京都平6不4 、平8.4.15 命 申立人 X1 被申立人 Y1 令 書 主 文 理 由 本件申立て を 棄却す る 。 第1 認定し た事実 1 当事者 ⑴ 被申立人 Y1(以 下「Y1」とい う。)は、京都市東 山区花見 小 路四条 上ルにおいて 「 千代」 というクラブ 「以下「 クラブ千代」 又は「店 」と いう。)を経営す るも のである 。クラブ千 代 は、平成3 年10月7日 に開店 し、アルバイ ト を含む 15名程度のホ ステス の ほか、主にカ ウンタ ー 内の 業務を担当す る チーフ 1名及び主に ホールの 業務を担当す る主任 1 名の 従業員で構成 され てい る。 ⑵ 申立人X 1( 以下「X1」という 。)は 、平成4年2月21日、クラブ千 代に雇用され た者であ る 。 なお、同 人は 、平 成4年2月に 京都地域 合同労働組合 (別称き ょうと ユニオン。以 下「 ユニ オン 」という 。)に 加 入しており 、本件審問 終結 時 においてユニ オン の執 行委員を務め ている 。 2 X1の入 店から平 成 4年夏頃ま での経過 ⑴ 平成 4年2月 21日、Y1はX1をクラブ千代 のチーフとして採 用した。 職務内容は、 店内の清 掃等の開店準 備 、オー トブル等の調 理 、グラ ス・ 皿等の洗浄・ 整理 、電 話の応対、ホ ステス の 出勤管理等で あり 、 勤 務時 間は午後6時50分から 翌日の午前 1 時までで あった 。 なお、X1 とほぼ 同時期に 、Y1 はZ1(以下「Z1」という 。)をク ラブ千代の主 任として 採用した 。同人は 、平成 5年6月に退 職したた め 、 その後任とし て Z2( 以下「Z2」 という 。)が採用され た 。 ⑵ 祇園界隈 のバ ー、 クラブ 等にお いては 、 ホステス の欠 勤防止を 目的と して、欠勤に 対して懲 罰的に日当以 上の賃金 を差し引く 、 いわゆる 倍引 き制度が設け られてい る 。クラブ千 代 におけ る倍引き制度 は 、ホス テス からの欠勤の 電話連絡 が当日になっ てなされ た場合 、その 連絡が 4 人目 以降になると 、 その日 の日当に加え てさらに もう一日分の 日当を給 料か ら差し引くも のであっ た 。ただし、 病気等の 正当な理由が ある場合 は除 外され、また 、 成績の よい ホステス は適用を 免除されたり して 、 現 実に - 1 - 倍引き制度が 適用され た ホステスは 年に延べ 2~3人程度 であった 。 なお、当 初は常勤 の ホステスの みが対象 で 、アルバイ ト のホス テス は 対象外であっ た 。 ⑶ 平成4年 夏頃 、X 1は、毎月1 回開店前 に従業員全員 が集まっ て行わ れるミーティ ング にお いて 、倍引き 制度には 反対であり 、 やめた方 がよ いと思う旨発 言した 。 これに対し、 司会をし てい たZ1が 「その話 は後 でしましょう 。」と言 って次の話に 移り 、そ の場は終わっ た 。ミ ー ティン グ後、Y1が X1 にそ の発言の意図 を尋ねた ところ 、X1 は説明し なか った。そこで Y1 は、 そのようなこ とは Y1 、X1、Z1 等で行っ てい る事前の打合 せの場で 提案するよう にと言っ た 。 ⑷ X1は、 倍引き制 度を提案した 翌日の ミ ーティングに おいて 、 有給休 暇制度の採用 を提案し た 。Y1は「 こちらで 検討しておく 。」と言 い 、ミ ーティング後 、 X1に その内容を尋 ねたが 、 同人は具体的 には答え なか った。 3 うすの会 の活動 ⑴ X1は、か ねてよ り 、看護婦のZ 3(以 下「Z3」という 。)らととも に、うすの会 と称する 会を作ってい た 。 ⑵ X1は、 うすの会 の活動として 、新年会 等の会合を持 ち 、賃金 その他 の問題につい ての相談 を受け 、また Z3とと もに健康相談 等を行っ たほ か、平成4年10月から 5年9月頃ま で 、バー 、クラブ等の 閉店後 、 頼ま れれば、実 費でホステスやバーテンを車で家 まで送り届けたりしていた。 また、平 成5 年7 月から9月に かけて 、 X1とZ3が 「水商売 で働く みなさんへ」 と題する うすの会への 相談を呼 びかける ビラ を祇園 界 隈の 店に配布した ことはあ ったが 、特定 の店に対 して同会の結 成を通告 した り、団体交渉 を申しい れたりしたこ とはなか った 。 X1は、 クラブ千 代 の数名のホ ステス に ついても 、う すの会の 新年会 等への参加勧 誘 、健康 問題や賃金等 の問題に ついての相談 、売掛金 の回 収の手伝いを したほか 、家までの送 り届けも 不定期に行っ ていた 。 ⑶ なお、本 件審問終 結時において 、うすの 会には男性 5 名、女性 2名の 計7名が加入 しており 、Z3が 会長、X1が執 行委員長に就 任してい る 。 4 平成5年11月から 本件申立てに 至る経過 ⑴ クラブ干 代におい ては 、平成5 年10月頃からホステス が同じ日 に多数 休むことが何 度かあり 、11月15日にも5名ほ どの ホステス が休んだ 。こ のためY1は 、 倍引き 制度の対象を 常勤の ホ ステスからア ルバイト のホ ステスにも拡 げること とし 、その旨 を従業員 全員に伝えた 。ホステ ス ら はこれを受け 入れ 、Z 2もこれを了 解したが 、X1は「倍 引き制度 その ものに反対で あり 、そ ういうふうな ことを女 の子に言いた くない 。」と言 って反対した 。これに 対し Y1は 、 「私が 営 業方針として 決めたこ とであ るので従って 欲しい 。 ホステス から の欠勤連 絡の電話に対 し 、当 日 欠勤 連絡の4人目に当たることを告げるだけでよい。」と説 得したが、X1は、 - 2 - 倍引き制度に 反対だか らできないと してそれ を拒否した 。 そこで Y 1は X1に「もう 今日から 電話は一切と らなくて よい 。そんな に私 の言 う こ とが聞けない のなら辞 めてもらうこ とになる かもしれない 。」 と言 った 。 ⑵ 11月16日、Y1 と X1は前日の 事柄につ いて話し合う ことにな り 、閉 店後の17日午前 1時頃 から3時頃ま で店の近 くの スナック 「ロビ ー 」で 話合いがもた れた 。 「ロビー 」におい て 、Y1はX 1に、店 の方針に協力 して ホス テス を 休まずに出勤 させて欲 しい 、チーフ の仕事は 単なる皿洗い と料理だ けで はないし、そ もそもそ れさえもでき ていない ではないか 、 等と指摘 した のに対し、X1 は 、 「 倍引き制度は 労働基準 法に違反して いる 。チ ーフと して入店して いるので ホステスの出 勤につい ては責任はな い 。」等と 答え た。これに対 し Y1は 、 「水商 売には労 働基 準法は関係な い 。労組(ろう くみ)とか 、有給休 暇 を作るとかい った考え 方にはついて いけない 。」旨 主張し、話合 いは平行 線となった 。 そこで、 Y1 はも うこれ以上話 しても仕 方ないと考え 、X1に 「考え 方を変えてまじめに働 いてくれないのなら辞 めてもらいたいと思 うので、 もう一度真剣 に考えて 欲しい 。」と言い 、話 合いを終えた 。 ⑶ 11月17日午後 4時 頃、Y1はX 1の自宅 に電話し 、考 え方が変 わった か尋ねたが、 X1 が返 事をしなかっ たので 、 考え方が変わ らないの なら 12月20日で辞めて欲し い旨告げた 。 ⑷ 11月19日午後 2時 頃、X1はY 1の自宅 に電話をかけ 、 「き ょ うと ユニ オンという組 合に入っ ているので 、ユ ニオン として話しを したい 。」と言 ったところ、Y1は、X1の言っていることが理解できなかったため、 「わけの分からないことを言うのなら 、もう今日から店に来 なくてよい。」 と言って電話 を切った 。 同日午後 4時頃 、 X1は、ユニ オン 書記 長の X2(以 下「X2 」とい う。)とと もに Y1 の 自宅を訪ね 、解雇問題 について話合 いを申し いれた ところ、午後 7 時から 店の近くの喫 茶店「 タ カ」で会うこ とになっ た 。 ⑸ 11月19日午後 7時 頃から 8時半 項まで喫 茶店「 タカ 」にお いて 、X1、 X2、Y1及 び Y1が 立会人として 依頼した 東山民主商工 会の Z4 の4 人で話合いが もたれた 。 X2がX 1の解雇 について Y1 に尋ねた ところ 、解雇 理由とし て 、ピ ッチャーの汚 れ を客に 指摘されたり 、クラス に口紅がうっ すら残っ てい たことが何回 かあるな ど グラス等の 洗い方が 汚いことや遅 刻が多い こと 等をあげ、X 1 の勤務 状態が不良で あること について説明 した 。 こ れに 対しX1は、 ピッチャ ーやグラスは 洗剤を使 って洗ってお り 、グ ラ ス等 が汚いといっ た客や ホ ステス の苦情 も聞いた ことはないし 、また 、 遅刻 したことはほ とんどな いが 、入店前 に仕入れ をするので 遅 刻するこ とが あってもやむ を得ない 、等と反論し た 。 また、X 2が倍引 き制度につい て尋ねた のに対し 、Y 1は、店 の制度 - 3 - は祇園界隈で は厳しく ない方であり 、しかも ほとんど適用 されてい なか った旨述べた 。 こうした やりとり のあと 、Y1 はこれ以 上話しても仕 方ないと 考え、 予め作成して いた平成 5年12月20日をもって 解雇する旨記 載された 解雇 通告書をX1 に渡した 。 ⑹ 11月20日、X1 が Y1に、前日 の解雇通 告書に記載さ れた解雇 日が 12 月20日となっていることの理由について電話 で問い合わせたところ 、Y1 は「12月20日は 間違い で、今日から 来なくて よい 。1か月 分の給料 は 支 払う。」 と返答し た 。 ⑺ 11月30日夜、 X1 はクラブ千代 へ給料を 受取りに行っ た 。Y1 がX1 に10月21日から 11月20日までの給料30万円及 び解雇予告手 当として 皆勤 手当てを除い た 28万円を手交したと ころ 、X 1は28万円の領収書に は 12 月分の給料と して受領 する旨記載し て受け取 った 。 ⑻ 12月2日、ユニオ ン はY1に対 し、X1 の不当解雇撤 回を求め る団体 交渉申入書を 内容証明 郵便で送付し た 。しか し、この内容 証明郵便 は郵 便局預かりで 開封され ないまま 、後日 、ユニオ ン に返送され てきたた め 、 ユニオンは同 月 9日に 再び同様の団 体 交渉申 入書を内容証 明郵便で Y1 に送付した。 ⑼ 12月13日、Y1 は ユニオンのX 2に電話 し 、X1の解 雇につい てはも う解決した問 題であり 、団体交渉に 応じられ ない旨回答し た 。 ⑽ 12月28日、ユニオ ン は、X1の 解雇問題 についての団 体交渉応 諾を求 めて当委員会 に不当労 働行為救済申 立てを行 った(京労委平 成 5 年(不) 第8号事件 )。 ⑾ 平成6年 2月 10日、当委員会の 立会いに より 、ユニオ ン とY1 との間 で団体交渉が 実施され たこともあり 、同月23日、ユニオン は上記申 立て を取り下げた 。 ⑿ 2月22日、Y 1 は、X1の解雇問 題の円満 解決をあっせ ん事項と して 、 当委員会にあ っせん申 請を行った 。 翌23日、あっせんが行 われたが 打ち 切りとなった 。 ⒀ 4月6日 、X1 は 、同人に対す る解雇撤 回 、原職復帰 及び バッ クペイ を求めて本件 救済申立 て を行った。 第2 1 判断 申立人の 主張 平成4年 8月に X 1らによって 結成され たうすの会は 、主にバ ー 、クラ ブ等で働く労 働者の労 働条件の維持 改善を図 るなどの目的 を達成す るため に結成された労働組合 法上の労働組合であって、様々な活動を行っていた。 仮にいまだ労 働組合と して不十分な 点があっ たとしても 、 うすの会 はその 結成準備体と みなされ るべきもので ある 。 X1は、 うすの会 の組合活動と して 、ク ラブ千代 のホ ステス に 対し 、定 例会等への参 加の呼び かけ 、未払賃 金 、売掛 金回収 、健康 問題等に ついて - 4 - の相談活動、 家までの 送り届け 等の 活動を行 ったほか 、店 のミーテ ィング において倍引 き制度廃 止や年次有給 休暇制度 採用の意見を 表明した り 、会 員獲得のため の ビラ 配 布等の幅広い 活動を行 っていた 。 Y1は、 上記のよ うな X1の組 合活動を 認識していた のは明ら かであっ て、平成5年 8月頃 、 X1に対し店 内で ホス テス を勧誘す るなどの 組合活 動をしないよ う規制す る発言をした り 、11月17日のスナッ ク 「ロビ ー」で のX1との話 合いの中 で労組 (ろう くみ )と 発言したりし たのであ る 。 Y1は、 解雇理由 として X1の 勤務態度 の悪さや反抗 的態度を 挙げてい るが、これら は到底 解 雇理由になり 得ないも のばかりであ り 、後か ら解雇 を正当化しよ うとして 作り出された ものに他 ならない 。本 件解雇は 、Y1 が、倍引き制 度反対を 表明するなど の X1の 組合活動又は 組合結成 準備活 動を嫌悪して なしたも のであって 、 労働組合 法第 7条第1 号に該当 する不 当労働行為で ある 。 2 被申立人 の主張 うすの会 の規約は 本件解雇後に 作成され たものであっ て 、解雇 時点にお いては文章化 された規 約は存在して おらず 、 仮にそれを組 合規約と 考えた 場合でも、労 働組合法 第 5条第2項 の要件を 欠くだけでな く 、また 、規約 に定めた運営 がなされ ていな いなど 、同会は 労働組合法の 救済対象 たる労 働組合として の実態を 有しておらず 、同 好会 程度の団体に 過ぎない 。また、 その活動も、 X1 1人 又はもう 1人 程度が相 談活動と自称 する同僚 の 世話 やき程度の動 きをした ことを組合活 動と称し ているに過ぎ ず 、クラ ブ千代 の店内におい て労働組 合が話題にな ることも なかった 。 Y1がX 1を解雇 したのは 、X 1の勤務 状態が極めて 悪い上に 、 何かと 文句ばかりが多く、経 営者の言うことを聞かないので解雇したのであって 、 組合活動又は 組合結成 準備活動とは 何ら関係 がない 。 したがっ て 、もと もと労働組合 自 体が存 在せず 、組合 活動等も 行われて おらず、Y1 にその認 識がない本件 において 、労働組合法 第 7条第 1号に 該当する不当 労働行為 が成立する余 地はない 。 3 当委員会 の判断 ⑴ うすの会 について 申立人は 、うすの 会が労働組合 法上の労 働組合である と主張す る 。 