スケジュールガイド IBM® Lotus® Notes® 用 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド 商標情報 Polycom®、三角形からなるロゴデザイン、ReadiManager®、SoundPoint®、SoundStation®、ViaVideo®、 VoiceStation®、お よ び Vortex は、Polycom, Inc. の 登 録 商 標 で す。ConveneTM、Global Management SystemTM、iPowerTM、MGCTM、People+ContentTM、People On ContentTM、Polycom Conference SuiteTM、 Polycom HD VoiceTM、Polycom PathNavigatorTM、Polycom VideoPlusTM、Polycom VoicePlusTM、PVXTM、 RASTM、ReadiConveneTM、RMX 2000TM、RSSTM、V2iUTM、VS4000TM、VSXTM、および VTXTM は、Polycom, Inc. の商標です。 これ以外の製品および法人名は他社の商標である場合があります。これらは公正使用の目的でのみ引用 し、権利の侵害を意図するものではありません。 特許情報 付随製品は、米国および諸外国の 1 つ以上の特許権によって保護されているか、Polycom, Inc による特許 申請中として保護されています。 3725-18011-005B - JA (10/2008) 4.0 © 2008 Polycom, Inc. All rights reserved. Polycom Inc. 1765 West 121st Avenue Westminster, CO 80234-2301 U.S.A. 本書のいかなる部分も、ポリコムジャパン株式会社の明示的な許可なしに、いかなる目的でも、電子的ま たは機械的などいかなる手段でも、複製または転送することを禁じます。法律の下においては、他の言語 への翻訳および他のフォーマットへの変換も複製と見なされます。Polycom 当事者間で、ポリコムジャパン株式会社は、この製品に含まれるソフトウェアに関するすべてのタイトル、 所有権、占有権を保有します。Polycom このソフトウェアは、アメリカの著作権および国際条約規定に よって保護されています。このため、このソフトウェアは、他の著作権がある物件 ( 例 : 本または録音物 ) と同様に取り扱う必要があります。 このマニュアルに含まれる情報の正確性を期すために、あらゆる努力を傾注しました。ポリコムジャパン 株式会社は印刷エラーまたは事務的エラーには一切責任を負いません。Polycom この文書中の情報は、予 告なしに変更することがあります。 ii Polycom, Inc. 目次 1 Polycom® Scheduling Plugin for IBM® Lotus® Notes® の設定 Scheduling Plugin for Lotus Notes のインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . 1–1 Lotus Notes スケジュール設定データベースの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . 1–2 ビデオ会議システムログオン設定の入力 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1–2 Scheduling Plugin バージョンの表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1–3 2 ビデオ会議のスケジュール設定 Lotus Notes スケジュール設定データベースを開く . . . . . . . . . . . . . . . . 2–1 ビデオ会議のスケジュール設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2–2 スケジュールされた会議の編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2–5 3 ビデオ会議への詳細会議設定の適用 詳細会議設定について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3–1 詳細会議設定の編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3–4 索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 索引 –1 Polycom, Inc. iii Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド iv Polycom, Inc. 1 Polycom® Scheduling Plugin for IBM® Lotus® Notes® の設定 この章では、Polycom ビデオ会議管理およびスケジュール設定システムに接 続する、Polycom® Scheduling Plugin for IBM® Lotus® Notes® のインストー ルと設定の方法を説明します。