「わかりやすい特許判例の読み方(関東・関西)」(R12)

一般社団法人 日本知的財産協会
2016 年度 臨時研修会のご案内 R12
(関東・関西)
★「わかりやすい特許判例の読み方」
2016 年 7 月 20 日(水)から募集を開始します。
『判例が実務を支配する』といわれます。
とくに、特許法その他の知的財産権法の理解には、知的財産権法の条文の理解のみならず、裁判所の
下した法解釈である判例の理解が欠かせません。たとえば、昨年の 6 月 5 日、最高裁判所が「プラバス
タチン事件上告審」において、プロダクトバイプロセスクレームに関する新たな解釈を判示したことに
より、特許庁の「特許・実用新案審査ハンドブック」が改訂され、企業や大学は特許実務を見直す必要
が生じています。
しかし、日常的な知的財産権法の学習においては、判決文は長くかつ難解なことが多いため、教科書
や雑誌等に紹介された判例要旨を読むことはあっても実際の判決文を読むことは少ないと思われます。
しかも、判決文の読み方にはルールがあります。
本研修では、特許法の条文については概要を学習し終えたけれど、判決文は読んだことがないという
方から、読み方を見直したいという方まで、幅広い層の方々を対象に、判決文の構造を解説し、その読
み方を身につけていただいて、独力で特許事件に関する判決文を読み、具体的な当事者の主張から裁判
所の解釈判断を実務に活用できるようにすることを目指しています。
今回の講義で取り上げる事例は、特許法の基本的な事例から、上記最高裁判所の「プラバスタチン事
件上告審」や、薬剤製造方法の特許発明に初めて均等論を適用したといわれ、その第一要件に関する新
たな解釈を示した今年 3 月 25 日知財高裁合議体「ビタミンD等製造方法事件控訴審」などで(直前に
出される重要判例まで)、これらの各々について、弁護士でもあり、法科大学院で教鞭をとられている
角田政芳講師にわかりやすく解説していただきます。
尚、本研修は、当協会のC、Dコースを補完する臨時コースの位置づけにあり、多くの実務担当者の
方々のご参加をお勧めいたします。
(日時・会場・定員)
<関東地区>
日時 2016 年 10 月 12 日(水) 9 時 30 分 ~ 16 時 30 分
会場 東京 家の光会館 7 階コンベンションホール
東京都新宿区市谷船河原町 11
定員 180 名
<関西地区>
日時 2016 年 10 月 18 日(火) 9 時 30 分 ~ 16 時 30 分
会場 大阪 (一社)日本知的財産協会 関西事務所
大阪市北区堂島 1 - 6 - 20 堂島アバンザ 6 階
定員 80 名
11
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(講師)
東海大学法科大学院教授・弁護士
角 田 政 芳 氏
<ご注意>
多数の方の参加が見込まれますが、会場収容人員の都合により、受講申し込み人数が募集定員に達し
た場合には募集を締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込み下さい。
万一、受講申込者数が所定数に満たない場合は、開催を中止させていただくことがございます。
(申込要領)
1.受 講 料
11,
000円(消費税込)
(請求書をお送り致します。請求日の翌々月末までにお振込み下さい。)
2.締 切 日
2016年9月14日(水)
(この日がキャンセル期限日となります)
※ 募集定員に達したときは、締切日前であっても申込締切りとなります。
※ 締切日以降のキャンセルはできませんのでご注意下さい。
3.締切日以降の申込み
締切日を経過しても、空席がある場合は開催日の 2 週間前同曜日まで申込できます。
空席の有無は、「協会研修会予約サービス」の“空席情報”でご確認下さい。
4.申込方法
「協会研修会予約サービス」にてお申込み下さい。
申込方法の詳細は、「協会研修会予約
ご利用ガイド」をご覧下さい。
“研修会予約メニュー”の「新規申込/臨時コース/2016 年度開催 7 月募集開始」をクリックし、
開催地区(関東・関西)>R12 を選択してお申込みください。
5.申込結果
※ お申込結果は、「協会研修会予約サービス」でお申込み後、直ちに画面でお知らせします。
また、お申込者にeメールでもお知らせ致します。メール転送等受講者へのお知らせにご
利用下さい。
※ 申込み内容の変更は、「協会研修会予約サービス」の“受講申込を確認/変更する”で行っ
てください。但し、キャンセル期限日以降の変更には制限があります。
(請求書と受講票の発送)
* 請求書
9 月 14 日締めで 9 月下旬頃会員代表様宛に発送致します。
※ 9 月 15 日以降にお申込された場合は、10 月 20 日締めで発送致します。
* 受講票
開催日の約 2 週間前までに申し込みを行った方へメールにて配信致します。また、
受講生のメールアドレスを登録された場合は、上記に加え直接受講生へも受講票が
配信されます。
※ 9 月 15 日以降にお申込された場合は、随時受講票を配信いたします。
[企画・運営:人材育成委員会・人材育成グループ]
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