基本的なHTMLタグとスタイルシートの記述方法 <目次> 1 HTML タグを記述するための事前準備と予備知識 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2 基本的なHTMLタグやスタイルシートの記述方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 リンクを張る 画像を貼る 改行する 文字を装飾する 表を入れる 表のような段組みでレイアウトする HTMLの記述はサポートしておりません HTMLの記述については、ストアーデスクでサポートいたしかねます。 こちらでご案内している内容以外については、ご自身でお調べいただくか、制作代行サービスをご利用ください。 Eストアー制作代行 http://clubestore.jp/service/produce/top.html メニューに無い内容でもお見積りのうえ、承ることができます。 1/7 1 HTML タグを記述するための事前準備と予備知識 ■HTMLとは? HTMLとは、ウェブページを記述するための世界共通の言語です。 文書に「HTMLタグ」でタグ付けして記述したもので、「見出しはココ」「ここ からここまでが1つの段落」「強調したいのはココ」など、文書に論理的な 構造を持たせて、わかりやすくすることを目的としたものです。 ウェブページを閲覧するには、一般的にウェブブラウザを使用しますが、 これは、HTMLで記述された文書を視覚的に表現されたものを見ていま す。 HTML 文書はテキスト文書の一種であるため、テキストエディタで HTML 文書を開き、タグごとテキスト文書として読み書きすることができます。 また、この文書を視覚的に作成するソフトとして「ドリームウィーバー」や 「ホームページビルダー」などが有名です。 ショップサーブで自動生成されるお店ページも、HTML 文書の集合体で す。商品ページの紹介文エリアやフリーエリアなどの「HTML使用可能」領 域に HTML タグを記述すれば、より訴求力のあるページを制作できます。 ■スタイルシートとは? HTMLは文書に論理的な構造を持たせるためのものであるのに対し、ス タイルシートは文書を装飾するためのものです。「CSS」と略します。 文字を大きくしたり色をつけたり、行間を調節したりレイアウトしたりと、文 書の内容とは直接関係ない、見た目を指定するために用います。 HTML タグと組み合わせて使います。 文書の論理構造はHTML、装飾はCSSと両者を分離し、混同しないこと が原則であり推奨されています。HTMLタグにも文書を装飾するための タグが多数ありますが、検索エンジン対策として良くないので使わないで ください。装飾はスタイルシートで行ってください。 2/7 ■HTMLソースを編集できるソフトを用意します HTMLやCSSを自分で記述するには「HTML ソースを確認するテキストエディタ」が必要です。 代表的なテキストエディタを以下にご紹介しますので、必要に応じて検索エンジンから検索し、ダウンロードして導入してください。 なお、ソフトのダウンロード方法や設定方法に関しては、サポートを行っておりませんので、ご自身の責任にて導入し、 使用方法に関しては提供者のサイトなどでご確認ください。 秀丸 (有料) サクラエディタ (無料) ショップサーブでは「カスタムテンプレート」は文字コード「UTF-8」、「ベーシックテンプレート」は文字コード「EUC-JP」を採用しているため、 これらの文字コードに対応した「テキストエディタ」をインストールしておくことをおすすめします。 なお、「DreamWeaver」や「ホームページビルダー」などのホームページ作成ソフトでもHTMLソースの編集はできますので、代替できます。 しかし、これらのソフトは自動的にHTMLタグを記述してくれることが強みですが、ショップサーブで利用するために最適な形のHTMLタグを 記述できる訳ではないため、これらの機能はあまり利用できず、テキストエディタと同じような使い方になります。 ■画像のURLの確認方法 自分で記述したHTMLに画像を貼り付けるには、「画像のURL」が必要 ですが、これは画像台帳の登録した各画像の「プレビュー」ボタンをクリッ クすると、URLを確認できます。 登録した画像は縦横比を維持したまま5種類のサイズが複製されてお り、横幅を基準として「50px / 120px / 180px / 250px / 640px / オリジナル サイズ」があるので、最適なサイズを選んで、そのURLをコピーして利用 します。 お店ページへアクセスするアドレスのことを「URL」と呼びます。 同じように、ページ内に画像を貼るには、画像が置かれている場所の「U RL」を HTML タグで記述する必要があります。 これを「画像のURL」と呼んでいます。 3/7 ■開始タグと終了タグについて HTMLタグは、原則的に「開始タグ」と「終了タグ」をセットで用います。 「終了タグ」の記述忘れなどがあると、ページのレイアウトが大きく崩れる 原因になるのでご注意ください。 ■必要なタグの範囲について ホームページ作成ソフトで作成したコンテンツの「全ての」HTML タグをコ ピーして使用すると、タグを貼り付けたショップサーブのページに不具合 を起こす原因となるのでご注意ください。 4/7 2 基本的なHTMLタグやスタイルシートの記述方法 リンクを張る 他ページや画像へ移動できるようにできます。 ■文字リンクの記述 文字リンクのブラウザ表示例 同じページで開く <a href="リンク先の URL">任意の文字列</a> 別ページで開く <a href="リンク先の URL" target="_blank">任意の文字列</a> ■画像リンクの記述 画像リンクのブラウザ表示例 同じページで開く <a href="リンク先の URL"><img src="画像の URL" border="0"></a> 別ページで開く <a href="リンク先の URL" target="_blank"><img src="画像の URL" border="0"></a> 「border="0"」を付与しなければ、画像に枠線が表示される場合があります。 