株式会社 APC Japan 8219831984198519861987198819891990199119921993199419951996199719981999200020012002 2 0 0 3 会 社 案 内 Availability is the Solution!TM アベイラビリティを実現する 4 つの層 ビジネスプロセスのアベイラビリティ(可用性:止まることなく、常に利用できる状態にあること)は 4 つの レイヤー:人的資源、方法・手順、情報技術、物理インフラで構成され、高可用性は、これら全てのレイヤー を統合することにより実現されます。APC が提供する電源・空調・ラックソリューションは、物理インフラ層 に属し、企業活動のアベイラビリティを根底から支えています。 人的資源 従業員サポート、生産性向上プログラム、 ミス削減トレーニングなど 方法・手順 手順・方法の標準化、規則の整備など 情報技術 アプリケーション、IT ハードウェア、 インターネット、データ、 ストレージ、セキュリティなど 物理インフラ データセンタ設備、 電源、空調、ラック、 発電機、ビルなど People Process Technology Environment APC は物理インフラにソリューションを提供します 1 ごあいさつ Availability is the Solution! TM ビジネス・パートナー様および顧客の皆様へ 平素はひとかたならぬ御愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 APC Japan 2002 年度(1月〜 12 月)の収益は、前年比でややマイナスとなりま した。これは当社始まって以来のことでしたが、一方、業績全体の詳細な分析結果 は大いに有望であり、当社は 2003 年度の見通しに関しては楽観的です。APC Japan は、無停電電源装置 SmartUPS を各種提供し、PC サーバ保護において依然圧倒的シェアを有するマーケットリーダーです。喜ばしいことに、 Smart-UPS 分野の総売上は、前年比ではマイナスとなったものの、2002 年における PC サーバ市場全体および UPS 市場全体のマイナスに比較すれば、なお数パーセント高い値となっています。この安定した「相対的」成長によって、 日本市場における当社のシェアは、売上においても、また販売台数においても一層強固になりました。 さらに APC Japan は、Smart-UPS 以外の分野における売上が前年比で二桁あるいは三桁の目覚しい成長を遂げたこ ともご報告できます。要するに、マーケットシェアがきわめて高い製品は、IT 産業全体のトレンドに沿った業績となっ たことは明らかです。また、APC Japan にとって新分野の比較的シェアの低い製品は、今期大きな成長を遂げました。 このことが当社に、あらゆる製品分野からの健全な収益配分をもたらしました。 2002 年の厳しい経済がもたらした大きな効用は、APC Japan が販売パートナーの皆様と再びビジネスについて徹底 した話し合いをもつ機会を得たことです。驚いたことに、弊社の販売店においては、実際に、大部分の APC ソリューショ ンに対する認知度がかなり低いということが分かりました。言い換えると、これは素晴らしいチャンスです! APC Japan は 2003 年から APC 販売店の教育に引き続き注力し、総合的な「可用性(availability)の高いインフラ・ソリュー ション」を、顧客の皆様に効果的に提供し、その妨げとなるあらゆる障害を取り除くことに全力を注ぎます。 Availability is the Solution! 当社の調査によれば、最前線に立つ企業経営者の最大の関心は「Business Continuity(ビジネスの継続性) 」にあります。 さらに注目すべきことは、経営者の抱える課題は、この Business Continuity を実現するために費用対効果の高い戦略 を実践することです。企業各社は、IT 機器に対して高いコストパフォーマンスと複雑作業の簡易化を求めるだけではなく、 ビジネスニーズの変化に応じ、長期的に拡張可能な、十分な柔軟性を提供する IT インフラ・ソリューションを必要として いるのです。 2003 年度に向けて APC Japan は、IT リセラー経由で販売される、無償保証および保守サービスに焦点を絞った「ア ベイラビリティ・パッケージ」のコンセプトを強化することにより、Smart-UPS ソリューションの価値をさらに高めて いきます。