるという受け身が多かったが、就業体験では周りを見て自ら行動することの大切さを学びまし た。また、当初失敗を恐れていたが、失敗してもそれを責められずサポートしてもらい、それ以降任 されたことに熱心に取り組めたので、失敗を恐れてはいけないということを学べました。特殊な仕事 が中心で、地域の人と関わりが多く得るものや学んだことが数多くあり、企業のことを少しでも分か って成長できたと思います。このことから就業体験は、自分が成長できる大切な経験になり、学校で の学びが必ず活かせるので是非参加して下さい。 411 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M062 吉本 那菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は同じ市役所でのインターンシップに参加した、旅誠一朗さん(高岡法科大学)の発表が印象に 残りました。旅さんが困ったこととしてエレベーターのボタンが届かない、車いすのトイレが一階の みにしかなく、二階の一般男子トイレを使用するのが大変だったという意見は私たち一般人では気づ けないことなので貴重な意見として市役所の人は取り入れるべきだと思いました。そして障害に対す る人の考えが変われば町が変わる社会が変わり、人として当たり前の権利を障害がある人にもない人 にもかかわらず同じように認め合い、障害者が社会の一員として生活することを願うという言葉が印 象に残りました。私もいけないことだとは分かっていても少しだけ障害者の方に偏見などを抱いてし まうので、これからはきちんと障害者の気持ちを考え同じ社会に生きる一員として接し、支え合い助 け合っていきたいと思いました。そして将来、障害を意識しなくても様々な職種の中から好きな仕事 を選ぶことができる社会になることを期待しました。 <特別講演会> 日本の常識は世界の非常識というアプローチ始まり、成功の反対は失敗ではなく何もやらないこと であるという言葉が私に当てはまっていると思いました。確かに何かをやれば失敗することもあると 思います。しかし、その失敗から今後どうすればよいか考えることで次への成功につながると思いま した。これからは何も行動しないのではなく、積極的に物事に挑戦したいと思いました。そしてたく さんの経験を積むことで自己成長へと繋げたいと思いました。私も将来、人のために働いていきたい と思いますが、そのたえには人との出会いを大切にし、感謝の気持ちを大切にしなければならないと 痛感しました。 また、社会に出た時は外見が大事であり、礼儀や服装、マナーに気を付けてこれからの就職活動に 備えたいと思いました。講話にあった「人は人に磨かれる」に示されるように、私もたくさんの人と 触れ合い、コミュニケーションを積極的にとり、お互いが高め合っていけるような存在になりたいと 思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップ終え、私は自分自身について見つめ直すことができました。実際に働く上では問 題解決能力をもっと磨く必要があるということを学びましたが、友人間で成立しているコミュニケー ション能力は、ビジネス上では不十分であることを学びました。自身のこの能力は日常生活では、な かなか気づくことができません。インターンシップを通して他者と比較しつつ、その欠点を克服して いけば、それを就活でアピールすることも可能となるはずです。社会で一緒に仕事をすることは、こ れまでの部活やサークル、アルバイトで構築してきた人間関係とは異なる難しさがありました。その ため社会人と関わることを学生のうちに体験しておくことは、非常にメリットが大きいと思います。 そして仕事とは何かということや、人間関係構築の大切さ、自己を見つめ直すきっかけとしてイン ターンシップの制度は非常に有効だと思うので、積極的に参加すべきだと思います。 412 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M065 朝野 杏梨 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 富山県内の大学生・高専生の方の発表を聞き、就業体験を通して学んだこと、得たことは何か知る ことができた。特に、北日本新聞社の就業体験をした方の発表では、人間関係・自分の幅を広げるこ とが仕事をする上で大切なことだと話されていた。良い人間関係を築くことで、地元の記事を書く際 の情報収集がやりやすくなり、報道という仕事を行う上では必要な事だと思った。また、自分の幅を 広げることで普段の生活から情報を得ることができ、興味と感心のアンテナを常にたてることも仕事 につながることだと感じた。この 2 つのことを意識することで、自分の知識・経験も豊かにすること ができ、さらに自分を成長させることができると思った。今回の就業発表会では、積極性・コミュニ ケーションをとることの大切さをあげている発表が多くあった。仕事をするためには、受け身の姿勢 ではなく積極的に行動することが、社会では評価され、コミュニケーションも仕事を効率よくしてい くためには欠かせないスキルの一つでもあると思った。 <特別講演会> 特別講演会では、株式会社エムダイヤの森弘吉さんによる「これから社会人となる学生の皆様にお 伝えしたいこと」というテーマの講演だった。株式会社エムダイヤは、リサイクルするものを細かく 分けることが出来る機械を作る、技術をもつ会社で、その成功までの過程を話と映像をまじえて見た。 この講演会で学んだことは、①挑戦をすることに生きがいを感じること②人とのつながりが大切であ ること、この 2 つのことだ。 まず、「挑戦することに生きがいを持つ」ことについては、技術者としての仕事のやりがいを見出し、 それが人生においての生きがいにもつながっていると感じた。自身の技術への探求に挑戦することで、 仕事へのやる気・面白味を感じ、何回もの試行錯誤を経てそこから開発のヒントをつかみ取った。何 をするにおいても、挑戦をすることから始めなければ成功することはなく、失敗を何度も重ねること で成功はやってくるものであることを学んだ。私は、失敗や間違ってしまう事を恐れてしまい、自分 から積極的に行動することを躊躇してしまうときがある。 「挑戦することに生きがいを持つ」この言葉 を聞いて、失敗を恐れないチャレンジ精神を持つことが仕事においても人生においても大切だと思っ た。 次に、 「人とのつながりが大切である」ことについては、仕事をするうえで信用は必要になり、信頼 関係を築くためには人とのつながりを大切にすることが重要になってくると感じた。森弘吉さんの父 親は会社を一度、倒産したことがあると話されていた。しかし、倒産をしても父親は、友人の会社に 就職させてもらった。そして、もう一度会社を興し今度は息子の森弘吉さんが会社社長となって、親 子で支え合って会社を経営されていると聞いた。仕事をしていく中で、人と関わり合うことが多くあ るが、その仕事の中で出会った人との縁をないがしろにするのではなく、大切にすることで助け合う こともできると学んだ。いい人脈からはいい情報、いいものが手に入ることができる。私もこれから 出会う人や友人をもっと大切にしようと思うようになった。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は、就業体験に参加するべきかどうか迷った。しかし、参加してみる事で、実際の社会の雰囲気 や環境など、身をもって知ることができた。就業体験では、事務作業の大変さなど仕事の大変さを学 ぶことが出来るいい機会だと思った。今後の就職活動をどのように過ごすべきか、将来に向けて具体 的に考えるきっかけを与えてくれるよい場だと思う。 413 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M066 石塚奈瑠美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 各大学の発表を見終わって、まず始めに思ったことが富山短期大学の発表スライドのレベルの高さ だった。全員分のスライドを見たわけではありませんが、パワーポイントを使うビジネス実務演習の 授業を通して、経営情報学科全体のスライドが、聞き手を引き付けるスライドができているのではな いかと思い、日頃の授業で学んでいることが生かせているのだと感じた。 高岡法科大学の旅さんの発表では、射水市役所でのインターンシップを通して、どんな小さい作業 でも市民のためを思い、正確に作業することが求められるとおっしゃっていた。公的機関なのでより 一層個人情報の取扱いや作業の正確さが求められるのだと感じた。また最後に、自身の立場から「障 がいに対する考えを変えることが社会の変化につながり、心のバリアフリーにもなるのではないか」 「障がいのあるなし関係なく、好きな職種・業種を選べるようにしてほしい」という提案があり、イ ンターンシップを通して、自分から社会へ向けての提案があったことが良い点だと思った。 <特別講演会> 「日本の常識は世界の非常識?!」というお話から、外国の白鳥やにわとりは黒いことなどを知り、 とても驚いた。また、世界各国をまわってきた森さんが日本人として大切にしてほしいこと・誇りに 思うこととして、日本人の精神性・お盆正月などの祖霊信仰の宗教観・他人を思いやる利他の心を挙 げておられ、自分も日本人として誇らしいと思うと同時に、日頃の自分の行いを顧みて、他人を思い やった行動などが欠けていると感じ、日々の行動を変えていかなければならないと思った。森さん親 子のテレビ出演時の動画では、モノを大切にすることで新たな発見や、新技術が生まれ、人に愛着を 持つこと、人とのつながりを大事にすることが、ピンチな場面での助け合いにつながることが分かっ た。究極の幸せについて、 “褒められること・役立つこと・必要とされること・愛されること”とおっ しゃられており、これは、まわりの人からの信頼を得ることにもつながると感じた。また、その究極 の幸せを得るためには感謝とお礼を大切にして心遣いをすることや、人との出会い・ご縁を大切にす ること、礼儀や服装、しっかりしたマナーが必要になるということを学ぶことができた。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 始めの頃はアルバイトをしているからという理由で、インターンシップに参加するかどうか迷って いたが、研修を終えた今では参加して良かったと思う。私が参加したインターンシップ先は製造業で、 自分が志望していた研修先とは違うし、将来の就職先としても考えていない業界であったのだが、自 分があまり興味を持っていない業界について知る良いきっかけになったし、将来の就職活動に向けて 志望企業を決定する参考にもなったと感じる。五日間の就業体験を通して、工場の現場で働く際には 体が資本なので体力が必要で、一日中同じ作業をしっかりとし続けることのできる集中力が必要だと 感じた。実際の作業する研修だけでなく、座学もしていただき、製品ができるまでの仕組みや品質管 理など専門的な知識を増やすこともできた。アルバイトでは学べないことを知ることができ、自分の 志望先でないとしても良い経験になると思うので後輩たちには積極的にインターンシップに参加して ほしい。 414 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M067 石原 緑里 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私が印象に残ったプレゼンテーションは、富山県立大学の二永勇也さんのプレゼンテーションだ。 二永さんは土木系の仕事の、民間企業と行政機関の差をわかりやすく提示していた。私は民間企業に 就職するつもりだが、民間企業と行政機関の違いを知ることで仕事の理解をさらに深めることができ るため、違いを把握しておきたいと思った。他の学校のインターンシップの体験発表を聞くことで、 その人がインターンシップで学んだこと、感銘を受けたことなどを私自身も吸収することができた。 人はみな、価値観が異なる。価値観が異なるからこそ学びが生まれるので、多くの人の体験談を聞き、 参考にしたい。また、インターンシップの体験発表会に参加したことで、他の業界の仕事も体験した いという積極的な気持ちも生まれた。就職活動まで残り少ないが時間を有効活用して、短期のインタ ーンシップに参加する、もしくは企業や職種について詳しく調べるなどをして、仕事への理解を深め たい。 <特別講演会> 特別講演会では、人との出会いの大切さを学ぶことができた。森弘吉さんは今まで足を踏み入れた ことがなかった営業という仕事に足を踏み入れ、多くの人と出会い、仕事の成功へと繋げた。今まで 森さんは技術職に就いていたが、父親の会社の経営を行うため、営業職をかねた代表取締役の仕事を 担当している。技術職のイメージは機械と向き合い、黙々と仕事をしている姿が浮かぶ。それとは逆 に営業職は、相手の企業を訪問して自分の会社の商品を、会話を通して売り込むという人と密接に関 わる仕事というイメージがある。今まで経験のなかった仕事でも、やる気と元気さえあれば良い方向 に進むということがわかった。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは挫折を味わうこともありますが、それも含めて、社会人になるための良い経 験になります。私は高校生の時に課題研究の授業で模擬的な株式会社を立ち上げ、実際にお金のやり とりとデザイン制作を通して職業体験を行っていたため、他の人よりは仕事について理解していると 思っていました。しかし、それは大きな勘違いで、学生と社会人の責任の重さの差を、インターンシ ップで学ぶことができました。また、私のインターンシップ先は学生の受け入れ人数が多く、四年制 大学の先輩方と一緒に実習をしました。自分よりも明らかにリーダーシップや創造力、企画力があり、 劣等感を感じることが多々ありました。しかし、その悔しさがあったおかげで残りの短期大学生活を どうやって過ごすか、自分には何が足りないのか、どのような能力を補うべきなのかが明確になりま した。自分の苦手分野も明確になりましたが、取り組んでいてやりがいがあり、楽しいと思える分野 も新たに見つけることができました。5日間という短い間でしたが、同じグループだったインターン 生と毎日顔を合わせ、共に商品開発の企画の体験実習に取り組んだことで友達とはまた違った、よい 仲間を持つことができたと思います。残りの短期大学生活で自分に必要な能力を補い、次に会った時 はよきライバルとして就職活動に臨みたいです。インターンシップで学んだことはアルバイトでも学 生生活でもなかなか学ぶことができないので、インターンシップに参加することをお勧めします。 415 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M068 井城 久瑠美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会では、印象に残った発表が2つあります。 1つめは、高岡法科大学の旅さんの発表です。発表の中で旅さんは、 「小さな作業でも、市民のため の仕事だと思ってやることが大切」とおっしゃっていました。 私は、市役所の仕事に対して地味な印象をもっていましたが、他人から地味だと思われる仕事でも、 そこには市民が快適に暮らすための努力があることを知って感銘を受けました。 私が就業体験を行った「ボルファートとやま」でも、小さなことでもしっかりと視野に入れて行動 することが必要とされました。そのすべてがお客様のためになる、と学んだことから、どの仕事にも 意味があって、誰かのためのものだと実感しました。 2つめは、富山国際大学の藤井さんの発表です。その中でも特に印象に残ったのは、 「人とのつなが りは情報収集になる」ということです。人とコミュニケーションをとることは難しいと感じることも 多く、疎かにしがちになってしまいます。しかし、就業体験では、人と接することは自分を高めるう えでとても大切なことだと学びました。そのため、藤井さんの発表に共感し、改めて社会に出て、コ ミュニケーション能力や人とのつながりが自分にとってどれほど重要になってくるのか考えることが できました。 全体を通して、私たち学生には積極性が足りないことを再認識しました。受け身ではなく、常に自 分のプラスになるようなことを積極的に取り込んでいく姿勢を持つことが、 「仕事をこなす」以上の成 果を生み出すことに繋がると学びました。 <特別講演会> 講演の中で、究極の幸せについて説明されていたことが印象に残りました。究極の幸せとは、①人 に褒められること ②人に必要とされること ③人の役に立つこと ④人に愛されることだと講演さ れました。何事も自分一人だけでは成しえないのと同じで、自分のやっていることが誰かのためにな って、そこから自分の価値や幸せを生み出していけるのだと実感しました。 また、すばらしい人の定義についての説明もとても印象に残りました。 「功を人に譲れ め 恩を胸に刻 憎は水に流せ」と言われました。利益だけを見るのではなく、人とのつながりを大切にしていく 姿勢を持つことは、自分にとっても、周りの人にとっても大事なことだと学びました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは夏季休業中に、長い人で2週間行われます。「長いな。」と感じる人も多いと思 います。私も実際1週間でも長いと思っていました。しかし、実習が始まるとあっという間で、学び たいことや知りたいことを慌てて吸収しなければならないこともありました。それほど多くのことを 感じた、充実した期間でした。 インターンシップに臨む際は、何か1つでも目標を持って行動することが大切になってくると実感 しました。自分は何が得意なのか、何をやりたいのかなど、新しい発見ができることも魅力の一つだ と考えます。 416 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M069 石動 成章 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は先日、就業体験発表会に参加してきました。そこでは、足に障害を持った旅さんは、インター ンシップに参加して、射水市役所に対して「ここが、不便だった」や「ここが障害を持った人には大 変だった」と自分とは違った視野でインターンシップに参加していることに驚きました。 また、富山短大から参加していた、沖高さんの発表は、他の学校のどの人よりもすごかったです。 原稿を読まずに発表し、パワーポイントはとても見やすく、前に先生が言っていた、富短の学生は発 表のレベルが違うって言っていたのがよく分かりました。自分も頑張って沖高さんのようなものを作 りたいです。