【 しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞 低学年の部 】 ・二十年後また

●【 しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞 低学年の部 】 ・二十年後またこの海で会いたいなぼくの手よりも小さなカメさん(静岡県・2年)
●【 しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞 中学年の部 】
・がれきの山見るのが辛く下を見た朝顔ひとつやさしくさいた(埼玉県・4年)
●【 しきなみ子供短歌賞・文部科学大臣賞 高学年の部 】 ・波の音こんなにやさしい夜の海人をのみこむ波に思えず(埼玉県・6年)
●【 特選 低学年の部 】
・かぶとむしやさしくふわっとあみでとるにこにこわらうぼくとじいちゃん(山形県・1年)
・おちゃわんにひとつぶのこったごはんつぶまかせてわたしはおはしめいじん(茨城県・1年)
・かわにいきみつけたカニをおとうとがあかちゃんだよとにがしてあげた(埼玉県・1年)
・ひまわりがおひさまをみてわらってるぼくもわらうよままをみながら(埼玉県・1年)
・かえるがねぴょんぴょんぴょんとくさのなかつかまえたくてぼくもぴょんぴょん(東京都・1年)
・はじめてのめがねきんちょうかがみみるあしたともだちなんていうかな(静岡県・1年)
・あさがおのさいたかずよりあしたさくつぼみのかずがもっとたのしみ(香川県・1年)
・空ってねかん字でカラって読むんだってくもと空気であふれているのに(埼玉県・2年)
・なつのよるいっせいにとぶほたるたちかぜがふいたらふわっときえた(千葉県・2年)
・じしんの日こわくてないたかえり道しらない人のやさしさにあう(東京都・2年)
・何日もそだてていたら聞こえたよ赤いトマトのわらってる声(徳島県・2年)
・とげとげのくるんとまがったにわきゅうりガリッとかむときみどりのあじ(香川県・2年)
・ピアノひくゆびからおとがとびだすよきらきらひかってそらにひびくよ(長崎県・2年)
●【 特選 中学年の部 】
・今年はねいつもとちがう夏だったひまわりだけは笑っていたよ(福島県・3年)
・わすれない地しんのこわさわすれない家ぞくのぶじを知ったよろこび(埼玉県・3年)
・夕だちにぬれて一人で歩く道おこった空がおいかけてくる(東京都・3年)
・楽しみだ新かん線で一人たびおやつとドキドキリュックに入れて(鹿児島県・3年)
・帰り道母のたん生日思い出しコスモスつんで家へと急ぐ(鹿児島県・3年)
・うめぼしを干す家の前通るたびすっぱくなってつばをのみこむ(山形県・4年)
・草をかるじいちゃんのせにくわがたが右に左にかたむきゆれる(山梨県・4年)
●【 特選 高学年の部 】
・おだづなよ女川町に何がきたってぼくらの希望なくならないぞ(宮城県・5年)
・ひまわりがガレキの中でがんばれとキレイにさいてぼくを見ている(宮城県・5年)
・福島のももをかじって思い出す震災前の祖父母の笑顔(東京都・5年)
・復興の願いを込めた二百二段せみしぐれふる塩釜神社(東京都・5年)
・何度でも答えてあげるよおばあちゃん忘れないでねぼくのこと(岐阜県・5年)
・けんかしてごめんなさいっていえなくててがみをかいてまくらにおいた(大分県・5年)
・復興の花火が上がる福島で家族と暮らすこれからずっと(福島県・6年)
・青々と伸びるしばふをすりぬけて走るトカゲの輝く背中(静岡県・6年)
・茜空父と一緒にながめてる教えてもらった名前の由来(福岡県・6年)
●【 入選 低学年・中学年・高学年の部共通/都道府県別学年順 】
・太陽が月にバトンをわたす時一番星がキラキラ光る(宮城県・4年)
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・あの日にねいろんなものをうしなったでもぼくたちは前にすすむぞ(宮城県・5年)
・震災後さんま船来てうれしいなたくさん取って水揚げしてね(宮城県・5年)
・つなみでねばあちゃんのいえどろんこにそこにたんぽぽげんきにさいたよ(山形県・4年)
・赤ちゃんのわんわんわめくその声は今しか聞けぬ宝物だよ(山形県・4年)
・ヒメサユリ地しんにも負けず強く咲くゆらゆらゆれて命かがやく(山形県・6年)
・ぐらぐらと地面がゆれてこわかったはやく会いたい家族みんなに(福島県・6年)
・大地しんこわさこらえてむかえまつママの顔見てなみだあふれる(茨城県・3年)
・ごめんねとゆうきをだしていってみるなかなおりしてきもちがいいね(茨城県・4年)
・夏の夜すずしい風が入りこむこんなことでもしあわせかんじる(茨城県・6年)
・じしんきてかわらもへいもみなこわれよしんがこわくてかぞくでよりそう(茨城県・6年)
・電気なしみんなよりそいあったかいまっくらだけど見えたやさしさ(茨城県・6年)
・生まれたよ小さいいとこの手をにぎり「ギュッ」とにぎられ力にビックリ(栃木県・3年)
・習字はね自分の気持ちそのものが字に表れるまほうの力(栃木県・4年)
・絵を描くとひろがる私の夢気持ちいつかだれかを喜ばせたい(群馬県・6年)
・ぽたぽたとあせがおちてもあつめたよせみのぬけがらなつのほうせき(埼玉県・1年)
・あさがおがたくさんさいてうれしそうラッパをふいてわらっているよ(埼玉県・1年)
・なつやすみじいじばあばとかわのじではじめてねたよながいきしてね(埼玉県・1年)
・すごいよねぼくがすんでるこのちきゅうよるみるほしとかぞくなんだね(埼玉県・1年)
・あさがおはるすのあいだもすくすくとあつさにまけずがんばりやさん(埼玉県・1年)
・せつでんでわが家のしゅやくせん風きたまにエアコンぜいたく気分(埼玉県・2年)
・ありがとうそのひとことでうれしいなすきになったよきみのお手紙(埼玉県・2年)
・海のなみ大きくゆれてたのしそうわたしもなみとおどってみたい(埼玉県・2年)
・サッカーでもっとはしれというけれどだったらママがはしってごらん(埼玉県・2年)
・朝おきておはようの声パパとママなんだかとてもうれしい気もち(埼玉県・2年)
・がんばってきえないようにおどってねおちてさびしいせんこう花火(埼玉県・2年)
・つめたくていしがゴロゴロかわのなかながれはやいがさかなゆっくり(埼玉県・3年)
・なでしこのチームのみんなが教えたよ自分と仲間を信じる強さ(埼玉県・3年)
・夏まつりゆかたにきがえおひめさまいつもとちがうわたしのすがた(埼玉県・3年)
・学どうに母がえ顔でおまたせと夕日をせおってむかえにきたよ(埼玉県・3年)
・ぼきんばこさがして入れた思いやりとどくといいなわたしの思い(埼玉県・3年)
・ひさい地で会えてよかったよおばあちゃん家はないけどえ顔はあるよ(埼玉県・3年)
・ひろしまのげんばくドーム目の前で元気に生きる二ひきのトンボ(埼玉県・3年)
・てい電はくらかったけど楽しいな一つの明かりで家族だんらん(埼玉県・3年)
・おばあちゃん「ボケの予防」と言いながらいっしょにやった計算ドリル(埼玉県・4年)
・風鈴が風でゆれるよ夏の音ゆらゆらゆれてダンスをしてる(埼玉県・4年)
・まっ青な空を見上げてしんこきゅう入道雲に手がとどきそう(埼玉県・4年)
・おばあちゃんむかえ火たいて待ってるよ必ず来てね天の国から(埼玉県・5年)
・じいさんに会うはずだったお正月急いで天国なんで行ったの(埼玉県・5年)
・夏休みなごりおしいよ祖母の家ずっと手を振るまぁるいせなか(埼玉県・5年)
・ざわざわと風が足あとつけていくこがねの田んぼもうすぐ秋だ(埼玉県・5年)
・弟は肢体不自由歩けないだけど笑顔はとても可愛いい(埼玉県・5年)
・夏の空入道雲はへんそうの名人だからすぐ顔変える(埼玉県・5年)
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・そのままでいいよといつも母が言う十二のわたし未来をみてる(埼玉県・6年)
・ひなんしてみんなのやさしさうれしいがふるさとの友こいしく思う(埼玉県・6年)
・空を見た雲の形がおもしろい東北の人も見てるといいな(埼玉県・6年)
・暑い夏いつも見ている甲子園ぼくも立ちたいあこがれの場所(埼玉県・6年)
・むねはってしっかり歩こう大行進今年で最後の運動会(埼玉県・6年)
・蝉しぐれ暑きなき声かたわらに涼しき風りん夏のハーモニー(埼玉県・6年)
・だんごむしなぜまるくなるあそぼうよてのなかゴロゴロくすぐったいよ(千葉県・1年)
・ハムスターひまわりのたねもっているちいさいおてておとさないでね(千葉県・1年)
