ディスクロージャー誌 2015

ディスクロージャー誌 2015
JA福井市南部
はじめに
日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。
JA福井市南部は、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対
するご理解を一層深めていただくために、当JAの主な事業の内容や組織概要、経営
の内容などについて、利用者のためにわかりやすくまとめた「ディスクロージャー誌
2015」を作成いたしました。
皆さまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読いた
だきますようお願い申し上げます。
今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成28年4月 JA福井市南部
(注)本冊子は、農業協同組合法第54条の3に基づいて作成したディスクロージャー誌です。
JAのプロフィール
◇設 立 昭和47年5月 ◇組合員数 2,171人
◇本所所在地 福井市大土呂町20-5 ◇役員数 18人
◇出 資 金 555,245千円 ◇職員数 82人
◇総 資 産 24,981,512千円 ◇支所・営農センター数 8ヶ所
◇単体自己資本比率 20.49%
目 次
あいさつ
1.経営理念 …………………………………………………………………………………… 1
2.経営方針 …………………………………………………………………………………… 1
3.経営管理体制 ……………………………………………………………………………… 1
4.事業の概況(平成27年度) …………………………………………………………… 2
5.事業活動のトピックス …………………………………………………………………… 4
6.農業振興活動 ……………………………………………………………………………… 6
7.地域貢献情報 ……………………………………………………………………………… 6
8.リスク管理の状況 ………………………………………………………………………… 9
9.自己資本の状況 …………………………………………………………………………… 11
10.主な事業の内容 …………………………………………………………………………… 12
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 19
2.損益計算書 ………………………………………………………………………………… 22
3.キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 26
4.注記表 ……………………………………………………………………………………… 28
5.剰余金処分計算書 ………………………………………………………………………… 39
6.部門別損益計算書 ………………………………………………………………………… 40
7.財務諸表の正確性等にかかる確認 ……………………………………………………… 42
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標 ………………………………………………… 43
2.利益総括表 ……………………………………………………………………………… 44
3.資金運用収支の内訳 …………………………………………………………………… 44
4.受取・支払利息の増減額 ……………………………………………………………… 44
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業 ………………………………………………………………………………… 45
(1) 貯金に関する指標
(2) 貸出金等に関する指標
(3) 内国為替取扱実績
(4) 有価証券に関する指標
(5) 有価証券等の時価情報等
2.共済取扱実績 …………………………………………………………………………… 51
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高
(3) 介護共済の介護共済金額保有高
(4) 年金共済の年金保有高
(5) 短期共済新契約高
3.農業関連事業取扱実績 ………………………………………………………………… 52
(1) 買取購買品(生産資材)取扱実績
(2) 受託販売品取扱実績
(3) 農業倉庫事業取扱実績
(4) 利用事業取扱実績
(5) 加工事業取扱実績
4.生活その他事業取扱実績 ……………………………………………………………… 54
(1) 買取購買品(生活物資)取扱実績
5.指導事業 ………………………………………………………………………………… 54
Ⅳ 経営諸指標 ………………………………………………………………………………… 55
1.利益率
2.貯貸率・貯証率
3.職員1人当たり指標
4.1店舗当たり指標
5.その他経営諸指標
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項 ………………………………………………………… 56
2.自己資本の充実度に関する事項 ……………………………………………………… 58
3.信用リスクに関する事項 ……………………………………………………………… 59
4.信用リスク削減手法に関する事項 …………………………………………………… 62
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 ………… 63
6.証券化エクスポージャーに関する事項 ……………………………………………… 64
7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項 ………………………… 64
8.金利リスクに関する事項 ……………………………………………………………… 65
【役員等の報酬体系】
1.役員 ……………………………………………………………………………………… 66
2.職員等 …………………………………………………………………………………… 66
3.その他 …………………………………………………………………………………… 66
【JAの概要】
1.機構図 …………………………………………………………………………………… 67
2.役員構成(役員一覧) ………………………………………………………………… 68
3.組合員数 ………………………………………………………………………………… 68
4.組合員組織の状況 ……………………………………………………………………… 68
5.特定信用事業代理業者の状況 ………………………………………………………… 68
6.地区一覧 ………………………………………………………………………………… 68
7.沿革・あゆみ …………………………………………………………………………… 69
8.店舗等のご案内 ………………………………………………………………………… 71
あいさつ
福 井 市 南 部 農 業 協 同 組 合
経営管理委員会会長 四方 義一
組合員の皆様には、日頃より当JA福井市南部の事業・運営に対しまして、格別のご理解
とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年はTPPの大筋合意や60年ぶりの農協法改正が成立するなど、農業を取り巻く環境
は大きな変化の年となりました。生産調整見直し等に代表される「市場原理主義」が大勢と
なって、食糧の安全安心や農地の保全を今後どのように確保していくのか、大切にすべき協
同の精神が衰退していくのではないか、大変不安を感じております。
JAグループとしましては昨年、全国大会・福井県大会を開催し、「農業者の所得増大・
農業生産の拡大」と「地域の活性化の実現」「JA経営基盤の確立」の3つを基本目標とし
て決議しました。とくに農業者の所得増大・農業生産の拡大は農家組合員からも最も強化を
期待されている部分であり、当JAにおいても生産資材価格の低減や指導販売部門への経営
資源シフトを行ない、農家所得の向上に貢献してまいりたいと考えております。また、支所
単位での地域行事への参加や奉仕活動の実施等、地域活性化への取り組み、経営基盤の確立
に向けては、内部留保の充実や組織再編への検討を積極的に行ないたいと考えております。
今年は3ヵ年計画の初年度でもあり、グループ全体の実質的自己改革初年度でもあります。
組合員の皆様に「JAは必要だ」と認めて頂けるよう、農業と地域に貢献する組織を目標と
して積極的に事業活動に取り組みます。組合員各位におかれましても積極的なご意見・ご提
言をお願いしますとともに、JA事業の益々のご利用や組織活動へのさらなるご参加をお願
い申し上げます。
1.経営理念
● JA福井市南部は、農業振興を通じて、「食」と「農」と「緑」を守り、かけがえのない自
然を次世代に引き継ぎます。
● JA福井市南部は、地域のみなさまとともに生き、地域のみなさまとの共感の中で、心ふれ
あう地域づくりに取り組みます。
● JA福井市南部は、高い倫理観と責任感を持ち、地域社会に貢献できる事業と組織づくりに
取り組みます。
〔基本理念〕
JA福井市南部は、人と自然を大切にし、社会の発展と豊かな暮らしの実現に貢献してまい
ります。
◇ JA福井市南部は、人を大切にします。
◇ JA福井市南部は、自然を大切にします。
◇ JA福井市南部は、社会の発展に貢献します。
◇ JA福井市南部は、豊かな暮らしの実現に貢献します。
〔基本姿勢〕
◇ みなさまから信頼されるJA
◇ 地域から必要とされるJA
◇ 社会に誇れるJA をめざします。
2.経営方針
◇ 農業振興と地域社会への貢献
農業をめぐる環境は農業従事者の高齢化等極めて厳しい状況になっています。JAには、
地域農業の特性を活かした基本目標を設定し、これらの実践を通じて農家所得の向上、地
域の活性化等が求められます。当JAは、「夢と活力ある農業・地域社会」の実現のため、
地域特性を活かした農業振興と心のゆたかさを実感できる生活環境の提供に努めます。
◇ 組合員と消費者の満足度向上
JAは日常生活のあらゆる場面に密着した事業を営んでいます。各種商品やサービスが
多様化・高度化するなかで、利用者のニーズは安全、安心でかつ健康志向になってきてお
り、またゆとりを重視する傾向が見られます。当JAは、JAが提供するサービスの質を
高め、組合員と消費者のニーズに応えた、真心のこもった商品・サービスの提供に努めま
す。
◇ 信頼と期待に応える経営
信用・共済事業依存型の収支構造からの脱却と、より効率的・効果的な事業運営を徹底
し、合併メリットを具体的に感じることができる事業運営の確立が必要です。当JAは、
「強靱な経営体質」と「透明感のある組織運営」を構築するため、財務体質の健全性向上
に努め、リスク管理態勢の確立とコンプライアンスを重視した職場づくりに取り組みます。
3.経営管理体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合員の意志を広範に反映するとと
もに、業務執行を機動的に行うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命
する理事が常勤して日常の業務に専念する体制をとっています。
経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重要事項を定めるほか、理事の
業務執行の監督を行っています。また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置
くとともに、農業協同組合法第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナン
スの強化を図っています。
1
4.事業の概況(平成27年度)
(1)全般的概況
平成27年度はTPPの大筋合意や農協法の60年ぶりの改正など、農業および
農協を取り巻く情勢が大きく変わる年となりました。
JAグループでも全国大会・福井県大会を開催し、これからの農業に対するJA
の取り組みや地域貢献について基本方針を決定しました。
当JAにおいては、担い手や集落生産組織の育成、生産資材価格の低減などに取
り組むとともに、各事業においては組合員や地域住民の皆様から信頼してご利用い
ただけるよう職員の知識やコンプライアンス意識向上にも取り組みました。
(2)主要な事業の経過と成果
財務・事業実績の推移
(単位:千円)
区
分
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
平 成 26 年 度
平 成 27 年 度
財
務
8,750
12,426
11,802
24,170
事 業 利 益
30,402
39,672
24,194
31,045
経 常 利 益
9,709
26,027
34,594
20,888
当期剰余金
24,969,027
25,182,650
24,981,512
24,893,659
総 資 産
1,650,202
1,634,818
1,617,087
1,630,414
純 資 産
指 導 事 業
△ 6,761
△ 12,017
△ 10,052
△ 7,571
収 支 差 額
農作業受託事業
7,437
3,367
5,277
3,700
差 引 収 益
信 用 事 業
22,829,402
22,783,714
22,705,714
22,929,409
貯
金
20,925,380
20,911,777
21,105,533
20,933,358
預
金
2,178,481
2,137,853
2,154,842
2,240,399
貸 出 金
13,122
48,363
24,872
1,003
有 価 証 券
24,872
48,363
13,122
1,003
国
債
共 済 事 業
102,154,778
96,516,341
91,278,422
106,140,576
長期共済保有高
短期共済新契約掛金
104,784
109,559
121,131
121,449
購 買 事 業
950,853
873,658
863,909
694,931
購買品供給高
販 売 事 業
639,659
677,688
754,052
558,811
販売品取扱高
倉 庫 事 業
9,731
12,256
10,909
10,456
保 管 料
加 工 事 業
11,498
9,547
8,818
7,906
特産品販売高
農産物検査事業
1,795
3,104
2,575
2,133
農産物検査料
利 用 事 業
89,376
87,366
85,167
83,746
利 用 料
農産物直売所事業
39,023
38,567
36,899
36,038
販 売 高
式 場 事 業
32,920
28,620
23,920
21,965
取 扱 高
福祉・介護事業
2,976
1,905
-
-
訪問介護料
※福祉・介護事業は平成25年度をもちまして廃止しました。
2
① 指導事業
米政策の見直しにより米の生産過剰や米価の変動が懸念される中、米の需要と米価の安定を
図るため、生産数量目標に沿った指導に努めることができました。
水稲では、経営体や地域に応じた品種の作付、適正な水管理、秋の田起こしの実践による土
づくり等、基本技術の実践を図ることができました。
園芸では、家庭菜園で栽培されている作物の生産と販売と、秋冬野菜では契約栽培によるキ
ャベツの作付拡大、水稲育苗ハウス跡での野菜苗育苗推進等、農家所得の向上を図ることがで
きました。
地元農産物による伝統料理の継承、子どもたちを対象とした学童農園、花育の実践により、
安心して農業ができる環境の提供と育成を図ることができました。
② 農作業受託事業
地域農業の状況を踏まえ、効率的な農作業受託の体制整備に努めることができました。
③ 信用事業
依然と低金利が続き、貯金獲得が激化する中ではありますが、貯金と融資・延滞債権回収に
力を入れてまいりました。
その結果、貯金・融資は昨年を上回ることが出来ました。また延滞債権についても改善を行
うことが出来ました。
④ 共済事業
JAらしさを重視した「地域に根ざしたフェイス・トゥ・フェイスの活動」を継続し、一人
ひとりのニーズに合った商品(医療共済・ガン共済・介護共済等)の提案で未保障の解消に取
組みました。
⑤ 購買事業
平成27年度は、生産コスト低減のため肥料の品目集約・予約価格でのコスト低減に取り組
み、購買品の安定供給に努め、購買品供給高694,931千円の実績を上げることができま
した。
農機センターについては新型機械の情報提供、メーカー展示会への誘致、農家の実態に応じ
た提案に取り組みました。
8号線給油所については燃料価格の値下がりにより供給高減少の中、JASSキャンペーン
など利用者の獲得拡大、燃料農耕油の安定供給に努めました。
⑥ 販売事業・農業倉庫事業・ 加工事業・農産物検査事業
地域農業の実態に即した適正作付けと、実需者への有利販売に努めることができました。
また、農産物検査員の技術向上により、良品質で安全・安心な農産物の提供と信頼される産
地の確立を目指すことができました。
⑦ 利用事業
カントリー・ライスセンターでは、稼働施設の集約と計画的な荷受けの実践により、適正か
つ効率的な施設運営を図ることができました。
育苗センターでは、箱施薬剤の施用で病害虫被害の軽減、健全な苗の供給を図りました。
大豆・そばでは、品質毎の荷受けにより高品質な製品の出荷に努めることができました。
⑧ 農産物直売所事業
定期的な消費者との交流イベントの開催により、農産物直売所のPRおよび販売拡大と、安
全・安心な地元農産物の提供に努めることができました。
⑨ 式場事業
会場利用の低予算化が進む中、お客様の要望に応えられるよう、新サービスの推進等に努め
てきました。今後も、当会館を継続してご利用して頂けるよう、また新たにご利用して頂ける
よう、更なる満足度向上に努めていきます。
⑩ 宅地等供給事業
事業活動はありませんでした。
3
5.事業活動のトピックス(平成27年度)
処 理 事 項
月 日
仕事始め
1月5日
棚卸差異監査
1月15日
集落委員会(農家組合長会)
1月17日
理事会
1月20日
元気高齢者活動(とまとの館)
経営管理委員会
1月21日
JA全国監査機構期末監査(26~28日)
1月26日
集落座談会開始
2月1日
臨時理事会・臨時経営管理委員会
2月3日
監事監査(決算監査 4~6日)
2月4日
窓口感謝DAY
2月13日
納税相談会(16~19日)
2月16日
元気高齢者活動(とまとの館)
2月17日
理事会・監事会
2月24日
経営管理委員会
2月27日
育苗講習会・野菜栽培講習会
2月28日
中古農機市
3月14日
元気高齢者活動(とまとの館)
3月17日
第43回通常総代会
3月21日
経営管理委員会・理事会・監事会
春農機展示会
3月28日
育苗センター第1期播種
4月6日
第1期発芽苗出荷開始
4月9日
らっかせい栽培講習会
4月13日
窓口感謝DAY
4月15日
カルパー作業開始
4月16日
元気高齢者活動(とまとの館)
4月21日
理事会・監事会
4月24日
育苗センター第2期播種
4月27日
経営管理委員会
4月30日
第2期発芽苗出荷開始
平成寺子屋学級
5月16日
コンプライアンス研修会
5月18日
元気高齢者活動(とまとの館)
5月19日
理事会
5月25日
麻生津小学校学童農園「なかよしたんぼ」田植え
5月26日
第1回水稲作見会
5月29日
麦センター受入開始
JA全国監査機構期中監査(4~10日)
6月4日
年金友の会旅行(10・11日)
6月10日
育苗センター播種
6月11日
廃プラ回収
6月13日
育苗センター出荷
6月14日
窓口感謝DAY
6月15日
元気高齢者活動(とまとの館)
6月16日
旬の野菜づくり実践講座
6月17日
4
月 日
6月19日
6月24日
6月29日
7月3日
7月5日
7月7日
7月8日
7月11日
7月12日
7月16日
7月21日
7月24日
7月26日
7月29日
7月30日
8月3日
8月13日
8月16日
8月18日
8月24日
8月28日
8月29日
9月6日
9月15日
9月20日
9月27日
9月29日
10月2日
10月3日
10月4日
10月8日
10月15日
10月17日
10月20日
10月22日
10月23日
10月28日
11月17日
11月21日
11月25日
11月30日
12月9日
12月10日
処 理 事 項
第2回水稲作見会
野菜栽培講習会
理事会
経営管理委員会
3JA合同ゲートボール大会
もぎたて館周年祭
第3回水稲作見会(7~9日)
平成寺子屋学級
ふれあい企画
フレッシュミズトマト収穫体験
監事監査(6月末仮決算監査 16・17日)
元気高齢者活動(とまとの館)
理事会・監事会
相続税セミナー
経営管理委員会
集落委員会(農家組合長会)
ちゃぐりん探検隊
盆花市(13・14日)
カントリー・ライスセンター受入開始(ハナエチゼン)
元気高齢者活動(とまとの館)
理事会
経営管理委員会
平成寺子屋学級
秋の田起こし実践大会
カントリー・ライスセンター受入開始(コシヒカリ)
元気高齢者活動(とまとの館)
カントリー・ライスセンター受入開始(あきさかり)
年金相談会
フレッシュミズのつどい
理事会
なかよし田んぼ稲刈り(麻生津小児童)
平成寺子屋学級
福井県JAグループウォーキング大会
県下グラウンドゴルフ大会
保育園いもほり
JAふれあい特産市(キッチンカー)
2015JA福井市南部収穫感謝祭
元気高齢者活動(とまとの館)
JA福井市南部グラウンドゴルフ大会
理事会・監事会
経営管理委員会
元気高齢者活動(とまとの館)
味の祭典(21・22日)
理事会
経営管理委員会
集落委員会(農家組合長会)
JA全国監査機構期中監査(10・11日)
5
月 日
12月12日
12月15日
12月25日
12月28日
12月30日
処 理 事 項
もぎたて館年末感謝祭
元気高齢者活動(とまとの館)
理事会・監事会
組織管理検討委員会・生産生活活性化委員会
経営管理委員会
仕事納め
その他組合の事業活動の概況に関する重要な事項
・固定資産の処分
旧杉の木台支所の解体工事を行い、設置されていたATMコーナーをソートフル杉の木台
会館に移設しました。
・経営の健全性の確保と透明性の向上
不良債権の回収を進め経営の健全化を図るとともに、新BIS規制に対応したリスク管理
体制の強化・向上を図ります。
あわせて、従来からディスクロージャー誌による開示のほか、半期開示の自主的実施やホ
ームページでの開示など組合員や事業利用者向けの情報開示を充実させJAの透明性を高め
ます。
6.農業振興活動
◇ 安全・安心な農産物づくりへの取り組み
(生産履歴記帳運動・ポジティブリスト制度への対応)
◇ 担い手・新規就農者への支援
◇ 育苗センター児童見学、学校田の開催
◇ 農業関連融資の状況(平成27年12月末現在)
(単位:千円)
農業関連資金
農業近代化資金 その他制度資金
合計
75,010
94,245
14,249
183,505
◇ 2015JA福井市南部感謝祭の開催、地産地消・食育の取り組み
◇ 食と農業体験の開催
◇ 育苗センター児童見学、学校田の開催
7.地域貢献情報
◇ 社会貢献活動
・各種募金活動・公益団体等への寄付
・偽造キャッシュカード対策
・振り込め詐欺対策
◇ 地域貢献情報
(1) 地域貢献の全般に関する事項
当組合は、福井市南部を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が組合員
となって、相互扶助(お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の理念とし
て運営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
当組合の資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした、大切な財産である
「貯金」を源泉としております。当組合では、資金を必要とする組合員の皆さま方や、地
方公共団体などにもご利用いただいております。
当組合は、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事
業活動を展開しています。
JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同
組合として、農業や助けあいを通じた社会貢献に努めています。
6
また、年金相談、ローン相談等を行い、地域の協同組合として、農業や助け合いを通じ
た社会貢献に努めています。
(2) 地域からの資金調達の状況
① 貯金・定期積金残高 (単位:千円)
組合員等
18,042,021
その他
4,887,388
(うち地方公共団体)
(41,350)
合計
22,929,409
○ 年金定期貯金
○ 福祉定期貯金
○ 定期貯金「あゆみ2015」、「ドリーム2015」
○ 定期積金「わくわくチャンス」
○ 定期積金「スタートライン」
(3) 地域への資金供給の状況
① 貸出金残高 (単位:千円)
組合員等
1,960,890
その他
176,962
(うち地方公共団体)
(0)
合計
2,137,853
② 制度融資取扱状況
○ 農業近代化資金
○ 農業経営改善促進資金(スーパーS資金)
③ 融資商品
○ 地域農業者に対する資金メニュー
・営農ローン
・地域農業応援資金
・アグリ長期資金
・アグリ短期資金
・特別農業資金
・農林業経営改善資金
・農トラ資金
(4) 文化的・社会的貢献に関する事項(地域との繋がり)
① 文化的・社会的貢献に関する事項
○ 地域行事への参加
○ 地区の健康診断への協力
○ 各種農業関連イベントや、地域活動への協賛・後援
○ アイドリング・ストップ運動の展開
○ 高齢者福祉活動への取組み
○ 料理教室の開催
○ 年金受給予定者セミナー、個人相談会の開催
○ リズムdeスリム教室の開催
○ 絵や作文のコンクールを開催
○ ウォーキング大会の開催
○ こども貯金
○ 日本赤十字社の献血への積極的参加
○ 講演会の開催(農林水産省「食料・農業・農産政策審議会」委員)
○ 親子農作業体験
○ 収穫感謝祭の開催
7
② 利用者ネットワーク化への取り組み
○ 年金友の会(親睦旅行・ゲートボール大会・グラウンドゴルフ大会の開催等)
○ 助けあい組織等の活動
○ 味覚友の会の旅行
③ 情報提供活動
○ JA広報誌「ふれあい」の発行
○ インターネットやEメール等を通じた、組合員等利用者への情報提供
④ 店舗体制
名
称
店舗数
本
所
1
支
所
3
購 買 セ ン タ ー
1
農 機 具 セ ン タ ー
1
8
号
線
給
油
所
1
農 産 物 直 売 所
1
◇ 地域密着型金融への取り組み(中小企業等の経営の改善及び地域の活性化のための取組
の状況を含む)
(1) 農山漁村当地域活性化のための融資を始めとする支援
当JAは、地域における農業者との結びつきを強化し、地域を活性化するため、次の
取り組みを行っています。
① 農業融資商品の適切な提供・開発
各種プロパー農業資金を提供するとともに、農業近代化資金や日本政策金融公庫資金
の取扱いを通じて、農業者の農業経営と生活をサポートしています。
② 集落組織・担い手のニーズに応えるための体制整備
当JAは、地域の農業者との関係を強化・振興するための体制整備に取り組んでいま
す。
融資担当者が、営農・経済担当者がお聞きした情報も含めて把握し、農業融資に関す
る訪問・資金提案活動を実施しています。
(2) 集落営農の経営に応じた支援
当JAは集落営農をサポートするため、地域農業の資金需要に対する融資の取り組み
を行っています。
① 新規集落営農組織の支援
新規集落営農組織の経営をサポートするため、経営支援資金を取り扱っています。
(単位:件、千円)
平成27年12月末残高
資 金 名
実行件数
実行金額
アグリ(短期・長期)特別資金
46
137,710
4,008
合 計
46
137,710
4,008
(3) 経営の将来性を見極める融資手法を始め担い手に適した資金供給手法の取り組み
当JAでは、担い手の経営実態やニーズに適した資金の提供に努めています。
① 負債整理資金による軽減支援
