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16PF05 - 海外農業開発コンサルタンツ協会

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インドネシア国
ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
ヌサテンガラ地域地下水滴養型水資源開発計画
プロジェクト1ファインディング調査報告書
平成17年3月
社団法人海外農業開発コンサルタンツ協会(ADCA)
ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合よ村生計向上計画
現地写暮(レア)
Darma Dah
Darma D川
ダムのt壕(堤体上は道路)。
周辺の森林は良好で荒廃した磯子は見られない。
林♯公社が住民に利用を許可したロ有林。 林♯公社が住民に利用を許可した瓜有地.
斜面ではテラス状に+年作物を裁埠している。 林業公社の指導の下、小面積かつテラス状に耕作し
ている。環境への負荷は少ないと患われる。
林集公社ⅣHへ‘マラン事務所での聞き取り
(Cacaban Da膚周辺の林況について)
Cacaban Dan
ダムの洪水吐(漏水の可能性あり。)
Cacaban D川全景
Cacaban Damの南西部のコミュニティー所有地
(1)
ジャワ島複合よ林防災事業による流域保全および総合よ村生計向上計画
現地写真(2/7)
Delingan D柵−1
フェーススラブジョイントの開口およびクラック
Delingan Da什−2
提頂部の不等沈下
コ■−−1
DeIingan D紬−4
提体直下流部に建つ高圧♯鉄篭
Delingan Da■−3
老朽化した洪水吐/側壁が破損。
C帥机Iik Da膚−2
違法耕作が行われている。
Cengklik Da■−1
水上機物が繁茂している。
C印gklik Da爪−3
Cengklik Dam−4
提体法尻Drainでの漏水流速過大
老朽化した洪水吐
(2)
ジャワ島複合農林防災手業による流域保全および総合よ相生計向上計画
現地写真(3/7)
Ngancar Dam−2
Ngancar Dall−1
違法耕作が行われ、取水口付近まで堆砂が進行。
雨期直後にもかかわらず貯水されていない。
NganCarDam−3
NgancarDam−4
提体直下渡部濯漑用水路/
老朽化により法面石積みライニングが崩壊。
上流域森林の状況/
群分的に伐採が進行している。
Nawangan
Nawangan Dalm−2
Dam一1
雨期彊後にもかかわらず貯水されていない。
違法耕作が行われている。
Nawangan Dam−4
Nawangan Dam−3
ダム下流潅漑施毅状況−1/
稚抄のため頭首工は全く機能していない。
ダム下流濠漑施粒状況−1/
乾期における濯漑用水供給が全く行われていない。
(3)
ジャワ島複合よ林防災手業による流域保全および捨合よ相生計向上計画
現地写真(4/7)
Plumbong
PlumbOng Dam−2
Dam一1
下流側提体に発生しているクラック
(最大幅5cm 長さ50mにおよぶI
稚抄が進行し、法耕作が行われている。
Plumbong Dam−4
Plumbong Dam−3
上から一段日のパームにクラックが発生. ゲート施毅薗下流部。減鶉群が洗場により破損。
Krisak
Krisak Dam−2
Dam一1
雨期直後にもかかわらず貯水されていない。 取水口付近まで稚砂が進行している。
Krisak Dam−3
Krisak Dam−4
撞体旗下流に位正する老朽化した頭首エ
上流域森林の状況/伐採が進行している。
(4)
ジャワ島複合よ林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
現地写真(5/ア)
′イ
Pacal D細−2
Pacal Da肝−1
稚抄が進行し、違法耕作が行われている。 洪水吐上流付近で展開される大規模遵法耕作
PacaI Da中一3
PacaI Da肝−4
洪水吐クレストのクラック
洪水吐側壁の損壌および減勢池右岸斜面の崩壊
Telogo NgebせI Da巾−1
Telogo Ng血eI Da龍一2
堆抄が進行する貯水池
アウトレット付近施毅の老朽化
TetogoI蝮ebel加肝−3
貯水池へ流入する上流部水路
上流部水路の法面崩壊
Te10gOI疇gebel Da爪−4
(5)
ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合よ村生計向上計画
現地写真(6ノア)
Prijet即D川−2
縫体下沈法面における捕靡跡
Prijeten Dam−1
ダム上流側の様子/水際まで耕作が行われている。
提体上流側に毅■されたパラベット
/施工不良甘所あり。
Prijet即D帥−4
老朽化した洪水吐
(★上げされている。)
Song Putri Da巾−1
Song Putri Dam−2
Prijeten Dam−3
貯水池内の状況
水際まで耕作が行われている。
Song Putri Daln−3
Song Putri Da爪−4
洪水吐前での不法耕作
漏水測定施投の状況
(6)
ジャワ島複合よ林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
現地写真(7/丁)
Jati Dal疇−1
Jati Da爪一2
頭首エの堆砂状況/
土砂吐ゲートが機能せず、堰上流及び取水ゲート前
面に堆砂が進行している。
沈砂池の稚砂状況
(7)
ヌサテンガラ地域地下水洒養型水資源開発計画
現地写真(1/り
ベロ地区
地下ダム候補地
ベロ地区
P2A一によるポーリングさ
オエサオ地区
地下ダム候補地
ポキン地区
地下ダム候補地
トウムトウ地区
地下ダム候補地−1
トウムトウ地区
地下ダム候補地一2
オライア地区
地下ダム候補地
オライア地区
濠漑地区
(8)
ジャウ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
調査対象ダム位置図
ヌサテンガラ地域地下水藩暮型水資源開発計画 調査対象位荘園
まえがき
本報告書は、社団法人海外農業開発コンサルタンツ協会(ADCA)が、インドネシア国におい
て実施したプロジェクト・ファインデイング調査の結果を取りまとめたものである。本調
査の実施にあたり、ADCAは平成16年5月18日から6月1日まで、および同6月16日から
7月1日までの2回にわたり、日本工営(株)の下記5名から成る調査団を派遣した。
ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
佐々木昭彦 団長・森林保全計画担当
馬場亜樹 流域保全計画担当
森山索 農地防災・リハビリ計画担当
外薗将紀 農業開発計画担当
ヌサテンガラ地域地下水洒養型水資源開発計画
矢野賢治 団長・地下水資源利用計画担当
森山索 施設計画担当
外薗将紀 農業開発計画担当
調査団は、インドネシア国居住・地域インフラ省および森林省と共に、上記2案件に係る
意見交換と予備検討を行い、現場踏査を実施した。
本調査では、政府関係諸機関より多大なる協力を得て、調査業務を効率的かつ円滑に遂行
することができた。また、国際協力銀行ジャカルタ駐在員事務所、国際協力事業団インド
ネシア事務所より貴重な助言を戴いた。ここに深甚なる感謝の意を表する次第である。
平成17年3月
プロジェクト・ファインディング調査団
佐々木昭彦
矢野賢治
インドネシア国
プロジェクトワァインディング調査報告書
現地写真集
調査対象位置図 ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
調査対象位置図 ヌサテンガラ地域地下水滴養型水資源開発計画
まえがき
ページ
目次
第1章 インドネシア国一般概要
1.1 自然・政治・社会・経済概況………………………………1−1
1.2 農業生産………………………………………………1−2
1.3 国家開発計画…………………………………………‥卜3
1.4 わが国の対インドネシア援助政策…………………………‥1−3
第2章 ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
2.1 計画の背景…………………………………………….2−1
2.2 プロファイ調査の目的……………………………………2−2
2.3 プロファイ調査対象……………………………………‥2−2
2.4 調査結果………………………………………………2−3
2.5 他援助機関の動向……………………………………….2−10
2.6 問題解決のための事業案………………………………….2−10
2.7 調査実施への提言……………………………………….2−13
第3章 ヌサテンガラ地域地下水洒養型水資源開発計画
3.1 計画の背景…………………………………………….3−1
3.2 プロファイ調査の目的……………………………………3−1
3.3 プロファイ調査対象……………………………………‥3−2
3.4 調査結果………………………………………………3−3
3.5 他援助機関の動向……………………………………….3−8
3.6 問題解決のための事業案………………………………….3−8
3.7 調査実施への提言……………………………………….3−8
付属資料
付属資料−1
ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
調査対象ダム諸元
添付資料−2
ヌサテンガラ地域地下水酒養型水資渡開発計画
付属資料−3
地下ダム概念図
日程表
付属資料−4
面談者一覧
付属資料−5
調査団員名並びに略歴
ii
第1章インドネシア国一般概要
1.1自然・社会・政治・経済・日イ関係概況
(1)自然
国土面積は約189.08万km2(我が国の約5倍)で、18,110の島々から成る島喚国家である。東
西約5,110km、南北約1,888kmと東西に細長いく、スマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島
等で赤道を挟んでいる。気候は概ね熱帯モンスーンに属し、年間降水量は1,500mm∼3,000mm程度
の地域が多いが、ジャワ島の東端やヌサテンガラでは1,000mm未満の地域もある。平均気温は27℃
である。
(2)社会
人口約2億1,500万人は、中国、インド、米国に次いで世界第4位セある。人種の大半をマレー
系(ジャワ、スンダ等27種族に大別される)が占め、その他ミナンカバウ、ブギス、バリ、中国
系等の人種が居住する。総人口の約50%に当たる1億人強が、全国土面積の約7%にしか過ぎない
ジャワ島に集中居住している。
国民の87%がイスラム教であり、以下、キリスト教9%、ヒンズー教2%と続いている。世界最大
のイスラム人口を有するが、イスラム教は国教ではない。
スハルト政権時代には27州を行政区分としていたが、各地における既存州の分離・独立運動が
高まり、現在は31州1を行政区分としている。
(3)政治
1998年5月、民主化要求が高まる中、スハルト元大統領は辞任に追い込まれた。後任のハビビ
政権は民主化政策を進めたものの、1996年6月の総選挙で闘争民主党が第一党となり、同年10
月、アブドゥラフマン大統領、メガワティ・スカルノブトウリ副大統領が選出された。しかし、
アブドゥラフマン大統領の統治スタイルを巡って大統領と国会との間の確執が深まり、2001年7
月、国会で弾劾請求の気運が高まる中、同大統領は退陣、後任の大統領にメガワティ副大統領が
選出された。メガワティ政権発足後ほぼ3年が経過した2004年7月には、次期大統領を選出する
ための初の国民投票が実施され、退役将校であるスシロ・バンバン・ユドヨノ前政治・治安担当
調整大臣が、第6代大統領に選出された2。
(4)経済
1983年以降のルピア相場調整や規制緩和などの経済構造調整策により輸出主導型の経済成長軌
道に乗った結果、90年代前半におけるインドネシア経済は、順調な拡大をみせた。第6次5ケ年
開発計画(1994年4月∼1999年3月)に入ってからの実質経済成長率は、1994年に7.5%、1995
年に8.2%、1996年に7.8%を記録し、期間中の目標値である7.1%を大きく上回った。しかし、1997
年7月にタイで発生した通貨危機がインドネシアにも波及し、ASEAN諸国の中で、最大の経済的
1新たに、リアウ諸島、バンカ・プリトウン、バンテン、ゴロンタロ、北マルクの5州が分離・独立し、旧東ティモール州は薪
独立国家となった。
22004年7月の選挙では次期大統領の選出までには至らず、同年9月の決戦投票へともつれ込んだい結果、スシロ・パンパン・
ユドヨノ前政治・治安担当調整大臣が第6第大統領に選出された。
1−1
影響を受けた。1998年の経済成長率はマイナス13.1%を記録するとともに、ルピアの価値は危機
前の1/5以下までになった。1人当たりGDPは500ドル以下まで低下し、失業者、貧困者層の増
大も深刻な問題となった。
深刻な経済危機を受け、インドネシア政府は国際機関、2国間ドナーの緊急支援を得て、経済・
金融構造改革を断行した。インドネシアは1998年1月以降、川Fとの間で合意した経済再建政策
を踏まえ、マクロ経済安定、財政再建、金融部門再建などの経済構造改革を実施している。
こうして1999年以降、インドネシア経済は穏やかな回復傾向を示し、同年の実質GDPは0.8%の
プラス成長に転じた。その後、輸出の拡大や堅調な民間消費に支えられ、経済成長を維持してい
る。こうした成長を背景に、インフレの低下、株価の上昇、ルピアの安定等、主要なマクロ経済
指標が改善されている。
しかし、治安の不透明性や法支配の確立の遅れなどから外国投資の回復が遅れており、市場の信
認の低迷等、状況は依然として厳しい。
2003年12月未、インドネシアはIMFプログラムから「卒業」した。この後インドネシア政府は、
ポスト・プログラム・モニタリング3の採用を決定した。また、同年9月には、Ih『後の経済戦略
となる「経済政策パッケージ」がメガワティ大統領により承認された。
なお、2003年時点での一人当たりGDPは810ドル、同経済成長率は4.5%となっている。
(5)日イ関係
我が国にとって、インドネシアは輸入額で中国、米国、韓国に次いで第4位、輸出額で第15位
の貿易相手国である。一方のインドネシアにとって、我が国は輸出入両面で最大の貿易相手国と
なっている。
また、我が国にとって、インドネシアは極めて重要な天然資源供給国である。我が国のエネルギ
ー資渡輸入に占める同国の割合は、石油:第8位、天然ガス:第1位、石炭:第3位となってい
る。更に、中東地域からの石油、豪州からの食料品等を日本に海上輸送する上で、重要な航海ル
ート上に位置している。
1.2農業生産
インドネシアの国土面積189万k㌦のうち、米の生産面積は約1,100万haである。この内48%
に相当する558万haがジャワ島に集中(次貢グラフ・表参照)することからもわかるように、ジ
ャワ島はインドネシアにおける米の“一大生産地”と位置づけられる。
地域
生 産 面 積 (h a )
ス マ トラ
3 ,1 0 8 ,2 9 5
.