次の方法について説明します。 • 1-1 ページの「Scheduling Plugin for Lotus Notes のインストール」 • 1-2 ページの「Lotus Notes スケジュール設定データベースの作成」 • 1-2 ページの「ビデオ会議システムログオン設定の入力」 • 1-3 ページの「Scheduling Plugin バージョンの表示」 Scheduling Plugin for Lotus Notes のインストール Polycom Scheduling Plugin for Lotus Notes をインストールするには、次のも のが必要です。 • Microsoft Windows XP または Windows 200x • IBM Lotus Notes 7.x • インターネットブラウザ • Adobe® Flash® Player 9.x (www.adobe.com からダウンロードできます ) • ローカル Polycom ビデオ会議システム (CMA 5000 または ReadiManager SE200 サーバ ) の IP アドレス、およびそのシステムのユーザー名、パス ワード、ドメイン。これらの情報については、ビデオ会議システム管理 者に問い合わせてください。 Scheduling Plugin for Lotus Notes をインストールするには 1 Polycom, Inc. ブラウザを開き、[ アドレス ] フィールドにビデオ会議システムの IP アド レスを入力します。 1-1 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド 2 ビデオ会議システムのログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパス ワードを入力します。 3 必要に応じて別の言語またはドメインを選択します。 4 [ ログイン ] をクリックします。 5 ビデオ会議システムツールバーの [ ダウンロード ] をクリックします。 6 [Polycom Scheduling Plugin for IBM Lotus Notes] をクリックします。 7 選択した言語のインデックスディレクトリで、[SE200_mail7_en-US.ntf] ファイルをクリックします。 8 ローカルコンピュータの C:\Program Files\lotus\notes\data ディレ クトリにこのファイルを保存します。 9 [ ダウンロード ] 画面を閉じ、[ ログアウト ] をクリックします。 Lotus Notes スケジュール設定データベースの作成 [SE200 Mail (R7) en-US] テンプレートを使用して新しいデータベースをデザ インするか、既存データベースのデザインをテンプレートに置き換えること ができます。次の手順では、テンプレートを使用して新しいデータベースを デザインする方法を説明します。 Lotus Notes スケジュール設定データベースを作成するには 1 Lotus Notes を開きます。 2 [ ファイル ] > [ データベース ] > [ 新規 ] の順に選択します。 [ 新規データベース ] ダイアログボックスが表示されます。 3 新しい会議データベースのタイトルを入力します。 この名前が、Lotus Notes データベースファイルのファイル名になりま す。 4 [ テンプレート ] リストから、[SE200 Mail (R7) en-US] を選択します。 5 [OK] をクリックします。 Lotus Notes の [ メール - 受信ボックス ] が表示されます。 ビデオ会議システムログオン設定の入力 会議システム管理者は、ビデオ会議システムにおけるユーザー名、パスワー ドを設定します。ビデオ会議のスケジュールを設定するには、このログオン 設定を Lotus Notes プラグインに入力する必要があります。 1-2 Polycom, Inc. Polycom® Scheduling Plugin for IBM® Lotus® Notes® の設定 ビデオ会議システムのログオン設定を入力するには 1 Lotus Notess の [ メール - 受信ボックス ] で、[ メール ] > [ カレンダーに 切り替え ] の順に選択します。 Lotus Notes カレンダーが表示されます。 2 アクションバーで、[ ビデオ ] > [ 設定 ] の順にクリックします。 3 スケジュール設定プラグインをダウンロードする際に使用したユーザー 名、パスワード、サーバー IP アドレス、ドメインを入力します。 4 [ 保存 ] をクリックします。 メモ この設定は、いつでも表示することができます。アクションバーで、[ ビデオ ] > [ 設定 ] の順に選択します。 