(提供書面) 事 平成 21 年6月1日から 平成 22 年5月 31 日まで 業 報 告 1. 株式会社の現況に関する事項 (1) 第 35 期 事業報告 事業の経過及びその成果 当事業年度における我が国経済は、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、アジア向け の輸出が増加するなど新興国経済の改善や緊急経済対策により持ち直しを続けております。一方で、 設備投資は下げ止まり、雇用環境も依然として厳しく、所得の減少を改善するには至っておらず、 平成 21 年6月 1 日 から 総体としては、低迷した経済状態が続いております。 平成 22 年 5 月 31 日まで 当業界におきましては、依然として安心・安全・高品質商品の提供が強く求められる一方で、消 費者の低価格志向が一段と強まるなど、厳しい経営環境が続きました。 このような環境下、昨年に引き続き販売価格の適正化を行うとともに、「スイーツストック」ブ ランドの小売業への展開を促進しました。 また、より安心・安全な商品を提供するため、小売業への本格的な商品供給に向けた生産体制を 確立するため、HACCP 対応で、前工場の3倍の生産能力を有する新工場を計画通り平成 22 年4月に 竣工いたしました。 以上より、当第3四半期以前は、販売価格の適正化が進んだこと及び小売業への販売が促進され たこと(前年同期比 25.8%増)等により売上高は堅調に推移しましたが、当第4四半期の工場移転 に伴う生産停止(1カ月間)及び新工場竣工後の一時的な生産量の低下により商機を逸失し、また 新工場竣工に伴う新規工場スタッフの習熟の遅れにより製造原価が増大した結果、売上高は 895,939 千円(前年同期比 15.4%増)、営業利益は 17,498 千円(前期営業損失 30,962 千円)、経常利 益は 1,746 千円(前期経常損失 34,942 千円)、当期純損失は 62,220 千円(前期当期純損失 40,176 千 円)となりました。 なお、当期純損失の大きな要因は、工場移転等に伴う特別損失 62,601 千円を計上したことによ るものです。 (2) 設備投資の状況 当事業年度において実施いたしました設備投資の総額は 605,026 千円であり、その主なものは次 のとおりであります。 ① 当事業年度中に完成した主要設備 ! 本社の新設(建物、設備) ! 新工場の新設(建物、設備) ! 生産設備(機械類) ② 当事業年度中に実施した重要な固定資産の売却、撤去、滅失 ・旧社屋工場(福岡市博多区)に設置した倉庫、冷凍庫、空調設備、電気設備、事務備品 (3) 資金調達の状況 (注)1.1株当たり当期純利益は、期中平均株式数に基づき算出しております。 当社は、新工場建設資金として、一般募集により、第1回無担保普通社債「スイーツストック債」 2.平成 22 年 5 月 31 日に第 3 者割当による増資 27,778 株を実施した結果、発行済株式総数は同数増 を発行し 36,000 千円を調達致しました。 加、純資産は 50,000 千円増加しております。 また、日本政策金融公庫(中小企業事業)より企業立地促進法を活用した制度融資により 400,000 千円、ふるさと財団の認可による地方自治体(糸島市)からの無利子融資制度「ふるさと融資」に (6) より 100,000 千円の計 500,000 千円を調達致しました。 重要な親会社及び子会社の状況 該当事項はありません。 併せて生産設備導入資金として、日本政策金融公庫(農林水産事業)の制度融資により 50,000 千円を調達致しました。 また、平成 22 年5月 31 日を払込期日として第三者割当により、27,778 株の株式の発行(払込金 (7) 額 1 株につき 1,800 円)を実施し、総額 50,000 千円の資金調達を行いましました。 主要な事業内容 当社は、業務用事業、生協用事業、小売事業を三つの柱として冷凍洋菓子の製造販売を行ってお さらに、当事業年度中の所要資金として、金融機関より長期借入金として 151,000 千円の調達を ります。主な事業内容と当期の売上構成比は、以下のとおりです。 実施いたしました。 (4) 事業区分 外食業界(レストラン、カフェ等)を販売先とす る一般卸問屋及び直接の販売。 日本生協連、菱食帳合の全国各生協及び連合、グリ ーンコープ連合等の生協への販売。 「スイーツストック」ブランド及び OEM 商品を以 下のチャネルで販売。 ! 個人消費者を対象とし、自社通販サイト及び 他社通販サイトを利用して販売。 ! スーパーマーケット、コンビニエンスストア、 百貨店を主とする小売店舗での販売。 業務用事業 平成 22 年 4 月からの工場稼働に伴い採用した工場スタッフの半数以上が新人であったため、知 識および技術習熟の遅れにより生産効率の著しい低下を招きました。