.
:
:
烹
隼
:
:
∼
・
ヾ
=
て
:
:
:
:
バ リ ・ヌ サ テ ン ガ ラ
6 5 0 ,5 1 6
カ リマ ン タ ン
1 ,1 8 7 ,5 8 1
ス ラ ウェ シ
1 ,2 6 8 ,1 3 9
マ ル ク ・パ プ ア
合計
4 4 ,1 5 3
1 1 ,8 4 7 ,5 7 5
一方、主食である米の生産は、政府による高収量品種の導入や港漑農地の拡大により、1984年
きPPM:インドネシア自らが経済政策を策定し、IMFは4半期毎にミッションを派遣し政策対話を行い、6ヶ月毎に達成度レポー
トを作成するとともに、年2回理事会で同国の経済情勢等について議論される。
4日本が輸入する石油の8割以上はマラッカ海峡、ロンボク海峡、スンダ海峡を通過している。
1−2
には米の自給達成が宣言されるに至った。しかし、人口増加に伴い米消費量は増大する、一方で、
作付け面積の伸び悩み等から米生産量の拡大は不十分であり、近年、米の需給バランスが不安定
となってきている。1994年と1997年にはエル・ニーニヨに起因する大規模早魅により不作とな
り、1998年にはアジア通貨危機による影響で農業用資材が高騰したこともあり、減産となった。
このような状況の下、1999年には自給率が84.2%まで落ち込み、米の自給率体制を維持すること
が難しくなってきており、輸入に依存せざるを得ない状況となっている。
なお、2000年∼2003年にかけてのインドネシアの主要食用農作物生産高5は下表のとおりである。
(単 位
年
米
書
室
鱒
・
ト
,
:
・
2 00 1
と う も ろ こ し
鎮
5 0 ,4 6 0 ,7 8 2
灘:
:
ニ
=
= 憫;
室’
王
・
≡
;
≡
ウ
’
ヾ
:
’
’
=
:
:
=
=
宍
こ
20 03
5 2 ,1 3 7 ,6 0 4
大 豆
落 花 生
滴 闇 甜 継
絹輔 ・
憾珊
:
、
・
:
・
= =
詩:
¥
描三
三
.
;
・
.
;
・
ポ=
=
;
=
,
・
・
,
=
・
=
;
=
.
■
≠
三
≒
.
,
.
三
;
葉き
:
:
;
.
.
.
さ
.
:
9 ,3 4 7 ,1 9 2
8 2 6 ,9 3 2
・
く
:
=
:
=:
:
:
:
≒
:
:
:
:
:
‥
:
プ
:
=
:
ニ
・
:
く
・
=
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:
・ 1 0 ,8 8 6 ,4 4 2
≦
批 妻
=
・
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・
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’
≧
・
:
・
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=
ゴ
:
:
:
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.
騨
7 0 9 ,7 7 0
キ ャ ッ サ バ
6 7 1 ,6 0 0
さ つ ま い も
室
藩室
:
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= ’
:
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〉
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■
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…
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ン ‡
柑主
…
:
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;
:
.
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.
,
≡
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≠
≒
≒
幾賃
幾=
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喜
⊆
.
.
譲二
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=
,
;
.
新宅
・
・
=
,
・
宣
,
旗珊,
=
:
1 7 ,0 5 4 ,6 4 8
ト
・
:
淵・
:
・ :
・
く
砧:
:t O n )
.
労,
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1 ,7 4 9 ,0 7 0
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モ
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小
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:
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・
モ
■
=
榊:
=
・
・
七
=
:
=
:
7 8 5 ,5 2 6
1 8 ,5 2 3 ,8 1 0
1 ,9 9 1 ,4 7 8
この他、一般に高地では、キャベツ、タマネギ、トマト、ジャガイモ、ニンジン等の温帯野菜、
低地ではトウガラシ、ナス、キュウリなどの栽培が盛んである。果実は、ジャワ島におけるバナ
ナやマンゴー栽培が盛んである。エステート作物としては、ゴムおよびパームヤシ栽培がスマト
ラ島およびカリマンタン島で、サトウキビおよび茶栽培はジャワ島で盛んである。コーヒーはス
マトラ島およびスラウェシ島を中心として産地を形成している。
1.3国家開発計画
インドネシア政府は、第6次5ケ年開発計画(REPELITA−ⅤⅠ、.1994年4月∼1999年3月) ̄におい
て、「人的資源の質的向上」、「経済発展と経済構造調整」、「公平性と貧困削減」を国家開発の中心
目標に掲げ、国家的事業として本格的な貧困対策に取り組むことを明らかにした。ところがこア
ジア通貨危機や政変による財政の大幅縮小に伴い、REPELITA−ⅤⅠで策定された開発プロジェクト
の殆どは中止あるいは大幅な修正を余儀なくされ、より緊密な経済再建政策が実施されることと
なった6。こうして政府の支出の殆どは、Ⅰ肝主導で実施された金融システムの改革やマクロ経済
の建て直し、経済危機がもたらす社会的弱者への救済プログラム(Social SafetyNet:SSN)の
実施に充てられた。
1998年5月に発足したハビビ政権の下、2000年11月には新国家開発計画(PROPEMS、2000年
∼2004年)が策定された。REPELITA−ⅤⅠがセクター別の計画であったのに対して、PROPENASでは
5項目からなる課題があり、それに対する9分野における具体的な開発プログラムを規定してい
る。
1.4わが国の対インドネシア援助政策
我が国の対インドネシア援助の目的・基本理念は、①「ASE劇Jとの関係強化、共存共栄」、②「イ
ンドネシアの政治的安定と経済的発展は東アジア全体の平和と繁栄に不可欠」、及び③「貿易・投
資面での相互依存関係の推持」とされている。
一方、当面の最重要開発課題としては、「同国の経済を現在の民間消費に支えられた経済成長か
5インドネシア統計局BPSホームページより(http://vwv.bps.go.id)
6ただし、各国ドナーによる援助を受けた幾つかのプロジェクトは、中止されることなく実施された。
1−3
ら、民間投資主導の持続的成長の軌道に乗せていくこと」である。そして、この経済成長を「貧
困削減」に結び付けていくことである。
支援の重点項目として、「民間主導の持続的な成長」、「民主的で公正な社会造り」、「平和と安
定」のを掲げている。政府の中間報告7によれば、各重点分野の具体的な内容は以下のとおりであ
る。
(1)「民間主導の持続的な成長」実現のための支援
財政の持続可能性の確保、投資環境改善のための経済インフラ整備、裾野産業・中小企業振興、
経済諸制度整備、金融セクター改革等。
(2)「民主的で公正な社会造り」のための支援
貧困削減(農漁村開発による雇用機会の創出及び所得・福祉の向上、教育及び保健・医療などの
公共サービスの向上等)、ガバナンス改革(司法改革・警察改革、地方分権支援等)、環境保全等。
(3)「平和と安定」のための支援
アチェ、マルク、パプア等の平和構築・復興支援、治安確保(テロ対策、海賊対策・海上保安体
制の強化)等。
7外務省ホームページ対インドネシア国別援助計画(中間報告)より
ト4
第2章ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生計向上計画
2.1計画の背景
(1)食糧生産重要拠点ジャワ島への一極集中と農村の貧困
第1章で述べたとおりインドネシアでは、総人口2億1,500万人のうち、約50%にあたる1偉人
強が、全国土面積の約7%にしか過ぎないジャワ島に集中しており、同島の人口密度は945人/km2
に達する。
1970年代後半から1997年までの約20年間にわたり、インドネシア社会経済は目覚しい発展を
遂げた1。貧困ライン以下の人口比率は1976年の40%から1996年初めの11%へと20年間で大きく
減少した。しかし、1997年のタイ・バーツ下落に端を発するアジア通貨危機の影響で、1998年
12月における貧困率は経済危機前の倍以上に相当する27%まで上昇した。この経済危機は、全て
の支出階級に多大な影響を及ぼしたが、支出格差や不平等格差はあまり拡大せず、むしろ都市部
の支出中位以上の比較的裕福な階層へのダメージが大きかったという特徴をもつ。1999年に入る
と、経済危機による社会・経済指標の悪化は回復の兆しを見せ、同年8月には、危機前の1996年
2月のレベルまで貧困率は回復した。
インドネシアにおける貧困人口の分布は地域格差が大きく、1999年時点では、全人口の50%が偏
在する西部ジャワ、中部ジャワ、東部ジャワの3州に貧困人口の60%が集中する。また、貧困の
動態についてみると、慢性的貧困層の割合は都市部よりも農村部、また一時的貧困層の割合も、
都市部よりも農村部の方が若干高い。ジャワの農村では、農家数の約60%が土地無しまたは僅か
0.25ha以下の農地しか持たない小規模農家である。農家1戸あたりの水田経営規模は全国平均で
0.4haであるが、ジャワの場合は0.28haと小さい。
(2)森林の荒廃とそれらがもたらすもの
インドネシアでは1995年∼1999年の4年間に森林地帯が約690万ha減少した。これらの多く
は、生計手段を森林や非持続的農業に依存している居住民により違法伐採され、畑地化されたこ
とによると考えられる。ジャワ島においては、特に河川上流域での森林荒廃が、水資源滴養機能
低下や降雨時の土砂流出を引き起こす一因となっていると考えられる。同島に多く存在する既存
農業用ダムでは、上流域での森林荒廃に起因すると考えられる土砂流出により貯水池内の堆砂が
