民間賃貸住宅オーナーアンケート 結果

参考資料 1
民間賃貸住宅オーナーアンケート 結果
■アンケート実施の概要
□調査対象:無作為に抽出した賃貸住宅オーナー
□配布時期:配 配布数 回収数 回収率
布:平成 20 年 10 月 30 日(木) 郵送
202
回収〆切:平成 20 年 11 月 15 日(土) 箕面市に直接郵送
87
43.1%
■賃貸住宅の概要について (回答のあったオーナーが経営している物件(N=151)が対象)
□構造タイプ
・鉄骨コンクリート造・重量鉄骨造
のマンションが 42.4 %を占めて
いる。次いで、軽量鉄骨造のハイ
ツ・マンションが 37.7%である。
戸建・長屋
12件
7.9%
不明
1件
0.7%
木造アパート・
文化住宅
17件
11.3%
鉄筋コンクリート造・
重量鉄骨造の
マンション
64件
42.4%
・木造アパート・文化住宅は 11.3%
である。
軽量鉄骨造の
ハイツ・マンション
57件
37.7%
N=151
6階
1件
0.7%
□建物階数
・2 階建ての物件が最も多く、45.7%
5階
5件
3.3%
である。
次いで、
3 階建て 26.5%、
4 階建て 17.9%となっており、5
階建て以上は 5.4%である。
8階
1件
0.7%
9階
1件
0.7%
4階
27件
17.9%
3階
40件
26.5%
不明
3件
2.0%
1階
4件
2.6%
2階
69件
45.7%
N=151
□建設年代
・平成 4~13 年が 43.7%である。 H14 年以降
16件
10.6%
・昭和 56 年以前の住宅は 22 件で、
不明
2件
1.3%
S56 年以前
22件
14.6%
全体の 14.6%となっている。
S57~H3年
45件
29.8%
H4~13年
66件
43.7%
N=151
-1-
<構造タイプ、建設年代について>
・昭和 56 年以前は、木造アパート・文化住宅が、45.5%、戸建・長屋が 36.4%である。
・昭和 57 年以降は鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造と軽量鉄骨造がほぼ二分する。昭和 57
年~平成 3 年の物件では、鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造の方が多いものの、平成 4~
13 年では軽量鉄骨造の割合が大きい。
0%
20%
S56 年以前(N=22)
40%
60%
36.4%
S57~H3年(N=45)
H4~13年(N=66)
6.1%
H14 年以降(N=16)
12.5%
100%
13.6%
45.5%
4.5%
55.6%
37.8%
6.7%
80%
43.9%
47.0%
50.0%
37.5%
戸建・長屋
木造アパート・文化住宅
軽量鉄骨造のハイツ・マンション
鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造のマンション
□平均的間取り
不明
1件
0.7%
・ワンルーム・1K・1DK が 46.4%
である。
3K,3DK,
3LDK以上
46件
30.5%
・一方、3K・3DK、3LDK 以上の
ワンルーム,1K,1DK
70件
46.4%
物件も 30.5%を占めている。
2K,2DK,2LDK
34件
22.5%
N=151
<間取り別、建設年代について>
・昭和 56 年以前の物件は、2K以上のみである。昭和 57 年以降ワンルームが増加し、特に
平成 4~13 年では 63.6%になる。
・平成 14 年以降は、ワンルームが 56.3%をしめるものの、2K以上の割合が増加している。
0%
S56 年以前(N=22)
S57~H3年(N=45)
20%
40%
80%
54.5%
42.2%
H4~13年(N=66)
H14 年以降(N=16)
60%
45.5%
13.3%
63.6%
-2-
44.4%
16.7%
56.3%
ワンルーム、1K、1DK
100%
25.0%
2K,2DK、2LDK
19.7%
18.8%
3K,3DK、3LDK以上
<地区別、平均的間取別戸数について>
・対象物件は西部地域、東部地域に多い。ワンルームは西小路や小野原東に、2K等は間谷
東に、3K以上は小野原東で多く供給されている。
(戸)
500
西部
中部
東部
450
300
250
200
150
100
50
ワンルーム,1K,1DK
不明
6件
4.0%
25㎡未満
43件
28.5%
70 ㎡が 15.9%となっている。
55㎡以上
70㎡未満
24件
15.9%
40㎡以上
55㎡未満