また旧工場より移動した生産 生協用事業 設備については環境の変化(新工場内の温度、湿度、圧力制御)によりその特性が変化し、特に主 力商品であるベイクドチーズケーキにおいては商品品質に影響を及ぼし、安定した製造ができなか ったことによる大量の不良品が発生する事態を招きました。 小売事業 移転後の第4四半期はこれらの要因に伴う商機の逸失、販売量低下を招き、前年度を下回る結果 となりました。従いまして、第 36 期は既存市場の販路拡大及び新規市場開拓による売上の増大に この課題を克服するため、現在各生産工程の問題点摘出と対策及び従業員の教育に注力し、目標 50.24% 9.73% (8) 数値の明確化に基づいた作業班単位での活動が活発化し改善されております。その結果主力商品で 使用人の状況 あるベイクドチーズケーキについて、第 36 期 6 月初旬では歩留率 50%であったのに対し、平成 22 区分 従 業 員 数 (前 期 末 比 増 減 ) 年 7 月末では 92%まで改善しております。また平成 22 年 7 月は旧工場の生産能力を越える日も出 男 19 名(+3) 33.3 歳 4.1 年 てきており、平成 22 年 8 月末までには安定的に旧工場の能力を上回る体勢を構築し、更なる高品 女 9 名(―) 29.8 歳 3.5 年 合計又は平均 28 名(+3) 32.1 歳 3.8 年 質・高効率を両立して参ります。 平均年齢 平均勤続年数 (注)従業員数には、臨時従業員(パート、アルバイト)77 名は含んでおりません。 財産及び損益の状況 区分 売上高 (千円) 経常利益 (千円) 1,001,397 913,409 776,629 (9) 895,939 483 18,887 △34,942 1,746 1,220 △40,176 △62,220 △1,882.60 10.75 △226.76 △328.97 総資産 (千円) 496,269 524,065 665,440 1,151,079 純資産 (千円) △78,501 7,142 17,865 5,671 1 株当たり当期純利益(円) 第 32 期 第 33 期 第 34 期 (当期)第 35 期 平成 19 年 5 月期 平成 20 年 5 月期 平成 21 年 5 月期 平成 22 年 5 月期 △150,779 当期純利益 (千円) 重要な営業所及び工場 本 社 福岡県糸島市 工 場 同上 営業所 福岡市博多区 40.03% 耐えうる生産体勢を整えることが緊急の課題であります。 (5) 売上高構成比 (%) 事業内容 対処すべき課題 (10) 主要な借入先の状況 4. 借 入 先 株式会社日本政策金融公庫 借入金残高 526,647 千円 株式会社福岡銀行 214,962 千円 糸島市 100,000 千円 株式会社商工組合中央金庫 55,285 千円 株式会社十八銀行 50,000 千円 株式会社西日本シティ銀行 20,000 千円 福岡ひびき信用金庫 14,162 千円 会社役員に関する事項 (1) 取締役および監査役の氏名等 地 位 代表取締役 取締役 取締役 取締役 取締役 常勤監査役 監査役 (11) その他会社の現況に関する重要な事項 (注) 1.取締役 田村勇気氏、常勤監査役 大野良一氏及び監査役 橋本吉文氏は、平成 22 年5月 14 日 開催の臨時株主総会において選任されております。 株式に関する事項 2.常勤監査役 大野良一氏及び監査役 橋本吉文氏は、会社法第 2 条第 16 号に定める社外監査役で (1) 発行可能株式総数400,000 株 (2) 発行済株式の総数216,838 株 (3) 株主数 (4) 大株主(上位 10 名) あります。 3.常勤監査役 大野良一氏は、40 年間金融機関で従事し、うち 7 年間は役員を務めており、財務お 72 名 よび会計に関する相当程度の知見を有しております。 4.監査役 田中満氏は、平成 22 年5月 14 日開催の臨時株主総会において、第1号議案「定款一部 氏名または名称 持株数(株) 舛田圭良 83,456 変更の件」が承認可決されたことによる任期満了により監査役を退任いたしました。 持株比率(%) 5.平成 22 年7月 31 日付で、監査役 橋本吉文は辞任いたしました。 38.49 成長企業応援投資事業有限責任組合 16,667 7.69 JAIC-みやざき太陽 1 号投資事業有限責任組合 16,666 7.69 HC5 号投資事業組合 11,000 5.07 舛田たず子 9,733 4.49 舛田幸一 7,243 3.34 藤 和崇 6,042 2.79 ひびき北九州企業育成投資事業有限責任組合 6,000 2.77 取 締 役 5 名 佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第2号 6,000 2.77 監 査 役 3 名 436 山口キャピタル第2号投資事業有限責任組合 6,000 2.77 8 名 14,086 (2) 取締役および監査役の報酬等の額 (単位:千円) 区 分 人 計 数 報酬等の額 13,650 (注) 1.