短資取引約定確認システム 端末工事計画書 平成 19 年 12 月 21 日 短資協会 株式会社 NTT データ 目 次 頁 1 本書の目的...................................................................................................................................1 2 回線・端末設置工事スケジュール..................................................................................................1 2.1 工事日確定迄のスケジュール ................................................................................................1 2.2 工事スケジュール ..................................................................................................................2 3 装置構成 ......................................................................................................................................3 4 工事作業概要 ...............................................................................................................................3 作業範囲 ...............................................................................................................................3 4.2 回線工事 ...............................................................................................................................3 4.3 端末設置工事........................................................................................................................4 5 4.1 6 工事にあたっての留意事項 ...........................................................................................................5 5.1 全工事共通留意事項.............................................................................................................5 5.2 各工事における留意事項.......................................................................................................6 運用にあたっての留意事項 ...........................................................................................................8 1 本書の目的 短資取引約定確認システム(以下、本システムと示す)における回線・端末展開にあたっての一連の 流れを明確化すること、及び各参加者様に御留意していただく事項を明確にすることを目的とします。 2 回線・端末設置工事スケジュール 2.1 工事日確定迄のスケジュール 回線・端末設置工事日確定迄のスケジュールを以下に示します。 2007年12月 2008年1月 2008年2月 2008年3月 ①短資取引約定確認システム端末の更新申込書 短資取引約定確認システム回線サービス申込書 (以下、申込書)送付 ②申込書返信 ③工事スケジュール 内部調整 ④工事関係スケジュール 通知※1 スケジュールに則り ・回線工事 ・端末設置工事 実施 図 2.1-1 工事日確定迄のスケジュール ※1. 変更が入る際は、その都度参加者様のご担当者様まで変更となるスケジュールを通知させていただきます。 項 番 1 2 3 4 項目名 記事 備考 ・短資協会より端末/回線に関する申込書を ・記載事項については別紙 参加者様に送付 「短資取引約定確認システム 申込書送付 端末の更新申込書」 「短資取引約定確認システム 回線申込書」参照 ・参加者様より申込書を短資協会宛に返信 ・2008年1月31(必着)にてご 申込書返信 返信をお願い致します。 ・参加者様からの申込書を基に、回線工事 ・申込内容確認のため、参加 時期、端末設置工事時期について、工事 者様のご担当者様に御連 工事スケジュー ル内部調整 業者との内部調整を実施 絡させていただく場合がご ざいます。 工事スケジュー ・短資協会より工事関係スケジュールを通知 ル通知 1 2.2 工事スケジュール 回線・端末工事の基本的なスケジュールを以下に示します。 N-2週 N-1週 N週 回線・端末工事日確認 連絡予定 事前連絡(回線工事) 事前連絡(端末設置工事) ※回線現地調査について 回線工事日1~1.5ヶ月前に回線キャリアより ビル内設備状況等の確認のため現地調査依 頼がある場合があります。(一部参加者のみ) ご担当者様は、その際の電話応対や当日立 会い等、ご対応願います。 工事予定 1.回線工事 原則、回線工事 1週間後に端末設置工事 2.端末設置工事 図 2.2-1 工事スケジュール (連絡予定) 項 番 1 2 通知事項 備考 ・NTTデータより参加者様宛に以下確認・連絡を実施 ① 工事日・時間帯の通知 回線・端末 回線工事 ② 参加者様側準備完了の確認 工事日確認 1週間前頃 ③ 作業者情報(責任者)のご連絡 項目名 実施時期 事前連絡 各工事 1~3日前 頃 回線工事 端末設置工事 NTTデータより参加者様宛に以下確認・連絡を実施 ① 工事日・時間帯の最終確認 ② 作業者情報のご連絡 (工事予定) 項 番 項目名 1 回線工事 記事 ・回線の敷設及び、回線疎通確認を実施 ・端末の設置及び、短資取引約定確認システムセンタまでの疎通 確認を実施 2 端末設置工事 (基本的なスケジュールとして、回線工事の1週間後に端末設置工 事を行う予定です) 2 3 装置構成 装置構成及び、機器諸元を別紙 1,2 に示します。 4 工事作業概要 4.1 作業範囲 各作業の範囲イメージを以下に示します。 参加者様ビル Y階 端末類 IDF DSU X階 MDF 回線工事範囲 NTT 局舎へ 端末設置工事範囲 図 4.1-1 作業範囲イメージ 4.2 回線工事 4.2.1 実施時間帯 原則、平日日中帯(9:00~17:00)とします。 4.2.2 作業内容 作業内容について以下に示します。 項番 項目 1 屋内配線 工事※1 2 回線疎通 確認 内容 ・MDFジャンパ工事(既設屋外線と既設屋内配線の接続)、IDFジャンパ工 事(既設屋内配線とDSUまでの屋内配線の接続)及びIDFからDSU設置 場所までの回線引き回しを実施します。 ・DSUの設置とNTT局までの疎通確認試験を実施します。 ※1.端末設置先のビル事情により、MDF~IDF~DSU 間の工事区分が、ビル指定業者となる場合がございます。その 場合は、NTT工事で作業を実施できないため、各ビル管理会社様へ作業範囲をご確認のうえ、NTTの回線工事 予定日前までに工事を実施して頂きますよう、お願い致します。 3 4.3 端末設置工事 4.3.1 実施時間帯 原則、平日日中帯(9:00~17:00)とします。 4.3.2 作業内容 作業内容について以下に示します。 項番 項目 1 LAN ケーブル敷 設工事 2 端末設置工事 3 動作確認試験 内容 ・DSU~通信機器(ルータ)~各端末までのケーブル敷設工事を実施しま す。 ・指定場所への端末類の設置及びDSUとの接続を実施します。 ・アプリケーションソフトの起動確認(ログイン完了迄)、プリンタの印刷状況 確認、短資取引約定確認システムセンタとの疎通確認※1を実施します。 ※1. 疎通確認の際、作業者よりユーザ ID・パスワードの入力を求められる場合がございます。短資協会より送付さ れたユーザ ID・パスワードを事前にご用意願います。参加者様事情によりその場でのユーザID・パスワードの入 力が出来ない場合は、センタとの疎通確認は「ping 確認」のみとさせて頂きます。 4 5 工事にあたっての留意事項 5.1 全工事共通留意事項 全工事に共通して参加者様に留意していただく事項を以下に示します。 項番 1 2 3 4 留意事項 留意事項 ・原則、工事日についてはこちらより指定をさせていただきます。 (本システムの全参加者様(約300社)における短期間の集中的な工事と なる関係上、個別の参加者様のご希望に添えない事もございますので、予 めご理解・ご協力をお願い致します。 参加者様からのお申込み内容に基づき、工事スケジュールを策定し、平成 20年3月初めにお知らせする予定です。) ・NTTデータ・端末設置作業者・回線キャリアから工事にあたっての問合せ や設置場所の図面提供等の依頼がある場合がございます。ご担当者様 電話等問合せへ はその際はご対応願います。 の対応 スケジュールの 調整 入館・入室時の 事前申請 作業立会い ・作業者の駐車場利用及び入館・入室時等に事前申請・事前連絡が必要 な場合、ご担当者様にて事前にご対応願います。 ・上記対応にて必要となる作業者情報は「回線・端末工事日確認」時及び 「事前連絡」時にご担当者様に御連絡させていただきます。 ・各作業時にはご担当者様による立会いをお願い致します。 ビル指定業者様・ビル管理業者様がいる場合、現地調査・回線工事時 は左記業者様にもお立会いを頂くよう事前に調整願います。 ・立会い時に回線(DSU)設置場所・通信機器(ルータ)設置場所・端末設置 場所および本システムにて利用してよい電源元について、作業者まで指 示していただきますようにお願い致します。