・あかちゃんににぎられたゆびいたくてもがまんしてるのかわいいから(千葉県・1年)
・かきごおりいろんないろがあるけれどいっぱいなやんでいつもあおいろ(千葉県・1年)
・あさがおがいろんないろで五こさいたぼくとおんなじ五にんかぞくだ(千葉県・1年)
・あかとんぼはねをつまんでかおみたらおおきなおめめにらんでいたよ(千葉県・1年)
・さかあがりあきらめないでトライした十二このまめわたしのメダル(千葉県・2年)
・夏の空にゅうどうぐもにひもつけてブランコしたらすずしいだろうな(千葉県・2年)
・まい日のつかれをいやすマッサージパパとわたしのコミュニケーション(千葉県・2年)
・おかあさんふたりぐらしの休みの日おこらないでねぎゅーうしてね(千葉県・2年)
・大変だクワガタ迷子どこいったあったらいいのに虫用名札(千葉県・3年)
・体いく館大きくゆれたこわかったわすれられない3・11(千葉県・3年)
・はやぶさは七年間も旅をした行ってみたいなわく星イトカワ(千葉県・4年)
・おおばばの白じゅの祝いひ孫らでふうとふきけす九十九(くじゅうく)の灯を(千葉県・4年)
・しんせきは私が生まれよろこんだだけどその日は母が死んだ日(千葉県・4年)
・ほうちょうではじめてなしをむいたらね食べる所がへっちゃったんだ(千葉県・4年)
・友のくつ青くかがやきとぶように走っているよサッカー場を(千葉県・4年)
・お習字で精神統一筆の先ふるえとまらぬこの緊張(千葉県・5年)
・フィールドに大和の花がさきみだれ散ること知らずなでしこジャパン(千葉県・5年)
・しんさいでなくすかなしみ多いけどみなでつかもう明日への光(千葉県・5年)
・バーベキュー火の前立ってあせ流す父の姿がかがやいている(千葉県・6年)
・山寺に登ってきれいな景色見るまるで芭蕉になったみたいだ(千葉県・6年)
・父さんときょうそうをしたバタフライぼくの勝利たっちのさでね(千葉県・6年)
・広い海波打ち際で遊んでる妹たちが小さく見える(千葉県・6年)
・ミニトマト熟したころに食べないときげんそこねてポトリと落ちる(千葉県・6年)
・海の中いろんな魚と泳ぎたい福島の海きれいになあれ(千葉県・6年)
・あかちゃんはふわふわあったかたまらないにっこりしたかおぎゅーうってしたくなる(東京都・1年)
・おばあちゃんいっぱいやさいつくったねまっかなトマトおひさまのにおい(東京都・1年)
・なつやすみむささびとんだくらやみでなにをたべるかまっくらやみで(東京都・1年)
・なつやすみながれるぷうるおよいだよぼくはかっぱだすいすいすすむ(東京都・1年)
・なつやすみせんこうはなびがきれいだなまるいかみなりあばれているよ(東京都・1年)
・きょうもまたままにおこられかなしいなあすはいい子といわれたいなぁ(東京都・1年)
・すずむしがはねをこすらせうたってるいたくないかなけがしないかな(東京都・2年)
・おばあちゃんいつも何かをわすれてくけいたいだったりぼうしだったり(東京都・2年)
・かたつむりはっぱの上をあるいてるかくにんしながらまた一歩ずつ(東京都・2年)
・夏休みつなみの後を見に行ったなんにもなくてつなみはこわい(東京都・2年)
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・くらやみでほたるのおしりがピカピカリわたしの手のひらそおっとのったよ(東京都・3年)
・夏の空帰路につくぼくてりつける日かげさがしてのろのろ歩く(東京都・3年)
・ていでんできづいたひかりつきあかりしぜんのちからたいせつなもの(東京都・3年)
・きもだめしおばけでてこいこわくないおれは男だにげはしないぞ(東京都・3年)
・母の顔見えなくなるまで手を振ったひとりで泊まる初めての夏(東京都・3年)
・青空に別れをつげて去った夏だが心の中から夏は消えない(東京都・4年)
・はかまいり見わたすかぎり夏の山祖父のふるさと目にやきつける(東京都・4年)
・丸太切り思い出のいす作ったよ木は四十さいぼくは十さい(東京都・4年)
・おばあちゃん今年百三なったけどまだまだ元気だ長生きしてね(東京都・4年)
・節電で家族そろって同じ部屋けんかも増えるが笑いも増える(東京都・4年)
・震災でふつうに生きる幸せと「もったいない」を気づかされたよ(東京都・5年)
・十五夜に細道照らされ黒ねこの瞳があやしく緑に光る(東京都・5年)
・色々なスイッチいっぱい消した夏少しは節電できていたかな(東京都・5年)
・学校はみんなといられる好きな場所ふっこうしてね被災地の学校(東京都・5年)
・じいちゃんのやさしい笑顔に会いたくて去年より長く泊まりに来たよ(東京都・5年)
・涼しさと釣りを楽しむ渓流は節電忘れていいエコ自然(東京都・5年)
・たくましい入道雲に憧れて僕もなりたいでかい男に(東京都・5年)
・夏休み一人でつくった朝ごはんみんなはおいしい私はうれしい(東京都・5年)
・おじいちゃん元気になれよと家族達願いを込めて千羽づる折る(東京都・5年)
・あじさいの雨にぬれてる美しさ道端で見る初夏の始まり(東京都・5年)
・「ヒュードン!」光の種が開く時夜空を彩る満開の花(東京都・6年)
・カタツムリ一生懸命進んでるぼくも前見て進んでみよう(東京都・6年)
・虫の音と満月見ながら帰る道こわれた自転車キコキコ押して(東京都・6年)
・練習で一丸となり得た金賞星美の歌声響きわたった(東京都・6年)
・おそいなああのかたつむりどこへ行くあじさい見ながら旅しているのか(東京都・6年)
・寒い日は家族みんなで輪になっておしゃべりすればほらあたたかい(東京都・6年)
・けんどうのしあいげいこで面うたれそれでも勝つと一本をとる(東京都・6年)
・あじさいの葉っぱの上にかたつむりみつけてはしゃぐ六月の雨(東京都・6年)
・お父さん福島県で仕事してぼくたちのためがんばっている(東京都・6年)
・田植えして農家の人の苦労しりお世話になった上田の棚田(東京都・6年)
・一歩ずつ仲間と歩いたハイキング卒業までも一緒に歩こう(東京都・6年)
・春風よ一輪さいた菜の花があなたのことを待ちのぞんでいる(東京都・6年)
・夜行バス高知へ向けて一人旅やりたいことがあふれ出てくる(東京都・6年)
・山の中耳をすませばきこえるよ風になびいてゆれる葉の声(東京都・6年)
・稲光激しい雨が降る空が怒って泣いてまた怒ってる(東京都・6年)
・おほしさまきょうもきれいにひかってるじいじのほしはどこにあるかな(神奈川県・1年)
・ぶつだんにいつもいのっているんだよじいじのあしがなおりますように(神奈川県・1年)
・きのうえでみどりのハネをひからせてうまれてきたよせみのあかちゃん(神奈川県・1年)
・ひまわりとせいくらべした夏休みあっというまにおいぬかされた(神奈川県・3年)
・ぼくたちのたった少しの募金でも被災地救う力となるね(神奈川県・5年)
・このままで本当にいいのか今のオレ夢にむかって本気の一歩(神奈川県・6年)
・夏休み田舎に帰りメチャメチャに津波でこわれたお墓で祈る(神奈川県・6年)
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・きずだらけボロのリュックすてないよじこからぼくをまもってくれた(新潟県・3年)
・水泳で背泳ぎ三人流れてくラッコのようにスイスイスイと(新潟県・5年)
・ふく風が気持ちよすぎて昼ねする起きたら空が夕焼け小焼け(新潟県・6年)
・暑いからクーラーつけたいでもだめだ東日本のためにがんばる(石川県・5年)
・ふじさんがぼうしをかぶりあめもようあわててつくるてるてるぼうず(山梨県・3年)
・じいちゃんの畑でとれたおやさいは苦手なものもなぜか食べれる(山梨県・5年)
・習字はね右で書くからたいへんだだって私は左ききなの(長野県・3年)
・母さんが小さくなったちがうちがういつのまにかぼくの背が伸びた(長野県・5年)
・紅葉の美しき山これ全て私達住む町の財産(長野県・6年)
・悲しみを心にちゃんと閉じといて後でたくさん「わー」と叫ぶ(長野県・6年)
・なつやすみはじめてのったしんかんせんきっぷはぼくのたからものだよ(岐阜県・1年)
・見つけたよ岩の間にカニ二ひききっと親子でおしゃべり中(岐阜県・5年)
・産まれたよめだかの赤ちゃんちいさいねかわいい目をしてスイスイ泳いでる(岐阜県・5年)
・ありさんはじめんがあつくないのかなぼうしやくつがほしいだろうな(静岡県・1年)
・あおぞらにおおにゅうどうがやってきたあついたいようたべてほしいな(静岡県・1年)
・めじろさんことしもきたねまってたよぼくのみかんをはんぶんどうぞ(静岡県・2年)