農業者の債務償還負担を軽減し、経営再建を支援するため、負債整理資金鵜を取り扱
っています。
(単位:件、千円)
平成27年12月末残高
資 金 名
実行件数
実行金額
農家経済再建資金
1
14,300
8,872
合 計
1
14,300
8,872
8
8.リスク管理の状況
◇ リスク管理体制
〔リスク管理基本方針〕
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高
い経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく
「リスク管理基本方針」を策定し、認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、
リスク管理の基本的な体系を整備しています。
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実
施などを通じてリスク管理体制の充実・強化に努めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを
含む。)の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当J
Aは、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定してい
ます。また、通常の貸出取引については、本所に審査課を設置し各支所と連携を図り
ながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設け
て、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るた
め、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作
成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引
当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の
健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動に
より、資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、
資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利リ
スク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被る
リスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動す
ることにより、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リス
クとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロー
ルすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全
性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応
度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努
めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及
び当JAの保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会におい
て運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用
方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッ
ジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を
行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告していま
す。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な
資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされ
ることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場にお
いて取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされるこ
とにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。
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当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作
成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、
投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を
把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが
不適切であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのことです。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リス
ク及び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などに
ついて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定義しています。事
務リスク、システムリスクなどについて、事務手続にかかる各種規程を理事会で定め、
その有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事故・事務ミスが発
生した場合は速やかに状況を把握して理事会に報告する体制を整備して、リスク発生
後の対応及び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすこと
により金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量
の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、
自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。また、事故・事務ミ
スが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点
的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不
備に伴い金融機関が損失を被るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されるこ
とにより金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、コンピュータシステ
ムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、システムの万一の災害・
障害等に備え、「災害時対応要領」を策定しています。
◇ 法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳
しい批判に鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透
明性の高い経営を行うことがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づ
け、この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観
点にたち、コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。
〔コンプライアンス運営態勢〕
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、代表理事理事長を委員長
とするコンプライアンス委員会を設置するとともに、コンプライアンスの推進を行うた
め、本所各部門・各支所にコンプライアンス推進担当者を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を
策定し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、
統括部署を設置し、その進捗管理を行っています。
また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに事業に反映するため、苦
情・相談等の専門窓口の「お客様相談室」を設置しています。
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◇ 金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内
容をホームページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも
連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口(電話:0776-38-2751(月~金 8時30分~17時))
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
京都弁護士会(電話:075-231-2383)、愛知県弁護士会(電話:052-203-1777)、
福井弁護士会(電話:0776-23-5255)
①の窓口または福井県JAバンク相談所(電話:0776-27-8222)にお申し出くださ
い。なお、愛知県弁護士会、京都弁護士会、福井弁護士会については、各弁護士会に
直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。
・共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター(電話:本部03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター(電話:東京本部03-3346-1756)
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。
◇ 内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及
び各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、
改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本所・支所のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計
画に基づき実施しています。監査結果は代表理事理事長及び監事に報告したのち被監査部
門に通知され、定期的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。ま
た、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項に
ついては、直ちに理事会、代表理事理事長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じて
います。
9.自己資本の状況
◇ 自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応える
ため、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとと
もに、不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成27年12月末における自己
資本比率は、20.49%となりました。
◇ 経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○ 普通出資による資本調達額
項 目
内 容
福井市南部農業協同組合
発行主体
普通出資
資本調達手段の種類
コア資本に係る基礎項
1,645百万円(前年度 1,631百万円)
目に算入した額
当JAは、「自己資本比率算出規程」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本
比率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれ
11
らのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより
自己資本の充実に努めています。
10.主な事業の内容
(1) 主な事業の内容
〔信用事業〕
信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務を行って
います。この信用事業は、JA・信連・農林中金という3段階の組織が有機的に結びつ
き、「JAバンク」として大きな力を発揮しています。
◇ 貯金業務
組合員の方はもちろん、地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かり
しています。普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を
目的・期間・金額にあわせてご利用いただいています。
また、公共料金、県税、市町税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振
込等もご利用いただけます。
(2) 系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度で
ある「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティネットで
守られています。
◇ 「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグル
ープの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いた
だけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動す
る「JAバンクシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は、「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つ
の柱としています。
◇ 「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組
みです。再編強化法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び
強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点
の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルー
ル基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより、適切な経
営改善指導を行います。
◇ 「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の
強化、共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事
業推進の取り組みをしています。
◇ 貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合な
どに、貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資
することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度
」と同様な制度です。
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貯金の種類
貯金商品一覧
期 間
特 徴
スーパー定期
1ヶ月以上
10年以内
市場金利に応じてJAが利率を設定する、とてもお
得な自由金利型定期貯金です。お預け入れ時の利率
が満期時まで変わらず安全で確実です。
期日指定定期
最長3年
(据置1年)
市場金利に連動している高利回りの定期貯金です。
1年経過後は1ヶ月前までにご連絡いただければ、い
つでもお引き出しになれます。元金の一部引き出し
も出来ますので、有利で便利にご利用頂けます。
大口定期貯金
1ヶ月以上
10年以内
1,000万円以上の大口資金の運用にご活用下さい。
金利情勢により、利率を設定しますので、たいへん
有利に運用できます。
変動金利型定期貯金
1.2.3年
定期積金
6ヶ月以上
5年以内
計画的にいつでも積み立てできる貯金です。ボーナ
ス併用型もあり、口座振替されますと便利です。
ハーモニー定期積金
3年
ご契約された方は、ハーモニー会員となっていただ
き、当JAの冠婚葬祭事業をご利用された場合には
特典がついてきます。
貯蓄貯金
自由
大口定期の利率を反映し、毎月1回利率が見直され
る有利な貯金です。
お預け入れ額は10万円からで、残高に応じて適用
利率が段階的に変わります。
(5段階で金額階層の利率を適用)
総合口座
自由
いろいろの機能が1冊の通帳でできます。給与振込
や公共料金の自動振替もご利用になれます。
普通貯金
自由
1円以上ならいつでもお気軽にサイフがわりにご利
用下さい。いちばん身近な貯金です。
決済用貯金
自由
貯金保険制度により全額保護されますが、利息がつ
かない商品です。
通知貯金
据置7日
7日以上お預け頂ける短期で大口資金の運用にどう
ぞ。2日前までにご連絡いただければ、いつでもお
引き出しできます。
財形年金
自由
退職後の資金作りにご利用ください。金額、期間、
年金のお受取り期間などは自由にお決めいただけま
す。財形住宅貯蓄とあわせ、550万円まで非課税
です。
財形住宅
自由
マイホームを実現するお手伝い貯蓄です。公的な融
資も受けられ大変有利です。
一般財形
3年以上
毎月の給料やボーナスを自動的に天引きし確実にふ
やします。
1年
当JAで年金をお受取りになると、スーパー定期貯
金の店頭表示金利に金利を上乗せ優遇します。
(500万円まで)
(受付期間 平成27年2月1日~平成28年1月31日)
年金定期貯金
お預け入れから半年毎に適用金利を見直す貯金で
す。お預け入れ額は自由です。
詳細につきましては、当JAの各店舗にお問い合わせ下さい。
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◇ 貸出業務
農業専門金融機関として、農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合
員の皆さまの生活を豊かにするための生活改善資金等を融資しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や、地
方公共団体、農業関連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必要な資金を貸し出し、
農業の振興はもとより、地域社会の発展のために貢献しています。
さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関等の代理貸付、
個人向けローンも取り扱っています。
貸出商品一覧
目 的
種類
農業近代化資金
農業近代化資金融通法に基づき、農業の近代化を促進し、農業の生産向上
と農業経営の安定並びに農村の環境整備を図る為に資金を融通する事を目
的としています。
特別農業資金
農村環境の変化と農業政策の転換に即応して、 農業振興に必要とする各種
制度資金の補完並びに系統が行う事業の円滑な利用を促進するため、 これ
らに要する資金を低利で融通し、 もって農業の環境整備と農業の発展に資
することを目的としています。
生活改善資金
生活環境を改善するための必要な資金を融通し、 もって生活の近代化に資
することを目的としています。
農業外事業資金
農業外事業運営のための運転資金、 施設の造成、 取得又は改良に要する資
金を融通し、もって組合員の所得の拡大と経済の安定に資することを目的と
しています。
組合員の生活の向上に資するため、多様化する資金需要に幅広く応えかつ
JAフリーローン 簡易な手続きで融通することを目的としています。
JA教育ローン
JAマイカーローン
(各種)
組合員の子弟の教育資金を融通することにより、人材の育成と家計の変動
を防止し、組合員及び組合員子弟との結びつきを強めることを目的として
います。
組合員の自動車購入資金を融通することにより、農家等の生活の向上を図
り、もって組合員とのより一層の結びつきを強めることを目的としていま
す。
地域住民の生活向上を図るため、迅速かつ簡便な借入・返済手続を備えた
JAらくらくキャッシュ 融資商品を提供して、多様化した資金需要に幅広く応えていくことを目的
としています。
組合員の生活向上をはかるため、迅速かつ簡便な借入・返済手続を備えた
JAカードローン 回転信用型の融資商品を提供して、組合員の多用化し高度化した資金需要
に幅広く応えていくことを目的しています。
JAミニカードローン
迅速かつ簡便な借入・返済手続により勤労者の生活資金需要に応え、JA
利用向上ひいてはJAの取引基盤拡充を図ることを目的としています。
組合員の生活向上を図るため、迅速かつ簡便な借入・返済手続を備えた融
JAワイドカードローン 資商品を提供して、組合員の多様化し高度化した資金需要に幅広く応えて
いくことを目的としています。
JA住宅ローン
(各種)
地域住民またはその家族等が居住する住宅を建設するために必要な資金を
融通し、組合員等の生活の改善向上に資することを目的としています。
JA住宅ローン
(借換応援型)
地域住民またはその家族等が居住する住宅の借換資金に必要な資金を融通
し組合員等の生活の改善向上に資することを目的としています。
JA住宅ローン
(併用無担保型)
地域住民またはその家族等が居住する住宅を建設するために必要な資金を
融通し組合員等の生活の改善向上に資することを目的としています。
詳細につきましては、当JAの各店舗にお問い合わせ下さい。
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◇ 為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店舗を始め、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と
為替網で結び、当JAの窓口を通して全国のどこの金融機関へでも振込・送金や手形
・小切手等の取立が安全・確実・迅速にできます。
◇ その他の業務及びサービス
当JAでは、コンピュータ・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種
自動支払や事業主のみなさまのための給与振込サービス、自動集金サービスなど取り
扱っています。
また、国債(新窓販国債、個人向け国債)の窓口販売の取り扱い、国債の保護預か
り、貸金庫のご利用、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫、コンビニな
どでも現金引き出しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めて
います。
その他の業務及びサービス一覧
内 容
種 類
県内・全国のJAはもとより、国内の各銀行等への振込・送金・
内国為替サービス 代金取立などを安全・確実・迅速に行うサービスです。
給料やボーナス、年金などがお客様のご指定の貯金口座に自動的
自動受取サービス に振り込まれます。振り込まれた資金は、窓口はもちろんキャッシュカー
ドにより必要なときにお引き出しいただけます。
電気、電話、NHK放送受信料等公共料金のほか、高校授業料、各種クレ
自動支払サービス ジット代金など、月々のお支払をご指定口座(総合口座、普通貯金、当座
貯金)から自動的にお支払いたします。
家賃、地代、駐車料金、仕送り等毎月決まった金額のご送金を、お客様に
代わって当JAが行うサービスです。お客様の普通貯金口座から当JAに
定時振込サービス ある他口座への振り替えはもちろん、全国の金融機関へご送金が可能で
す。
当JAのキャッシュカードは、全国のJA、信連、農林中金、都銀、地
キャッシュサービス 銀、第二地銀、信金、信組、労金、信用漁協連、漁協のCD(現金自動支
払機)、ATM(現金自動預入・支払機)がご利用いただけます。
JAグループが発行する「JAカード」は、通常のクレジット機能を有す
クレジットカード るカードとクレジット機能とキャッシュカードの機能を一枚のカードにし
(JAカード) た「一体型」の二種類があります。両カードにロードアシスタンスサービ
スを付けてのご利用も可能です。
家計簿機能サービス
「家計名人」
普通貯金(総合口座含む)に家計簿機能「家計名人」をセットされます
と、1ヶ月の入金額出金額及び収支残高を自動的に計算し通帳に印字しま
す。また、ご希望のお客様には明細書としてもお渡ししますので、通帳を
簡単な家計簿としてご利用いただけます。
普通貯金の余裕資金を高利回りの貯蓄貯金に自動的に振り替えたり、口座
スイングサービス 振替時に普通貯金が残高不足のとき、貯蓄貯金から必要な資金を普通貯金
へ自動的に振り替える、大変お得で便利なサービスです。
キャッシュカードによる貯金のお引き出し、ご入金、残高照会、又、通帳
記帳、両替はもちろん、県内・全国のJA・信連・銀行等のお客様ご指定
(現金自動預入・支払機)
口座へお振込みができるほか、定期貯金のお受け入れを行っております。
ATM機能
○ すまいるFカード事業における当JAの取組みについて
「ふくいウェルフェア事業実行委員会」が地域社会に必要とされる少子化対策事業
として「すまいるFカード事業」を実施しています。当JAもこの事業の協賛として
「すまいるFカード」をお持ちの方にローン金利の優遇や、貯金金利の優遇をいたし
ております。
取扱期間:平成27年4月1日(水)~平成28年3月31日(木)
15
JA福井市南部 信用手数料一覧表
(主な内国為替手数料)
平成27年12月31日現在
消費税込手数料
種類
当組合本支所あて
系統金融機関あて
1件
送金
窓口(入金振込) 1件(注3)
窓口(電信扱い)
窓口(文書扱い)
振込
3万円未満(1件)
3万円以上(1件)
3万円未満(1件)
ATM利用
3万円以上(1件)
432円
648円
216円
432円
216円
432円
216円
324円
540円
756円
432円
648円
432円
648円
216円
3万円以上(1件)
3万円未満(1件)
他金融機関あて
216円
432円
108円
324円
1万円未満
JAネットバンク振込 1万円以上3万円未満
無料
無料
無料
3万円以上
代金取立
(隔地間)
(注)
その他諸手数料
432円
1通
864円
648円
至急扱い
普通扱い
送金・振込の組戻料
1件
不渡手形返却料
1通
取立手形組戻料
2通
648円
648円
3通
取立手形店頭呈示料
※ただし、648円を超える経費を要する場合は、その実費を徴収する。
