アニュアルレポート 2015 - ITIL - itSMF Japanオフィシャルサイト

アニュアルレポート
2015
2016 年 6 月
特定非営利活動法人 itSMF
Japan
目次
1) 2015 年度活動報告・・・・・・・
3
2) 2015 年度監査および決算・・ 22
3) 2016 年度活動計画・・・・・・・・ 33
はじめに
金融緩和による経済の好循環は一巡し、日本経済と企業は、その構造改革、少子化対
策、一億総活躍化等の社会のイノベーションを含めて、まったなしの状況です。
IT をとりまく環境は、デジタルエンタープライズ、バイモーダル、インダストリ 4.0、
IoT、FinTech などの言葉にあるように、インターネット、 IT、さらには Cognitive
Computing といった AI を利用した新たなサービスを創造し、社会、産業を活性化する
絶好の時期です。
お陰様で、IT サービスマネジメントは企業内で普及し、IT サービス事業部、事業部門
と名付ける企業が多数となりました。さらに、ITIL®の資格取得に加え、IT サービスマ
ネジメント人材の育成プログラムを社内システムに定着させる会社が増えてきました。
このような中で、従事される方の IT サービスマネジメントに関する能力向上施策は、
国際的な人材競争を考えると極めて重要です。
今後は、受け身の「IT サービス管理」ではなく、従来提供しているサービスに対する
マネジメントシステムの構築に加え、新たなサービス創造とそれに対する IT サービス
マネジメントシステム構築の知見をつくること、それを会員間で共有し、日本の IT サ
ービスマネジメントコミュニティへの貢献が重要であると考えています。
itSMF Japan の 2016 年度は、以下の点に注力しますので、皆様の絶大なるご協力をお
願いいたします。

各種セミナ、コンファレンスでのアンケート結果、会員アンケート 2016 の結果を
踏まえた改善施策の順次実行

itSMF Japan 独自の IT サービスマネジメント に関する情報(ITSM 実施例、アセ
スメント実施例、人材育成実施例)の整備

前述の新たな動きに呼応した分科会テーマの募集、その活性化、その内容の
White Paper 化

会報誌アワード募集の二期化による更なる優秀論文の発掘

従来の AXELOS、Van Haren 等の著作物の発信に加え、理事企業含めた White
Paper 提供

IT-CMF(IT Capability Maturity Framework)関連の IVI(Innovation Value Institute)か
らの情報発信および日本における IT 関連団体の各社情報の紹介

SNS や、Web セミナ、Web 会議などの利用拡大により、会員への情報発信力強
化
特定非営利活動法人 itSMF Japan
理事長 富田
ITIL® is a Registered Trade Mark of AXELOS Limited
1
修二
1) 2015 年度
活動報告
2
Ⅰ.会員状況
2015 年度は、12 の団体会員および 60 名の個人会員の新規加入があり、結果として
会員数は前年同期比 99%となり、ここ数年の減少傾向に歯止めがかかってきた状況で
す。新規会員加入促進のための活動として、理事による個別の団体会員勧誘活動の成果
や、コンファレンスとリンクした新規個人会員初年度半額キャンペーン、および昨年度
からの試験機関と連携した ITIL®ファンデーション資格者への新規個人会員初年度半額
キャンペーンも徐々にその効果が出てきたものと考えます。
1.会員動向(2016 年 3 月 31 日現在)
2015 年度末の会員状況は、会員口数 411 口、会員総数は 1,507 名となっています。
会員口数(増
入会口数
減)
団体会員(5 人口)
退会口数
179(-12)
12
24
団体会員(10 人口)
26(+4)
6
2
団体会員(20 人口)
8(0)
1
1
団体会員(30 人口)
1(0)
0
0
グローバル会員
2(0)
0
0
個人会員
182(-7)
60
67
学生会員
4(+1)
1
0
特別会員
9(0)
0
0
賛助会員(口数)
5(0)
0
0
※団体入会は口数変更を含む。グローバル会員は 2016 年 4 月 1 日より団体会員に移
行済。
<都道府県別>
都道府県名
会員数
都道府県名
会員数
北海道
10
愛知県
22
福島県
1
滋賀県
2
茨城県
3
京都府
3
埼玉県
17
大阪府
71
千葉県
22
兵庫県
25
東京都
1045
岡山県
6
神奈川県
252
広島県
5
山梨県
5
山口県
1
長野県
2
福岡県
5
静岡県
4
沖縄県
6
3
Ⅱ.事業化推進グループ
新規事業と他団体との連携
IT 組織としての、継続的な能力向上を実現することを目的にアイルランドの IVI
(Innovation Value Institute)が開発した、IT-CMF(IT Capability Maturity Framework)
の勉強会を発足するとともに以下のような活動を行いました。
1. IT-CMF 資料の日本語化
(1) IT-CMF 紹介資料
(2) IT-CMF 用語集
(3) IT-CMF
Green Book(仕掛中)
2. 第 12 回 itSMF Japan コンファレンス講演
 Bank of New York Mellon の事例を通じた IT サービスマネジメントと IT-CMF
の統合による継続的改善活動の紹介
官公庁アプローチ
官公庁へとして昨年度は以下のような働きかけを行い、IT サービスマネジメント
/ITIL®の認知に努めました。
1. 経済産業省産業構造審議会 商務流通情報分科会 情報経済小委員会 IT 人材 WG

IT サービスマネジメントの現状と人材について報告
2. 内閣官房内閣 CIO 室 CIO 統括補佐官勉強会開催

IT サービスマネジメント ITIL®の政府調達採用検討依頼
会員拡大
会員拡大策として昨年度は以下を実施いたしました。
1. 新規個人会員初年度会費半額キャンペーン実施(2015 年 9 月 24 日~12 月 11 日)
⇒17 名入会
2. ITIL®ファンデーション試験新規合格者向け新規個人会員初年度会費半額キャンペー
ン(2014 年度より継続)⇒9 名入会
3. アンケートによる入会勧誘⇒9 名入会希望(うち 2 名入会済)
4
出版活動
1. 新書籍の出版
英国 TSO 社が発行する ITIL®ファンデーション・ハンドブック 2011 年版シラバス
対応の販売を 2015 年 7 月に開始いたしました。
2. 書籍販売実績
英国 TSO 社と itSMF UK が発行する書籍を中心に販売を行いました。主な書籍の販
売実績は以下のとおりであり、全体としては昨年実績を上回りました。(括弧内は昨
年度)