・おじいちゃんのはたけはいつもパラダイスかぼちゃにスイカきゅうりにんじん(静岡県・2年)
・パパねてるママはガミガミおこりんぼおなかの赤ちゃん聞いてはダメよ(静岡県・3年)
・風りんがチリンとなるよ夏の音青い空に音ぷがならぶ(静岡県・3年)
・荒波に小さなカメが向っていく背中のこうらが遠くなっていく(静岡県・5年)
・幼虫が葉っぱを完食旅に出たはだかで立ってるホウセンカ(静岡県・5年)
・白川郷合掌造りの家ならび展望台から昔をながめた(静岡県・5年)
・広島の原ばくドーム目の前に戦争の怖さ心にひびく(静岡県・6年)
・コンビニのレジの横に募金箱きふをするよぼくの百円(静岡県・6年)
・ぐらぐらとぶきみにゆれる地震だけんかの妹とっさにかばう(静岡県・6年)
・なすかぼちゃすいかにぴーまんみにとまとはたけでとれたじいちゃんのおやさい(愛知県・1年)
・おじぎ草さわるとペコリとおじぎするわたしもつられておじぎする(愛知県・3年)
・秋の味かきくりさんまおいしいよひさいの町にもとどくといいな(愛知県・5年)
・お年玉五月八日で無くなった最後の買い物カーネーションです(愛知県・6年)
・のぞくたび世界が変わる万華鏡わたしの未来も見えるといいな(愛知県・6年)
・とかげさんあわててにげてわすれものうごくしっぽがかわいそうだね(三重県・2年)
・せつ電ではじめて買った風りんとともにすごした夏休みの日々(三重県・3年)
・お盆です迎え火たくよおばあちゃん皆待ってる帰って来てね(三重県・6年)
・日本一高い山から見た星座ぼくもこんなに輝きたいぜ(大阪府・4年)
・ぼくのかおじっとみてたらままのかおおばあちゃんもままのかおだよ(兵庫県・1年)
・なやみ事青空じっと見つめたら雲といっしょに流されていく(兵庫県・6年)
・震災でたくさんの人傷ついた募金の箱に心も入れる(奈良県・5年)
・夏の夜空にいっぱい星がある雲の横から月がにっこり(和歌山県・4年)
・はじめてのならの大仏うす目あけぼくを見ているやさしい顔で(和歌山県・4年)
・クロールができたといばる弟よ泳ぐすがたを一度は見せて(山口県・5年)
・赤ちゃんのえ顔につられほほえんだだいてみたいなでもこわれそう(徳島県・3年)
・東北にとどくと良いな阿波おどりぼくらの元気空海こえて(徳島県・4年)
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・先生に成長したねとほめられたあきらめなかった自分がいたから(高知県・5年)
・きみどりのじゅうたんみたいないねの上走ってみたいな風のように(福岡県・3年)
・スパイクを買ってもらって走れるぞとうるい王になれる気がした(福岡県・5年)
・被災者の心の傷を治したいきっと見つかる希望の薬(福岡県・6年)
・後五分トライをとれば逆転だパスをつないで仲間と笑顔(福岡県・6年)
・そらみあげどんどんのびていばってるつるぎみたいなはたけのおくら(福岡県・6年)
・線香のけむりが天にのぼってくおじいちゃんへの想いをのせて(佐賀県・6年)
・ひさい地でいきてるみんながんばってるはじめてきづいた生きてるいみを(佐賀県・6年)
・ざりがにがたまごうんだよちいさくてまるいたまごがひゃっこあったよ(長崎県・1年)
・どうぶつで一ばんすきなのチーターだ足がはやくてイケメンだよね(長崎県・2年)
・赤トンボおにごっこしてるよたのしそうわたしも入ってあそんでみたい(長崎県・2年)
・じいちゃんにしゅう字ならってありがとうじいちゃんみたいにかける日くるかな(長崎県・2年)
・ため池でザリガニつりにはまったよバケツいっぱい赤い色だよ(長崎県・2年)
・たきつぼにドキドキしながらとびこんだつめたいあわがわたしをつつむ(長崎県・3年)
・むしかごに友だちみつけ赤とんぼ仲間かえせとおいかけてくる(長崎県・3年)
・風にゆれ親もとはなれて飛んでいくたねのゆくえはだれも知らない(長崎県・5年)
・あと一点優勝かけたこの一球仲間のためにサーブで決める(長崎県・6年)
・ささのはがゆれるよゆれるかぜの音わたしのねがいかなうといいな(熊本県・2年)
・あおあおとしげったゴーヤすずしいぞうちのせつでんだいせいこうだ(熊本県・4年)
・手を合わせ「少し大きくなりました」おぼんに行ったお墓の前で(熊本県・4年)
・あと少しあと五メートルと手をのばしついに泳げた二十五メートル(熊本県・4年)
・山からのわき水とてもつめたくて大きなスイカ食べごろかなあ(熊本県・4年)
・すぐそばで支えてくれる友がいる共に輝く大切な人(熊本県・5年)
・「帰ろうよ」茜色した空の下ススキの中を君と二人で(熊本県・6年)
・ありがとういつもなかなか言えないぼくが今日はとくべつすなおに言うよ(大分県・3年)
・組体操一人バランスで手が動きブルブル体がふるえてしまう(大分県・6年)
・空高くのぼる太陽見ていたら夢が叶うと思えてきたよ(大分県・6年)
・にっこりといつも笑っているところおばあちゃんの長所の一つ(宮崎県・5年)
・みずのなかめがあけられてうれしいなできたよいっぱいいちねんせいのなつ(鹿児島県・1年)
・ぷっくりとわたしがそだてたミニトマトおててのおさらでにっこりわらうよ(鹿児島県・2年)
・あとすこしつぎこそのれるきがするよペダルをふんで風になりたい(鹿児島県・2年)
・目がさめて聞こえた雨の音がく会ぱらぱらぱららん八月の朝(鹿児島県・2年)
・きんぎょさんドレスきていてかわいいねおみずのなかのプリンセスだね(鹿児島県・3年)
・「だいじょうぶ」ママのま法のおまじないきっとできるよどんなことでも(鹿児島県・3年)
・ゆかた着て歩く夜道に父母とつなぐ手と手は家族のきずな(鹿児島県・4年)
・しんさいでぼくの心はジンとしたこれから家族大事にしよう(鹿児島県・4年)
・ひがん花すずしい風にゆれながら秋の始まり教えているよ(鹿児島県・4年)
・百球のノックとり終え強くなるぼくの手と足そして気持ちも(鹿児島県・4年)
・ばあちゃんにこのにじ全部見せたいなでっかいこのにじきえないうちに(鹿児島県・4年)
・友だちがしょんぼりしてたら声かけて「いっしょに遊ぼ」まほうの言葉(鹿児島県・5年)
・しん災のテレビに映るじょうきょうにわたしのほほを流れるなみだ(鹿児島県・5年)
・梅雨時期で雨にうたれてはしゃいでるカエルの気持ちぼくにはわかる(鹿児島県・6年)
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・夏山を目指してこいだモトクロス友の声えん力に変わる(鹿児島県・6年)
・ぼ金箱目にして少し立ちどまりわずかながらの思いたくして(鹿児島県・6年)
・夕立ちの風にゆれる洗濯物あわてる母のすばやい動き(鹿児島県・6年)
・ばあちゃんは山に入ってにげきったせんそうのこと悲しく話す(沖縄県・4年)
・病気になったおかげで目標を見つけた優しい小児科の医師(沖縄県・6年)
・ばあちゃんのおびえる声が戦争の心のきずを教えてくれる(沖縄県・6年)
・お姉ちゃんけんかするけどじしんの時二人の姉がかぶさってきた(沖縄県・6年)
・おじいちゃん戦争の話する時はいつもとちがう悲しげな顔(沖縄県・6年)
・青い海戦争中は赤い海海のひめいは塩辛い声(沖縄県・6年)
・会いたいと願っているけど叶わないあなたの存在近くて遠い(沖縄県・6年)
・戦争のきおくがもどりおばあちゃんなきがおになって話を続ける(沖縄県・6年)
・席がえであなたのとなりになれなくてずっと泣いてたあの日の夜は(沖縄県・6年)
・ありがとうおばあちゃんにそう言うといつもは見えないえくぼが見えた(沖縄県・6年)
・おばあちゃん平和の礎(いしじ)でおじいの名を見ながら泣くよ戦争はだめ(沖縄県・6年)
・台風のすきまをついて鳥がとぶうまく逃げよと窓から祈る(沖縄県・6年)
・大好きな君の笑顔がまぶしくてサッカー好きな私の太陽(沖縄県・6年)
・放課後はみんなの足が大ジャンプ一本の縄に心がつなぐ(沖縄県・6年)
●【 佳作 低学年・中学年・高学年の部共通/都道府県別学年順 】
・雨の日に小さな小鳥がたおれてたわたしがそっと手を出してみた(岩手県・2年)
・おやすみねおなかのなかのしおんちゃんおねえちゃんのこえきこえているかな(岩手県・3年)
・夏休み毎日あついいやだけどお母さんにはくっつきたいな(宮城県・3年)
・このあたりそ父母の家がたっていた遊びに来たね覚えているよ(宮城県・4年)
・しん災でいろいろ知ったありがとう友達先生近所の絆(宮城県・5年)
・世界中すべてみんな生きている小さなありも一つの命(宮城県・6年)
