商工連会報8月号

10. 8
636
平成22年7月20日
毎月 1 回20日発行 定価 1部60円
発行所 兵 庫 県 商 工 会 連 合 会
発行人 会長 木 南 岩 男
神戸市中央区花隈町6の19
078(371)1261(代)〒650-0013
平
一
志
編集人 安
印刷所 大 和 出 版 印 刷 株 式 会 社
会員の購読料は会費に含んでおります
(題字は井戸知事)
第 636 号
平成22年度スローガン
~商工会法施行50周年~
商工会は行きます 聞きます 提案します
猪 名 川 町 の 素 晴 しさ を 一 人
山の駅~
~カフェレストラン
猪名川町
山 間 に 佇 む 一 軒 家 レ ス ト ラ ン 山 の 駅( 代
表・車宏氏)は、地元の食材を中心に作られ
たメニューで女性を中心に好評である。オー
きもかわさん
ナーの﹁地産地消を目指したい﹂との想いか
― ―
ら、米は地元の肝川産を使用し、料理は畑で
・新青年部は気持ちをひとつに(姫路市商工会青年部)
・城崎温泉の魅力再発見(豊岡市商工会城崎支所)
・中国研修生送出し機関視察(たつの市商工会)
・辰鼓楼周辺すっきりと(豊岡市商工会青年部出石支部)
・辛くて、旨い「とうがらしみそ」
(浜坂町商工会女性部)
・「商工会まいどテレビ」開始(佐用町商工会)
自家栽培した野菜を利用したさまざまなメ
■あなたのまちの元気な企業(猪名川町) 4項
■商工会Letter
5~6頁
ニューを提供している。
2~3頁
オ ー ナ ー が ト ラ イ ア ス ロ ン の 元 プ ロ 選 手
だった事もあり、関係者や趣味のマウンテン
・第二回理事会
・第一回共済事業委員会
・第一回人事管理委員会
・木南会長が県共済理事長に就任
・第一回事業委員会
・商工青年同友会通常総会・第一回研修会
・第一回コーディネーター養成研修会
・県青連第二回理事会
・県女性連第二回理事会
バイク愛好者が遠方から訪れる事も多い。
■県連合会Letter
でも多くの人に伝えたい
▲緑深い猪名川町の道沿い佇むレストラン山の駅(左はオーナー自慢のマウンテンバイク)
統一諸規程一部改正等四議案を審議
∼第二回理事会∼
五月の通常総会において、商
工会への情報伝達を促進する観
事会を開催した。
四、各 委員会に係る委員の選任
について
三、
﹁退
職勧奨実施要綱﹂の一
部改正について
導入について
点から県下二十九名の全商工会
また、理事会終了後、県共済
主催の新旧理事長歓送迎会が開
県商工会連合会は、六月二十
八日、平成二十二年度第二回理
長を県連合会の役員に選任後初
催され各商工会長が参加した。
第一回共済事業委員会を開催
事業委員会(委員長・岩見副会
専門委員会の設置と委員
構成等、五議案を審議
∼第一回人事管理委員会∼
県連合会は、六月二十一日、
県商工会館において第一回人事
管理委員会を開催した。
当日の協議事項は次のとおり。
一、人 事管理委員会専門委員会
の設置と委員構成について
いて
連合会規程の一部改正につ
二、育 児・介護休業法の改正に
伴う商工会統一諸規程・県
の見直しでは、三月末の貯
三、商 工会等職員継続雇用制度
導入について
共融資残高に基づいて十三
行の預託金残高を見直し
た。
四、
﹁退
職勧奨実施要綱﹂の一
部改正について
8月のこよみ
日㊌ 商工会監事研修会
日㊍∼ 日㊎ 新任管理
者研修会
日㊎ 兵庫 県商工会女性
部部長会
9月のこよみ
日㊋∼ 日㊌ 経営支援
アドバイザー養成
研修会
日㊍∼ 月 日 小規模
事業者経営改善資
金融資制度講習会
いずれも原案どおり承認された。
は県連合会で実施する等、補助
また、協議の中で地域振興協
議会運営事業については、今後
五、平 成二十三度商工会等職員
昇格試験について
た。そして労働環境対策事業は
をする前に、まず職員の提案力
向上を図る勉強会を開催すべき
第一回事業委員会を開催した。
県連合会は、六月十日、県商
工会館において平成二十二年度
できる事業、他の参考になり得
等の報告を行い、事業実施後の