Scheduling Plugin バージョンの表示 Scheduling Plugin に よる 会議 ス ケジ ュー ルの 設定 に問 題が 生じ た 場合、 Scheduling Plugin のバージョンの確認が必要になることがあります。 Scheduling Plugin のバージョンを表示するには >> Lotus Notes のカレンダー から、[ ビデオ ] > [Polycom Scheduling Plugin バージョン情報 ] の順に選択します。 ダイアログボックスに、プラグインバージョン番号が表示されます。 Polycom, Inc. 1-3 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド 1-4 Polycom, Inc. 2 ビデオ会議のスケジュール設定 この章では、Polycom® Scheduling Plugin for IBM® Lotus® Notes® を使用し てビデオ会議のスケジュールを設定する方法を説明します。次のトピックが 含まれます。 • 2-1 ページの「Lotus Notes スケジュール設定データベースを開く」 • 2-2 ページの「ビデオ会議のスケジュール設定」 • 2-5 ページの「スケジュールされた会議の編集」 これらの手順に加えて、Polycom ビデオ会議管理およびスケジュール設定シ ステムでは、Lotus Notes 会議のすべてのオーナー操作 ( 再スケジュール、キャ ンセル、確認など ) を使用できます。手順の詳細については、Lotus Notes の オンラインヘルプを参照してください。 Lotus Notes スケジュール設定データベースを開く Lotus Notes スケジュール設定データベースを Lotus Notes カレンダーで開く には 1 Lotus Notes を開きます。 2 [ ファイル ] > [ データベース ] > [ 開く ] の順に選択します。 3 [ データベース ] リストから、1-2 ページの「Lotus Notes スケジュール設 定データベースの作成」で作成したデータベースを選択して [ 開く ] をク リックします。 Lotus Notes の [ メール - 受信ボックス ] が開き、アクションバーで [ ビ デオ ] メニューを使用できるようになります。 4 [ メール ] をクリックし、[ カレンダーに切り替え ] を選択します。 Lotus Notes カレンダーが開きます。 Polycom, Inc. 2-1 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド ビデオ会議のスケジュール設定 ビデオ会議のスケジュールを設定するには 1 Lotus Notes カレンダーを開きます 「Lotus ( Notes スケジュール設定デー タベースを開く」を参照 )。 2 [ 会議のスケジュール設定 ] をクリックします。 3 会議のタイプを選択します。 a [ 会議 ] をクリックします。 [ カレンダーのエントリタイプの変更 ] ダイアログボックスが表示さ れます。 b [ ビデオ会議 ] を選択します。 c [OK] をクリックします。 カレンダーエントリのタイプが指定に従って変更され、標準の Lotus Notes ス ケ ジ ュ ー ル 設 定 フ ォ ー ム に ビ デ オ 会 議 シ ス テ ム の ス ケ ジュール設定フォームが含まれます。 メモ Lotus Notes では、ユーザーは自動的にチェアパーソンとして割り当てられます。 この割り当てを変更することはできません。[ レクチャー ] または [ ビデオチェア パーソン ] フィールドを使用できない場合は、選択したテンプレートでこれらの機 能がサポートされていません。ビデオチェアパーソンの役割は、チェアパーソンと は異なります。 4 [ 件名 ] に会議名を入力し、開始および終了の日付と時刻を設定します。 5 会議を定期的にするには、次の操作を行います。 a [ 繰り返し ] をオンにして、[ 繰り返しのオプション ] ダイアログボッ クスで次のように設定します。 » 繰り返しの頻度 ([ 毎日 ]、[ 毎週 ]、[ 毎月の指定日付 ]、[ 毎月の指定 曜日 ]、[ 年ごと ]、または [ カスタム ]) » 繰り返し期間 : 開始日と、終了日または合計会議数 会議を開催する回数の最大数は 52 です。 b 6 [OK] をクリックします。 参加者を追加するには、[ 必須 ]、[ オプション ]、[FYI] の各フィールドに 名前を入力するか、アドレス帳アイコンをクリックし、[ アドレスの選択 ] ダイアログボックスを使用して名前 ( 会議室名を含む ) を選択します。 — [ 必須 ] (to)。ここに追加した相手には、応答オプション ( 同意、拒否、新 しい時間の提案など ) が含まれる会議への招待状が送信されます。 2-2 Polycom, Inc. ビデオ会議のスケジュール設定 — [ オプション ] (cc)。ここに追加した相手は必須の参加者ではありません が、必須の参加者と同じ応答オプションが含まれる会議への招待状が送 信されます。 — [FYI] (bcc)。