奈良先端科学技術大学院大学 高解像度リアルタイム全方位距離観測

奈良先端科学技術大学院大学
高解像度リアルタイム全方位距離観測装置
仕様書
平成24年1月
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
仕様書概要説明
1.調達の背景及び目的
1.1高解像度リアルタイム全方位距離観測装置構築の基本理念
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学は、情報科学、バイオサイエンス及び
物質創成科学の分野における高度かつ先端的な基礎研究の推進と、先端科学技術分
野を支える人材の養成を重要な目的として設立されている。また、本学情報科学研
究科は、インターネットとメディア技術の融合に関する研究を推進し、情報科学及
びバイオサイエンスの分野における高度かつ先端的な基礎研究の推進と、先端科学
技術分野を支える人材の養成に取り組んでいる。このために、本学においては先端
的分野における充実した研究・教育活動を行う必要がある。これを達成するための
取り組みのひとつとして、本学情報科学研究科では、ITマルチスペシャリストを育
成するIT Triadicプログラムを推進している。このプログラムにおいては、最新鋭
の機材を用いて実習を行うことにより、修了後社会で活躍できる、高度な教育を施
された人材を育成することが重要である。近年、環境を観測し電子的に再構築する
技術が重要となっており、今後より発展する分野である。高解像度リアルタイム全
方位距離観測装置を本プログラムの実習に導入することは、最新鋭の装置を用いて
このような実習を実施するために重要である。
1.2 実習内容
高解像度リアルタイム全方位距離観測装置は、本学IT Triadicプログラムにおけ
る実習で、最新鋭の機材を用いた観測による環境の電子的再構築を実施することを
目指したものである。このため、全方位の距離データを高解像度かつリアルタイム
に観測でき、移動ロボットに搭載して使用可能で、さらに雨などの悪天候でも屋外
で利用可能な観測装置を用いて、屋内外の環境を観測し、電子的に再構築すること
を課題とする。
2.調達物品名及び構成内訳
高解像度リアルタイム全方位距離観測装置
1式
以上、搬入、配線及び調整一式を含む(詳細については、別紙「調達物品に備える
べき技術的要件」に示す。)。
3.技術的要件の概要
3-1. 本件調達物品に係わる性能、機能及び技術等(以下「性能等」という)の要求要件
(以下「技術的要件」という)は別紙「調達物品に備えるべき技術的要件」に示す通
りである。
3-2. 技術的要件は、すべて必須の要求要件である。
3-3. 必須の要求要件は必要とする最低限の要求要件を示しており、入札機器の性能等が
これを満たしていないとの判定がなされた場合には不合格となり、落札決定の対象か
ら除外する。
3-4. 入札機器の性能等が技術的要件を満たしているか否かの判定は、本学高解像度全方
位距離観測装置技術審査職員において、入札機器に係わる技術仕様書その他の入札説
明書で求める提供資料の内容を審査して行う。
4.その他
4.1 導入に関する留意事項
(1) 平成23年度において利用可能な電源は、単相交流100ボルト60Hzのみである。本
仕様を満たす機器として提示するものの内、その電源部の仕様が上記以外のものであ
る場合には適切な電源電圧及び周波数変換装置を含むこと。また、必要とされる配線
は落札者が責任を持って行うこと。なお電源容量及び空調については、大学側で必要
容量を確保するが、詳細については契約後に協議するのでそれに従うこと。
(2) 各システムの搬入・設置を計画する上では、以下の条件を満足すること。
(a) 搬入に使用できるエレベータは、以下の性能/仕様である。
積載能力900Kg
出入口900mm (W) × 2100mm (H)
寸法1600mm × 1350mm
(b) 設置を行う部屋の諸条件は以下の通りである。
最小ドア850mm (W) × 2100mm (H)
天井高2700mm
床加重最大400Kg/㎡
4.2 提案に関する留意事項
(1) 提案書はA4用紙(縦置き)を用いること。提案書では、提案されたシステムに
ついての必要な情報を簡潔に説明すること。特に提案したシステムの性能、台数な
どについては、明確に記述すること。本仕様書の各要求項目と提案内容が一覧でき
る形式にまとめられていること。
(2) 本学では、提出された提案書の内容に基づき技術審査を行う。技術審査の過程で
は、システムやメンテナンス体制についての追加説明資料の提出などを要求する場
合がある。この場合、要求された資料をすみやかに提出すること。
(3) 本仕様の一部または全部を他社の製品で満たしている場合にも、落札者が責任を
持ってそれらの製品のメンテナンスを行うこと。
(4) 提供する各装置のメンテナンス体制については、具体的に説明を文書として提示
すること。
(別紙)
奈良先端科学技術大学院大学
高解像度リアルタイム全方位距離観測装置
調達物品に備えるべき技術的要件
平成24年1月
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
1.性能、機能に関する要件
高解像度リアルタイム全方位距離観測装置において構築するシステムの技術的要求
要件を述べる。
(1) 高解像度リアルタイム全方位距離観測装置
1式
(a) 60個以上の距離測定用レーザー送受信センサを内蔵し、水平全方位(360°)
及び垂直25°以上の視野角でイメージングできること。
(b) (a)の測定を10Hz以上の測定スピードで行えること。また、測定スピードをユ
ーザが調整可能であること。
(c) (a)の測定結果を、距離、輝度、回転角度のデータとして出力する機能を有す
ること。
(d) 1秒間に1,000,000以上のポイントの距離を計測可能であること。
(e) 測定可能距離は100m以上であること。
(f) 測定精度は、センサから25m離れた地点で±2cm以下であること。
(g) 出力インターフェイスにイーサネットを含むこと。
(h) 寸法は、直立時で高さ300mm以下、幅250mm以下、奥行き250mm以下であること。
(i) 総重量は15kg以下であること。
(j) 本装置と連動可能であることを確認したGPSレシーバーを付属すること。
(k) レーザーの安全基準はクラス1を満たすこと。
(l) 耐環境として保護等級IP67に対応し、屋内外での使用が可能であること。
(m) 耐衝撃としてMIL-STD-810Gに対応していること。
(n) 気温-5度以上、40度以下の環境で動作可能であること。
2.性能、機能以外の要件
2.1 納入場所等
各システムの納入場所は次の通りとする。
(1) 高解像度リアルタイム全方位距離観測装置
1式
情報科学研究科A棟5階A512
2.2 メンテナンス体制等
導入後、1年以内に通常の使用により故障が生じた場合は、無償で修理すること
とする。
2.3 その他
説明書・マニュアル等
マニュアルは、CD-ROMもしくは紙を媒体として、次の数量を提供すること。
電子媒体を用いる場合、HTMLもしくはPDF形式にて提供すること。
(1) 高解像度リアルタイム全方位距離観測装置
1部
ここで要求するマニュアルとは、提供されるシステムに標準で添付されるものを
指す。なお、システムのオンラインマニュアルを有する場合は、それについても提
供すること。