サプライヤーの皆様に期待される 倫理の考え方 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 1 目次 # # Supplier Ethical Expectations Course number ビジネス上の倫理の基本的な考え方 # # # インテルの倫理規定 サプライヤーに期待される倫理の考え方 EICC サプライヤーの皆様に期待される倫理の考え方 # # # # # # 賄賂、不正なリベート、見返り 贈り物と‘感謝の気持ち’ 利害関係の対立 インテル社名の使用 インテルの資産の保護 正しい会計情報の管理 # 報告の責任 # 不正行為があった場合 # まとめ 00018883 Ver. 2009 2 インテルの倫理規定 Supplier • インテルは、妥協しない誠実さとプロ意識を持ってビジネスを行い ます。 • インテルはすべての法律、規則を厳守します。 • インテルの倫理規定は、顧客・サプライヤー等と取引をするにあ たり、また製品を供給するにあたり、我々の存在価値のなかでも 非常に重要なものです。 Ethical Expectations • 全てのインテル社員はインテルの倫理規定を厳守します。 Course number 00018883 Ver. 2009 3 サプライヤーの皆様に期待される 倫理の考え方 • インテルのサプライヤーとその社員は、その地域の商慣習や社会 的習慣にかかわらず、インテルの倫理規定を厳守してください。 • 倫理に関わる問題やインテルの行動規範に違反することがあれ ば、必ず報告してください。 • サプライヤーの社員の皆様がインテルの倫理規定を十分理解し ていることを確認してください。 Supplier Ethical Expectations – 今いる社員、新入社員の方にインテルの倫理期待値をトレーニング して下さい 。 – あなたの部署の社員の方が、インテルの倫理規定を守っているか確 認してください。 Course number 00018883 Ver. 2009 4 インテルの行動規範 • インテルは、世界の中でも最高水準の倫理期待値でビジネス を行います。 • インテルの行動規範と倫理規定は、その地域の法律や一般 的な常識よりも厳しいことがあります。 • 全てのインテルの社員は、その地域の商慣習や社会的習慣 にかかわらず、インテルの倫理規定が求められています。 Supplier Ethical Expectations Course number 李下に冠を正さず… 00018883 Ver. 2009 人から疑いをかけられるような行いすらもしないということ 「君子行より」 5 EICC 行動規範の構成 公平な採用 •• 公平な採用 児童労働の排除 •• 児童労働の排除 労働時間 •• 労働時間 賃金と給与 •• 賃金と給与 人間的な処遇 •• 人間的な処遇 非差別 •• 非差別 結社の自由 •• 結社の自由 労働者の尊敬と尊厳 グローバルな環境の取り組み 労働者 環境 マネージメント システム 許可と報告 •• 許可と報告 • 公害防止 • 公害防止 • 危険物質 • 危険物質 • 廃水 • 廃水 • 固形廃棄物 • 固形廃棄物 • 大気放出 • 大気放出 • 製品含有物質 • 製品含有物質 安全と衛生 Supplier Ethical Expectations 職場の安全 •• 職場の安全 • 緊急時の備え • 緊急時の備え • 職場の怪我と病気 • 職場の怪我と病気 • 産業衛生 • 産業衛生 • 肉体労働 • 肉体労働 • 設備の安全保護 • 設備の安全保護 • 社員寮&社員食堂 • 社員寮&社員食堂 倫理 評価とコントロール 危険の開示 最高標準の維持 管理システムによる取り組みが、 管理システムによる取り組みが、 持続的な解決を主導します。 持続的な解決を主導します。 • Course number • 00018883 • 誠実な仕事 •• 誠実な仕事 不適当な優先権 •• 不適当な優先権 情報の開示 •• 情報の開示 知的所有権 •• 知的所有権 公正な競争 •• 公正な競争 主体性の保護 •• 主体性の保護 インテルは、2004年からElectronic Industry Citizenship Coalition (“EICC”) の 会員です。インテルのサプライヤーはEICCを必ず厳守してください。 詳細は当サイトを参照してください; http://supplier.intel.com/ehs/materials.htm Note: 全てのインテル社員ならびにサプライヤーは、業務と職場における適正な安全の事前警告 と安全保護手続きに従わなくてはなりません。 Ver. 2009 EICCに倫理規定も含まれています 6 賄賂、不正なリベート、不正な見返り Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 7 賄賂、不正なリベート、不正な見返り 賄賂、不正なリベート、不正な見返りは 全て許されません Supplier Ethical • 要求することも提供することも許されません。 Expectations • インテルの社員が御社に賄賂を求めることがあれば、直ちにイ ンテルの上層部に報告してください。 Course number 00018883 Ver. 2009 8 賄賂、不正なリベート、不正な見返り ! y ud Supplier Ethical Expectations Ca t S se Course number 00018883 Ver. 2009 9 贈り物 =ご祝儀、お中元、お歳暮等= Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 10 贈り物 =ご祝儀、お中元、お歳暮等= • インテルは、サプライヤーとの業務関係をパフォーマンスに よって評価します – インテルとのビジネスは、サプライヤーのコスト、製品の品質、製 品の供給能力次第です。 Supplier • – インテル社員は、贈り物の要求、接待、個人的依頼は禁止されて います。 – 贈り物を受け取ることは厳格に制限されています Ethical Expectations • Course number 00018883 インテルの行動規範 ご祝儀、お中元、お歳暮等はご遠慮ください。 義理が発生すると認められる場合には、 それは賄賂とみなされます。 