ここに追加した相手は会議の通知を受け取りますが、招待状 は送信されません。相手は、オプションでカレンダーに会議を追加でき ます。名前は [ ビデオリソース ] フィールド ( ステップ 2-4 ページの「11」 を参照 ) には表示されません。通話情報を指定したり、編集したりするこ とはできません。他の参加者の招待状には、FYI に登録された人の名前は 表示されません。 参加者と会議室を追加すると、[ ビデオリソース ] リスト ( ステップ 11 を 参照 ) に表示されます。 Lotus Notes の会議と同じように、[ 場所 ] フィールドに、地域、会議室、 追加情報を指定します。 7 メモ • [場所] と [オンライン] 会議フィールドを使用するのは Lotus Notes だけです。 • 会議システムで会議室を指定するには、参加者と同じように [ アドレス帳 ] か ら会議室を選択します。 8 参加者が参加可能かどうかを確認するには、[ スケジューラ ] をクリック します。Lotus Notes が、参加者が参加可能かどうかを追跡します。 9 デバイスが使用可能かどうかを確認するには、[ 会議のリソース ] を表示 します。ビデオ会議システムは、デバイスが使用可能かどうかを追跡し ます。 10 参加者の都合とデバイスの空きに合わせて、会議の日付と時刻を調整し ます。 各参加者が必要なエンドポイントを持っていることを確認するには、 [ 通話情報 ] 列を確認します。必要に応じて [ 編集 ] を選択し、参加者 の状態に合わせて [通話情報] にある会議への参加方法を変更します。 a メモ Polycom, Inc. • 参加者が個別の参加と表示されている場合は、会議システム管理者に対して、 手動でその参加者のユーザーレコードにデバイスを関連付けるように依頼し ます。次にこの手順に戻り、参加者のデバイスを選択します。 • [ 個別 ] 参加者の通話情報を手動で指定することもできます。 » 音声エンドポイントの参加者に対して、[ 通話タイプ ] 設定に IP また は ISDN を設定します。 » ビデオエンドポイントの参加者に対して、[ ビットレート ] と [ ダイ ヤルオプション ] を設定します ( エンドポイントの接続速度は、会議 テンプレートで設定した速度を上限として変更できます )。 » [ 個別 ] の参加と表示される参加者に対しては、必要に応じて、メソッ ドを [ ダイヤルアウト ] に設定し、参加者の番号を入力します。 2-3 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド [OK] をクリックします。 b 11 [ 会議のリソース ] で、次の会議機能を設定します。 [ 音声のみ ] の会議の場合は、[ 会議タイプ ] を選択して変更します。 a [ デフォルトテンプレート ] を使用すると、デフォルトの音声テンプ レートに変更されます。 メモ [ 音声のみ ] の会議を作成する場合、会議は自動的に [ ダイヤルイン ] と識別され、 MCU が必要となります。 デフォルト以外のテンプレートを選択するには、[ デフォルトテンプ レート ] をクリックし、リストから別のテンプレートを選択します。 b メモ • 会議テンプレートは、ビデオ会議システムに保存された設定のコレクションで す。会議のスケジュールを行う場合、[ デフォルトテンプレート ] が選択され ます。システム管理者が他にもビデオ会議テンプレートを作成している場合 は、別のテンプレートを選択して、会議の形式を変更することもできます。 • より高度なスケジューラの役割や権限を持っている場合は、[ 会議の設定を編 集 ] ボタンが表示されます。高度なスケジューラ機能の詳細については、 「3-1 ページの「ビデオ会議への詳細会議設定の適用」」を参照してください。 12 参加者を追加した後、次に示す責任者の役割を割り当てることができます。 a 参加者にレクチャーの役割を割り当てるには、[ レクチャー ] フィー ルドでリストから参加者の名前を選択します。 b 参加者にビデオチェアパーソンの役割を割り当てるには、 [ビデオチェ アパーソン ] フィールドでリストから参加者の名前を選択します。 メモ • [ レクチャー] または [ ビデオチェアパーソン ] 機能を使用できない場合は、選 択したテンプレートでこれらの機能がサポートされていません。 • [ レクチャー ] に割り当てる参加者は、管理可能なビデオデバイスを持ってい る必要があります。 13 アクションバーで、Lotus Notes 会議と同じように送信と通知のオプショ ンを設定します。 14 アクションバーで、[ 招待状を保存して送信 ] をクリックします。 システムでスケジュール設定の問題に関する警告が表示される場合は、 ここで問題を解決します。よくある問題には、エンドポイント使用不可、 会議室使用不可、帯域の不足などがあります。 ビデオ会議システムは、帯域および他のビデオリソースを使用できるか どうかを検証して予約します。 