ITIL® 2011 edition
サービスストラテジ
185 冊(180)
サービスデザイン
182 冊(183)
サービストランジション
185 冊(185)
サービスオペレーション
211 冊 (193)
継続的サービス改善
175 冊 (177)
ITIL® 2011 edition 補完書籍
ITIL®ファンデーション・ハンドブック
<2011 年版シラバス対応>
412 冊(----)
IT サービスマネジメント用語集 ITIL®
5
2011 edition
233 冊(227)
Ⅲ. 会員サービス推進グループ
コンファレンス活動
コンファレンス活動として、年1回広く IT サービスマネジメントを普及啓蒙する場
としての itSMF Japan コンファレンスおよび併設の EXPO の企画・実施を行っていま
す。
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO は、会場を御茶ノ水のソラシティカン
ファレンスセンターに移して、企画・実施を日経 BP イノベーション ICT 研究所との共
催により行いました。今回は一般のリピータ割引や一日割引を初めて導入いたしました。
講演は 2 日間でコンファレンス 38 セッション、EXPO 20 セッションを実施しました。
参加者数は、コンファレンスは昨年と比べやや減少、EXPO は横ばいとなりました。
1. 開催概要
 名称:
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO
 テーマ: デジタルビジネス時代を勝ち抜く IT サービスマネジメント
~今、求められる IT 戦略と現場力~
 開催日時: 2015 年 11 月 30 日(月)・12 月 1 日(火)
 会場:
ソラシティカンファレンスセンター(お茶ノ水)
 参加費:
 コンファレンス(有料講演)
会員:10,000 円[税込]、会員早期割引: 8,000 円[税込]
一般:24,000 円[税込]、一般早期割引:18,000 円[税込]
一般リピータ割引:19,000 円[税込]、一般リピータ早期割引:13,000 円
[税込]一般一日券割引:22,000 円[税込]、一般一日券早期割引:16,000
円[税込]
一般リピータ割引&一日券割引:17,000 円[税込]、
一般リピータ早期割引&一日券早期割引:11,000 円[税込]


EXPO(無料展示会・無料セミナ)
後援:
経済産業省、ITCA、ISACA 東京支部、IIBA 日本支部、IT 協会、
JISA、IPA、JEITA、ITGI Japan、JUAS、JIPDEC、JACB、PMI 日本支部
(順不同)

来場者数:938 名(コンファレンス)、324 名(EXPO) 計 1,262 名

スポンサ:
 プラチナスポンサ
2社
 ゴールドスポンサ
5社
 シルバープラススポンサ
2社
 シルバースポンサ
2社
 ブロンズプラススポンサ
1社
6
 ブロンズスポンサ
9社
計 21 社
セミナ活動
itSMF Japan セミナ活動では、国内市場における IT サービスマネジメントの普及促
進に向け有益な情報提供をすべくセミナの企画・運営を行っています。
2015 年度は、講演公募も実施し、以下の 5 回(東京 3 回、名古屋 1 回、分科会セミ
ナ 1 回)の会場セミナを行い、合計 443 名の参加がありました。
itSMF Japan 第 48 回セミナ(東京)
1.

日
時:
2015 年 6 月 26 日(金) 14:00-16:30

場
所:
ソラシティカンファレンスセンター(御茶ノ水) RoomC

参加者:

セミナトピック

講演タイトル・講師
119 名
サービスオペレーション
『ステークホルダとの協力関係がもたらす新たなビジネス価値』
産業技術大学院大学
戸沢
義夫氏
<公募講演>
『今注目の SIAM (Service Integration and Management) !
その必要性とマルチソーシング成功のためのサービスオペレーション実践事例』
シスコシステムズ合同会社 北山
『ITIL®は日本に根付いたか
唯史氏<公募講演>
~「IT サービスマネジメント実態調査」からの考察
~』
itSMF Japan 出版プロジェクト(富士通株式会社)
青木
Japan 講演>
2. itSMF Japan 第7回分科会セミナ

日
時:
2015 年 7 月 17 日(金) 18:00-20:30

場
所:
高輪区民センターホール

参加者:

発表分科会:プロセス・アクティビティ相関研究分科会

講演タイトル・講師
64 名
『ITIL® 2011 edition プロセス補完ガイドの作成ポイント』
NEC フィールディング株式会社 谷本 利恵氏
『サービストランジション事例解説』
株式会社 IIJ グローバルソリューションズ
『サービスデザイン事例解説①』
7
長岡 聡子氏
保壽氏
<itSMF
TIS 株式会社
坂田 晃一氏
『サービスデザイン事例解説②』
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社
松谷 実氏
3.itSMF Japan 第 49 回セミナ(東京)

日
時:2015 年 9 月 11 日(金) 13:45-16:50

場
所:ソラシティカンファレンスセンター(御茶ノ水)

参加者:89 名

セミナトピック

講演タイトル・講師
RoomC
サービスストラテジ
『マイナンバー制度の概要と企業に求められる対応』
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 若泉
和彦氏
『BABOK V3 で整理されたビジネス価値を生むための知識エリアとタスク』
IIBA 日本支部
理事(産業技術大学院大学)
『 IT サービスマネジメントの展望』
戸沢
義夫氏
<itSMF Japan 講演>
itSMF Japan 出版プロジェクト(日本アイ・ビー・エム・システムズ・エンジ
ニアリング株式会社)
岩村 郁雄氏
4.itSMF Japan 第 50 回セミナ(名古屋)

日
時:2015 年 10 月 16 日(金)13:30~16:50

場
所:TKP ガーデンシティ名古屋新幹線口

参加者:72 名

講演タイトル・講師
カンファレンスルーム 5A
『 IT サービス継続性マネジメント評価指標の開発と適用 』<ユーザ事例講演>
名古屋大学
山本 修一郎 氏
『 クラウド時代における今後の IT 部門の姿 』<itSMF Japan 講演>
itSMF Japan 出版プロジェクト(株式会社 野村総合研究所) 伊佐 元邦氏
『 IT サービスマネジメント資格から見る動向 』<スポンサ講演>
EXIN JAPAN
中川 悦子 氏
『 IT サービス・マネジメントの実践 』<ユーザ事例講演>
東京海上日動システムズ株式会社
小林 賢也 氏
5.itSMF Japan 第 52 回セミナ(東京)

日
時:2016 年 2 月 25 日(木) 14:00-17:00

場
所:ソラシティカンファレンスセンター(御茶ノ水)