22件
14.6%
□平均家賃
11万円以上
15件
9.9%
・5~7 万円が最も多く、31.1%であ
る。
次いで、
5 万円未満が 27.2%、
N=151
不明
2件
1.3%
9万円以上
11万円未満
9件
6.0%
7~9 万円が 24.5%となっている。
・全体の約 6 割が 7 万円未満の物件
である。
7万円以上
9万円未満
37件
24.5%
N=151
-3-
25㎡以上
40㎡未満
33件
21.9%
5万円未満
41件
27.2%
5万円以上
7万円未満
47件
31.1%
不明
小野原西
小野原
小野原東
粟生間谷東
粟生新家
粟生間谷西
いで、25~40 ㎡が 21.9%、55~
粟生間谷
・25 ㎡未満が 28.5%を占める。次
70㎡以上
23件
15.2%
粟生外院
□平均住戸面積
彩都粟生南
2K,2DK,2LDK
船場東
船場西
今宮
西宿
白島
坊島
西坊島
3K,3DK,3LDK以上
外院
稲
萱野
如意谷
牧落
箕面
西小路
半町
瀬川
新稲
桜
桜井
0
<平均家賃別、建設年代について>
・建設年が新しいほど家賃が高い住宅が多い。
・昭和 57~平成 3 年の物件では、7~9 万円未満が 4 割、平成 4~13 年の物件では、5~7 万
円の物件が 4 割を占める。これは住戸規模の影響と思われる。
0%
20%
S56 年以前(N=22)
36.4%
S57~H3年( N=45)
35.6%
H4~13年(N=66)
H14 年以降(N=16)
24.2%
6.3%
40%
60%
80%
31.8%
22.7%
13.3%
42.2%
40.9%
37.5%
6.3%
5万円未満
5万円以上7万円未満
9万円以上11万円未満
11万円以上
□戸数
41戸以上 51戸以上
3件
50戸以下
2.0%
3件
31戸以上
2.0%
40戸以下
4件
2.6%
・10 戸以下が 48.3%と最も多く、
次いで 11~20 戸が 33.1%であり、
全体の約 8 割が 20 戸以下の物件
21戸以上
30戸以下
16件
10.6%
である。
4.4%
6.1% 12.1%
31.3%
7万円以上9万円未満
不明
2件
1.3%
10 戸以下
73件
48.3%
11戸以上
20戸以下
50件
33.1%
N=151
-4-
9.1%
4.4%
15.2%
18.8%
100%
■管理形態について
不明
1件
0.7%
その他
2件
1.3%
・
「一括借上」もしくは「管理代行」
で管理会社に管理をまかせている
家主が
直接管理
45件
29.8%
物件が 68.2%を占める。
・家主が直接管理している物件は
管理会社等の
一括借上
13件
8.6%
29.8%である。
管理会社等の
管理代行
90件
59.6%
N=151
<管理形態別、間取りについて>
・ワンルーム及び 2K、2DK、2LDKは、管理会社による管理が 7 割を超えているが、3K
以上の物件では、それらの割合は 6 割程度となり、4 割弱は家主が直接管理している。
0%
ワンルーム、1K、1DK(N=70)
2K,2DK、2LDK(N=34)
3K,3DK、3LDK以上(N=46)
20%
8.6%
40%
62.9%
11.8%
61.8%
6.5%
管理会社等の一括借上
54.3%
管理会社等の管理代行
-5-
60%
80%
100%
27.1%
1.4%
26.5%
37.0%
家主が直接管理
2.2%
その他
■空家について
11戸以上
20戸以下
2件
6戸以上
1.3%
10戸以下
7件
4.6%
□空家数
・空家がない物件は 64 件で、全体
の 42.4%である。
不明
2件
1.3%
・空家の戸数が 1~5 戸は 50.3%を
占めている。6 戸以上空家がある
0戸
64件
42.4%
1戸以上
5戸以下
76件
50.3%
物件は全体の 5.9%である。 N=151
□空家率
50%以上
8件
5.3%
・空家のない物件は 42.4%である。
・空家率が 10~20%は 21.9%であり、
不明
2件
1.3%
20%以上
50%未満
24件
15.9%
次いで、20~50%が 15.9%、1~10%
が 13.2%である。
・また、空家率が 50%以上の物件は 8
0%
64件
42.4%
10%以上
20%未満
33件
21.9%
件である。
・今回のアンケートに回答したオーナ
ーが所有する物件を対象にした空家
N=151
率は平均で 10.6%*である。
1%以上
10%未満
20件
13.2%
*住調(H15)による空家率の推計値
借家数の推計:50,420(住宅総数(居住世帯あり))×45.1%(所有関係別、借家世帯の割合)≒22,700