※1 ・作業完了時、作業者より作業内容の確認及び確認書類へのご署名・ご捺 印を求められる場合がございます。その際はご対応お願い致します。 ・通信機器・端末設置場所の決定に際して、機器諸元に十分の御留意い ただくようお願い致します。(別紙1.2参照) ※1. 設置場所や電源元等が分かる図面等資料がご準備できる場合は、申込み時に、 合わせてご提示願います。 5 5.2 各工事における留意事項 各工事において参加者様に留意していただく事項を以下に示します。 項番 作業名 敷設ルートの 確認 1 回線現地 調査 (一部参加 者様のみ) 2 3 回線 敷設工事 留意事項 ・ルート確認のため天井や床を開ける場合がございます。 ・ルート確認のため他フロア・他事務室及びビル共用部への入室 を求める場合がございます。事前に鍵の開閉手配をお願い致 します。 ・調査後、回線を引き込むために必要な設備の準備、付帯工事 (以下、事前準備)を調査員が依頼する場合がございます。回 線工事予定日までに依頼を受けた事前準備を完了するようご 調査後の作業 担当者様にて手配願います。 依頼 ・調査の結果によっては当初の予定通り回線敷設・端末設置作 業が実施できない場合がございます。 ・屋内配線工事の範囲はNTT規定の標準的な工事(基本工事)と なります。配管工事やMDF~IDF間のジャンパ工事ではなく(既 設屋外線と既設屋内配線の接続)新たな屋内配線敷設となる 工事等は含まれておりません。 ・屋内配線工事について、NTTの工事作業範囲外の工事が発生 する場合は、ご担当者様より業者様手配の上、工事の実施を 屋内配線工事 お願い致します。 の範囲 ・NTTの工事作業範囲外の工事については、全て参加者様の費 用負担となります。 ・ケーブル保護材(モール等)によるケーブル類の保護は実施致し ません。ご要望される場合、参加者様にてご用意願います。 ・工事にあたり事前に鍵の開閉手配をお願い致します。 ・屋内配線工事について、指定業者有りの場合、ご担当者様より 指定業者様に事前に工事実施を依頼願います。 ・指定業者様による工事は、NTTデータによる回線工事予定日ま 屋内配線工事 でに必ず実施願います。 の扱い ・指定業者様にて実施いただいた工事につきましては、全て参加 者様の費用負担となります。 4 5 留意事項 端末設置 工事 電源設備の 準備 ・通信機器及び端末への電源元を事前にご準備いただくようお願 い致します。なお準備にあたり機器諸元(電源ケーブル長、消 費電力等)に十分にご留意いただくようお願い致します。※1 (別紙1,2参照) ※1 現行端末ご利用中の参加者様は、サービス開始するまで現行端末と 並行設置になり、現行端末とは別の電源元が必要となりますのでご 注意下さい。 6 項番 作業名 留意事項 ケーブル 敷設について 6 留意事項 ・ケーブル類の敷設は床上敷設であること及び全端末同一居室 内への設置であることが前提となります。 ・DSUからルータまで5m以上のケーブルが必要な場合は、事前 に参加者様にてUTPケーブル(カテゴリ5e/ストレート)をご用意 願います。※2 ・ルータからPC本体まで10m以上のケーブルが必要な場合は、 事前に参加者様にてUTPケーブル(カテゴリ5e/ストレート)をご 用意願います。※3 ・プリンタとPC本体接続用のUSBケーブルはプリンタメーカ推奨 の1.8mのケーブルをご準備させていただきます。1.8m以上のケ ーブルが必要な場合は、事前に参加者様にてご用意願いま す。 (メーカ規定のケーブルは1.8mの物のみとなります。PCから1.8m 以内にプリンタを設置することを強く推奨致します。)※4 ・PC/ディスプレイ/プリンタ/ルータ類の固定(ワイヤープロテクト 等)またはケーブル類の保護(モール等)は実施致しません。ご 要望される場合、参加者様にてご用意願います。 ※2、※3、※4 参加者様ご準備のケーブルがある場合、その旨、工事日前 迄に事前にNTTデータまでお知らせ願います。 7 疎通確認試験 について 8 自行・庫・社シ ステム接続用 ケーブルの準 備 端末設置 工事 9 貸与物品の 確認※5 ・疎通確認の際、作業者よりユーザID・パスワードの入力を求め られる場合がございます。ご担当者様は短資協会より送付され たユーザID・パスワードを事前にご準備願います。 ・自行・庫・社システムからルータまでのLANケーブルは参加者様 にて事前にご準備いただくようお願い致します。 ・参加者様にてルータ装置設置予定場所まで事前にLANケーブ ルの敷設をお願い致します。 ・機器設置後、作業者より「書面による貸与物品の数量確認」を 依頼させて頂きます。予定された数量の機器が貸与されている ことをご担当者様にて確認され、ご署名・ご捺印等いただくよう お願いします。 ※5 ご確認を頂いた貸与物品の書面は、返却の際の物品確認にも使用致し ますので、大切に保管願います。 7 6 運用にあたっての留意事項 運用にあたって事前に留意していただく事項を以下に示します。 項番 留意事項 1 設定内容の 変更について 留意事項 ・本システム端末は、約定確認システム専用端末としてのご利用を前提と しているため、独自にソフトウェア等をインストールするのは禁止致しま す。 2 端末付属品の扱 いについて ・端末類の付属品類は、参加者様のご要望がない限り端末設置作業者に て全て持ち帰らせていただきます。