2/13 自己紹介 青木賢人(あおきたつと) 自然地理学 金沢大学地域創造学類環境共生コース所属 -世界と日本の自然環境- 専門:地理学(特に自然地理学) 担当:青木賢人(金沢大学 地域創造学類環境共生コース) [email protected] http://kentaoki1969.web.fc2.com/ [email protected] http://kentaoki1969.web.fc2.com/ 地理学ってなんだ? 東京圏出身・東京圏育ち,札幌経由金沢着 2002年5月に金大着任.もうすぐ在金沢15年目に入り ます. 日本酒と魚がうまいことが とても幸せ. 1/13 3/13 講義の概要 4/13 教科書 地理学基礎シリーズ 2 授業の主題 地域の自然環境を理解するために必要な基礎的な事項 の講義.地形・地質・気候・水文・植生・動物などの 諸トピックについて,教科書を利用して解説を行う. 自然地理学概論 高橋日出男 ・小泉武栄 編著 (2007) 授業の目標 日本・世界の自然環境の分布・形成史・相互関係につ いての理解を深めると共に,自然環境と人間社会との 関連性へ着目できるようになる. 中学校社会科の教員として,最低限理解しておくべき 自然地理学的な知識を獲得する. 朝倉書店刊 3465円(税込) http://www.asakura.co.jp/ 教科書に沿って授業を進めるので, かならず購入して下さい 5/13 成績評価 試験をのぞく講義回数は15回の予定です.10回以上の出席がないと期末 試験の受験資格がありません. 出席回数に応じて,20%の範囲で加点します. 期間中に1回、屋外実習を課します。出席2回分に振り替えるので、原則全 員出席です(7/23を予定しています)。 講義期間中にレポートを課します(20%) 講義内容 授業には、3分の2以上の出席が必要です(20%) 6/13 レポートの提出とその内容で採点します. 講義は大きく3つのテーマからなる ① 世界と日本の気候 ② 世界と日本の地形 ③ 自然環境と人間社会 期末試験は7月29日を予定しています(60%) 詳細は7月の講義中に案内します. ノートの持ち込みは可 出席,レポート,試験などで不正行為があった場合,救済措置無く不 可とした上で,規定に則った措置をします. 1 7/13 8/13 授業の予定 4月15日(第2回):惑星としての地球 4月22日(第3回):気候要素と気候因子 5月06日(第4回):世界の気候区分 6月03日(第6回):地域スケールの気候 6月10日(第7回):気候変化と第四紀 6月17日(第8回):世界と日本の大地形 6月24日(第9回):山地と丘陵地の地形 -気候の把握と気候要素・気候因子- -大気大循環と世界の気候- 5月13日:休講 5月20日(第5回):日本の気候区分 -空間・時間の認識方法と惑星地球- 授業の予定 -都市気候と局地気候- -地球史における第四紀と氷河時代- -世界の大地形とプレートテクトニクス- -物質と地形形成- -日本の気候と季節- 5月27日:学祭休講 9/13 10/13 授業の予定 7月01日(第10回):平野と海岸の地形 7月08日(第11回):生物の地理学 7月15日(第12回):水の循環と水資源 7月22日(第13回):自然環境と人間社会 -平野の地形形成と開発・改変- 講義の進め方① スライドの利用法 -生物相の変遷と地生態- -水文学と水資源- -地球温暖化と人間社会- 講義はパワーポイントを用いて行います.資料配布は原則として 行いません.講義に使用したプレゼンは,速やかに私のwebペー ジにアップします.講義中に必死にノートを取る必要はありませ ん.スライド番号を利用して,講義のポイントを記録していって ください. http://kentaoki1969.web.fc2.com/ プレゼンを利用してノートを作成することはOKです. 7月29日(第14回):期末試験 11/13 12/13 講義の進め方② ココ! 質問・意見には可能な限り対応します.メールでも随時 受け付けます. [email protected] 寝てる子は起こしません.迷惑なほどいびきが大きけれ ばともかく・・・ 遅刻と私語は厳禁.非道いようなら講義開始後の鍵閉め, 私語した者の退場も検討します. 次回 4月15日(第2回):惑星としての地球 -空間・時間の認識方法と惑星地球- 太陽系と地球,地球の構造など,自然地理の基礎とな る「地球」そのものについて説明する ★教科書を購入していない人は早めに購入して下さい. 授業は教科書に沿って進めます. 2 13/13 自然災害と「場所」 この後,授業のイントロダクションとして「住民が自然環 境を学ぶことの意味」について,少し説明したいと思いま す. 自然災害=自然現象(誘因)+場の条件(素因) 減災を進めるためには.... 「場の条件」を理解し,災害に強い場をつくりだす → 地域防災力の強化 「場所」を扱う科学である地理学からの自然災害 へのアプローチの一つ 2009年山口県豪雨災害 特別養護老人ホーム ライフケア高砂 7月21日午後2時に土石流が直撃し,1Fにいた寝たきりの入居者7名が死亡 19日から大雨が降っていたので,土石流の発生は予見できたのでは? 16 今回の豪雨以前から 存在していた 崩壊地跡 3
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