また、当社が開発したの Power Array アーキテクチャを擁する Symmetra 製品は、容量範囲が拡大し、ラ ンナップが拡充する予定です。さらに、APC の電源保護機器、空調ソリューションと IT ラック(NetShelter シリーズ) を組み合わせることにより、購入および機器構成が容易で、アベイラビリティの高い IT インフラ環境を提供してまいり ます。 最後に、当社のパートナー様と顧客の皆様に、APC Japan を信頼し、企業の生命線である IT インフラをお任せくださっ たことに対し厚く御礼申し上げます。2003 年は当社の歴史上最も革新的なソリューションを導入する記念すべき年と なるでしょう。最大のシェアを有するマーケットリーダーとして、当社はこれからも、革新的技術を競争力のある低価 格で、最高の品質と信頼と共に市場にお届けしてまいります。 株式会社エーピーシー・ジャパン 代表取締役社長 アラン・ルソー 2 会社紹介 Availability is the Solution! TM APC は IT システムを根底から支えるトータルソリューションを提供します。 Strategic Application Areas : APC は、4 つの主要ビジネス分野にフォーカスした電源ソリューションを提供しています。 Data Centers and Facilities ..........(データセンタ、データルーム、 ビル設備向けソリューション) Business Networks ......................(LAN/WAN など、企業の IT システム向けソリューション) Access Provider Networks ..........(通信/電話システム向けソリューション) Home / Small Office .....................(ホーム、スモールビジネス向けソリューション) DATA CENTERS/ FACILITIES ● UPS システム Smart-UPS RM シリーズ ●電源管理ソフト ●ラックソリューション ●空調システム ● PDU PowerChute Business Edition ●保守サービス Symmetra RM MasterSwitch Smart-UPS シリーズ BUSINESS NETWORKS ● UPS ● PDU ●電源管理ソフト ●ラックソリューション ●空調システム ●保守サービス Air Distribution Unit ACCESS PROVIDER NETWORKS ● UPS Network Management Card EX ●ラックソリューション ●電源管理ソフト Symmetra Power Array PowerChute network shutdown NetShelter シリーズ ●空調システム ● PDU ●保守サービス HOME/ SMALL OFFICE ● UPS CS 350/500 3 PowerChute Personal Edition SurgeArrest ●サージ保護機器 ●電源管理ソフト Open, adaptable and integrated architecture for on-demand network critical physical infrastructure TM InfraStruXure は、データセンタの電源・空調・配線に関わる複雑な作業を簡易化し、初期投資費用と運用コストを削減します。 Silcon UPS 4 会社概要 ●社 名 株式会社エーピーシー・ジャパン APC Japan, Inc. (英語名) ● 本社所在地 〒 141-0031 東京都品川区西五反田二丁目 30 番 4 号 ●設 1996 年 4 月 立 ● 代表取締役 社 長 アラン・ジョン・ルソー・ジュニア ●資 本 金 1000 万円 ●売 上 高 APC Japan : 非公開 APC ワールドワイド: 13 億 84 万ドル (約 1600 億円)* *2002 年 12 月決算 ●社 員 数 140 名(2003 年 4 月現在) ●取引銀行 シティバンク、東京三菱銀行 ●事業内容 1.コンピュータ用無停電電源装置の販売及び保守サービス 2.