無料
離島回金料
(注)系統金融機関あての代金取立のうち、県外系統あてについては他金融機関あての料金とする
(主な貯金関係手数料)
種類
約束、為替手形用紙代1冊(50枚)
約束、為替手形用紙代1枚
小切手用紙代1冊(50枚)
当座
通帳・証書再発行手数料
口座引落手数料(窓口)
口座引落手数料(FD)
貯蓄貯金⇔普通貯金スウィング手数料
割引手形・担保手形・同地内取立料
福井市内他金融機関
小切手取立
福井県内他金融機関
福井県外他金融機関1通
マル専手形
口座開設手数料
手形決済手数料用紙
全国ネット利用料
全国ネット利用料(延長利用料)
現金自動化機器
提携ネット利用料(注1)
(注1)
提携ネットの延長時間帯・休日利用料
JAカードキャッシングの延長時間帯・休日利用料
各種証明書・取引履歴発行手数料
各種残高証明書発行手数料
その他
各種キャッシュカード再発行手数料
税金・公共料金取次手数料(注2)
口座振替手数料
※当JA所定の口座振替依頼書等ありのものについて(注3)
(主な融資関係手数料)
消費税込手数料
864円
17円
864円
540円
108円
54円
108円
216円
無料
648円
3,240円
540円
無料
無料
108円
216円
108円
324円
1,080円
432円
108円
種類
消費税込手数料
一部償還(注4)
条件変更手数料 全額償還(注5)
(融資先の依頼
によるもの) 固定から変動へ
2,160円
5,400円
返済方法利率変更
540円
抹消委任状の再発行手数料
担保取扱事務手数料
(共済担保貸出)
担保一部抹消・追加事務手数料
融資予定証明書発行手数料
融資予定証明書発行手数料
(有担保の受託関連資金に限る)
(注1)
1,080円
無料
5,400円
30,000円
提携ネットのうち福井銀行・福邦銀行・福井信用金庫・
敦賀信用金庫・武生信用金庫・小浜信用金庫・越前信用 金庫については手数料無料。
(注2)
当組合が取扱金融機関として指定されていない税金等の
収納に限る。 (注3)
家族間での振替及び農家組合関係・土地改良関係・集落
単位の生産組合関係・当組合との振替等は手数料無料。
(注4) 住宅ローン各種・住宅資金・共済担保・貯金担保は無料。
(注5)
共済担保・貯金担保は無料。
上記手数料には消費税8%相当額が含まれています。
16
〔共済事業〕
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様
の生命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障しています。事業実施当初
から生命保障と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされる
さまざまな保障・ニーズにお応えできます。
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開してい
ます。
共済商品一覧
種 類
内容と特色
さまざまな病気やケガの保障が
医療共済
ほしい
長い人生のベースとなる
終身共済
保障がほしい
健康祝金支払特則付定期医療共済
引受緩和型定期医療共済
手頃な保障がほしい
すべてのがんに対する
がん共済
幅広い保障がほしい
老後の生活資金の準備を
予定利率変動型年金共済
始めたい
養老生命共済
一時払生存型養老生命共済
各種の資金づくりと
万一の保障がほしい
お子さまの教育・
こども共済
結婚資金を蓄えたい
建物更正共済・
建物更正共済My家財・火災共済
自動車共済・自賠責共済
日帰り入院から幅広く
大切な財産を火災や
自然災害などから守りたい
自動車事故に
確かな保障がほしい
医療保障
一生涯の万一保障
手頃な医療保障
一生涯のがん保障
老後の保障
保障&貯蓄
お子さまの保障
家と家財の保障
くるまの保障
◇ JA共済の仕組み
JA共済は、平成17年4月1日から、JAとJA共済連が共同で共済契約をお引き
受けしています。JAとJA共済連がそれぞれの役割を担い、組合員・利用者の皆さ
まに密着した生活総合保障活動を行っています。
JA
組合員・利用者
の皆さま
+
共済契約
JA共済
J A:JA共済の窓口です。
JA共済連:JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済
にかかる準備金の積み立てなどを行っています。
〔農業関連事業〕
◇ 販売事業
販売事業は、組合員農家の営農活動の成果である生産物を共同で販売する事業で
あり、より高い農業収入をあげることを目的にしています。
17
◇ 購買事業
購買事業は、農業生産に必要な資材と生活に必要な物資を共同購入し、供給する
事業です。この事業は、計画的な大量購入によって、安い価格で仕入れ、流通経費
を節約して、安くて安全で品質の良い品物を安定的に供給することを目的にしてい
ます。
購買センター(生産資材店舗)では、農産物の種、苗、肥料、農薬、農具、園芸
資材等を販売しています。米や野菜等を出荷している農家向けの品物だけでなく、
家庭菜園向けの品物も取り揃えています。店舗に営農指導員が野菜づくりのアドバ
イスも行っています。
〔指導事業〕
指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別され、それぞれ組合員の営農活動、
生活活動がより効果的に行われることを目的にしています。直接収益を生み出す事業で
はありませんが、信用・共済・購買・販売等の事業の要として取り組んでおります。
なお、営農指導事業とは、組合員の営農を指導し、その改善と地域における総合的な
農業生産力の維持・向上をはかっていく重要な事業であり、生活指導事業は、組合員農
家の生活全般について指導し、組合員や地域社会の生活改善と向上をはかっていく事業
です。
農業生産力の維持・向上をはかっていく重要な事業であり、生活指導事業は、組合員農
家の生活全般について指導し、組合員や地域社会の生活改善と向上をはかっていく事業
です。
18
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表
科 目
(単位:千円)
27年度
(平成27年12月31日)
(資産の部)
1 信用事業資産
(1) 現金
(2) 預金
系統預金
系統外預金
(3) 買入金銭債権
(4) 金銭の信託
(5) 有価証券
国債
地方債
政府保証債
金融債
社債
受益証券
(6) 貸出金
(7) 外国為替
(8) その他の信用事業資産
未収収益
その他の資産
(9) 債務保証見返
(10)貸倒引当金
2 共済事業資産
(1) 共済貸付金
(2) 共済未収利息
(3) その他の共済事業資産
(4) 貸倒引当金
3 経済事業資産
(1) 受取手形
(2) 経済事業未収金
(3) 経済受託債権
(4) 棚卸資産
購買品
宅地等
その他の棚卸資産
(5) その他の経済事業資産
(6) 貸倒引当金
4 雑資産
19
26年度
(平成26年12月31日)
23,271,678
78,023
21,105,533
21,104,891
641
1,003
1,003
2,137,853
13,570
6,488
7,081
△ 64,305
24,297
24,014
291
69
△ 78
204,774
62,656
90,605
47,578
37,882
9,695
5,318
23,124,374
83,847
20,933,358
20,931,949
1,408
13,122
13,122
2,154,842
11,410
7,765
3,644
△ 72,206
27,336
27,010
342
78
△ 94
561,847
86,351
431,091
46,036
35,528
10,507
3,201
△ 1,383
△ 4,834
38,861
16,353
(単位:千円)
科 目
27年度
(平成27年12月31日)
5 固定資産
26年度
(平成26年12月31日)
519,744
529,400
513,625
522,757
1,367,100
1,378,916
機械装置
618,320
613,179
土地
165,076
166,387
リース資産
-
-
建設仮勘定
-
-
201,241
202,807
△ 1,838,113
△ 1,838,533
6,119
6,642
891,744
892,053
891,744
892,053
883,324
881,613
8,420
10,440
-
-
-
-
7 前払年金費用
-
-
8 繰延税金資産
30,410
31,285
-
-
24,981,512
25,182,650
(1) 有形固定資産
建物
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2) 無形固定資産
6 外部出資
(1) 外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
(2) 外部出資等損失引当金
9 繰延資産
資 産 の 部 合 計
(単位:千円)
27年度
(平成27年12月31日)
26年度
(平成26年12月31日)
22,983,789
22,746,749
22,929,409
22,705,714
(2) 譲渡性貯金
-
-
(3) 借入金
-
-
(4) 外国為替
-
-
54,379
41,035
未払費用
10,963
12,646
その他の負債
43,415
28,389
-
-
167,700
186,085
(1) 共済借入金
24,014
27,010
(2) 共済資金
82,386
93,416
291
342
59,340
64,723
1,667
593
-
-
科 目
(負債の部)
1 信用事業負債
(1) 貯金
(5) その他の信用事業負債
(6) 債務保証
2 共済事業負債
(3) 共済未払利息
(4) 未経過共済付加収入
(5) 共済未払費用
(6) その他の共済事業負債
20
(単位:千円)
科 目
27年度
(平成27年12月31日)
3 経済事業負債
26年度
(平成26年12月31日)
71,911
487,245
-
-
(2) 経済事業未払金
29,431
56,816
(3) 経済受託債務
42,479
430,429
-
-
-
-
38,208
44,835
610
610
(2)リース債務
-
-
(3)資産除去債務
-
-
(4)その他の負債
37,598
44,225
69,699
82,916
2,562
2,268
67,137
80,647
23,331,310
23,547,832
1,650,200
1,634,731
555,245
558,875
-
-
(2) 回転出資金
-
-
(3) 資本準備金
17,616
17,616
(4) 利益剰余金
1,077,993
1,059,724
利益準備金
397,700
393,500
その他利益剰余金
680,293
666,224
258,615
258,615
IT関連積立金
27,200
27,200
リスク管理積立金
34,900
34,900
税効果積立金
30,411
31,292
282,833
282,833
46,333
31,383
(34,594)
(20,888)
△ 655
△ 1,485
2
87
(1) 支払手形
(4) その他の経済事業負債
4 設備借入金
5 雑負債
(1)未払法人税等
6 諸引当金
(1) 賞与引当金
(2) 退職給付引当金
負 債 の 部 合 計
(純資産の部)
1 組合員資本
(1) 出資金
(うち後配出資金)
農業生活関連施設積立金
特別積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(5) 処分未済持分
2 評価・換算差額等
(1) その他有価証券評価差額金
純 資 産 の 部 合 計
2
87
1,650,202
1,634,818
負債及び純資産の部合計
24,981,512
25,182,650
21
2.損益計算書
科 目
1 事業総利益
(1) 信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2) 信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補塡備金繰入)
(うち譲渡性貯金利息)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
信用事業総利益
(3) 共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4) 共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
共済事業総利益
27年度
(自平成27年1月1日
至平成27年12月31日)
486,302
177,419
166,402
(133,875)
(116)
(31,986)
(424)
5,593
5,422
33,466
22,139
(21,242)
(566)
(-)
(2)
(328)
2,620
8,705
(△7,900)
(-)
143,953
163,444
148,435
712
14,296
6,318
712
58
1,681
3,865
(△15)
(-)
157,126
22
(単位:千円)
26年度
(自平成26年1月1日
至平成26年12月31日)
493,216
177,526
168,424
(131,759)
(274)
(36,026)
(364)
5,633
3,468
21,455
21,345
(20,341)
(798)
(-)
(3)
(202)
2,679
△ 2,568
(△18,152)
(-)
156,070
155,878
147,083
711
8,082
5,317
711
78
882
3,645
(0)
(-)
150,560
科 目
(5) 購買事業収益
購買品供給高
購買手数料
修理サービス料
その他の収益
(6) 購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
修理サービス費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒損失)
購買事業総利益
(7) 販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8) 販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒損失)
販売事業総利益
(9) 農業倉庫事業収益
(10) 農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
(11) 加工事業収益
(12) 加工事業費用
加工事業総利益
(13) 利用事業収益
(14) 利用事業費用
利用事業総利益
(15) 宅地等供給事業収益
(16) 宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総利益
(17) 農産物直売所事業収益
(18) 農産物直売所事業費用
農産物直売所事業総利益
27年度
(自平成27年1月1日
至平成27年12月31日)
708,692
694,931
13,760
629,644
620,780
8,864
(△309)
(-)
79,048
41,541
28,441
13,099
8,021
8,021
(△3,142)
(-)
33,520
10,456
3,115
7,340
9,169
5,673
3,495
3,490
159
3,331
88,245
42,738
45,507
36,263
32,584
3,678
23
(単位:千円)
26年度
(自平成26年1月1日
至平成26年12月31日)
875,725
863,909
11,815
788,627
779,359
9,268
(△78)
(-)
87,097
45,811
25,669
20,142
15,111
15,111
(△1,104)
(-)
30,699
10,948
2,896
8,052
9,013
7,042
1,971
3,592
247
3,345
91,096
45,523
45,572
37,130
32,817
4,312
科 目
(19) 農作業受託事業収益
(20) 農作業受託事業費用
農作業受託事業総利益
(21) 式場事業収益
(22) 式場事業費用
式場事業総利益
(23) 宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総利益
(25) 福祉事業収益
(26) 福祉事業費用
福祉事業総利益
(27) 介護保険事業収益
(28) 介護保険事業費用
介護保険事業総利益
(29) 指導事業収入
(30) 指導事業支出
指導事業収支差額
2 事業管理費
(1) 人件費
(2) 業務費 (3) 諸税負担金
(4) 施設費
(5) その他事業管理費
事業利益
3 事業外収益
(1) 受取雑利息
(2) 受取出資配当金
(3) 賃貸料 (4)貸倒引当金戻入益
(5)償却債権取立益
(6) 雑収入
4 事業外費用
(1) 支払雑利息
(2) 貸倒損失
(3) 寄付金
(4) 雑損失
経常利益
27年度
(自平成27年1月1日
至平成27年12月31日)
40,035
32,597
7,437
21,965
13,262
8,703
79
△ 79
5,990
12,752
△ 6,761
462,131
320,400
40,316
15,880
84,455
1,077
24,170
19,822
3
10,428
8,229
1,160
4,321
50
4,271
39,672
24
(単位:千円)
26年度
(自平成26年1月1日
至平成26年12月31日)
39,182
33,905
5,277
23,920
16,014
7,906
79
△ 79
6,276
13,848
△ 7,571
481,414
335,030
39,165
16,066
90,216
935
11,802
22,187
4
10,438
8,382
3,361
3,586
40
3,546
30,402
科 目
5 特別利益
(1) 固定資産処分益
(2) 一般補助金
(3) その他の特別利益
6 特別損失
(1) 固定資産処分損
(2) 固定資産圧縮損
(3) 減損損失
(4) その他の特別損失
税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
税効果積立金取崩額
当期未処分剰余金
27年度
(自平成27年1月1日
至平成27年12月31日)
31
31
3,591
182
3,409
36,111
610
907
1,517
34,594
10,858
880
46,333
25
(単位:千円)
26年度
(自平成26年1月1日
至平成26年12月31日)
7,063
1,623
2,538
2,901
23,338
610
1,840
2,450
20,888
8,654
1,840
31,383
3.キャッシュフロー計算書
27年度
(自平成27年1月1日
至平成27年12月31日)
科 目
(単位:千円)
26年度
(自平成26年1月1日
至平成26年12月31日)
1 事業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益
減価償却費
減損損失
貸倒引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
役員退職慰労引当金の増加額
その他引当金等の増加額
信用事業資金運用収益
信用事業資金調達費用
共済貸付金利息
共済借入金利息
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
為替差損益
有価証券関係損益
金銭の信託の運用損益
固定資産売却損益
その他固定資産関係損益
36,111
37,149
3,409
△ 11,367
294
△ 13,510
△ 166,402
22,139
△ 712
712
△ 10,432
0
△ 31
1,480
23,496
41,962
2,901
△ 17,126
△ 70
△ 1,601
△ 168,424
21,345
△ 711
711
△ 10,443
0
1,623
16,988
△ 220,000
223,695
△ 3,436
15,274
85,557
20,000
△ 78,000
2,298
△ 23,120
2,995
△ 2,995
△ 11,030
△ 5,382
8
1,073
2,611
△ 2,611
17,052
△ 6,287
△ 44
227
23,695
340,486
△ 1,541
△ 27,384
△ 387,950
△ 2,116
-
906
△ 395,363
△ 23
△ 23,001
397,921
△ 96
-
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
預金の純増減
貯金の純増減
信用事業借入金の純増減
その他の信用事業資産の純増減
その他の信用事業負債の純増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済貸付金の純増減
共済借入金の純増減
共済資金の純増減
未経過共済付加収入の純増減
その他の共済事業資産の純増減
その他の共済事業負債の純増減
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
棚卸資産の純増減
支払手形及び経済事業未払金の純増減
経済受託債務の純増減
その他の経済事業資産の純増減
その他の経済事業負債の純増減
26
(単位:千円)
科 目
27年度
26年度
(自平成27年1月1日
(自平成26年1月1日
至平成27年12月31日)
至平成26年12月31日)
(その他の資産及び負債の増減)
その他の資産の純増減
△ 22,508
2,697
その他の負債の純増減
△ 1,583
487
未払消費税等の増減額
△ 6,232
2,897
信用事業資金運用による収入
167,672
169,764
信用事業資金調達による支出
△ 24,063
△ 20,612
共済貸付金利息による収入
762
856
共済借入金利息による支出
△ 762
△ 856
△ 9,843
△ 7,655
△ 35,335
39,268
10,432
10,443
-
-
△ 610
△ 610
△ 25,512
49,102
有価証券の取得による支出
-
-
有価証券の売却による収入
-
-
有価証券の償還による収入
12,001
11,501
金銭の信託の増加による支出
-
-
金銭の信託の減少による収入
-
-
補助金の受入れによる収入
-
2,538
固定資産の取得による支出
△ 32,384
△ 22,806
固定資産の売却による収入
31
-
△ 17,476
△ 19,349
17,785
14,674
△ 20,043
△ 13,441
設備借入れによる収入
-
-
設備借入金の返済による支出
-
-
出資の増額による収入
-
-
事業の利用分量に対する配当金の支払額
小 計
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 3,630
△ 2,810
回転出資金の受入による収入
-
-
回転出資金の払戻しによる支出
-
-
△ 265
△ 245
出資の払戻しによる支出
持分の取得による支出
1,095
-
出資配当金の支払額
△ 5,292
△ 5,595
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 8,092
△ 8,650
4 現金及び現金同等物に係る換算差額
-
-
△ 53,648
27,009
6 現金及び現金同等物の期首残高
187,205
160,354
7 現金及び現金同等物の期末残高
133,556
187,205
持分の譲渡による収入
5 現金及び現金同等物の増加額(又は減少額)
27
4.注記表
平成27年度
平成26年度
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1) 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価
基準及び評価方法
① その他有価証券
ア.時価のあるもの :期末日の市場価格等に
基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により
算定)
イ.時価のないもの :移動平均法による原価
法
なお、取得価額と債権金額との差額のうち金
利調整と認められる部分については償却原価
法による取得価額の修正を行っています。
(2) 棚卸資産の評価基準及び評価方法
① 購買品については、売価還元法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ
り行っています。
② その他の棚卸資産については、最終仕入原価
法による原価法(収益性の低下による簿価切下
げの方法)により行っています。
(3) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による
定率法を採用しています。ただし、平成10年4
月1日以降取得した建物(建物附属設備は除く
)については、定額法を採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法
人税法に規定する方法と同一の基準によってい
ます。また、取得価額10万円以上20万円未満の
少額減価償却資産については、法人税法の規定
に基づき、3年間で均等償却を行っています。
っています。
② 無形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による
定額法を採用しています。なお、自組合利用の
ソフトウェアについては、利用可能期間(5年
)に基づく定額法により償却しています。
(4) 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程
、資産査定事務要領、経理規程及び資産の償却
・引当規程に則り、次のとおり計上しています
。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実
が発生している債務者(破綻先)に係る債権
、及びそれと同等の状況にある債務者(実質
破綻先)に係る債権については、債権額から
担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額を計上していま
す。
また、現在は経営破綻の状況にはないが、
28
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1) 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価
基準及び評価方法
① その他有価証券
ア.時価のあるもの :期末日の市場価格等に
基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により
算定)
イ.時価のないもの :移動平均法による原価
法
なお、取得価額と債権金額との差額のうち金
利調整と認められる部分については償却原価
法による取得価額の修正を行っています。
(2) 棚卸資産の評価基準及び評価方法
① 購買品については、売価還元法による原価法
(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ
り行っています。
② その他の棚卸資産については、最終仕入原価
法による原価法(収益性の低下による簿価切下
げの方法)により行っています。
(3) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による
定率法を採用しています。ただし、平成10年4
月1日以降取得した建物(建物附属設備は除く
)については、定額法を採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法