取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。 3. 担当および重要な兼職の状況 ― 管理部次長 営業部部長 管理部部長 生産部部長 ― 弁護士法人ブリッジルーツ 代表弁護士 該当事項はありません。 2. 氏 名 舛田 圭良 木下 秀樹 森 健介 藤 和崇 田村 勇気 大野 良一 橋本 吉文 2.取締役の報酬限度額は、平成3年8月 21 日開催の第 16 回定時株主総会において、年額 60,000 千円 新株予約権等に関する事項 (1) 以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議いただいております。 当事業年度末日における新株予約権の状況 ①新株予約権の数 5,555 個 3.監査役の報酬限度額は、平成3年8月 21 日開催の第 16 回定時株主総会において、年額 10,000 千円 ②目的となる株式の種類及び数 以内と決議いただいております 普通株式 5,555 株(新株予約権1個につき1株) 4.監査役の支給人数には、当期に退任した監査役1名を含んでおります (2) 当事業年度中に交付した新株予約権の状況 (3) 社外役員に関する事項 該当事項はありません。 ① 重要な兼職先と当社との関係 当社と弁護士法人ブリッジルーツとの間に開示すべき関係はありません。 ② 当事業年度における主な活動状況 常勤監査役 大野 良一 監査役 橋本 吉文 平成 22 年5月 14 日就任以降に開催された取締役会及び 経営会議など主要な社内会議のほぼ全てに出席し、経営 の妥当性や適正性ついて適切な発言を行うとともに、常 勤監査役の立場から監査役協議会を主導し、監査役監査 を実施しております。 監査役協議会に出席し、主に弁護士としての専門的見地 からの発言を行っております。 事業報告に係る附属明細書 ③ 責任限定契約に関する事項 当社と各社外監査役は、会社法第 423 条第1項の損害賠償責任を限定する責任限定契約を 締結しております。なお、当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令に定める最低責任 限度額としております。 第 35 期 平成 21 年 6 月 1 日 から 平成 22 年 5 月 31 日 1.会社役員の兼務状況の明細 まで 事業報告にかかる附属明細書 貸借対照表 平成 22 年 5 月 31 日現在 (1) 会社役員の兼務の状況の明細 (単位:千円) 資産の部 区分 氏名 兼職する会社名 兼職の内容 概要 監査役 橋本 吉文 弁護士法人 ブリッジルーツ 代表弁護士 ̶ 科目 【流動資産】 現金及び預金 受取手形 売掛金 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 前払費用 未収還付消費税 その他 貸倒引当金 【固定資産】 【有形固定資産】 建物 構築物 機械及び装置 車両運搬具 工具器具及び備品 土地 リース資産 建設仮勘定 【無形固定資産】 商標権 ソフトウェア リース資産 その他 【投資その他の資産】 投資有価証券 出資金 長期貸付金 長期前払費用 その他 資 産 の 部 合 負債の部 科目 【流動負債】 買掛金 短期借入金 1 年以内返済長期借入金 リース債務 未払金 未払費用 未払法人税等 預り金 【固定負債】 社債 長期借入金 リース債務 繰延税金負債 退職給付引当金 負 債 の 部 合 計 純資産の部 【株主資本】 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 【評価・換算差額等】 その他有価証券評価差額金 金額 340,503 123,314 1,179 114,215 40,484 3,347 14,063 1,676 26,436 16,489 △705 810,576 795,016 490,402 30,621 89,030 881 12,376 156,534 13,169 2,000 8,271 2,349 1,326 2,556 2,039 7,288 163 310 190 4,477 2,147 1,151,079 計 純 資 産 の 部 合 金額 298,696 51,813 130,000 59,280 2,976 26,884 18,188 1,036 8,515 846,711 36,000 791,776 13,576 1 5,357 1,145,407 5,669 143,158 103,158 103,158 △240,646 2,150 △242,796 △242,796 2 2 計 5,671 負 債 及 び 純 資 産 合 計 1,151,079 株主資本等変動計算書 自 