前号に附帯する一切の事業 ● 主な取引先 ● OEM ビジネスパートナー 日本電気、富士通、日立、東芝、IBM、Dell、HP ●ワールドワイド ビジネスパートナー マイクロソフト、サン・マイクロシステムズ、 シスコ・システムズ、EMC、オラクル ●本社地図 東興ホテル JR 五 反 田 駅 東京三菱銀行 大和銀行 三井住友銀行 目 桜 黒 川 田 UFJ銀行 通 り BookOFF 城南信用金庫 山 手 通 り ゆうぽーと 5 APC Solution Center 展示会 www.apc.co.jp APC Japan 組織図 OEM パートナー営業部 営 業 本 部 エンタープライズ営業部 チャネルパートナー営業部 プロダクトマーケティング部 マーケティングコミュニケーション部 マーケティング本部 マーケティングインテリジェンス部 技 術 統 括 本 部 エンタープライズシステム & サービスグループ エンタープライズシステム技術部 APC グローバルサービス部 代表取締役社長 プラットフォーム技術部 ソフトウェア開発部 製品技術部 リペアセンタ コ ー ル セ ン タ 人 事 総 務 部 ロジスティクス部 経 理 部 情報システム部 コールセンタ 検査センタ リペアセンタ 出荷センタ 6 米国本社および APC のワールドワイド展開 ● APC ワールドワイド売上(Million) ● 米国本社名 American Power Conversion Corporation (アメリカン・パワー・コンバージョン・コーポレーション) APCC(NASDAQ 取引名) ● 本社所在地 米国ロードアイランド州 ウェスト・キングストン ●設 立 1981 年 3 月 ●社 長 ロジャー・ B ・ダウデル・ジュニア $1,480 $1,430 $1,126 $873 ● ワールドワイド セールス拠点 120 ヶ国 ● ワールドワイド 従業員数 約 5400 人(2002 年 12 月 31 日現在) ●本社売上 13 億 84 万ドル(2002 年 12 月決算) 1997 スウェーデン ノルウェー $1,384 $1,337 1998 1999 2000 2001 2002 ロシア フィンランド イギリス デンマーク アイルランド オランダ ポーランド アイルランド工場 ドイツ ベルギー スイス フランス スイス工場 ポルトガル スペイン 韓国 イタリア ギリシャ インド インド工場 マレーシア シンガポール ナイジェリア 日本 中国 中国工場 ケニア 台湾 タイ フィリピン フィリピン工場 インドネシア オーストラリア 南アフリカ ■ APC のミッション お客様が実際に直面している問題を迅速に把握し、必要なソリューションを提供することでシステムの管理性、可用性、 および信頼性を向上させ、顧客満足度に貢献します。 7 www.apc.com 米国本社 主なセールス拠点 工場 カナダ アメリカ工場 アメリカ メキシコ ベネズエラ コロンビア ブラジル工場 ブラジル チリ パラグアイ ウルグアイ アルゼンチン ニュージーランド ■ APC のビジョン APC 製品はデータが生産(Create)、伝達(Transmit)または蓄積(Store)される全ての場所において「アベイラビリ ティ(可用性)」を保証します。 8 APC Japan ユーザ様 株式会社ドコモ AOL インターネットサービスの要とな るコンテンツ制作を強力にバック アップ、APC の Smart-UPS。 「刻々と変わるニュースはもちろ ん、常に新しいコンテンツを提供 していくことが我々の使命。かな り時間に迫られた業務を行ってい るなかで、制作されたコンテンツ やドキュメント類をいかに保護し ていくかは重要な課題です。そう した意味で、電源対策の重要性に 対しても高い認識をもって UPS (無停電電源装置)を導入してき ました。」 オペレーション部システムアドミニストレータ 鶴岡 寿暁氏 テレビ朝日 高度情報化環境を実現する Prism システムをバックアップする Symmetra Power Array。 「システムごとに管理担当者がいて UPS の運用管理について は、担当者ごとにまちまちに対応しており、何らかの電源障害 が発生した場合、それぞれのベンダーに連絡してサポートを仰 ぐような状態で非常に煩雑でした。サーバサイドを統合的に保 護できるスケールの UPS は Symmetra 以外に競合製品は見当 たらず、他を選択する考えはまったくありませんでした。」 総務局情報システム部 主任 藤田 和 義氏 株式会社ジェイティービー 国内有数の旅行総合サイトの心臓部を支える APC のラックマウント型 Smart-UPS。 