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤの代表取締役 森さんのお話は、「日本の常識は世界では非常識」という興味深 い話でした。世界は多民族国家の国が多く、日本のように住みやすい環境はほぼほぼなく、日本の常 識は通用しないので、視野を広くして物事を見定める必要があるのだと思いました。 また、会社の話では、森さんの会社はリサイクルのための分別をする機械を作ろうとして、一度、 潰れてしまいましたが、それまでの働きながら培ってきた人脈で、もう一度会社を興し、失敗しなが らも、あきらめずに挑戦することで、失敗の中から成功するためのヒントを得て、分別の機械を完成 させたチャレンジ精神は素晴らしいと思います。その分別の機械は日本だけでなく、海外にも需要が あり、地球温暖化が進行いる今の時代こそ、森さん親子で開発した分別の機械が役に立っていくと思 います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私がインターンシップに参加した理由は、キャリアデザイン講座で学んでいる社会に出てから 必要だと言われていることは本当なのか、自分はどのような分野の職業が向いているのかなど、 何もわからない状態でした。あと 1 年後には就職活動が始まってもやっていける自信がなく、実 際の企業で働くということは何なのかをはっきりさせたくて参加しました。 インターンシップに参加してからは、それまでイメージできなかった、働くということ、自分 では働きたくないと思っていた職業も選択肢に入り、インターンシップに参加してよかったと思 います。 インターンシップに参加したことで自分の価値観が変わり、就職活動では今まで考えていなか った分野の職業にも興味が湧きました。また、現段階で自分に何が足りないのか、就職活動まで に何を見につけておけばいいのか、など自分に必要な事がわかる機会でもありました。他にも、 実際の職場、仕事を体験することで、正社員で働くことと、アルバイトで働くことの違いが分か ることが出来ました。インターンシップに参加してよかったことは、たくさんありました。ぜひ、 インターンシップには参加すべきだと思います。 417 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M070 岩城千佳 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表の全体を見ての感想では、単純な仕事であっても誰かの役に立っていること、単純な 作業ほど積み重ねが大切であり仕事の役割を持っていること、体に障害のある人ない人に関わらず自 分で自由に仕事を選べるような社会つくりをしていくことの大切さを学ぶことができた。また、どの 発表にも人との関わりを大事にすることが挙げられていた。人との関わりは、自分自身の成長にも繋 がり、人との関わりでうまく人と付き合えることが人から信頼ざれるということだと感じた。自分自 身がこれから一社会人になるまでに必要な課題はまだまだ山積みであるのだと実感した。 <特別講演会> 講師である森弘吉さんのリサイクルにおける破砕分離機づくりへの話を聞き、森弘吉さんは日本人 として大切にしてほしいことを述べられました。それは日本人の精神性、祖霊信仰を重んじる宗教感、 他人を思いやる利他の心を大切にすることです。リサイクルをするうえで重要な破砕機のことを私は よく知りませんでした。森弘吉さんのつくる破砕分離機の凄さというのは、破砕するものを柔らかい もの固いものに区別しリサイクルまでのコストを削るというものでした。破砕分離機を完成させるの に10年の時間と膨大なお金をかけたが、挑戦を生きがいにし、あらゆるゴミを資源の宝に変えるこ とを実現した森弘吉さんは、人との繋がりを技術の糧として生きています。そして夢のリサイクル社 会への実現を目標にしているそうです。究極の幸せについて、人に褒められること、人の役に立つこ と、人に必要とされること、人に愛されることと教わりました。また、素晴らしい人については、功 は人に譲り恩を胸に刻むこと、憎は水に流し感謝とお礼を大切にすること、周りを見ながら心づかい ができること。森弘吉さんは、人との「ご縁」をとても大切にされており、いい情報やいい人からは 「いいもの」が生まれ、一流に触れることや自己投資が必要であると話されていました。いい情報を 人に与えれば、いい情報が返ってくる。そんなふうに、人と心通わせることがとても大切なことであ ると私自身学ぶことができました。心がけていくこととして、ダーウィンの進化論にもある「この世 に生き残る生き物は変化に対応できる生き物である」と言われるように、どの時代にも対応できるよ うにすることが大切だということでした。そのために、新しいことに挑戦をしたり挑んだりする精神 を大事にしたいと思いました。成功の反対は失敗ではく何もやらないこと、失敗の先に成功があるの だと信じ、日々精進するべきなのだと思います。経験こそが自分にとっての最大のリソースなので、 これからは恐れず何にでも負けずに挑戦していきたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは短い期間で行われますがが、仕事への具体的なイメージを掴んだり実際に社会 に出て働くとはどういうことなのかを、実感したりすることができる機会です。期間中に学べること、 仕事への情報を多く収集するために事前に自分は何を、インターンシップを通して学びたいのかを考 えておくことが大事です。せっかくの機会を無駄に過ごして終わらぬようにしてほしいと思います。 インターンシップ中は研修生だからといって控えめにならず、どんどん積極的に発言をしていくこと がポイントだと思います。 418 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M071 岡島 早良 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の学外インターンシップ報告会は、七名の発表を聞くことができましたが、本当に一人ひとり の発表が多種多様だったと感じました。目的や活動内容から発表の仕方、パワーポイントまで全く異 なっていて驚きました。 例えば一人目の射水市役所にインターンシップした方は、ご自身の障がいを持っているという立場 から、社会に求めることや、施設・職業選択の問題について発表していることが印象的だったし、四 人目の北日本新聞社にインターンシップ体験をした方は、会社紹介の方法が他社とは全く違っていた し、仕事をするうえで大切なことを仕事の体験一つ一つから、また一緒にインターンシップを体験し た他行の学生から学んでいたことがとても印象に残っています。 同大学の沖高さんの発表は特に印象に残っています。発表を聞くことは二度目になりましたが、再 度聞くことができる機会があり嬉しかったです。同学校というひいき目を差し引いても、パワポ技術 は高いものであったと感じましたし発表も完成度が高く参考にしたいと感じる点が多々ありました。 また、事業内容の発表が主なものではなく、学んだことや改善したいことがメインの発表なので関心 がわきやすく、常に学んだことを学業になぞらえているところも興味深いものでした。 以上から、自信のインターンシップ経験から就業経験後の報告会まですべてに関してとても良い経 験ができたと感じています。 <特別講演会> 特別講演会の講師の方が私の地元である滑川市の企業でより関心が高まったと感じます。講師の森 さんがおっしゃっていた言葉で特に印象的だったことは、日本人として大切にしてほしいことという もので、日本人の精神性・祖霊信仰を重んじる宗教観・他人を思いやる利他心という三つです。日本 人の常識が世界の常識とは限らないとおっしゃいましたが、常識にとらわれず、日本人らしさを活か すことが大切なのだなとお話や見させていただいた動画から感じることができました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは是非経験しておいた方がいいと思います。具体的に将来就きたい仕事が決まっ ている人はなおのこと職業選択に結び付くと思います。また、私のように将来どんな職業につきたい か具体的な事まで決まっていない人も、アルバイトなどでは体験できない貴重な経験をさせていただ けたので参考になるところがあると思いますし、どんな職種・職業に就くにしても必要なビジネスマ ナーを知るいい機会になると思います。 インターンシップ後のレポートづくりやパワーポイントの制作など大変なことも多くありますがパ ワポ制作に関しては、今までで一番多くの枚数を作る機会となり、完成度はともかくとても良い経験 となりました。 また、学内や学外の発表は本当に見習うことや参考になることが多くどれをとっても貴重で為にな る経験だったと思います。積極的な参加をおすすめします! 419 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M073 小川真実 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップの学内発表会に引き続き、今回の発表会では、沖高さんを含めて他の大学の7人 学生の発表を聞くことができ、知らなかった企業について知ることや社会人に大切なことなどを学ぶ ことができました。他の大学の発表で私は2人の内容が印象に残っています。 1人目は、最初に発表を行った高岡法科大学の旅さんです。旅さんは射水市役所に車椅子でインタ ーンシップに参加し、市役所の障がい者のためのバリアフリーなどが整っていないことなど、旅さん にしかわからない問題点を挙げているところが素晴らしいと感じました。また、どんなに小さくて楽 な仕事も正確さが求められると言っていて、私もこのことはインターンシップで体験し、実際に学ん だことだったので、重ね合わせながら聞くことができました。 2人目は、富山国際大学の藤井さんです。藤井さんは北日本新聞社にインターンシップに参加し、 記事を書く上での語彙力やコミュニケーション力が大切であると言っていました。私は語彙力につい て全然考えていなかったのですが、社会人になると社内文書や手紙などで文章を書くことが増えると 思うので、語彙力は大切だと思いました。また、藤井さんの発表で私もこれから自分の幅を広げるこ とが必要だと感じました。就職活動まで時間は少ないですが、実際に自分自身がインターンシップで 学んだことや、発表から分かったことを忘れず、自分の足りない部分を埋めながら成長し、活かして いきたいと思います。 <特別講演会> この講演会では、株式会社エムダイヤ代表取締役の森さんが「これから社会人となる学生の皆様に お伝えしたいこと」についてお話をしてくださいました。エムダイヤは、森さんのお父さんから続く 会社で、タイヤなど物を分別するリサイクル機械を作っている企業であることを知りました。講演の 最初に、自分が当たり前だと思っていることでも、周りは違うように思っていることがあるというお 話を聞きました。ニワトリなどを例に挙げて分かりやすく説明してくださいました。そのあと、エム ダイヤがテレビに取材された映像を見ました。その中でリサイクル機械を作り、エムダイヤが注目さ れるまでには多くの苦労があったことがわかりました。会社が倒産してしまっても、諦めずに機械の 製作に努めた結果、多くの人や企業に注目される、今までになかった機械を作ることができたことを 知りました。このことから諦めない気持ちを持つことや努力の大切さについて改めて考えさせられま した。これから社会に出て、大変なことや辛いことがあるかもしれませんが、あきらめない気持ちを 大切にしていきたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップに参加して、いまの自分にできること、これから身につけていかなければな らないこと、社会人に必要なことなど多くのことを学ぶことができました。インターンシップに参加 することによって、実際の会社について知ることができ、その会社の仕事内容や雰囲気も感じること もできます。自分にとってプラスになることがたくさんあるので、参加すると自分自身が成長できる ことがきっとあります。 420 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M075 片岡 恵未 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7名の学生の発表を聞いて、1人1人別々の職場・職種での就業体験であったが、話を聞いている と、共通点がいくつかあった。まず、どんなに単純な仕事でも、その仕事に対して最後まで丁寧にや り遂げるという覚悟をもって取り組むということである。どのような仕事にも早さよりも正確さが求 められ、また、1つ1つの作業には意味があるということを改めて感じた。 次に、社会人には積極性が求められるということである。学生の間は、その生活のほとんどが受け 身であり、常に周りに守られながら過ごすことが多い。一方で社会人は、周りの様子をよく見て自分 から学び行動に移すことが大事である。仕事を行う上でも、与えられた仕事をマニュアル通り行うの ではなく、常に自ら考え、より良い方法がないかなど、色々工夫してみることが大事であると知った。 私自身、実際にインターンシップに参加して、積極的に行動することの大切さを実感した。社会人 になって仕事をするということは、1つの仕事に対して色々な人が関わり、大きな責任があると思っ た。 <特別講演会> 特別講演会では、これから社会人になるために大切なことを教わった。やはり、就業体験発表会と 同じく、仕事を行う上で、より良い商品・結果を出すためには、自らが様々なことに積極的に挑戦し てそのための努力を惜しまないことが大切であった。学生に不足しているのは、様々な知識だけでは なく積極性であることも改めて感じた。また、学生の内から、新聞やニュースを見て、情報収集をし て視野を広げることや、学習面でも何事もコツコツと続けること、人とのつながりを大切にすること も大切だと知った。実際に社会人になって、自分が生きていて達成感や幸せを感じることができるの も、ほとんどが仕事を通じてであるということも知った。 私も今後働くようになったら、人のためになることを考え、常に周りを見て、感謝の気持ちを忘れ ずに行動していきたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することによって、学校生活では体験できない、仕事をすることの意義や 会社の雰囲気やリズムを知ることができます。コミュニケーションやビジネスマナーを実践しながら、 実際に作業をしたり、企業の方々と会話ができます。そして、実習中の失敗やミスなどから、自分に 足りないところを見つけ、今後自分が注意・改善しなければならない課題も見つかると思います。イ ンターンシップ中は、慣れない作業や環境で戸惑うことがあったり、実習後も様々なレポートなどに 取り組む機会があり、なにかと大変だと感じることがあるかもしれませんが、そういったことにも1 つ1つ丁寧に積極的に取り組むことが大切だと思います。 何も行動しないことが一番損をすることであって、色々なことを学んで、さらには現状に満足せず、 自分からより良い手段を考えることが自分の成長にもつながると思います。 421 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M076 片桐 香織 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> ブレイストーミングというものを行い、さらにアイディアを深めることを行っている企業があり、 商品を作る上でいろいろな人からの意見は必要になってくるからより多くの社員のアイディアを得る ブレイストーミングを行っているのだなと思いました。 また営業課を体験した人は、お客様の生の声や近くでお客様の要望を聞くことができ、その声を次 の商品に活かせるように会社にもちかえり販売課に繋げるという仕事であると言っていました。私の 中で営業とは、お客様に自社の商品の良い点をアピールし、買っていただくという仕事だと思ってい たけれどお客様とコミュニケーションをとり、それをさらに次の新商品に役に立つよう営業課だけで なく違う課の人たちにも報告するということを知りました。仕事をする上で大切なことは「どうすれ ばもっと良くなるか、どうすればもっと売れるか」など、この「どうすれば」という事を常に考えな がら行動することが大切だと思いました。様々な人たちとコミュニケーションをとるなどの人間関係 を大切にすること、自分の幅を広げること、文章力の強化、そして、積極性、向上心、社会人として の自覚、コミュニケーション能力など社会に求められることが重要になってくると感じました。 これから自分に必要なことを知りたい、今の自分のやる気を向上させるなどの理由ではなく、行政 と民間企業との違いを知りたくてインターンシップに参加する人もいるのだなと思いました。 ほとんどの社会人に大切な「ほうれんそう」。これがなければ仕事がうまくはかどらない、そして効 率よく仕事ができないと思いました。 最後に、私が一番印象に残ったのは、コミュニケーションです。これがないと周りの人たちとうま く仕事の連携が取れないし、仕事がうまく進まずミスばかりおかしてしまうと思いました。コミュニ ケーションとはただ会話ができるだけでなく、人に話の内容を理解できるように伝えないとコミュニ ケーションが取れているといえないということです。 <特別講演会> 自分たちの常識と世界の常識は違うということ。それを考えて仕事をしないと日本では通用するこ とでも世界に行くと通用しないこともあるということ。日本人として大切にしてほしいこと、精神性 であること。他人を思いやる心を常に持つことが大切である。その心がないと仕事もうまくいかず困 っているときだって周りの人たちは助けてくれないということ。株式会社 エムダイヤが考える究極の 幸せとは、人に褒められること・人の役に立つこと・人に必要とされること・人に愛されること、こ の4つが幸せではないかと考えている。 「功は人に譲れ、思いは胸に刻め、憎しみは水に流せ」この言 葉が胸に残っている。いくら人は見た目ではないといっても礼儀と服装は人としてのマナーになるの で大切だということ。「成功の反対は失敗ではない、何もしないことである。」という考えをもって行 動しているといこと。 「失敗の先に成功がある」という言葉を聞いてかっこいいなと思いました。この 言葉を聞いたら失敗を恐れずに何でも挑戦していこうという気持ちになると思います。最後に、経験 は最大の資源・資産になるということ。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> ぜひインターンシップに参加していろいろな事を実際に自分の肌で感じてほしいなと思いました。 