また、次回開催する事業委員
会において、各事業の進捗状況
との意見があった。
当日は、志智宣夫委員長の挨
拶の後、広域振興等地域活性化
る事業について情報の公開をし
検証も含め、ステップアップが
事業の助成額の決定 等、それぞ
てほしいという意見があった。
∼第一回事業委員会∼
金のあり方を見直すこととなっ
また、商工会職員退職金共済
特別会計の財政状況について報
三、近畿
府県貯蓄共済合同キャ
ンペーン商品の選定では、
吉川町、多可町及び香美町
二次募集を行うが、本事業提案
した。
四、代位
弁済では、二件、約四
百万円が承認された。
特に、今年度の共済推進運動
は、商工会スローガン﹁商工会
二十二年度助成事業を決定
告を行った。
二、平 成二十二年度共済推進運
動では、推進目標と表彰基
20
から斡旋された商品を選定
準を決定した。
1
めての理事会で、当日は三十一
名が出席した。
木南会長の挨拶の後、次の四
議案について審議し、いずれも
一、育 児・介護休業法の改正に
伴う、商工会統一諸規程・
長)を開催し、次の四議案を協
原案通り承認された。
県連合会規程の一部改正に
県連合会は、六月十七日に、
県商工会館において第一回共済
ついて
一、平 成二十二年度預託金残高
議した。
二、商 工会等職員継続雇用制度
木南会長が県共済理事長に就任
六月十一日、神戸市内のホテルで開催された第五十一回
兵庫県火災共済協同組合及び第三十三回兵庫県共済協同組
は行きます 聞きます 提案し
ます﹂をより効果的な内容とす
合の通常総代会において任期満了に伴う役員の選任が行わ
(県商工会連合会会長)が新たに県共済理事長に選任された。
的に推進する。
るため、県共済と連携して積極
県連合会会長と県共済理事長を兼任する例は他府県でもあ
り、近畿においては滋賀県と奈良県についで三例目となる。
れ、田中理事長の退任に伴い、副理事長であった木南会長
主な行事予定
れ三事業(案)について協議し、
― 2 ―
19 18
27
21
30
22
10
▲兵庫県から提供する合同キャンペーン商品
平成二十二年 度 通 常 総 会 、 第 一 回 研 修 会 を 開 催
事で承認された。
~商工青年同友会通常総会・第一回研修会~
兵庫県商工青年同友会(島垣
振興局長・榎本輝彦氏と県連合
を開催した。県産業労働部産業
開催した。
例について﹂と題した講演会を
創造学科教授 佐竹隆幸氏によ
り﹁産学連携の必要性と成功事
晃会長)は、去る六月二十三日、 総会後に、第一回研修会を開
神戸北野プラザ六甲荘(神戸市) 催。兵庫県立大学経営学部事業
会・安平一志専務理事を迎え、
において、第三十二回通常総会
三議案を審議。いずれも原案ど
~県青連第二回理事会~
第二回幹部講習会等
四議案を審議
おり可決した。
第三号議案の任期満了に伴う
役員の選任については、島垣晃
に実施した経営支援アド
援体制の強化を図るため
支援等の先進的な経営支
本研修会は、昨年度に
経営力向上や農商工連携
催した。
ネーター養成研修会を開
神戸で第一回コーディ
県
連 合 会 は、 六 月 二 十
四日に、神戸市・パレス
第一回目は、ひょうご
中小企業応援センターの
う。
定申請書作成までを行な
革新等の計画策定から認
実在事業所における経営
キュラムの中で、地域の
と し て、 全 三 回 の カ リ
を目的としている。内容
践的な経営支援能力向上
了者を対象とし、より実
んだ。
について実習を交えて学
めのサポーティング技法
から会員の課題解決のた
代表取締役の黒野秀樹氏
し、コア・サポート㈱・
晃一郎氏が事例を紹介
原組・専務取締役の藤原
コーディネーターや㈱藤
バイザー養成研修会の修
については、予算を超える要望
組織活性化助成事業の
採択等二議案を審議
其々の要望額より減額して助成
が あ り 内 容 を 精 査 し た 結 果、
県商工会青年部連合会(霞末
浩二会長)は、去る六月四日、
することで決定した。県青連ソ
氏が会長に再任されると共に副
