サーモン MI ヒーターケーブル 施工要領書

MIQ
施工要領書
サーモン MI ヒーターケーブル
施工要領書
1
MIQ
施工要領書
施工例
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
MIヒーターケーブル
ホット/コールド接続部
コールドリード
グランドコネクター
リードワイヤー
ホットエンド(終端部)
タグ
SUSワイヤー・SUSバンド
温度センサー
機器へのMIヒーター(余長)
電源ボックスへ
ヒーターセットタイプ MIQヒーターケーブル構造
発熱線
シームレス
アロイシース
酸化マグネシウム
絶縁層
MIQ-1S(1芯) MIQ-2S(2芯)
600Vac Cable 1芯
適合ヒーターセットタイプ A or B
抵抗値
MIQ 型番
Ω/ft
Ω/m
20E1H-1S
2.00
6.56
16E1H-1S
1.60
5.25
13E1H-1S
1.30
4.26
10E1H-1S
1.00
3.28
85E2H-1S
70E2H-1S
50E2H-1S
38E2H-1S
30E2H-1S
25E2H-1S
20E2H-1S
0.85
0.70
0.50
0.38
0.30
0.25
0.20
2.79
2.30
1.64
1.25
0.98
0.82
0.66
17E2H-1S
0.17
0.56
15E2H-1S
0.15
0.49
10E2H-1S
0.10
0.33
300Vac Cable 2芯
適合ヒーターセットタイプ D or E
抵抗値
MIQ 型番
Ω/ft
11E0L-2S
11.00
90E1L-2S
9.00
75E1L-2S
7.50
60E1L-2S
6.00
50E1L-2S
5.00
40E1L-2S
4.00
32E1L-2S
3.20
27E1L-2S
2.75
25E1L-2S
2.50
20E1L-2S
2.00
17E1L-2S
1.70
14E1L-2S
1.40
Ω/m
36.1
29.5
24.6
19.7
16.4
13.1
10.5
9.02
8.20
6.56
5.58
4.59
600Vac Cable 2芯
適合ヒーターセットタイプ D or E
抵抗値
MIQ 型番
Ω/ft
11E0H-2S
11.00
90E1H-2S
9.00
60E1H-2S
6.00
40E1H-2S
4.00
20E1H-2S
2.00
10E1H-2S
1.00
Ω/m
36.1
29.5
19.7
13.1
6.56
3.28
70E2H-2S
50E2H-2S
30E2H-2S
20E2H-2S
15E2H-2S
0.70
0.50
0.30
0.20
0.15
2.30
1.64
0.98
0.66
0.49
10E1L-2S
1.00
3.28
10E2H-2S
0.10
0.33
70E2L-2S
0.70
2.30
70E3H-2S
0.070
0.23
50E2L-2S
0.50
1.64
50E3H-2S
0.050
0.16
80E3H-1S
0.080
0.26
30E2L-2S
0.30
0.98
40E3H-2S
0.040
0.13
70E3H-1S
0.070
0.23
25E2L-2S
0.25
0.82
30E3H-2S
0.030
0.098
60E3H-1S
0.060
0.20
20E2L-2S
0.20
0.66
20E3H-2S
0.020
0.066
40E3H-1S
0.040
0.13
15E2L-2S
0.15
0.49
16E3H-2S
0.016
0.052
30E3H-1S
0.030
0.098
10E2L-2S
0.10
0.33
13E3H-2S
0.013
0.043
20E3H-1S
0.020
0.066
10E3H-2S
0.0104
0.0341
10E3H-1S
0.010
0.03395
70E3L-2S
0.070
0.23
65E4H-1S
0.00651
0.02135
50E3L-2S
0.050
0.16
40E4H-1S
0.00409
0.01342
25E4H-1S
0.00258
0.00846
注① 表示抵抗値は20℃時の値です。
16E4H-1S
0.00162
0.00531
注② 基準抵抗値±10%が製品の製造基準です。
2
施工要領書
MIQ
金属シース MI ヒーターケーブル施工要領書
ケーブル施工前
サーモン電気トレースシステムの施工前に、下記の
施工手順を確認して下さい。 トレースシステムの
性能は、部材を正しく施工する事で機能します。
1.