・また今度会えたらいいな伝えたいさようならよりありがとうって(宮城県・6年)
・しんさいでなくしたものもおおいけどわすれはしないかんしゃのきもち(宮城県・6年)
・家族って本当にいいよまほうだよ元気が出るし明日も笑える(宮城県・6年)
・かぶとむしすごくつよいよだけどメスたまごをうんでくれるといいな(山形県・1年)
・ハムスターよるにくるくるまわってるよるのマラソンたのしそうだよ(山形県・1年)
・なつのあさあせかきながらウォーキングかぜのシャワーがながしてくれる(山形県・2年)
・ピザ作りとてもウキウキドキドキだ自分で作るさいこうのあじ(山形県・2年)
・夏が来たミンミンぜみが鳴いているせみも暑くて泣いてるのかな(山形県・4年)
・海水浴毎年行ってたあの海に必ず咲くよパラソルの花(福島県・4年)
・たのしみはガチャリといったドアの向こう母が笑顔で帰って来る時(福島県・6年)
・おにいちゃんたまにけんかもするけれどやさしくぼくをまもってくれる(茨城県・1年)
・めをとじてみみをすませばきこえるよたのしくうたうしぜんのこえが(茨城県・1年)
・ひらひらとおよぐきんぎょをみていたらわたしもきたいきれいなゆかた(茨城県・1年)
・おはかからずっとついてきたとんぼさんもしかしたらおじいちゃんかい(茨城県・2年)
・夏のくもくじらにイルカカメもいたお空の上はりゅうぐうじょう(茨城県・2年)
・せつでんできょうりょくしあったことしのなつエアコンおんど28ど(茨城県・2年)
・さみしいの?にいにのせなかでねんねしなパパ出ちょう中ぼくがパパ(茨城県・2年)
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・つかまえたギョロッとぼくをにらみつけつるっとにげたよおたまじゃくし(茨城県・2年)
・ひまわりがおひさまむいてわらってるゆらゆらゆれてないしょの話(茨城県・2年)
・おじいちゃんわたしのかたをつかんでねつえもいいけどたよりになるよ(茨城県・3年)
・ろうそくに明りをともしひさい地にいのりよとどけとうろう流し(茨城県・3年)
・夏の日の夜空にできた花畑つぎからつぎにさいてはきえた(茨城県・3年)
・あの球を打てずに終わりくやしくて光るあせだとなみだをかくす(茨城県・3年)
・大地震怖さとつらさこみ上げた母のおむかえ不安が消えた(茨城県・4年)
・あついひのれんしゅうたえた夏休みみんなでとったゴール1点(茨城県・4年)
・カブト虫毎日毎日エサばかり本当は外で飛びたいのかな(茨城県・4年)
・運動会なびくハチマキ光る汗きずなふかめた応えん合戦(茨城県・5年)
・またおいで手をふるそぼのさみしげなすがたがどんどんちいさくなっていく(茨城県・5年)
・大地しん電気が止まり水が出ずでも明るいな家族のきずな(茨城県・5年)
・地震の日わすれもしない出来事に生きる喜び感謝の気持ち(茨城県・5年)
・被災して食べ物水のありがたみいつものごはんのこさず食べる(茨城県・6年)
・朝つゆに光りかがやくくもの糸指ではじけば飛びちる宝石(茨城県・6年)
・震災でふるえる手と手にぎりしめ友と過した余震の夜(茨城県・6年)
・朝露をまとって開く朝顔の花輝きて心を照らす(茨城県・6年)
・秋空にオレンジ色の夕焼けが町を照らすライトのように(茨城県・6年)
・ぼくのうちカレーライスにまほうかけ苦手な野菜おいしくなるよ(栃木県・4年)
・放課後に教室で見た夕日がねみるみるうちに教室そめた(栃木県・6年)
・おにいちゃんぼくはなんでもまねするよだっておにいちゃんが大好きだから(群馬県・4年)
・マーチングいろんな音色ひびかせて苦労がすべて笑顔に変わる(群馬県・6年)
・あさおきてきょうはなにいろさいたかななつのおもいでわたしのあさがお(埼玉県・1年)
・かぶとむしあまいにおいにさそわれてわれたすいかにむらがっている(埼玉県・1年)
・あさがおのなかにはほしがひかってるよるのそらからあそびにきたの(埼玉県・1年)
・おとうさんおしごとたくさんしてるのにぼくよりみじかいなつやすみだね(埼玉県・1年)
・かきごおりあかやみどりできれいだなちいさなにじをたべてるみたい(埼玉県・1年)
・なつやすみまいあさのったいちりんしゃころんだかずだけすきになったよ(埼玉県・1年)
・じしんのひきまっていたらいいのになそしたらみんなあんしんなのに(埼玉県・1年)
・あおむしのうんちがポロリおちてたよはっぱそっくりびっくりしたよ(埼玉県・1年)
・せんぷうきちかくでおはなしうちゅうじんこえがかわるよふしぎだね(埼玉県・1年)
・犬をかうかぞくがふえたうれしいないっしょにあそぼういっしょにわらおう(埼玉県・2年)
・おじいちゃん野球のしあい見にくるってやくそくしたのに天ごくで見るの(埼玉県・2年)
・ひまわりがぱっとさいたよなつのそらたねがとれたらまたあえるよね(埼玉県・2年)
・ママのかおすてきなえがお大すきだあしたも見せてあさってもだよ(埼玉県・2年)
・わき水でひやしたトマトまるかじりくちいっぱいにあまさ広がる(埼玉県・2年)
・いもうとがぐずっているときぼくの出ばんえがおを見せるとすぐににっこり(埼玉県・2年)
・そだててるわたしのピーマンかわいいなざんねんだけどたべちゃうよ(埼玉県・2年)
・しんさいでとうほくのひとないているはやくしあわせもどるといいな(埼玉県・2年)
・お父さんトラックにのりしごとするうしろすがたはかっこよかった(埼玉県・2年)
・雲さんがたいようさんを食べちゃって青いお空がないちゃったよ(埼玉県・2年)
・大つなみ人のこころもうばうものぼくのこころは大つぶなみだ(埼玉県・2年)
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・きれいだなポツポツあめがひかってるはじけるしずくかんむりみたい(埼玉県・2年)
・ぼんおどりゆかたすがたでひらりまうひらりひらりとちょうのようだね(埼玉県・2年)
・とっとりへひこうきのって一人たびひさしぶりだないなかのにおい(埼玉県・3年)
・夜の風ながれてくるよ風りんの音にあわせて虫の歌声(埼玉県・3年)
・かぶと虫小屋がせまくてだっそうし夜にブンブンおまつりさわぎ(埼玉県・3年)
・あまがえる雨とまちがえよろこんださっきの雨はじょうろの水よ(埼玉県・3年)
・ながれ星みとれているまにねがいごといえずに消えただけど幸せ(埼玉県・3年)
・あまがえるまどにはりつきけはいけしねらったえものじょうずにパクリ(埼玉県・3年)
・夏の夜カブト虫とり楽しいよわたしをおしのけ父さんむ中(埼玉県・3年)
・おきなわの白いすなはま青い海ずっとこのままかわらないでね(埼玉県・3年)
・ひやけあとあそんだあかしひりひりといたむせなかに夏の思い出(埼玉県・3年)
・十五夜の夜空にうかぶお月さまきらきら空に金のまんじゅう(埼玉県・4年)
・秋の日は太陽すぐにねてしまう月と星がゆっくり起きる(埼玉県・4年)
・夜の森りっぱな角ですくい投げじゅえきを勝ちとれかぶと虫たち(埼玉県・4年)
・庭のすみ大きく育ったひまわりはたてがみゆうがなライオンの様(よう)(埼玉県・4年)
・足が生えしっぽが消えてあまがえるぼくが育てた小さな命(埼玉県・4年)
・はっぱがねサワサワザワザワうたってる今日ははっぱの音楽会(埼玉県・4年)
・和だいこの音がひびくよバチと手にみんなの心ひとつになった(埼玉県・4年)
・鶴岡の夏の楽しみだだちゃ豆今年もおいしいじいちゃんの味(埼玉県・4年)
・米軍ととなり合わせの那覇の町何も知らずに平和な本土(埼玉県・4年)
・夏の海きらきら光る水面(みなも)には家族の笑顔うつっているね(埼玉県・4年)
・お父さんぼくをかた乗せスクワットこれはいつまでできるのかな(埼玉県・4年)
・朝食のパンよりこんがりぼくの顔この夏元気に遊べたしょうこ(埼玉県・4年)
・しゃぼん玉いろんな色でういているきえるはかなさきおくに残る(埼玉県・5年)
・夏休みそぼの家から見るけしき緑の稲にとび込みたいな(埼玉県・5年)
・七色の花火がぱっとさいた時夜空の星も仲良く光る(埼玉県・5年)
・夏の日の日ざしにはえる赤い実はわたしが育てた元気なトマト(埼玉県・5年)
・おばあちゃんほんとは大人なんだけど笑うすがたはかわいい子供(埼玉県・5年)
・暑い夏せん風機でねがんばろういつまで続く節電中(埼玉県・5年)
・夏の夜夜空を照らす大花火ぼくの心も照らしてくれる(埼玉県・5年)
・通学班班長として歩く前一年生に足を合わせる(埼玉県・6年)
・たのしみはいとこにもらった大きな服一人でそおっと着てみる時(埼玉県・6年)