参加者:101 名
8
RoomC

セミナトピック

講演タイトル・講師
ITSM を有効活用するための人材育成、組織改善
『未来をデザインする i コンピテンシ ディクショナリ
~IT サービスマネジメントにおける組織成長と人材育成~』<itSMF Japan 講
演>
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 奥村 有紀子氏
『ITサービスマネジメント人材の実践力強化に向けて
~サービスマネージャ育成への取り組み事例から~』<ユーザ事例講演>
SCSK株式会社 牧野
純也氏
『クラウド時代における今後の IT 部門の姿』<itSMF Japan 講演>
itSMFJapan 出版プロジェクト(株式会社 野村総合研究所)
伊佐
元邦氏
分科会活動
分科会活動の目的は、会員の皆様が日々直面する IT サービスマネジメントにおける
様々な課題や疑問、新技術の研究など ITIL®に関連したテーマを会員の皆様が選定し、
調査、研究を行い、その成果を会員の皆様へ情報発信することにより、IT サービスマネ
ジメントの普及・浸透に寄与することです。
2015 年度は、既存の分科会の運営に関する支援、コンファレンスにおける分科会活
動の成果発表の調整等を推進しました。
1. 活動分科会
 活動数:12 分科会(2014 年度から継続
新規設立
4 分科会)
8 分科会(内 3 分科会は活動終了)
※分科会活動詳細は下記の表通り
分科会名
活動開始
リスクマネジメント研究分科会
2013 年 4 月~
備考
2016 年 2 月
活動終了
サービスマネジメントにおける事前期待
2013 年 4 月~
研究分科会
2016 年 2 月
活動終了
プロセス・アクティビティ相関研究分科会 2013 年 4 月~
継続
ITSM 運営組織とソーシング管理研究分科
2013 年 4 月~
会
ITSM 導入 CSF 分科会
2013 年 4 月~
サービスカタログ分科会
2013 年 8 月~
2015 年 2 月
活動終了
DevOps 変更管理研究分科会
2014 年 3 月~
9
バリューコストマネジメント研究分科会
2014 年 3 月~
BiSL の IT ストラテジー分野への適用分科 2016 年 2 月~
新規
設立
会
新アセスメント分科会
2016 年 3 月~
次世代サービスマネージャ育成分科会
2016 年 3 月~
価値あるレポート分科会
2016 年 3 月~
2.分科会の活動推進・支援
 各分科会の座長/副座長との情報共有、課題解決のための座長会を開催
・第67回座長会
~ 第70回座長会開催
 分科会の広がりと価値向上に向けた施策の検討
・分科会の活動テーマならびに活動メンバーの広がりを図るべく、メンバー
主導の従来プロセスに加えて、担当理事主導による分科会設立要件の定義
・Web会議ツールの導入および利活用促進により、分科会会合に遠隔地から参加
しやすい環境を整備
・分科会間の横連携を強化のため、座長による第1回ネットワーキングを開催
3.分科会活動内容・成果の報告/講演
 第7回分科会セミナ(2015年7月17日)で、下記の分科会が活動成果を報告
・プロセス・アクティビティ相関研究分科会
 第12回itSMF Japanコンファレンス/EXPO(2015年11月30日~12月1日)で、下
記の分科会が活動成果を報告
・プロセス・アクティビティ相関研究分科会/バリューコストマネジメント研究
分科会/IT サービスマネジメント導入 CSF 研究分科会/DevOps 変更管理研究
分科会
 itSMF Japanホームページ(会員様向け)にて下記の分科会が最終研究成果を
White Paperとして報告
・サービスマネジメントにおける事前期待研究分科会(2016 年 2 月 4 日発行)
「サービスマネジメントにおける事前期待に関する一考察」
・リスクマネジメント研究分科会(2016 年 2 月 9 日発行)
「リスクマネジメントと RMO
~RMO の役割と活用例~」
会報誌活動
会員の皆様の交流促進と情報共有を目的にして、itSMF Japan 会報誌「Newsletter」
の企画・編集を行い、年間 4 号発行しています。また、広く投稿論文を募集し、特に優
れたものを毎年 itSMF Japan Newsletter Contribution Award として選考・表彰していま
10
す。
2015 年度下期より、Newsletter Contribution Award を年 2 回の表彰として、論文募
集の強化を行いました。
1. 会報誌を以下の通り発行しました。(2016 年 4 月号も発行済み)

2015 年
4 月号 (2015 年 4 月 10 日発行)

2015 年
7 月号 (2015 年 7 日 10 月発行)

2015 年 10 月号 (2015 年 10 月 9 日発行)