人税法に規定する方法と同一の基準によってい
ます。また、取得価額10万円以上20万円未満の
少額減価償却資産については、法人税法の規定
に基づき、3年間で均等償却を行っています。
っています。
② 無形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による
定額法を採用しています。なお、自組合利用の
ソフトウェアについては、利用可能期間(5年
)に基づく定額法により償却しています。
(4) 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程
、資産査定事務要領、経理規程及び資産の償却
・引当規程に則り、次のとおり計上しています
。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実
が発生している債務者(破綻先)に係る債権
、及びそれと同等の状況にある債務者(実質
破綻先)に係る債権については、債権額から
担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額を計上していま
す。
また、現在は経営破綻の状況にはないが、
平成27年度
平成26年度
今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者(破綻懸念先)に係る債権につ
いては、債権額から担保の処分可能見込額及
び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判
断して必要と認められる額を計上しています
。
上記以外の債権については、貸倒実績率で
算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
い金額を計上しています。なお、この基準に
基づき、当期は租税特別措置法第57条の9に
より算定した金額に基づき計上しています。
(または、当期は貸倒実績率で算定した金額
に基づき計上しています。)
すべての債権は、資産査定規程に基づき、
資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
から独立した資産監査部署が査定結果を監査
しており、その査定結果に基づいて上記の引
当を行っています。
② 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるた
め、支給見込額のうち当年度負担分を計上して
います。
③ 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当年度末にお
ける退職給付債務及び年金資産の見込に基づき
、当年度に発生していると認められる額を計上
しています。なお、退職給付引当金及び退職給
付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合
要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡
便法を適用しています。
(5) リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
れるもの以外のファイナンス・リース取引のうち
、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったもの
については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じ
た会計処理によっています。
(6) 消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式
によっています。
(7) 記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示してお
り、金額千円未満の科目については「0」で表示
しています。
2.貸借対照表に関する注記
(1) 有形固定資産に係る圧縮記帳額
土地収用法、また、国庫補助金等の受領により
、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮
記帳額は1,600,266千円であり、その内訳は、次
のとおりです。
建物 763,286千円 機械及び装置 806,250千円
今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認め
られる債務者(破綻懸念先)に係る債権につ
いては、債権額から担保の処分可能見込額及
び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判
断して必要と認められる額を計上しています
。
上記以外の債権については、貸倒実績率で
算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多
い金額を計上しています。なお、この基準に
基づき、当期は租税特別措置法第57条の9に
より算定した金額に基づき計上しています。
(または、当期は貸倒実績率で算定した金額
に基づき計上しています。)
すべての債権は、資産査定規程に基づき、
資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署
から独立した資産監査部署が査定結果を監査
しており、その査定結果に基づいて上記の引
当を行っています。
② 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるた
め、支給見込額のうち当年度負担分を計上して
います。
③ 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当年度末にお
ける退職給付債務及び年金資産の見込に基づき
、当年度に発生していると認められる額を計上
しています。なお、退職給付引当金及び退職給
付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合
要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡
便法を適用しています。
(5) リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
れるもの以外のファイナンス・リース取引のうち
、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったもの
については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じ
た会計処理によっています。
(6) 消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式
によっています。
(7) 記載金額の端数処理
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示してお
り、金額千円未満の科目については「0」で表示
しています。
2.貸借対照表に関する注記
(1) 有形固定資産に係る圧縮記帳額
土地収用法、また、国庫補助金等の受領により
、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮
記帳額は1,600,266千円であり、その内訳は、次
のとおりです。
建物 763,286千円 機械及び装置 806,250千円
29
平成27年度
平成26年度
その他の有形固定資産 30,729千円
(2) 減損損失累計額の表示方法
減価償却累計額には、減損損失累計額58,982千
円が含まれております。
(3) リース契約により使用する重要な固定資産の内容
貸借対照表に計上した固定資産のほか、業務車両
33台、共済端末機9台、Lablet's端末機8台及び洗車
機については、リース契約により使用しています。
(4) 担保に供されている資産の内容及びその金額
担保に供されている資産は、為替決済時の代用
として定期預金300,000千円、相互援助預金とし
て定期預金2,276,000千円を差し入れています。
(5) 役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権
の総額は39,750千円です。
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務
はありません。
(5) 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその
内訳
貸出金のうち、延滞債権額は115,445千円、破綻
先債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和
債権額はありません。
① 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延
が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがな
いものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利
息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法
施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第
3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4
号に規定する事由が生じている貸出金です。
② 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であっ
て、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予した
貸出金以外の貸出金です。
③ 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支
払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延して
いる貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当し
ないものです。
④ 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として、金利の減免、
利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行った貸
出金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延
滞債権に該当しないものです。
以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上
延滞債権額の合計額は115,445千円であり、貸倒
引当金控除前の金額です。
3.損益計算書に関する注記
(1) 減損損失の認識基準及び計上方法
① グルーピングの概要
その他の有形固定資産 30,729千円
(2) 減損損失累計額の表示方法
減価償却累計額には、減損損失累計額58,114千
円が含まれております。
(3) リース契約により使用する重要な固定資産の内容
貸借対照表に計上した固定資産のほか、業務車両
33台、共済端末機9台、Lablet's端末機8台及び洗車
機については、リース契約により使用しています。
(4) 担保に供されている資産の内容及びその金額
担保に供されている資産は、為替決済時の代用
として定期預金300,000千円、相互援助預金とし
て定期預金2,241,000千円を差し入れています。
(5) 役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権
の総額は50,795千円です。
理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務
はありません。
(5) 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその
内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は16,417千円、延滞
債権額は125,793千円、3カ月以上延滞債権額及び貸
出条件緩和債権額はありません。
① 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延
が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがな
いものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利
息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法
施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第
3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4
号に規定する事由が生じている貸出金です。
② 延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であっ
て、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予した
貸出金以外の貸出金です。
③ 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支
払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延して
いる貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当し
ないものです。
④ 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として、金利の減免、
利息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行った貸
出金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延
滞債権に該当しないものです。
以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上
延滞債権額の合計額は142,210千円であり、貸倒
引当金控除前の金額です。
3.損益計算書に関する注記
(1) 減損損失の認識基準及び計上方法
① グルーピングの概要
30
平成27年度
平成26年度
麻生津支所・文殊支所・上文殊支所・文寿殿
及び8号線給油所については施設単位でグルー
ピングをしています。また、本所、購買センタ
ー、農機具センター、カントリー、ライスセン
ター、育苗センター、農業倉庫及び農産物直売
所については、独立したキャッシュ・フローを
生み出さないものの、他の資産グループのキャ
ッシュ・フローの生成に寄与していることから、
JA全体の共用資産としております。また、杉
の木台ガス基地跡地、旧文殊給油所跡地及び旧
杉の木台支所については、遊休資産としており
ます。
② 減損損失を認識した資産又は資産グループの
概要並びに減損損失の金額及びその内訳
当年度に減損損失を計上した固定資産は、以
下のとおりです。
(単位:千円)
場所
文寿殿
旧文殊給油所跡地
用途
営業用店舗
遊休
種類
建物
土地
その他
―
業務外固定資産
3,396
12
金額
(建物 3,396)
(土地 12)
3,409
合計
(土地 12)
(建物 3,396)
③ 減損損失を認識するに至った経緯
文寿殿、8号線給油所については、当該店舗
の営業収支が2期連続赤字であると同時に、短
期的に業績の回復が見込まれないことから、帳
簿価額を回収可能価額まで減額し、当年度減少
額を減損損失として認識しました。
また、旧文殊給油所跡地は遊休資産であるこ
とから、固定資産税評価額で評価し帳簿価額と
の差額を減損損失として認識しました。
④ 回収可能価額の算定方法
文寿殿固定資産の回収可能価額については使
用価値を採用しており、適用した割引率は6.7%
です。
旧文殊給油所跡地の回収可能価額は正味売却
可能価額を採用しており、その時価は固定資産
税評価額に基づき算定しております。
4.金融商品に関する注記
(1) 金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当組合は組合員や地域から預かった貯金を原
資に、組合員や地域内の企業や団体などへ貸付
け、残った余裕金を福井県信用農業協同組合連
合会へ預けているほか、国債による運用を行っ
ています。
② 金融商品の内容及びそのリスク
麻生津支所・文殊支所・上文殊支所・文寿殿
及び8号線給油所については施設単位でグルー
ピングをしています。また、本所、購買センタ
ー、農機具センター、カントリー、ライスセン
ター、育苗センター、農業倉庫及び農産物直売
所については、独立したキャッシュ・フローを
生み出さないものの、他の資産グループのキャ
ッシュ・フローの生成に寄与していることから、
JA全体の共用資産としております。また、杉
の木台ガス基地跡地、旧文殊給油所跡地及び旧
杉の木台支所については、遊休資産としており
ます。
② 減損損失を認識した資産又は資産グループの
概要並びに減損損失の金額及びその内訳
当年度に減損損失を計上した固定資産は、以
下のとおりです。
(単位:千円)
場所
文寿殿
8号線給油所
用途
営業用店舗
営業用店舗
種類
器具・備品
器具・備品
その他
―
―
304
73
金額
(器具・備品 304) (器具・備品 73)
場所 旧文殊給油所跡地
旧杉の木台支所
用途
遊休
遊休
種類
土地
建物
その他 業務外固定資産
業務外固定資産
12
2,511
金額
(土地 12)
(建物 2,511)
2,901
(土地 12)
合計
(建物 2,511)
(器具・備品 377)
③ 減損損失を認識するに至った経緯
文寿殿、8号線給油所については、当該店舗
の営業収支が2期連続赤字であると同時に、短
期的に業績の回復が見込まれないことから、帳
簿価額を回収可能価額まで減額し、当年度減少
額を減損損失として認識しました。
また、旧文殊給油所跡地は遊休資産であるこ
とから、固定資産税評価額で評価し帳簿価額と
の差額を減損損失として認識しました。
さらに、旧杉の木台支所は遊休資産とし早期
処分対象であることから、処分可能価額で評価
しその差額を減損損失として認識しました。
④ 回収可能価額の算定方法
文寿殿固定資産の回収可能価額については使
用価値を採用しており、適用した割引率は6.7%
です。
8号線給油所固定資産資産の回収可能価額に
ついても使用価値を採用しており、適用した割
31
平成27年度
平成26年度
当組合が保有する金融資産は、主として当組
合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券
であり、貸出金は組合員等の契約不履行によっ
てもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資
目的(その他有価証券)で保有しています。こ
れらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク
及び市場価格の変動リスクに晒されています。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
ア.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件に
ついては理事会において対応方針を決定して
います。また、通常の貸出取引については、
本所に審査部を設置し各支所との連携を図り
ながら、与信審査を行っています。審査にあ
たっては、取引先のキャッシュ・フローなど
により償還能力の評価を行うとともに、担保
評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信
判定を行っています。貸出取引において資産
の健全性の維持・向上を図るため、資産の自
己査定を厳正に行っています。不良債権につ
いては管理・回収方針を作成・実施し、資産
の健全化に取り組んでいます。また、資産自
己査定の結果、貸倒引当金については「資産
の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し
、資産及び財務の健全化に努めています。
イ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスク
などの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図
っています。このため、財務の健全性維持と
収益力強化とのバランスを重視したALMを
基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し金融情勢の変化に機敏に対応できる柔
軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場
動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当
組合の保有有価証券ポートフォリオの状況や
ALMなどを考慮し、理事会において運用方
針を定めるとともに、経営層で構成する金利
設定委員会を定期的に開催して、日常的な情
報交換及び意思決定を行っています。運用部
門は、理事会で決定した運用方針及び金利設
定委員会で決定された方針などに基づき、有
価証券の売買やリスクヘッジを行っています。
運用部門が行った取引についてはリスク管理
部門が適切な執行を行っているかどうかチェ
ックし定期的にリスク量の測定を行い経営層
に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてト
32
引率は上記と同様です。
旧文殊給油所跡地の回収可能価額は正味売却
可能価額を採用しており、その時価は固定資産
税評価額に基づき算定しております。
4.金融商品に関する注記
(1) 金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当組合は組合員や地域から預かった貯金を原
資に、組合員や地域内の企業や団体などへ貸付
け、残った余裕金を福井県信用農業協同組合連
合会へ預けているほか、国債による運用を行っ
ています。
② 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組
合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券
であり、貸出金は組合員等の契約不履行によっ
てもたらされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は、主に債券であり、純投資
目的(その他有価証券)で保有しています。こ
れらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク
及び市場価格の変動リスクに晒されています。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
ア.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件に
ついては理事会において対応方針を決定して
います。また、通常の貸出取引については、
本所に審査部を設置し各支所との連携を図り
ながら、与信審査を行っています。審査にあ
たっては、取引先のキャッシュ・フローなど
により償還能力の評価を行うとともに、担保
評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信
判定を行っています。貸出取引において資産
の健全性の維持・向上を図るため、資産の自
己査定を厳正に行っています。不良債権につ
いては管理・回収方針を作成・実施し、資産
の健全化に取り組んでいます。また、資産自
己査定の結果、貸倒引当金については「資産
の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し
、資産及び財務の健全化に努めています。
イ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスク
などの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図
っています。このため、財務の健全性維持と
収益力強化とのバランスを重視したALMを
基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し金融情勢の変化に機敏に対応できる柔
軟な財務構造の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場
動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当
組合の保有有価証券ポートフォリオの状況や
平成27年度
平成26年度
レーディング目的以外の金融商品です。当組
合において、主要なリスク変数である金利リ
スクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、
有価証券のうちその他有価証券に分類してい
る債券、貸出金、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負
債について、期末後1年程度の金利の合理的
な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、
金利の変動リスクの管理にあたっての定量的
分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であ
ると仮定し、当年度末現在、指標となる金利
が0.1%下落したものと想定した場合には、
経済価値が7,935千円減少するものと把握して
います。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一
定の場合を前提としており、金利とその他の
リスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える
変動が生じた場合には、算定額を超える影響
が生じる可能性があります。
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、
運用・調達について月次の資金計画を作成し
、安定的な流動性の確保に努めています。ま
た、市場流動性リスクについては、投資判断
を行う上での重要な要素と位置付け、商品ご
とに異なる流動性(換金性)を把握したうえ
で、運用方針などの策定の際に検討を行って
います。
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補
足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)
には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格
がない場合には合理的に算定された価額(これ
に準ずる価額を含む)が含まれています。当該
価額の算定においては一定の前提条件等を採用
しているため、異なる前提条件等によった場合
当該価額が異なることもあります。
(2) 金融商品の時価に関する事項
① 金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及
ALMなどを考慮し、理事会において運用方
針を定めるとともに、経営層で構成する金利
設定委員会を定期的に開催して、日常的な情