空家率の推計:3,890(賃貸用空家数)/(22,700+3,890)≒14.6%
<建設年代別、空家率について>
・平成 14 年以降の物件は空家率が低い。
・昭和 56 年以前の物件も、比較すると、昭和 57~平成 13 年の物件より空家率が低い。
0%
20%
S56 年以前(N=22)
40%
54.5%
S57~H3年(N=45)
33.3%
H4~13年(N=66)
34.8%
H14 年以降(N=16)
60%
13.6%
13.3%
16.7%
80%
4.5% 9.1%
31.1%
24.2%
100%
18.2%
22.2%
16.7%
87.5%
なし
10%未満
-6-
10~20%
6.1%
12.5%
20~50%
50%以上
不明
<構造タイプ別、空家率について>
・空家率が 10%~50%の物件は軽量鉄骨造のハイツ・マンションが多く見られる。
・木造アパート・文化住宅では、空家が無いものが 47%であるが、50%以上が空家という
物件も 23.5%を占めており、二極化が見られる。
0%
20%
40%
戸建・長屋(N=12)
60%
80%
100%
8.3%
91.7%
木造アパート・文化住宅(N=17)
軽量鉄骨造のハイツ・マンション(N=57)
鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造のマンション(N=64)
なし
10%未満
10~20%
20~50%
1.6%
12.5%
21.9%
21.9%
42.2%
7.0%
22.8%
29.8%
8.8%
31.6%
23.5%
17.6%
5.9% 5.9%
47.1%
不明
50%以上
<空家率別、平均家賃について>
・家賃が安い物件で空家率が高い状況がみられる。
0%
20%
5万円未満(N=41)
40%
26.8%
5~7万円(N=47)
14.6%
36.2%
7~9万円(N=37)
80%
60%
19.5%
26.8%
17.0%
51.4%
12.8% 4.3%
21.6%
18.9%
77.8%
11万円以上(N=15)
11.1%
66.7%
なし
12.2%
29.8%
8.1%
9~11万円(N=9)
13.3%
10%未満
100%
10~20%
11.1%
20.0%
20~50%
50%以上
<間取り別、空家率について>
・間取りの小さな物件の方が空家率が高い。
0%
20%
ワンルーム、1K、1DK(N=70)
40%
32.9%
2K,2DK、2LDK(N=34)
15.7%
44.1%
3K,3DK、3LDK以上(N=46)
60%
27.1%
14.7%
56.5%
なし
10%未満
-7-
80%
14.7%
8.7%
10~20%
20~50%
100%
18.6%
11.8%
19.6%
4.3%
14.7%
15.2%
50%以上
不明
○戸建・長屋(N=12)
小野原西
不明
小野原東
小野原西
不明
小野原東
小野原西
不明
小野原
小野原東
小野原西
不明
小野原東
小野原
60.0%
東部
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
船場東
船場西
西宿
今宮
白島
坊島
外院
西坊島
稲
如意谷
萱野
箕面
牧落
半町
西小路
新稲
瀬川
桜
彩都粟生南
船場東
船場西
西宿
今宮
白島
坊島
外院
西坊島
稲
如意谷
萱野
箕面
牧落
半町
瀬川
西小路
新稲
桜
桜井
粟生間谷
粟生外院
粟生間谷
桜
桜井
新稲
瀬川
西小路
半町
牧落
箕面
如意谷
萱野
稲
西坊島
外院
白島
坊島
今宮
西宿
船場西
船場東
彩都粟生南
粟生外院
彩都粟生南
船場東
西宿
船場西
今宮
白島
坊島
外院
西坊島
稲
萱野
如意谷
箕面
牧落
半町
西小路
瀬川
新稲
桜井
桜
0.0%
中部
西部
50.0%
桜井
0.0%
彩都粟生南
粟生新家
○鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造のマンション(N=64)
粟生新家
10.0%
粟生新家
小野原
20.0%
粟生新家
30.0%
粟生間谷西
40.0%
粟生間谷東
東部
西部
50.0%
0.0%
中部
粟生間谷東
60.0%
粟生間谷東
○軽量鉄骨造のハイツ・マンション(N=57)
粟生間谷東
粟生間谷西
10.0%
粟生間谷西
20.0%
粟生間谷
30.0%
粟生間谷西
40.0%
粟生間谷
60.0%
粟生外院
○木造アパート・文化住宅(N=17)
粟生外院
小野原
東部
中部
西部