(ご要望があった付属品類は貸与物 品の書面に追記し、管理させて頂きます。) 3 4 他システムとの 接続について 通信機器 電源について ・セキュリティの観点から本システム端末以外の装置との接続及びLANと の接続は禁止致します。(申請頂いた自行・庫・社システムは除く) ・原則、通信機器(ルータ)の電源を落とさないようにご注意願います。参加 者様側ビルの検査停電などでやむなく電源を落とす際は必ず、事前に 短資協会宛に御連絡願います。 (センタにて参加者様に設置している通信機器(ルータ)の常時監視を実 施しているため。) 以上 8 別紙 1 短資取引約定確認システム端末 名 仕 様 等 PC 本体 PC-MY18XRZR4 ディスプレイ LCD72VM-V-D UTP ケーブル (PC 本体用) プリンタ USB ケーブル (プリンタ用) ルータ UTP ケーブル (ルータ用) - 構成 CPU:Celeron 430(1.80GHz) HDD:40GB(Serial ATA、7200rpm) メモリ:1GB(DDR2-SDRAM(PC2-5300),512MBx2) ドライブ:CD-R/RW&DVD-ROM,FDD(3.5 型,3 モード対応) OS:Windows Vista Business LAN:ギガビットイーサネット 入力:PS/2 109 キーボード&PS/2 マウス 仕様:TFT アナログ-LCD 画面サイズ:17 インチ 解像度:SXGA(1280 x 1024) 仕様:カテゴリ 5e 対応(ストレート) 1台目構成 型 2台目以降構成 装 置 名 装置構成 用紙サイズ:A4~ハガキ 印刷速度:21 枚/分(A4) 解像度:2400dpi 相当 給紙量:250 枚 仕様:USB2.0 Hi-Speed 対応 LBP3300 - WAN ポート:2 ポート LAN スイッチポート:8 ポート 仕様:カテゴリ 5e 対応(ストレート) Cisco-1812J - 短資取引約定確認システム端末の装置諸元 装置名 幅×奥行×高さ 重量 (mm) PC 本体 98×385×343 ※スタビライザ使用時は幅:220 ディスプレイ 375×180×389 プリンタ 370×376×258 ルータ 324×241×48 消費電力 / 発熱量 (発熱量は消費電力からの計算値) 約 9.6 ㎏ 最大約 165W / 141kcal(毎時) 約 4.7 ㎏ 約 11.0 ㎏ 最大約 34W / 29kcal(毎時) (用紙カートリッジ除く) 約 2.8 ㎏ 最大約 418W / 358kcal(毎時) 最大約 50W / 42kcal(毎時) 電源/周波数 装置名 電源 PC 本体 ディスプレイ プリンタ AC100V±10% AC100V AC100V±10% AC100V ルータ 周波数 50/60Hz 50/60Hz 50/60Hz±2Hz 50~60Hz コンセント規格 2 極コンセント(アース線あり) 2 極コンセント(アース線あり) 2 極コンセント(アース線なし) アース端子付コンセント (2 極接地極付コンセント) PC 本体及びディスプレイコンセントはアース接続できる適正コンセントを推奨します。 表 項 区 分 ケーブル長 長さ 備 考 ① 電源コード 2.0 m PC 本体用電源 ② 電源コード 1.8 m ディスプレイ用電源 ③ 電源コード 2.0 m プリンタ用電源 ④ 電源コード 2.0 m ルータ用電源 ⑤ ディスプレイケーブル 1.7 m PC 本体⇔ディスプレイ接続 ⑥ USB ケーブル 1.8 m PC 本体⇔プリンタ接続 ⑦ UTP ケーブル 10 ⑧ UTP ケーブル 5 m PC 本体⇔ルータ接続 m ルータ⇔DSU(終端抵抗あり)接続 項のマル付き数字は下図中の数字と同一ケーブルを示す ケーブル接続系統図 ルータ キーボード プリンタ ⑧ 5m DSU ⑦ 10m マウス ⑥ 1.8m ④ 2.0m PC 本体 ③ 2.0m ① 2.0m ⑤ 1.7m ② 1.5m ディスプレイ AC100V 分電盤 (注) : 2 極コンセント (JIS C 8303 2 極コンセント 15A :アース端子付コンセント 125V) (JIS C 8303 2 極接地極付コンセント 15A 125V) 別紙 2 短資取引約定確認システム端末を利用していく上で必要となる消耗品、有償部品について以下に示 します。なお、消耗品・有償部品については、すべて各参加者様で負担するものとします。 1. 消耗品 項番 品 名 1 プロセスカートリッジ (トナー + ドラム) 2 オフィス用紙 W A4 商品コード / 型番 0266B004 / CRG-508 0917B004 / CRG-508II 備 考 印刷可能:2,500 ページ (A4/5%印字比率時) 印刷可能:6,000 ページ (A4/5%印字比率時) A4 カット紙 消耗品について、運用中に不足が発生しないよう事前に予備物品を御用意願います。 (保守部門による一時的な部材の貸出はできません) 2. 有償部品 各種貸与物品において、各参加者様の責により破損・紛失・故障した場合、その修理費用は各参加 者様のご負担となります。
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