事 業 報 告 書 - 北海道生涯学習協会

平
事
財団法人
成
業
23
報
年
度
告
書
北 海 道 生 涯 学 習 協 会
平 成 2 3 年 度 事 業 報 告 書
(平成23年4月1日から平成24年3月31日)
1
◇
会務の状況
理事会・評議員会の開催状況
(1)第1回理事会・評議員会
○
と
き
平成23年5月27日
○
ところ
○
理事会の内容
かでる2・7
10階
1010会議室
・平成22年度事業報告
・平成22年度収支決算報告及び監査報告
・北海道生涯学習協会定款
・最初の理事長の選任
・評議員の補充選任
○
評議員会の内容
・平成22年度事業報告
・平成22年度収支決算報告及び監査報告
・北海道生涯学習協会定款
(2)第2回理事会・評議員会
○
と
き
平成24年3月26日
○
ところ
○
理事会の内容
かでる2・7
10階
1030会議室
・平成24年度事業計画
・平成24年度収支予算
○
評議員会の内容
・平成24年度事業計画
・平成24年度収支予算
(3)会計業務等監査の実施
○
と
き
○
ところ
○
内
容
平成24年5月14日
かでる2・7
9階
団体会議室
平成23年度財産の管理状況及び一般会計・特別会計に係る業務の執行
状況の監査
-1-
2
事業の実施状況
(1)生きがいづくり生涯学習促進事業
国際化、高齢化、情報化等社会の変化に対応し、生涯にわたって生きがいのある人生を送る
ために、「生きることは学ぶこと」の視点から、道民に学習の機会を提供するため、全道9会場
で講演会やシンポジウムを開催した。
市町村名
別海町
期
日
7.31
テーマ及び講師
参加数
「花とみどりのある暮らし」
内倉真裕美
60
日置
真世
85
神
利昭
30
北海道文化放送ディレクター 山田もと子ほか
45
NPO法人ガーデンアイランド北海道副理事長
白老町
9.10
「共につながり豊かな人生を過ごすために」
地域づくりを創造・発信する場つくり師
礼文町
10.15
「災害から命を守る心構えと方法」
稚内地方気象台調査官
江別市
10.29
沼田町
11. 7
「子どもの成長を支えるボランティアのすすめ」
「読書環境整備を活用した生きがいの創出」
真狩村「おはなしぽてと」代表
共和町
11.20
浦
11.22
12. 1
12. 4
245
幸村
恒夫ほか
70
「人生を共に豊かにするために」
釧路市スポーツ振興財団指導員
福島町
姉帯美和子
「教養を身につけ健康で明るい人生をおくるために」
八雲町文化財保護調査員
浜中町
100
「豊かな心をもった子どもを育てる母親のあり方」
コミュニケーションナビゲーター
八雲町
美加ほか
佐藤 裕子ほか
59
「人生を豊かにすごすために」
北海道国際交流センター事務局長
池田
誠 氏
33
727
(2)広報紙発行事業
会員及び生涯学習関係の機関・団体等に対し、協会の主催事業や関係機関・団体の活動状
況など生涯学習に関する情報を提供した。
広報紙名
「ほっかいどう生涯学習」
発行回数
4回(No. 89~92号)
(3)「ほっかいどう学」かでる講座事業
「ほっかいどう学」の推進を図るため、かでる講座を開設し、道民への学習機会提供の拡充を
図った。
講座回数
23回
会
かでる2・7ほか
場
受講者数
1,052人
-2-
開催日
5.13
テ
ー
マ
及
び
講
師
会
道立近代美術館
36
道立文学館
58
直子
道立近代美術館
31
征義
道立文学館
40
道立近代美術館
29
「斎藤茂吉と北海道」
北海道歌人会 代表代行 内田
6.17
「宮澤賢治について」
宮澤賢治学会 理事 斎藤
7.22
弘
「三岸好太郎の世界ー道化・サーカス・人形劇」
北海道立近代美術館 学芸員 苫名
7. 3
「むじゃきなコレクション」
北海道立近代美術館 学芸員 石尾乃里子
7.27
「世界文化遺産と北の縄文遺跡」
埋 蔵文 化 財セ ンタ
(財)北海道埋蔵文化財センター常務理事 畑
8. 7
宏明
ー
29
