2013.09.12 Vol.10 東南アジア20~34歳女性 歳女性 都市別比較 ~ライフスタイルや消費意識から から見えてくる各都市女性の特徴~ 「家族を重視」「価格にシビア」「趣味はテレビ はテレビ」は各都市女性に共通の傾向。 東京女性は女性像、ファッション意識、消費意識 消費意識とも東南アジア女性とは異なる傾向。 博報堂では、グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル するためのオリジナル生活者調査『Global HABIT(グローバルハビット)』を2000 年より毎年、アジアと欧米の主要34都市で中・上位収入層を対象に実施 実施しています。最新(2012年実施)のGlobal HABIT調査のデータをもと に様々な角度から分析を行い、グローバル市場での可能性に繋がるヒントを がるヒントを全10回シリーズでご紹介しています。 第10回レポートでは、東南アジア20~34歳女性のライフスタイルや消費意識 消費意識について分析した結果をご報告いたします。伸長著しい市場と して注目されているASEANにおいて、特に今後の消費市場を牽引することが することが見込まれる若い女性たちについて、共通項と多様性の両面から 語る必要がありそうです。デモグラフィック、ライフスタイル、価値観、消費意識 消費意識などの観点から、それぞれの都市の女性像を明らかにしました。 対象都市: <東南アジア> ジャカルタ、メトロマニラ、ホーチミンシティ、バンコク バンコク、クアラルンプール、シンガポール 【ジャカルタ】早婚で専業主婦が多く、家族重視で、堅実 堅実で安定した生活を志向 20代前半で未婚なのは2人に1人、20代後半になると未婚は1割程度にとどまり にとどまり、早婚で専業主婦の割合が高い。「家族のことを一番重視す る」女性が7割超と高く、家族重視の考え方が浸透している。買い物スタイルとしては スタイルとしては、高級ブランド、デザインはあまり好まず、価格を重視する傾 向がみられる。また、買う前に値段を比較し、計画的な買い物をする傾向 傾向も強く、堅実な女性が多そうだ。 【メトロマニラ】インターネット、テレビゲームが好きで、 、基本にとらわれないファッションを好む 早婚で専業主婦が多く、堅実な買物意識などジャカルタと似ている点は多 多いものの、趣味・レジャーやファッション意識には違いが見られる。 趣味、レジャーの上位に「インターネット/パソコン」があがり、また「コンピューターゲーム コンピューターゲーム/テレビゲーム」もトップ10入りするなど、インターネットや ゲームは身近な存在。外出着はリラックスできるものを重視し、ファッション ファッションは基本形にこだわらない個性を発揮できるものが好まれている。 【ホーチミンシティ】高級ブランド、デザイン志向が高く、 、ファッションへの意識も高い 「多くの人が知っている高級ブランドが好き」「機能よりもデザインを重視する する」がいずれも50%を超える唯一の都市。また、「いろいろな商品の情 報に詳しい」「新製品はすぐに試してみる」という傾向が強く、「計画的な買 買い物をする」割合が低い点も他都市と異なる特徴。ファッションへの意 識も高く「着るものを決める時は異性の目を意識する」が2人に1人。 【バンコク】買物好きで、家族重視だけではない多様な な女性像を持つ生活者 なりたい女性像では「寛大であたたかい」「独立心が強い」 「家族のことを のことを一番重視」が40~50%で分散している。他の5都市では「家族のことを 一番重視」がトップであるのに対し、バンコクでは「家族」にこだわらず多様な な女性像を許容する姿が垣間見える。また、2人に1人以上が「買い物 /ウインドウショッピング」を趣味としてあげており、買い物好きの側面がみえる がみえる。 【クアラルンプール】価格もデザインもどちらも重要。欲張 欲張りな生活者 クアラルンプールは高級ブランド、デザインを重視する人の割合が6都市の の中で2番目に高い。一方価格に厳しい一面も持ち、華やかさを訴求す る側面と堅実さの両方を持つ女性といえそうだ。