・たのしみは母の手つだいする時にうれしく笑った母を見る時(埼玉県・6年)
・たのしみは習字の筆を変えた日の筆に初めて墨つける時(埼玉県・6年)
・組体操歯をくいしばり頂上にのぼった友の影たのもしく(埼玉県・6年)
・運動会組体操や持久走負けたけれども悔いはない僕(埼玉県・6年)
・バッティングカキーンと打つその音が次に打つ時自信につながる(埼玉県・6年)
・青空にまっ白くもが旅してたさえぎるものなく一直線に(埼玉県・6年)
・夜ねるとゲコグワゲコとカエル鳴くぼくの住むとこのどかで良いな(埼玉県・6年)
・たのしみは家から見える富士山を見上げて今日のスタートきる時(埼玉県・6年)
・妹に腹を立ててるはずなのに「にいに」と呼ばれ許してしまう(埼玉県・6年)
・たのしみはノートをかえた始めの日すこしきれいな字を書いた時(埼玉県・6年)
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・墓参り空見あげたらじいちゃんがなんだかそこにいる気がしたよ(埼玉県・6年)
・くどいけどたばこも酒もほどほどにたった一人の父親だから(埼玉県・6年)
・ひこうせんそらにうかぶとくじらだねなつのおそらをおよいでいるね(千葉県・1年)
・いもうとがはじめていったおつかいにいけるかなってドキドキなぼく(千葉県・1年)
・なつのよるキャンプファイヤーおわるときちいさなひのこバーっととんだ(千葉県・1年)
・なつのうみぎらぎらなみがおどってるこっちにくるよはやくあそぼう(千葉県・1年)
・あさがおのみずやりまいにちやってるよぐんぐんのびるぼくよりのびろ(千葉県・1年)
・いもうととずっといっしょのなつやすみついいじめちゃうだいすきなのに(千葉県・1年)
・とんぼたちあかいもようがあざやかにみんなにえがおとどけてくれる(千葉県・1年)
・お母さんこれ見て見てよすごいでしょぼくのかなへびたまごをうんだよ(千葉県・1年)
・つきとけりたのしいからてだけどぼくぞうきんがけがいちばんすきだ(千葉県・1年)
・せみってねじめんのなかでなんねんもコンサートのひまちつづけてる(千葉県・1年)
・テコンドーかるいきもちではじめたら友だちできてとってもたのしい(千葉県・2年)
・夕立ちがすぎて大っきなにじがでたわたっていきたいくもの上まで(千葉県・2年)
・夏休み校しゃの上からなないろのにじが出てたよ夕立のあと(千葉県・2年)
・大の字になってねているさくらちゃんほんとは小さい0さいだよ(千葉県・2年)
・かぶと虫木のはの下でかくれんぼもういいかいとたずねてみたよ(千葉県・2年)
・ざんねんだ青いままだよミニトマト赤いえのぐでぬってしまおう(千葉県・2年)
・ボビングのつぎはクロールおよぎたいさかなのようにうまくなりたい(千葉県・2年)
・ひさいちにみんなで力あわせたらきっととどくねやさしいきもち(千葉県・2年)
・夏の日にせみが木のしるすっていたいきをひそめてあみをかまえて(千葉県・3年)
・夏がきたまち遠しいな朝になれ父とふたりでくわがたさがし(千葉県・3年)
・うれしいなはじめてできた平泳ぎあめんぼみたいすーいすいすい(千葉県・3年)
・はじめてのカナヘビの食事見ちゃったよバッタがくわれて弱肉強食(千葉県・3年)
・おじぎそうさわるとおじぎするんだよとてもかわいいはずかしがりや(千葉県・3年)
・グラグラと岩手のじいちゃんしんぱいだでんわで声を聞いてホッとした(千葉県・3年)
・ほら来るぞ入道雲がおこり出す夏のがっそうざんざんごろろ(千葉県・3年)
・おとうとのえがおみるためあやすぼくえがおみるたびこころほんわか(千葉県・4年)
・この一球力をこめてなげこんだミットにひびけぼくの思い(千葉県・4年)
・弟と初めて行ったおさん歩は帰りたがらずぼくはへとへと(千葉県・4年)
・さあらさら木がしゃべってるみたいだね花はないけどすてきな音色(千葉県・4年)
・サッカーで強い相手と勝負したあたりで負けても気持で負けない(千葉県・4年)
・泣けてきた本気で泳いだ合宿でせなかの日やけが努力のあかし(千葉県・4年)
・きれいだなあめにうたれた木や花にしずくがおちてキラキラ光る(千葉県・4年)
・おとうとがおもちゃであそぶわらいがおそのひとみみてうっとりしちゃう(千葉県・4年)
・剣道で相手が強くてこわかった大きくふったら面に当たった(千葉県・4年)
・晴れた日にひまわり畑のぞいたらみんな顔上げおひさま見てる(千葉県・4年)
・ふじ山は七月なのに寒かったけむりのような雲いっぱい(千葉県・4年)
・今年もか母の言葉がつきささるためた宿題ズシリと重い(千葉県・4年)
・土手ぞいにしずみかけてる夕日がねまっかにそまる火山みたいだ(千葉県・4年)
・練習後夕やけ色は赤かったぼくのおしりは真っ黒だった(千葉県・4年)
・ニャーニャーとめざましがわりのボクのねこおこしてくれるかわいい声で(千葉県・5年)
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・歩きだせぼくの未来へまっすぐにあきらめないよどんなときでも(千葉県・5年)
・空を見て色あざやかなゆうやけに思わずみとれ自転車止める(千葉県・5年)
・ホームランいつか打ちたいさよならでかなえるためのすぶり百回(千葉県・6年)
・放課後に友だちと行く秘密基地昨日のしかけに足をとられる(千葉県・6年)
・じいちゃんと将棋をやろうとこまならべ今は負けてもいつかは勝つぞ(千葉県・6年)
・弟が初めて言った「おいしい」に家族みんなの箸が止まる(千葉県・6年)
・気づいたらおばあちゃんの背ぬかしてた毎年言われる背がのびたねと(千葉県・6年)
・夏祭り浴衣のすそが気になっていつもとちがう歩き方する(千葉県・6年)
・弟といっしょに電車のったけどおおなきされてジュース一本(千葉県・6年)
・おやのあいかんじながらもはんこうきかんしゃの一言まいにちいえず(千葉県・6年)
・すこしずつおおきくなったねスカイツリーいつかはみんなとのぼってみたい(東京都・1年)
・むらさきのあさがおひとつさいたんだあしたなにいろさいてくれるの(東京都・1年)
・ぶろっこりいのうかのひとからもらったよおおきくなってとまいにちみずやり(東京都・1年)
・ありがとうまほうのことばふりまこうえがおになるよなかよくなるよ(東京都・1年)
・ならいごとゴルフすいえいバイオリンがんばれわたしみらいのために(東京都・1年)
・おとうさんいつもおしごとありがとうわすれてないよかんしゃのきもち(東京都・1年)
・あさがおがげんきがよくてつるのびてものほしざおとおともだちだね(東京都・1年)
・おふろでもうみでもかわでももぐってるこむぎいろしたやなかのかっぱ(東京都・1年)
・かぶとむしゴキブリみたいというけれどぼくにとってはともだちさ(東京都・1年)
・ざりがにははさみがあってかっこいいおおきいはさみなんでもはさめる(東京都・1年)
・ふうりんのねいろがきれいみみすますもっと風ふけねいろがきける(東京都・2年)
・ミニトマト水やりしよう夏のあじ黄色と赤で形もちがう(東京都・2年)
・お手つだいおさらあらいは気もちいいかぞくのためにがんばらなくちゃ(東京都・2年)
・うれしいな音読うまいとほめられた大きな声でまたがんばりたい(東京都・2年)
・だんご虫どうしてまるくなるんだろこたえをしりにとしょかんへいく(東京都・2年)
・みや古島うみの中ではさんごがねゆらゆらゆれてダンスしてるよ(東京都・2年)
・アキアカネ一ぴきで空をとんでいるみんなでとべばもっとたのしい(東京都・2年)
・さか上り夏の空へと足高くやっとのおもいでできたぞやった(東京都・3年)
・まどのそとバッタがくるまにしがみつくおもわずたのむスピードおとして(東京都・3年)
・たのしみだママにあかちゃんうまれたらミルクをのませだっこすること(東京都・3年)
・じじ仕事三十年も朝早く市場に野菜仕入れに行くよ(東京都・3年)
・青空に白いわたあめうかんだよまいて食べたい夏の日の雲(東京都・3年)
・ひさい地の子どもたちにも見せたいなたかくそびえるスカイツリー(東京都・3年)
・なつやすみじゆうこうさくつくるためうみまでいってかいがらさがし(東京都・4年)
・震災の次の日だった誕生日「義援しようね」パーティーやめた(東京都・4年)
・いやな時飛行機ぐもがまったく消えないわたしのきもちまねしたように(東京都・4年)
・歩くたび数字がふえる万歩計めざせ一万今日もがんばる(東京都・4年)
・もみじがねひらひらおちるそよかぜとうたごえがするあきのひのおと(東京都・4年)
