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テリーとファーディナンドの握手、プレミアリーグにより取りや
めに / CNN
Handshake between Terry and Ferdinand canceled by Premier
League / CNN
http://edition.cnn.com/2012/04/26/sport/football/football-terryferdinand-chelsea/index.html?hpt=hp_bn2
kineco 2012-06-12 11:25:22
(CNN)−−プレミアリーグは、日曜のチェルシーとクイーンズ・パーク・レンジャーズの対戦前
に、従来の試合前の握手をとりやめることを決定した。ジョン・テリーとアントン・ファーディ
ナンドを巻き込んでいる法的事件に依ってである。
10月にロフタス・ロードで行われた試合の最中、チェルシーのキャプテンであるテリーは、クイ
ーンズ・パーク・レンジャーズFCのディフェンダーであるファーディナンドに人種差別的発言を
あびせたとして告発されている。
2月の予備審問では、テリーの弁護士は無罪答弁を行い、裁判官はこの訴訟をUEFA欧州選手権
2012決勝の後の7月9日まで延期することを決定した。
この訴訟が延期されたのち、テリーはイングランドのキャプテンの地位をはく奪され、これは最
終的にファビオ・カペッロ英国監督の監督辞任という事態を引き起こすきっかけとなった。
しかし、チェルシーのスタンフォード・ブリッジスタジアムでこの二人の選手が向かい合うこと
になる前に、プレミアリーグは、法的な複雑さが込み入っていることを考慮して、試合前の通常
の習慣を取りやめることを決定した。
公式ウェブサイトでの声明によると、「プレミアリーグの、試合前の握手という習慣への立場は
首尾一貫したままである。全ての通常の状況において、その習慣は遵守されなければならない。
」
「しかし、ジョン・テリーとアントン・ファーディナンド間の潜在的で特有な法的状況に関して
、チェルシーとクイーンズ・パーク・レンジャーズFCとの話し合いの後、日曜の試合での握手の
習慣は中止するという決断がなされた。」
1月にFA杯で両チームが顔を合わせた時、イングランドサッカー協会は試合前の握手を”緊張を
より拡散させる”としてとりやめている
プレミアリーグ序盤において、リバプール所属ウルグアイ人ストライカーのルイス・スアレスが
マンチェスター・ユナイテッドのフランス人ディフェンダーであるパトリス・エヴラとの握手を
拒絶したときから、この握手という儀礼は大きな論争を引き起こしてきた。
この出来事は、前の試合においてスアレスがエブラに人種差別的発言を行ったとして、イングラ
ンドサッカー協会が8試合の出場停止を課した後に起こった。
マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は試合後、スアレスを”恥さら
し”と呼び、スアレスは後に謝罪し、所属クラブもまた謝罪した。
テリーは依然としてチェルシーの主将であり、火曜日にバルセロナを敗退させUEFAチャンピオ
ンズリーグ決勝に進んだチームの一員であったが、ボールに絡まない事件によって退場となり、
5月19日のバイエルン・ミュンヘンとの決勝戦をのがすことになった。
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