50.0%
-8-
0.0%
東部
中部
西部
50.0%
グラフ中、黒字で表現している町丁目名は物件が存在
するもの。グレー字は物件が存在しないことを表す。
<町丁目別、構造タイプ別、空家率>
60.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
<町丁目別、間取り別、空家率>
グラフ中、黒字で表現している町丁目名は物件が存在
するもの。グレー字は物件が存在しないことを表す。
○ワンルーム・1K・1DK(N=70)
60.0%
西部
中部
東部
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
小野原
小野原東
小野原西
不明
小野原
小野原東
小野原西
不明
小野原
小野原東
小野原西
不明
粟生間谷東
粟生新家
粟生間谷西
粟生間谷東
粟生間谷西
粟生間谷
粟生新家
粟生間谷
粟生間谷東
粟生間谷西
粟生外院
粟生新家
粟生間谷
粟生外院
彩都粟生南
粟生外院
船場東
船場西
西宿
坊島
今宮
白島
外院
西坊島
稲
萱野
如意谷
箕面
牧落
半町
西小路
瀬川
新稲
桜
桜井
0.0%
○2K・2DK・2LDK(N=34)
60.0%
西部
中部
東部
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
彩都粟生南
船場東
船場西
西宿
坊島
今宮
白島
外院
西坊島
稲
萱野
如意谷
箕面
牧落
半町
西小路
瀬川
新稲
桜
桜井
0.0%
○3K・3DK・3LDK 以上(N=46)
60.0%
西部
中部
東部
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
彩都粟生南
船場東
船場西
西宿
坊島
-9-
今宮
白島
西坊島
外院
稲
萱野
如意谷
箕面
牧落
半町
西小路
瀬川
新稲
桜
桜井
0.0%
■バリアフリーの状況について
□バリアフリー
0%
・バリアフリー設備のない住宅が
20%
エレベーター付
47.7%である
40%
26.5%
住戸内に手すり、又は手すり用の
下地がある
31.1%、またぎやすい高さの浴槽で
7.3%
なし
ある住宅が 26.5%である。
47.7%
不明
・エレベータ付住宅は 7.9%にとどまる。
100%
31.1%
またぎやすい高さの浴槽
以外の段差が解消されている住宅が
80%
7.9%
住戸内は、浴室以外に段差なし
・バリアフリー設備に関しては、浴室
60%
0.7%
N=151
<バリアフリー別、建設年代について>
・バリアフリー設備のない住宅は、平成 4~13 年には 54.5%であったが、平成 14 年以降
25.0%となっている。
・エレベーターは昭和 56 年以前の住宅には設けられていないが、平成 14 年以降の住宅で
は 3 割がエレベーター付きとなっている。
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
18.2%
S56年以前(N=22)
36.4%
18.2%
40.9%
2.2%
31.1%
26.7%
S57~H3年(N=45)
8.9%
48.9%
9.1%
33.3%
H4~13年(N=66)
24.2%
1.5%
54.5%
31.3%
43.8%
H14 年以降(N=16)
25.0%
12.5%
25.0%
エレベーター付
住戸内は、浴室以外に段差なし
またぎやすい高さの浴槽
住戸内に手すり、又は手すり用の下地がある
なし
なし
0.0%
20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%
<階数別、エレベーター設置率について>
・エレベーター設置について、階数
別にみると、6 階建以上は 100%
1階(N=4)
0.0%
2階(N=69)
0.0%
3階(N=40)
であるが、5 階建では 60.0%、4
5.0%
4階(N=27)
階建ては 14.8%、
3 階建では 5.0%
14.8%
5階(N=5)
である。
60.0%
6 階以上(N=3)
不明
-10-
100.0%
0.0%
■賃貸住宅経営の困っていること (回答のあったオーナー(N=87)が対象)
0%
・最も多いのは、家賃収入が上が
20%
40%
空家が多い
らないことであり 60.9%であ
家賃収入が上がらない
る。次いで、修繕費や事務経費
修繕費や事務経費がかさむ
がかさむが 49.4%、空家が多い
入居者からの苦情やトラブルが多い
49.4%
0.0%
2.3%
5.7%
特に困っていることはない