施工は、施工要領書と国内で適用される電気規格
及び基準に従う事。
許容絶縁抵抗値は 20 MΩ以上
2. トレースするすべての配管及び機器の、設置・施
工・圧力テスト、及び塗装が完了していること
を確認する。
受け取り、保管、及び取り扱い
3. ヒーターケーブルを取り付ける機器又は資材は、
規格及び基準に従って接地しなければならない。
1. 受け取ったヒーターケーブルの種類及び数量を
確認する。各ヒーターケーブルに付いているタ
グ・出荷書類及び注文書を比較して正しい製品を
受け取ったことを確認する。
2. 輸送中に損傷を受けていないか、資材を目視確認
する。損傷があれば輸送業者に連絡して対処する。
3.
絶縁抵抗値を測定する。 DC500V で、ヒータ
ー導体と外側金属シースとの間の抵抗値を測定
し、検査結果を記録する。
許容絶縁抵抗値は 20 MΩ以上
4.
4. ヒーターケーブルを取り付ける表面をきれいに
する。 汚れ、錆、及びスケールをワイヤブラシ
で除去し、適切な溶剤で油やグリースを除去する。
5. トレース図を参照して電源位置、機器への余長、
その他を確認する。 複数のヒーターの接続があ
る回路は、直列接続か並列接続か特に注意して
確認する。
施工上の注意
導体抵抗値を測定し、検査結果を記録する。
結果を公称値と比較する。
1. ヒーターケーブルの施工前及び使用前に、すべて
の電源を落とす。
許容抵抗値は公称値の±10%以内
5.
絶縁抵抗値を測定する。DC500V で、ヒーター
導体と外側金属シースとの間の抵抗値を測定し、
検査結果を記録する。
2. 最低施工温度は−60 ℃
乾燥した場所に保管する。MI ケーブルのコール
ドリード終端は、施工前、施工中、及び施工を
通し常時乾燥を保つ。
3. ヒーターケーブルの長さは変更してはならない。
4. ヒーターケーブル自体を、接触、交差、重ねない。
5. ヒーターケーブルの最小曲げ半径は、 ケーブル
外径の 6 倍。
注意:梱包状態のまま(重ね巻きの状態に
あるときに)、通電してはならない。
6. ヒーターケーブルが損傷するので、同じ場所で
曲げ延ばしを繰り返さない。
7. ホット/コールド接合部・終端部・他の銀ロウ溶
接部から 150mm(6”)以内でケーブルを曲げない。
8. ヒーターケーブルの間隔は最短 25 mm(1”)以上
とする。
9. ヒーターケーブルは、耐熱性のない物から少なく
とも 13 mm(1/2”)距離を置く。
10. 溶接スラグ、飛沫、その他からヒーターケーブル
を保護するための対策を施さねばならない。
注:
1. MI ヒーターの到達温度より低い発火温度を有するガス、又は水蒸
気とガスの混合物が存在する雰囲気内で施工しない。
3
MIQ
施工要領書
初期施工
現場固有の トレース図がある場合は、標準施工
に拠らず、指定のトレース図により施工する。
1. 配管上のヒーターケーブルの位置を決定する。
外部からの機械的損傷を避けるため、管の上側の
施工は避ける。また、保温材の継目がくる位置も
避ける。一般的な MI ヒーターケーブルの向きは、
図 D を参照。
2.
バルブ、フランジ、エルボ、及びサポートに対
し、余長を確保して、ステンレスワイヤ又はバ
ンドを使用し、ケーブルを暫定的に固定する。
(図 F/余長は次頁参照)ステンレスワイヤ又は
バンドをきつく締めすぎない。
3.