報交換及び意思決定を行っています。運用部
門は、理事会で決定した運用方針及び金利設
定委員会で決定された方針などに基づき、有
価証券の売買やリスクヘッジを行っています。
運用部門が行った取引についてはリスク管理
部門が適切な執行を行っているかどうかチェ
ックし定期的にリスク量の測定を行い経営層
に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてト
レーディング目的以外の金融商品です。当組
合において、主要なリスク変数である金利リ
スクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、
有価証券のうちその他有価証券に分類してい
る債券、貸出金、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負
債について、期末後1年程度の金利の合理的
な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、
金利の変動リスクの管理にあたっての定量的
分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であ
ると仮定し、当年度末現在、指標となる金利
が0.1%下落したものと想定した場合には、
経済価値が4,960千円減少するものと把握して
います。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一
定の場合を前提としており、金利とその他の
リスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える
変動が生じた場合には、算定額を超える影響
が生じる可能性があります。
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、
運用・調達について月次の資金計画を作成し
、安定的な流動性の確保に努めています。ま
た、市場流動性リスクについては、投資判断
を行う上での重要な要素と位置付け、商品ご
とに異なる流動性(換金性)を把握したうえ
で、運用方針などの策定の際に検討を行って
います。
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補
足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)
には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格
がない場合には合理的に算定された価額(これ
に準ずる価額を含む)が含まれています。当該
価額の算定においては一定の前提条件等を採用
しているため、異なる前提条件等によった場合
びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認
められるものについては、次表には含めず③に
記載しています。
33
平成27年度
平成26年度
(単位:千円)
貸借対象
表計上額
時価
預
金 21,105,533 21,083,851
1,003
1,003
有 価 証 券
その他有価証券
1,003
貸出金
2,137,853
貸倒引当金(*)
△ 64,305
貸倒引当金控除後
2,073,547
1,003
2,127,290
差額
△ 21,682
-
びこれらの差額は、次のとおりです。
-
なお、時価を把握することが極めて困難と認
められるものについては、次表には含めず③に
記載しています。
(単位:千円)
53,742
資
産
計
224
貯
金 22,929,409 22,929,633
224
負
債
計 22,929,409 22,929,633
(*)貸出金に対する一般貸倒引当金及び個別
貸倒引当金を控除しています。
② 金融商品の時価の算定方法
【資産】
ア.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額
と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ています。満期のある預金については、期間に
基づく区分ごとに、リスクフリーレートである
円Libor・スワップレートで割り引いた現
在価値を時価に代わる金額として算定していま
す。
イ.有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格に
よっています。
ウ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期
間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状
態が実行後大きく異なっていない限り、時価は
帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額
によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類
及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額
をリスクフリーレートである円Libor・ス
ワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を
控除して時価に代わる金額として算定していま
す。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を
喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引
当金を控除した額を時価に代わる金額としてい
ます。
【負債】
ア.貯金
要求払貯金については、決算日に要求され
た場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなして
います。また、定期性貯金については、期間
に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フ
ローをリスクフリーレートである円Libo
r・スワップレートで割り引いた現在価値を
23,180,083
23,212,144
当該価額が異なることもあります。
(2) 金融商品の時価に関する事項
① 金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及
貸借対象
32,060
34
表計上額
時価
預
金 20,933,358 20,912,371
13,122
13,122
有 価 証 券
その他有価証券
13,122
貸出金
2,154,842
貸倒引当金(*)
△ 72,206
貸倒引当金控除後
2,082,635
差額
△ 21,578
-
13,122
-
2,145,790
63,155
41,576
資
産
計 23,029,707 23,071,284
1,480
貯
金 22,705,714 22,707,194
22,705,714
22,707,194
1,480
負
債
計
(*)貸出金に対する一般貸倒引当金及び個別
貸倒引当金を控除しています。
② 金融商品の時価の算定方法
【資産】
ア.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額
と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ています。満期のある預金については、期間に
基づく区分ごとに、リスクフリーレートである
円Libor・スワップレートで割り引いた現
在価値を時価に代わる金額として算定していま
す。
イ.有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格に
よっています。
ウ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期
間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状
態が実行後大きく異なっていない限り、時価は
帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額
によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類
及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額
をリスクフリーレートである円Libor・ス
ワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を
控除して時価に代わる金額として算定していま
す。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を
喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引
当金を控除した額を時価に代わる金額としてい
ます。
平成27年度
平成26年度
時価に代わる金額として算定しています。
③ 時価を把握することが極めて困難と認められ
る金融商品は次のとおりであり、これらは①の
金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
種
類 貸借対照表計上額
外 部 出 資
891,744
合
計
891,744
④ 金銭債権の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
有価証券
種類
預金
その他有価証券
貸出金
(*1,2)
合計
のうち満期がある者
1 年 以 内
1,003 290,745 21,397,281
1年超2年以内
- 188,017 188,017
-
2年超3年以内
-
- 177,508 177,508
3年超4年以内
-
- 139,285 139,285
4年超5年以内
-
- 112,519 112,519
5 年 超
-
- 1,180,851 1,180,851
(*1)貸出金のうち、当座貸越43,912千円につ
いては「1年以内」に含めています。
また、期限のない劣後特約ローンについて
は「5年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権48,925
千円は償還時期の予定が見込まれないため、
含めていません。
⑤ 有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
種
類 貯金(*1)
合計
1
年
以
内
17,725,558
17,725,558
1年超2年以内
3,558,551
3,558,551
2年超3年以内
1,497,019
1,497,019
3年超4年以内
105,585
105,585
4年超5年以内
42,694
42,694
-
-
5
年
超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年
以内」含めて開示しています。
5.有価証券に関する注記
(1) 有価証券の時価、評価差額に関する事項は、次
のとおりです。これらには、「外部出資」中の株
式が含まれています。
① その他有価証券で時価のあるもの
その他有価証券において、償却原価、貸借対
照表計上額及びこれらの差額については、次の
とおりです。
(単位:千円)
貸借対照
種 類 償却原価
評価差額
表計上額
貸借対照表計上額が
3
国 債
1,000
1,003
償却原価を超えるも
の
小 計
1,000
1,003
3
合 計
1,000
1,003
3
21,105,533
35
【負債】
ア.貯金
要求払貯金については、決算日に要求され
た場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなして
います。また、定期性貯金については、期間
に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フ
ローをリスクフリーレートである円Libo
r・スワップレートで割り引いた現在価値を
時価に代わる金額として算定しています。
③ 時価を把握することが極めて困難と認められ
る金融商品は次のとおりであり、これらは①の
金融商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
種
類 貸借対照表計上額
外 部 出 資
892,053
合
計
892,053
④ 金銭債権の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
有価証券
種類
預金
その他有価証券
貸出金
(*1,2)
合計
のうち満期がある者
1 年 以 内
12,000 302,363 21,247,721
-
1,000 197,035 198,035
2年超3年以内
-
- 168,846 168,846
3年超4年以内
-
- 161,188 161,188
4年超5年以内
-
- 123,447 123,447
5 年 超
-
- 1,133,504 1,133,504
(*1)貸出金のうち、当座貸越42,123千円につ
いては「1年以内」に含めています。
また、期限のない劣後特約ローンについて
は「5年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権68,457
千円は償還時期の予定が見込まれないため、
含めていません。
⑤ 有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
種
類 貯金(*1)
合計
1
年
以
内
18,464,609
18,464,609
1年超2年以内
3,131,581
3,131,581
2年超3年以内
942,378
942,378
3年超4年以内
76,562
76,562
4年超5年以内
88,582
88,582
2,000
2,000
5
年
超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年
以内」含めて開示しています。
5.有価証券に関する注記
(1) 有価証券の時価、評価差額に関する事項は、次
のとおりです。これらには、「外部出資」中の株
式が含まれています。
① その他有価証券で時価のあるもの
1年超2年以内
20,933,358
平成27年度
平成26年度
(*)なお、上記評価差額から繰延税金負債0千円
を差し引いた額2千円が、「その他有価証券評価
差額金」に含まれています。
6.退職給付に関する注記
(1) 採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に
基づき、退職一時金制度を採用しています。また
、この制度に加え、全共連等との契約に基づく確
定給付年金制度及び全国役職員共済会との契約に
基づく退職給付制度を採用しています。
なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算
に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職
給付債務とする方法を用いた簡便法を適用してい
ます。
(2) 退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
80,647 千円
期首における退職給付引当金
22,427 千円
退職給付費用
△ 17,101 千円
退職給付の支払額
特定退職共済制度等への拠出金 △ 18,836 千円
67,137 千円
期末における退職給付引当金
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対
照表に計上された退職給付引当金の調整表
422,515 千円
退職給付債務
△ 355,377 千円
特定退職共済制度等
67,137 千円
未積立退職給付債務
67,137
退職給付引当金
千円
(4) 退職給付に関する損益
勤務費用
22,427 千円
退職給付費用
22,427 千円
(5) 特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険
制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を
図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する
等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合
(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費
用に充てるため拠出した特例業務負担金4,234千円
を含めて計上しています。
なお、同組合より示され平成27年3月現在におけ
る平成44年3月までの特例業務負担金の将来見込額
は、62,302千円となっています。
7.税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な
内訳等
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主
な内訳
繰延税金資産
個別貸倒引当金限度超過額
16,129 千円
退職給付引当金
18,570 千円
減価償却超過額(減損)
8,764 千円
土地(減損)
1,253 千円
借地権
1,182 千円
36
その他有価証券において、償却原価、貸借対
照表計上額及びこれらの差額については、次の
とおりです。
(単位:千円)
貸借対照
種 類 償却原価
評価差額
表計上額
貸借対照表計上額が
国 債 13,000 13,122
121
償却原価を超えるも
の
小 計 13,000 13,122
121
合 計
13,000 13,122
121
(*)なお、上記評価差額から繰延税金負債33千円
を差し引いた額87千円が、「その他有価証券評価
差額金」に含まれています。
6.退職給付に関する注記
(1) 採用している退職給付制度
職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に
基づき、退職一時金制度を採用しています。また
、この制度に加え、全共連等との契約に基づく確
定給付年金制度及び全国役職員共済会との契約に
基づく退職給付制度を採用しています。
なお、退職給付引当金及び退職給付費用の計算
に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職
給付債務とする方法を用いた簡便法を適用してい
ます。
(2) 退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
82,249 千円
期首における退職給付引当金
19,949 千円
退職給付費用
△ 2,744 千円
退職給付の支払額
特定退職共済制度等への拠出金 △ 18,806 千円
80,647 千円
期末における退職給付引当金
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対
照表に計上された退職給付引当金の調整表
439,645 千円
退職給付債務
△ 358,997 千円
特定退職共済制度等
80,647 千円
未積立退職給付債務
80,647 千円
退職給付引当金
(4) 退職給付に関する損益
勤務費用
19,949 千円
退職給付費用
19,949 千円
(5) 特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険
制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を
図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する
等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合
(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費
用に充てるため拠出した特例業務負担金4,539千円
を含めて計上しています。
なお、同組合より示され平成26年3月現在におけ
る平成44年3月までの特例業務負担金の将来見込額
は、69,914千円となっています。
7.税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な
平成27年度
賞与引当金限度超過額
未払費用否認額
繰越欠損金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計(A)
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計(B)
繰延税金資産の純額(A)+(B)
平成26年度
708
1,762
17,107
1,152
66,631
36,220
30,411
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
0
千円
0
30,410 千円
(2) 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な
原因
27.66 %
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
2.66 %
△ 7.54 %
事業分量配当
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目 △ 3.76 %
1.69 %
住民税均等割
△ 5.90 %
還付金等
△ 28.58 %
繰越欠損金による調整額
19.06 %
評価性引当額の増減
△
1.09 %
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
4.20 %
内訳等
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主
な内訳
繰延税金資産
個別貸倒引当金限度超過額
19,381 千円
退職給付引当金
22,307 千円
減価償却超過額(減損)
9,331 千円
土地(減損)
1,249 千円
借地権
1,182 千円
賞与引当金限度超過額
627 千円
未払費用否認額
1,566 千円
その他
5,008 千円
繰延税金資産小計
60,654 千円
評価性引当額
29,335 千円
繰延税金資産合計(A)
31,318 千円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
△ 33 千円
繰延税金負債合計(B)
△ 33 千円
繰延税金資産の純額(A)+(B)
31,285 千円
(2) 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な
原因
29.39 %
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
3.62 %
受取配当金等永久に益金に算入されない
項目 △ 6.20 %
2.61 %
住民税均等割
△ 19.45 %
8.キャッシュ・フロー計算書に関する注記
評価性引当額の増減
0.53 %
(1) 現金及び現金同等物の資金の範囲
その他
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
税効果会計適用後の法人税等の負担率
10.50 %
は、貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、
「現金」及び「預金」中の当座預金、普通預金及
び通知預金となっています。
(3) 税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負
(2) 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対諸表に
債への影響額
掲記されている科目の金額との関係
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26
132,915 千円
現金及び預金勘定
年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平
別段預金、定期性預金
成26年4月1日以後に開始する年度から復興特別法
21,050,641 千円
及び譲渡性預金
人税が廃止されることとなり、また、地方法人税
133,556 千円
現金及び現金同等物
法(平成26年法律第11号)についても平成26年3月
31日に公布され、平成26年10月1日以後に開始する
年度から地方法人税が創設されることとなりまし
た。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債
の計算に使用した法定実効税率は、平成27年1月1
日に開始する年度に解消が見込まれる一時差異等
については前年度の29.39%から27.66%に変更さ
れました。
これらの変更による影響は軽微です。
37
平成27年度
平成26年度
8.キャッシュ・フロー計算書に関する注記
(1) 現金及び現金同等物の資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
は、貸借対照表上の「現金」及び「預金」のうち、
「現金」及び「預金」中の当座預金、普通預金及
び通知預金となっています。
(2) 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対諸表に
掲記されている科目の金額との関係
185,797 千円
現金及び預金勘定
別段預金、定期性預金
20,831,408 千円
及び譲渡性預金
160,354 千円
現金及び現金同等物
38
5.剰余金処分計算書
科 目
27年度
1 当期未処分剰余金
46,333,712
2 剰余金処分額
32,416,000
(1) 利益準備金
7,000,000
(2) 任意積立金
10,000,000
リスク管理積立金
10,000,000
(3) 出資配当金
5,541,371
普通出資に対する配当金
5,541,371
(4) 事業分量配当金
9,843,175
4 次期繰越剰余金
13,949,166
(注)
1.普通出資に対する配当金及び後配出資に対する配当の割合は、次のとおりです。
(1) 普通出資に対する配当の割合
平成27年度 1% 平成26年度 1%
(単位:円)
26年度
31,383,785
20,525,395
4,200,000
5,572,825
5,572,825
10,752,570
10,858,390
2.事業分量配当金の基準は、次のとおりです。
平成27年度 米1俵(60kg)につき300円
平成26年度 米1俵(60kg)につき300円
3.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。
種 類
目 的
農業、生活関連施設積立金 農業、生活関連施設の取得
I T 関 連 積 立 金 IT関連設備の取得
リ ス ク 管 理 積 立 金 リスク管理の対策
税 効 果 積 立 金 毎年度算定される税効果相当額
目標額
500,000
50,000
100,000
税効果相当額
積立基準
1.処分対象剰余金から利益準備金、次期繰越金及び配当
予定額を控除した後、繰延税金資産相当額が増加した場
合、税効果相当額は必ず積立するものとする。
2.税効果相当額以外について、それぞれ80%以内で積
立てるものとする。
4.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための
繰越額が含まれています。
平成27年度 2,000千円 平成26年度 1,050千円
39
6.部門別損益計算書
〔平成27年度〕
(単位:千円)
科 目
事
事
事
業
収
業
業
益