趣味・レジャーでは「テレビ テレビ」「ラジオ」「読書」「音楽」が上位にあがり、家の中で過ごすタイプのも のが好まれている。 【シンガポール】晩婚化が進み、シングルライフを謳歌 謳歌しつつ、堅実な消費生活を志向 6都市中最も未婚率が高く、20-34歳全体では2人に1人以上が独身。 。趣味・レジャーとしてショッピング、映画、海外旅行、インターネットが 上位にあがっており、アクティブに活動している女性像が浮かび上がってくる がってくる。しかし消費スタイルは堅実志向だ。買物は価格に厳しく、計画的 に行う方で、ファッションは品質/機能がよければPB/ファストファッションを ファストファッションを受容する質実重視派と言えそうである。 Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO Inc., All Rights Reserved. 1 <調査結果の詳細> 1.デモグラフィック 下のグラフは、東南アジア6都市の20~34歳女性の未既婚状況 状況、職業を示したものである。 20~34歳女性全体での未婚率はシンガポールが54.2%で最も高 高く、ジャカルタが22.0%で最も低くなっている。 5歳刻みで見ると、20代前半ではシンガポール、クアラルンプール クアラルンプール、ホーチミンシティ、メトロマニラが60%以上、ジャカル タ、バンコクで50%程度が未婚である。20代後半になるとシンガポールとクアラルンプールを になるとシンガポールとクアラルンプールを除く4都市では、未婚率が20% 前後まで下がるが、シンガポールとクアラルンプールはいずれも とクアラルンプールはいずれも50%強が依然未婚と回答している。 参考までに東京を見てみると、20~34歳女性の未婚率は61.8%、 %、30代前半でも40.1%となっている(国政調査より)。 職業については、有職率が高いのはシンガポール、クアラルンプール クアラルンプール、バンコク、ホーチミンシティで、フルタイムで働く割 合は40%以上となっている。一方、メトロマニラとジャカルタは メトロマニラとジャカルタは有職率が低く、特にジャカルタは半数が専業主婦という結果 となっている、 参考までに既婚者の有職率を見てみると、最も高いのはシンガポールで いのはシンガポールで77.2%、最も低いのはジャカルタで30.6%。 20~34歳女性未婚率 Q:あなたは現在結婚していますか。 「未婚」の割合 Base:女性20~34歳女性 (%) 100 (%) ジャカルタ メトロマニラ 80 ホーチミンシティ バンコク 80 60 40 100 「未婚」の割合 54.2 46.7 22.0 34.0 28.0 61.8 クアラルンプール 60 シンガポール 東京 30.7 40 20 東京 シンガポール クアラルンプール バンコク ホーチミンシティ メトロマニラ ジャカルタ 0 20 0 20~24歳 25~29歳 30~34歳 *東京の数値は国勢調査 *東京の数値は国勢調査(平成22年) 20~34歳女性職業 Q:現在の職業は次の中のどれにあたりますか。 Base:女性20~34歳女性 100% 22.7 80% 54.7 38.7 22.7 60% 14.6 40% 18.8 9.3 20% 26.0 54.7 6.3 学生・無職 54.0 60.4 Inc., All Rights Reserved. 63.5% シンガポール 66.7% クアラルンプール 40.8% パートタイム<週15時間~ 30時間> 有職フルタイム<週30時 間超> バンコク Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO 8.0 4.7 専業主婦 週15時間以下で働いてい る 63.3 ホーチミンシティ 30.6% 2.0 14.7 30.7 メトロマニラ 既婚者の有職率 ジャカルタ 0% 26.0 12.6 10.0 6.7 10.4 19.3 51.3% 77.2% 2 2.なりたい女性像 下表は、なりたい女性像のトップ10を表している。 バンコクを除く5都市では、「家族のことを一番重視する」がトップにあがった がトップにあがった。