MITSUBISHI 三菱パーソナルコンピュータ apricotシリーズ ソフトウェアご使用の手引き プログラム名 プログラム番号 版名 作成年月 ご使用の手引き 作成年月 : : : : 主記憶容量 : 著作権者 ap-BIND 2000 サイレントインストール版 A7CP3459 D00版 2007年10月 : 2007年10月 128MB以上(Windows®XP 使用時) 1GB以上(Windows Vista®使用時) : 三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社 ★ Microsoft、Windows および Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の米国およびそ の他の国における登録商標または商標です。 その他、本マニュアルに記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 1. ハードウェア環境...............................................................................................................3 2. ソフトウェア環境...............................................................................................................3 3. インスト-ル ......................................................................................................................4 4. アンインスト-ル...............................................................................................................4 5. インストール/アンインスト-ルでの注意事項.................................................................4 6. D00 版の紹介 .....................................................................................................................5 7. 注意事項、その他...............................................................................................................6 8. 障害解析資料の取り方......................................................................................................13 8.1. 障害解析情報(トレース)の採取方法......................................................................13 8.1.1. 事前準備.............................................................................................................13 8.1.2. トレースの採取方法 ...........................................................................................13 付録 FOT キーボードの表示画面(ページ)に関する注意事項 .............................................14 2 1. ハードウェア環境 ap-BIND 2000 D00 版(以下 ap-BIND)は、次のハードウェアで動作します。 三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)が、Microsoft®Windows® XP Professional ま たは Microsoft®Windows Vista®(Business および Ultimate)の動作保証した apricot パソコ ン。(ミニタワーは、除く。) OS ® Windows XP Professional Windows Vista® Business Windows Vista® Ultimate メモリ ディスク容量 128MB 以上 1GB 以上 1GB 以上 2.5GB 以上 40GB 以上 40GB 以上 2. ソフトウェア環境 ap-BIND は、次の OS の下で動作します。 ・apricot シリーズ Microsoft®Windows® XP Professional Microsoft®Windows Vista® Business Microsoft®Windows Vista® Ultimate ・ホスト OS DPS10 L00 版以降 DP-UX B00 版以降 ・他 ap-BIND 製品との組み合わせ ap-BIND 2000<3D オプション機構> ap-BIND 2000<ESC/P プリンタ接続機構> ap-BIND 2000<新 JSP プリンタ接続機構> ap-BIND 2000<LIPS プリンタ接続機構> ap-BIND 2000<EEL 機構> ap-BIND<HPⅡ帳票連携機構> D00 版 A00 版~C00 版 A00 版~B00 版 A00 版~B00 版 A00 版~C00 版 A10 版~C00 版 【注意】 ap-BIND には、端末接続機構 for Client<TCP/IP>は必要ありません。 Windows®の TCP/IP プロトコルソフトウェアを使用してください。 設定の詳細は、Windows®の説明書を参照してください。 3 3. インスト-ル (1) インストール方法に関しては、「PC セット製品 ソフトウェアご使用の手引き」をご覧 ください。 (2) インストールが終了した後、「ap-BIND 2000 Setup」 (以降 SETUP)を起動して相手番 号、発呼方式、ファイル転送の定義を行ってください。詳細については、 「ap-BIND 2000 説明書」を参照してください。 (3) OAFIL や EEL を使用される場合、Windows Vista®では C ドライブ直下への書き込み権 限がなく、C ドライブ直下へのファイル転送ができませんので、SETUP を起動して、フ ァイル転送先に書き込み権限のあるフォルダを設定してください。 (4) ホストからの印刷を行うには、別製品の ap-BIND 2000<ESC/P プリンタ接続機構>、 ap-BIND 2000<新 JSP プリンタ接続機構>または ap-BIND 2000<LIPS プリンタ接続 機構>が必要となります。 4. アンインスト-ル 以下の手順でアンインストールを行ってください。 ①本製品がインストールされていることを確認してください。 ②Windows®にログインしてください。 (ap-BIND は、終了させてください。 )なお、Windows® XP の場合は、Administrators の権限のあるユーザでログインしてください。 ③「コントロールパネル」の「プログラムのアンインストール」で「ap-BIND 2000」を選択し、 「アンインストールと変更」を実行してください。 以降、画面に指示されるメッセージにしたがって操作してください。 M4374TRC.DLL が、ロックされている旨のメッセージが表示されるので「再起動(R)」を選 択してアンインストールを完了させてください。 5. インストール/アンインスト-ルでの注意事項 (1) インストール・ディレクトリは、 「システムドライブ:¥APBIND32」固定となります。 (2) 本製品をアンインストールしても他の PC へのインストールはできません。 (3) 本製品は単体でのインストールはできません。 4 6. D00 版の紹介 (1)Microsoft® Windows Vista®(Business および Ultimate)サポート 【その他】 プリンタセッションの通信が切断状態のときシステムラインに通信断と表示していましたが、デ ィスプレイセッションの通信断と誤解されることがありましたので、表示しないように変更しま した。 5 7. 注意事項、その他 本製品には以下の注意事項および制限事項がありますので、ご使用にあたりご注意をお願い致し ます。 <注意事項> (1) CRT4 セッション、プリンタ 1 セッション使用できます。但し、DPS10 サーバとの接続 では CRT1 セッションとプリンタ 1 セッションのみとなります。 (2) EUDC.TTE、EUDC.EUF の x'F1FA'~x'F39E'には A1 for Windows 用のフォントが登 録されています。 (3) 起動時のオプションを使用しない場合、画面セッションをクローズして、オープンする と表示位置は下にずれていきます。 (4) Ctrl+F4 は MDI 子ウィンドウ(ディスプレイセッション)の終了操作となりますのでご 注意ください。 (5) キーアサインを変更したときには、データをバックアップすることをお薦めします。な お、キーアサイン用の定義ファイルは、ap-BIND をインストールしたディレクトリ下の Kbasstbl.kbd のファイルです。 (6) キーボード・アサイン・ユーティリティで、右側の Ctrl キーは通常の Ctrl キーとしての 使用はできません。 (7) ap-BIND を二重起動すると、「エミュレータは既に起動されています。 」とメッセージボ ックスが表示されますが、さらに起動をして同じメッセージボックスをだすオペレーシ ョンが可能です。いたずらに、いくつも起動しないようにしてください。 (SETUP も同 様。) (8) M-JIS 入力と区点入力のダイアログボックスの背景色はグレーとなります。 (9) SETUP で「ローカルかな漢自動起動」を有効とし、 「ローカルかな漢」が自動起動した 状態で ap-BIND 以外のウィンドウにフォーカスを移し、再度 ap-BIND にフォーカスを 移した場合、漢字フィールドからカーソルを移動しても「ローカルかな漢」は自動終了 しません。手動で「ローカルかな漢」を終了させてください。 6 (10) ap-BIND の「文字」メニューで「自動変更」を「する」と指定した場合、エミュレー タ画面の書き直しが、目につくことがあります。これは、「コントロールパネル」の「画 面のデザイン」で「フルドラッグ」のチェックボックスがチェックされている場合に発 生します。(デフォルトで設定されています。)気になる場合は、チェックをはずしてご 使用ください。 (11) ホスト外字を 24 ドットより小さいフォントで表示させると、Windows® 95/98 と比較 して、フォントが荒くなります。16 ドット表示では、ドット構成により表示がほとんど されないフォントもあります。 (12) UKFNT で V コマンドを使用した場合は、外字のサイズが 28×28 ドットでホストか ら送られてきます。UKFNT の 32 画面(J3 コマンド)での V コマンドでは、下の行に 表示される外字と組み合わせて 1 つの外字フォントが表現されています。行間の罫線位 置はフォントが表示されないため、隙間が空いて表示されます。また、V コマンドや印 字表示で 28×28 ドット表示を行った場合、28×28 ドットのイメージを 24×24 ドット に圧縮して表示するため、表示精度が劣化します。 (13) スクリーンセーバと ap-BIND の併用は、避けるようにしてください。スクリーンセー バの種類によっては、スクリーンセーバを設定した環境下で ap-BIND の動作に支障を来 す場合があります。 (14) パワーマネージメント機能が作動するとホストコンピュータと ap-BIND の通信が途 絶える場合がありますので、パワーマネージメント機能はご使用にならないでください。 (15) DP-UX G00 版より ap-BIND の SETUP で「ホストかな漢」を「使用しない」と設定 した場合、ホスト側 APP で「ホストかな漢」を起動しても無効となるようになりました。 この場合、漢字フィールドでは、 「ローカルかな漢」が自動起動されます。 (16) ローカルハードコピーの用紙サイズ等の設定は、ご使用になるプリンタドライバの設 定を変更することで変更可能です。必要に応じて設定を変更してご使用ください。 (17) Ctrl+Tab により、エミュレータセッション画面の切り替え時、アイコンにしている画 面があると、アイコンにフォーカスはあたりますが、画面は復帰しません。マウス操作 により元のサイズに戻してください。(開発言語の問題です。) (18) キーボードドライバーを「日本語 PS/2 キーボード(106/109 キー Ctrl+英数) 」に変 更し、Ctrl+英数によるカタカナと英数モードの切り替えを行うと、システムラインの表 示と実際のモードが一致しなくなる場合があります。キーボードドライバーは変更しな いでください。(Microsoft 社からキーボードドライバーの仕様であるとの回答を得てい ます。Ctrl キーよりも英数キーを先に開放すれば回避はできます。 ) 7 (19) Windows Vista®の場合、C ドライブ直下への書き込み権限がありませんので、C ドラ イブ直下へのファイル転送ができません。SETUP を起動して、ファイル転送先に書き込 み権限のあるフォルダを設定してください。 <Windows® XP Professional および Windows Vista®使用時の注意事項> (1)フォルダとファイルのセキュリティ Windows® XP Professional では、ファイルシステムとして NTFS を使用した場合、フォルダや ファイルのセキュリティによりユーザ権限毎に各種アクセス権が与えられています。Users 権限 や Power Users 権限のユーザでは、ファイルのアクセスを行なったときに、エラーが発生する ことがあります。 ap-BIND のインストールディレクトリは、ap-BIND をインストールしたときに、Users グルー プに「変更」と「書き込み」の許可を追加しています。 したがいまして、Administrators 権限のユーザ以外が NTFS でフォーマットされたディスクの フォルダへ ap-BIND のファイル転送機能によりファイルアクセスする場合は、以下の設定をし てください。 方法1.フォルダのプロパティを開き Users にフルコントロールを許可する。 ファイル転送をフォルダ名 test に行う場合の例です。 8 方法2.ap-BIND を使用するユーザのグループを作成し、グループにフルコントロールを許可 する。 方法1に比べて、権限を拡大するユーザが限定できます。 コンピュータの管理のローカルユーザとグループで、ap-BIND User グループを作成し、 ap-BIND を使用するユーザ testuser(Users 権限)を登録します。 