平成 21 年6月 1 日 至 平成 22 年5月 31 日 (単位:千円) 科目 【売上高】 売 上 高 売 上 値 引 高 売 上 割 戻 し 高 売 上 高 合 計 【売上原価】 期 首 製 品 棚 卸 高 当 期 製 品 製 造 原 価 合 計 期 末 製 品 棚 卸 高 売 上 原 価 売 上 総 利 益 【販売費及び一般管理費】 販売費及び一般管理費合計 営 業 利 益 【営業外収益】 受 取 利 息 受 取 配 当 金 受 取 家 賃 受 取 祝 い 金 その他 【営業外費用】 支 払 利 息 社 債 利 息 そ の 他 経 常 利 益 【特別利益】 過年度損益修正益 固定資産売却益 【特別損失】 前 期 損 益 修 正 損 固 定 資 産 売 却 損 投 資 有 価 証 券 評 価 損 移 転 損 失 税 引 前 当 期 純 損 失 法 人 税,住 民 税 及 び 事 業 税 過 年 度 法 人 税 等 当 期 純 損 失 金額 918,690 10,290 12,460 36,744 655,058 691,803 40,484 (単位:千円) 797 19 3,858 2 101 58,639 395 1,786 62,220 206 8 1,438 961 749 16,407 420 2,291 資本剰余金 平成 21 年5月 31 日現在 事業年度中の変動額 118,157 78,157 株主資本 合計 利益剰余金 資本 剰余金 合計 資本 剰余金 その他 利益剰余金 利益 準備金 利益剰余金 合計 繰越利益 剰余金 78,157 2,150 △180,575 △178,425 17,890 新株の発行 25,000 25,000 25,000 50,000 当期純損失 △62,220 △62,220 △62,220 株主資本以外の項目の事業 年度中の変動額合計(純額) 25,000 25,000 25,000 △62,220 △62,220 △12,220 143,158 103,158 103,158 2,150 △242,796 △240,646 5,669 事業年度中の変動額合計 平成 22 年5月 31 日現在 平成 21 年5月 31 日現在 株主資本 資本金 651,318 244,621 227,122 17,498 3,365 19,118 1,746 816 62,601 60,039 2,181 自 平成 21 年6月 1 日 至 平成 22 年5月 31 日 895,939 評価・換算差額等 その他有 価証券評 価差額金 評価・換算 差額等 合計 純資産 合計 △24 △24 17,865 事業年度中の変動額 新株の発行 50,000 当期純損失 △62,220 株主資本以外の項目の事業 年度中の変動額合計(純額) 26 26 26 事業年度中の変動額合計 26 26 △12,174 平成 22 年5月 31 日現在 2 2 5,671 無形固定資産・・・・・・・・・・・・・定額法 (リース資産を除く) なお、ソフトウェア(自社利用分)については、社内 個別注記表 における見込利用可能期間(5 年)に基づく定額法を 1. 採用しています。 重要な会計方針に係る事項に関する注記 リース資産・・・・・・・・・・・・・・リース期間を耐用年数とし残存価格を零とする定額法 有価証券の評価基準及び評価方法 (1) そ の 他 有 価 証 券・・・・・・・・・時価のあるものについては、期末日の市場価格等に基 なお、所有権移転外のファイナンスリース取引のうち、 づく時価法によっております。(評価差額は全部純資 リース取引開始日が平成 20 年 3 月 31 日以前のリース 産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により 取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じ た会計処理によっております。 算定)時価のないものについては、移動平均法による 引当金の計上基準 (4) 原価法によっております。 貸倒引当金・・・・・・・・・・・・・・債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権につ 棚卸資産の評価基準及び評価方法 (2) いては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権 製品・仕掛品・・・・・・・・・・・・・個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に については個々に回収可能性を検討し、回収不能見込 よる簿価切下げの方法により算定) 額を計上しております。 