進行し、有効貯水量が侵されている。有効貯水量の減少は、適性な取水や乾期の潅漑用水供給に
甚大な影響を及ぼしていると考えられる。下流域では、乾期に計画通りの潅漑用水が供給されず、
水田作から豆やトウモロコシ等の畑作に作付け転換を余儀なくされ、農業収入が減少している農
家も少なくない。
また、貯水内の堆砂が設計堆砂量(死水量)を超えると、貯留効果が十分に見込めなくなること
により、安定した洪水流下への支障をきたす可能性もあり、ダムや下流域にとって非常に危険な
状況が発生することも考えられる。
(3)老朽化した既存農業用ダムの存在
ジャワ島には、オランダ統治時代に築造された農業用中・小規模ダムが多数存在する。これらの
ダムは、築造後長期間を経て、本体及び付帯施設の老朽化や貯水池内の堆砂により様々な問題を
1本パラグラフの記述はJICA「国別貧困情報(インドネシア)」および国際協力銀行「国別貧困プロファイル」を参照した。
2−1
抱える。老朽化や堆砂の進行は、堤体の安全性を低下させるばかりでなく、適性な取水システム
の妨げとなる。
一方、ジャワ島および周辺海域は環太平洋地震帯に属する地震多発地帯である。例えば2000年
以降現在までにマグニチュード6.0以上の地震が20回以上も発生している。しかし、オランダ時
代に築造された多くのダムでは、現在のような耐震設計が採用されておらず、マグニチュード7.0
を超える大規模地震が発生した場合、これらダムはダメージを受け、部分損壊や破堤といった被
害発生の可能性もある。送電線鉄塔が堤体法尻に建設されていたり、堤体直下流に農村や農地が
広がる既存農業用ダムも多数あり、最悪の場合、下流に位置する農村が破堤に伴う洪水氾濫によ
り被災、下流住民の人命、農地、農村・社会インフラに深刻な被害をもたらすことが予想できる。
2.2プロファイ調査の目的
上記背景に鑑み、ジャワ島における1)既存農業用ダム老朽化等の現状、2)イ国の森林政策およ
びダム上流域森林の現状、3)ダム下流域における農地・農村の現状を把握し、「既存ダムのリハビ
リ、耐震補強」、「森林・流域保全」等の複数防災事業を基に、上・下流域農村の生計向上に繋げ
るための我が国による技術協力の可能性を検討することを目的とした。
2.3プロファイ調査対象
調査は、①既存農業用ダム老朽化およびダム下流域潅漑施設、農地・農村の現状と、②ダム上流
域森林の現状、③イ国森林政策の3分野を対象とし、各々異なる調査団を派遣した。なお、調査
対象としたダムおよび流域は以下のとおりである。
(1)上記①の調査対象ダムおよび流域
ダ ム /取 水堰 名
流域名
所在地
築造後
施 工者
経 過 年数
1
D e l in g a n D am
S o lo (T e.血p u r an )
中 部 ジ ャ ワ州
81 年
オ ラン ダ
2
C en gk lik D am
不明
中 部 ジ ャ ワ州
73 年
オ ランダ
3
N ga nca r Da皿
J ar ak (Be l ing )
中 部 ジ ャ ワ州
58 年
オ ランダ
4
N aw ang an D am
S o lo (K edu n gnu n gk u lu)
中 部 ジ ャ ワ州
28 年
イ ン ドネ シア
5
P 1u血to on D a皿
So lo (Ba ra n )
中部 ジ ャ ワ州
76 年
オ ランダ
6
K r isak D am
S o lo
中 部 ジ ャ ワ州
61 年
オ ランダ
東 部 ジ ャ ワ州
(Kr is ak )
7
P ac a l Da皿
So lo (P ac a l)
71 年
オ ランダ
8
Pr ijet an D am
So lo (Pr ije tan )
東 部 ジ ャ ワ州
88 年
オ ランダ
9
T e logo N ge be l Dam
Je ra皿/ Ta lm n
東 部 ジ ャ ワ州
74 年
オ ラ ンダ
10
S on g Pu tr i Dam
So lo (M lat i )
中部 ジ ャ ワ州
20 年
イ ン ドネ シア
ll
J at i He adw or ks
M a d iu n
東 部 ジ ャ ワ州
不明
イ ン ドネ シ ア
所在地
築造後
(2)上記②の調査対象ダムおよび流域
ダム ′取 水堰 名
流 域名
施 工者
経過年数
1
D ar m a D a m
C i s an g g ar un g
西 部 ジ ャ ワ州
41 年
イ ン ドネ シ ア
2
Ca caba n Da皿
C ac ab an W et an
中 部 ジ ャ ワ州
45 年
イ ン ドネ シア
3
加a laha yu D a皿
K ab uyu t an
中 部 ジ ャ ワ州
63 年
オ ラ ンダ
2−2
2.4調査結果
2.4.1既存農業用ダム老朽化およびダム下流域濯漑施設、農地・農村の現状に関する調査結果
(1)既存ダムおよび取水堰現地踏査結果
調査は、現場踏査および聞き取りにより行った。既存ダムおよび取水堰の現地踏査結果は、①本
体および貯水池周辺、②本体上流域、③下流側港漑施設、④その他の4項目に分類してまとめた。
以下に現地調査結果を項目別にまとめる。
1)DelinganDam
①本体 ・貯水池周辺
・
堤頂に不等沈下
・
堤体下流側に一部ガリ侵食
・
堤体上流側コンクリー トフェース ・
スラブのジ ョイン ト開口お よび一部
② 上流域
・特に右岸側上流域
で森林伐採進行
・
貯水池周辺は耕作
③下流潅漑施設
・
堤体法尻部直下流
おける深刻な損壊
に高圧線鉄塔あり
・
埴体直下流部に集
あり
が禁止 されている
クラック
・
洪水吐側壁一部損傷
にもかかわらず、
・
洪水吐減勢池老朽化
されている。
④ その他
・
滝漑用幹線水路に
落あり
ぎりぎ りまで耕作
・
貯水池内堆砂
・
洪水吐流入部付近堆砂
・
取水可能位以上に貯水されているに
もかかわらず、漏水測定施設からの
漏水確認できず
2)Cengklik Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
埠体法尻部のToe Drain からの漏水
流速過大
・
洪水吐減勢池の老朽化
・
貯水池内堆砂
②上流域
・
特になし
③下流潅漑施設
・
特になし
④その他
・
堆砂を利用し
た貯
水池内での違法耕
作
・
潅漑面積減少
・
堆砂による左岸側取水施設の取水障
害の可能性
3)NganCar Dam
(
D本体 ・
貯水池周辺
・
貯水機能に問題 (
雨期終了後 2 ヶ
月
未満で、貯水池内はほぼ空)=石灰
岩基盤が高遠水性であるにもかかわ
らず、基礎処理に問題か?
②上流域
・
左岸側上流域で森
林伐採進行
③下流潅漑施設
・
聞き取 り調査で
は、損壊箇所多数
④その他
・
堆砂を利用した貯
水池内での遵法耕
作
・
下流側に湧水多数
・
貯水池内堆砂深刻
・
堆砂による取水口埋没の可能性
4)Ngwangan Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
貯水機能に問題 (
雨期終了後2 ヶ月
未満で、貯水池内は空)
・
貯水池内堆砂深刻
・
堆砂による取水口埋没の可能性
・
取水塔管理儒者朽化
②上流域
・
森林伐採
③下流潅漑施設
・
下流側頭首工が堆
砂により
使用不能
④その他
・
堆砂を利用した貯
水池内での違法耕
作
・
堤体底樋内部崩壊
の可能性あり
・
乾期に潅漑不能
2−3
5)Plumbon Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
堤体下流側にクラック
・
堤体下流側に一部ガリ侵食
・
底樋出口下の減勢池老朽化、損傷
・
貯水池内堆砂
②上流域
・
森林伐採
③下流潅漑施設
・
時間の制約上騰査
ぜず
④その他
・
堆砂を利用した貯
水池内での違法耕
作
・
堤体クラック発生
部位直下流にグー
ト
操作施設あり
6)Krisak Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
貯水池内堆砂深刻、取水口埋没の可
能性
・
填体下流側に不等沈下によるクラγ
ク
②上流域
・
森林伐採深刻
③下流潅漑施設
④その他
・
下流側頭首工が老
朽化
・
堆砂を利用した貯
水池内での違法耕
作
・
薩漑面積減少
③下流潅漑施設
④そゐ他
7)Pacal Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
貯水池内堆砂深刻
・
洪水吐越流部にクラック
・
洪水吐側壁損壊
・
洪水吐減勢池付近が急結
・
洪水吐下流側他山斜面崩壊
・
洪水吐横断道路橋老朽化
②上流域
・
森林伐採深刻
・
時間の制約上踏査
ぜず
・
堆砂を利用した貯
水池内での大規模
違法耕作
・
洪水吐クレストを
さ
Oc皿嵩上げする計
画がある
・
港漑面積減少
8)Prijetan Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
洪水吐嵩上げに伴い設置された堤頂
パラペット
の施工不良
②上流域
・
特になし
③下流潅漑施設
・
時間の制約上踏査
ぜず
④その他 ・
・
特になし
・
堤体下流側斜面で浸潤線突出の可能
性あり
・
取水可能位以上に貯水されているに
もかかわら
ず、漏水測定施設からの
漏水確認できず
9)Telogo Ngebel Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
貯水池への水供給源である上流側溝
漑水路の斜面崩壊深刻
②上流域
・
特になし
③下流潅漑施設
・
時間の制約上踏査
ぜず
④その他
・
特になし
・
ゲート
施設老朽化
・
ゲート
施設周辺の斜面崩壊の危険性
10)song putri Dam
①本体 ・
貯水池周辺
・
貯水池内堆砂
②上流域
・
特になし
③下流潅漑施設
・
特になし
2−4
④その他
・
下流側居住民の生
活用水取水施設が
なく、漏水観測施
設からパイプで導
水
11)Jati Headworks
①本体周辺
②沈砂池
・
堰上流に堆砂=取水障害
・
土砂吐ゲート
が 3∼4 年前より
機能せ
ず(
開閉不能)
③その他
・
排砂施設(
機械式)
が故障。 ・
港漑面積減少深刻
沈砂池における大量の堆 ・
幹線水路における堆砂も
深刻
砂をフラッシュできず
(2)潅漑面積に関する聞き取り調査結果
上記ダムおよび取水堰を水源とする潅漑地区の乾期2における水田濯漑面積について、各ダム管
理機関を通じて聞き取り調査を実施した。以下に調査結果を示す。
ダ ム/ 取 水堰 名
計 画 港 淑 面積
10 月 ∼ 12 月
最 乾期 6 月 ∼ 9 月
最乾期の
における
におけ る
計画潅概面積
漕 艇 面積
港淑 面積
に対 す る割 合
ha
h a)
h a)
(港)
1
De l ing an D am
2,4 10
1 ,8 30
9 15
38
2
C e ng k lik D am
1, 576
1 , 100
651
41
3
N g an ca r D am
63 7
25 0
0
4
N aw a ng an D a血
3 19
0
0
5
P lum bo n Da m
39 2
0
0
6
K r is ak D am
7
P a ca l Da m
8
Pr i jet an D am
874
三
…
消m ◆
≡
$,< ▼
=▼
>′
SSfi:
▼
4 25
