ガーナ共和国 Republic of Ghana 2007年10月現在 一般事情 1.面積 2.人口 3.首都 4.民族グループ 5.言語 6.宗教 7.国祭日 8.通貨 238,537平方キロメートル(日本の約3分の2) 約2,300万人(2007年:UNFPA) アクラ (ACCRA) アカン族、ガ族、エベ族、ダゴンバ族、マンプルシ族他 英語(公用語) 国民の約半数がキリスト教徒、イスラム教約15%、 その他伝統的宗教 3月6日(独立記念日) ガーナ・セディ 為替レート 1ドル=約0.93セディ(2007年10月4日現在) 補助通貨単位 100ペセワ =PESEWA/S 9.査証(ビザ) 10.在留邦人数 295人(2006年10月現在) 11.在日当該国人数 1,852人(2006年12月末現在) 12.電源 ーV ー Hz 13.国際電話 国番号 233 国際通話コード 0 14.シガレット 小売価格 0.27 US$ (20本当り) 税率 52.9% 製造数量 2,250 (百万本/年) シガレットメーカー British American Tobacco Ghana Meridian Tobacco Co Ltd 15.略史 年月 1957年3月 1960年7月 1966年2月 1969年10月 1972年1月 1979年6月 1979年9月 1981年12月 1992年11月 1993年1月 1996年12月 1997年1月 2000年12月 2001年1月 2004年12月 2005年1月 16.在外大使館・領事館 コンセント・タイプ B.A.T. Reemtsma 略史 独立(初代首相エンクルマ) 共和制に移行。エンクルマが初代大統領に就任。 軍・警察によるクーデター(エンクルマ追放) 文民政権発足 軍部クーデター、アチャンポン将軍政権 ローリングス空軍大尉による軍事クーデター 民政移管リマン大統領就任 ローリングス元空軍大尉による軍事クーデター 大統領選挙(ローリングス大統領選出) 民政移管ローリングス大統領就任 大統領選挙、国民議会選挙 ローリングス大統領再任 大統領選挙、国民議会選挙 クフォー大統領就任 大統領選挙、国民議会選挙 クフォー大統領再任 なし 17.駐日大使館・領事館 ガーナ共和国大使館 Embassy of the Republic of Ghana in Japan 〒106-0031 港区西麻布1丁目5-21 電話:03-5410-8631、03-5410-8633 在福岡ガーナ共和国名誉総領事館 管轄区域:九州、沖縄 Honorary Consulate-General of the Republic of Ghana in Fukuoka 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-1-33 はかた近代ビル2階 電話:092-431-3691 政治体制・内政 1.政体 2.元首 3.議会 4.政府 編集 共和制 ジョン・アジェクム・クフォー(John Agyekum Kufuor)大統領(2005年1月7日就任、任期4年) 一院制(定数230) (1)首相 首相職なし (2)外相 オセイ=アジェイ(Akwasi Osei-Adjei) テクニカルデザイン 国別一般情報 ガーナ 1/4 5.内政 1957年の独立から1981年のローリングス政権発足までの25年間にガーナは4回のクーデターを含め、頻 繁に政権交代が繰り返された。 1990年代に入って民主化が進み1992年、1996年に複数政党制の下で、平和裡に選挙が行われ、ローリン グス大統領の指導の下長期にわたる政治的安定を享受した。 ローリングス大統領は憲法の三選禁止規定を遵守し2000年12月の大統領選挙には出馬せず、野党のク フォー候補が選出され翌2001年1月に正式に大統領に就任した。 同選挙はガーナの歴史上初めて選挙による与野党間の政権交代が平和裡に実現したものとして注目され た。 