2-4 Polycom, Inc. ビデオ会議のスケジュール設定 Lotus Notes はカレンダーに会議を追加し、チェアパーソンの [ 空き時間 ] スケジュールで指定した時刻を予定ありとマークします。その後、招待 状を各参加者に送信します。招待状には、参加者が使用するエンドポイ ントと、ダイヤルイン番号および PIN が記載されています。参加者が別 のビデオエンドポイントを使用する場合は、会議を設定したユーザーま たはビデオ会議システムのオペレータに連絡して会議の設定を変更する 必要があります。 スケジュールされた会議の編集 予定されているスケジュールされた会議を編集できます。アクティブな会議 や過去の会議は編集できません。 定期的な会議を編集すると、変更は予定されているすべての会議に適用され ますが、アクティブな会議と過去の会議には適用されません。 メモ 会議をスケジュールした後は、会議を編集し、別のテンプレートを選択しても、そ の会議の設定は変更されません。ビデオ会議システムでは、テンプレートは会議情 報の一部として保存されません。会議を作成したときに選択した設定のみ保存され ます。別のテンプレートを使用するには、会議を削除して、再作成する必要があり ます。 予定されている会議を編集するには 1 Lotus Notes カレンダーを開きます 「Lotus ( Notes スケジュール設定デー タベースを開く」を参照 )。 2 対象の会議をダブルクリックします。 [ カレンダー エントリ ビデオ会議 ] ウィンドウタイプが開き、標準の Lotus Notes スケジュール設定フォームにビデオ会議システムのスケ ジュール設定フォームが含まれます。 3 会議の作成でデフォルト以外のテンプレートを使用している場合は、そ のテンプレートを再度適用します。 4 会議の日付、参加者、会議室、またはその他の設定に必要な変更を加え ます。これらのタスクの実行に関する詳細については、 「2-2 ページの「ビ デオ会議のスケジュール設定」 」を参照してください。 5 [ 招待状を保存して送信 ] をクリックします。 ビデオ会議システムで、必要なリソースが変更されます。 Polycom, Inc. 2-5 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド 2-6 Polycom, Inc. 3 ビデオ会議への詳細会議設定の適用 この章では、ユーザーが高度なスケジューラ権限を持つ場合に可能な、ビデ オ会議テンプレート設定の編集方法について説明します。 詳細会議設定について 高度なスケジューラ権限を持つユーザーは、ここで説明するように特定のビ デオ会議テンプレート設定を上書きすることができます。ただし、テンプレー ト設定の上書きには、十分な注意が必要です。MCU タイプが混在する環境 ( 例 : MGC デバイスと RMX 2000 デバイスの両方を使用する場合 ) で、スケ ジュールする会議が RMX 2000 プラットフォーム上にある場合は、ここで指 定する設定の一部が RMX プロファイルにより上書きされることがあります。 表 3-1 を参照してください。 メモ • [ 会議リソース ] セクションに [ 会議の設定を編集 ] が表示されていない場合、 詳細設定にアクセスしていません。 • プロファイルは、MCU (MGC または RMX) にある詳細会議設定のコレクショ ンです。会議テンプレート設定を上書きできるのは、RMX プロファイルのみ です。会議テンプレート、プロファイル、ビデオ会議設定の詳細については、 会議システム管理者に問い合わせてください。 • 同じテンプレートでスケジュールされた 2 つの会議が異なる MCU タイプ上に ある場合は、設定と動作が異なることがあります。 表 3-1 詳細会議設定 設定 説明 会議パスワード このシステムは 4 桁の会議パスワードを割り当て、このパスワードを会議通知電子 メールのコンテンツ内の参加者に適用します。 このパスワードは、別の 4 桁の番号に変更できます。 Polycom, Inc. 3-1 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド 表 3-1 詳細会議設定 設定 説明 チェアパーソンの可否 ビデオチェアパーソンを選択して、そのユーザーのビデオエンドポイントから会議 を管理できます。ビデオチェアパーソンにはビデオエンドポイントが必要です。ま た、チェアパーソン会議では MCU が必要です。 メモ • 会議テンプレートの [ 会議にはチェアパーソンが必須 ] パラメータが有効に なっている場合は、[ チェアパーソンの可否 ] が自動的に選択され、変更する ことはできません。 • 会議が RMX2000 MCU でスケジュールされており、RMX プロファイルで [ 会議にはチェアパーソンが必須 ] が選択されているが、テンプレートでは選 択されてなく、その会議がチェアパーソンなしでスケジュールされている場 合は、すべてのユーザーが待合室で待機状態となり、会議に参加することは できません。 チェアパーソンパスワード [ チェアパーソンの可否 ] を選択した場合は、4 桁のパスワードを入力します。