プレスリリース(PDF:1MB) - あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわ

2011 年 1 月 25 日
PRESS
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
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写真(左)
図版①
(右上)図版②
インドシナ
パリ
トンキン
1915 年
1912年
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RELEASE
■展示概要■
アルベール・カーンが世界平和と友好の思いから、数十年かけてつくりあげた一大アーカイブ
「地球史料館~The Archives of the Planet ~」72,000 点の中から、カーンの生きた時代、そして、
現在では失われつつある 100 年前の民族性豊かな世界のくらし、独特の民族衣装、日常を生きる
人々の姿、戦時の様子、街や自然の風景を捉えた天然色写真約 150 点の写真と動画を展示しま
す。
およそ 100 年前の世界はどのような姿だったのでしょうか。その姿が、当時の最新技術であっ
た天然色写真(オートクローム)で記録されています。世界を移動する手段も未発達だった時代、
世界を記録するプロジェクト「地球史料館」(1909 年~1931 年撮影)に多額の私財を投じた人物
がいました。フランス、アルザス地方に生まれたアルベール・カーンです。南アフリカのダイヤ
モンド鉱山への投資で成功をおさめ、銀行を設立したカーンは、金融界のリーダーにはとどまら
ず、持てるものを、平和のために注ぎました。平和構築のためには、異なる民族や文化を敬い相
互に理解することが重要だと考えたカーンは、世界 60 カ国にカメラマンを派遣し、各地の日常の
くらし、風俗、自然、建物などを記録させました。
1917
■見どころ■
―消えゆく各地の土着文化への敬意-
写真には、グローバリゼーションの進む現代において、失われつつある多様性豊かな世界が写し
出されています。世界を旅していたカーンには、そこに存在する文化が、西洋化の流れの中で消
えゆく運命にさらされており、貴重な姿を記録しておかなければならないという危機感もあった
のでしょう。
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1918
1920or1921
1926
―当時の最先端カメラ・オートクロームによる一大コレクション―
21世紀の今、デジタルカメラやインターネットという新しいメディアが誕生し、誰もが表現
可能な時代が到来しています。WEB上には人々が撮影した写真や映像が無数に存在し、人々の
表現の集合体として大きなアーカイブが構築されつつあります。
カーンのプロジェクトの撮影に使用されたオートクロームも、当時の最先端のカメラであり、
新しいメディアでした。カーンは、その新しいメディアに着目し、平和への啓発の道具として見
定めたのです。カーンの試みは、100 年前の新しいメディアを使った野心的な試みとして捉える
こともできます。
現在、地球史料館の一大アーカイブは、当時を記録するものとして、学問的にも高い価値をも
つとともに、世界で最も重要な天然色写真の一大コレクションとなっています。
―当時の日本の姿-
カーンは渋沢栄一や大隈重信などの近代日本を代表する人物とも交流を深め、日本にも強い関心
を寄せていました。日本の観光名所や庶民の生活が垣間見られる貴重な写真も数百枚撮影されて
います。日本や神奈川県のおよそ 100 年前の姿をプリント写真とスライドショーでご紹介します。
1926
1927
1912
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1926
1927
■展示構成■
― アルベール・カーンと地球史料館
― まなざし
― 旅の出発点 巴里
― 時代
― 第一次世界大戦
 ̄ 植民地
― 荷車と飛行機
― オートクローム
―世界周遊
―コスチューム・民族衣装
―アフリカ地域
―ヨーロッパ
―アジア
―北米
―日本
―未来へ
■主な展示■
・プリントによる世界及び日本のカラー写真(1908年~1930年撮影)約150点
・スライドショー上映による日本の写真
約100点
・シネマトグラフ(映画)による世界および日本の映像
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■ 関連イベント■
●講演『庶民生活記録への眼差しーアルベール・カーン、柳田國男の目指したものー』
実業家・アルベール・カーンと民俗学者・柳田國男それぞれの思想と実践をたどります。
彼らはどのような思いで庶民の生活記録をしようとしたのでしょうか。また、今日の情報通信技
術の進歩は庶民の生活記録にどのような可能性をもたらしつつあるのでしょうか。過去から未来
へ、カーンと柳田の思いはいかにつながりうるのか、お話しして頂きます。
佐野賢治(神奈川大学日本常民文化研究所所長)
日時:2月5日(土)14:00~
場所:映像ホール
入場無料(要お申込み)
定員:先着125名様
●ギャラリートーク
「地球史料館そして大正のフランスと日本」
写真展をより愉しんでご覧頂くために、アルベール・カーンの人生や地球史料館について、そして当時の
時代背景について、日本とフランスを中心に解説します。
広岡裕児(元・オードセーヌ県立アルベール・カーン博物館客員研究員)
日時:2月12日(土)14:00~
場所:映像ホール
入場無料(要お申込み)
定員:先着125名様
●講演『渋沢栄一とアルベール・カーン ~それぞれの平和への思い~』
明治時代を代表する実業家ー渋沢栄一、その渋沢栄一と交流を持ったフランスの銀行家ーアルベール・
カーン。このふたりは明治半ばに出会って以降、心の絆を深め、その思いはともに、世界平和 へと向けら
