お客様の情報システムに関わる課題を解決するシステム開発と運用・保守業務を推進 IBM China Global Delivery Center (IBM China GDC) 世界標準の方法論や高度なスキルとテクノロジーで、 グローバルのベストプラクティスをご提供します。 昨今、IT関連予算も厳しく抑制されている日本企業にとって“オフショア開発”の意義はますます高まってい ます。これに対してIBMでは、世界中のどの地域のお客様にも、高レベルで均質な付加価値をご提供する サービス、Globally Integrated Capabilities( GIC) を展開しています。そして、世界各地で展開して いるこのGIC業務の中核として、日本のお客様にローコストで高品質のITサービスをお届けしているのが IBM China Global Delivery Center(以下、IBM China GDC) です。 IBM China GDC活用の3つのメリット コスト削減を実現します 日本で業務を実施する場合と比べて、労務費や設備費がより安くできることはもちろん、複数社に依頼していた作業を 集約化することにより、 お客様業務のコスト削減に貢献します。中国側で分担できる作業内容も増えており、長期的に お客様の業務をお任せいただくことで、 さらなるコスト削減効果がご期待いただけます。 グローバル標準を活用して高品質のバリューをお届けします 日本IBMはGlobal Delivery( GD)の活用を戦略的施策として位置づけており、Globalに蓄積されているベストプラク ティスを活用しながら、 ガバナンスの利いた体制を構築しています。IBM China GDCは、 グローバル標準を活用しながら、 日本のお客様にIBMの「世界標準の方法論」 を取り入れられやすい形でご提供するお手伝いをします。 優秀でスキルフルな人材を柔軟に確保できます 国内では確保しにくくなったIT要員を、 中国ではスピーディーに柔軟に集めることが可能です。単に人件費の安い要員を 集めるのではなく、 スキルの高い要員をご提供できるよう、IBMは採用や教育にも力を入れ、市場の要望に合わせたスキル フルな要員を育成し確保しています。 グローバルのリソースを活用し発展を続ける Globally Integrated Capabilities(GIC) ■ オフショアからGICへ 世界のどこのお客様にも、高レベルで均質な付加価値のご提供をめざすのが IBMでは、海外のリソースを活用してシステム開発業務などを行う、いわゆる 第3世代のGlobally Integrated Delivery (GID) です。 “オフショア開発”を2000年頃から手がけはじめ、中国などの拠点に設計の その後、各業界・技術に特化したグローバルの専門家を集めたCenter of 一部やコーディング、単体テストなどの委託を開始しました。これが第1世代の Competency(CoC)を世界各国に立ち上げ、GDCも含めたIBM全体の 考え方で、現在もオフショア開発方式として主流を占めています。 ケーパビィリティ・ネットワークを活用しながら、お客様により付加価値の この第1世代の活動を発展させ、Global Delivery Center( GDC) と呼ば 高いサービスのご提供を実現したのが、第4世代のGlobally Integrated れる本格的なグローバル開発拠点をインドや中国などに立ち上げ、 インダスト Capabilities(GIC) です。 リー・スキルの集中化を目的に、 インダストリー別の拠点集中化を始めたのが、 2 0 1 1 年には、G I Cを実 現するための 基 盤として、IB M 全 体 の ナレッジ 第2世代のGlobal Deliveryの考え方です。 やオペレーションを集約することを目的としたService Integration Hub そして、世界中に展開している各GDCが独自の技術力や言語力、アセットや (SIH)が設立され、IBM全体で統合された、 ソリューションの検討やグロー ナレッジを蓄積することで特色を強め、各拠点の強みを自在に組み合わせて、 バル・リソースの管理など最適化されたプロセスの実現を目指しています。 