る、税金が高いなどの回答があ
20.7%
その他
った。
100%
60.9%
悩む事などが多く、心労がたえない
・なお、その他、家賃滞納者がい
80%
48.3%
事務・手続きがわずらわしい
が 48.3%である。
60%
8.0%
不明
1.1%
N=87
<間取り別、賃貸住宅経営の困っていることについて>
・家賃収入が上がらないことで困っているオーナーは、ワンルーム・1K・1DKと 3K以上で 6
割以上である。
0%
20%
40%
空家が多い
60%
悩む事などが多く、心労がたえない
40%
0.0%
1.9%
80%
51.5%
55.6%
0.0%
3.0%
6.1%
3.7%
18.9%
不明
60%
72.7%
0.0%
5.7%
1.9%
40%
51.5%
0.0%
3.8%
その他
20%
25.9%
50.9%
特に困っていることはない
80% 0%
60%
48.1%
62.3%
修繕費や事務経費がかさむ
事務・手続きがわずらわしい
20%
47.2%
家賃収入が上がらない
入居者からの苦情やトラブルが多い
80% 0%
9.1%
18.5%
15.2%
11.1%
0.0%
0.0%
ワンルーム・1K・1DK
2K・2DK・2LDK
3K・3DK・3LDK 以上
N=53
N=27
N=33
□困っていることに関する相談相手
0%
・宅建業者・管理会社に相談するも
20%
建設会社・ハウスメーカー等
のが最も多く、68.1%である。
法律事務所
公的機関の相談窓口
80%
100%
68.1%
1.4%
7.2%
0.0%
知人・友人・親戚
11.6%
特に相談相手はいない
13.0%
不明
60%
18.8%
宅建業者・管理会社
設計事務所
40%
8.7%
N=69
-11-
□困っていることに対する解決の方向性
0%
・専門家等に相談して解決したいが
40.6%、自分で対応策を考えたい
20%
40%
60%
専門家等に相談して解決したい
40.6%
自分で対応策を考えたい
39.1%
が 39.1%である。
特に、対応策を考えるつもりはない
80%
100%
4.3%
どうしたらよいか、わからない
11.6%
その他
2.9%
不明
13.0%
N=69
□空家を解消する対策について
0%
・約 9 割のオーナーが、家賃・共益
費・敷金などの値下げを行ったこ
家賃・共益費・敷金などの値下げを
行った
とがある。次いで、リフォームを
宣伝や募集方法をかえた
行ったことがあるオーナーが
リフォームを行った
47.6%である。
20%
60%
80%
100%
90.5%
26.2%
47.6%
特に、対策はとっていない
7.1%
その他
不明
40%
4.8%
0.0%
N=42
<間取り別、空家を解消する対策について>
・2K以上の物件では、6 割以上のオーナーがリフォームを実施している。
0%
20%
40%
60%
80% 100%
家賃・共益費・敷金などの値下げを
行った
40%
60%
80% 100% 0%
40%
60%
80% 100%
88.2%
30.8%
44.0%
12.0%
20%
92.3%
28.0%
リフォームを行った
その他
20%
88.0%
宣伝や募集方法をかえた
特に、対策はとっていない
0%
29.4%
69.2%
0.0%
4.0%
64.7%
5.9%
7.7%
5.9%
ワンルーム・1K・1DK
2K・2DK・2LDK
3K・3DK・3LDK 以上
N=25
N=13
N=17
-12-
■賃貸住宅の経営の継続について
・全体の 8 割が継続したいと考えて
止める
つもりだ
1 件
1.1%
いる。その一方で、経営を止めた
いが止められないと回答したオー
わからない
3件
3.4%
経営を止めたい
が、止められ
ない
12 件
13.8%
ナーが 13.8%である。
不明
1件
1.1%
継続する
つもりだ
70 件
80.5%
N=87
□経営を止めたいが、止められない理由
0%
・理由は大きく二つに分かれ、
「負債があるため」と「親等か
負債があるため
ら受け継いだ土地を手放せな
土地・建物を処分したかったが買い手が
みつからなかったため
い」である。
20%
40%
60%
80%
100%
75.0%
0.0%
親等から受け継いだ大事な土地を手放
せないため
50.0%
その他
0.0%
不明
0.0%
N=12
<間取り別、賃貸住宅の経営の継続について>
・2K以上の物件では、経営を止めたいが、止められないと回答しているオーナーが約 2 割を
占める。
0%
20%
40%
ワンルーム 、 1K、1DK(N=52)
2K,2DK、2LDK(N=26)