ビデ オチェアパーソンが管理を行うには、このパスワードをエンドポイントで入力する 必要があります。ビデオ会議システムにより、このパスワードを含む電子メールが 別途、ビデオチェアパーソンに送信されます。パスワードは、会議の通知電子メー ルには記載されません。 ダイヤルオプション 次の 3 つのオプションを使用できます。 • すべての会議の参加者にダイヤル情報と PIN コードが割り当てられる会議を 作成するには、[ ダイヤルイン ] 設定を使用します。この設定により、任意の 音声またはビデオエンドポイントでダイヤルインできるようになり、すべての 参加者が MCU 上の同じ会議に接続できるようになります。 • 会議ですべての参加者にダイヤル アウトするには、[ ダイヤルアウト ] 設定を 使用します。 • 参加者が両方のオプションを使用できるようにするには、[ ダイヤルイン + ダ イヤルアウト ] を選択します。 メモ 会議を [ ダイヤルイン ] から [ ダイヤルイン + ダイヤルアウト ] に変更すると、選 択したリソースは [ ダイヤルイン ] に設定されたままになります。これらは、手動 で変更する必要があります。 常時 MCU を使用する この設定では、MCU での会議を強制し、各ビデオエンドポイントが相互に直接接 続しないようにします。会議タイプが [ 音声のみ ] となっているか、[ チェアパー ソンの可否 ] が選択されている場合は、この設定が自動的に選択され、変更するこ とはできません。 ビデオ モード MCU を必要とする多地点会議用のエンドポイントのモニタでの、初期のスクリー ン レイアウトを指定します。次のオプションを使用できます。 3-2 • スイッチング。 発言者が変わるたびに画面が変わり、全員に現在の発言者 が表示されます。 • コンティニュアスプレゼンス。画面に複数のパネルが表示され、それぞれの画 面に異なる参加者が表示されます。会議の参加者全員を一度に表示できます。 一定の数のウィンドウを開いたまま、特定のレイアウトを選択できます。 • [ 自動レイアウト ] は、コンティニュアス プレゼンス レイアウトの一種で、参 加者の数によってパネル数と必要なポート数が決まります。 Polycom, Inc. ビデオ会議への詳細会議設定の適用 表 3-1 詳細会議設定 設定 説明 ビットレート 会議のエンドポイントの最大接続速度を指定します。より低速の接続速度を指定す る個々のエンドポイントは、その速度で接続します。より高速の接続速度を指定す るエンドポイントは、会議テンプレートで特定されている速度で接続します。 エンドポイントでサポートされている速度よりも速い速度を選択した場合、このエ ンドポイントの速度は遅くなります。ただし、会議では、エンドポイントに一致す るデフォルトの接続速度が使用されます。埋め込みの MCU のエンドポイントから 通話を発信する場合、動作はそのデバイスの機能により異なります。 ダイヤル速度がエンドポイントの H.320 サービスで定義されたチャネル数よりも 速い場合は警告が表示されます。続けるには、エンドポイントの ISDN 機能以下の ダイヤル速度に下げます。 会議で高品質なビデオを使用するには速度が重要です。速度が速いと広い帯域が必 要になるため、広帯域の会議をスケジュールすると、一度に使用できる会議数が制 限される可能性があります。 メモ 会議設定のビットレートより、RMX プロファイルのビットレートが優先されます。 People+Content 同じ帯域を使用して人物とコンテンツを表示する場合に、1 つのエンドポイントで データストリームとビデオストリームの 2 種類のデータを送信する機能を管理し ます。受信側のエンドポイントは、2 つのビデオストリームを個別に処理し、異な る画面に表示するか、ビデオ スイッチング モードで表示します。 選択したメソッドをサポートしていないエンドポイントでは、IP 経由でのビデオ 接続か、ISDN 経由での音声のみで接続します。 次の設定の中から選択します。 • なし。デュアル データ ストリームが不要な場合は、このオプションを選択し ます。 • People+Content。これにより、H.239 をサポートしているエンドポイントに 対する業界標準の H.239 デュアルストリーム、または H.239 機能を備えてい な い Polycom の古いエンドポイントに対する Polycom 独自の People+ Content デュアルストリームが有効になります。 • People and Content VO。これは Polycom 独自の技術で、PictureTel エンドポ イントで使用できます。旧型のエンドポイントには、このオプションを選択し ます。 • Visual Concert PC。Polycom ViewStation MP/512/SP/323 エンドポイントを 使用する場合は、このオプションを選択します。 • Visual Concert FX。Polycom ViewStation FX/EX and VS4000 エンドポイント を使用する場合は、このオプションを選択します。 • DuoVideo。