第1世代 第2世代 第3世代 第4世代 第5世代 2000年∼2006年 2007年∼2008年 2008年∼ 2009年∼ 2011年∼ オフショア Global Delivery 低コストなリソース 多様化 + 低コストなリソース Globally Integrated Delivery(GID) Globally Integrated Capabilities(GIC) Globally Optimized Services 統合されたデリバリー・ネットワーク + コスト競争力 + 低コストなリソース 統合されたケーパビィリティ 最適化されたサービス 拠点は特定の国が中心 開発の一部を オフショア化 ● 専門性は限定的 ● ● IBM China GDC 2 中国以外に拠点の拡大: 規模の構築 ● 業界、 技術ごとの 専門性の確立 ● 専門分野の登場 ● 拠点同士の連携 方法論・ツールの標準化 ● シームレス統合に向けた 共通プロセス、ツールの活用 ● 業界スキルの蓄積 ● 拠点でのノウハウの蓄積 ● ● 業界、技術に特化した センター・オブ・コンピテンシー (CoC)の活用 ● グローバル ・ガバナンス・モデルの 確立 ● 統合された人材管理システムの 活用 ● サービス・インテグレーション・ハブ(SIH) の設立 ● IBM間で統合したアセッ トベースの グローバル・ソリューション検討の実施 ● ビジネス分析の活用 ● 主要サービスの最適化されたプロセスの 確立 ● 各業界のセンター ・オブ・コンピテンシー (CoC)の拡大 ● IBM China GDCの拠点網 China GDCは、1999年に上海にて設立され、 その後、深圳、大連、成都、武漢、北京、佛山、蘇州と拠点を 広げています。複数の開発拠点を持つことで、お客様のプロジェクトの特長に応じて、最適な拠点で開発を 実施することができます。 武漢 ● アプリケーション開発/保守 ● テスティ ング・サービス 大連 ● アプリケーション開発/保守 (主に保険業、流通業等) ● グローバル ・プロセス・サービス (GPS※) ● IBM社内アプリケーション開発/保守 大連 武漢 北京 ● 主に中国国内のお客様向け 成都 蘇州 中国・グローバルのお客様向け ストラテジック・アウトソーシング ● 上海 成都 ● アプリケーション開発 ● テスティ ング・サービス ● IBM社内アプリケーション 開発/保守 上海 アプリケーション開発/保守 (主に銀行業、製造業等) ● 深圳 佛山 ● 中国国内のお客様向け グローバル・プロセス・サービス (GPS) 深圳 ● ホスティ ング・サービス ※ GPSとは、 単純に業務を受託するだけでなく、 業務プロセスやインフラを継続的に変革する ことでお客様の企業価値向上を目指すサービス 次ページから、 IBM China GDCの 具体的な特長を ご紹介します! ■ GICのネットワーク図 IBM GICは、世界中のどの地域でもお客様に高レベルで均質な付加価値をご提供するIBMの 先進的なグローバル・デリバリー・サービスです。お客様の経営改革のツールとして、また、より 戦略的なIT投資へのITポートフォリオ転換の手段として、IBMのGICはご活用いただけます。 中国 ● ルーマニア/中央ヨーロッパ/バルト諸国 ● 大連 ● 上海 ● 深圳 ● 成都 武漢 ● 北京 ● 佛山 ● 蘇州 ラトビア/リトアニア スロバキア ● ポーラン ド ● ルーマニア ● ● 北米 ミシガン ● 中国 ● メキシコ インド エジプト ● ● カイロ メキシコ・シティー グアダラハラ ブラジル ベロオリゾンテ リオデジャネイロ ● オル トランディア ● サンパウロ ● ポル トアレグレ ● インド バンガロール コルカタ チェンナイ ● グルガオン/デリー/ノイダ ● ハイデラバー ド ● プネ ● ● ● ● フィリピン ● ● マニラ セブ アルゼンチン ● ブエノスアイレス 3 IBM China GDC IBMグローバル標準に準拠し、 高品質で生産性に優れたサービスを実現します。 IBM China GDCでは、業務遂行や品質管理のプロセス、社内の物理的・電子的セキュリティー・システムなど、 あらゆる面においてIBMの世界共通の“グローバル標準”に則して企画・構築・運営がなされています。 これにより、IBM China GDCがご提供する各種ITサービスは、 グローバルのベストプラクティスを取り込み、 生産性に優れ、高品質でガバナンスが確立しやすい ―など、 さまざまな利点を備えたサービスとなっています。 IBM China GDCが提供するサービスの品質とプロセス IBMグローバル標準のQuality Assurance (QA:品質管理)プロセス IBM China GDCでは、IBMグローバル標準に従い、品質 管理部門を設置し、 プロジェクトの計画時からシステム開発、 サー ビスの運用まで局面ごとにプロジェクトの適性をレビューします。 さらに、 状況に応じて日本の品質管理部門と一体となった仕組みで China GDCの品質を評価します。 他社とは異なり、 中国と日本との 間でプロセスや方法論を共有することで、IBMグループとして 均一なサービスのご提供を可能にします。 