80%
100%
86.5%
73.1%
3K,3DK、3LDK以上(N=33)
継続するつもりだ
60%
78.8%
経営を止めたいが、止められない
-13-
9.6%
19.2%
7.7%
18.2%
止めるつもりだ
わからない
■入居拒否の状況について
・入居を断る理由にならないと回答しているオーナーが 4~6 割程度存在する。
・原則、入居を断っている世帯は、
「障害者世帯」と「外国人世帯」が約 15%である。
・入居を断ることが多い世帯は、
「所得の低い世帯」と「外国人世帯」である。その理由は、
所得の低い世帯では家賃滞納の可能性が高いこと、外国人世帯では言語や習慣、文化の違
いから日常のコミュニケーションがとれないといったことが挙げられている。
0%
所得の低い世帯
高齢者のみの世帯
10%
8.6%
5.7%
10.8%
障害者世帯
14.8%
小さな子供のいる世帯
12.5%
ひとり親世帯
外国人世帯
7.8%
20%
30%
40%
17.1%
4.6%
9.2%
3.3%
4.7%
4.4%
60%
44.3%
8.2%
80%
13.1%
56.3%
12.3%
13.1%
12.5%
9.4%
52.9%
100%
11.4%
7.8%
64.1%
13.2%
90%
12.3%
47.5%
6.3%
70%
12.9%
50.8%
3.1% 3.1%
14.7%
50%
12.5%
2.9%
11.8%
原則、入居を断っている
入居を断ることが多い
時々、入居を断ることがある
特に、入居を断る理由にならない
なし
その他
その他
N=87
□入居を断る理由と受け入れるための条件
・入居を断る理由として、家賃滞納の心配や火の取扱いが不安、障害者等の世話ができない
という理由が多い。また、住戸の規模や仕様が適していないという理由も見られる。
・受け入れる条件として、家賃債務保証制度の活用、又は信頼できる保証人であることなど
が条件として挙げられている。
入居を断る主な理由
・家賃滞納の心配
所得の
・近隣との関係
・建替時に立退等に応じてくれない可能性
低い世帯
がある
・家賃滞納の心配
高齢者の ・火の取り扱いが不安
みの世帯 ・バリアフリー仕様ではない
・入居対象者との生活パターンの違い
・障害者仕様ではない
障害者
・世話ができない
・近隣との関係
世帯
・火の取り扱いが不安
・部屋が狭い(ワンルームである)
小さな
子どものい ・騒音の問題
・退去時の傷みがひどい
る世帯
・家賃滞納の心配
ひとり親
・生活時間帯の問題
世帯
・言語、習慣、文化等の違いによる問題
外国人
・近隣トラブルを招く可能性が高い
世帯
-14-
受け入れの条件
・家賃債務保証制度の活用
・信用できる保証人
・会社を契約相手とする
・近隣に親族がいる
・家賃債務保証制度の活用
・近隣に親族がいる
・問題が生じた場合の特約事項を
付加
・大きな音をたてないこと
・1階への入居
・契約書に特約事項を付加
・原状回復
・信用できる保証人
・信用できる保証人
・家賃債務保証制度の活用
<間取り別、入居拒否の状況について>
○ワンルーム・1K・1DK(N=70)
0%
所得の低い世帯
10%
20%
11.4% 2.3%
高齢者のみの世帯
11.9%
障害者世帯
15.0%
小さな子供のいる世帯
50%
70%
80%
90%
11.4%
18.2%
9.5%
45.2%
9.5%
19.0%
2.5% 7.5%
2.4%
45.0%
10.0%
9.5%
45.2%
2.4%2.4%
14.0%
60%
43.2%
4.8%
11.9%
外国人世帯
40%
13.6%
19.0%
ひとり親世帯
30%
59.5%
11.6%
2.3%
100%
20.0%
4.8%
19.0%
4.8%
19.0%
55.8%
18.6%
原則、入居を断っている
入居を断ることが多い
時々、入居を断ることがある
特に、入居を断る理由にならない
なし
その他
○2K・2DK・2LDK(N=34)
0%
所得の低い世帯
10%
10.5%
高齢者のみの世帯
20%
40%
22.2%
5.9% 5.9%
ひとり親世帯
5.9% 5.9%
外国人世帯
60%
5.6%
70%
80%
90%
57.9%
11.1%
11.1%
37.5%
12.5%
76.5%
5.9%
11.8%
70.6%
27.8%
11.8%
16.7%
5.6%
100%
5.3%
50.0%
18.8%
31.3%
小さな子供のいる世帯
50%
21.1%
5.3%
障害者世帯
30%
50.0%
原則、入居を断っている
入居を断ることが多い
時々、入居を断ることがある