しかし、 うすの会 として行われ た活動は 、前記第1の 3⑵で認 定した 程度のもので あって 、 到底これを労 働組合の 活動であると はいい難 いう え、うすの会 が X1の 解雇問題が発 生した後 において 、Y 1に対し 団体 交渉を申し入 れたこと は一度もない し 、当委 員会に対し不 当労働行 為の 救済申立てや あっせん 申請をした事 実もない ことなどから 判断する と 、 うすの会が労 働組合法 第 2条にいう 労働組合 であると認め ることは でき ない。 なお、申 立人は 、 甲第1号証を 提出して 、平成4年8 月1日現 在 、う すの会の規約 が存して いた旨主張す るが 、申 立人の提出し た甲第 2 号証 - 5 - によれば、平 成 5年11月発行のうす の会「会 報」 NO4に 「規約の 文章 化 入会の手 続きの具 体的方法など 事務的 なことも必要 と考えま す」 と明記してあ ることか らすると 、X 1の解雇 以前にうすの 会の規約 が制 定されていた かどうか は疑わしい 。 ⑵ X1の活 動につい て 申立人は 、X1 の 行っていた活 動は少な くとも組合を 結成する ための 準備活動であ ると主張 する 。 確かに、 前記第 1 の3⑵で認定 したとお り 、X1がク ラブ千代 のホス テス等に対し 、 うすの 会の新年会等 に誘った り 、健康、賃 金等の問 題に ついて相談に 応じたり 、また、家ま での送り 届けを行って いたこと が認 められる。し かしなが ら 、X1が誘 った新年 会等は 、同僚 間の親陸 の機 会を持つとい う目的に とどまるもの であり 、 また、ホステ ス 等に対 する 各種の相談活 動も 、X 1が個人的に 同僚の困 りごとの相談 に乗 っ て いた というに過ぎ ず 、家ま での送り 届け にしても 、実費でホス テス 等の 便宜 を図っていた という以 上のものでは ないと考 えられる 。 また、前 記第 1の 2⑶⑷で認定 したとお り 、X1が平 成4年夏 頃の ミ ーティングに おいて倍 引き制度廃止 や年次有 給休暇制度採 用の提案 をし たことが認め られるが 、ミーティン グ 終了後 、Y1がその 内容を尋 ねた のに対し、X 1 がその 提案の趣旨 、 目的さえ 説明しようと しなかっ たこ とからみても 、 上記発 言は組合活動 又は組合 結成準備活動 の一環と して 行われたもの でなく 、 単にX1個人 の意見を 表明したに過 ぎないと 見 る のが妥当であ る 。 さらに、 前記第 1 の3⑵で認定 したとお り 、X1が祇 園界隈の 店にう すの会のビラ を配布し たことは認め られるも のの 、その内 容は困り ごと についてうす の会へ相 談するよう呼 びかけた にとどまるも のであり 、い まだ組合を結 成しよう とする活動と 評価しう る程度には至 っていな いと いうべきであ る 。 ⑶ 本件解雇 について 本件解雇 は 、 Y1 がかねてから X1の日 頃の勤務態度 に不満を 持って いたなかで、 X1 が店 の方針である 倍引き制 度について反 対し 、 経 営者 の指示に従わ なかった ことを動機と して同人 を解雇するに 至ったも ので あると考える のが相当 である 。した がって 、 X1に対する 本件解雇 の理 由が相当なものであるか否かはともかくとして 、そもそも本 件解雇 がX1 の組合活動又 は組合結 成準備活動を 理由とし てなされたも のである とは 認められない以上 、不 当労働行為には該当 しないと判断 せざるを得 ない。 よって、当委 員会は 、 労働組合法第27条、労 働委員会規則 第 43条により主 文のとおり命 令する 。 平成8年4月15日 - 6 - 京都府地方労 働委員会 会長 - 7 - 前堀 克彦 ㊞
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