費
総
用
利
業
管
理
事
402,039
5,990
②
820,411
33,466
6,318
444,096
323,778
12,752
486,302
143,953
157,126
113,723
78,260
△ 6,761
462,131
109,167
96,033
141,963
81,610
33,357
益
③
費
④
⑤')
(34,852)
(3,819)
(2,615)
(26,347)
(983)
(1,086)
(320,400)
(71,003)
(74,365)
(89,979)
(60,207)
(24,844)
※うち共通管理費⑥
12,506
9,741
16,511
8,594
3,493
△ 50,848
(うち減価償却費⑦)
(487)
(379)
(643)
(334)
(136)
(△1,981)
(うち人件費 ⑦')
(7,692)
(5,991)
(10,156)
(5,291)
(2,138)
(△31,271)
34,785
61,093
△ 28,239
△ 3,349
△ 40,119
業
利
益
⑧
業
外
収
益
⑨
業
外
費
用
⑪
常
利
益
⑬
(⑧+⑨-⑪)
特
24,170
19,822
4,321
別
利
益
⑭
39,672
6,639
6,963
3,520
2,052
646
3,058
1,800
3,894
1,789
682
1,062
827
1,403
730
296
1,062
827
1,403
730
208
40,362
67,228
△ 26,122
△ 2,027
△ 39,769
31
※ う ち 共 通 分 ⑮
特
共通管理費等
557,820
※ う ち 共 通 分 ⑫
経
営農指導
事 業
163,444
※ う ち 共 通 分 ⑩
事
生活その他
事 業
177,419
(③-④)
事
農業関連
事 業
1,306,714
(うち減価償却費⑤)
(うち人件費
共 済
事 業
①
(①-②)
事
信 用
事 業
計
別
損
失
⑯
3,591
※ う ち 共 通 分 ⑰
税 引 前 当 期 利 益 ⑱
(⑬+⑭-⑯)
36,111
営農指導事業分配賦額⑲
7
6
10
5
2
7
6
10
5
2
47
37
63
3,429
13
47
37
63
32
13
40,322
67,197
△ 26,175
△ 5,451
△ 39,780
10,779
11,311
9,560
8,129
△ 39,780
29,542
55,886
△ 35,736
△ 13,581
営農指導事業分配賦後
税 引 前 当 期 利 益 ⑳
36,111
(⑱-⑲)
(注) ⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分である。
1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。
(1) 共通管理費等
人頭割(50%)+共通共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割(50%)
(2) 営農指導事業
均等割(50%)+事業総利益割(50%)
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。
区 分
信用事業
共済事業
(単位:%)
農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業
共通管理費等
24.60
19.16
32.47
16.90
営農指導事業
27.10
28.43
24.03
20.44
40
6.87
計
100%
100%
△ 11,226
△ 4,232
△ 31
△ 195
〔平成26年度〕
(単位:千円)
科 目
信 用
事 業
計
共 済
事 業
農業関連
事 業
生活その他
事 業
営農指導
事 業
共通管理費等
事
業
収
益
①
1,476,103
177,526
155,878
652,887
483,534
6,276
事
業
費
用
②
982,887
21,455
5,317
501,653
440,611
13,848
493,216
156,070
150,560
151,234
42,922
△ 7,571
事
業
総
利
益
③
費
④
481,414
121,778
104,907
148,834
76,426
29,467
(うち減価償却費⑤)
(40,037)
(5,481)
(2,611)
(29,787)
(1,430)
(726)
(335,030)
(①-②)
事
業
管
理
(うち人件費
事
⑤')
(81,025)
(83,129)
(91,979)
(56,681)
(22,214)
※うち共通管理費⑥
15,687
11,995
19,975
9,178
3,499
△ 60,335
(うち減価償却費⑦)
(548)
(419)
(698)
(320)
(122)
(△2,109)
(うち人件費 ⑦')
(11,271)
(8,618)
(14,352)
(6,594)
(2,514)
(△43,352)
11,802
34,291
45,653
2,399
△ 33,503
△ 37,039
22,187
7,386
7,501
4,363
2,253
683
3,058
2,338
3,894
1,789
682
932
713
1,187
545
208
932
713
1,187
545
208
30,402
40,745
52,441
5,575
△ 31,795
△ 36,563
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
7,063
697
533
4,892
785
155
697
533
888
408
155
40,048
51,908
682
△ 32,580
△ 36,719
10,311
10,109
10,134
6,163
△ 36,719
29,736
41,798
△ 9,451
△ 38,744
業
利
益
⑧
(③-④)
事
業
外
収
益
⑨
※ う ち 共 通 分 ⑩
事
業
外
費
用
⑪
3,586
※ う ち 共 通 分 ⑫
経
常
利
益
⑬
(⑧+⑨-⑪)
特
別
利
益
⑭
※ う ち 共 通 分 ⑮
特
別
損
失
⑯
※ う ち 共 通 分 ⑰
税 引 前 当 期 利 益 ⑱
(⑬+⑭-⑯)
23,338
営農指導事業分配賦額⑲
営農指導事業分配賦後
税 引 前 当 期 利 益 ⑳
23,338
(⑱-⑲)
(注) ⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分である。
1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。
(1) 共通管理費等
人頭割(50%)+共通共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割(50%)
(2) 営農指導事業
均等割(50%)+事業総利益割(50%)
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。
区 分
信用事業
共済事業
(単位:%)
農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業
共通管理費等
26.00
19.88
33.11
15.21
営農指導事業
28.08
27.53
27.60
16.79
41
5.80
計
100%
100%
△ 11,764
△ 3,586
△ 2,682
7.財務諸表の正確性等にかかる確認
確認書
1 私は、当JAの平成27年1月1日から平成27年12月31日までの事業年度にかかる
ディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要
な点において、農業協同組合法施行規則に基づき適正に表示されていることを確認
いたしました。
2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、
有効に機能していることを確認しております。
(1) 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備
されております。
(2) 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を
検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告されております。
(3) 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成28年 4月25日
福井市南部農業協同組合
代表理事理事長 島﨑 昭彦 印
42
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
項 目
経常収益(事業収益)
信用事業収益
共済事業収益
農業関連事業収益
その他事業収益
経常利益
当期剰余金
出資金
(出資口数)
純資産額
総資産額
貯金等残高
貸出金残高
有価証券残高
剰余金配当金額
出資配当額
事業利用分量配当額
職員数(うち常傭含む)
単体自己資本比率
27年度
1,306,714
177,419
163,444
557,820
408,029
39,672
34,594
555,245
(111,049)
1,650,202
24,981,513
22,929,409
2,137,853
1,003
15,384
5,541
9,843
82
20.49%
26年度
1,476,103
177,526
155,878
652,887
489,810
30,402
20,888
558,875
(111,775)
1,634,818
25,182,650
22,705,714
2,154,842
13,122
16,325
5,572
10,752
84
20.44%
25年度
1,523,179
20,833
164,888
519,596
31,045
26,027
561,685
(112,337)
1,630,414
24,893,659
22,783,714
2,240,399
24,872
13,257
5,601
7,655
83
21.23%
(単位:千円、口、人、%)
24年度
23年度
1,594,800
2,011,328
45,040
196,328
176,255
191,392
607,721
1,105,987
625,192
517,619
24,194
26,487
9,709
19,017
564,080
566,300
(112,816)
(113,066)
1,617,087
1,621,168
24,969,027
24,470,388
22,829,402
22,295,851
2,178,481
2,971,588
48,363
60,895
9,577
11,339
5,624
5,620
3,952
5,719
87
85
20.21%
19.43%
(注)1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取り扱いは行っていません。
4.「単体自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」(平成
18年金融庁・農水省告示第2号)に基づき算出しております。なお、平成25年度以前は旧告示(バ
ーゼルⅡ)に基づく単体自己資本比率を記載しています。
43
2.利益総括表
項 目
27年度
26年度
155,280
2,973
△ 3,283
143,953
(0.63)
486,302
(1.82)
資金運用収支
役務取引等収支
その他信用事業収支
信用事業粗利益
(信用事業粗利益率)
事業粗利益
(事業粗利益率)
147,079
2,954
6,036
156,070
(0.69)
493,216
(1.86)
(単位:千円、%)
増 減
8,201
19
△ 9,319
△ 12,117
(△0.06)
△ 6,914
(△0.05)
3.資金運用収支の内訳
項 目
資金運用勘定
うち預金
うち有価証券
うち貸出金
資金調達勘定
うち貯金・定期積金
うち譲渡性貯金
うち借入金
総資金利ざや
27年度
平均残高
利 息
22,931,551
166,402
20,737,692
133,875
8,160
116
2,185,699
31,986
22,590,120
22,139
22,590,009
21,808
0
0
111
2
-
-
利回
0.73
0.65
1.42
1.46
0.10
0.10
0.00
1.80
0.62
平均残高
-
(単位:千円、%)
26年度
利 息
利回
168,424
0.74
131,759
0.64
274
1.43
36,026
1.65
21,345
0.10
21,139
0.09
(-)
0.00
3
1.20
-
0.64
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
項 目
27年度増減額
△ 2,022
2,116
△ 158
△ 4,040
794
669
0
△ 1
△ 2,816
受 取 利 息
うち預金
うち有価証券
うち貸出金
支 払 利 息
うち貯金・定期積金
うち譲渡性貯金
うち借入金
差 引
(単位:千円)
26年度増減額
1,013
5,018
△ 1,239
△ 2,774
1,381
1,530
0
2
△ 368
(注)1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。
44
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1) 貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
27年度
種 類
6,000,963
(26.6)
流動性貯金
16,578,068
(73.4)
定期性貯金
9,900
(0.0)
その他の貯金
22,588,931
(100.0)
計
(0.0)
譲渡性貯金
22,588,931
(100.0)
合 計
(単位:千円、%)
26年度
増 減
5,915,796
(26.5)
85,166
16,437,596
(73.5)
140,472
10,033
(0.0)
△ 133
22,363,425
(100.0)
225,505
(0.0)
22,363,425
(100.0)
225,505
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
3.( )内は構成比です。
② 定期貯金残高(法定)
27年度
種 類
15,843,493
(100.0)
定期貯金
15,843,493
(100.0)
うち固定金利定期
(0.0)
うち変動金利定期
(単位:千円、%)
26年度
増 減
15,973,312
(100.0)
△ 129,818
15,973,312
(100.0)
△ 129,818
(0.0)
(注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
3.( )内は構成比です。
(2) 貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
27年度
種 類
32,663
手形貸付金
1,976,711
証書貸付金
44,845
当座貸越
割引手形
132,000
金融機関貸付
2,186,219
合 計
26年度
8,233
1,992,740
45,050
132,000
2,178,024
② 貸出金の金利条件別内訳残高
27年度
種 類
1,414,958
(66.2)
固定金利貸出
678,982
(31.8)
変動金利貸出
43,912
(2.1)
その他金利貸出
2,137,853
(100.0)
合 計
(単位:千円)
増 減
24,429
△ 16,028
△ 205
8,195
(単位:千円、%)
26年度
増 減
1,394,912
(64.7)
20,045
717,805
(33.3)
△ 38,822
42,123
(2.0)
1,788
2,154,842
(100.0)
△ 16,988
(注)( )内は構成比です。
③ 貸出金の担保別内訳残高
27年度
種 類
51,471
貯金・定期積金等
有価証券
動 産 不動産
19,851
その他担保物
71,323
小 計
1,395,933
農業信用基金協会保証
その他保証
小 計
1,453,888
信 用
612,641
合 計
2,137,853
26年度
47,682
30,057
77,740
1,303,958
1,364,689
712,412
2,154,842
45
(単位:千円)
増 減
3,789
△ 10,206
△ 6,417
91,975
89,198
△ 99,770
△ 16,988
④ 債務保証見返額の担保別内訳残高
27年度
種 類
貯金・定期積金等
有価証券
動 産
不動産
その他担保物
小 計
信 用
合 計
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
種 類
27年度
設備資金
1,882,525
-
-
(単位:千円、%)
増 減
9,720
(86.9)
(88.1)
26年度
1,872,805
255,328
(11.9)
282,036
(13.1)
△ 26,708
2,137,853
(100.0)
2,154,842
(100.0)
△ 16,989
運転資金
合 計
(単位:千円)
増 減
-
26年度
(注)( )内は構成比です。
⑥ 貸出金の業種別残高
種 類
農業
林業
水産業
製造業
鉱業
建設・不動産業
電気・ガス・熱供給水道業
運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・サービス業・飲食業
地方公共団体
その他
合 計
27年度
430,491
(20.1)
(0.0)
(0.0)
177,748
(8.3)
(0.0)
173,354
(8.1)
6,955
(0.3)
69,364
(3.2)
140,442
(6.6)
390,044
(18.2)
(0.0)
749,452
(35.1)
2,137,853
(100.0)
(単位:千円、%)
26年度
増 減
460,469
(21.4)
△ 29,978
(0.0)
(0.0)
190,473
(8.8)
△ 12,725
82
(0.0)
△ 82
183,817
(8.5)
△ 10,463
5,992
(0.3)
962
99,562
(4.6)
△ 30,198
134,246
(6.2)
6,196
299,074
(13.9)
90,970
(0.0)
781,122
(36.2)
△ 31,669
2,154,842
(100.0)
△ 16,988
(注)( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
(ⅰ)営農類型別
種 類
27年度
農業
穀作
野菜・園芸
果樹・樹園農業
工芸作物
養豚・肉牛・酪農
養鶏・養卵
養蚕
その他農業
農業関連団体等
合 計
26年度
183
156
4
23
183
152
141
5
6
152
(単位:百万円)
増 減
31
15
△ 1
△ 6
23
31
(注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営
に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高
です。
2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、
農業所得が従となる農業者等が含まれています。
3.「農業関連団体等」には、JAや全農(経済連)とその子会社等が含まれます。
46
(ⅱ)資金種類別
〔貸出金〕
種 類
プロパー資金
農業制度資金
農業近代化資金
その他制度資金
合 計
27年度
26年度
75
108
94
14
183
(単位:百万円)
増 減
167
99
94
5
266
-92
9
0
9
-83
(注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをい
います。
2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体
が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するも
のがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。
3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資
金などが該当します。
〔受託貸付金〕
種 類
日本政策金融公庫資金
その他
合 計
27年度
26年度
-
(単位:百万円)
増 減
-
-
(注)日本政策金融公庫は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。
⑧ リスク管理債権の状況
区 分
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合 計(A)
うち担保・保証付債権額(B)
担保・保証控除後債権額(C)
個別計上貸倒引当金残高(D)
差引額(E)=(C)-(D)
一般計上貸倒引当金残高
27年度
115,445
115,445
69,421
46,024
46,024
0
7,453
(単位:千円)
26年度
増 減
16,417
△ 16,417
125,793
△ 10,348
142,210
△ 26,765
76,936
△ 7,515
65,274
△ 19,250
65,274
△ 19,250
0
0
7,316
137
(注)1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法
施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じ
ている貸出金)をいいます。
2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3カ月以上延滞債権とは、元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権とは、債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、
破綻先債権、延滞債権および3カ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。
5.担保・保証付債権額とは、リスク管理債権額のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社
債、上場株式)及び確実な不動産担保付の貸出残高ならびに農業信用基金協会等公的保証機関
等による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額です。
6.個別計上貸倒引当金残高とは、リスク管理債権のうち、すでに個別貸倒引当金に繰り入れた
当該引当金の残高であり、貸借対照表上の個別貸倒引当金額とは異なります。
7.担保・保証控除後債権額とは、リスク管理債権合計額から、担保・保証付債権額を控除した
貸出金残高です。
47
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
債権区分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小 計(A)
保全額(合計)(B)
担保・保証
引 当
保全率(B/A)
正常債権
合 計
27年度
84,565
30,879
115,445
115,445
69,421
46,024
100.0
2,025,970
2,141,415
(単位:千円、%)
26年度
105,403
36,807
142,210
142,210
76,936
65,274
100.0
2,017,567
2,159,777
(注)上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)
第6条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。な
お、当JAは同法の対象とはなっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載
しております。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に
対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。
2.危険債権とは、経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収が
できない可能性の高い債権をいいます。
3.要管理債権とは、3か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権をいいます。
4.正常債権とは、上記以外の債権をいいます。
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
2
7
年
度
2
6
年
度
区 分
期首残高
期中増加額
目的使用
期中
減少額
その他
期末残高
期首残高
期中増加額
目的使用
期中
減少額
その他
期末残高
一般貸倒引当金
7,316
7,453
-
7,316
7,453
7,416
7,316
-
7,416
7,316
個別貸倒引当金
69,818
58,314
0
3
3
86,844
69,818
0
86,844
69,818
(単位:千円)
合計
77,135
65,767
0
77,135
65,767
94,261
77,135
0
94,261
77,135
⑫ 貸出金償却の額
項 目
貸出金償却額
27年度
-
(単位:千円)
26年度
-
(3) 内国為替取扱実績
種 類
件 数
送金・振込為替
金 額
件 数
代金取立為替
金 額
件 数
雑為替
金 額
件 数
合 計
金 額
27年度
仕 向
被 仕 向
25
5,087,931
0
41,000
0
187,542
25
5,316,473
2
1,948,722
0
3,000
0
9,182
2
1,960,904
48
(単位:千件、千円)
26年度
仕 向
被 仕 向
2
24
4,704,955
2,241,911
0
3,000
0
0
15,161
196,427
2
25
2,260,073
4,901,382
(4) 有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
27年度
種 類
国債
地方債
政府保証債
金融債
短期社債
社債
株式
その他の証券
合 計
(単位:千円)
増 減
△ 11,000
△ 11,000
26年度
8,160
8,160
19,160
19,160
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
② 商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③ 有価証券残存期間別残高
種 類
(単位:千円)
7年超
1年超 3年超 5年超
10年以
1年以下
3年以下 5年以下 7年以下
下
10年超
期間の
定めの
ないもの
合 計
27年度
国債
地方債
政府保証債
金融債
短期社債
社債
株式
その他の証券
1,000 -
-
-
-
-
-
1,000
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
26年度
国債
地方債
政府保証債
金融債
短期社債
社債
株式
その他の証券
1,000 -
-