・子犬がねもらわれていった夏休みいいこにしてねまたあいたいな(東京都・4年)
・十五夜に月の中ではもちつきだぼくはきなこでお願いします(東京都・4年)
・秋来ると緑のはっぱはきものきてはるか遠くのおかは紅色(東京都・4年)
・いなづまにおびえふるえるぼくの犬見上げるひとみそっとだきよせ(東京都・4年)
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・なぜだろういつもなまいき弟のおゆうぎ会でなみだがでたよ(東京都・4年)
・夏休みすてねこがきておおさわぎかっているねこおどろいている(東京都・4年)
・がんばって起きてくるまで待っててねすぐしぼんじゃう朝顔の花(東京都・4年)
・あきらめず毎日すぶりがんばればいつかかならずヒットは打てる(東京都・4年)
・むずかしい海苔つけ作業だんだんに穴もあかない一まいができた(東京都・4年)
・かいじゅうの背中がわれて現れたまっ白い天使くまぜみの羽化(東京都・4年)
・山登り足がいたくて立ち止まる気持ちいい風あともう少し(東京都・4年)
・あたりまえそれがどんなに幸せかじしんがあってとても思った(東京都・4年)
・震災で命のはかなさ思い知り強く生きると心にちかう(東京都・5年)
・ごめんねと言えないままで一時間妹が「ごめん」ぼくこそ「ごめんね」(東京都・5年)
・台風が二つの季節を運んでる右には夏が左は秋が(東京都・5年)
・震災で学校に行ける毎日が幸せなんだとぼくは学んだ(東京都・5年)
・夏の夜うちわかた手にねむりつき朝目覚めたらうちわ骨折(東京都・5年)
・せみの羽化羽がひろがるその姿命のすごさ深く感じる(東京都・5年)
・せつでんだゲームもテレビもやめてみる目についたのはたくさんの図かん(東京都・5年)
・スカイツリー雨の切れ間に見えかくれ世界一位のかくれんぼかな(東京都・5年)
・空のおく消えていった花火がね夏は終わりとぼくに伝えた(東京都・5年)
・秋空の涼しさ感じいわしぐも食べたくなったよサンマの塩焼き(東京都・6年)
・地デジ化でテレビの画面が映らないおつかれさまですアナログテレビ(東京都・6年)
・天の川雲の向こうで光ってる小さな星の大きな輝き(東京都・6年)
・虫たちがふかれ舞いゆく秋の夜のガラスにあたる小さな命(東京都・6年)
・新潟のきれいな山々傷ついて自然と水の怖さを知った(東京都・6年)
・復興を祈りながら歌います届くといいな私の歌声(東京都・6年)
・うれしいな人をたすけてありがとうと言われたときは心あったまる(東京都・6年)
・青空に気の向くままにのびてゆく入道雲が上に向かって(東京都・6年)
・節電で街灯消えて暗いけど月の光が明るくみえる(東京都・6年)
・さっきまで元気に生きてた魚たち目の前でてきた魚のさしみ(東京都・6年)
・無情にも伸びる白球スタンドへ崩れる投手あの甲子園(東京都・6年)
・水中で上を向いて泳ぐとね宝石みたいな太陽一つ(東京都・6年)
・雨の後雲ひとつない青空に自分の心もキレイな色に(東京都・6年)
・霧の中進む峠の白い道どこだか別の世界に続く(東京都・6年)
・青い海黄昏時にかがやいた水平線が一直線に(東京都・6年)
・じいちゃんの車いすおすいつまでも元気でいてねとぼくは願う(東京都・6年)
・ベランダのグリーンカーテンあおい風大地の恵みゴーヤに輝き(東京都・6年)
・せつでんはかぞくみんなであつまっていつもとちがうなかよしかぞく(神奈川県・1年)
・ありがとうかぞくせんせいおともだちみんなだいすきたからものだよ(神奈川県・1年)
・あさがおでつくったみどりのカーテンできぶんもからだもすずしくすごす(神奈川県・2年)
・ちかよればすぐにケンカだ兄ちゃんとはなれてきづく大好きなんだ(神奈川県・2年)
・おとうとといきをあわせてだいジャンプうみがつくったおおなわとび(神奈川県・3年)
・つったのにやまめはあばれてはね上がりとなりの池にとびこんで行く(神奈川県・3年)
・水そうで赤腹いもりがジャンプしたそれで自分もジャンプしたんだ(神奈川県・3年)
・つめたいなかるいざわのね川の中手足入れたらトマト色(神奈川県・3年)
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・思いきりミットに投げこめ勝負球おれが絶対止めてやるから(神奈川県・5年)
・コンサートもうすぐ出番だ深呼吸みんなの拍手パワーをくれる(神奈川県・5年)
・夏休みドキドキしながら一人旅おりた駅には祖父母の笑顔(神奈川県・6年)
・沖縄のかなしい過去を知った夏つづくといいな自然と平和(神奈川県・6年)
・弟が吹く笛の音空ひびくうまくないけど努力わかるよ(神奈川県・6年)
・つらい時あきらめそうになった時「ガンバレ」という仲間がいるんだ(神奈川県・6年)
・秋の川サケのおやがさんらんにもどってきてるよ三面川に(新潟県・4年)
・白い雪ダイヤモンドのかがやきだうさぎぴょんぴょん足あとつづく(新潟県・4年)
・家族から手紙もらってうれしいな読んで感動なみだぽろり(新潟県・5年)
・しんさいの不安をとばす大花火みんなの喜びかわらにひびく(新潟県・5年)
・暑いなかザクザク稲を刈っていく終わった後の最高の水(新潟県・6年)
・北の大地展望タワーから見下ろせば町まるごとがホタルの海(新潟県・6年)
・サッカーの試合に負けてくやしいがまたがんばれと言うような空(新潟県・6年)
・花火はねきれいなだけじゃないんだよ感動させるし心をいやす(新潟県・6年)
・だんだんと黄色と赤に染まってく紅葉ひらひら木から落ちてく(新潟県・6年)
・しんさいで家族うしなった人想う今気がついた家族のあたたかさ(新潟県・6年)
・長岡の夜空かがやくはなばなに祈りをこめて不死鳥が舞う(新潟県・6年)
・テレビみてがっこういってほんよんでふつうのことができるしあわせ(山梨県・6年)
・夕立ちが残してくれた送りもの七色のにじ空に輝く(長野県・6年)
・こうえんにいってみつけたくろーばーよつばだったよいいことあるかな(岐阜県・1年)
・いもうととまいにちけんかしてしまうだいすきなのにたいせつなのに(岐阜県・1年)
・はなびはねあかあおきんいろかがやいてよぞらいっぱいおはなのせかい(岐阜県・1年)
・いわみたいにゅうどうぐもがニョッキリとごっついからだでにらんでいるよ(岐阜県・1年)
・ごめんねというときゆうきいるけれどいえたらゆうきわいてくる(岐阜県・1年)
・夏まつりすくった金魚三年目大きくなってコイのようだね(岐阜県・2年)
・はじめてのみずぎでおよぐあおいうみおおなみこなみぷかぷかゆらり(岐阜県・2年)
・サッカーの地区大会でキャプテンがけったボールが決勝ゴール(岐阜県・4年)
・朝市のおばちゃん笑顔ニッコニコ笑顔につられて今日も行列(岐阜県・4年)
・空見上げ無数の星のその上は果てしないゆめ広がっている(岐阜県・4年)
・ぼくのエコうちわでいっぱいあおいだらあせもすっきり心もすっきり(岐阜県・5年)
・縄文のクワガタ発見びっくりだあごから脚までそろっている(岐阜県・6年)
・ひさい地の復興ねがう花火咲くたまやとさけぶ声がきこえる(岐阜県・6年)
・ランニング毎日コツコツ走ったよ日々の努力が笑顔につながる(岐阜県・6年)
・あめのあとはっぱのうえにみずたまりあおいそらにはおひさまにっこり(静岡県・1年)
・海にいき高いなみ見てこわくなり思い出すのはじしんとつなみ(静岡県・3年)
・朝おきてさん歩に行くとセミのふかずっと見ていたとんで行くまで(静岡県・3年)
・父さんとはじめてテントをたてたんだたおれないかなしんぱいだった(静岡県・3年)
・ぐらぐらぐらこわがるぼくを守る父ばあちゃん一人だいじょうぶかな(静岡県・3年)
・夏が来ただっぴをおえたかまきりが草のかげから空を見上げる(静岡県・4年)
・お日さまをながめるひまわりまぶしそうわたしのかげに入れてあげるよ(静岡県・4年)
・そびえ立つゴールの向こう富士の山てっぺんめがけてボールける(静岡県・4年)
・東北を力を合わせ助けよう小さい力も役にたつから(静岡県・5年)
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・高田市の一本松は被災者にがんばる希望与えてくれた(静岡県・5年)
・夏になりぼくのせちょっとのびた気がするお母さんの顔が近くに見える(静岡県・5年)
・大会で相手をなげたそのときは心の中で花火があがる(静岡県・6年)
・友達がわらうとみんなでんせんしわらい広がり心もつなぐ(静岡県・6年)