Ver. 2009 11 贈り物 =ご祝儀、お中元、お歳暮等= ! y ud Supplier Ethical Expectations Ca t S se Course number 00018883 Ver. 2009 12 利害関係の対立 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 13 利害関係の対立 • インテルの社員が、その個人的な利害によって正当な判断がで きない、またはできないと見なされる時に発生します。 • 利害関係の対立と見なされる例 : – インテルの情報や立場を、個人・親族・または友人の利益のために Supplier 利用する。 Ethical Expectations – 部下に友人や親族を採用する。 – インテル社員がサプライヤーのオーナーとしての利害がある • インテルの社員は、利害関係の対立によって正当な判断ができ ない、またはそのように見なされる行為も避けなければなりませ ん。 Course number 00018883 Ver. 2009 14 利害関係の対立 • • サプライヤーの皆様はインテルとの取引で利害関係の対立を避 けなくてはなりません。 私的利害との対立と見なされる例 : – 友人や親族がインテル社員である – インテルの情報を、個人・親族・または友人の利益のために利用す る。 – 投資先(株主)および会社の資本会計がある Supplier Ethical Expectations • Course number 00018883 利害関係の対立およびその可能性があるときはマネージメント に開示する必要があります。 利害関係の対立について、インテルの担当社員 と話し合ってください。 Ver. 2009 15 利害関係の対立 ! y ud Supplier Ethical Expectations Ca t S se Course number 00018883 Ver. 2009 16 インテル資産の保護と、機密情報 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 17 インテル資産と機密情報の保護 サプライヤーの皆様はインテル資産を保護しなければなりません: • • インテルの資金 企業秘密、機密情報、その他の知的所有権(IP) – Supplier • 装置と建物 – Ethical Expectations • 00018883 サプライヤーは、社員がアクセスを開始する前に、上記の受講を完了していることを は確認する責任があります。(インテルの担当者と確認を取り合ってください) インテル側からのミーティングやイベント – Course number Note: インテルの建物の中には、コントラクターとサプライヤーに制限の無い場所も あります。 インテルのネットワークにつなげる全ての人は、インテルの ‘Info Security and Privacy classes’ を受講しなければなりません。 – • 機密情報にアクセスするサプライヤーは、CNDA (会社としての秘密保持契約書)に 同意し、インテルの機密情報を第三者に漏らさない、または第三者から入手しないこ とに同意しなければなりません。 – 契約社員 (CW) は出席できないことがあります。そのときはインテルからの招待か、 インテルCWポリシーチームからの承認が必要になります。 契約社員(CW)は、特定のプロジェクトや、特定の業務に関するミーティングやイベン トに参加できます。それ以外は基本的に参加できません。 Ver. 2009 18 インテル社名の使用 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 19 インテル社名の使用 • サプライヤーは下記のことは許されていません: – 許可無しにインテルのロゴを使用すること Supplier Ethical Expectations – サプライヤーの製品やサービスの宣伝のためにインテル社名を 使用すること (例外があります) – インテルが顧客であること、またはインテルとの関係を公表するこ と • 直接的であれ間接的であれインテルが顧客であることは開示しない で下さい。 Course number 上記のことについては、インテルの購入契約書、購入注文書、派遣契 約書に記載されています。 00018883 Ver. 2009 20 インテルの名による行為 • サプライヤーは、インテルの名の下に行動しないで下さい。 – インテルの名による寄付、贈答等 • インテルは独自の慈善プログラムがあります – インテルの名による賄賂、不正なリベート行為等 Supplier Ethical Expectations インテルでは、間接的な贈賄・不正なリベートも 禁止されています。 Course number 00018883 Ver. 2009 21 正しい会計情報の管理 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 22 正しい会計情報の管理 • 会計処理、計上処理等を正確に行い、情報を正しく保 管してください。 Supplier Ethical Expectations – インテルもサプライヤーも、双方の関係を通して正確な取引記 録を残さなければなりません。 • 契約書や法的な要求でも、このような記録保管が要求されていま す (取引関係を超えた期間に関しても) – インテルは文章を不正に手を加えることを許可しません。さも ないとその行為を認めたことになってしまいます。 Course number 00018883 会計情報を改ざんした、またはそのように見受けられ る場合には、直ちに報告してください。 Ver. 2009 23 報告の責任 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 24 報告の責任 • 倫理的な懸案は、どんなことでも報告してください – 倫理の問題を正直に報告する個人または会社にとって悪い 影響はありません。安心して報告してください。 – 報告の方法 Supplier Ethical Expectations • 実名または匿名(匿名の場合確認作業が制限される可能性がありま す) • 英語または日本語 • 電話、e-Mail, fax, 手紙 • インテルコンタクト • インテル内部監査 • インテルセキュリティー • 購買部のディレクター Course number 00018883 Ver. 2009 • [email protected] (内部監査によりチェックされます) – 報告を受けたらあとはインテルの方で調査します。 