0
不明
6, 0 00
38
4 , 50 0
不明
不明
■
3 , 938
不明
5 73
16
0
0
不明
5 ,9 00
16, 000
9
Te lo go N g eb e l Dam
10
So ng P ut r i D am
5 17
ll
J a t i H ea dw or k s
10, 462
37
調査結果より、①乾期を通じて水田濯漑用水供給が可能なダム、②最乾期のみ水田潅漑用水供給
が不可能なダム、③乾期における水田濯漑用水供給が不可能なダム、④その他(不明)に分類す
れば、次表のとおり3となる。
分類
ダ ム /取 水 堰 名
① 乾 期 を 通 じ て 水 田 港 叔 用 水 供 給 が 可 能 な ダ ム ′取
D e lin ga n 、 Ce ng k l ik 、 P a ca l、 Te lo go N g eb e l、
水堰
J at i
② 最 乾 期 の み 水 田港 概 用 水供 給 が不 可 能 な ダ ム
N ga n car 、 Kr i sak
l_ 4
3 +←
乙叩 ト お け
④ 不明
N aw an ga n 、 P lum b o n 、 S on g Pu tr i
i**r *> t fc * 'i
P r ije ta n
現地踏査時点では、雨期後2ヶ月未満しか経過していないにもかかわらず、Ngancar、Nawangan、
敗isakの各ダムは殆ど貯水されていない状況であった。聞き取り調査結果を参考にしても、乾期
におけるこれら3箇所のダムからの潅漑用水供給は極めて絶望的な状況であり、潅漑用ダムとし
て、その機能を十分に果たしていないと判断できる。
2当該地区の乾期は4月から11月、雨期は12月−3月が通常である。
3調査結果では、Plu皿bon、SongPutriの両ダムは最乾期(6月∼9月)の潅漑用水供給が不可能とのことであったが、調査団現
場踏査時点(6月半ば)では、両ダムとも港漑用水を供給していた。ただし、貯水容量は少なかった。
2−5
ドga皿Car am貯水池。雨期後2ヶ月未満しか経過
していないにもかかわらず、全く貯水されていない。
貯水池内には、堆砂を利用しての人規模な違法耕作地
が広がる。上流山腹での伐採も深刻。
甑a angan Da皿貯水池。雨期後2ヶ月末続しか経過
していないにもかかわらず.殆ど貯水されていない。
(3)Dam Safety Unitでの聞き取り調査結果
上記ダムの現場踏査後、居住・地域インフラ省の直轄機関であるDamSafetyUnitにて、現場踏
査の報告を兼ね、確認のための聞き取り調査を実施した。聞き取りにより明らかになった特筆事
項は以下に示すとおりである。
ダム 名
Delingan Dam
Cengk h k Dam
Pacal Dam
Projetan Dam
特筆事項
● 貯水位 が EL 178.00 (溝水枚) に達す ると、 ♯件下 沈- .よ り帝水あ り○
● 貯水位が満水位 に達す ると、 境体右岸■ ヤi- 水あ り○
● 堆砂 の影響で有 効貯水i が 4 1MCM か ら 25MCM まで減 少○計画潅概 面積
を確保するため に、 洪水吐ク レス トのみを 80cn の井上げす る計画が
あるが、 嘩頂部 との余藤高が過小○
● 壕 体内の浸透水位 を観測するための、 Observation 恥 1l または Open
P iezometer 設置 を切望○
Plumbon Da皿下流側埠体に発生しているクラック。 Pacal Da皿洪水吐クレスト。越流鰍こクラック発生。
最大幅5仁山、良さ5伽に及ぶ。深さは測定不能な程 滅勢池付近での斜面崩嵐クレストL流の堆砂も進行。
深い。
現場踏査および聞き取り調査を通じて、農業用既存ダムおよびその上・下流域にて発生している
問題は、既存ダムを中心とした位置関係でみると、次のとおり大別できる。
2■
既存 ダム との
問題 点
位置関係
上流域
・違法伐採 による森林減少 、荒廃
・土砂流 出の増加
・堤体 、洪水吐、取水施設等の劣化 、老朽化
・乾期 にお ける貯水能力の低下
本体お よび
・堆砂 による有効貯水量の減少
貯水池
・堆砂 による取水障害
・堆砂 を利用 した貯水池内での違法耕 作の拡大
・地震等災害時の損壊 ・破堤の危 険性
・潅漑施設の機能低下
下流域
・潅漑 面積 の減少
・堤体損壊 ・破壊時の下流農地、農村 ・社会イ ンフラの被災 リスク
参考1:Plumbon Dam堤体標準断面
(インドネシア側の資料を基に調査団作成)
参考2:DelinganDam堤体標準断面
(インドネシア側の資料を基に調査団作成)
2−7
2.4.2ダム上流域森林の現状に関する調査結果
調査は、現場踏査および聞き取りにより行った。以下に現地調査結果をまとめる。
ダム名
Da rm a D am
Ca c ab an Da m
M a lah a yu Da 皿
調査結果
・ チ レポン市 の需要な水源 であ る。
・ 上流域林業公社 が管理 してい る保安林 、生産 林地 、農 地が混在 してい
る。農 地はテ ラス化 されてい る。
・ 定期 的な植林活動が実施 されてい る。
・ 2 00 1 年 より森 林省 と林業省 の支援 を受 け、 「
住 民参加 型森 林管理」が
パ イ ロッ ト的 に実施 されてい る。
・ 現在 の ところ、上流域森林の荒廃や、それ に起因する貯水池内の堆砂
問題 等は特 に発生 していない。
・ ダムの水源 である上流域の大部分は国有林 であ るが、南西 部に一部民
有 林が広 がってお り、農地化 されてい る。
・ 貯水池周辺の森林では、19 97 年か ら 20 00 年 にかけて不法伐採 が横行
し、畑地化 された。現在は林業公社が植林 を実施 してお り、多少 は回
復 してい る。なお、植 林計画 は 20 07 年 まで策定 されてい る。
・ 2 00 2 年 か ら開始 された 「
住 民参加型森林 管理 」が上流域 国有林 で取 り
入れ られてお り、森林公社 が住民を植林事業 の労働 力 として雇用 し、
植林活動のた めの苗木 ・種 の提供や技術指導 を通 じて支援 している。
「
住民参加型森林管理」は、林業公社 を通 じて国有林 の収 益の一部が
比較的貧 しい上流域居住民に還元 され るこ ととな り、生計 向上はもと
よ り、総合的 な涜域管理を政府 と住民が一体 となって担 う理想 的な事
例 と言 える。
・ 植林 を通 じて上流域におけ る森 林の荒廃 は多少 回復 してい るものの、
貯水地 内の堆砂 は問題 であ る。
・ 他 のダムと比較す ると上流 域に民有林が多 く、市場価格 の高い良質の
樹木が多かった ことに起 因 した不法伐採が横行 していた。
・ 荒廃 した森林 では、 「
住民参加型森林管理」 の導入 、また林業公社に
よるチー ク等の植 林が実施 され 、回復 の方 向へ 向かってい る。
・ 森林公社の管理事務所 によ る 24 時 間監視 によ り、一時期盛 んであっ
た不法伐採は減少 している。
・ 荒廃 した上流域森林 に起 因す ると考 え られ る貯水池 内の堆砂 は深刻
で あ り、有効貯水量の減少 を招 いてい る。
2.4.3イ国森林政策に関する調査結果
(1)国有林地の管理主体
イ国の林地は、樹木の有無に関係なく全て国有地である。国立公園などの保護地域や保安林の一
部は林業省が直接管理しているが、生産林は林業公社および伐採権所有業者が林業省監督の下、
その管理責任を担っている。ジャワ島では、PT.Perhutaniという林業公社が保護林を除く全ての
国有林地を管理している。国有林地の管理主体を次表に示す。
2−S
利 用区分
保護林 (
Conservation Forest)
地域別
全国
管理主体
林業省森 林保護 ・自然保全総局
(
DG .Forest Protection and Nature Conservation)
保安林 (
Protection Forest)
ジャワ島
林業公社 (
PT.Perhutani)
ジャワ島以外
林業省森林保護 ・自然保 全総局
ジャワ島
林業公社 (
PT.Perhutani)
ジャワ島以外
林業公社 (
PT.Perhutani)
(
DG .Forest Protection and Nature Conservation)
生産林 (
Production Forest)
伐採権所有企業 (
払ncessionarie5)
県森林局
住 民 グループ (
住 民林業プ ログラムの下で管理 ・利用
権 を与え られ てい る。未だ少数 であ る。)
(2)林業公社による住民林業
林業公社(PT.Perhutani)は、国立公園などの保護林を除くジャワ島の全ての保安林および生産
林を管理している。林業公社として生産林からの樹木伐採、再植林、植林地管理を周辺住民に委
託して実施している他に、林業公社職員が保安林のパトロールも実施している。
住民林業に関しては、以前は、再植林地において植林後3年間のみpolowijo(豆類やトウモロ
コシなど)の作付けを許可する極めて限定的な森林利用権を、周辺住民に与えていた。しかし、
改定森林法の趣旨に沿って2001年に住民林業プログラムを改定し、生産林の維持管理に従事する
周辺住民の森林利用権および権益を拡大した。
(3)植林基金(Reforestation Fund)を使った植林及び荒廃地のリハビリ
イ国では、天然林の伐採権業者から伐採樹木1m3当たり約・10ドル∼18ド/レを徴収して「植林基
金」を作り、植林および荒廃地修復のために利用している。植林基金は林業省により管理され、
管理されていた基金の綺額は、1999/2000年における林業省年間予算の約85%を占めていた。しか
し、2001年からは資金の管理が財務省直轄の一般予算に移行され、基金の利用には財務省との折
衝が必要となっている。
植林基金を利用することのできる支援活動は以下のとおりである。
①国有林地における新規植林
②私有地における新規植林
③植林の維持管理活動
④国有林地における捕植
⑤土壌流亡防止策実施(植栽、チェックダム建設、テラス工など)
⑥森林修復活動に関わる森林保全、森林火災防止、森林境界策定、研究開発、教育・訓練
⑦植林基金の徴収および利用に係る管理活動
上記①∼⑤の活動のうち経済効率の高いものには基金からローンを供与するが、経済効率の低い
ものに対しては無償となる。
2−9
なお、イ国政府は2003年から荒廃度の高い主要流域において、植林やチェックダム建設等を含
む流域修復事業の実施を開始した。これは5年間で合計約300万haにおよぶ流域を修復しようと
する事業で、実施主体は林業省、居住・地域インフラ省、内務省をはじめ多岐にわたっている。
この流域修復事業にも、植林基金が活用されている。
2.5他援助機関の動向
世界銀行は、1994年5月∼2002年9月にかけてイ国全土を対象としたDamSafetyProjectを実
施した。このプロジェクトの主目的は、National DaD SafetyInstitution4の設立および既存ダ
ムにおける安全性の改善を通じて、ダム崩壊のリスクを軽減させることであった。具体的な事業
内容としては、①居住・地域インフラ省Dam Safety UnitおよびDam Safety Comissionへの技
術的支援、②安全性維持に係る基礎的観測計器・施設が不足しているダムへの対策事業5、③安全