これも自分にとってよい経験になると思います。 422 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M077 金田真季 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の発表会では、コミュニケーション能力や積極性が、社会で働く上で必要になると改めて実感 することができました。 自分から積極的に関わることで、相手との信頼関係や自分の幅を広げることができるのだと思いま す。コミュニケーションを取ることは、仕事の効率化にも繋がりプラスになることが多くあるので、 普段の何げない会話や当たり前のようにしている挨拶を大切にしていきたいです。 <特別講演会> 「日本の常識は世界の非常識」というタイトルからとても興味を惹きつけられ、常識の違いについ て学びを深めることができた講演でした。 講演では、中国の常識はニワトリと白鳥は黒であるが、ニワトリと白鳥は白と思い込んでいる日本 人の常識との違いについて知ることができました。またインドネシアでは、高級ブランドが揃う大型 ショッピングモールがある反面、ゴミに埋もれ、飢えに苦しむ暮らしを強いられている人々がいると いう生活水準の差について話されており、私たちの生活がいかに恵まれているのかとても考えさせら れる内容でした。 人間にとって「究極の幸せ」とは、人に褒められること・人の役に立つこと・人から必要とされる こと・人から愛されること、と言われたように私たちは常に人との繋がりの中で、幸せを感じたり、 ときには悲しみや苦しみを共有し合ったりしているのだと感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、社会に出る際の準備や、自分の能力を確かめることができるとても良い機会 です。 私はインターンシップに14日間参加しました。最初は「14日もあるのか。長いな、面倒くさい な」という気持ちがあり、途中逃げ出したくなるときもありましたが、終わってみると期間が長かっ たからこそ得るものも多く、インターンシップ先の方々と会話する時間も多かったので、コミュニケ ーション能力を伸ばすことができたと実感することができました。また、実際に社会で働いている方々 との会話は自分にとって大きな糧となります。なぜこの業界・企業に入ったのか、就職活動や学生生 活はどのようなものだったか、様々な質問をしました。聞いて良い質問なのか迷うものもありました が、思い切って聞いてみると、社員の方も自分の経験を踏まえて話をしてくださり、これからの私に 対してアドバイスもしてくださいました。このようにインターンシップでは、普段知ることのできな い社会人の世界について知ることができます。 インターンシップに参加してマイナスになることはありません。是非参加して、自分の糧にしてく ださい。 423 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M078 蒲田 彩乃 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップに参加した方たちの経験を知ることができました。それぞれの発表者の方 が体験したことは私が行ってきた企業とは違うものが多く、私自身も発表者の方たちが学んできたも のを共有できたような気がします。それぞれのかたの発表も聞き取りやすかったです。最初の方の発 表では車椅子でも社会の一員として働きたい、ということがよく伝わってきたし、その視点ならでは の問題点を提起しておりよかったです。ほかの方のものも実際の現場の写真などがあり分かりやすか った気がします。ただ、スライドの文字が小さくて見にくいものや、専門用語のようなものばかりで 分かりにくいものもありました。同じ短期大学の方のスライドは授業で使っているだけあって流石だ なと思いました。注目してほしい所にアニメーションなどがついており、見る人の目線を引き付ける ようにできていました。いろんな方の発表をみて今まで知らなかった業界のことを知ることができま した。気になったものは今からでも調べてみようと思います。 <特別講演会> 特別講演会に来ていただいていた森さんの話は興味を持って聞くことができました。最初に「日本 の常識は世界の非常識」ということをテーマに話しておられて、とても聞きやすかったです。他の国 の常識が逆に日本の非常識だったりと私の知らないことが多くあるのだなと感じました。 今回来てくださっていた森さんの会社をあまりよく知らなかったのですが、映像を見る事でどんな風 に歩んで今の形になったのかが分かりました。ずっと順調に歩んで来ていたわけではなく、一度倒産 を経験していたという事には驚かされました。しかし、そこから諦めずに挑戦し続け、海外にも進出 するような分離破砕機を生み出したということに諦めないことの大切さを学びました。そして人との 繋がり、出会い、ご縁の大切さを学びました。成功の反対は失敗ではなく、何もやらない事だという のを忘れずに、大切にしてこれからを歩んでいきたいと思いました。経験は最大のリソースだという 事もわすれず、何もしないのではなく、いろんなことに挑戦していこうと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは実際に企業で働くことを体験できるよい機会だと思います。インターンシップ に参加するのが大変そうだなと思う方もいると思います。しかし、実際に就職する前に企業の体験を することができる貴重な機会でもあります。私も実際に参加するまでに、しっかりとできるか、失礼 なことをしてしまわないかなど不安なことも多くありました。今までにない経験なので緊張してしま うのは誰でもあることだと思います。それでも、いざインターンシップに参加してみると大変なこと も多くありましたが、学ぶことも多くあったように感じます。選ぶ企業によって体験期間や体験内容、 学べることは様々です。自分が興味のある企業や、将来就きたいと思っている職種などの企業に参加 してみるのはとてもよい経験につながると信じています。インターンシップに参加するかどうか迷っ ている方がおられたら、私は参加してみることをお勧めします。きっと多くのことを学ぶ事ができ、 将来の役にたつと思います。 424 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M079 河西 穂乃歌 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会での発表は、スライドの文字が小さく見にくいものもありました が、どれも丁寧にまとめられていて分かりやすいものだったと思いました。富山短期大学では、ビジ ネス実務演習という授業でパワーポイントを使っているので、沖高沙織さんのスライドは大変見やす くまとめられていたと思います。 発表の中で印象に残ったのは、高岡法科大学 旅誠一郎さんの射水市役所での職業体験発表です。 内容としては、市役所での体験では単純な作業をすることが多かったが、その作業は地域住民の生活 をより良くするために行っているのだと感じたというものでした。旅さんが車いすで移動していると いうこともあり、発表の中には社会への要望として障がいに対する考え方の変化というものがありま した。スロープが少ないなど障がい者ならではの目線での要望があり、障がい者が社会にでて活躍す るためには、まずは周りの対応を変えなければいけないのではないかと考えさせられる発表でした。 <特別講演会> 講演会のテーマは、 「これから社会人になる皆さんにお伝えしたいこと」というものでした。自分が 持っている常識は、自分の世界から出た瞬間に非常識になるのだと思います。講演会の途中で視聴し た映像では、富山県がモノづくりの県なのだと改めて感じることができました。森さんが作り出した 機械は、リサイクルすることができるものの幅が広がる、リサイクルする手順を省略することができ るなど、今までできなかったことをできるようにしたとても素晴らしい機械なのだということが分か りました。しかし、その機械を作るには様々な困難があったことを知りました。 講演会のなかで印象深かった言葉は「成功の反対は失敗ではなく何もしないことだ」です。失敗と は成功へのプロセスなのだと学びました。これからは失敗を恐れず何事にも挑戦していこうと思いま した。失敗しても、そのままにするのではなく、成功への糧にすることが重要だと考えます。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは多くのことを学ぶことができます。社会に出るために必要なこと、その中で 自分に足りないことなどがはっきりすると思います。また、就職活動の選択肢を増やすことができる でしょう。しかし、インターンシップに参加するには、どんな小さなものでもよいので目的を持つ必 要があります。目的を持つことで積極的に行動しようという意識が高まると思います。 425 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M081 久津呂冴香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 体験発表は自分自身の脚が不自由で、車いすでも自由に職業を探せるような世の中になってほしい という内容の発表から始まりました。私は車椅子で仕事をすることは手助けが必要なことや不自由な ことでなせない仕事が出てくるのではないのかと思い難しいと感じました。しかし、体が不自由な人 が仕事をできないのもおかしいと思っています。このような体験から身体の不自由な人に自信がつく といいです。発表の結論として多かったのが、①コミュニケーション、と②積極的に行動をするとい うことでした。コミュニケーションの重要性は、仕事は一人で行うものではなく多くが協同によるも のだからです。協力するためにはお客様の意見に沿った行動、準備を行うために必要であり、それを 周囲と協調するにはコミュニケーション能力が求められるからです。また、積極性は仕事を捗らせ、 かつ満足してもらえる接客をするには不可欠な要素です。いずれの報告も説得力があり、各自でよく 考えインターンシップに挑み、未来の自分を見据えてきちんと考えていることが感じられました。私 も意識を高め、しっかりと取り組まなければならないと思いました。 <特別講演会> まず、日本の常識は世界の非常識という内容で日本の精神性、美しいと感じる心、祖霊信教を重ん じる宗教感、他人を思いやる心があることを説いてくださりましたが、ニュースや新聞などの報道を 見る限り、日本人のその意識が最近薄れているのではないかと感じました。私も思いやる心を持てる ような人でありたいです。 また人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛されることが人の幸 せであり、その幸せは「仕事」ですべて達成できるとのことです。この言葉で人生の大半を占める仕 事に就く理由が分かったような気がします。続けて仕事において感謝の気持ち、人との出会いやご縁 を大切にすることは重要であるとおっしゃっていました。人は人とつながりあい生きています。これ からの人生で満足のできる幸せを掴めるような仕事に就きたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 実習を通じてこれからどのように学校生活を送っていけばよいのか、また社会人と自分の違いにつ いて考えることができました。記憶に残っている体験は総合案内の体験です。総合案内とは市役所に 訪ねてこられたお客様を目的に沿った場所に案内する係です。これを務める上で、おもてなしについ ての説明を数時間かけてしていただき、お客様のおもてなしとは接客にとって重要なのだと感じまし た。総合案内は氷見市役所の顔であり、私たちの挨拶や笑顔が市役所の第一印象になるのでしっかり とつとめなければなりかせん。簡単そうな仕事ほど覚えなければならないことは多くあり、様々な性 格のお客様が訪ねて来られるということで苦労をされているようでした。接客では①おもてなしが大 切、②お客様のことを第一に考える、③接客は笑顔で明るく元気に、ということを重要視して今まで の生活を改め、人に優しくする心を持つことができるといいと考えています。私はインターンシップ に参加してよかったと考えています。実際の職場での緊張感を味わえたことや、職場の雰囲気を感じ ることができたこと、そして自分がどれだけ未熟かを身に持って知ることができたからです。 426 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M082 倉田 東風 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回いろいろな学校の発表を聞きました。私にはあまり関連がなかった技術職である、橋などの工 事等の職業についてどういうものなのかなど新しいことを知ることができました。大学で学んでいる 船の仕事を活かしたいと言っておられた方もおり、自分の身につけたことを活かすことのできる職業 を選択することで即戦力として働くこともできると思いました。北日本新聞社では、それぞれの企業、 職種で求められる技術は違いますが、どの企業もまず求められる人間としての常識、能力は同じであ ると感じました。どの企業においても、コミュニケーション能力はまず初めに求められることであり、 自分自身ももっと力をつけないといけないと感じました。また、社会では誰かしら相手がいます。自 分の責任だけでなく組織の責任となることも分かりました。そしてだからこそ正確かつ迅速に行うこ とが求められ時間厳守の大切さを感じました。 <特別講演会> エムダイヤの森さんの講演を聞きました。3億というかなり多額の借金を抱えてしまい、腐ってし まってもおかしくない状況でも父は研究を続け活気的なものを開発し、大注目される企業へと発展し ていったというものでした。新しいものを見つけるときにはハイリスクハイリターンであることも感 じました。また、今までの概念を崩さないと生まれてこないものであるとも感じました。初めは父と 経営方針の考え方が違っておりそこで働いていなかったが、やはり父とやりたい思いから、技術面で は勝てないけれど、経営学を勉強し経営は子ども、技術は父という二人三脚で成功し注目を集めてい ることを知りました。常に研究し続ける向上心がすごいなと思いました。失敗することを恐れて引い てしまうことがよくあるので失敗することを恐れずに取り組む姿勢も学びました。3 億の借金があっ ても立て直すことができる私が恐れていたことがちっぽけだなと感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップで自動車ディーラーに職業体験に行きました。主に、フロントでの接客やお 宅訪問など営業系の仕事をしました。私は人見知りがあるので初対面の人とうまく話ができるか不安 が大きかったです。私自身営業の仕事は不向きだと思っていたし、正直そこまで興味もありませんで した。しかし今回のインターンシップを通して、営業職にも興味がわきましたし、もしかしたら向い ているかもしれないと感じました。自分が苦手だなと思っている職業であっても体験してみて気づく ことができることもあると思います。自分の先入観で判断せずにいろんなことに挑戦してみることで 自分の可能性も広げることができると思います。また、インターンシップに参加してみることで普段 の生活では気づくことがなかなかできない自分の長所や短所が見え、今後自分がしなくてはならない ことが明確になるとも思います。 427 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M084 後藤さやか <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の就業体験発表会では、富山短期大学からの発表者は沖高さんで、他の発表者と比べると優れ た発表でした。Power Point の制作では、イラストの使用や文字サイズで強弱を付け、また配色を上 手く工夫して内容が見やすく分かりやすかったですし、声も大きく適切な速さの発表で印象が良かっ たです。各発表者の話の中で、インターンシップの参加理由として、自分の現状に満足せず就業体験 を通して成長し続けるようになりたいためとの話があり、このことは大切なことだと思いました。ま た、お客様を接客する際に、受け身ではなく積極的に自分から行動することが重要なのだと実感しま した。さらに、決められた時間で決められた作業をするだけでなく、時間に余裕を持たせて次の作業 の準備などをすることも働く上で必要なのだと思いました。 発表の中で、北日本新聞の就業体験をした藤井さんの話では、社会人に求められる能力は積極性と 向上性、コミュニケーション力、社会人としての自覚が何より大事だということを聞き、これらの必 要性を改めて感ずると共に、今後はこれらの中でできることから身に付けていきたいと思いました。 <特別講演会> 森さんの講演の中で、日本の常識が世界では非常識であることを知り、日本の常識は必ずしも世界 で通用しないことを認識しました。また、日本人に大切にして欲しいこととして日本人の精神力、祖 霊信仰を重んじる宗教観、他人を思いやる利他の心があり、究極の幸せとは人に褒められること、人 の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛されることであることを知りました。さらに、心に 残った言葉は「成功の反対は失敗ではなく何もやらないことである」、ということです。行動すること によって初めて成功もするし失敗もするのであり、行動を起こさなければ成功も失敗も得ず、失敗し てもそれから学び、また糧にすることで成功に繋げることができるわけで、失敗の先に成功があると 思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップを体験することによって沢山のことを学びました。最初は自分にできるのだ ろか、失敗しないだろうかと不安しかありませんでしたが、お世話になった社員の皆様に数多くのこ とを教えていただき、また助けていただくことで、参加しないとわからないことを沢山体験できまし た。今回の就業体験では、社会に出て働くことの厳しさ実感しましたが、仕事の遣り甲斐やコミュニ ケーションの大切さなど、それ以上に得るものが多くあったので本当に参加してよかったと思いまし た。沢山のことを学び、沢山の体験ができるので、インターンシップは絶対参加したほうが自分の為 になります。 