2015 年 コンファレンス特別号

2016 年
(コンファレンスにて 100 部配布)
1 月号 (2016 年 1 月 15 日発行)
2. 第 8 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award では、投稿 5 件が選考の対象とな
り、以下の皆様が受賞されました。
最優秀賞:伊藤 俊治氏
優秀賞
:杉谷 賢昭氏、
特別賞
:小澤 一友氏、武上 弥尋氏、小渕 淳二氏
3. 第 9 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award(第 1 半期)
優秀賞 :小澤 一友氏
<掲載記事一覧>
2015 年 4 月号
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO 開催告知
itSMF Japan コンファレンス担当
itSMFJapan 第 47 回セミナ報告
itSMF Japan セミナ担当
・アジャイル、ウォーターフォール、そしてアウトソーシング
-正しい選択のために
・自動化と自己解決-この課題に取り組んでいますか?
IT サービスマネジメント、資格試験から見る動向
serviceTALK 翻訳記事
EXIN JAPAN 中川 悦子
関西支部活動報告
itSMF Japan 関西支部
第 12 回通常総会のご案内
itSMF Japan 事務局
itSMF Japan 理事
三浦 剛志・須崎 弘一郎
新理事挨拶
『第 8 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award』募集
itSMF Japan 会報誌担当
2015 年 7 月号
新書籍紹介『ITIL®ファンデーション・ハンドブック 2011 年版シラ
バス対応 日本語書籍』
itSMF Japan 出版担当
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO 告知
itSMF Japan コンファレンス担
当
支部リーダーシップ会議(CLC:Chapter Leadership Conference)
itSMF Japan 出版担当
参加報告
会員寄稿
CIO が IT 組織に持つべき4つの要素
~プロセス+機能+能力+仕組み=IT 組織 2.0~
会員寄稿
事業関係管理への取組
小渕 淳二
伊藤 俊治
11
会員寄稿
Ops to Dev 実現に向けた現場力強化
~ITSM の強み発揮と Business Analysis の活用~
会員寄稿
ITIL®による顧客満足度向上の施策を探る
~狩野モデルの視点からの一考察~
会員寄稿
The DevOps に見る戦略ピラミッドと残念な ITIL®
[実際のところ OpsDev じゃないかと 2.0]
~ 現在目標は、我々の直上に侵攻…まあ、そうなるな ~
寄稿
itSMFJapan 第 48 回セミナ報告
・SIAM のツール戦略
・ITSM:事業にとっての価値とは?
新理事挨拶
武上 弥尋
杉谷 賢昭
小澤 一友
岡田 雄一郎
serviceTALK 翻訳記事
itSMF Japan 理事 福山 耕介
関西支部活動報告
itSMF Japan 関西支部
第 12 回通常総会報告
itSMF Japan 事務局
2015 年 10 月号
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO 最終案内
itSMF Japan コンファレンス担当
寄稿
吉田 泰光
itSMF Japan 第 49 回セミナ報告レポート
itSMF Japan 第 7 回分科会セミナ報告
プロセス・アクティビティ相関研
究分科会
・増大する ITSM の苦悩
・サービス・リーダシップの 7 つの問題の糸口を解く
serviceTALK 翻訳記事
新理事挨拶
itSMF Japan 理事 吉田 弘倫
関西支部活動報告
itSMF
itSMFJapan
Japan関西支部
理事 平川 歩
第 8 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award 受賞者発表
itSMF Japan 会報誌担当
第 9 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award 告知
itSMF Japan 会報誌担当
2016 年 1 月号
特定非営利活動法人 itSMF Japan
理事長 富田 修二
itSMF Japan 理事長 年頭のご挨拶
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO 開催報告
第 12 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO itSMF Japan 講演 翻
訳
「組織の能力向上がもたらすビジネス価値とサービスマネジメン
トが成功するカルチャ」
itSMF Japan コンファレンス担当
Matt Craig
itSMF UK コンファレンス 2015 参加レポート
第 8 回 itSMF Japan Newsletter
Contribution Award
最優秀賞 伊藤 俊治
会員寄稿
プロジェクト管理フレームワークとこれからの ITSM プログラムに
向けた誘引型 PM アプローチ
~カラスと書き物机はなぜ似てる?…ワンダーランドで PR2~
小澤 一友
第 50 回セミナ(名古屋)報告
itSMF Japan セミナ担当
•DevOps - ITIL®は終焉を迎えるのか?
•ダウンタイム:企業が影響を受けるまでにどれくらいかかるか?
ServiceTALK 翻訳記事
itSMF Japan 関西支部活動報告
新理事挨拶
itSMF Japan 関西支部
itSMF Japan 理事
楠原 弘・山田 真司
itSMF Japan 会報誌担当
itSMF Japan 会報誌担当
「第 8 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award」受賞式報告
「第 9 回 itSMF Japan Newsletter Contribution Award」募集
12
WEB 活動
WEB 活動では、itSMF Japan 公式サイトを運営し、各種情報発信、情報交流に関す
るインフラを提供しています。
2015 年度は特にコンファレンスやセミナ担当と連携し、イベントに直接参加できな
い会員に向けて WEB セミナの拡充に努めました。主な活動は以下のとおりです。
1. itSMF Japan WEB サイトの運用・保守と管理

トップページの更新、各種お知らせや活動報告の掲載、掲載情報の更新、ア
クセス/ダウンロード状況の集計等の実施

2015 年 8 月に WEB およびメールなどのサーバをクラウド環境に移行し、資
源容量の強化と費用の軽減を実現
項目
CPU
移行前
Xeon 2.33MHz(MP)を共有
メモリ
ディスク

移行後
1.6GHz 相当
750MB
2GB
20GB
115GB
サーバ環境、ネットワーク環境、WEB、メール、会員管理・分科会管理アプ
リケーションなどのセキュリティ強化を IPA のガイドライン等を参照して実
施

2016 年 1 月に SSL サーバ証明書をより安全性の高い SHA-2 対応のものに移
行し、同時に費用軽減を実現
2. 分科会担当との連携
 各分科会の活動報告と資料掲載、分科会募集時/終了時のページ作成
 新規分科会の活動用アカウント/メーリングリスト/共有フォルダ/掲示板の作
成、分科会入退会などに伴う保守
3. 各担当との連携