日本IBM IBMグローバル標準の開発ツールと方法論 IBM China GDCでは、 IBMグループの一員として、 IBM Global Solution Delivery Framework (IGSDF) といったグローバル共通 の開発手法と、 豊富な開発ツールを活用することにより、 効率的な 協業を実現し、 より早く、高品質で、優れたサービスを提供します。 お客様のプロジェクトにおいて、お客様固有の方法論を採用 される場合は、IGSDFのコンポーネントからお客様のプロジェクト に適した方法論を抽出し、お客様とIBMの方法論を融合して 活用します。 IBM Global Solution Delivery Framework IBM China GDC 標準化された開発体系を利用し、IBMの高品質なサービス・ソリューションを提供 双方の品質管理担当者による情報を共有・交換 世界各国のIBMにおけるベストプラクティスの集大成 品質管理 担当者 プロジェクト チーム プロジェクト マネージャー プロジェクト マネージャー プロジェクト チーム CMMI Level 5プロセスに基づく品質改善 IBM China GDCでは、CMMI※ Level 5のプロセスに基づき、 品質 管理のためのプロセス・フレーム ワークを整備し、組織全体として 継続的に運用・改善の取り組みを 行うことで、高品質なサービスを 提供しています。 デリバリー品質を向上させる構成要素 品質管理 担当者 プロジェクト・ マネジメント手法 OPAL 開発方法論(メソッド)群 CAD-CD、PSI・ ・ ・ 要件管理による 品質構築の手法 SE&A 支援ツール Rational Tools CMMI Level 5の認証書 ※米国カーネギーメロン大学が制定したソフトウェア開発を行う組織の プロセス成熟度を示すレベル。5段階あり、Level 5が最高レベル。 IBM グローバル標準の採用によるセキュリティーの確保 IBM世界共通 セキュリティー基準への準拠 China GDCは、IBMの一員としてIBM 世界標準のセキュリティー基準に準拠して おり、 日本向けチームには、情報セキュリ ティー教育に加えて、 日本における法令・ 規制、事業環境、社会的背景、および お客様からのご要望、慣例についても 教育し、 ビジネス上のセキュリティーの取り 扱いの重要性を徹底的に指導してい ます。 また、 お客様の要件に応じて、 プロ ジェクト専 用部 屋を設 置したり、離 任・ 退 職時の情報資産管理を徹底したり することで、お客様の機密情報、 または 個人情報を確実に守ります。 IBM China GDC 4 OneNetworkによる安全なリモート接続 OneNetworkは、 IBMの国際ネットワーク網を論理的かつ、 安全に 分離したIBMグローバル標準のネットワーク ・インフラです。 お客様 開発環境とGDCとの間での安全なリモート接続を可能にします。 これまでに、多くの開発・保守案件において、実績があります。 すりガラスを利用した プロジェクトルームの窓の セキュリティー対策 IBM China GDC お客様拠点 日本IBM 海外開発要員 開発対象サーバー 入出管理の実施 その他GDC 日本のお客様のビジネス・ニーズに的確に対応した、 “人財”の採用/育成/就業環境整備を進めています。 IBM China GDCでは、事業展開の“要”である“人財”の採用/育成に大きな力を注いでいます。すなわち、 多数の就職希望者の中から高いスキルを備えた人間を見極めて採用し、 この人財に、日本語などの語学 研修やIBMならではの充実したプログラムをとおして、一流のITスペシャリストをめざしてもらうべく教育を 行っています。 さらに、 この職場に長くとどまり活躍し続けてもらえるよう、継続就業を促す制度も実施しており、 これらの活動により、質の高い人財の獲得と雇用維持を実現しています。 柔軟な要員提供とIBMの継続的なスキル育成 スキルある人財の採用 IBMは中国において歴史を持つGlobal企業として、 もっとも人気の 高い企業のひとつとして位置づけられ、 これまでも競争の激しい 中国労働市場の中で、優秀な人財を獲得してきました。通常の 新卒/中途採用だけではなく、 中国の地方政府、 有名大学などの 教育機関との強力な関係により、協同でユニークなトレーニング・ プログラム (Experience Training Program:ETP) を導入し、 長期的な優秀人財の早期獲得/育成を可能にしています。 対象の 学生はIBM監修の日本語、 ビジネス・マナー、 テクニカル・スキル、 プロジェクト推進を含む9カ月のトレーニングを通じて、即戦力と しての実力を身につけています。 China GDCでは、 日本語力の向上を目的として、業務時間外に 語学研修を実施しています。