しかし、利用しているテーマによっては付与しなくても表示されませんので、 設置後に確認のうえ、必要に応じて削除してください。 画像を貼る ページに画像を表示します。 なお、ショップサーブの多くの箇所ではHTMLエディタ機能が設置されており、そちらの「画像を挿入」ボタンを使えば、 HTMLを記述しなくても自動的に画像を貼ることができます。 ■画像を表示する記述 画像を貼りつけたブラウザ表示例 <img src="http://独自ドメイン/pic-labo/ファイル名"> ※この表示例は3つの画像を貼り付け、さらにスタイルシートを使ってレイアウトを調整したものです。 5/7 改行する 文章の改行は<br>というタグを使います。改行したい箇所にタグを記述します。 HTMLソース上で改行してもブラウザ表示上には反映しません。 また、画像も改行できます。 なお、<br>タグは例外的に、終了タグがありません。 ■改行する記述 改行した文章のブラウザ表示例 文章を見やすくするために改行します。<br>改行されました。次は空行を入れてみま す。<br><br>空行が入りました。 段落を空けるために多数の<br>タグを連続して記述するのは、HTMLの 記述方法として正しくないため、検索エンジンにマイナスの判定をされる 恐れがあります。 そういった場合は、スタイルシートの margin 属性を利用してください。 文字を装飾する 文字の装飾は厳密にはHTMLタグではなく、スタイルシートを使います。 HTMLでもできますが、「装飾はスタイルシートで」の原則から、HTMLによる装飾はお控えください。 検索エンジンにマイナスの判定をされる恐れがあります。 ■文字を装飾する記述 装飾した文字のブラウザ表示例 <span style="color:#FF0000;">文字を赤くします</span> <span style="font-weight:bold;">文字を太くします</span> <span style="font-size:150%;">文字を大きくします</span> <span style="font-style: oblique;">文字を斜体にします</span> <span style="text-decoration:line-through;">文字に取消線を入れます</span> スタイルシートは文章をHTMLタグで囲み、そこに付与する形で記述しま す。HTMLタグ自体は段落を表す<p>タグ、ブロックを表す<div>タグなど 様々なものが使えます。 なかでも<span>タグはHTMLタグとして特に意味を持っておらず、スタイ ルシートで文字を装飾するには使い勝手の良いHTMLタグです。 ・文字色は#と6桁の数字で表現する「カラーコード」で指定します。 検索エンジンで「カラーコード」と検索すると、カラーコードの一覧表を 掲載したサイトが多数見つかるので、ご活用ください。 ・文字サイズはパーセントで指定する方法の他に、サイズをピクセル単位 で指定する px など、いくつかの指定方法があります。 6/7 表を入れる 表を記述できるHTMLタグです。<table>というタグを使います。商品のスペックやサイズを表記するために活用できます。 かつてはページのレイアウトに広く活用されていましたが、レイアウトはスタイルシートを使うので、現在はお控えください。 ■表を入れる記述 表のブラウザ表示例 <table style="border-collapse: collapse;"> <tr> <td style="border:solid 1px #FF0080;">材質:</td> <td style="border:solid 1px #FF0080;">厚紙</td> </tr> <tr> <td style="border:solid 1px #FF0080;">寸法:</td> この表示例は、左の「表を入れる記述」に加え、さらに枠の幅、枠内の余白をスタイルシートで <td style="border:solid 1px #FF0080;">30×36cm</td> 指定してあります。 </tr> </table> オレンジの部分は直接の<table>タグではなく、スタイルシートの記述で す。ショップサーブでは、<table>タグを記述した場合、標準では枠線を表 示しないように設定されているので、枠線を表示するために追加してあり ます。 表のような段組みでレイアウトする 段組みレイアウトは厳密にはHTMLタグではなく、スタイルシートを使います。 テーブルタグを使ったレイアウトはHTMLの記述として正しくないのでお控えください。 ■段組みレイアウトの記述 段組みレイアウトのブラウザ表示例 <div style="float:left;"> 材質:</div> <div style="float:left;"> 厚紙</div> <div style="clear:both;"></div> <div style="float:left;"> 寸法: </div><div style="float:left;"> 30×36cm</div> <div style="clear:both;"></div> この表示例は、左の「段組みレイアウトの記述」にスタイルシートの記述を追加して装飾してあります。 見やすいように枠線を表示し、その色、太さ、線の種類、線の幅、枠内の余白を指定しています。 ここでは文字で例示していますが、もちろん画像や表も入れられます。 枠の中にさらに段組みをすることもできます。 7/7
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