イベント、会報誌の担当と連携し、セミナ案内、セミナ講演資料、会報誌な
どを WEB に掲載
4. WEB セミナ
 セミナおよびコンファレンス/EXPO 講演の内容を会員サイトに WEB セミナ
として掲載(9 件)
13
試験・資格・認証活動
試験・資格・認証担当は、AXELOS 社、itSMF International、研修会社や試験機関、
および IT サービスマネジメントの国際標準 ISO/IEC 20000 による ITSMS 適合性認証
制度を運用している JIPDEC などと連携して、 ITサービスマネジメントの普及と会
員の利益に資する活動を行っています。
2015 年度は以下のような活動を行いました。
 EXIN JAPAN、日本クイントに協力いただき、セミナやコンファレンスにて
ITIL®の有資格者最新状況、ITSM 推進に必要な人材像ついて紹介しました。
 ISO/IEC 20000 を審議している合同専門委員会 ISO/IEC JTC 1/SC 40/WG 2
では、国際マネジメントシステム規格(MSS)共通要素への統合化に向けた検
討を行っています。第 12 回コンファレンス/EXPO にて、JIPDEC と連携して
その活用方法についての情報提供を行いました。また、4 月号には ISO/IEC
20000 シリーズの最新動向を掲載しました。
 2014 年度に JIPDEC と共同で実施した IT サービスマネジメントの実態調査
(2014 年 5 月 20 日~6 月 13 日)の結果を日経 ITpro の WEB サイト上のシリ
ーズ記事「IT 運用の王道、ITIL®は日本に根付いたか」を掲載しました。さら
に第 48 回セミナ(東京)および第 51 回セミナ(関西)を通じて報告しました。ま
た、WEB セミナにも掲載しました。
 JIPDEC と連携し、
「ITSMS とは」の記事をホームページに掲載しました。
関西支部活動
関西支部は、関西エリアにおける IT サービスマネジメントおよび itSMF Japan の普
及に向けた様々な活動をしています。
2015 年度は、イベント活動として 2 回のセミナを開催、参加者からは高い評価をい
ただきました。また、第 53 回セミナ終了後には、ネットワーキング(懇親会)を実施
しました。参加者からは、会員相互や itSMF Japan 関係者と情報交換、意見交換ができ
る場として高く評価いただき、会員のコミュニティ作りの場としてワーキンググループ
設置の提案を会員からいただきました。
1. イベント活動
(1) itSMF Japan
第 51 回セミナ(関西)
 日
時:2015 年 12 月 11 日(金) 14:30~16:30
 場
所:毎日インテシオ
大会議室 D
 参加者:44 名
14
 講演タイトル、講師
【会報誌アワード最優秀賞受賞講演】
『事業関係管理への取組
~ITIL®とサービスサイエンスの融合~』
株式会社ヒューボ 伊藤 俊治氏
【itSMF Japan 講演】
『ITIL®は日本に根付いたか
~IT サービスマネジメント実態調査からの考察~』
itSMF Japan 出版プロジェクト(富士通株式会社)
(2) itSMF Japan
青木 保壽氏
第 53 回セミナ(関西)、ネットワーキング
 日
時:2015 年 3 月 10 日(木) 14:30~18:00
 場
所:毎日インテシオ
大会議室 D(セミナ)
、E(ネットワーキング)
 参加者:41 名(セミナ)
、19 名(ネットワーキング)
 講演タイトル、講師
【ユーザ事例講演】
『重要性を増すサプライヤマネジメント』
itSMF Japan 理事
東京海上日動システムズ株式会社
平川 歩氏
【itSMF Japan 講演】
『サイバー攻撃の実態と実効性のあるセキュリティ対策の取組み』
NTT コミュニケーションズ株式会社
小山 覚氏
2. 会報誌寄稿
2015. 4 月号
関西セミナ報告、関西支部活動報告
2015. 7 月号
関西支部活動報告
2015.10 月号 関西支部活動報告
2016. 1 月号
関西セミナ報告、関西支部活動報告
15
Ⅳ. プロモーショングループ
国際プロモーション活動
IT サービスマネジメント関連の国際会議への出席、itSMF International/itSMF 他支部
との交流を通し、itSMF Japan と海外の IT サービスマネジメント関連組織・団体との
良好な関係を形成していきます。
2015 年度は、ITIL®の著作権を有する英 AXELOS 社と itSMF とのパートナリングに
関する議論を行いました。
さらに、IT Capability Maturity Framework (IT-CMF)をプロ
モートするアイルランドの IVI 社の IT–CMF, CIP の情報の会員への提供と、ITSM との
シナジに関する日本おける関連者との共同作業を進めました。
1. AXELOS 社とのパートナリングの検討
itSMF UK, US, Australia, Japan と AXELOS 社で協議を行いました。AXELOS
社と個別 Chapter との契約方式となり、itSMF Japan としては、理事会にて、こ
の条件を協議した結果、当面は、各 Chapter の動向を見ながら、パートナリング
契約による会員メリットを判断することになりました。
2. AXELOS 社の新たな制度の評価
(1) Professional Development Programme(PDP)として、プロフェッショナル
資格の取得ならびに、継続的な教育および職務能力の開発のための会員制度
を発表しました。(2015 年 9 月)
(2) ITIL® Practitioner の認定制度を開始しました。(2016 年 2 月)
(3) Cyber Resilience Best Practice の RESILIA の推進を開始し、その資格制度設
立や書籍の発行が行われました。
3. 国際会議への参加
 CLC(Chapter Leadership Conference):フランス国
パリ
(2015 年 6 月)
 PGG(主要 4 チャプターの英国、米国、豪州、日本間の会議):
電話会議
 AGM(itSMF International 年次総会):電話会議
4. IT サービスマネジメントと関連が深く、かつ、今後の IT 組織の成熟度と
ケーパビリティの向上に関連する IT-CMF をプロモートするアイルランド
在の IVI 社との交流

第 12 回 itSMF Japan コンファレンスに、IVI 社 社長の Martin Delaney
氏および Bank of New York Melon 社の Matt Craig 氏の講演の実施、IT サー
ビスマネジメント関連者との情報交換を実施しました。
16
国内プロモーション活動
国内プロモーションは、外部団体および企業との窓口となり、これらと密に連携する
ことにより有益な IT サービスマネジメントに関わる情報を広く発信、共有することで
相互利益を追求します。また、メディアに対する窓口として itSMF Japan の活動・成果
を発信しています。
2015 年度は、昨年から重点を置いてきた、会員の皆様の人的ネットワークの拡大に
向けた場の提供を継続して進めてきました。また、ソーシャルメディアの有効活用につ
いても、推進の効果が出てきました。加えて、White Paper については、アンケート等
の分析による需要調査に基づいた論文発掘を行うとともに、会報誌や分科会との連携に
より拡充してきました。
1. 人的ネットワーキングの場作り
セミナ参加者同士、あるいはセミナ参加者と理事がコミュニケーション出来る「ネ
ットワーキング」の場を以下のコンファレンス、セミナで設けました。今年度は、
要望の多かった関西でのネットワーキングを開催しました。19 名の方にご参加い
ただき、非常に活発な情報交換が行われ、参加者より好評をいただきました。
 第 12 回
itSMF Japan コンファレンス/EXPO(2015 年 11 月 30 日~12 月 1
日)
 第 53 回
セミナ(関西)
(2016 年 3 月 10 日)
2. White Paper の充実
White Paper の充実に向け、昨年来より会報誌投稿からの展開、ならびにユーザ団
体表彰論文の掲載、ならびに本年度よりクロージングする分科会の White Paper 化
を開始しました。
(1) 会報誌との連携
会報誌に寄稿いただいた論文から 2015 年度は 5 編を White Paper として公開し
ました。
 「ITIL® による顧客満足度向上の施策を探る~狩野モデルの視点からの一考
察~」
株式会社ヒルアビット
杉谷 賢昭 氏
 「The DevOps に見る戦略ピラミッドと残念な ITIL®[ 実際のところ OpsDev
じゃないかと 2.0] ~現在目標は、我々の直上に侵攻…まあ、そうなるな~」
株式会社シグマクシス
小澤 一友 氏
 「Ops to Dev 実現に向けた現場力強化~ ITSM の強み発揮と Business
Analysis の活用~」
日本アイ・ビー・エム株式会社 武上 弥尋 氏
17
 「CIO が IT 組織に持つべき 4 つの要素~プロセス+機能+能力+仕組み=
IT 組織 2.0 ~」
株式会社シグマクシス
小渕 淳二 氏
 「事業関係管理への取組」
株式会社 ヒューボ 伊藤 俊治 氏
(2) 需要精査に基づく提供コンテンツの拡充
セミナのアンケート集計結果等を元に提供コンテンツの需要分析を行い、ITIL®
Core に次いで要望が多かった IT トレンドや事例に関するコンテンツも White
Paper およびスポンサーWhite Paper として募り、公開しました。
「攻めのインシデント対応等によるシステム障害の撲滅」
東京海上日動システムズ株式会社
角田
仁氏
「なぜ DevOps は、いつまでも「わからない」と言われてしまうのか」
日本ヒューレット・パッカード株式会社
藤井 智弘氏
(3) 分科会 White Paper
「サービスマネジメントにおける事前期待に関する一考察」
サービスマネジメントにおける事前期待研究分科会
「リスクマネジメントと RMO~RMO の役割と活用例~」
リスクマネジメント研究分科会
3. ソーシャルネットワーク(Facebook 等)の有効利用
活動分野ごとに担当者を設定し、積極的な Facebook への投稿や投稿記事のシェ
アを行いました。投稿数の増加により、itSMF Japan の会員および itSMF Japan に
興味を持っている非会員へのセミナやコンファレンス情報の発信につながり、昨
年度が約 3,000 人のリーチ数を得たのに対し、今年度は約 7,500 人のリーチ数を
得ました。また、コンファレンスではtwitterでの広報について試行しまし
た。
4. 他団体との連携
従前通り、itSMF Japan の認知度向上に寄与すると思われる他団体のイベントに
ついて後援、協賛しました。
イベント
日程
連携団体
連携方法
ITC conference 2015
2015/10/30,31
IT コーディネータ協
後援
会
18
IAITAM コンファレンス
2015/09/11
IAITAM
講師派遣
IPA セミナ
2015/09/15
IPA
後援
ITGI Japan conference 2015
2015/11/12
ITGI
一般後援
ITIL® Manager/Expert の会
2015/12/22
EXIN Japan
協賛
広報活動
1. 記事掲載および取材対応によるメディアなどを活用した情報発信
 ITpro 連載寄稿:
「IT 運用の王道、ITIL®は日本に根付いたか」 5/11~15
 ITpro Active 記事対応:「IT の枠を超えたサービスマネジメントへ、業務改善
を先導するシステム部門:ITSM 最先端」 10/29
2. 広報資料の整備
 itSMF Japan パンフレットの大幅改訂(見開き4ページ)
 itSMF Japan ホームページの見直し
3. web 会員アンケート 2016 の実施(2016 年 2 月 8 日~15 日)
19
Ⅴ. 事務局業務
事務局では、会員管理、書籍販売管理を中心とした事務局業務を遂行するとともに、
itSMF Japan 全体の活動を円滑に推進するために、総会、理事会、ステアリングコミッ
ティの運営ならびに、コンファレンス・セミナの開催、会報誌の発行、ホームページの
管理、分科会の活動、会員拡大などへの支援を行いました。
1. 主な事務局運営業務

