図書館だより(PDF:946KB)

 裕福だった過去に執着し、借金を
ニューヨーク近代美術館の学芸員 日本を崩壊寸前に追い込んだ福島 第一原発事故。この未曾有の危機に
際して、官邸、東京電力、経産省、
金融界では、いったい何が起きてい
たのか ? のべ 100 人以上の関係者
を取材してわかった驚愕の新事実を
公開する。
著 者 は 1965 年 東 京 都 生 ま れ。
早稲田大学卒業。朝日新聞社に入社。
経済部記者を経て、出向社員 ( アエ
ラ編集部勤務 )。著書に「ヒルズ黙
示録」「ヒルズ黙示録・最終章」「堕
ちた翼」がある。
ティムは、スイスの大邸宅で巨匠ア 重ねる母と弟。一族の災厄から逃れ
ンリ・ルソーの大作「夢」とそっく たはずの奈津子だが、突然、夫が不
りな絵を目にした。ティムは絵の真 治の病にかかる。だがそれは、奇跡
贋をめぐって、日本人研究者の早川 のような幸運だった…。表題作ほか、
織絵と火花を散らす。
全2編を収録する。
著 者 は 1962 年 東 京 都 生 ま れ。 著者は 1976 年東京都生まれ。
「二
早稲田大学第二文学部美術史科卒 匹」で第 35 回文藝賞、
「六〇〇〇
業。フリーのキュレーター、カル
度の愛」で第 18 回三島由紀夫賞、
チャーライター。
「カフーを待ちわ
「ピカルディーの三度」で第 29 回
びて」で日本ラブストーリー大賞を
野間文芸新人賞を受賞する。
受賞し、作家デビューする。
11月の催しもの
と き
その他の受賞作品
催しもの
11:00 ~、
子ども科学教室
15:00 ~
4 日(日)
18 日(日)
11:00 ~、
子どもビデオ劇場
14:00 ~
24 日(土) 10:30 ~ のりくんのおじさん
10:00 ~ あかちゃんクラブ
12:30 ラッコルーム
毎週木曜日
◆本屋大賞
「舟を編む」
三浦しをん/著
◆直木賞(上半期)
「鍵のない夢を見る」
辻村深月/著
◆江戸川乱歩賞
「カラマーゾフの妹」
高野史緒/著
◆大宅壮一ノンフィクション賞
「
『つなみ』の子どもたち
~作文に書かれなかった物語~」
森健/著
◆吉川英治文学賞
「大江戸釣客伝」上・下 夢枕獏/著
◆谷崎潤一郎賞
「さよならクリストファー・ロビン」 高橋源一郎/著
「読書週間」 月 日~ 月9日 今年の標語「ホントノキズナ」
今年の文学賞受賞作品を読む
* 芥川賞(上半期)受 賞
「冥土めぐり」
鹿島田真希/著
*山本周五郎賞を受賞
原田マハ/著
大鹿靖明/著
「楽園のカンヴァス」
扶桑町図書館 ☎ (93)8630 開館時間 午前 10 時~午後 6 時
*講談社ノンフィク
ション賞を受賞
「メルトダウン
~ドキュメント
福島第一原発事故~
From LIBRARY
10
27
11
◆講談社エッセイ賞
毎週土曜日
14:00 ~
「おはなし」と
「あそび」の広場
「野蛮な読書」
平松洋子/著
◆日本エッセイスト・クラブ賞
俳句
「夜学生」 ふそう俳句会
島田たつい
開店の旗懸命の夜学生 のびゆく迷路ラプソデー 古田 悦子
つゆくさの
しばやまがた
秋の陽や柴山潟の色変える 眞野しげる
川 柳 扶桑川柳クラブ
礒谷 芳子
減らしたいごみと体重ままならず
応援の声が背を押す力貸す 飯田 秀水
いばら道二人三脚支え合う 丹羽 惠俊
短歌
「七五三参り 」 ふそう短歌会
近藤寿美代
ー 26 ー
今もなお変わらぬ風景ほほえまし
氏神賑ひわこう七五三参り う しゃく
禹錫
りゅう
劉
待ち遠しき會孫の誕生霜月は
くわれの楽しみとなる 大薮美佐子
老いゆ
いと
かわいらし愛しく思う水引草
高木 和子
風の揺らせる赤きてんてん
いん
何れの処よりか秋風至る
しょうしょう
がんぐん
々 として鴈群を送る
蕭
ちょうらい
来 庭樹に入り
朝
客最も先に聞く
こかく
孤
「意」 いったいこの秋風は何処から吹きよせて来るのだ。物淋
しく遠く、かなたより鴈の群れを送ってくる。今朝、吾
が庭に吹き入り、その淋しい音色を、孤独な私が誰より
も先に聞いたのだ。
正風流二代目家元 山内 正風
詩 吟 「秋風の引」 「うたの動物記」
小池光/著
広報ふそう 2012 年 11 月号