・震災で知った電気の大切さエアコン使わず被災地応えん(静岡県・6年)
・エアコンを一度もつけない夏休み暑さと戦う今年の節電(静岡県・6年)
・雲が来て雨をふらせて去ってゆく後に残るは光るくもの巣(静岡県・6年)
・この夏は家族そろって考える被災地思い何ができるか(静岡県・6年)
・最高の舞台でとんだ一分間縄と結んだクラスの心(静岡県・6年)
・くり返すたいこのような音たてて久能の波の強くはげしく(静岡県・6年)
・骨折し好きな野球できないが希望捨てずにグローブみがき(静岡県・6年)
・からすにねたべごろすいかつつかれたかぱっとわれてはなみたいだな(愛知県・1年)
・しゅくだいとげーむをならべてにらめっことなりでかあさんあきれてる(愛知県・1年)
・かかしはねおなじところをみてばかりからすがうしろでたべちゃってるよ(愛知県・1年)
・めるちゃんはミルクをのむよごくごくと目をつむってにっこりしてる(愛知県・1年)
・お父さん木かげでおひるねしていたらはっぱの手紙お口のポストへ(愛知県・2年)
・すいかわりまっかなかおが出てきたぞぼくにわられておこったのかな(愛知県・2年)
・かえるくんなんであめのひすきなのかおそらのあめがのめるからだよ(愛知県・2年)
・サッカーでゴールめざしてドリブルだあいてをかわしてきめるぜシュート(愛知県・2年)
・プチトマトお手てつないで赤くなる口に入れたいまっかなほう石(愛知県・3年)
・物かげに鳴き声聞いて見つけたよひろった子ねこわが家のペット(愛知県・3年)
・にわさきでくまゼミたちの大合しょうわが家はみんな目ざましいらず(愛知県・3年)
・がんばるぞドンカチだいこたたくんだやぐらの上で力いっぱい(愛知県・4年)
・白球を全力しっ走追いかけるぼくのとうしはむげんだいだぞ(愛知県・4年)
・背がのびてバスケのゴールに手がとどくダンクシュートの夢をみた夜(愛知県・5年)
・コスモスに囲まれ私はお姫様じゃまをしないでもうしばらくは(愛知県・6年)
・散歩道落ち葉のじゅうたんふっかふかねころんでみたらお日さまのにおい(愛知県・6年)
・おばあちゃんいつも元気だなんでかな四度も手術したのにな(愛知県・6年)
・秋になり静かに波の音立てる夏の終わった海の砂浜(三重県・6年)
・かぶとむしりっぱなつのでてきたおしくぬぎのみつをめすとわけあう(滋賀県・1年)
・おべんとうふたをあけるとママのかおにっこりほほえむあったかいなぁ(滋賀県・2年)
・はなびがねドカンとさいたきれいだねおはながそらにうかんでいるよ(滋賀県・2年)
・お母さん毎日御飯ありがとう聞こえるようには言えないけれど(滋賀県・6年)
・ひまわりも頭(こうべ)を垂れて降参か生物共通暑さの苦しみ(滋賀県・6年)
・夏終わり稲の香りがふわふわと空の郵便届けてくれる(滋賀県・6年)
・夕立のあとにはついつい探してる見つけてうれし七色の虹(滋賀県・6年)
・台風が通りすぎても雨がふる大じょうぶかな東北地方(京都府・4年)
・ひ災地の子どもの笑顔あふれてるぼくらも負けず笑顔でいよう(京都府・4年)
・はじめてのプラネタリウムおどろいたきせきのようなぼくらのちきゅう(大阪府・2年)
・ふうりんが風にふかれてなる音色心で感じるすずしさがある(大阪府・5年)
・楽しみはお母さんのたんじょう日ひみつで手紙をへやで書く時(大阪府・6年)
・組体で汗を流したグラウンドずっとぜったい思い出の場所(大阪府・6年)
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・お母さんがんばるがんばる赤ちゃんもやっとでてきた一つの命(大阪府・6年)
・親友は一番ケンカするけれどいざとなったらたすけてくれる(大阪府・6年)
・一部屋に集まりみんな節約に会話も生まれ一石二鳥(大阪府・6年)
・たのしみはいつもと同じたまごやきお皿の上に二つある時(大阪府・6年)
・たのしいなプールのなかでもぐるのはさかなになったきもちなんだよ(兵庫県・2年)
・せのびしてほしをとりたいてのひらでうんとのばしてつかまえたいな(兵庫県・2年)
・せみのこえ朝からずっと元気だなたまにおひるねしてくださいね(兵庫県・2年)
・ひまわりはきいろい花で元気色地面におりた太陽みたい(兵庫県・3年)
・あついのは人間だけじゃないんだねポストの下にトカゲも昼ね(兵庫県・3年)
・甲子園いつかはきっとぼくが行くエースになろう高校野球(兵庫県・3年)
・ピカピカと緑に光るホタル達ちいさな体でちいさなライト(兵庫県・4年)
・ありがとうありがとうっていってみたなんだかとてもえがおになれた(兵庫県・5年)
・台風の風の音少し聞いてみたなんだか口笛吹いてるみたい(兵庫県・5年)
・ほしいのはライトのついたピカピカの夢にまで出る黒い自転車(兵庫県・6年)
・あこがれは未来のわたしパティシエに今日もケーキを作って練習(兵庫県・6年)
・太陽が動くたんびにひまわりもぐるぐる首の体そうしてる(兵庫県・6年)
・森の音葉っぱがこすれさらさらとその音まるでおしゃべりのよう(奈良県・6年)
・ありがとう君がいるから幸せで笑顔になれる大切な人(奈良県・6年)
・かわいいよことばもうたもおぼえてくいもうと2さいゆめはなでしこ(和歌山県・3年)
・屋上へせんたく物をほしにいく母のせなかはあせでびしょびしょ(和歌山県・4年)
・夏休みおばあちゃん家(ち)で畳がえいぐさのにおいいいにおいだな(和歌山県・5年)
・たのしみはペラッとめくる本の中自分の想像ふくらますとき(和歌山県・6年)
・おばあちゃん夏の暑さに強いんだ少しは休んでお茶を飲んでね(鳥取県・4年)
・見上げればふんわりうかぶくじら雲ゆっくり泳ぐ空の大海(鳥取県・5年)
・十五やに月見だんごをおそなえしたべにくるかな白い子うさぎ(徳島県・1年)
・みずたまりぼくのえがおがうつってるじっとみているかえるのおやこ(徳島県・1年)
・にちようびパパとつくったカレーがねとてもおいしいおかわりしたよ(徳島県・1年)
・さかあがりなんどもなんどもチャレンジだあせとなみだでぬれたてのまめ(徳島県・2年)
・台所飼ってるのかと思ったよ塩ぬき中の生きてるアサリ(徳島県・3年)
・糸とんぼうすくて長い羽ひろげキラキラ光り空にとけてゆく(徳島県・3年)
・こげちゃ色どっちがうまくやけたかなホットケーキかわたしのせなか(徳島県・3年)
・自転車でれんこん畑すいすいとすずしい風がおいかけてくる(徳島県・5年)
・お盆過ぎ田が鮮かな緑から黄金に変わり雲の影行く(徳島県・6年)
・あかやあおまいにちさいてうれしいなぼくがはじめてそだてたあさがお(香川県・1年)
・あおいうみシュノーケルからのぞくとねゆれるはっぱとくらげのダンス(香川県・1年)
・コンクールホールの静けさここちよく弾きこんだ指自然と動く(香川県・6年)
・ままいつもおしごとがんばりたいへんねとんとんかたをたたいてあげる(高知県・1年)
・夏休み母にしごかれがんばったえんぴつけしごむぼくもへとへと(高知県・5年)
・まちがいがいやで下向く授業中だまりっこになる自分をやめる(高知県・5年)
・今日こそはかわると決意し手をあげた仲間のまなざし勇気をもらって(高知県・6年)
・がんばっておこう橋から飛びこんだ体がういた夏の思い出(高知県・6年)
・にがお絵をかんしゃをこめて手わたすとばあちゃんよろこぶけいろうの日に(福岡県・2年)
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・ひいじいのそだてる野菜おいしいよトマトやキュウリ元気のもとだ(福岡県・3年)
・弟とよくけんかしてもめるけど心の中でなかなおりする(福岡県・3年)
・おじいちゃん夏の日ざしに照らされて畑をたがやすやさしい横顔(福岡県・4年)
・弟が初めて一人おとまりにうれしいようなさみしいような(福岡県・5年)
・なでしこのワールドカップ優勝で咲きこぼれるよ笑顔の花が(福岡県・6年)
・夏の夜いとことやった線香花火今でも消えぬ心の明かり(福岡県・6年)
・あの日から被災地の人ちがう人心ひとつに助け合ってる(福岡県・6年)
・今年こそ金賞とるぞ毛筆のとめはねはらいをこころがけて(福岡県・6年)
・優勝をかけた一球勝負球三振とれた夏の思い出(福岡県・6年)
・夏の夜打ち上げ花火とかみなりが同時になって空がパニック(福岡県・6年)
・いもうとはがんこでいたずらじょうずだよだけどなかよしいないとさみしい(佐賀県・1年)
・登下校ぼくのそばには地域の目いつもあたたかく見守っている(佐賀県・6年)