会長三名、理事十一名、監事二
県商工会館で、第二回理事会を
二十二日に神戸市内で開催を予
催した。
~ 県女性連第二回理事会~
名が選任された。
フトボール大会は十月三日に姫
開催した。
県商工会女性部連合会(行幸
路市・夢前町で、近青連スポー 子会長)は、去る六月九日、県
当日は、霞末会長の挨拶の後、
ツ大会については、十月二十一、 商工会館で、第二回理事会を開
次の四議案を審議した。
一、第二回幹部講習会について
定しており、各青年部の協力を
当日は、行会長の挨拶の後、
次の二議案を審議した。
することで決定した。
為、超過分を均等に減額し助成
組織活性化助成事業について
は、予算を超える要望があった
日開催予定の部長会にて検討す
認され、第二回幹部講習会・部
への参加については原案通り承
商工会法施行五十周年記念式典
一、 組織
活性化助成事業について
二、 平成
二十二年度事業について
平成二十二年度事業について
は、近畿ブロック商工会女性部
ることとした。
員増強については、八月二十七
交流研修会、女性部全国大会・
― ―
~第1回コーディネーター養成研修会~
依頼することとなった。
▲挨拶を述べる霞末会長
二、 組織
活性化助成事業について
三、県 青連ソフトボール大会に
ついて
四、近 畿 府 県 商 工 会 青 年 部 ス
ポーツ大会について
第 二 回 幹 部 講 習 会 に つ い て
は、七月五日~六日の日程で新
温泉町を会場に主張発表大会を
含め、経営革新の事例発表など
の講習会を実施することに決
定。また、組織活性化助成事業
▲組織活性化助成事業など審議
地域に根差した経営支援
能力向上を目指して
なお、霞末県青連会長につい
ては、引き続き理事待遇とする
▲佐竹教授の講演を熱心に聞く参加者
山道を数年かけて整備していく
猪名川町に多くの人を呼びたい
中で、昔の炭焼き壕の跡や鉱山
あなたのまちの元気な企業⑲
跡など歴史を感じる場所がすぐ
を活かしマウンテンバイクでの
プロのトライアスロン選手と
して活躍していたときに猪名川
少なく苦労したこともあった
が、口コミなどで次第に店の名
の練習のため、放置されていた
の後、趣味のマウンテンバイク
言うことに驚かされました。そ
タルが生息する大自然があると
関東出身なので、まずは空港
等へのアクセス三十分圏内でホ
前が広がり、徐々に常連のお客
り た い ﹂﹁ 猪 名 川 町 の し し 肉 も
近くにあることを知り、ますま
山道ツアー等を企画して、猪名
カフェレストラン 山の駅
さんも増えてきて、今では地元
美味しい﹂ということをPRし
す猪名川町の魅力に惹かれてい
∼猪名川町∼
町に合宿したことがきっかけ
に根付いた憩いの場所として地
たいというオーナーの強い思い
きました。
くい場所であったため来客数は
で、スポーツをするのにとても
域の人々を中心に利用されてい
がお客様に伝わったからと思っ
事業の概要・変遷について
環境が良い猪名川町に定住し
る。
豊かな自然、のんびりした心地
トに至るまでオーナーの手作り
各 種 ラ ン チ・ デ ィ ナ ー に 加
え、ケーキ・プリンなどデザー
であったが、スポーツ選手時代
猪名川産の食材を利用したメ
ニューを提供する。料理は独学
らいたい。ぜひ一度足を運んで
たくさんの人に良さを知っても
こだわりのメニュー
よい雰囲気の猪名川町の良さを
メニューである。
スポーツ選手から飲食業とい
う異業種からの転換だが、現役
一人でも多くの人に伝えたい。
に培ったチャレンジ精神でまず
また昨年は、猪名川町ならで
はの料理を提供したいという思 ﹁作ってみよう﹂と何でも試し、
であった。
ナーの車氏の中では自然の流れ
た和風味の﹁しし肉ピザ﹂が完
作りで地元産ごぼうなどを加え
当﹂や、生地は米粉で一から手
のしいたけを使った﹁しし肉弁
取り組み、猪肉や猪名川町特産
いから﹁カフェレストラン 山 い か ら 猪 名 川 町 の 特 産 で あ る
の駅﹂をオープンしたのはオー ﹁ 猪 肉 ﹂ を 使 っ た 料 理 の 開 発 に