旅行代理店最大手の JTB は、会員向け EC(電子商取引)サイト 「JTB INFO CREW」を中核に総合旅行サービスのポータル・サイト 構築を進めています。「今後 24 時間営業を計画しているほか、コンビ ニエンスストアからの予約もこのシステムで受け付けているため、シ ステムダウンは致命的。電源管理もさらなる徹底が必要になってきま した。」 市場開発部 EC ソリューション室 研究員 中田 幸 児氏 シスコシステムズ 株式会社 シスコシステムズのネットワークを支える Symmetra Power Array。 「システムダウンがシスコにとって大きなマイナスポイントになる ことを認識しており、弊社ではネットワークダウン予防対策の一 つとして APC 製品を導入しています。APC 製品の採用のきっか けは、知名度、信頼性、実際のシェアを高く評価していたことと、 本社をはじめとする各国の現地法人のスタンダード UPS として 採用されていたことでした。」 情報システム本部インフラストラクチャー部 部長 比嘉 偉 明氏 ビクター情報センター株式会社 24 時間 365 日、維持しなければならないネットワークを Silcon がバ ックアップ。 「当センターがビクターグループのネットワークハブとして機能している 以上、24 時間 365 日、わずかのネットワークダウンも許されない状況 になりつつあります。そのために、ネットワーク機器の電源環境を一新 する必要に迫られていました。Silcon は電源効率が高く、ランニングコ ストが他社製品と比較して圧倒的に優位であり、メンテナンスも容易で あることを高く評価し、導入を決定しました。」 技術・開発部技術グループ長 田中 9 俊 文氏 APC の沿革 米国本社 アメリカン・パワー・コンバージョン (APC) は、 日本支社 マサチューセッツ工科大学の 3 人の電気技術 者により 1981 年 3 月に設立されました。当 時、彼らは太陽エネルギーを電気に利用する 研究・開発をしていましたが、1984 年に電 源保護の分野に着目し最初の UPS を開発しま した。 UPS ビジネスは成長軌道にあったこ 1981 年 3 月 アメリカン・パワー・コンバージョン設立 とから資金が十分に集まり、APC は 1988 1988 年 7 月 NASDAQ 市場に上場(取引名: APCC) 1993 年 4 月 東京都千代田区に米国アメリカン・パワー・ 年 7 月に米国 NASDAQ 市場に上場しました (取引名: APCC)。 コンバージョン(APC)の営業所を設立 1996 年 4 月 米国 APC の日本法人として株式会社エーピー シー・ジャパンを設立 小・中規模単相 UPS、Smart-UPS ラインを 日本市場に投入 1997 年 10 月 更なる事業拡張に備え、現住所の東京都品川 区に移転 1997 年 11 月 1998 年ワールドカップサッカー、フランス 大会の公式電源保護機器として APC が選出 1998 年 4 月 三相UPS大手の Silcon Power Electronics 社(デンマーク)を買収 1999 年 4 月 APC Japan が小型 UPS 市場(IKVA 以下、 1 〜 3KVA)でトップシェア(矢野経済研究 所調べ)となる 2000 年 4 月 DC 電源メーカである Advanced Power 社 (イギリス)を買収 2000 年 10 月 電算用パッケージエアコンメーカ AirFlow 社 (アメリカ)を買収 2001 年 4 月 大型三相 UPS「Silcon」を日本市場に投入 2002 年 2 月 北米にて「InfraStruXure」販売開始 2002 年 7 月 サーバラック「NetShelter VX」販売開始 2003 年 4 月 APC Solution Center(デモセンタ)オー プン 2003 年現在 優良企業として「Fortune 1000」、 「Forbes Platinum 400」 、「Financial Times 500」 および「S&P 500 Index」にリストされる 10 198119 株式会社 エーピーシー・ジャパン 〒 141-0031 東京都品川区西五反田 2-30-4 BR 五反田 7F 電話: 03-5434-2021 FAX: 03-5434-2122 E-Mail: [email protected] Web: http://www.apc.co.jp 996-0757H 2003 年 4 月版
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