・先生の二重まぶたの大きな目ぼくのうそさえ見抜いてしまう(佐賀県・6年)
・かぶとむしかってもらったくろいおすむしかごいれておはなししたよ(長崎県・1年)
・ブランコはビュンとかぜがとんでくるきもちいいかぜがもっとほしいな(長崎県・2年)
・せんぷうきおふろあがりのよやくせきはだかの王様ならんでいるよ(長崎県・3年)
・ひらひらと一まい一まいおちてくるおち葉の歌だねカラカラパサッ(長崎県・3年)
・ぼくのパパ絵をかくんだようまいんだころすけかくよすらすらすらと(長崎県・3年)
・雨の中ゆっくり回る観覧車ゴンドラの中に笑顔がいっぱい(長崎県・6年)
・夏の夜空を見あげて光る星きっとじいちゃん見ていてくれる(長崎県・6年)
・たのしみは剣道二本連取して面ひもほどき汗ぬぐう時(長崎県・6年)
・いもうとはおもちゃだしのめいじんだなおすのはぼくかたづけがかり(熊本県・2年)
・おぼんにはみんなで行ったはかまいりごせんぞ様はどんな顔かな(熊本県・3年)
・百二さい長生きしているひいじいちゃんよろこぶ顔見にお見まい行こう(熊本県・3年)
・せみの声夏を知らせるおくりもの力のかぎり輝く命(熊本県・4年)
・ピーヒャラピ獅子とあわせてふいている秋の大祭心はひとつ(熊本県・4年)
・キラキラと夜空にひかる一番星ほほえんでるよぼくのじいちゃん(熊本県・6年)
・おとうとが生まれたときに目の前がなみだあふれたうれし泣きだね(熊本県・6年)
・夏休みやっと会えたねおばあちゃん今年も作るおぼんの団子(熊本県・6年)
・省エネで植えたにがうり葉がしげり緑のカーテン実にすずしげ(熊本県・6年)
・稲の穂もススキも一緒に黄に染まる五穀豊穣祈る十六夜(熊本県・6年)
・たのしみは母の大きいおなかみてみんなで名前を決めている時(熊本県・6年)
・たのしみは道ばた歩きピカピカとかがやく石を手に入れた時(熊本県・6年)
・秋風にゆられて泳ぐ赤とんぼ夕日の空にすっととけこむ(熊本県・6年)
・夢みてた金賞とれたコンクールなみだぐむ母笑顔の私(熊本県・6年)
・あそさんのかこうをみたよおおきいねけむりもみえたよにおいもしたよ(大分県・1年)
・秋の空とんぼが目の前とんでいるわたしもいっしょにとんでみたいな(大分県・3年)
・だいしんさいみんな悲しみ泣いている力をあわせてえがおにしよう(大分県・4年)
・見わたせばそらにはたくさん金の星かぞえきれないほしのきょうだい(大分県・4年)
・なつやすみいっぱいおよぎひやけしたなつのおもいでからだにのこる(大分県・4年)
・県大会一回戦突破の笛の音みんなで泣いたかんとくも泣いた(大分県・5年)
・おじいちゃんにわにさいてるゆうがおがもどるいえのめじるしだからね(大分県・5年)
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・秋になりまつばづえつくおばあちゃん夏よりずっと速くなったね(大分県・5年)
・わがやのね決めごといつもジャンケンポン五つの手のひら五つの笑顔(大分県・5年)
・台風で強い風雨にうたれても畑の草花まっすぐのびる(大分県・6年)
・東北の悲しんでる子泣かないで応えんしてる私もみんなも(大分県・6年)
・おとうとはママにあまえてばかりいるぼくはぜったいあまえるもんか(宮崎県・1年)
・さかなつりおおきなさかなつれたかなさおはピクピクぼくはビクビク(鹿児島県・1年)
・みかづきだうさぎはもちこのかいものちゅうまんげつになったらたのしいもちつき(鹿児島県・1年)
・ひとりでねおつかいにでたにちようびおかねをにぎりしんぞうどきどき(鹿児島県・1年)
・まかせてねいつも見ているははのまねきょうはわたしがおりょうりするよ(鹿児島県・2年)
・きょうだいにはさまれいつもそんしてるだけどやさしいあにとおとうと(鹿児島県・2年)
・あつい日のすきなイチゴのかきごおり口の中だけ南きょくになる(鹿児島県・2年)
・早おきでせみのなきごえききながらラジオたいそうスキップでいく(鹿児島県・2年)
・はがぬけたまえばが二本トンネルだはみがきしようおとなのまえば(鹿児島県・2年)
・生きてるよさなぎの中で大へんしん小さないのちちょうになあれ(鹿児島県・3年)
・みんなとねゴミをひろうとこころがねうれしくなってえがおになるよ(鹿児島県・3年)
・とび立ったぼくが育てたかぶと虫うれしいけれどなみだポロポロ(鹿児島県・3年)
・ひさい地に食べものおくってあげたいなにがてなゴーヤがんばって食べるぞ(鹿児島県・3年)
・ばあちゃんのむすびおにぎりいいあんばいふわっとおいしいどんどんたべれる(鹿児島県・3年)
・すなはまで耳をすますと聞こえるよ波はとってもおしゃべりさん(鹿児島県・3年)
・大しんさい子どものぼくにできることおつりをぼ金クーラーがまん(鹿児島県・4年)
・とんぼの目赤青黄色ぎらぎらでとってもすてきビー玉みたい(鹿児島県・4年)
・初めての一人の船旅ドキドキでうみがめのよう大ぼうけんだ(鹿児島県・4年)
・点字から会話が広がる世界中ぼくらの愛がでっかくつつむ(鹿児島県・4年)
・虫かごの中であばれるかぶと虫帰してあげよう生まれた森へ(鹿児島県・4年)
・亡き祖母が最後にくれたランドセル今日も私の背中ではねる(鹿児島県・4年)
・さくら島父さんみたいに勇ましくけむりをあげてどっしりかまえてる(鹿児島県・5年)
・学校でしいく当番夏の朝からをぬぐせみはじめてみたよ(鹿児島県・5年)
・ひまわりはまるで恋する女の子おひさまだけを見つめているよ(鹿児島県・5年)
・初めての記録会への出場を願って父と走る砂浜(鹿児島県・5年)
・お手伝いおなかの中のあかちゃんと母さんのためにぼくはやるんだ(鹿児島県・5年)
・海にジャボンもぐった時にみた海はパチパチはじけるソーダのようだ(鹿児島県・5年)
・庭そうじ力の尽きたセミ達が長い休みの終わりを告げる(鹿児島県・6年)
・電気消しまどを開けたら星空が満天かがやく夢の一時(鹿児島県・6年)
・雲の色白い雲から黒い雲雨のにおいをつれてくる風(鹿児島県・6年)
・ジョギング道いつもと同じ道だけど足取りちがうよ母と走る日(鹿児島県・6年)
・わが体命の限りふるわせて緑かなでるせみたちの羽(鹿児島県・6年)
・元気だせケンカのあとの父からの一言だけで元気がわいた(鹿児島県・6年)
・洗濯する母の背中に太陽の光がさしこみ輝いている(鹿児島県・6年)
・すごかった宇宙基地との交信だ宇宙旅行も身近になったよ(鹿児島県・6年)
・かぶとむしつのがついてるつよいんだめすがきたからかっこつけている(沖縄県・1年)
・ぐるぐるとせんたくものがおどってるおうちの中に入れてほしいかな(沖縄県・2年)
・そらのうえひかりかがやくたいようとまわってみたいなちきゅうのまわり(沖縄県・2年)
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・なつのよるトイレにいくとゴキブリがたくさんいるよころせないぼく(沖縄県・3年)
・じいちゃんはせんそうのことを話さないくるしいことを思いだすのかな(沖縄県・4年)
・がじゅまるがおしえてくれるだいしぜんてんにのぼるそのたくましさ(沖縄県・5年)
・夏になりいつも思うよ戦争を風にゆれてる月桃を見て(沖縄県・5年)
・学校で初めて三線作ったよ世界で一つの私のたから(沖縄県・5年)
・げっとうのにおいかぐたび泣きだした真夏のせんそう亡き人思って(沖縄県・5年)
・海よりもかがやく君にかたおもいその子が見るのはとなりのあいつ(沖縄県・6年)
・ばあちゃんは裏山でいも育ててるいつもいのししとちえ比べしてる(沖縄県・6年)
・戦争で死にゆく中で生き残り僕にさずけただいじな命(沖縄県・6年)
・青い海かすかに聞こえるなみの音私だけの心のメロディー(沖縄県・6年)
・太陽を見つめて育つひまわりはいつも私の目標となる(沖縄県・6年)
・わすれないイクサのつめあとこれからもげっとうかおる沖縄の夏(沖縄県・6年)
・あこがれの父さんのよに熱心でみんなに好かれる教師になりたい(沖縄県・6年)
・夏休み毎日ひびくたいこの音わったーじまんの伝統のひびき(沖縄県・6年)
・けんかしていやになってる自分がいる宇宙から見れば小さいことだ(沖縄県・6年)
・真夏日の太陽の光じりじりとそれでもまっすぐひまわりは咲く(沖縄県・6年)
・ひぐらしがなきだすころは夕やけが空をきれいにそめてゆく時期(沖縄県・6年)
・秋なのに夏まっさかり沖縄のティーダカンカン汗がとまらん(沖縄県・6年)
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