428 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M085 小森加奈子 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会では、各教育機関7名の就業体験が発表を傾聴した。それぞれの 発表から学ぶことが多くあった。高岡法科大学旅さんは、射水市役所で就業体験を行い、単純な仕事 であっても、市民を支える仕事の1つであることを意識することが必要だと述べた。また、より多く の障害者を就業体験や、就職先が受け入れられるような環境づくりの推進する要望、提案が行われた。 富山大学放生さんは、株式会社リッチェルで就業体験を行った。商品開発では、お客様の立場に立っ て商品を考え、よりよい商品を作り出すために、細かい試験を入念に行っていることが分かった。富 山国際大学藤井さんは、株式会社北日本新聞社で就業体験を行った。県内の新聞社別新聞普及率は、 6 割あり影響力が最も大きいことなど、特にこの就業体験発表会で企業説明が大変分かりやすかった。 語彙力や知識不足、人との繋がりや人間関係が大切、自分の幅を広げることが重要だと気づいたポイ ントをまとめ、今後の学生生活のビジョンも明白だった。富山県立大学二永さんは、富山県土木部で 就業体験を行った。民間企業や行政の違い、専門的用語などあまり一般的に知られていない土木に関 する知識を図や表を用いて丁寧に説明が印象的だった。富山高等専門学校本郷キャンパス松浦さんは 株式会社ハイテックスで、就業体験を行った。システム開発は、PDCAサイクルで行われ、プログ ラミング以外の仕事もすることが分かった。富山高等専門学校射水キャンパス新家さんは、貨物トラ ック、輸送など総合物流事業である伏木海陸運送株式会社で就業体験を行った。貨物業界は、輸送、 商品の保管方法に工夫があり、手間と時間、費用がかけて顧客満足に繋げている。このインターンシ ップ就業体験発表会に参加して、丁寧な仕事、積極性、コミュニケーション力が社会人として、必要 とされることが分かった。また、大学生の就業体験内容や知識力に短期大学生との違いを感じた。就 職活動時には、競争する相手となるため、より知識習得や企業研究の重要性や今後行うべきことが明 確となった。 <特別講演会> 特別講演会は、 「これから社会人となる学生の皆様にお伝えしたいこと」と題して、株式会社エムダ イヤ代表取締役、森弘吉様に講演をしていただいた。株式会社エムダイヤは、油圧機器メンテナンス 事業からはじまり、今では『「もったいない!」をカタチに』をモットーに、破砕機を中心としたリサ イクル設備の設計、製作、販売を行っている。御社の紹介、説明として「夢の扉」を視聴した。一度 多額の借金を抱え、倒産したが、人との繋がりによって、再度開業した経験があったからこそ、 「人と の繋がりこそ、技術の糧」という言葉が強く印象に残った。人に褒められたり、役に立ったりする幸 せが仕事に繋がる。人との出会い、繋がり、コミュニケーションが重要だと学んだ。この学んだこと を活かし、今後は人との出会いや感謝、お礼を大切にすることを心掛ける。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 1 年次の前期に、キャリア・デザイン講座で社会人や仕事を学んだ。だが、知識を付けることはで きるが、実際はイメージを持つことしかできない。インターンシップに参加することで、イメージが 具体的な事実となり、自分の考えが明白することができる。また、授業で習う技術、Word、Ex cel、PowerPointや、知識、ブレーンストーミング、PDCAサイクルなど実際に職場 で用いられている。インターンシップに参加し、日々の授業内容、技術、知識を身につけることが、 社会に必要とされる人材になることに繋がることが分かった。ぜび、1 人でも多い後輩に参加しても らいたい。 429 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M086 斉木えり <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の発表を聞いて、分かったことがありました。どんな仕事をするときでも、受け身ではなく積 極的に自分から働くことが必要だということです。学生は受け身になりやすいのですが、社会人は積 極的に動かなければなりません。仕事が遅いと周りに迷惑がかかり、作業が停滞するためです。 また、働く上でコミュニケーションが一番大事だと思いました。コミュニケーションがとれないと 社内の人間関係が築けず、会社がひとつの方向に向かうことができません。どの発表も大体このよう なことを述べていたように感じました。 <特別講演会> 「日本の常識は日本世界の非常識」という題でした。最初はよくわからない題だなと思いながら話 を聞いていました。話を聞いていくうちに、 「日本の常識は世界で通用しない」ということが理解でき ました。 日本人として大切にしてほしいことは、日本人の精神性、他人を思いやる利他の心、祖霊信仰を重 んじる宗教観です。 究極の幸せとは、人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛される こと。 この講演会のお話を聞いて、感謝の気持ちを常に持ち、人との出会いや「ご縁」をたいせつにしよ うと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは社会に出ていく前に経験しておくと、就職を考えるときに少しは役に立つと思 います。インターンシップ先を選ぶ時は、どんな事に興味があるか、どんな仕事をしたいかを基準に 選んだ方がいいと思います。 430 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M088 柴田玲佳 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会と学内発表会の違いとして感じたのは、発表する人の雰囲 気だった。最初にあいさつを入れてさわやかに始め、聞き取りやすいスピードと発音で話す。基本的 なことだが、何よりも大切なことだ。 発表者がインターンシップの参加動機に挙げていたのは、社会のマナーやルールについて学ぶ、地 元で働きたい、今の自分の興味や能力を生かしたい、だった。そして学んだこととしては受け身では なく自主的に行動すること、人間関係を大切にしつつコミュニケーション能力を向上させること、社 会人としての自覚を持つ、といった言葉は全ての発表者が口に出していた。そんな中で全く違う意見 を述べ、別の結論に持っていくので違いが出ていた。積極的にお客様と関わりを持ち、さわやかに挨 拶をすることは、私も研修中にスタッフの方に指摘されたことだった。私たちがインターンシップに 参加する目的とは、この三つのことを自覚するためだったのではないか、と今回の発表会で気づくこ とができた。 最初の人は車いすで働くことについて述べ、聞き手に問いかけるだけではなく、車いすの視点から 見たこれからの要望についても述べていたので説得力があり、とても考えさせられる発表だった。ま た、後半にビジネスの授業で何度も聞いた報連相や PREP などの単語が出てきた際は、授業の内容が 役に立つと確信できた。今回の発表会は、これからの授業のモチベーションを上げることにも繋がっ た。 <特別講演会> 技術者である父が開発したタイヤをリサイクルするための破砕機を売る社長、株式会社エムダイヤ の森氏の話は驚きの連続だった。父を技術者としては尊敬しているが、経営者としては尊敬していな い、とはっきり父のことを言い放つ姿は衝撃だった。 そんな森氏が言う究極の幸せとは一体何なのか。私の頭の中に真っ先に浮かんだのは多額のお金を 得ること、だった。だが究極の幸せはお金で買えるものではない。究極の幸せとは、人に褒められる こと、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛されることの四つである。 そしてすばらしい人とは、功を人に譲れ、恩を胸に刻む人、憎は水に流せ、の三つを心得ている人 なのである。私は自分の実力で得たものを人に譲ろうとすることはまずしない。さらに一度人を憎む と腹を立てて、一人でずっと苛々していることが多い。この講演で森氏が述べたすばらしい人とはか け離れていると気づいた。今回のインターンシップを通して魅力ある人になりたい、と発表者も言っ ていたが、私も今回気づいたことを今後意識していきたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは興味がなくても参加するべきだと思います。企業を選ぶ際は、先輩たちの日報 などを読んでよく考えてください。長い夏休みの中で、研修できるのはたった一つの企業だけです。 面倒など考える人はなおさら参加すべきです。終わった当初は、これはただ雑用をやらされただけじ ゃないか、と私も考えていましたが、その雑用を経験しておくことが重要だと後に気づきました。就 職してからこんなはずじゃなかったと悔やむより、先に苦労を経験しておいた方が覚悟もできます。 気持ちもずっと楽になります。 431 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M089 嶋 七海 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 7人の発表を聴いて、私が知らなかった企業や身近にある企業について多く知ることが出来た。発 表者一人一人が、目的・目標を持って取り組み、体験を通して得たこと・感じたことを、自分なりに 強みや今後の参考としていたので良いことだと思った。 中でも私が一番心に残った発表について、自分の気づいたこと、思ったことを踏まえて報告する。 1人目の発表者の旅誠一朗さん。研修場所は射水市役所。旅さんは、車椅子を使用しなければなら ないというハンディがある。研修内容は机の上での作業に限定され、サポーターの方から介助をして もらいながら業務をこなしていた。市役所は個人情報を扱っているので、単純な仕事ばかりではない。 市民の生活をよりよくするために、どんな小さなことでも丁寧に行うことが大切であるということが 分かった。障害がある人もない人も、様々な職種から自由に職業を選択出来る社会。障害者を受け入 れてくれる社会になってほしいと話していた。 私も同じ市役所で研修を行ったが、立場によって感じ方や学んだことが異なるということに気付か された。車椅子での研修は、苦労したことも大変なことも多かっただろうと感じた。しかし、自分の 出来る限りの仕事を丁寧に成し遂げようとする懸命な気持ちが大いに伝わってきた。前向きに自分の 障害と向き合っている姿を見て、私も見習いたいと思った。 <特別講演会> エムダイヤ(株)の森弘吉さんは父親と二人三脚で、様々な困難や試練を乗り越えてきたからこそ、 ここまで会社を守り続けることが出来たのだと感じた。父親に関しては、その製造技術は見習いたい し、超えることは出来ないが、経営に関しては全く参考にならないと話しておられた。 技術で引っ張る父親と父親のために会社経営をサポートしてきた森さんが力を合わせたからこそ、 会社が成長出来たのだと思った。会社は社長だけでなく、多くの従業員も共に支え合っているからこ そ成り立っているということを改めて感じた。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加して、仕事の大変さや重要性など、氷見市役所がどれだけ多くの市民に信 頼され頼りにされているかを知ることが出来た。また社会の厳しさや自分自身の課題など、学生生活 だけでは経験できない数多くのことを学ぶことが出来た。 将来の進路選択の参考となると思うので、ぜひインターンシップに参加することをお勧めする。 432 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M091 嶋田未来 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 各大学の代表発表者に共通していた内容は、人間関係を緊密にし、日々のコミュニケーションを大 切にするということが一番重要なポイントでした。社会に出る上でコミュニケーション能力や社会人 としての自覚が重要だと改めて理解することができました。 <特別講演会> 最初に「日本の常識は世界の非常識」ということについて講演していただきました。簡潔にまとめ ると、日本で当たり前と思っていたことが実は海外では逆のことがあるということです。例えば、日 本のにわとりは白が一般的ですが、中国では黒のにわとりで白の卵を産むそうです。白鳥も日本では 白が常識ですが、中国では黒鳥もいるそうです。また、中国では観光写真を撮る際に、後でその写真 を合成してその場に行ったかのようにすることが多いと知りました。他には、インドネシアのトイレ はトイレットペーパーがたくさん置いてあり、洗浄用シャワーが設置してあることや海外で売られて いるカルピスは「カルピコ」という名前で売られていることなどを紹介していただきました。海外で は日本では考えられない変わったものや独自の文化があり、日本の常識では理解できないことも存在 しますが、やはり日本の常識のほうがなじみやすいと改めて感じました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは社会に出る上で大切なことや学生と社会人の違いについて、実際の業務を通 して学ぶことができました。後輩の皆さんには体験してみないと分からないことがたくさんあるため、 できるだけインターンシップに参加して、社会の厳しさや責任感などを肌で感じて欲しいと思います。 433 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M092 杉田拓帆 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は先日、インターンシップ就業体験発表会に参加して、他の学校の方々のインターンシップでの 様子や学んだこと、そして私がこれから働くうえで心掛けるべきことを学んだ。特に印象深かったの が、高岡法科大学法学部ビジネス学科の旅誠一郎さんの発表だった。 まず、旅誠一郎は射水市役所に就職したいという思いと、仕事の幅を広げたいという思いから射水 市役所の就業体験に参加したそうだ。旅さんは足に障害を持っており、 『車いすでも社会の一員として 働きたい』と考えている。車椅子では仕事が机上に限定され、時にはサポーターの手助けが必要にな る。しかし、車椅子だからこそエレベーターのボタンが高く使用が困難な事や、障害者用のトイレが 少ないなどといった点に気付く事が出来たと話していた。さらに旅さんはインターンシップを通して、 小さな仕事でも市民の生活をより良くしている事と正確さを求められる事に気付き、であいによって 考え方が変われば人が変わり、街が変わり、心のバリアフリー化が出来るのではないかと発表した。 最後に旅さんは『車いすでも働く事が出来るという事を証明したかった、これから障害を持った人々 の道しるべになればいい』と語った。 私は旅さんの発表を聞いて、元気や就職活動に向けてのやる気を貰うことができた。旅さんは足に 障害を持っているにもかかわらず、車椅子であるという事をハンデとは思わないという姿勢で積極的 に就業体験に参加した。そして他の障害者の方々のことを考え自ら道を切り開こうとしたことから、 私も負けていられないという気持ちになった。旅さんは発表の中で市民のことを考え覚悟をもって働 いたと話していたため、私も覚悟をもってこれからの就職活動に挑みたいと考える。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤ代表取締役森弘吉さんの「これから社会人となる学生の皆さんにお伝えしたい こと」という講演を聞いて、多くのことを学んだ。1つは究極の幸せについてである。人は役に立つ こと、褒められること、必要とされること、愛されることで幸福を感じる。そしてそれらが大いに満 たされることによって究極の幸せになると森さんは話していた。2つ目に素晴らしい人についてであ る。私は「素晴らしい人」と聞いて真っ先に優しい人や仕事ができる人を想像したが、森さん曰く“功 は人に譲れ・思は胸に刻め・憎は水に流せ”ということで、それが出来る人が素晴らしい人だと聞い て、欲を出さずに他人も大事にすることが大事だと感じた。私もこれからは感謝やお礼、礼儀やマナ ー、そして人との縁を大切にしながら生きていこうと考える。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは就業体験ができる数少ない場であるため、チャンスを逃す事が無いようにして 貰いたい。もうすでに努めたい会社や企業が概ね決まっている人はこの機会をぜひ生かして更に自分 の可能性を見つけ出して貰いたい。 434 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M093 杉林 一徳 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ職業体験発表会に参加することにより、富山短期大学のインターンシップ発表会 では知ることのできなかった学びを得ることができました。 そんなインターンシップ職業体験発表会で知ることができたことは、大きく分けて 2 つありました。 第一は、北日本新聞のインターンシップにて発表された、報道・出版の業界についてです。報道・ 出版業界は授業では少し学ぶことができましたが、インターンシップの職業体験を聞くことにより、 他の業種と同じかそれ以上にコミュニケーションが大切だということを知ることができました。報 道・出版の業界では、新聞を読んでもらいやすくするための工夫として、読む順番や読み手の心理を 考えています。また、地元の報道も多いため、地元の人とのコミュニケーションを重要な事と考えて います。私は、報道・出版業界はコミュニケーションの必要なチームプレーではなく、個人が自分の 担当だけをやるものだと思っていたので、興味深かったです。 第二は、製造の企画は社内承認を得るだけでも約 1 年がかかるということです。しかし、製造を企 画からすることの醍醐味として、店舗に自分がプロデュースした商品が並ぶことということは、私の インターンシップでは、知りえなかったことですし、学内のインターンシップ発表会でも知ることの できなかった「モノづくり」の醍醐味でした。 これらのことを知ることにより私は、より様々な業界のことや社会人に必要なことを知ることがで きました。 <特別講演会> 特別講演会を聞いて初めに驚いたことは、日本の常識が世界の常識ではないということです。しか し、話しを聞いているうちに日本は狭い島国であり、人口も中国などからしたら少ないということか ら、日本の常識は世界の常識ではないと納得しました。 