性が低下しているダムの復旧対策事業であった。
このうち②、③に関しては、本プロ・ファイ調査対象としたダムの一部でも実施されているが、
いずれも小規模であり、今回の調査結果からも明らかなように、効果発現は必ずしも十分でない
と言える。
2.6問題解決のための事業案
2.6.1既存ダムリハビリ・防災事業
(1)既存ダムの補強・改修等
ダム本体や付帯構造物の老朽化および劣化、貯水池内の堆砂、大規模地震時の損壊・破堤等によ
る被災リスクを勘案し、有効貯水量の確保・回復、安全な洪水流下および防災強化を目的とした
補強・改修の実施を提案する。以下に、各ダムにおける補強・改修内容案を示す。
ダム/取水堰名
I)
elingan l)
am
Cengklik Dam
Ngancar Dam
NaYangan Da皿
・ ・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
補強 ・改修等の内容秦
上流面 コン クリー トフェイススラブの一部張替 え
下流側堤体補 強
堤頂補強
Open P iezoJneter 設 置
送電線鉄塔 周囲の堤体耐震補 強
洪水 吐側壁 部、減勢池部改修
貯水池 波漠
下流側堤 体補強 (
法尻 Toe Drain 部修 復)
洪水 吐側壁 部、減勢池部改修
貯水池汝諜
貯水池 内漏 水箇所 の特定、基礎 処理 (
ブ ランケ ッ ト敷 設な ど)
貯水池汝諜
堤体周 囲地 山にお ける Observation Well の設置
貯水池竣漠
取水塔 管理権 改修
底樋 内部修復
4 しかしながら、現時点においてNationalDa皿SafetyInstituteは設立されていない。
5安全性維持に係る埋設計器等の供与。
2−10
ダム/取水堰名
Plum bon Dam
Rrisak Dam
Pacal I)
a皿
Prijetan Da皿
Telogo Ngebel Dam
Song Putri Da皿
Jati HeadYOrks
補強 ・改修等の内容案
・ 下流側堤体補 強
・ 底樋 出 口下の減勢池改修
・
貯水池汝漠
・ Open P iezometer の設置
・
貯水池竣渓
・ 下流側堤体補 強 (
リップ ラップな ど)
・ 洪水 吐越流部 改修 (
全面改修 )
・ 洪 水吐側壁部 改修
・ 洪水 吐減勢池部 拡幅お よび地 山斜 面補 強
・
貯水池汝深
・
パ ラペ ッ ト修復
・ 下流側堤体補強 (
リップ ラップな ど)
・ Open P iezometer の設置
・
上流側水路斜面補 強
・ 老朽化 ゲー ト施設 改修
・
ゲー ト施設周辺 の斜面補強
・
貯水池汝渓
・
土砂吐ゲー ト2 門改修
・ 沈砂池排砂施設 改修 (
機械式排砂か ら通常の重力排砂へ)
・ 沈砂池没諜
(2)既存ダムの嵩上げに係る諸検討
イ国側は、堆砂が原因で有効貯水量が減少し、水田の計画潅漑面積が達成されていない現状を踏
まえ、Pacal Damの洪水吐クレストを80cm嵩上げすることを計画しているとのことであった。
しかし、現在の洪水吐越流標高ELl15.00に対して、堤体天端標高はml17.00であり、余裕高は
2.仙である。嵩上げが実施されれば、堤体天端との余裕高は僅か1.20mとなり、過小と考えられ
る。
同ダムの堆砂問題に関しては、例えば、貯水池内の波藻や上流域での流域保全による土砂流出抑
止対策が考えられる。
一方、「有効貯水量の確保・回復」という喫緊の課題に対して、ダム本体嵩上げが、暫定的とは
言え有効貯水量の早期回復に有効と判断されるならば、その可能性および効果についての水文お
よび技術的検討の実施を提案する。我が国の農業用老朽ため池を中心とした「堤体嵩上げ」に関
する豊富な経験と技術を活かすことが可能であろう。更に、既存堤体の下流側勾配が比較的急で
あることに鑑みての耐震解析の実施も提案する。
(3)貯水機能が低下しているダムに関して
現場踏査の結果、NganCar、Nawangan、Krisakの各ダムでは、雨期が終了した直後であるにも
かかわらず、殆ど貯水されていない状況であった。
特にNavanganダムでは堆砂が進行し、ダム下流側に位置する頭首工も堆砂により全く機能して
いなかった。このことは2.4.1(2)で前述したとおり、「乾期における水田潅漑面積が不可能」と
の聞き取り調査結果とも整合している。同ダム下流に居住する農民は、乾期における匹lowijo(豆
類やトウモロコシなど)への作付け転換を余儀なくされ、農業収入が減少している状態である。
このように、潅漑用ダムとしての機能が十分に発揮されていないダムに関しては、貯水機能低下
の原因を探るとともに、「撤去lや貯砂ダムへの「機能変更」等も含め、下流域の潅漑計画(特に
クロッピング・/くターンの再構築)と合わせた総合駒な再検討実務+を提案する。
2−11
2.6.2流域保全事業
現場踏査の結果、中・東部ジャワでは、ダム上流の山麓や中腹で、森林伐採後にテラス化されず
に畑作が実施されているケースがみられた(左下写真参照)。
森林伐採が進行している上流域の国有林地について
は、林業公社と居住・地域インフラ省との協調のもと、
荒廃地の再植林を継続的に実施していくことが望ま
れる。同時に、比較的緩傾斜地における畑地では三三
ス化や植栽、その他は(特に土砂流出の激しい流域で
は)再植林に加えて砂防施設や貯砂施設の建設も検討
する必要があろう。
Ⅹrisak Da皿上流の山腹ではテラス化されずに畑作が
実施されている。手前に見える耕作地は、乾期に
貯水池内の堆砂を利用して行われる違法耕作。
一方、流域内の私有地に関しては、(ア)土地利用状況の精査、(イ)住民との協議さを通じて「植
林基金」を利用しての植林・土壌流亡抑止策の計画策定業務を実施することを提案する。
2.6.3下流濯漑施設リハビリ事業
現場踏査により、潅漑施設の老朽化が明らかになったDelingan、NganCar、Krisakの各ダム下流
域およびJati取水堰の幹線水路に関して、施設改修および竣漢の実施を提言する。また、その他
ダムがかりの濯漑地区に関しても、老朽化に関するインベントリー・サーベイを実施し、必要に
応じた改修事業を提案する。
2.6.4政府職員の能力強化、水利組合の組織強化
(1)ダムおよび濯漑施設関連
特に乾期において、限られた貯水量を有効に利用するため、(ア)ダムから幹線水路への放流に
際しての最適なゲート・オペレーション、また(イ)濯漑施設のメインテナンス等に関して、管
理主体である政府側職員(特に州レベル)の能力強化、水利組合の組織強化を目的としたプログ
ラムの実施を提案する。また、既存ダムの管理に携わる政府職員を対象に、Open Piezometerま
たはObservationWell、漏水量測定ゲージ等、堤体や基礎・周辺地山の安全性を確認するための
観測計器に対する正しい知識の普及と運用に関するトレーニングプログラムの実施を提案する。
(2)森林および流域保全関連
前述のとおり、林業公社は住民林業プログラムを実施しており、プログラムには住民グループの
8例えば、県の林業部、農業部、土地所有者を交えた上で話し合い、参加型計画策定により決める。
7ダム下流側に位置する頭首工や幹線水掛こおいても、堆砂が大きな問題となっている。土砂吐ゲートが設置されていながら適
切に排砂できていない現状に鑑み、土砂吐ゲートの正しい運用も課題のひとつであろう。
2−12
生計向上を目的とした技術支援が含まれている。例えば、住民グループが生産林内から収穫した
非林産物(蜂蜜や松脂等)を加工するための技術支援がこれに当たる。
そこで、林業公社の担当職員を対象として、非林産物の加工・販売に関する適切な知識を普及さ
せるためのトレーニングプログラムを実施することにより、住民グループの生計向上に係る技術
支援をより効果的に実施することができると考えられる。なお、本トレーニングプログラムの実
施にあたっては、NGOの有効活用について検討することもー考であろう。
また、林業省および林業公社職員に対して、(ア)土壌流亡に起因する下流域における深刻な問
題に関する認識を高めること、(イ)テラス化や植栽等の土壌流亡抑止策に関する適切な知識の普
及を目的としたトレーニングプログラムの実施を提案する。
2.7調査実施への提言
我が国ODAを念頭に置いて具体的な事業実施体制を考え、以下の2ステップに分けての実施を提
言する。
ステップ1:
国際協力銀行の案件形成促進調査(SAPROF)を通じて、イ国側(特に居住・地域
インフラ省)の意向を確認するとともに、対象となるダム・流域を選定する。
特に、対象地域の農家や貧困層の生計向上に重要となる施設のリハビリ・防災、
流域保全事業を念頭に置いた選定となるよう注意が必要である。
現場踏査を基に、事業内容(リハビリの種類、流域保全、人材強化プログラム
等の内容)を確定し、概算事業費の算出を行う。また、事業内容の策定にあた
っては、世銀のDamSafetyProjectでの支援内容や実施事後評価等を踏まえた
効率的な内容となるように留意する。
ステップ2:
国際協力銀行による円借款により、ソフト分野を含んだ各事業内容の詳細検討、
詳細設計、積算、工事業者の資格審査、選定を経て事業実施へと移行する。ま
た、政府職員へのトレーニングプログラム等を随時実施していく。
本事業案は、短期的には既存農業用ダムの安全性向上および災害防止、中・長期的にはジャワ島
における既存農業用ダム上・下流域居住民の生計向上、食糧生産重要拠点であるジャワ島の食糧
生産基盤強化、食糧の安定供給確保に寄与していくものと考えられる。
2−13
第3章 ヌサテンガラ地域地下水酒養型水資源開発計画
3.1計画の背景
インドネシアの東方地域に位置する東ヌサテンガラ州(以下“NTT”と記す)は、インドネシ
アの中で降水量の少ない地域にあたり、海岸付近では、年間降水量が1,000mmを下回る。ティモ
ール島東部やスンバ島などは、石灰岩が広く分布しているため、降雨が石灰岩の空洞に浸透する
ため、乾期には河川水が枯れ、表流水の利用が困難な地域が多く、潅漑用水の不足にとどまらず、
生活用水にも窮する地域が多く見られる。ティモール島西部では、地すべりの原因となる膨潤性
粘土が広く分布しており、表流水が存在する地域においてもダムや堰などの構造物の建設が難し
いうえに、堆砂量が多いために、施設の維持管理が困難な場合もある。
東ヌサテンガラ州は、一人あたりのGRDPが200万ルピア(2002statisticalyearbookによる)
とインドネシアの中で最低であり、インドネシアの中でもっとも貧しい地域である。農業以外に
生活の糧を得る産業が限られることから、農業生産を向上して貧困を解消するため、および生活
用水を確保するためには、乏しい水資源を如何に開発して利用するかが重要な鍵である。
また、NTTでは東ティモールの独立に際して、28万人の難民が流入し、’現在でも5万7千人
がティモール島を中心に残留しており、このうちの多くはインドネシアに定住することを希望し
ている。インドネシア政府は、定住化の支援を進めているものの、元から水資源に乏しい地域に
おいて飲料水と潅漑用水を供給することがもっとも困難な課題となっている。
東ヌサテンガラ州では、1980年代に大規模農業開発のために大規模ダムによる水資源開発が検
討されたものの、近年の人口増加も相まって、社会環境や自然環境の観点から、大規模ダムによ