この設定では IP と ISDN がサポートされており、Tandberg エン ドポイントで使用できます。Tandberg エンドポイントでは、会議の一方がビ デオ会議として設定され、もう一方がプレゼンテーション会議として設定され ます。 メモ MCU では、People + Content を使用する会議では少なくとも 192 K 以上の速度が 必要です。 Polycom, Inc. 3-3 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド 表 3-1 詳細会議設定 設定 説明 T.120 モード 多地点データ通信のプロトコルと仕様を選択します。 [T.120] メニューから、T.120 接続用の速度を選択します。会議に最適な組み合わせ を特定するには、IT 部門に問い合わせてください。T.120 モードを無効にするには、 [ なし ] を選択します。 T.120 を選択する場合、参加者のエンドポイントとソフトウェアによって、次のオ プションを使用できます。 • アプリケーション共有を開始。1 人の参加者だけがアプリケーションを所有し ている場合でも、2 人以上の参加者が同じドキュメントやアプリケーションで 作業できます。アプリケーション共有では、1 人の参加者がアプリケーション を起動すると、その他のすべてのコンピュータで同時にアプリケーションが実 行されます。 • ファイル転送。参加者が相互にファイルを送信できます。 • チャットまたはホワイトボード。 参加者は相互に文字を使用して通信できます。 これらすべてのモードで、参加者は相互に画像を表示したり、音声を聞くことがで きます。 メモ この設定は、MGC がホストである会議にのみ適用されます。 詳細会議設定の編集 スケジュールされた会議についてのみ、会議設定を編集できます。アクティ ブな会議の設定は編集できません。 会議の設定を編集するには、次の操作を行います。 3-4 1 会議を追加またはスケジュールされた会議を編集するには、[ 会議リソー ス ] タブで [ 会議の設定を編集 ] をクリックします。 2 必要に応じて会議の設定を編集します。編集できる設定は、選択したテ ンプレートにより異なります。 3 [OK] をクリックします。 Polycom, Inc. 索引 L Lotus Notes カレンダー 開く 2–1 M MCU 強制、使用方法 3–2 P People+Content 3–3 Polycom プラグイン ログオン設定 1–2 S Scheduling Plugin 確認、バージョン 1–3 Scheduling Plugin のバージョン 1–3 T T.120 3–4 お オプション ダイヤル 2–3 か 会議 スケジュール設定 2–2–2–5 設定、繰り返し 2–2 設定、詳細 3–1 設定、接続速度 3–3 パスワード 3–1 変更、情報 2–5 会議システムプラグイン インストール 1–1 会議システムプラグインのインストール 1–1 会議招待状の送信オプション 2–4 会議情報 件名 2–2 参加者 2–2 Polycom, Inc. 地域 2–3 リソース 2–3 会議に参加者を招待する 2–2 会議のスケジュール設定 2–2–2–5 会議のリソース 2–3 会議を行う地域 2–3 カレンダーを開く 2–1 き 強制、MCU 使用方法 3–2 け 件名、会議 2–2 し 詳細会議設定 3–1 チェアパーソン コントロール 3–2 常時 MCU 設定を使用する 3–2 招待状の送信オプション 2–4 す スイッチング ビデオモード 3–2 せ 接続速度、設定 3–3 設定 常時 MCU を使用する 3–2 ダイヤルオプション 3–2 通話タイプ 2–3 ビットレート 2–3 ログオン 1–2 設定、詳細会議設定 3–1 そ ソフトウェアバージョン 1–3 た 帯域 「接続速度」を参照 3–3 索引 – 1 Polycom IBM Lotus Notes 用スケジュール ガイド ダイヤル オプション 2–3 ダイヤルアウトオプション 3–2 ダイヤルアウト設定 設定 ダイヤルアウト 2–3 ダイヤルインオプション 3–2 ダイヤルオプション 指定、会議 3–2 多地点通話 設定 ビデオモード 3–2 ひ ビットレート設定 2–3 ビデオ スイッチング 3–2 チェアパーソン 2–4 ビデオ会議。「会議」を参照 ビデオモード 3–2 コンティニュアス プレゼンス 3–2 スイッチング 3–2 ち チェアパーソン 2–4 パスワード 3–2 チェアパーソン コントロール 3–2 へ 変更、会議 2–5 編集、会議 2–5 編集、詳細会議設定 3–4 つ 通話タイプ設定 2–3 て 定期的な会議 2–2 データストリーム ( ビデオ ) 3–3 は パスワード 会議 3–1 チェアパーソン 3–2 索引 – 2 ふ プラグイン。「会議システムプラグイン」を参照 も モード ビデオ 3–2 れ レクチャー 2–4 ろ ログオン設定 1–2 Polycom, Inc.
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