また、良い社会人になるためには、一流に触れること(自分を磨くこと)と変化に対応することが できることが大切とおっしゃられたため、頭の片隅に留めておこうと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> ただ、インターンシップに参加するだけでは、惰性に終わってしまうため、インターンシップ開始 前に明確な目的意識を持つことが大事になると思います。 435 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M093 髙越成美 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンップ就業体験発表会では、発表者がスライドを上手に使って報告していたのに感心した。 どれもスライドの文字が大きく、見やすく、分かりやすかった。また内容も良く、インターンシップ で人は成長することができるのだと思った。特に富山短期大学の発表者は、非常に分かりやすいスラ イドを使って、誰にでも聞き取れるようにゆっくり話していた。花屋でその日何が悪かったのかを考 え、次回に悪かったところを改善しようとする発表者の姿勢も自分の生活の中に取り入れていきたい。 インターンシップ就業体験発表を聞き、また自分もインターンシップに参加したことで、働くこと の意義、楽しさ、厳しさも共有できて良かった。 <特別講演会> 特別講演を聞き、自分が常識に思っていることは、誰かにとって非常識になることもあるのだと分かっ た。例えとして、どこかの国ではにわとりが黒色である。しかし、私たちは、白・茶色は見たことがあっ ても黒色というのは聞いたことがないので、黒色のにわとりは想像できない。また、白鳥ではなく黒鳥が いることも事実であるが、私たちの多くは知らない。 タイヤを分解する機械をつくった方の話を聞き、よくタイヤを分解する機械を作ろうと考えたな、と尊 敬をした。倒産しても、がんばってまたタイヤ分解の機械を作ろうとする姿がとても素敵だった。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは自分を知り、働く人を知るのに良い方法であると思う。私はインターンシップ で、お客様を楽しませ、幸せな気分にすることで自分も喜ぶことが働くことの意義だと学んだ。働 くことは辛いことばかりだと思っていた私にとって、非常に楽しい研修だった。発表会では、自分 とは違う経験も聞いて大変役に立った。だから私はインターンシップをいろいろな人にやってもら いたいと思う。そうすることで、自分がどの道に進みたいか、知ることができると思う。 436 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M095 滝谷 理緒 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会に参加し発表を聞いて、発表者のプレゼンの中には「コミュニケ ーション能力」という言葉がよく出てきたように感じました。発表していた方々は全員違う業種へ体 験しに行っておられました。しかし、ほぼ全員が「コミュニケーション能力」の重大さや必要性につ いて触れていました。そのことから、コミュニケーション能力はどのような職場に行ったとしても、 必要になる能力だと思いました。仕事仲間たちとの挨拶から始まり、お客さんとのかかわり、他の会 社への営業や仕事の上での問題点の解決のための話し合いなど、人とかかわらずにできる仕事はほぼ ありません。それくらい、すべての基礎となるコミュニケーション能力は大切です。 その上、インターンシップとは自ら学ぼうと自主的に参加するものです。強制ではありません。だ からこそ、受け身ではなく自分からコミュニケーションを取っていくということが必要だったと思い ます。インターンシップにおいて私はこのようなことができていなかった、何も考えずにインターン シップへ参加していたのだと発表を聞いて痛感しました。インターンシップの体験をこれ以上無駄に しないよう反省点は学校生活において改善していきたいと思います。 <特別講演会> 特別講演会では、株式会社エムダイヤ代表取締役 森弘吉さんの話を聞きました。森さんは社会人に なるにあたって大切にしてほしいことを私たちに話してくださいました。その中で、 「人とのつながり」 ということと「自分なりに心掛けているものをつくる」ということが私の心に残りました。 私たちは、誰かとのつながりを持って生活しています。森さんは、その「つながり」というご縁を 大切にしなければならないと言っておられました。加えて、森さんは日本人として大切にしてほしい ものの中に「他人を思いやる利他の心」と挙げておられました。つながりを大切に、その人のために できること、役に立つことをする(利他の行い)ことが、後の自分を救うことになるかもしれません。 私は、毎日の生活をなんとなく過ごしていると思います。森さんは、自分なりに大切にしているも のを作ることが大切と言っておられました。正直、考えたこともなかったので今の私には心掛けてい るものなんてありません。しかし、心掛けることを作り、それを意識しながら生活するということは 自分を成長させてくれると思いました。今すぐ自分が心掛けたいものを作りたいと思いますが、なか なか思いつかないので、学校生活の中で見つけていきたいなと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは強制されていくものではなく、自主的に行くものです。だから、 「自分は学生だ から、企業さんがやってくれるのを待とう。」など、受け身な姿勢でいては何も学ぶことができないと 思います。行く前に目標を決め、それを絶対に達成させるという心意気で、インターンシップという 貴重な体験を無駄にしないようにしてほしいと思います。 437 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M096 滝脇美紅 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターシップ就業体験発表会では、様々な大学、専門学校から参加していました。その中 で高岡法科大学から参加していた方は、車いすに座っており、その中で障がい者という立場からイン ターシップに参加されていました。その方は、市役所に勤めたいと思い、射水市役所に伺ったそうで す。そこでインターシップの参加者の望み自分の今出来ることを自覚したい、実際の職場の雰囲気が 知りたいという思いで、市役所の就業体験に参加したそうです。そこで様々な仕事をしていくうちに、 そこで小さな作業でも市民の生活をよりよくするために行っていることを分かり、どんな仕事でも気 が抜けないという事に気づいたそうです。 <特別講演会> これから社会人となる学生の皆様にお伝えしたいこと、という演題で、特別演習が行われました。 特別演習での講師は、株式会社エムダイヤの代表取締役の方からで、日本の常識は世界で通用しない と教わりました。自分の持っている常識がどこでも通じるわけではなく、日本から一歩出たら、自分 がこれだと思っている常識は、通じないかもしれないそうです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターシップとは、普段体験できないことが体験出来たり、自分がその体験先に行ったときにど れくらいの力を発揮できるのか分かる体験です。 今回のインターシップ就業体験発表会では、7人発表をしていたのですが、インターシップに参加し た目的は同じでも、自分が行ったインターシップ先によって様々な体験をしてきたそうです。このよ うに自分が気になった職種のインターシップに参加してみれば近い将来自分が就職した際の雰囲気や、 今の出来る現状が知れていいと思います。 438 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M098 竹山 玲奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 最初に感じたことは、多くの発表者のパワーポイント・スライドが文字ばかりであるという点だっ た。更に、インターンシップで行った作業の説明ばかりであったことである。インターンシップで何 を感じ、学び、得たのかについての内容が余りなかったように感じられた。これらの点では、富山短 期大学経営情報学科の作品のクオリティ、内容の濃さが大変目立っていると思った。しかし、人前に 立ち、姿勢を正して聞き手に語りかけるように発表する姿は、どの大学の方も等しく素晴らしかった。 発表を見聞して、多くの発表に共通していたのはインターンシップでは失敗も反省も数多くあった が、そこで落ち込むのではなく自分のモチベーションを上げることに繋げ、次に活かそうという気持 ちに転換させることが重要である、という点であった。私もインターンシップで、今までに体験した ことがなかった営業業務をさせていただいた。そこから営業職に興味を持ち、またそれ以外にも様々 なことを学ぶことが出来た。自分の視野を大きく広げることができたと思っている。数多くの体験や 知識を得るためには、受け身ではなく、積極的に自分から考えて行動することが大事であると考えた。 インターンシップは、進路選択について深く考えることにも繋がる良いきっかけになったと話され ていた。進路を決める際には、社会人としての自覚も身に付けていく必要性を強く感じた。 <特別講演会> 今回の森弘吉さんの特別講演会では、学ぶことや気づくことが多くあった。日本の常識は世界では 通用しないことを初めに説明されていた。外国に行った経験がない私にとっては、大変新鮮な話だっ た。その話では、日本人が持っている、精神性、祖霊信仰を重んじる宗教観、他人を思いやる利他心 を誇りにしてほしいと言っておられた。特に「美しい」と感じる感性は、日本人特有のものであるの で大切にしてほしいのだと語っておられた。 次に講師の体験について映像を使って話されていた。偶然起こったことをチャンスに変えていって ほしいと言っておられた。その言葉は、与えられた課題をただ享受するだけでなく、自分の力に変え るように行動することが大事、と言っているのだと感じられた。また、現在の自分があるのは周囲の 人たちに支えられているからこそである、とも話されていた。仕事上でも、信用や人脈が重要であり、 人との繋がりが必須だと思った。更に、人は外見では計れないとは言うけれど、社会人としては礼儀 や服装は勿論、マナーも大事であると話されていた。身だしなみが崩れている人はずぼらな性格をし ていると判断されるので、常日頃から小さなことに目を向けてチェックしていくことが大切だと思っ た。 「成功の反対は失敗ではなく、何もしないことだ。失敗の先に成功がある。経験は最大の資源」と いう言葉が印象に残っている。多くの経験の中で、変化に臨機応変に対応できる柔軟性を身に付けて いきたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで、自分に不足しているもの、求められているものを知ることが できる。自分の至らなさを痛感して反省することも多く出てくるが、それは自分の改善点や更なる可 能性に気づくことができる大きなチャンスだ。インターンシップに参加して損は無いと思うので、イ ンターンシップに参加することをきっかけに様々なことにチャレンジしてほしい。 439 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M099 田坂 春香 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会では、他校の発表を聴くことによって、表現・コミュニケーション技法やキャリア 形成支援講座、表計算演習を始めとする様々な授業が、就職後も大きく関わってくるということを熟 慮することが出来ました。各自が考えた商品の意見を伝える際には、PREP 法とブレイン・ストーミ ングを用いて説明し、それぞれの案を否定せず案の量を出すようにし、報告書を作成する際には、Word や Excel を用いるなど、自分が就業体験した先だけでなく、どの業界においても、今まで習得してき たスキルを何かの形で活かせるという思いが強まり、モチベーションを高めることが出来ました。 また、PowerPoint のスライドを作る場合には、図や表、字の大きさ、原稿を読まないようにする、 数値を使用するなど様々なことに気を配ることが大切であると改めて感じました。相手の目線に立っ て自分が意図していることが伝わるようなスライドを作るためには、ビジネス実務演習のように他の 人のパワーポントを見て、自分に取り組むことが欠かせないと思いました。 <特別講演会> 特別講義会にて、印象に残ったことは、成功の反対は失敗ではなく、何もやらないことであり、失 敗の先に成功があるという言葉です。過去を振り返ってみると、精一杯やってきたように見えて、失 敗を怖がるあまり、何もやらないで終わっていしまったということが多いように思いました。経験は 最大のリソース(資源・資産)だということを胸に留め、今後は挑戦を進んでするようにし、より多 くのリソースを持っておきたいと感じました。 また、人とのつながりこそが仕事をする上で糧となるということを学びました。一度倒産し3億も の借金を負ったが、家族や友人、他の企業の支えによって会社を立て直し、今では究極のリサイクル マシーンによって世界からも注目を集めている株式会社エムダイヤ様の歴史を知ることで、人との縁 がどれほど大切であるかを感じることが出来ました。恩を胸に刻み、感謝を表すことが出来る人こそ 真の素晴らしい人であり、企業においても成功できる人であるという考え方に、深く感銘を受けまし た。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、自分自身が持つ知識やスキルが現段階でどれほど身についており、企業でど れほど活かせるかを実際に試すことの出来る機会です。学校で習うことが企業でも活かせるという意 欲の向上だけでなく、自主性や性格が会社にいかに関わってくるか、企業の雰囲気などを直に感じ、 就職活動前の自己分析に繋がる貴重な経験となります。インターンシップを通じて学んだことは、就 職活動だけでなく、今後の生活においてのリソースです。短大生活の時間を有意義に過ごすためにも、 就職先が決まっていない人ほどこのインターンシップに参加することが大切だと思います。 440 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M100 田島花菜絵 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 様々な学校の代表者の発表を聞くいい機会だった。自分の知らない業種の発表を聞き、いくつか関 心をもつことができた。他の学校の人はあまりアニメーションを使っていないのが印象的だった。 <特別講演会> 日本人に大切にしてほしいことは3つあげられた。 ・日本人の精神性 ・他人を思いやる利他の心 ・祖霊信仰を重んじる宗教感。 究極の幸せは4つあげられた。 ・人に褒められること ・人の役に立つこと ・人に必要とされること ・人に愛されることである。 心がけていることや考え方 ・感謝とお礼を大切に ・人との出会いや「御縁」を大切に ・礼儀や服装マナーは大切に ・一流に触れること→自己投資が必要 最後に、日本の常識は世界で通用しない。成功の反対は失敗ではない、何もやらないこと。 失敗の先に成功がある。経験は最大のリソース(資源・資産)である。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 自分が関心をもっている企業に行くと良いと思う。 実際に仕事に携わることができる良い機会だと思う。 インターンシップに参加することで、少しでも自分のしたいことが見つけることができる。 441 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M101 出口 鈴菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップ就業体験発表会の全体を通してまず思ったことは、富山短期大学以外の学生のス ライドにあまり力が入っていないことだった。学内発表会で選ばれた人たちのスライドと比較してし まい、スライドの細かい部分に目が行ってしまった。 発表会の中で最も記憶に残っていることは「発表者が聞き手に対して、自分が体験した内容をしっ かり伝えようとしているように見えない」ことだ。その原因としてまず、文字の大きさが小さくて読 みづらいこと、次にスライド1枚につき空白が目立つこと、最後にスライド全体を通して、文字サイ ズなどの統一感がないことがあると考えた。そのため、富山短期大学の発表者を除き、他の大学生の スライドは良く言えばシンプル、悪く言えば簡素すぎでは、という印象を受けた。また、写真を用い て、インターンシップの体験を発表する者もいたが、プロジェクタのせいか写真が薄く映ってしまい、 写真のどの部分を説明しているのかわかりにくい印象を持った。聞き手に対しての配慮が少なく、富 山短期大学の発表者たちと比べてしまい、他の大学はスライド作成にそこまで力を入れていないのだ ろうと思ってしまった。 しかし市役所や新聞社など、会社の名前は知っていても具体的にどんな仕事をしているのか知る機 会はなかなかないため、この機会に様々な会社の仕事内容などを知ることができてよかった。 <特別講演会> 株式会社エムダイヤ 森氏の講演の序盤は「日本の常識と世界の非常識」というテーマで語られ、 日本人と外国人の常識の違いについて具体的な事例をあげて説明を受けた。例えば、日本では鶏は「白 色」が常識だが、中国では「黒色」が常識であること、 「白鳥」だけではなく「黒鳥」という黒い白鳥 が存在することなどを知った。日本人が「美しい」と感じる精神性や、祖霊信仰を重んじる宗教感、 他人を思いやる利他の心など、世界との違いに驚いたり、改めて気づかされたりすることが多かった。 私が講演会の中で最も記憶に残ったことは「成功の反対は失敗ではなく、何もやらないこと」とい う言葉である。実際には、成功の対義語は失敗である。しかし、特別講演会では、失敗の先に成功が あり、失敗してしまったという経験が大切であることを教わった。 また、 「ご縁」を大切にするということを知った。社会人としてだけではなく、現状でも必須である 人間関係を築いていくためには、人との出会いを重要視することが大切である。 社会人になる前に、今後必要になる人とのつながりや、失敗した経験を大切にし、就職活動の成功 につなげられるようにしたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私は射水市中央図書館でインターンシップを7日間体験させていただきました。