第8回ディベートコンテスト報告

平成26年度 兵庫県高校生英語ディベートコンテスト委員会報告
「第8回兵庫県高校生英語ディベートコンテスト」が平成27年2月8日(日)に、神戸市外国語大学で開催さ
れ、県内各地域から過去最高となる25校が参加しました。今年度の論題は日本の「動物園廃止」の是非です。高校
生にも身近なテーマですが、欧米では定着しているAnimal welfareという考え方をはじめ、様々な観点から動物園の
存在意義について議論がなされました。予想以上に奥の深い論題になりましたが、先生方の粘り強い指導と生徒の努
力によって、大会当日は素晴らしいディベートが繰り広げられました。
1 平成26年度(第8回大会)活動報告
(3月 7日(金) 論題原案最終決定、モデルディベート作成開始)
5月27日(火) 第1回運営委員会(要項確認・論題決定)
[兵庫県民会館]
6月26日(木) 英語部会総会(要項・論題発表)
8月21日(木) 第2回運営委員会[神戸市外大](秋以降の運営事項検討)
9月26日(金) 参加表明期日
11月14日(金) 審査員依頼・登録完了
12月 4日(木) 第3回運営委員会・審査員講習会[神戸市外大]
12月26日(金) 出場者登録完了 ※昨年度は11月末日
1月15日(木) 第4回運営委員会[神戸市外大](事前準備事項確認検討)
2月 7日(土) 第5回運営委員会[神戸市外大](前日会場準備)
2月 8日(日) 第8回大会当日 [神戸市外大]
3月 6日(金) 第6回運営委員会(大会反省)
[兵庫県民会館]
第8回兵庫県高校生英語ディベートコンテスト要項(抜粋)
1 主 催
兵庫県高等学校教育研究会英語部会
兵庫県高校生英語ディベートコンテスト委員会
2 後 援
兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、神戸市外国語大学
3 協 賛
GTEC for STUDENTS (株式会社ベネッセコーポレーション)
OUP(オックスフォード大学出版局)
STEP (公益財団法人 日本英語検定協会)
4 日 時
平成27年2月8日(日)8:30~16:50
8:30~ 8:50 受付
8:50~ 9:20 審査員会議、諸連絡
13:25~15:05 準々決勝、準決勝
9:20~ 9:40 開会式
15:30~16:10 決勝
9:50~12:20 予選(3ラウンド)
16:10~16:30 休憩・審査会議
12:20~13:15 昼食
5 会 場
決勝トーナメント
16:30~16:50 閉会式
神戸市外国語大学 (神戸市西区学園東町9-1)
6 論 題
Zoos should be abolished in Japan. 「日本は動物園を廃止すべきである。
」
付記事項:動物園とは、各種動物(主に哺乳類、鳥類)を収集・飼育し、広く一般に公開・
展示する施設とする。ただし、水族館、爬虫類館などは除く。
7 出場校
兵庫高校、北須磨高校、葺合高校、神大附属中等教育学校、尼崎小田高校、川西緑台高校、
鳴尾高校、宝塚高校、宝塚西高校、芦屋高校、国際高校、芦屋国際中等教育学校、
市立尼崎高校、関西学院高等部、明石西高校、明石城西高校、加古川東高校、姫路西高校、
姫路飾西高校、県大附属高校、山崎高校、琴丘高校、飾磨高校、賢明女子学院高校、生野高校
(計25校)
2 委員会構成
平成26年度兵庫県高校生英語ディベートコンテスト委員会構成
運営委員長
事 務 局
顧
問
田 中 章 愛 副会長[姫路飾西・長]
県立尼崎小田高等学校内
(TEL) 06-6488-5335
久 保 裕 視(神戸女子短期大学講師)
総 務 部
◎ 小
篠
吉
竹
林
哲 (尼崎小田)
原 みゆき(国
際)
井
吏 (宝 塚 西)
谷 彰 浩(姫路飾西)
運 営 部
丒 田
小笠原
前 田
棟 安
啓 之(宝
塚)
良 浩(姫 路 西)
幸 也(県大附属)
都代子(加古川東)
研 究 部
藤 本 恵 司(市 葺 合)
坂 本 健 一(姫 路 西)
池 上 美 保(加古川北)
沖
祐 介(市 西 宮)
(FAX) 06-6488-5337
真 田 弘 和(国
際)
藪 内 章 彦(姫 路 西)
櫻 木 由 佳(三
木)
渋 川
亨 (兵
庫)
森 田 智 尚(香
寺)
山 根 貴 子(市 飾 磨)
大 川 訓 男(播磨特別支援)
上 本 善 之(山
崎)
大目木 俊 憲(川西緑台)
午前の予選リーグでは肯定側、否定側で各1試合を行いました。初出場校も6校ある中、各校ともよく準備された
立論が多く見られました。勝ち数で並び、得票数の差が決勝トーナメントへの進出を左右したリーグもあり、伯仲し