25 不正行為があった場合 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 26 不正行為があった場合 • インテル社員: 懲戒免職を含めた処分 • サプライヤー: 取引停止を含めた処分 Supplier Ethical Expectations 法律に基づいて損害賠償を求めることもあります Course number 00018883 Ver. 2009 27 まとめ Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 28 まとめ # インテルは、世界でも最高水準の倫理規定で、妥協しな い誠実さとプロ意識を持ってビジネスを行います。 # すべての法律、規則を厳守して下さい。 Supplier Ethical Expectations # EICCには倫理規定も含まれています。 # インテルの倫理規定を十分理解して下さい。 # インテルでは、賄賂、不正なリベート、不正な見返り等は 全て許されません。 # インテルとの取引で利害関係の対立を避けて下さい。 # インテル資産、IPを保護して下さい。 Course number 00018883 # 許可無しにインテルのロゴを使用しないで下さい。 # 倫理的な懸案は、どんなことでも報告して下さい。 Ver. 2009 29 Supplier Ethical Expectations ありがとうございました! Course number 00018883 Ver. 2009 30 More Info Supplier.Intel.com Ethics Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 Expectations & Training Issue Reporting with contacts & e-mail addresses 31 付加資料 Supplier POマネージメント Ethical Expectations FCPA Course number 00018883 Ver. 2009 32 PO マネージメント Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 33 PO マネージメント • No PO, No Work!! – POを受け取ってから業務の手続きをはじめてください。 – パーチャシングのみがインテルからの支払いを約束する権限があるグ ループです。 • PO の金額 – 見積の仕事内容に納得し同意すること – 事前に同意したstaggered paymentsがある場合; Supplier • 見積もりの仕事内容を反映している必要があり、または • 一つの見積もりにつき一つのPOが必要 Ethical Expectations – POの金額残高を、別のPOとして使用することはしないでください。 – ラインアイテム毎の金額と適用が、契約に基づいた単価とマッチしていな ければなりません。 • 仕事内容の成果 – POにて合意した仕事内容に基づいて手続きを遂行してください。 • もし変更が発生した場合には、新しいPOを受け取って下さい。 Course number 00018883 Ver. 2009 – 必要とされた仕事内容をサプライヤーが行う責任があります。 – もしも仕事の内容が新しいもので、契約内容と異なったものである場合は、 パーチャシングの担当者に確認してください。 34 PO マネージメント • 正確な受領と請求を行ってください。 Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 – 商品はインテルの受領現地にて受領されなくてはなりませ ん。 – 事前に合意した内容の証明を請求書と一緒に提出して下さ い。 – 仕事内容が完了してから請求してください。 – 請求書はインテルのAccounts Payableが受領しなければ なりません。 • 請求書はPOに記載されている住所に送付するか、電子 データで提出してください。 • 注: インテルは複数の請求先住所があります。 インテル社員がPOマネージメントの原則と異なったやり方を要求 してきた場合には、インテルのマネージメントに報告してください。 Ver. 2009 35 Foreign Corrupt Practices Act (FCPA) Supplier Ethical Expectations Course number 00018883 Ver. 2009 36 Foreign Corrupt Practices Act (FCPA) Supplier Ethical Expectations • US law prohibits payment - or an offer or promise to pay – money or anything of value, directly, or through a third party to a foreign official for the purpose of influencing an official act or decision of that person in order to assist the company in obtaining or retaining business or in directing business to any person or to secure an improper advantage – Applies to all entities of US companies – Imposes heavy penalties (jail time and fines) for violations Course number • Has implications to suppliers when carrying out Intel business 00018883 Ver. 2009 Comply with the FCPA 37
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