ホット/コールド接合部(電源側)位置より施工
を開始し、ヒーター回路を管の側面に沿って配
置 す る。 ホッ ト /コ ー ルド 接 合部 の両 端 を、
152mm(6”)の位置で、ステンレスワイヤ又はバン
ドを使用して固定する(図 E)。最小曲げ半径より
も小さくなる小径管に這わせない。 コールドリ
ードはループ状にして処理する。
4. 余長分のヒーターケーブルは機器に沿って均等
に配分する。
図 D:一般的な MI ヒーターケーブルの向き
管壁
管壁
管壁
ヒーターケーブル
ケーブルを 1 本施工する場合
ヒーターケーブル
ケーブルを 2 本施工する場合
ヒーターケーブル
ケーブルを 3 本施工する場合
図 E:ケーブルのレイアウト
ホット/コールド
接合部
ホットエンド
ヒーターケーブル
固定用ワイヤ又は
バンド
コールドリード
図 F:仮止めワイヤ/バンド
固定用ワイヤ又は
バンド
最大 3m の間隔
(仮止めの場合)
コールドリード
4
施工要領書
MIQ
エルボ、サポート、及びフランジへの施工
3. サポート:断熱及び隔離(サポートが管から熱的
に隔離されている場合)サポートには、ヒーター
ケーブルを追加する必要はない。非断熱サポート
については、管サポート長の 2 倍プラス 15 インチ
(400 mm)のヒーターケーブル長が必要である。
1. 図 G、H、I、及び J に従いヒーターケーブルを
施工する。ステンレスワイヤ又はバンドを使用し
てヒーターケーブルを配管に固定する。
2. エルボ:ケーブルはエルボの外側に這わせる。
エルボの外側半径部にケーブルを這わせること
でケーブルの緩みが解消できる。
(エルボの内側
にケーブルを這わせると、ケーブルに緩みが生じ
る)
図 G:エルボ
4.
ハンガー: ハンガーには余長は不要。
5.
フランジ: ボルトを避け、ヒーターケーブルを
フランジに密着させる。(余長は表 2 を参照)
図 H:管サポート
ヒーター
ケーブル
ケーブルは管の
外径周りに這わす
最低 3” (76 mm)
サポート長
最低 3” (76 mm)
固定用ワイヤ又は
バンド
固定用ワイヤ又は
バンド
ヒーターケーブル
サポート
(保温材無し)
図 I:ハンガー
管
図 J:フランジ
固定用ワイヤ又は
バンド
固定用ワイヤ又は
バンド
ボルトを避ける
ヒーターケーブル
ヒーターケーブル
表 2:フランジ余長
フランジ
のサイズ
in
(mm)
1/2
(12)
3/4
(19)
1
(25)
1 1/4
(32)
1 1/2
(40)
2
(50)
3
(80)
4
(100)
6
(150)
8
(200)
10
(250)
12
(300)
14
(350)
16
(400)
18
(450)
20
(500)
24
(600)
30
(750)
フランジ
余長
in
(mm)
4
(100)
4
(100)
4
(100)
5
(125)
5
(125)
5
(125)
5
(125)
6
(150)
6
(150)
6
(150)
7
(180)
8
(205)
9
(230)
10
(255)
10
(255)
11
(280)
12
(305)
19
(485)
5
MIQ
施工要領書
バルブ及びポンプへの施工
表 3:バルブ・ポンプ 1 ヶ所当りのヒーター余長 1,2,3
1. 図 K、L、M、N に従い、ヒーターケーブルを施
工する。ステンレスワイヤ又はバンドを使用して
配管にヒーターケーブルを固定する。
バルブの種類
管サイズ ネジ又は
バタ
フランジ
in (mm)
溶接
フライ
ft (m)
ft (m)
ft (m)
2. バルブ、ポンプ、及びその他の機器による熱損失
の増加を補う為、ヒーターケーブルを追加する必
要がある。一般的なバルブ及びポンプへの施工長
については、表 3 を参照。
小型のバルブ(2 インチ未満)で、バルブ本体に
ケーブル余長の施工が困難な場合は、図 L に示
すように、管の片側でバルブ全体に均等にケー
ブルを這わせる。
5. 分岐ラインが二重トレースで、主管が 1 本トレー
スの枝 T 管(2 インチ以下)については、分岐ライ
ンのバルブにケーブル予長は不要。図 M を参照。
ネジ
ft (m)
フランジ
ft (m)
2(.61)
1/2(12)
.5(.15)
1(.30)
0
1(.30)
3/4(19)
.75(.23)
1.5(.46)
0
1.5(.46)
3(.91)
1(25)
1(.30)
2(.61)
1(.30)
2(.61)
4(1.22)
1 1/4(32)
1.5(.46)
2(.61)
1(.30)
3(.91)
4.5(1.37)
1 1/2(40)
1.5(.46)
2.5(.76)
1.5(.46)
3(.91)
5(1.52)
2(50)
2(.61)
2.5(.76)
2(.61)
4(1.22)
5.5(1.68)
3(80)
2.5(.76)
3.5(1.07)
2.5(76)
5(1.52)
7(2.13)
4(100)
4(1.22)
5(1.52)
3(.91)
8(2.44)
10(3.05)
3. ループ手法(必要に応じて、バルブやポンプを取
り外せる様取り付ける方法)を利用してバルブ及
びポンプにヒーターケーブルを施工する。ヒータ
ーケーブルの交差は避ける。
6.