特に、入居を断る理由にならない
なし
その他
○3K・3DK・3LDK 以上(N=46)
0%
10%
所得の低い世帯 3.6%
20%
10.7%
30%
40%
21.4%
小さな子供のいる世帯
7.7%
3.8% 3.8%
7.7%
7.4% 3.7%
70%
80%
90%
17.9%
100%
3.6%
61.5%
19.2%
3.8%
61.5%
19.2%
3.8%
65.4%
7.7%
ひとり親世帯 3.8% 3.8%
外国人世帯
60%
42.9%
高齢者のみの世帯 3.8%3.8% 7.7%
障害者世帯
50%
15.4%
69.2%
25.9%
19.2%
51.9%
3.8%
3.8%
7.4% 3.7%
原則、入居を断っている
入居を断ることが多い
時々、入居を断ることがある
特に、入居を断る理由にならない
なし
その他
-15-
■住宅改造について(高齢者や障害者等の賃借人から住宅改造の申し出があった場合の対応)
・条件なしで承認するが 12.6%、条
件付きで承認するが 56.2%、原則
承認しないが 4.6%となっている。
その他
7件
8.0%
・条件付きの際の条件は現状回復と
いう回答が多い。
・その他、後の入居者も活用できる
ようにしっかりした改造を行う、
不明
16件
18.4%
原則として
承認しない
4件
4.6%
貸主が直接改善を実施するという
どうしても必要
な場合のみ、
承認する
15件
17.2%
回答も見られた。
条件なしで、
承認する
11件
12.6%
退去時の原状
回復を条件に、
基本的には
承認する
17件
19.5%
N=87
手すり設置など
の小改造に限
り、退去時の原
状回復を条件
に、承認する
17件
19.5%
□主な理由
回答
退去時の原状回復を条件に基本
的には承認する
小改造に限り、退去時の原状回復
を条件に、承認する
主な理由
・次の入居者への配慮
・個人での取り付けは雑になる
・次の入居者への配慮
・入居者の事情を理解する
・今後の借受人の受入れに対応出来る範囲
・高齢化社会の中、将来的には考えていく必要がある
どうしても必要な場合のみ、承認
する
・後の入居に影響を及ぼす
・住戸外(共用部分)にバリアが存在する
原則として承認しない
・退去後の対応に困る
-16-
■あんしん賃貸支援事業について
□制度の認知度
内容を
知っている
2件
2.3%
不明
9件
10.3%
・知らない割合が 72.4%である。
名前を聞いたこ
とがある
13件
14.9%
知らない
63件
72.4%
N=87
□制度に対する考え
・登録したい・詳しい内容を検討し
登録したい
5件
5.7%
不明
12件
13.8%
てみたいといった前向きな回答が
22.9%である
・あまり関心がないが 12.6%、わか
その他
10件
11.5%
らないが 39.1%であり、関心がな
い理由としては、管理会社と相談
詳しい内容を検
討してみたい
15件
17.2%
あまり
関心がない
11件
12.6%
わからない
34件
39.1%
して対応していくため、入居対象
者が異なるため、所有している建
物にはあてはまらないなどが挙げ
N=87
られている。
<空家率別、制度に対する考えについて>
・空家率が 10%を超えると、
“登録したい”や“詳しい内容を検討してみたい”という回答
が多い。
・空家率が 10%未満のオーナーは、“あまり関心がない”という割合が 26.7%と比較的多い。
0%
20%
なし(N=25) 4.0%
10%未満(N=15)
10~20%(N=21)
14.3%
80%
35.0%
5.0%
6.7% 6.7%
14.3%
35.0%
14.3%
10.0% 10.0%
50.0%
25.0%
25.0%
100%
20.0%
33.3%
38.1%
14.3% 4.8%
不明( N=2)
16.0%
26.7%
20.0%
6.7%
60%
44.0%
16.0%
20~50%(N=20) 5.0%
50%以上(N=4)
40%
50.0%
50.0%
登録したい
詳しい内容を検討してみたい
あまり関心がない
わからない
その他
不明
-17-
■建物修繕について
・長期修繕計画を立てて実施し
0%
20%
40%
60%
80%
100%
ている割合が 24.1%である。
長期修繕計画を立てて、実施している
24.1%
・一方、計画修繕は行っていな
い、建設会社・設計事務所等
一括借上をしている会社の計画に基づ
き実施している
に相談して適宜実施している
計画修繕は行っていない(修繕は、不具
合が起きた時のみに対応している)
が合わせて 73.6% となって