直光
道立文学館
31
「声に出して読む本の楽しさ」
元 NHKアナウンサー 館野
8.24
「北海道・遺跡発掘物語」
埋 蔵文 化 財セ ンタ
(財)北海道埋蔵文化財センター 主査 藤井
8.27
宏一
「竪穴住居入門」
主査 藤井
浩
「北海道にみる昆虫たち」
11.11
12. 8
野幌自然公園
13
25
本郷 新記念札幌彫刻美術館 学芸員 樋泉
綾子
札幌彫刻美術館
18
「本郷 新の彫刻とその魅力」
「北海道近代登山小史」~北の山の歴史を語る~
幸夫
59
(有)ボイス・オブ・サッポロ代表取締役 橋本登代子
33
「心をつつむ 言葉の力」
「夢の途中」~福島千里とともに~
宏之
かでる2・7
64
「村橋久成の思い」~北海道と薩摩を結ぶ~
和男
78
「永倉新八のひ孫が語る」~明治を北海道に生きた新撰組隊士~
作家(フリーライター)杉村
1.28
23
物館
サッポロビール(株)本社営業部部長 井上
1.20
ー
昌宏
北海道ハイテクアスリートクラブ 代表 中村
1.13
27
大原
日本山岳会北海道支部 支部長 滝本
11.24
北海道開拓の村
北 海道 大 学総 合博
北海道大学教授
10.13
34
「野幌自然公園の自然を満喫しよう」
北海道開拓の村 松井則彰・扇谷真智子
10. 2
ー
埋 蔵文 化 財セ ンタ
(財)北海道埋蔵文化財センター
9.17
浩
「開拓の村 52 棟の歴史的建造物が伝える物語」
北海道開拓の村 事務局次長 中島
9.14
受講者数
「北海道の美術に見る出会いと創造」
北海道立近代美術館 主任学芸員 久米 淳之
6. 5
場
悦郎
65
姉帯美和子
51
「よりよい人間関係づくりのために」
コミュニケーションナビゲーター
-3-
テ
開催日
2. 8
ー
マ
及
び
講
師
会
50
大平まゆみ
かでる2・7
83
「アイヌ文化の源流を探る」
東京大学名誉教授
3.13
昌志
「生の音楽のすばらしさ」
札幌交響楽団コンサートマスター
3. 8
受講者数
「東日本大震災派遣者の見たもの感じたもの」
北海道教育庁生涯学習課 主査 濱中
2.22
場
宇田川
洋
84
「いのちのメッセージ」~終(つい)に臨む心~
慈佑会 方波見医院 医師 方波見 康雄
91
(4)「ほっかいどう学」大学放送講座支援事業
広く道民の学習活動を支援するため、大学放送講座のテキストを作成し、学習活動への活
用を図った。
作成部数
600冊
発
8月
行
(5)学習成果実践事業
地域づくりや人づくりを担う実践力を育成するため、道内各地で学習活動している道民カレッ
ジボランティアが中心となり、これまでの学んだ成果を活かして講座を企画・立案し実施した。
内
帯広市
容
主
○講演 「生涯学習人の行動学~学ぶだけではもったいない~」
( 10. 2)
創造心理&安全心理研究所
所長
佐藤文彦
○実践発表
道民カレッジ・
「道民カレッジ・フレンズ十勝の創造と活動」
道民カレッジ・フレンズ十勝
参加数
カラーコーディネイトオフィス・アイリー
笑いのヨガ
○講演「蝦夷の旧道
( 2. 6)
オホーツク圏ボ
森実啓子
ランティア「生
涯夢の会」
施設長
小泉昭江
ロマン旅」
地平線会議野宿党
道民カレッジ道
歴史の旅人
毛利
剛
○実践発表 「森誘クラブ8年の歩み」
森誘クラブ
27
札幌市
リーダー
医療法人治恵会北見中央病院
( 11.20)
参加数
伊藤郁子
○講演 「福祉と地域のニーズについて」
37
函館市
金田英男
○実技講座 「いっぱい笑って健康な体力づくり」
( 11. 5)
参加数
副会長
フレンズ十勝
「学び~資格取得!産業カウンセラーへの道」
32
北見市
管
南圏ボランティ
アの会
会長
石岡六美
○基調講演
「本道の生涯学種の推進と道民カレッジの果たす役割」
北海道大学高等教育推進機構
-4-
教授
木村
純
生涯学習協会
開催地
内
容
主
管
○実践発表
「めだかの学校の実践と道民カレッジ」
めだかの学校
代表
佐藤一雄