図書館では、図書 館員の方や図書館を利用する方と関わり、図書館で働くとはどういうことなのかを実際に体験して仕 事内容を知ることができます。私は7日間の就業体験でしたが、カウンター業務や排架、本のブック カバーをかける作業など、表立った大きな作業から小さな作業までさまざまな体験ができました。図 書館司書の資格を取得したいと考えている方や、実際に図書館の仕事を知りたいと興味を持っている 方にはインターンシップが苦にならないと思います。 442 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M102 中島梨沙 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 他校の発表者は、パワーポイントの使い方や話し方などの点で、個人さまざまでした。しかし、ど の発表も、自分には真似のできないパワーポイントの操作や話し方に特徴があり、学ぶことがたくさ んありました。これをこれからの授業で少しでも生かしたいと思いました。 <特別講演会> 特別講演では、 「私が思っている常識は、本当にそれだけが正しいのか」というテーマで、講師の方 が話されました。話をきいて納得する部分が沢山ありました。また今の周りだけを見るのではなく、 一歩踏み出して違う世界に行くことにより、改めて感じる事があるとも教わりました。 日本人が大切にすべきこととして、日本人の精神性、祖霊信仰を重んじる宗教感、他人を思いやる 私他の心、を教えていただきました。これは森さんが海外から帰ってきて感じたことです。また、 「感 謝と御礼を大切にする」 「人との出会いやご縁を大切にする」ということをこれからの生活の中で実行 しようと思いました。 そして、成長するには一流に触れることが大切だということも教えていただき、 これからの就職活動に少しでも生かせるように頑張りたいと改めて思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、多くのことを学びました。参加することによって、自分の出来なさ、社会 とはどんなものか、大人はどのような対応をするのかなどを知ることができるので、ぜひ参加してほ しいです。インターンシップで学んだことは、日常生活や就職活動にきっと役に立つと思います。 443 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M103 中山優衣 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 大学や高等専門学校の学生方の研修先は土木部や運送会社など、専門性の高い職が多かったので、 短大での体験発表会では知らなかった職について知ることができ勉強になりました。どの職場でも一 番大切なのは知識や技術ではなく、円滑なコミュニケーションであるということをほとんどの学生が 言っていたので、私も学生のうちに周りの人と円滑なコミュニケーションをとれるよう積極的に行動 したいと改めて思いました。 パワーポイントの使い方、話し方は短大生が一番上手く、体験した内容をより分かりやすく伝えら れていたと感じました。他の大学の方はスライドの文字が小さかったり、文章で書いてあったりと内 容が分かりにくかったです。内容が素晴らしくても伝え方が良くないと相手には伝わらないというこ とがよくわかったので、今後の授業などでも意識していきたいと思います。 <特別講演会> 廃棄物の分解、粉砕を一台の機械で行えるという技術を開発した会社が富山県にあることを初めて 知りました。エムダイヤの技術は日本だけでなく海外でも特許を取得し、世界中で使われ始めている ことを知り、日本の技術が世界で認められていることに嬉しさを感じました。エムダイアが注目され るまでには、会社の倒産や莫大な借金など多くの困難があったことを聞き、成功の裏にはたくさんの 失敗、挫折があるということそしてそれ以上の努力があることを学びました。また、困難を乗り越え られたのは周りの人の支えがあったからということを聞き、人との繋がり、縁の大切さを学びました。 私はあまり人と関わることが得意ではなく、強い繋がりのある人はあまりいません。しかし森さんの 講演を聞いて、周りの人との縁を大切にしていくことで自然に強い繋がりとなって、いつか自分を支 えるものになっていくことが分かったので、今私が持っている繋がり、これから出会う人との縁を一 つ一つ大切にしていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 私はインターンシップに参加して、働くということが自分が思っていた以上に責任と強い意志が必 要であることを学びました。これは学校の授業を受けるだけでは得られないことです。また、就職に 関して真剣に考えるきっかけにもなります。いままで聞き流していたニュースなども、インターンシ ップに参加した後は関心を持つようになり、自分が変わったと実感しています。 インターンシップに参加するときに一番大切にしてほしいのは、積極的に学ぼうとする姿勢です。 参加した後の評価でも、もう少し積極的に質問や返事をしてほしかったという指摘を受け、他のとこ ろで研修をしていた学生も積極性が足りなかったということを聞きました。 慣れない環境で、知らない人たちとコミュニケーションを取りながら仕事をするということはとて も大変です。しかし、今しかできない貴重な体験なので、分からないこと、知りたいことをすべて吸 収できるよう積極的に行動することを心がけて参加してください。 444 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M104 西澤茉夢 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表会に参加することで、自分が行った研修だけでなく、様々な分野の研修について学ぶことがで きた。発表会からは、どんな人でも働ける社会を作り、自分もその一員として活躍すること大切であ ると学べた。ただ仕事に取り組むだけではなく、お客様を第一としたサービスを提供し、社会に貢献 できるような仕事を追求し、実現させていくことが大切なのだと思った。仕事に対する真剣な姿勢と いうのはどの職種にも当てはまり、これからの職業選択や就職活動に大きく役立つものだと思った。 また、県内の学生の発表を見ることで、どういったパワーポイントや発表が相手に伝わるのか、興 味を持ってもらえるのか気づくことができた。特に富山短期大学の生徒の発表はとても聞きやすく、 分かりやすいものだったのでこれから手本としたい。文を羅列するのではなく、アニメーションを付 けることが効果的に伝わると学べたので今後のスライド作りの参考にしたいと思った。この発表会を 通して、今の自分に何が足りなくて就業体験からどういったことを吸収すべきか再確認することがで きた。 <特別講演会> 講演会では、自分が関わることのないタイヤの業界について学べることができた。今まで自分たち が常識だと思っていたことは非常識であると気付くことが、新しいモノを生み出すきっかけになった のは驚いた。 タイヤのゴムを分別する機械を開発し、独自技術をさらに発展させることで、今まで価値が低く廃 棄されていた物を価値の高い物へと変化させようとする考えが、よりよい社会や環境づくりにもつな がっていくのだと思った。不可能だと思われていたことでも実現しようと努力することが大切である と感じた。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、学校の授業だけでは学ぶことのできない働くことの大変さ、楽しさを肌で 感じることができる。今の自分に何が足りなくて、これからの就職活動に向けて何を身につけるべき か分かるよい機会となる。さらに、自分が興味を持っている職業や業種が自分に向いているかを選択 する経験となるのでインターンシップでは積極的に学ぶことが大切だと思う。 私がインターンシップを通して、もう少しこうしておけば良かったと反省した点はビジネスマナー や敬語を正しく身につけることだった。ビジネスマナーは社会人の基本となるため、自分のためにし っかりとビジネスの知識を身につけるべきだと感じた。 インターンシップは学生生活ではできない体験ができ、自分のステップアップのために大きく役立 つ。是非参加して就職活動のために自分を高めていってほしい。 445 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M106 野村圭那 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回のインターンシップ就業体験発表会に参加して、私でも就職する前や社会人になったらしてお かないといけないことが学べた良い経験になりました。例えば、積極的に行動することやコミュニケ ーション能力・向上心を上げることや自分のやりやすい方法を見つけるや社会人になったら様々な人 との繋がりがあるから人間関係が大切なことが挙げられます。 同じインターンシップの企業先の人が出ていたのもあって私が分からなかったことやパワポで書かな かったことが書かれていてもっとこうすれば良かったなども出てきました。 この発表会に参加して、今まで自分の興味のある企業しか目がなく他の業種にあまり興味はありませ んでしたが、参加したおかげで様々な業種があることがわかり本当に自分の本当にやりたい仕事を見 つけられるような気がしました。 <特別講演会> 特別講演会では、日本の常識は世界では通用しないことが分かり驚くことがたくさんありました。 例えば、カルピスが海外では通用しないことや鶏には様々な色がいることとかが挙げられました。で もそれは、動物なら、一種類でも様々な色の動物がいると思うし、文化によっても違ったり宗教が違 ったりすることでその国ではダメなことから来ていると私は感じました。 また、日本人特有のこととして他人を思いやる利他の心が挙げられ、確かに日本人にはチームワーク やおもてなしの心があるから相手には優しくできると思いました。 エムダイヤでは、借金を抱えてしまった時期が確かにあったけど家族や知り合いの方たちの支えが ないと今のリサイクル業界で誇れる夢のマシーンが作ることが出来なかったと思うので、人との繋が りはやはりどんなときでも大事だということを改めて実感することが出来ました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップでは、社会人としてのマナーや常識・授業では決して習うことのできない会社の 雰囲気やその業種に対しての熱い情熱などが学べる機会なので、ぜひ参加して社会人としての常識を 学んでください。 私は、インターンシップの期間中あまり質問が出来なかったこともあり、あとで後悔したので私みた いにならないように後悔の無いようにたくさん質問してください。 446 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M107 橋本さつき <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 自分の学校の人だけではなく、県内の大学、高専の 6 名の発表を聞いて、他の人が自分とは違うイ ンターンシップの経験を通して、社会に出るために学んだことをよりたくさん知ることができました。 営業職では、お客様との信頼関係ということ、新聞社では、文書作成にある工夫、人間関係、文書能 力、積極性、向上心の大切さなど、他の人が学んだことを共有できる良い機会でした。 <特別講演会> 富山にあのような素晴らしい会社が存在することを初めて知りました。そんな会社の社長であり、 世界中を飛び回っている森さんのお話を聞いて、日本の常識は世界の常識ではないことが良くわかり ました。その中でも中国の記念写真は合成写真であることに一番驚きました。講演を通して、日本人 であることを誇りに思って生きていきたいと感じました。 究極の幸せとは、人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛される ことだという言葉が印象に残っています。森さんがおっしゃった日本の常識は世界に通用しない、成 功の反対は失敗ではなく何もしないこと、失敗の次には成功がある、経験は最大の資産という言葉に も魅力を感じたので意識して生活していきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは絶対にした方が良いと強く感じました。 実施期間が夏休みということもあり、初めはあまり乗り気ではなく煩わしいと思っていました。しか し参加してみると、大学で受けている授業では学ぶことのできないことをたくさん学ぶことができま した。実際に触れてみなければわからない雰囲気や、社会に出るために学生のうちにしておかなけれ ばならないことなど、学んでおいて損はないことばかりです。インターンシップというものは、自分 の行動だけでは経験できることではありません。せっかくの与えられた機会を存分に活かして、社会 に出る前により多くのことを学んでおいた方が良いと思います。 447 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M109 平澤真奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> インターンシップの発表会では、県内の 7 人の学生が就業体験で得たことを発表した。学内の報告 会とはまた異なった雰囲気であったため少し緊張した。最初の発表者の旅さんは、自らが障害者の視 点に立って感じた問題点を定義していた。2番目の発表者である放生さんは、オリジナル商品の開発 で利用者のことを考えて製作する必要性を述べていた。4番目の発表者の藤井さんは、新聞記事製作 で興味をもってもらえる記事を書くことの難しさを感じていた。5番目の二永さんは、実際の土木現 場でどのようなことを行ったのかを具体的にまとめていた。6番目の松浦さんは、プログラミング体 験でどのような過程を得てシステムをつくったのかを説明していた。7番目の新家さんは、自らの知 識を実際に物流の世界に活かすことができたと発表していた。全体的に、富山短期大学以外の大学生 のパワーポイントは、図やイラストが少なく、文字も小さくて見づらかった。発表も丸暗記していな かったため、発表の効果が半減しているように感じた。それに比べて3番目の沖高さんの発表を聞く のは2回目となったが、パワーポイントは図やアニメーションを用いていて重要点がとても把握しや すく、最後まで私たちの方を見て発表していたため積極性を感じた。改めて富山短期大学のプレゼン テーションのレベルの高さを感じることができて嬉しかった。 <特別講演会> 講師は、株式会社エムダイヤの森弘吉さんで、お父さんが借金をしてまで造りあげた分離粉砕機を 世の中に広げるために経営の立場に立ったことをお話していた。森さんのお話から、人との出会いや コミュニケーションの大切だと感じたし、技術者として尊敬しているお父さんを助けたいという強い 思いがあったからこそ、お客様や関係者の方々の信頼を得たり、評価されているのだと思った。成功 の反対は失敗ではない、失敗の先に成功があるということばには、森さんの苦労した経験の重みを感 じた。また、富山の町工場から環境に優しいリサイクルに繋がる粉砕機が発明されていたことに誇り を感じた。私も、できないことをできないとすぐに諦めるのではなく、どのようなことにも挑戦でき る人間になりたいと思った。また、人の役に立ったり人に必要とされるような社会人になりたいと思 った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、実際の職場の雰囲気や社会人の心得を得られる貴重な機会なのでぜひ参加す るべきだと思う。インターンシップに参加することで興味のある職種について理解を深めることがで きるだけではなく、学んだことをこれからの就職活動に活かすことができる。 448 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M110 広田瑠奈 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 始めに高岡法科大学の生徒が発表した。彼はゆっくりと話しており、間の取り方も適切であり、聞 きやすいと感じた。 「単純作業では個人情報を扱うため、市役所の職員の方は市民のことを大切に思い、 覚悟を持って作業に取り組んでいた」と述べていた。単純作業も大切な仕事であり、個人情報を扱う ため、慎重に行うことが大切だと感じた。富山県立大学の富山県土木部でインターンシップを行った 学生の発表では、県の職員であっても、地域住民との距離が近いと述べていた。公務員は地域住民の ことを考え、地域住民とのコミュニケーションが大事であると感じた。 伏木海陸運送株式会社でインターンシップを行った学生の発表では、貨物のことを考え、輸送、管理 をしていると述べていた。これには手間と費用がかかってしまうが、良い状態で保たれることによっ て顧客の信用につながると述べていた。信用を得るということは人と人とのかかわり、コミュニケー ションだけでなく、良い製品を提供することも信頼を得るには大切なことだと学んだ。 <特別講演会> 日本の常識は世界では非常識であると学んだ。日本では鶏といえば白か茶色が主流であるが、中国 では黒色が主流であるというのには驚いた。グローバル社会において、自分の常識は相手にとっては 常識ではないということが多くあると感じたため、自分の常識を相手に押し付けないようにし、お互 いに受け入れる姿勢が必要であると考えた。しかし、日本人の「美しい」と思う心は大切にしなけれ ばならないと述べていた。例えば、澄んだ水を美しいと思う心である。このような心は古くから存在 し、昔は美しいと思うものを和歌で表現していた。古くから伝わる日本人の心を大切にしていきたい と思った。 そのほか、ご縁を大切にし、感謝とお礼を大切にしていると述べていた。 「良いものからは良いものが 生まれる」、一流のものに触れると良いと述べていた。良いものを生み出すためにご縁を大切にし、相 手も大切にする。一流のものに触れるためには自己投資が必要であり、それは自分を大切にすること に繋がると考える。自分や相手を大切にすることによって、良いものがどんどん増えていくのだと思 った。経験は最大のリソースであり、多くの経験をすることが大切である。成功の反対は失敗ではな い。一番良くないのは、何もしないことである。私は失敗を恐れ、挑戦しないことがある。