研修担当部門が主催で行うだけ でなく、社員自らが自主的に集まり開催することもあり、個々でも 熱心に取り組んでいます。研修では、 日本の映画を鑑賞した後に 意見交換を行ったり、 日本語でプレゼンテーションを実施したり することで着実に日本語のスキルを上達させています。 この語学 研修プログラムの成果として、China GDCでは日本語能力検定 試験※ 1級(最上級) と2級を保持する社員が高い割合を占めて おり、 日本語が堪能な社員の確保を実現しています。 ※ 日本語を母国語としない人を対象として、 日本語能力を測定し、 認定する ために、財団法人日本国際教育支援協会が全世界レベルで実施して いる検定試験。 高い定職率を確保するための施策 優秀で経験豊かな人財を長期的に維持することは、転職を機に キャリアアップする傾向の強い中国の労働市場では大きな課題 となっています。 グローバル共通のIBMの人事制度をベースに、 現場のマネージャーから経営層までが、 優秀な社員の維持にリー ダーシップを発揮しています。長期的キャリア構築、処遇の改善、 実績に対するタイムリーな報酬施策の実施等、 サービス・ビジネス の基幹である 「人」づくりをモチベーションと能力開発の両軸から 推進しています。 充実したIBMの教育プログラムに則したスキル育成 グローバル標準のIBM Professional Development Framework 制度を導入し、PM ※1、ITA ※2、ITS ※3の職種別採用およびスペ シャリストの育成を推進するとともに、 日本語が堪能で日本の業務 知識に精通した人財を育成しています。恒常的な語学研 修 の実 施、 日本 語 能 力検 定 試 験 ※の奨 励を背 景に、現 地での 日本プロジェクトの経験や日本への派遣を通じて育成された 人財は、現在、Web系エン ジニアを主体に、 さまざまな 分 野で活 躍しています。 現 在、 メインフレーム、パッ ケージ開発プロジェクトに ついてもさらなる人 財 の 強化を目指しており、 お客様 のニーズに対 応したデリ バリー提 供を可 能にして います。 ※1 PM:Project Manager ※2 ITA:IT Architect ※3 ITS:IT Specialist 語学力向上のためのプログラム (Open your Mouth Program:OMP) 5 IBM China GDC IBM China GDCは日本IBMとシームレスに連携し、 日本企業の戦略への深い理解とともに業務を進めます。 IBM China GDCと日本IBMはシームレスに連携されたグローバル・デリバリー・モデルを確立しており、両社の 最適なリソースを配置して柔軟にプロジェクト・チームを組織します。例えば、お客様ご担当窓口は日本IBMが 担当し、企画・調整の段階から両社が協調して開発を実施します。保守/運用の段階においてはIBM China GDCがメインとなりサービスをご提供することも可能です。 こうしてお客様は、一つの窓口にアクセスするだけで、 システム開発から保守/運用まで一貫して、最適なリソースをご活用いただくことができるのです。 IBM China GDCのご提供する業務サービス パッケージベース開発・保守 アプリケーション開発・保守 お客様のシステム開発の設計・開発・テスト・導入・評価・保守を 通じて、高品質、低コスト、短納期でのシステム導入をご支援し ます。 主なサービス内容 ● カスタム開発 IBMが世界中で長年、蓄積した知識・経験と先進技術に基づくコンピ テンシーを最大限に発揮することにより、お客様のニーズにきめ細かく 対応し、プラットフォームに依存しない高品質なシステム開発を実現 します。 ● アセッ ト・ベース開発 医 療 業 界における統 合 支 援システム、金 融 業 界におけるバック オフィス・システム、中堅企業向け統合業務パッケージなど、IBMが 保有するお客様業界に特化したアセットやパッケージをベースとした システム構築を、短期間、高品質で行うことにより、お客様のイノベー ションを支援します。 ● SOA開発 めまぐるしく変化するお客様の経営環境にアプリケーションを柔軟に 対応させるため、Service Oriented Architecture(SOA:サービス 指向アーキテクチャー) をベースとしたシステム構築と既存システムの 変革を支援します。 インフォメーション・マネジメント 社内外における膨大なデータを有効活用するためのサポートを 行います。基幹業務アプリケーションのトランザクション・データや 研究開発における技術情報、 特許、 営業日報などの文書データ、 イントラネット/インターネット上のデータなどが、業務遂行や意思 決定を行う際の「知恵袋」 として利用できるようになります。 (Cognos/Hyperion/BO/DataStage/Informatica/Oracle) プロジェクト上流工程からのテスト ・アプローチで、 これまでに蓄積し たテスト ・コンピテンシーを駆使し、 テスト ・コンサルティングを始めとした テストの自動化、 パフォーマンス・テスティング、 ライフサイクル・テス ティングなど、 システム開発にかかわるテスト ・サービスを提供します。 銀行 ● 証券 ● 保険 ● Distribution 消費財メーカー/小売 ● 運輸/旅行 ● 製薬 ● 組み込みシステム・サービス 製品が多機能化し、ITが進歩した今日、情報家電や携帯電話、 車などに高度な機能を持ったソフトウェアが組み込まれています。 組み込みソフトウェアのデザイン、開発、保守、 およびそのテスト 計画策定、 テスト実施などのテスティング・サービスを実施する ことで、 最新のIT技術をお客様の製品に組み込むための支援を 行います。 アウトソーシング・サービス アプリケーション運用・保守(アプリケーション・マネジメント・サービス) IBMアプリケーション・マネジメント ・サービスは、 コンサルティングから デザイン・開発・テストおよび維持管理までアプリケーション・ライフ サイクルの全体または一部の業務を支援します。 また、 全社視点で アプリケーションの最適化を安全かつ効率的に提供し、 ビジネス・ リスクの回避と経営目標の達成に貢献します。 システム運用 システム運用分野において、サーバー・システム・オペレーション、 ネットワーク・サービス、 セキュリティー・サービス、 そしてエンド・ユー ザー・サービスに至るまで、IBM社内でも実績あるソリューションを グローバルで標準化された手法にてご提供します。 グローバル・プロセス・サービス(GPS) テスティング・サービス Finance IBMが保有するパッケージだけでなく、SAPやOracleといった グローバル・スタンダードなERPパッケージ、 または、銀行業での アンチマネーロンダリング・パッケージ、 流通業での物流パッケージ、 航空業での貨物管理パッケージなど、世界の先進企業で採用 されているさまざまなパッケージなどを活用し、 お客様の経営変革を 強力にご支援します。 Public Communication 官公庁/自治体 ● 教育/文教 ● ヘルスケア ● IBM自身による業務プロセス変革の豊富な経験をベースに、 経理 財務、 購買、 人事、 顧客サービス、 そして業界固有のバックオフィス 業務に関わるベストプラクティスをご提供し、 お客様のビジネス・ プロセスの効率化をご支援します。 通信 ● メディア/エンターテインメ ント ● 電力/ガス ● アプリケーション開 発・保守 インフォメーション・マネジメント テスティング・サービス パッケージベース開発・保守 組み込みシステム・サービス アプリケーション・マネジメント・サービス システム運用 グローバル・プロセス・サービス IBM China GDC 6 Industrial 製造 ● 製造装置 ● General Business ● 中堅企業のお客様 10年にわたる稼働経験を通じて蓄積してきた ノウハウと実績を、御社の課題解決にお役立てください。 日本向けビジネスの重要な拠点であり、約10年の稼働実績を通じて多くの知識、 ノウハウを培っています。 初めてGDCをご活用のお客様は、 ミッション・クリティカルではない情報システムから徐々に拡大していかれる ケースが一般的ですが、劇的なコスト改善をご希望の場合は、私たちを戦略的パートナーと位置づけていただ き、GDCに広い範囲の業務を担当させていただくことで、 そのご要望の実現が可能です。 お客様事例 保険業 A社様 金融業 B社様 レガシー系部門管理アプリケーションの保守の IBM GDへの移管 システム統合における Web系開発、ホスト系開発でのIBM GDの活用 IBMグローバル標準の手法であるマイグレーション ・方法論を活用し、 お客様のレガシー・システムの開発・保守作業をChina GDCに 移管することで、 コストを現状レベルに維持しながら、従来の保守 要員の1.5倍の要員を活用できるようになりました。 一方でお客様の IT要員は上流工程や企画など、 より戦略的な分野に専念できる ようになりました。 大規模な経営統合に伴う200以上のシステム統合にあたり、 IBM China GDCを活用して優秀な要員を大規模かつ短時間に確保 する一方、IBMのグローバル標準の方法論、 ツール、 アプリケー ション基盤といったコミュニケーションの土台を共有することで、 高い生産性でのデリバリーを可能にしました。 