9 フォルダのプロパティを開き ap-BIND User を追加し、フルコントロールを許可します。 10 方法3.方法2で、NTFS ドライブのルートにフルコントロールを許可する。 フォルダごとに設定しなくて良いため、フォルダを随時作成し、共有する場合に便利です。 11 (注1)Windows® XP Professional をドメインに参加させずに使用する場合は、次の設定を行な わないと「セキュリティ」タブは表示されません。 エクスプローラの「ツール」-「フォルダオプション」-「表示」タブで「簡易ファイル の共有を使用する(推奨) 」をオフにします。 (注2)ap-BIND および ap-BIND 2000<オプション入出力装置サポート機構>のインストール フォルダには、インストール時、Users グループに「変更」と「書き込み」の許可を追加 しています。ap-BIND および ap-BIND 2000<オプション入出力装置サポート機構>の インストールフォルダが、1の方法3で追加したドライブと同じ場合、ルートに追加した グループ(例では ap-BIND User)を削除すると、ap-BIND および ap-BIND 2000<オ プション入出力装置サポート機構>のインストールフォルダに追加した許可が削除され る場合があります。削除された場合には、インストールフォルダの Users グループに「変 更」と「書き込み」の許可を追加するか、フルコントロールの許可を追加してください。 (2)ユーザの簡易切り替え機能 Windows® XP Professional および Windows Vista®には、Windows®ドメインに参加していない ときに複数のユーザがログインした状態でセッションを切り替えて使用する機能があります。 ap-BIND を使用している場合には、本機能は利用しないでください。 12 8. 障害解析資料の取り方 本製品をご利用中に障害が発生し、本製品に原因が考えられる場合には以下で説明する 障害解析資料(トレース)を採取して頂き所定の手続きにより弊社宛てに照会してください。 なお、障害解析情報を採って頂いたフロッピー・シートは調査後に返却いたします。 8.1. 障害解析情報(トレース)の採取方法 8.1.1. 事前準備 フォ-マット済みのフロッピー・シートを 1 枚、準備してください。 8.1.2. トレースの採取方法 トレースを採取するには、以下の2つの方法があります。 (1)キーボード操作による方法 ①フォーマット済みのフロッピー・シートをフロッピードライブにセットします。 ②[Alt] + [Ctrl] +[A]キーを同時に押すことにより、トレースファイル採取開始のメッセ ージが表示されます。 ③「OK」ボタンを選択実行すると、トレースを採取します。 「キャンセル」ボタンを選択実行すると中止します。 以後、メッセージに従って操作してください。 ④トレース採取終了後、フロッピー・シートをとり出してください。 ⑤ap-BIND を終了し、Windows®をシャットダウンしてください。 (2)トレース採取ユーティリティによる方法 ①フォーマット済みのフロッピー・シートをフロッピードライブにセットします。 ②「ap-BIND 2000」フォルダにある「トレース採取ユーティリティ」を起動します。 ③「OK」ボタンを選択実行すると、トレースを採取します。 「キャンセル」ボタンを選択実行すると中止します。 以後、メッセージに従って操作してください。 ④トレース採取終了後、フロッピー・シートをとり出してください。 ⑤ap-BIND を終了し、Windows®をシャットダウンしてください。 【注意】 トレース採取機能はソフトウェアで実現していますので採取できない場合があります。 13 付録 FOTキーボードの表示画面(ページ)に関する注意事項 M6135 および M6136 FOT キーボードでは接続端末の立上時(Windows®のみの立ち上げ含む) の初期化により、「コントロールパネル」の「キーボード設定」によっては、表示画面(頁)が 切り替わる場合があります。 このような場合には、下記 3 つの方法で回避可能です。 1.マニュアル(ページ切り替えキー)で希望ページを指定する。 2.ホストのアプリケーションで希望の初期ページを指定する。 3.「コントロールパネル」のキーボードの設定(オートリピート開始までの時間およびリピ ート間隔の設定)を下記のように設定する。但し、この設定を行なった場合、FOT キーボ ード(メカキー)のオートリピート開始までの時間およびリピート間隔への影響はありま せんが、標準キーボード使用時は、FOT キーボードのキーボードコネクタに接続した場合 を含め設定値が有効となりますので注意してください。 工場出荷時の設定(初期値)では、59 頁に切り替わります。 (但し、59 頁が存在する場合) ANK 画面表示(20 頁に切り替え) ボリュームバー設定位置 表示までの待ち時間 長く 短く 表示間隔 遅く 早く 14
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