特にメトロマニラ、ジャカルタでは70%前後と 高く、他の項目を20ポイント以上上回る結果であった。この2 2都市は既婚者が多いこともあり「家族のことを一番に考える」こと を重要とみる傾向が強くなっていると思われる バンコクは他都市と傾向が異なり、1位は「寛大であたたかい」、 」、2位は「独立心が強い女性」となっている。また、上位の項目 が40%弱から50%に分散していることから、ひとつの女性像だけに だけに集約されない多様な女性像が持たれている様子が伺える。 参考までに東京の数字を見てみると、東南アジア女性とは傾向 傾向が異なり「自分の周辺の人を大事にする」がトップで、以下「寛 大であたたかい」「活動的で生き生き」が上位にあがる。6都市 都市では5位以内に入る「独立心が強い」は12位(2%)にとどまるのも 東南アジア女性とは異なる点となっている。 なりたい女性像 Q:次にあげる女性像について、今の自分の現状とは関わりなく、なりたいと思う女性像 女性像を3つお選びください。(複数回答/選択肢12) Base:女性20~34歳 ジャカルタ 家族のことを一番重視 1 する女性 (70.7%) 2 寛大であたたかい女性 (45.3%) メトロマニラ ホーチミンシティ 家族のことを一番重視 する女性 (65.3%) 家族のことを一番重視 する女性 (54%) バンコク 仕事と家事を両立させら 仕事と家事を両立させら 独立心が強い女性 れる れる (41.3%) (44%) (37.3%) 仕事と家事を両立させら 活動的で生き生きした 女性 3 れる (36.7%) (37.3%) クアラルンプール 家族のことを一番重視 寛大であたたかい女性 する女性 (50.7%) (50%) 家族のことを一番重視 寛大であたたかい女性 する女性 (28.7%) (40.7%) 教養があり成熟した女 性 (39.3%) シンガポール 家族のことを一番重視 する女性 (44.8%) 東京 自分の周辺の人を大事 にする女性 (36.9%) 仕事と家事を両立させら 寛大であたたかい女性 れる (34.9%) (42.7%) 仕事と家事を両立させら 独立心が強い女性 れる (29.2%) (37.3%) 活動的で生き生きした 女性 (34.9%) 教養があり成熟した女 性 (30.7%) 気持ちが若い女性 (27.3%) 仕事と家事を両立させら 独立心が強い女性 れる (30%) (33.3%) 教養があり成熟した女 性 (28.1%) 自分のスタイル/センス を持っている女性 (31.9%) 活動的で生き生きした 5 女性 (28%) 独立心が強い女性 (26%) 独立心が強い女性 (26.7%) 活動的で生き生きした 女性 (33.3%) 気持ちが若い女性 (29.3%) 自分のスタイル/センスを 持っている (27.1%) 家族のことを一番重視 する女性 (30.2%) 教養があり成熟した女 6 性 (21.3%) 仕事で成功したい女性 (20%) 教養があり成熟した女 性 (24.7%) 気持ちが若い女性 (22.7%) 仕事と家事を両立させら 寛大であたたかい女性 寛大であたたかい女性 れる女性 (28%) (26%) (29.2%) 4 独立心が強い女性 (36%) 創造的で自己表現が上 自分のスタイル/センスを 7 手 持っている (16.7%) (17.3%) 8 気持ちが若い女性 (15.3%) エレガントで洗練された 教養があり成熟した女 女性 性 (22%) (18.7%) 活動的で生き生きした 寛大であたたかい女性 女性 (15.3%) (22%) 仕事で成功したい女性 (16.7%) 自分の周辺の人を大事 自分の周辺の人を大事 自分の周辺の人を大事 自分のスタイル/センスを 9 にする にする にする 持っている (10.7%) (13.3%) (17.3%) (12%) エレガントで洗練された 創造的で自己表現が上 仕事で成功したい女性 10 女性 手 (16.7%) (6.7%) (13.3%) 活動的で生き生きした 女性 (23.3%) 活動的で生き生きした 女性 (18.8%) 創造的で自己表現が上 手な女性 (17.8%) 自分の周辺の人を大事 