IBM GD活用前の課題 IBM GD活用前の課題 ● ● 拡張開発や保守に多くの要員が割かれ、将来への新規案件に 要員が確保できない ● 拡張開発も、 営業部門からの要望に追いつかない ● 開発プロセスが整備されていない ● 作業が文書化されていない (人依存型) ● 大規模な要員の確保が必要な中、日本国内に限定した人材 探しでは間に合わない 失敗の許されないミッション・クリティカル・システムに対して、 以下が求められる − 優秀な技術者 − 高品質かつ高生産性のデリバリー IBM GD活用により実現したこと 拡張開発や比較的定型的な仕事は、IBM China GDCの リソースを活用 ● お客様IT要員は、 上流工程や企画へのシフト ● マイグレーション・方法論に基づいてプロセスを整備し、 作業を文書化 ● アプリケーション ・ポートフォリオ・マネジメントによるIT投資 の可視化 IBM GD活用により実現したこと ● 優秀なスキル (J2EE、COBOL) をもつIBM China GDCの 要員を大規模に確保 ● IBMのグローバル標準の方法論、 ツール、アプリケーション 基盤の活用による品質と生産性の向上 ● 全世界のIBM拠点によるOne Teamでのデリバリーに おいて、中核を担うアプリケーション開発をChina GDCで 実現 お客様レガシー・システムの開発・保守作業を IBM China GDCへ移管 全世界のIBM拠点によるデリバリーの中で アプリケーション開発をChina GDCで実施 ● 新規開発 要員増 ス ービ サ ト・ メン ジ マネ ン・ ョ ーシ ケ リ プ ア 従来の 保守要員構成 お客様 社員保守担当 50社以上の外部 ベンダー要員 ● ● IBMのトランジション手法適用により、 お客様担当業務をIBMが引継・実施 定型作業はGlobal Deliveryへ移管 移管後の 保守要員構成 EUROPE お客様社 事業部門 上流工程へ 再配置 CHINA MIDDLE EAST AND AFRICA IBM 中国(大連) コア・ベンダー IBM日本/ 中国(大連) NORTH AMERICA China GDC (上海) ASIA AND OCEANIA LATIN AMERICA 人 数 China GDCによるアプリケーション開発 ● 優秀な技術者を短期間で大規模に確保 ● IBMグローバル標準の方法論、 ツール、アプリケーション基盤の活用により 高品質・高生産性のデリバリーを提供 7 IBM China GDC IBM China Global Delivery Center(GDC)の概要 沿革 IBM China GDCは1999年にIBM Chinaの一部門として発足し、その後、IBM Chinaの 100 %子会社として登記されています。 会社名 IBM China Global Delivery Center 拠点 8カ所(上海、深圳、大連、成都、武漢、北京、佛山、蘇州) 設立年月日 上海 1999 年 11 月 深圳 2002 年 9 月 大連 2003 年 9 月 成都 2007 年 2 月 武漢 2010 年 5 月 北京 2011 年 10 月 佛山 2011 年 蘇州 2012 年 IT サービス全般 サービス内容 (アプリケーション開発・運用・保守、テスティングサービス、ホスティングサービス、 グローバル・プロセス・サービス( GPS )、等) 対応言語 日本語・中国語・英語・韓国語 成熟度レベル CMMI Level 5 v1.1(2004年達成)、v1.2(2008年達成)、v1.3(2011年達成) 国際規格 ISO 20000 : IT サービスマネジメント国際規格(2009年認証取得) ISO 27001 : 情報セキュリティマネジメント国際規格(2009年認証取得) 詳しい情報 IBM China Global Delivery Centerについて、詳しくはIBMの営業担当者にご連絡ください。 IBM、IBMロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。 ●ご紹介の導入事例は特定のお客様での事例であり、 すべてのお客様について同様の効果を実現する 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号 09-12 Printed in Japan ことが可能なわけではありません。●このカタログの情報は2012年9月現在のものです。内容は 事前の予告なしに変更する場合があります。●表示画面および印刷帳票の出力例のうち、 特に断り書きの ない出力例のデータ部分はすべて架空のものです。●製品、 サービスなど詳細については、 弊社もしくは IBMビジネス・パートナーの営業担当員にご相談ください。
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