-
-
24,500
-
11,500
-
12,000
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
-
-
-
-
-
-
-
0
(5) 有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報等
保有区分
売買目的
満期保有目的
その他
合 計
(単位:千円)
27年度
26年度
取得価額 時 価 評価損益 取得価額 時 価 評価損益
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
1,000
1,003
13,000
13,122
121
3
1,000
1,003
13,000
13,122
121
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益
に含めています。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。
5.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としております。
49
② 金銭の信託の時価情報等
保有区分
運用目的
満期保有目的
その他
合 計
(単位:千円)
27年度
26年度
取得価額 時 価 評価損益 取得価額 時 価 評価損益
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
0
0
0
0
0
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は、取得原価又は償却原価によっています。
3.運用目的の金銭の信託については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の
損益に含めています。
4.満期保有目的の金銭の信託については取得価額を貸借対照表価額としてと計上しております。
5.その他の金銭の信託については時価を貸借対照表価額としております。
③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
50
2.共済取扱実績
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高
27年度
種 類
新契約高
保有高
終身共済
1,190,621
28,618,470
定期生命共済
1,000
228,000
養老生命共済
476,824
11,526,447
生
命
うちこども共済
124,800
2,742,500
総
医療共済
85,500
3,534,000
合
がん共済
122,000
共
済 定期医療共済
575,900
介護共済
40,237
100,756
年金共済
建物更生共済
2,588,060
46,572,847
合 計
4,391,243
91,278,422
(単位:千円)
26年度
新契約高
1,124,728
2,000
471,371
100,300
90,700
42,161
2,012,210
3,743,171
保有高
29,855,257
218,000
12,908,177
2,675,300
3,798,000
134,000
608,300
60,518
48,934,087
96,516,341
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付
加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高
種 類
医療共済
がん共済
定期医療共済
合 計
(単位:千円)
26年度
27年度
新契約高
1,244
605
1,850
保有高
10,605
2,565
1,011
14,181
新契約高
1,339
201
1,540
保有高
9,677
2,340
1,065
13,082
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(3) 介護共済の介護共済金額保有高
種 類
介護共済
合 計
(単位:千円)
26年度
27年度
新契約高
97,524
97,524
保有高
271,415
271,415
新契約高
100,711
100,711
保有高
184,891
184,891
(注)金額は、介護共済金額を表示しています。
(4) 年金共済の年金保有高
種 類
年金開始前
年金開始後
合 計
(単位:千円)
26年度
27年度
新契約高
26,277
26,277
保有高
367,875
180,618 548,493
新契約高
25,215
25,215
保有高
380,303
166,939
547,243
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
51
(5) 短期共済新契約高
種 類
火災共済
自動車共済
傷害共済
団体定期生命共済
定額定期生命共済
賠償責任共済
自賠責共済
合 計
(単位:千円)
26年度
27年度
金額
2,706,040
掛金
2,786
106,635
629
13
11,384
121,449
10,716,500
-
金額
3,000,760
13,900,500
-
掛金
2,953
105,933
716
14
11,512
121,131
(注)1.金額は、保障金額を表示しています。
2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。
3.農業関連事業取扱実績
(1) 買取購買品(生産資材)取扱実績
種 類
飼
肥
農
保
包
農
石
自
建
そ
料
料
薬
温 資 材
装 資 材
業 機 械
油
類
動
車
築 資 材
の
他
合 計
(単位:千円)
26年度
27年度
供給高
9,218
61,892
72,070
144,789
189,213
37,560
29,707
544,450
手数料
89
8,088
8,663
16,099
24,248
759
4,657
62,605
(2) 受託販売品取扱実績
種 類
米
麦・豆・雑穀
野菜
果実
花き・花木
畜産物
林産物
その他
合 計
手数料
118
9,955
10,585
21,222
21,947
761
5,912
70,503
(単位:千円)
26年度
27年度
販売高
512,944
41,431
4,435
558,811
供給高
12,320
78,873
79,517
198,652
262,328
31,065
39,168
701,925
手数料
25,114
3,218
108
28,441
52
販売高
590,102
46,098
3,459
639,659
手数料
22,020
3,553
95
25,669
(3) 農業倉庫事業取扱実績
項 目
保管料
荷役料
収
益
その他
計
倉庫材料費
倉庫労務費
費
用
その他の費用
計
27年度
10,456
10,456
78
3,038
3,117
(単位:千円)
26年度
10,909
39
10,948
2,896
2,896
(4) 加工事業取扱実績
種 類
米
合 計
(単位:千円)
26年度
27年度
取扱高
9,169
9,169
手数料
3,495
3,495
(5) 利用事業取扱実績
種 類
育苗センター
カントリー・ライスセンター
大豆・そば
合 計
(6) 直売所事業取扱実績
項 目
販売高
収
雑収入
益
計
受入高
費
雑 費
用
計
取扱高
9,013
9,013
手数料
1,971
1,971
(単位:千円)
26年度
27年度
取扱高
45,181
41,439
1,624
88,245
手数料
22,284
22,352
870
45,507
27年度
36,038
224
36,263
30,215
2,368
32,584
(単位:千円)
26年度
36,899
231
37,130
30,860
1,957
32,817
53
取扱高
46,668
43,743
683
91,096
手数料
22,026
23,441
104
45,572
4.生活その他事業取扱実績
(1) 買取購買品(生活物資)取扱実績
種 類
食
料
品
衣
料
品
耐 久 消 費 財
日 用 保 健 雑 貨
家 庭 燃 料
(うちLPガス)
そ
の
他
合 計
5.指導事業
項 目
指導補助金
賦課金収入
収
入
実費収入
計
営農改善費
生活文化事業費
教育情報費
支
健康管理事業費
出
福祉事業費
計
27年度
粗収益(手数料)
供給高
1,765
203
3,955
340
4,424
579
24,281
3,060
116,053
7,361
150,481
11,545
27年度
685
3,626
1,678
5,990
9,455
1,668
1,628
12,752
(単位:千円)
26年度
806
3,596
1,873
6,276
10,361
1,816
1,670
13,848
54
(単位:千円)
26年度
粗収益(手数料)
供給高
1,847
242
4,630
418
4,432
594
27,649
3,615
82,254
6,860
120,815
11,732
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率
項 目
総資産経常利益率
資本経常利益率
総資産当期純利益率
資本当期純利益率
27年度
26年度
0.15
0.14
0.13
0.13
0.11
1.88
0.08
1.29
(単位:%)
増 減
0.04
△ 1.74
0.05
△ 1.16
(注)1.総資産経常利益率 =経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率 =経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率
=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率 =当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
区 分
期末
貯貸率
期中平均
期末
貯証率
期中平均
27年度
9.32
9.68
0.00
0.04
(単位:%)
26年度
9.49
9.74
0.06
0.09
(注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
3.職員一人当たり指標
項 目
貯金残高
信用事業
貸出金残高
共済事業
長期共済保有高
購買品取扱高
経済事業
販売品取扱高
4.一店舗当たり指標
項 目
貯金残高
貸出金残高
長期共済保有高
購買品供給高
27年度
279,626
26,071
1,113,151
8,474
6,814
(単位:千円)
26年度
270,306
25,652
1,149,004
10,284
7,614
27年度
5,732,352
534,463
30,426,140
138,986
(単位:千円)
26年度
5,676,428
538,710
32,172,113
172,781
55
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:千円、%)
平成27年度
項 目
平成26年度
経過措置
による不
算入額
経過措置
による不
算入額
コア資本にかかる基礎項目 (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員資本の額
うち、出資金及び資本準備金の額
うち、再評価積立金の額
1,638,460
1,624,235
572,861
576,491
-
うち、利益剰余金の額
-
1,077,993
1,059,724
うち、外部流出予定額 (△)
11,739
10,495
うち、上記以外に該当するものの額
△ 655
△ 1,485
7,453
7,316
7,453
7,316
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
-
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額
に含まれる額
-
-
うち、回転出資金の額
-
-
うち、上記以外に該当するものの額
-
-
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資
本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ
る額
-
-
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセン
トに相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれ
る額
-
-
コア資本にかかる基礎項目の額 (イ)
1,645,914
1,631,552
6,119
-
-
-
6,119
-
1,859
-
適格引当金不足額
-
-
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
-
-
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に
算入される額
-
-
前払年金費用の額
-
-
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)
の額
-
-
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
-
-
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
-
-
コア資本にかかる調整項目 (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るもの
を除く。)の額の合計額
うち、のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係る
もの以外の額
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額
56
6,642
6,642
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに
関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資
産に関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連
するものの額
-
-
-
-
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに
関連するものの額
-
-
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資
産に関連するものの額
-
-
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連
するものの額
-
-
7,979
-
1,637,935
1,631,552
7,034,539
7,014,402
△ 973,029
△ 1,363,049
特定項目に係る十パーセント基準超過額
特定項目に係る十五パーセント基準超過額
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
自己資本
自己資本の額((イ)―(ロ)) (ハ)
リスク・アセット等 (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額
の合計額
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシン
グ・ライツに係るものを除く)
うち、繰延税金資産
7,439
うち、前払年金費用
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
うち、土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額に係る
ものの額
うち、上記以外に該当するものの額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除
して得た額
信用リスク・アセット調整額
オペレーショナル・リスク相当額調整額
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
6,642
1,949
-
-
980,468
1,371,641
-
-
△ 1,960,936
△ 2,743,281
957,573
966,870
-
-
-
-
7,992,113
7,981,272
20
20
自己資本比率
自己資本比率((ハ)/(ニ))
(注)1.農協法第11条の2第1項第1号の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に
係る算式に基づき算出しています。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用
については信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあた
っては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
57
2.自己資本の充実度に関する事項
(1) 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 (単位:千円)
平成27年度
平成26年度
エクス
リスク・ 所要自己
エクス
リスク・ 所要自己
信用リスク・アセット
ポー
アセット
資本額
ポー
アセット
資本額
ジャーの
額
b=a× ジャーの
額
b=a×
期末残高
a
4%
期末残高
a
4%
我が国の中央政府及び中
央銀行向け
1,004
-
-
13,031
-
-
我が国の地方公共団体向け
-
-
-
-
-
-
地方公共団体金融機構向け
-
-
-
-
-
-
我が国の政府関係機関向け
-
-
-
-
-
-
地方三公社向け
-
-
-
-
-
-
21,107,647
4,221,529
168,861 20,935,555
4,187,111
167,484
110,722
104,346
4,173
148,164
135,407
5,416
74,820
37,452
1,498
88,529
45,566
1,822
83,493,252
28,797
1,151
116,876
40,768
1,630
4,881
4,881
195
-
-
-
金融機関及び第一種金融
商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
61,472
9,852
394
69,973
12,648
505
1,397,136
136,685
5,467
1,305,388
127,333
5,093
24,014
-
-
26,056
-
-
-
-
-
-
-
-
他の金融機関等の対象資
本調達手段
918,888
2,297,220
91,888
917,242
2,293,106
91,724
特定項目のうち調整項目
に算入されないもの
-
-
-
29,354
73,385
2,935
複数の資産を裏付とする
資産(所謂ファンド)の
うち、個々の資産の把握
が困難な資産
-
-
-
-
-
-
証券化
-
-
-
-
-
-
経過措置によりリスク・
アセットの額に算入、不
算入となるもの
- △ 980,468
△ 39,218
- △1,363,049
△54,521
三月以上延滞等
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
1,226,664
1,099,501
43,980
1,600,885
1,462,124
58,484
標準的手法を適用するエク
スポージャー別計
-
-
-
-
-
-
CVAリスク相当額÷8%
-
-
-
-
-
-
中央精算機関関連エクス
ポージャー
-
-
-
-
-
-
信用リスク・アセットの
額の合計額
25,010,747
6,959,799
278,391 25,251,057
7,014,402
280,576
上記以外
オペレーショナル・リスクに
対する所要自己資本の額
<基礎的手法>
オペレーショナル・リスク相当
額を8%で除して得た額
所要自己資本額
オペレーショナル・リスク相当
額を8%で除して得た額
所要自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
957,573
所要自己資本額計
966,870
38,302
38,674
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
7,917,372
58
316,694
7,981,272
319,250
(注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エク
スポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことを
いい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞してい
る債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法
人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「出資等」とは、出資等エクスポージャー、重要な出資のエクスポージャーが該当します。
5.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のあ
る二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する
取引にかかるエクスポージャーのことです。
6.「経過措置によりリスク・アセットの額に算入・不算入となるもの」とは、他の金融機関等の
対象資本調達手段、コア資本に係る調整項目(無形固定資産、前払年金費用、繰延税金資産等)
および土地再評価差額金に係る経過措置により、リスク・アセットに算入したもの、不算入とし
たものが該当します。
7.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中
央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(
固定資産等)・間接清算参加者向け・信用リスク削減手法として用いる保証またはクレジットデ
リバティブの免責額が含まれます。
8.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
3.信用リスクに関する事項
(1) 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェ
イトの判定に当たり使用する格付等は、次のとおりです。
① リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼
格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出
するための掛目のことです。
② リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリス
ク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
カントリー・リスク
・スコア
適格格付機関
金融機関向け
エクスポージャー
日本貿易保険
法人等向け
エクスポージャー(長期)
R&I、Moody's、
JCR、S&P、 Fitch
法人等向け
エクスポージャー(短期)
R&I、Moody's、
JCR、S&P、 Fitch
59
(2) 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エク
スポージャーの期末残高
(単位:千円)
平成26年度
平成27年度
信用リスクに
関するエクス
ポージャーの
残高
うち
貸出金等
国内
24,077,586 2,097,095
海外
-
-
25,010,747
2,097,095
地域別残高計
うち
債券
1,004 61,472 23,938,678
うち
貸出金等
2,117,494
-
-
1,004 61,472 25,251,057
2,117,494
-
-
134,789 130,535
農業
信用リスクに
3ヶ月以上
関するエクス
延滞エクス
ポージャーの
ポージャー
残高
-
-
173,913 170,344
3ヶ月以上
延滞エクス
ポージャー
うち
債券
13,031 69,963
-
-
13,031 69,963
-
1,110
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・不動産業
-
-
-
-
-
-
-
-
電気・ガス・熱
供給・水道業
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
金融・保険業
21,244,100 132,213
-
- 21,070,071 132,279
-
-
-
-
-
-
-
-
1,004
-
13,031
- 13,031
-
卸売・小売・飲
食・サービス業
日本国政府
・地方公共団体
-
1,004 790,087
2,771
個 人
1,906,445
1,830,415
そ の 他
1,158
1,158
その他
--
796,583 10,211
- 61,472 1,885,078
-
-
1,804,660
- 1,312,379
2,117,494
-
- 68,853
-
業種別残高計
24,077,586 2,097,095
1,004 61,472 25,251,057
1年以下
21,197,985 63,091
1,004
1年超3年以下
139,586 139,264
-
113,303 112,143
1,004
3年超5年以下
209,820 209,820
-
203,755 203,755
-
5年超7年以下
261,533 261,533
-
187,016 187,016
-
93,992 93,922
7年超10年以下
-
253,465 253,465
-
-
1,094,246
1,094,246
-
933,749 88,475
-
2,348,124 187,511
-
残存期間別残高計
24,077,586 2,097,095
1,004
25,251,057 2,117,494
13,031
平均残高計
23,339,643 2,141,248
8,151
23,579,112 2,133,188
19,133
1,240,917
期限の定めのないもの
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化
エクスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信
相当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・
バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間
および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいい
ます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ
月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
60
-
13,031 69,963
21,051,146 79,356 12,027
1,240,917
