熱機械分析装置 (TMA)

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熱機械分析装置 (TMA)
装置概要
TMAは試料に非振動的荷重(一定荷重)をかけ
ながら[図1]、 温度変化に伴う形状変化を測定
する熱分析方法です。
荷重のかけ方(圧縮,引っ張り,曲げ)と、プロー
ブの形状により3種類の測定モード[図2]があり
各種物性測定に応用が可能です。
【測定項目】
線膨張率(収縮量), 線膨張係数
軟化温度, ガラス転移温度
フィルム伸長率
【測定対象物質】
高分子,セラミックス, 金属, 複合材料 等
【測定温度】
-150~1100℃
SII製 熱機械分析装置 TMA/SS6300
図2.各種TMA測定モード
荷重発生部
←プローブ
試料管→
チャック
試料
位置検出器
(a)膨張・圧縮モード
プローブ
(c)引っ張りモード
純Alの熱膨張測定結果
熱電対
120.0
基 準 温 度
100.0
試料
80.0
TMA um
加熱炉
(b)針入モード
60.0
温 度
測定 結 果
文献値
24.42
24.87
300℃
25.34
25.64
400℃
26.26
26.54
200℃
40.0
20.0
50℃
線膨張 係数[10-6(℃-1)]
==Av.Expansion(TMA-Al-1)==
℃
℃
(1/cel)
50.0 - 300.4 2.534088E-05
50.0 - 400.3 2.626328E-05
50.0 - 100.2 2.320486E-05
50.0 - 200.4 2.441520E-05
4 00 ℃
30 0℃
2 00 ℃
5 0℃
0.0
図1.TMA装置の概念図
0.0
10 0.0
20 0.0
30 0.0
Temp ℃
40 0.0
お問い合わせは
分析・環境評価
URL:http://www.kawaju.co.jp
明石 078-921-1663
大阪 06-6348-8298
東京 03-5812-3781