この講演 を聞き、これからは興味を持ったことに積極的に挑戦していきたいと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップで実際に職場に行ってみると、顧客の立場から見るのとは違ったものが見えた。 実際にやってみないと分からないことは多くあり、大変勉強になった。また、実習後の発表すること により学んだことをより深めることができる。ほかの学生の発表を聞くことによって、自分では気づ かなかった事にも気づくことができるため、実習だけでなく、実習後にも学べることが多くあった。 したがって、インターンシップには積極的に参加すべきだと感じた。 449 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M112 本田晴菜 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表会に参加して学んだことをまとめていきたいと思います。 最初に、市役所の職員の方は、どんな小さなことでも市民の生活をよりよくするためにされている のだなとわかりました。 次に、実際の会社では、アイデアを出し合う際にブレインストーミングという方法をよく使うそう です。商取り引き先の方に話をするときは、結論→理由→具体例→結論の順の PREP 法で商談を進め るそうです。 そして、学生と社会人の違いとして、受け身ではなく積極的に自分から動かなければいけないこと、 教えられた方法だけではなく、自分にとって効率的なやり方を常に探していく必要があるとわかりま した。 <特別講演会> 日本人として誇りにしたいことは、普段はあまり意識しませんがあらためて考えさせられました。 精神性です。例えば美しい花だと、日本人は桜を思い浮かべますが、海外では違います。欧米や中国 では派手大きいバラや牡丹が好まれるそうです。神霊信仰を重んじる宗教感も忘れないようにしたい です。 これから社会人となるうえで大切にしていきたいことも学びました。 第一に、人との出会いやご縁を大切にすることです。今回講演をしてくださった森さんは、会社の 立て直しの際これを痛感されたそうです。私も自分が困っているとき頼ることができるような人間関 係を築いていきたいと思いました。 第二に、礼儀、服装、マナーです。どんなにその人の中身がよくても見た目でイメージが悪くなっ てしまうこともあるので、第一印象は大切なのだなと思いました。 第三に、一流に触れることです。 第四に、時間管理の仕方です。重要あるいは緊急かによって優先順位を決めるべきだとわかりまし た。 そして、最後にダーウィンの進化論の例です。この世に生き残る生き物は力の強いものでもなく、 頭のいいものでもなく、変化に対応できるものです。私達も柔軟に対応していくことが求められるの だとわかりました。 また、成功の反対は失敗ではなく何もやらないことであるということ、失敗の先には成長があると いうことを頭において毎日を過ごしていきたいです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 今、インターンシップに参加しようかどうか迷っている人には、是非参加することをお勧めします。 職場の雰囲気に触れることができるとともに、アルバイトでは経験できないことも体験できると思い ます。 450 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M114 宮川絢衣 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 発表者の方々は、慣れ親しんだ地元で就職したいという思いから、地元富山でのインターンシップ に参加しており、実際の職場の雰囲気を掴む・社会人としてのマナーを身に付けることを目的として いる人が多いと感じました。また、就職後も現在大学で身につけた知識・技術を活かせると実感し、 授業への姿勢を見直すことがてきました。 インターンシップ参加前は「 授業での社会人としてのイメージが合っているのかと疑問に思って いた」という意見に共感しました。私自身、実際にインターンシップに参加し、参加前に持っていた 「社会人のイメージ」が実際とは全く異なることに焦りを感じました。実際に企業で業務体験をする と「積極的に行動をする」ことが求められ、大学生活での授業は常に「受け身」であるため、職場の 雰囲気に慣れるまでに時間がかっかった事を思い出し改めて、これからの大学生活では自ら積極的に 行動したいと思いました。 また、与えられた仕事は単純であっても、その仕事はお客様の為だけではなく、同じ職場の社員・ 会社を支えていると学びました。その際、社員間での「『報告・連絡・相談』では、『結論・理由・具 体例・結論』の順番に要点を抑えて伝える事が重要」という意見が参考になると考えます。業務では 他の社員の方に迷惑をかける・仕事を遅らせるなどの悪影響を与えないよう、スムーズな情報伝達は 必須となります。また、情報伝達がスムーズになる事により会社全体の仕事効率が上がり、自身が他 の社員だけではなく、会社全体を支えることができると考えます。 <特別講演会> 冒頭で森弘吉さんが題材に取り上げた、 「自身が日本で得た常識が、海外での勤務を通して非常識で あることを知った」という、海外での実体験を交えた内容が心に残っています。国籍を持たない人々 がいたり、ゴミがそのまま積み上げられたままの最終ゴミ処理があることが現状であると知りました。 そのため、株式会社エムダイヤが開発した「破砕分離器」は、ゴミをどんどん資源へと生まれ変わら せる、現在のリサイクル化社会での需要が高いと考えられます。なぜなら、エムダイヤの「破砕分離 器」はゴミを砕くだけではなく、色々な素材が固まったゴミを分離することできるため、リサイクル の幅を広げることができると感じたからです。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 学生が考える「社会人」と、実際に会社で働く「社会人」とでは大きな差があります。学生が授業 での講義を通して得た「社会人」とは、あくまで社会人である講師の方々の視点から捉えたものであ ったり、経験談であったりするがほとんどです。そのため、私自身が実際にインターンシップを受け た前と後では私の学生生活に大きな変化が起こりました。その変化の一つとして、インターンシップ を受ける前より、授業への姿勢・意識が改善させたことです。なぜなら、大学で身に付けた知識・技 術は実際に社会人となってからも仕事で活かせることを知ったためです。例えば、PowerPoint です。 実際に授業では PowerPoint を使った発表をする機会があり、また社会人になってからも、 「商品の企 画発表」で PowerPoint を使う機会があります。 インターンシップは実際に職場体験をすることにより、就職活動へ意識を高めると同時に、学生生 活にも良い変化を与えてくれます。是非、インターンシップへの参加を考えてみてください。 451 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M115 宮田 早紀 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> これから関わることのなさそうな企業から身近な企業まで、さまざまな企業の仕事について聞くこ とができた。どの企業にも共通して大切なことや、今後学んでいかなければいけないことを知ること ができた。どんな企業でも、仕事の先にお客様を見て取り組んでいるということがわかった。お客様 のことを考えた取り組みを行うには、まず、職場の雰囲気やチームワークを見直していかなければい けない。チームワークやコミュニケーションの活発な職場から、良いものは生まれていくということ を学んだ。 障害を持ちながらもインターンシップに参加した人の発表では、障害を持っている人ならではの目 線で、改善点や良かった点について述べていた。発表から、働くうえでは、すべての人が働きやすい 職場をつくっていくことが大切であると学んだ。そのため、現状で使いにくいと感じるところがない か、あれば、それをどのように改善するかを考える必要があると感じた。 他の人の発表からは、その企業・業界について精通し、積極的に自分から仕事に歩み寄っていかな ければ、会社の役に立つことができないだけではなく、自分の成長にもつながらないことを学んだ。 <特別講演会> 日本では白い鶏が主流であるのに対し、中国では黒い鶏が主流であったり、なんでもない場所で写 真を撮った後に観光地などの背景を合成し、記念写真とすることが中国では当たり前だったり、日本 では見られない習慣や常識があるということを知って、自分は物事を勝手に決めつけてしまっている ということが分かった。自分の中の常識は、他の人にとっては常識ではなく、世の中には様々なもの の見方が存在しているということを知った。自分の中にないものを知ることで、常識が邪魔をして今 まで思いつかなかったものが見えてくることがある。新しい見方ができないと、新しいものはうみ出 すことができないので、違った視点から物事を見つめていく力を身に着けたいと思った。違った視点 で生み出すものは、個性にもなると思うので、当たり前だと思っていることを見つめなおしていくこ とが必要だと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 最初は、企業に行くのは入社してからでいいのではないかという気持ちを持っていたが、インター ンシップに参加して、その考えが間違っていると気づいた。職場の雰囲気や仕事に取り組む姿勢、仕 事に取り組むうえで必要な能力など、話を聞いて言葉で理解しているだけでは意味がないということ が分かった。実際に体験して、身を持って知ることで、初めて周りの人が言うことを理解することが できる。そこに、感じたことや足りないことなど、主観的な解釈を得たり、自己理解したりできる。 自分で体験して仕事の経験を得ることは、今後の企業選択や就活に活かせるものとなる。面倒くさい、 嫌だと思ってインターンシップに参加しないことは、後々大きく影響してくる。どんな企業でも、ど んな仕事でも自分の経験として蓄えることができる。自分に向いている仕事、学ばなければいけない ことを知ることにもつながるので、ぜひ、インターンシップには参加してほしい。 452 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M116 宮野 裕己 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 誰もがインターンシップへの参加動機を最初に語っていた。その内容は似たようなものになると思 っていた私だが、実際には様々であった。「働く上での責任を知りたい」「就職活動を有利にしたい」 「学生のうちに社会経験を積んでおきたい」など、他にも多くの理由が挙げられた。 プレゼンテーションの構成については、最初に言う内容が周りと似たようなもの、平凡なものだと 聞き手の興味を惹けず、 「つかみ」がなくなってしまう。その後の内容も大切だが、最初に聞き手の興 味を引く「つかみ」が重要であることを改めて学んだ。 高岡法科大学の旅さんの発表では、 「簡単な仕事でも重要な役割を担っている」という言葉が 印象 に残った。この言葉を聞いて何事も手を抜かずに取り組む姿勢を学んだ。 富山国際大学の藤井さんの発表では、コミュニケーションの大切さについてよくまとめてあり、自 身のこれからの課題を明確に示していたと感じた。 以前から、このインターンシップ就業体験発表会では、富山短期大学の発表のレベルが他校より高 いと聞いていたが、その通りだった。まず、パワーポイント・スライドの見やすさが違った。他校の 発表には、1面にびっしり書かれた文字、背景と同化して認識できない文字が少し見受けられた。内 容はそれなりに纏まっていたと感じるが、専門的な言葉を多用して分かりづらい発表になっている人 もいた。発表の仕方も早口、下を見ながら原稿を読むなどが目立っていた。それに対して富山短期大 学の代表者は他校と違い、原稿を見ずに聞き取りやすい早さで話していた。以上のことから私は、富 山短期大学代表者の発表が優れていると感じた。 <特別講演会> 特別講演会では 55 分のうち 45 分間が動画を流す時間だった。実際に話をされるのと違い、頭に入 ってこず、印象にも残っていない。実際に話をされることと、ただ動画を見るだけの違いが少し理解 できた。 動画が終わった後に、礼儀や服装、マナーは大切だと言われた。これは就職活動で最も重要な 3 つ だと私は思う。中学校から何度も聞かされてきた「面接は最初の何秒で決まる」という言葉。 「言う人 によって秒数が違う」 「同じ人でも言っている秒数が毎回違う」ということは気になるが、面接の結果 が最初の振る舞いによって大きく左右されることは間違いないだろう。就職活動の際は、最低でも「礼 儀」「服装」「マナー」の準備は怠らないよう、入念に準備をしたい。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 発表会の内容にあまり共感を持てなくなってしまうので、積極的にインターンシップへ参加するべ き。 453 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M117 宮脇美和 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 仕事をする上で一番大切なこととして、コミュニケーションが非常に大事であることをみんなが口 をそろえて言っていた。チームワークで仕事をする時は必ず必要になってくるスキルであり、人間関 係がうまくいくことによって地域の人たちとのつながりに結びついていく、部署を超えて強いつなが りを持っていくことも仕事をする上で重要であり、様々な人とのつながりで仕事は成り立っていると、 改めて実感した。 実際に仕事の体験をする際はただ単純作業をしているのではなく、どんな仕事でも責任をもって取 り組むことが重要であると話していました。また、商品企画では常にお客様が使いやすいように工夫 することを考えることが重要であると話していました。いままで自分が学んできたことを活かし、足 りない知識などは日々の仕事で補っていくことが大切であると分かった。 仕事をしていくうえで、社会人としてのスキルとして基本的なビジネスマナーももちろん大切だが、 どんな小さな仕事でも責任をもって最後までやり遂げること、仕事をする過程で相手とのコミュニケ ーションがいかに重要であるかが分かった。 <特別講演会> 日本人として大切にしてほしい事として、1.精神性 2.宗教観 3.利他の心 が挙げられた。特に 利他心では自分達の利益だけではなく、相手のことを思って行動することがもっとも重要であるとお っしゃっていました。人とのつながりが会社の発展につながると話しており、人を蹴落とすことでは なく、協力を重ねていことが、人との出会いが生まれ、その出会いや縁が「大切」にすることが、後 の人間関係が豊かにしてくれる第一歩であると分かった。 ダーウィンの進化にあるこの世で生き残れるのは何者なのか?という問いに、変化に対応できる者 であるであり、失敗から成功につながる話を聞き、自分が行動を起こさなければ何も始まらない、経 験は最大の人生の投資であること、何事にもチャレンジすることが大切であると分かった。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> 何事にも面倒くさがらずに挑戦してみることが大切であると感じた。挑戦せずに失敗するよりも、 ある程度挑戦してみて失敗することの方が自分の落ち度の自己理解にもつながり、失敗を繰り返さな いための対処法を早くから発見することができる。 また、社会人としてのビジネスマナーの重要性を実感することができ、仕事をする上での責任の重 さ、相手とのコミュニケーションの大切さを再認識することができた。 まとめとして、何事も挑戦し、自分の知識不足であるところは素直に認め、不足部分を補う努力が 大事だとこのインターンシップで感じた。 なによりもインターンシップに参加することが大切であると実感した。興味があるのなら参加した ほうが、後の仕事に対する意識に大いに影響するので、是非参加してもらいたい。 454 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M118 村上 真功 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> どの発表者も分かりやすく、社会人になるために必要な事は何かとても参考になりました。 発表の内容は異なっていますがどの発表者も、常に考えながら行動することが大切や、コミュニケー ションが必要など、共通している所もありました。このことから社会人になるうえで、コミュニケー ションと常に考えて行動することは必要不可欠な事だと改めて理解しました。 主に印象的に残っているのは、障害があっても社会の一員として働きたいという内容でした。 自分のインターンシップへの参加が障害者への道しるべとなってほしいという思いにとても感心しま した。発表を聞いて、どんな人も隔てることない平等な社会であってほしいと思いました。 <特別講演会> 日本の常識は世界の非常識だが、だからこそ日本人としての価値観や精神性を大事にしていかなけ ればならないと学びました。海外に行った際には、世界に通用しないという事を意識しながら過ごし ていこうと思いました。 世界に通用するリサイクルマシーンができるまで、苦労と長い時間をかけて製造されていたと聞い て、それでもあきらめようとしなかった行動に感動しました。その結果が、世界に認められる素晴ら しい企業となったと分かりました。何もしないで後悔するよりも、失敗して後悔する方が、成功につ ながりやすいと改めて実感しました。何事にもすぐあきらめず、チャレンジ精神で行くことが大切だ と分かりました。 話の中で主に印象に残ったことは、本当の幸せとは何かと、素晴らしい人とは、についてです。 本当の幸せとは何か、自分ではあまり考えたことありませんでしたが、幸せとは「人に褒められるこ と・人の役に立つこと・人に必要とされること・人に受けされること」でした。思っていたのと違っ ていましたが、実際に自分が必要とされたり、役立てる事が出来ると幸せになれるなぁと思いました。 また素晴らしい人とは、「功は人に流れ・恩は胸に刻め・憎は水に流れ」の事だと話していました。 分かりやすく表すと成功は必ず人にやってくる、恩は忘れてはいけない、憎しみは忘れて水に流すと いう事です。社会の世界でもこういう事が出来る人になれるようにこの言葉を思い出していこうと思 いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加したことで、自分が社会人なるために足りないスキルは何か、何が必要に なってくるのか実際に実感する事が出来ました。