2004年、大統領、国民議会選挙が行われ、クフォー大統領が再選を果たした。 外交・国防 1.外交基本方針 非同盟中立を基調に、近隣諸国との関係を重視する一方、我が国をはじめ、英、米、仏等先進国との関係 を強化している。 特に、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の主要メンバー(2003年及び2004年は議長国)として、また 2007年はアフリカ連合(AU)議長国としてアフリカ地域全体の平和と安定にも積極的に貢献している。 2.軍事力 (1)予算 約7,200万ドル(2006年) (2)兵役 志願制 (3)兵力 13,500人(陸軍10,000人、海軍2,000人、空軍1,500人) (その他、在外兵力として、ECOMOG(ECOWAS監視グループ)軍及び国連平和維持 活動に参加している)(2007年8月時点での国連PKO要員への派遣員数は2,932名で 世界第6位) 経済(単位 米ドル) 1.主要産業 農業(カカオ豆)、鉱業(貴金属、非鉄金属) 2.GNI 118億米ドル(世銀:2006年) 3.一人当たりGNI 520米ドル(世銀:2006年) 4.経済成長率(実質) 5.8%(2004年)、5.9%(2005年)、6.2%(2006年) 5.物価上昇率 14.1%(2004年)、15.0%(2005年)、14.6%(2006年) 6.失業率 N/A 7.総貿易額(2005年/EIU) (1)輸出 28.02億ドル (2)輸入 53.45億ドル 8.主要貿易品目 (1)輸出 金、カカオ豆・製品、木材 (2)輸入 機械類、石油、食糧品 9.主要貿易相手国(2005年/EIU) (1)輸出 オランダ、英国、米国、スペイン、ベルギー (2)輸入 ナイジェリア、中国、英国、ベルギー、米国 10.通貨 ガーナ・セディ 11.為替レート 1ドル=約0.93セディ(2007年10月4日現在) 12.経済概況 ガーナ経済は農業・鉱業に依存する典型的な一次産品依存型経済であり、農業が国内総生産(GDP)の 約40%、雇用の約60%を占めている。 主要輸出品もカカオ、金及び木材が上位3位を占めており、国際市況及び天候に影響を受けやすい環境に ある。 また、近年では海外で働くガーナ人からの海外送金が増加していると報告されており、その額は上述3大輸 出品の輸出額を上回ると言われている。 1957年に英より独立した後、アコソンボ・ダム建設等の大規模インフラ案件の整備により開発への足がかり を築いていったが、1970年代後半から1980年代前半にかけて経済的困難に直面したため、世銀の支援によ り1983年より構造調整を通じた経済再建に取り組んだ。 この結果、1980年代後半から平均5%のGDP成長率を達成し、サブ・サハラ・アフリカにおける構造調整の優 等生として評価された。 しかし、1990年代の金やカカオの国際価格の低迷や主要輸入品である原油価格の高騰等により経済が悪 化してきたため、2001年に誕生したクフォー政権は、2001年3月、拡大HIPC(重債務貧困国)イニシアティブ 適用による債務救済申請を行い、緊縮財政を基本とした経済の立て直しに着手した。 2005年から始まった2期目においても健全な財政運営を基本政策としており、2006年には6%の経済成長率 と10〜12%程度のインフレ率を達成している。現在直面している主要な問題点としては、原油価格高騰によ る経常収支の悪化、財政赤字の拡大、電力不足が挙げられる。 経済協力(単位 億円) 1.我が国の援助実績(億円) (1)円借款(2005年度まで、交換公文ベース)1,250.91 (2)無償資金協力(2005年度まで、交換公文ベース)705.84 (3)技術協力(2005年度まで、JICA経費実績ベース)340.62 2.主要援助国(2004年)(百万ドル) (1)英国(263.5) (2)オランダ(152.6) (3)日本(115.4) (4)米国(80.4) (5)フランス(74.5) 編集 テクニカルデザイン 国別一般情報 ガーナ 2/4 二国間関係 1.