プレスリリース(442KB)

2015・7
│PRESS RELEASE│
株式会社LIXIL
やきもの展のご案内
LIXILギャラリーのやきもの展では、森 孝一氏(美術評論家・日本陶磁協会常任理事)
をアドバイザーに迎え、「生活とアート」をコンセプトに新しい切り口の展覧会を開催しています。
谷本 景展 -古代から会期:2015年8月27日(木)~10月27日(火)
会場:LIXILギャラリー
「古代から ’13」 2013 年 H50×W56×D13.5cm
│本リリースに関するお問い合わせ先│
LIXIL ギャラリー( http:// www1.lixil.co.jp/gallery/ )
所在地:東京都中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
広報担当:大橋 恵美( Email: [email protected] )
田村 志保( Email: [email protected] )
TEL.03‐5250‐6530
http:// www1.lixil.co.jp/gallery/
┃PRESS RELEASE┃
「谷本 景展 ー古代からー」
LIXIL ギャラリーでは 2015 年 8 月 27 日(木)~10 月 27 日(火)の期間
「谷本 景展 -古代から-」を開催します。
谷本 景氏は三重県伊賀市に生まれ、陶芸を学んだ後に 20 代でヨーロッパへ
渡りパリで銅版画を学びました。1977 年に帰国してから現在に至るまで、伝
統的な伊賀焼の技術を継承しながら、独自の絵画的要素を取り入れた「現代
の伊賀」を創作しています。本展では、2013 年より制作されている造形作品
「古代から」シリーズより、新作を含む 10 点を展示します。
「古代から 14-4」 2015 年 H60×W35×D14 cm
│開催概要│
「谷本 景展 -古代から-」
会
期 2015 年 8 月 27 日(木)~10 月 27 日(火)
★アーティスト・トーク&レセプション
日時:2015 年 9 月 11 日(金)18:00~19:30
休 館 日 水曜日、9 月 23 日(祝)
開館時間 10:00~18:00
企
画 株式会社 LIXIL
会
場 LIXIL ギャラリー
観 覧 料 無料
会場写真 http:// www1.lixil.co.jp/gallery/
会期開始 5 日目から会場写真をご覧頂けます。
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LIXILギャラリー
┃PRESS RELEASE┃
「谷本 景展 ー古代からー」
│展覧会の見どころ│
1.遠く古代からの息吹を表現
本展では谷本 景氏の造形作品の中でも、2013 年頃より始まった近作である
「古代から」シリーズの中より新作を含む 10 点を展示します。「古代から」
は、古代遺跡から出土した銅鐸をイメージした作品シリーズで、長い歳月の
間に土に埋もれ、腐食し朽ちかけたものの美しさと、そこへ馳せる想いを追
究して制作された「遠く古代からの息吹」を表現しています。
2.桃山時代からつづく伊賀焼を現代へ
「古代から」シリーズが生まれた背景には、谷本氏が桃山時代から続く伝統
の伊賀焼技術の継承者であることが挙げられます。古伊賀の復興を目指して
いた父・谷本光生氏の許で制作した後、土の持っている素材の面白さを生か
し切れていないと感じた谷本氏は、古伊賀の特徴である「火色・焦げ・ビー
ドロ釉」を新たに解釈し直し、その焼き上がりに絵画的要素を取り入れた独
自の「現代の伊賀」を創造します。「古代から」シリーズは、現代陶芸では
少なかった「土味・焼味」を日本のやきものの本質として再構築するかのよ
うにつくられ、「土と焼きと造形」のバランスが見事に溶けあった作品です。
谷本氏は不完全で不調和なものの在り様を美意識の源とし、時が刻む自然の
姿を作品に映し出しています。谷本氏の想いを表現した新しい伊賀焼の世界
は、同時代を生きる在り方を伝えてきます。
│作者略歴│
谷本 景 (Tanimoto kei)
1948
1970
1972
1973
1976
1977
1978
1980
1981
1982
1984
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1994
1996
1997
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2007
2008
2011
2013
2014
三重県伊賀市に陶芸家・谷本光生の長男として生まれる
美濃にて日根野作三、加藤仁に師事
伊賀三田窯にて作陶
パリのウィリアム・ヘイターのアトリエ 17 にて銅版画を学ぶ
パリにて陶芸展(フランス)
ギメ東洋美術館にて陶芸作品によるデモンストレーション(フランス)、
帰国後、三田窯を継承。以後、全国各地で個展開催
個展(三越/池袋)、「伊賀・信楽二人展」(小田急/新宿)
「伊賀・信楽新作展」(松坂屋/静岡)、「景茶陶展」(益田屋/東京)、
「光生・景茶陶展」(大丸/高知)
「光生・景茶陶展」(玉屋/福岡)
「伊賀・信楽二人展」(赤坂グリーン・ギャラリー/東京)、個展(三越/新潟)
「光生・景・洋・三人展」(大丸/福岡)、個展(池袋三越/東京)
親子展(岩田屋/熊本)、「三重の茶・花器展」に出品(三重県立博物館)
個展(野村美術館/京都)
親子展(大丸/福岡)
「陶芸百選展」に出品(髙島屋/大阪・東京)
「土来花来」展(マスダ・スタジオ/東京)
明治村茶会に出品(犬山・愛知)
「伊賀・信楽展」に出品(香雪美術館/兵庫)、個展(松坂屋/横浜)
「伊賀陶芸会展」に出品(三重県立美術館)、「三重陶芸作家展」に出品(近鉄/四日市)
「三重陶芸作家展」に出品(近鉄/四日市)、「茶の湯と野の花の出合い展」に出品
(玉屋/佐賀)
「三重の作家たち展」に出品(三重県文化センター)
個展(髙島屋/京都)、(近鉄/名張)
「NHK やきもの探訪」に出演
個展(小倉玉屋/北九州)
個展「壺と華」(名鉄百貨店/名古屋)
「工芸家の大正・昭和・平成展」に出品(三重県文化会館)、個展(和光/銀座)
個展(髙島屋/京都)、現代茶陶展(サン・ギャラリー・住惠/名古屋)に出品
「東海の陶芸」展に出品(名古屋)
個展(大丸/大阪)
個展(大丸/東京)
個展(フランクフルト・ドイツ)
個展(フランクフルト・ドイツ)
個展「古代から 谷本景」(現代美術 艸居/京都)
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