る開発計画の実現は非常な困難な状況である。
3.2プロファイ調査の目的
表流水の乏しい対象地域において、地中に浸透してそのまま海へ抽出している地下水を地下ダム
の建設により、地下に貯留して有効に利用することが考えられる。地下ダム、および地下での貯
水は自然環境や社会環境に与える影響が、地上ダムに比べて少ないことから、今後の開発の可能
性が残されている。通常の地上ダムと比較した地下ダムの利点として、環境面だけではなく、蒸
発散の影響がほとんどないことや堆秒間題がないことなどが挙げられるものの、次のような不利
な点も指摘されている。
a)地質条件
地下における貯水を可能とするために、貯留性(透水性)の高い地層が分布し、さらにその
下に速水性の高い基盤が存在する必要がある。このような条件にあった地質が分布する地域
は比較的限られている。
b)貯水効率
地下ダムでは、砂礫の空隙や石灰岩の空洞に貯水することとなるが、非常におおざっぱに言
って、有効貯水量は地下の貯水部分の10%ほどである。したがって、同様の規模の通常ダム
に比べて、利用できる水の量が少ない。
c)運営維持管理費
従来計画された地下ダムは、地下貯水池が受益地よりも低い地点であるために、貯水した水
を利用するためには、ポンプでくみ上げる必要があった。このため、利用料に比例したポン
プの運転費用、および施設の維持費用がかかるため、水料金が割高となる。特に発展途上国
においては、運営維持管理費をまかなうことが困難で、持続性に疑問があった。
d)建設費
3−1
地下ダムの速水壁は、地下に造られるが、この速水壁をグラウティングや連続地中壁によっ
て建設した場合、非常にコストがかかり、事業のフィージビリティーが低くなる。
以上の課題に対して、次のような解決策を考慮すると、地下ダムの実現が可能であると考える。
a)地質条件
NTTの広い地域では、地表付近に石灰岩、崖錘性堆積物、河川性堆積物などの高透水性の
地層が分布し、その基礎に亀裂の少ない火山性堆積物やボボナロ粘土と称される膨潤性が高
い粘土など難透水性の地層が分布している。各候補地点において、地質状況を確認する必要
があるものの、大略した地質状況は、地下ダムに適している。
b)貯水効率
貯水効率の低いことそのものは解消できない問題であるものの、広い貯水域を確保すること、
および、作物を米などとせず、赤タマネギなど節水潅漑が可能な作物とすることで、貯水効
率の低い点をカバーすることになる。
c)運営維持管理費
ティモール島やスンバ島は海岸平野はあまり発達しておらす、隆起珊瑚礁に覆われた台地状
の地形を呈する地域が広く見られる。このような地域に地下ダムを建設すると、受益地が貯
水池よりも低い標高に位置する。この場合、ポンプによる配水を行う必要がなく、地下貯水
池に集水パイプを設置し、これから直接重力流によって、受益池に配水することが可能とな
り、運営維持管理費を大幅に削減することができる。
d)建設費
対象地域は、著しい乾燥地域であり、1年のうちの乾期は8ヶ月から9ヶ月におよぶ。この
ため、地下の速水壁は、グラウティングや連続地中壁などによる建設ではなく、明かり掘削
で速水性基盤まで透水性層を除去して、掘削部分を転圧した粘土で埋め戻すことによって建
設する。インドネシアでは、河床部で深さ20m∼30mの掘削の実績があり、掘削単価、およ
び、盛土単価はそれぞれ200円から400円と安価であるため、通常の地上ダムとあまり相違
のない費用で地下ダムの建設が可能である。
3.3プロファイ調査対象
今回の調査に先立って、インドネシア公共事業省を通じてNTT州の公共事業部に依頼を出し、
選定された地下ダム候補地を調査対象とした。候補地域の一覧表を以下に示す。
ティモール島
番号
1
2
3
4
現地
調査
○
×
×
5
×
○
6
7
○
○
サ イ ト名
オエサオ
パ リテ ィ
ビポ ロ
河川名
ビポ ロ
モ タマ ロ
ベロ
ボキ ン
ベロ
ボキン
トウム トウ
地質
河床 堆 積 物 十石灰 質 シル ト岩
アマ ビ
ビボ キ
ア ロキ
トウム トウ
水需要
家庭用
潅漑用
300,000 人
6,000 人
5,000 人
2 ,000 h a 石 灰 岩 +ボボ ナ ロ粘 土
1,500 h a 河 床 堆 積 物 十ボボナ ロ粘 土
1,000 h a 河 床 堆 積 物 +ボボナ ロ粘 土 、 古 期 岩 盤
フローレス島
番号
現地
調査
1
2
○
3
サイ ト名
河川名
ランボ
水需要
家庭 用
潅 漑用
×
オ ライア
ル コサンビ
ベク
5,500 人
3,000 人
×
アナ コリ
アナ コリ
4,000 人
3−2
地質
1,
000 h a 河床堆積物+火山砕屑岩
650 h a 河床堆積物+火山砕屑岩
400 h a 河床堆積物十火山砕屑岩
3.4調査結果
3.4.1ベロ
(1)需要
−クパンへの家庭用水給水
クパン市の人口60万人のうち、30万人に対して、十分な家庭用水が供給されていない。
−濯漑用水給水
サイトの下流には5,000haの農耕地が広がり、このうち、2,000haは潅漑されていない。
(2)サイトの状況
一地下ダムサイトは、標高100mほどの起伏の緩やかな丘陵地に位置し、ダムサイトは雑木地と
なっており、民家や耕作地はほとんど見られない。
−サイトにはBelo川が流れているが、乾期には河床部に水たまりが見られる程度で流れはない。
−付近でのP2ATによるボーリング結果(TA O3PFM158)によると、厚さ約30mの透水性の高
い石灰岩が、透水性の低いボボナロ粘土層を被覆している。
−地下ダムの左右岸における地下の難透水基盤の高まりは、確認されていないものの、ダムサイ
トにおける集水面積は数10km2とみられる。
−ダムサイトの下流2kn∼3kmの地点で、湧水が認められる。湧水量は10L/secであり、すで
に簡易な取水施設が設けられ、その下流の約600戸に家庭用水が配水されている。
(3)評価
−ダムサイトの両袖部において、地下ダムの基盤となる難透水性基盤の高まりが確認されていな
い。両袖部での難透水性基盤の標高は、建設費に大きく影響する事柄であるため、優先して確
認すべき、技術的課題である。
−クパンの家庭用水の不足量はとても大きいため、単独の給水スキームによって不足を補うこと
は現実的ではない。したがって、技術的に可能な限り、多くの水を確保することが求められる。
−ダムサイトの標高は、受益地の標高に比較して高いために、重力流下で配水が可能である。
−地下ダムの建設のためには、石灰岩を掘削して難透水性材料を設置する必要があるが、石灰岩
の掘削はコストが掛かる。概算すると、土質材の掘削費はおよそ15,000Rp./cu.mであるが、
岩掘削費はおよそ40,000Rp./cu.mである。仮に、掘削量を500,000cu.mとした場合、土質
材では掘削費が75億Rp.、岩では掘削費が200億Rp.となる。
3−3
3.4.2 オエサオ
(1)水需要
家庭用水
およそ5,000人の住民への家庭用水の供給が不足している。地下ダムサイトは標高の低い地点
位置しているため、受益地に重力流で配水することは困難であるとみられる。
潅漑用水
潅漑されていない農耕地は、下流側に数100ha、上流側(貯水域)に約100ha存在する。
(2)サイトの状況
−ダムサイトは、小規模な河川であるAmabi川沿いに位置し、サイトの標高は約20mである。
−ダムサイトの両岸は、緩やかな丘陵であり、雑木地となっている。
一既往のボーリング結果によると、河床部には、厚さ10mほどのシルト・砂・磯からなる河床
堆積物が分布する。
一基盤はボボナロ粘土からなる。ただし、既往の地質図ではノエレ層のシルト岩が分布するとな
っている。
−集水域は約10血2である。
(3)評価
一基盤は、透水性の小さいボボナロ粘土からなる。ただし、地下ダムのアバットとなるべき、両
岸部の基盤の高まりを確認する必要がある。
−被覆層である河床堆積物は、透水性が高く、良好な貯水層となるものの、その広がりや厚さが
限られているとみられるため、貯水量は限られるとみられる。
−ダムサイトと受益地との標高差が小さいため、配水のためにポンプによる揚水が必要になると
みられる。
一受益地の一部には、地下水潅漑施設が導入されている。飲料水を含めた水の需要が明らかでな
いために、これを明らかにする必要がある。
3−4
3.4.3ポキン
(1)水需要
一家庭用水
乾期において、飲料水の確保が困難な住民は6,200人ほどである。多くの家庭では、とくに婦
女子が毎日、ポリタンクなどを使って長距離(2km以上)の水汲みを強いられている。
一席漑用水
堰、水路などの潅漑施設が昨年建設されたものの、激しい堆砂のために一雨期で堰が完全に砂
礫に埋まり、濯漑施設が全く機能していない。農地の整備が進みつつあった約1,500haの潅
漑地域に潅漑用水が供給できなく、事業が中断している。
(2)サイトの状況
−サイトはBoking川の下流部に位置する埋没した堰地点に地下ダムを建設して、河床堆積物中
の地下水を貯留して利用する計画であり、サイトの標高は40mほどである。
−集水面積は、約40km2であり、集水域では地すべりや崩壊が頻発して、土砂の流出が著しい。
一砂礫を主体とする河床堆積物が、厚さ約10m、幅約150m分布し、良好な貯水層を形成して
いる。貯水容量は、砂礫層の堆積の10%であると想定した場合、約200,000m3である。
一河床堆積物の下に分布するボボナロ粘土は、様々な大きさの石灰岩ブロックを含むものの、難
透水性の基盤であるとみられる。ボボナロ粘土は、河床脇に露出している
/南
(3)評価
.濯漑用水、飲料水ともに、需要は大きいと判断される。
−サイトは狭窄部となっており、良好な地形である。基礎は、難透水性のボボナロ粘土とそれ
を被覆する高透水性の河床堆積物からなるため、良好な地質状況にあるとみられる。
−サイトの標高は40mほどで、受益地の標高は10m程であるため、重力流による配水が可能
であるとみられる。
−既設潅漑用水路の多くの区間が、地下ダムからの配水のために利用可能であるとみられる。
−仮に地下ダムの貯水量が需要に満たない場合は、ダムの嵩上げを行い、貯水容量を増し、需
要を補うことが可能である。
3−5
3.4.4トウムトウ
(1)水需要
一家庭用水
乾期において、飲料水の確保が困難な住民は5,000人ほどである。多くの家庭では、とくに婦
女子が毎日、ポリタンクなどを使って長距離(2km以上)の水汲みを強いられている。
一潅漑用水
Tumutu川の下流部に広がる扇状地では、地下水位が深い(およそ30m)ため、潅漑用水の確
保が困難で、耕作は天水が利用できる雨期に限られている。
(2)サイトの状況
一地下ダムサイト候補地は、標高70mから110mのTumutu川の下流部に位置する。
−集水面積は、100kmZを越えるとみられ、集水域は著しい地すべり崩壊地域で、堆砂が非常
に多い。
−砂礫を主とする河床堆積物は、厚さ30m、幅150mほどであり、この堆積物は高透水性で、
良好な貯水層であるとみられる。貯水容量は、砂礫層の堆積の10%であると想定した場合、
約600,000m3である。
−河床堆積物に被覆される基盤岩は、ボボナロ粘土と古期岩盤であり、いずれも難透水性であ
る。これらの基盤岩は、河床の脇に露出している。
−河床沿いに断層が存在すると想定され、この断層に沿って、高透水性の基盤する、または、
厚い河床堆積物が分布する可能性がある。
ノ甫