た試合が多く見られました。午後からの決勝トーナメントには、各リーグ上位2チーム、計8校が進出しました。
決勝トーナメント進出校の多くは、特に尋問、反駁についてよく準備がなされており、どのような立論に対しても的
確な尋問と反駁の際の証拠を準備しているように見えました。事前の準備や練習の充実が見て取れました。決勝トー
ナメントでも白熱した試合が続き、こちらでも僅差の試合が多く見受けられました。最終的に決勝は、葺合高校と芦
屋国際中等教育学校という昨年大会と同じ顔合わせとなりました。両チームとも多くの証拠を元に、英語でのすばら
しい論戦を繰り広げました。接戦を制したのは、昨年に引き続き葺合高校でした。2位に芦屋国際中等教育学校、3
位に尼崎小田高校、関西学院高等部がそれぞれ入賞を果たしました。
今年度からの変更点として、英語の得点を1点減らし、各パート2点とすることで、両
チームがより論点についての議論に重きを置くことにしました。また昨年に引き続き、決勝
トーナメントに進めなかったチームにも、1試合でも多く英語ディベートを体験する機会を
設け、英語学習における貴重な経験とするために、フレンドリーマッチ(親善試合)を実施
しました。10校が参加し、多くの生徒達が試合中、また試合後も含めて、交流を深めるこ
とができました。
次年度の第9回大会においても、さらに多くの学校に参加いただき、実り多い大会にし
ていきたいと考えております。次年度の論題の発表は、27年度英語部会総会で行います。
参加生徒 122名
参加審査員数 57名 (日本人 31名 ALT 26名)
(参考資料)
第1回10校 生徒45名
第4回17校 生徒82名
第7回20校 生徒99名
第2回16校 生徒78名
第5回21校 生徒97名
3 結 果
優 勝
準優勝
第3位
ベスト8
神戸市立葺合高等学校
県立芦屋国際中等教育学校
県立尼崎小田高等学校、関西学院高等部
県立兵庫高等学校、県立国際高等学校、
県立宝塚西高等学校、県立明石西高等学校
第3回18校 生徒86名
第6回21校 生徒104名
☆第8回大会ディベートチャンピオンへの道
葺
Neg 3
The Way to the Debate Champion!
合
2
Final
葺 合
Aff
芦屋国際
Main Hall
Room 308
Aff
Semifinals
Neg
葺 合
尼崎小田
5
0
Room 408
Neg
Aff
芦屋国際
関 学
4
1
Quarterfinals
R403
Aff
葺
合
5
R405
Neg
Aff
庫
尼崎小田
兵
0
Neg
国
5
Neg
際
R407 Aff
芦屋国際
0
関
宝塚西
4
R409
Neg
1
学
Aff
明石西
4
1
Preliminary Rounds
1st Round 9:50~10:30
Room 303
Round
1st
2
nd
3rd
Aff 県大附属
0
Neg
葺合
3
1st
Neg
加古川東
0
2
Aff 葺合
3
Neg
姫路飾西
0
3rd
Room 307
Neg
宝塚
0
1
2nd
Aff 姫路西
3
Neg
川西緑台
0
3rd
Aff 芦屋国際
3
Neg
姫路西
0
Room 401
Round
3
rd
Aff 関学
鳴尾
Neg
Aff 国際
2
Neg
st
Room 309
Neg
山崎
1
st
Room 403
Aff 宝塚西
3
Neg
神大附属
0
2nd
Aff 尼崎小田
3
Neg
宝塚西
0
rd
Aff 明石城西
3
Neg
琴丘
0
3
Room 407
Round
尼崎小田
飾磨
3
1
北須磨
0
賢明
1
Room 409
Round
1st
3
1
Round
Room 405
Neg
生野
2
0
2
Neg
Aff 川西緑台
0
Aff 北須磨
2
3rd
明石城西
2
Aff 宝塚
1
Neg
nd
2
市尼崎
3
Neg
県大附属
Neg
Aff 鳴尾
0
Neg
2
2nd
Aff 琴丘
1
Aff 兵庫
1
1st
Aff 明石西
2nd
3
Round
3
3
兵庫
Neg
明石西
芦屋国際
Neg
3
Neg
Neg
0
Aff 神大附属
0
0
Aff 山崎
3
Aff 生野
Aff 市尼崎
st
rd
Room 305
Round
3
1
nd
3
Aff 加古川東
1
3rd Round 11:40~12:20
Round
Aff 姫路飾西
Round
st
2nd Round 10:45~11:25
1st
Aff 芦屋
0
Neg
関学
3
2
nd
Aff 賢明
3
Neg
芦屋
0
3
rd
Aff 飾磨
0
Neg
国際
3