仕事で成功したい女性 にする (17.7%) (20.7%) 教養があり成熟した女 性 (13.4%) 仕事で成功したい女性 (18.7%) エレガントで洗練された 女性 (12.1%) 気持ちが若い女性 (16.7%) 自分の周辺の人を大事 エレガントで洗練された 創造的で自己表現が上 気持ちが若い女性 にする 女性 手 (8.7%) (11.3%) (14%) (16.7%) *東京の数値は「HABIT調査2013」東京20-34歳女性 Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO Inc., All Rights Reserved. 3 3.ファッション意識 下のグラフはファッション意識を示している(折れ線はアジア はアジア6都市、棒グラフは東京)。 いずれの都市でも「服装は個性を発揮するための手段のひとつ のひとつ」が最も高い。また「家でのふだん着には気をつかわない」は 30%前後で、東京(73.1%)の半分以下となっている点が目を惹 惹く。 ホーチミンシティは「着るものを決める時は異性の目を意識する する」が50%となっており、他の都市の数字を大きく上回ってい る。また、「ファッション動向に敏感な方だ」「自分はおしゃれな はおしゃれな方だと思う」も他の都市と比較して高く、異性の目を意識 しつつ、ファッションを楽しんでいることが窺える。 シンガポールは「品質/機能が気に入ればPB/ファストファッション ファストファッション等気にしない」が6都市の中で最も高く、「服を買う時は バーゲンやセールを利用することが多い」も相対的に高いことから いことから、コストパフォーマンス重視の傾向があるようだ。 メトロマニラはリラックスできる外出着を好み、従来のスタイルや のスタイルや基本形にはこだわらない傾向がみられる。専業主婦が多い のでお財布事情の自由度は少なそうだが、セール・バーゲンを セール・バーゲンを活用して、おしゃれを楽しむ姿が垣間見える。 東京は「家でのふだん着には気をつかわない」「品質/機能が気 気に入ればPB/ファストファッション等気にしない」が東南アジ アの都市に比べて高く、「外出着はリラックスできるかどうかを はリラックスできるかどうかを重視」は低い数値となっている。家ではリラックス、外出着 には気をつかうのが東京スタイルと言えるようだ。 ファッション意識 Q:「衣」生活について、いろいろなことがあげられています。この中であなたご自身 自身にあてはまるものをいくつでもお選びください。(複数回答) Base:女性20~34歳 (%) 100 80 60 40 20 0 家でのふ だん着に は気をつ かわない 方だ 品質/機 能が気に 入れば PB/ファ ストファッ ション等 気にしな い 服を買う 服 時 時は、 バーゲン やセール を利用 利用す ることが 多 多い ファッショ ン動向に 敏感な 方だ 73.1 70.1 69.9 62.8 ジャカルタ 67.3 28.7 38.7 メトロマニラ 72.0 30.7 ホーチミンシティ 68.0 28.7 バンコク 58.7 クアラルンプール シンガポール 自分はお しゃれな 方だと思 う 着るもの を決める 時は、異 性の目を 意識する 方だ 従来のス タイルや 基本形 にはこだ わらない 服装をす る方だ 外出着 は、リラッ クスでき るかどう かを重視 する方だ 30.4 21.0 19.9 17.8 11.0 56.7 14.7 17.3 29.3 24.0 55.3 14.0 56.0 36.0 34.0 22.7 37.3 57.3 15.3 39.3 34.0 36.7 50.0 33.3 50.7 29.3 16.7 46.7 22.0 21.3 22.7 28.0 37.3 49.3 32.7 21.3 40.0 22.0 34.7 18.7 27.3 16.0 67.7 31.3 47.9 50.0 21.9 30.2 36.5 13.5 33.3 服装は 個性を発 揮するた めの手段 のひとつ だと思う 東京 *東京の数値は「生活定点調査2012」首都圏20-34歳女性 Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO Inc., All Rights Reserved. 