会員管理(会員の入退会、登録変更などへの対応)

問い合わせ対応(WEB および電話での会員、一般からの問い合わせへの対
応)

経理業務

外部発注・検収業務

書籍販売管理業務(書籍の受発注、発送、料金請求処理、在庫管理)

itSMF International/itSMF 各国支部/TSO/AXELOS を含む国内外の窓口
総会、理事会、ステアリングコミッティの運営
2.
(1)
第 12 回通常総会(2015 年 5 月 27 日)
(2)
理事会(2015 年度 9 回実施:場所はいずれも itSMF Japan 事務所)
第 108 回理事会 2015 年 4 月 16 日
第 109 回理事会
2015 年 5 月 14 日
第 110 回理事会 2015 年 6 月 24 日
第 111 回理事会
2015 年 9 月 3 日
第 112 回理事会 2015 年 10 月 9 日
第 113 回理事会
2015 年 11 月 10 日
第 114 回理事会 2015 年 12 月 9 日
第 115 回理事会
2016 年 2 月 3 日
第 116 回理事会 2016 年 3 月 4 日
ステアリングコミッティ(同 11 回実施)
(3)
今年度は、各セミナの企画・運営についての検討などに加えて、包括的に現状の
課題整理と今後のアクションについての検討を行いました。
*ステアリングコミッティは理事会で提起された課題を掘り下げ、実行に移したり、
現場での課題の解決のために検討し理事会に上申する場であり、メンバーは理事
から推薦の上理事会で承認される。(2015 年度末時点で 20 名在籍)
3.
セミナやコンファレンスの準備および実施サポート

セミナ会場手配、参加者対応、当日運営、など

コンファレンスにおける海外窓口対応、後援団体への講演依頼対応、出展
社窓口対応、会員への参加依頼メールの発送、当日運営支援
4.
内部監査への対応
20
など
上・下期2回の内部監査を受け、指摘事項に対して是正策の策定と実施を行いまし
た。
【2015 年度理事】
富田
修二
【理事長】
西野
弘
【副理事長・国際プロモーション SG・事業化推進・事務局】
小林
賢也
【副理事長・国内プロモーション SG・事業化推進】
平川
歩
【国内プロモーション・国内渉外】
中村
輝雄
【事業化推進 G・出版・国際プロモーション・コンファレンス】
畔田
秀信
【会員サービス推進 G・会報誌】
南
敏
【事業化推進・コンファレンス・セミナ】
𠮷田
弘倫
【セミナ】
北畠
茂
【国内プロモーション・関西・コンファレンス】
山田
真司
【関西】
竹本
享生
【分科会・事業化推進】
伊豆
則夫
【試験/資格・認証・WEB・事業化推進】
2015 年 10 月退任
楠原
弘
【試験/資格・認証・WEB・事業化推進】
2015 年 10 月就任
徳地
隆弘
【国内プロモーション・内部監査】
山賀
裕二
【国内プロモーション・事業化推進】
福山
浩介
【国内プロモーション】
加藤
寛二
【国内渉外】
伊藤
清
【国内プロモーション・コンテンツ】
マイク・アルフォード
2015 年 6 月就任
2015 年 6 月退任
2015 年 6 月就任
2015 年 10 月就任
2015 年 4 月退任
2015 年 4 月就任、2016 年 2 月退任
2016 年 2 月就任
【国内プロモーション・事業化推進】
須崎
弘一郎 【国内プロモーション・コンテンツ】
三浦
剛志
【国内プロモーション・広報】
小山
條二
【事務局長】
【2015 年度顧問】
豊田
2015 年 6 月退任
智洋
21
2015 年 6 月退任
2)2015 年度決算および監査
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
3) 2016 年度
32
活動計画
I.事業化推進グループ
2016 年度も、以下の3つの観点でのプロジェクトを継続して活動をしていきます。
新規事業と他団体との連携
IT サービスマネジメントと関連性が高く、IVI(Innovation Value Institute)が開発し
た新しいフレームワークである IT-CMF(IT Capability Maturity Framework)の紹介を
通じ、従来とは異なる側面から IT サービスマネジメントの普及を促進するとともに、
潜在会員の掘り起こしを行います。
 IT 組織としての、継続的な能力向上を実現することを目的に開発された IT-CMF
の分科会(IT 活用能力研究分科会)に参画し、IT サービスマネジメントと ITCMF の連携領域を研究し、ドキュメント整備に協力します。
 関心のある IT 企業およびこれに関する研究を行う大学(東工大、北陸先端大、
宮崎大)との交流を深めます。
官公庁アプローチ
(1) 経済産業省商務流通情報局への継続的な ITIL®への理解推進と政策反映活動
 セキュリティマネジメントにおける ITIL®活用モデル勉強会(IPA と検討)
(2) 内閣官房内閣 CIO 室 CIO 統括補佐官勉強会開催
 IT サービスマネジメント ITIL®の政府調達活用における保守運用コスト削減
についての勉強会
その他総務省行政管理局 IT 調達部門との勉強会も開催推進
会員拡大への施策検討
昨年からの各種施策に加え、会員アンケートあるいは実態調査からニーズを分析
して新たな施策を検討・実施します。新規会員の紹介インセンティブや長期継続会員
の優遇制度などを具体化します。
出版活動計画
欧米に比べて利用が進んでいない ITIL® 2011 edition の認知度を向上させるとともに、
その活用効果の理解を深めます。また、ITIL®と関わりの深い書籍の翻訳・出版の検討
ならびに実施を進めます。
(1) 出版計画