れていました。日本とフランスの異なる地に生きたふたりの交流と平和への熱き思いを渋沢史料館と アル
ベール・カーン博物館の資料をご紹介しながらお話して頂きます。
川上恵(渋沢史料館 学芸員)
日時:2月26日(土)14:00~
場所:映像ホール
入場無料(要お申込み)
定員:先着125名様
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●ドキュメンタリー上映
「BBC 奇跡の映像 ~よみがえる 100 年前の世界~」
アルベール・カーンが残した地球史料館の写真・動画をもとに BBC が 製作したドキュメンタリー
全 10 巻の中から、4 本を上映致します。(各 50 分)
日時:2 月 20 日(日) 10:00~第 1 巻「大富豪 カーンの“夢”」
14:00~第 2 巻「激動の世紀への胎動」
3 月 6 日(日)
10:00~第 6 巻「勝者と敗者」
14:00~第 9 巻「カーンの死 “夢”の終わり」
場所:映像ホール(入場無料:当日先着 125 名様)
あーすぷらざ映像ライブラリー(2F)でその他の巻をご視聴頂けます。
●世界の民族衣装を着てみませんか!
あーすぷらざの常設展示室を探検した後、お気に入りの衣装を選んでパチリ!
その場で撮影したポラロイド写真をプレゼントします。
日時:2/13(日)、2/27(日)、3/12(土)、3/13(日)各 13:30 スタート
対象:子ども・親子・一般
集合:5 階 券売機まえ(お申込み不要)
参加費:常設展示室の観覧券
(未就学児無料、小中学生 100 円、高校生・65 才以上 300 円、大人 500 円)
■関連講演・イベントの申込方法
「参加希望イベント名」、「氏名」、「電話番号」を E メールか電話で連絡。
あーすぷらざ受付(1F)でも直接申し込みを受付。
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■プレス用図版について■
広報用に下記の 12 枚の写真をご用意しています。
① インドシナ
トンキン(現:ベトナム) 1915 年
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
②パリ 1912 年
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
③フランス
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
1917 年
④ダホメ(現:ベナン共和国)
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑤カンボジア
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑥モロッコ
1926 年
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑦撮影に使用されたカメラ
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑧カメラボックス
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑨パリ
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑩箱根 1926 年~1927 年
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑪日本 1912 年
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
⑫日本 1926 年~1927 年
©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.
=写真の利用にあたってのお願い=
※いずれの写真の場合も©Musée Albert-Kahn - département des Hauts-de-Seine.のクレジットを明記して
くださるようお願い致します。
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*「あーすぷらざ」とは?
http://www.k-i-a.or.jp/plaza/
所在地:〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷1-2-1
(JR 根岸線「本郷台」駅改札出て左すぐ)
神奈川県立地球市民かながわプラザの愛称。
地球に暮らす一員として、世界の文化や暮らしについての国際理解や国際平和、地球規模の課題につ
いて、日々の生活の中で考え、自分にできる身近なことから行動していくための総合的な学習施設。
【指定管理者概要】
■財団名
財団法人かながわ国際交流財団
■代表者
理事長 福原 義春
■設 立
1977 年 2 月 15 日
■所在地
〒247-0007 横浜市栄区小菅ケ谷 1-2-1
■TEL
045-896-2626
■FAX
045-896-2945
■URL
http://www.k-i-a.or.jp/
■Email
■活動内容 1.県民の国際交流・協力活動を情報、ノウハウ、
資金面から支援する取り組み
2. 地球市民意識の高揚と、多文化共生の実現に
向けた取り組み
3. 次代を担う青少年を中心に、世界で活躍できる
国際人材を育成する取り組み
4.学術・文化交流を通じ、地球規模の解決に
向けた地域からの提案を、県民はじめ国内外に発信
【本件に関するお問い合わせ】
■名 称
神奈川県立地球市民かながわプラザ(愛称:あーすぷらざ)
■担当者
永島・石田
■TEL
045-896-2899
■FAX
045-896-2299
■Email
[email protected]
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