政治関係 1957年3月 独立と同時に承認 1959年3月 我が方大使館をガーナに開設 1960年5月 ガーナ大使館が東京に開設 2.経済関係 (1)我が国の対相手国貿易 (イ)貿易額(2006年) 輸出 約105.59億円 輸入 約92.87億円 (ロ)主輸出 自動車、タイヤ・チューブ、原動機、鉄鋼板 輸入 カカオ豆、マンガン鉱、軟体動物(いか、たこ等) (2)我が国からの直接投資 進出企業 6社(2005)、金額 3億円(1989〜2004年累計) 3.文化関係 国際交流基金派遣の劇団、柔道チームのガーナ訪問、また、同国での同基金主催の日本映画祭の開催、 同国文化人の訪日招聘、現地我が方大使館の広報活動等により、同国での対日関心は高い。 4.在留邦人数 295人(2006年10月現在) 5.在日当該国人数 1,852人(2006年12月末現在) 6.要人往来 (1)往(1987年以降) 年月 要人名 木村外相、愛知外務政務次官、浜野外務政務次官 1987年まで 日・ガ友好協会ミッション(団長愛知議員) 1988年8月 国際人口問題議員懇談会視察(団長鹿野議員) 1991年7月 自民党経協特別委員会ODA視察団(団長杉浦議員) 1992年2月 谷川寛三特派大使(大統領就任式典参列) 1993年1月 高円宮憲仁親王同妃両殿下(公式訪問) 1993年5月 日・ガ友好協会ミッション(団長愛知議員) 1993年8月 橋本外交最高顧問夫妻 1999年5月 浦部内閣官房副長官補 2001年1月 武藤元外相 2001年8月 紺野美佐子UNDP親善大使 2003年7月 田中外務大臣政務官 2004年1月 日・AU議連西部アフリカ訪問団 2005年12月 小泉内閣総理大臣 2006年5月 杉浦特派大使(ガーナ独立50周年式典出席) 2007年3月 (2)来(1989年以降) 年月 1989年2月 1989年6月 1989年7月 1990年11月 1991年1月 1993年10月 1994年2月 1994年3月 1997年12月 1998年10月 1999年7月 1999年9月 2000年6月 2000年9月 2001年5月 2001年6月 2001年10月 2001年12月 2002年10月 2003年9月 2004年6月 2005年6月 2006年11月 編集 テクニカルデザイン 要人名 ローリングス議長(大喪の礼) ドンコー運輸・通信長官 チャチュ・チカタ議長顧問 コジョ・チカタ副議長(即位の礼) ボアテン動員・社会福祉長官 ローリングス大統領、ボッチウェイ大蔵・経済企画大臣、 アダム農業大臣、トトビ=クワチ情報大臣 (アフリカ開発会議出席) ガーナ議会訪日団(団長チャンバス第一副議長)、 ボッチウェイ大蔵・経済企画大臣 グラント国家評議会委員 ローリングス大統領夫妻(公式実務訪問)、 ベホ外務大臣、アドウ東部州大臣 ローリングス大統領夫妻、ベホ外務大臣 (第2回アフリカ開発会議出席) ガーブラ教育大臣 サリア道路・運輸大臣 ローリングス大統領夫妻、ベホ外務大臣 ペプラ大蔵大臣 ローリングス前大統領(OBサミット) メンサ国会担当大臣 オサフォ=マーフォ大蔵大臣 イドゥリス外務副大臣 メンサ国会担当大臣 メンサ上級大臣(TICAD閣僚レベル会合) クフォー大統領夫妻(公式実務訪問) クフォー大統領、アクフォ・アドウ外相他(TICAD III参加) オセイ=アジェイ外務副大臣 チェレマテン通商産業大臣(愛知万博) クフォー大統領 国別一般情報 ガーナ 3/4 7.二国間条約・取極 1962年9月 経済技術協力協定 1963年3月 貿易取極 1977年2月 青年協力隊派遣取極 8.外交使節 (1)当該国駐箚日本国大使 石川正紀特命全権大使 (2)本邦駐箚当該国大使 バフォ・アジェバゥワ大使 編集 テクニカルデザイン 国別一般情報 ガーナ 4/4
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