欧米で注目されている SIAM (Service Integration and Management)について
の書籍として、オランダ Van Haren 社が出版する、“SIAM:PRINCIPLES AND
33
PRACTICES FOR SERVICE INTEGRATION AND MANAGEMENT”の日本語化と
出版を実施します。
34
Ⅱ. 会員サービス推進グループ
コンファレンス活動計画
第 13 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO を以下のように企画、準備、実施しま
す。
今年は、コンファレンス講演内容の充実はもとより、展示会場や EXPO 講演プログラ
ムを見直し、広く参加者増を目指します。
1.
コンファレンス/EXPO 概要

名称:

テーマ:
第 13 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO
デジタルトランスフォーメーションを支えるITサービスマネジ
メント
~ 堅牢性と流動性の実現 ~

開催日時: 2016 年 11 月 29 日(火)~11 月 30 日(水)

会場:

参加費:

<2 日間>
ソラシティカンファレンスセンター(御茶ノ水)
itSMF Japan コンファレンス
会員:10,000 円[税込]
、会員早期割引: 8,000 円[税込]
一般:24,000 円[税込]、一般早期割引:18,000 円[税込]
一般リピータ割引:19,000 円[税込]、一般リピータ早期割引:13,000 円[税
込]一般一日券割引:22,000 円[税込]
、一般一日券早期割引:16,000 円[税
込]
一般リピータ割引&一日券割引:17,000 円[税込]、
一般リピータ早期割引&一日券早期割引:11,000 円[税込]

itSMF Japan EXPO(展示会・無料セミナ)

共催
日経 BP イノベーション ICT 研究所

後援
昨年の後援団体中心に依頼を予定しています。
(昨年後援:経済産業省、ITCA、ISACA 東京支部、IIBA 日本支部、IT 協会、
JISA、IPA、JEITA、ITGI Japan、JUAS、JIPDEC、JACB、PMI 日本支部)
(順
不同)

募集スポンサ(予定)
 プラチナスポンサ
2社
 ゴールドスポンサ
6社
 シルバープラススポンサ
 シルバースポンサ
4社
2社
 ブロンズプラススポンサ
 ブロンズスポンサ
2社
8社
計 24 社
35

目標来場者数 1,500 名
セミナ活動計画
本年度は、セミナ講演内容の充実に向けた以下のような施策を実施し、分科会セミナ
2 回、地域セミナ 2 回、東京セミナ 3 回を開催し、延べ 500 名の参加を予定していま
す。これまでどおり、各セミナより選択して、WEB セミナとして提供します。
1.
セミナ講演内容の充実
各セミナにテーマを設け、それにフォーカスした講演内容としていく
セミナ講演の会員公募により広く英知を発掘する
参加者の声を反映した、セミナ各講演の内容の多様化
・IT サービスマネジメント入門編など参加者を意識したセッション設定
・QA タイムの充実など、インタラクティブなセッションとなるような設定
分科会活動計画
本年も引き続き分科会活動を促進し、円滑に進めて行くための基盤整備、プロセス改
善を行っていきます。今年度より、itSMF Japan からの発案による分科会(情報セキュ
リティマネジメント分科会)も設立し、活動を推進してまいります。
1. 分科会活動の推進・支援
2. 活動分科会
 活動数:14 分科会(2015 年度から継続 9 分科会(内 5 分科会は活動終了見
込)
新規設立
5 分科会)
※分科会活動詳細は下記の表通り
分科会
活動開始
備考
プロセス・アクティビティ相関研究分科会
2013 年 4 月~
2016 年 5 月
終了
ITSM 運営組織とソーシング管理研究分科会
2013 年 4 月~
2016 年夏
終了見込み
継続
ITSM 導入 CSF 分科会
2013 年 4 月~
2016 年夏
終了見込み
バリューコストマネジメント研究分科会
2014 年 3 月~
2016 年夏
終了見込み
DevOps 変更管理研究分科会
36
2014 年 3 月~
2016 年冬
終了見込み
BiSL の IT ストラテジー分野への適用分科会
2016 年 2 月~
新アセスメント分科会
2016 年 3 月~
次世代サービスマネージャ育成分科会
2016 年 3 月~
価値あるレポート分科会
2016 年 3 月~
IT 活用能力研究分科会
2016 年 4 月~
ITSM における実践的な「ナレッジ管理プロセス」 2016 年 4 月~
研究分科会
新規
IT サービスマネジメントにおけるビジネスアナ 2016 年 5 月~
設立
リシス活用分科会
IoT におけるサービスマネジメント分科会
2016 年 5 月~
情報セキュリティマネジメント研究分科会
2016 年 5 月~
ITIL プラクティショナ実践分科会
2016 年 7 月~
3. 各分科会の成果物の会員への発表と公開
 分科会の研究成果については、第 13 回 itSMF Japan コンファレンス/EXPO
や、分科会セミナにて発表を予定しています。また、その発表内容は WEB
にて会員向けに広く公開します。
4. 座長会の活動継続
 座長会は、各分科会の活動情報共有の場として、各分科会の座長の参加を得
て、継続して活動します。また、分科会運営に関する諸案件の解決に向けて、
より円滑に分科会が運営できるように支援していきます。
5. 分科会の広がりと価値向上に向けた施策展開
 地方から発信される研究テーマに関する分科会設立により、分科会活動の発
展、拡大を図ります。
会報誌活動計画
2016 年度は以下の方針で、会報誌「Newsletter」を年 4 回(2016 年 4 月号(発行済
み)、同 7 月号、同 10 月号、2017 年 1 月号)および 11 月にコンファレンス特別号を
発行予定です。
また、会員への認知度向上のための施策を実施していきます。