10年超
-
(3) 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
平成27年度
期首
残高
期中
増加額
一般貸倒引当金
7,316
7,453
個別貸倒引当金
3
3
(単位:千円)
平成26年度
期中減少額
目的使用 その他
期末残高
- 7,316
0
7,453
3
期首
残高
期中
増加額
7,416
期中減少額
目的使用 その他
7,316
- 7,416
3 86,844 69,818
-
(4) 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
平成27年度
期中
増加
額
国 内
69,818
58,314
-
国 外
-
地域別計
69,818
法
人
目的
その他
使用
69,818
-
-
-
58,314
86,844
7,316
69,818
(単位:千円)
平成26年度
期中減少額
期首
残高
期末残高
期中減少額
期首
残高
期中
増加
額
58,314
86,844
69,818
-
-
-
58,314
86,844
期末
残高
貸出金
償却
目的
その他
使用
86,844
-
-
-
69,818
期末
残高
貸出金
償却
69,818
-
-
69,818
-
86,844
農業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建設
不動産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
電気・ガス・
熱供給・水道
業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
金融・保険業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
卸売・小売・
飲食・サービ
ス業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
69,818
58,314
-
68,918
58,314
- 86,844
69,818
-
86,844
69,818
-
69,818
58,314
-
69,818
58,314
- 86,844
69,818
-
86,844
69,818
-
業種別計
61
69,818
(5) 信用リスク削減効果勘案後の残高及びリスク・ウエイト1250%を適用する残高
(単位:千円)
平成26年度
平成27年度
格付あり
リスク・ウェイト0%
-
格付なし
計
103,046
103,046
格付あり
-
格付なし
計
122,935
122,935
リスク・ウェイト2%
-
-
-
-
-
-
リスク・ウェイト4%
-
-
-
-
-
-
信 リスク・ウェイト10%
用 リスク・ウェイト20%
勘リ
案 ス リスク・ウェイト35%
後 ク リスク・ウェイト50%
残 削 リスク・ウェイト75%
高減
効 リスク・ウェイト100%
果 リスク・ウェイト150%
- 1,397,136 1,397,136
- 1,305,388 1,305,388
- 21,107,647 21,107,647
- 20,930,608 20,930,608
-
83,493
83,493
-
116,876
116,876
-
61,472
61,472
-
67,988
67,988
-
74,820
74,820
-
88,529
88,529
- 1,271,685 1,271,685
- 2,584,576 2,584,576
-
-
-
-
-
-
1,984
-
リスク・ウェイト250%
-
その他
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
リスク・ウェイト1250%
計
-
1,984
リスク・ウェイト200%
945,808
945,808
-
- 25,045,110 25,045,110
32,169
32,169
- 25,251,057 25,251,057
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化エ
クスポージャーに該当するものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当
額を含みます。
2. 「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、
「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないもの
を記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適用
後のリスク・ウエイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・アセットを
算入したものについても集計の対象としています。
4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジ
ット・デリバティブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなどリスク・ウ
エイト1250%を適用したエクスポージャーがあります。
4.信用リスク削減手法に関する事項
(1) 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算
出において、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されてい
る場合に、エクスポージャーのリスク・ウェイトに代えて、担保や保証人に対するリスク
・ウェイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出規程」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金
の相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部又は一部が、取引
相手又は取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取
引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手
法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政
府等、我が国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の
中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関又は証券会社、これら以外の主体
で長期格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に
62
保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウェイトに代えて、保証人のリス
ク・ウェイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定そ
の他これらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であるこ
とを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出
金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が継
続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、
監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金
と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としていま
す。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見
直し行っています。なお、主要な担保の種類は、自組合貯金です。
(2) 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
平成27年度
区 分
適格金融
資産担保
保証
(単位:千円)
平成26年度
適格金融
資産担保
保証
地方公共団体金融機構向け -
-
-
-
我が国の政府関係機関向け -
-
-
-
地方三公社向け
-
-
-
-
金融機関向け及び第一種金
融商品取引業者向け
-
-
-
法人等向け
-
-
-
-
1,449 -
4,947
-
抵当権住宅ローン
-
-
-
-
不動産取得等事業向け
-
-
-
-
三月以上延滞等
-
-
-
-
中小企業等向け及び個人向け
証券化
-
-
-
-
中央精算機関関連
-
-
-
-
30,000 -
23,000
-
31,449 -
27,947
-
上記以外
合 計
(注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをい
い、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している
債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等
向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある
二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引
にかかるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央
政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定
資産等)が含まれます。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
63
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
7.出資その他これに類するエクスポージャーに関する事項
(1) 出資その他これに類するエクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資その他これに類するエクスポージャー」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定
及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、
これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区
分して管理しています。①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図る
ことにより、当JAの事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。これ
らの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適
切な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場
リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しな
どの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を
定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で
決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用
部門が行った取引については、企画管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェック
し、定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、
日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の
対応を行っています。
なお、これらの出資その他これに類するエクスポージャーの評価等については、①子会
社および関連会社については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当
金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額につい
ては、「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および
系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を
設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載す
ることとしています。
(2) 出資その他これに類するエクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
平成27年度
平成26年度
貸借対照表計上額
上 場
時価評価額
-
貸借対照表計上額
-
時価評価額
-
-
非 上 場
891,744
891,744
892,053
892,053
合 計
891,744
891,744
892,053
892,053
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
(3) 出資その他これに類するエクスポージャーの売却及び償却に伴う (単位:千円)
平成26年度
平成27年度
売却益
30
売却損
償却額
-
売却益
-
売却損
-
64
償却額
-
-
(4) 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他
有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:千円)
平成27年度
評価益
平成26年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
-
(5) 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
(単位:千円)
平成27年度
評価益
平成26年度
評価損
評価益
評価損
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
8.金利リスクに関する事項
(1) 金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミ
スマッチが存在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスク
をいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、
またリスク情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に
定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理
方法は以下のとおりです。
・ 市場金利が上下に○%変動した時(ただし0%を下限)に発生する経済価値の変化額
(低下額)を金利リスク量として毎月算出しています。
・ 要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって
随時払い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留す
る貯金をコア貯金と定義し、①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現
残高から差し引いた残高、③現残高の50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~
5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リスク量を算定しています。
・ 金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定し
ます。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会お
よび理事会に報告して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに
運用方針を策定しています。 (2) 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
平成27年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
15,849
65
(単位:千円)
平成26年度
9,900
【役員等の報酬体系】
1.役員
(1) 対象役員 開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」は、経営管理委員、理事及び監事
をいいます。
(2)役員報酬等の種類、支払総額及び支払方法について
役員に対する報酬等の種類は、基本報酬と退職慰労金の2種類で、平成27年度における対
象役員に対する報酬等の支払総額は、次のとおりです。
なお、基本報酬は毎月所定日に指定口座への振り込みの方法による現金支給のみであり、退
職慰労金は、その支給に関する総会決議後、所定の手続きを経て、基本報酬に準じた方法で支
払っています。
(単位:千円)
支給総額
対象役員(注1)に対する報酬等
18,732
(注1) 対象役員は、経営管理委員11名、理事4名、監事3名です。(期中に退任した者を含
む。)
(3) 対象役員の報酬等の決定等について
① 役員報酬(基本報酬)
役員報酬は、経営管理委員、理事及び監事の別に各役員に支給する報酬総額の最高限度額
を総会において決定し、その範囲内において、経営管理委員各人別の報酬額については経営
管理委員会において、理事各人別の報酬額については理事会において決定し、監事各人別の
報酬額については監事の協議によって定めています。なお、業績連動型の報酬体系とはなっ
ておりません。
この場合の役員各人別の報酬額の決定にあたっては、各人の役職・責務や在任年数等を勘
案して決定していますが、その基準等については、役員報酬審議会に諮問をし、その答申を
踏まえて決定しています。
2.職員等
(1) 対象職員等
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象職員等」の範囲は、当JAの職員及び当
JAの主要な連結子法人等の役職員であって、常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等
を受けるもののうち、当JAの業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、平成27年度において、対象職員等に該当するものはおりませんでした。
(注1) 対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
(注2) 「同等額」は、平成27年度に当JAの常勤役員に支払った報酬額等の平均額とし
ております。
(注3) 平成27年度において当JAの常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受
ける者はおりませんでした。
3.その他
当JAの対象役員及び対象職員等の報酬等の体系は、上記開示のとおり過度なリスクテークを惹
起するおそれのある要素はありません。したがって、報酬告示のうち、「対象役員及び対象職員等
の報酬等の体系とリスク管理の整合性並びに対象役員及び対象職員等報酬等と業績の連動に関する
事項」その他「報酬等の体系に関し参考となるべき事項」として、記載する内容はありません。
66
【JAの概要】
1.機構図
組 合 員
総 代 会
経営管理委員会
監 事 会
組織管理検討委員会
生産生活活性化委員会
会 長
代表監事
理 事 会
常勤監事
代表理事理事長
参 事
監
査
課
総
務
課
指
導
経
済
部
金
融
部
総
務
部
審
査
課
信
用
課
経
済
課
指
導
販
売
課
共
済
課
67
農
機
具
セ
ン
タ
ー
農
産
物
直
売
所
麻
生
津
支
所
8
号
線
給
油
所
文
殊
支
所
上
文
殊
支
所
2.役員構成(役員一覧)
役 員
氏 名
経営管理委員会会長
四方 義一
経 営 管 理 委 員
西尾 宗雄
〃
内田 正勝
〃
山﨑 正義
〃
堀内 謙一
〃
中村 行夫
〃
田中
密
〃
髙澤 半左エ門
〃
野路 益伸
〃
勝田 英郎
〃
吉田 清治
3.組合員数
区 分
正組合員
個 人
法 人
准組合員
個 人
法 人
合 計
4.組合員組織の状況
組 織 名
農家組合
農協青壮年部
農協女性部
三輪の会
花き部会
役 員
代表理事理事長
理 事 参 事
理 事 部 長
理 事 部 長
(平成28年1月現在)
氏 名
島﨑 昭彦
前田 和基
辻岡 正充
白崎 徹
代表・常勤監事
監 事
員 外 監 事
27年度
森川 豊弘
島田 光博
三島 博明
26年度
1,203
1,197
6
968
950
18
2,171
構 成 員 数
45組合
93
210
59
16
1,203
1,197
6
953
935
18
2,156
組 織 名
野菜部会
もぎたて館
出荷者協議会
5.特定信用事業代理業者の状況
(単位:人、団体)
増 減
15
15
15
(単位:人)
構 成 員 数
27
2グループ
106
(20グループ)
(平成28年1月現在)
区 分
氏名又は名称
(商号)
主たる事務所
の所在地
代理業を営む営業所
又は事業所の所在地
特定信用事業代理業者
福井県信用農業
協同組合連合会
福井市大手3-2-18
同 左
6.地区一覧
この組合の地区は、福井市南部(旧麻生津村・旧文殊村・旧上文殊村)の区域とする。
68
7.沿革・あゆみ
昭和47年 5月 3農協の総会において合併を決議し、福井市南部農協として発足。
6月 くみあいマーケット麻生津店開店
12月 文殊支所、上文殊支所各新築落成
昭和48年 5月 杉の木台団地ガス集団供給開始
8月 くみあいマーケット文殊店新築開店
昭和49年 4月 青葉台団地ガス集団供給開始
8月 文殊ライスセンター増設工事完成
9月 くみあいマーケット杉の木台店新築開店
12月 農協長期共済保有高100億達成
昭和50年12月 購買品供給高10億達成
昭和51年 5月 文殊、上文殊支所オンライン導入
12月 農協貯金50億達成
昭和52年 6月 文殊ライスセンター改良工事完了
8月 上文殊ライスセンター改良工事完了
12月 出資金1億に増資
昭和53年 4月 水田利用再編対策始まる
5月 文殊ヶ丘団地ガス集団供給工事着工
昭和54年 5月 江尻ヶ丘団地ガス集団供給工事着工
12月 杉の木台支所新築落成
昭和55年 3月 杉の木台第3工区ガス集団供給工事着工
5月 麻生津麦乾燥調整施設改良工事完了
7月 農機具サービスセンター新築完成
12月 農協長期共済保有高500億達成
昭和56年 4月 全支所にオンライン導入。貯金業務の近代化を図る
〃 水田利用再編対策互助制度発足
昭和58年 5月 文殊麦乾燥調整施設完成
12月 文殊育苗センター新築完成
昭和59年 5月 上文殊米麦乾燥調整施設完成
8月 現金自動支払機(CD)麻生津支所に設置、以降各支所に
12月 農協貯金100億達成
昭和60年10月 大豆集出荷調整施設完成
12月 8号線給油所新築オープン
昭和61年 3月 農林漁業資材保管施設完成
4月 水田農業確立対策前期始まる
8月 本所農協会館新築工事着工
昭和62年 2月 本所農協会館新築落成
〃 総合式場文寿殿営業開始
12月 農協長期共済保有高1,000億達成
平成 元年 3月 麻生津育苗センター新築完成
平成 2年 4月 水田農業確立対策後期始まる
8月 文殊ライスセンター新築完成
12月 出資金2億の増資
平成 3年 3月 上文殊未利用資源活用施設完成
8月 麻生津ライスセンター新築完成
〃 文殊籾殻堆肥化施設完成
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平成 6年 3月 麻生津育苗センター発芽室完成
4月 高品質堆肥化施設完成
平成 7年 3月 購買センター完成
6月 出資金の増資
8月 杉の木台支所ATM入替
〃 文殊多目的倉庫完成
9月 上文殊ゲートボール場完成
平成 8年 2月 文殊支所改修完成
3月 上文殊多目的倉庫完成
4月 文殊給油所完成
5月 麻生津低温倉庫完成
平成 9年 3月 麻生津支所ATM入替
〃 育苗センター自動段積装置の設置
平成10年 7月 上文殊支所改修工事完成・信用端末機入替
8月 文殊倉庫改修工事完成・カントリーエレベーター完成
10月 麻生津支所新築移転
平成11年 6月 出資金の増資
平成12年 5月 購買センタ-ATM入替
7月 杉の木台会館完成
平成13年 9月 旧麻生津支所解体工事始まる
12月 農協貯金200億達成
平成14年10月 カントリーに色彩選別機導入
〃 合併30周年式典
平成15年 3月 経営管理委員会制度を導入
〃 ジャステム稼動
6月 出資金の増資
平成16年 8月 穀類乾燥調製貯蔵施設完成
平成17年 8月 ライスセンターに色彩選別機導入
平成18年12月 杉の木台支所 麻生津支所へ継承
平成19年 7月 麻生津支所ATM入替(生体認証対応)
購買センターATM入替(生体認証対応)
平成21年 3月 文殊給油所休止
平成21年11月 農産物直売所『もぎたて館』新築開店
平成22年 4月 出資金の増資
平成23年 1月 新ジャステム稼働
文殊給油所解体
平成24年 8月 カントリー荷受システム改修
平成24年10月 カントリー荷受搬送設備増設
平成24年11月 カントリー色彩選別機入替
平成25年 8月 ライスセンターにトラックスケール導入
ライスセンター荷受操作盤入替
平成25年12月 訪問介護事業廃止
平成26年 6月 ソートフル杉の木台会館法会室改修
平成26年 8月 上文殊旧ライスセンター屋根及び外壁改修
平成26年 9月 麻生津ライスセンター籾殻製品庫改修
平成27年 7月 ソートフル杉の木台会館にATMコーナー設置 平成27年 8月 旧杉の木台支所解体撤去
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8.店舗等のご案内
店舗及び事務所名
本所
(総務部)
(金融部)
(文寿殿)
麻生津支所
文殊支所
上文殊支所
購買センター
(経済課)
(指導販売課)
農機具センター
8号線給油所
農産物直売所
ライスセンター
育苗センター
カントリー
杉の木台会館
(平成28年1月現在)
住 所
電話番号
ATM(現金自動化機
器)設置・稼働状況
福井市大土呂町20-5
38-2750
38-2751
38-3344
福井市浅水三ヶ町1-38 38-1321
福井市太田町4-10
38-1188
福井市北山町35-24-1 41-0501
福井市太田町4-10
38-9200
38-9201
福井市太田町4-10
38-1149
福井市大土呂町20-5
38-6300
福井市大土呂町20-6
38-3580
福井市浅水三ヶ町1-16 38-7061
福井市浅水三ヶ町1-16 38-7061
福井市半田町12-10
38-7062
福井市中野3丁目908
38-0014
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1台
1台
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