原材料・・・・・・・・・・・・・・・・先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低 賞与引当金・・・・・・・・・・・・・・従業員の賞与支給に備えるため、支給見込み額のうち 下による簿価切下げの方法により算定) 当事業年度に負担すべき額を計上しております。 貯蔵品・・・・・・・・・・・・・・・・最終仕入原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による 退職給付引当金・・・・・・・・・・・・従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職 簿価切下げの方法により算定) 給付債務の見込額を計上しております。 固定資産の減価償却の方法 (3) その他計算書類の作成のための基本となる事項 (5) 有形固定資産・・・・・・・・・・・・・定額法 消費税等の処理方法・・・・・・・・・・消費税等の会計処理は税抜方式によっております。 (リース資産を除く) 主な耐用年数は、以下の通りであります。 建物及び構築物 10∼47 年 機械装置及び運搬具 10∼15 年 2. 貸借対照表に関する注記 (会計方針の変更) (1) 有形固定資産の減価償却累計額126,638 千円 従来より、平成 10 年4月1日以降取得の建物を除く、 (2) 担保に供している資産 有形固定資産の減価償却方法は定率法を採用しており 土地156,534 千円 ましたが、当事業年度より、定額法へと変更しており 建物 ます。 機械39,916 千円 この変更は、当事業年度に行った本社・工場の新設移 計686,853 千円 転を機に、減価償却方法の再検討を行った結果、本社・ (上記に対応する債務) 工場及び賃貸物件について、長期的・安定的な使用が 長期借入金 714,109 千円 予定されているという経済的実態に鑑み、減価償却費 計 714,109 千円 長期貸付金 190 千円 との対応を図ることができると判断したためでありま す。 これにより、従来の方法と比べ減価償却費は 8,596 千 3. 損益計算書に関する注記 円減少しております。またこの結果、当事業年度の売 該当事項はありません。 上総利益は 5,484 千円、営業利益、経常利益及び税引 前当期純利益はそれぞれ 8,225 千円増加しております。 4. 株主資本等変動計算書に関する注記 9. 重要な後発事象に関する注記 (1) 発行済株式の総数に関する事項 前期末株式数 189,060 普通株式 該当事項はありません。 当期増加株式数 当期減少株式数 当期末株式数 27,778 ― 216,838 (注)普通株式の発行済株式総数の増加 27,778 株は、第三者割当増資によるものであります。 目的となる株式の種類 目的となる株式の数 新株予約権の残高 10. その他の注記 該当事項はありません。 (2) 当事業年度末日における新株予約権に関する事項 平成 21 年 5 月 28 日取締役会決議分 普通株式 5,555 株 5,555 個 5. 税効果会計に関する注記 繰延税金資産の発生の主な原因は、退職給付引当金、減価償却費であり、評価性引当額を控除してお ります。繰延税金負債の発生の主な原因は、その他有価証券評価差額金であります。 6. リースにより使用する固定資産に関する注記 貸借対照表に計上した固定資産のほか、リースにより使用している重要な固定資産としてコンピュー ター関連機器、生産設備機械等があります。 7. 490,492 千円 (3)取締役、監査役に対する金銭債権、債務 を毎期平均的に負担させる方が、より適正な期間収益 関連当事者との取引に関する注記 関連当事者との取引高は、次のとおりであります。 (単位:千円) 属性 役員及びそ 会社等の名 議決権等の 関連当事者 称または氏 所有(被所 との関係 名 有)の割合 舛田圭良 の近親者 被所有直接 取引の内容 取引金額 科目 代表取締役 当社の銀行 38.49% 831,056 - - 借入れに対 する債務被 保証 舛田幸一 期末残高 - 短期貸付金 6,185 当社代表取 短期貸付金 3.34% 締役舛田圭 の貸付 良の父 利息の受取 被所有直接 116 未収入金 記載金額につきましては、表示単位未満の端数を切捨てて表示しております。 609 ただし、一株当たり情報及び金額以外の数字につきましては、表示単位未満を四捨五入して表示しており ます。 8. 1 株当たり情報に関する注記 (1) 1株当たり純資産額26 円 16 銭 (2) 1株当たり当期純利益△328 円 97 銭 1.