4 4.消費スタイル 下表は、消費に関する意識のトップ10を示している。 6都市及び東京で「買う前に値段をよく比較する」がトップ3に入 入っており、女性が価格にシビアなのは万国共通といえそうだ。 また、シンガポール、メトロマニラ、ジャカルタ、クアラルンプールではいずれ クアラルンプールではいずれも「計画的な買い物をすることが多い」と「自分 は買い物上手な方だ」が上位3つまでにあがっている。価格に敏感 敏感で、堅実に買物をする女性像が共通項として見えてくる。 6都市の中ではホーチミンシティが際立っている。 「いろいろな いろいろな商品の情報に詳しい」が1位、「品質がいいものは値段が高いと思 う」が2位となる一方、他の都市で高い「自分は買い物上手な方 方だ」「計画的な買い物をすることが多い」は相対的に低スコアと なっている。また、高級ブランドと自分に合うブランド、機能とデザインを とデザインを二択で選ぶとどちらかという設問では(P.6 参照)、 「高級ブランドが好き」、「機能よりもデザインを重視」が6都市中 都市中唯一いずれも50%を超えており、機能だけでなく、ブランドや デザインを重視する消費スタイルであることが窺える。 参考として東京のデータを見てみると、「買う前に値段をよく比較 比較する」が最も高く、その他では「役に立つアドバイスをしてくれ る店は重要」「品質のいいものは値段が高い」が上位にあがっている にあがっている。一方、「計画的な買物をすることが多い」「自分は買物上 手」は9番目と13番目と低い順位になっている。 ライフスタイルー消費について Q:「買い物」に関する次の事柄について、あなたご自身にあてはまるものをすべてお にあてはまるものをすべてお選びください。(複数回答/選択肢22) Base:女性20~34歳 ジャカルタ メトロマニラ ホーチミンシティ 買う前に値段をよく比較 する (62%) バンコク クアラルンプール シンガポール いろいろな商品の情報に 計画的な買物をすること 計画的な買物をすること 買う前に値段をよく比較 詳しい が多い が多い する (49.3%) (50.7%) (46%) (60.4%) 東京 1 買う前に値段をよく比較 する (50%) 2 計画的な買物をすること 自分は買い物上手な方 が多い だ (37.3%) (58%) 3 自分は買い物上手な方 だ (34.7%) 計画的な買物をすること 買う前に値段をよく比較 が多い する (50%) (45.3%) 4 ブランド商品にはそれな りの良さがあると思う (34.7%) 役に立つアドバイスをし 新製品はすぐに試してみ 新製品はすぐに試してみ ひとつのブランドを使い てくれる店は重要だと思 る方だ る方だ 続ける う (41.3%) (30.7%) (41.3%) (41.3%) 5 衝動買いをよくする (32%) ひとつのブランドを使い 続ける (40.7%) 6 品質のいいものは値段 が高いと思う (31.3%) 品物が揃っている店まで 品物が揃っている店まで ひとつのブランドを使い わざわざ行く わざわざ行く 続ける (40%) (40%) (30%) 役に立つアドバイスをし てくれる店は重要だと思 う (33.3%) 品質のいいものは値段 が高いと思う (34.4%) 7 ものを購入する際には、 ものを購入する際には、 ものを購入する際には、 ブランド商品にはそれな ブランドを意識する ブランドを意識する ブランドを意識する りの良さがあると思う (30.7%) (36.7%) (39.3%) (30%) 社会的や経済的な階級 によってふさわしい価格 帯がある (32.7%) ブランド商品にはそれな 衝動買いをよくする りの良さがあると思う (35.9%) (33.3%) 8 役に立つアドバイスをし ものを買うときには、どこ 品物が揃っている店まで 品質のいいものは値段 てくれる店は重要だと思 の国のブランドかを意識 わざわざ行く が高いと思う