ポンプの種類
6(150)
7(2.13)
8(2.44)
3.5(1.07)
14(4.27)
16(4.88)
8(200)
9.5(2.90)
11(3.35)
4(1.22)
19(5.79)
22(6.71)
10(250)
12.5(3.81)
14(4.27)
4(1.22)
25(7.62)
28(8.53)
12(300)
15(4.57)
16.5(5.03)
5(1.52)
30(9.14)
33(10.06)
14(350)
18(5.49)
19.5(5.94)
5.5(1.68)
36(10.97)
39(11.89)
16(400)
21.5(6.55)
23(7.01)
6(1.83)
43(13.11)
46(14.02)
18(450)
25.5(7.77)
27(8.23)
6.5(1.98)
51(15.54)
54(16.46)
20(500)
28.5(8.69)
30(9.14)
7(2.13)
57(17.37)
60(18.29)
24(600)
34(10.36)
36(10.97)
8(2.44)
68(20.73)
72(21.95)
30(750)
40(12.19)
42(12.80)
10(3.05)
80(24.38)
84(25.60)
注:
1.
バルブ・ポンプに敷設するヒーターケーブルの合計長は、
“ヒーター本数 x((ランジ面間+フランジ高さ x2)+表の余長”
2.
長さは 150 lb(または JIS10K)のバルブ用。より高圧用のバル
ブにはより長いケーブルが必要である。
3.
プロジェクト固有のヒーター長については、各トレース図を
参照。
図 K:一般的バルブの詳細
ヒーターケーブル
図 M:小径の T 分岐
主ライン
枝ライン
ヒーター
ケーブル
固定用ワイヤ又は
バンド
固定用ワイヤ又は
バンド
図 N:一般的ポンプの詳細
固定用ワイヤ又は
バンド
ポンプ回路の接続
ボックス
図 L:一般的小型バルブの詳細
エンド
終端部
ヒーターケーブル
固定用ワイヤ又は
バンド
ヒーター
ケーブル
6
固定用ワイヤ
施工要領書
MIQ
ヒーターケーブル取り付けと固定
1.
2. 結束材での固定に加え、下記の場合、アルミテー
プで連続的に覆う必要がある。
ヒーターケーブルの固定は電源側(ホット/コー
ルド接合部)から始め、終端部へ向かって行う。
・ 認められている結束材を使用する。
・ 発泡ウレタン断熱を適用する場合
・ ステンレスワイヤ又はバンドをきつく締めす
ぎない。
・ 非金属配管の場合
・ 熱伝達を改善するためにアルミテープの使用
が設計で要求されている場合
・ MI ヒーターケーブルは、ステンレスワイヤ又
はバンドを最大 300mm(12 インチ) 間隔で取り
付けて敷設する。図 O を参照。
・ MI ヒーターケーブルは、サーモン熱伝セメン
ト及び金属チャンネルで敷設することも可能。
・ 熱伝セメント適用の場合、プロジェクト図面
にある施工詳細を参照する。
3. ステンレスワイヤ又はバンドを使用する管に、温
度センサーがあれば取り付ける。温度センサーは
図 P に示すように配置する。配管の上側は、セ
ンサーへの物理的ダメージを最小限にするため
避ける。また、管の側面は、通常、保温材の継目
があるので避ける。
図 O:SUS ワイヤ/バンドで固定
ホット/
コールド接合部
6”
(150 mm)
間隔 12”
(300 mm)
固定用ワイヤ又は
バンド(一般的)
ホットエンド
終端部
図 P:ヒーターケーブル及びセンサー位置
管壁
温度センサー
(一般的)
温度センサー
(一般的)
管壁
温度センサー
(一般的)
ヒーターケーブル
ケーブルを 1 本施工する場合
ヒーターケーブル
ケーブルを 2 本施工する場合
7
管壁
ヒーターケーブル
ケーブルを 3 本施工する場合
MIQ
施工要領書
電源接続
保温工事
1. 電源接続ボックス(JB)は、施工エリアに適した
ものを使用する。ボックスへの電線管には、適切
な
ドレインを設け、ボックス内への湿気の浸
入を防止する。
1.