建設会社、設計事務所等に相談して、
適宜実施している
いる。
・また、その他、大規模修繕が
5.7%
32.2%
41.4%
現在は特に考えていないが、今後検討
したい
4.6%
その他
5.7%
必要な場合、解体するという
回答があった。
不明
2.3%
N=87
■賃貸住宅経営に関する制度などの情報提供の方法について
0%
・市の広報誌が 59.8%と最も多い。
・その他、家主に情報を提供して
資料郵送という回答があった。
20%
40%
市の広報紙(もみじだより)
25.3%
建設会社や宅建業者
24.1%
市役所
不明
100%
13.8%
8.0%
説明会やセミナー
その他
80%
59.8%
インターネット(市のホームページ)
コミュニティセンターなど身近な施設
60%
12.6%
1.1%
8.0%
N=87
■箕面市の住まい・まちづくり、賃貸住宅経営等への意見
・駐車場の付置義務台数の緩和
・入居者のあっせん等
・箕面の住まいまちづくりの良い所を PR して入居者増加を図ってほしい
・子育て日本一を目指す公約は大変心強い
・高齢者、障害者ばかりが住む住宅というのは非常に厳しいものがあると思う
・現在の地理的形状を残して(利用して)ゆったりとした農・住環境をつくってもらいたい。
・まちづくり、犯罪のない街なみ(明るい)にしてほしい
□回答者の属性
年
齢:50 歳以上 81.6%(50~59 歳 19.5%、60~69 歳 33.3%、70 歳以上 28.7%)
法 人 ・ 個 人 別:個人 74.7%、法人 24.1% 賃貸経営の年数:10 年以上 88.5%(うち 20 年以上が 44.8%) -18-
アンケートのまとめ
■調査対象であるオーナーの経営する物件(N=151)の概要について
・鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造と軽量鉄骨造のハイツ・マンションが全体の 8 割、建物の階
数は 2~4 階建てが 9 割、昭和 57 年以降の物件が 8 割を占める。
・間取りは、1 ルームが半数を占めているが、3K・3DK・3LDK 以上も 3 割を占める。また、昭
和 57 年以降にワンルームが増加し、H4~13 年では 63.6%を占める。
■管理について
・管理を「一括借上」や「管理代行」で管理会社に任せている物件が 7 割を占める。
■空家について
・空家のない物件が、全体の 42.4%を占める。
・空家率は、昭和 57~平成 13 年に建設された物件や、軽量鉄骨造のハイツ・マンション及び木
造アパート・文化住宅、ワンルームなどで高い割合を示す。
■賃貸住宅の経営について(回答のあったオーナー(N=87)が対象)
・困っていることは、家賃収入が上がらないことや空き家が多いことが挙げられる。特に空き家
を解消する対策を行ったことのある賃貸オーナーが 9 割に上る。
・経営を継続しようとするオーナーは 8 割を占める。その内、経営を止めたいが止められない理
由として“負債があること”と回答した方が 75.0%を占める。
■入居拒否の状況について
・入居拒否を行っている実態がみられる。原則、入居を断っている世帯として、「障害者世帯」
と「外国人世帯」が 15%程度。
「小さな子供のいる世帯」が 12.5%、
「高齢者のみの世帯」が
10.8%である。
・一方、世帯状況が入居を断る理由にはならないとするオーナーが 4~6 割程度を占める。
・断る理由は、家賃滞納の心配や火の取り扱い、近隣との関係などが挙げられる。
・受け入れる条件として、家賃債務保証制度の活用や信用できる保証人が求められている。
■住宅改造について
・住宅改造の申し出があった場合、条件なしで承認するオーナーが約 1 割、条件付きで承認する
オーナーが約 6 割程度である。
■あんしん賃貸支援事業について
・制度を知らないオーナーが 7 割を超えている。活用を前向きに検討したいオーナーが 2 割強。
■建物の計画修繕について
・長期修繕計画に基づき実施しているオーナーは 1/4。必要に応じて行っている割合は 7 割強。
■賃貸住宅経営などに関する情報提供について
・制度に関する情報は市の広報紙などで提供してほしいという回答が 6 割を占めている。
<アンケートから見える民間賃貸住宅に関する現況のまとめ>
○ワンルームが多いが、3K以上の規模の大きな物件も比較的流通している。
○小規模で、昭和 57~平成 13 年に建設され、軽量鉄骨造のハイツ・マンション等で空家が多い。
○高齢者や障害者等への入居拒否や改造拒否がみられる。
○家主のあんしん賃貸支援事業についての認知度は低い。
-19-