第10章 プロトコルの階層化

第10章 プロトコルの階層化
Protocol family
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一連の多数のプロトコルの集まり
– 一つのプロトコルですべてを解決するには複
雑過ぎる
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処理すべき多くの問題
– 通常処理
– 例外処理
処理すべき問題
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例外処理
– ハードウェアの障害→検出と回復の手順
– ネットワークの輻輳→問題を起こしているホス
トからのトラフィックを抑える.
– パケットの紛失および遅延→検知と長大遅延
対策
– データ破壊・伝送誤り→検出と訂正
– データの重複・順序誤り→整列・廃棄
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処理を分割,階層化
プロトコルの概念的階層
ソフトウエアの構成
概念
実装
通報の階層経路
IS/O OSI の7層モデル
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international standard organization (ISO)
reference model of open system
interconnection
OSI 7層モデル
TCP/IP の階層モデル
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応用層 ・・ ユーザの呼び出す応用プログ
ラム
トランスポート層 ・・ end-to-end
– 流量制御,高信頼通信,エラー処理,順序を
保った通信
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インターネット層 ・・ IPのデータグラム
– ルーティング,ICMP
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ネットワークインターフェース層
TCP/IP Internet Layering Model
X.25 と TCP/IP との違い
ISOモデルの実装 ・・ X.25公衆網規格
(Consultative Committee on Intrnational
Telephony and Telegraphy -- CCITT)
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信頼度に注目
インテリジェンスの所在地
– X.25 ・・ 高信頼のサービス提供
すべての層で誤りの検査
– Internet・・ 複雑な処理はすべてホストでやる
(end-to-end check)
階層化の欠点
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厳密な階層化は極端に効率が悪い
– バッファ長の最適化ができない.
– バッファの再利用ができない.
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Multiplexing/Demultiplexing
Protocol 階層化の原理
Internet 環境での階層