推定断層
(3)評価
一潅漑用水、飲料水ともに、需要は大きいと判断される。
一基盤岩であるボボナロ粘土(左岸部)、古期岩盤(右岸部)は、難透水性であるとみられる。
断層が河床部に分布する場合は、この断層沿いに漏水が生じることが危慎される。
−河床堆積物は、砂礫を主体で、透水性が高いと想定されるため、良好な地下水貯水層とみら
れる。
一想定される地下ダムサイトは、標高が50m以上であるとみられるため、重力流による配水
が可能であるとみられる。
3−6
3.4.5 オライア
(1)需要
一家庭用水給水
オライアの集落の人口5,500人の多くは、乾期の水不足のため、長距離におよぶ水汲みを強い
られている。
一潅漑用水給水
サイトの下流の1,000haの農耕地は、潅漑されていない。雨期の天水に頼った農業が営まれ
ている。
(2)サイトの状況
一地下ダムサイトは、ランボ川の中流域にあたる。ランボ川は、オライア集落を流れる河川であ
るが、乾期には表流水は流れない。
−ダムサイトは集落から2k山ほど上流の扇状地の始点付近に位置する。扇状地の傾斜は緩いた
め、重力流による配水のためには、比較的長い配水パイプを埋設する必要があるとみられる。
一ダムサイトの両岸には、亀裂の少ない火山砕屑岩が露出しており、不透水性の基盤の深度は
20mほどと推定される。
一貯水層は、河床堆積物であるが、ややシルト・粘土分が多いと見られるため、貯水量は比較的
少ないと想定される。
(3)評価
一現地を訪れた際の印象であるが、川には水がなく、雨期の潅漑のために造られた堰なども十
分に機能する状態ではなく、水不足が深刻である。潅漑用水、飲料水ともに、需要は大きい
と判断される。
−サイトは比較的広いが、両岸には基盤が認められ、地形的に問題はない。難透水性の火山性
砕屑岩とそれを被覆する河床堆積物からなるが、河床堆積物に細粒分が多いため、貯水効率
は悪いと想定される。
−サイトの標高は60mほどで、受益地の標高は10m程であるため、重力流による配水が可能
であるとみられるものの、傾斜が緩いために、比較的長い配水パイプを敷設する必要があろ
う。
一仮に地下ダムの貯水量が需要に満たない場合は、ダムの嵩上げを行い、貯水容量を増し、需
要を補うことが可能である。
3−7
3.5他援助機関の動向
U肺Pは、東ティモール難民支援のために、住宅建設等の支援を続けているものの、水渡の確保
については、手堀り井戸の建設が支援プログラムに加えられている場合がある。しかし、手堀り
井戸の多くは乾期に水位が下がり、井戸が枯れたり、水質が悪化する。また、塩分濃度が高く引
用に向かない場合などが見られる。このため、NNT州公共事業部では、最低限の保障として、
ml日1人あたり、5リットルの給水を給水車によって行っているが、財政負担が大きい。
UNDPは、2004年からティモール島の危険度が下がったことを受けて、外国人スタッフも戻り、
支援を進めている。UNDPのティモール島代表者によると、東ティモールの難民支援では日本が大
きな役割を果たしてきたので、今後、給水に関しても日本の支援を期待したいと述べている。
3.6問題解決のための事業案
a)基本検討:主に地形条件と水不足状況を基に、事業実施候補地一覧(ロングリスト;数10
ケ所)を作成した後、水系毎の生活用水と農業用水の需要を把握するとともに、地形・地質・
水文・気象などの自然条件と社会条件の概要を把握して地下水開発可能性を明らかにして、
有望候補地一覧(ショートリスト;数ヶ所)を作成する。
b)概略検討:有望候補地において、需要予測、開発可能量、貯留可能量、潅漑計画、給水計画、
基本設計、費用算出、環境影響などの概要を把握して、最有望候補地(1,2ケ所)を選定す
る。
c)詳細検討:最有望候補地において、需要、社会条件、自然条件などについて詳細調査を行い、
環境影響評価、潅漑・給水計画を策定し、施設設計・積算、維持管理計画を策定する。
3.7調査実施への捷言
対象地域において、地下ダムによる水源開発が検討されたことは今回が初めてである。このため、
地下ダム建設の適性を計るための地質状況や水理地質状況については、情報の蓄積がない。これ
らの情報を広範に収集して、既存の水需要に関わる資料とともに、地下ダム建設の適地を選定す
る作業が必要と考えられる。この選定作業とそれに続く実施(建設)作業をインドネシア側とと
もに行うことによる技術移転も重要な事柄である。したがって、調査は公共事業省水資源総局の
堆規模構造物担当課と州政府の公共事業部とともに行うことが望まれる。
上述の事業内容から、本調査は技術協力として進めることが推奨される。具体的には刀CA開発
調査として実施することが推奨される。
なお、調査範囲は、今回調査を実施したティモール島とフローレス島に加えて、石灰岩が広く分
布するために水資源の開発が遅れているスンバ島やその周辺の島々も加えることも必要と考えら
れる。
3_8
添付資料
表1現場踏査対象水源施設
香
流
水 源 施 設 名
域 名
集
早
ダ ム 型 式
水
面 積
堤
高
堤 体 積
貯 水 寄 量
(X I , 0 0 0 m 3)
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淋毒淋華⊥
地下ダム概念図
淋毒塘輩−N
添付資料−3
調 査 行 程
1. 「ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生活向上計画」における流域
保全計画にかかる調査:5月18日∼6月1日(15日間)
2
5/18 (
火)
5/19 (
水)
3
5/20 (
木)
4
5/2 1(
金)
5
5/22 (
土)
6
5/23 (日)
7
5/24 (
月)
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・成 田発
ジ ャカ ル タ着
ジャカルタ
日本 政 府 関連 機 関 へ の調 査 概 要 説 明 ・イ ンタ ビュー
ジャカルタ
・居 住 地 域 イ ン フ ラ省 /森 林 省 J ICA 専 門家
・在 イ ン ドネ シア JBIC
・イ ン ドネ シア 政 府 国家 開発 企 画 庁 ア ドバ イザ ー
森林・
農 業 ・ダ ム関 連 情 報 ・資料 収 集
現 地調 査 行 程 の 検討
森 林 省 J ICA 専 門 家 事 務 所 :森 林 法 制 度 、 リハ ビ リ優
先流 域 に係 るイ ン タ ビ ュー 、資 料 収 集
ジャカルタ
ボ ゴー ル 大 学 林 学 部 ‥森 林 政 策 、森 林 管 理 組 織 体 制
に係 るイ ン タ ビ ュー
移動
(ジ ャカ ル タ→ バ ン ドクン)
ジャカルタ
バ ン ドウン水 資 源 開 発 局 :ダ ル マ ダ ム の 管 理 状 況 ・
問題 点 に係 るイ ン タ ビュー ・資 料 収 集
8
5/25 (
火)
ダル マ ダ ム管 理 事 務 所 :現 況 ・間圧 点 に係 るイ ン タ
ビュー 及 び現 地踏 査
林 業 公 社 クニ ンガ ン事 務 所 :林 業 公 社 の活 動 、住 民
参加 型森 林 管理 (
PHBM )に係 るイ ン タ ビュー
森 林 省 クニ ンガ ン事 務 所 :森 林 省 の役 割 、 活動 に 係
9
5/26 (
水)
るイ ン タ ビュ ー
スマ ラ ン水 資源 管理 事務 所 (
PSDA ):中部 ジ ャ ワ にお
け る優 先 リハ ビ リ流 域 、 実施 体 制 に係 るイ ン タ ビュ
ジャカルタ
バ ン ド ウ ン/西 部
ジャワ
クニ ン ガ ン/西 部
ジャワ
ス マ ラ ン /中 部 ジ
ヤワ
ス ラカ ル タ (
ソロ)/
中部 ジ ャ ワ
林 業 公社 ス マ ラ ン事 務 所 :林 業 公 社 の 管轄 、植 林 面
積 、流 域 の 現 況 に係 る イ ン タ ビュー 、 地 図 ・統計 資
10
5/2 7 (
木)
11
5/28 (
金)
料 の収集
林 業 公 社 ス ラ カ ル タ事 務 所 :住 民 参 加 型 森 林 管 理
(
PHBM )の 実施 状 況 に係 る イ ン タ ビュ ー 、 ウオ ノギ リ
ダ ム上 流域 松 ヤ ニ採 取林 の 現 地 踏 査
べ マ ラ ン林 業公 社 事 務 所 :チ ャチ ャバ ンダ ム 上 流 域
現 況 、 経 営 状 況 に係 る イ ンタ ビ ュー 、 チ ャ チ ャバ ン
ダ ム現 地踏 査
林 業公 社 バ ラプ ラ ン事 務 所 :マ ラハ イ ユ ダ ム 上流 域
ペ カ ロ ン ガ ン /中
部ジ ャワ
チ レ ポ ン /西 部 ジ
ヤワ
の現 況及 び PHBM に係 る イ ン タ ビ ュー 、マ ラハ イ ユ ダ
ム現 地 踏査 、 生計 向 上事 業 (
陶 器 工房 ) 見 学
12
5/29 (
土)
移動
(
チ レポ ン ー ジ ャ カ ル タ)
現 地 調 査 の情 報 整 理
13
5/30 (日)
5/3 1 (
月)
現 地 調 査 の情 報 整 理
森 林省 :PHBM 、植 林 資 金 、社 会 林 業 の普 及 に 関す る
6/01 (
火)
イ ン タ ビュー 、統 計 資料 の 収集
地 域 居 住 イ ンフ ラ省 :イ ンタ ビ ュー 、 ダ ム リハ ビ リ
関連 資 料 の収 集
地 域 居 住 イ ン フ ラ省 JIC A 専 門 家 (
水 資源 担 当):調
査 結 果 の概 要 説 明
ジ ャカル タ発
成 田着
14
15
A − 3
ジャ カル タ
ジャ カル タ
機 中泊
ー
添付資料−3
2. 「ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生活向上計画」における農地
防災・リハビリ計画にかかる調査、および「ヌサテンガラ地域地下水滴養型水資源開発計
画」にかかる調査:6月16日∼7月1日(17日間)
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1
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水)
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6/18 (
金)
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6/19 (
土)
5
6/20 (日)
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空 路 :成 田発
ジャカル タ
居 住 地 域 イ ン フ ラ省 訪 問 、 情 報収 集
居 住 地 域 イ ン フ ラ省 JICA 専 門家 訪 問 、 情 報 収集
ソ ロ川 流域 開発 プ ロ ジ ェ ク ト訪 問 、情 報 収 集
現地踏査 (
既 存 ダ ム調 査 )
ジャカル タ
現地踏査 (
既 存ダム調査)
現地踏査 (
既 存 ダ ム調 査 )
ソロ/中部 ジャ ワ
ス ラ バ ヤ /東 部 ジ
陸 路 :ソ ロ→ ジ ョ ク ジ ャカ ル タ
空 路 :ジ ョク ジ ャカ ル タ→ ス ラバ ヤ
プ ラ ン タス川 流域 開発 事 務 所訪 問 、情 報 収 集
東 部 ジャ ワ ・テ ィモ ー ル 地域 開発 事 務 所 訪 問 、 情 報
収集
現地踏査 (
既 存 ダ ム調 査 )