インターンシップは、めったに参加することができ ない企画であり、実際の会社の雰囲気や、実際の仕事をするなど、ここでしかできない体験をする事 が出来ます。社会人になるための大きなきっかけにもなりますし、自分が本当に何の仕事がしたいの か、何に向いているのか、どんなスキルを持っているのか、自分の事も知る事が出来ます。また、職 員の方々から直接指示して下さるので、ここでしか聞けないお話やアドバイスも聞く事が出来ます。 貴重な体験をできるので、就活に向けて準備をするために、積極的に参加することをお勧めします。 455 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M120 森下 剛志 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 私は、この発表会に参加する際に重視した点が 2 つある。まず一つ目は自分のインターンシップの 成果内容と照らし合わせ、発表者がどのような経験をし、何を考えたのかといったような自分との比 較、相違点を発見することである。 もう一つは、自分とは違う観点や、パワーポイント作成の技術といった、発表の内容面である。今後、 自分に役立つ知識やポイントまた、パワーポイントの情砂使い方は短大生活等でも役立つと感じ、自 分をスキルアップさせるためにも重要であると感じた。 このような、観点から発表を聞くと、自分に足りなかった部分や、意識の違い、インターンシップ の存在意義等を明確に理解することができた。また、発表者が体験した物事を発表会で聞くことによ り、どのような体験をして、どのような成果を得たのかより詳しく、正確にとらえることができた。 そして、発表者のパワーポイントを見ると、各々工夫した部分や他社とは違う観点の項目があり、人 それぞれの考え方や成果があることを実感した。特に 1 人目の発表者である、高岡法科大学の発表者 は、車いすの方で他者とは、また違った観点の働き方や物のとらえ方をしていた。このような物事の とらえ方を、違う観点から見ることで、その本質が見えてきたり、改善策や問題点を発見したりでき るということに気づいた。 <特別講演会> 特別講演会では株式会社エムダイヤから森弘吉氏が講演を行っていた。今回の公演は「これから社 会人となる 学生の皆様にお伝えしたいこと」という演題で進められた。その演題の中で、自分たち に今何が足りてないのかを知ることができた。今の私たちは、国際交流の中で、様々な多種の文化に 触れていかなければならないが、今回の講義では自分たちとは違った存在、価値観、考え方等、他社 に対しての思いやりの重要性を知ることができた。今後グローバルに動き続ける日本経済は、日本だ けの文化に惑わされてはならないということが分かった。日本の精神性というものは日本人に大切に してほしいことであり、それらをつかみ取ることで、日本人の究極の幸せに気付くことができる。ま た、究極の幸せには、常に人がかかわっており、1 人で幸せをつかみ取ることをできる人物は、そう 多くおらずたいていの人間は他者との共存に幸せを見出したり、何か別のことを見出したりするのだ ろうと知ることができた。 また、素晴らしい人物になるためには、功は人に譲る、恩は胸に刻め、増は水に流せといった、で きた人物にならねばならないということに気付けた。またそうなるためには、自分自身回りと共存し ていかなければならないため、今回のインターンシップの存在理由にもそういう面があったのだなと 感じることができた。またこの公演を聞くことにより、自分の将来をしっかりと見つめなす良い機会 となった。また、最後には失敗の先に成功があるという事に気づかされた。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは大変貴重な経験となります。社会では、受け身ではなく自分から積極的に挑戦 することが求められます。そんな中まずはチャレンジ精神を養うことの重要性を知りました。失敗を 恐れていては何も進めず、自分のためにはなりません。自分はもう十分わかっていると思っていても 新発見や成長をすることは沢山あります。あなたも一度、インターンシップに参加してみると、自分 に必要なものが見えてくるかもしれません。 456 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M121 安村 真穂 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 就業体験発表会に参加して、新たなことを多く学ぶことができました。特に印象に残ったのは旅さ んの発表で、 「障害者や車椅子の人であっても関係なく、様々な職種の中から好きな仕事を自分で選ぶ」 という言葉に感じ入りました。旅さんの発表は、普通の人では気づかないけれど、車椅子だからこそ 分かることが多くあり、とても勉強になりました。障害者だからと言って好きな仕事に就けないとい うのは間違っており、誰もが自分の好きな仕事に就けるそのような偏見のない社会になれば良いと思 いました。また、どんなに単純で楽に見える仕事にも、とても大切な意味があることを学びました。 将来働くようになったときには、どのような些細な仕事でも意味があるということを意識して、一生 懸命に取り組もうと思いました。 他の発表者の話から、社会人に求められる能力には積極性、向上心、コミュニケーション能力、社 会人としての自覚、の 4 つがあることが分かりました。私もインターンシップを通して積極性やコミ ュニケーション能力が必要になることは身をもって感じましたが、向上心や自覚も必要となってくる ことを聞き、なるほどと思いました。私は、今でも約 1 年後には社会人になるのだという自覚は少な いのですが、確実に社会人となる日が迫ってきているので、社会に出るまでにこの4つを身に付けら れるように意識しながら、学校生活を送るようにしたいと思います。 <特別講演会> この講演会では、心に残った言葉が多くありました。先ず、 「感謝とお礼を大切に」という言葉です。 普段、友人にはどんな些細な事でも何かをしてもらうと「ありがとう」と必ず感謝の言葉をいうよう に心掛けています。しかし親には感謝の気持ちがありますが、言葉にしては伝えていませんので、こ れからはきちんと伝えるようにしようと思います。社会人になって人と良好な関係を築くために感謝 の気持ちとお礼を伝えることは欠かせないことだと思うので、お礼を言うことを常に心掛けていよう と思います。 次の言葉は、 「成功の反対は失敗ではなく何もやらないこと、失敗の先に成功がある」です。私はや る前から失敗を恐れ、最初からあきらめてしまうことが多々あります。この言葉を聞いて、どのよう な人でも失敗はするし、失敗をしそれを糧にしたからこそ成功があるのだと思えるようになりました。 一度失敗しただけで自分には出来ない、向いていないと思わずに、その失敗した経験を次に活かして 成功に導けるように、これからは失敗しても前向きに考えようと思いました。 最後に、 「経験は最大のリソース」という言葉です。今回のインターンシップもそうですが、本や他 人の話では分からず、実際に自分で体験しないと得られないことが数多くあると思います。仕事の向 き、不向きも実際に経験をしてみないとわかりませんので、興味を持ったことには何にでも挑戦し、 たくさんの経験を通して、自分が何をしたいのかを見つけていきたいと思います。 また、インターンシップや、今回の講演会で得たことを将来仕事で活かしていきたいと思います。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップは、普段の生活では知ることのできない、職場の雰囲気や社会人に必要なスキル、 今後の自分の課題などを見つけることができるとても貴重な機会だと思います。参加をして、得るこ とが多く損をすることは無いと思うので、是非参加をした方が良いと思います。 457 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M122 山下 千夏 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の業体験発表会に参加して感じたことは、発表した 7 人には共通してインターンシップに明確 な目標をもって臨んだということです。与えられた仕事をこなすだけではなく、効率よくこなせるよ うに工夫し自分から積極的に行動し、目標に向かって努力し続けることが大切だと学びました。 富山法科大学の方の発表は共感できるものがありました。私もデータ入力などの単純作業が多かっ たので初めは楽だと思っていました。しかしデータを集計し活用することが県民の生活を支えている と知り、覚悟をもって仕事をしようと思うになりました。 発表内容は話す速度や敬語の使い方なども大切ですが、パワーポイントの発表原稿が原稿のまとめ 方も読み手に伝わりやすいように工夫をすることが大切だと思いました。文字ばかり書くのではなく、 図や表を入れてわかりやすくし、重要なところは太文字や色を変えるなどメリハリをつけ一目で伝え たいポイントがわかるようなにすることが大切です。読み手を意識した原稿にすることが大切だと学 びました。パワーポイントは授業でも使うので今回の発表を参考にしたいと思いました。 <特別講演会> 特別講演会の中で「成功の反対は何もしないこと」という言葉が印象に残っています。私は失敗し たらどうしようと先のことばかり考えて不安になってしまいなかなか行動に移すことができませんで した。しかしこの言葉を聞いて失敗を恐れて何もしないよりは、行動を起こすことでたとえ失敗して も得るものがあるのだと思いました。たとえ失敗したとしても何度も繰り返し努力を積み重ねていく ことが成功につながるのではないかと思いました。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することで、自分に足りないものがわかるので参加して良かったと強く感 じています。授業を受けているだけではわからない実際の職場の雰囲気を体感でき、必要な常識や、 ビジネスマナー、コミュニケーション能力など多くのことを身に付けることができました。多くのこ とを得るためにはインターンシップの前に明確な目標を設定し、自ら積極的に行動するがことが大切 です。自分がどのような職業に就きたいかが明確ではない人もその業界が自分に向いているか、働く うえで今の自分に何が足りないのか、身に着けていかなければいけない能力はなんなのかを知ること ができます。インターンシップに参加して就職活動に役立ててほしいと思います。 458 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M124 吉岡 斗槻 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 今回の、インターンシップ就業体験発表会し他大学の学生の発表などを聞き、受け身でいるのでは なく、自分から仕事を探すということを強く学んだ。また、自分の行動から反省と学びを得ることが 社会人だということも学んだ。 発表者の方々はそれぞれ同じようなことも学んでいたし、違ったことも学んでいた。その中には自 分も同じようなことを感じとっていたので、とても参考になった。 そして各々が自分の目標を設定し、その目標を達成するために日々活動していたことが伝わってき て、とても良い刺激になった。 発表時に用いられた PowerPoint スライドも各々個性を出し、多彩な技術を用いていた。見やすさ だけでなく、相手に伝えるということも考慮されて作られていたので、良いアイデアは今後参考にし たいと思った。 しかしながら、他大学のパワーポイントがパンチに欠けていて面白みがなかった。また、文字は見 やすかったが、色使いやフォントの使い方はシンプル過ぎて単調だったが、その点本学の学内の発表 会の水準が高く、四年制大学にも引けを取らないことを感じた。 <特別講演会> 実際の職場で普段体験できないようなことを肌で感じ、そこから自分の課題を模索し学びに転換し ていた。 失敗の中から成功への導線を導き出していて素晴らしかった。一概に失敗が本当にいけないことで はないということを実感した。 最後の社会人の方の発表からは失敗、失敗の中からやりがいを求めることを学んだ。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップはとても貴重な体験なので是非参加してほしい。インターンシップで学べること は、絶対にこれからの就職活動に良い作用をもたらすと思う。接客業などは、その会社によるところ があるが、実際に経験させてもらうことができる。私が経験した限りでは、思っていたものと異なる 点が多くあった。百聞は一見に如かずという様に他人から得た情報や、自分が見ただけのもとは大き く異なると思うので、是非参加してもらいたい。 また、インターンシップに参加した際は、常に受動的な姿勢でいるのではなく、自分から動く能動 的な姿勢をもってもらいたい。社会人は自分から動く生き物であるし、他人から言われて動いている だけは、他の人に遅れをとる可能性もある。 インターンシップでの失敗は自分の記憶に強く残る。失敗のし過ぎも問題があるが、失敗から学ぶ ことも経験してほしい。ただ、何度も同じ失敗を繰り返すことはしてはいけない。失敗することが癖 付く可能性がある。しかし、失敗にも二面性があるということも学べる。 このような貴重な体験は日常ではあまり無いので、この機会に是非参加してもらいたいと思う。 459 Ⅲ.インターンシプ就業体験発表会 15M125 米田 友哉 <インターンシップ就業体験発表会に参加して> 射水市役所がインターンシップ先だった旅さんの発表を聞いて、一番伝えたいことを赤線で強調し ていて分かりやすかった。写真を用いながら話していて実際の仕事の様子や雰囲気などを知ることが でき分かりやすかった。障害を抱えながらも、仕事を体験していて、とてもインターンシップに対す る意欲を感じた。 株式会社リッチェルがインターンシップ先だった放生さんの発表を聞いて、パワーポイントの要素 の一つであるスマートアートを使いながら説明していてまとめ方がうまいと感じた。だが、少し文字 が小さく見にくいと感じた。リッチェルに技術科や営業科などがあると知った。 有限会社北山ナーセリーがインターンシップ先だった沖高さんの発表を聞いて、アニメーションや イラストを用いながらインターンシップに参加して理由を述べていて分かりやすかった。朝礼の説明 の時に自分が何が原因で「ありがとう」をもらえなかったのか、どうするべきだったのかを説明して いて、どんな思いを持ちながらインターンシップに望んでいたのかが分かった。最後に学生と社会人 の違いについてまとめていて良いと思った。 株式会社北日本新聞社がインターンシップ先だった藤井さんの発表を聞いて、北日本新聞の県内普 及率が60%だと知って二人に一人が北日本新聞を読んでいることを知った。インターンシップ先で 何を学んだか、原稿の実例を取り上げながら説明しているのは良いと思ったが見にくいと感じた。 <特別講演会> 日本の常識は世界の非常識という言葉で、にわとりが日本では白色が常識なのに対し中国では黒色 が常識という事を知り日本では通用することは海外では通用しないことを学び、気を付けていきたい と思った。日本人に大切にしてほしいこととして日本人の精神性、祖霊信仰を重んじる宗教家、他人 を思いやる利他の心という事を聞いて、どれも日本人が大切にしていると感じたので同感することが できた。 人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること、人に愛されることが究極の幸せ という事を聞いて私も、人に褒められ、人の役に立ち、人に必要とされ、人に愛されるとうれしく感 じるのでとても同感できた。 森さんの「成功の反対は失敗ではなく、何もやらない事」という言葉と、 「失敗の先に成功がある」と いう言葉を聞いて、確かに、成功するためには挑戦しないといけず、挑戦しないと失敗する事もない からいい言葉だと思った。 <インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ> インターンシップに参加することによって、社会人として一歩前に進めると感じるので是非参加し てほしいと思った。参加しようと迷っているなら進んで参加してほしい。自分が就職したいと思って いるところがなくても、気になる業界や会社はあると思うので進んで参加してほしいと思った。 460 あ と が き 富山短期大学経営情報学科の特徴である「三位一体」のキャリア教育では、職場研修の「インター ンシップ」と「ビジネス実務関連講座」、外部講師による「キャリアデザイン講座・キャリア支援講座」 の連携を図って、将来のキャリア設計を行うとともに、就職活動に必要な実践的能力を身につけるこ とを目標としています。 「ビジネス実務関連講座」では,企業組織の仕組みや仕事のやり方、またビジ ネスマナーやビジネス文書の知識を身につけます。 「キャリア講座」では、自らの興味・価値観から始 まって、自己分析、企業研究、履歴書・エントリーシートの書き方、面接の受け方等の実践的な訓練 を行います。これらの知識や考えを職場で実際に試すのが「インターンシップ」に他なりません。 インターンシップは業種、企業、職種、仕事への理解、社会における基本的マナー、コミュニケー ション能力などを肌で感じるとともに、その成果を日頃の学習、就職活動、自分の将来などに活かす ことができます。今年度は107名の 1 年生に対して、このような有益なインターンシップを実施す ることができました。これは、学生を快く受入れてくださいました企業・機関の方々のご理解のお蔭 であり、改めて厚くお礼を申し上げます。また、インターンシップ推進協議会並びに事務局のご指導 に深く感謝申し上げます。 本学科では、このような貴重な経験を得た学生達が立派にキャリアを形成し、地域社会に貢献して くれることを願い、より一層の努力をする所存でございます。地域社会の企業・機関の皆様には,今 後とも益々のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。 経営情報学科 平成 27 年度 経営情報学科インターンシップ実施報告書 発行日 平成 28 年 1 月吉日 発行者 富山短期大学経営情報学科 〒930-0193 富山市願海寺水口 444 TEL:076-436-5181 FAX:076-436-0133 E-Mail:[email protected] URL:http://www.toyama-c.ac.jp/ 製作担当者 教 授 大門 信吾 事 務 前畑 由美子 461 学科長 大門 信吾
© Copyright 2024 Paperzz