う する (29.3%) (28.7%) (35.3%) (34.7%) 新製品はすぐに試してみ 新製品はすぐに試してみ 品物が揃っている店まで る方だ る方だ わざわざ行く (32%) (31.3%) (33.9%) 9 社会的や経済的な階級 によってふさわしい価格 帯がある (24%) 衝動買いをよくする (32.7%) 10 役に立つアドバイスをし てくれる店は重要だと思 う (22%) 値段が高くても気に入れ ひとつのブランドを使い ば買ってしまう 続ける (31.3%) (32.7%) 品質のいいものは値段 が高いと思う (46%) 買う前に値段をよく比較 する (48.7%) 買う前に値段をよく比較 する (44.7%) いろいろな商品の情報に 自分は買い物上手な方 詳しい だ (33.3%) (44.7%) 役に立つアドバイスをし 計画的な買物をすること てくれる店は重要だと思 が多い う (47.9%) (55.4%) 自分は買い物上手な方 だ (44.8%) 品質のいいものは値段 が高いと思う (51.7%) 役に立つアドバイスをし 値段が高くても気に入れ てくれる店は重要だと思 ば買ってしまう う (47.3%) (37.5%) 新製品はすぐに試してみ ものを購入する際には、 いろいろな商品の情報に ひとつのブランドを使い る方だ ブランドを意識する 詳しい 続ける (40%) (30.7%) (35.3%) (37.5%) ものを買うときには、どこ の国で作られているかを 意識する (34.7%) 買う前に値段をよく比較 する (79.2%) 多くの人が同じものを持 つと興味がなくなってしま う (45.8%) ブランド商品にはそれな りの良さがあると思う (44.6%) 役に立つアドバイスをし 品物が揃っている店まで ものを購入する際には、 計画的な買い物をするこ てくれる店は重要だと思 わざわざ行く ブランドを意識する とが多い う (30%) (28.1%) (31.9%) (26.7%) (%) 衝動買いをよくする (26%) 自分は買い物上手な方 自分は買い物上手な方 だ だ (30%) (23.3%) 計画的な買物をすること が多い (24.7%) 衝動買いをよくする (25.3%) 社会的や経済的な階級 によってふさわしい価格 帯がある (27.1%) ものを買うときにはどこの 国で作られているかを意 識する (26.7%) 自分は買い物上手な方 だ (23.5%) *東京の数値は「HABIT調査2013」東京20-34歳女性 Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO Inc., All Rights Reserved. 5 高級ブランドvs自分に合うブランド / デザインvs機能 Q:次にあげる2つの事柄(意見)のうち、あなたの意見はどちらに近いですか。(いずれかを いずれかを選択) Base:女性20~34歳 多くの人が知っている高級ブランドが好き ものを購入する際には、機能よりもデザインを重視する あまり知られていなくても自分に合うブランドが好き 80.0 20.0 ジャカルタ 86.7 13.3 メトロマニラ 46.0 55.3 44.7 77.1 22.9 シンガポール 15.3 東京 20.0 (%) 80.0 37.3 62.7 53.3 ホーチミンシティ 72.7 27.3 クアラルンプール ジャカルタ メトロマニラ 54.0 ホーチミンシティ バンコク ものを購入する際には、デザインよりも機能を重視する (%) 46.7 バンコク 44.0 56.0 クアラルンプール 47.3 52.7 シンガポール 84.7 東京 22.9 77.1 41.1 58.9 *東京の数値は「HABIT調査2013」東京20-34歳女性 5.趣味・レジャー 下表は趣味、レジャーについて上位のものをランキングにしてまとめたものである のものをランキングにしてまとめたものである。 いずれの都市でも「テレビを見る」がトップで、その他には「 「インターネット/パソコン」「音楽を聴く」「読書」「買物/ウィ ンドウショッピング」「ビデオ/DVD」「外食」が共通してトップ してトップ10に入っている。 