ソ ロ川 流 域 潅 漑 開発 事務 所訪 問 、情 報 収 集
現 地踏 査 (
既 存 ダ ム調 査 )
ヤワ
ソロ/中部 ジ ャワ
6
6/2 1 (
月)
7
6/22 (
火)
8
6/23 (
水)
9
6/24 (
木)
10
6 /25 (
金)
11
6 /26 (土)
12
6/27 (日)
13
6/28 (
月)
14
6 /29 (
火)
陸 路 :エ ンデ → マ ウメ レ
P 2AT 事 務 所 にて 資 料 収 集
陸 路 :マ ウメ レ→ デ ンバ サ ール → ジ ャカ ル タ
ジ ャカ ル タ
15
6/30 (
水)
機 中泊
16
7 /1 (
木)
居 住 地域 イ ン フ ラ省 JICA 専 門家 に報 告
ジ ャカル タ発
成 田着
PSAWA マデ ィ ウム事 務所 訪 問 、情 報 収 集
現 地踏 査 (
既 存 ダ ム調 査 )
空 路 :ス ラバ ヤー
→ジ ャ カ ル タ
イ ン ドネ シ ア ・ダ ム安 全 委 員 会 訪 問、 情 報 収 集
居 住 地域 イ ン フ ラ省
水 資源 総 局 長 表 敬 、 情 報 収 集
J ICA イ ン ドネ シア 事 務 所 表 敬 、 情報 収 集
空 路 :ジ ャ カル タ→ デ ンバ サー ル
空 路 :デ ンバ サ ー ル→ クパ ン
.
sub−D INAS NTT 事 務 所 訪 問 、情 報 収集
現 地踏 査 (
地 下 ダ ム候 補 地調 査 )
現 地踏 査 (
地 下 ダ ム候 補 地調 査 )
空 路 :クパ ン→ マ ウメ レ
P2AT 事 務 所 訪 問 、情 報 収 集
陸 路 :マ ウメ レ→ ム バ イ
現 地踏 査 (
地 下 ダ ム候 補 地調 査 )
陸 路 :ムバ イ → エ ンデ
A − 4
ポ ジ ョネ ゴロ/東 部
ジャワ
マ デ ィ ウ ム/東 部
ジャワ
ジャカル タ
デ ン バ サ ー ル /バ
リ島
ソエ /酉 テ ィモ ー
ル
クパ ン/西 テ ィモ
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ム バ イ /フ ロ ー レ
ス島
エ ンデ /フ ロー レス
島
添付資料−4
面談者リスト
1. 「ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生活向上計画」における
流域保全計画に係る調査
(1)在インドネシアJBIC事務所(ジャカルタ)
1)山村繁駐在員
(2) JICA専門家(ジャカルタ)
1)浅田務専門家(居住地域インフラ省/澄渡計画)
2)前田俊一専門家(居住地域インフラ省/水資源)
3)中田弘専門家(森林省森林セクター開発戦略)
(3) 国家開発企画庁(BAPPEDAS)
1)伊藤太幹(アド/iイザ-/経済協力担当)
(4) 居住地域インフラ省バンドン水資源開発局事務所
1) Dadang Sudrajat (Programming Division)
2) Dedi Abidin (Head of Administration)
3) Iman Sulaiman (Head of Data & Information Section)
4) suwardi Suryadiningrat (Head of Programming Division)
5) Hedi Mulyadi (Head of Operation & Maintenance Section)
(5) ダルマダム水資源管理事務所(PSDA-PPOP)
1) Dadan
2) Taleno (Staff Operation & Maintenance in Darma Dam)
3) Kus (Staff O&M in Darma Dam)
(6)林業公社クニンガン事務所(KPH)
1) Komarudin (Field Supervision)
2) Elan (Head of Field Supervision)
(7) 中部ジャワ州クニンガン県林業局事務所
1) Dudi Usmadi (Staff in Guidance Division)
2) Budiana (Head of Guidance Division)
3) Bunbun Budhiyasa (Head of Programming Division)
(8)水資源総局スマラン事務所
1) M. Nidhon Azhari (Head of Water Resource Agency)
2) Ketut Arsa I.ff (Head of Programming Section)
3) suhada (Head of Coorperation Between Institution Section:
4) Djumono
A − 5
添付資料−4
(9) 林業公社セマラン事務所(KPH)
1) Toni Kuspuja (Head of Production Subsection)
2) Joko Gunawan (Head of Forest Area Development Subsection)
(10) 林業公社スラカルタ事務所(KPH)
1) Suwarsono (Head of Administrator)
2) soegoro (Deputy Head of Administrator)
3) prihadi Agrestiwo (Staff Perhutani Solo)
4) Moedjono (Perhutani Field Assistance in Wonogiri)
(ll) 林業公社ペマラン事務所(KPH)
1) suripto (Head of A血inistrator)
2) Herta Pari (Deputy of Administrator)
3) umar Setiyono (Perhutani Field Assistance)
(12)林業公社バラプラン事務所
1) slamet Wibowo (Head of Administrator)
2) Ruk皿an Supriyatna (Deputy of Administrator)
3) suprapdi (Perhutani Field Assistance)
(13)ボゴール農科大学 林学部
1) Lilik Budi Prasetyo
2) Hendrayanto
3) Hariadi K.
(14)森林省
1) Ngaloken Ginting (Senior Researcher, Forest and Nature Conservation Research
& Development Center)
2) Harry Santoso (Director of Watershed Management and land Rehabilitation)
3) saeful Rachman (Head of Sub-Directorate of Watershed Management)
4) Bambang Soepijanto (Forestry Information Center)
2. 「ジャワ島複合農林防災事業による流域保全および総合農村生活向上計画」における
農地防災・リハビリ計画にかかる調査、および「ヌサテンガラ地域地下水滴養型水資
源開発計画」に係る調査
(1)在インドネシアJICA事務所(ジャカルタ)
1)中曽根償良駐在員
(2)JICA専門家(ジャカルタ)
1)浅田務専門家(居住地域インフラ省/潅漑計画)
2)前田俊一専門家(居住地域インフラ省/水資源)
A − 6
添付資料−4
(3)居住地域インフラ省
1) Basuki Hadimoeljono (Director General of Water Resources)
2) Hari Suprayogi (Chief of Subdit of Eastern Region-I)
3) Krisno Danar (Chief of Groundwater, Irrigation, Swamp & Coastal Development)
4) sudarto (Chief of Subdit of Central Region-II)
(4)居住・地域インフラ省プンガワン・ソロ開発事務所
1) widiardjo (Assistant for General Planning)
2) Bambang Nurhadi (Assistant for Technical Planning)
(5) 居住・地域インフラ省プランタス河流域開発事務所
1) Imam Agus Nugroho (Project Manager)
2) Yudiyono
(6)居住・地域インフラ省東部ジャワ州事務所
1) Hartoyo (Head of Public Work Provincial Office)
2) Prianto Utomo
3) Setyo Budi Utomo
(7) ポジョネゴロ水資源開発事務所
1) ffachid (Head of Office)
(8)東部ジャワ州マディウン水資源管理事務所
1) Bambang Supriadi (Head of Office)
2) Hartoyo (Head of General A血inistration Office)
3) Mustofa, ST (Staff)
(9)居住・地域インフラ省ダム安全ユニット
1) pudjihastowo (Expert)
(10)東ヌサテンガラ州psDA事務所
1) obet Sabetu (Head of subrDinas PSDA of Irrigation department)
2) Klaping (Sub-project Manager of Ground Water Development Project (P2AT -NTT)
3) Hauteas (Assistant for lmplementation Guidance of P2AT-NTT)
4) John Nabu (Staff)
5) Haoi Suwits (Staff)
(ll)東ヌサテンガラ州P2AT事務所
1) Asdin Julaidy (Project Manager)
2) Nuvra Videlis (Chief of Office)
A − 7
添付資料−5
調査員名並びに経歴
佐々木昭彦
1960年3月10日生
1983年3月
帯広畜産大学畜産学部畜産環境学科卒業
1983年4月
日本工営株式会社入社
現在に至る
矢野賢治
1959年10月30日生
1983年3月
信州大学理学部地質学科卒業
1986年3月
信州大学大学院理学研究科地質学科修了
1986年4月
日本工営株式会社入社
現在に至る
馬場亜樹
1976年4月29日生
1999年3月
九州大学農学部林学科卒業
2001年3月
東京大学農学生命科学研究科農学国際専攻修了
2001年4月
日本工営株式会社入社
現在に至る
森山索
1969年1月11日生
1992年3月
東京農業大学農学部農業工学科卒業
1992年4月
日本工営株式会社入社
現在に至る
外薗将紀
1975年3月3日生
1997年3月
九州大学農学部農業工学科卒業
1999年3月
九州大学大学院農学研究科農業工学科修了
1999年4月
日本工営株式会社入社
現在に至る
A − 8
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