2. MI ケーブルのコールドリードを接続ボックスの
ハブへ引きこむ。 この時リード線を引っ張らな
いよう注意する。グランドコネクタをレンチでハ
ブに固定する。グランドコネクタは、取り付け時
に締めすぎないよう注意する
3.
許容絶縁抵抗値は 5 MΩ以上
2. ヒーターケーブルが断熱材の内部に埋まらない
ように、特に注意する。
3. ヒーターケーブルは熱計算に基づいて選定して
いるので所定の保温工事を行い良好に維持する。
コールドリードのスリーブとグランドコネクタ
を合わせる。 レンチでゆっくりとグランドコ
ネクタを締めて密着させ、コールドリードを手
で回せないようにする。さらに 1/8 回コネクタ
を回して締める。
4.
ポンプやバルブのような機器に加え、すべての
ヒートシンクも正しく保温施工する。これには、
配管サポート、ハンガー、フランジ、及び、バ
ルブボンネットを含む。
5.
使用する保温材の種類又は厚さに関わらず、
耐候保護をし、湿気の浸入や物理的損傷を防ぎ、
ヒートトレースシステムが正しく機能するよう
施工する。保温材のすべての貫通部は密閉する。
6.
保温施工後、ヒーターケーブルの絶縁抵抗を測
定し、施工中に損傷を受けていないことを確認
する。DC500 V で、ヒーター導体と外側金属シ
ースとの間の抵抗値を測定し検査結果を記録す
る。
基準トルク:
1/2”グランドコネクタは 7.4 ft·lb(10 N·m)
5/8”グランドコネクタは 11.8 ft·lb(16 N·m)
3/4”グランドコネクタは 16.2 ft·lb(22 N·m)
4. 使用していない、すべての電源及びスプライス接
続ボックスは蓋を被せておく。
5.
保温施工前に、ヒーターケーブルの絶縁抵抗を
測定し、ヒーターケーブルが損傷を受けていな
いことを確認する。DC500V で、ヒーター導体
と外側金属 シースとの間の抵抗値を測定し検
査結果を記録する。
施工完了後、ヒーターケーブルの絶縁抵抗を測
定し、施工中に損傷を受けていないことを確認
する。DC500 V で、ヒーター導体と外側金属シ
ースとの間の抵抗値を測定し検査結果を記録す
る。
許容絶縁抵抗値は 5 MΩ以上
最終検査及び検査記録
許容絶縁抵抗値は 5 MΩ以上
1.
施工完了後、ヒートトレース回路に通電する前
に絶縁抵抗を測定する。DC500 V で、ヒーター
導体と外側金属シースとの間の抵抗値を測定し
検査結果を記録する。
許容絶縁抵抗値は 5 MΩ以上
2. ヒートトレース回路に通電し、電圧、電流、配管
温度、及び周囲温度を記録する。 値は、通電
15 分後に測定する。この記録は、メンテナンス
の基として保管する。
3. サーモンコンピュトレース及び個別設計での安
定化設計(スタビライズデザイン)で設定する最高温度
は、関連する国の規格及び法律に記載された方法
及び基準に基いて計算されたものである。 この
システムを使用する場合は、使用中のシステム・
パラメータ及びエリア T クラスを記録し保管し
ておかなければならない。
4. 定期的にシステムを検査し、すべての情報を記録
する。
8