会員の皆様だけでなく、会員以外からも広く投稿を募集し、現場からの役に
37
立つ情報を発信する

他団体へ働きかけ、IT サービスマネジメントだけでなく、関連する周辺領域
からの情報発信にも努める

コンファレンス/EXPO のテーマとの連動を図り、itSMF Japan として一貫性
のある紙面作りを行う

White Paper との連携を強化し、White Paper をコンスタントに発行できる
ようにする
また、itSMF Japan Newsletter Contribution Award は 2015 年度より、活性化のため
半期に分けて募集を行っています。2016 年度は第 9 回(第二期)
、第 10 回(第一半期、
第二半期)として対象論文を会員より募集し、優秀論文を表彰します。
WEB 活動計画
本年度は、会員・非会員が求めるコンテンツの拡充と、見やすく・わかりやすい WEB
サイトを構築することで、会員の満足度向上を図るとともに、新規会員増にも貢献して
いきます。
WEB サイトを活用した従来からの itSMF Japan 各種活動の情報掲載に加え、特に以
下の点に注力し、会員・非会員による当サイトへのアクセスを高めます。
 WEB サイトの見直しを行うことで、会員にメリットのある、必要なコンテン
ツに簡単にアクセスが可能なサイト作りを行います
 ITIL 入門者にも有用な情報(リンク集など)の提供に努めます
 各種セミナの撮影を行いセミナに参加できない会員にも WEB セミナとして
提供することで、地域や時間にとらわれない形式でのセミナ視聴機会を増や
します
 White Paper を提供することで国内外の itSMF の活動を報告していきます
試験・資格・認証活動計画
引き続き、AXELOS、itSMF International、試験機関、研修機関、認証関連団体など
と密な連携を行い、ITIL®を中心とした IT サービスマネジメントの普及と会員の利益に
資する活動を行います。

AXELOS、itSMF International、試験機関、研修機関と連携して、ITIL®関連の
試験・資格に関する、日本からのフィードバックおよび会員への最新情報の提
供を行います。

ISO/IEC 20000 および JIS Q 20000 など認証関係について、JIPDEC など関連
団体と連携して活動していきます。また、必要に応じて、その他のマネジメン
トシステム関連の国際・国内標準化動向などを調査し、情報提供を行います。
38
関西支部活動計画
今年度も継続して関西エリアにおける ITIL®および itSMF Japan の普及活動を実施
することを目的に、セミナ開催、各種イベントの支援、会員間コミュニケーションの活
性化等の活動を行います。
1. イベント活動

セミナ(関西セミナ)の開催

第 13 回コンファレンス/EXPO 支援活動

東京セミナ、他の地区でのセミナ等支援活動
2回
2. 会員間コミュニケーションの活性化

セミナ後のネットワーキングや、ワーキンググループ等のコミュニティ作りの
実施

新規分科会活動支援
3. 会報誌寄稿活動

各号にセミナ実施状況、ワーキンググループ活動状況等、関西支部活動に関す
る情報を寄稿
39
Ⅲ. プロモーショングループ
国際プロモーション活動計画
2015 年度の活動を踏まえ、引き続き AXELOS 社、itSMF 3 支部(US、UK、豪州)と
の交流、itSMF International との協業を行っていきます。
1. itSMF international 関連国際会議への参加
 AGM(Annual General Meeting):
電話会議
 CLC(Chapter Leadership Meeting):
2016 年 秋
 Working Group への参画
2.関連活動
 itSMF International および CLC を通じての AXELOS 社との交流
 itSMF UK および itSMF US との情報交換
コンテンツ拡充活動計画
2016 年度、コンテンツ拡充に向けて、以下のような活動を推進します。
1. White Paper の運営をベースにコンテンツを拡充
 ニーズ分析の実施 (White Paper のアクセス、コンファレンス・セミナの
アンケート等をもとにターゲットを見定めます)
 海外コンテンツの国内展開(itSMF UK、ItSMF US、AXELOS との連携)
 事例の開拓
 分科会活動の White Paper 化の推進
 IT トレンドや最新の動向をテーマとしたコンテンツの拡充
 インセンティブの創出(White Paper Award 創設の検討)
国内渉外活動計画
2016 年度も広く他団体との連携を通じて、itSMF Japan の活動の拡大、会員の拡
大を目指します。具体的には以下の活動を行います。
 他団体とのイベントでの相互後援によるシナジー追及
 他団体、各種ユーザ研究会との交流
(新たな連携先の開拓を含む)
 講演会、セミナへの相互講師派遣を通じた会員拡大プロモーション
40
広報活動計画
広報業務として今年度は特に Facebook のさらなる活用により、itSMF Japan の活
動・成果を発信し、IT サービスマネジメントの普及促進、および itSMF Japan の認知
向上を目ざします。
1. 記事掲載および取材対応によるメディアなどを活用した情報発信
 コンフ記事掲載のアプローチ・コーディネイト(ITpro special 連載)
2.
Facebook のさらなる活性化と有効活用
 有料広告機能の計画的な活用による効果的な情報発信
 グループ機能を利用した会員間の交流の促進
3. 広報資料の整備・活用
 itSMF Japan 紹介プレゼン資料(日・英)の整備
 WEB アンケートの活用による調査・分析
 メールマガジンによる情報発信の強化、等
41
Ⅳ. 事務局業務
事務局では 2016 年度も引き続き、会員管理、会員サポート、書籍販売管理を中心と
した事務局業務を確実に遂行するとともに、itSMF Japan 全体の活動を円滑に推進する
ために他の担当業務に対し、種々のサポートを行います。また、昨年度より進めてきて
いる、会員拡大への施策の実施および評価を行い、ならびに会員アンケート結果を受け
て、会員満足度に向けたフォローを強化していきます。特に、web, SNS に加えて、会
員へのメールマガジンによる、有益でタイムリーな情報発信を行います。
1. 主な事務局運営業務

会員管理(会員の入退会、登録変更などへの対応)

問い合わせ対応(WEB および電話での会員、一般からの問い合わせへの対
応)
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経理業務
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外部発注・検収業務
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書籍販売管理業務(書籍の受発注、発送、料金請求処理、在庫管理)
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itSMF International/itSMF 各国支部/TSO/AXELOS を含む国内外の窓口
(今期事務局員2名の交代を行います)
2. 総会、理事会、ステアリングコミッティの運営
3. セミナやコンファレンスの準備および実施サポート
4. 会員拡大施策の実施
5. 会員満足度向上施策の策定と実施
6. 内部監査への対応
上期・下期 2 回の内部監査を予定。
以上
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