据えて新たなニーズを探してい
現状に満足し、同じ事を繰り
返すだけではなく、常に先を見
要因だと思う。
かったことも、今日まで続いた
いけない﹂というこだわりがな
た。また﹁料理はこうしないと
世の中がどのように動いている
一人だと視野が狭くなりがち
だが、異業種の方々との交流は
い。
やすい環境を作っていただきた
業を助け、若い人たちが起業し
もノウハウもある。中小零細企
まの業種の会員企業がいて情報
経営者にとっては大変厳しい
時代であるが、商工会はさまざ
のかを知ることができた。
開業当初は山の中のわかりに
成し、秋から冬の期間限定では
く。トライアスロンと同じで一
ながら出来る事から取り組んで
あったがお客様に好評を博し
見直すきっかけとなった。
商工会や青年部活動を通じて
多くのつながりができ、地元を
商工会に期待すること
川町の良いところを知ってもら
う為に宣伝していきたいとい
店舗 1F、2F
大自然に触れ、歴史を感じら
れる素晴らしい町﹁猪名川町﹂
定休日 日曜日
歩一歩、自分でコントロールし
今後は、レストランの経営だ
けでなく、この素晴らしい環境
欲しい。
この素晴らしい地域を多くの人
経営理念
営業時間 ₁₀時~₂₂時
う。
TEL ₀₇₂︲₇66︲₄₀₈₈
を、独り占めするのではなく、
開業 平成₁₀年
た。
メニューを徐々に増やしてき
代表者 車 宏
いくことが大切である。
に知ってもらいたい﹂という思
引 退 す る に あ た り、﹁ こ の 街 の
ている。
た。
店舗所在地 猪名川町肝川西ノ前₁₂₅
しし肉弁当・ピザが好評だっ
たのは﹁猪名川町らしい物を作
▲窓からは緑豊かな景色
― 4 ―
企業概要
▲大好評のうちに完売した
「しし肉弁当」
▲オーナーの車宏氏
新青年部は気持ちをひとつに
∼姫路市商工会青年部∼
係ではないかと考えられている。
中国人従業員との良好な人間関
環境への貢献のため、森林整備をお考えの企業や団体等の皆様の
お手伝いをします。
●活動フィールドの斡旋
●森林整備についての助言・提案・技術指導
●施業委託先の紹介
◆お問い合わせは◆
送出し機関の視察を行った。
送出し機関﹁威海国際経済技
術合作﹂の研修施設では今回受
け入れる研修生の出迎えを受け
たが、この研修施設では、即戦
力となる研修生にするため短期
域のまちづくり推進に係るマス
中国政府からの信頼も厚く同国
中 国 に 進 出 す る 企 業 が 多 い
中、大連市での同社の成功は、
も実施された。
また、㈱帝国電機製作所大連
工場(本社・たつの市)の視察
ていた。
や礼儀作法も集中して教育され
支部は部員自らが釣った新鮮な
きな綿菓子やカキ氷、香寺支部
教育訓練を行っており、日本語
を持寄る等、各支部其々の工夫
イカやタコを鉄板焼きにして販
協賛した。
を凝らした出店など︽笑いとふ
実施していくものである。
姫路市商工会青年部(橋本清
彦部長)は、六月二十七日に開
旧安富町商工会が三十二年間
継続して協賛してきた事業で
れあい︾のある楽しいイベント
売、夢前支部からは子供が大好
あったが、このたび合併して姫
であった。
業に協賛。青年部広報誌に宣伝
タープランを基本に、これから
兵庫県農政環境部 環境創造局 豊かな森づくり課
(社)兵庫県緑化推進協会
〒650−8567
神戸市中央区下山手通5-10-1
TEL 078-362-3144/ FAX 078-362-3954
〒650-0012
神戸市中央区北長狭通5-5-18 県林業会館内
TEL 078-341-4070/FAX 078-341-4071
催された﹃あじさいまつり﹄に
路市商工会となった事を期に、
記事を掲載することで家島・夢
城崎温泉の魅力再発見
への進出企業の成功事例として
からは部員手作りの大型ゲーム
部員が気持ちをひとつにして事
前・香寺地域へも周知し、各地
の観光需要を的確にとらえ、そ
たつの市商工会(木南岩男会
長)では、外国人研修生事業に
― 5 ―
プロジェクト事業推進は﹃城