シンガポールでは「映画館に行く」「海外旅行」がトップ10入 入っており、趣味・レジャーの多様さがみられる。 ホーチミンシティ、バンコクでは「買物/ウィンドウショッピング ウィンドウショッピング」をレジャー・趣味としてあげた人が各50%を超えている。 消費意識でも他の都市との違いがみられたホーチミンシティと いがみられたホーチミンシティとバンコクだが、ショッピングを楽しんでいる姿が窺える。 メトロマニラはトップ10に「インターネット/パソコン」、「 」、「コンピューターゲーム/テレビゲーム」が入っており、インター ネットやゲームが身近な存在となっている様子。 クアラルンプールは「テレビ」「ラジオ」「読書」「音楽」という という順で高く、家で過ごすタイプの趣味・レジャーが人気。ま た、「ラジオ」が上位に上がっているのが特徴的。 いずれの都市も「外食」がトップ10に入っているが、「料理」 」と「外食」を比較してみると、バンコクとシンガポールでは「外 食」、ホーチミンシティでは同程度、ジャカルタ、メトロマニラ メトロマニラ、クアラルンプールでは「料理」が高い数値となっている。 バンコクとシンガポールの女性は、「料理」するよりも「外食 外食」を楽しんでいると言えそうだ。 趣味・レジャー Q:あなたが普段レジャーとしてよくやっていること、趣味としてあてはまるものは何 何ですか。(複数回答) Base:女性20~34歳 ジャカルタ テレビを見る 1 (81.3%) メトロマニラ ホーチミンシティ バンコク クアラルンプール シンガポール テレビを見る (64.7%) テレビを見る (89.3%) テレビを見る (86.7%) テレビを見る (82.7%) テレビを見る (59.4%) 2 音楽を聴く (49.3%) インターネット/パソコン (38%) 音楽を聴く (76%) 音楽を聴く (53.3%) ラジオを聴く (42.7%) インターネット/パソコン (57.3%) 3 料理 (39.3%) 読書 (16.7%) 料理 (60.7%) 買物/ウィンドウショッピング (52.7%) 読書 (42%) 音楽を聴く (46.9%) 4 買物/ウィンドウショッピング (32%) 料理 (12.7%) 外食 (58%) ビデオ、DVDを見る (44.7%) 音楽を聴く (40%) 買物/ウィンドウショッピング (38.5%) 5 ウォーキング/散歩 (30.7%) 友人と話をする/遊ぶ (12%) 買物/ウィンドウショッピング (58%) 外食 (40%) ビデオ、DVDを見る (39.3%) ビデオ、DVDを見る (35.4%) 6 読書 (22.7%) 音楽を聴く (10.7%) ビデオ、DVDを見る (56.7%) 友人と話をする/遊ぶ (32%) 買物/ウィンドウショッピング (39.3%) 映画館に行く (29.2%) 7 ラジオを聴く (18%) 買物/ウィンドウショッピング (10.7%) インターネット/パソコン (50%) 読書 (30%) 料理 (36%) 外食 (26%) 8 外食 (14%) コンピュータゲーム/テレビゲーム 友人と話をする/遊ぶ (9.3%) (40.7%) 料理 (28.7%) 外食 (30.7%) ラジオを聴く (24%) 9 ビデオ、DVDを見る (13.3%) ビデオ、DVDを見る (8.7%) ゲームセンターに行く (40%) ラジオを聴く (22%) インターネット/パソコン (30%) 読書 (22.9%) 10 インターネット/パソコン (10.7%) 外食 (6.7%) 読書 (38.7%) インターネット/パソコン (21.3%) 友人と話をする/遊ぶ (24.7%) 海外旅行 (19.8%) Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO Inc., All Rights Reserved. 