有形固定資産及び無形固定資産の明細 区分 単位:千円 資産の種類 期首残高 建物 計算書類に係る附属明細書 構築物 有 形 固 定 資 産 機械及び装置 建設仮勘定 計 第 35 期 平成 21 年 6 月 1 日 から 平成 22 年 5 月 31 日 無 形 固 定 資 産 まで 期末減価 償却累計 額又は償 却累計額 当期償却 額 差引期末 帳簿価額 7,567 495,185 41,095 4,783 490,402 2,215 31,118 2,061 31,272 496 650 30,621 19,175 75,052 558 93,669 70,225 4,639 89,030 197 963 102 1,058 2,162 176 881 2,859 11,611 1,040 13,430 12,268 1,054 12,376 - 13,560 - 13,560 390 390 13,169 156,534 - 156,534 154,756 1,777 - 1,179 547,577 546,756 2,000 - - 2,000 210,417 1,154,381 558,087 806,711 126,638 11,694 795,016 2,528 - 2,528 179 179 2,349 827 813 - 1,640 446 313 1,326 - 3,067 - 3,067 511 511 2,556 377 2,074 377 2,074 34 34 2,039 1,204 8,482 377 9,310 1,171 1,039 8,271 商標権 - ソフトウェア リース資産 その他 計 期末残高 472,719 リース資産 土地 当期減少 額 30,033 車両運搬具 工具、器具及び備品 当期増加 額 - (注) 1.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。 1.有形固定資産及び無形固定資産の明細 2.引当金の明細 3.販売費及び一般管理費の明細 建物 前原本社工場建物 構築物 機械及び装置 前原本社工場構築物 超音波トルテライザ ー リールオーブン 31,118 千円 472,719 千円 電気設備 11,813 千円 2.当期減少額のうち主なものは次のとおりであります。 建物 旧工場建物 構築物 旧工場構築物 24,714 千円 13,372 千円 7,399 千円 1,910 千円 2.引当金の明細 単位:千円 科目 期首残高 当期減少額 当期増加額 目的使用 貸倒引当金 退職給付引当金 期末残高 その他 0 705 0 0 705 3,667 1,840 0 150 5,357 (注)退職給付引当金の当期減少額の「その他」の金額は、期首引当金残高の修正に伴う 退職給付引当金の減少額であります。 3.販売費及び一般管理費の明細 監査役の監査報告書謄本 科目 金額 役員報酬 14,086 給与及び手当 34,031 退職給付引当金繰入額 13,984 荷造運賃 48,191 保管料 24,155 外部委託費 14,854 減価償却費 3,832 その他 私は、平成 21 年 6 月 1 日から平成 22 年 5 月 31 日までの第 35 期事業年度の取締役の職務の執行を 監査いたしました。その方法及び結果につき下記のとおり報告いたします。 445 広告宣伝費 貸倒引当金繰入額 1. 監査の方法及びその内容 私は、取締役及び使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるととも に、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報 告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において 業務及び財産の状況を調査いたしました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及び その附属明細書について検討いたしました。 さらに、会計帳簿又これに関する資料の調査を行い、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、 損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書について検討いたしまし た。 2. 監査の結果 (1)事業報告等の監査結果 一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示している ものと認めます。 二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は 認められません。 (2)計算書類及びその附属明細書の監査結果 計算書類及びその附属明細書は、会社の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適 正に表示しているものと認めます。 平成 22 年 8 月 12 日 五洋食品産業株式会社 常勤監査役(社外監査役) 大野 良一 印 705 72,835 合計 監 査 報 告 書 摘要 227,122
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