崎このさき百年計画﹄という地
域から人々を呼び寄せる事がで
今後の海外進出予定の事業所に
る。また、国際的なマーケット
れに対応したきめ細かい行動を
豊岡市商工会城崎支所(岩見
勲会長)では、城崎ブランドの
も視野に入れた取り組みを行う
は大いに参考になると言える。
更なる発展を図る為、支所委員
ことで、国際競争力のある魅力
迅速にとることを目標としてい
会内に五つのプロジェクトを設
的な観光地城崎温泉を目指す事
∼ 豊岡市商工会城崎支所∼
きた。
当 日 は 青 年 部 コ ー ナ ー を 設
け、まつりを活気づけた。家島
置して城崎地域の将来を見据え
としている。
中国研修生送出し機関等視察
た取り組みを始めた。
プロジェクトは﹃地産地消﹄
﹃ 文 化 町 並 み ﹄﹃ 外 客 誘 客 ﹄﹃ ゆ
∼たつの市商工会∼
集して集まった若手メンバーを
取り組んで十年目を迎えた本
としており、会員から幅広く募
中心にして、城崎温泉の将来に
年、合併後初めての中国研修生
▲たつの市商工会の視察団
ひょうご「企業の森づくり」
貯めて、
使える。
▲城崎情緒を満喫
向けて必要な取り組みを検証・
ド﹄という五つのテーマを基本
か た ク レ ジ ッ ト ﹄﹃ 食 の ブ ラ ン
▲家族連れで賑わう「あじさいまつり」
平成22年7月20日
636
辰鼓楼周辺すっきりと
∼豊岡市商工会青年部∼
辰鼓楼周辺の清掃作業を実施し
四日に、まちのシンボルである
豊岡市商工会青年部出石支部
( 岡 本 健 志 支 部 長 ) は、 六 月 十
り除いた。
て、石垣に生い茂った雑草を取
お堀にボートを浮かべるなどし
草刈り機や鎌・熊手等を使い、
た。
約一年ぶりの清掃ということ
もあり、取り除いた雑草は五十
分にものぼったが、清掃後はき
リットル収容のごみ袋二十五個
め、約二十年前から継続し、雑
れいな石肌が見えるようになる
この事業は、来町する観光客
にきれいな街並みを見て頂くた
草の増えるこの時期に実施して
﹁商工会まいどテレビ﹂開始
∼佐用町商工会∼
業利用が認められていなかった
品・サービスの紹介・価格表示
が、この番組内では事業所の商
ルテレビ(佐用チャンネル)を
が可能となったほか、民放のよ
佐用町商工会(谷本学会長)
では、七月より地元行政ケーブ
利用して、商工会情報番組﹁商
商工業者支援の一環として、番
になった。これは、災害復興の
工会まいどテレビ﹂を開始した。 うにコマーシャルが出来るよう
今までの佐用チャンネルは商
組枠を商工会が行政から買い取
るという形で商業利用が可能と
なった為である。
現在は、商工会の事業紹介・
お知らせのほか、青年部が製作
しているグルメ番組を放送して
おり、今後はこの番組を有効に
活用し、地域商工業者をPRす
ることにより、地域商工業の発
展につなげたいとしている。
― 6 ―
など、辰鼓楼周辺がすっきりし、
浜坂町商工会女性部(米田
雅代部長)では、平成二十年
度より独自の手法で『とうが
らしみそ』を作っている。
身体がぽかぽか暖かくなる
「とうがらし」の発汗作用に
注目し、ゴマの芳ばしさを加
える事で食欲増進につなが
▲夏バテ防止にピッタリ!
る。「はまさかの元気の源に
なる」そんな女性部にふさわしい逸品である。
作り方はとてもシンプルで、すり鉢とすりこぎでひたす
ら「擦る」根気のいる作業である。平成二十一年度からは
素材にもこだわり、自分たちで育てた「とうがらし」を使
用するため部員全員でとうがらしの栽培に取り組んでいる。
そんな『とうがらしみそ』の評判を聞きつけ、但馬のホ
テルではカレーライスのルーの隠し味として使用してお
り、今ではディナーメニューとして、ホテルの看板料理に
もなっている。
今後、「はまさかのお母さんブランド」として、『とうが
らしみそ』の商品化に取り組むことにしている。
▲清掃を行う出石支部の部員
▲「商工会まいどテレビ」
いる。
浜坂町商工会女性部
当日は、支部の部員十六名が、 きれいな街並みを再現できた。
∼辛くて、旨い『とうがらしみそ』∼