「ほっかいどう学を学ぶ会と生涯学習」
参加数
ほっかいどう学を学ぶ会(歴史・文化) 幹事長
46
旭川市
井上和男
○基調講演
( 2.18 )
「 ぺーパンのふるさと福島を思い 、今 、わたしたちにできること 」
古屋農園
古屋
勝
○実践発表 「道北圏ボランティアの歩みと生涯学習」
道 民 カレ ッジ ボラ
ン テ ィア 旭川 企画
部
・教育編
旭川地域道民カレッジボランティア会員 田上唯勝
参加数
・動物編
旭川地域道民カレッジボランティア会員 木下正宏
22
・その他
旭川地域道民カレッジボランティア会員 川村
博
(6)「道民カレッジ」ボランティア(カレッジ・ボラ)活動支援事業
道民カレッジの充実を図るため、道民カレッジボランティアの自主的・自発的活動に対し支援
した。
(7)ほっかいどう生涯学習ネットワークカレッジ(道民カレッジ)事業
学習ニーズの多様化、高度化に対応するため、学ぶ意志のある道民のすべてを対象とし、産
学官が連携して総合的な学習機会を提供するとともに自立した北海道の創造に寄与する人
材の育成を図った。
○主催講座
①「ほっかいどう学」大学放送講座
HBCテレビで再放送を含め10回にわたって放送した。
レポート数
401通
テ
ー
マ
講
師
視聴率
回
放送日
1
10. 8
「北海道のブランド生薬」
北海道医療大学
0.9 %
10.1
~スーパーカンゾウの開発に向けて~
准教授 高上馬希重
0.6
10.15
「やっかい物を資源・エネルギーへ」
北海道教育大旭川校
0.6
角
0.1
2
10.21
3
4
~雪冷房の現状と未来~
10.22
「地域に学生を送り込め」~地位の IT
10.28
活用と若者の社会人基礎力育成~
10.29
11. 4
「環境と子どもの健康」
准教授
一典
北海道情報大学
准教授
安田光孝
北海道大学
~2万人が協力する疫学研究~
特任教授 岸
レポー ト数
83
80
0.1
0.6
79
0.9
玲子
0.9
78
特任教授 荒木敦子
5
11. 5
11.11
「馬の国・北海道」
北海学園大学
~知られざる馬文化~
教授 古林英一
-5-
0.3
0.1
81
②「ほっかいどう学」出前講座
地域づく りを担う人材の発掘・育成を図るため、6 圏域12会場で 住民参加による「まちづくり
の実践講座」として実施した。
月日
6.11
7. 4
開催地
厚沢部町
標津町
テ
ー
マ
・
講
斜里町
北海学園大学
教
授
佐藤
謙
北海道大学
准教授
愛甲
哲也
20
教
松田
忠徳
25
「標津町の資源を再確認」
「 2011 国際森林年
授
樹木医と歩く知床の森林」
鈴木
順策
49
佐藤
文彦
42
石川
高
30
芳男
33
西岡
達之
41
日置
真世
22
合田
一道
作家(フリーライター)杉村
悦郎
21
良一
54
孝雄
20
一幸
37
オホーツクみどりネットワーク 代表
7.10
帯広市
「帯広の森で森林浴」
森林セラピスト
7.24
釧路市
「高齢者の健康と生きがいづくり」
NPO健農塾 塾長
9. 4
士別市
「森林浴のつどい」
北の森林と健康ネットワーク
9.10
苫前町
理事長
室蘭市
「まじくる in 室蘭」
北海道総合研究調査会 特別研究員
10. 6
歌志内市
「幕末偉人伝」
ノンフィクション作家
10.15
紋別市
林
「食と健康のつながりと健康なまちづくり」
とままえ温泉ふわっと 料理長
9.17
参加者数
「土橋自然観察教育林の遊歩道を考えよう」
札幌国際大学
7. 9
師
「地場産業を活かした交流のまちづくり」
紋別市長 宮川
10.16
福島町
「郷土の歴史・文化を探る」
アースサイエンス(株)代表取締役 岡
2.19
清水町
「再発見 十勝清水 食からの発信」
北海道ホテル 総料理長
工藤
394
③連携講座
道民カレッジの趣旨に賛同する道内の市町村、高等教育機関、専修各種学校、各種団体
等で開催されている講座のうち、前期・後期併せて2,992講座を連携講座に指定した。