6 <調査概要> 【調査都市】 東南アジア6都市 インドネシア(ジャカルタ)、フィリピン(メトロマニラ)、ベトナム(ホーチミンシティ ホーチミンシティ)、タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、 シンガポール 【調査対象】 20~34歳女性 【サンプル数】 546s(各都市150s、シンガポールのみ シンガポールのみ96s) ※東京は除く 【調査時期】 2012年5月下旬~8月上旬 Global HABITは、2000年から世界の主要34都市で毎年実施 毎年実施している博報堂オリジナルの生活者調査の データベースです。都市間での比較はもちろん、同一都市 同一都市の時系列比較も可能です。Global HABIT調査 では、「同一の生活者」(シングルソース)に、ライフスタイル ライフスタイル、価値観からメディア接触、購入態度、様々な カテゴリーのブランド使用状況や意識を聞いています。 。そのため、ブランドユーザーはもちろん、意識レベル でのブランド支持者(購入意向者・好意者・ファン等)の の分析が可能です。 <「Global HABIT 2012」調査概要> 調査都市:中国(上海/北京/広州)、香港、台湾(台北)、タイ タイ(バンコク)、韓国(ソウル)、シンガポール、 マレーシア(クアラルンプール)、フィリピン(メトロマニラ メトロマニラ)、インドネシア(ジャカルタ)、 ベトナム(ホーチミンシティ)、インド(デリー、ムンバイ ムンバイ)、 ドイツ(フランクフルト)、ブラジル(サンパウロ) *中国(大連/瀋陽/武漢/成都/杭州/寧波/西安/福州)、 )、オーストラリア(シドニー)、 ドイツ(ベルリン)、フランス(パリ)、イタリア(ミラノ)、スペイン スペイン(マドリード)、 アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ)、イギリス(ロンドン ロンドン)、ロシア(モスクワ)、は2011年以前に調査。 調査対象:15~54才男女で各都市500~800名 *上海/北京/広州については、「中国パワー生活者」(世帯月収 世帯月収15,000元以上、25~54才の男女1,800名)を追加 *デリー/ムンバイについては、「インドパワー生活者」(SEC A2以上、世帯月収40,000ルピー以上、25~54才の A 男女1,000名)を追加 サンプルは、世帯収入によってスクリーニングされた各都市 各都市の中上位収入層(都市人口の50~90%程度)が対象 調査時期: 2012年5月下旬~8月上旬 調査方法: 訪問面接(香港・台湾・韓国以外のアジア、ドイツ ドイツ、ブラジル) 会場での個人面接(香港・台湾・韓国) 主要調査項目(※一部の項目はアジア・中国のみ): <デモグラフィック / ライフスタイル> ●デモグラフィック ●ライフスタイル ●環境意識 ●カントリーイメージ カントリーイメージ ●メディア/情報接触 ●買い物 ●趣味 ●スポーツ ●耐久財所有 ●カテゴリー カテゴリー知覚 ●旅行 ●住居 <商品・サービスの使用状況> ●保険 ●クレジットカード ●コンビニエンスストア ●エアライン エアライン ●自家用車 ●二輪車 ●AV製品 ●家電製品 ●携帯電話/スマートフォン ●PC/プリンタ プリンタ ●デジタルカメラ/デジタルビデオカメラ ●複写機 ●時計 ●TVゲーム ●アルコール/非アルコール アルコール飲料 ●食品(インスタント食品、菓子) ●トイレタリー ●化粧品 ●パーソナルケア商品 ●生理用品 生理用品/紙オムツ 本件に関するお問合せ Global HABIT Ⓒ 2013 HAKUHODO 博報堂 広報室 尾高・西尾 Tel:03-6441-6161 博報堂 研究開発局 研究 高月 Tel:03-6441-6153 博報堂 マーケティング戦略企画室 マーケティング 溝手 Tel:03-6441-8645 Inc., All Rights Reserved. (当シリーズは博報堂ウェブサイトのレポート・トピックス欄に掲載しています しています。http://www.hakuhodo.co.jp/reporttopics/) 7
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