四谷でブルース

“四谷でブルース”
ジャズの源流の一つであるブルースを視覚と聴覚でたっぷり味う、
写真展&ライブ&トークイベント
Full Open 11月13日(日)~19日(土)
@ 四谷 綜合喫茶 茶会記
<BLUES>
アメリカの黒人の間で古く奴隷解放以前から歌われていたが、19世紀末から20世紀の初めにかけてギ
ターを弾きながら歌うブルース歌手が多数登場し、全米各地へ普及させた。彼らの心の苦悩・悲しみ・
喜び、そして幸せな思い出を歌ったものが多い。4小節ずつ3部に分かれた12小節の中庸の速さの4ビ
ートで歌う(奏でる)
。
特に、ブルーノート(音階において弟3、第7音目が半音下げられたもの)が用いられるのが特徴で、
後のジャズに好んで取り入れられ、アメリカから世界中に広まった。
[写真展示]
15時~23時終日(お店の開店時間)
写真家・長濱治の大変貴重な写真展示。
長濱氏は、子供の頃の環境からアメリカに興味を抱き、ブルースに魅かれそれ以来ず~とアメリカの持
っている創造力とエネルギー、そのひとつの結果としてブルースに心動かされ続けている。
子供の頃見たジープに乗ったアメリカ黒人兵がかっこ良かったーーーそして小学生の頃からラジオF
EN(米軍極東向放送)を聴く。
1950年代、プレスリー・ブームの頃はジーン・ビンセン
トやチャック・ベリーのほうを好く聴いた。後にビート
ルスが大ブレイクした際も、よりブルースに影響を受け
ているであろうローリング・ストーンを聴いた。
1988年、47歳のときにアトランタからニューオリンズ
そしてシカゴとブルースを求める旅をしながらシャッ
ターを切る。4年間に10回も取材に行った。この内一度
は小説家、北方謙三も同行し、1991年に「魂の十字路」
(ケイブン社)を共著。1992年に「MY BLUES ROAD」
(マガジンハウス社)を出版する。
※ 展示写真の希望者には 20,000円(額縁付 25,000円)
で販売致します。
(撮影:長濱 治氏「ブルースマン」ミシシッピー)
◎ 展示以外のスナップ約160点をDVD映像で投影。
[トーク&ライブ] ※ご予約などのご相談は、主催かお店に連絡まで。
13日(日)1400~1800/長濱治VS末松康生&森園勝敏 トーク&ライブ(2000円、1ドリンク付)
14日(月)1900~2200/宇崎竜童VS長濱治 トーク&ライブ(2000円、1ドリンク付)
15日(火)1900~2200/築 秋雄(チクアキオ)ライブ(1500円、1ドリンク付)
16日(水)1900~2200/菅野義孝VS青木文尚(フミタカ)トーク&ライブ(1500円、1ドリンク付)
17日(木)1900~2200/岡本希輔+ノブナガケン ※茶会記 presents mainly
18日(金)1930~2130/『Lightning In A Bottle』マーティン・スコセッシ監督・2004年作品
(1500円、1ドリンク付)
19日(土)1400~1700/村井康司(音楽評論家)トーク:ジャズとブルースの接点について語る
(1500円、1ドリンク付)
※ イベント時以外はルースター・ブルース・レコード及び持込みレコード、CD、DVD等を視聴。
※ 上記時間で確定ですが、念のため、めぐろJAZZ研のホームページもしくは茶会記にお問い合わせ
いただけるとありがたいです。
© 2011 Meguro Jazz Ken All Rights Reserved.
【出演者プロフィール】
○森園勝敏
伝説のグループ「四人囃子」のギタリスト&リードボーカル。1974年にファーストアルバムを発
表、1976年「四人囃子」脱退。1978年「プリズム」に参加・・・・・・
その後ソロ活動に転じ、名盤をのこしている他、多数のアーチストとコラボレーション。
○末松康生
”ブルースというメシを喰らうと恋という糞がでる、そして困ったことにその恋を喰らうとブルー
スという糞が出てくる”
コピーライター兼「四人囃子」の作詞家を経て、ブルースシンガー・ハモニカ奏者に転身
そして、いま度々逸とブルースの融合を目指している。
○宇崎竜童
明治大学ジャズクラブ時代よりトランペットやギターで脚光を浴びる。
「ダウンタウン・ブギウギ・バンド」を結成、独特なブルース・ビーバップ・ロックで数々のヒッ
ト曲を生んだ。日本を代表する人気歌手に数多くの楽曲を提供、作曲家、プロデューサー、映画音
楽監督、俳優と多彩な活躍を続け常に日本の音楽シーンの中心的存在。
○築秋雄
カントリーブルースやロックを歌う、奄美大島出身のイケ面シンガーソングライター
最近、震災復興支援アルバム、立ち上がれ・・・日本の兄弟たち・・・・。
「ロスト・ジェネレーション」を発表、国内ツアーを交え精力的にライブ活動中。
○菅野義孝
若手プロギタリストNo1の腕前、ブルース・スイング・モダン…人気イケメンプレーヤー。
○青木文尚
おやじギタリスト、社会人ビックバンド『Mandy Night Jazz Orchestra』のコンサートマスター
これまで川崎市、多摩市、立川市、小平市、東芝等社会人ビックバンドへ多数参加その腕前は定評
があり、今回は大いにブルースを語り奏でる。
○村井康司
音楽評論家、編集者。1958年北海道函館市生。著『ジャズの明日へ』
(河出書房新社)
『ジャズ喫
茶に花束を』(同)
。監修・共著『マイルス・デイヴィス・ディスク・ガイド』
(ミュージックマガ
ジン社)他多数。
「ジャズ ジャパン」
「CDジャーナル」
「レコード・コレクターズ」などに執筆。
[会場]
四谷3丁目、「綜合喫茶 茶会記」
ジャズファンの間では知る人ぞ知る音響の優れた隠れ家。東京メトロ「四谷三丁目」駅
徒歩3分
電話:03(3351)7904
<料金>
[トーク&ライブ]のみチャージ 1,500~2,000円(1ドリンク付)。飲物通常の喫茶料金。
ライブまでの間は自由に作品をご覧いただけます。おいしい珈琲でも飲みながらの観賞はいかがでしょ
うか。
<主催>
めぐろJAZZ研
代表幹事・平岡淳一郎 携帯 090-2251-4152
e-mail: [email protected]
HP: https://sites.google.com/site/megurojazzken/
© 2011 Meguro Jazz Ken All Rights Reserved.