○普及啓発情報提供
①印刷物の作成
-6-
「道民カレッジ」ポスター
(4月
2千枚)
「道民カレッジ」リーフレット
(4月
3万枚)
「道民カレッジ」ガイドブック
(9月・3月
各3万部)
「道民カレッジ」たより
(9月・3月
各5千部)
「大学放送講座」チラシ
(9月
3万部)
②道民カレッジホームページを活用して広く情報を提供した。
○道民カレッジ学生数及び称号取得者数
①学生数
25,262人
②称号取得者数
・学士
(実人数
513人
・学長奨励賞
(前年度比
・修士
70人
585人増)
279人)
351人
・博士
274人
合計 1,138人
1,000単位
52人
2,000単位
11人
3,000単位
4人
4,000単位
2人
5,000単位
1人
(8)生涯学習情報資料の展示・提供事業(まなびの広場)
生涯学習に関する図書・資料等の印刷物を展示し、道内市町村・団体の生涯学習への取組み
や成果等を紹介した。
○生涯学習情報資料の展示・提供
生涯学習情報資料コーナーを「まなびの広場」内に設置し、大学や専修学校等で開催する
公開講座などのパンフレットを展示し、道民カレッジとリンクした生涯学習情報を提供した。
○インターネットを活用した学習情報の提供
道民カレッジ連携講座の最新情報を当協会のホームページから検索できるよう設定し、学習
者のニーズに対応した。
○市町村の広報紙・パンフレットの展示
「まなびの広場」内に道内市町村の広報紙や各種パンフレットを展示し様々な情報提供を行
った。
○生涯学習関係団体等の活動紹介及び発表の場の提供
「まなびの広場」の展示スペースを活用し、道内各地で活動している生涯学習関係団体の
実践内容を紹介したり作品等を発表する場の提供を行った。
月
4
団
体
名
内
容
摘
要
ファマーズバスケット
「花祭り VOI. 14」
伊達市
(社 )北 海 道 家 庭 生 活 総 合 カ
「カウンセリング研修講座を学ぼう」
札幌市
「 道民水墨&書画のデモンストレーション 」
札幌市
ウンセリングセンター
5
北海道趣墨会本部
-7-
月
団
6
体
名
内
容
摘
要
「道立青少年教育施設展」
北見市
「ほっかいどう学検定展」
札幌市
江別おはなしなあに
「 絵本・絵本・えほん~大人にも絵本を~ 」
江別市
(財)北海道生涯学習協会
「道民カレッジ展」
札幌市
札幌切り絵の会
「北海道切り絵作品展」
札幌市
道民カレッジ「大学放送講
「平成 23 年度「ほっかいどう学」大学放
札幌市
座」事項委員会
送講座展」
さっぽろ植物画同好会
「ボタニカルアート展~四季を彩る植物画~」
北海道立青少年教育施設展
運営事務局
7
ほっかいどう学検定推進機構
8
9
10
11
札幌市
大窪淑絵と彫刻家
「 スケッチ水彩と彫刻のコラボレーション 」
札幌市
かでる 2 書と絵手紙サーク
「かでる2・7書と絵手紙サークル展」
札幌市
国立日高青少年自然の家
「国立日高の楽しい体験」
日高町
北海道刻書芸術会
「アート刻書
札幌市
スクラップブッキングを楽
「スクラップブッキング作品展」
ル
12
作品の森展」
札幌市
しむ会
1
2
NPO法人国際芸術文化協会
「韓国テジュン交流帰国「書と画」の札幌展」
洞爺湖町
北海道心の教育推進会議
「 心の教育推進キャンペーン強調月間展 」
札幌市
国立大雪青少年交流の家
紹介パネル展~ What is Youthpia ?「ゆー
美瑛町
すぴあってナンだ?」
3
フォトさっぽろ「花の会」
「フォトさっぽろ「花の会」写真展」
札幌市
国立日高青少年自然の家
「まなびの広場展」
日高町
(9)視聴覚教材貸出
市町村及び関係機関・団体に対し、学習活動に必要な視聴覚教材の貸出を行った。
・貸出件数
244件
・貸出本数
442本
・視聴人数
12,231人
(10)北海道体育指導委員協議会事業受託
道内の体育指導委員の資質向上と機能の充実を図り、もって本道のスポーツの振興に寄与し
た。
-8-